JP2006516503A - マスターシリンダのプライマリーピストンと一体になった減圧ピストンを備えているブースター付ブレーキ - Google Patents

マスターシリンダのプライマリーピストンと一体になった減圧ピストンを備えているブースター付ブレーキ Download PDF

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シモン・バカルディト,フアン
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ボッシュ システマス デ フレナド ソシエダッド リミタダ
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Abstract

【解決手段】 本発明は、ブースターが、フィーラーとリアクションディスクによってマスターシリンダのプライマリーピストン(54)を作動させることのできるブースター付ブレーキにおいて、ばね(70)によって弾性的に戻され、少なくとも2つの半径方向分岐(64)を備えている減圧ピストン(62)が、入力の強さに従って相異なる、2つのブースト比を提供するために、マスターシリンダのプライマリーピストン(54)に組み込まれていることを特徴とするブースター付ブレーキを提供している。

Description

本発明は、自動車用のブースター付ブレーキに関する。
本発明は、より具体的には、マスターシリンダを作動させる空圧式ブレーキブースターを備えている自動車用のブースター付ブレーキにおいて:前記ブースターは、剛性のあるケーシングを備えており、その内側を、横断隔壁が、第1圧力を受ける前方チャンバと、第1圧力と第1圧力より高い圧力の間で変動する第2圧力を受ける後方チャンバを密封可能に境界を定めながら動けるようになっており;前記ブースターは、可動隔壁に固定されている可動ピストンを備えており、前記可動ピストンは、可動ピストンとプライマリーピストンの間に挟まれているケージの中に収容されているリアクションディスクによって、マスターシリンダのプライマリーピストンに作用する前面を備えており;前記ブースターは、戻しばねによってロッドに加えられる戻し力に抗して前方に加えられる軸方向入力の関数としてピストン内で選択的に動く制御ロッドを備えており;前記ブースターは、ピストン内で制御ロッドの前に配置されているプランジャを備えており、前記プランジャは、その後端に少なくとも1つの3方向弁の環状の後方座を備えており、前記三方弁は、制御ロッドが非作動状態にあり、前方チャンバと後方チャンバが連通している位置と、制御ロッドが作動しており、後方チャンバ内に広がっている第2圧力が上がり、前記弁が後方チャンバを、第1圧力より高い圧力と連通させている位置との間を漸進的に動くことができ;前記ブースターは、プランジャの前端部を形成し、ピストンから繋がっているボアを貫通するフィーラーを備えており、前記フィーラーは、制御ロッドが非作動位置にあるときは、リアクションディスクから所定のジャンプ距離に配置されており、制御ロッドが、第1の所定の強さより大きい入力で駆動されると、リアクションディスクと接触して、マスターシリンダの反力をプランジャと制御ロッドに伝達できるようになっており、リアクションディスクと接触するフィーラーの面積に対する、ケージと接触するリアクションディスクの面積の割合が、第1の所定のブースト比を定めるようになっており;前記ケージは、少なくとも1つの可動減圧壁を備えており、前記可動減圧壁は、制御ロッドが、第1の所定の強さより大きな第2の所定の強さより大きい入力で駆動されると、リアクションディスクの後面を経由してフィーラーに伝達される反力を下げるために、リアクションディスクの前方部分が拡がることのできる追加の容積をケージ内に作るように動くことができ、リアクションディスクと接触するフィーラーの面積に対する、ケージと接触するリアクションディスクの面積の割合が、第1のブースト比より大きい第2のブースト比を定める、自動車用のブースター付ブレーキに関する。
この型式のブースター付ブレーキでは、多くの例が知られている。
