JP2006512236A - 非対称インク・バイアを有するインクジェット印刷ヘッド・ヒータ・チップ - Google Patents

非対称インク・バイアを有するインクジェット印刷ヘッド・ヒータ・チップ Download PDF

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Abstract

インクジェット印刷ヘッド・ヒータ・チップは、インクジェット印刷ヘッド移動の往復運動方向に非対称的に配列されたインク・バイアを有する。このインク・バイアは2つの側部と印刷媒体前進方向に略平行する長手方向長とを有する。複数の流体発射要素から成るコラムは、それら2つの側部の内の単一の側部に沿って排他的に存在する。ヒータ・チップ及びインク・バイアは、各々、重心を有し、それらは決して相互に一致して存在しない。好ましくは、ヒータ・チップ重心はインク・バイアの境界外側に存在する。別の局面において、複数の流体発射要素から成るコラムは、単一コラム或は複数コラムであり得て、往復運動方向における中心にあり得る。インク・バイアは、単一バイア或は複数バイアであり得る。ヒータ・チップは矩形であり得て、インク・バイアはその長い端部或は短い端部の何れかにより接近している。そうした印刷ヘッドを収容するインクジェット・プリンタも開示されている。

Description

本発明はインクジェット印刷ヘッドに関する。特に、シリコンを節約するように非対称的に配列されたインク・バイアを有するインクジェット印刷ヘッドのヒータ・チップに関する。
インクジェット・テクノロジーによる画像印刷の技術は比較的に周知である。一般に、画像はインクジェット印刷ヘッドからインク滴を精密な瞬間に放出することによって作り出されて、それらインク滴が印刷媒体の所望箇所に衝突するように為す。印刷ヘッドはインクジェット・プリンタ等の装置内の移動可能な印刷キャリッジに支持され、前進する印刷媒体に対して往復運動をさせられて、そうした時にマイクロプロセッサ或は他のコントローラのコマンドに従ってインク滴を放出する。インク滴放出のタイミングは印刷される画像のピクセルから成るパターンと対応する。プリンタ以外に、インクジェット・テクノロジーを組み込んでいる馴染みある装置は、2〜3挙げると、ファクシミリマシン、一体化装置、複写機、並びに、グラフィック・プロッタを含む。
従来、サーマル・インクジェット印刷ヘッドは、カラー或は単色インクのローカル又は遠隔供給源にアクセスする手段、ヒータ・チップ、そのヒータ・チップに結着したノズル又はオリフィス・プレート、並びに、該ヒータ・チップを使用中にプリンタに電気的に接続するテープによる自動ボンディング(TAB)回路等の入力/出力コネクタを含む。次いで、ヒータ・チップは典型的には、シリコン等の基板上に対する堆積、マスキング、並びに、エッチングの技術により製作された複数の薄膜抵抗或はヒータを含む。シリコンの厚みを通じて切除或はエッチングされた1つ或はそれ以上のインク・バイアは、インク供給現を個々別々のヒータに流動的に接続する役割を果たしている。
インクの単一滴を印刷或は放出すべく個々別々の抵抗性ヒータは少量の電流によって一意にアドレスされて、インクの少量を迅速に加熱する。これはインクをローカル・インク・チャンバー内(ヒータ及びノズル・プレート間)で気化させて、ノズル・プレートを通じて噴出させ、印刷媒体に向かって該ノズル・プレートによって発射させる。
従来、製造業者は、典型的には、それらヒータ・チップを中央に配置された長尺状インク・バイアであって、そのヒータ・チップの両側に付随するヒータを伴って構成していた。近年、ヒータ・チップは徐々に小さくなると共にヒータをより濃密に詰め込んでいるので、幾つかのインク・バイアはその単一側に沿ってのヒータのみを有するに至った。しかしながらそうした設計は、それらインク・バイアの中央配置を維持して、チップ・シリコンの浪費することになる。例えば、中央配置(+)された単一長尺状インク・バイア732を伴う図7Aのヒータ・チップ725であって、(そのインク・バイアの長手方向を横切る方向に)約1000ミクロンのシリコンがその両側に存在するヒータ・チップ725を考える。