JP2006522541A - デジタル増幅器 - Google Patents
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Abstract
最近、D級オーディオ増幅器の使用がより一層広まっている。一般に使用されているAB級のリニア増幅技術とは対照的に、D級増幅器は、効率の改善を可能にする。しかし、D級増幅器の原理は、その歪特性が悪いことで知られる。本発明によれば、オーディオ信号をパワー出力に変換するための、少なくとも1対のスイッチを有したブリッジ回路6に供給される電源電圧中の電圧リップルを抑制するためのリップル抑制回路16を含む、デジタル増幅器18が提供される。リップル抑制回路16は、ブリッジ回路6中のスイッチに供給される電源電圧中の、デジタル増幅器18の出力信号中の歪の大部分を引き起こすことが判明しているリップルを抑制する。
Description
本発明は、デジタル信号をパワー出力に直接変換するデジタル増幅器の分野に関する。より詳しくは、本発明は、リップルおよびノイズを有した電源によって給電される、そのようなデジタル増幅器に関する。詳細には、本発明は、オーディオ信号をパワー出力に変換するためのデジタル増幅器と、リップル抑制回路およびリップルを抑制するための方法とに関する。
いくつかのタイプのパワー増幅器の出力段が開発されてきた。便利よく、それらは、例えばA級増幅器、B級増幅器およびC級増幅器とに分類される。より最近では、D級増幅器が出現した。A、B、ABおよびD級は、低周波のオーディオ設計で共通であり、サーボ・モータ駆動およびRF増幅など他の領域において、いくつかの用途を有する。C級、E級およびFタイプは、通常RF用途のみで使用される。
ここ数年、殊にD級増幅器は、一般に使用されるAB級のリニア増幅技術とは対照的に効率が急激に改良されたため、ますます普及してきた。D級増幅器は、Carsten Nielsenによる「High Fidelity PWM based Amplifier Concept for Active Speaker System with a very low Energy Consumption」(100th AES Convention、Copenhagen、1996年5月、pre−print 4259)に全体的に記述されており、これは、参照により本明細書に組み込まれる。
D級増幅器の開発には、増幅器の効率を向上させる努力が表れている。スイッチング・レギュレータのスキームと同様に、D級増幅器は、より高い周波数の矩形波を用いてオーディオ入力信号をパルス幅変調し、したがってオーディオ信号の情報が、変調信号のパルス幅の変動になる。この変調信号は、通常Hブリッジと呼ばれる一式のハーフ・ブリッジのスイッチに送られ、各Hブリッジは、2つのパワーMOSFETから構成される。AまたはB級構造の場合と違い、増幅器負荷またはラウドスピーカが、出力部からグランドの間でなくて、ブリッジのレッグ間に配置される。この構成によって、増幅器は、二極式電源を必要とせず、または出力中にDCオフセットを導入せず、20Hzまでの低い低周波信号を再生することが可能になる。
より一層普及したにもかかわらず、D級オーディオ増幅器は、歪特性が不十分であることで知られる。変調出力をフィルタリングして、高周波信号を除去し、入力信号を増幅して回復する試みがなされた。二極バターワース・フィルタ、二極チェビシェフ・フィルタまたは二極ベッセル・フィルタなどのフィルタ構成が、満足する結果をもたらしていない、またはかなりの努力およびコストを費やした、いずれかであると知られている。
本発明の目的は、デジタル増幅器中の歪を減少することである。
用語、「デジタル増幅器」は、本明細書で使用するとき、パワー出力に直接変換する増幅器に適用される。
用語、「デジタル増幅器」は、本明細書で使用するとき、パワー出力に直接変換する増幅器に適用される。
本発明の例示的実施形態によれば、上記の目的は、電源ポートと、少なくとも1対のスイッチを有したブリッジ回路と、リップル抑制回路とを含む、オーディオ信号をパワー出力に変換するためのデジタル増幅器を使用して、解決することができる。リップル抑制回路は、少なくとも1対のスイッチを有したブリッジ回路に電圧供給ポートを介して給電される電源電圧中の、電圧リップルを抑制するように構成され、そのように適応する。リップル抑制回路は、電源ポートとブリッジ回路の間に配置される。
