JP2006516875A - 電力を変換するための電気コンバータ - Google Patents

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Abstract

電気コンバータ(1)であって、電力を入力するためのコンバータ入力(IN1、IN2)と、電力を放出するためのコンバータ出力(OUT1、OUT2)と、コンバータ入力(IN1、IN2)に接続された貯蔵入力を持ち、且つ、コンバータ出力(OUT1、OUT2)に接続された貯蔵出力を持つ、電気エネルギー貯蔵デバイス(2)とを有する。一次ストローク期間(tprim)の間、前記入力された電力から電気エネルギーが貯蔵され、二次ストローク期間(tsec)の間、前記コンバータ出力(OUT1、OUT2)に電気エネルギーが放出される。電気コンバータ(1)は、制御デバイス(4)を有し、当該制御デバイスは、前記電気エネルギー貯蔵デバイス(2)へ流れる電流の量を検出するための電流検出デバイス(5)と、前記1次及び2次のストローク期間中に前記電気エネルギー貯蔵デバイス(2)へ流れる前記電流が、所定の最大電流に実質的に等しいかそれより小さくなるように、前記ストローク期間のうちの少なくとも1つの持続時間を制御するための、前記電流検出デバイスに通信可能に接続された第1の時間制御デバイス(44)と、前記電気エネルギー貯蔵デバイス(2)へ流れる前記電流の時間平均が所定の値に等しくなるように、前記電気エネルギー貯蔵デバイス(2)が電気エネルギーを実質的に放出しないオフタイム期間(toff)の持続時間を制御するための第2の時間制御デバイス(41〜43)であって、前記時間平均は、前記一次ストローク期間(tprim)、前記二次ストローク期間(tsec)及び前記オフタイム期間(toff)を有するスイッチング期間に亘る平均である、第2の時間制御デバイス(41〜43)とを有する。

Description

本発明は、電力を変換するための電気コンバータに関する。
電源の分野において、供給された電力から電気エネルギーを貯蔵して放出する電気コンバータが一般に知られている。このようなコンバータは、通常、電子スイッチを用いて電流をインダクタに通じさせ、電流を周期的に中断して、ダイオードを通じて容量性負荷へ転送するための「フライバック」電圧を生じさせることにより、動作する。これらのコンバータは、例えば、バッテリ駆動機器(携帯型通信受信器等)において用いられる。このような装置において、バッテリは、110V又は220VのAC電源に接続されなければならない一方で、バッテリは、1.5VのDC電流によって充電されなければならない。
米国特許公報第5,864,225号は、DC−DCデュアル可変電圧レギュレータを開示する。可変電圧レギュレータは、ダイオードと直列に接続されたスイッチとして動作する電界効果トランジスタを有する。インダクタの接点は、電界効果トランジスタとダイオードとの間のノードに接続される。インダクタの別の接点が、レジスタを介して供給電圧出力と直列に接続される。電界効果トランジスタのゲートは、スイッチングレギュレータ回路に接続され、該回路は、ゲートの電圧を制御し、従って、電界効果トランジスタのスイッチングを制御する。従って、スイッチングレギュレータ回路は、可変電圧レギュレータにおけるエネルギーの貯蔵及び放出も制御する。スイッチングレギュレータ回路は、固定オンタイム・可変オフタイム回路を持ち、この回路は、バッファ回路を介して電界効果トランジスタのスイッチングを制御する。固定オンタイム・可変オフタイム回路のオフタイムは、フィードバック制御回路を介して制御され、該制御回路は、固定オンタイム・可変オフタイム回路の発振回路を、出力負荷電流と可変電圧レギュレータ回路の出力における電圧との両方に基づいて制御する。従って、可変電圧レギュレータ回路のオンタイムは固定される一方で、オフタイムは、出力負荷電流及び出力電圧に依存して変化する。従って、可変電圧レギュレータ回路の動作は、出力負荷電流及び出力電圧に依存する。
上記の米国特許公報から知られる回路の欠点は、出力負荷電流及び出力電圧が可変オフタイムを決定するのにフィードバックにおいて用いられるため、可変電圧レギュレータ回路の動作が、出力に接続された負荷に依存するということである。他の欠点は、出力負荷電流及び出力電圧の両方がフィードバックされるので、この既知の回路が複雑なフィードバック回路を必要とするということである。
本発明の一般的な目的は、改良された電気コンバータを提供することであり、より詳細には、コンバータの出力電圧に依存しない電流を出力する電気コンバータを提供することである。本発明は、この目的のため、請求項1に記載の電気コンバータを提供する。
一次ストローク期間及び二次ストローク期間の間の平均電流が決定される。なぜなら、第1の時間制御デバイスが、一次ストローク期間及び二次ストローク期間の間の電流を、所定の最大電流以下に制限するからである。第2の時間制御デバイスはオフタイム期間の持続時間を制御し、このようにして、スイッチング期間中の平均電流が決定される。従って、時間制御デバイスによって、期間の制御は、電気エネルギー貯蔵デバイスを通じて流れる電流にのみ基づく。従って、平均コンバータ電流は、コンバータの出力電圧には依存しない。
