JP2006519630A - 不溶性物質を含有する液体注入ポッド - Google Patents

不溶性物質を含有する液体注入ポッド Download PDF

Info

Publication number
JP2006519630A
JP2006519630A JP2005518886A JP2005518886A JP2006519630A JP 2006519630 A JP2006519630 A JP 2006519630A JP 2005518886 A JP2005518886 A JP 2005518886A JP 2005518886 A JP2005518886 A JP 2005518886A JP 2006519630 A JP2006519630 A JP 2006519630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pod
liquid
injection
fluid distribution
distribution member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005518886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4477581B2 (ja
Inventor
ジョセフ スカーチリ ジョン
エール トロウト ジェームス
ウイリアム ガットウエイン ロジャー
ジョージ コックス ジュニア ロバート
デイビット フィッツ マシュー
ジェローム ピッカ マイケル
ジェローム ウェスターカンプ ステファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2006519630A publication Critical patent/JP2006519630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4477581B2 publication Critical patent/JP4477581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8046Pods, i.e. closed containers made only of filter paper or similar material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8055Means for influencing the liquid flow inside the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8061Filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8067Packages for several ingredients

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

流体分配部材(20)及び液体透過性第1フィルタ部材(22)を有する液体注入ポッド(12)である。フィルタ部材(22)は、流体分配部材(20)に封止されて、液体分散性物質(18)を含有する第1内部チャンバー(11)を形成する。流体分配部材(20)は、流体分配部材の上部から内部チャンバー内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズル(26)を有する。注入ノズル(26)は、流体(16)を、流体分配部材の上部平面に対して垂直ではない方向で第1内部チャンバー内へ向かわせる、少なくとも1つの注入口(24)を有する。