この様なブースター付ブレーキでは、可動減圧壁は、一般的に、ケージに取り付けられ、リアクションディスクとマスターシリンダのプライマリーピストンの間に挟まれている装置の一部を形成している。
この装置は、従来通り、リアクションディスクに取り付けられている一方の面を有するハウジングで構成されており、この面には穴が開けられ、一部分がリアクションディスクと接触して配置されている円筒形の減圧ピストンが通過できるようになっている。減圧ピストンは、ハウジングの内側に収容され、減圧ピストンと実質的に同じ直径を有するコイルばねによって、リアクションディスクに向かって弾性的に戻される。入力の強さが第2の所定の値を超えると、減圧ピストンはハウジング内に押し戻され、コイルばねを圧縮し、リアクションディスクを減圧することのできる自由容積を作り出す。
この設計は、空間要件の点で多くの欠点を有している。
具体的には、この設計には、減圧ピストンと実質的に同じ直径を有するコイルばねを使用する必要がある。従って、減圧ピストンの直径を減ずること無くコイルばねの直径を減ずることはできず、結果として、ケージ内に、リアクションディスクの適切な減圧をもたらすほどの減圧容積を作るための適切な表面積を確保できない。
逆に、適切な大きさの減圧ピストンを使用すると、ハウジングを、例えば、マスターシリンダのプライマリーピストン内に収容できるほど小さな直径のコイルばねを使用できなくなる。
この欠点を克服するために、本発明は、リアクションディスク用に適切な減圧容積を作ることができるにも関わらず、小さい寸法のコイルばねを使用することのできる、広い表面積の減圧ピストンを備えたブースター付ブレーキを提供する。
このため、本発明は、上記型式のブースター付ブレーキにおいて、マスターシリンダのプライマリーピストンがリアクションディスクと接触して配置されていることを特徴とし、また、横断方向寸法が最大の減圧ピストンと、マスターシリンダのプライマリーピストンの直径に合わせて作られた直径が最小のコイルばねを提供するために、
−リアクションディスクと接触して配置されている後面を有している後方区画であって、後面に繋がっている開口部が、所定の横断方向寸法を有する、ぴったりと嵌る減圧ピストンを収容しており、前記減圧ピストンは、少なくとも2つの半径方向分岐と、可動減圧壁を形成する後面を備えている、後方区画と、
−マスターシリンダのプライマリーピストンの外径と同じ直径を有する管状の前方区画であって、そのボアは、前記開口部の前端に繋がっており、前記所定の横断方向寸法より小さい直径を有しており、減圧ピストンの戻しロッドを収容しているコイルばねを収容している、管状の前方区画と、を備えていることを特徴とする、ブースター付ブレーキを提供している。
本発明のこの他の特徴によれば、
−前方区画と後方区画の接合部では、
・前記後方区画は、減圧ピストンの戻しばね用の軸方向ストッパを形成する少なくとも1つの面を備えており、前記面は、減圧ピストンの2つの連続する分岐の間に角度方向に配置され、ボアの内側に横断方向に突き出ており、
・前記前方区画は、減圧ピストン用の軸方向ストッパを形成する少なくとも1つの面を備えており、前記面は、減圧ピストンの2つの分岐の内の少なくとも1つの軸方向延長部に配置され、開口部の内側に突き出ており、
−減圧ピストンの各分岐の先端は、コイルばね用の少なくとも1つの支承面を備えており、前記支承面は、管状の前方区画の直径に従って定められており、
−減圧ピストンの各分岐の先端は、前方区画の軸方向ストッパ面と相互に作用するように作られている少なくとも1つの軸方向ストッパ面を備えており、
−減圧ピストンの戻しロッドは、実質的にコイルばねの内径に相当する直径を有しており、
−マスターシリンダのプライマリーピストンは、コイルばねと減圧ピストンの支承面の間に装着され、前方区画のボアの直径に相当する外径を有し、減圧ピストンの戻しロッドの直径に相当する内径を有する支承座金を備えており、
−マスターシリンダのプライマリーピストンは、
・前方区画の一部分を成す前方部分と、
・内部的に、前方区画の別の部分と後方区画を成す後方部分と、を備えており、
−後方部分は、前方部分の後端のボア内に堅く嵌め込まれており、