本発明の一側面によれば、デジタル増幅器の歪のかなりの部分が、デジタル増幅器の電源電圧中のリップルによって引き起こされることが判明している。この点で、この出願に関して、用語、「リップル」は、100Hzのリップルまたはその種の他のものなどに限定されず、障害、不要な波動性および出力信号の20kHzのバンド幅内のリップルを称するものと留意すべきである。用語、「抑制」は、すべての補償または等化を含む。殊にD級増幅器の場合、正帰還のD級増幅器中の重大な歪源の1つは、負荷電流が変化するため生じる電圧降下によって引き起こされる、D級増幅器のフル・ブリッジにおける電源電圧のリップルであることが、判明している。
したがって、本発明によるリップル抑制回路を使用して、デジタル増幅器中の歪は、著しく減少することができる。このため、本発明の上記の例示的実施形態によるデジタル増幅器は、どのような帰還もなく、一方確実に全高調波歪指数が改善された完全にデジタルのオーディオ増幅器のために、使用することができる。言い換えると、本発明によるデジタル増幅器を使用した、開ループを有してもよく一方歪が減少された、デジタル・スイッチング増幅器が提供される。
請求項2中で述べたように本発明の例示的実施形態によれば、リップル抑制回路は、出力電圧の変動を可能にする、リニアに制御される電圧コントローラを含む。有利にも、そのリニア制御によって、電源電圧が最小のリップルを有することを保証され、したがって歪が低減された出力信号を得る。有利にも、リニアに制御される電圧コントローラによって、可変電圧電源(VV)が、追加のコストなしで実現され得る。可変電圧電源によって、スイッチング増幅器中の空転損失の飛躍的な低減が可能になる。さらに、有利にも、電磁干渉(EMI)が、通常動作中に低減され得る。
請求項3中で述べたように本発明の他の例示的実施形態によれば、制御される電圧コントローラの前に粗い電源電圧設定を適用する、デジタル増幅器が提供される。粗い電源電圧の調整のためだけで、安価な不正確でさえある電源が、増幅器出力において歪の低減を達成しながら、デジタル増幅器と組み合わせて使用することができる。したがって、例えばバッテリを電源として使用してもよい。
請求項4中で述べたように本発明の他の例示的実施形態によれば、リップル抑制回路が、例えばD級増幅器のブリッジ構成による1対のトランジスタの一方のトランジスタをこのトランジスタのリニア領域中で駆動するように構成された、デジタル増幅器が提供される。有利にも、本発明のこの例示的実施形態によれば、パワー段の内部の電圧降下が、銅配線部および半導体パッケージ中の損失を含め、可能な電圧降下をすべて考慮することによって、補償される。有利にも、本発明のこの例示的実施形態によれば、電源の制御が不十分、または出力キャパシタンスが小さいため生じる電圧降下も、補償されることになる。さらに、有利にも、出力電圧の安定性に関する電源への要求が削減されるので、著しいコスト低減のチャンスが得られる。
請求項5、6および7では、有利にも、コストを低く維持しながら、デジタル増幅器の電源電圧中のリップルを減少するまたは完全に補償することによって、デジタル増幅器の出力信号中の歪の低減を可能にする、本発明の他の例示的実施形態が提供される。
請求項8中で述べたように本発明の他の例示的実施形態によれば、本発明によるデジタル増幅器システムが、モジュールまたは集積回路中に集積化される。これによって、有利にも、歪を低減しながら最小寸法を有したデジタル増幅器の提供が可能になる。さらに、有利にも、これによって、増幅器段および補償回路が1チップ上に提供される。
請求項10中で述べたように本発明の他の例示的実施形態によれば、デジタル増幅器は、D級増幅器であり、Hブリッジを有することが好ましく、リップル抑制回路の補償マージンが、増幅器の出力パワーに適応する。
本発明の他の例示的実施形態が、請求項10中で述べられており、電源とD級増幅器のHブリッジの間に接続することができるリニアに制御される電圧コントローラを含む、電源とD級増幅器の間を接続するためのリップル抑制回路が提供される。有利にも、電源の出力電圧の電圧安定性に対する要求を削減し、電源のコストを低減しながら、本発明のこの例示的実施形態によるリップル抑制回路は、D級増幅器の出力信号中の歪の低減を可能にする。
