JP2006516469A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 遠位尺骨の切除後に該遠位尺骨を置換するための尺骨インプラントであって、該切除は該遠位尺骨にそれまで接触していた軟組織を露出するものであり、
   第1および第2の端を有する細長いステム（ここで、該第1の端は、該遠位尺骨の髄内管に挿入されるようにサイズ決めされ構成されており、該第2の端は、ヘッドに接合されるように構成されており、しかも該軟組織に該インプラントを接合する縫合糸を受容すべく該第2の端またはその近傍に縫合孔が設けられている）；および
   正常な解剖学的構造を実質的に模擬するように三角形状に造形された構成を有するヘッド（ここで、該ヘッドは、該遠位橈骨のS状切痕に嵌合するように構成されており、しかも該ヘッドはさらに、該ステムの該第2の端に接合されるように構成されている）；
   を含む、上記尺骨インプラント。
2. 前記ステムの第2の端またはその近傍にプラットフォームをさらに含み、該プラットフォームが、前記尺骨管中への沈下を防止すべく構成されている、請求項１に記載のインプラント。
3. 前記縫合孔が、前記プラットフォームを貫通して設けられている、請求項１に記載のインプラント。
4. 前記ステムの第2の端から延在する伸長部をさらに含み、該伸長部が近位端および遠位端を有し、前記縫合孔が該伸長部の該近位端および該遠位端に設けられている、請求項１に記載のインプラント。
5. 前記ヘッドが、前記ステムからの前記伸長部を受容すべく、それを完全に貫通して延在するボアを備え、前記ステムの前記伸長部が、前記伸長部の前記近位端が該ボアを完全に貫通して延在するように構成されている、請求項４に記載のインプラント。
6. 前記伸長部および前記ボアがモールステーパーである、請求項５に記載のインプラント。
7. 前記尺骨管中への沈下を防止すべく構成されたプラットフォームをさらに含み、該プラットフォームが前記伸長部の前記遠位端またはその近傍に位置決めされている、請求項４に記載のインプラント。
8. 前記縫合孔が、前記プラットフォームを貫通してかつ前記伸長部の前記近位端を貫通して設けられている、請求項７に記載のインプラント。
9. 前記ヘッドが、前記橈骨S状切痕に嵌合するように200度の円弧角を有する、請求項１に記載のインプラント。
10. 前記ヘッドの少なくとも一部分が、前記軟組織の内方成長を促進すべく内方成長コーティングで被覆されている、請求項１に記載のインプラント。
11. 前記ステムが、前記遠位尺骨の髄内管中における前記ステムの回転を防止すべく、その第1の端に溝を備えている、請求項１に記載のインプラント。
12. 遠位尺骨の切除後に該遠位尺骨を置換するための尺骨インプラントであって、該切除は該遠位尺骨にそれまで接触していた軟組織を露出するものであり、
    第1および第2の端を有する細長いステム（ここで、該第1の端は、該遠位尺骨の髄内管に挿入されるようにサイズ決めされ構成されており、該第2の端は、ヘッドに接合されるように構成されており、しかも該軟組織に該インプラントを接合する縫合糸を受容すべく該第2の端またはその近傍に縫合孔が設けられている）；
    該ステムの第2の端から延在する伸長部（ここで、該伸長部は近位および遠位の部分および端を有し、該伸長部の該近位部分中に縫合孔が設けられている）；
    該尺骨管中への該ステムの沈下を防止すべく構成されたプラットフォーム（ここで、該プラットフォームは、該伸長部の該遠位端またはその近傍に位置決めされており、しかも該プラットフォームを貫通して縫合孔が設けられている）；および
    正常な解剖学的構造を模擬するように三角形状に造形された構成のヘッド（ここで、該ヘッドは、該遠位橈骨のS状切痕に嵌合するように構成されており、かつ該ヘッドは、該ステムからの該伸長部を受容すべく、それを完全に貫通して延在するボアを含み、該ステムの該伸長部は、該伸長部の該近位端が該ボアを完全に貫通して延在するように構成されている）；
    を含む、上記尺骨インプラント。
13. 前記ヘッドが、前記橈骨S状切痕に嵌合するように200度の円弧角を有する、請求項１２に記載のインプラント。
14. 前記ヘッドの少なくとも一部分が、前記軟組織の内方成長を促進すべく内方成長コーティングで被覆されている、請求項１２に記載のインプラント。
15. 前記ステムが、前記遠位尺骨の髄内管中における前記ステムの回転を防止すべく、その第1の端に溝を備えている、請求項１２に記載のインプラント。