Description

本発明は、少なくともいくらかの水不溶性物質を含む自蔵型の計量済注入ポッドに関する。粉末乳製品クリーマー及び非乳製品クリーマー組成物が、本発明の注入ポッドから放出されうる物質の非限定的な例である。本発明のポッドは、クリーム状のコーヒー系飲料を入れるために特に有用である。
コーヒーを入れることは時間がかかり、作業集約的な操作である。典型的なコーヒー飲用者は、下記のプロセス工程を必要とするコーヒーバスケット型コーヒーメーカーを使用する。コーヒーポットを、すすぎ洗いし、清浄な水で満たされなければならず、コーヒーを沸かしてポットに入れるために前に使用した粉末をバスケットから取り除き、コーヒーバスケットをすすぎ洗いしなければならない。次に新しいフィルタをバスケット内に置き、粉末を計量し、フィルタ内に入れる。これは当然ながら消費者が、自分自身で豆を挽くのではなく、予め挽かれたコーヒーを購入することを仮定している。否応なく調理台にこぼれた粉末は掃除しなければならず、次に水をコーヒー沸かし機のタンク内に注ぐ。器具にスイッチを入れ、次に消費者は、待つ。そして待つ。ポットがコーヒーを沸かしている間、さらに待つ。
多くの場合、消費者がたった1杯のコーヒーを望む場合にこのような長々とした手間のかかるプロセスが行われる。更にコーヒー沸かしのプロセスの終了時に、消費者はブラックコーヒーを手に入れる。クリームと砂糖が計量され、そして加えられなければならず、消費者のコーヒーの飲み方がこのようであれば、そうしなければならない。
コーヒー飲用者のために、コーヒー沸かしに関連する問題に対処する幾つかの選択肢があるが、僅かな成功しかおさめていない。例えば、1杯のコーヒーを標準的なコーヒーバスケットコーヒー沸かし機で沸かすことができる。しかし、これらの器具は、4、8、10杯又はそれ以上のために設計され、1杯を沸かすことは、次善であり、多くの場合、粉末が無駄になり、濃さの調節が問題となる。更に、1杯を作ろうが、10杯を作ろうが、上記の全てのプロセス工程に従わなければならない。エスプレッソマシーンは、1杯のコーヒー様飲料を作る別の選択肢である。しかしエスプレッソマシーンのコーヒー沸かしカートリッジの洗浄及び充填は、時間がかかり、汚れてしまう可能性がある。エスプレッソ粉末は、極めて微細であり、固く詰めておかなけばならない。固く詰められているため、そしてエスプレッソマシーンは蒸気で沸かすので、粉末は、多くの場合、湿っているときはカートリッジから取り出すことが困難である。更に、エスプレッソは、多くの消費者の味覚には濃すぎる、濃縮された形態のコーヒーであり、エスプレッソ粉末は、多くの場合、レギュラー粉末よりも高価である。エスプレッソ飲料への泡状クリームの添加には、別個の蒸気ラインとミルク及びクリーム用の別個のポット、並びに消費者による泡の準備及びその後洗浄の更なる作業を伴う。全てが終了した時点で、消費者は美味しいエスプレッソ飲料を手に入れるが、それは、相当な時間、労力及び費用を費やした後でのみである。
最後に、近所のコーヒーハウスへ行く選択肢がある。これらの店舗は、一般的に、消費者がどのような作業もすることなく素晴らしい1杯のコーヒー、エスプレッソ、ラテなどを提供する。しかしこれらの飲料を作るために依然として極めて多くの作業が行われ、その作業は、価格に含まれる。更に、近所のコーヒーハウスへ行くことは、必然的に、家又は職場又はどこであれ飲料を飲みたいと願っている場所を離れ、1杯のコーヒーを得るためにどこかへ行くことになる。現在、消費者が、泡立っているクリーム状の泡を持つ1杯のコーヒーを入れるために必要な工程数を減らすことができ、それを家又は職場ですることができ、家でコーヒーを入れる費用と同様の費用ですることできる選択肢は、ない。
フィルタポッド内にある計量済みのコーヒー粉末の包みが、コーヒーを入れるプロセスを簡略化するために入手可能である。しかしこれらの包みは、通常、複数杯用のコーヒーバスケットコーヒー沸かし機のために設計されている。従って、これらは1杯のコーヒーを入れるためにはなじまない。しかし近年、1杯用のコーヒー沸かしポッドが特別の1杯用のコーヒーメーカーと共に導入された。これらの器具及びそれらのポッドは、1杯のコーヒーを入れることに関する作業及び汚れのいくらかは取り除いてくれるが、依然としてブラックコーヒーのみを沸かす。従って、よく言っても、これらの新しい器具は問題の半分を解決しているにすぎない。
甘味剤及びクリーマー成分を含有するフィルタポッドを供給する試みがなされてきた。残念ながら、これらの試みは、成分の種類の違いにより、大体において失敗してきた。より詳細には、コーヒーは、標準的な抽出プロセスにより沸かされる。温水、蒸気又は両方が粉末上に供給され、コーヒーが抽出される。コーヒーがフィルタ媒体を通り、使用済みで濡れた粉末を後に残す。一般に、コーヒーも粉末もフィルタ媒体を目詰りさせることはない。
コーヒー抽出プロセスは、固体、顆粒又は濃縮液体分散性物質の流動化のプロセスと明確な対照を成す。液体分散性物質には、通常、水溶性ではない又は水に容易に可溶性ではない、のいずれかである、脂肪類、油類、タンパク質類及びこれら成分の混合物が含まれる。多くの場合この流動化プロセスは、クリーマーを「溶解する」と記載されているが、これは、誤った名称であり、それは多くのクリーマー成分が水に溶解するのではなく、水に懸濁するか、又は乳化するからである。いずれにしても、不溶性又は僅かに可溶性の成分の存在は、液体分散性物質を計量済の自蔵型フィルタポッドに放出しようとするとき、重大な問題を提示する。
図11は、クリーマー抽出ポッド130を作製する従来の試みに関連する問題を示す。具体的には、ほぼ全部のコーヒーメーカーの場合のように、液体14が上から注がれ、フィルタ122を通り、液体分散性物質18として示されている液体分散性物質が押し下げられて、フィルタ底23にパック層を形成する。パック層19は、フィルタ底23を目詰まりさせ、液体14の流れを制限する。次第にチャンネル21がパック層19の割れ目として形成し始め、抽出液115を抽出ポッド130に逃れさせる。問題は、パック層19が相当量の手つかず又は未抽出の液体分散性物質18を含有していることである。抽出液115がチャンネル21から逃れるので、液体分散性物質18と十分な接触が行われず、抽出液115中の分散性物質の濃度が所望のレベルよりはるかに低くなる傾向がある。更に、チャンネル21は、様々な場所及び方法で形成されうる。従って抽出液115は、抽出ポッド130の側面又は上部の外側に押し出されることもあり、一般的にコーヒーメーカー内部を汚すことは言うまでもなく、更なる問題を引き起こす。最終的に、抽出ポッド130は、僅かに水溶性であるか又は水不溶性である物質で充填されている場合は、機能しない。
そのような場合、上記の問題を克服する液体注入ポッドの必要性が存在する。それは、消費者に温かい注入飲料を作る素早く且つ便利な方法を提供するために、計量済み及び自蔵型であるべきである。使用済みのポッドは、容易に取り除かれ、そして処分されて、飲料メーカーに最小限の汚れを残すようにするべきである。ポッド内の物質は、大部分は使用されるべきであり、すなわち使用済みのポッドは、処分されるときほぼ空であるべきである。最後に、注入ポッドは、フィルタがつまらないように設計されるべきである。これら及び多くの他の問題は本発明の注入ポッドにより解決される。
本明細書では、上部平面に位置している流体分散部材及び液体透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドが提供される。第1フィルタ部材は、流体分散部材に封止され、液体分散性物質を含む第1内部チャンバーを形成している。流体分配部材は、上部平面から内部チャンバー内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含む。注入ノズルは、流体を、上部平面に対して垂直ではない方向で第1内部チャンバー内へ向かわせる少なくとも1つの注入口を有する。
本発明の1つの態様において、液体注入ポッドは、上部平面と実質的にぴったり重なり合っている第1位置を有する少なくとも1つの注入ノズルを含む、流体分配部材を含む。注入ノズルは、第2位置を有し、上部平面から第1内部チャンバー内に下向きに突き出している。この実施形態において、注入ノズルは、第2位置にあるときに開口する少なくとも1つの注入口を有し、注入口は、流体を、上部平面に対して垂直ではない方向で内部チャンバー内へ向かわせる。
本発明のさらに別の態様において、液体注入ポッドは、上部平面に位置する流体分配部材及び液体分配部材に解放可能に結合している液体透過性第1フィルタ部材を含む。第1フィルタ部材及び流体分配部材は、第1内部チャンバーを形成し、第1内部チャンバー内には、液体分散性物質を含む第2内部チャンバーを有する自蔵型の計量済フィルタポッドがある。上部平面から第1内部チャンバー内へ下向きに、計量済フィルタポッドを貫通しないように突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含む流体分配部材。流体を上部平面に対して垂直ではない方向で第2内部チャンバー内へ向かわせる少なくとも1つの注入口を有する注入ノズル。
本発明の別の態様では、上部平面に位置する流体分配部材及び液体透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドが提供される。フィルタ部材は、流体分配部材に封止され、液体分散性物質を含む第1内部チャンバーを形成している。流体分配部材は、上部平面から内部チャンバー内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含み、注入ノズルは、少なくとも1つの注入口及び少なくとも1つの偏向プレートを有する。液体が注入口を通流するとき、流体は、上部平面に対して垂直ではない方向へ偏向プレートから第1内部チャンバー内に偏向されるように、偏向プレート上で方向付けられる。
本発明の好ましい態様において、本明細書で記載されている注入ポッドのうちのいずれか1つは、ポッドを通る液体の流れに関して、液体注入ポッドの上方に位置する抽出ポッドを更に含むことができる。抽出ポッドは、抽出物を含む第2内部チャンバーを画定している第2フィルタ部材を含む。同様に、本明細書で記載されている注入ポッドの全てにおいて、液体分散性物質は、好ましくは実質的に乾燥しており、そして脂肪含有物質、タンパク質含有物質及びこれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の注入ポッドは、従来技術に対して多くの改良点を提供する。それらのうちの最も重要なものは、含まれている液体分散性物質のより効果的な使用及び放出である。本発明の注入ポッドは、フィルタ媒体の目詰まりを回避し、液体分散性物質の全てではないがほとんど全てが飲料に放出される。本発明の全ての実施形態において、注入液体は、上部平面の下方にあるポッド内へ方向付けられ、そして最終的に上部平面に対して垂直ではない方向であるか、又は注入液体の最初の流れに対して反対の方向へ方向付けられる。これは液体分散性物質を流動化し、乱流を起こし、分散性物質がパック層を形成しないようにし、フィルタの底が目詰りしないようにする。これらの利益が全て組み合わされて、水に僅かに可溶性でしかない成分を液化し放出するより良いプロセスが生み出される。
本発明のポッドは、甘味剤、クリーム及び泡状トッピングを、紅茶又はコーヒーのようなあらゆる抽出飲料に放出することができ、これらはホットココアのような他の飲料を放出するために使用することができる。同様に、脱脂クリーマーをこれらのポッドにより放出することができ、これらは、通常、フィルタ媒体を目詰まりさせる可能性があるタンパク質性物質を含有する。最終的に、本明細書で定義されるポッドの機械的設計は、液体分散性物質の優れた流体流動特性及びより良い放出を提供する。従って、コーヒー又は同様の飲料を入れるために行われる作業の量を減らす自蔵型の計量済注入ポッドが、消費者に提供される。得られる飲料は、コーヒーハウスのものと同様に美味しいが、費用が大幅に削減され、選択した飲料を入手するために異なる場所に移動する必要がない。更に、流体動態の改良により、沸かすプロセスは従来のプロセスよりもずっと速い。
本明細書は、本発明を明確に定義している特許請求の範囲でまとめているが、本発明は、図面の参照によりさらによく理解されると考えられる。
(液体注入ポッド)
本発明は、液体分散性物質を含む注入ポッドである。より詳細には、本明細書において、上部平面に位置する流体分配部材及び液体不透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドが提供される。第1フィルタ部材は、流体分配部材に封止され、液体分散性物質を含む第1内部チャンバーを形成している。流体分配部材は、上部平面から内部チャンバー内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含む。注入ノズルは、流体を、上部平面に対して垂直ではない方向で第1内部チャンバー内へ向かわせる少なくとも1つの注入口を有する。
ここで図1を参照すると、これは、流体分配部材20及び第1フィルタ部材22を含み、これらは封止されて、第1内部チャンバー11を画定する液体注入ポッド12を示す。流体分配部材20は、注入ノズル26を含み、任意に端部壁28を含んでもよい。注入ノズル26は、注入口24を含む。2つの注入口24が図1に示されているが、1つの注入口で十分であり、同様に、3つ以上の注入口が使用できることが理解される。注入口の重要性は、注入ポッド12の使用と関連づけるとより良く記載される。
新鮮な液体14が流体分配部材20に導入され、重力によるか、又は加圧により、注入ノズル26へ向かって流れる。新鮮な液体14は、注入ノズル26に集まり、この場合も同様に、重力によるか又は外部から加えられた圧力により、強く注入口24を通される。注入口24の大きさ及び数は、新鮮な液体14が注入口24を通流するとき、高運動量液体16として図1で示されている相対的に高い流体運動量を有し、フィルタ底FBから離れるように向けられる。従って、注入口は、大きさ及び数において、第1内部チャンバー11に進入する液体が液体分散性物質18を詰めるのではなく、むしろ流動化させることを確実にするように設計されなければならない。流動化は、注入ポッド12の上部平面TPに対して垂直Nではない方向でポッドに進入する相対的に高い運動量の流体16を有する組み合わせにより達成される。
より詳細には、図1に示されるように、注入ポッド12は上部平面TP及びフィルタ底FBを有する。垂直線Nは、垂直に示されており、すなわち、上部平面TPに対して90°である。上部平面TPに対して「垂直ではない」は、注入口24が高運動量液体16を、上部平面に対して垂直の線上にある注入口の一点から、約20°〜約160°、好ましくは約30°〜約150°、より好ましくは約40°〜約140°の角度で第1内部チャンバー11へ放出することを意味する。これらの角度は図1では、角度α及びθとして示されており、角度αは、垂直Nから線acで旋回する弧であり、角度θは、垂直Nから線abで旋回する弧である。
距離dは、垂直Nに沿って測定した、注入口24が上部平面TPの下方にいる距離である。同様に、hは、垂直Nに沿って上部平面TPからフィルタ底FBまで測定した、注入ポッド12の高さであり、貫入pは、垂直Nに沿って上部平面TPから下方へ測定した注入ノズル26が第1内部チャンバー11内へ貫入している距離である。高さhは好ましくは約1.0cm〜約10cm、より好ましくは約1.5cm〜約7.5cm、最も好ましくは約1.8cm〜約5cmである。貫入pは、高さhの好ましくは少なくとも約20%、より好ましくは少なくとも約25%、最も好ましくは少なくとも約30%である。貫入pは、高さhの100%まで伸びることができ、好ましくは伸びている。必然的に、距離dは、常に貫入p以下であり、dは、好ましくは、高さhの少なくとも約20%、より好ましくは少なくとも約25%、最も好ましくは少なくとも約30%である。距離dは、高さhの100%まで伸びることができるが、好ましくは、dは、高さhの約98%未満、より好ましくは約96%未満、さらにより好ましくは約94%未満まで伸びる。
また図1に示されているのは、注入ポッド12の幅である直径Z、注入ノズル液体開口部25の幅である直径Y、及び注入ノズル底27の幅である直径Xである。X、Y及びZが「直径」と記載されているが、注入ポッド12は円形である必要はない。事実、あらゆる幾何学的形状が許容可能である。注入ポッド12が円形である場合、Zは、ポッドの上面領域の直径であり、ポッドが正方形である場合、Zは正方形のいずれかの辺の長さであり、ポッドが方形又は楕円形である場合、Zは、大きい方と小さい方の寸法の平均である。当業者は、様々な適切な形状で「直径」をどのように計算するかを理解する。好ましくはZは、約2.0cm〜約20cm、より好ましくは約2.5cm〜約25cm、最も好ましくは約3.0cm〜約10cmである。
形状に応じて、XY及びZは、3種の適用可能な表面積を決定するために使用することができる。Yは、好ましくは、注入ノズル液体開口部の表面積が、Zを用いて計算すると、液体分散部材の総表面積の約2%〜約50%になるような大きさにされる。直径Xは0cmでありことができるが、好ましくはY未満であるか又はおおよそYに等しい。しかし、XがYより大きくなることができない技術的な理由はない。
