JP2006520921A - 3次元ディスプレイ用自動立体視再現システム - Google Patents

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Abstract

ここには、3次元(3D)画像またはシーンを生成する位置適応自動立体視3次元再現システムであって、カラーサブピクセル(R、G、B)が並列に置かれているフラット画像スクリーン(1)と、ラスタスクリーン(2)と、符号化ユニット(6、9)と、パースペクティブ画像(perspective image)を生成するプロセッサユニット(3)と、を備えている位置適応自動立体視3次元再現システムが開示されている。本発明によれば、符号化ユニット(6、9)は制御可能であり、ラスタスクリーン(2)は、第1と第2の相互にインタレースされたサブピクセルストリップが画像スクリーン(1)上に現れるように寸法化されて配列され、これらのサブピクセルストリップから第1と第2の画像ストリップが生成され、これらは、観察者の両方の目には、画像スクリーン(1)の前面における定義された観察領域ではばらばらになっているように見えることにより、一定シーケンスのサブピクセルのカラーが第1(第2)のサブピクセルストリップに維持されている(図1)。

Description

本発明は、請求項1の非特徴部分に記載された自動立体視再現システム(autostereoscopic reproduction system)に関する。
従来の2次元表現に比べて、3次元表現は、自然のビジュアル知覚により近づいている。自然さの程度は、自動立体視の位置適応表現によってさらに向上することが可能になっている。この目的のために、種々の自動立体視イメージング方法が開発されており、これらの方法は、異なるサブピクセル適応が必要とされる、右と左のイメージング方法を光学的に分離するためにバリアマスク(barrier mask)、レンチキュララスタマスク(lenticular raster mask)またはプリズムラスタマスク(prismatic raster mask)を使用している。3D(3次元)アニメーション、対話型ゲームおよびベクトルフォーマットのフィルムに必要とされるこれらの表現をPC上で、リアルタイムで作成することは、立体視フィルムや投影手法(projection technique)が数年前から使用されているとしても、これまで満足には達成可能になっていない。これらは、左と右の画像を分離するために、例えば、偏光(polarized light)(水平/垂直または円形)を使用している。LCD技術が技術的に進歩したため、結晶の不透明を電子的に制御することが可能になっている。この結果、ペアのスペクタクルの右と左のレンズが、画像周波数の半分で同期的におよび画像周波数と同期的に交互に不透明になるようにし、右と左の画像が画像スクリーン上に順次に現れるようにするシャッタ技術の開発が可能になった。この方法は、自動立体視シャッタモニタによっても使用されている。
この数年間、TFTディスプレイを備えた自動立体視再現システムも使用されているが、このシステムは、画像スクリーン上の右と左の画像を水平方向に多重化して発生し、空間的に分離された投影方向を、ラスタスクリーンを介して作成している(ドイツ国特許出願第DE-A-41 14 023号明細書、米国特許第6 307 585号明細書、ドイツ国特許出願第DE-A-198 27 590号明細書、ドイツ国特許出願第DE198 22 342号明細書、Van Berkel著「Image for 3-D LCD(3-D LCD用画像)」Philips Research Laboratories, UK, SPIE vol. 3639, 1999, pp. 84-91)。このタイプの再現システムは、ヘッドトラッカ(head-tracker)を使用して位置適応に設計することも可能になっている( 米国特許第6 307 585号明細書、Andiel, Hentschke他著「Eye-tracking for autostereoscopic displays using web cams(ウェブカムを使用した自動立体視ディスプレイのアイトラッキング)」SPIE Vol. 4660, 2002, pp. 200-206)。
前述したタイプの公知再現システム(ヨーロッパ特許出願第0 836 332 A2号明細書PAM)では、3つのサブピクセル(R、G、B)から形成された画像スクリーンの個別的画像ピクセルは、右と左の画像ストリップ信号を使用してラインごとに符号化ユニット(coding unit)によって制御され、各ラインにおいて右と左のサブピクセルストリップが交互に形成されるようにし、これらのサブピクセルストリップは、以下で説明するように、左と右の画像を水平方向に「多重化(multiplexing)」または「インタレース(interlacing)」することによって、左と右に割り当てられた画像ストリップを作成するために使用されている。さらに、プリズムまたはレンチキュラ(lenticular)ラスタスクリーンの形をしたラスタスクリーン(raster screen)は画像スクリーンの前面の位置に置かれ、3D画像に要求される左と右の画像への右と左の観察方向を、それぞれ含んでいる画像スクリーンの前面における定義された観察領域に対する右と左の画像ストリップを1つにまとめるようにしている。右と左の画像を確実に分離するために、これらのサブピクセルは暗く(dark)セットされ、空の領域またはオーバラップ領域に収められている。ここで、空の領域には、両方の観察方向から目に見えないサブピクセルが収められ、オーバラップ領域には、両方の観察方向から同時に目に見えるサブピクセルが収められている。さらに、右の観察方向からのみまたは左の観察方向からのみ目に見えるサブピクセルの制御は、右または左の各サブピクセルストリップが、正確に3つの異なるカラーピクセルをサイドバイサイドにもつように制御されている。
上記制御方法では、水平方向、つまり、ライン方向の個別サブピクセルのシーケンスは、例えば、ヘッドトラッカ(head tracker)やアイトラッカ(eye tracker)などの、自動立体視位置検出器によって符号化ユニットに通知されるそれぞれの観察者の位置に特に依存している。そのために、選択されたサブピクセルストリップ内のサブピクセルのシーケンスが、例えば、RGBであり、その左または右に隣接して置かれているサブピクセルストリップ内では、例えば、RGBまたはBRGであることが起こる可能性がある。その結果、例えば、サブピクセルストリップBRGがサブピクセルストリップRGBのあとに続く場合には、2サブピクセルストリップの境界に同じカラーが現れるカラー欠陥の原因となる未解決の問題が発生している。
以上に述べたことに基づいて、本発明は、上述したタイプのカラー欠陥を防止するように上述したタイプの3D再現システムを改善することを技術的課題としている。それにもかわらず、この再現システムは、リアルタイムで、しかも少なくとも写真品質に近い解像度で作動できることが要求されている。
上記目的は、請求項1に記載の特徴を備えた自動立体視再現システムによって達成されている。
本発明には、空間的に多重化されたサブピクセル表現が位置検出器によって適応化される場合であっても、右と左の画像を確実に分離することが可能であるという利点がある。右と左の画像を分離するために使用されるラスタスクリーンは、関係する画像スクリーンの前面に小間隔で装着される、単純なレンチキュラ(lenticular)またはバリア(barrier)ラスタスクリーンにすることができる。空間的に分離すると水平方向に引き起こされる解像度の損失は、特殊な記録デバイスによって大幅に回復させることが可能である。
本発明のその他の利点のある特徴は従属請求項に記載されているとおりである。
図1と図2は、画像やシーンを含んでいる3D(3次元)表現の、本発明による再現システムを示す概略図である。この再現システムは、特に、フラット画像スクリーン1(TFTまたはプラズマスクリーン)を含み、その前面には、ここではレンチキュララスタスクリーン(lenticular raster screen)として設計されたラスタスクリーン2が配置されている。図2に示すように、画像スクリーン1は、隣り合う位置に置かれた複数の画像ピクセル、例えば、1024乃至1920個の画像ピクセルを含み、その各々はカラーがレッド(=R)、グリーン(=G)およびブルー(=B)の3個のカラーサブピクセルから構成され、これらは複数の(水平)ライン、例えば、768乃至1200ライン内に並列に置かれている。各画像ピックセル内では、サブピクセルのシーケンスは、例えば、常に同じRGBになっている。
プロセッサユニット3は3D表現を生成する目的に使用され、例えば、画像、シーンなどの電気信号がカメラなどからリアルタイムでそこに送られるストアを備えたグラフィックスカードを含んでいる。別の方法として、これらの信号は大容量ストレージデバイスから得て、絶えず更新させることも可能である。また、画像は、例えば、ポイント形式のような別の形式でカード上にストアしておくことも可能である。
右と左の画像信号は、図1に長方形で図示され、それぞれが、例えば、右と左のストアにストアされている右と左の画像4と5に対して、プロセッサユニット3によってオリジナルサイズで、およびピクセル形体で生成される。これらの画像信号は、次に、ブロック6に送られ、各々は画像スクリーン幅に対して、オリジナルサイズの1/3に、特に、後にラスタスクリーン2によって再び伸張されるときと同じプロポーションで圧縮される。このようにして、別の長方形で示されている狭い右と左の画像7と8に対する画像信号が得られる。さらに、画像信号は、以下で説明するように、HRフィルタリングと略称した別の処理をブロック6で受ける。