本発明は、更に、請求項11に記載の電気器具を提供する。このような器具においては、平均コンバータ電流は、コンバータ装置の出力電圧に依存しない。
本発明の特定の実施例は、従属請求項において示される。本発明の他の細部、側面及び実施例は、添付の図面中の図を参照して例示によってのみ説明される。
図1に示される本発明による電気コンバータ1の例は、不連続電流モード(DCM)コンバータである。DCMコンバータは、当技術分野において一般に知られている。コンバータ1は、電力(例えばDC電圧)を入力するためのコンバータ入力IN1、IN2と、変換された電力(例えばDC電流又はDC電圧)を出力するためのコンバータ出力OUT1、OUT2とを備えたダウンコンバータである。この例では、コンバータ出力OUT1、OUT2は、電流出力である。コンバータ出力OUT1、OUT2は、コンバータ入力IN1、IN2に印加される電圧とは異なった電圧で動作するバッテリ7に接続される。しかし、バッテリ7の代わりに他の種類のデバイスも同様に、コンバータ出力に接続されてよい。
コンバータ1は、入力された電力からの電気エネルギーの貯蔵及び放出を交互に行うための電気エネルギー貯蔵デバイス2を持つ。この例では、電気エネルギー貯蔵デバイスはインダクタ2であり、これは、電磁場に電気エネルギーを貯蔵することと、その電磁場のエネルギーを低減することによって電気エネルギーを放出することとができる。
図1において、インダクタ2は、レジスタ5及びスイッチ3と直列に入力IN1に接続される。一方向伝導デバイス(例えばダイオード6)が、スイッチ3とインダクタ2との間のノード32において、第2の入力IN2をインダクタ2に接続する。ダイオード6は、入力IN2からインダクタ2への方向が順方向であり、インダクタ2から入力IN2への方向が逆方向である。従って、入力ノードIN2からインダクタ2を通じて出力ノードOUT1に向かう順方向では電流はダイオード6を通じて流れることができ、入力ノードIN2又は出力ノードOUT2に向かう逆方向には電流は実質的に全く流れることができない。他の種類の単一方向伝導デバイスもダイオードの代わりに同様に用いられることができる。例えば、電流の方向に応じて開閉する同期整流器電界効果トランジスタ、又は他のデバイスが用いられてよい。
スイッチ3は、コンバータ入力IN1に(この例ではレジスタ5を介して)電気的に接続された第1のスイッチ接点を持つ。スイッチ3は、更に、電気エネルギー貯蔵デバイス、例えばインダクタ2に電気的に接続された第2のスイッチ接点を持つ。第1のスイッチ接点は、スイッチ3の伝導状態では、第2のスイッチ接点に電気的に接続されている。この伝導状態においては、スイッチは閉じていると呼ばれる。従って、スイッチ3は、伝導状態において、貯蔵入力(貯蔵デバイスの入力)とコンバータ入力IN1、IN2との間の電気接触を可能にする。この伝導状態において、電流は、入力ノードIN1から出力ノードOUT1にレジスタ5、スイッチ3及びインダクタ2を介して流れることができ、電気エネルギーはこの状態でインダクタ2に貯蔵される。スイッチ3の非伝導状態では、第1のスイッチ接点は第2のスイッチ接点から電気的に分離される。この非伝導状態においては、スイッチは開いていると呼ばれる。従って、非伝導状態では、インダクタ2とコンバータ入力IN1との間の電気接触は中断される。
非伝導状態においては、入力ノードIN1からは電流が実質的に全く流れない。しかし、非伝導状態において、電流は入力ノードIN2から出力ノードOUT1へダイオード6及びインダクタ2を介して流れることができ、インダクタ2によって電気エネルギーは出力OUT1に向かって放出されることができる。使用中、スイッチ3は、伝導状態から非伝導状態へ、また、非伝導状態から伝導体へ、スイッチ制御デバイス4によって切り替えられ、従って、エネルギーは、インダクタに交互に貯蔵及び放出される。これによってコンバータ出力における電力の平均電流及び/又は電圧が制御されることができ、これにより、電力が変換されることができる。
図2−Aにおいて、エネルギーの貯蔵及び放出のプロセスの連続した段階は、インダクタ2から出力OUT1へ流れる電流の量を時間tの関数として表す実線I2によって図示される。図2−Aに示されるように、スイッチ3が伝導状態にある場合、電流は入力IN1から出力OUT1へインダクタ2を通じて流れ、エネルギーは、一次ストローク期間tprimと呼ばれる時間の間、インダクタに貯蔵される。インダクタの電磁場にエネルギーが多く貯蔵されるほど、電流から取られる電力は少なくなり、従って、より多くの電流がインダクタを通じて流れることになる。一次ストロークにおいて、エネルギーは、インダクタ2によって、また、コンバータ出力OUT1への電流を介して、放出される。しかし、最終的な結果としては、一次ストロークtprimの間にはインダクタ2に貯蔵されるエネルギーは増加する。
