JP2006517389A - Glp−2化合物、製剤、及びそれらの使用 - Google Patents

Glp−2化合物、製剤、及びそれらの使用 Download PDF

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Abstract

【課題】GLP−2化合物、製剤、及びそれらの使用
【解決手段】本発明は、持続的な作用プロファイルを有する新規ヒトグルカゴン様ペプチド2(GLP−2)ペプチド及びヒトグルカゴン様ペプチド-2誘導体に関し、並びに、そのようなペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物、該ポリヌクレオチドを含み発現するベクター及び宿主細胞、薬学的組成物、使用及び治療方法に関する。

Description

本発明は、持続的な作用プロファイルを有する新規ヒトグルカゴン様ペプチド2(GLP−2)ペプチド及びその誘導体に関する。本発明は、さらに、これらのGLPペプチド及び誘導体並びにこのようなGLP−2ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物を作製及び使用する方法、GLP−2ペプチドを含み且つGLP−2ペプチドを発現する宿主細胞、薬学的製剤、該製剤を調製する方法、使用、並びに治療の方法に関する。
グルカゴン様ペプチド2(GLP−2)は、腸のL細胞中で産生され、栄養素の摂取後に放出される33アミノ酸残基のペプチドである。ヒトGLP−2ペプチドのアミノ酸配列が、図1に示されている。
GLP−2ペプチドは、プログルカゴン遺伝子の産物である。プログルカゴンは、主として膵臓及び腸内で発現され、脳内の特定の神経細胞中でも若干発現されている。しかし、プログルカゴンの翻訳後プロセッシングは、膵臓と腸では異なっている(図2)。膵臓では、プログルカゴンは、プロセッシングを受けて、主にグルカゴン関連膵臓ポリペプチド(GRPP;Glucagon Related Pancreatic Polypeptide)、グルカゴン及び主要プログルカゴン断片になる。これに対して、腸内でのプロセッシングは、グリセンチン、グルカゴン様ペプチド1(GLP−1)及びグルカゴン様ペプチド2(GLP−2)を与える。
GLP−2ペプチドの種間での保存性はかなり高いが、配列差が存在する(図3)。例えば、ブタのGLP−2ペプチドは、ヒトのGLP−2と比べて、4つの置換を有している。興味深いことに、マウスのGLP−2は、ヒトのGLP−2に比べて、2つの置換しか有していない。
GLP−2は、小腸及び大腸内のL細胞から分泌される。この分泌は、栄養素の摂取によって制御される。正常な絶食個体中の血漿GLP−2濃度はおよそ15pMであり、混合飼料を与えた後には、約60pMまで増加する。
GLP−2の作用は、最近クローニングされたグルカゴン様ペプチド2受容体によって伝達される。GLP−2受容体は、Gタンパク質に共役した7回膜貫通受容体スーパーファミリーの新しいメンバーを構成する。GLP−2Rの発現は極めて組織特異的であって、主として胃腸間内で発現されており(図4)、GLP−2Rの活性化はアデニル酸シクラーゼ活性の増加に共役している。GLP−2Rを発現している細胞はGLP−2に応答するが、グルカゴンファミリーの他のペプチド(グルカゴン、GLP−1及びGIP)には応答しない。
ラットでは、GLP−2Rは、脳内、あるいはさらに具体的には視床下部背内側核内にも発現されていると報告されている。脳のこの部分は、摂食行動に関与していると一般に考えられており、GLP−2を脳内に直接注入すると、GLP−2が食物摂取を阻害することが示されている。
腸上位の増殖がGLP−2によって誘導されることが実証され(Drucker, D. J. et al (1996) Proc. Natl. Acad. Sci. USA 93: 7911−7916)、GLP−2を含有する培地中で増殖された細胞による胃腸疾患の治療が開示された(Drucker, D.J and Keneford, J.R., WO 96/32414)。
WO 97/31943号は、GLP−2ペプチド類縁体及び食欲を抑制し又は飽満感を誘導するための幾つかのGLP−2ペプチド類縁体の使用に関する。
WO 98/08872号は、親油性置換基を有するGLP−2誘導体に関する。
WO 96/32414号及びWO 97/39031号は、特定のGLP−2ペプチド類縁体に関する。
WO 98/03547号は、アンタゴニスト活性を示す特定のGLP−2ペプチド類縁体に関する。
GLP−2化合物の薬理学的特性に多くの焦点が当てられてきたが、これまでのところ、GLP−2化合物の物理化学的特性や溶液構造特性は殆ど不明である。このような知識は、例えば、製造、精製及び調合作業において合理的な取り扱いを行うために必須であり、最終的には、持続機構を与えるための構造的な基礎を理解するために重要である。
巨大分子特有の不安定さのために、タンパク質を基礎とした多くの製剤の保存時に長期の安定性(貯蔵寿命)を確保することは、技術的に重要な課題である。このように、多くの小分子とは異なり、タンパク質は、化学的な分解と物理的な分解をともに受けやすい。化学的な分解には、加水分解、ラセミ化、酸化又は架橋などの共有結合が含まれる。物理的な分解には、高次構造の喪失、凝集、沈殿又は表面への吸着など、ネイティブ構造からのコンフォメーション変化が含まれる。GLP−2は、凝集のために、不安定な状態になりやすいことが知られている。何れの分解経路も、最終的には、タンパク薬物の生物活性を失わせることがある。
GLP−2及びGLP−2の類縁体並びにそれらの断片は、特に、胃腸疾患の治療において有用であると思われる。しかし、溶解度に限界があり、内在性ジアミノペプチジルペプチダーゼの作用に対する安定性が低いことから、これらの化合物の有用性は限られており、このため、この分野にはなお改良の必要性が存在する。
WO 99/43361号には、親和性置換基を有するGLP−2を含むある種の薬学的製剤が開示されている。
WO 01/49314号には、L−ヒスチジンとマニトール及びスクロースからなる群から選択されるバルク剤とを含有するpH5.5ないし7.9の生理的緩衝液中にGLP−2又はGLP−2類縁体を含む製剤が開示されている。
GLP−2ペプチドとその誘導体は、胃腸疾患の治療に有用である。しかし、クリアランスが高いために、これらの化合物の有用性は限られており、このため、この分野にはなお改良の必要性が存在する。従って、GLP−2活性を保持しながら、ネイティブGLP−2に比べて持続的な作用プロファイルを有するGLP−2のペプチド及びそれらの誘導体を提供することが、本発明の目的である。さらに、本発明の化合物を含む薬学的組成物を提供すること、このような組成物を提供するために本発明の化合物を使用することも、本発明の目的である。胃腸疾患を治療する方法を提供することも、本発明の目的である。
[発明の要約]
細胞増殖の刺激とアポトーシスの阻害を通じて、本発明のGLP−2誘導体が小腸及び大腸に対して栄養作用を発揮することが、本発明によって示された。本発明のGLP−2誘導体は、腸細胞のグルコース輸送を刺激し、腸の透過性を低減し、胃内容排出と胃酸分泌も阻害し得る。
その最も広い側面において、本発明は、GLP−2ペプチドの誘導体に関する。本発明の誘導体は、興味深い薬理学的特性を有しており、特に、親GLP−2ペプチドより持続的な作用プロファイルを有している。
本明細書において使用する「親GLP−2ペプチド(parent GLP2 peptide)」という用語は、GLP−2誘導体のアミノ酸配列骨格を指す。
以下では、GLP−2のペプチド、断片、類縁体及び誘導体を記載するために、簡便なシステムを使用する。このため、例えば、R20K−GLP−2(1−31)は、配列番号1の32位と33位に位置するアミノ酸残基を欠失させ、配列番号1の20位に位置する天然のアミノ酸残基アルギニンをリジンで置換することによって、GLP−2から正式に誘導されるGLP−2の断片を表す。同様に、R20K(Nε−テトラデカノイル)/K30R−GLP−2(1−33)は、配列番号1の30位に位置する天然のアミノ酸残基リジンをアルギニン残基に交換し、配列番号1の20位に位置する天然のアミノ酸残基アルギニンをリジン残基に交換し、配列番号1のアミノ酸配列に比して20位のリジン残基のε−アミノ基をテトラデカノイル化することによって、GLP−2から正式に誘導されるGLP−2ペプチド類縁体の誘導体を表す。
同様に、L17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)は、配列番号1の30位に位置する天然のアミノ酸残基リジンをアルギニン残基に交換し、配列番号1の17位に位置する天然のアミノ酸残基ロイシンをリジン残基に交換し、スペーサーβ−アラニンを用いて配列番号1のアミノ酸配列に比して17位のリジン残基のε−アミノ基をヘキサデカノイル化することによって、GLP−2から正式に誘導されるGLP−2ペプチド類縁体の誘導体を表す(図5と6)。
本発明の第一の側面において、本発明は、式Iのアミノ酸配列;
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−Arg−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−Arg−Ile−Thr−X33(式I);又はその断片を有するGLP−2ペプチドに関する(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)。
第二の側面において、本発明は、式Iのアミノ酸配列;
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−Arg−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−Arg−Ile−Thr−X33(式I);又はその断片を有するGLP−2ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物に関する(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)。
第三の側面において、本発明は、式Iのアミノ酸配列;
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−Arg−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−Arg−Ile−Thr−X33(式I)又はその断片をコードするポリヌクレオチド構築物を含む宿主細胞に関する(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)。1つの実施形態において、前記宿主細胞は真核細胞である。1つの実施形態において、前記宿主細胞は酵母細胞である。
さらなる側面において、本発明は、GLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)に関する。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置S5に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置S7に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置D8に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置E9に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置M10に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置N11に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置T12に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置I13に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置L14に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置D15に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置N16に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置L17に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置A18に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置D21に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置N24に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列における位置Q28に存在するアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。配列番号1のアミノ酸配列における前記位置に存在するアミノ酸残基は任意のアミノ酸残基とすることができ、その位置に天然に存在するアミノ酸残基に限られないことを理解しなければならない。1つの実施形態において、前記親油性置換基はリジンに付着されている。
更なる側面において、本発明は、GLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)を含む薬学的組成物に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)の、医薬を調製するための使用に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)の、持続的効果を有する医薬を調製するための使用に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)の、小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、コラーゲン大腸炎、放射線大腸炎、潰瘍性大腸炎を含む大腸炎、慢性放射線腸炎、非熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(グルテン感受性腸疾患)、血管閉塞又は外傷後の損傷組織、下痢(例えば、旅行者下痢症及び感染後の下痢)、慢性腸管機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、拒食症、化学療法後の損傷組織(例えば、化学療法によって誘導された腸粘膜炎)、未熟児の腸疾患を含む未熟児、出生前児の腸疾患を含む出生前児、強皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、洞摘出後の萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ胃炎などの胃炎、膵炎、全身性敗血症ショック潰瘍(general septic shock ulcer)、腸炎、盲管、リンパ管の閉塞、血管疾患及び移植片対宿主病、外科的処置後の治癒、放射線療法後の萎縮及び化学療法、パーキンソン病における体重減少、外科的処置後の腸の順応性、非経口的栄養法によって生じた粘膜の萎縮(例えば、完全非経口栄養法(TPN)によって生じた粘膜の萎縮)、骨粗鬆症、悪性腫瘍の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲のびらん、ページェット病、骨形成異常症、骨化筋炎、ベヒテレフ病、悪性高カルシウム血症、骨転移によって生じた溶骨性病変、運動抑制による骨量の減少、性ステロイドホルモンの欠乏による骨量の減少、ステロイドホルモン治療による骨異常、がんの治療によって引き起こされた骨異常、骨軟化症、ベーチェット病、骨軟化症、骨化過剰症、大理石骨病、転移性骨疾患、運動抑制によって生じる骨減少、又はグルココルチコイドによって生じる骨粗鬆症などの骨関連疾患の治療用医薬を調製するための使用に関する。
さらなる側面において、本発明は、小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、コラーゲン大腸炎、放射線大腸炎、潰瘍性大腸炎を含む大腸炎、慢性放射線腸炎、非熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(グルテン感受性腸疾患)、血管閉塞又は外傷後の損傷組織、下痢(例えば、旅行者下痢症及び感染後の下痢)、慢性腸管機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、拒食症、化学療法後の損傷組織(例えば、化学療法によって誘導された腸粘膜炎)、未熟児の腸疾患を含む未熟児、出生前児の腸疾患を含む出生前児、強皮症、萎縮性胃炎、洞摘出後の萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ胃炎などの胃炎、膵炎、全身性敗血症ショック潰瘍、腸炎、盲管、リンパ管の閉塞、血管疾患及び移植片対宿主病、外科的処置後の治癒、放射線療法後の萎縮及び化学療法、パーキンソン病における体重減少、外科的処置後の腸の順応性、非経口的栄養法によって生じた粘膜の萎縮(例えば、完全非経口栄養法(TPN)によって生じた粘膜の萎縮)、骨粗鬆症、悪性腫瘍の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲のびらん、ページェット病、骨形成異常症、骨化筋炎、ベヒテレフ病、悪性高カルシウム血症、骨転移によって生じた溶骨性病変、運動抑制による骨量の減少、性ステロイドホルモンの欠乏による骨量の減少、ステロイドホルモン治療による骨異常、がんの治療によって引き起こされた骨異常、骨軟化症、ベーチェット病、骨軟化症、骨化過剰症、大理石骨病、転移性骨疾患、運動抑制によって生じる骨減少、又はグルココルチコイドによって生じる骨粗鬆症などの骨関連疾患の治療用医薬を調製するためのGLP−2受容体アゴニストの使用に関する。
「未熟児(premature infant)」という用語は、妊娠の37週より前に生まれたすべての乳幼児(infant)を意味する。本用語には、健康な乳幼児と損傷を受けた腸及び/又は未熟な腸を有する乳幼児の両方が含まれる。
「出生前児(preborn infant)」という用語は、出生前のあらゆる児童(infant)を意味する。本用語には、健康な胎児と損傷を受けた腸及び/又は未熟な腸を有する胎児の両方が含まれる。
動物実験は、GLP−2が胎児の小腸と大腸の成熟化に重要であることを示唆している。出産予定日に産まれた乳児の腸は食物を直ちに消化するための準備が整っているが、未熟児の場合には、これは当てはまらない。従って、本発明は、経口摂取を早めて改善するために未成熟新生児の腸を全般的に成熟化させるためのGLP−2受容体アゴニストの使用及びこれらの乳児に発生することがある損傷組織を治療するためのGLP−2受容体アゴニストの使用に関する。
更なる側面において、本発明は、医薬として使用するための本発明のGLP−2誘導体に関する。
更なる側面において、本発明は、治療的又は予防的有効量のGLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)を、治療を必要としている受療者に投与することを含む、腸疾患又は腸における栄養素の吸収不良をもたらすその他の症状を治療するための方法に関する。
更なる側面において、本発明は、治療的又は予防的に有効な量のGLP−2ペプチドを含んだGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されているGLP−2誘導体(但し、前記親油性置換基は前記GLP−2ペプチドのN末端アミノ酸残基又はC末端アミノ酸残基には付着されていない)を、治療を必要としている受療者に投与することを含む、小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、コラーゲン大腸炎、放射線大腸炎、黒潰瘍性大腸炎を含む大腸炎、慢性放射線腸炎、非熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(グルテン感受性腸疾患)、血管閉塞又は外傷後の損傷組織、下痢(例えば、旅行者下痢症及び感染後の下痢)、慢性腸管機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、拒食症、化学療法後の損傷組織(例えば、化学療法によって誘導された腸粘膜炎)、未熟児の腸疾患を含む未熟児、出生前児の腸疾患を含む出生前児、強皮症、萎縮性胃炎、洞摘出後の萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ胃炎などの胃炎、膵炎、全身性敗血症ショック潰瘍、腸炎、盲管、リンパ管の閉塞、血管疾患及び移植片対宿主病、外科的処置後の治癒、放射線療法後の萎縮及び化学療法、パーキンソン病における体重減少、外科的処置後の腸の順応性、非経口的栄養法によって生じた粘膜の萎縮(例えば、完全非経口栄養法(TPN)によって生じた粘膜の萎縮)、骨粗鬆症、悪性腫瘍の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲のびらん、ページェット病、骨形成異常症、骨化筋炎、ベヒテレフ病、悪性高カルシウム血症、骨転移によって生じた溶骨性病変、運動抑制による骨量の減少、性ステロイドホルモンの欠乏による骨量の減少、ステロイドホルモン治療による骨異常、がんの治療によって引き起こされた骨異常、骨軟化症、ベーチェット病、骨軟化症、骨化過剰症、大理石骨病、転移性骨疾患、運動抑制によって生じる骨減少、又はグルココルチコイドによって生じる骨粗鬆症などの骨関連疾患を治療する方法に関する。
更なる側面において、本発明は、治療的又は予防的に有効な量のGLP−2受容体アゴニストを投与することを含む、小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、コラーゲン大腸炎、放射線大腸炎、黒潰瘍性大腸炎を含む大腸炎、慢性放射線腸炎、非熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(グルテン感受性腸疾患)、血管閉塞又は外傷後の損傷組織、下痢(例えば、旅行者下痢症及び感染後の下痢)、慢性腸管機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、拒食症、化学療法後の損傷組織(例えば、化学療法によって誘導された腸粘膜炎)、未熟児の腸疾患を含む未熟児、出生前児の腸疾患を含む出生前児、強皮症、萎縮性胃炎、洞摘出後の萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ胃炎などの胃炎、膵炎、全身性敗血症ショック潰瘍、腸炎、盲管、リンパ管の閉塞、血管疾患及び移植片対宿主病、外科的処置後の治癒、放射線療法後の萎縮及び化学療法、パーキンソン病における体重減少、外科的処置後の腸の順応性、非経口的栄養法によって生じた粘膜の萎縮(例えば、完全非経口栄養法(TPN)によって生じた粘膜の萎縮)、骨粗鬆症、悪性腫瘍の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲のびらん、ページェット病、骨形成異常症、骨化筋炎、ベヒテレフ病、悪性高カルシウム血症、骨転移によって生じた溶骨性病変、運動抑制による骨量の減少、性ステロイドホルモンの欠乏による骨量の減少、ステロイドホルモン治療による骨異常、がんの治療によって引き起こされた骨異常、骨軟化症、ベーチェット病、骨軟化症、骨化過剰症、大理石骨病、転移性骨疾患、運動抑制によって生じる骨減少、又はグルココルチコイドによって生じる骨粗鬆症などの骨関連疾患を治療する方法に関する。
更なる側面において、本発明は、式Iのアミノ酸配列;
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−Arg−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−Arg−Ile−Thr−X33(式I);又はその断片を含むGLP−2ペプチド(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)を作製する方法であって、式Iのアミノ酸配列を有するGLP−2ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物を含む宿主細胞を、適切な増殖培地中において、前記ポリヌクレオチド構築物の発現が可能な条件下で培養することと、得られたペプチドを前記培地から回収することと、を含む方法に関する。
本発明者らは、さらに、GLP−2及びその類縁体、修飾されたGLP−2及びその類縁体を緩衝液とともに水溶液中で調合すると、pHを約8ないし約10の範囲に保ったときに物理的に安定であることを発見した。本発明の製剤は、推奨される保存温度での所与の貯蔵寿命期間中(通例、2−8℃で2−3年)、物理的に安定である。さらに、本発明の製剤は、使用期間中(通例、より高温(例えば、25℃又は37℃)で1ヶ月)、物理的に安定である。本発明の製剤は、化学的にも安定であるため、貯蔵時に安定であり、非侵襲的な投与手段(例えば、経鼻又は経肺、経皮又は経粘膜、例えば口内)及び侵襲的な投与手段(例えば、注射、皮下注射、筋肉内、静脈内又は注入)に適する。8.0を下回るpHで、GLP−2化合物を含む本発明の製剤を同じ製剤と比較すると、物理的安定性がかなり増加し、典型的には、使用した試験で数秒ないし数ヶ月、貯蔵寿命が増加した。
本発明の1つの目的は、GLP−2化合物と緩衝液を含む薬学的製剤であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤が8.0ないし10のpHを有する薬学的製剤を提供することである。
本発明の別の目的は、GLP−2化合物と緩衝液を含有する薬学的製剤を調製することを含む、GLP−2化合物の物理的に安定な薬学的製剤を調製する方法であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、8.0ないし10のpHを有する方法を提供することである。
本発明の1つの側面では、前記製剤は、1mg/mLないし100mg/mLの濃度でGLP−2化合物を含有する。
本発明の別の側面では、前記製剤は8.0ないし9のpHを有する。
本発明者らは、さらに、GLP−2誘導体を緩衝液とともに水溶液中で調合すると、pHを約7ないし約10の範囲に保ったときに物理的に安定であることを発見した。本発明の製剤は、推奨される保存温度での所与の貯蔵寿命期間中(通例、2−8℃で2−3年)、物理的に安定である。さらに、本発明の製剤は、使用期間中(通例、より高温(例えば、25℃又は37℃)で1ヶ月)、物理的に安定である。本発明の製剤は、化学的にも安定であるため、貯蔵時に安定であり、非侵襲的な投与手段(例えば、経鼻又は経肺、経皮又は経粘膜、例えば口内)及び侵襲的な投与手段(例えば、注射、皮下注射、筋肉内、静脈内又は注入)に適する。7.0を下回るpHで、GLP−2誘導体を含む本発明の製剤を同じ製剤と比較すると、物理的安定性がかなり増加し、典型的には、使用した試験で数秒ないし数ヶ月、貯蔵寿命が増加した。
本発明の1つの目的は、従って、GLP−2誘導体と緩衝液を含む薬学的製剤であって、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤が7.0ないし10のpHを有する薬学的製剤を提供することである。
本発明の別の目的は、GLP−2誘導体の物理的に安定な薬学的製剤を調製する方法であって、GLP−2誘導体と緩衝液とを含有し、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、7.0ないし10のpHを有する製剤を調製することを含む、方法を提供することである。
本発明の1つの側面では、前記製剤は、1mg/mLないし100mg/mLの濃度でGLP−2誘導体を含有する。本発明の別の側面では、前記製剤は7.0ないし9のpHを有する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2誘導体と、緩衝液とを含む薬学的製剤であって、前記GLP−2誘導体がGLP−2ペプチドであり、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に、必要に応じてスペーサーを介して、親油性置換基が付着されており、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、pHが7.0ないし10である薬学的製剤に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2誘導体の水溶液と、緩衝液とを含む薬学的製剤であって、前記GLP−2誘導体がGLP−2ペプチドであり、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に、必要に応じてスペーサーを介して、親油性置換基が付着されており、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、pHが7.0ないし10である薬学的製剤に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2誘導体の物理的に安定な薬学的製剤を調製する方法であって、GLP−2誘導体と、緩衝液とを含有する製剤を調製することを含み、前記GLP−2誘導体がGLP−2ペプチドであり、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に、必要に応じてスペーサーを介して、親油性置換基が付着されており、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが7.0ないし10である、方法に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2誘導体の物理的に安定な薬学的製剤を調製する方法であって、GLP−2誘導体と、緩衝液とを含有する水溶液を調製することを含み、前記GLP−2誘導体がGLP−2ペプチドであり、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に、必要に応じてスペーサーを介して、親油性置換基が付着されており、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが7.0ないし10である、方法に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2誘導体の物理的に安定な薬学的製剤を調製する方法であって、GLP−2誘導体と、水と、緩衝液とを含有する製剤を調製することを含み、前記GLP−2誘導体がGLP−2ペプチドであり、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に、必要に応じてスペーサーを介して、親油性置換基が付着されており、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが7.0ないし10である、方法に関する。
更なる側面において、本発明は、治療を必要としている受療者に、GLP−2誘導体の水溶液と、緩衝液とを含む有効量の薬学的製剤を投与することを含み、前記GLP−2誘導体がGLP−2ペプチドであり、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから独立に選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に、必要に応じてスペーサーを介して、親油性置換基が付着されており、前記GLP−2誘導体が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが7.0ないし10である、腸疾患又は腸における栄養素の吸収不良をもたらすその他の症状を治療するための方法に関する。1つの実施形態において、腸疾患又は腸における栄養素の吸収不良をもたらすその他の症状は、小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、コラーゲン大腸炎、放射線大腸炎、黒潰瘍性大腸炎を含む大腸炎、慢性放射線腸炎、非熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(グルテン感受性腸疾患)、血管閉塞又は外傷後の損傷組織、下痢(例えば、旅行者下痢症及び感染後の下痢)、慢性腸管機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、拒食症、化学療法後の損傷組織(例えば、化学療法によって誘導された腸粘膜炎)、未熟児の腸疾患を含む未熟児、出生前児の腸疾患を含む出生前児、強皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、洞摘出後の萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ胃炎などの胃炎、膵炎、全身性敗血症ショック潰瘍(general septic shock ulcer)、腸炎、盲管、リンパ管の閉塞、血管疾患及び移植片対宿主病、外科的処置後の治癒、放射線療法後の萎縮及び化学療法、パーキンソン病における体重減少、外科的処置後の腸の順応性、非経口的栄養法によって生じた粘膜の萎縮(例えば、完全非経口栄養法(TPN)によって生じた粘膜の萎縮)、骨粗鬆症、悪性腫瘍の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲のびらん、ページェット病、骨形成異常症、骨化筋炎、ベヒテレフ病、悪性高カルシウム血症、骨転移によって生じた溶骨性病変、運動抑制による骨量の減少、性ステロイドホルモンの欠乏による骨量の減少、ステロイドホルモン治療による骨異常、がんの治療によって引き起こされた骨異常、骨軟化症、ベーチェット病、骨軟化症、骨化過剰症、大理石骨病、転移性骨疾患、運動抑制によって生じる骨減少、又はグルココルチコイドによって生じる骨粗鬆症からなる群から選択される。
短腸症候群(SBS;Short Bowel Syndrome)は、幅広い医学及び手術状況下で遭遇する破壊的な臨床症状である。最も一般的な原因としては、放射線照射、癌、腸間膜血管閉塞症、クローン病及び外傷が挙げられる。SBS患者に対する治療が改善されるにつれて、より多くの患者がさらに長期間にわたって生存しており、このため、SBSに伴う長期的な問題を軽減し又は除去するための治療的処置に対する必要性が増している。SBS患者は1日に最大7回食事を摂るが、それでも正常な体重を維持することが難しく、これらの患者は、自宅(HPN)又は病院において、非経口的栄養法で身体を維持していることが多い。
癌を治療するための化学療法(CT)や放射線療法(RT)は、分裂速度が速い細胞を標的とする。腸陰窩(小腸の単純な管状腺)の細胞は分裂速度が速いので、CT/RTは副作用として腸粘膜に損傷をもたらす傾向がある。胃腸炎、下痢、脱水症状、症例によっては、菌血症及び敗血症が続発することがある。これらの副作用は、二つの理由で重大である。すなわち、これらの副作用のために、治療の用量が限定されることによって治療の効果が制限されてしまうこと、集中的かつ高価な治療を必要とする命に関わる症状となる可能性があることが、理由である。
CTによって誘導された腸の粘膜損傷は、GLP−2ペプチドの強力な腸栄養活性のためにGLP−2ペプチドによって打ち消すことができ、これによって、腸重量、絨毛の高さ、陰窩の深さ、陰窩細胞の増殖速度が増加し、重要なことには、陰窩細胞のアポトーシスが減少することが動物実験で示されている。RTによって誘導される胃腸管の損傷とGLP−2ペプチドが示し得る保護的効果の論拠は、CTの場合と同一の論拠が妥当する。
炎症性腸疾患(IBD)には、主に小腸を冒すクローン病と、主に遠位の結腸と直腸に主に発病する潰瘍性大腸炎が含まれる。IBDの病状は、慢性的な炎症とGI上皮の破壊を特徴とする。現在の治療は、炎症媒介物質を抑圧することを目標として行われている。本発明のGLP−2誘導体などの腸栄養因子による上皮の修復及び再生の刺激は、IBDを治療するための代替的な戦略又は付加的な戦略となる可能性がある。
硫酸デキストラン(DS)によってげっ歯類に誘導される大腸炎は、ヒトの潰瘍性大腸炎と似ており、粘膜の浮腫、陰窩のびらんと膿瘍の発生を伴い、ポリープの形成と異形成及び腺癌への進行に至るが、DSの毒性の基礎を成す正確な機序は不明である。(DS)によって誘導されたマウスの大腸炎においてGLP−2ペプチドが有益な効果を示すことが実証されている。飲用水に5%DSを与えたマウスは、4−5日後に血液の筋が存在する軟便を排泄し、9−10日後には体重が20−25%減少した。これに加えて、350ng又は750ngのA2G−GLP−2(1−33)の何れかを全期間(9−10日)にわたって1日に2回皮下処理したマウスは(1−33)、体重減少が有意に少なく、ずっと健康な状態に見えた。この効果は用量依存的であった。組織学によって、A2G−GLP−2(1−33)で処理されたDSマウスは、損傷を受けていない粘膜上皮の割合が高く、大腸の長さ、陰窩の深さ及び粘膜の面積が増加していた。これらの効果は、1つには、粘膜上皮細胞の増殖の刺激の増大によって媒介された。本発明者らは、場合によって抗炎症薬と併用することで、本発明のGLP−2誘導体がIBDを治療できる可能性があると結論づける。このため、本発明のGLP−2誘導体には、IBDにおける抗炎症療法の補助としての可能性が存在する。本発明のGLP−2誘導体のIBDにおける主要な役割は、障害が発生した腸の上皮の再生を増強することであろう。
ジペプチジルペプチダーゼIV(DPP−IV)によるものと推測される、ヒトにおけるインビボでのネイティブGLP−2(1−33)の分解は、詳細に研究されている。損傷を受けていないGLP−2(1−33)の血漿レベルを9pmから131pMまで増加させるGLP−2注入(0.8pmol/kg分)は、7分のT1/2値で解消された。GLP−2(1−33)を皮下注射すると(400mg=106.000pmol)、45分後に、血漿濃度は最大1500pMまで増加した。皮下注射から1時間後には、注射されたGLP−2(1−33)の69%は、なお損傷されていないGLP−2(1−33)であった。何れの研究においても、HPLCによって検出された唯一の分解産物はGLP−2(3−33)、ヒトでは、GLP−2は、おそらくDPP−IVによって、GLP−2(3−33)まで徹底的に分解されるものと結論づけた。このように、本発明の目的は、DPP−IV分解に耐性があり、このため、ネイティブGLP−2ペプチドに比べてインビボでさらに強力なGLP−2誘導体を提供することである。
本明細書において使用する「GLP−2ペプチド」という用語は、ネイティブヒトGLP−2(配列番号1)のアミノ酸配列1−33を含む任意のタンパク質又はその類縁体を意味する。これには、ネイティブヒトGLP−2及びその類縁体が含まれるが、これらに限定されるものではない。
本明細書において使用する「GLP−2」という用語には、配列番号1のアミノ酸配列を有するネイティブヒトGLP−2のアミノ酸配列1−33を有するタンパク質が含まれるものとする。「GLP−2」という用語には、僅かに修飾を受けたアミノ酸配列、例えば、GLP−2の活性を実質的に保持するようにN末端アミノ酸の欠失又は付加などの修飾が為されたN末端を有するタンパク質も含まれる。上記定義の「GLP−2」には、ある個体から別の個体に存在し、発生することがある天然の対立遺伝子変異も含まれる。さらに、選択した宿主細胞や宿主細胞環境の性質に応じて、グリコシル化又はその他の翻訳後修飾の程度や位置が変わることもある。
本明細書において使用する「類縁体」又は「複数の類縁体」という用語は、親GLP−2タンパク質の1又は複数のアミノ酸が別のアミノ酸によって置換され及び/又は親GLP−2タンパク質の1又は複数のアミノ酸が欠失され、1又は複数のアミノ酸がタンパク質中に挿入され及び/又は1又は複数のアミノ酸が親GLP−2タンパク質に付加された、配列番号1の配列を有するGLP−2ペプチドを表すものとする。このような付加は、親GLP−2タンパク質のN末端又はC末端の何れかに行うこともできるし、両方に行うこともできる。この定義における「類縁体」又は「複数の類縁体」は、小腸又は大腸に栄養性効果を発揮する能力によって測定した場合に、なおGLP−2活性を有する。1つの実施形態において、類縁体は、配列番号1の配列と70%同一である。1つの実施形態において、類縁体は、配列番号1の配列と80%同一である。別の実施形態において、類縁体は、配列番号1の配列と90%同一である。さらなる実施形態において、類縁体は、配列番号1の配列と95%同一である。さらなる実施形態では、類縁体は、合計最大10個の配列番号1のアミノ酸残基が任意のアミノ酸残基で交換されたGLP−2ペプチドである。さらなる実施形態では、類縁体は、合計最大5個の配列番号1のアミノ酸残基が任意のアミノ酸残基で交換されたGLP−2ペプチドである。さらなる実施形態では、類縁体は、合計最大3個の配列番号1のアミノ酸残基が任意のアミノ酸残基で交換されたGLP−2ペプチドである。さらなる実施形態では、類縁体は、合計最大2個の配列番号1のアミノ酸残基が任意のアミノ酸残基で交換されたGLP−2ペプチドである。さらなる実施形態では、類縁体は、合計1個の配列番号1のアミノ酸残基が任意のアミノ酸残基で交換されたGLP−2ペプチドである。
本明細書で使用する「その断片」という用語は、少なくとも15のアミノ酸を有し且つ生物学的なGLP−2活性を有する、式I又は式IIのペプチドのあらゆる断片を意味する。GLP−2活性は、GLP−2受容体結合親和性によって測定することができる。1つの実施形態において、前記断片は少なくとも20個のアミノ酸を有する。1つの実施形態において、前記断片は少なくとも25個のアミノ酸を有する。1つの実施形態において、前記断片は少なくとも30個のアミノ酸を有する。1つの実施形態において、前記断片は、C末端に1つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。1つの実施形態において、前記断片は、C末端に2つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。1つの実施形態において、前記断片は、C末端に3つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。1つの実施形態において、前記断片は、C末端に4つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。
1つの実施形態において、前記断片は、N末端に1つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。1つの実施形態において、前記断片は、N末端に2つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。1つの実施形態において、前記断片は、N末端に3つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。1つの実施形態において、前記断片は、N末端に4つのアミノ酸欠失を有する式I又はIIに記載のペプチドである。
本明細書において、「誘導体」という用語は、1又は複数のアミノ酸残基が化学的に修飾された(例えば、アルキル化、アシル化、エステルの形成又はアミドの形成によって)ペプチドを表すために使用される。
本明細書において、「GLP−2誘導体」という用語は、GLP−2ペプチドの誘導体を表すために使用される。1つの実施形態において、本発明のGLP−2誘導体は、GLP−2受容体(GLP−2R)を結合し及び/又は小腸又は大腸に対して栄養性効果を発揮する能力によって測定した場合、GLP−2活性を有する。1つの実施形態において、GLP−2受容体は、ラットGLP−2R、マウスGLP−2R及びヒトGLP−2Rからなるリストから選択される。
「親油性置換基」という用語は、4−40個の炭素原子を含み、20℃の水中で、約0.1mg/100mL水から約250mg/100ml水までの溶解度、例えば、約0.3mg/100mL水から約75mg/100ml水の溶解度を有することを特徴とする。例えば、オクタン酸(C8)は、20℃の水中で、68mg/100mLの溶解度を有し、デカン酸(C10)は、20℃の水中で、15mg/100mLの溶解度を有し、オクタデカン酸(C18)は、20℃の水中で、0.3mg/100mLの溶解度を有する。
「ポリヌクレオチド構築物」という用語は、目的のペプチドをコードする天然の完全な又は部分的なヌクレオチド配列を基礎とし得るポリヌクレオチドセグメントを表すものとする。構築物は、必要に応じて、他のポリヌクレオチドセグメントを含有してもよい。同様に、「ポリヌクレオチド構築物によってコードされ得るアミノ酸」という用語には、上記ポリヌクレオチド構築物によってコードされ得るアミノ酸、すなわち、Ala、Val、Leu、Ile、Met、Phe、Trp、Pro、Gly、Ser、Thr、Cys、Tyr、Asn、Glu、Lys、Arg、His、Asp及びGlnなどのアミノ酸が包含される。
本明細書において使用される「宿主細胞」という用語は、異種DNAを発現させることができる任意の細胞(雑種細胞を含む)を表す。典型的な宿主細胞には、昆虫細胞、酵母細胞、BHK、CHO、HEK、及びCOS細胞などの哺乳類細胞(ヒト細胞を含む)が含まれるが、これらに限定されるものではない。
本明細書において、「治療(treatment)」という用語には、例えば、放射線照射後の萎縮など、予期される腸疾患又は腸における栄養素の吸収不良をもたらすその他の症状を予防することと、腸における栄養素の吸収不良をもたらす症状の影響を阻害又は最小化する目的で、炎症性腸症候群など既に発生している腸疾患を制御することがともに含まれるものとする。このため、本発明のGLP−2誘導体を予防的に投与することは、「治療」という用語に含まれる。
本明細書において使用される「受療者(subject)」という用語は、任意の動物、特に哺乳動物(ヒトなど)を意味するものとし、適切な場合には、「患者(patient)」という用語と互換的に使用される場合がある。
本明細書において使用される「適切な培地」という用語には、細胞の増殖と本発明のGLP−2をコードする核酸配列の発現とに必要とされる栄養素及びその他の成分を含有する培地を意味する。