圧縮画像7と8の信号は別のブロック9に入力され、そこでこれらの信号は右と左の画像ストリップ10と11の信号に分割される。画像ストリップ信号の計算は、好ましくは、適応的に、つまり、観察者が画像スクリーンの前のどこにいるかに応じて行われ、その目的のためには、特に、各動きの後に続く画像スクリーン上の画像ストリップ10と11のそれぞれの開始位置を新たにかつ正確に判断する必要がある。さらに、画像ストリップ信号はブロック9でインタレースまたは多重化され、関連画像ストリップ10、11が図1に示すようにライン方向に交互に現れ、他方、カラム方向(垂直方向)では、例えば、連続して現れるようにする。右と左の画像10、11を表す信号は、最後に代表的なインタフェース12を介して、画像スクリーン1を備えたモニタなどに入力される。
画像ストリップ信号の計算が適応的に行われるようにするために、例えば、アイトラッカ(eye tracker)14が観察者に割り当てられ、その信号はプロセッサユニット3と、全体的に符号化ユニットとして以下に示しているブロック6と9を含むデバイスとに入力される。さらに、図1の再現システムは、通常のように、3Dマウス15、入力制御システム16、3Dライブラリ17、および可能ならば、個人別調整用の調整デバイス18を備えている。
図2は、図1のフラット画像スクリーン1のいくつかのサブピクセルを上部に示す概略図であり、これらのサブピクセルは、参照記号R(=レッド)、G(=グリーン)およびB(=ブルー)で示されており、そこでは、これらの3サブピクセルR、G、Bは、各画像ピクセルにおいて左から右に向かって、例えば、RGB−RGBなどのように、常に同じシーケンスになっている。また、図2に示すように、画像スクリーン1を表すサブピクセルの前面には、断面図で示すレンチキュララスタスクリーン20が配置され、このスクリーン20はガラスペイン(glass pane)21と垂直方向に延びた複数の隣り合う円筒レンズ(例えば、数百個)を備え、これらの円筒レンズは、例えば、観察者に面するガラスペイン21の幅広側に装着されている。なお、図2には、そのうちの2円筒レンズ22aと22bだけが示されている。最後に、図2には、観察者の右目と左目23、24から始まる光線路(optical ray path)が概略図で示されている。
本発明によれば、レンチキュララスタスクリーン20は、サブピクセルR、G、Bによって画像スクリーン1の選択された領域に生成された少なくとも右と左の画像ストリップが、観察者にはオーバラップしていないで、ばらばらになっているように見えるように寸法化されて配列され、右(左)のサブピクセルストリップからそれぞれの先行または後続の右(左)のサブピクセルストリップに移るときのカラーのシーケンスは常に不変に継続している。このことは、例えば、図2に示されている。ここでは、右と左のサブピクセルストリップ25a、25bと26a、26bは交互に形成され、その各々は6個のサブピクセルR、G、Bを含み、右サブピクセルストリップ25aは左側ではグリーンサブピクセルから始まり、右側ではレッドサブピクセルで終わっており、次の右サブピクセルピクセル25bも、左側ではグリーンサブピクセルから始まり、右側ではレッドサブピクセルで終わり、2ピクセルストリップにわたって見たとき、カラーシーケンスG、B、Rが常に左から右に連続して維持されるようになっている。従って、左サブピクセルストリップ26a、26bでは、カラーシーケンスGBR、GBRも、左から右に見たとき、全体にわたって生成される。
図2の右と左の両方のサブピクセルストリップ25、26の隣り合うサブピクセルの数がカラー数の整数倍またはピクセル幅の整数倍に一致していて、ピクセルストリップ25、26が中間スペースなしに相互に隣接しているときは、右(左)のサブピクセルストリップ25、26は自動的に相互から分離されるので、中間スペース、つまり、右(左)のサブピクセルストリップの一方の側端(例えば、図2の26c)とライン方向に先行および/または後続の右(左)のサブピクセルストリップの面する側端(例えば、図2の26d)の間のビジュアルジャンプ(visual jump)は、画像ピクセル(または既存のピクセルカラー数)の整数倍に正確に一致している。しかし、右と左のサブピクセルストリップが相互に直接に境界をなしていると、ラスタスクリーン20の位置が不正確で、観察者が若干動くと、画像欠陥の原因になるので、ここでは好ましくない。従って、本発明のさらなる開発では、サブピクセルストリップ25、26の間に別のサブピクセルR、G、Bを設けることが提案されている。図2に示すように、サブピクセルストリップ25aと26aまたは26aと25bまたは25bと26bの間には、それぞれ3つの追加サブピクセル27a、27bまたは27cが置かれている。これらの追加サブピクセル27は、一方では、サブピクセルストリップ25の空間的分離を向上するのに役立ち、他方では、以下で詳しく説明するように、画像欠陥を引き起こすことなく、観察者による限定的ヘッドの動きを可能にするのに役立っている。後者が該当するのは、特に、追加サブピクセル27の数が、本発明によれば、ピクセル幅または利用可能なカラー(ここでは3カラー)の整数倍に一致している場合である。この場合も、サブピクセルストリップ25、26ごとにサブピクセルがいくつ存在するかは重要でない。各サブピクセルストリップ25、26が、例えば、サイドバイサイドに7つのサブピクセルR、GおよびBを含んでいるとすれば、例えば、ストリップ25aは、左から右にカラーシーケンスGBRGBRをもつことになるので、サブピクセルストリップ25bは、間断なく継続してカラーシーケンスBRGBRGBをもつことになる。
また、図2に示すように、符号化ユニット6、9は制御可能であり、ラスタスクリーン20は、少なくとも、画像スクリーン1の選択された領域に生成された左と右の画像ストリップ、例えば、28と29が観察者にオーバラップなしで見えるように寸法化され、配置されている。図2から明らかであるように、右の画像ストリップ28は右のサブピクセルストリップ25によって生成され、左の画像ストリップ29は左のサブピクセルストリップ26によって生成され、右と左のすべての画像ストリップ28と29(図2には2つだけが示されている)は、ラスタスクリーン20によって1つにまとめられて右目と左目23、24の右と左の画像が得られるので、空間的知覚が可能になり、ブロック6(図1)での以前の圧縮に対応する画像の伸張は、ラスタスクリーン20によって行われることになる。
図3は、サブピクセルがないことを除き、図2の表現にほぼ対応する単純化表現を示しているが、そこでは、サブピクセルストリップによって生成された2つの右画像ストリップ28a、28bと2つの左画像ストリップ29aと29bはレンチキュララスタスクリーン20によって1つにマージされて右と左の画像が得られている。図3から明らかであるように、特に、相互に向き合う右と左の画像ストリップ28a、28bと29a、29bの端間の上述した分離は、ビジュアルジャンプ30、31として認識可能であり、その各々は、1ピクセル幅の整数倍の幅(ここでは、=3サブピクセル幅)になっている。
図4に示す実施形態が図2と図3に示す実施形態と異なっている点は、ここでは、画像スクリーン側に面する側に円筒レンズ34を備えているレンチキュララスタスクリーン33のレンズ幅またはピッチ分離(pitch separation)が2サブピクセルR、GまたはBの幅にほぼ一致していることである。この実施形態の場合も、符号化ユニット6、9は、少なくとも、画像スクリーンの選択された領域に生成された右と左の画像ストリップが、観察者にはオーバラップしていないように見え、右(左)のサブピクセルストリップ35a、35b、35cまたは36a、36b、36c内の一定シーケンスのサブピクセルカラーが得られるように制御され、ラスタスクリーン33もそのように寸法化され、配置されている。図2および図3と異なり、各サブピクセルストリップ35、36は1サブピクセルの幅になっており、インタレーシングは、右のピクセルストリップ35が左のサブピクセルストリップ36から分離され、間隔が置かれるように行われる。従って、レンチキュララスタスクリーン33によって1つにまとめられて、右画像と左画像になる関連画像ストリップ37と38は、同じようにインタレースされ、多重化されているように見える。
ラスタスクリーン20、33と画像スクリーン1の間には、保護フォイル(foil)39(図2)または40(図4)を置くことが可能である。
図2および図3とは対照的に、ラスタスクリーン33を使用したときの空間表現の観察に欠陥が生じないのは、観察者が画像スクリーン1に対して、ラスタスクリーン33の位置と形体によってあらかじめ決められた不動位置にいるときだけである。
この固定配置を避けるためには、常に望ましいとは限らないが、ラスタスクリーン33を画像スクリーン1に対して矢印vおよび/またはwの方向に移動可能に配置すると、観察者によるヘッドのどのような動きにも追従することが可能になる。
図5と図6は、図2、3および4に対応する3D再現システムの本発明による実施形態を示したもので、そこでは、交互の透明(垂直に配列された)ストリップまたはスリット43(図5)または44(図6)と、その間に配置された不透明バリアストリップ45(図5)または46(図6)(ブラックで示されている)を有するラスタスクリーン41または42が使用されている。
光線路に関しては、図5に示す実施形態の場合も、図2と図3に示す実施形態の場合の光線路とほぼ同じである。各透明ストリップ43は、ここでは、3サブピクセルの幅に一致する幅を有している。ラスタスクリーン41は、監視者の目23、24の各々が画像ストリップ47,48を見て、3サブピクセルの幅を持つサブピクセルストリップ49,50が生成されるように、およびこれらのサブピクセルストリップ51、52の間には、どの場合も、バリアストリップ45によって覆われた、さらに別の不可視サブピクセル51、52が置かれるように寸法化され、画像スクリーン1の前面に配置されている。これらの別サブピクセル全体は、全体にわたって連続のカラー遷移が得られるように1画像ピクセルの整数倍に相当する幅になっている。
