JP2006521745A - 周波数検出器または位相検出器で使用するための回路 - Google Patents

周波数検出器または位相検出器で使用するための回路 Download PDF

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Abstract

トラッキングデータセル(10)は、第1のマルチプレクサ(5)に結合された一対のトラック及びホールド回路(1,1’)と、レートを有するデータ信号(D+,D−)の受信を決定するために各トラック及びホールド回路(1,1’)において実質的に逆位相で入力されるクロック信号(H+,H−)とを備え、上記トラック及びホールド回路(1,1’)は、ほぼハーフレートを有する出力信号(O)を供給する。

Description

本発明は、トラッキングデータセル、および、そのようなセルを備えるフェーズロックドループ回路に関する。また、本発明は、そのようなフェーズロックドループ回路に含まれるトラック及びホールド回路に関する。
フェーズロックドループ(PLL)は、最新の技術において幅広く使用されている。PLLは、一般に、少なくとも1つの電圧制御発振器(VOC)と位相検出器とローパスフィルタとのループ接続を備えている。また、PLLは、周波数検出器および他のローパスフィルタに結合されたVCOを有する、いわゆる周波数ループを備えている場合もある。VCOは、正弦波、矩形、三角形等の様々な形状を有する信号を生成することができる。
米国特許出願公開第5,006,819号は、プラスおよびマイナスの交互のスループを有する二重スロープランプ信号すなわち三角形状の信号を生成するためのランプ生成回路をVCOとして備えるPLLを開示している。制御信号のレベルは、スロープを制御する。また、PLLは、サンプリング時に二重ランプ信号のレベルを示すサンプル出力を供給するためにサンプルコマンドパルスに応答するサンプリング回路を備えている。米国特許出願公開第5,006,819号に開示されたPLLの主な欠点は、比較的高い周波数、例えばGHz範囲で三角形状の信号を得ることが非常に困難であるという点である。そのため、比較的低いレベルで回路の複雑度を維持するために比較的高い周波数範囲でPLL回路を得ること、すなわち、適正価格で比較的容易に実施できることが必要である。
この目的は、
第1のマルチプレクサに結合された一対のトラック及びホールド回路と、
レートを有するデータ信号の受信を決定するため、各トラック及びホールド回路において実質的に逆位相で入力されるクロック信号と、
を備え、
上記トラック及びホールド回路がほぼハーフレートを有する出力信号を供給するトラッキングデータセル(10)、
を使用して得られる。
クロック信号形状は三角形状に限定されず、したがって、実質的に任意のタイプの信号形状をもって回路が使用されても良い。データ・クロック修復(DCR)回路は、GHz範囲にある周波数で光通信ネットワークにおいて最近使用される非ゼロ復帰(NRZ)信号のためのPLLと見なされても良い。この周波数範囲においては、例えばフリップフロップと同程度の低周波範囲で同じハードウェアを使用してDCR回路を実施することが比較的困難である。任意のフリップフロップは、クロック信号によって決定される遅延や、決定遅延すなわち出力が安定になるために必要な時間のように、幾つかの基本的な遅延を有している。これらの遅延は、技術に依存しており、したがって、あまり小さくすることができない。そのため、DCRのような比較的高い周波数装置の装置においてフリップフロップに取って代えることができる装置を見出す必要がある。フルレートの入力信号で作動する高速決定回路、すなわちフリップフロップやラッチにおいては、最も難しい機能が記憶である。例えばラッチやフリップフロップ等の決定回路のセットアップ条件およびホールド条件が破られないように、決定回路は、入力データ信号を全速で決定して十分に速くトラッキングしなければならない。そのため、これらの条件において、トラック及びホールド回路は、入力データがローレベルであるか或いはハイレベルであるかの決定を行なわないため、役に立つ。