ここで高運動量流体16に戻ると、流体の運動量は、流体速度とその質量の積であることが理解される。まさに、液体分散性物質を流動化し、フィルタ底の目詰まりを起こすこれらの物質の詰まり及び割れを防止するのは、流体の運動量である(図11を参照すること)。液体分散性物質の流動化が所望の利益を提供するので、液体は内部チャンバーに相対的に高い運動量で進入することが好ましい。当業者は、「高」運動量が相対的な用語であり、ポッドの大きさ及びデザインにより変わることを理解する。しかし、極めて小さい質量流量の高い流体線速度は、ポッド内の液体分散性物質を流動化するには十分ではないかもしれないことが、同様に理解される。同様に、高質量流量及び極めて低い線速度は、液体分散性物質の流動化には十分ではないかもしれない。従って、注入口の大きさ及び口の数を設計するとき、内部チャンバーに進入する流体の運動量は、必ず考慮されなければならない。当業者は、注入ポッドを通る所望の流量に基づき適切な運動量を決定することができる。しかし、一般に注入口は、約1.5気圧以上で少なくとも約25cm/秒の線速度により水が貫流するのに十分なほど小さいことが好ましい。
ここで図2に進むと、これは、2つのポッドを通る新鮮な液体14の流れにおいて、注入ポッド12の上方に位置する抽出ポッド30を更に含む図1の注入ポッド12を示す。抽出ポッド30は、フィルタ端36に沿って封止され、第2内部チャンバー又は抽出チャンバー35を画定している、第2フィルタ部材32を含む。抽出チャンバー35は、抽出物38を含む。
示されているように、新鮮な液体14が抽出ポッド30を通流し、抽出液15として流出し、それは流体分配部材20に収集される。抽出液15は、注入ノズル26に流入し、注入口24に高運動量抽出液42として供給される。第1内部チャンバー11内の液体分散性物質18を流動化し、それに接触した後、後抽出及び後注入液体43として液体はフィルタ部材22から流出する。図3は、図1の二重ポッド設計の変形を示し、第2フィルタ部材32が流体分配部材に封止され、抽出物38と液体分散性物質18の両方を含有している1つのポッドを形成している。抽出物38が注入ノズル26を充填し、目詰まりさせないことを確実にするため、注入ノズルフィルタ部材33が加えられていることに留意すること。また、この実施形態ではただ1つの注入口24が示されていることに留意すること。上記で記載されたように、注入口の数及び大きさは、当業者により決定されることができる。
図4は、二重ポッド設計のさらに別の変形を示し、上部フィルタ部材31が実質的上部平面TPに隣接し、下方にある。この構成は、液体分散部材40が注入ノズル41に向かって下向きに傾斜しているために可能になっている。このように、抽出物38は流体分配部材40の傾斜部分に含有されている。ここでまた注入ノズル41及び注入口37を抽出物38による目詰まりから保護するため、注入ノズルフィルタ33が加えられている。支持バッフル39が図4及び図5で示されている。支持バッフル39は、流体分配部材40から下向きに伸びてフィルタ22を支持及び拡張する。これらの任意のバッフルは、フィルタ22に適合させることができるか、又はポッドの設計者の要求に応じて異なる形状をとることができる。同様に、図6で示されているように、支持突出部45として、支持体が流体分配部材から上方に伸びていることができる。支持突出部45は、リブ、ディンプル、逆チャンネル、又は別の支持構造であることができ、通常、注入ポッドの上方の抽出ポッドを支持するために使用される。
図6は、本発明のさらに別の実施形態を示し、液体注入ポッド44は、上部平面TPに位置する流体分配部材52を含む。液体透過性第1フィルタ部材が、注入ポッドの側壁50、注入ポッドの底壁48及び出口49として示されている。第1フィルタ部材はシール51で流体分配部材52に解放可能に結合され、第1内部チャンバー47を形成している。第1内部チャンバー47内には、液体分散性物質18を含む第2内部チャンバー53を有する、自蔵型の計量済フィルタポッド46がある。流体分配部材52は、上部平面TPから第1内部チャンバー47内へ下向きに、計量済フィルタポッド46を貫通しないように突き出している少なくとも1つの注入ノズル54を含む。注入ノズル54は、高運動量流体16を、上部平面に対して垂直ではない方向で第2内部チャンバー53内へ向かわせる少なくとも1つの注入口55を有する。後注入液体17は、出口49を介して注入ポッド44から流出する。
ここで図7及び8に進むと、これらは、本発明のさらに別の実施形態を示す。具体的には、注入ポッド60は、流体分配部材56及びフィルタ部材22を含み、これらは組み合わされて液体分散性物質18を収容する。流体分配部材56は、図7で示されているように、上部平面TPと実質的にぴったり重なっている第1位置を有する少なくとも1つの偏向性注入ノズル58を有する。偏向性注入ノズル58は、図8で偏向注入ノズル61として示されている第2位置を有し、上部平面TPから第1内部チャンバー57内へ下向きに突き出している。偏向注入ノズル61は、第2位置にある時に開口している少なくとも1つの注入口59を有し、注入口59は、高運動量流体16を、上部平面TPに対して垂直ではない方向で第1内部チャンバー57内へ向かわせる。偏向性注入ノズル58は、液体14の抵抗力により第1位置から第2位置へ移動する。
図9は、上部平面TPに位置する流体分配部材73を含み、任意の端部壁74及び液体透過性第1フィルタ部材22と共に示されている液体注入ポッド72を示す。フィルタ部材22は流体分配部材73に封止され、液体分散性物質18を含む第1内部チャンバー11を形成する。流体分配部材73は、上部平面TPから第1内部チャンバー11内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズル75を含む。注入ノズル75は少なくとも1つの注入口76及び少なくとも1つの偏向プレート78を含む。高運動量液体16が注入口76を貫流し、液体16が、上部平面TPに対して垂直ではない方向へ偏向プレート78から第1内部チャンバー11内に偏向されるように、偏向プレート78上で方向付けられる。後注入液体17は、最終的にフィルタ部材22を介してポッド72から流出する。
図10は、液体分散性物質18の層を流動化するさらに別の方法を示す。具体的には注入ポッド64は、任意の端部壁68と共に示され、注入ノズル69を有する、流体分配部材66を含む。注入ノズル69は、高運動量液体16を、TPに対して実質的に垂直であるが、新鮮な液体14の流れる方向と反対の方向に再び方向付ける注入口70を含む。
前述の本発明の実施形態は、下記の構成材料、フィルタ媒体、液体分散性物質、本発明のポッドの使用方法及び実施例の記載を参照して、より良く理解される。
(注入ポッドの構成材料)
一般に、本発明の注入ポッドは、あらゆる適切な材料で製造することができる。フィルタ部材の材料は、下記でかなり詳細に記載される。しかし、本明細書で定義されるフィルタ部材は、ある程度流体透過性でなければならないが、流体分配部材52及び注入ノズルは、注入口を除いて実質的に液体不透過性でなければならない。「実質的に液体不透過性」とは、液体分配部材に供給された液体の少なくとも約90重量%、好ましくは少なくとも約95重量%、より好ましくは少なくとも約98重量%が注入口を通って第1内部チャンバー内に流入することを意味する。
注入ポッドの種々の部分は、硬質、半硬質、又は非硬質材料、それらの組み合わせも含まれる、を含むことができる。本発明のポッドの種々の部分は、選択される材料及び沸かすプロセスにおける所定の段階に応じてその形状及び/又は硬さを変えてもよい、例えば、図7及び8の注入ノズル61を参照すること。プラスチック、ゴム、ガラス、処理紙、金属、半硬質及び硬質泡状物などが、本発明のポッドを作製する場合に全て適切に使用される。
(フィルタ媒体)
フィルタ部材は、本発明の注入ポッドの設計において重要な役割を果たす。しかしこれらは、必要な液体透過性を提供するあらゆる材料から製造されてよい。当業者は、所望の流量及び濾過される材料に基づき適切なフィルタをどのように選択且つ設計するかを理解する。フィルタ媒体の目的は、最終飲料組成物に含まれる前に、液体から望ましくない不溶性粒子を除去することである。
フィルタ媒体は、プラスチック、箔、不織ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、紙材料、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、それらには限定されない種々の材料から構成されることができる。フィルタ媒体は、後注入液体を自由に通過させるが、同時に多量(即ち90%を超える)の不必要な不溶性粒子及び汚染物質の通過を防ぐ、1つ以上の濾過オリフィスを含む。
濾過オリフィスは、フィルタ媒体の作成中にフィルタ媒体に形成されるか、フィルタ媒体材料又は材料の組み合わせに内在しているか、沸かすプロセスの1つ以上の工程により形成されるか、或いはこれらのいずれかの組み合わせであってよい。例えば、フィルタ媒体は、輸送及び保管の間は濾過オリフィスが全くない連続フィルムであってよく、フィルタ媒体が注入液体と接触するときに形成されるオリフィスを有してもよい。あるいは、濾過オリフィスは、貫通、引き裂き、突き刺し及びこれらの組み合わせのような機械的手段をいずれかの側面に適用することにより、連続フィルタ媒体に形成されてもよい。オリフィスは、また、空気圧(例えば、フィルタ媒体材料の吹き開け又は突き抜け)、水圧、熱、レーザー、電気抵抗などにより形成されてよい。
記載したように、濾過オリフィスは、後注入液体の実質的に制限されない通過を許容し、同時に多量(すなわち90%を超える)の不必要な不溶性粒子の通過を防ぐのに十分な大きさであるべきである。しかし、オリフィスが様々な形状を有してよいことは、本発明の範囲内である。これは、抽出溶液に暴露されるフィルタ媒体の部分に対して加えられる抵抗力及び/又は圧力、並びに選択されるフィルタ媒体材料の物理的性質(例えば、弾性、引っ張り強度など)に左右される。
フィルタ媒体は、濾過オリフィスが圧力及び/又は抵抗力が加えられたとき寸法が広がるような、1つ以上の適切なフィルタ媒体材料から形成されることができる。これは、目詰まりを防ぎ、同時に多量(すなわち90%を超える)の許容されない粒子及び化合物の通過を抑制することの助けとなる。
(液体分散性物質)
本発明の注入ポッドは液体分散性物質を含む。下記は、本発明での使用に適したこれらの物質の例である。好ましくは、液体分散性物質は、溶解性物質、液体抽出物、非溶解性物質及びこれらの混合物から成る群から選択される。更に、液体分散性物質は、固体、粉末、顆粒、及びこれらの組み合わせから成る群から選択されうる。好ましくは液体分散性物質は、その大きさが直径約100μm〜1cmの粒子から成る群から選択される。
本明細書で使用する時、「液体」は、可能な限り広い意味をとることが意図される。水は本発明の注入ポッドで使用される好ましい液体であるが、ミルク、果汁なども許容可能である。液体は、好ましくは高温で使用され、すなわち約30℃を超える、好ましくは約40℃を超える、より好ましくは約60℃を超える。高温の液体が、本明細書で定義された抽出及び分散プロセスを助けることは周知である。
本発明の特定の実施形態において、第1フィルタ部材の反対側で流体分配部材に封止され、液体抽出物を含む第2内部チャンバーを画定している第2フィルタ部材が提供される。液体抽出物は、例えば、コーヒー粉末、紅茶の葉などであり、好ましくは、油類、脂肪類、タンパク質類及びこれらの混合物から成る群から選択される添加物質を約2重量%未満、より好ましくは約1.5重量%未満、さらにより好ましくは約1.0重量%未満含む。特定の抽出物、例えば、コーヒー粉末は、油類を含有するが、これらは本明細書で定義される「添加される」油類ではない。
1)脂肪/油
本明細書で使用する時、用語「脂肪」及び「油類」は、交換可能に使用される。本発明の組成物での使用に適切な油類にはあらゆる食用油が挙げられる。油類には、完全飽和、部分飽和、不飽和脂肪酸類又はこれらの混合物が含まれうる。本明細書の液体分散性物質での使用に好ましい油類には、大豆油、キャノーラ(低級エルカ酸)油、トウモロコシ油、綿実油、ピーナッツオイル、ベニバナ油、ヒマワリ油、菜種油、ゴマ油、オリーブ油、ココヤシ油、パーム核油、パーム油、タロー、バター、ラード、魚油、及びこれらの混合物が挙げられる。
2)タンパク質
適したタンパク質源には、植物、乳製品、及び他の動物タンパク質源が挙げられる。本発明の液体分散性物質の調製に好ましいタンパク質類には、卵及び乳タンパク質類、植物タンパク質類(綿、ヤシ、菜種、サフラワー、ココア、ヒマワリ、ゴマ、大豆、ピーナッツなどから得られる脂肪種子タンパク質類を含む)、いわゆる「単細胞」タンパク質類である酵母タンパク質のような微生物タンパク質類、及びこれらの混合物が挙げられる。好ましいタンパク質類には、また、乳製品の乳清タンパク質(乳製品の甘味乳清タンパク質を含む)、及びウシ血清アルブミン、卵白アルブミンのような非乳タンパク質、及び豆タンパク質のような植物性乳清タンパク質(すなわち乳成分を含まない乳清タンパク質)が挙げられる。本発明での使用に特に好ましいタンパク質類には、β−ラクトグロブリン類及びα−ラクトアルブミン類のような乳清タンパク質類、ウシ血清アルブミン類、オボアルブミン類のような卵タンパク質類、並びにグリシニン及びコングリシニンのような大豆タンパク質類が挙げられる。これらの特に好ましいタンパク質類の組み合わせも、本発明での使用に許容可能である。
本明細書におけるタンパク質粒子の好ましい源には、カリフォルニア州、サンディエゴのCP−ケルコ社(CP-Kelco Company of San Diego,California)より入手可能なシンプレッセ100(登録商標)及びニューヨーク州、ニューヨークのファイザー社(Pfizer Company of New York,New York)製のデイリー−LO(登録商標))のような部分的に不溶性で、部分的に変性されているタンパク質組成物が挙げられ、これらの両方が乳清タンパク質であるが、それらには限定されない。これらの好ましいタンパク質源の例は、米国特許第4,734,287号(シンガー(Singer)ら、1988年3月29日発行)及び米国特許第4,961,953号(シンガー(Singer)ら、1989年6月16日発行)で開示されており、これらは両方とも本明細書に参照として組み込まれる。本発明の組成物での使用に特に好ましいタンパク質粒子源及びそのようなタンパク質粒子源の製造方法は、同時係属米国特許明細書番号09/885,693(フランシスコ(Francisco)V.ビラグラン(Villagran)ら、2001年6月22日出願)で開示されており、これらは本明細書に参照として組み込まれる。
3)炭水化物構成成分
適した炭水化物類には、LITA(登録商標)、ゼインタンパク質とアラビアゴムの混合物が挙げられるが、それらには限定されない。例えば、米国特許第4,911,946号(シンガー(Singer)ら、1990年3月27日発行)、及び米国特許第5,153,020号(シンガー(Singer)ら、1992年10月6日発行)を参照すること(これらは両方とも本明細書に参照として組み込まれる)。他の適切な炭水化物類には、デンプン類、ゴム類、及び/又はセルロース、並びにこれらの混合物が挙げられる。デンプン類は、通常、デンプン顆粒が過剰に膨張することを防ぐため、当業者に周知の方法を使用して架橋することにより修飾される。更に適した炭水化物類には、アルギン酸カルシウム、架橋アルギン酸、デキストラン、ジェランガム、カードラン、コンニャクマンナン、キチン、シゾフィラン及びキトサンが挙げられる。
本発明の好ましい炭水化物微粒子は、実質的に非凝集である。凝集ブロック剤、例えば、レシチン及びキサンタンガムは、炭水化物微粒子に加えて粒子を安定化することができる。米国特許第4,734,287号(シンガー(Singer)ら、1988年3月29日発行)を参照すること(これは本明細書に参照として組み込まれる)。
本発明の液体分散性物質での使用に適した炭水化物類は、追加的に微結晶セルロース粒子を含んでよい。含まれる場合、微結晶セルロース構成成分の正確な量は、要求される特定の飲料用配合物の性質及び選択される残りの成分に左右される。当該技術分野において「セルロースゲル」としても既知である、微結晶セルロースは、セルロースの非繊維性形態であり、これは、繊維性植物材料からパルプとして得たセルロースを希釈鉱酸溶液により部分的に解重合することにより調製される。本明細書で使用される微結晶セルロースの適した調製方法を開示する米国特許第3,023,104号(1962年2月27日発行)、米国特許第2,978,446号及び米国特許第3,141,875号を参照すること(これらはそれぞれ本明細書に参照として組み込まれる)。適した市販の微結晶セルロース源には、エドワード・メンデル社(Edward Mendell Co.,Inc.)製のEMCOCEL(登録商標)、及びFMC社(FMC Corporation)製のアビセル(登録商標)が挙げられる。
適した微結晶セルロース源は、また、微生物発酵プロセスにより製造してもよい。発酵プロセスにより製造される市販の微結晶セルロースには、イリノイ州シカゴのニュートラスイート・ケルコ社(The Nutrasweet Kelco Company of Chicago,Illinois)より入手可能なプリマセル(商標)が挙げられる。
4)乳化剤
本明細書で使用される種類の乳化剤は、脂肪及び油を本発明の液体分散性物質を含む食物及び飲料製品中に分散することに役立つ。食用製品に包含することに適しているあらゆる食物等級の乳化剤を使用することができる。適した乳化剤の例には、長鎖脂肪酸のモノ−及びジグリセリド、好ましくは飽和脂肪酸類、最も好ましくはステアリン酸及びパルミチン酸のモノ−及びジグリセリドである。プロピレングリコールエステル類もこれらの食用混合物に有用である。レシチンは、本発明の液体分散性物質における特に好ましい乳化剤である。乳化剤は、モノ−及びジグリセリド、レシチン、スクロースモノエステル類、ポリグリセロールエステル類、ソルビタンエステル類、ポリエトキシレート化グリセロール類及びこれらの混合物のようなあらゆる食物適合性のある乳化剤であることができる。