サブピクセルの制御は、図5には図示していないが、右と左のサブピクセルストリップ49、50が交互になるように図2および図3と同じように行われる。矢印53方向への観察者の横の動きは制限されているので、観察者に見えるサブピクセルが矢印54方向に移動することが阻止されることになる。アイトラッカ14などによって制御される符号化ユニット6、9は、これらの変化を自動的に考慮し、ピクチャによれば、観察者の瞬時の位置に応じて、透明ストリップ43を通して現在見えているサブピクセルを常に制御するように構成されている。
図6に示す実施形態では、本発明によれば、図4に示す実施形態の場合とほぼ同じ光線路が設けられている。ラスタスクリーン42は、2サブピクセルの幅にほぼ相当するピッチを有し、各透明スリット44はほぼサブピクセルの幅になっている。図4と同じように、ラスタスクリーン42は、従って、サブピクセルR、GおよびBが、右目または左目に対して右と左のオーバラップのない画像ストリップ55、56を交互に生成するように寸法化され、配置されている。図5とは対照的に、観察者が画像スクリーン1の前面のあらかじめ決めた位置にいるか、あるいは図4と同じように、ラスタスクリーン42が画像スクリーンに対して移動不能に配置されている場合に限り、欠陥のない画像が得られる。
図7と図8は、図2と図3に示す実施形態を使用したときの、本発明によるサブシステムの制御を示す概略図である。欠陥がなく、大幅に損失のない右と左の画像を生成するために、観察者のヘッドが動いた場合でも、隣接サブピクセルストリップの間の中間スペースに置かれているサブピクセル(各々の場合、3サブピクセルR、GおよびB)は、画像情報の予備として使用される。このことは、当然に理解されるように、例えば、図2に図示の観察方向からは見えないサブピクセルは、先行または後続サブピクセルストリップの最後のサブピクセルにも対応する画像信号を使用して制御されることを意味している。
図7に示す例では、上部セクションに複数の画像ポイントが、下部セクションに画像スクリーン1の複数のサブピクセルが示されており、そこでは、画像ポイントは右側の圧縮画像では64乃至78の番号が付けられ、左側の圧縮画像では83乃至100の番号が付けられている。これとは対照的に、画像スクリーン1の関連ラインに対するサブピクセルは1から37までの連続番号が付けられている。上述したように、各ピクセルストリップは6個の可視サブピクセルを含み、その後に3個の不可視サブピクセルが続いている。このことは、例えば、図7において、特定の観察角度では、サブピクセル1乃至6と19乃至24の各々は右サブピクセルストリップ(図7中=SPS.R)を含み、サブピクセル7乃至9と25乃至27は隣接する不可視予備サブピクセルストリップを形成することを意味している。従って、サブピクセル10乃至15と28乃至33は左サブピクセルストリップ(図7中SPS.L)を形成し、残余のサブピクセル16乃至18と34乃至36の各々は不可視予備サブピクセルストリップを含んでいる。矢印で図示するように、可視サブピクセル1乃至6と19乃至24は画像ポイント64乃至69または70乃至75からの情報を使用して制御される。同時に、画像ポイント70乃至72からの情報は不可視サブピクセル7乃至9にもコピーされ、画像ポイント76乃至78からの情報は不可視サブピクセル25乃至27にもコピーされる。同様のコピープロシージャは、図7に明確に示すように左側画像に対しても行われる。
上述した方法で、特定の画像ポイントを不可視サブピクセル7乃至9と25乃至27にさらにコピーすると、観察者が正確に1ピクセル幅だけヘッドを動かし、その結果、例えば、サブピクセル2乃至7と20乃至25が見えるようになった場合、観察者は画像ポイント65乃至70と71乃至76からの情報を受け取ることになる。さらに、1サブピクセルだけ移動すると、観察者には、例えば、サブピクセル3乃至8と21乃至26が見えるので、画像ポイント66乃至71または72乃至77の情報を受け取ることになる。左目に入力される情報の場合も、左への動きまたは画像スクリーンに直交する動きの場合も同様である。この意味で重要なことは、この例において、観察者が、例えば、画像ポイント70乃至75、71乃至76、72乃至77などからの情報を連続的にかつどのようなカラージャンプもなしで受け取ることであり、従って、この例において、最大3サブピクセルまでの一方または他方の側へのヘッドの動きは、問題なくかつ品質の損失なしで補償できることである。そのために、ラスタスクリーンが画像スクリーンに対して不正確に並置されていると起こる誤差を補正できるという利点のほかに、サブピクセルストリップの端では、後続または先行サブピクセルストリップ内の部分的に見えるサブピクセルだけが1つの全サブピクセルを形成するように完成されるという利点も得られる。この結果、ピクチャまたはカラー情報が損失することから防止される。
さらに、観察者によるヘッドの動きは、アイトラッカ14または類似手段を通してプロセッサユニット3と符号化ユニット6、9に絶えず適当に通知され、大きな動きについては即時に新計算が行われ、それぞれの観察者位置ついて画像信号が再計算されるようにしている。これについては以下で説明する。このことは、観察者が画像スクリーン1からどれだけ離れているか、および異なるピッチ分離と偶数番号から外れているピッチ分離、つまり、例えば、サブピクセルの非整数倍に相当するため量子化する必要のあるピッチ分離に依存することを意味している。例えば、観察者が任意の位置にいるとき、その結果のピッチが9.2であれば、小数点以下の無視すべき余りが合計で1サブピクセルに近似するまで整数のピッチ値9.0に基づいて最初に計算が行われる。この計算は、10サブピクセルのピッチでは一度だけ継続され、平均的に全スクリーン幅にわたって、必要なピッチとして常に9.2が得られる。高速コンピュータを使用すると、コピープロシージャで必要になる計算を含む、これらのすべての計算は、リアルタイプで実行することができる。
本発明による位置適応の高解像度自動立体視再現システムPARSCは、公知の位置適応自動立体視モニタPAM(米国特許第6 307 585号明細書)をさらに開発したものである。このシステムに比べて、本発明は柔軟性、リアルタイム能力および解像度を向上している。柔軟性は、例えば、符号化ユニット6、9の初期化時に、右と左の画像がどのように生成され、インタレースされるか、つまり、サブピクセルはどのように水平方向に多重化されるべきか、に関するユニークな統計情報が送信されるような形で向上されている。これについては、以下で説明する。
上述した再現システムを使用すると、本発明によれば、以下に示すシステムオペレーション設定値が得られ、これらはスイッチオン・オフが可能であり、個別的にも、組み合わせでも使用することができる。
(S1) アンダーサンプリングインタレース(undersampled interlace)
(S2) 圧縮および伸張フィルタリング(compression and expansion filtering)
(S3) バリアインタレース(barrier interlace)
(S4) 位置適応(position adaptation)
(S5) レンチキュララスタインタレース(lenticular raster interlace)
(S6) 高解像度フィルタリング(high-resolution filtering)。
上記の6基本設定値は以下で詳しく説明する。
(S1):アンダーサンプリングによるインタレースとは、右と左の画像からは、それぞれのサブピクセルまたは画像スクリーン上で駆動されるそれぞれの生成画像ストリップの位置に置かれるのは、常に、ストリップ単位でピックアップされるピクセルまたはサブピクセルだけであることを意味する。これらのピックアップされたストリップは空間的に多重化されてスクリーン上に表現される。このことは、両方の画像の未使用ストリップは表示されないので、情報が未使用ストリップ中にあるため、紛失すると起こる「エイリアシング(aliasing)」誤差を引き起こす可能性があることを意味している。例えば、垂直ラインが部分的画像の、そのような未使用ストリップ内に位置していると、再現された画像では見えないことになる。しかし、状況によっては、観察者がヘッドをサイドに動かすと、適応システムでは再表示されることがある。このような現象は、「モアレ効果(Moire effect)」とも呼ばれている。この効果はアンダーサンプリングでは常に発生するので、望ましくない。しかし、アンダーサンプリングインタレーシング(undersampled interlacing)の利点は、通常のグラフィックスカードでは特に簡単にかつ高速に実行することができる点にあり、そこでは左と右画像ストアが使用され、右と左画像ストリップは単純なスイッチを使用して実現されている。このことは、必要とされるすべての制御操作がリアルタイプで実行できることを意味している。
(S2):(S2)バージョンはエイリアシング誤差を回避しているが、水平方向にローパスフィルタリングを行うため、水平方向の画像の鮮鋭度(sharpness)が劣っている。このフィルタリングを行うと、例えば、1ピクセル幅だけ垂直ラインが広くなるという効果が得られる。このオペレーションをローパス圧縮フィルタリングとして行うと、画像がインタレーシングに必要な比率に、例えば、1/3に水平方向に縮小される。インタレーシングに必要なサブピクセルは、両方の圧縮画像から直接に取り出され、画像スクリーン上にコピーされる。しかし、圧縮画像は、フィルタによってオリジナルの幅に伸張した後で、(S1)に従ってインタレースさせることも可能である。これの利点は、画像からのすべての情報が使用されることである。これは圧縮された後、狭いストリップに割り振られるので、オリジナル画像は、例えば、半分の幅で現れることになる。従って、連続画像は情報が失われないという利点がある反面、鮮鋭度が減少するという欠点がある。