GLP−2誘導体の作用の持続的なプロファイルを十分に得るためには、GLP−2部分に付着された親油性置換基は、一例として、4−40個の炭素原子(例えば、8−25個の炭素原子)を含む。前記親油性置換基は、当該置換基が付着しているアミノ酸のアミノ基とアミド結合を形成する親油性置換基のカルボキシル基によって、GLP−2部分のアミノ基に付着させることができる。これに代えて、前記親油性置換基は、親油性置換基のアミノ基がアミノ酸のカルボキシル基とアミノ基を形成するように、前記アミノ酸に付着させることができる。さらに別の選択肢として、前記親油性置換基は、エステル結合を介して、GLP−2部分に連結させることもできる。正式的には、前記エステルは、GLP−2部分のカルボキシル基と置換基となるべき基の水酸基との反応によって、又はGLP−2部分の水酸基と置換基となるべき基のカルボキシル基との反応によって、形成させることができる。あるいは、前記親油性置換基は、GLP−2部分の一級アミノ基中に導入されたアルキル基とすることもできる。
1つの実施形態において、前記GLP−2ペプチドは単離されたGLP−2化合物である。
1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は単離されたGLP−2化合物である。
1つの実施形態において、前記GLP−2化合物は単離されたGLP−2化合物である。
「単離されたGLP−2化合物」という用語は、(1)天然の状態において共存している遊離のポリヌクレオチド、脂質、炭水化物又はその他の物質(すなわち、夾雑物)の少なくとも約50%から分離された本発明の化合物を表す。前記単離された化合物又はポリペプチドは、天然環境において見出され、その治療、診断、予防又は研究への使用を妨害する可能性がある他のあらゆる夾雑ポリペプチド又は他の夾座物が実質的に存在しないことが好ましい。
好ましくは、前記単離された化合物またはポリペプチドは、天然の状態において共存している遊離のポリヌクレオチド、脂質、炭水化物又はその他の物質(すなわち、夾雑物)の少なくとも約70%、例えば80%、例えば90%、例えば95%から分離されている。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2ペプチドは、アミノ酸配列
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−X20−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−Arg−Ile−Thr−X33又はその断片からなる(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X20は、Arg、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2ペプチドは、式IIに記載のペプチド
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−X20−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−X30−Ile−Thr−X33(式II)又はその断片である(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X20は、Arg、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X30は、Arg、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)(式II)。
1つの実施形態において、XはAlaである。1つの実施形態において、XはGlyである。1つの実施形態において、XはAspである。1つの実施形態において、XはGluである。1つの実施形態において、XはSerである。1つの実施形態において、XはSerである。1つの実施形態において、XはAspである。1つの実施形態において、XはGluである。1つの実施形態において、XはAspである。1つの実施形態において、XはGluである。1つの実施形態において、X10は、Met、Leu、Ile、及びノルロイシンからなる群から選択される。1つの実施形態において、X11はAsnである。1つの実施形態において、X12はThrである。1つの実施形態において、X13はIleである。1つの実施形態において、X14はLeuである。1つの実施形態において、X15はAspである。1つの実施形態において、X16はAsnである。1つの実施形態において、X17はLeuである。1つの実施形態において、X18はAlaである。1つの実施形態において、X21はAspである。1つの実施形態において、X24はAsnである。1つの実施形態において、X28はGlnである。1つの実施形態において、X33はAspである。1つの実施形態において、X33はGluである。1つの実施形態において、X、X、X、X、X10、X11、X12、X13、X14、X15、X16、X17、X18、X20、X21、X24、X28、及びX33からなるリストから独立に選択される少なくとも1つのアミノ酸がLysである。1つの実施形態において、X、X、X、X、X10、X11、X12、X13、X14、X15、X16、X17、X18、X20、X21、X24、X28、及びX33からなるリストから独立に選択されるアミノ酸がLysである。1つの実施形態において、アミノ酸XはLysである。1つの実施形態において、アミノ酸XはLysである。1つの実施形態において、アミノ酸XはLysである。1つの実施形態において、アミノ酸XはLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X10はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X11はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X12はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X13はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X14はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X15はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X16はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X17はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X18はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X20はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X21はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X24はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X28はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X30はLysである。1つの実施形態において、アミノ酸X30はArgである。1つの実施形態において、アミノ酸X33はLysである。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2ペプチドは、最大5個のアミノ酸残基、例えば4個のアミノ酸残基、例えば3個のアミノ酸残基、例えば2個のアミノ酸残基、又は1個のアミノ酸残基が任意のα−アミノ酸残基に交換されたGLP−2ペプチドである。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2ペプチドは、GLP−2(1−33)、A2G−GLP−2(1−33)、K30R−GLP−2(1−33);S5K−GLP−2(1−33);S7K−GLP−2(1−33);D8K−GLP−2(1−33);E9K−GLP−2(1−33);M10K−GLP−2(1−33);N11K−GLP−2(1−33);T12K−GLP−2(1−33);I13K−GLP−2(1−33);L14K−GLP−2(1−33);D15K−GLP−2(1−33);N16K−GLP−2(1−33);L17K−GLP−2(1−33);A18K−GLP−2(1−33);D21K−GLP−2(1−33);N24K−GLP−2(1−33);Q28K−GLP−2(1−33);S5K/K30R−GLP−2(1−33);S7K/K30R−GLP−2(1−33);D8K/K30R−GLP−2(1−33);E9K/K30R−GLP−2(1−33);M10K/K30R−GLP−2(1−33);N11K/K30R−GLP−2(1−33);T12K/K30R−GLP−2(1−33);I13K/K30R−GLP−2(1−33);L14K/K30R−GLP−2(1−33);D15K/K30R−GLP−2(1−33);N16K/K30R−GLP−2(1−33);L17K/K30R−GLP−2(1−33);A18K/K30R−GLP−2(1−33);D21K/K30R−GLP−2(1−33);N24K/K30R−GLP−2(1−33);Q28K/K30R−GLP−2(1−33);K30R/D33K−GLP−2(1−33);D3E/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/S5K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/S7K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/D8K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/E9K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/M10K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/N11K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/T12K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/I13K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/L14K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/D15K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/N16K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/L17K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/A18K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/D21K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/N24K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);及びD3E/Q28K/K30R/D33E−GLP−2(1−33)からなるリストから選択される。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2受容体アゴニストは、GLP−2(1−33)、A2G−GLP−2(1−33)、K30R−GLP−2(1−33);S5K−GLP−2(1−33);S7K−GLP−2(1−33);D8K−GLP−2(1−33);E9K−GLP−2(1−33);M10K−GLP−2(1−33);N11K−GLP−2(1−33);T12K−GLP−2(1−33);I13K−GLP−2(1−33);L14K−GLP−2(1−33);D15K−GLP−2(1−33);N16K−GLP−2(1−33);L17K−GLP−2(1−33);A18K−GLP−2(1−33);D21K−GLP−2(1−33);N24K−GLP−2(1−33);Q28K−GLP−2(1−33);S5K/K30R−GLP−2(1−33);S7K/K30R−GLP−2(1−33);D8K/K30R−GLP−2(1−33);E9K/K30R−GLP−2(1−33);M10K/K30R−GLP−2(1−33);N11K/K30R−GLP−2(1−33);T12K/K30R−GLP−2(1−33);I13K/K30R−GLP−2(1−33);L14K/K30R−GLP−2(1−33);D15K/K30R−GLP−2(1−33);N16K/K30R−GLP−2(1−33);L17K/K30R−GLP−2(1−33);A18K/K30R−GLP−2(1−33);D21K/K30R−GLP−2(1−33);N24K/K30R−GLP−2(1−33);Q28K/K30R−GLP−2(1−33);K30R/D33K−GLP−2(1−33);D3E/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/S5K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/S7K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/D8K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/E9K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/M10K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/N11K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/T12K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/I13K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/L14K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/D15K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/N16K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/L17K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/A18K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/D21K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);D3E/N24K/K30R/D33E−GLP−2(1−33);及びD3E/Q28K/K30R/D33E−GLP−2(1−33)からなるリストから選択される。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2受容体アゴニストは、GLP−2ペプチドである。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2受容体アゴニストは、GLP−2誘導体である。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は、GLP−2ペプチドを含み、該GLP−2ペプチドは
式IIに記載のペプチド
His−X−X−Gly−X−Phe−X−X−X−X10−X11−X12−X13−X14−X15−X16−X17−X18−Ala−X20−X21−Phe−Ile−X24−Trp−Leu−Ile−X28−Thr−X30−Ile−Thr−X33(式II)又はその断片である(式中、Xは、Ala、Val又はGlyであり;Xは、Asp又はGluであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Ser、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;Xは、Asp、Glu、又はLysであり;X10は、Met、Lys、Leu、Ile、又はノルロイシンであり;X11は、Asn、又はLysであり;X12は、Thr、又はLysであり;X13は、Ile、又はLysであり;X14は、Leu、又はLysであり;X15は、Asp、又はLysであり;X16は、Asn、又はLysであり;X17は、Leu、又はLysであり;X18は、Ala、又はLysであり;X20は、Arg、又はLysであり;X21は、Asp、又はLysであり;X24は、Asn、又はLysであり;X28は、Gln、又はLysであり;X30は、Arg、又はLysであり;X33は、Asp、Glu、又はLysである)(式II)。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は、GLP−2ペプチドに付着した親油性置換基を1つだけ有する。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は4ないし40個の炭素原子を含む。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は8ないし25個の炭素原子を含む。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は12ないし20個の炭素原子を含む。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、前記親油性置換基のカルボキシル基が前記アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するように、アミノ酸残基に付着されている。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基はLys残基に付着されている。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、前記親油性置換基のアミノ基が前記アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するように、アミノ酸残基に付着されている。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は、スペーサーによって、GLP−2ペプチドに付着されている。
本発明の1つの実施形態において、前記スペーサーは、1ないし7個のメチレン基(例えば2個のメチレン基)を有する非分岐アルカンα,ω−ジカルボン酸基であり、該スペーサーはGLP−2ペプチドのアミノ基と親油性置換基のアミノ基との間に架橋を形成する。
本発明の1つの実施形態において、前記スペーサーはCys残基以外のアミノ酸残基、又はジペプチドである。適切なスペーサーの例には、β−アラニン、γ−アミノ酪酸(GABA)、γ−グルタミン酸、コハク酸、Lys、Glu若しくはAsp、又はGly−Lysなどのジペプチドが含まれる。スペーサーがコハク酸の場合、一方のカルボキシ基が前記アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成し、他方のカルボキシル基が親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成することができる。スペーサーがLys、Glu又はAspの場合、そのカルボキシ基が前記アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成し、そのアミノ基が親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成することができる。Lysをスペーサーとして使用する場合、場合によっては、Lysのε−アミノ基と親油性置換基の間に、スペーサーをさらに挿入してもよい。1つの実施形態では、さらに追加されるこのようなスペーサーは、Lysのε−アミノ基及び親油性置換基中に存在するアミノ基とアミド結合を形成するコハク酸である。別の実施形態では、さらに追加されるこのようなスペーサーは、Lysのε−アミノ基とアミド結合を形成し、親油性置換基中に存在するカルボキシル基と別のアミド結合を形成する(すなわち、親油性置換基はNε−アシル化リジン残基である)Glu又はAspである。
本発明の1つの実施形態では、前記スペーサーは、β―アラニン、γ−アミノ酪酸(GABA)、γ−グルタミン酸、L7s、Asp、Glu、Aspを含有するジペプチド、Gluを含有するジペプチド、又はLysを含有するジペプチドからなるリストから選択される。本発明の1つの実施形態において、前記スペーサーは、β−アラニンである。本発明の1つの実施形態において、前記スペーサーは、γ−アミノ酪酸(GABA)である。本発明の1つの実施形態において、前記スペーサーは、γ−グルタミン酸である。
本発明の1つの実施形態では、親GLP−2ペプチドのカルボキシル基がスペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、アミノ酸又はジペプチドスペーサーのカルボキシル基が親油性置換基のアミノ基とアミド基を形成する。
本発明の1つの実施形態では、親GLP−2ペプチドのアミノ基がスペーサーのカルボキシル基とアミド結合を形成し、スペーサーのアミノ基が親油性置換基のカルボキシル基とアミド基を形成する。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナントレン(cyclpentanophenathrene)骨格を有する。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は直鎖又は分枝鎖のアルキル基である。本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は直鎖又は分枝脂肪酸のアシル基である。
本発明の1つの実施形態では、親油性置換基のアシル基は、CH(CHCO−(式中、nは4ないし38であり、CH(CHCO−、CH(CHCO−、CH(CH10CO−、CH(CH12CO−、CH(CH14CO−、CH(CH16CO−、CH(CH18CO−、CH(CH20CO−及びCH(CH22CO−などである)を含む基から選択される。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は直鎖又は分枝アルカンα,ωジカルボン酸のアシル基である。
本発明の1つの実施形態では、親油性置換基のアシル基は、HOOC(CHCO−(式中、nは4ないし38であり、HOOC(CH14CO−、HOOC(CH16CO−、HOOC(CH18CO−、HOOC(CH20CO−及びHOOC(CH22CO−などである)を含む基から選択される。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式CH(CH((CHCOOH)CHNH−CO(CHCO−(式中、pとqは整数であり、p+qは8ないし40、例えば12ないし35などの整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式CH(CHCO−NHCH(COOH)(CHCO−(式中、rは10ないし24の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式CH(CHCO−NHCH((CHCOOH)CO−(式中、sは8ないし24の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式COOH(CHCO−(式中、tは8ないし24の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式NHCH(COOH)(CHNH−CO(CHCH(式中、uは8ないし18の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式−NHCH(COOH)(CHNH−COCH((CHCOOH)NH−CO(CHCH(式中、wは10ないし16の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式−NHCH(COOH)(CHNH−CO(CHCH(COOH)NH−CO(CHCH(式中、xは10ないし16の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態では、前記親油性置換基は、式−NHCH(COOH)(CHNH−CO(CHCH(COOH)NHCO(CHCH(式中、yは0又は1ないし22の整数である)の基である。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は、N−リトコロイルである。
本発明の1つの実施形態において、前記親油性置換基は、N−コロイルである。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は親油性置換基を1つ有する。本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は親油性置換基を2つ有する。本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は親油性置換基を3つ有する。本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は親油性置換基を4つ有する。
本発明の1つの実施形態において、前記GLP−2誘導体は、以下の群から選択される。
S5K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
S7K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
D8K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
E9K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
M10K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
N11K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
T12K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
I13K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L14K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
D15K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
N16K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(オクタノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ノナノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(デカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K(3−(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(オクタノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ノナノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(デカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(オクタノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ノナノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(デカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
L17K(4−(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)−GLP−2(1−33);
A18K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
D21K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
N24K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
Q28K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)−GLP−2(1−33);
S5K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
S7K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
D8K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
E9K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
M10K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
N11K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
T12K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
I13K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L14K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
D15K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
N16K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(3−(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
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L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
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L17K((S)−4−カルボキシ−4−(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K((S)−4−カルボキシ−4−(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
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L17K(4−(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
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L17K(4−(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(4−(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(4−(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
L17K(4−(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R−GLP−2(1−33);
A18K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
D21K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
N24K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
Q28K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33);
D3E/S5K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/S7K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/D8K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/E9K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/M10K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/N11K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/T12K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/I13K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L14K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/D15K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/N16K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(3−(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K((S)−4−カルボキシ−4−(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/L17K(4−(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/A18K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/D21K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);
D3E/N24K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33);及び
D3E/Q28K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E−GLP−2(1−33)。
さらなる実施形態において、本発明は、C末端アミノ酸残基がアミドの形態で存在するGLP−2誘導体に関する。
さらなる実施形態において、本発明は、負に帯電させることができる親油性置換基を有するGLP−2誘導体に関する。1つの実施形態において、前記負に帯電させることができる基は、カルボン酸基である。
前記親GLP−2ペプチドは、GLP−2ペプチドをコードし且つGLP−2ペプチドを発現させることができるDNA配列を含有する宿主細胞を、適切な培養液中において、GLP−2ペプチドを発現させることが可能な条件下で培養し、その後、得られたGLP−2ペプチドを培地から回収することを含む方法によって作製することができる。
前記細胞を培養するために使用される培地は、適切な補充物を含有する最小培地又は天然培地(complex media)など、宿主細胞を増殖させるのに適した任意の慣用培地であり得る。適切な培地は、業者から購入することも可能であるし、公開された製法(例えば、米国菌培養収集所のカタログ)に従って調製してもよい。次いで、細胞によって産生されたGLP−2ペプチドは、対象とするGLP−2ペプチドの種類に応じて、遠心又はろ過によって宿主細胞を培地から分離する、塩(例えば、硫酸アンモニウム)によって上清又はろ液のタンパク成分を沈殿させる、様々なクロマトグラフィー手法(例えば、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィーなど)による精製などの慣用的な手法によって、培養液から回収することができる。
親GLP−2ペプチドをコードするDNA配列は、適切には、例えば、ゲノムライブラリー又はcDNAライブラリーを調製し、標準的な技術(例えば、Sambrook, J, Fritsch, EF and Maniatis, T, Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, New York, 1989)に従って、合成オリゴヌクレオチドプローブを用いたハイブリダイゼーションによって、GLP−2ペプチドの全部又は一部をコードするDNA配列をスクリーニングすることによって得られたゲノム又はcDNA由来のものとすることができる。GLP−2ペプチドをコードするDNA配列は、確立された標準的な方法、例えば、「Beaucage and Caruthers, Tetrahedron Letters 22 (1981),1859−1869」に記載されているホスホアミダイト法、又は「Matthes et al., EMBO Journal 3(1984)、801−805」に記載されている方法によって、合成的に調製することもできる。前記DNA配列は、特異的なプライマー、例えば、米国特許第4,683,202号又はSaiki et al., Science 239 (1988),487−491に記載されているプライマーを用いたポリメラーゼ連鎖反応によって調製することもできる。
前記DNA配列は、組換えDNA操作に便利に供することができる任意のベクター中に挿入することができ、ベクターの選択は、多くの場合、ベクターを導入すべき宿主細胞に依存するであろう。このため、前記ベクターは、自律的に複製するベクター、すなわち、染色体外に存在し、その複製が、染色体の複製から独立しているベクター(例えば、プラスミド)とすることができる。あるいは、前記ベクターは、宿主細胞中に導入されたときに、宿主細胞のゲノム中に組み込まれ、その中に組み込まれた染色体とともに複製されるベクターとすることもできる。
前記ベクターは、好ましくは、DNAの転写に必要な別のセグメント(プロモーターなど)にGLP−2ペプチドをコードする前記DNA配列が作動可能に連結されている発現ベクターである。前記プロモーターは、選択した宿主細胞中で転写活性を示す任意のDNA配列とすることができ、宿主細胞にとって同種又は異種の何れでもよいタンパク質をコードする遺伝子に由来するものとすることができる。様々な宿主細胞中で本発明のGLP−2ペプチドをコードするDNAの転写を誘導するのに適したプロモーターの例は、当業者に周知であり、例えば、Sambrook et al.(上記)を参照されたい。
GLP−2ペプチドをコードするDNA配列は、必要であれば、適切なターミネーター、ポリアデニル化シグナル、転写促進配列(transcriptional enhancer sequence)、及び翻訳促進配列(translational enhancer sequence)に作動可能に接続してもよい。本発明の組換えベクターは、さらに、目的の宿主細胞中でのベクターの複製を可能とするDNA配列を備えてもよい。
前記ベクターは、選択可能なマーカー、例えば、宿主細胞中の欠損を補う産物を与える遺伝子又は薬物(例えば、アンピシリン、カナマイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコール、ネオマイシン、ハイグロマイシン又はメトトレキセート)に対する耐性を付与する遺伝子を備えてもよい。
本発明の親GLP−2ペプチドを宿主細胞の分泌経路に誘導するために、分泌シグナル配列(リーダー配列、プレプロ配列又はプレ配列としても知られる)を組換えベクター中に与えてもよい。分泌シグナル配列は、GLP−2ペプチドをコードするDNA配列の正しいリーディングフレーム内に連結される。分泌シグナル配列は、一般にGLP−2ペプチドをコードするDNA配列の5’に配置される。分泌シグナル配列は、本来GLP−2ペプチドに付随している分泌シグナル配列であってもよく、あるいは別の分泌タンパク質をコードする遺伝子に由来するものでもよい。
それぞれ、本発明のGLP−2ペプチドをコードするDNA配列、プロモーター配列、及び必要に応じて使用されるターミネーター配列及び/又は分泌シグナル配列をライゲートし、複製に必要な情報を含有する適切なベクター中にそれらを挿入するために用いられる操作は、当業者に周知である(例えば、Sambrook et al.,上記参照)。
前記DNA配列又は組換えベクターが導入される宿主細胞は、本発明のGLP−2ペプチドを産生することができる任意の細胞とすることができ、細菌、酵母、真菌及びさらに高等な真核細胞が含まれる。本分野において周知であり、本分野で使用されている適切な宿主細胞の例は、E. coli、Saccharomyces cerevisiae、又は哺乳類のBHK若しくはCHO細胞株であるが、これらに限定されるものではない。
本発明のGLP−2誘導体は、それ自体公知の方法を用いて、親GLP−2ペプチド中に親油性置換基を導入することによって調製することができる。例えば、WO 95/07931号を参照されたい(その内容全体を参考文献として、本明細書に援用する)。
Lys残基のNε−アシル化は、導入すべきアシル基の活性化されたアミドをアシル化剤として用いることによって行うことができる(例えば、ベンゾトリアゾールとのアミド)。アシル化は、塩基の存在下において、極性溶媒中で行われる。
薬学的組成物
本発明のGLP−2誘導体を含有する薬学的組成物は、このような治療を必要としている患者に非経口的に投与され得る。非経口投与は、注射器(必要に応じて、ペン状の(pen−like)注射器)を用いて、皮下、筋肉内又は静脈内注射によって行うことができる。あるいは、非経口投与は、注入ポンプを用いて行うこともできる。さらなる選択肢としては、経鼻又は経肺スプレイの形態でGLP−2誘導体を投与するための粉末又は液体とすることができる組成物がある。さらに別の選択肢としては、本発明のGLP−2誘導体は、例えば、パッチ(必要に応じて、イオン泳動パッチ)から経皮的に、又は経粘膜的に(例えば、口内的)に投与することも可能である。
本発明のGLP−2誘導体を含有する薬学的組成物は、例えば、「Remington’s Pharmaceutical Sciences, 1985」又は「Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995」に記載されている慣用技術によって調製することができる。
このため、本発明のGLP−2誘導体の注射可能な組成物は、適宜成分を溶解させ、混合して、所望の最終生成物を得る製薬業界の慣用技術を用いて調製することができる。
このため、1つの手法によれば、調製すべき組成物の最終容量より若干少ない量の水の中に、GLP−2誘導体を溶解させる。必要であれば、等張剤、防腐剤、及び緩衝液を添加し、必要であれば、酸(例えば、塩化水素酸)又は塩基(例えば、必要に応じて水酸化ナトリウム水溶液)を用いて、溶液のpH値を調整する。最後に、溶液の容量を水で調整して、所望の濃度の成分を得る。
等張剤の例は、塩化ナトリウム、マニトール及びグリセロールである。
防腐剤の例は、フェノール、m−クレゾール、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、及びベンジルアルコールである。
適切な緩衝液の例は、酢酸ナトリウム及びリン酸ナトリウムである。
上述した成分に加え、本発明のGLP−2誘導体を含有する溶液には、誘導体の溶解度及び/又は安定性を向上させるために、界面活性剤を含有させてもよい。
GLP−2の経鼻投与用組成物は、例えば、欧州特許第272079号(Novo Nordisk A/S)又はWO 93/18785号に記載されているように調製することができる。
本発明のGLP−2誘導体は、様々な疾病の治療に使用することができる。ある患者に対して使用すべき具体的なGLP−2誘導体と最適な用量レベルは、治療すべき疾病、使用する具体的なペプチド誘導体の効力、患者の年齢、体重、身体活動、及び食事などの様々な要因、他の薬物と組み合わせる場合にはその薬物との組み合わせ、並びに症例の重篤度に依存するであろう。本発明のGLP−2誘導体の投与量は、親GLP−2ペプチドに関して知られている様式と同様の様式で、当業者によって、各個別の患者について決定することが推奨される。
本発明の化合物の薬理学的特性は、例えば、国際特許出願PCT/DK97/00086号、WO 97/31943号に記載されているように調べることが可能であり、これらの文献は、参考文献として、その全体を本明細書に援用する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2化合物と、緩衝液とを含む薬学的製剤であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤が8.0ないし10のpHを有する薬学的製剤に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2化合物の水溶液と、緩衝液とを含む薬学的製剤であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤が8.0ないし10のpHを有する薬学的製剤に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2化合物と、緩衝液とを含む製剤を調製することを含む、物理的に安定なGLP−2化合物の薬学的製剤を調製する方法であって、前記gLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが8.0ないし10である、方法に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2化合物を含有する水溶液と、緩衝液を調製することを含む、物理的に安定なGLP−2化合物の薬学的製剤を調製する方法であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが8.0ないし10である、方法に関する。