他の適した乳化剤には、ラクチル化モノ−及びジグリセリド、プロピレングリコールモノエステル類、ポリグリセロールエステル類、モノ−及びジグリセリドのジアセチル化酒石酸エステル類、モノグリセリド類のクエン酸エステル類、ステアロイル−2−ラクチレート、ポリソルベート類、サクシニル化モノグリセリド類、アセチル化モノグリセリド類、エトキシル化モノグリセリド類、レシチン、スクロースモノエステル、及びこれらの混合物が挙げられる。適した乳化剤には、ダニスコ・フード・イングリディエント社(the Danisco Food Ingredients Company)により製造されたディモダン(登録商標)O、ディモダン(登録商標)PV、及びパノダン(登録商標)FDPが挙げられる。乳化剤は任意に共乳化剤と共に使用してもよい。選択した特定の処方に応じて、適した共乳化剤があらゆる食物適合性共乳化剤又は乳化剤から選択されてよい。特に好ましい乳化剤/共乳化剤系には、ディモダン(登録商標)O、ディモダン(登録商標)PV、及びパノダン(登録商標)FDPが挙げられる。
これらの好ましい乳化剤のより詳細な考察が、分散性を試験するのに使用された分析方法の記載も含めて、同時係属米国特許第09/965,113号(リン(Lin)ら、2001年9月26日)で見出すことができ、これは本明細書に参照として組み込まれる。
5)充填剤
充填剤は、本明細書において、本発明の粉末及び液体の乳及び非乳液体分散性物質の全体的な口当たり、質感、又は味覚に実質的に寄与しない成分として定義される。充填剤の主な目的は、溶液中の固形分の全体的な濃度を調節することである。
適した充填剤は、コーンシロップ固形分、マルトデキストリン及び種々のブドウ糖同等物、デンプン類、及びこれらの混合物から成る群から選択される。コーンシロップ固形分は、その費用及び加工性のため、特に好ましい充填剤である。
6)ミルク固形分
本発明の液体分散性物質は、任意に非微粒子化乳タンパク質類(例えば、ミルク固形分)を含んでもよい。これらのミルク固形分は、ミルクを乾燥させて、乾燥形態のタンパク質類、ミネラル類、乳清及びミルクの他の構成成分の混合物を製造することにより調製されうる。ミルク固形分は、バター脂肪固形分及びクリーム粉末を含んでよく、好ましくは低脂肪乾燥ミルク及び脱脂ミルク固形分を含んでよい。特に好ましいミルク固形分は、脂肪を除去したミルクに由来するミルク固形分である。
本発明での使用に適したミルク固形分は、様々な市販の原料から由来することができる。アイスクリーム、ミルクセーキ、及びフローズンデザートの調製に通常使用されるドライミックスも、本明細書の液体分散性物質に含まれてよい。これらのドライミックスは、特に、本発明の液体分散性物質が水又は他の飲料若しくは食物製品と混合されたとき、クリーミーでリッチな口当たりを液体分散性物質に提供する。
7)可溶性飲料構成成分
本発明の液体分散性物質は、任意に可溶性飲料構成成分を含んでよい。適した可溶性飲料構成成分は、当業者により容易に入手可能であり、容易に選択されうる。可溶性飲料構成成分には、コーヒー、紅茶、ジュース、及びこれらの混合物が挙げられるが、それらには限定されない。可溶性飲料構成成分は、液体、固体濃縮物、粉末、抽出物、又はエマルション形態であってもよい。
本発明の液体分散性物質を含有する味の付いた所定の飲料製品における使用に好ましい可溶性飲料構成成分は、液体分散性物質製品の具体的な用途により決定される。例えば、最終用途がコーヒー飲料であることが意図されている場合、可溶性飲料構成成分は、一般的に、コーヒーである。紅茶又はジュース飲料製品では、可溶性飲料構成成分は、それぞれ紅茶又はジュースである。
本発明の液体分散性物質を含有する味の付いた所定の飲料製品における使用に適切な可溶性コーヒー構成成分は、あらゆる好都合な方法により調製することができる。様々なそのような方法が当業者に既知である。通常、可溶性コーヒーは、コーヒー豆のブレンドを焙煎及び粉砕して、その焙煎及び粉砕されたコーヒーを水で抽出し、水性コーヒー抽出物を形成し、抽出物を乾燥させてインスタントコーヒーを形成することによって調製される。本発明に有用な可溶性コーヒーは、通常、従来のスプレー乾燥方法によって得られる。
適した可溶性コーヒーを提供することができる代表的なスプレー乾燥方法は、シヴェツ(Sivetz)及びフーテ(Foote)のコーヒー処理技術(Coffee Processing Technology)、第I巻(アヴィ・パブリッシング社(Avi Publishing Co.)(1963年))の382〜513頁、米国特許第2,771,343号(チェース(Chase)ら、1956年11月20日発行)、米国特許第2,750,998号(ムーア(Moore)ら、1956年6月19日発行)、及び米国特許第2,469,553号(ホール(Hall)ら、1949年5月10日発行)に開示されており、これらはそれぞれ本明細書に参照として組み込まれる。本発明で使用されるインスタントコーヒーを提供する他の適した方法は、例えば、米国特許第3,436,227号(ベルガーロン(Bergeron)ら、1969年4月1日発行)、米国特許第3,493,388号(ヘアー(Hair)、1970年2月3日発行)、米国特許第3,615,669号(ヘアー(Hair)ら、1971年10月26日発行)、米国特許第3,620,756号(ストローベル(Strobel)ら、1971年11月16日発行)、米国特許第3,652,293号(ロンバナ(Lombana)ら、1972年3月28日発行)に開示されており、これらはそれぞれ本明細書に参照として組み込まれる。
スプレー乾燥インスタントコーヒー粉末に加えて、本発明で有用なインスタントコーヒーは凍結乾燥コーヒーを含むことができる。インスタントコーヒーは、いずれか単一種のコーヒー、又は異なる種類のブレンドから調製できる。インスタントコーヒーは、カフェイン抜きであること、又はカフェイン抜きではないことができ、エスプレッソ、フレンチローストなどの独特の風味特性を出すように処理されることができる。
8)緩衝剤
本発明の液体分散性物質は、任意に緩衝系を含んでよい。本明細書に用いるのに適した緩衝系は、本発明の液体分散性物質を含む完成したすぐに摂取できる飲料製品のpH値を約5.5〜約7.2の範囲に維持することができる。好ましい緩衝系は、タンパク質類のコロイド溶解度を向上させ、同時に飲料のpH値を約5.5〜約7.2の範囲に維持して、最適な安定性及び風味を達成することができる安定化塩を含む。
好ましい安定化塩には、クエン酸及び/又はリン酸の二ナトリウム及び/又は二カリウム塩が挙げられる。リン酸塩の使用は、飲料の調製に使用される水にカルシウム又はマグネシウムが多い場合に特に望ましい。
本発明の液体分散性物質での使用に適した緩衝系は、味覚に寄与する種々の酸類及び塩基類を含む風味特性模倣、整合、操作及び/又は調整系と組み合わせてもよい。本発明での使用に特に好ましい風味特性模倣、整合、操作及び/又は調整系は、同時係属米国特許出願10/074,851(ハーデスティ(Hardesty)ら、2002年2月13日出願)に開示されており、これは本明細書に参照として組み込まれる。
9)増粘剤
本発明の液体分散性物質は、任意に1つ以上の増粘剤成分を含んでもよい。本明細書で使用する時、用語「増粘剤成分」には、天然及び合成ゴム類、天然及び化学修飾デンプン類が含まれる。本発明の増粘剤成分は、主にデンプン類から成り、増粘剤成分の20%以下、好ましくは10%以下がゴム類から成ることが好ましい。
本明細書に用いるのに適したデンプン類には、糊化済デンプン(トウモロコシ、小麦、タピオカ)、糊化済高アミロース含有デンプン、糊化済加水分解デンプン類(マルトデキストリン、コーンシロップ固形物)、化学修飾デンプン類、例えば、糊化済置換デンプン類(例えば、ナショナル・スターチ社(National Starch Company)により製造される、N−クリ−マー(登録商標)、N−ライトLP(登録商標)、及びテキストラ(登録商標)のようなコハク酸オクテニル修飾デンプン)、並びにこれらのデンプンの混合物が挙げられるが、それらには限定されない。本明細書に用いるのに適したゴム類としては、イナゴマメゴム、グアーガム、ジェランガム、キサンタンガム、ガティガム、変性ガティガム、トラガカントガム、カラゲナン、及び/又はカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムのようなセルロースから誘導されるアニオン性ポリマー、並びにこれらゴム類の混合物が挙げられる。
10)起泡剤
本発明の液体分散性物質は、本発明の液体分散性物質を含む最終飲料製品に消費者に好ましい量の泡を起こすため、起泡剤及び/又は起泡系を任意に含んでよい。本発明での使用に適切な起泡系には、最終飲料製品に所定の高さ及び密度の所望の泡頭を提供することができる、あらゆる化合物又は化合物の組み合わせが挙げられる。本明細書に用いるのに好ましい起泡系は、酸成分と炭酸塩及び/又は重炭酸成分を含み、一緒に反応させると、泡を発生する。
本明細書で使用する時、用語「酸成分」は、食用で水溶性の有機又は無機酸を意味する。好ましい酸類には、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、コハク酸、リン酸、並びにこれらの酸の混合物が挙げられるが、それらには限定されない。本明細書で使用する時、用語「炭酸塩」及び「重炭酸」は、酸性分と反応すると、二酸化炭素を発生する、食用で水溶性の炭酸塩又は重炭酸塩を意味する。好ましい炭酸塩及び重炭酸塩には、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、重炭酸カリウム、並びにこれらのいずれかの混合物が挙げられるが、それらには限定されない。炭酸ナトリウムと重炭酸ナトリウムの混合物が、クエン酸と組み合わせて使用される場合に特に好ましい。
起泡剤及び/又は気泡系は、1つ以上の起泡安定剤成分を任意に含んでよい。適したタンパク質起泡安定剤には、非微粒子化卵白アルブミン(オボアルブミン)、乳清タンパク質、大豆タンパク質、大豆タンパク質分離物、トウモロコシタンパク質分離物、並びにこれらの安定剤の混合物が挙げられる。非微粒子化乾燥卵白アルブミンが、比較的低濃度で安定した泡を形成するその能力のため、特に好ましい。
11)甘味剤
本発明の液体分散性物質は、任意に1つ以上の甘味剤を含んでよい。本発明での使用に好ましい甘味剤類には、糖類及び糖アルコール類、例えば、スクロース、フルクトース、デキストロース、マルトース、ラクトース、高級フルクトースコーンシロップ固形分、転化糖、ソルビトールを含む糖アルコール類、並びにこれらの糖類と糖アルコール類の混合物が挙げられるが、それらには限定されない。
本発明の実施形態において、1用量当たり低濃度の固形分の放出が好ましい場合、糖又は糖アルコールを有する高い強度の甘味剤の使用が特に好ましい。これらの高い強度の甘味剤類には、サッカリン、シクラメート、アセスルファムK、L−アスパルチル−L−フェニルアラニン低級アルキルエステル甘味剤類(例えば、アスパルテーム)、米国特許第4,411,925号(ブレナン(Brennan)ら)に開示されているL−アスパルチル−D−アラニンアミド類、米国特許第4,399,163号(ブレナン(Brennan)ら)に開示されているL−アスパルチル−D−セリンアミド類、米国特許第4,338,346号(ブランド(Brand)ら)に開示されているL−アスパルチル−L−1−ヒドロキシメチルアルカンアミド甘味剤類、米国特許第4,423,029号(リッチ(Rizzi))に開示されているL−アスパルチル−1−ヒドロキシエチルアルカンアミド甘味剤類、並びに欧州特許出願168,112(J.M.ジャヌツ(Janusz)、1986年1月15日公開)に開示されているL−アスパルチル−D−フェニルグリシンエステル及びアミド甘味剤類が挙げられる。本明細書に開示されている高い強度の甘味剤類の混合物、並びに高い強度の甘味剤類と糖類及び糖アルコール類との混合物は、本発明の液体分散性物質での使用に等しく適している。
特に好ましい甘味剤系は、スクロースとアスパルテーム及びアセスルファムKとの組み合わせである。この混合物は、甘味を向上させるばかりでなく、本発明の液体分散性物質を含む食物及び飲料製品の調製に必要な固形分の濃度も低下させる。
12)加工助剤
本発明の液体分散性物質は、任意に流動助剤、固化防止剤、分散助剤などを包含する加工助剤を含んでよい。好ましい加工助剤には、二酸化ケイ素及びシリカアルミネート類のような流動助剤が挙げられるが、それらには限定されない。増粘剤成分の他に、デンプン類が種々の成分が固化することを防ぐために含まれうる。
13)風味剤
本発明の液体分散性物質は、1つ以上の特定の風味効果を供給する1つ以上の風味剤を含んでよい。本明細書で使用される種類の好ましい風味は、通常、封入された及び/又は液体の風味剤により得られる。これらの風味剤は、天然又は人工起源でありうる。好ましい風味又は風味の混合には、アーモンドナッツ、アマレット、アニセット、ブランデー、カプチーノ、ミント、シナモン、シナモンアーモンド、クレームドマント、グランマニエル、ペパーミントスティック、ピスタチオ、サンブカ、リンゴ、カミツレ、シナモンスパイス、クレーム、クレームドマント、バニラ、フレンチバニラ、アイリッシュクレーム、カルーア、ミント、ペパーミント、レモン、マカデミアナッツ、オレンジ、オレンジリーフ、モモ、イチゴ、ブドウ、ラズベリー、サクランボ、コーヒー、チョコレート、ココア、モカなど及びこれらの混合物が挙げられる。本発明の液体分散性物質は、また、アセトアルデヒド、ハーブ類、スパイス類、並びにその混合物のような芳香増強剤を含んでもよい。
(注入ポッドの使用方法)
本発明の注入ポッドの使用は、注入沸かし機200を示す図12を参照することにより最もよく理解される。注入ポッド12は、注入ポッド12が使用される前に除去されなければならない保護カバー13と共に示されている。フィルタ部材22が保護カバー13の下に示されている。注入ポッド12は、受け台210に収まり、次にそれはトレー容器214に入る。注入液体215が液体容器216に充填され、マグ212がトレー容器214の下に置かれる。好ましくは水である注入液体215が、沸かし機200内で加熱及び加圧され、次いで注入ポッド12内に注入される。加熱された液体は、好ましくは少なくとも約68.9kPa(10psig)、より好ましくは少なくとも約103kPa(15psig)、さらにより好ましくは少なくとも約137.9kPa(20psig)まで加圧される。加熱され且つ加圧された液体が、上記で詳細に記載されたように、注入ポッド12を通って流れ、美味しい注入飲料がフィルタ部材22からマグ212内へ流れ出す。好ましい飲料調製時間は、約120秒未満、より好ましくは約90秒未満、より好ましくは約75秒未満、より好ましくは60秒未満である。
(実施例1)
下記の実施例は、本発明の注入ポッドでの使用に適した液体分散性物質を更に記載し、実証している。これらの実施例は単に説明の目的だけで示されており、本発明を限定するものとして解釈されるべきではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明の多数の変形が可能である。
液体分散性物質は、表1に示される成分及び量で調製される。
Figure 2006519630
表1の液体分散性物質のサンプル100gは、最初にココヤシ及びキャノーラ油を、400mlのパイレックスビーカー中で約93℃(約200°F)に加熱することにより調製される。脂肪/油構成成分が完全に液化することを確実にするように、温度が選択される。温度は、約93℃(200°F)で維持され、水50mLが液化油に添加される。IKA高剪断混合機(ドイツ国のIKA社(IKA-Werke Company of Germany)から入手可能)を使用して、液化された油/水混合物に撹拌が行われる。IKA混合機は第6スピードに設定される。
微粒子化乳清タンパク質が、撹拌が継続している液化油/水混合物に添加される。カゼインナトリウム及びモノ−及びジグリセリドが添加され、撹拌が約5分間続けられる。コーンシロップ固形分が添加され、撹拌が、全ての乾燥成分が十分にぬれた状態になるまで、約5分間継続される。
次いで得られる混合物が、APVガウリン15MR型ホモジナイザー(デンマーク国のAPVガウリン社(APV Gaulin Company of Denmark)から入手可能)を使用して均質化される。ホモジナイザーは、第1段階では3.45MPa(500psi)に設定され、第2段階では13.8MPa(2000psi)に設定されて作動される。得られる均質化組成物は、ヤマト向流ベンチトップスプレードライヤーを使用して、遊離湿分含量が約3%になるまで乾燥される。
本発明による注入ポッドの断面図。 抽出ポッドを更に含む、図1の注入ポッドの断面図。 抽出ポッドと注入ポッドの両方を含み、注入ポッドは1つのみである、本発明の単一注入ポッドの断面図。 液体分配部材が注入ノズルに向かって傾斜して、実質的に平面の上面を抽出ポッドに加えることができる、本発明の単一注入ポッドの断面図。 液体の流れをのぞき込む図であり、フィルタ支持バッフルが示されている、図4の流体抽出部材の底面図。 注入ポッド内に自蔵型フィルタポッドを有する、本発明の注入ポッドの断面図。 その第1の非突出位置で示されている偏向性注入ノズルを有する、本発明の注入ポッドの断面図。 偏向性注入ノズルがその第2の突出位置で示されている、図7の注入ポッドの断面図。 下向きの注入ノズル及び注入液体の流れる方向を変える偏向プレートを有する、本発明の注入ポッドの断面図。 上向きの注入口を有する、本発明の注入ポッドの断面図。 液体分散性物質を含有する、従来技術の抽出ポッドの断面図。 本発明の注入ポッドの使用に適した沸かし機。