一実施形態において、トラッキングデータセルは、第1のトラッキングデータセルと第2のトラッキングデータセルとを備えるPLLにおいて使用される。これらのトラッキングデータセルは、入力信号を受けるとともに、電圧制御発振器によって生成されたそれぞれ対応する直交クロック信号によって制御される。第1のトラッキングデータセルは、バイナリデータ出力信号を供給するハードリミッタに結合されている。第2のトラッキングデータセルは、一対のトラック及びホールド回路のための入力信号を供給する遅延素子に結合されている。トラック及びホールド回路は、バイナリ出力信号によって制御されるとともに、ローパスフィルタを介して電圧制御発振器のための周波数補正信号を供給する。前述した実施形態は、非ゼロ復帰信号のためのフェーズロックドループである上記データ・クロック修復回路の光通信ネットワークにおいて有益である。なぜなら、ここに含まれている周波数が10〜66GHzのようにIEEE802.16に従うことができ、また、発信器(エミッタ)および受信器の両方においてハーフレート概念が非常に役立つからである。
本発明の他の実施形態において、PLLは、第1のトラック及びホールド回路および第2のトラック及びホールド回路を有する周波数エラー検出器を更に備えている。これらのトラック及びホールド回路は、周波数補正信号を受けるとともに、バイナリ出力信号によって制御される。上記第1および第2のトラック及びホールド回路は、バイナリ出力信号によって制御されるマルチプレクサ手段に対して結合されている。マルチプレクサ手段は、減算器において周波数補正信号から差し引かれる信号を供給するスライサに結合されている。減算器は、周波数補正信号とバイナリ出力信号との間の周波数エラーを示す信号を供給する。位相検出器出力は、位相検出器出力の勾配を測定しかつ位相検出器出力信号においてサイクルスリップが生じた時に正のエラーまたは負のエラーを生成する作業を有する第1のトラックホールド・多重化組み合わせの後に記憶されて差し引かれる。ロック時、周波数検出器の出力は、ローパスフィルタの後、ゼロ平均信号を生成する負の値と正の値との間でトグルを切り替える。これこそが、可能なゲート機構を考慮して周波数ロック状態を検出するとともに周波数エラーが閾値よりも小さい場合に周波数ループを遮断する理由である。
本発明の一実施形態においては、トラック及びホールド回路を使用して位相検出器が実施される。位相検出器は、第1の入力回路と第2の入力回路とを備えている。第1および第2の入力回路は、それぞれ対応する直交クロック信号を受けるとともに、入力データ信号によって制御される。上記第1および第2の入力回路は、対応する第1の出力信号および第2の出力信号を供給する。第1の出力信号及びその逆のレプリカは、ハードリミッタを介して第2の出力信号によって制御される出力マルチプレクサに対して入力される。出力マルチプレクサは、入力データ信号とクロック信号との間のフェーズエラーを示す信号を供給する。
第2の信号の値においては、位相検出器出力が第1の信号または第1の信号の逆レプリカである。第2の信号が正の値すなわちx軸上への投影を有している場合、例えば+Δの時には、位相検出器の出力が第1の信号の値に等しい。第2の信号が負の値を有している場合、例えば−Δの時には、位相検出器の出力において第1の信号の値を反転することが必要である。そのため、我々は、フェーズエラーと線形で比例する出力信号を得る。
トラック及びホールド回路は、差動アナログ信号を受ける線形増幅器を備えていることが好ましい。線形増幅器は、ある位相を有する第1のバイナリクロック信号によって制御され、また、線形増幅器は、差動アナログ信号とほぼ等しい入力信号を、第1のバイナリクロック信号の第1の位相で、擬似ラッチ回路に対して供給する。上記擬似ラッチ回路は、入力信号を記憶するために第2のバイナリクロック信号によって制御されるとともに、第1のバイナリクロック信号の第2の位相の間、入力信号とほぼ等しい差動出力信号を供給する。第2のバイナリクロック信号は、第1のバイナリクロック信号とほぼ逆位相であり、すなわち、90度位相シフトされている。T/H回路はクロック信号の両方の位相を使用し、したがって、その作動周波数は、シングルエンドアーキテクチャを使用するT/H回路と比べてほぼ2倍になる。また、フィードバックが無いため、T/H回路はフィードバックだけ速度が遅くなる。その代わり、線形増幅器によって供給される信号が擬似ラッチ回路に対して直接にフィードフォワードされる。