請求項11中で述べたように本発明の他の例示的実施形態によれば、D級増幅器の少なくとも1対のトランジスタの一方のトランジスタを、このトランジスタのリニア領域中で動作させ、この増幅器の出力信号中の歪の低減を可能にする、リップル抑制回路が提供される。
請求項12および13において、D級増幅器の電源中のリップルを抑制し、それによって歪が減少した状態でD級増幅器の動作を可能にするための方法の例示的実施形態が提供される。
デジタル増幅器への電源電圧上のリップルを補償し、これらのデジタル増幅器の出力信号中の歪を低減させることが、本発明の例示的実施形態の要旨であるものとして見なしてよい。殊に、デジタル増幅器へ、特に例えばD級増幅器のHブリッジへの供給ライン中に、リップル削除モジュールまたはリニア・レギュレータを設けることによって、増幅器の出力信号中の歪の減少が可能になる。さらに、リニアに制御されるようなスイッチング・ハーフ・ブリッジのトランジスタの制御によって、出力信号の改善が可能になる。
本発明のこれらおよび他の側面が、明らかであり、本明細書に以降述べられた実施形態を参照し、以下の図面を参照すると明らかにされる。
以下に、本発明の例示的実施形態を、図を参照して述べる。図1、2、3、4、5および6に示したデジタル増幅器は、D級増幅器であり、通常Hブリッジとして呼ばれるフル・ブリッジを有する。本発明について、D級増幅器の例示的実施形態に関して述べるにしても、本発明は、D級増幅器に限定されるものでなく、電源電圧中のリップルが、増幅器の出力信号中に歪を生じるなどの問題を引き起こすような、どのような種類のデジタル増幅器にも適用可能であることが当業者には明白である。
図1に、オーディオ信号をパワー出力に変換するための、本発明によるデジタル増幅器の第1の例示的実施形態の簡単化した概略ブロック図を示す。図1の参照番号2は、オーディオ信号を変調器4に出力する、オーディオ源を示す。変調器4は、より高い周波数の矩形波を用いてそのオーディオ信号をパルス幅変調し、したがって変調器4の出力部で出力される信号は、変調信号のパルス幅の変化としてオーディオ信号の情報を含む。この変調信号は、通常Hブリッジ6と呼ばれる、一式のハーフ・ブリッジのスイッチに送られる。通常、各Hブリッジは、2個のパワーMOSFETから構成される。ブリッジ6の出力は、信号をフィルタリングするためにフィルタ中に送られ、その後出力信号が、ラウドスピーカ10に加えられる。AまたはB級構造の場合とは違い、増幅器負荷、すなわちラウドスピーカ10は、出力部からグランドの間ではなく、ブリッジ6のレッグ間に接続される。本発明は、D級増幅器のハーフ・ブリッジ・アーキテクチャの形で実現してもよいことに留意すべきである。本発明が、D級増幅器のハーフ・ブリッジ・アーキテクチャに適用される場合、次に、スピーカが、ハーフ電源に、または直列キャパシタンスによって接続される。
参照番号12は、スイッチング電源などまたはバッテリでもよい電源を示す。電源12は、電源ポート14を通じてブリッジ6のスイッチに電源電圧を給電する。図1から分かるように、本発明によれば、電源ポート14とブリッジ6の間の電源ライン中に、リップル抑制回路16が位置する。リップル抑制回路16は、ブリッジ回路6に加えられる電源電圧中の電圧のリップルを抑制するように構成される。
本発明の例示的実施形態によれば、変調器4、フル・ブリッジ6およびリップル抑制回路16は、1個のモジュールまたは集積回路18中に構成してもよい。そのような集積回路(IC)またはモジュールは、通常デジタル増幅器を構成する。
本発明のこの例示的実施形態によれば、ブリッジ6の出力、すなわちデジタル増幅器の出力におけるかなりの部分の歪は、電源のリップル除去比を高めることによって、減少させることができるという、新しい創意に富む発見が、使用される。本発明によるリップル抑制回路16のため、有利にも、出力リップルに関する電源要求の削減を可能とすることができ、それによって次に、著しいコスト削減のチャンスをもたらすことができる。さらに、本発明によって、基本的に歪がないデジタルの開ループ・スイッチング増幅器の提供が可能になる。