Claims (23)

  1. 上部平面に位置する流体分配部材及び液体透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドであって、第1フィルタ部材が流体分配部材に封止され、液体分散性物質を含む第1内部チャンバーを形成し、流体分配部材が、上部平面から内部チャンバー内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含み、注入ノズルが、流体を、上部平面に対して垂直ではない方向で第1内部チャンバー内へ向かわせる少なくとも1つの注入口を有する、液体注入ポッド。
  2. 液体分散性物質が実質的に乾燥しており、そして脂肪含有物質、タンパク質含有物質及びこれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のポッド。
  3. 注入口の表面積が、約1.5気圧以上で少なくとも25cm/秒の線速度により水が注入口を貫流するのに十分なほど小さい、請求項1に記載のポッド。
  4. 第1フィルタ部材の反対側で流体分配部材に封止され、液体抽出物を含む第2内部チャンバーを画定している、第2フィルタ部材を更に含む、請求項1に記載のポッド。
  5. 液体抽出物が、油類、脂肪類、タンパク質類及びこれらの混合物から成る群から選択される添加物質を約2重量%未満含む、請求項4に記載のポッド。
  6. 注入ノズルが、流体分配部材の総表面積の約2%〜約50%の表面積を有する液体入口開口部を有する、請求項5に記載のポッド。
  7. 液体入口開口部が第3フィルタ部材で覆われている、請求項6に記載のポッド。
  8. 流体分配部材及び注入ノズルが、注入口を除いて実質的に液体不透過性である、請求項1に記載のポッド。
  9. 「実質的に液体不透過性」が、流体分配部材に供給された液体の少なくとも約90重量%、好ましくは少なくとも約95重量%、より好ましくは少なくとも約98重量%が注入口を通って第1内部チャンバー内に流入することを意味する、請求項8に記載のポッド。
  10. 注入ノズルが実質的に硬質である、請求項1に記載のポッド。
  11. ポッドを通る液体の流れにおいて、液体注入ポッドの上方に位置する抽出ポッドを更に含み、抽出ポッドが、抽出物を含む第2内部チャンバーを画定する第2フィルタ部材を含む、請求項1に記載のポッド。
  12. 流体分配部材が、抽出ポッドと注入ポッドの間に支持突出部を含む、請求項11に記載のポッド。
  13. 流体分配部材が、第1内部チャンバー内に伸び、第1フィルタ部材を支持する支持突出部を含む、請求項1に記載のポッド。
  14. 流体分配部材が、上部平面から離れて注入ノズルに向かって下向きに傾斜する、請求項1に記載のポッド。
  15. ポッドを通る液体の流れにおいて、液体注入ポッドの上方に位置する抽出ポッドを更に含み、抽出ポッドが、抽出物を含む第2内部チャンバーを画定する第2フィルタ部材を含み、抽出ポッドが上部平面に隣接し且つ下方にあるように、流体分配部材の傾斜部分内に抽出ポッドが位置している、請求項14に記載のポッド。
  16. 液体分散性物質が、固体、粉末、顆粒及びこれらの混合物から成る群から選択され、好ましくは液体分散性物質が、その大きさが直径約100μm〜1cmである粒子から成る群から選択される、請求項1記載のポッド。
  17. 液体分散性物質が、溶解性物質、液体抽出物、非溶解性物質及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項1に記載のポッド。
  18. 注入ノズルが、上部平面から第1フィルタ部材の最も底の部分まで測定した距離の少なくとも約20%の距離で注入ポッドを貫通している、請求項1に記載のポッド。
  19. 少なくとも1つの注入口が、注入ノズルの貫通距離の約20%〜約100%の範囲内に配置されている、請求項9に記載のポッド。
  20. 上部平面に対して垂直ではない少なくとも1つの注入口が、上部平面に対して垂直の線上にある注入口の一点から約20°〜約160°の角度で注入ノズルからの水を方向付ける、請求項1に記載のポッド。
  21. 上部平面に位置する流体分配部材及び液体透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドであって、第1フィルタ部材が流体分配部材に封止され、液体分散性物質を含む第1内部チャンバーを形成し、流体分配部材が、上部平面と実質的にぴったり重なっている第1位置を有する少なくとも1つの注入ノズルを含み、そして注入ノズルが、第2位置を有し、上部平面から第1内部チャンバー内に下向きに突き出しており、注入ノズルが、第2位置にあるときに開口している少なくとも1つの注入口を有し、そして注入口が、流体を、上部平面に対して垂直ではない方向で第1内部チャンバー内へ向かわせる、液体注入ポッド。
  22. 上部平面に位置する流体分配部材及び流体分配部材に解放可能に結合している液体透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドであって、第1フィルタ部材と流体分配部材が第1内部チャンバーを形成し、第1内部チャンバー内には、液体分散性物質を含む第2内部チャンバーを有する計量済の自蔵型フィルタポッドがあり、流体分配部材が、上部平面から第1内部チャンバー内へ下向きに、計量済フィルタポッドを貫通しないように突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含み、注入ノズルが、流体を、上部平面に対して垂直ではない方向で第2内部チャンバー内へ向かわせる少なくとも1つの注入口を有する、液体注入ポッド。
  23. 上部平面に位置する流体分配部材及び液体透過性第1フィルタ部材を含む液体注入ポッドであって、フィルタ部材が流体分配部材に封止され、液体分散性物質を含む第1内部チャンバーを形成し、流体分配部材が、上部平面から第一内部チャンバー内へ下向きに突き出している少なくとも1つの注入ノズルを含み、注入ノズルが、少なくとも1つの注入口及び少なくとも1つの偏向プレートを有し、流体が注入口を通流し、流体が、上部平面に対して垂直ではない方向へ偏向プレートから第1内部チャンバー内に偏向されるように、偏向プレート上で方向付けられる、液体注入ポッド。