更なる側面において、本発明は、GLP−2化合物と、水と、緩衝液とを含有する製剤を調製することを含む、物理的に安定なGLP−2化合物の薬学的製剤を調製する方法であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤のpHが8.0ないし10である、方法に関する。
更なる側面において、本発明は、治療を必要としている患者に、GLP−2化合物の水溶液と、緩衝液とを含む有効量の薬学的製剤を投与することを含む、腸疾患又は腸における栄養素の吸収不良をもたらす他の症状を治療する方法であって、前記GLP−2化合物が0.1mg/mLないし100mg/mLの濃度で存在し、前記製剤が8.0ないし10のpHを有する、方法に関する。1つの実施形態において、前記腸疾患又は腸における栄養素の吸収不良をもたらす他の症状は、小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、コラーゲン大腸炎、放射線大腸炎、潰瘍性大腸炎を含む大腸炎、慢性放射線腸炎、非熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(グルテン感受性腸疾患)、血管閉塞又は外傷後の損傷組織、下痢(例えば、旅行者下痢症及び感染後の下痢)、慢性腸管機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、拒食症、化学療法後の損傷組織(例えば、化学療法によって誘導された腸粘膜炎)、未熟児の腸疾患を含む未熟児、出生前児の腸疾患を含む出生前児、強皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、洞摘出後の萎縮性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ胃炎などの胃炎、膵炎、全身性敗血症ショック潰瘍(general septic shock ulcer)、腸炎、盲管、リンパ管の閉塞、血管疾患及び移植片対宿主病、外科的処置後の治癒、放射線療法後の萎縮及び化学療法、パーキンソン病における体重減少、外科的処置後の腸の順応性、非経口的栄養法によって生じた粘膜の萎縮(例えば、完全非経口栄養法(TPN)によって生じた粘膜の萎縮)、骨粗鬆症、悪性腫瘍の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲のびらん、ページェット病、骨形成異常症、骨化筋炎、ベヒテレフ病、悪性高カルシウム血症、骨転移によって生じた溶骨性病変、運動抑制による骨量の減少、性ステロイドホルモンの欠乏による骨量の減少、ステロイドホルモン治療による骨異常、がんの治療によって引き起こされた骨異常、骨軟化症、ベーチェット病、骨軟化症、骨化過剰症、大理石骨病、転移性骨疾患、運動抑制によって生じる骨減少、又はグルココルチコイドによって生じる骨粗鬆症などの骨関連疾患から選択される。
「有効量」という用語は、資格を有する医師によって決定されるべき有効用量であり、医師は所望の応答が達成されるように投与量を滴定してもよい。用量を検討する場合の要素には、作用強度、生物学的利用能、所望の薬物動態/薬動力学的プロファイル、治療の症状(例えば、糖尿病、肥満、体重減少、胃潰瘍)、患者に関連する因子(例えば、体重、健康、年齢など)、同時投与される医薬(例えば、インシュリン)の存在、投与の時間、又は医療従事者に公知の他の因子が含まれるであろう。
本発明の1つの実施形態において、前記薬学的製剤は、水性製剤、すなわち、水を含む製剤である。このような製剤は、典型的には、溶液又は懸濁液である。 本発明のさらなる実施形態において、前記薬学的製剤は水溶液である。「水性製剤」という用語は、少なくとも50% w/wの水を含む製剤として定義される。同様に、「水溶液」という用語は、少なくとも50% w/wの水を含む溶液として定義され、「水性懸濁液」という用語は、少なくとも50% w/wの水を含む懸濁液として定義される。
別の実施形態では、前記薬学的製剤はフリーズドライ(freeze−dried)された製剤であり、医師又は患者は使用前にこの製剤に溶媒を添加する。
別の実施形態では、前記薬学的製剤は凍結乾燥された(lyophilised)製剤であり、医師又は患者は使用前にこの製剤に溶媒を添加する。
本発明のGLP−2化合物を含有する薬学的組成物は、かかる治療を必要としている患者に対して、非経口的に投与することができる。非経口投与は、注射器(必要に応じて、ペン状の注射器)を用いて、皮下、筋肉内又は静脈内注射によって行うことができる。あるいは、非経口投与は、注入ポンプを用いて行うこともできる。さらなる選択肢としては、経鼻又は経肺スプレイの形態でgLP−2化合物を投与するための溶液又は懸濁液とすることができる組成物がある。さらに別の選択肢としては、本発明のGLP−2化合物を含有する薬学的組成物は、例えば、パッチ(必要に応じて、イオン泳動パッチ)からの経皮投与、又は経粘膜投与(例えば、口内投与)に適合させることも可能である。
薬学的製剤は、濁りを生じると、物理的に不安定であることが明らかとなる。本発明の製剤の幾つかは、5℃で11ヶ月及び22ヶ月を超えて物理的に安定であり得る。
製剤の物理的安定性は、様々な期間にわたり、最上部まで満たされたガラスカートリッジ中において、様々な温度で前記製剤を保管した後の視覚的検査と濁りを用いて評価される。製剤の視覚的検査は、背景を暗くし、鮮明な集光中で行われる。製剤の濁りは、0ないし3の濁度を視覚的にスコア付けすることを特徴とする(全く濁りを示さない製剤が視覚的スコア0に相当し、昼光中で視覚的な濁りを示す製剤が視覚的スコア3に相当する)。製剤が昼光中で視覚的な濁りを示す場合、製剤は、タンパク質凝集に関して物理的不安定であると分類される。
本発明の1つの実施形態では、GLP−2化合物を含む薬学的製剤は、視覚的検査によって測定した場合、12週超にわたって、且つ5℃で15ヶ月超にわたって、物理的に安定である。
本発明の別の実施形態では、GLP−2化合物を含む薬学的製剤は、視覚的検査によって測定した場合、25℃で12週超にわたって、物理的に安定である。
本発明のさらなる実施形態では、GLP−2化合物を含む薬学的製剤は、視覚的検査によって測定した場合、37℃で12週超にわたって、物理的に安定である。
本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、7.6ないし10の範囲のpHを有する本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、7.7ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、7.8ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、7.9ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.0ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.0ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.0ないし9.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.0ないし8.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.5ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.5ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、8.5ないし9.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、9.0ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、9.0ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、9.5.0ないし10の範囲のpHを有する。
本発明のさらなる実施形態において、前記緩衝液は、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、クエン酸塩、ヒスチジン、グリシン、リジン、アルギニン(arginin)、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸ナトリウム、及びトリス(ヒドロキシメチル)−アミノメタン、又はこれらの混合物からなる群から選択される。これらの具体的な緩衝液の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。本発明のさらなる実施形態において、前記緩衝液は、グリシルグリシン、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸ナトリウム、又はこれらの混合物である。
GLP−2化合物の溶解度が増加した薬学的製剤を提供することが本発明の目的である。
本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.1mg/mLないし80mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、1mg/mLないし80mg/mLの濃度で存在する。 本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。 本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.1mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、1mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.1mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、1mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.1mg/mLないし5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、1−5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.1−0.5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2化合物は、0.6−1mg/mLの濃度で存在する。これらの具体的な濃度範囲の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。
本発明のさらなる実施形態では、前記製剤は、薬学的に許容される防腐剤をさらに含む。本発明のさらなる実施形態において、前記防腐剤は、フェノール、m−クレゾール、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、2−フェノキシエタノール、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、2−フェニルエタノール、ベンジルアルコール、クロロブタノール、及びチメロサール(thiomerosal)、又はこれらの混合物からなる群から選択される。これらの具体的な防腐剤の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。本発明の好ましい実施形態では、前記防腐剤はフェノール又はm−クレゾールである。
本発明のさらなる実施形態において、前記防腐剤は、0.1mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記防腐剤は、0.1mg/mLないし5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記防腐剤は、5mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記防腐剤は、10mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。これらの具体的な濃度範囲の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。
薬学的組成物における防腐剤の使用は、当業者に周知である。「Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995」を参照されるのが便利である。
本発明のさらなる実施形態において、前記製剤はさらに等張剤を含む。本発明のさらなる実施形態において、前記等張剤は、塩(例えば、塩化ナトリウム)、多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、キシリトール、マニトール、ソルビトール又はグリセロール)、単糖(例えば、グルコース又はマルトース)、二糖(例えば、スクロース)、アミノ酸(例えば、L−グリシン、L−ヒスチジン、アルギニン、リジン、イソロイシン、アスパラギン酸、トリプトファン、スレオニン)、ポリエチレングリコール(例えば、PEG400)、又はこれらの混合物からなる群から選択される。本発明のさらなる実施形態において、前記等張剤は、塩化ナトリウム、グリセロール、マニトール、グルコース、スクロース、L−グリシン、L−ヒスチジン、アルギニン、リジン又はこれらの混合物からなる群から選択される。これらの具体的な等張剤の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。本発明の1つの実施形態において、前記等張剤はマニトールである。本発明の1つの実施形態において、前記等張剤はグリセロールである。本発明の1つの実施形態において、前記等張剤はスクロースである。
本発明のさらなる実施形態において、前記等張剤は、1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記等張剤は、1mg/mLないし7mg/mLの濃度で存在する。 本発明のさらなる実施形態において、前記等張剤は、8mg/mLないし16mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記等張剤は、17mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。これらの具体的な濃度範囲の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。
薬学的組成物における等張剤の使用は、当業者に周知である。「Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995」を参照されるのが便利である。
本発明のさらなる実施形態において、前記製剤はさらにキレート剤を含む。本発明のさらなる実施形態において、前記キレート剤は、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、クエン酸、及びアスパラギン酸の塩、及びそれらの混合物から選択される。これらの具体的なキレート剤の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。
本発明のさらなる実施形態において、前記キレート剤は、0.1mg/mLないし5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記キレート剤は、0.1mg/mLないし2mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記キレート剤は、2mg/mLないし5mg/mLの濃度で存在する。
薬学的組成物におけるキレート剤の使用は、当業者に周知である。「Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995」を参照されるのが便利である。
本発明のさらなる実施形態において、前記製剤は、高分子量ポリマー又は低分子量化合物の群から選択される安定剤をさらに含む。本発明のさらなる実施形態において、前記安定剤は、ポリエチレングリコール(例えば、PEG 3350)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、様々な塩(例えば、塩化ナトリウム),L−グリシン、L−ヒスチジン、イミダゾール、アルギニン、リジン、イソロイシン、アスパラギン酸、トリプトファン、スレオニン、及びそれらの混合物から選択される。これらの具体的な安定剤の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。本発明の好ましい実施形態において、前記安定剤は、L−ヒスチジン、イミダゾール及びアルギニンからなる群から選択される。
本発明のさらなる実施形態において、前記高分子量ポリマーは、0.1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記高分子量ポリマーは、0.1mg/mLないし5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記高分子量ポリマーは、5mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。 本発明のさらなる実施形態において、前記高分子量ポリマーは、10mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記高分子量ポリマーは、20mg/mLないし30mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記高分子量ポリマーは、30mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。
本発明のさらなる実施形態において、前記低分子量化合物は、0.1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記低分子量化合物は、0.1mg/mLないし5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記低分子量化合物は、5mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記低分子量化合物は、10mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記低分子量化合物は、20mg/mLないし30mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記低分子量化合物は、30mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。
薬学的組成物における安定剤の使用は、当業者に周知である。「Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995」を参照されるのが便利である。
本発明のさらなる実施形態において、前記製剤は、さらに界面活性剤を含む。本発明のさらなる態様において、前記界面活性剤(surfactant)は、洗浄剤(detergent)、エトキシル化されたヒマシ油、ポリグリコール化されたグリセリド、アセチル化されたモノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポロキサマー(188及び407など)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキル化及びアルコキシル化された誘導体などのポリオキシエチレン誘導体(tween類、例えば、Tween−20又はTween−80)、モノグリセリド又はエトキシル化されたその誘導体、ジグリセリド又はそのポリオキシエチレン誘導体、グリセロール、コール酸又はその誘導体、レシチン、アルコール及びリン脂質、グリセロリン脂質(レシチン、ケファリン、ホスファチジルセリン)、グリセロ糖脂質(ガラクトピラノシド)、スフィンゴリン脂質(スフィンゴミエリン)、及びスフィンゴ糖脂質(セラミド、ガングリオシド)、DSS(ドキュセートナトリウム、CAS登録番号[577−11−7])、ドキュセートカルシウム(CAS登録番号[128−49−4])、ドキュセートカリウム(CAS登録番号[7491−09−0])、SDS(ドデシル硫酸ナトリウム又はラウリル硫酸ナトリウム)、ジパルミトイルホスファチジン酸、カプリル酸ナトリウム、胆汁酸及びその塩及びグリシン又はタウリン抱合体、ウルソデオキシコール酸、コール酸ナトリウム、デオキシコール酸ナトリウム、タウロコール酸ナトリウム、グリココール酸ナトリウム、N−ヘキサデシル−N,N−ジメチル−3−アンモニオ−1−プロパンスルホナート、陰イオン性(アルキル−アリール−スルフォナート)一価界面活性剤、パルミトイルリゾホスファチジル−L−セリン、リゾリン脂質(例えば、エタノールアミン、コリン、セリン又はスレオニンの1−アシル−sn−グリセロ−3−リン酸エステル)、アルキル、アルコキシル(アルキルエステル)、リゾホスファチジル及びホスファチジルコリンのアルコキシ(アルキルエーテル)誘導体、例えば、リゾホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリンのラウロイル及びミリストイル誘導体、極性の頭部基、すなわち、コリン、エタノールアミン、ホスファチジン酸、セリン、スレオニン、グリセロール、イノシトール、及び正に帯電したDOPAC、DOTMA、DCP、BISHOPの修飾、リゾホスファチジルセリン及びリゾホスファチジルスレオニン、両性イオンの界面活性剤(例えば、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニオ−1−プロパンスルホナート、3−コラミド−1−プロピルジメチルアンモニオ−1−プロパンスルホナート、ドデシルホスホコリン、ミリストイルリゾホスファチジルコリン、鶏卵リゾレシチン)、陽イオン性界面活性剤(四級アンモニウム塩基)(例えば、セチル−トリメチルアンモニウムブロミド、セチルピリジニウムクロリド)、非イオン性界面活性剤、ポリエチレンオキシド/ポリプロピレンオキシドブロックコポリマー(Pluronics/Tetronics、Triton X−100、Dodecyl β−D−グルコピラノシド)又はポリマー性界面活性剤(Tween−40、Tween−80、Brij−35)、フシジン酸誘導体(例えば、タウロジヒドロフシジン酸ナトリウムなど)、長鎖脂肪酸及びその塩C6−C12(例えば、オレイン酸及びカプリル酸)、アシルカルニチン及び誘導体、リジン、アルギニン若しくはヒスチジンのNα−アシル化誘導体、又はリジン若しくはアルギニンの側鎖がアシル化された誘導体、リジン、アルギニン又はヒスチジン及び中性又は酸性アミノ酸の任意の組み合わせを含むジペプチドのNα−アシル化誘導体、中性アミノ酸と2つの荷電アミノ酸との任意の組み合わせを含むトリペプチドのNα−アシル化誘導体から選択され、あるいは、前記界面活性剤は、イミダゾリン誘導体、又はその混合物の群から選択してもよい。これらの具体的な界面活性剤の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。
薬学的組成物における界面活性剤の使用は、当業者に周知である。「Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995」を参照されるのが便利である。
本発明の1つの実施形態において、GLP−2誘導体を含む薬学的製剤は、視覚的検査によって測定した場合、12週超にわたって、且つ5℃で15ヶ月超にわたって、物理的に安定である。
本発明の別の実施形態では、GLP−2誘導体を含む薬学的製剤は、視覚的検査によって測定した場合、25℃で12週超にわたって、物理的に安定である。
本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む薬学的製剤は、視覚的検査によって測定した場合、37℃で12週超にわたって、物理的に安定である。
本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.0ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.0ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.0ないし9.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.0ないし8.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.0ないし8.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.0ないし7.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.5ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.0ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.5ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、9.0ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、9.5ないし10の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.5ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.5ないし9.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.5ないし8.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、7.5ないし8.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.0ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.0ないし9.0の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.0ないし8.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.5ないし9.5の範囲のpHを有する。本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、8.5ないし9.0の範囲のpHを有する。
本発明のさらなる実施形態では、GLP−2誘導体を含む前記製剤は、9.0ないし9.5の範囲のpHを有する。
GLP−2誘導体の溶解度が増加した薬学的製剤を提供することが本発明の目的である。
本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.1mg/mLないし80mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、1mg/mLないし80mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、1mg/mLないし50mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.1mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、1mg/mLないし20mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.1mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、1mg/mLないし10mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.1−5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、1−5mg/mLの濃度で存在する。本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.1−0.5mg/mLの濃度で存在する。
本発明のさらなる実施形態において、前記GLP−2誘導体は、0.6−1mg/mLの濃度で存在する。これらの具体的な濃度範囲の各々が、本発明の別の実施形態を構成する。
本明細書において、GLP−2化合物とGLP−2誘導体は、好ましくは、1μM以下(例えば、100nM以下)の親和定数(K)又は作用強度(EC50)で、GLP−2受容体に結合する。「GLP−2化合物」という用語には、GLP−2ペプチド及びGLP−2誘導体が包含される。本発明の製剤に使用できる適切なGLP−2化合物の例は、WO 96/29342、WO 97/31943、WO 98/08872、WO 96/32414、WO 97/39031に開示されており、これらの文献は参考文献として本明細書に援用される。
本発明に使用され得るGLP−2化合物の候補は、例えば、WO 96/32414、WO 97/39031、WO 98/03547に記載されているGLP−2類縁体、WO 96/29342、WO 97/31943、WO 98/08872に記載されているGLP−2誘導体であり得る。これらの文献は、参考文献として本明細書に援用される。
本発明の1つの実施形態では、前記GLP−2化合物は、GLP−2ペプチドを含むGLP−2誘導体であって、S5、S7、D8、E9、M10、N11、T12、I13、L14、D15、N16、L17、A18、D21、N24、及びQ28からなるリストから選択される配列番号1のアミノ酸配列における位置に存在する1又は複数のアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、親油性置換基は、配列番号1のアミノ酸配列における位置S5に存在するアミノ酸残基に付着されている。1つの実施形態において、親油性置換基は、配列番号1のアミノ酸配列における位置S7に存在するアミノ酸残基に付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置D8にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置E9にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置M10にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置N11にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置T12にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置I13にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置L14にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置D15にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。
1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置N16にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置L17にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置A18にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置D21にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置N24にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。1つの実施形態において、配列番号1のアミノ酸配列の位置Q28にあるアミノ酸残基に親油性置換基が付着されている。配列番号1のアミノ酸配列における前記位置に存在するアミノ酸残基はいかなるアミノ酸残基でもよく、当該位置に本来存在するアミノ酸残基のみに限られないことを理解しなければならない。1つの実施形態において、前記親油性置換基はリジンに付着されている。
さらに別の例では、前記親油性置換基は、スペーサーのカルボキシル基が前記GLP−2ペプチドのアミノ基とアミド結合を形成するように、スペーサーによってGLP−2ペプチドに付着されている。スペーサーは、少なくとも2つの官能基を含有していなければならず、一方の官能基は親油性置換基の官能基に付着され、他方の官能基は親GLP−2ペプチドの官能基に付着されている。本明細書では、「スペーサー」という用語は、一方の官能基が親油性置換基の官能基に付着され、他方の官能基がGLP−2化合物の官能基に付着されている少なくとも2つの官能基を含有する二価の部分を表すために試用される。適切なスペーサーの例は、コハク酸、リジル、グルタミル、アスパラギル、グリシル、β−アラニル及びγ−アミノブタノイル、又はGly−Lysなどのジペプチドであり、それぞれが各実施形態を構成する。スペーサーがコハク酸の場合、その一方のカルボキシル基が前記アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成し、他方のカルボキシル基が親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成することができる。スペーサーがリジル、グルタミル又はアスパラギル、グリシル、β−アラニル又はγ−アミノブタノイルである場合、そのカルボキシ基が前記アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成し、そのアミノ基が親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成することができる。Lysをスペーサーとして使用する場合、場合によっては、Lysのε−アミノ基と親油性置換基の間に、スペーサーをさらに挿入してもよい。1つの好ましい実施形態では、さらに追加されるこのようなスペーサーは、Lysのε−アミノ基及び親油性置換基中に存在するアミノ基とアミド結合を形成するコハク酸である。別の好ましい実施形態では、さらに追加されるこのようなスペーサーは、Lysのε−アミノ基とアミド結合を形成し、親油性置換基中に存在するカルボキシル基と別のアミド結合を形成する(すなわち、親油性置換基はNε−アシル化リジン残基である)Glu又はAspである。1つの実施形態において、前記スペーサーはCys若しくはMet以外のアミノ酸残基、又はGly−Lysなどのジペプチドである。本発明において、「Gly−Lysなどのジペプチド」という用語は、Cys又はMetを除く2つのアミノ酸の任意の組み合わせを意味し、典型的には、C末端アミノ酸残基が、Lys、His又はTrp、典型的にはLysであり、N末端アミノ酸残基がAla、Arg、Asp、Asn,Gly、Glu、Gln、Ile、Leu、Val、Phe、Pro、Ser、Tyr、Thr、Lys、His及びTrpであるジペプチドを意味する。典型的には、GLP−2化合物のアミノ基がアミノ酸残基又はジペプチドスペーサーのカルボキシル基とアミド結合を形成し、アミノ酸残基又はジペプチドスペーサーのアミノ基が親油性置換基のカルボキシル基とアミド基を形成する。
本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は8ないし40個の炭素原子を有する。本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は10ないし24個の炭素原子を有する。本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は12ないし24個の炭素原子を有する。本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は12ないし18個の炭素原子を有する。本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は14ないし18個の炭素原子を有する。
本発明のさらなる実施形態では、スペーサーが存在する。本発明のさらなる実施形態では、スペーサーはアミノ酸から選択される。本発明の1つの実施形態において、前記スペーサーはCys残基以外のアミノ酸残基である。別の実施形態では、前記スペーサーは、Gly−Lysなどのジペプチドである。さらに別の実施形態において、前記スペーサーは、リジル、グルタミル、アスパラギル、グリシル、β−アラニル及びγ−アミノブタノイルから選択され、それぞれが各実施形態を構成する。典型的に使用されるスペーサーは、グルタミル、アミノブチロイル、及びβ−アラニル(β−Ala)である。
別の実施形態において、前記スペーサーは、1ないし7個のメチレン基を有する非分岐アルカンα,ω−ジカルボン酸基であり、該スペーサーは親ペプチドのアミノ基と親油性置換基のアミノ基との間に架橋を形成する。典型的には、前記スペーサーはコハク酸である。
前記親油性置換基は、以下の親GLP−2ペプチドのアミノ酸の官能基のうちの1つに付着することができる官能基を含有する。
(a)N末端アミノ酸のα−炭素に付着されたアミノ基、
(b)C末端アミノ酸のα−炭素に付着されたカルボキシル基、
(c)任意のLys残基のε−アミノ基、
(d)任意のAsp及びGlu残基のR基のカルボキシル基、
(e)任意のTyr、Ser及びThr残基のR基の水酸基、
(f)任意のTrp、Asn、Gln、Arg、及びHis残基のR基のアミノ基、又は
(g)任意のCys残基のR基のチオール基。
本発明のさらなる実施形態では、前記親油性置換基は何れかのAsp及びGlu残基のR基のカルボキシル基に付着されている。
本発明のさらなる実施形態では、親油性置換基はC末端アミノ酸のα炭素に付着したカルボキシル基に付着されている。
本発明のさらなる実施形態では、親油性置換基は何れかのLys残基のε−アミノ基に付着されている。
各親油性置換基は、親GLP−2ペプチドのアミノ酸の官能基に付着することができる官能基を含有している。例えば、親油性置換基は、アミド結合によって、親GLP−2ペプチドのアミノ基に付着することができるカルボキシル基を含有することができる。
本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナントレン骨格を有する。
本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は直鎖又は分枝アルキル基である。
本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は直鎖又は分枝脂肪酸のアシル基である。
本発明のさらなる実施形態において、前記親油性置換基は、式CH(CHCO−(式中、nは4ないし38の整数である)を有するアシル基である。さらなる実施形態において、nは12ないし38の整数である。さらなる実施形態において、前記親油性置換基は、以下の各実施形態CH(CH12CO−、CH(CH14CO−、CH(CH16CO−、CH(CH18CO−、CH(CH20CO−及びCH(CH22CO−から選択される。具体的な実施形態において、前記親油性置換基はテトラデカノイルである。別の具体的な実施形態において、前記親油性置換基はヘキサデカノイルである。
本発明の別の実施形態において、前記親油性置換基は、カルボン酸基などの負に帯電した基を有する。例えば、前記親油性置換基は、式HOOC(CHCO−の直鎖又は分枝アルカンα、ω−ジカルボン酸のアシル基とすることができ、式中、mは4ないし38の整数、好ましくは12ないし38の整数、最も好ましくは、HOOC(CH14CO−、HOOC(CH16CO−、HOOC(CH18CO−、HOOC(CH20CO−及びHOOC(CH22CO−である。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL/L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mLのPEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mLのPEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mLのEDTA又は1.55mg/mLのL−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mLのEDTA又は1.55mg/mLのL−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mLのEDTA又は1.55mg/mLのL−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mLのEDTA又は1.55mg/mLのL−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH8.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH8.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL/L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mLのL−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び10mg/mlのスクロース及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH8.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.1の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び5mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシルグリシン、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、38.5mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び3mg/mlのm−クレゾール又は1.5mg/mlのフェノールのうち何れか、pH7.0の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム/リン酸二水素ナトリウム、17.0mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び18mg/mlのベンジルアルコール、pH7.8の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL/L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、7mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mL L−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1mg/mL EDTA又は1.55mg/mLのL−Hisのうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、グリシン、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び4mg/mLのPoloxamer 188又は30mg/mL PEG 35000のうち何れか、pH9.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、16.0mg/mLのグリセロール、及び7mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、及び10mg/mlのスクロース、及び5mg/mlのフェノール、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、1mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、2mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、3mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、5mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、7mg/mLのL17K(3−(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R−GLP−2(1−33)、リン酸水素二ナトリウム、36.9mg/mLのマニトール、10mg/mLのスクロース、5mg/mlのフェノール、及び1.55mg/mLのL−His、pH7.4の水溶液からなる薬学的製剤に関する。
典型的には、本発明は、リン酸水素二ナトリウムが8mMの濃度で存在する水溶液からなる薬学的製剤に関する。本発明を以下の実施例によってさらに詳しく説明するが、これらの実施例は、本発明の範囲を限定するものと解釈してはならない。先述した説明及び以下の実施例に開示された特徴は、それぞれ独立して又は相俟って、本発明を様々な形態で実現するために重要なものであり得る。
[実施態様]
1. 式Iのアミノ酸配列を含むA GLP-2 ペプチド