図2に、本発明の第2の実施形態の簡単化した概略ブロック図を示す。図2の参照番号20は、デジタル増幅器の電源ポート22に接続された、スイッチング電源SMPSなどの電源を示す。本発明のこの例示的実施形態によれば、Ch1、Ch2、Ch3、ChiおよびChn毎に、リップル削除モジュールRC1、RC2、RC3、RCiおよびRCnが設けられる。このリップル削除モジュールは、参照番号24で示される。本発明のこの第2の例示的実施形態の変形形態によれば、これらのリップル削除モジュール24は、電圧抑制回路によって構成してもよい。これらの電圧抑制回路は、2つの仕事を果たす。まず、それらは、増幅器のスイッチに給電される電源電圧中の電圧変動の必要な抑制を保証する。次に、それらは、個々のオーディオ・チャネルCh1からChnまでを切り離す。電圧抑制回路24は、リニア・コントローラまたはリニア・レギュレータによって実現してもよく、それらは、供給される電流に依存して、標準のまたは低電圧降下のリニア・コントロールまたはレギュレータでもよい。しかし、本発明のこの例示的実施形態の変形形態によれば、電源電圧の制御または調整が実際不要であり、電源電圧のDC値がSMPS20によって制御されるので、リップル削除モジュール24は、可変抵抗器によって実現することができ、その抵抗値は、わずか数mΩまで低く制御されることが可能である。そのような可変抵抗器によって、寄生電源ラインにおける電圧降下の等化が可能になり、その電圧降下は、適用される負荷に依存する。また有利にも、これらの可変抵抗器によって、SMPS中のスイッチングから生じる波動性またはリップルの、および負荷変動から引き起こされる過渡的電圧変動またはジッタの減少または等化が可能になる。言い換えると、リップル削除モジュール24中の可変抵抗器による電源ライン中の抵抗値の変調のため、スイッチに給電される電源電圧中の負荷に依存する電圧降下の回避が可能になる。
そのような可変抵抗器は、適切なゲート・ドライブを有したMOSFETによって実現してもよい。有利にも、低オーミックMOSFETの場合、デジタル増幅器全体のシステム有効性がほとんど変更されないままである。
有利にも、図2に示す本発明のこの例示的実施形態によって、たとえ1個しか電源が使用されない場合でも、完全デジタルのオーディオ増幅器の場合、音質の改善、およびチャネル間の極めて良好な分離が可能になる。さらに、有利にも、電圧変動の実際の抑制が、リップル削除モジュール24によって処理されるので、電源の出力をフィルタリングするための労力は、かなり削減することができる。
図3に、本発明によるデジタル増幅器の第3の例示的実施形態の簡単化した概略ブロック図を示す。図3では、図1と同じ参照番号を使用して、同じまたは対応する構成要素を示す。参照番号30は、極めて粗い電圧制御を含み、電圧を出力する、すなわち電源電圧がブリッジ6に給電され、その電源電圧がリップルを含み安定していない、粗い電源を示す。この粗い電源電圧は、デジタル増幅器34の電源ポート14を通じてデジタル増幅器34へ入力される。参照番号35は、電源ポート14とブリッジ6のスイッチの間に配置されたリニア・コントロールを示す。どこでどのようにリニア・コントロール35がブリッジ6に接続されるのかについての詳細な説明は、図4を参照して行う。参照番号32は、このデジタル増幅器を扱う人員が、ラウドスピーカ10によって出力されるオーディオ信号のボリュームを、すなわちブリッジ6のスイッチによって出力される信号レベルを設定することができる、ボリューム設定部を示す。複数チャネルの増幅器システムの場合、本発明の一側面によれば、リニア・コントロールをチャネル毎にまたはチャネル・クラスタ毎に、別々に実現してもよい。有利にも、これによって、ユーザによるチャネル間の差の制御、例えばボリューム設定部32を用いたリニア・コントロール35の調節による左右バランスまたは前後送りの制御が可能になる。