JP2005518886A 2003-03-03 2004-03-03 不溶性物質を含有する液体注入ポッド Expired - Lifetime JP4477581B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US45151303P 2003-03-03 2003-03-03
PCT/US2004/006267 WO2004078009A2 (en) 2003-03-03 2004-03-03 Liquid infusion pods containing insoluble materials

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006519630A true JP2006519630A (ja) 2006-08-31
JP4477581B2 JP4477581B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=32962597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005518886A Expired - Lifetime JP4477581B2 (ja) 2003-03-03 2004-03-03 不溶性物質を含有する液体注入ポッド

Country Status (9)

Country Link
US (3) US20050166763A1 (ja)
EP (1) EP1599395B1 (ja)
JP (1) JP4477581B2 (ja)
AT (1) ATE350307T1 (ja)
BR (1) BRPI0407994A (ja)
CA (1) CA2517624C (ja)
DE (1) DE602004004088T2 (ja)
MX (1) MXPA05009346A (ja)
WO (1) WO2004078009A2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528171A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 サラ リー/デーイー エヌ.ヴェー 消費に適した飲料を用意(調製)する方法及び装置
JP2009528078A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ネステク ソシエテ アノニム 飲料原料カプセルおよびカプセルベースの飲料製造方法
JP2010228812A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kraft Foods Research & Development Inc 飲料濃縮物
JP2014195723A (ja) * 2009-06-17 2014-10-16 コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. 飲料を調製するためのカプセル、装置及び方法
JP2014533510A (ja) * 2011-11-25 2014-12-15 ジョイオン カンパニー リミテッド 豆乳製造設備による豆乳製造方法
JP2015510786A (ja) * 2012-03-05 2015-04-13 マキャヴェッリ ソシエタ レスポンサビリタ リミタータMacchiavelli S.R.L. 粉末製品の抽出準備用の交換可能カプセルおよび抽出方法
JP2019520936A (ja) * 2016-07-15 2019-07-25 ヴェーエムエフ・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 低粒子含有量の圧力抽出コーヒーを提供するコーヒーマシン、この目的のための方法、及び、このコーヒーマシンの使用