或る瞬間に、スイッチ3は、非伝導状態に切り替えられる。この結果、電力は最早インダクタ2に供給されず、二次ストロークtsecと呼ばれる期間中、エネルギーがインダクタ2から電流として放出される。一次ストロークtprim及び二次ストロークtsecは、合わせて、コンバータ1のオンタイムtonとも呼ばれる。図1の例において、制御デバイス4は、インダクタ2を通じる電流が所定の最大値に到達したら、スイッチ3を非伝導状態に切り替える。所定の最大値は、特定の実施態様にとって適切ないかなる最大値であってもよく、一定値であっても変数値であってもよく、例えば何らかのアルゴリズムによって予め決定されてもよい。同様に、所定の最大値は、固定されていても調整可能であってもよい。電気コンバータにおける遅延に対して補償するために、制御デバイス4は、電流が所定の最大値に実際に到達する前に、スイッチ3を切り替えることを開始してもよい。これは、例えば、インダクタを通じる電流が所定の最大値に到達する予想される瞬間を計算して、この予想される瞬間にスイッチ3が非伝導になるようにスイッチ3を切り替えることにより、行う。
インダクタ2が貯蔵されたエネルギーのほぼ全てを放出した後は、インダクタ2から出力OUT1に電流は実質的に全く流れない。二次ストロークに続く、実質的に電流が流れないこの期間は、オフタイムtoffと呼ばれる。オフタイムtoffにおいては、スイッチ3は依然として非伝導状態にある。一次ストロークtprim、二次ストロークtsec及びオフタイムtoffは、合わせて、変換期間Tと呼ばれ、スイッチ期間Tとも呼ばれる。図2−Aは、3つの変換期間を示す。オフタイムtoffの後、スイッチ3は、伝導状態に戻され、エネルギーの貯蔵及び放出のサイクルは再び実行されることができる。図1の例において、オフタイムtoffは、インダクタを通じて流れる平均電流が所定の値に到達したら終了する。1つの変換期間Tに対して平均が取られる。
一次及び二次ストロークの最中にインダクタ2を通じる平均電流は、最大電流によって決定される。一般的に、電流は、レジスタ5及びインダクタ2のため、一次ストローク中には指数関数的に増加し、二次ストローク中には指数関数的に減少する。この例では、レジスタ5は、小さい抵抗を持ち、電流は、時間の関数としてほぼ線形の挙動を持つ。従って、オンタイムton中の平均電流は、所定の最大電流の平均にほぼ等しい。従って、オフタイムtoffを変化させることによって変換期間の平均電流は制御されることができる。数学的には:
average=Imax*(tprim+tsec)/(2*T) (1)
この式(1)においては、Iaverageは平均電流を表し、Imaxは所定の最大電流を表す。従って、オフタイムtoffの持続時間の制御を通じて変換期間Tを変化させることにより、変換期間中の平均電流は制御されることができる。従って、所定の値が最大電流Imaxの係数α倍のときは、オフタイムtoffは、以下のように制御される。
off=(1−α)(tprim+tsec)/α (2)
この例においては、一次ストローク及び二次ストロークの最中のインダクタ2を通じる電流は、オンタイムの関数として実質的に線形であることに注意されたい。しかし、本発明によるコンバータにおいて、電流は異なった挙動をしうる、例えば、時間の二次関数又は他の関数でありうる。
図1の例において、レジスタ5は、入力ノードIN1からインダクタ2を通じて出力OUT1へ流れる電流を検出する電流検出デバイスである。なぜなら、レジスタ5にかかる電圧V5はこの電流にレジスタ5の抵抗を乗じたものに等しいからである。一般に、この電流は、1〜10アンペアの範囲の最大値を持ち、レジスタ5は、特定の実施態様に適したいかなる抵抗を持ってもよい。コンバータにおける電力損失を低減するために、抵抗は、可能な限り低いべきであり、例えば、10〜100mΩの範囲であるべきである。このような抵抗は、0.01〜1Vの範囲のレジスタ5における電圧降下を結果として生じ、これは、容易に測定可能である。しかし、インダクタ2を通じて流れる電流、レジスタ5の抵抗及びレジスタ5における電圧降下も、同様に、特定の実施態様に適したいかなる他の値を持ってもよい。
図1の例において、電流検出デバイス及びスイッチ3は、別個のデバイスとして、即ちレジスタ5及びスイッチ3として、実現される。しかし、電流検出デバイス及びスイッチ3は、代わりに、単一のデバイスであってもよく、例えば、当技術分野においてsensefetとしても知られるセンシング電界効果トランジスタであってもよい。一般に、sensefetは、ソース及びドレインを通じて流れる電流を検出することができ、伝導状態及び非伝導状態に切り替えられることができる。従って、入力ノードIN1とインダクタ2との間に接続されたsensefetは、スイッチ機能に加えて電流検出機能を実行することができる。
図1の例において、電流検出デバイス、例えばレジスタ5は、更に、インダクタ2へ流れる電流を最大値に制限する。従って、レジスタ5は、スイッチ3の伝導状態においてリミッタとして動作する。しかし、スイッチ3が非伝導状態にあるとき、例えば二次ストロークの最中及びオフタイムにあるとき、レジスタ5は、電流を制限しない。なぜならレジスタ5を通じて電流は流れないからである。従って、二次ストローク及びオフタイムにおいて、レジスタ5は、インダクタ2からコンバータ出力OUT1に放出されるエネルギーを放散させない。レジスタ5を通じる最大電流は、例えば、所定の最大電流Imaxに等しくてもよく、これは、スイッチ3のスイッチングをトリガし、従って、一次ストロークtprimの終了及び二次ストロークtsecの開始をトリガする。