−前方部分は、軸方向に可変の位置で、前方部分の後端のボア内にクリンプ留めされ、コイルばねの予荷重を調整できるようになっており、
−減圧ピストンは、角度方向に等間隔に分散配置されている3つの分岐を備えており、
−減圧ピストンは、後方区画の後面の外周まで半径方向に伸張している2つの互いに反対の分岐を備えている。
本発明のこの他の特徴と利点は、以下の詳細な説明を読めば明らかになるであろうし、添付図面を参照すれば理解頂けるであろう。
以下の説明では、同じ参照番号は、同一又は同様の機能を有する構成部品を示す。
便宜上、用語「前」「後」「上」「下」は、それぞれ、図面の左、右、上、下に向いている要素又は位置を示す。
図1は、自動車用ブースター付ブレーキ10の全体を示している。
既知の方式で、ブースター付ブレーキ10は、マスターシリンダ14を作動させる空圧式ブレーキブースター12を備えている。
ブースター12は、剛性のあるケーシング16を備えており、その内側を、横断隔壁18が、第1圧力「P1」を受ける前方チャンバ20と、第1圧力「P1」と第1圧力「P1」より高い圧力「Pa」の間で変動する第2圧力「P2」を受ける後方チャンバ22にシール可能に境界を定めながら動けるようになっている。
既知の方式で、ブースター12は、可動隔壁18に固定され、リアクションディスク28を介してマスターシリンダ14のプライマリーピストンに作用することのできる前面26を備えている可動ピストン24を備えている。リアクションディスク28は、可動ピストン24とプライマリーピストン(図示せず)の間に挟まれているケージ30の中に入っている。
ブースター12は、更に、戻しばね34によってロッド32に加えられる戻し力に抗して前方に加えられる軸方向入力の関数として、ピストン24内を選択的に動く制御ロッド32を備えている。
ブースター12は、ピストン24内で制御ロッド32の前に配置されているプランジャ36を備えており、プランジャ36は、その後端38に少なくとも1つの3方向弁40の環状の後方座を備えており、3方向弁40は、制御ロッド32が非作動状態にあり、前方チャンバ20と後方チャンバ22が連通している位置と、制御ロッド32が作動しており、後方チャンバ22内に広がっている第2圧力「P2」が上がり、弁40が後方チャンバ22を、第1圧力「P1」より高い圧力「Pa」と連通させている位置と、の間を漸進的に動くことができるようになっている。
ブースター12は、プランジャ36の前端に配置され、ピストン24から繋がっているボア44を貫通するフィーラー42を備えており、フィーラー42は、制御ロッド32が非作動位置にあるときは、リアクションディスク28から所定のジャンプ距離に配置されており、制御ロッド32が、第1の所定の強さより大きい入力で駆動されたときは、そのジャンプ距離を飛び越えて、リアクションディスク28と接触して、マスターシリンダ14の反力をプランジャ36と制御ロッド32に伝達する。
この構成では、リアクションディスク28と接触するフィーラー42の面積に対する、ケージ30と接触するリアクションディスク28の面積の割合が、既知の様に、第1の所定のブースト比を定める。
この既知の設計の欠点は、制御ロッドが第1の所定の強さより大きい入力で迅速に駆動されると、前方チャンバ20と後方チャンバ22の間の圧力の平衡が取れるのに遅れが生じ、可動ピストン24が、運転者の制動操作力を十分に増強することができず、マスターシリンダ14がリアクションディスク28を経由してロッド32に加える反力にも、操作力が打ち勝たなければならなくなることである。
この欠点を克服するために、ケージ30が、制御ロッド32が第1の所定の強さより大きな第2の所定の強さより大きい入力で駆動されたときに、ケージ30内に、リアクションディスク28の前方部分がフィーラー42に対して拡張することのできる追加の容積を作り出すように動くことができる少なくとも1つの可動減圧壁を備えている上記型式のブースター付ブレーキ10(図示せず)を提供している。
このように、リアクションディスク28の後方部分は、フィーラー42のレベルで局所的に減圧することができ、それによって、リアクションディスクの後面を経由してフィーラー42に伝えられる反力を下げられるようになる。