Families Citing this family (106)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080038441A1 (en) * 2003-07-22 2008-02-14 The Coca-Cola Company Systems and Methods of Brewing Low-Cholesterol Espresso
NL1024160C2 (nl) * 2003-08-25 2005-02-28 Sara Lee De Nv Bereiding van een voor consumptie geschikte drank.
PT2062831E (pt) * 2004-08-23 2011-03-11 Nestec Sa Cápsula para preparar e distribuir uma bebida injectando um fluido pressurizado na cápsula
US20060065127A1 (en) * 2004-09-24 2006-03-30 Dalton David A Liquid infusion pods containing insoluble materials
GB0423556D0 (en) * 2004-10-22 2004-11-24 Kraft Foods R & D Inc Pod for preparing a beverage
GB0423548D0 (en) * 2004-10-22 2004-11-24 Kraft Foods R & D Inc Pod and pad for preparing a beverage
GB0423542D0 (en) * 2004-10-22 2004-11-24 Kraft Foods R & D Inc Pad for preparing a beverage
EP1702543B1 (en) 2004-10-25 2007-11-28 Nestec S.A. Capsule with sealing means
NL1028134C2 (nl) * 2005-01-27 2006-07-31 Sara Lee De Nv Werkwijze voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank uit ten minste twee op te lossen en/of te extraheren ingredienten en een hoeveelheid vloeistof.
US9844292B2 (en) 2009-10-30 2017-12-19 Adrian Rivera Coffee maker with multi and single cup modes
US7487712B2 (en) * 2005-08-18 2009-02-10 Visteon Global Technologies, Inc. In-vehicle coffee maker
GB2433422A (en) * 2005-12-21 2007-06-27 Mars Inc Beverage preparation capsules
DE102005061927A1 (de) 2005-12-23 2007-06-28 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Formschlaffes Pad
GB2468047B (en) * 2006-04-27 2010-12-08 Kraft Foods R & D Inc System, pod and method for preparing a beverage
US20090285953A1 (en) * 2006-12-14 2009-11-19 Nikolaos Renieris Apparatus and method for brewing coffee, tea and espresso
NL2000401C2 (nl) * 2006-12-22 2008-06-24 Friesland Brands Bv Cup met statische menger en werkwijze voor bereiding van een vloeibaar product.
GB0704095D0 (en) * 2007-03-02 2007-04-11 Mars Inc Beverage preparation material
EP1975087B2 (en) * 2007-03-19 2018-05-16 Nestec S.A. Capsule with flow regulating technology
US8180204B2 (en) * 2007-07-02 2012-05-15 Brewl Technologies, Inc. Hot beverage brewing apparatus
US9179797B2 (en) * 2007-07-13 2015-11-10 Adrian Rivera Disposable single serving beverage pod adapter
US9572452B2 (en) 2010-12-04 2017-02-21 Adrian Rivera Single serving brewing material adapter with readable label
US9907425B2 (en) 2007-07-13 2018-03-06 Adrian Rivera Reusable brewing cartridge
US10258186B2 (en) * 2013-02-01 2019-04-16 Adrian Rivera Brewing cartridge
US9242790B2 (en) 2007-07-13 2016-01-26 Adrian Rivera Method for tamping brewing material using a self tamping single serving brewing material holder
CA2712413A1 (en) * 2008-01-24 2009-07-30 Nestec S.A. Capsule with integrated antimicrobial filter
US20110045144A1 (en) * 2008-04-30 2011-02-24 Nestec S.A. Sealed capsule for containing beverage ingredients and having an inlet-side membrane
JP4278706B1 (ja) * 2008-08-20 2009-06-17 ユーシーシー上島珈琲株式会社 飲料用抽出フィルター及びその製造方法
ES2528315T3 (es) 2008-08-29 2015-02-06 Pepsico, Inc. Sistema de bebida de posmezclado
US9272827B2 (en) 2008-08-29 2016-03-01 Pepsico, Inc. Post-mix beverage system
ES2324760B1 (es) * 2009-03-16 2010-07-07 Isluce, S.L. Capsula contenedora de producto para la obtencion de infusiones.
IT1393999B1 (it) * 2009-04-01 2012-05-17 Rancilio Macchine Caffe Macchina per la preparazione di infusi, in particolare caffe' espresso, gruppo erogatore e metodo di realizzazione della stessa
SA110310345B1 (ar) 2009-05-05 2013-12-30 Nestec Sa كبسولة لتحضير منتج التغذية يشمل مرشح مياه
SG175793A1 (en) * 2009-05-05 2011-12-29 Nestec Sa Capsule for preparing a nutritional product including a filter
MX2011011672A (es) * 2009-05-05 2011-11-18 Nestec Sa Capsula para preparar un producto nutricional que incluye un filtro y metodo.
AU2009347079B2 (en) * 2009-06-17 2016-07-21 Koninklijke Douwe Egberts B.V. System, capsule and method for preparing a beverage
DE102009049158A1 (de) * 2009-10-12 2011-04-21 Niro-Plan Ag Filter zur Zubereitung flüssiger Lebensmittel aus einem Getränkesubstrat und Verfahren zur Herstellung eines Filters
US9113747B2 (en) 2009-10-30 2015-08-25 Adrian Rivera Single and multi-cup coffee maker
US20110179954A1 (en) * 2010-01-26 2011-07-28 Stewart Anna M Multi-purpose basket
IT1399364B1 (it) 2010-04-07 2013-04-16 Technology For Beverage Srl Capsula monouso per la produzione di una bevanda aromatica, procedimento e macchina di processo per la sua realizzazione
CA2804360C (en) * 2010-07-08 2017-01-24 Ucc Ueshima Coffee Co., Ltd. Beverage extraction filter
US10071851B2 (en) * 2010-07-12 2018-09-11 Robert Bao Vu Apparatus and products for producing beverages, and methods for making and using same
USD647399S1 (en) 2010-09-02 2011-10-25 Keurig, Incorporated Beverage cartridge
USD637484S1 (en) 2010-09-02 2011-05-10 Keurig, Incorporated Beverage cartridge
USD647398S1 (en) 2010-09-02 2011-10-25 Keurig Incorporated Beverage cartridge
US8361527B2 (en) 2010-09-02 2013-01-29 Keurig, Incorporated Beverage cartridge
DE102011012881A1 (de) * 2010-09-22 2012-03-22 Krüger Gmbh & Co. Kg Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel
RU2013139548A (ru) * 2011-01-27 2015-03-10 Нестек С.А. Капсула и упаковка для приготовления напитка путём центрифугирования
US20120241352A1 (en) 2011-03-22 2012-09-27 Pramanik Pranabes K Articles formed from a multi-layer sheet structure
US20120285330A1 (en) * 2011-05-09 2012-11-15 Eko Brands, Llc Beverage brewing device
US8707855B2 (en) * 2011-05-09 2014-04-29 Eko Brands, Llc Beverage Brewing Device
EP2543289A1 (en) * 2011-07-08 2013-01-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for preparing a beverage
AU2012290313A1 (en) * 2011-07-29 2013-05-02 Bean Logik Llc Cold-brewed instant coffee
CA2788283C (en) 2011-09-01 2019-11-26 2266170 Ontario Inc. Beverage capsule
ITBO20120103A1 (it) * 2012-03-05 2013-09-06 Macchiavelli Srl Capsula per prodotti da infusione
ITMO20120096A1 (it) * 2012-04-17 2013-10-18 Sarong Spa Macchina erogatrice
ES2613854T3 (es) 2012-04-17 2017-05-26 Sarong Societa' Per Azioni Cápsula y máquina dispensadora para bebidas
US9345360B2 (en) * 2012-05-04 2016-05-24 Brian Sims Method of making infant formula and related devices
CN104619188B (zh) 2012-06-22 2019-02-19 塔奇咖啡饮品有限责任公司 饮料冲泡系统
US9688465B2 (en) 2012-11-12 2017-06-27 2266170 Ontario Inc. Beverage capsule and process and system for making same
US11013364B2 (en) 2013-02-01 2021-05-25 Adrian Rivera Brewing cartridge adapter
US9783361B2 (en) 2013-03-14 2017-10-10 Starbucks Corporation Stretchable beverage cartridges and methods
US10524609B2 (en) 2013-03-14 2020-01-07 Altria Client Services Llc Disposable beverage pod and apparatus for making a beverage
US10301583B2 (en) 2013-03-14 2019-05-28 Altria Client Services Llc Flavor system and method for making beverages
US8906436B2 (en) 2013-03-15 2014-12-09 Ptc-Innovations, Llc Single serve beverage additive cartridge
CA2905217C (en) 2013-04-03 2016-11-08 2266170 Ontario Inc. Capsule machine and components
WO2014186897A1 (en) 2013-05-23 2014-11-27 2266170 Ontario Inc. Capsule housing
US9428329B2 (en) 2013-08-20 2016-08-30 2266170 Ontario Inc. System for making capsule containing a dosing agent
US10314319B2 (en) * 2013-11-20 2019-06-11 2266170 Ontario Inc. Method and apparatus for accelerated or controlled degassing of roasted coffee
US10442610B2 (en) 2014-03-11 2019-10-15 Starbucks Corporation Pod-based restrictors and methods
KR20160130851A (ko) 2014-03-12 2016-11-14 알트리아 클라이언트 서비시즈 엘엘씨 풍미 시스템 및 쉐리 와인 유사 음료를 제조하는 방법
US9642384B2 (en) 2014-03-13 2017-05-09 Altria Client Services Llc Flavor system and method for making beverages
CA2943295C (en) 2014-03-21 2022-06-28 2266170 Ontario Inc. Capsule with steeping chamber
WO2015193451A1 (de) * 2014-06-18 2015-12-23 K-Fee System Gmbh System zur herstellung eines teegetränks
US20170202260A1 (en) * 2014-07-21 2017-07-20 Abbott Laboratories Nutritional powder with specific antioxidants
CN104352157A (zh) * 2014-11-18 2015-02-18 孙智敏 一种气旋式侧气管汽锅
US9877495B2 (en) 2015-01-09 2018-01-30 Starbucks Corporation Method of making a sweetened soluble beverage product
JP5869164B1 (ja) * 2015-03-20 2016-02-24 ユーシーシー上島珈琲株式会社 飲料用抽出フィルター
RU2698516C2 (ru) 2015-06-10 2019-08-28 К-Фее Зюстем Гмбх Порционная капсула с трехслойным нетканым материалом
US10737876B2 (en) 2015-07-13 2020-08-11 K-Fee System Gmbh Filter element having a cut-out
PT3350101T (pt) 2015-09-18 2020-01-21 K Fee System Gmbh Adaptador para cápsula de dose única
US11638499B2 (en) 2020-05-27 2023-05-02 Adrian Rivera Beverage brewer spray apparatus having multiple dispersion members
US20210274960A1 (en) * 2015-10-30 2021-09-09 Adrian Rivera Beverage Brewer Spray Apparatus Having Accommodation for Multiple Dispersion Members
US20200288908A1 (en) * 2015-10-30 2020-09-17 Adrian Rivera Brewing Machine Cleaner
US10464797B2 (en) 2016-01-15 2019-11-05 Pepsico, Inc. Post-mix beverage system
US20170252993A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with coupling
US20170253000A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer with locking mechanism
US20170252997A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with sanitary seal
US20170252994A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicing system with juicer cartridge restraints
US20170252995A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge with outlet separator
US20170252990A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Juicero, Inc. Juicer cartridge geometry
US10610045B2 (en) 2016-06-14 2020-04-07 Pepsico, Inc. Beverage system including a removable piercer
US20180029789A1 (en) * 2016-07-28 2018-02-01 (PBS) Professional Beauty Supply, Ltd. Tea Bag with Accessible Opening
GB201615069D0 (en) 2016-09-06 2016-10-19 Mars Inc Nozzle
US11330931B2 (en) * 2016-09-29 2022-05-17 Levo Oil Infusion Apparatus and method for infusing and dispensing oils, and drying and heating infusing materials
RU2754461C1 (ru) 2016-11-09 2021-09-02 Пепсико, Инк. Устройства, способы и системы для приготовления газированных напитков
ES2668078B1 (es) * 2016-11-15 2019-02-21 Alcantara Francisco Navarro Capsula para la preparacion de bebidas
EP3470350A1 (de) * 2017-10-16 2019-04-17 Tchibo GmbH Portionenkapsel
WO2019099373A1 (en) 2017-11-16 2019-05-23 LEVO Oil Infusion, Inc. Apparatus and method for infusing oils
DK3536637T3 (da) 2018-03-05 2020-12-14 Nootrie Ag Kapsel til fremstilling af en drikkevare
EP3784596A4 (en) * 2018-04-23 2022-04-13 2266170 Ontario, Inc. CAPSULES, BEVERAGE BREWING SYSTEMS AND FABRIC WITH OPTIMUM FILTER PROPERTIES
US10485373B1 (en) * 2019-04-18 2019-11-26 Drive Foods Corp Method for cannabinoid delivery into beverages
US11395501B2 (en) 2018-08-07 2022-07-26 Rashieka Barr Stackable infusion filtration and storage systems and methods of using the same
BR102018070867A2 (pt) * 2018-10-10 2020-04-28 Cafe Rancheiro Agro Ind Ltda unidade monodose para café coado e processo de produçao e infusão da unidade
USD927250S1 (en) 2020-03-23 2021-08-10 Eko Brands, Llc Reusable filter cartridge
WO2021250641A1 (en) * 2020-06-12 2021-12-16 Nexe Innovations Inc. Faceplate for improved extraction of beverage material
US20220287334A1 (en) * 2021-03-11 2022-09-15 Harris Tea Company LLC Supplemental flavor pack for use in a tea/coffee maker in association with a pre-existing beverage filter pack and method of using same