以下は、ローパスフィルタの適当な係数を示したものである。
Figure 2006520921
次のコサインフィルタ(cosine filter)の方が若干有利である。
Figure 2006520921
ただし、
Figure 2006520921
PO(f,1)ならば、右側または左側のオリジナル画像のラインのカラーピクセルは、個別カラー値RO(i) = P0(0, i)、G0(i) = P0(1, i)およびB0(i) = P0(2, i)になっているi番目のカラムに置かれている。この場合、圧縮フィルタリングは、次のようにピクセルごとに行うことができる。
Figure 2006520921
インタレーシングが(S1)に従って行われる場合は、ローパスフィルタリングは圧縮なしで行うことができる。
Figure 2006520921
圧縮画像からは、フィルタ係数CF(i) = CTF/A=cos3(πi/6)を使用して逆の伸張フィルタリングを行うと、ピクセルPTP’(f, i)をもつローパスフィルタリングされた画像が得られる。ゼロにセットされたピクセル値PTP’(f, i)=0から始まって、次のオペレーションが行われる。
Figure 2006520921
必要とされるゼロまたは強調(enhancement)への設定については、ここで詳しく検討することは省略する。
(S3):バリアインタレーシングは、図5と図6に基づいて簡単に前述した。
バリアラスタスクリーン41、42の垂直スリット43、44によって、ばらばらのストリップは右目と左目23、24では画像スクリーン上で見えるようにされる。画像スクリーン上のi番目の可視ストリップを覆っているサブピクセルは、右または左の圧縮画像のiピクセルの右または左ピクセル値で埋め込まれている。バリアラスタスクリーン内のスリットは、3サブピクセルR、G、Bなど(図5)または1サブピクセル(図6)とほぼ同じ幅になっている。
画像スクリーン上で右または左の可視ストリップに属しているサブピクセル番号またはカラーを得るために、これらのストリップの正確な開始位置が計算される。例えば、図2と図7の光線路に従っておよび図8に示すように、最初の右側ストリップは位置startRから始まり、左側ストリップはstartLから始まっている。次に、i番目のストリップは、画像スクリーンのピッチのi番目の倍数であるiscpitchだけ右に移動して開始される。KrSPB(i)とKlSPB(i)が0から始まる、画像スクリーン上のサブピクセル番号であり、spsizeが1サブピクセルの幅であれば、右と左のi番目ストリップは次の番号から始まる。
Figure 2006520921
ここで、int{}は、有理数の整数部分を表す整数関数である。
Figure 2006520921
ここで、int{}は、有理数の整数部分を表す整数関数である。
この場合、i番目の右側ストリップは、KrSPB(i) - KlSPB(i)サブピクセルを含んでいる。右側圧縮画像のi番目ピクセルの値FFr(i)、GFr(i)、BFr(i)はカラーを写実するようにこれらのサブピクセルにコピーされる。左側ストリップについても、同じプロシージャが実行される。
原則的に、ピクセルのサブピクセルのカラーは、レッドR(2)、グリーンG(3)、ブルーB(4)のシーケンスになっている。画像スクリーン上のサブピクセルの数から、そのカラーはmodule-3関数を通して得られる。
Figure 2006520921
このタイプの(S3)による固定インタレースでは、原則として、3つの固定位置から満足な3Dビジョンが得られるようになっている。しかし、このインタレースオペレーションは、変化する観察者の位置に対する急速な適応が可能になるように高速に変更することができる。しかし、このタイプの適応解決では、ヘッドトラッカまたはアイトラッカが必要になる(図1)。
(S4):位置適応は、観察者が急激な動きをした場合でも、画像に属する正しいサブピクセルを画像スクリーン1から正確に見つけるという前記目的に役立っている。この位置適応について、以下図7と図8を参照して例を示しながら説明するが、そこでは、図2でも使用されている参照記号に加えて略語が用いられている。矢印のヘッドは、画像スクリーン1上の特定の位置を指している。符号化ユニット6、9では、”Start”の記号が意味するように、正確な開始位置が計算され、そこから個別的サブピクセルへの割り当てが開始される。観察者の位置に応じて、矢印のヘッドは”Start”から右または左にさまようことがある。矢印があるサブピクセルから隣接サブピクセルにジャンプすると、以下で説明するように(図7も参照)、サブピクセルストリップまたはそれによって得られた画像ストリップへのサブピクセルの対応する変更割り当てが行われる。
観察者の位置は、ベクトルOP(観察者の位置)またはOP(x)、OP(y)、OP(z)で識別される。大部分のTFT画像スクリーンは左下隅から画像構築と記憶を開始する。従って、相対座標系の起点は画像スクリーンの左下隅に置かれている。x方向は右に向かう水平方向であり、y方向は画像スクリーン上の上に向かう方向であり、z方向は画像スクリーンに直交して前方に進む方向である。従って、画像スクリーンからの観察者の分離はOp(z)と同じである。画像のインタレーシングについては、両眼の平均位置がわかれば十分であり、画像スクリーンの前面のラスタマスクが標準位置OP0から離れている理想的分離についても、観察者の目の分離、つまり、(数39)がわかれば十分である。観察者の標準または開始座標はOP(x0)、OP(y0)、OP(z0)として示される。画像スクリーンRSDからのラスタマスクの最も好都合な分離は、ラスタマスクピッチrmpitchから判断される。
Figure 2006520921
Figure 2006520921
この分離は、連続位置適応では一定になっている。観察者位置から、マスクピッチは画像スクリーンまで若干大きくなり、画像スクリーンピッチscpitch(screenpitch)が得られる。従って、可変画像スクリーンピッチは次のとおりである。
Figure 2006520921
従って、画像スクリーン上の第1可視右側ストリップの開始位置も、観察者位置に依存している。
Figure 2006520921
左目については、
Figure 2006520921
前記において、K0は、負のサブピクセル位置を避けるために、startrが正であるときの最小整数という意味である。
右と左の間の十分な分離を確保するために(定義された観察者位置における)、可視ストリップ(例えば、図2中の25と26)の間に不可視ストリップ(例えば、図3中の27)が設けられている。これらのストリップ27では、表現は自由のままになっている。右または左へのフレキシブルな割り振りは、観察者の動きの予測に基づいて以下に説明されている。これの前提条件は、初期状態では、使用不能なストリップの中間分布である。つまり、インタレーシングは、目の中間位置に向かう方向であるので、予測される分離の変化は考慮されない。このことから、中間開始位置は次のように求められる。
Figure 2006520921
i=0から始まるi番目ストリップについては、ストリップ開始サブピクセルの後続番号は次のように求められる。
Figure 2006520921
Figure 2006520921
インタレースされたストリップの開始サブピクセル位置を適応計算するためには、新フレームごとに、2つの変数が必要であり、これらの変数は毎秒100回まで更新させる必要がある。これらの2変数について最大許容値がセットされた場合は、必要な精度はサブピクセルの幅に基づいて適応させることができる。このことから明らかであるように、”start”から8ビット=1バイトまでと”scpitch”から16ビット=2バイトまでの値を量子化することで十分である。このことは、最小更新データフローが約300バイト/秒であることを意味している。
上述した位置適応は、レンチキュララスタスクリーン21、33(図2と図4)を使用した場合にも、バリアラスタスクリーン41、42(図5と図6)を使用した場合にも応用可能である。
(S5):レンチキュララスタスクリーン21と33(図2と図4)を使用した場合のインタレーシングは図7に示されている。上部のラインは圧縮済みの右と左の画像を示している。
レンチキュララスタスクリーンを使用した場合の光線路は図2乃至図4に示されている。バリアラスタスクリーン(図5と図6)と比較するとわかるように、類似の右と左ストリップと不可視領域が形成されているが、目に煩わしいストライプのない連続右と左画像が形成されている。輝度も吸収されていない。画像スクリーン上の右と左のストリップのサブピクセルの開始位置を判断するために、同じアルゴリズムが式(15)と(16)に従って使用される。より大きな水平解像度を達成するために、個別サブピクセルは、ストリップ内のサブピクセルのシーケンスを変更することなく、圧縮画像から用意されたストリップ内にコピーされる。ストリップ領域内の圧縮画像をカラーに写実のインタレーシングコピーを行うには、画像スクリーン上の右と左のストリップ内のそれぞれの開始サブピクセルへの圧縮画像内の割り当て開始サブピクセルの追加計算が必要になる。ここでは、ラスタスクリーンのレンチキュラプロファイル(lenticular profile)は、最初のサブピクセルがそこで終了するサブピクセルカラーにおける後続レンズで画像が継続するように計算される。2サブピクセルの間で直接に若干の変化が起こった場合は、後続レンズは後続カラーから始まる。つまり、RのあとにGが、GのあとにBが、BのあとにRが来るようになっている。この割り振りは次のアルゴリズムによって保証される。圧縮右側画像で使用可能な最初のサブピクセルは、画像スクリーン上の最初の右側ストリップの開始ピクセルのカラーをもつ最初のピクセル内のカラーピクセルである。