もしこのヒータ・チップがコラム状になって配置されたボンド・パッド728を、インク・バイアの両側にヒータ・コラム734−L,734−Rを平行にしているチップ縁近辺に有すれば、チップはヒータ・コラムとそれに対応するボンド・パッドとの間にd1,d2の固定された距離を有する。印刷ヘッドのメンテナンス・ルーチン中にヒータ上方のノズルをぬぐうべく、ワイパー(不図示)がノズルの面を横切るように掃引するが、印刷ヘッド寿命の理由のため、ボンド・パッドを横切るように掃引しない。よってプリンタは、モータや他の構造と機械的に且つ電気的に接続されたワイパーを有し、それらワイパーが降下、上昇、並びに、移動の固定された時間を有し、次いで印刷ヘッドがボンド・パッドを回避する一方でノズルを効果的にぬぐうべく何等かの最小長を有するように距離d1,d2を必要としている。
次に、右側のコラム状になった図7Aで示されたヒータを削減している図7Bのヒータ・チップであって、多分、コラム732−Ll内により濃密にヒータを詰まらせることによるヒータ・ヒップを考える。もしインク・バイア732がチップ上に依然として中央配置(+)されていれば、インク・バイアの右側へのぬぐいはもはや必要とされず(且つ最小距離は不必要)、しかもバイアの中央からチップ周辺741までの距離は同一のまま維持されるので、浪費シリコン・スペースが生じる。留意すべきことは、図7A及び図7Bのチップ725は著しく簡略化され、しばしば追加のインク・バイア及びヒータを含むことである。
従って、インクジェット印刷ヘッド技術では、シリコン費用を最少化するように最適に配列されたインク・バイアを有するヒータ・チップを望んでいる。
先の述べた問題やその他の問題は、非対称性インク・バイアを有する以下に記載されたインクジェット印刷ヘッド・ヒータ・チップと関連された原理及び教示を適用することによって解決される。
一実施例において、インクジェット印刷ヘッド・ヒータ・チップはインクジェット印刷ヘッドの移動の往復運動方向に非対称的に配列されたインク・バイアを有する。このインク・バイアは2つの側部と、印刷媒体前進方向と略平行する長手方向長とを有する。複数の流体発射要素から成るコラムは、それら2つの側部の内の単一の側部に沿って排他的に存在している。ヒータ・チップ及びインク・バイアの各々は重心を有し、それらは相互に決して一致して存在しない。好ましくは、ヒータ・チップ重心はインク・バイアの境界の外側にある。一実施例において、それは複数流体発射要素から成るコラムとインク・バイアの前記2つの側部の内の一方との間にある。別の実施例において、複数流体発射要素から成るコラムはその重心を通過する。ヒータ・チップ上の複数の入力端子から成るコラムはインクジェット・プリンタと電気的に通信し、複数流体発射要素から成るコラムと平行して存在する。好適実施例において、約880ミクロンの横方向距離が2つのコラムを分離し、約600ミクロンがインク・バイアの側部を複数流体発射要素から成るコラムとヒータ・チップの周辺とから分離している。加えて、ヒータ・チップは、別の垂直方向、水平方向、或は、角方向に配置されたインク・バイアを、該インク・バイアの2つの側部の一方或はその双方の何れかにおける複数流体発射要素から成るコラムを伴って含み得る。このインク・バイアはヒータ・チップの厚み内に存し、流体的にインクジェット印刷ヘッド内のインク供給源と接続している。
複数の流体発射要素から成るコラムにおける垂直方向に隣接する流体発射要素は、それらの間に水平方向における分離ギャップを有し得るか、或は有し得ない。流体発射要素の好適ピッチは約1/300インチから約1/2400インチまでの範囲である。流体発射要素はシリコン基板上の薄膜層として形成された熱的抵抗ヒータ要素で具現化され得るか、或は、名称ヒータ・チップから誘導されたサーマル・テクノロジー含意にもかかわらず、圧電性要素で具現化され得る。
本発明の別の局面において、複数流体発射要素から成るコラムは往復運動方向において略中心にある。
更に別の局面において、ヒータ・チップは複数の流体発射要素から成る1つのみのコラムと1つのみのインク・バイアとを有する。
ヒータ・チップを含む印刷ヘッドとその印刷ヘッドを含むプリンタも開示されている。
