JP2006515870A5

JP2006515870A5 -

Info

Publication number: JP2006515870A5
Application number: JP2006500369A
Authority: JP
Filing date: 2004-01-06
Publication date: 2007-03-01
Anticipated expiration: 2024-01-06

Claims

コポリマー１、コポリマー１関連ペプチド、及びコポリマー１関連ポリペプチドからなる群から選択される活性薬剤を含む、哺乳動物の治療的免疫のための点眼ワクチン。
中枢神経系（ＣＮＳ）又は末梢神経系（ＰＮＳ）における損傷、疾患、障害、又は状態によって引き起こされる神経変性を治療するため、ＣＮＳにおいて一次損傷に続き得る二次神経変性を予防又は阻害するため、損傷又は疾患、障害又は状態の後でＣＮＳ又はＰＮＳにおいて神経再生を促進するため、或いはグルタミン酸毒性からＣＮＳ及びＰＮＳの細胞を保護するための、請求項１に記載の点眼ワクチン。
前記損傷が脊髄損傷、鈍的外傷、穿通性外傷、脳の直撃若しくは対側衝撃、出血性脳卒中、又は虚血性脳卒中である、請求項２に記載の点眼ワクチン。
前記疾患、障害、又は状態が、アルツハイマー病を含む老人性痴呆症、パーキンソン病を含むパーキンソン症候群、顔面神経麻痺（ベル麻痺）、ハンティングトン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症を含む運動ニューロン疾患、クロイツフェルト−ヤーコブ病を含むプリオン病、アルパーズ病、バッテン病、コケーン症候群、レヴィー小体病、てんかん重積持続状態、手根管症候群、椎間板ヘルニア、ビタミンＢ欠乏などのビタミン欠乏、てんかんなどの発作障害、精神分裂病及び不安などの精神病性障害、記憶喪失、痛覚過敏、酸化的ストレス、アヘン耐性及びアヘン依存性、自己免疫疾患、アミロイド多発性神経障害、糖尿病性神経障害、尿毒症性神経障害、ポルフィリン症性多発性神経障害などの疾患に関連する末梢性神経障害、低血糖症、シェーグレン−ラルソン症候群、急性感覚性神経障害、慢性運動失調性神経障害、胆汁性肝硬変、原発性アミロイドーシス、閉塞性肺疾患、先端巨大症、吸収不良症候群、真性赤血球増加症、ＩｇＡガンマパシー及びＩｇＧガンマパシー、ニトロフラントイン、メトロニダゾール、イソニアジドなどの種々の薬物及びアルコール又は有機リン酸などの毒素の合併症、シャルコー−マリー−ツース病、毛細血管拡張性運動失調、フリートライヒ運動失調、副腎脊髄神経障害、巨大軸索神経障害、レフサム病、ファブリー病、リポタンパク質症、非動脈炎性眼神経障害、年齢関連黄斑変性、網膜変性などの網膜障害、又は緑内障などの異常上昇した眼圧と関連する疾患である、請求項２に記載の点眼ワクチン。
前記自己免疫疾患が多発性硬化症である、請求項４に記載の点眼ワクチン。
前記ワクチンがアジュバントを伴わない活性薬剤を含む、請求項１に記載の点眼ワクチン。
前記ワクチンが可溶性アジュバントを伴う活性薬剤を含む、請求項１に記載の点眼ワクチン。
前記可溶性アジュバントがサイトカインである、請求項７に記載の点眼ワクチン。
前記サイトカインがＩＬ−２、ＩＬ−１２、ＩＦＮ−γ、又はＧＭ−ＣＳＦである、請求項８に記載の点眼ワクチン。
前記活性薬剤がコポリマー１である、請求項１から９までのいずれか一項に記載の点眼ワクチン。
前記活性薬剤がコポリマー１関連ペプチド又はコポリマー１関連ポリペプチドである、請求項１から９までのいずれか一項に記載の点眼ワクチン。
多発性硬化症患者に毎日又は隔日の頻度で少なくとも１回投与するための、請求項１に記載の点眼ワクチン。
７日に少なくとも１回、毎月少なくとも１回まで、２カ月から３カ月に少なくとも１回までの頻度で、非多発性硬化症患者へ定期的に投与するための、請求項１に記載の点眼ワクチン。
緑内障患者への投与のための、請求項１３に記載の点眼ワクチン。