Figure 2006520921
左側の最初のストリップは次のカラーから始まる。
Figure 2006520921
これらのカラーピクセルは、従って、圧縮画像の最初のピクセルから取り出される。最初のピクセルは、一般的に番号“0”を有している。昇順の順番に、サブピクセルは、次のストリップがサブピクセル番号KrSPStart(1)とKlSPStart(1)から始まるまで圧縮ソース画像からストリップ内にコピーされることになる。次の番号からソース画像内の開始サブピクセルが得られる。
Figure 2006520921
Figure 2006520921
前記において、SPJは、1または3の倍数であるシステム固有の整数であり、あるレンズから次のレンズに移るとき、正しいカラーが選択されることを保証している。SPJ=0のときは、画像スクリーン上でカウンティングが行われる。図4はPSJ=1のときの例を示し、図2はPSJ=9のときの例を示している。図7には、HRインタレーシングも示されている。同図に示すように、サブピクセルがストリップ内にコピーされるとき、ソース画像内の開始サブピクセルは、先行ストリップで終了した個所よりもはるか前方から開始している。これにより、連続性が保証されている。
このようなシーケンスでサブピクセルを維持するコピーシーケンスは、好ましくは、高解像度空間多重化(High Resolution Space Multiplexing)と名づけられている。
(S6):ここでは、FRフィルタリングまたは「HRシャープフィルタリング」と名づけられた別の高解像度フィルタリングは、解像度を向上することを目的としている。輝度とカラーの分布は、異なるピクセルと周囲の間で分割されている。
以下では、右と左の観察パースペクティブからのオリジナルカラーソース画像は、使用されるモニタの全解像度、例えば、1600 x 1200ピクセルで利用可能であることが想定されている。以下に説明するフィルタリングの新規特性は、画像内の輝度情報がカラー情報とはまったく異なるようにフィルタリングされることである。従来のカラー画像表現と比べて解像度の向上が可能であることは、ビジュアル生理的知覚特性に最適な適応が行われることにより達成されている。ここでは、サブピクセルがTFTスクリーン上で隣接して配置されることが利用されている。基本的考え方は、輝度情報をサブピクセルにわたって分布させることと、カラー情報を周囲にわたって分布させることである。このようにすると、輝度の解像度を水平方向に3倍にできる一方で、情報の2/3以上はカラー情報からフィルタリングされる。人間の目による輝度とカラーの異なる知覚は、特に、PAL符号化で使用され、比較的小さな追加チャネルでは、ハイレベルのカラー品質がテレビジョンピクチャで達成されている。現行のカラー画像の自動立体視表現では、各部分画像の水平方向は、円筒レンズによってほぼ3倍に拡大されている。このことは、輝度情報のオリジナル情報コンテンツが圧縮フィルタリング期間に大部分が保存できることを意味している。以上により、右と左の画像が存在している自動立体視表現では、最終的効果として、輝度情報コンテンツは、従来の2次元表現に比べて2倍になる。このようにすると、画像品質を本質的に2倍にすることは、これまでに説明してきた本発明によって達成され、フラットスクリーンディスプレイによる3次元知覚への飛躍も達成される。輝度フィルタリング:オリジナル画像はPor(f,i,k)とPoi(f,i,k)と名づけられている。kは番号のカウンタ、iはカラムのカウンタ、fはカラーR、G、Bのカウンタであり、輝度はY=(R+G+B)/3である。一般的に、kは0から1199まで、iは0から1599まで、fは0から3までである。最初のステップでは、圧縮画像PHFr(f,m,n)内のサブピクセルに対する輝度値Yをピクセルごとにフィルタリングする。フィルタ係数は(数51)である。
Figure 2006520921
以下では、2つの例を用いてフィルタ特性について詳しく説明する。1つの例は、1ライン内でのみ作用し、もう1つの例は上部ラインと下部ラインを圧縮する。係数に課されている最初の条件は、オリジナル画像内の一定グレイ値からは、ターゲット画像では同じ一定グレイ値が得られることである。このことは、全係数にわたる合計が1であることを意味している。
Figure 2006520921
第2の条件は、オリジナル画像内のホワイトピクセルからは、ターゲット画像の周囲において、全体的に再びホワイト画像が得られることである。このことから次の3つの条件が導かれる。
Figure 2006520921
Figure 2006520921
Figure 2006520921
フィルタリングオペレーションは、f(m)=(m)mod(3)=m-3 int{m/3}およびi(m)=int{m/3}および(数56)と共に説明することができる。
Figure 2006520921
以下の最初の番号例は、フィルタ係数がv=+1, -1のときゼロであるラインオペレータを説明している。
Figure 2006520921
表1はHRラインフィルタのフィルタ係数である。
次の例は、ライン交差フィルタオペレーションを示している。
Figure 2006520921
表2はライン交差HRフィルタのフィルタ係数である。
この2次元フィルタは、係数が中心からの分離に逆比例して減少するように設計されている。HYF(0,0)=1をもつ設計は極端な例であり、これは、オリジナルのコントラスト範囲が以前は減少していて、鮮鋭度の上昇のためにHRフィルタリング期間に再び増加できるようになっている場合に自然の画像に対して有効になる。例えば、ソース画像の値範囲(0-255)は、40乃至220に圧縮することができる。これは、達成可能な鮮鋭度効果を、コントラスト効果に対して付加的に重み付けすることを可能にする1つの方法である。
この輝度HRフィルタリングによると、平均してグレイ画像が得られる。しかし、0と255の許容範囲がターゲット画像で超えたときは、ビジュアル化のための範囲は、再び許容範囲に制限しなければならない。このプロセスでは、カラー効果が生じるが、これは画像コンテンツに左右される。
2.カラーフィルタリング:第2のステップでは、カラー情報が減少したローカル解像度と共に再び追加される。この目的のために、(S1)の個所で、前記の(数33)で生成された圧縮画像は、右と左に対して再び利用できる。
Figure 2006520921
この画像では、右と左に対して、カラー差値が輝度値Y=(R+G+B)/3: DR=R-Y; DG=G-Y; DB=B-Yに対して生成される。このオペレーションは(数58)に示されている。
Figure 2006520921
同じオペレーションが左圧縮画像に対しても行われる。差値はHRフィルタリングされたグレイ画像上で再びオーバレーされる(周囲にわたって分布される)。これは、1または2次元ローパスフィルタリングによって新たに行われる。例えば、ローパスフィルタとして、前記(数32)のフィルタが再び使用することができる。この結果、次のオペレーションがf=0,1,2に対して3回行われる。
Figure 2006520921
さらに有利であるのは、2次元ローパスフィルタCTP3(i,k)であり、例えば、i、k
は-1から1までである。ここでは、総和は再び1に等しくなければならない。係数値は表3の次のようにすることができる。
Figure 2006520921
表3はカラーを挿入するための単純な2次元ローパスフィルタである。
フィルタリングは次のオペレーションになり、これは、当然のことであるが、1次元バージョンよりも実行するには若干困難である。
Figure 2006520921
記号”:=”は、右側の同じ変数を左側の結果で置き換えるときのプログラミングに関係する名称を表している。
同じオペレーションが左の画像に対しても行われることは当然である。
最後に、範囲制限は依然として行なわれる必要があり、浮動小数点数は0と255の間の整数に丸める必要がある。これは2ステップで行われる。1.大きすぎる可能性のある範囲は圧縮することが可能である。2.0以下の数と255を越える数は0または255にセットすることができる。
HRフィルタリングは以上説明したとおりであるが、次に、別のカラーピクセルの表示方法について触れるが、これはh−c知覚モデル(色相、カラー)として知られている。このモデルも、カラー飽和に関する情報を含んでいる。R、G、Bピクセル値は、次のように明確にh−c値に変換し、再び元に戻すことができる。
Figure 2006520921
最低ホワイトコンテンツがW = min{R,G,B}のように判断され、差値DR=R-w、DG=G-w、DB=B-wから、0と360度の範囲にあるカラー角度が計算される。
どの差が減少するかに応じて、次の式が適用される。
Figure 2006520921
このカラーモデルを使用するときは、強度値hは、Yが以前に行われたようにHRフィルタリングされ、そのあとカラーはローパスフィルタを使用してフィルタリングされて追加される。
前述したレンチキュララスタスクリーン20(図2)を装着するとき、画像スクリーン1からのラスタスクリーン20の分離が正確に維持されないことが起こることがある。このような若干の分離誤差があると、画像に若干のカラー「モアレ(Moire)」欠陥が生じる。この分離が正確に維持されていないと、可視サブピクセルストリップは若干小さくまたは大きくなるので、特定のカラーが画像ストリップ内で頻繁に繰り返されることになる。従って、本発明によれば、円筒レンズ22a、22b(図2も参照)が、例えば、垂直面に対して角度をなして配置され、円筒レンズが既存サブピクセルR、G、Bにわたってカラーを均等に分布し、カラーモアレ欠陥が消滅するようにしている。