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1377316A (en) * 1916-08-25 1921-05-10 John B Clermont Apparatus and package for forming solutions by percolation
US2469553A (en) * 1943-06-14 1949-05-10 Drying & Concentrating Company Spray drier apparatus
US2589783A (en) * 1948-04-09 1952-03-18 Cory Corp Beverage brewer
US2750998A (en) * 1951-11-29 1956-06-19 Moore David Pelton Apparatus for reducing food liquids to powders
US2771343A (en) * 1953-12-23 1956-11-20 Olin Mathieson Method for stabilizing hydrazine against decomposition by copper in contact therewith
US2778739A (en) * 1954-07-16 1957-01-22 Sealpak Corp Package for beverage infusion material
NL224413A (ja) * 1957-01-28
US2926594A (en) * 1957-05-15 1960-03-01 Automatic Canteen Co Infusion devices
US3023104A (en) * 1960-07-05 1962-02-27 American Viscose Corp Food compositions incorporating cellulose crystallite aggregates
US3141875A (en) * 1961-03-15 1964-07-21 Fmc Corp Crystallite aggregates disintegrated in acid medium
US3436227A (en) * 1966-01-03 1969-04-01 Folger Coffee Co Method for reducing foam in instant coffee
US3445237A (en) * 1966-06-28 1969-05-20 Lester Gidge Preshaped cartridge for,and method of packaging,percolator ground coffee
US3493388A (en) * 1966-11-30 1970-02-03 Procter & Gamble Process for preparing instant coffee
US3615669A (en) * 1967-06-26 1971-10-26 Procter & Gamble Process for agglomerating instant coffee
US3652293A (en) 1969-01-09 1972-03-28 Procter & Gamble Instant coffee compositions exhibiting a crystalline sheen
US3620756A (en) * 1969-02-17 1971-11-16 Procter & Gamble Nonfoaming and nonscumming instant coffee
BE791540A (fr) * 1971-11-19 1973-03-16 Marlet Barrera Jose Perfectionnements aux elements d'arrosage et aux godets des machines a faire du cafe et autres infusions
US3793388A (en) * 1972-05-30 1974-02-19 Phillips Petroleum Co Selective hydrogenation of acetylene from olefins with a nickel on alumina catalyst
US3985069A (en) * 1973-12-03 1976-10-12 Cavalluzzi Frank J Coffee beverage drip brewer
US4338346A (en) 1978-12-21 1982-07-06 The Procter & Gamble Company Non-nutritive sweetener
US4411925A (en) 1980-01-21 1983-10-25 Pfizer Inc. Branched amides of L-aspartyl-d-amino acid dipeptides
US4399163A (en) 1980-11-05 1983-08-16 Pfizer Inc. Branched amides of L-aspartyl-D-amino acid dipeptides
US4423029A (en) 1981-06-25 1983-12-27 The Procter & Gamble Company (S)-3-Amino-4-[(S,S)-1-(1-hydroxyethyl)alkyl amino]-4-oxo-butyric acid compounds suitable as non-nutritive sweetners
US4961953A (en) 1986-06-20 1990-10-09 John Labatt Limited/John Labatt Limitee Fat emulating protein products and process
US4734287A (en) 1986-06-20 1988-03-29 John Labatt Limited Protein product base
CA1276394C (en) 1984-07-13 1990-11-13 John M. Janusz Alpha-l-aspartyl-d-phenylglycine esters and amides useful as high intensity sweeteners
US4911946A (en) 1988-06-24 1990-03-27 The Nutra Sweet Company Carbohydrate cream substitute
US5153020A (en) 1988-06-24 1992-10-06 The Nutrasweet Company Carbohydrate cream substitute
US4934287A (en) * 1989-02-15 1990-06-19 Guin Robert D Subterraneous injector
CA2110666A1 (en) * 1993-12-03 1995-06-04 Hsien-Jung Wu Structure medicinal herb infusion dispenser
CH688019A5 (de) * 1994-02-07 1997-04-30 Blaser Cafe Ag Kaffeemaschine.
US5567461A (en) * 1994-05-09 1996-10-22 Robert Lehrer Associates, Inc. Method of treating fluids with a filter
US5978446A (en) * 1998-02-03 1999-11-02 Picker International, Inc. Arc limiting device using the skin effect in ferro-magnetic materials
GB2333947A (en) * 1998-02-10 1999-08-11 James Andrew Haydon Beverage making apparatus
US6485766B2 (en) * 2000-05-31 2002-11-26 Walter Herod Coffee filter pack apparatus and method
US6605311B2 (en) 2000-06-22 2003-08-12 The Procter & Gamble Company Insoluble protein particles
EP1322178B1 (en) * 2000-09-26 2006-05-03 The Procter & Gamble Company Improved emulsifier systems for use in making dehydrated starch ingredients
US6740345B2 (en) * 2000-12-22 2004-05-25 Edward Zhihua Cai Beverage making cartridge
US6777007B2 (en) * 2002-07-06 2004-08-17 Edward Z. Cai Pod and method for making fluid comestible
CA2437836A1 (en) * 2001-02-13 2002-08-22 The Procter & Gamble Company Flavored coffee compositions and method of making
CA2439991C (en) * 2001-03-16 2007-05-22 The Procter & Gamble Company Beverage brewing devices for preparing creamy beverages
US6658989B2 (en) * 2001-04-11 2003-12-09 Keurig, Incorporated Re-usable beverage filter cartridge
DE10211327B4 (de) * 2002-03-14 2015-09-24 Caffitaly System S.P.A. Portionenkapsel mit einer partikelförmigen mittels Wasser extrahierbaren Substanz zur Herstellung eines Getränks

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528171A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 サラ リー/デーイー エヌ.ヴェー 消費に適した飲料を用意(調製)する方法及び装置
JP2009528078A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ネステク ソシエテ アノニム 飲料原料カプセルおよびカプセルベースの飲料製造方法
JP2010228812A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kraft Foods Research & Development Inc 飲料濃縮物
US9101163B2 (en) 2009-03-27 2015-08-11 Kraft Foods R & D, Inc. Sealed cartridge containing beverage concentrates
US9113654B2 (en) 2009-03-27 2015-08-25 Kraft Foods R & D, Inc. Beverage concentrates
JP2014195723A (ja) * 2009-06-17 2014-10-16 コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. 飲料を調製するためのカプセル、装置及び方法
JP2014533510A (ja) * 2011-11-25 2014-12-15 ジョイオン カンパニー リミテッド 豆乳製造設備による豆乳製造方法
JP2015510786A (ja) * 2012-03-05 2015-04-13 マキャヴェッリ ソシエタ レスポンサビリタ リミタータMacchiavelli S.R.L. 粉末製品の抽出準備用の交換可能カプセルおよび抽出方法
JP2019520936A (ja) * 2016-07-15 2019-07-25 ヴェーエムエフ・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 低粒子含有量の圧力抽出コーヒーを提供するコーヒーマシン、この目的のための方法、及び、このコーヒーマシンの使用

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0407994A (pt) 2006-03-07
US20070259073A1 (en) 2007-11-08
US7594470B2 (en) 2009-09-29
EP1599395B1 (en) 2007-01-03
WO2004078009A3 (en) 2005-01-06
CA2517624A1 (en) 2004-09-16
DE602004004088D1 (de) 2007-02-15
US20070259074A1 (en) 2007-11-08
EP1599395A2 (en) 2005-11-30
JP4477581B2 (ja) 2010-06-09
US20050166763A1 (en) 2005-08-04
WO2004078009A2 (en) 2004-09-16
DE602004004088T2 (de) 2007-11-15
MXPA05009346A (es) 2005-11-04
US7891286B2 (en) 2011-02-22
ATE350307T1 (de) 2007-01-15
CA2517624C (en) 2009-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4477581B2 (ja) 不溶性物質を含有する液体注入ポッド
JP4411348B2 (ja) 不溶性物質を含有する液体注入ポッド
US6758130B2 (en) Beverage brewing devices for preparing creamy beverages
EP0756844B1 (en) Cappuccino brewing method
EP0973406B1 (en) Higher density foamable instant coffee products for preparing cappuccino like beverages
US20030039731A1 (en) Beverage brewing devices
US5554400A (en) Infusion beverage product comprising co-agglomerated creamer and sweetener suitable for bag and filter pack brewing
EP1199948B1 (en) Emulsifier blend and process for making rapidly soluble instant beverage products
WO2008129053A1 (en) Method for preparation of a creamy milk based beverage from a capsule and kit for such preparation
US20050008752A1 (en) Beverage whitener formulation
CA3080371A1 (en) Beverage precursor, method of making beverage precursor, beverage, and method of making beverage
GB2334659A (en) Agglomerated beverage composition
EA031558B1 (ru) Высушенный распылением молочный порошок и способы его получения

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071010

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080306

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20080307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080307

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080416

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3