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-Arg-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33 (式I)

又はそれらの断片;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Gly であり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
2. 実施態様 1の GLP-2 ペプチドであって、アミノ酸配列

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33

又はそれらの断片から成るペプチド;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
3. X2が Alaである、実施態様1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
4. X2 が Glyである、実施態様1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
5. X3 が Aspである、実施態様1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
6. X3 が Gluである、実施態様1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
7. X5 が Serである、実施態様1〜6の何れかのGLP-2 ペプチド。
8. X7 が Serである、実施態様1〜7の何れかのGLP-2 ペプチド。
9. X8 が Aspである、実施態様1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
10. X8 が Gluである、実施態様1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
11. X9 が Aspである、実施態様1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
12. X9 が Gluである、実施態様1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
13. X10 が Met, Leu, Ile, 及び ノルロイシンから成る群から選択される、実施態様1〜12の何れかのGLP-2 ペプチド。
14. X11 が Asn である、実施態様1〜13の何れかのGLP-2 ペプチド。
15. X12 が Thrである、実施態様1〜14の何れかのGLP-2 ペプチド。
16. X13 が Ileである、実施態様1〜15の何れかのGLP-2 ペプチド。
17. X14 が Leuである、実施態様1〜16の何れかのGLP-2 ペプチド。
18. X15 が Aspである、実施態様1〜17の何れかのGLP-2 ペプチド。
19. X16 が Asn である、実施態様1〜18の何れかのGLP-2 ペプチド。
20. X17 が Leuである、実施態様1〜19の何れかのGLP-2 ペプチド。
21. X18 が Alaである、実施態様1〜20の何れかのGLP-2 ペプチド。
22. X21 が Aspである、実施態様1〜21の何れかのGLP-2 ペプチド。
23. X24 が Asnである、実施態様1〜22の何れかのGLP-2 ペプチド。
24. X28 が Glnである、実施態様1〜23の何れかのGLP-2 ペプチド。
25. X33 が Aspである、実施態様1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
26. X33 が Gluである、実施態様1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
27.X5, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, X14, X15, X16, X17, X18, X20, X21, X24, X28, 及び X33から成るリストから独立的に選択される少なくとも一つのアミノ酸が Lys である、実施態様1〜26の何れかのGLP-2 ペプチド。
28. 総計で5までのアミノ酸残基、例えば、4アミノ酸残基、 3アミノ酸残基、2 アミノ酸残基、又は 1アミノ酸残基が、任意のα-アミノ酸残基と交換される、実施態様1〜27の何れかのGLP-2 ペプチド。
29. 前記ペプチドが下記から成るリストから選択される、実施態様1のGLP-2 ペプチド:
K30R-GLP-2(1-33);
S5K-GLP-2(1-33);
S7K-GLP-2(1-33);
D8K-GLP-2(1-33);
E9K-GLP-2(1-33);
M10K-GLP-2(1-33);
N11K-GLP-2(1-33);
T12K-GLP-2(1-33);
I13K-GLP-2(1-33);
L14K-GLP-2(1-33);
D15K-GLP-2(1-33);
N16K-GLP-2(1-33);
L17K-GLP-2(1-33);
A18K-GLP-2(1-33);
D21K-GLP-2(1-33);
N24K-GLP-2(1-33);
Q28K-GLP-2(1-33);
S5K/K30R-GLP-2(1-33);
S7K/K30R-GLP-2(1-33);
D8K/K30R-GLP-2(1-33);
E9K/K30R-GLP-2(1-33);
M10K/K30R-GLP-2(1-33);
N11K/K30R-GLP-2(1-33);
T12K/K30R-GLP-2(1-33);
I13K/K30R-GLP-2(1-33);
L14K/K30R-GLP-2(1-33);
D15K/K30R-GLP-2(1-33);
N16K/K30R-GLP-2(1-33);
L17K/K30R-GLP-2(1-33);
A18K/K30R-GLP-2(1-33);
D21K/K30R-GLP-2(1-33);
N24K/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K/K30R-GLP-2(1-33);
K30R/D33K-GLP-2(1-33);
D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S5K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
30. 実施態様1〜29の何れかのGLP-2 ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物。
31. 実施態様30のポリヌクレオチド構築物を含む宿主細胞。
32. 真核細胞である、実施態様31の宿主細胞。
33. 前記細胞が酵母細胞である、実施態様32の宿主細胞。
34. GLP-2 ペプチドを含むGLP-2誘導体、ここにおいて、親油性置換基は、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及びQ28から成るリストから独立的に選択される位置の一以上のアミノ酸残基に結合する、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2 ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない。

35. 実施態様34のGLP-2 誘導体、ここにおいて、該GLP-2 ペプチドは、式II

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-X30-Ile-Thr-X33 (式II)