前記の実施形態でのように、図3に示す第3の例示的実施形態は、新しい創意に富んだ発見、すなわちデジタル増幅器34の電源のリップル除去比を向上させることによって、デジタル増幅器34の歪特性を改善することができる事実を使用する。図3から分かるように、リニア・コントロール35は、リニア・レギュレータによって実現してもよく、これを設けてもよい。リニア・コントロール35によって、ブリッジ6のスイッチに給電される電圧を制御することができるような出力電圧の変化が可能になる。このリニア・コントロール35によって、有利にも、最低のリップルだけを有した、きれいな電源電圧を得ることが可能になる。リニア・コントロール35のため、可変電圧電源(VVS)を追加のコストなしで使用することができる。可変電圧電源は、スイッチング増幅器中の空転損失の飛躍的な低減をもたらす。さらに、通常動作中、電磁放射(EMI)をかなり減少させることがある。最大出力電圧設定におけるリニア・コントロール35の制御マージンは0にさえできる(損失を最小まで減少する)。というのは、最大パワー時におけるひずみ要求が、オーディオ用途では、通常、より厳しくないからである。リニア・コントローラ35は、増幅器出力パワーを制御(ボリューム制御)するために、出力レベルを広範囲に変化させることができるリニア・コントロール35などのリニア出力電圧レギュレータによって、実現されることが好ましい。図3に示すように、リニア・コントロール35、変調器4およびフル・ブリッジ6は、1個のモジュールまたは集積回路中に組み込んでもよい。
図4に、本発明の例示的実施形態によるリニア・コントロール35およびブリッジ6の簡単化した回路図を示す。フレーム40で示すように、本発明の一側面によれば、リニア・レギュレータおよびブリッジ6は、1個のモジュールまたは集積回路中に一緒に集積化してもよい。Hブリッジ6は、H構成の形である4個のスイッチ(トランジスタ)42、44、46および48を含む。通常、2個の上側スイッチ42および44は、ハイ側スイッチと呼ばれ、一方スイッチ46および48は、ロー側スイッチと呼ばれる。さらに、スイッチ46のゲートに送られる入力信号「入力1」を有したラインと、スイッチ42のゲートとの間に配置された、第1のドライバ50が設けられる。さらに、その入力信号が、信号「入力2」であり、その出力が、スイッチ44のゲートに供給される、第2のドライバ52が設けられる。信号「入力2」は、スイッチ48のゲートにも供給される。図4から分かるように、出力信号の出力1および出力2は、ブリッジのレッグ間から取られる。Hブリッジの一般的な構成および動作は、当技術で知られており、したがってここでは詳細には述べない。図4から分かるように、リニア・コントロール35は、リニア・レギュレータ54およびコンパレータまたは差動増幅器56を含む。コンパレータまたは差動増幅器56の一方の入力は、リニア・コントロール35の出力とブリッジ6の入力の間の、リニア・コントロール35の出力ラインに接続される。言い換えると、この入力は、ブリッジ6の駆動用電圧Udriveに接続される。コンパレータまたは差動増幅器56のこの入力は、コンデンサ58を介してブリッジ6のグランド基準にも接続される。コンパレータまたは差動増幅器56のこの入力における電圧信号は、Usenseとして呼ばれる。コンパレータまたは差動増幅器56の他方の入力は、基準電圧を受け取る。コンパレータまたは差動増幅器56の出力は、リニア・レギュレータ54に入力され、それは、入力される電源電圧も受け取る。
リニア・コントロール35は、Hブリッジ6用の電源電圧をモニタし、基準電圧と比較して、あれば差を補正する。基準電圧信号は、Hブリッジの電源電圧を制御するための手段である。入力信号の入力1および入力2において固定の変調深さの場合、したがって、この基準信号によって、出力信号の出力1および出力2の出力パワーの制御が可能になる。センス信号Usenseは、できるだけ近くでHブリッジのスイッチ42および44に接続すべきであり、そこで電圧Ubridgeは、良好に制御する必要がある。
リニア・コントロール35の動作中、リニア・レギュレータ54に沿って電圧降下が起こる。リニア・レギュレータ54に沿ったこの電圧降下は、損失を発生する。これらの損失は、負荷電流にリニアに依存する。言い換えると、ブリッジ電圧が低いかぎり、負荷電流は低く、したがってレギュレータ中の損失も低い。この関係のため、有利にも、高出力ボリュームでの損失は、レギュレータを流れる電流が高いときに起こり、一方電圧降下は低い。低ボリュームにおいては、電圧降下は高くなるが、電流は低いのみである。