更に、この構成では、リアクションディスクと接触しているフィーラー42の面積は小さいので、所定のブースト比が上がる。従って、この第2のブースト比は第1ブースト比より大きい。
そのようなブースター付ブレーキでは、可動減圧壁は、概括的には、ケージに取り付けられ、リアクションディスクとマスターシリンダのプライマリーピストンの間に挟まれている減圧装置の一部分を形成している。
このブースター付ブレーキ(図示せず)は、従来は、マスターシリンダのプライマリーピストンに接続されている作動ロッドに固定されているハウジングを備えており、そのハウジングの一方の面は、リアクションディスクに取り付けられており、また穴が開けられていて、円筒形の減圧ピストンがその中を通って、その部分も、リアクションディスクと接触するように構成されている。減圧ピストンは、ハウジングの内側に収納され、減圧ピストンと実質的に同じ直径を有するコイルばねによって、リアクションディスクに向かって弾性的に戻される。入力の強さが第2の所定の値を超えると、減圧ピストンは、ハウジング内に押し戻され、コイルばねを圧縮するので、リアクションディスクを減圧することのできる自由な容積が生まれる。
この設計は、空間要件の点で多くの欠点を有している。
具体的には、この設計には、減圧ピストンと実質的に同じ直径を有するコイルばねを使用する必要がある。従って、減圧ピストンの直径を減ずること無くコイルばねの直径を減ずることはできず、結果として、ケージ内に、リアクションディスクの適切な減圧をもたらすほどの減圧容積を作るための適切な表面積を確保できない。
逆に、適切な大きさの減圧ピストンを使用すると、ハウジングを、例えば、マスターシリンダのプライマリーピストンに統合できるほど小さな直径のコイルばねが使用できなくなる。
この欠点を克服するために、図2及びそれ以降の図面に示しているように、本発明は、小型の減圧装置を備えた上記型式のブースター付ブレーキ10を提供している。
既知の方式で、ブースター付ブレーキ10には、ピストン24内に形成されているケージ30が設けられており、第1の所定の強さより大きな第2の所定の強さより大きい入力で制御ロッド32が駆動されると、ケージの少なくとも1つの可動減圧壁46が動いて、リアクションディスク28の後面50を経由してフィーラー42へ伝えられる反力を下げるために、ケージ30内に、リアクションディスク28の前方部分48が広がることのできる追加の容積を作ることができるようになっている。
更に具体的には、本発明によれば、図2及びそれに続く図面に示しているように、マスターシリンダ14のプライマリーピストン54は、リアクションディスク28と接触して配置されている。図3Aから図4に示しているように、プライマリーピストン54は、リアクションディスク28と接触した状態に配置されるようになっている後面58を有する後方区画56を備えており、その中で、後面58に繋がっている開口部60は、所定の横方向寸法「E」を有するぴったりと嵌る減圧ピストン62を収容しており、ピストン62は、少なくとも2つの半径方向分岐64を備えており、その後面は、可動減圧壁46を形成している。
図3Aから5Bは、後方区画56の後面58の外周まで半径方向に伸張している、2つの直径方向に互いに反対側を向いた半径方向分岐64を備えているピストン62の第1の実施形態を示しており、図6Aと図6Bは、角度方向に等間隔に配置されている3つの半径方向分岐64を備えた本発明の第2の実施形態を示している。
但し、これらの装置は本発明を限定するものではなく、ピストン62は、更に数多くの分岐64、例えば4つ、5つ又は6つの半径方向分岐64を備えていてもよい。
図3Aから図4に示しているように、マスターシリンダ14のプライマリーピストン54は、更に、マスターシリンダ14のプライマリーピストン54と同じ外径を有する管状の前方区画66を備えており、そのボア68は、開口部60の前方端に続いており、所定の横断寸法「E」より小さい直径「D」を有しており、減圧ピストン62の戻しロッド72を収容しているコイルばね70を収容している。減圧ピストンの戻しロッド72は、減圧ピストン70の内径と実質的に同じ直径を有している。