又はそれらの断片による;ここにおいて、 X2 は Ala, Val 又は Glyであり ; X3 は Asp, 又は Gluであり ; X5 は Ser, 又は Lysであり ; X7 は Ser, 又は Lysであり ; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり ; X11 は Asn, 又は Lysであり ; X12 は Thr, 又は Lysであり ; X13 は Ile, 又は Lysであり ; X14 は Leu, 又は Lysであり ; X15 は Asp, 又は Lysであり ; X16 は Asn, 又は Lysであり ; X17 は Leu, 又は Lysであり ; X18 は Ala, 又は Lysであり ; X20 は Arg, 又は Lysであり ; X21 は Asp, 又は Lysであり ; X24 は Asn, 又は Lysであり ; X28 は Gln, 又は Lysであり ; X30 は Arg, 又は Lysであり ; X33 は Asp, Glu, 又は Lys (式II)である。
36. 前記GLP-2 ペプチドは、実施態様1〜29の何れかによる、実施態様34 又は 35のGLP-2 誘導体。
37. ただ一つの親油性置換基が前記GLP-2 ペプチドに結合している、実施態様34-36の何れかのGLP-2 誘導体。
38. 前記親油性置換基が、4〜40の炭素原子を含む、実施態様34-37の何れかのGLP-2 誘導体。
39. 前記親油性置換基が、8〜25の炭素原子を含む、実施態様38のGLP-2 誘導体。
40. 前記親油性置換基が、12〜20の炭素原子を含む、実施態様38のGLP-2 誘導体
41. 前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のカルボキシル基が該アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するように結合している、実施態様34-40の何れかのGLP-2 誘導体。
42. 前記アミノ酸残基はLys残基である、実施態様41のGLP-2 誘導体。
43. 前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のアミノ基が該アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するように結合する、実施態様34-40の何れかのGLP-2誘導体。
44. 前記親油性置換基は、スペーサーによって前記GLP-2ペプチドと結合している、実施態様34-43の何れかのGLP-2 誘導体。
45. 前記スペーサーは、1〜7のメチレン基、例えば二つのメチレン基を有する非分枝鎖アルカンα,ω-ジカルボン酸基であり、該スペーサーが、前記GLP-2 ペプチドのアミノ基と前記親油性置換基のアミノ基の間でブリッジを形成する、実施態様44のGLP-2誘導体。
46. 前記スペーサーが、Cys残基を除くアミノ酸残基又はジペプチドである、実施態様44のGLP-2誘導体。
47. 前記スペーサーは、β-アラニン、ガンマ-アミノ酪酸(GABA)、γ-グルタミン酸、Lys、Asp、Glu、Aspを含むジペプチド、Gluを含むジペプチド、Lysを含むジペプチドから成るリストから選択される、実施態様46のGLP-2誘導体。
48. 前記親GLP-2ペプチドのカルボキシル基は、前記スペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、前記アミノ酸のカルボキシル基またはジペプチドスペーサーは、前記親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成する、実施態様46又は47のGLP-2誘導体。
49. 前記親GLP-2ペプチドのアミノ基は、前記スペーサーのカルボン酸基とアミド結合を形成し、前記スペーサーのアミノ基は、前記親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成する、実施態様46又は47のGLP-2誘導体。
50. 前記親油性置換基は、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナトレン骨格を含む、実施態様34-49の何れかのGLP-2誘導体。
51. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基である、実施態様34−50の何れかのGLP-2誘導体。
52. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸のアシル基である、実施態様34−50の何れかのGLP-2誘導体。
53. 前記アシル基は、CH3(CH2)nCO-を含む群から選択され、ここにおいて、n は4〜38であり、例えば CH3(CH2)6CO-, CH3(CH2)8CO-, CH3(CH2)10CO-, CH3(CH2)12CO-, CH3(CH2)14CO-, CH3(CH2)16CO-, CH3(CH2)18CO-, CH3(CH2)20CO- 及びCH3(CH2)22CO-である、実施態様52のGLP-2誘導体。
54. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルカン、a,w‐ジカルボン酸のアシル基である、実施態様34-49のGLP-2誘導体。
55. 前記アシル基は、HOOC(CH2)mCO-を含む群から選択され、ここにおいて、m は4 〜 38であり、例えば、 HOOC(CH2)14CO-, HOOC(CH2)16CO-, HOOC(CH2)18CO-, HOOC(CH2)20CO- 及び HOOC(CH2)22CO-である、実施態様59のGLP-2誘導体。
56. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)p((CH2)qCOOH)CHNH-CO(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、p 及び q は整数であり、p+q は8〜40の整数、例えば12〜35の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
57. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)rCO-NHCH(COOH)(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、r は10〜24の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
58. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)sCO-NHCH((CH2)2COOH)CO-の基であり、ここにおいて、s は 8 〜 24の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
59. 前記親油性置換基は、式 COOH(CH2)tCO-の基であり、ここにおいて、t は8〜24の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
60. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)uCH3の基であり、ここにおいて、u は8〜18の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
61. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-COCH((CH2)2COOH)NH-CO(CH2)wCH3の基であり、ここにおいて、w は10〜16の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
62. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NH-CO(CH2)xCH3の基であり、ここにおいて、x は10〜16の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
63. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NHCO(CH2)yCH3の基であり、ここにおいて、y は0又は1〜22の整数である、実施態様34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
64. 二つの親油性置換基を有する、実施態様34-63の何れかのGLP-2 誘導体。
65. 下記から成る群から選択される、実施態様34-64の何れかのGLP-2 誘導体
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D3E/S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
66. 親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28 から成るリストから選択される位置で一以上のアミノ酸残基に結合し、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない、GLP-2 ペプチドを含むGLP-2 誘導体を含む薬学的組成物。
67. 実施態様34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体及び任意に薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物。
68. 薬剤の調製のための、実施態様34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
69. 遅延性効果を有する薬剤の調製のための、実施態様34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
70. 腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための薬剤の調製のための、実施態様34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
71. 小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び 骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療のための薬剤の調製のための、実施態様34-65の何れかで定義されたGLP-2誘導体の使用。
72. 腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための方法であって、該方法は、実施態様34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の、治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
73. 小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び、骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療方法であって、該方法は、実施態様34〜65の何れかで定義されたGLP-2の治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
74. 実施態様1〜29の何れかで定義されたGLP-2 ペプチドを調製する方法であって、該方法は、実施態様31-33の何れか一つで定義された宿主細胞を、適切な増殖培地で、ポリヌクレオチド構築物の発現を可能にする条件下で培養することと、得られたペプチドを該培養培地から回収することとを含む方法。
さらなる実施態様:
1b. GLP-2化合物及びバッファーを含む薬学的製剤、ここにおいて、前記GLP-2化合物は0.1 mg/ml 〜 100 mg/mlの濃度で存在し、前記製剤は、pH 8.0〜10であるか又はそれらの凍結乾燥製剤である薬学的製剤。
2b. さらに水を含む、実施態様1bの製剤。
3b. GLP-2化合物の水溶液、及びバッファーを含む薬学的製剤、ここにおいて、前記GLP-2化合物は、0.1 mg/ml 〜 100 mg/mlの濃度で存在し、前記製剤はpH 8.0 〜 10である薬学的製剤。
4b. 前記GLP-2化合物は、1 mg/ml 〜 100 mg/mlの濃度で存在する、実施態様1b-3bの何れか一つの製剤。
5b. 前記製剤は、pH 8.5 〜 10である、実施態様1b-4bの何れか一つの製剤。
6b. 前記製剤は、pH 9.0 〜 10である、実施態様1b-5bの何れか一つの製剤。
7b. 実施態様1b-6bの何れか一つの製剤、ここにおいて、前記GLP-2化合物は、0.1 mg/ml 〜 80 mg/ml, 0.1 mg/ml 〜 50 mg/ml, 0.1 mg/ml 〜 20 mg/ml, 0.1 mg/ml 〜 10 mg/ml, 典型的には0.1〜5 mg/mlの濃度で存在する製剤。
8b. 実施態様1b-7bの何れか一つの製剤、ここにおいて、該GLP-2化合物は、1 mg/ml 〜 80 mg/ml, 1 mg/ml 〜 50 mg/ml, 1 mg/ml 〜 20 mg/ml, 1 mg/ml 〜 10 mg/ml, 典型的には、 1〜5 mg/mlの濃度で存在する製剤。
9b. さらに、保存剤を含む、実施態様1b-8bの何れか一つの製剤。
10b. 前記保存剤が、0.1mg/ml 〜 20mg/mlの濃度で存在する、実施態様9bの製剤。
11b. さらに、等張剤を含む、実施態様1b-10bの何れか一つの製剤。
12b. 前記等張剤は、1 mg/ml 〜 50 mg/mlの濃度で存在する、実施態様11bの製剤。
13b. さらにキレート剤を含む、実施態様1b-12bの何れか一つの製剤。
14b. 前記キレート剤は、0.1 mg/ml 〜 5 mg/mlの濃度で存在する、実施態様13bの製剤。
15b. さらに、安定化剤を含む、実施態様1b-14bの何れか一つの製剤。
16b. 前記安定化剤は、L-ヒスチジン、イミダゾール及びアルギニンから成る群から選択される、実施態様15bの製剤。
17b. 前記安定化剤は、高分子量のポリマー及び/又は低分子量化合物であり、0.1 mg/ml 〜 50 mg/mlの濃度で存在する、実施態様16bの製剤。
18b. さらに、界面活性剤を含む、実施態様1b-17bの何れか一つの製剤。
19b. 前記GLP-2化合物は、GLP-2(1-33), A2G-GLP-2(1-33), 及びそれらの類似体から成るリストから選択される、実施態様1b-18bの何れか一つの製剤。
20b. 前記GLP-2化合物は、GLP-2誘導体である、実施態様1b-18bの何れか一つの製剤。
21b. 前記GLP-2誘導体は、GLP-2ペプチドであり、ここにおいて、前記親ペプチドのアミノ酸残基は、任意にスペーサーを介する親油性置換基付加を有する、実施態様20bの製剤。
22b. 前記GLP-2誘導体は、GLP-2ペプチドであり、ここにおいて、親油性置換基は、配列番号:1のアミノ酸配列に関し、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28から成るリストから独立的に選択される位置で、一以上のアミノ酸残基に結合する、実施態様21bの製剤。
23b. 実施態様22bの製剤であって、前記GLP-2ペプチドは、式II

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-X30-Ile-Thr-X33 (式II)

又はそれらの断片である製剤; ここにおいて、X2 は、 Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X30 は Arg, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lys (式II)である。
24b. 実施態様22b 又は 23bの何れかの製剤であって、前記GLP-2ペプチドは、式Iのアミノ酸配列

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-Arg-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33 (式I)

又はそれらの断片を含む製剤; ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
25b. 実施態様22b-24bの何れか一つの製剤であって、前記GLP-2ペプチドは、アミノ酸配列

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33

又はそれらの断片から成る製剤; ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
26b. X2 は Alaである、実施態様23b-25bの何れか一つの製剤。
27b. X2 は Glyである、実施態様23b-25bの何れか一つの製剤。
28b. X3 は Aspである、実施態様23b-27bの何れか一つの製剤。
29b. X3 は Gluである、実施態様23b-27bの何れか一つの製剤。
30b. X5 は Serである、実施態様23b-29bの何れか一つの製剤。
31b. X7 は Serである、実施態様23b-30bの何れか一つの製剤。
32b. X8 は Aspである、実施態様23b-31bの何れか一つの製剤。
33b. X8 は Gluである、実施態様23b-31bの何れか一つの製剤。
34b. X9 は Aspである、実施態様23-33の何れか一つの製剤。
35b. X9 は Gluである、実施態様23b-33bの何れか一つの製剤。
36b. X10 は、Met, Leu, Ile, 及び ノルロイシンから成る基から選択される、実施態様23b-35bの何れか一つの製剤。
37b. X11 は Asnである、実施態様23b-36bの何れか一つの製剤。
38b. X12 は Thrである、実施態様23b-37bの何れか一つの製剤。
39b. X13 は Ileである、実施態様23b-38bの何れか一つの製剤。
40b. X14 は Leuである、実施態様23b-39bの何れか一つの製剤。
41b. X15 は Aspである、実施態様23b-40bの何れか一つの製剤。
42b. X16 は Asnである、実施態様23b-41bの何れか一つの製剤。
43b. X17 は Leuである、実施態様23b-42bの何れか一つの製剤。
44b. X18 は Alaである、実施態様23b-43bの何れか一つの製剤。
45b. X21 は Aspである、実施態様23b-44bの何れか一つの製剤。
46b. X24 は Asnである、実施態様23b-45bの何れか一つの製剤。
47b. X28 は Glnである、実施態様23b-46bの何れか一つの製剤。
48b. X33 は Aspである、実施態様23b-47bの何れか一つの製剤。
49b. X33 は Gluである、実施態様23b-47bの何れか一つの製剤。
50b. X5, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, X14, X15, X16, X17, X18, X20, X21, X24, X28, 及び X33から成るリストから独立的に選択される少なくとも一つのアミノ酸がLysである、実施態様23b-25bの何れか一つの製剤。
51b. 総計で5までのアミノ酸残基、例えば4アミノ酸残基, 3アミノ酸残基, 2アミノ酸残基, 又は 1アミノ酸残基が、任意のα-アミノ酸残基と交換されている、実施態様21b-50bの何れか一つの製剤。
52b. 前記GLP-2ペプチドが、下記から成るリストから選択される、実施態様21b-25bの何れか一つの製剤:
K30R-GLP-2(1-33);
S5K-GLP-2(1-33);
S7K-GLP-2(1-33);
D8K-GLP-2(1-33);
E9K-GLP-2(1-33);
M10K-GLP-2(1-33);
N11K-GLP-2(1-33);
T12K-GLP-2(1-33);
I13K-GLP-2(1-33);
L14K-GLP-2(1-33);
D15K-GLP-2(1-33);
N16K-GLP-2(1-33);
L17K-GLP-2(1-33);
A18K-GLP-2(1-33);
D21K-GLP-2(1-33);
N24K-GLP-2(1-33);
Q28K-GLP-2(1-33);
S5K/K30R-GLP-2(1-33);
S7K/K30R-GLP-2(1-33);
D8K/K30R-GLP-2(1-33);
E9K/K30R-GLP-2(1-33);
M10K/K30R-GLP-2(1-33);
N11K/K30R-GLP-2(1-33);
T12K/K30R-GLP-2(1-33);
I13K/K30R-GLP-2(1-33);
L14K/K30R-GLP-2(1-33);
D15K/K30R-GLP-2(1-33);
N16K/K30R-GLP-2(1-33);
L17K/K30R-GLP-2(1-33);
A18K/K30R-GLP-2(1-33);
D21K/K30R-GLP-2(1-33);
N24K/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K/K30R-GLP-2(1-33);
K30R/D33K-GLP-2(1-33);
D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S5K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
53b. ただ一つの親油性置換基が前記GLP-2ペプチドに結合する、実施態様21b-52bの何れか一つの製剤。
54b. 前記親油性置換基は、4〜40の炭素原子を含む、実施態様21b-53bの何れか一つの製剤。
55b. 前記親油性置換基は、8〜25の炭素原子を含む、実施態様54bの製剤。
56b. 前記親油性置換基は、12〜20の炭素原子を含む、実施態様55bの製剤。
57b. 前記親油性置換基は、該親油性置換基のカルボキシル基が、アミノ酸残基と、該アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するような方法で結合する、実施態様21b-56bの何れかの製剤。
58b. 前記アミノ酸残基はLys 残基である、実施態様57bの製剤。
59b. 前記親油性置換基は、該親油性置換基のアミノ基が、アミノ酸残基と、該アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するような方法で結合する、実施態様21b-58bの何れかの製剤。
60b. 前記親油性置換基は、スペーサーによって前記GLP-2ペプチドと結合する、実施態様21b-59bの何れかの製剤。
61b. 実施態様60bの製剤であって、前記スペーサーは、1〜7のメチレン基を有する非分枝のアルカンα,ω-ジカルボン酸基であり、例えば、そのスペーサーが、前記GLP-2ペプチドのアミノ基と前記親油性置換基のアミノ基との間でブリッジを形成する、二つのメチレン基である製剤。
62b. 前記スペーサーは、Cys 残基を除くアミノ酸残基か又はジペプチドである、実施態様60bの製剤。
63b. 前記スペーサーは、β-アラニン, ガンマ-アミノ酪酸 (GABA), γ-グルタミン酸, Lys, Asp, Glu, Aspを含むジペプチド, Gluを含むジペプチド,又は Lysを含むジペプチドから成るリストから選択される、実施態様62bの製剤。
64b. 前記親GLP-2 ペプチドのカルボキシル基が、前記スペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、前記アミノ酸又はジペプチドスペーサーのカルボキシル基が、前記親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成する、実施態様62b 又は 63bの製剤。
65b. 前記親 GLP-2 ペプチドのアミノ基が、前記スペーサーのカルボン酸基とアミド結合を形成し、前記スペーサーのアミノ基が、前記親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成する、実施態様62b 又は 63bの製剤。
66b. 前記親油性置換基が、部分的又は完全に水素付加されたシクロペンタノフェナスレン(cyclopentanophenathrene)骨格である、実施態様21b-65b何れかの製剤。
67b. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基である、実施態様21b-66bの何れかの製剤。
68b. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸のアシル基である、実施態様21b-66bの何れかの製剤。
69b. 前記アシル基は、CH3(CH2)nCO-を含む基から選択され、ここにおいてn は 4〜38であり、例えばCH3(CH2)6CO-, CH3(CH2)8CO-, CH3(CH2)10CO-, CH3(CH2)12CO-, CH3(CH2)14CO-, CH3(CH2)16CO-, CH3(CH2)18CO-, CH3(CH2)20CO- 及び CH3(CH2)22CO-である、実施態様68bの製剤。
70b. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルカンα,ω-ジカルボン酸のアシル基である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
71b. 前記アシル基は、HOOC(CH2)mCO-を含む基から選択され、ここにおいて m は4〜38であり、例えば、HOOC(CH2)14CO-, HOOC(CH2)16CO-, HOOC(CH2)18CO-, HOOC(CH2)20CO- 及び HOOC(CH2)22CO-である、実施態様68bの製剤。
72b. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)p((CH2)qCOOH)CHNH-CO(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて p 及び q は整数であり、p+q は8〜40の整数、例えば12〜35である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
73b. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)rCO-NHCH(COOH)(CH2)2CO-の基であり、ここにおいてr は10〜24の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
74b. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)sCO-NHCH((CH2)2COOH)CO-の基であり、ここにおいてs は8〜24の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
75b. 前記親油性置換基は、式 COOH(CH2)tCO-の基であり、ここにおいてt は8〜24の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
76b. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)uCH3の基であり、ここにおいてu は8〜18の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
77b. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-COCH((CH2)2COOH)NH-CO(CH2)wCH3の基であり、ここにおいてw は10〜16の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
78b. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NH-CO(CH2)xCH3の基であり、ここにおいてx は10〜16の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
79b. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NHCO(CH2)yCH3の基であり、ここにおいてy は0又は1〜22の整数である、実施態様21b-65bの何れかの製剤。
80b. 二つの親油性置換基を有する、実施態様21b-79bの何れかの製剤。
81b. 前記GLP-2 誘導体が下記から成る群から選択される、実施態様20bの製剤:
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D3E/S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);及び
D3E/Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
82b. GLP-2化合物及びバッファーを含む製剤を調製することを含み、ここにおいて、該GLP-2化合物は0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記製剤はpH 8.0〜10である、物理的に安定なGLP-2化合物の薬学的製剤を調製する方法。
83b. 前記薬学的製剤は、実施態様1b-81bの何れかで定義されたものである、実施態様82bの方法。
84b. 前記GLP-2化合物は、0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記組成物はpH 8.0〜10であるか、又はそれらの凍結乾燥製剤である、GLP-2化合物及びバッファーを含む組成物。
85b. さらに水を含む、実施態様84bの組成物。
86b. GLP-2化合物が0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記組成物はpH 8.0〜10である、GLP-2化合物の水溶液及びバッファーを含む組成物。
さらなる実施態様:
1c. GLP-2 誘導体及びバッファー、又はそれらの凍結乾燥製剤を含む薬学的製剤であって、前記GLP-2 誘導はGLP-2ペプチドであり、親油性置換基が任意にスペーサーを介して、一以上のアミノ酸残基に、配列番号:1のアミノ酸配列に関しS5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28から成るリストから独立的に選択される位置で結合され、前記GLP-2 誘導体は0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記製剤はpH 7.0〜10である、薬学的製剤。
2c. さらに水を含む、実施態様1cの製剤。
3c. 前記GLP-2 誘導体は0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記製剤はpH 7.0〜10である、GLP-2誘導体の水溶液及びバッファーを含む薬学的製剤。
4c. 前記GLP-2誘導体が1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在する、実施態様1c-3cの何れか一つの製剤。
5c. 前記製剤はpH 7.0〜9.0である、実施態様1c-4cの何れか一つの製剤。
6c. 前記製剤はpH 7.0〜8.0である、実施態様1c-5cの何れか一つの製剤。
7c. 前記GLP-2誘導体が、0.1 mg/ml〜80 mg/ml, 0.1 mg/ml〜50 mg/ml, 0.1 mg/ml〜20 mg/ml, 0.1 mg/ml〜10 mg/ml, 典型的には0.1〜5 mg/mlの濃度で存在する、実施態様1c-6cの何れか一つの製剤。
8c. 前記GLP-2誘導体が、1 mg/ml〜80 mg/ml, 1 mg/ml〜50 mg/ml, 1 mg/ml〜20 mg/ml, 1 mg/ml〜10 mg/ml, 典型的には1〜5 mg/mlの濃度で存在する、実施態様1c-7cの何れか一つの製剤。
9c. さらに保存剤を含む、実施態様1c-8cの何れか一つの製剤。
10c. 前記保存剤が0.1mg/ml〜20mg/mlの濃度で存在する、実施態様9cの製剤。
11c. さらに等張剤を含む、実施態様1c-10cの何れか一つの製剤。
12c. 前記等張剤は、1 mg/ml〜50 mg/mlの濃度で存在する、実施態様11cの製剤。
13c. さらにキレート剤を含む、実施態様1c-12cの何れか一つの製剤。
14c. 前記キレート剤が0.1 mg/ml〜5 mg/mlの濃度で存在する、実施態様13cの製剤。
15c. さらに安定化剤を含む、実施態様1c-14cの何れか一つの製剤。
16c. 前記安定化剤は、L-ヒスチジン, イミダゾール及びアルギニンから成る群から選択される、実施態様15cの製剤。
17c. 前記安定化剤は、高分子量のポリマー及び/又は低分子量の化合物であり、0.1 mg/ml〜50 mg/mlの濃度で存在する、実施態様16cの製剤。
18c. さらに界面活性剤を含む、実施態様1c-17cの何れか一つの製剤。
19c. 実施態様1c-18cの何れか一つの製剤であって、前記GLP-2 ペプチドが、
式II

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-X30-Ile-Thr-X33 (式II)

又はそれらの断片である製剤; ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X30 は Arg, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである(式II)。
20c. 実施態様1c-19cの何れか一つの製剤であって、前記GLP-2 ペプチドが、式Iのアミノ酸配列

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-Arg-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33 (式I)

又はそれらの断片を含む製剤; ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
21c. 実施態様1c-20cの何れか一つの製剤であって、前記GLP-2 ペプチドが、アミノ酸配列