本発明の一実施形態において、線形増幅器は、第1のバイナリクロック信号によって制御される第1のスイッチを介して切り換え可能な電流源によりそのコモンソース端子でバイアスがかけられかつそのゲートで差動アナログ信号を受けるトランジスタの第1のコモンソース対を備えている。線形増幅器は、トランジスタ対を通じて流れるドレイン電流を決定するために差動入力信号に対してほぼ等しいレジスタにより結合されたゲートを有するコモンドレイントランジスタを更に備えている。トランジスタの対が同じ面積を有しかつコモンドレイントランジスタが異なる面積を有していると考え、また、コモンレジスタRおよびこれを流れる電流iを考えると、以下の関係を書き表すことができる。
Figure 2006521745
関係(1)において、βおよびβは、トランジスタの対およびコモンドレイントランジスタのそれぞれの寸法に関与する係数である。Vはトランジスタの閾値電圧である。iおよびiは、トランジスタの対を通じて流れる電流である。ViDは差動入力信号であり、Iは、切り換え可能な電流源によって供給される電流である。iは、方程式(2)のような入力差動電圧ViDに関する二次方程式である。
Figure 2006521745
差動出力電流は、方程式(3)に示されるように、差動入力電圧に依存している。
Figure 2006521745
ここで、項βiD が電流の次元を有している点について言及しなければならない。また、βiD <<IとなるようにIが選択される場合には、関係(3)が関係(4)に変形するのが分かる。
Figure 2006521745
そのため、電流は、差動入力電圧に線形従属している。
本発明の他の実施形態において、擬似ラッチ回路は、第2のバイナリクロック信号によって制御される第2のスイッチを介して切り換え可能な電流源によりそのコモンソース端子でバイアスがかけられかつ線形増幅器によって供給される信号をそのゲートで受けるトランジスタの第2のコモンソース対を備えている。擬似ラッチ回路は、第2のトランジスタ対を通じたバイアス電流を減少するために第2の差動トランジスタ対の対応するゲートに対しほぼ等しいレジスタを介して結合されたゲートを有するコモンドレイントランジスタを更に備えている。第2のトランジスタ対は交差結合されている。交差結合トランジスタ対、すなわち、トランジスタのドレインは、他のトランジスタのゲートに対して結合され、擬似ラッチ回路における正のフィードバックを相互に決定する。同様に、先の関係1〜4に示されるように、コモンドレイントランジスタを通じて流れる電流は、第2のトランジスタ対を通じて流れる電流を決定した。電流は、ステージの全体の増幅がほぼ1となるように選択される。そのため、擬似ラッチ回路は、トランジスタ対を通じて流れる電流が実質的に大きな値を有する場合であってトランジスタ対の一方のドレインが高電圧を有しかつ他方のドレインが低電圧を有する標準的なラッチ回路の代わりにならない。したがって、擬似ラッチ回路は、入力信号とほぼ等しい信号を供給する。
本発明の他の実施形態において、線形増幅器は、増幅器の出力でのクロストーク電流(漏話電流)を減少させるために第1のトランジスタ対の一方のトランジスタのドレインと第1のトランジスタ対の他方のトランジスタのゲートとの間で交差結合された一対のキャパシタを更に備えている。この場合、トラッキングトランジスタのドレイン−ゲート容量に等しい寄生容量を生成するための2つの付加的なダミートランジスタが加えられた。容量は、トランジスタの第1の対のドレインにおいて注入された電荷をとる。そのため、出力部を流れる正味のクロストーク電流はほぼゼロである。