図2−Aに示されるように、インダクタ2を通じて流れる電流は、電磁場におけるエネルギーの貯蔵の最中に、例えば一次ストロークtprimの最中に、更なるエネルギーがインダクタ2において貯蔵されるので、増加する。飽和電流は、インダクタ2にこれ以上エネルギーが貯蔵されることができないときに流れる電流である。レジスタ5又は制御デバイス4によって許可される最大電流は、所定の最大電流Imaxを飽和電流よりも低くセットし、これにより、インダクタ2が飽和される前にスイッチ3を自動的にスイッチすることにより、例えば、インダクタ2の飽和電流以下にセットされることができる。このことにより、インダクタ2は飽和に対して自動的に保護される。図3及び4において更に詳細に示されるように、所望の平均電流は、図1の例の制御装置4を介して自動的に得られる。この例では、制御デバイス4は、コンバータ1の適切なオンタイム及びオフタイムtoffを与えられたら、平均電流が所定の値に等しくなるようにスイッチ3をスイッチする、スイッチ制御デバイスである。一般的に、スイッチ制御デバイス4は、本発明による電気コンバータデバイスの状態を制御するための特定の実施態様に適したいかなる態様で実現されてもよい。図3は、図1の電気コンバータ1の例において用いられることができる自動スイッチングのためのスイッチ制御デバイス4の例を示す。スイッチ3が異なった態様で同様に切り替えられることができることに注意されたい。制御デバイス4は、例えば、一次ストローク及び二次ストロークの間に最大電流を測定し、所定の平均電流を達成するのに適切なオフタイム期間を計算し、それに応じて又は他の態様でスイッチ3を切替える、適切にプログラムされたマイクロプロセッサを有してもよい。
図3のスイッチ制御デバイス4は、第1の信号V5と基準信号Vrefとの比較が、開放の基準を満足させる結果を与えた後、スイッチ3を開く。この例では、スイッチ制御デバイス4は、コンパレータ44を有する第1の時間制御デバイスを持ち、これは、レジスタ5を通じる電流を測定し、測定された電流を基準値と比較することができる。
これは、この例では、レジスタ5にかかる電圧V5を測定して電圧V5を基準電圧Vrefと比較することによって行う。電圧V5が基準電圧Vrefを上回ると、制御デバイス4はスイッチ3を開き、一次ストロークtprimは終了される。従って、インダクタ2を通じるピーク電流Ipeak及び所望の平均電流量は、例えば基準電圧Vrefを適応させることにより第1の時間制御デバイスにスイッチ3を開けさせる基準を変更することによって、容易に調整されることができる。
スイッチ制御デバイス4は、第2の信号を基準信号Vtrと比較して、比較の結果が閉鎖基準を満足させるならば、スイッチ3を閉じる。この目的のため、スイッチ制御デバイス4は、ノード431における電圧V431をトリガ電圧Vtrと比較する第2のコンパレータデバイス43を備える第2の時間制御デバイス40を持つ。電圧V431がトリガ電圧Vtrを上回ると、スイッチ制御デバイス4はスイッチ3を閉じ、従って、一次ストロークは開始される。このように、インダクタ2を通じる平均電流Iaverageは、容易に調整されることができる。以下でより詳細に説明されるように、平均電流Iaverageは、例えば、第2の信号が発生させられる態様で、例えば、第1のオンオフ周期制御デバイス41における係数αを変化させることによって、又は何らかの他の態様で、変更されることができる。
図3の例において、スイッチ制御デバイス4は、第1のオン/オフ周期制御デバイス41を有する。第1のオン/オフ周期制御デバイス41は、第1のコンデンサ(積分コンデンサ413と示される)、第1の電流源412及びスイッチ414を有し、これらは互いに接続され、中断可能な電流ループを形成する。スイッチ414は、断続器として動作し、この中断可能な電流ループを開閉することができる。この中断可能な電流ループは、積分コンデンサ413の1つのノードで、第2の電流源411に接続されている。従って、スイッチ414がループを開いたままに維持すると、電流がループを通じて流れることはなく、電流は、第2の電流源411から、第2の電流源411に接続された積分コンデンサ413のノードにのみ流れることができる。開ループ状態では、積分コンデンサ413は充電され、従って、積分コンデンサ413にかかる電圧は増加される。ループがスイッチ414によって閉じられると、電流はループを通じて流れることができる。従って、積分コンデンサ413は放電することになり、積分コンデンサ413にかかる電圧は減少する。