His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33

又はそれらの断片から成る製剤; ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
22c. X2 は Alaである、実施態様19c-21cの何れか一つの製剤。
23c. X2 は Glyである、実施態様19c-21cの何れか一つの製剤。
24c. X3 は Aspである、実施態様19c-23cの何れか一つの製剤。
25c. X3 は Gluである、実施態様19c-23cの何れか一つの製剤。
26c. X5 は Serである、実施態様19c-25cの何れか一つの製剤。
27c. X7 は Serである、実施態様19c-26cの何れか一つの製剤。
28c. X8 は Aspである、実施態様19c-27cの何れか一つの製剤。
29c. X8 は Gluである、実施態様19c-27cの何れか一つの製剤。
30c. X9 は Aspである、実施態様19c-29cの何れか一つの製剤。
31c. X9 は Gluである、実施態様19c-29cの何れか一つの製剤。
32c. X10 は Met, Leu, Ile, 及び ノルロイシンから成る群から選択される、実施態様19c-31cの何れか一つの製剤。
33c. X11 は Asnである、実施態様19c-32cの何れか一つの製剤。
34c. X12 は Thrである、実施態様19c-33cの何れか一つの製剤。
35c. X13 は Ileである、実施態様19c-34cの何れか一つの製剤。
36c. X14 は Leuである、実施態様19c-35cの何れか一つの製剤。
37c. X15 は Aspである、実施態様19c-36cの何れか一つの製剤。
38c. X16 は Asnである、実施態様19c-37cの何れか一つの製剤。
39c. X17 は Leuである、実施態様19c-38cの何れか一つの製剤。
40c. X18 は Alaである、実施態様19-39の何れか一つの製剤。
41c. X21 は Aspである、実施態様19c-40cの何れか一つの製剤。
42c. X24 は Asnである、実施態様19c-41cの何れか一つの製剤。
43c. X28 は Glnである、実施態様19c-42cの何れか一つの製剤。
44c. X33 は Aspである、実施態様19c-43cの何れか一つの製剤。
45c. X33 は Gluである、実施態様19c-44cの何れか一つの製剤。
46c. X5, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, X14, X15, X16, X17, X18, X20, X21, X24, X28, 及び X33から成るリストから独立的に選択される少なくとも一つのアミノ酸がLysである、実施態様19c-45cの何れか一つの製剤。
47c. 総計5までのアミノ酸残基、例えば4アミノ酸残基, 3アミノ酸残基, 2アミノ酸残基, 又は 1アミノ酸残基が、任意のα-アミノ酸残基と交換されている、実施態様1c-46cの何れか一つの製剤。
48c. 実施態様1c-47cの何れか一つの製剤であって、前記GLP-2 ペプチドが、下記を含むリストから選択される製剤:
K30R-GLP-2(1-33);
S5K-GLP-2(1-33);
S7K-GLP-2(1-33);
D8K-GLP-2(1-33);
E9K-GLP-2(1-33);
M10K-GLP-2(1-33);
N11K-GLP-2(1-33);
T12K-GLP-2(1-33);
I13K-GLP-2(1-33);
L14K-GLP-2(1-33);
D15K-GLP-2(1-33);
N16K-GLP-2(1-33);
L17K-GLP-2(1-33);
A18K-GLP-2(1-33);
D21K-GLP-2(1-33);
N24K-GLP-2(1-33);
Q28K-GLP-2(1-33);
S5K/K30R-GLP-2(1-33);
S7K/K30R-GLP-2(1-33);
D8K/K30R-GLP-2(1-33);
E9K/K30R-GLP-2(1-33);
M10K/K30R-GLP-2(1-33);
N11K/K30R-GLP-2(1-33);
T12K/K30R-GLP-2(1-33);
I13K/K30R-GLP-2(1-33);
L14K/K30R-GLP-2(1-33);
D15K/K30R-GLP-2(1-33);
N16K/K30R-GLP-2(1-33);
L17K/K30R-GLP-2(1-33);
A18K/K30R-GLP-2(1-33);
D21K/K30R-GLP-2(1-33);
N24K/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K/K30R-GLP-2(1-33);
K30R/D33K-GLP-2(1-33);
D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S5K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
49c. ただ一つの親油性置換基が、前記GLP-2 ペプチドに結合している、実施態様1c-48cの何れか一つの製剤。
50c. 前記親油性置換基が、4〜40の炭素原子を含む、実施態様1c-49cの何れか一つの製剤。
51c. 前記親油性置換基が8〜25の炭素原子を含む、実施態様50cの製剤。
52c. 前記親油性置換基が12〜20の炭素原子を含む、実施態様51cの製剤。
53c.前記親油性置換基が、アミノ酸残基と、該親油性置換基のカルボキシル基が、該アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するような方法で結合する、実施態様1c-52cの何れかの製剤。
54c. 前記アミノ酸残基が Lys 残基である、実施態様53cの製剤。
55c. 前記親油性置換基が、アミノ酸残基と、該親油性置換基のアミノ基が該アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するような方法で結合する、実施態様1c-54cの何れかの製剤。
56c. 前記親油性置換基が、スペーサーによって前記GLP-2 ペプチドに結合する、実施態様1c-55cの何れかの製剤。
57c. 前記スペーサーが、1〜7のメチレン基、例えば二つのメチレン基を有する非分枝鎖のアルカンα,ω-ジカルボン酸基であり、該スペーサーが、該GLP-2 ペプチドのアミノ基と該親油性置換基のアミノ基との間でブリッジを形成する、実施態様56cの製剤。
58c. 前記スペーサーがCys 残基を除くアミノ酸残基、又はジペプチドである、実施態様56cの製剤。
59c. 前記スペーサーが、β-アラニン, ガンマ-アミノ酪酸 (GABA), γ-グルタミン酸, Lys, Asp, Glu, Asp を含むジペプチド、 Gluを含むジペプチド、又は Lysを含むジペプチドから成るリストから選択される、実施態様58cの製剤。
60c. 前記親GLP-2ペプチドのカルボキシル基が、前記スペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、該アミノ酸又はジペプチドスペーサーのカルボキシル基が、前記親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成する、実施態様58c又は59cの製剤。
61c. 前記親GLP-2ペプチドのアミノ基が、前記スペーサーのカルボン酸基とアミド結合を形成し、前記スペーサーのアミノ基が、前記親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成する、実施態様58c 又は 59cの製剤。
62c. 前記親油性置換基が、部分的又は完全に水素付加されたシクロペンタノフェナスレン骨格を含む、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
63c. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基である、実施態様1c-62cの何れかの製剤。
64c. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸のアシル基である、実施態様1c-62cの何れかの製剤。
65c. 前記アシル基は、CH3(CH2)nCO-を含む基から選択され、ここにおいて、n は4〜38であり、例えば、CH3(CH2)6CO-, CH3(CH2)8CO-, CH3(CH2)10CO-, CH3(CH2)12CO-, CH3(CH2)14CO-, CH3(CH2)16CO-, CH3(CH2)18CO-, CH3(CH2)20CO- 及び CH3(CH2)22CO-である、実施態様64cの製剤。
66c. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルカンα,ω-ジカルボン酸のアシル基である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
67c. 前記アシル基が、HOOC(CH2)mCO-を含む基から選択され、ここにおいて、m は4〜38であり、例えば、HOOC(CH2)14CO-, HOOC(CH2)16CO-, HOOC(CH2)18CO-, HOOC(CH2)20CO- 及び HOOC(CH2)22CO-である、実施態様66cの製剤。
68c. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)p((CH2)qCOOH)CHNH-CO(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、p 及び q は整数であり、p+q は8〜40の整数、例えば12〜35である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
69c. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)rCO-NHCH(COOH)(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、r は10〜24の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
70c. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)sCO-NHCH((CH2)2COOH)CO-の基であり、ここにおいて、sは8〜24の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
71c. 前記親油性置換基は、式 COOH(CH2)tCO-の基であり、ここにおいて、t は8〜24の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
72c. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)uCH3の基であり、ここにおいて、u は8〜18の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
73c. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-COCH((CH2)2COOH)NH-CO(CH2)wCH3の基であり、ここにおいて、w は10〜16の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
74c. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NH-CO(CH2)xCH3の基であり、ここにおいて、x は10〜16の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
75c. 前記親油性置換基は、式 NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NHCO(CH2)yCH3の基であり、ここにおいて、y は0又は1〜22の整数である、実施態様1c-61cの何れかの製剤。
76c. 二つの親油性置換基を有する、実施態様1c-75cの何れかの製剤。
77c. 前記GLP-2誘導体は、下記から成る群から選択される、実施態様1c-18cの何れかの製剤:
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D3E/S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33); and
D3E/Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33).
78c. GLP-2誘導体の物理的に安定な薬学的製剤の調製方法であって、前記GLP-2誘導体がGLP-2ペプチドであり、親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関し、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28から成るリストから独立的に選択される位置において、任意にスペーサーを介して一以上のアミノ酸残基に結合し、該方法は、該GLP-2誘導体及びバッファーを含む製剤を調製することを含み、ここにおいて、前記GLP-2誘導体は0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記製剤はpH 7.0〜10である、薬学的製剤の調製方法。
79c. 前記薬学的製剤は、実施態様1c-77cの何れかで定義される、実施態様82cの方法。
80c. GLP-2誘導体及びバッファーを含む組成物、又はそれらの凍結乾燥製剤であって、
前記GLP-2誘導体がGLP-2 ペプチドであり、親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関し、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28から成るリストから独立的に選択される位置において、任意にスペーサーを介して一以上のアミノ酸残基に結合し、ここにおいて、前記GLP-2誘導体は0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、前記組成物はpH 7.0〜10である組成物。
81c. さらに水を含む、実施態様80cの組成物。
82c. GLP-2誘導体の水溶液及びバッファーを含む組成物であって、前記GLP-2誘導体がGLP-2ペプチドであり、親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関し、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28から成るリストから独立的に選択される位置において、任意にスペーサーを介して一以上のアミノ酸残基に結合し、ここにおいて、前記GLP-2誘導体は0.1 mg/ml〜100 mg/mlの濃度で存在し、pH 7.0〜10である組成物。
本発明において、前記アミノ酸の3文字表記又は1文字表記は、表1に示したような、それらの従来の意味で用いられる。明白に示さない限り、ここで言及されるアミノ酸はL-アミノ酸である。さらに、ペプチドのアミノ酸配列の左末端及び右末端は、他に指定しない限り、それぞれN-末端及びC-末端である。
Figure 2006517389
本発明は以下の実施例によってさらに説明されるが、権利範囲が限定されるように解釈されるべきではない。上述した説明及び以下の実施例で開示された特徴は、単独及びそれらの任意の組合せで、多様な形態にある本発明を理解するための資料となり得る。
以下の略語を使用する:
DDE: 1-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソシクロヘキシ-1-イリデン)エチル
DIC: N,N’-ジイソプロピルカルボジイミド
DIEA: ジイソプロピルエチルアミン
HBTU: 2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロ フォスフェート
HOAt: N-ヒドロキシ-9-アザベンゾトリアゾール
TNBS: 2,4,6 トリニトロ ベンゼンスルホン酸
DMF: N,N-ジメチルホルムアミド
DCC: N,N-ジシクロヘキシルカルボジイミド
NMP: N-メチル-2-ピロリドン
EDPA: N-エチル-N,N-ジイソプロピルアミン
EGTA: エチレン グルコール-ビス(β-アミノエチル エーテル)-N,N,N’,N’-テトラ酢酸
GTP: グアノシン 5’-トリフォスフェート
TFA: トリフルオロ酢酸
THF: テトラヒドロフラン
H-Glu(OH)-OBut: L-グルタミン酸 α-tert-ブチル エステル
Cap-ONSu: オクタン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Lau-ONSu: ドデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Myr-ONSu: テトラデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-ONSu: ヘキサデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Ste-ONSu: オクタデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
HPLC: 高速液体クロマトグラフィー
amu: 原子質量単位
Lit-Glu(ONSu)-OBut: Nα-リソコイル(Lithochoyl)-L-グルタミン酸 α-t-ブチル エステル γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Cap-Glu(ONSu)-OBut: Nα-オクタノイル-L-グルタミン酸 α-t-ブチル エステル γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Cac-Glu(ONSu)-OBut: Nα-デカノイル-L-グルタミン酸 α-t-ブチル エステル γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Lau-Glu(ONSu)-OBut: Nα-ドデカノイル-L-グルタミン酸 α-t-ブチル エステル γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Myr-Glu(ONSu)-OBut: Nα-テトラデカノイル-L-グルタミン酸 α-t-ブチル エステル γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-Glu(ONSu)-OBut : Nα-ヘキサデカノイル-(L)-グルタミン酸 α-t-ブチル-γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル ジエステル
Ste-Glu(ONSu)-OBut : Nα-オクタデカノイル-(L)-グルタミン酸 α-t-ブチル-γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル ジエステル
Lau-β-Ala-ONSu: Nβ-ドデカノイル-β-アラニン 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Myr-β-Ala- ONSu: Nβ- テトラデカノイル-β-アラニン 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-β-Ala-ONSu: Nβ-ヘキサデカノイル-β-アラニン 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Lau-GABA-ONSu: Nγ-ドデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Myr-GABA-ONSu: Nγ-テトラデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-GABA-ONSu: Nγ-ヘキサデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル ester
Ste-GABA-ONSu: Nγ-オクタデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-Isonip-ONSu: N-ヘキサデカノイル-ピペリジン-4-カルボン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-Glu(OBut)-ONSu: Nα-ヘキサデカノイル-L-グルタミン酸 α-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル γ-t-ブチル エステル
HOOC-(CH2)6-COONSu: ω-カルボキシヘプタン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
HOOC-(CH2)10-COONSu: ω-カルボキシウンデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
HOOC-(CH2)12-COONSu: ω-カルボキシトリデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
HOOC-(CH2)14-COONSu: ω-カルボキシペンタデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
HOOC-(CH2)16-COONSu: ω-カルボキシヘプタデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
HOOC-(CH2)18-COONSu: ω-カルボキシノナデカン酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
[例1]
ペプチド合成による、GLP-2ペプチド類縁体の誘導体の調製
アシル化されるべきε-アミノ基だけが保護されている、完全に保護された樹脂-結合ペプチド上でアシル化が行われる。ペプチドに結合される適切な保護樹脂は、Fmoc化学を用いて合成される、例えば:
↓ Boc-[1-33,Lys(Dde)]-樹脂
↓ 2%ヒドラジン/DMF 処理してDde基を除去
↓HOAt / DIC / DIEA / NMPを介してFmoc-Glu(γ-OH)-OButによるアシル化
↓ ピペリジン処理してFmoc基を除去
↓ HOAt / DIC / DIEA / NMPを介して、C16 酸によるアシル化、
↓ TFA 脱保護
↓ HPLC-精製
↓ 凍結乾燥
↓ LC-MS 及び 分析的 HPLCによる分析。
次いで、スペーサー及び脂肪酸の鎖長を改変する。アシル化位置を固定して保持し、3つのスペーサー:γ-グルタミン酸, γ-アミノ酪酸, β-アラニン、及びスペーサーなし、及び、3つの脂肪酸(C12, C14 及び C16)並びにコール酸、リトコール酸、及び ペンチル安息香酸を試験した。
保護されたペプチジル樹脂の合成:
保護されたアミノ酸誘導体を用いた:
Fmoc-Ala-OH, Fmoc-Arg(Pmc)-OH, Fmoc-Asn(Trt)-OH, Fmoc-Asp(OBut)-OH, Boc-His(Boc)-OH, Fmoc-His(Trt)-OH, Fmoc-Gln(Trt)-OH, Fmoc-Glu(OBut)-OH, Fmoc-Gly-OH, Fmoc-Ile-OH, Fmoc-Leu-OH, Fmoc-Lys(Boc)-OH, Fmoc-Lys(Dde)-OH, Boc-Lys(Fmoc)-OH, Fmoc-Met-OH, Fmoc-Phe-OH, Fmoc-Ser(But)-OH, Fmoc-Thr(But)-OH, Fmoc-Trp(Boc)-OH。
Nα-ヘキサデカノイル-Glu(ONSu)-OButの合成
H-Glu(OH)-OBut (4.2 g, 20.6 mmol), DMF (500 ml) 及び EDPA (2.65 g, 20.6 mmol)の懸濁液に、DMF (100 ml)中のPal-ONSu (7.3 g, 20.6 mmol)溶液を一滴ずつ加えた。反応混合物を室温で64時間攪拌し、次いで、真空下で濃縮して総量20mlにした。残渣を、10%クエン酸水溶液(300 ml) 及び 酢酸エチル(250 ml)の間で分配し、そして層を分離した。有機層を真空中で濃縮し、その残渣をDMF (50 ml)に溶解した。得られた溶液を、10% クエン酸水溶液(500 ml)に、0℃に保ちながら一滴ずつ加えた。沈殿した化合物を集め、冷水で洗浄し、真空中の乾燥オーブンで乾燥した。乾燥した化合物をDMF (45 ml)に溶解し、HONSu (2.15 g, 18.7 mmol)を加えた。得られた混合物に、ジクロロメタン(67 ml)中のN,N’-ジシクロヘキシルカルボジイミド(3.5 g, 17 mmol)を加えた。該反応混合物を室温で16時間攪拌し、沈殿した化合物を濾過して取り出した。この沈殿物を、n-ヘプタン/2-プロパノールから再結晶して表題化合物を得た(6.6 g, 72%)。
[例2]
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
2.a 保護されたペプチジル樹脂の合成:
NMP (N-メチル ピロリドン)中においてカップリングを媒介するHBTU(2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル-)-1,1,3,3 テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロフォスフェート)、及びFmoc保護基の脱保護のUV モニタリングを使用する、製造者が与えるFastMoc UVプロトコールを用いて、0.25 mmolのスケールで、アプライド・バイオシステム(Applied Biosystems)431A ペプチド合成機で、Fmocストラテジーに従って、保護されたペプチジル樹脂を合成した。合成に用いた開始樹脂(400mg)は、置換容量が0.53 mmol / gである、(4-((2', 4'-ジメトキシフェニル)-(Fmoc-Glu(OBut)-O-p-ベンジロキシベンジル樹脂(ワン樹脂)(ノバ バイオケム, バッド ソーデン,ドイツ. cat. #: 04-12-2052)であった。
用いた保護されたアミノ酸誘導体は、Fmoc-Ala-OH, Fmoc-Arg(Pmc)-OH, Fmoc-Asn(Trt)-OH, Fmoc-Asp(OBut)-OH, Boc-His(Boc)-OH, Fmoc-Gln(Trt)-OH, Fmoc-Glu(OBut)-OH, Fmoc-Gly-OH, Fmoc-Ile-OH, Fmoc-Leu-OH, Fmoc-Lys(DDE)-OH, Fmoc-Met-OH, Fmoc-Phe-OH, Fmoc-Ser(But)-OH, Fmoc-Thr(But)-OH, Fmoc-Trp(Boc)-OHである。
収量は、ペプチジル樹脂870mgであった。
2.b Dde除去及びアシル化
(1.a)から得られた、保護されたペプチジル樹脂 (290mg, 72μmol)に、NMP (N-メチル ピロリドン)(2ml), 及び NMP (10ml)中の2%ヒドラジン水和物の調製したての溶液を加えた。この反応混合物を室温で3分攪拌し、次いで濾過した(ガラスフィルター)。さらなるヒドラジン溶液(22ml)をフィルター上に加え、ヒドラジンを残してフィルター上で15分反応させ、次いで減圧してフィルターオフした。
次いで樹脂を、NMP、ジクロロメタン及びNMPで広範に洗浄する。
NMP (≒5ml)中のDde脱保護された樹脂に、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (Nα-ヘキサデカノイル-L-グルタミン酸 α-tert-ブチル エステル γ-スクシンイミジル エステル) (4eq), 及び DIEA (ジイソプロピルエチルアミン)(4 eq)を加える。反応混合物を室温で1時間攪拌する。次いで、さらにN-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (4eq)をDIEA (4 eq)と共に加える。反応混合物を室温で一晩攪拌する。反応混合物を濾過し、樹脂をNMP, ジクロロメタン, 2-プロパノール, メタノール 及び ジエチルエーテルで広範に洗浄する。
2.c アシル化されたペプチドの樹脂からの切断:
TFA (トリフルオロ酢酸) (2 ml)、トリイソプロピルシラン(50 μl) 及び 水(50 μl)の混合物と共に室温で60分攪拌することによって、保護されたペプチジル樹脂からペプチドを切断する。切断混合物は、濾過され、濾液は窒素の流動によって約1mlに濃縮される。この粗製ペプチドは、ジエチルエーテル(49.5 ml)によってこのオイルから沈殿され、ジエチルエーテル(3 回、50 ml)で洗浄され、乾燥されて白色粉末にされる。
2.d ペプチドの精製:
粗製ペプチドを、NH4OHでpH 7.5に調整した水/アセトニトリル(65:35) (100ml)に溶解し、半調製用(semipreparative)HPLC、7μ C-18 シリカで充填した25 mm x 250 mm カラムで精製する。カラムを、0.1% TFA/水に対して勾配 50〜70%のアセトニトリルで、40℃で47分、10 ml/分で溶出する。ペプチドを含む画分を回収し、3倍の水で希釈して凍結乾燥する。
得られた最終産物を、RP-HPLC / イオンスプレー質量分析法(LC-MS) (保持時間及び分子量)及び分析的RP-HPLC (保持時間及びペプチド量)によって性質決定する。ペプチド量は、UV検出器の反応を、その量がアミノ酸分析により決定されるGLP-2標準のものと比較する事によって算出する。RP-HPLC分析は、ビダック(Vydac)218TP54 4.6 mm × 250 mm 5μ C-18 シリカカラム(セパレーション・グループ, ヘスペリア) で、 214 nmでのUV検出で行う。カラムは、0.1% TFA / H2Oで平衡化し、0.1%TFA/水に対して勾配0〜90%のCH3CNで、50 分、42 oCで、流速0.5ml/分で溶出する。保持時間は35.8分であることが分かり、ペプチド収量は29.3mgになる。
LC-MS分析は、シンメトリー3.0 mm × 150 mm 5μ C-18 シリカカラム (ウォーターズ、ミルフォード MA., USA)を用いて行い、1 ml/分、室温で溶出する。これは 5 % CH3CN / 0.1% TFA / H2O で平衡化され、勾配 5% CH3CN / 0.1% TFA / H2O〜90% CH3CN / 0.1% TFA / H2O で、15分で溶出される。214nmでのUV検出の他に、カラム溶出液の画分を、PE-Sciex API 100 質量分析器のイオンスプレーインターフェースに導入する。質量範囲300 - 3000 amu を、稼動の間2秒毎にスキャンする。
これらの条件を用い、UVトレースから決定される産物の保持時間は6.1分であることがわかり、そして分子量は4204.4 amuであることがわかり、これは該方法の実験誤差(±1 amu)の範囲内で期待される構造に一致する。
[例3]
D3E/K30R/D33E/34K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33) (C-末端に加えられたLys 残基)の合成。
合成に用いた開始樹脂は、Fmoc-Lys(Dde)-2Cl-トリチル樹脂であり、製造者により記載された方法の後に、Fmoc-Lys(Dde)-OH 及び 2-Cl-トリチルクロリド樹脂(ノババイオケム, バッド・ソーデン, Germany. cat. #: 01〜64-0114)から調製した(置換容量1.13 mmol/g)。
保護されたペプチジル樹脂(200mg, 85μmol)を、例(2.a)のようなFmoc ストラテジーに従って合成し、(2.b)に記載されたように、Dde脱保護及びN-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (Nα-ヘキサデカノイル-L-グルタミン酸 α-tert-ブチル エステル γ-スクシンイミジルエステル)によりアシル化した。樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は、36.7分であり、ペプチド収量は1.3mgであった。
産物のLC-MS分析によって、6.6分の保持時間がUVトレースから分かり、分子量が4319.4 amuであることが分かる。これは、方法の実験誤差 (± 1 amu)の範囲内で期待された構造に一致する。
[例4]
D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成。
保護されたペプチジル樹脂(200mg, 21μmol)を、例(2.a)のようなFmocストラテジーに従って合成し、Dde脱保護し、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSuによるアシル化の(2.b)における記載のように、C16-GABA-ONSu (N-ヘキサデカノイル-γ-アミノ酪酸スクシンイミジルエステル)よってアシル化した。樹脂からの切断及び精製を、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
樹脂からの切断及び精製を、(2.c) 及び (2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は36.5分であり、ペプチド収量は1.9mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間4.9分がUVトレースから分かり、分子量が4161.0 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
[例5]
D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成。
保護されたペプチジル樹脂(200mg, 21μmol)を、例(2.a)のようなFmocストラテジーに従って合成し、Dde脱保護し、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSuによるアシル化の(2.b)の記載のように、C16-オイル-β-Ala-ONSu (N-ヘキサデカノイル-β-アラニン-スクシンイミジルエステル)によってアシル化した。樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は36.0分であり、ペプチド収量は2.8mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間4.7分がUVトレースから分かり、分子量が4146.6 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
[例6]
D3E/L17K(ヘキサデカノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
保護されたペプチジル樹脂(200mg, 21μmol)を、例(2.a)のようなFmocストラテジーに従って合成し、Dde脱保護し、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSuによるアシル化の(2.b)の記載のように、C16-オイル-ONSu (ヘキサデカノン酸スクシンイミジルエステル)によってアシル化した。樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は36.9分であり、ペプチド収量は2.6mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間5.1分がUVトレースから分かり、分子量が4076.4 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
[例7]
D3E/L17K(コロイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
保護されたペプチジル樹脂(250mg, 27μmol)を、例(2.a)のように合成した。Dde脱保護基を、例(2.b)のように除去する。
コール酸 (817mg), HOAt (N-ヒドロキシ-9-アザベンゾトリアゾール) (135mg) 及び DIC (N,N’-ジイソプロピルカルボジイミド) (155μl)の混合物に、NMP 及び ジクロロメタン(1:1 v/v) (4ml)の混合物を加える。反応混合物を環境温度で15分攪拌する。次いで、ペプチジル樹脂をDIEA (ジイソプロピルエチルアミン) (170μl)と共に添加する。この反応混合物を環境温度で一晩攪拌する。次いで樹脂を濾過し、NMPで、次いでジクロロメタン、2-プロパノール、メタノール及びジエチルエーテルで徹底的に洗浄する。
樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は30.0分であり、ペプチド収量は2.2mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間4.2分がUVトレースから分かり、分子量が4228.2 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
[例8]
1H((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
8.a 保護されたペプチジル樹脂の合成:
保護されたペプチジル樹脂を、0.25 mmolスケールのアプライド・バイオシステム431Aペプチド合成でのFmocストラテジーに従って、NMP (N-メチル ピロリドン)でのカップリングを媒介するHBTU(2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル-)-1,1,3,3 テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロフォスフェート)を使用する、生産者が提供するFastMoc UVプロトコールを用いて、また、Fmoc 保護基の脱保護のUVモニタリングをして合成した。合成に用いた開始樹脂(454mg, 0.25mmoles)は(4-((2', 4'-ジメトキシフェニル)-(Fmoc-Glu(OBut)-O-p-ベンジルオキシベンジル 樹脂 (ワン樹脂) (ノババイオケム, バッド・ソーデン, Germany. cat. #: 04-12-2052)であり、置換容量0.55 mmol / gである。
用いられた保護されたアミノ酸誘導体は、Fmoc-Ala-OH, Fmoc-Arg(Pmc)-OH, Fmoc-Asn(Trt)-OH, Fmoc-Asp(OBut)-OH, Fmoc-His(Trt)-OH, Fmoc-Gln(Trt)-OH, Fmoc-Glu(OBut)-OH, Fmoc-Gly-OH, Fmoc-Ile-OH, Fmoc-Leu-OH, Fmoc-Met-OH, Fmoc-Phe-OH, Fmoc-Ser(But)-OH, Fmoc-Thr(But)-OH, Fmoc-Trp(Boc)-OHである。収量は1707mg ペプチジル樹脂であった。
8.b アシル化
NMP (≒5ml)中のペプチジル樹脂(200mg, 29μmoles)に、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (Nα-ヘキサデカノイル-L-グルタミン酸 α-tert-ブチル エステル γ-スクシンイミジルエステル) (4eq)、及び DIEA (ジイソプロピルエチルアミン)(4 eq)を加える。この反応混合物を、室温で1時間攪拌する。次いで、さらにN-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (4eq)を、DIEA (4 eq)と共に添加する。この反応混合物を室温で1晩攪拌する。この反応混合物を濾過し、樹脂を、NMP、ジクロロメタン、2-プロパノール、メタノール及びジエチルエーテルで広範に洗浄する。
樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は37.0分であり、ペプチド収量は6.0mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間6.5分がUVトレースから分かり、分子量が4189.8 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
[例9]
H1K-Nε-((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
9.a 保護されたペプチジル樹脂の合成:
保護されたペプチジル樹脂を、0.25 mmolスケールのアプライド・バイオシステム431Aペプチド合成でのFmocストラテジーに従って、NMP (N-メチル ピロリドン)でのカップリングを媒介するHBTU(2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル-)-1,1,3,3 テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロフォスフェート)を使用する、生産者が提供するFastMoc UVプロトコールを用いて、また、Fmoc 保護基の脱保護のUVモニタリングをして合成した。合成に用いた開始樹脂(434mg, 0.24mmoles)は(4-((2', 4'-ジメトキシフェニル)-(Fmoc-Glu(OBut)-O-p-ベンジルオキシベンジル 樹脂 (ワン樹脂) (ノババイオケム, バッド・ソーデン, Germany. cat. #: 04-12-2052)であり、置換容量0.55 mmol / gである。
用いられた保護されたアミノ酸誘導体は、Fmoc-Ala-OH, Fmoc-Arg(Pmc)-OH, Fmoc-Asn(Trt)-OH, Fmoc-Asp(OBut)-OH, Fmoc-His(Trt)-OH, Fmoc-Gln(Trt)-OH, Fmoc-Glu(OBut)-OH, Fmoc-Gly-OH, Fmoc-Ile-OH, Fmoc-Leu-OH, Boc-Lys(Fmoc)-OH, Fmoc-Met-OH, Fmoc-Phe-OH, Fmoc-Ser(But)-OH, Fmoc-Thr(But)-OH, Fmoc-Trp(Boc)-OHである。収量は1551mg ペプチジル樹脂であった。
9.b アシル化
NMP (≒5ml)中のペプチジル樹脂(200mg, 31μmoles)に、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (Nα-ヘキサデカノイル-L-グルタミン酸 α-tert-ブチル エステル γ-スクシンイミジルエステル) (4eq)、及び DIEA (ジイソプロピルエチルアミン)(4 eq)を加える。この反応混合物を、室温で1時間攪拌する。次いで、さらにN-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (4eq)を、DIEA (4 eq)と共に添加する。この反応混合物を室温で一晩攪拌する。この反応混合物を濾過し、樹脂を、NMP、ジクロロメタン、2-プロパノール、メタノール及びジエチルエーテルで広範に洗浄する。
樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は36.8分であり、ペプチド収量は4.4mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間6.4分がUVトレースから分かり、分子量が4180.2 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
[例10]
H1K-Nα-((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
10.a 保護されたペプチジル樹脂の合成:
保護されたペプチジル樹脂を、0.25 mmolスケールのアプライド・バイオシステム431Aペプチド合成でのFmocストラテジーに従って、NMP (N-メチル ピロリドン)でのカップリングを媒介するHBTU(2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル-)-1,1,3,3 テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロフォスフェート)を使用する、生産者が提供するFastMoc UVプロトコールを用いて、また、Fmoc 保護基の脱保護のUVモニタリングをして合成した。合成に用いた開始樹脂(455mg, 0.25mmoles)は、(4-((2', 4'-ジメトキシフェニル)-(Fmoc-Glu(OBut)-O-p-ベンジルオキシベンジル樹脂 (ワン樹脂) (ノババイオケム, バッド・ソーデン, Germany. cat. #: 04-12-2052)であり、置換容量0.55 mmol / gである。
用いられた保護されたアミノ酸誘導体は、Fmoc-Ala-OH, Fmoc-Arg(Pmc)-OH, Fmoc-Asn(Trt)-OH, Fmoc-Asp(OBut)-OH, Fmoc-His(Trt)-OH, Fmoc-Gln(Trt)-OH, Fmoc-Glu(OBut)-OH, Fmoc-Gly-OH, Fmoc-Ile-OH, Fmoc-Leu-OH, Fmoc-Lys(Dde)-OH, Fmoc-Met-OH, Fmoc-Phe-OH, Fmoc-Ser(But)-OH, Fmoc-Thr(But)-OH, Fmoc-Trp(Boc)-OHである。収量は1167mgペプチジル樹脂であった。
10.b アシル化
NMP (≒5ml)中のペプチジル樹脂(200mg, 43μmoles)に、N-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (Nα-ヘキサデカノイル-L-グルタミン酸 α-tert-ブチル エステル γ-スクシンイミジルエステル) (4eq)、及び DIEA (ジイソプロピルエチルアミン)(4 eq)を加える。この反応混合物を、室温で1時間攪拌する。次いで、さらにN-C16-Glu-α-OtBu-γ-ONSu (4eq)を、DIEA (4 eq)と共に添加する。この反応混合物を室温で一晩攪拌する。この反応混合物を濾過し、樹脂を、NMP、ジクロロメタン、2-プロパノール、メタノール及びジエチルエーテルで広範に洗浄する。
Dde保護基は、(2.b)のように除去する。
樹脂からの切断及び精製は、(2.c 及び 2.d)に従って行った。
(2.d)で記載された溶出条件下で得られた保持時間は37.0分であり、ペプチド収量は4.0mgであった。
産物のLC-MS分析により、保持時間6.5分がUVトレースから分かり、分子量が4180.2 amuであることが分かった。これは、方法の実験誤差の範囲内で期待された構造に一致する(± 1 amu)。
この特徴づけは、分析的RP-HPLCシステムの保持時間、LC-MSシステムの保持時間及びLC-MSシステムで決定される分子量を含む。合成されたペプチドの総量は、ピークの領域をGLP-2標準のものと比較することによって算出した。得られた結果は、表2にまとめる。
表2:合成された GLP-2 誘導体のHPLC及び質量分析の性質決定。HPLC, rt (mn): 分析的RP-HPLCシステム(方法を参照)における保持時間(分)。LS-MS, rt (mn): RP-HPLC / イオンスプレー質量分析システム(方法を参照)における保持時間(分). MW: 分子量。
Figure 2006517389
Figure 2006517389
Figure 2006517389
Figure 2006517389
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[例2]
ブロック合成の成形:
成形ブロック1 エイコサンジオイック酸モノ-tert-ブチル エステル:
Figure 2006517389
エイコサンジオイック酸(3 g, 8.76 mmol)に、トルエン(25 mL)及び N,N ジメチルホルムアミド ジ-tert-ブチルアセタール(2.1 mL, 8.76 mmol)を加えた。この混合物を95oCに30分熱し、混合物を濾過し、蒸発して油にした。これをジクロロメタンに再溶解清水で洗浄した。有機層を乾燥し、蒸発させて表題化合物722 mg (21 %)を得、続いてさらなる精製なしに使用した。
1H NMR (CDCl3): δ10.90 (br s, 1H), 2.35 (t, 2H), 20 (t, 2H), 1.60 (m, 4H), 1.45 (s, 9H); 1.40-1.20 (m, 28H)。
L17K(3-(ω-カボキシペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成
59.a 保護されたペプチジル樹脂の合成:
保護されたペプチジル樹脂を、
保護されたペプチジル樹脂を、0.25 mmolスケールのアプライド・バイオシステム431Aペプチド合成でのFmocストラテジーに従って、NMP (N-メチル ピロリドン)でのカップリングを媒介するHBTU(2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル-)-1,1,3,3 テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロフォスフェート)又はHATU (O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロフォスフェート)を使用する、生産者が提供するFastMoc UVプロトコールを用いて、また、Fmoc 保護基の脱保護のUVモニタリングをして合成した。合成に用いた開始樹脂(400mg)は(4-((2', 4'-ジメトキシフェニル)-(Fmoc-Glu(OBut)-O-p-ベンジルオキシベンジル 樹脂 (ワン樹脂) (ノババイオケム, バッド・ソーデン, Germany. cat. #: 04-12-2052)であり、置換容量0.53 mmol / gである。
用いられた保護されたアミノ酸誘導体は、Fmoc-Ala-OH, Fmoc-Arg(Pmc)-OH, Fmoc-Asn(Trt)-OH, Fmoc-Asp(OBut)-OH, Boc-His(Boc)-OH, Fmoc-Gln(Trt)-OH, Fmoc-Glu(OBut)-OH, Fmoc-(FmocHmb)Gly-OH, Fmoc-Ile-OH, Fmoc-Leu-OH, Fmoc-Lys(DDE)-OH, Fmoc-Met-OH, Fmoc-Phe-OH, Fmoc-Ser(But)-OH, Fmoc-Thr(But)-OH, Fmoc-Trp(Boc)-OHであった。
59.b Dde除去及びアシル化
(59.a)で得られた保護されたペプチジル樹脂(300 mg, 75μmol)に、NMP (12ml)中の2%ヒドラジン水和物の調製したての溶液を加える。反応混合物を室温で3分間振盪し、次いで濾過する。この反応混合物にさらにヒドラジン溶液(20 ml)を加え、15分間振盪して濾過する。次いで樹脂をNMP(5 x 20 mL)で広範に洗浄する。
Fmoc-ベータ-アラニン(93 mg, 0.30 mmol), 3-ヒドロキシ-1,2,3-ベンゾトリアジン-4(3H)-オン(49 mg, 0.30 mmol) 及び ジイソプロピルエチルアミン (13 μL, 0.075 mmol)を、NMP (20 mL)に溶解し、そしてDde脱保護樹脂に加え、N,N´-ジイソプロピルカルボジイミド(46 μL, 0.3 mmol)を加え、この混合物を一晩振盪した。この樹脂を濾過し、NMP (5 x 20 mL)で洗浄した。樹脂をピペリジン(NMP中20 %, 20 mL)で10分間処理し、続いてピペリジン(NMP中20 %, 20 mL)で10分間もう一度処理した。樹脂を濾過し、NMP(5 x 20 mL)で洗浄した。
ヘキサデカンジオイック酸 モノ-(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)エステル(エバシら、EP511600) (107 mg, 0.3 mmol)を、NMP (20 mL)に溶解し、樹脂に添加して室温で一晩振盪した。この反応混合物を濾過し、樹脂をNMP, ジクロロメタン、2-プロパノール, メタノール及びジエチルエーテルで広範に洗浄した。
2.c アシル化されたペプチドの樹脂からの切断:
ペプチドを、TFA (トリフルオロ酢酸) (20 ml), トリイソプロピルシラン(500 μl) 及び水(500 μl)の混合物と室温で60分間攪拌することによって、保護されたペプチジル樹脂から切断する。切断混合物を濾過し、濾液を窒素の流動によって約2mlまで濃縮する。粗製ペプチドを、ジエチルエーテル(10 ml)によってこの油から沈殿させ、ジエチルエーテル(10ml、3回)で3回洗浄し、乾燥させて白色粉末にする。
2.d ペプチドの精製:
粗製ペプチドを、NH4OHでpH 7.5に調整した水/アセトニトリル(65:35)に溶解し、調製HPLC (Waters, Prep LC2000)、C-18 シリカを充填した25 mm x 250 mm カラムで精製した。カラムは、0.1% TFA/水に対して勾配43〜60%のアセトニトリルで、流速10 ml/分、室温で40分間溶出した。ペプチドを含む画分を集め、3倍の水で希釈し、凍結乾燥する。収量は、乾燥重量で測定されて21mgとなる。
得られた最終産物を、RP-HPLC / イオンスプレー質量分析(LC-MS)で性質決定する(保持時間及び分子量)。
LC-MS分析は、シンメトリー(Symmetry)3.0 mm × 150 mm 5μ C-18 シリカカラム(ウォーターズ、ミルフォード MA., USA)を用いて行い、室温で1 ml/分で溶出する。5 % CH3CN / 0.1% TFA / H2Oで平衡化し、勾配5% CH3CN / 0.1% TFA / H2O〜90% CH3CN / 0.1% TFA / H2O で、10分間溶出する。214nmでのUV検出のほかに、カラム溶出の画分をPE-Sciex API 100質量分析器のイオンスプレーインターフェースに導入する。この質量範囲は、300〜2000 amuで、稼動する間、2秒毎にスキャンされる。
これらの条件を用いて、UVトレースで決定された産物の保持時間は、3.84分であることが分かり、表示された分子量ピークは、1042.1(m/4)及び1388.6(m/3)であり、これは方法の実験誤差の範囲内(±1 amu)で期待された構造に一致する。
[例60]
L17K(3-(ω-カボキシノナデカノイルアミノ)プロピオニル)K30R/D33E-GLP-2(1-33)の合成。
保護されたペプチジル樹脂(100mg, 25μmol)は、例(59.a)のようなFmoc ストラテジーに従って合成し、Dde脱保護及びFmoc-ベータ-アラニンによるアシル化、続いてFmoc基の除去を、59.bの記載のように行った。エイコサンジオイック酸モノ-tert-ブチルエステルによるアシル化は、次のように行った。エイコサンジオイック酸モノ-tert-ブチルエステル(40 mg, 0.1 mmol)、3-ヒドロキシ-1,2,3-ベンゾトリアジン-4(3H)-オン(16 mg, 0.1 mmol) 及び ジイソプロピルエチルアミン(4 μL, 0.025 mmol)を、NMP (2 mL)に溶解し、Fmoc脱保護樹脂に加え、N,N´-ジイソプロピルカルボジイミド(15 μL, 0.1 mmol)を加え、この混合物を一晩振盪した。
樹脂からの切断及び精製は、(59.c 及び 59.d)に従って行った。
得られた最終産物は、RP-HPLC / イオンスプレー質量分析(LC-MS) (保持時間及び分子量)、及び分析的RP-HPLC (保持時間及びペプチド量)によって性質決定する。ペプチド量は、UV検出器の応答を、その量がアミノ酸分析によって決定されているGLP-2標準のものと比較して算出する。RP-HPLC分析は、ビダック(Vydac)218TP54 4.6mm x 250mm 5μ C-18 シリカカラム(ザ・セパレーショングループ、ヘスペリア)で、214 nmでのUV検出で行う。このカラムは、0.1% TFA / H2Oで平衡化し、0.1%TFA/水に対して勾配0〜90%の CH3CNで、50分、42℃、流速0.5ml/分で溶出する。保持時間は、35.0分、ペプチド収量は100μgになる。
59.dで記載されたものと同様の条件で行われた産物のLC-MSによる分析によって、保持時間4.25分がUVトレースから分かり、分子量ピークは1055.1 (m/4) 及び 1407.6 (m/3)と示され、これは期待された構造と一致する。
[例61]
酵母における組換え技術によるGLP−2ペプチド類縁体の調製
酵母発現系
宿主株(GLP−2前駆体の発現に用いられる)は、ME1719と命名された倍数体株である。ME1719は、二つのアスパルチルプロテアーゼ、即ち、(1)一塩基又は二塩基のアミノ酸残基のC-末端を切断するヤプシン(yapsin)1(従来はYAP3pと呼ばれた)(Egel-Mitani, M, Flygenring, H.A. & Hansen, M.T., YEAST 6:127-137, 1990)及び(2)プロテアーゼB、カルボキシペプチダーゼY、アミノペプチダーゼI、RNase、アルカリフォスファターゼ、酸トレハラーゼ、及びエキソポリホスファターゼのような他のプロテアーゼの活性の原因である液胞(vacuolar)プロテアーゼA (Pra1p)、を欠いた表現型を有する。ME1719は、小ペプチドを安定して高い収率で生産することができ、これには、一塩基又は二塩基のアミノ酸が含まれる。他のペプチドの中でも、グルカゴン及びGLP−1、GLP−2のようなものが、この酵母株を用いるのに最も有利なものである(Egel-Mitani,, M., Brandt , J. and Vad, K.: Method for the production of polypeptides is described in US Patent US 6,110,703, 29.08.2000 及び Egel-Mitani, M., Anderson, A.S., Diers, I, Hach, M., Thim, L., Hastrup, S. and Vad, K.: Enzyme and Microbial Technology 26:671〜677, 2000)。さらにその上、トリホスフェートイソメラーゼ遺伝子(TPI1)はこの株において破壊され、その表現型は、酵母形質転換体の選択マーカーとしてグルコースの利用を可能にし、これは高バイオマス、連続的な醗酵における今までのところ高い収率を得ることを可能にした。
酵母S.cerevisiaeにおいてヒトGLP−2を発現させるために、ヒトアミノ酸配列はEMBL(V01515 HSGLUC)から得られるが、酵母コドンの使用がGLP-2生産を最適化するために導入される。本例において、4つのGLP-2ペプチド類縁体発現プラスミドのデータは;1) A2G-GLP-2(1-33), 2) M10K/K30R-GLP-2(1-33), 3) M10L/L17K/K30R-GLP-2(1-33), 4) L17K/K30R-GLP-2(1-33)を含む。
DNA及びアミノ酸変異体は、野生型ヒトアミノ酸配列(HADGSFSDEMNTILDNLAARDFINWLIQTKITD)に従って、対応する酵母コドンを使用して作製した。GLP-2ペプチド類縁体のDNA配列は、発現ベクターに挿入した(図7)。図7に示したように、GLP-2の発現は、TPIプロモーター及びMFαシグナル-リーダー配列、続いてNcol及びXbal制限酵素サイトの間に挿入されたGLP-2コーディング配列によって駆動される。特異的プライマーを使用した、ポリメラーゼチェーンリアクションを用いたDNA構築物の調製のための方法は、当該分野の技術者には周知であり(例えば、PCR Protocols, 1990, Academic Press, San Diego, California, USA)、本発明の任意のGLP-2ペプチ及びド類縁体の調製のために用いられ得る。
酵母の醗酵及び定量
小スケールのバッチ式培養のため、形質転換体を5mlのYPD + Ca2+ 培地(1% 酵母抽出物, 2% ペプトン, 5mM CaCl2)でインキュベートし、30℃で3日間振盪(200rpm)して培養した。細胞を遠心分離で回転下降させた後、培養物の上清をHPLCで分析した。以下のHLPC方法を用いた:

カラム: C4 ユピテル(Jupiter),300Å, 5um, 4,6x250mm
バッファー A: 0.10% TFA
バッファー B: 0.07% TFA 、CH3CN中
流速: 1ml/分
勾配: 30-60%B 15分以上. 室温

以下のGLP-2ペプチド類縁体の収量は、ME1719宿主株の小スケール(5 ml)培養において得られたものである:
Figure 2006517389
精製及び性質決定
本発明のGLP-2ペプチド類縁体の全ては、以下の総合的な精製スキームを用いて精製され得る:
Figure 2006517389
精製されたペプチドは、アミノ酸配列分析及び質量分析によって分析した。N-末端アミノ酸配列は、アプライド・バイオシステム・モデル494プロテイン・シークエンサーを基本的に製造者が説明するように用いて、自動エドマン分解法によって測定した。至適化されたシステムを用いることによって、300〜500 fmolのペプチドのような少量の部分的な配列を測定することが可能であった。
質量分析は、窒素レーザー(337 nm)を装備したボイジャー(Voyager)RP MALDI-TOF 機器(Perseptive Biosystems Inc., Framingham, MA)で行った。この機器は、遅れ抽出(delayed extraction)での線形モードで操作し、イオン源の加速電圧が25 kVであった。
試料調製は、次のように行った:1 μlの試料溶液を、1 μlのマトリクス溶液(アセトニトリル:水:3%(v/v) TFAの5:4:1 (v/v/v)混合物中に溶解したアルファ-シアノ-4-ヒドロキシ-桂皮酸)と混合し、1 μlを試料プレートに置き、乾燥させた。較正は、外部標準を用いて行い、質量測定の精度を0.1%以内にした。
Figure 2006517389
<酵母における組換え技術によって調製されたGLP−2ペプチドからのGLP−2誘導体の調製>
以下の一般方法は、酵母における組換え技術によって調製されたGLP−2ペプチドのアシル化に用いた:
50 mgの凍結乾燥されたペプチドを、4℃、3.2 mlの水に溶解した。pHを、1 MのNaOHで12.2に調整した。溶液を10℃で2分間静置し、pHを1M HAcで9.5に調整した。7 mlの4℃の冷N-メチル-2-ピロリドン(NMP)を加え、温度を10℃に調整した。pHを、トリエチルアミンで11.5に調整した。アシル化試薬(例えば、Pal-β-Ala-ONSu)をNMPに溶解し、濃度20 mg/mlにした。容積0.78 mlのこの溶液を、ペプチド溶液に加え、アシル化反応を攪拌下、15℃で15分間継続させた。この反応を、0.65 mlの100 mg/mlのグリシン溶液を加えて停止させ、pHを5MのHAcで8.5に調整した。アシル化GLP-2ペプチド類縁体を、RP-HPLCで精製した。この例に従って用いられ得る、異なるアシル化試薬の例は、下記のものを含むが、これらに限定されない:
Lau-Glu(ONSu)-OBut: Nα-ドデカノイル-L-グルタミン酸 α-t-ブチルエステル γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-Glu(ONSu)-OBut : Nα-ヘキサデカノイル-(L)-グルタミン酸 α-t-ブチル-γ-2,5-ジオキソピロリジン-1-イル ジエステル
Lau-β-Ala-ONSu: Nβ-ドデカノイル-β-アラニン 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Myr-β-Ala-ONSu: Nβ-テトラデカノイル-β-アラニン 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-β-Ala-ONSu: Nβ-ヘキサデカノイル-β-アラニン 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Lau-GABA-ONSu: Nγ-ドデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Myr-GABA-ONSu: Nγ-テトラデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Pal-GABA-ONSu: Nγ-ヘキサデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
Ste-GABA-ONSu: Nγ-オクタデカノイル-γ-アミノ酪酸 2,5-ジオキソピロリジン-1-イル エステル
<アシル化GLP−2ペプチド類縁体(GLP−2誘導体)の精製及び性質決定>
アシル化類縁体は、次のスキーム全体を用いて精製した:
Figure 2006517389
アシル化された類縁体は、記載されたような質量分析で性質決定した。
[例62]
マウスにおけるバイオアッセイ。GLP−2誘導体の投与量-応答調査
表3. 投与量及び体重と比較した小腸重量の非線形回帰分析に従うモデルパラメーター推定。
表 4. 投与量及び小腸重量の非線形回帰分析に従うモデルパラメーター推定。
表 5. L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)で処置したマウスの体重、小腸重量、及び相対小腸重量。
表 6. L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)で処置したマウスの体重、小腸重量、及び相対小腸重量。
表 7. A2G-GLP-2(1-33)で処置したマウスの体重、小腸重量、及び相対小腸重量。
表 8. 対照マウスの体重、小腸重量、及び相対小腸重量。
GLP-2 誘導体は、小腸症候群を含む多くの胃腸管系疾患を持つ人々の治療のために開発されている。
本研究の目的は、誘導体L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33), L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33), 及びA2G-GLP-2(1-33)を、7日間毎日、10日間の皮下投与で用いたマウスにおける、GLP−2誘導体が誘導する小腸の成長の投与量-応答関係を確証することである。
次のGLP-2誘導体及び類縁体を試験した:
1.L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)。
2.L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)。
3.A2G-GLP-2(1-33)。
全ての誘導体を、以下を含むバッファーで溶解及び希釈した:
リン酸水素二ナトリウム1.42 mg/ml, マンニトール 36.9 mg/ml, フェノール 5 mg/ml,
pH 8.0。