本発明の一実施形態において、トラック及びホールド回路は、擬似ラッチ回路から入力データをうまく分離させるため、2つの略同一の線形増幅器のカスケード結合を備えている。加えられた線形ステージの機能は、ホールド期間中に出力信号から入力信号をうまく分離することである。加えられたステージのゲイン(増幅率)は1に等しくなるように選択され、したがって、トラッキングモードにおいて、2つの線形ステージの組み合わせの出力は入力信号をトラッキングする。入力と出力との間の全体の寄生容量は、2つのステージのカスケード接続および加えられたキャパシタの中性咬合(neutrodination)作用に起因して減少される。実用的な実施においては、ホールドモード中の精度を高めるため、差動出力に例えば500fFの付加的なキャパシタが加えられても良い。
本発明の前述した特徴および他の特徴並びに利点は、添付図面に関する本発明の典型的な実施形態の以下の説明から明らかである。
図1は、本発明に係るトラッキングデータセル10を示している。トラッキングデータセル10は、第1のマルチプレクサ5に結合された一対のトラック及びホールド回路1,1’を備えている。クロック信号H+,H−は、レートを有するデータ信号D+,D−の受信を決定するため、各トラック及びホールド回路1,1’において実質的に逆位相で入力される。トラック及びホールド回路1,1’は、ほぼハーフレートを有する出力信号Oを供給する。フルレートの入力信号で例えばフリップフロップやラッチとして作動する高速決定回路においては、最も難しい機能が記憶である。例えばラッチやフリップフロップ等の決定回路のセットアップ条件およびホールド条件が破られないように、決定回路は、入力データ信号を全速で決定して十分に速くトラッキングしなければならない。そのため、これらの条件において、トラック及びホールド回路は、入力データを保持するのに役立つが、入力データがローレベルであるか或いはハイレベルであるかの決定を行なうのに役立たない。ここで、マルチプレクサ5の出力信号Oは、入力信号D+,D−とほぼ等しい。この回路は、クロック信号H+,H−が逆位相で送られる2つのトラック及びホールド回路1,1’を加えることにより、トラック及びホールド回路1,1’の出力を使用して入力信号のハーフレートバージョンを生成することができるという利点を有している。
図4は、本発明に係るフェーズロックドループ(PLL)100を示している。ここでは、直交入力信号D+,D−が存在するとしよう。また、入力信号を帯域制限するための図示しないリミッタ/バッファがシステムの入力部に設けられ、その結果、図2に示されるように入力データの形状がほぼ正弦波を成していると仮定した。図2において、クロックが早い場合には、直交サンプルは負であり、クロックが時間通りの場合には、直交サンプルはゼロであり、クロックが遅い場合には、直交サンプルは正である。この状況は、入力信号のプラス移行に対応している。次の規則にしたがってフェーズエラーを形成することができる。
−入力信号が移行を行なわない場合には、前回のフェーズエラー値を保持する。
−入力データ信号がローレベルからハイレベルへ移行する場合には、直交サンプルを送る。
−入力データがハイレベルからローレベルへ移行する場合には、負の直交サンプルを位相検出器の出力へ送る。
位相検出器の出力は、図3に示されるように、ビット周期にわたって単調な特性を有している。フェーズエラーを形成するための前述した規則に基づいて、図4に示されるようにPLL100が得られても良い。PLLは、第1のトラッキングデータセル10と第2のトラッキングデータセル10’とを備えている。トラッキングデータセル10,10’は、入力信号D+.D−を受けるとともに、電圧制御発振器(VCO)によって生成された対応する直交クロック信号Hi,Hqによって制御される。第1のトラッキングデータセル10は、バイナリデータ出力信号DOを供給するハードリミッタ11に結合されている。第2のトラッキングデータセル10’は、一対のトラック及びホールド回路1,1’のための入力信号を供給する遅延素子12に結合されている。トラック及びホールド回路1,1’は、バイナリ出力信号DOによって制御されるとともに、ローパスフィルタLPFを介して電圧制御発振器VCOのための周波数補正信号Eを供給する。一対のトラック及びホールド回路1,1’は、前述したように位相検出器を実施するためにマルチプレクサ5に対して結合されている。図5には、PLLで使用される位相検出器の出力信号Eが示されている。前述した実施形態は、非ゼロ復帰信号のためのフェーズロックドループである上記データ・クロック修復回路の光通信ネットワークにおいて有益である。なぜなら、ここに含まれている周波数が10〜66GHzのようにIEEE802.16に従うことができ、また、発信器(エミッタ)および受信器の両方においてハーフレート概念が非常に役立つからである。