図3の例においては、第1のオン/オフ周期制御デバイス41のループは、一次及び二次ストロークの最中に閉じており、ループは、オフタイムtoffの最中には開いている。従って、一次ストロークtprim及び二次ストロークtsecの間、スイッチ414は閉じている、即ち伝導状態にあり、オフタイムtoffではスイッチ414は開いている、即ち非伝導状態にある。従って、電圧V413は、一次ストロークtprim及び二次ストロークtsecの間、減少し、オフタイムtoffの間、増加する。積分コンデンサ413への電流は、図2−Aにおいて破線I413で表される。積分コンデンサ413にかかる電圧は、図2−Bにおいて時間の関数として破線V413で表される。図2−Bに示すように、積分コンデンサ413にかかる電圧は、DCオフセットレベルVDC周辺で、交互に増減する。
示される例では、第1の電流源412は示される方向に電流Irefを送出し、第2の電流源411は、矢印で示される方向に電流Iref*αを供給するようにセットされ、ここでαは1より小さい係数である。従って、閉ループ状態では、積分コンデンサ413にかかる電圧V413は、以下のように記述することができる。
413=V−((1−α)*Iref*tclosed)/C413
ここで、C413は、積分コンデンサ413の容量を、Vは、ループが閉じた瞬間の積分コンデンサ413にかかっている電圧を、そして、tclosedは、ループが閉じた後に経過した時間を表す。
ループが開けられると、積分コンデンサ413にかかる電圧は、以下のように記述することができる。
413=V+(α*Iref*topen)/C413
ここで、topenは、ループをスイッチ414で開けた後に経過した時間を、そして、V0は、ループが開いた瞬間の積分コンデンサ413にかかっている電圧を表す。開き時間topenは、コンバータ1のオフタイムに等しく、閉じ時間tclosedはコンバータ1のオンタイムtonに等しい。従って、積分コンデンサ413にかかる電圧は第2の信号V431として用いられ、トリガ電圧VtrがVにセットされたら、スイッチ3は閉じられる。即ち、一次ストロークtprimは、オフタイムが(1−α)(tprim+tsec)/αに等しくなり、平均電流が所定の値になったら、開始する。
図3に示される第1のオン/オフ周期制御デバイス41を有する制御デバイスを備えた本発明によるコンバータの平均電流は、電流源411、412の電流の比αを変化させることによって容易に調整されることができる。例えば、第2の電流源411から積分コンデンサ413への平均電流は(従って定数αも)第2の電流源411からの電流を交互にイネーブル及びディスエーブルすることによって制御されることができる。第2の電流源411から積分コンデンサ413への平均電流は、このとき、αかけるIrefかけるイネーブル及びディスエーブルのデューティサイクルに等しい。このとき、第2の電流源411からの電流は、イネーブル及びディスエーブルの周波数を持つ。しかし、この周波数成分は、積分コンデンサ413の積分特性によって解消される。第2の電流源411から積分コンデンサ413への電流の交互のイネーブル及びディスエーブルのため、平均コンバータ電流はデューティサイクルに線形に従属し、従って、平均電流の線形的な制御がデューティサイクルの制御を通じて得られる。イネーブル及びディスエーブルは、例えば、第2の電流源411とスイッチの積分キャパシタ413との間にスイッチを設け、適切なスイッチ制御手段によって該スイッチを交互に開閉することによって実現することができる。
コンバータの電流は、積分コンデンサ413にかかる電圧を介しても、同様に制御されることができる。例えば、電界効果トランジスタはそのソース及びドレインによって積分コンデンサ413のそれぞれの電極に接続されてよい。電界効果トランジスタのゲートに適切な電圧を印加することにより、積分コンデンサ413の電極間の電界効果トランジスタを介して電流が流れるようにされることができ、これにより、積分コンデンサ413は放電され、積分コンデンサ413にかかる電圧は変化される。
第1のオン/オフ周期制御デバイス41と、随意の第2のオンオフ周期制御デバイス42とは、単純であり、部品を少数しか使用しない。更に、第1のオンタイム制御デバイス41は、ファーストオーダー(first order)集積制御ループを形成し、これは、オンタイムtonをその入力として、オフタイムtoffをその出力として、有する。従って、スイッチ制御デバイス4は、フィードバックループを使用せず、従って、フィードバックによって生じる安定性の問題を有さない。
図3の例において、積分コンデンサ413は、第2のオン/オフ周期制御デバイス42の電圧/電流コンバータ421の電圧入力415に接続される。電圧/電流コンバータ421は、その入力において例えば数式I=f(V)で表される電圧Vの関数である電流Iを出力する。図4〜6は、前記電圧/電流コンバータ421の例を示す。図3の例において、電圧/電流コンバータ421は、図4において表されるように実現されるはずである。