189 雌性C57b1 マウスを研究に用いた。全ての動物を4つのグループに分けた:
グループ1: 対照
グループ2: L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)
グループ3: L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)
グループ4: A2G-GLP-2(1-33)。
<投与>
全ての動物は、以下の投与量で10日間、100μlの皮下注射を毎日受けた:
Figure 2006517389
<試料>
10日目に、動物を屠殺する前に重量を計測した(weighted)。それぞれの動物から腸を注意深く取り出し、小腸を解剖し、生理食塩水ですすいで重量を計測した。
<データ分析>
体重、小腸重量及び体重に対する小腸重量の関係を、全ての動物について報告し、投与量-応答の関係を作成するために用いた。小腸の絶対重量及び相対重量の両方で処置によって誘導された増加は、各処置グループで算出し、これは薬理学的に関連性のある有効性パラメーターと見なされる。
一般化したミハエリス-メンテンモデルは、片対数の投与量-応答曲線における丘勾配(Hillslope)に対応するγ因子の形状、及び、D=0におけるバックグラウンド有効レベルを表すE0を有するが、投与量-応答モデルとして用いられる。Emaxは、観察された最大効果であり、ED50はEmaxの50%に等しい効果を与える投与量である。このモデルは、4つのパラメーターのロジスティック投与量-応答モデルの(1)と比較して柔軟性が高いために用いた。このモデルは、Emax、ED50、γ及びE0のための推定を決定するために非線形回帰を用いてデータに当てはめた。
E=(Emax ・ Dγ)/(ED50γ+Dγ)+E0
一致の良さは、適合した曲線及び残りのプロットと共に、観察されたデータポイントを示すプロットの視覚的な検査によって評価した。パラメーターの推定は、CV%及び95% C.I.と共に提示している。
バックグラウンドの有効レベルにおける可変性の説明のために、対照データを、3つの処理グループの全てでD=0として非線形回帰分析に含ませた。
非線形回帰分析は、ウィンノンライン・プロフェッショナル、3.1版、ファルサイトを用いて行った。非線形回帰は、ガウス-ニュートン(リーベンバーグ及びハートレイ)アルゴリズムを用いて行った。
<結果>
表5〜8に、それぞれの投与量レベル及び処置グループの全ての動物についての体重、小腸重量、及び、相対小腸重量を示す。
非線形回帰分析の結果、及び、小腸重量と相対小腸重量データのための投与量-応答モデルに適合した曲線を、表3及び4並びに図8〜11に示す。
投与量-応答関係は、図8及び10に視覚化されている。小腸重量及び相対小腸重量が有効パラメーターとして用いられた場合、同様の投与量‐応答曲線が、誘導体L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33) 及び L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)でも観察された。これは、体重に影響する処置が、何れの誘導体のための投与量-応答関係をもゆがめなかったことを示している。しかしながら、小腸重量が有効なパラメーターとして用いられた場合に、A2G-GLP-2(1-33)のための異なるEmax-プラトーが確認された。これは、処置が体重に影響し得ない、或いは有効レベルがバックグラウンドレベルから区別できないことが示されている、相対的な小腸重量では観察されなかった。
図8及び10で一致する曲線は、そのモデルが、小腸重量と投与量の間、並びに、相対小腸重量と投与量の間の両方の投与量-応答関係について、試験された3つの化合物の全てについて十分に説明できることを示している。組織的な傾向は、図9及び11の何れの残ったプロットにも表れなかった。それ故、非特異的モデルは観察されなかった。
表3及び4におけるパラメーター推定は、小腸重量及び相対小腸重量の両方のデータが試験される場合に、かなり高い精度(CV %< 5)で推定されたE0レベルを示す。より高いEmax推定を、A2G-GLP-2(1-33)と比較して、L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)及びL17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)の両方から得た。相対小腸重量が、L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33) 及び L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)の有効性パラメーターとして用いられた場合、A2G-GLP-2(1-33)と比較したEmaxにおける増加は、それぞれ33%及び16%であり、小腸重量が用いられた場合は、それぞれ67%及び34%であった。
小腸重量及び相対小腸重量の両方における、処置が誘導する増加(Emax-E0)は、曲線の一致手順の間の第二のパラメーターとして決定される。A2G-GLP-2(1-33)と比較した相対小腸重量における1.7 及び 2.5倍高い増加は、L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33) 及び L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)のそれぞれについて観察された。絶対小腸重量が測定された場合は、増加はそれぞれ4.9 及び 8.6 倍高かった。
バックグラウンドレベルとEmaxレベルの間の間隔が狭いために、また、相対小腸重量データセットの場合は、完全な投与量-応答曲線が観察できないために、A2G-GLP-2(1-33)について、ED50の推定における相対的に低い精度が観察された。これは、用いられた最も低い投与量がEmaxの30〜40%に相当する効果を誘導したために、L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)にとっても、ある程度の範囲であてはまった。投与量−応答曲線の初期部分における情報の欠如が、ED50値の推定における精度を減少させている。一般的な考えでは、L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33) 及び L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)について得られたED50の推定は、大きさに相当し、A2G-GLP-2(1-33)のための推定よりもより小さい。しかしながら、ED50における大きな変動のために、試験された誘導体の間の相対的な有効性評価は困難である。
結論として、L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33) 及び L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)は、A2G-GLP-2(1-33)と比べて67 % 及び 34 % のEmaxの増加を誘導する。L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33)によって、A2G-GLP-2(1-33)によるよりも8倍高い小腸重量の増加が誘導された。
Figure 2006517389
Figure 2006517389
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Figure 2006517389
Figure 2006517389
[例63]
選択されたGLP-2 誘導体の代謝安定性。ブタ生体内におけるGLP-2 誘導体の分解が調査され、選択された本発明のGLP-2 誘導体のT1/2値が測定された(T1/2:末端血漿排出半減期)(表9)。
全ての試験物質は、20 mMのリン酸バッファー pH 7.4に溶解した。
50-75 kgの雌性LYD雑種ブタを用いた。全ての試験物質は、0.5 nmol/kgで投与した。投薬量は各動物に約1mlであった。
首の右側、耳から約7cm、及び首の中央から9cmにおいて皮下注射した。針にストッパーをつけ、針が0.5cm挿入されるようにして注射した。
血液サンプルを、耳の静脈カテーテルから抜き取った。カテーテルは、生理食塩水中のヘパリン50 IE/mlですすいだ。サンプリングの間、吸引された最初のml血液を処分した。血液サンプルを遠心分離(4°C, 4000 rpm, 10 分)に供する前に、氷上で20分以内で保持した。遠心分離の後、血漿を単離し、デュプロ中のミクロニックチューブに移した。血漿サンプルをELISAで分析した。
Figure 2006517389
[例64]
薬学的製剤
バッファー及び任意に防腐剤、任意に等張剤、任意にさらに、キレート剤、安定化剤(例えば、イミダゾール或いはヒスチジン又はアルギニンのようなあるアミノ酸(荷電塩基))及び界面活性剤から選択される添加剤を溶解し、pHを調整して規定のpHにする。
この後、GLP-2化合物を緩徐な攪拌下で溶解した。pHを、水酸化ナトリウム及び/又は塩化水素を用いて規定に調整する。最後に、0.22 μmの滅菌フィルター通して濾過して、製剤を滅菌する。
製剤の物理的な安定性は、上面充填(top filled)ガラスカートリッジ中に製剤を様々な期間で貯蔵した後に、視覚的検査及び濁度によって評価する。カートリッジは5℃±3℃及び/又は上昇した温度(例えば25℃又は37℃)で貯蔵する。
製剤の視覚的検査は、暗い背景を用いて鋭い焦点光のなかで行う。製剤の濁度は、0〜3の濁度の程度の視覚的スコアランクによって特徴付けられる(混濁を示していない製剤は視覚的スコア0に相当し、昼光の下で視覚的混濁を示す製剤は視覚的スコア3に相当する)。製剤は、それが昼光のもとで視覚的混濁を示す場合、タンパク質凝集に関して物理的に不安定と分類される。
濁度は、比濁計を用いて比濁分析の濁度単位(NTU)でも測定され、これは、ホルマジン(Formazin)標準で較正される。濁度>10 NTUの製剤は、物理的に不安定と見なされる。
GLP-2化合物濃度は、ε280=5700 M-1cm-1、分析的HPLCを用いたUV吸光度に基づく。試料中の無処理のGLP-2化合物の含有量は、C4カラム及び標準TFA/MeCN勾配溶出を用いた逆相HPLCで定量される。
GLP-2製剤は、平衡溶解度によって評価されることができる;GLP-2化合物は適切なバッファーに2mg/mlの濃度で溶解され、その溶液は0.45 μmのフィルターで濾過される。保存溶液から試料を取り出し、pHを所望の値に調整し、その試料を23℃で24時間インキュベートする。各試料を遠心分離(20,000 g、20分、23℃)した後、pHを測定し、溶解度を、上清の吸光度(又はHPLC分析)の測定値から評価する。
GLP-2製剤は、促進安定性試験によっても評価され得る;2mg/mlのGLP-2化合物試料をバッファーa−dで調製し、気-液界面層を残さず密閉された0.2mlのHPLCバイアルに移す。温度が4〜45℃の範囲に限定されたインキュベーションの後に、無処理のGLP-2化合物の含有量を、時間の関数としてHPLC分析によって測定する。
GLP-2製剤は、物理的安定性によっても評価され得る;蛍光染料チオフラビンT(ThT)は、アミロイドタンパク質のベータ構造構成物に結合する。結合した染料の蛍光量子収量における増加結果は、種々の溶媒の条件下でのGLP-2化合物の原繊維になる傾向を予測することに用いられる。簡単に言うと、GLP-2化合物は、関心のある条件で溶解され、ThTが追跡され、溶液が96−ウェルマイクロタイタープレートに置かる。ここで蛍光は、アミロイド形成を促進するのに効果的な事前定義された温度措置及び振盪条件を用いて、時間の関数として読まれる。得られた蛍光対時間のデータは、次いで、設定条件下でのGLP-2化合物の原繊維になる相対的傾向を予測する。
GLP-2製剤は、分析的超遠心によっても評価され得る;沈降速度実験は、23℃で、吸光度及び干渉顕微鏡の両者を用いた同時データ捕捉を装備したベックマン・オプティマXL-A超遠心で行う。
GLP-2製剤は、円偏光二色性分光法によっても評価され得る;遠-UV及び近-UVのCDスペクトルを、(+)-10-カンファースルホン酸で較正したジャスコJ-715分光偏光計を用いて、室温で記録する。
[例65]
GLP-2 誘導体の薬学的製剤
バッファー及び任意に防腐剤、任意に等張剤、任意にさらに、キレート剤、安定化剤(例えば、イミダゾール或いはヒスチジン又はアルギニンのようなあるアミノ酸(荷電塩基))及び界面活性剤から選択される添加剤を溶解し、pHを調整して規定のpHにする。
この後、GLP-2誘導体を緩徐な攪拌下で溶解した。pHを、水酸化ナトリウム及び/又は塩化水素を用いて規定に調整する。最後に、0.22 μmの滅菌フィルター通して濾過して、製剤を滅菌する。
製剤の物理的な安定性は、上面充填(top filled)ガラスカートリッジ中に製剤を様々な期間で貯蔵した後に、視覚的検査及び濁度によって評価する。カートリッジは5℃±3℃及び/又は上昇した温度(例えば25℃又は37℃)で貯蔵する。
製剤の視覚的検査は、暗い背景を用いて鋭い焦点光のなかで行う。製剤の濁度は、0〜3の濁度の程度の視覚的スコアランクによって特徴付けられる(混濁を示していない製剤は視覚的スコア0に相当し、昼光の下で視覚的混濁を示す製剤は視覚的スコア3に相当する)。製剤は、それが昼光のもとで視覚的混濁を示す場合、タンパク質凝集に関して物理的に不安定と分類される。
濁度は、比濁計を用いて比濁分析の濁度単位(NTU)でも測定され、これは、ホルマジン(Formazin)標準で較正される。濁度>10 NTUの製剤は、物理的に不安定と見なされる。
GLP-2化合物濃度は、ε280=5700 M-1cm-1、分析的HPLCを用いたUV吸光度に基づく。試料中の無処理のGLP-2化合物の含有量は、C4カラム及び標準TFA/MeCN勾配溶出を用いた逆相HPLCで定量される。
GLP-2製剤は、平衡溶解度によって評価されることができる;GLP-2誘導体は適切なバッファーに2mg/mlの濃度で溶解され、その溶液は0.45 μmのフィルターで濾過される。保存溶液から試料を取り出し、pHを所望の値に調整し、その試料を23℃で24時間インキュベートする。各試料を遠心分離(20,000 g、20分、23℃)した後、pHを測定し、溶解度を、上清の吸光度(又はHPLC分析)の測定値から評価する。
GLP-2製剤は、促進安定性試験によっても評価され得る;2mg/mlのGLP-2誘導体試料をバッファーa−dで調製し、気-液界面層を残さず密閉された0.2mlのHPLCバイアルに移す。温度が4〜45℃の範囲に限定されたインキュベーションの後に、無処理のGLP-2誘導体の含有量を、時間の関数としてHPLC分析によって測定する。
GLP-2製剤は、物理的安定性によっても評価され得る;蛍光染料チオフラビンT(ThT)は、アミロイドタンパク質のベータ構造構成物に結合する。結合した染料の蛍光量子収量における増加結果は、種々の溶媒の条件下でのGLP-2誘導体の原繊維になる傾向を予測することに用いられる。簡単に言うと、GLP-2誘導体は、関心のある条件で溶解され、ThTが追跡され、溶液が96−ウェルマイクロタイタープレートに置かる。ここで蛍光は、アミロイド形成を促進するのに効果的な事前定義された温度措置及び振盪条件を用いて、時間の関数として読まれる。得られた蛍光対時間のデータは、次いで、設定条件下でのGLP-2誘導体の原繊維になる相対的傾向を予測する。
GLP-2製剤は、分析的超遠心によっても評価され得る;沈降速度実験は、23℃で、吸光度及び干渉顕微鏡の両者を用いた同時データ捕捉を装備したベックマン・オプティマXL-A超遠心で行う。
GLP-2製剤は、円偏光二色性分光法によっても評価され得る;遠-UV及び近-UVのCDスペクトルを、(+)-10-カンファースルホン酸で較正したジャスコJ-715分光偏光計を用いて、室温で記録する。
[例66]
薬学的凍結乾燥製剤
凍結乾燥産物を提供する場合、基本的な特徴は、凍結乾燥されたケークに関する。それは、その形態と構造に関して良好な性質を有することが必要であり、即ち、崩壊したケークが、使用前に溶解(元へ戻す)ことが困難であるか或いは不可能であるように崩壊していてはならない。反対に、凍結乾燥ケークの物理的構造は、自由で軟質過ぎてはいけない。それ故、GLP-2及び変異体の薬学的な凍結乾燥製剤は、マンニトール、スクロース(増量剤)、及びグリシルグリシン(緩衝剤)を、以下の最終濃度で用いて調製される:
GLP-2 及び 変異体: 0.1 − 100 mg/ml
スクロース: 10 mg/ml
マンニトール: 37 mg/ml
グリシルグリシン: 1.32 mg/ml
pHは0.1N NaOH/HCl で8.00 ± 0.03に調整する。
溶液は適切なバイアルに充填し、ワン(Wang)らによって開示されている(International Journal of Pharmaceutics 203 (2000): 1〜60 (4節、16 ff頁参照))標準的な凍結乾燥方法を用いて凍結乾燥する。凍結乾燥製剤の再構成は、適切な量の水を用いて行う。
33残基のヒトGLP-2のアミノ酸配列。N-末端 His-Ala は、GLP-2の代謝の間におけるアミノペプチダーゼ ジペプチジル ぺプチダーゼIVの切断配列を示す。Arg20 及び Lys30 残基は、GLP-2中の二つの基本的なアミノ酸残基である。 膵臓及び腸のプログルカゴンの組織特異的処理。 高度に保存されたGLP-2 ペプチドの配列アライメント。太字のアミノ酸残基は、ヒトGLP-2 配列と異なるものを表す。 種々のラット組織における、GLP-2R RNA分布の定量。 β-アラニンでアシル化されたL17K/K30R-GLP-2 (1-33)。 親油性置換基がヘキサデカノイルである、本発明に従った異なるスペーサーの使用の化学的構造の例。 GLP-2 ペプチド類縁体の発現及び分泌のための、S.セレビシア(cerevisiae)プラスミド。 マウスにおけるバイオアッセイ。GLP-2 誘導体の投与量-応答調査。観察されたデータポイント(平均±SD)及び小腸の重量データに関する適合曲線。 マウスにおけるバイオアッセイ。GLP-2 誘導体の投与量-応答調査。小腸重量データ緒に関する残余。 マウスにおけるバイオアッセイ。GLP-2 誘導体の投与量-応答調査。観察されたデータポイント(平均±SD)及び小腸の重量データに関する適合曲線。 マウスにおけるバイオアッセイ。GLP-2 誘導体の投与量-応答調査。小腸重量データ緒に関する残余。 配列番号1、配列番号2、及び配列番号3。

Claims (74)

  1. 式Iのアミノ酸配列を含むA GLP-2 ペプチド

    His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-Arg-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33 (式I)

    又はそれらの断片;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Gly であり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
  2. 請求項 1の GLP-2 ペプチドであって、アミノ酸配列

    His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33

    又はそれらの断片から成るペプチド;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
  3. X2が Alaである、請求項1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
  4. X2 が Glyである、請求項1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
  5. X3 が Aspである、請求項1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
  6. X3 が Gluである、請求項1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
  7. X5 が Serである、請求項1〜6の何れかのGLP-2 ペプチド。
  8. X7 が Serである、請求項1〜7の何れかのGLP-2 ペプチド。
  9. X8 が Aspである、請求項1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
  10. X8 が Gluである、請求項1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
  11. X9 が Aspである、請求項1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
  12. X9 が Gluである、請求項1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
  13. X10 が Met, Leu, Ile, 及び ノルロイシンから成る群から選択される、請求項1〜12の何れかのGLP-2 ペプチド。
  14. X11 が Asn である、請求項1〜13の何れかのGLP-2 ペプチド。
  15. X12 が Thrである、請求項1〜14の何れかのGLP-2 ペプチド。
  16. X13 が Ileである、請求項1〜15の何れかのGLP-2 ペプチド。
  17. X14 が Leuである、請求項1〜16の何れかのGLP-2 ペプチド。
  18. X15 が Aspである、請求項1〜17の何れかのGLP-2 ペプチド。
  19. X16 が Asn である、請求項1〜18の何れかのGLP-2 ペプチド。
  20. X17 が Leuである、請求項1〜19の何れかのGLP-2 ペプチド。
  21. X18 が Alaである、請求項1〜20の何れかのGLP-2 ペプチド。
  22. X21 が Aspである、請求項1〜21の何れかのGLP-2 ペプチド。
  23. X24 が Asnである、請求項1〜22の何れかのGLP-2 ペプチド。
  24. X28 が Glnである、請求項1〜23の何れかのGLP-2 ペプチド。
  25. X33 が Aspである、請求項1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
  26. X33 が Gluである、請求項1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
  27. X5, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, X14, X15, X16, X17, X18, X20, X21, X24, X28, 及び X33から成るリストから独立的に選択される少なくとも一つのアミノ酸が Lys である、請求項1〜26の何れかのGLP-2 ペプチド。
  28. 総計で5までのアミノ酸残基、例えば、4アミノ酸残基、 3アミノ酸残基、2 アミノ酸残基、又は 1アミノ酸残基が、任意のα-アミノ酸残基と交換される、請求項1〜27の何れかのGLP-2 ペプチド。
  29. 前記ペプチドが下記から成るリストから選択される、請求項1のGLP-2 ペプチド:
    K30R-GLP-2(1-33);
    S5K-GLP-2(1-33);
    S7K-GLP-2(1-33);
    D8K-GLP-2(1-33);
    E9K-GLP-2(1-33);
    M10K-GLP-2(1-33);
    N11K-GLP-2(1-33);
    T12K-GLP-2(1-33);
    I13K-GLP-2(1-33);
    L14K-GLP-2(1-33);
    D15K-GLP-2(1-33);
    N16K-GLP-2(1-33);
    L17K-GLP-2(1-33);
    A18K-GLP-2(1-33);
    D21K-GLP-2(1-33);
    N24K-GLP-2(1-33);
    Q28K-GLP-2(1-33);
    S5K/K30R-GLP-2(1-33);
    S7K/K30R-GLP-2(1-33);
    D8K/K30R-GLP-2(1-33);
    E9K/K30R-GLP-2(1-33);
    M10K/K30R-GLP-2(1-33);
    N11K/K30R-GLP-2(1-33);
    T12K/K30R-GLP-2(1-33);
    I13K/K30R-GLP-2(1-33);
    L14K/K30R-GLP-2(1-33);
    D15K/K30R-GLP-2(1-33);
    N16K/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K/K30R-GLP-2(1-33);
    A18K/K30R-GLP-2(1-33);
    D21K/K30R-GLP-2(1-33);
    N24K/K30R-GLP-2(1-33);
    Q28K/K30R-GLP-2(1-33);
    K30R/D33K-GLP-2(1-33);
    D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/S5K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/S7K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/D8K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/E9K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/M10K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/N11K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/T12K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/I13K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L14K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/D15K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/N16K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/A18K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/D21K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/N24K/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
    D3E/Q28K/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
  30. 請求項1〜29の何れかのGLP-2 ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物。
  31. 請求項30のポリヌクレオチド構築物を含む宿主細胞。
  32. 真核細胞である、請求項31の宿主細胞。
  33. 前記細胞が酵母細胞である、請求項32の宿主細胞。
  34. GLP-2 ペプチドを含むGLP-2誘導体、ここにおいて、親油性置換基は、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及びQ28から成るリストから独立的に選択される位置の一以上のアミノ酸残基に結合する、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2 ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない。
  35. 請求項34のGLP-2 誘導体、ここにおいて、該GLP-2 ペプチドは、式II

    His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-X30-Ile-Thr-X33 (式II)

    又はそれらの断片による;ここにおいて、 X2 は Ala, Val 又は Glyであり ; X3 は Asp, 又は Gluであり ; X5 は Ser, 又は Lysであり ; X7 は Ser, 又は Lysであり ; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり ; X11 は Asn, 又は Lysであり ; X12 は Thr, 又は Lysであり ; X13 は Ile, 又は Lysであり ; X14 は Leu, 又は Lysであり ; X15 は Asp, 又は Lysであり ; X16 は Asn, 又は Lysであり ; X17 は Leu, 又は Lysであり ; X18 は Ala, 又は Lysであり ; X20 は Arg, 又は Lysであり ; X21 は Asp, 又は Lysであり ; X24 は Asn, 又は Lysであり ; X28 は Gln, 又は Lysであり ; X30 は Arg, 又は Lysであり ; X33 は Asp, Glu, 又は Lys (式II)である。
  36. 前記GLP-2 ペプチドは請求項1〜29の何れかによる、請求項34 又は 35のGLP-2 誘導体。
  37. ただ一つの親油性置換基が前記GLP-2 ペプチドに結合している、請求項34-36の何れかのGLP-2 誘導体。
  38. 前記親油性置換基が、4〜40の炭素原子を含む、請求項34-37の何れかのGLP-2 誘導体。
  39. 前記親油性置換基が、8〜25の炭素原子を含む、請求項38のGLP-2 誘導体。
  40. 前記親油性置換基が、12〜20の炭素原子を含む、請求項38のGLP-2 誘導体。
  41. 前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のカルボキシル基が該アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するように結合している、請求項34-40の何れかのGLP-2 誘導体。
  42. 前記アミノ酸残基はLys残基である、請求項41のGLP-2 誘導体。
  43. 前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のアミノ基が該アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するように結合する、請求項34-40の何れかのGLP-2誘導体。
  44. 前記親油性置換基は、スペーサーによって前記GLP-2ペプチドと結合している、請求項34-43の何れかのGLP-2 誘導体。
  45. 前記スペーサーは、1〜7のメチレン基、例えば二つのメチレン基を有する非分枝鎖アルカンα,ω-ジカルボン酸基であり、該スペーサーが、前記GLP-2 ペプチドのアミノ基と前記親油性置換基のアミノ基の間でブリッジを形成する、請求項44のGLP-2誘導体。
  46. 前記スペーサーが、Cys残基を除くアミノ酸残基又はジペプチドである、請求項44のGLP-2誘導体。
  47. 前記スペーサーは、β-アラニン、ガンマ-アミノ酪酸(GABA)、γ-グルタミン酸、Lys、Asp、Glu、Aspを含むジペプチド、Gluを含むジペプチド、Lysを含むジペプチドから成るリストから選択される、請求項46のGLP-2誘導体。
  48. 前記親GLP-2ペプチドのカルボキシル基は、前記スペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、前記アミノ酸のカルボキシル基またはジペプチドスペーサーは、前記親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成する、請求項46又は47のGLP-2誘導体。
  49. 前記親GLP-2ペプチドのアミノ基は、前記スペーサーのカルボン酸基とアミド結合を形成し、前記スペーサーのアミノ基は、前記親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成する、請求項46又は47のGLP-2誘導体。
  50. 前記親油性置換基は、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナトレン骨格を含む、請求項34-49の何れかのGLP-2誘導体。
  51. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基である、請求項34−50の何れかのGLP-2誘導体。
  52. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸のアシル基である、請求項34−50の何れかのGLP-2誘導体。
  53. 前記アシル基は、CH3(CH2)nCO-を含む群から選択され、ここにおいて、n は4〜38であり、例えば CH3(CH2)6CO-, CH3(CH2)8CO-, CH3(CH2)10CO-, CH3(CH2)12CO-, CH3(CH2)14CO-, CH3(CH2)16CO-, CH3(CH2)18CO-, CH3(CH2)20CO- 及びCH3(CH2)22CO-である、請求項52のGLP-2誘導体。
  54. 前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルカン、a,w‐ジカルボン酸のアシル基である、請求項34-49のGLP-2誘導体。
  55. 前記アシル基は、HOOC(CH2)mCO-を含む群から選択され、ここにおいて、m は4 〜 38であり、例えば、 HOOC(CH2)14CO-, HOOC(CH2)16CO-, HOOC(CH2)18CO-, HOOC(CH2)20CO- 及び HOOC(CH2)22CO-である、請求項52のGLP-2誘導体。
  56. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)p((CH2)qCOOH)CHNH-CO(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、p 及び q は整数であり、p+q は8〜40の整数、例えば12〜35の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  57. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)rCO-NHCH(COOH)(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、r は10〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  58. 前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)sCO-NHCH((CH2)2COOH)CO-の基であり、ここにおいて、s は 8〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  59. 前記親油性置換基は、式 COOH(CH2)tCO-の基であり、ここにおいて、t は8〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  60. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)uCH3の基であり、ここにおいて、u は8〜18の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  61. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-COCH((CH2)2COOH)NH-CO(CH2)wCH3の基であり、ここにおいて、w は10〜16の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  62. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NH-CO(CH2)xCH3の基であり、ここにおいて、x は10〜16の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  63. 前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NHCO(CH2)yCH3の基であり、ここにおいて、y は0又は1〜22の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
  64. 二つの親油性置換基を有する、請求項34-63の何れかのGLP-2 誘導体。
  65. 下記から成る群から選択される、請求項34-64の何れかのGLP-2 誘導体
    S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
    A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
    S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
    A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
    D3E/S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
    D3E/N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
    D3E/Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
  66. 親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28 から成るリストから選択される位置で一以上のアミノ酸残基に結合し、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない、GLP-2 ペプチドを含むGLP-2 誘導体を含む薬学的組成物。
  67. 請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体及び任意に薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物。
  68. 薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
  69. 遅延性効果を有する薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
  70. 腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
  71. 小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び 骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療のための薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2誘導体の使用。
  72. 腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための方法であって、該方法は、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の、治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
  73. 小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び、骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療方法であって、該方法は、請求項34〜65の何れかで定義されたGLP-2の治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
  74. 請求項1〜29の何れかで定義されたGLP-2 ペプチドを調製する方法であって、該方法は、請求項31-33の何れか一つで定義された宿主細胞を、適切な増殖培地で、ポリヌクレオチド構築物の発現を可能にする条件下で培養することと、得られたペプチドを該培養培地から回収することとを含む方法。
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