有利にも、本発明の一側面によれば、出力パワー信号の出力1および出力2において、出力パワーが高い場合、制御マージンは、最小になるように選択すべきである。これによって、極めて高い効率を達成することができる。これは、極端な場合、リニア・レギュレータ54が、最大の出力パワー設定時、電源のリップルの補償をしないように構成されることを意味する。言い換えると、高パワー時、全高調波特性が、出力パワーの減少時に比較して、悪くなるということである。しかし、これは、好ましくも従来の増幅器の動作に適合しており、そこでは歪が、過大な出力パワーにおいて増加する。したがって、有利にも、これは、オーディオ用途には、どのような悪い影響も与えない。
本発明の一側面によれば、粗い電圧設定部は、ボリューム制御によって制御され、これを使用して、ボリューム設定部による段の中の入力電圧を調節してもよい。言い換えると、2段制御を実現してもよい。これによって、リニア・レギュレータ54中の損失のさらなる減少が可能になる。
本発明のこの例示的実施形態の他の側面によれば、リニア・レギュレータ54の前の段中に、粗いスイッチング・モードのレギュレータとして簡単なSMPSを使用することができるはずであり、それによって、そのトポロジーのため、入力電圧変動の補償だけが可能になり、負荷変動の補償は可能としない。有利にも、リニア・コントロール35の前にそのような粗いスイッチング・モードのレギュレータを設けることによって、制御マージンを最低に保持することができ、それによって極めて高い効率を達成することができる。
有利にも、リニア・コントロール35は、複数チャネルの応用では、複数のチャネルのために使用することができ、例えばリニア・コントロール35は、ステレオ増幅器中の左側および右側用に使用してよい。しかし、チャネル間の結合を最低にするために、別々のレギュレータが有利であろうし、過大なパワーには、チャネル毎のリニア・コントロールは、より良好な損失および熱の配分をもたらすこともある。
図5に、本発明によるデジタル増幅器の第4の例示的実施形態の簡単化した概略ブロック図を示す。図5の実施形態では、図1と同じ参照番号を使用して同じまたは対応する構成要素を示す。図5の参照番号60は、電源リップル・モニタ回路を示し、それは、電源12とブリッジ6の間に接続される。電源リップル・モニタ回路60は、電源12が給電する電源電圧を測定し、ブリッジ6のスイッチの一方をそのリニア領域中で制御するように、構成される。電源リップル・モニタ回路60は、ロー側スイッチの一方(例えば、図4のスイッチ46または48)をそのリニア領域中で制御することが好ましい。有利にも、本発明によるそのような制御によって、負荷電流の変化から生じる電源12が給電する電源電圧の電圧降下が、パワー段の内部で補償される。有利にも、これによって、銅配線路および半導体パッケージ中の損失を含め、可能な電圧降下をすべて考慮に入れることが可能になる。もちろん、電源の制御が不十分、または出力コンデンサが小さいため生じる電圧降下は、補償してもよい。有利にも、これによって、大量の出力コンデンサおよび広範にわたる銅配線路を有した電源配線が必要になる知られた解決策とは対照的に、低歪を有した極めて安価なデジタル増幅器を得ることが可能になる。費用効率がより高いことは別として、本発明による電源リップル・モニタ回路60による補償によって、配線中の電圧降下の補償も可能になる。
図6に、1個のハーフ・ブリッジのための、本発明の例示的実施形態による電源リップル・モニタ回路60の構成を表現した簡単化した回路図を示す。
参照番号70は、K1の利得を有した差動増幅器を示し、その差動増幅器は、基準電圧に対して電源電圧上にある電圧リップルを測定して、信号Urippleを生成し、その信号は、他の差動増幅器72に出力される。電源電圧上の電圧リップルが補償マージンより小さい状態である限り、信号Urippleは正である。
参照番号74は、K1の利得(差動増幅器70と同じ利得)を有した他の差動増幅器を示し、その差動増幅器は、ロー側スイッチ76に沿った電圧降下を測定する。差動増幅器74の出力信号は、Udropとして称される。この電圧Udropは、差動増幅器72によって電圧信号Urippleと比較される。UrippleとUdropとの比較の基づく差動増幅器72の出力信号は、エラー信号UErrと呼ばれる。エラー信号UErrは、ロー側ゲート・ドライバ78中に供給されて、エラー信号UErrに基づきロー側スイッチ76のゲート電圧を制御する。