電圧/電流コンバータ421の電流出力は、第2のコンデンサ422の接点に接続されている。第2のキャパシタ422は、これにより、積分コンデンサ413にかかる電圧V413に応答して、電流出力からの電流によって充電される。よって、第2のコンデンサに供給される電流の量は、従って、第2のコンデンサ422の接点にかかる電圧V422も、積分コンデンサ413にかかる電圧V413に、従って係数αにも、依存する。従って、オフタイムは、係数αにも依存する。更に、コンバータは、電圧/電流コンバータ421及び積分コンデンサ413を介してソフトスタートされることができる。最初は、積分コンデンサ413には低い電圧しか存在せず、この電圧は、幾つかのスイッチング動作の後、増加する。幾つかの周期の後、積分コンデンサ413にかかる電圧は、図2−Bに示すようにDC−オフセットVDCを有する。積分コンデンサ413にかかる電圧が低いと、電圧/電流コンバータ421によって小さい電流しか出力されず、従って、第2のキャパシタ422は、比較的ゆっくりと充電され、第2のキャパシタ422にかかる電圧がトリガ電圧Vtrに到達するまで、比較的長い時間がかかる。従って、積分コンデンサ413にとって適切な容量を使用することで、第2のキャパシタ422をVrefに充電するための時間は比較的長くなり、コンバータ出力OUT1で供給される電力の量は、最初は低くセットされ、時間とともに増加されることができる。充電及び放電のための時間は、第2の電流源411の定数αを介しても調整されることができる。
第2のオン/オフ周期制御デバイス42は、第2のコンパレータ43の入力に接続されている。図2−Bにおいて、線V422は、正の入力431における電圧を時間の関数として表す。トリガ電圧Vtrは、点線Vtrによって示される。第2のキャパシタ422は、スイッチ423に接続され、このスイッチ423によって電流ループを形成する。スイッチ423は、ループを開閉することができる。第2のキャパシタ423の1つのノードで、ループは第2のコンパレータ43の正の入力431に接続されている。従って、第2のキャパシタ422にかかる電圧V422は、第2のコンパレータ43に伝達される。スイッチ423は、図1のコンバータのインダクタ2を通じて流れる電流に依存してスイッチされ、インダクタ2を通じる電流が、図2−Aの破線によって示されるその最大値に到達した瞬間に、開かれる。
図3の例において、一次ストロークtprimが開始されると、スイッチ423は閉じられる、即ち、スイッチ423は伝導状態にスイッチされる。従って、図2−Bにおいて実線V422によって示されるように、一次ストロークtprimの開始時に、第2のコンデンサ422は短絡され放電される。これにより、一次ストロークtprimの短すぎる期間は防止され、これは、コンバータ出力OUT1、OUT2における出力電流の量が高い精度で制御されなければならない場合、特に有用である。
図3の例において、スイッチ423は、一次ストロークtprim全体の間、閉じたままである。しかし、一次ストロークtprimの開始時に、短い期間だけ、例えばパルス状に、スイッチ423を閉じることも可能である、。スイッチ423を第2のコンデンサ422にかかる電圧に応じて、例えば、第2のコンデンサ422にかかる電圧が実質的にゼロになるまで、閉じたままにすることも可能である。
電圧/電流コンバータ421は、例えば、図4に示されるように実現されてもよいが、代わりに異なった態様で実現されてもよい。例えば図5及び6に示されるように、又は他の態様で、実現されてよい。一般に、電圧/電流コンバータ421は、特定のアプリケーションに適したあらゆる態様において実現されてよい。
図4の電圧/電流コンバータ421において、増幅器4211の出力は、バイポーラトランジスタ4224のベースに接続されている。増幅器4211の反転入力は、バイポーラトランジスタ4224のエミッタに接続されている。エミッタは、レジスタ4222を介してアースに接続される。バイポーラトランジスタ4224のコレクタは、電流ミラー4223の入力に接続され、これは、出力において、バイポーラトランジスタ4224によって電流ミラー4223から引き出される電流に比例する電流を出力し、これらの電流は、A:1の比を有する。従って、電流ミラー4223の出力の電流は、増幅器4211の非反転入力に印加される電圧に線形に依存する。
図5の例において、バイポーラトランジスタ4225はそのベースで第1の時間制御デバイスに接続される。バイポーラトランジスタのコレクタは、電流ミラーに接続され、エミッタはグラウンドに接続される。従って、電流ミラー4223の出力の電流は、トランジスタのベースに印加される電圧に指数関数的に依存する。
図6において、電界効果トランジスタ4226のゲートは、第1の時間制御デバイス41に接続されている。ソースは、グラウンドに接続され、ドレインは電流ミラーに接続されている。従って、電流ミラー4223の出力の電流は、電界効果トランジスタ4226のゲートに印加される制御電圧に、事実上二次関数的に依存する。
本発明によるコンバータのスイッチングは、電気エネルギー貯蔵デバイスを通じて流れる電流のみに依存する。従って、スイッチングは、コンバータの入力電圧又は出力電圧からは実質的に独立しており、インダクタ2のインダクタンスからも独立している。従って、本発明によるコンバータの出力電流も、コンバータの入力電圧又は出力電圧から独立しており、インダクタ2のインダクタンスからも独立している。