本発明のこれらの実施例、局面、長所、並びに、特徴はその他のものと共に、以下に続く記載に詳述され、部分的には以下の発明の記載や図面を参照することや発明を実施することによって当業者には明かであろう。本発明のこれら局面、長所、並びに、特徴は、特許請求の範囲に詳細に指摘された道具、手続き、並びに、組み合わせによって実現されると共に達成される。
好適実施例の以下の詳細な説明において、この説明の一部を形成する添付図面が参照され、それら図面中には、本発明が実施され得る特定の実施例が例示的に示されている。これら実施例は、当業者が本発明を実施することができるように十分詳細に記載されおり、理解して頂きたいことは、本発明の範囲から逸脱すること無しに、他の実施例も様々なプロセス、電気的、機械的、化学的、或は、その他の変更を伴って利用され得ることである。以下の詳細な説明は限定的な意味で解釈されるべきではなく、それ故に本発明の範囲は特許請求の範囲やそれらの等価物によってのみ規定される。本発明に従えば、本出願人は非対称的に配列されたインク・バイアを有するインクジェット印刷ヘッド・ヒータ・チップを記載するものである。
図1を参照すると、本発明のインクジェット印刷ヘッドが符号10で全般的に示されている。印刷ヘッド10はインクを保持するための任意の適切な材料から形成されたハウジング12を有する。その形状は変動し得て、しばしば印刷ヘッドを運ぶ或は含む外部装置に依存する。このハウジングはインクの初期供給源或は再充填可能な供給源を保持する内部的な少なくとも1つのコンパートメント16を有する。一実施例において、このコンパートメントは単一チャンバーを有すると共に、ブラック・インク、フォト・インク、シアン・インク、マゼンタ・インク、或は、イェロー・インクの供給源を保持する。他の実施例では、このコンパートメントは多数チャンバーを有すると共に、インクの3つの供給源を含む。好ましくは、それは、シアン、マゼンタ、並びに、イェローのインクを含む。更に別の実施例では、このコンパートメントはインクのブラック、フォト、シアン、並びに、マゼンタ、或は、イェローの多数を含む。しかしながら理解して頂けるように、コンパートメント16が印刷ヘッドのハウジング12内に局所的に統合されて示されている一方で、代替的にはそれはインクの遠隔ソースと接続され得て、例えばチューブからの供給を受け取る。
ハウジング12の一表面18にはフレキシブル回路、特にテープによる自動ボンド(TAB)回路20の一部19が接着されている。TAB回路20の他の部分21はハウジングの別の表面22に接着されている。この実施例において、これら2つの表面18,22はハウジングの縁23に関して相互に直交して配列されている。
TAB回路20はその上に複数の入力/出力(I/O)コネクタ24を支持して、使用中、プリンタ、ファクシミリマシン、複写機、フォト-プリンタ、プロッタ、一体化装置等の外部装置とヒータ・チップ25を電気的に接続する。複数の電気的導体26がTAB回路20上に存在して、I/Oコネクタ24をヒータ・チップ25の入力端子(ボンド・パッド28)と電気的に接続して短絡している。当業者には、そうした接続を補助する様々な技術は周知である。簡略化のため、図1は8個のI/Oコネクタ24、8個の電気的導体26、並びに、8個のボンド・パッド28のみを示しているが、今日の印刷ヘッドは相当により多くの数量を有し、任意数が同等にここでは包含される。更に、当業者であれば理解して頂けるように、コネクタ、導体、並びに、ボンド・パッドのそうした数は相互に同等である一方で、実際の印刷ヘッドは同等ではない数を有し得る。
ヒータ・チップ25は、使用中、コンパートメント16からのインク噴出に役立つ複数の流体発射要素から成るコラム(又は欄)34を含む。これら流体発射要素は、シリコン基板上の薄膜層として形成された熱的抵抗性ヒータ要素(短絡用ヒータ)或は名称ヒータ・チップから誘導されたサーマル・テクノロジー含意にもかかわらず、圧電性要素で実施される。簡略化のため、コラム34内の多数の流体発射要素は5個のドットから成る行として示されているが、実際上、数百或は数千の流体発射要素を含み得る。以下に記載されるように、流体発射要素の垂直方向における隣接要素はそれらの間に横方向間隔ギャップを有しても或はそれらの間で食い違っていてもよいし、そうでなくもよい。一般にそれら流体発射要素は、付随するプリンタのドット/インチ解像度と比肩する垂直方向ピッチ間隔を有する。