図6は、本発明に係る周波数エラー検出器50を示している。周波数エラー検出器50は、周波数補正信号Eを受ける第1のトラック及びホールド回路30および第2のトラック及びホールド回路30’を有している。トラック及びホールド回路30,30’はバイナリ出力信号DOによって制御される。第1および第2のトラック及びホールド回路30,30’は、バイナリ出力信号DOによって制御されるマルチプレクサ25に対して結合されている。マルチプレクサ25は、減算器Sにおいて周波数補正信号Eから差し引かれる信号を供給するスライサ35に結合されている。減算器Sは、周波数補正信号Eとバイナリ出力信号DOとの間の周波数エラーを示す信号FDを供給する。位相検出器出力Eは、位相検出器出力Eの勾配を測定しかつ位相検出器出力信号においてサイクルスリップが生じた時に正のエラーまたは負のエラーを生成する作業を有する第1のトラックホールド・多重化処理の後に記憶されて差し引かれる。ロック時、周波数検出器の出力は、ローパスフィルタLPFの後、ゼロ平均信号を生成する負の値と正の値との間でトグルを切り替える。これこそが、可能なゲート機構を考慮して周波数ロック状態を検出するとともに周波数エラーが閾値よりも小さい場合に周波数ループを遮断する理由である。
図7は、本発明に係るフェーズエラー検出器を示している。この位相検出器は、第1の入力回路500と第2の入力回路500’とを備えている。第1および第2の入力回路500,500’は、対応する直交クロック信号Hq,Hiを受ける。第1および第2の入力回路500,500’は、入力データ信号Dによって制御されるとともに、対応する第1の出力信号Aおよび第2の出力信号Bを供給する。第1の出力信号A及びその逆の複製すなわちインバータ60によって得られる逆レプリカは、ハードリミッタ250を介して第2の出力信号Bによって制御される出力マルチプレクサOMに対して入力される。出力マルチプレクサOMは、入力データ信号Hq,Hiとクロック信号Dとの間のフェーズエラーを示す信号PDを供給する。出力マルチプレクサの選択信号は、B信号の量子化されたバージョンである。したがって、我々は、リミッタまたはデジタルマルチプレクサを使用して信号Bを生成することができる。図8は、3つの可能な状態、すなわち、遅い状態、同相状態、早い状態におけるベクトル図を示している。第2の信号Bの値によると、位相検出器出力がAまたはAの逆値である。第2の信号Bがプラスの値すなわちx軸上への投影を有している場合、例えばB=Δの時には、位相検出器の出力がAの値に等しい。第2の信号Bが負の値を有している場合、例えばB=−Δの時には、第1の信号を反転することが必要である。そのため、我々は、フェーズエラーと正比例する出力信号を得る。フェーズエラーの生成の論理が表1に示されている。
Figure 2006521745
図8には、B=ΔおよびB=−Δにおけるベクトル図が示されている。
図9は、本発明に係る好ましいトラック及びホールド回路1のブロック図を示している。トラック及びホールド回路1は、差動アナログ信号D+,D−を受ける線形増幅器2を備えている。線形増幅器2は、第1の位相を有する第1のバイナリクロック信号H+によって制御される。線形増幅器2は、差動アナログ信号D+,D−とほぼ等しいフィードフォーワード入力信号を、第1のバイナリクロック信号H+の第1の位相で、擬似ラッチ回路3に対して供給する。擬似ラッチ回路3は、入力信号を記憶するために第2のバイナリクロック信号H−によって制御される。擬似ラッチ回路3は、第2のバイナリクロック信号H−の第2の位相の間、入力信号D+,D−とほぼ等しい差動出力信号LD+,LD−を供給する。第2のバイナリクロック信号は、第1のバイナリクロック信号H+とほぼ逆位相であり、すなわち、90度位相シフトされている。T/H回路はクロック信号の両方の位相を使用し、したがって、その作動周波数は、米国特許出願公開第6,489,814号のT/H回路と比べてほぼ2倍になる。また、フィードバックが無いため、T/H回路はフィードバックだけ速度が遅くなる。その代わり、線形増幅器によって供給される信号が擬似ラッチ回路に対して直接に正方向送りされる。