図3及び4のスイッチ制御デバイス4の例は、生来的な安定性を持つ。なぜなら、フィードバックは存在せず、オフタイムはフィードフォワードに制御されるからである。従って、本発明による電気コンバータを安定させるために追加の処置は必要とされない。更に、第2のオン/オフ動作の周期制御デバイス42が用いられるならば、第1のオン/オフ周期制御デバイス41のコンデンサ413は、本発明による電気コンバータが機能することに必須ではない。積分コンデンサ413にかかる電圧がクリップされない限り、所望の平均電流が、オン/オフ周期制御デバイス41、42における電流バランスを介して得られる。更に、例えばtoffの不規則な変化によって生じる低調波変化は、電流バランスのため、平均電流を大幅に乱すことはない。しかし、本発明による電気コンバータにおいて、スイッチ制御デバイス4は、同様に、第1のオンオフ周期制御デバイスのみを有し、第2のオンオフ周期制御デバイスを有さなくてもよい。
図7は、本発明による電気変換回路の他の例を示す。図7の例において、一次ストロークの間、バッテリを通じて実質的に電流は流れない。なぜなら、インダクタがダイオード及びバッテリにループで接続され、インダクタとダイオードと間のノードがスイッチを介して入力に接続され、ダイオードとバッテリとの間のノードは、他の入力に接続されているからである。図7の例において、スイッチは図3の例に類似した制御回路によって制御されてもよい。しかし、1つの変換期間の最中にインダクタ2を通じてバッテリに流れる平均電流は、1/2*Imax*(tprim+tsec)/Tではなく(1/2*Ipeak*tsec)/Tに等しく、例えば、スイッチ413を、tonではなくtsecでスイッチすることによって、平均電流は、オフタイムtoffを介しても制御されることができる。
図1及び6の本発明による電気コンバータの例のコンバータ出力OUT1、OUT2は、電流出力である。しかし、本発明による電気コンバータは、同様に、電圧出力であるコンバータ出力を有してもよい。例えば、図1の電気コンバータ1の例のコンバータ出力OUT1、OUT2は、出力電圧制御回路に接続されていてもよく、この回路は、コンバータ出力における出力電圧を検出し、コンバータ出力において出力される電流を、特定の出力電圧を維持するように調整する出力電圧制御回路は、例えば、図1のスイッチ制御デバイス4における第2の電流源411の定数αを、適切な手段を介して、例えば上記でより詳細に説明されたようにスイッチのデューティサイクルを介して、調整することができる。
本発明による電気コンバータは、本線の電圧から充電される充電式バッテリを備えた種々の装置、特に充電式の電動シェーバ及び電動歯ブラシに、適切である。図8は、例示により、シェービングヘッドSHを駆動するモータMを備えたシェーバSVRを示す。モータMは、スイッチSWに係合され、これは、モータMを充電式バッテリBに接続し、これらは合わせて、他の電子部品と共に(例えば図1及び3に示される回路の電子部品と共に)、シェーバSVRのプリント回路基板に収容される。図8は更に電源ユニットPSUを示し、これは電気コンバータデバイスの一部を含んでもよい。電源ユニットPSUは、本線の電圧及び接続コードCRDへの接続のための統合された本線プラグPLGを持ち、これは、出口OTLによってシェーバSVRの入口ソケット(図示せず)に結合されることができる。
本発明による電気コンバータの例の回路図を図式的に示す。 時間の関数としての、図1の本発明によるコンバータの異なった部分における電流のグラフを図式的に示す。 時間の関数としての、図1の本発明によるコンバータの異なった部分における電圧のグラフを図式的に示す。 図1の本発明による電気コンバータの例に適したスイッチ制御デバイスの例の回路図を示す。 図3のスイッチ制御デバイスの例に適した電圧/電流コンバータの例の回路図を図式的に示す。 図3のスイッチ制御デバイスの例に適した電圧/電流コンバータの例の回路図を図式的に示す。 図3のスイッチ制御デバイスの例に適した電圧/電流コンバータの例の回路図を図式的に示す。 本発明による電気コンバータの他の例の回路図を図式的に示す。 本発明による電気コンバータを有する電気器具の例を示す。

Claims (11)

  1. −電力を入力するための少なくとも1つのコンバータ入力と、
    −電力を放出するための少なくとも1つのコンバータ出力と、
    −前記コンバータ入力のうちの少なくとも1つに接続された貯蔵入力を持ち、且つ、前記コンバータ出力のうちの少なくとも1つに接続された貯蔵出力を持つ、一次ストローク期間の間、前記入力された電力から電気エネルギーを貯蔵し、二次ストローク期間の間、前記コンバータ出力に電気エネルギーを放出するための、電気エネルギー貯蔵デバイスと、
    を有する電気コンバータにおいて、当該電気コンバータは、更に、制御デバイスを有し、当該制御デバイスは、
    −前記電気エネルギー貯蔵デバイスへ流れる電流の量を検出するための電流センサと、
    −前記ストローク期間のうちの少なくとも1つの持続時間を、当該ストローク期間中に前記電気エネルギー貯蔵デバイスへ流れる前記電流が、所定の最大電流に実質的に等しいかそれより小さくなるように制御するための、前記電流検出デバイスに通信可能に接続された第1の時間制御デバイスと、