幾つかの例は、バイアの長手方向長に沿って1/300インチ、1/600インチ、1/1200インチ、1/2400インチ、或は、その他の間隔を含む。バイアを形成すべく、ヒータ・チップの厚みを通じてバイアを切除或はエッチングするという数多くのプロセスが知られている。より好ましいプロセスの内の幾つかは、グリット・ブラスタリング(grit blasting)、湿式或は乾式エッチング、反応性イオン・エッチング、ディープ反応性イオン・エッチング、その他を含む。ノズル・プレート(不図示)はヒータの各々と整列したオリフィスを有して、使用中にインクを噴出する。ノズル・プレートは接着剤或はエポキシで結着されるか或はシリコン薄膜層として製作され得る。
図2を参照すると、印刷ヘッド10を含むためのインクジェット・プリンタの形態での外部装置が符号40で全般的に示されている。プリンタ40は、1つ或はそれ以上の印刷ヘッド10を含む複数のスロット44を有するキャリッジ42を含む。キャリッジ42は、当業界には周知である駆動ベルト50に供給される起動力によって印刷ゾーン46上方をシャフト48に沿って(コントローラ57の出力59に従って)往復運動する。キャリッジ42の往復運動は、入力トレイ54から印刷ゾーン46を通じて出力トレイ56までペーパー経路に沿ってプリンタ40内を前進するペーパー・シート52等の印刷媒体に対して生じている。
印刷ゾーン内にある際、キャリッジ42は矢印によって示される前進方向に前進させられるペーパー52と略直交する往復運動方向に往復運度する。コンパートメント16(図1)からのインク滴は、プリンタ・マイクロプロセッサ或は他のコントローラ57のコマンドに従った時間にヒータ・チップ25から放出される。インク滴放出のタイミングは印刷される画像のピクセルのパターンと対応している。しばしばそうしたパターンは、プリンタ外部にある、限定されるわけではないが、コンピュータ、スキャナ、カメラ、可視表示ユニット、パーソナル・データ・アシスタント(PDA)、その他を含むコントローラ57(外部入力を介して)と電気的に接続された装置内に発生させられる。
インクの単一滴を印刷或は放出すべく、流体発射要素(図1におけるコラム34のドット)は少量の電流で一意にアドレスされて、インクの小体積を迅速に加熱する。これがインクをヒータ及びノズル・プレートの間の局所的なインク・チャンバー内で気化させ、放逐させ、ノズル・プレートから印刷媒体に向かって噴出させる。そうしたインク滴を放出させるために必要とされる発射パルスは単一或はスプリット発射パルスで具現化し、ヒータ・チップにおけるボンド・パッド28、電気的導体26、I/Oコネクタ24、並びに、コントローラ57の間の接続から入力端子(例えば、ボンド・パッド28)に受け取られる。内部のヒータ・チップ配線は入力端子から流体発射要素の内の1つ或は多数のものに発射パルスを運ぶ。
ユーザ選択インターフェース60を有するコントロール・パネル58は、付加的なプリンタ能力及び頑強さを提供すべく、コントローラ57への入力62として多数のプリンタをも随伴する。
図3を参照すると、本発明の一実施例におけるヒータ・チップ325は、2つの側部384,386によって画成された長手方向長を伴う唯一のインク・バイア332を有する。複数の流体発射要素335から成る唯一のコラム334はインク・バイアのそれら2つの側部の内の一方に沿って排他的に存在する。
チップ重心(+)はインク・バイアの境界337の外側の唯一のコラム334内にある。バイア重心(・)は幅方向wにおいてチップ重心から実質的にオフセットされて、これら2つの重心は共存することがない。このようにして、ヒータ・チップは非対称的に配置されたインク・バイアを有して、インク・バイアの一方側における任意の流体発射要素を含まないシリコン・スペースがもはや浪費されない。好適実施例において、チップ重心及びバイア重心の間の直線距離は約150ミクロンである。更に、側部386からヒータ・チップの周辺339までの距離は約600ミクロンであり、それは先行技術と比べて約100から300ミクロンのシリコン節約を提供している。
別の実施例において、流体発射要素から成るコラムはヒータ・チップの幅方向wにおける略中心に存在して、距離D1が距離D2と略等距離となっている。使用中にインクジェット・プリンタにおけるインクジェット印刷ヘッド上で方向づけられているように、幅方向wは図2の往復運動方向と対応している。よって、唯一のインク・バイア332はその往復運動方向に非対称的に配列されている。