カラー欠陥を防止するために、図9に示すラスタスクリーン20の円筒レンズ22a、22bは垂直にではなく、右または左に若干傾斜して配置されており、その傾斜は垂直方向(図9のv)に対し0度と45度(-45度)の間の角度になっている。当然のことであるが、右または左に割り当てられたサブピクセルストリップは、同じ傾斜になっていなければならない。図9では、わかり易くするために、2つの右可視サブピクセル61a、61bと2つの左可視サブピクセルストリップ62a、62bだけが画面スクリーン1上に示されている。本発明によれば、これらのサブピクセルストリップ61、62の傾斜は物理的にまだ垂直に置かれているサブピクセルのうち、図9において傾斜して置かれているサブピクセルがソフトウェアによってスイッチされることにより達成される。精細に観察すると、傾斜して置かれているサブピクセルストリップは、従って、個別サブピクセルR、G、Bのステップごとに構成された側面によって両側が境界になっている。これらの間に置かれている不可視予備サブピクセルストリップは同じように傾斜される。
円筒レンズ22a、22bとサブピクセルストリップ61と62の傾斜は、垂直と水平の画像スクリーンの断面比で表され、本発明によれば、好ましくは6:1から3:1の範囲にある。図9に示す例では、傾斜/勾配は6:1になっている。傾斜の形で制御される右と左のサブピクセルストリップ61、62は、各々が8個の制御サブピクセルから構成され、そのうちの約4個はレンズの背後で可視になっている。
円筒レンズ22と、基本的にTFT画像スクリーン上に垂直に配置されているサブピクセルR、G、Bを、傾斜サブピクセルストリップ61、62を形成するように傾斜制御すること、とからなる傾斜構成では、TFT画像スクリーン1に対するレンチキュララスタスクリーン20の微調整は、事前に定義可能であるテスト画像を使用して行うことが可能である。このようにすると、制御サブピクセルストリップ61、62を水平方向および/または垂直方向に移動することは、1サブピクセルR、G、Bの精度で可能である。円筒レンズ22と可視サブピクセルストリップ61、62は共に、上述した傾斜位置にあるので、人間の目には、垂直方向に見かけ上平均化したカラー欠陥があるように見える。しかし、傾斜構成であるので、カラーモアレ欠陥は大部分が抑止されるので、1サブピクセルの精度で行われるこのタイプの微調整は、どのカラー欠陥に対しても許容し得るものである。従って、上述した微調整も、同じく可能であるサブピクセルストリップ単独の傾斜よりも有利である。というのは、垂直に置かれたレンズを使用すると、カラーモアレ欠陥がさらに増加する可能性があるからである。
上述した実施形態では、サブピクセルの各々が画像スクリーン1上で制御され、アイトラクタまたは類似手段を使用しなくても、3D表現がほぼ1つの特定観察方向だけに対して得られることが前提条件になっていた。他方、図20に示すように、本発明によるデバイスは、上記方法の特徴とデバイスの特徴を同じように使用すると、複数の観察方向から3D画像を同時に観察するのに適しているので、同じ画像を複数の観察者が同時に見たり、それぞれの観察方向に見合ったパースペクティブで見たりすることができる。この目的のために、好ましくは、例えば、ライン当たり12,000またはそれ以上のピクセルと、例えば、2,400ラインを有する大きなスケールの画像スクリーンは、十分な数のサブピクセルがパースペクティブごとに利用できるように使用されている。
図10は、このタイプの再現システムの光線路を例示したものである。図示のように、例えば、図4において、図では1つの円筒レンズだけが示されているレンチキュララスタスクリーン64は、画像スクリーン1の前面に配置され、例えば、画像スクリーン1の前面の位置Iからは、一方の目で3サブピクセルR、G、Bが見え、これらのサブピクセルは実線で描いたエッジ光線65と66によって線引きされたサブピクセルストリップまたは画像ストリップを形成するように設計されている。しかし、図10中の右側の次の5サブピクセルは位置IIから見え、そこから見えるサブピクセルストリップまたは画像ストリップは破線67と68で線引きされている。さらに別の位置IIIとIVの各々からは、そこから見えるサブピクセルストリップまたは画像ストリップは各々、左側から見たとき、点線69または一点鎖線70で示したサブピクセルから始まっている。ライン65乃至70の矢印ポイントの各々は、それぞれのサブピクセルストリップがどのサブピクセルから開始するかを示している。図10にも示すように、サブピクセルストリップは異なる幅をもち、次のそれぞれの矢印ポイントで終わることができる。これとは別に、サブピクセルストリップは、図7に示すように、全体を同じ幅にすることもできる。
図10に示す再現システムは、図1とは対照的に、2つの半画像(half image)だけが右目と左目に対して画像スクリーン1のサブピクセルに割り振られているのではなく、3以上のパースペクティブから得られる画像ストリップが連続的に割り振られていることを特徴としている。具体的には、矢印先端65、67、69および70から始まる4サブピクセルストリップは1つの同じ画像セクションから得られているが、このセクションは異なる観察方向から記録されていたものである。従って、サブピクセルストリップ71乃至74は図10の1画像ストリップに次々に割り振られ、これらは、4位置の各々からは、見えるのは常に関連サブピクセルストリップまたは画像ストリップまたは特定のパースペクティブだけであるように位置I乃至IVからのパースペクティブに割り振られている。この後に続いて(つまり、図10において、右方向に連続して)、この観察方向のシーケンスは別の画像スクリーンセクションに対して繰り返され、関連サブピクセルストリップは、4観察方向I乃至IVからの関連ビューに対応する右から左への信号で再び制御され、観察方向のシーケンスはどこでも同じになっている。
任意の観察方向のとき、例えば、図4に示すレンチキュララスタスクリーン33を使用し、配置した場合と同じようにあるカラーのサブピクセルが圧倒的に見えないようにするために、図9と同じように、複数の重なり合うサブピクセルラインは適当にグループにまとめられて、傾斜した向きで制御される。このようにすると、各円筒レンズでは、観察方向ごとにおよびラインごとに1つのサブピクセルだけが見える場合であっても、各観察方向からは、3カラーR、G、Bすべてが常に見られることが達成される。
最後に、異なるサブピクセルストリップの間には、例えば、1サブピクセルの幅を持つ追加の安全ピクセルストリップが用意されるようにすることが可能である。この結果、例えば、図10に示すように、各サブピクセルストリップのうち中央セクション75だけが見えるようになり、他方、各ケースにおいて、その右側または左側に置かれた1サブピクセルストリップは不可視の安全ストリップ76または77として利用されることになる。このようにすると、サブピクセルのコースが傾斜していると、および2隣接サブピクセルストリップから1つのサブピクセル(例えば、図10中の78)が同時に使用されると起こる隣接ピクセルストリップが重なり合うという問題は解決される。
以上のように、全体的には、図2乃至図9に示す実施形態と図10に示す実施形態との実質的差異は、あるビューまたはあるパースペクティブに属する画像ストリップ(=図3のビジュアルジャンプ30、31)間の分離が、複数のビューの配置のために使用されることだけである。この複数のビューは、常に同時に利用可能である。従って、異なるビュー間の角方向の分離が十分に大きければ、同じ画像は、複数の観察者によって3D品質で、かつ指定されたパースペクティブから同時に見ることが可能になる。
上述してきた3D再現システムは、例えば、コンピュータ断層撮影や立体内視鏡検査のための医療技術、建造物や景色をアニメーション化する建築分野、および仮想現実再生や3Dゲームにおけるコンピュータグラフィックスの分野で、ビデオカメラで記録した画像を再現するために使用することができる。もう1つの重要な利用分野は「テレプレゼンス(telepresence)」である。危険なエリアや近づき難い場所では、自然の奥行きの印象を犠牲にすることなく、リモートコントロールカメラやロボットが利用可能になっている。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、これらの実施形態は種々態様で開発することが可能である。このことは、特に、図面を参照して説明したインタレーシングのタイプが該当する。なお、上述したインタレーシングは単なる例示であり、特に、サブピクセルストリップ当たりのサブピクセルの数やラスタスクリーン当たり画像スクリーン幅にわたって分布されているレンズまたはバリアの数に関しては改良が可能である。以上から明らかであるように、画像が3つの異なるカラーサブピクセルからではなく、2または3以上の異なるカラーサブピクセルから形成される場合もある。輝度とカラー制御のために使用されるサブピクセルの割り振りおよび隣接サブピクセルまたは周囲への分布は、高解像度フィルタリング(S6)という意味で説明してきたが、改良し、特定の要求に適応させることも可能である。
さらに、同じ画像スクリーンは、全体的にも部分的にも、上述した目的以外の目的のために使用することが可能である。例えば、ブラックのバリアストリップ45または46がスイッチオン・オフされるようにバリアラスタスクリーン41または42を設計することが可能である。このようにすると、同じ画像スクリーンは、一方では、すべてのバリアストリップ45、46をスイッチオフすると、通常の2次元表現用に使用することも可能である。他方では、考え方として、例えば、画像スクリーンの半分は上述した使い方をし、他の半分はバリアストリップ45、46をスイッチオフすることで2次元表現用に使用することが可能である。最後に、当然に理解されるように、種々の特徴とプロセスステップ(例えば、(S1)乃至(S6))は図示し、上述してきた組み合わせとは別の組み合わせで使用することも可能である。