    −前記電気エネルギー貯蔵デバイスへ流れる前記電流の時間平均が所定の値に等しくなるように、前記電気エネルギー貯蔵デバイスが電気エネルギーを実質的に放出しないオフタイム期間の持続時間を制御するための第2の時間制御デバイスであって、前記時間平均は、前記一次ストローク期間、前記二次ストローク期間及び前記オフタイム期間を有するスイッチング期間に亘る平均である、第2の時間制御デバイスと、
    を有する、電気コンバータ。
  2. 請求項1に記載の電気コンバータにおいて、前記第1の時間制御デバイスは、前記電気エネルギー貯蔵デバイスへ流れる前記電流が、前記所定の最大電流に等しいときに、前記一次ストローク期間を終了させるための手段を有する、電気コンバータ。
  3. 請求項1又は2に記載の電気コンバータにおいて、前記第2の時間制御デバイスは、スイッチング期間中に前記電気エネルギー貯蔵デバイスへ流れる前記平均電流が、前記所定の値に等しいときに、前記オフタイム期間を終了させるための手段を有する、電気コンバータ。
  4. 請求項3に記載の電気コンバータにおいて、前記第2の時間制御デバイスは、前記電気エネルギー貯蔵デバイスの前記一次及び二次ストロークの所望の時間に対応するオンタイム期間及び前記電気エネルギー貯蔵デバイスの所望のオフタイム期間に対応するオフ期間を決定するための第1のオン/オフ期間制御デバイスを有し、当該第1のオン/オフ期間制御デバイスは、オフタイム終了信号を出力するための出力を有し、前記出力は、前記電気エネルギー貯蔵デバイスの制御部に通信可能に接続される、電気コンバータ。
  5. 請求項4に記載の電気コンバータにおいて、前記第1のオン/オフ期間制御デバイスは、
    中断可能なループの第1の電流源に接続された第1のコンデンサであって、前記中断可能なループは更に第2の電流源に接続される、コンデンサと、
    前記検出された電流が前記所定の最大電流に等しいときに前記中断可能なループを中断し、前記電流検出デバイスによって検出される前記電流が実質的にゼロであるときに前記中断可能なループを閉じるための、断続器と、
    を有する、電気コンバータ。
  6. 請求項4又は5に記載の電気コンバータにおいて、前記第2の時間制御デバイスは、更に、前記二次ストローク期間及び前記オフタイム期間の所望の組み合わせられた時間に対応する第2のオフ期間を決定するための、前記第1のオン/オフ期間制御デバイスの前記出力に通信可能に接続された第2のオン/オフ期間制御デバイスを有し、当該第2のオン/オフ期間制御デバイスは、前記第2のオフ期間の終了時に前記一次ストローク期間を開始させるための開始信号を発生させるように構成される、電気コンバータ。
  7. 請求項6に記載の電気コンバータにおいて、前記第2のオン/オフ期間制御デバイスは、
    前記第1のコンデンサにかかる前記電圧に対応する電流を出力するための電流出力を持つ、前記第1のコンデンサに接続される電圧/電流変換器と、
    前記電流出力への接点に接続される第2のコンデンサであって、前記接点はコンパレータデバイスにも接続され、当該コンパレータデバイスは、前記第2のコンデンサにかかるコンデンサ電圧をトリガ電圧と比較し、前記トリガ電圧が前記コンデンサ電圧より低ければ前記開始信号を出力する、第2のコンデンサと、
    前記開始信号に応答して前記第2のコンデンサを放電するための放電デバイスと、
    を有する、電気コンバータ。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の電気コンバータにおいて、更に、少なくとも1つのスイッチを有し、当該スイッチは、伝導状態では、前記貯蔵入力と前記少なくとも1つのコンバータ入力との間に電気接触を設立して前記電気エネルギー貯蔵デバイスに電気エネルギーを貯蔵し、非伝導状態では、前記電気エネルギー貯蔵デバイスの前記コンバータ入力との電気接触を中断して前記電気エネルギー貯蔵デバイスから前記コンバータ出力へ電気エネルギーを放出し、前記スイッチは前記制御デバイスによって制御される、電気コンバータ。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の電気コンバータにおいて、前記電流検出デバイス、前記スイッチ及び前記電気エネルギー貯蔵デバイスは、第1のコンバータ入力と第1のコンバータ出力との間に直列に接続され、前記スイッチと前記電気エネルギー貯蔵デバイスとの間のノードは、一方向伝導デバイスで第2のコンバータ入力に接続される、電気コンバータ。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の電気コンバータにおいて、前記所定の最大電流は、前記電気エネルギー貯蔵デバイスの前記飽和電流と等しいかそれより小さい、電気コンバータ。
  11. 充電式バッテリと、電動モータと、前記モータを前記バッテリに接続するためのスイッチと、前記バッテリを充電して及び/又は前記モータに電力を供給するための請求項1乃至10の何れか1項に記載の電気コンバータデバイスとを有する電気器具。
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