この様に、ブースター付ブレーキ10は、最大横断寸法「E」を有する減圧ピストン62と、マスターシリンダ14のプライマリーピストン54の直径に合わせて作られた最小直径を有するコイルばね70を提供する。
なお、前方区画66と後方区画56には、それぞれボア68と開口部60が設けられているが、両者は必ずしも機械的に独立していなくてもよい。従って、本発明の好適な実施形態では、プライマリーピストン54は、前方区画66の一方の部分を構成し、内部的に前方区画66の他方の部分を構成してボア68の他方の部分を構成する後方部分57を収容している管状前方部分67と、後方区画56とを備えている。
更に具体的には、図5A及び図6Aに示しているように、前方区画66と後方区画56の接合部に、後方区画56は、減圧ピストン62の戻しばね70用の軸方向ストッパを形成する少なくとも1つの面74を備えている。
開口部60の端部に配置されている面74は、角度方向に、減圧ピストン62の2つの連続する分岐64の間に配置され、ボア68の内側に横断方向に突き出ている。従って、図3Aから図5Bに示しているように、2つの分岐64を有するピストン62と関係付けられた後方部分57は、ピストン62の2つの分岐64に対応する開口部60の2つの分岐の間に分散配置されている2つの面74を備えており、一方、図6Aと図6Bに示しているように、3つの分岐を有するピストン62と関係付けられた後方部分57は、ピストン62の3つの分岐64に対応する開口部60の3つの分岐の間に分散配置されている3つの面74を備えている。
更に、図3Aから図4、図5B及び図6Bに示しているように、前方区画66は、後方部分57、及び前方部分67と後方部分57の接合部に、減圧ピストン62用の軸方向ストッパを形成する少なくとも1つの面76を備えている。面76は、減圧ピストン62の2つの分岐64の少なくとも一方の軸方向延長部に配置されており、開口部60の内側に突き出ている。従って、各後方部分57は、ピストン62が備えている分岐64と同じ数のストッパ面76を備えている。
図5Aと図6Aに示しているように、簡単な形状を有し軸方向にコンパクトなピストン62を保持したまま、ピストン62が戻れるようにするため、減圧ピストン62の各分岐64の前端は、コイルばね70用の少なくとも1つの支承面78を備えており、この支承面は、管状の前方区画66の直径に従って定められている。
本発明の第1及び第2の実施形態に関して説明している構成では、面78は、ピストン62の全ての分岐64に亘って分散配置されている。図5Aのピストン62は、環状の肩面の形態に成形されている面78を備えており、また図6Aのピストン62は、3つの面78を備えている。
ばね70は、面78の上に直接載っていてもよいが、プライマリーピストン54は、コイルばね70と減圧ピストン62の支承面78との間に装着された支承座金79を備えているのが望ましい。この座金79は、前方区画66のボア68の直径に相当する外径を有しており、減圧ピストン62の戻しロッドの直径に相当する内径を有している。
従って、ピストン62が、図3A、図3B及び4に示している後方位置にあるときには、ばね70は、ピストンの面78と後方区画56の面74の上の同じ面に載っており、特に軸方向にコンパクトな後方部分57から恩恵を得られるようになっている。
この様にして、可動壁46は、図3Aから図3Cに示すように動くことができる。
図3Aに示している最初の位置では、ゼロ入力、又は第1の所定の強さより小さな力が制御ロッド32に加えられている。この状態では、フィーラー42は、リアクションディスク28に作用せず、リアクションディスクからジャンプ距離「d」の位置に配置されている。
図3Bに示している中間位置では、第1の所定の強さより大きく、第2の所定の強さより小さな入力が、制御ロッド32に加えられている。この状態では、第1の所定のブースト比に従って入力をプライマリーピストン54に伝えるために、リアクションディスク28は、変形し、リアクションディスク28をフィーラー42から離しているジャンプ距離「d」を実質的に無くしている。この状態では、入力がばね70の予荷重より小さいので、減圧ピストン62は、始動しておらず、区画56の後面58の面内に留まっている。リアクションディスク28は、マスターシリンダ14の全反力をフィーラー42に伝えている。