図10は、本発明に係るトランジスタレベルの好ましい線形増幅器2を示している。線形増幅器2は、第1のバイナリクロック信号H+によって制御される第1のスイッチS1を介して切り換え可能な電流源IDCによりそのコモンソース端子でバイアスがかけられるトランジスタT1,T2の第1のコモンソース対を備えている。トランジスタT1,T2の第1のコモンソース対は、トランジスタのゲートで、差動入力信号D+,D−を受ける。線形増幅器2は、トランジスタ対を通じて流れるドレイン電流を決定するために差動入力信号D+,D−に対してほぼ等しいレジスタRにより結合されたゲートを有するコモンドレイントランジスタT3を更に備えている。関係1〜4で示されているように、出力電流は、入力での差動電圧に線形従属している。レジスタRは、出力電流を、擬似ラッチ回路3に対して更に供給される電圧に変換する。図11に示されるように、擬似ラッチ回路3は、第2のバイナリクロック信号H−によって制御される第2のスイッチS2を介して切り換え可能な電流源IDCによりそのコモンソース端子でバイアスがかけられるトランジスタT4,T5の第2のコモンソース対を備えている。トランジスタT4,T5の第2のコモンソース対は、トランジスタのゲートで、例えばコモンソーストランジスタT1,T2の第1の対のドレインから、線形増幅器2によって供給される信号を受ける。擬似ラッチ回路3は、トランジスタ対T4,T5を通じたバイアス電流を減少するためにトランジスタT4,T5の第2のコモンソース対の対応するゲートに対しほぼ等しいレジスタRgを介して結合されたゲートを有するコモンドレイントランジスタT6を更に備えている。第2のトランジスタ対T4,T5は交差結合されている。すなわち、例えばトランジスタのドレインは、他のトランジスタ、例えばT5のゲートに対して相互に結合されている。先の関係1〜4で示されているように、コモンドレイントランジスタT6を通じて流れる電流は、第2のトランジスタ対T4,T5を通じて流れる電流を決定する。電流は、ステージの全体の増幅がほぼ1となるように選択される。そのため、擬似ラッチ回路は、トランジスタ対を通じて流れる電流が実質的に大きな値を有する場合であってトランジスタ対の一方のドレインが高電圧を有しかつ他方のドレインが低電圧を有する標準的なラッチ回路の代わりにならない。したがって、擬似ラッチ回路3は、入力信号D+,D−とほぼ等しい信号OUTP,OUTNを供給する。キャパシタCAPは、トラック及びホールド回路の後のステージの入力容量(入力キャパシタンス)を示す。比較的低い周波数が含まれている場合には、ホールド状態での記憶処理を向上させるため、更なる容量CAPが加えられても良い。
図12は、本発明に係るトラック及びホールド回路1の第2の実施形態を示している。線形増幅器2は、増幅器の出力でのクロストーク電流(漏話電流)を減少させるために第1のトランジスタ対T1,T2の一方のトランジスタのドレインと第1のトランジスタ対T1,T2の他方のトランジスタのゲートとの間で交差結合された一対のキャパシタを更に備えている。この場合、トラッキングトランジスタT1,T2のドレイン−ゲート容量に等しい寄生容量を生成するための2つの付加的なダミートランジスタCが加えられた。容量は、トランジスタT1,T2の第1の対のドレインにおいて注入された電荷をとる。そのため、出力部、例えばT1,T2のドレインを流れる電流の正味のクロストーク電流はほぼゼロである。