本発明による3次元(3D)再現システムを示す概略図である。 相対的に広域の円筒レンズを備えたレンチキュララスタスクリーンを、図1の再現システムの画像スクリーンの水平サブピクセルラインの一部に対して使用したときの右目と左目の光線通路を表わした異なる図である。 相対的に広域の円筒レンズを備えたレンチキュララスタスクリーンを、図1の再現システムの画像スクリーンの水平サブピクセルラインの一部に対して使用したときの右目と左目の光線通路を表わした異なる図である。 相対的に狭域の円筒レンズを備えたレンチキュララスタスクリーンを使用したときの図2に対応する図である。 図1の再現システムにおいて大きなまたは小さなラスタディビジョンを備えたバリアラスタスクリーンを使用したときの図2と図4に対応する図である。 図1の再現システムにおいて大きなまたは小さなラスタディビジョンを備えたバリアラスタスクリーンを使用したときの図2と図4に対応する図である。 圧縮した右と左の画像をインタレースした形で画像スクリーンのサブピクセル上にコピーするプロシージャを示す図である。 画像スクリーンの前にいる観察者の位置に応じたサブピクセルストリップの割り振りを示す図である。 図2に対応しているが、図1の再現システムの画像スクリーンにおいて、一方が他方の上になるように垂直方向に配列された複数のサブピクセルラインに関連する光線路を示す図である。 本発明の別の実施形態を示す、図9に対応する図である。

Claims (35)

  1. 3次元(3D)表現用自動立体視再現システムであって、異なる観察方向に対する第1と第2画像ストリップ信号(10、11)を得るためのプロセッサユニット(3)と、ラインで配列され、相互に隣接している画像ピクセルを有し、その各々が並列に配列され、所定数の異なるカラーのサブピクセル(R、G、B)を有する画像ピクセルからなる画像スクリーン(1)と、画像ストリップ信号(10、11)と共にサブピクセル(R、G、B)をインタレース制御することにより、画像スクリーン(1)の各ラインにおいて、交互になるように、第1と第2の順次サブピクセルストリップ(25と26、35と36、49と50、61と62)が、それぞれ、観察方向に対する第1と第2画像ストリップ(28と29、37と38、47と48、55と56)を生成するようにする符号化ユニット(6、9)と、画像スクリーン(1)の前面に配置され、画像スクリーン(1)の前面における定義された観察領域に対して、第1と第2画像ストリップ(28と29、37と38、47と48、55と56)を第1と第2画像と結合するラスタスクリーン(20、33、41、42)とを備えた自動立体視再現システムにおいて、符号化ユニット(6、9)は制御可能であり、ラスタスクリーン(20、33、41、42)は、少なくとも第1と第2画像ストリップ(28と29、37と38、47と48、55と56、71と72)が、さらに可能ならば、画像スクリーン(1)の選択された領域内に生成された別の画像ストリップが、1または2以上の観察者には、重なり合っていない(ばらばらになっている)ように見えるように寸法化されて配列され、一定のシーケンスのサブピクセルのカラー(R、G、B)が第1(第2)サブピクセルストリップ(25と26、35と36、49と50、61と62)内に得られることを特徴とする自動立体視再現システム。
  2. 請求項1に記載の自動立体視再現システムにおいて、第1(第2)サブピクセルストリップ(25と26、35と36、49と50、61と62)は相互から分離され、第1(第2)サブピクセルストリップ(25と26、35と36、49と50、61と62)から相互に向かうように面し、ライン方向に向かってそれに先行および/または後続する第1(第2)サブピクセルストリップ(25と26、35と36、49と50、61と62)の側端間の分離(30、31)が、画像ピクセルの整数倍またはサブピクセルの幅に一致するようになっていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  3. 請求項2に記載の自動立体視再現システムにおいて、さらに別のサブピクセル(27)は、画像ストリップ(28、29)に割り当てられた第1と第2サブピクセルストリップ(25、26)の間に配置されていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、ラスタスクリーン(20)は、画像スクリーン(1)に対して移動不能に取り付けられていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  5. 請求項4に記載の自動立体視再現システムにおいて、さらに別のサブピクセル(27)は、第1と第2サブピクセルストリップ(25、26)を空間的に分離することを目的とし、ラスタスクリーン(20)は、前記さらに別のサブピクセル(27)が見えないように設計され、配置されていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  6. 請求項4または5に記載の自動立体視再現システムにおいて、符号化ユニット(6、9)は、さらに別のサブピクセル(27)を制御するようにセットアップされていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  7. 請求項6に記載の自動立体視再現システムにおいて、ラスタスクリーン(33)は、2サブピクセルの幅にほぼ一致するピッチ間隔を有し、各ラインにおけるサブピクセル(R、G、B)は、交互になるように第1と第2画像に割り当てられ、各サブピクセルストリップ(35、36)が1サブピクセル(R、G、B)の幅をもつような構成になっていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、ラスタスクリーン(20、33)はレンチキュララスタスクリーンであることを特徴とする自動立体視再現システム。
  9. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、ラスタスクリーン(41、42)はバリアラスタスクリーンであることを特徴とする自動立体視再現システム。
  10. 請求項9に記載の自動立体視再現システムにおいて、バリアラスタスクリーン(41)は、3サブピクセル(R、G、B)の幅にほぼ一致する幅をもつ透明スリット(43)を有していることを特徴とする自動立体視再現システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、プロセッサユニット(3)および/または符号化ユニット(6、9)は、画像スクリーン(1)の前面にいる観察者の位置を示す位置検出器に割り当てられていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、ラスタスクリーン(20)は、円筒レンズ(22a、22b)が画像スクリーン(1)の垂直面(v)に対して角度をなして配置されているレンチキュララスタスクリーンであり、画像スクリーン上のサブピクセル(R、G、B)は、第1と第2の可視サブピクセルストリップ(61、62)が円筒レンズ(22a、22b)と同じ傾斜をもつように制御可能であることを特徴とする自動立体視再現システム。
  13. 請求項12に記載の自動立体視再現システムにおいて、画像スクリーン(1)に対するレンチキュララスタスクリーン(20)の水平方向の微調整は、可視サブピクセルストリップ(61、62)を同じように傾けることによって行われることを特徴とする自動立体視再現システム。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2画像(4、5)は、画像ストリップ信号(7、8)の形成の前に水平方向に圧縮されることを特徴とする自動立体視再現システム。
  15. 請求項14に記載の自動立体視再現システムにおいて、圧縮された画像(7、8)の第1と第2のi番目ピクセルは、(49)と(50)に一致するように画像スクリーンのi番目の第1と第2ストリップのサブピクセル上にカラーを写実するようにコピーされ、個別ストリップの開始位置が、例えば、式(20)と(21)を使用して適応計算され、1つの画像スクリーンストリップに2回現れるカラーも2回記録されるようにしたことを特徴とする自動立体視再現システム。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、3つの動的ワードstartr、start1およびscpitchが定義されており、ディスプレイ上では、k番目の第1ストリップは、(数1)と名づけた(数2)の積の整数部分に一致するサブピクセルから始まり、第2ストリップは、(数3)の積の整数部分に一致するサブピクセルから始まることを特徴とする自動立体視再現システム。
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  17. 請求項1乃至16のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、一定の水平圧縮係数stretch0(例えば、stretch0=0.33)はあらかじめ決められており、値scpitchは整数の一定部分sp0と動的部分scpitchvに分割されており(ただし、scpitch=sp0+scpitchv)、第1圧縮画像の後続サブピクセル(数4)から(数5)までは、第1のk番目画像スクリーンストリップに同じ昇順でコピーされ、ここで、sfr0は、k番目の第1ストリップ内の第1サブピクセルのカラーが第1圧縮画像(数6)からの第1サブピクセルのカラーに一致するように選択され、spon0のサイズはk番目の第1ストリップ全体が画像スクリーン上に覆われるように選択され、第2ストリップに対しても同じプロシージャが使用されることを特徴とする自動立体視再現システム。