図3Cに示している減圧位置では、第2の所定の強さより大きい入力が、制御ロッド32に加えられている。この状態では、フィーラー42がリアクションディスク28に作用し、リアクションディスク28は、ばね70の対抗力に打ち勝ち、ピストン62は開口部60の中に押し込まれて、フィーラー42と接触しているリアクションディスク28を局所的に減圧している。従って、入力は、第1の所定のブースト比より大きな第2の所定のブースト比に従って、プライマリーピストン54に伝えられる。リアクションディスク28は、マスターシリンダ14の反力の一部しかフィーラー42には伝えない。
図5Aと図6Aに示しているように、減圧ピストン62の各分岐64の先端は、更に、前方区画66の軸方向ストッパ面76と相互作用するように作られた少なくとも1つの軸方向ストッパ面80を備えている。
第1及び第2の実施形態では、前方部分67は、図4に示しているように、例えば、ねじ込み又はクリンプ留めによって、後方部分57の円筒形の前端支承面82に嵌め込まれている。この組み付けは、軸方向に可変な位置で行われ、コイルばね70の予荷重を調整できるようになっている。例えば、部分67と57の軸方向の相対位置を変えるために、部分67と57の間に円形キー84を挟んでもよい。
代替案(図示せず)として、前方部分67を後方部分57の前端のボア内に堅く嵌め込んでもよい。その場合、ばね70の予荷重は、嵌め込みの深さによって決まり、従ってこれは、前記ボアの底の端部に入れられるキーによって制限される。
以上のように、本発明は、マスターシリンダ14のプライマリーピストン54と一体になった可動減圧壁46からの恩典を享受できるようにし、これにより、特に、そのような可動壁46付きのマスターシリンダ14を備えているブースター付ブレーキ10を容易に組み立てることができるようになる。
先行技術によるブースター付ブレーキの軸方向断面図である。 本発明に従って作られたブースター付ブレーキの軸方向断面図である。 図3Aは、本発明によるブースター付ブレーキのブースター形成部分の詳細な断面図であり、制御ロッドが、第1の所定の強さより大きな力で駆動されている状態を示している。
図3Bは、本発明によるブースター付ブレーキのブースター形成部分の詳細な断面図であり、制御ロッドが、第1の所定の強さより大きく、第2の所定の強さより小さい力で駆動されている状態を示している。
図3Cは、本発明によるブースター付ブレーキのブースター形成部分の詳細な断面図であり、制御ロッドが、第2の所定の強さより大きな力で駆動されている状態を示している。
前記後方部分の第1の実施形態によるマスターシリンダプライマリーピストンの組み立て斜視図である。 図5Aは、前記後方部分の第1の実施形態によるマスターシリンダプライマリーピストンの後部前側の分解斜視図である。
図5Bは、前記後方部分の第1の実施形態によるマスターシリンダプライマリーピストンの後部後側の分解斜視図である。
図6Aは、前記後方部分の第2の実施形態によるマスターシリンダプライマリーピストンの後部前側の分解斜視図である。
図6Bは、前記後方部分の第2の実施形態によるマスターシリンダプライマリーピストンの後部後側の分解斜視図である。

Claims (11)

  1. マスターシリンダ(14)を作動させる空圧式ブレーキブースター(12)を備えている自動車用のブースター付ブレーキ(10)であって、
    前記ブースター(12)は、剛性のあるケーシングを備えており、その内側を、横断隔壁(18)が、第1圧力(P1)を受ける前方チャンバ(20)と、前記第1圧力(P1)と前記第1圧力(P1)より高い圧力(Pa)の間で変動する第2圧力(P2)を受ける後方チャンバ(22)を密封可能に境界を定めながら動けるようになっており、
    前記ブースター(12)は、前記可動隔壁(18)に固定されている可動ピストン(24)を備えており、前記可動ピストン(24)は、前記可動ピストン(24)とプライマリーピストン(54)の間に挟まれているケージ(30)の中に収容されているリアクションディスク(28)によって、前記マスターシリンダ(14)の前記プライマリーピストン(54)に作動する前面(26)を備えており、