図13は、本発明に係るトラック及びホールド回路1の第3の実施形態を示している。トラック及びホールド回路1は、擬似ラッチ回路3から入力信号D+,D−をうまく分離させるため、2つの略同一の線形増幅器2,2’のカスケード結合を備えている。加えられたステージのゲイン(増幅率)は1に等しくなるように選択され、したがって、トラッキングモードにおいて、2つの線形ステージの組み合わせの出力は入力信号をトラッキングする。入力と出力との間の全体の寄生容量は、2つのステージ2,2’のカスケード接続および加えられたキャパシタCの中性咬合(neutrodination)作用に起因して減少される。実用的な実施においては、ホールドモード中の精度を高めるため、差動出力に例えば500fFの付加的なキャパシタCAPが加えられても良い。
なお、本発明の保護範囲は、ここで説明した実施形態に限定されない。本発明の保護範囲は、請求項の参照符号によっても限定されない。用語「備える(含む)」は、請求項に記載された部品以外の部品を排除しない。要素に先行する用語「1つの」は、それらの要素が複数あることを排除しない。本発明の部品を形成する手段は、専用のハードウェアの形態またはプログラム目的のプロセッサの形態で実施されても良い。本発明は、新たなそれぞれの特徴または特徴の組み合わせに内在している。示されているが請求項に記載されていない態様は、同時係属出願で請求されても良い。
本発明に係るトラッキングデータセルを示している。 本発明に係るデータ移行トラッキングループの波形を示している。 本発明に係る位相検出器の出力波形を示している。 本発明に係るフェーズロックドループを示している。 本発明に係るフェーズロックドループで使用される位相検出器の出力信号を示している。 本発明に係る周波数エラー検出器を示している。 本発明に係るフェーズエラー検出器を示している。 本発明に係る位相検出器によって生成された直交ベクトルを示している。 本発明に係るトラック及びホールド回路のブロック図を示している。 本発明に係るトランジスタレベルの線形増幅器を示している。 本発明に係るトラック及びホールド回路の第1の実施形態のトランジスタレベルを示している。 本発明に係るトラック及びホールド回路の第2の実施形態を示している。 本発明に係るトラック及びホールド回路の第3の実施形態を示している。
符号の説明
1、1′ トラック及びホールド回路
2、2′ 線形増幅器
3 疑似ラッチ回路
5 第1のマルチプレクサ
10 第1のトラッキングデータセル
10′ 第2のトラッキングデータセル
11 ハードリミッタ
12 遅延素子
25 マルチプレクサ
30 第1のトラック及びホールド回路
30′ 第2のトラック及びホールド回路
35 スライサ
50 周波数エラー検出器
60 インバータ
250 ハードリミッタ
500 第1の入力回路
500′第2の入力回路
T1、T2、T4、T5 トランジスタ
T3 コモンドレイントランジスタ
S1 第1のスイッチ
S2 第2のスイッチ

Claims (9)

  1. 第1のマルチプレクサに結合された一対のトラック及びホールド回路と、
    レートを有するデータ信号(D+,D−)の受信を決定するため、各トラック及びホールド回路において実質的に逆位相で入力されるクロック信号(H+,H−)と、
    を備え、
    前記トラック及びホールド回路は、ほぼハーフレートを有する出力信号(O)を供給する、トラッキングデータセル。
  2. 前記トラック及びホールド回路は、
    差動アナログ信号(D+,D−)を受けるとともに、第1の位相を有する第1のバイナリクロック信号(H+)によって制御される線形増幅器を備え、
    前記線形増幅器は、差動アナログ信号(D+,D−)とほぼ等しいフィードフォーワード入力信号を、前記第1のバイナリクロック信号(H+)の第1の位相で、擬似ラッチ回路に対して供給し、
    前記擬似ラッチ回路は、入力信号を記憶するために第2のバイナリクロック信号(H−)によって制御されるとともに、前記第1のバイナリクロック信号(H−)の第2の位相の間、前記フィードフォーワード入力信号とほぼ等しい差動出力信号(LD+,LD−)を供給し、前記第2のバイナリクロック信号は、前記第1のバイナリクロック信号(H+)とほぼ逆位相である、請求項1に記載のトラッキングデータセル。