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  18. 請求項1乃至17のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、k番目ストリップの最初の3サブピクセルはコピーされ、k番目の第1または第2ストリップの残余はブラック(黒)、すなわち、0にセットされることを特徴とする自動立体視再現システム。
  19. 請求項1乃至18のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1未圧縮画像のサブピクセル(数7)から(数8)までは、カラーを写実するようにk番目ストリップにコピーされ、サブピクセル(数9)から(数10)はk番目の第2ストリップにコピーされ、ここでspr0とspl0は、カラーを写実するコピーが保証されるように画像全体に対して一度だけ選択されることを特徴とする自動立体視再現システム。
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  20. 請求項1乃至19のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、4番目のワードstretchは動的に渡され、オリジナルサイズで生成された第1と第2画像は係数stretchによって圧縮され、そのあと定係数1/stretch0または動的係数1/stretchによってフィルタリング法で伸張されたあと、動的にコピーされ、画像スクリーンの第1と第2画像にインタレースされることを特徴とする自動立体視再現システム。
  21. 請求項1乃至20のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、各サブピクセルには独自の輝度(グレイスケール)情報(Y)が位置に忠実になるように割り当てられ、他方、関連のカラー情報は、同一サブピクセルストリップの周囲にある対応するカラーサブピクセルに、可能ならば、同一パースペクティブの少なくとも1つの隣接サブピクセルストリップにも、重みを付けて分配されることを特徴とする自動立体視再現システム。
  22. 請求項1乃至21のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2オリジナル画像(4、5)は、全ピクセル解像度で生成または利用可能にされ、これらの画像から、システム設定値(S6)に従って生成されたHR圧縮画像(ここで、オリジナル画像の輝度値はY=(R+G+B)/3である)は、(数11)に従ってHRフィルタHYF(I, k)によってサブピクセル上にフィルタリングされ、ここですべてのフィルタ係数の和は1に等しく(数12)、他方、同一カラーに作用する係数の部分は和1/3(数13、数14、数15)を有することを特徴とする自動立体視再現システム。
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  23. 請求項1乃至22のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2オリジナル画像(4、5)は全ピクセル解像度で生成または利用可能にされ、これらの画像から、適当なディープパスCTF(i)(例えば、数16、数17)によって水平方向に1/3に圧縮された画像は、(数18)に従って作成され、これらは、それぞれの部分画像に属するサブピクセルが第1と第2ストリップに未変更のシーケンスでコピーされるように(S5)に従ってインタレースされ、これによって開始ピクセルは所与の数SPJを使用して(数19)または(数20)に従って見つけられることを特徴とする自動立体視再現システム。
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  24. 請求項1乃至23のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2オリジナル画像(4、5)は全ピクセル解像度で生成または利用可能にされ、これらの画像から、適当なディープパスCTF(i)(例えば、数21、数22)によって水平方向に1/3に圧縮された画像は、(数23)に従って作成され、これらの圧縮画像から、カラー差値DR=R-Y、DG=G-YおよびDB=B-Yが形成され、これらは請求項22に従って形成され、請求項22と同じように(S5)に従ってインタレースされたHR圧縮画像上にディープパスフィルタリングでオーバレイされる(例えば、数24、数25、数26、数27に従って)ことを特徴とする自動立体視再現システム。
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  25. 請求項1乃至24のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2画像は、オリジナルサイズと従来の解像度で生成または利用可能にされ、ただし、これらの画像は0から255までの全輝度値を使用尽くすことなく、例えば、30と240の間の制限された値範囲を使用し、これはコントラスト縮小によっても達成可能であり、請求項22と23に記載のフィルタリング時に、負の方向のベース値を越えないことを条件として、負のフィルタ係数からの負の輝度値も考慮されるようにグレイベース値(例えば、値30)が圧縮およびHRフィルタリング画像に加えられることを特徴とする自動立体視再現システム。
  26. 請求項1乃至25のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、隣接ラインのサブピクセルも、表2と3に示すように、請求項23に記載のHR圧縮フィルタリングとカラーオーバレイの対象になることを特徴とする自動立体視再現システム。
  27. 請求項1乃至26のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、上記方法の1つによる白と黒のパターンまたは文字フォントは、圧縮HRフォーマットで利用可能にされ、ストアされ、挿入のために利用可能にされることを特徴とする自動立体視再現システム。
  28. 請求項1乃至27のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、動的パラメータstartr、start1およびscpitchから、観察者の位置が再構築され、オブジェクトシーンは同じように調整されたカメラ位置から自動的に生成されることを特徴とする自動立体視再現システム。
  29. 請求項1乃至28のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、動的位置適応は休止、停止またはスイッチオフさせることも可能であり、パラメータscpitchは、特に、1つのカラーサブピクセルの大きさの正確に2倍にすることが可能であることを特徴とする自動立体視再現システム。
  30. 請求項1乃至29のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2カラー画像は、R、G、Bとh、w、cフォーマットでオリジナルサイズと解像度で生成または利用可能にされ(数28、数29)、請求項19、20または21に記載のw部分(白)はHRフィルタリングされ、hコンポーネントに現れる3カラー値f1 = c.cos(0)とf2 = c.sin(0)は、それぞれ、サブピクセルフィルタが作用するサブピクセルSopの周辺の関連カラーサブピクセルに加えられ、1の係数和にわたってフィルタリングされ、そこでは、係数の重みは、中央サブピクセルSopからの距離にほぼ反比例する振る舞いを行い、中央サブピクセルSopのカラーが現れたときは、係数和Sko=0のフィルタが使用され、中央サブピクセルSopに対する係数は値1であり、フィルタは(h, w, c)フォーマットからのカラー値cで制御されることを特徴とする自動立体視再現システム。
    Figure 2006520921
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  31. 請求項1乃至30のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、適当なHRフィルタリングが与えられているとき、その結果のカラーサブピクセル値は許容範囲におよびカラー値としての整数に制限されていることを特徴とする自動立体視再現システム。
  32. 請求項1乃至31のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2画像ストリップ信号、画像ストリップおよびサブピクセルストリップは、観察者の右目または左目(23、24)に割り当てられることを特徴とする自動立体視再現システム。
  33. 請求項3乃至32のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、第1と第2サブピクセルストリップの間には、異なる観察方向に割り当てられたさらに別のサブピクセルストリップが存在し(図10)、各観察方向からは、そのうちの2つだけが観察者の右目と左目に対して可視であることを特徴とする自動立体視再現システム。
  34. 請求項33に記載の自動立体視再現システムにおいて、さらに別のサブピクセルストリップに属する画像信号は、永続的にサブピクセルストリップにコピーされることを特徴とする自動立体視再現システム。
  35. 請求項32乃至34のいずれか1つに記載の自動立体視再現システムにおいて、少なくとも二人の観察者に対しては、関連パースペクティブをもつ第1と第2画像ストリップ、または関連の異なるパースペクティブをもつ少なくとも4つの画像ストリップが同時に可視であるように構成されていることを特徴とする自動立体視再現システム。

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