    前記ブースター(12)は、戻しばね(34)によって制御ロッド(32)に加えられる戻し力に抗して前方に加えられる軸方向入力の関数として前記ピストン(24)内で選択的に動く制御ロッド(32)を備えており、
    前記ブースター(12)は、前記ピストン(24)内で前記制御ロッド(32)の前に配置されているプランジャ(36)を備えており、前記プランジャ(36)は、その後端(38)に、少なくとも1つの3方向弁(40)の環状の後方座を備えており、前記3方向弁(40)は、前記制御ロッド(32)が非作動状態にあり、前記前方チャンバ(20)と前記後方チャンバ(22)が連通している位置と、前記制御ロッド(32)が作動しており、前記後方チャンバ(22)内に広がっている第2圧力(P2)が上がり、前記弁(40)が前記後方チャンバ(22)を、前記第1圧力(P1)より高い圧力(Pa)と連通させている位置との間を漸進的に動くことができ、
    前記ブースター(12)は、前記プランジャ(36)の前端部を形成し、前記ピストン(24)から繋がっているボア(44)を貫通するフィーラー(42)を備えており、前記フィーラー(42)は、前記制御ロッド(32)が非作動位置にあるときは、前記リアクションディスク(28)から所定のジャンプ距離(d)に配置されており、前記制御ロッド(32)が、第1の所定の強さより大きい入力で駆動されると、前記リアクションディスク(28)と接触して、前記マスターシリンダ(14)の反力を前記プランジャ(36)と前記制御ロッド(32)に伝達できるようになっており、前記リアクションディスク(28)と接触する前記フィーラーの(42)面積に対する、前記ケージ(30)と接触する前記リアクションディスク(28)の面積の割合が、第1の所定のブースト比を定めるようになっており、
    前記ケージ(30)は、少なくとも1つの可動減圧壁(46)を備えており、前記可動減圧壁(46)は、前記制御ロッド(32)が、前記第1の所定の強さより大きな第2の所定の強さより大きい入力で駆動されると、前記リアクションディスク(28)の後面(50)を経由して前記フィーラー(42)に伝達される反力を下げるために、前記リアクションディスク(28)の前方部分(48)が拡がることのできる追加の容積を前記ケージ(30)内に作るように動くことができ、前記リアクションディスク(28)と接触する前記フィーラー(28)の面積に対する、前記ケージと接触する前記リアクションディスク(28)の面積の割合が、前記第1のブースト比より大きい第2のブースト比を定める、自動車用のブースター付ブレーキにおいて、
    前記マスターシリンダの前記プライマリーピストン(54)が前記リアクションディスク(28)と接触して配置されていることを特徴とし、更に、横断方向寸法(E)が最大の減圧ピストン(62)と、前記マスターシリンダ(14)の前記プライマリーピストン(54)の直径に合わせて作られた直径(D)が最小のコイルばね(70)を提供するために、
    −前記リアクションディスク(28)と接触して配置されている後面(58)を有している後方区画(56)であって、前記後面(58)に繋がっている開口部(60)が、所定の前記横断方向寸法(E)を有する、ぴったりと嵌る減圧ピストン(62)を収容しており、前記減圧ピストン(62)は、少なくとも2つの半径方向分岐(64)と、前記可動減圧壁(46)を形成する後面を備えている、後方区画(56)と、
    −前記マスターシリンダ(14)の前記プライマリーピストン(54)の外径と同じ直径を有する管状の前方区画(66)であって、そのボア(68)は、前記開口部(60)の前端に繋がっており、前記所定の横断方向寸法(E)より小さい前記直径(D)を有しており、前記減圧ピストン(62)の戻しロッド(72)を収容しているコイルばね(70)を収容している、管状の前方区画(66)と、を備えていることを特徴とする、ブースター付ブレーキ(10)。
  2. 前記前方区画(66)と前記後方区画(56)の接合部では、