  3. 前記線形増幅器は、前記第1のバイナリクロック信号(H+)によって制御される第1のスイッチを介して切り換え可能な電流源によりそのコモンソース端子でバイアスがかけられるとともに、そのゲートで差動アナログ信号(D+,D−)を受けるトランジスタ(T1,T2)の第1のコモンソース対を備え、前記線形増幅器は、前記トランジスタ対(T1,T2)を通じて流れるドレイン電流を決定するために前記トランジスタ(T1,T2)の第1のコモンソース対のゲートに対してほぼ等しいレジスタにより結合されたゲートを有するコモンドレイントランジスタ(T3)を更に備えている、請求項1に記載のトラッキングデータセル。
  4. 前記擬似ラッチ回路は、前記第2のバイナリクロック信号(H−)によって制御される第2のスイッチを介して切り換え可能な電流源によりそのコモンソース端子でバイアスがかけられるとともに、そのゲートで前記線形増幅器によって供給される信号を受ける第2のトランジスタ(T4,T5)の第2のコモンソース対を備え、前記擬似ラッチ回路は、前記第2のトランジスタ対(T4,T5)を通じたバイアス電流を減少するために前記第2の差動トランジスタ対(T4,T5)のそれぞれ対応するゲートに対しほぼ等しいレジスタを介して結合されたゲートを有するコモンドレイントランジスタ(T6)を更に備えており、前記第2のトランジスタ対は交差結合されている、請求項2に記載のトラッキングデータセル。
  5. 前記線形増幅器は、増幅器の出力でのクロストーク電流を減少させるために前記第1のトランジスタ対(T1,T2)の一方のトランジスタのドレインと前記第1のトランジスタ対(T1,T2)の他方のトランジスタのゲートとの間で交差結合された一対のキャパシタを更に備えている、請求項3に記載のトラッキングデータセル。
  6. 2つの略同一の線形増幅器のカスケード結合を備えている、請求項5に記載のトラッキングデータセル。
  7. 請求項1に記載の第1のトラッキングデータセルおよび第2のトラッキングデータセルとを備え、これらのトラッキングデータセルは、入力信号(D+,D−)を受けるとともに、電圧制御発振器によって生成されたそれぞれ対応する直交クロック信号(Hi,Hq)によって制御され、前記第1のトラッキングデータセルは、バイナリデータ出力信号(DO)を供給するハードリミッタに結合され、前記第2のトラッキングデータセルは、一対のトラック及びホールド回路のための入力信号を供給する遅延素子に結合され、前記トラック及びホールド回路は、バイナリ出力信号(DO)によって制御されるとともに、ローパスフィルタを介して前記電圧制御発振器のための周波数補正信号を供給するフェーズロックドループ。
  8. 請求項1に記載の第1のトラック及びホールド回路および第2のトラック及びホールド回路を有する入力回路を備える周波数エラー検出器を更に備え、前記トラック及びホールド回路は、周波数補正信号(E)を受けるとともに、バイナリ出力信号(DO)によって制御され、前記第1および第2のトラック及びホールド回路は、バイナリ出力信号(DO)によって制御されるマルチプレクサ手段に対して結合され、前記マルチプレクサ手段は、減算器において周波数補正信号(E)から差し引かれる信号を供給するスライサに結合され、前記減算器(S)は、周波数補正信号(E)とバイナリ出力信号(DO)との間の周波数エラーを示す信号(FD)を供給する、請求項7に記載のフェーズロックドループ。
  9. 請求項8に記載の第1の入力回路および第2の入力回路を備え、前記第1および第2の入力回路は、対応する直交クロック信号(Hq,Hi)を受けるとともに、入力データ信号(D)によって制御され、それぞれ対応する第1の出力信号(A)および第2の出力信号(B)を供給し、前記第1の出力信号(A)及びその反転されたレプリカは、ハードリミッタを介して第2の出力信号(B)によって制御されかつ前記入力データ信号と前記クロック信号との間のフェーズエラーを示す信号(PD)を供給する出力マルチプレクサに対して入力される位相検出器。
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