参照番号80は、ハイ側スイッチ82のゲート電圧を駆動するためのハイ側ゲート・ドライバを示す。
図7に、本発明の第4の実施形態による電源リップル・モニタ回路60が、図4のブリッジ6として示されたブリッジなどのHブリッジに適用されたとき、デジタル増幅器中の信号を表現したタイミング図を示す。図7に使用されている信号名称は、図4〜6に使用された信号名称と同じである。
図7の第1のチャートは、アナログ・オーディオ源2によって変調器4に出力されるオーディオ信号を示す。
その後の2つのタイミング・チャートは、それぞれの入力信号、すなわち変調器4によってブリッジ6中に入力される入力信号1および入力信号2を示す。
その後のチャートは、電源電圧を示し、水平ラインが、時間にわたる理想的な電圧を表し、一方ライン90が、リップルを含む実際の電源電圧を表す。
その後の2つのチャートは、出力信号、すなわちブリッジ6から出力される出力信号1および出力信号2を示す。図7の表現が、誇張されているにしても、出力信号1および出力信号2は、電源電圧上にあるリップルによって影響されていることは明らかである。殊に、出力信号1と入力信号1との比較、および出力信号2と入力信号2との比較によって、出力信号が歪を表していることが、示されている。しかし、本発明による差動増幅器70によって測定された電源変動を補償するために、リニア領域中でロー側スイッチを制御することによって、出力信号1および出力信号2上に現れる歪は、両方の出力信号、すなわち出力信号1および出力信号2が組み合わされて1つの信号になり、それがラウドスピーカ10へ供給されたとき、歪が除去される、または互いに補償するようになる。したがって、出力電圧を示すその後のチャートに示すように、出力信号は歪がない。
本発明の第4の実施形態の一側面によれば、基準入力信号は、電源電圧がこの基準電圧より決して低くならないように選択される。本発明によれば、補償マージンの選択は、制御マージンおよび損失の最小化に基づき行われる。
図5および6に示す第4の実施形態の有利な側面によれば、エラー信号のための追加のフィルタを使用して、いくつかのスイッチング・サイクルにわたりエラー情報を平均し、それによって補償制御ループに対するバンド幅の要求を削減してもよい。これは、全高調波歪(THD)に悪影響を与えない。というのは、これは、オーディオ・バンド中の電源リップルの影響が支配的であるためである。ここでは、特に、低周波リップルが重要である。より高いリップル周波数(5kHzより高い)では、より高い高調波が、測定バンド内に入らず、THDに寄与しない。
図5および6に示す第4の例示的実施形態によれば、電源電圧は、連続的にモニタされ、基準電圧に対して比較される。しかし、本発明のこの例示的実施形態の変形形態によれば、電源電圧信号用のサンプル・アンド・ホールド機能ブロックによって、同様の機能性を達成してもよい。すなわち、スイッチング・サイクル毎に電源電圧をサンプリングし、その結果、電圧降下が、サイクル中負荷側スイッチ上で一定になる。スイッチング・サイクル中、電源電圧変動は影響を及ぼさない。有利にも、これによって、電源電圧ライン上のスイッチング・ノイズに対する感受性の低減が可能になる。
また、本発明の第4の例示的実施形態の他の変形形態によれば、電源電圧の適応トラッキングを使用して基準電圧を自動的に調節してもよい。有利にも、これは、所与の補償マージンで損失が最小に維持されるように、実施される。
この変形形態の一側面によれば、そのような自己適応システムには、マージンの自動設定部が設けられる。負荷電流が、主に電源リップルを起こす。さらに、低出力電圧が、低出力電流になる。低負荷電流時では、補償マージンは、高電流時より小さくすることができる。したがって、本発明のこの側面によれば、損失を最小にするために、マージンを、増幅器の出力ボリューム部と一緒に制御することが有利である。
第4の実施形態の他の側面によれば、電源リップル・モニタ回路60は、ゲート・ドライブ回路の一部分としてもよい。電源リップル・モニタ回路60は、集積回路内に在り、構成要素数を減少することが好ましい。