    −前記後方区画(56)は、前記減圧ピストン(62)の前記戻しばね(70)用の軸方向ストッパを形成する少なくとも1つの面(74)を備えており、前記面は、前記減圧ピストン(62)の2つの連続する分岐(64)の間に角度方向に配置され、前記ボア(68)の内側に横断方向に突き出ており、
    −前記前方区画(66)は、前記減圧ピストン(62)用の軸方向ストッパを形成する少なくとも1つの面(76)を備えており、前記面は、前記減圧ピストン(62)の前記2つの分岐(64)の内の少なくとも1つの軸方向延長部に配置され、前記開口部(60)の内側に突き出ていることを特徴とする、請求項1に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  3. 前記減圧ピストン(62)の各分岐(64)の先端は、前記コイルばね(70)用の少なくとも1つの支承面(78)を備えており、前記支承面は、前記管状の前方区画(66)の直径に従って定められていることを特徴とする、請求項2に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  4. 前記減圧ピストン(62)の各分岐(64)の先端は、前記前方区画(66)の軸方向ストッパ面(76)と相互に作用するように作られている少なくとも1つの軸方向ストッパ面(80)を備えていることを特徴とする、請求項2又は3に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  5. 前記減圧ピストン(62)の前記戻しロッド(72)は、実質的に前記コイルばね(70)の内径に相当する直径を有していることを特徴とする、請求項1乃至4の何れか一項に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  6. 前記マスターシリンダの前記プライマリーピストン(54)は、前記コイルばね(70)と前記減圧ピストン(62)の前記支承面(78)の間に装着され、前記前方区画(66)の前記ボア(68)の直径に相当する外径を有し、前記減圧ピストン(62)の前記戻しロッド(72)の直径に相当する内径を有する支承座金(79)を備えていることを特徴とする、請求項3乃至5の何れか一項に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  7. 前記マスターシリンダの前記プライマリーピストン(54)は、
    −前記前方区画(66)の一部分を成す前方部分(67)と、
    −内部的に前記前方区画(66)の別の部分と前記後方区画(56)を成す後方部分(57)と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  8. 前記後方部分(57)は、前記前方部分(67)の後端のボア内に堅く嵌め込まれていることを特徴とする、請求項7に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  9. 前記前方部分(67)は、軸方向に可変の位置で、前記後方部分(57)の円筒形の前端の支承面(82)にクリンプ留めされ、前記コイルばね(70)の予荷重を調整できるようになっていることを特徴とする、請求項7に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  10. 前記減圧ピストン(62)は、角度方向に等間隔に分散配置されている3つの分岐(64)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至9の何れか一項に記載のブースター付ブレーキ(10)。
  11. 前記減圧ピストン(62)は、前記後方区画(56)の前記後面(58)の外周まで半径方向に伸張している2つの互いに反対の分岐(64)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至9の何れか一項に記載のブースター付ブレーキ(10)。
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