本発明の第4の例示的実施形態の他の側面によれば、代替の電源リップル・モニタ回路60を、ハイ側スイッチ用に提供することもできる。したがって、本発明のこの側面によれば、ロー側スイッチが飽和状態で動作しないことを避ける代わりに、ハイ側スイッチが飽和状態で動作させられることを避けるために、電源リップル・モニタ回路を、ハイ側スイッチ用に提供することができる。
Claims (13)
- オーディオ信号をパワー出力に変換するためのデジタル増幅器であって、
電源ポートと、
少なくとも1対のスイッチを有したブリッジ回路と、
前記少なくとも1対のスイッチを有したブリッジ回路へ前記電源ポートを通じて給電される電源電圧中の電圧リップルを抑制するためのリップル抑制回路と、を備え、
前記リップル抑制回路が、前記少なくとも1対のスイッチを有したブリッジ回路と前記電源ポートとの間に配置された、デジタル増幅器。 - 前記リップル抑制回路が、リニアに制御される電圧コントローラを含む、請求項1に記載のデジタル増幅器。
- 前記制御される電圧コントローラが、前記増幅器の複数のチャネル用であり、
前記少なくとも1対のスイッチが、Hブリッジとして構成され、
粗い電源電圧設定が、前記制御される電圧コントローラの前に適用される、請求項2に記載のデジタル増幅器。 - 前記スイッチが、トランジスタであり、
前記リップル抑制回路が、前記少なくとも1対のトランジスタの第1のトランジスタに接続され、
前記リップル抑制回路が、前記少なくとも1対のトランジスタの前記第1のトランジスタを、前記第1のトランジスタのリニア領域中で駆動するように構成された、請求項1に記載のデジタル増幅器。 - 前記リップル抑制回路が、
前記電源ポートにおける電圧と基準電圧との比較と、前記少なくとも1対のトランジスタの第2のトランジスタに沿った電圧降下とに基づき、エラー信号を生成し、
前記第1のトランジスタを前記リニア領域中で駆動するために、前記エラー信号に基づき、前記第1のトランジスタのゲート電圧を制御するように構成された、請求項4に記載のデジタル増幅器。 - 前記リップル抑制回路が、制御ループに対する要求を削減するために、前記リップル抑制回路のバンド幅を制限するための帯域通過フィルタを含み、
前記リップル抑制回路が、デューティ・サイクルで前記電源ポートにおいて電圧をサンプリングするためのサンプル・アンド・ホールド回路をさらに含む、請求項4に記載のデジタル増幅器。 - 必要な補償マージンを保証するために、前記電源ポートにおける電圧に基づき前記基準電圧を生成する基準電圧源をさらに含む、請求項4に記載のデジタル増幅器。
- 前記少なくとも1対のスイッチが、パワー・トランジスタを含み、
前記パワー・トランジスタおよび前記リップル抑制回路が、モジュールまたは集積回路中に集積化された、請求項1に記載のデジタル増幅器。 - 前記リップル抑制回路の補償マージンが、前記増幅器の高出力パワー時に低くなるように前記増幅器の出力パワーに適応し、
前記デジタル増幅器がD級増幅器である、請求項1に記載のデジタル増幅器。 - 電源とD級増幅器の間を接続するためのリップル抑制回路であって、
前記リップル抑制回路が、リニアに制御される電圧コントローラを含む、リップル抑制回路。 - 電源とD級増幅器の間を接続するためのリップル抑制回路であって、
前記D級増幅器が、少なくとも1対のトランジスタを含み、
前記リップル抑制回路が、前記少なくとも1対のトランジスタの第1のトランジスタに接続され、
前記リップル抑制回路が、前記少なくとも1対のトランジスタの前記第1のトランジスタを、前記第1のトランジスタのリニア領域中で駆動するように構成された、リップル抑制回路。 - D級増幅器の電源電圧中のリップルを抑制するための方法であって、
前記D級増幅器の電源ラインで前記電源電圧のリニア電圧制御を行うステップを含む、方法。 - D級増幅器の電源電圧中のリップルを抑制するための方法であって、
前記D級増幅器が、少なくとも1対のトランジスタを含み、
前記方法が、前記少なくとも1対のトランジスタの第1のトランジスタを前記第1のトランジスタのリニア領域中で駆動するステップを含む、方法。
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