現代のウェハー・ダイシング実務では、より大きな多重チップ・ウェハーから切り取られた個々別々のヒータ・チップは、たいてい、その最も大きな表面領域において矩形に為され、図示されるように長い端部341と短い端部343を有する。このヒータ・チップの代表的な長手方向距離Lは約17ミリメートル(mm)である一方、幅方向距離wは約3mmである。
理解して頂けるように、楕円、円、正方形、三角形、多角形、或は、対称的或は非対称的な周辺若しくは規則的或は不規則的な境界等が付与された他の形状等の他のヒータ・チップ幾何形状も本発明は意図している。チップ重心を計算すべく、周知の標準的な公式が使用される。ヒータ・チップ自体は3次元(3-D)対象物であるので、この発明の目的のためのチップ重心は実際の3-D対象物或は概略的に示された2-D図形の何れかの一方のチップ重心と対応し得る。同じように、バイア重心の計算は標準的な公式によって管理支配され、実際の3-D対象物或は2-D図形表現の何れか一方と対応し得る。
理解頂けるように、矩形ヒータ・チップのインク・バイアは往復運動方向では非対称を維持するが幅方向ではそうではない他の配向を含み得て、長手方向での非対称的なバイアを有する図4のヒータ・チップ425を参照のこと。特に、複数のインク・バイア432-L,432-M,432-R(その図で示された左、中間、右)はチップの幅方向と略平行するそれらの長手方向長を伴って配置されている。しかもそれらバイア重心(・)の何れもチップ重心(+)と共存しない。図示の如く、2つの最右翼のインク・バイアは短い端部443-Rにより接近しているが、最左翼のバイアはその短い端部の他方443-Lとより接近している。しかしながら同時に、それらインク・バイアの全ては長い端部441の双方まで略等距離にある。
好ましくは、チップ重心(+)は流体発射要素のコラム434-Mと中間インク・バイア432-Mの長手方向側部484との間にある。好適なチップ距離は、約8mmの長手方向距離と約5.1mmの幅方向距離とを含む。代替的には、長手方向距離はより短く約5.1mmであり、幅方向距離は約8mmである。流体発射要素の最左翼コラム434-Lはヒータ・チップの短い端部周辺443-Lから約1.2mm(D3)であり、流体発射要素の最右翼コラム434-Rは他方の短い端部周辺443-Rから約1mm(D4)である。
図5A乃至図5Cを参照すると、当業者であれば理解して頂けるように、流体発射要素から成る所与のコラムは、1からn(図5A及び図5B)或は1からn−1若しくは2(図5C)によって表される複数の個別流体発射要素を含む。図5Aにおいて、所与のコラム534の流体発射要素はインク・バイア532の一方側584に沿って排他的に存在し、長手方向長を有し、そして流体発射要素の垂直方向に隣接するものの間に僅かに水平方向における間隔ギャップSを有する。好適実施例において、間隔ギャップSは約3/1200インチである。垂直方向に隣接するものの間の垂直方向距離は流体発射要素ピッチであり、それらが使用されているプリンタのDPIと略対応している。よって好適なピッチは、限定されるわけではないが、1/300インチ、1/600インチ、1/1200インチ、並びに、1/2400インチを含む。
図5Bにおいて、流体発射要素の垂直方向に隣接するものは、インク・バイアの長手長の全体に沿って相互に略線形的に整列されている。図5A及び図5Bの流体発射要素はバイアの左側に排他的に示されたが、それは疑いもなく右側でも存在し得る。それらも、図に示された線形性の欠如はあるものの「コラム」を具現化し得る。
図5Cにおいて、ヒータ・チップのインク・バイアの内の幾つかは2つ以上の流体発射要素から成るコラムを有し得て、それらはインク・バイア532の同一側或は両側にコラム534-L及び534-Rの形態で配置され得る。各コラムは流体発射要素の垂直方向における隣接するものの間に間隔ギャップS1,S2を有し得るか或は有しない。好ましくは、これら間隔ギャップS1,S2は略同等である。この実施例におけるピッチPは順次番号付けられた流体発射要素の間で測定されて、順次的な奇数或は偶数番号付けされた流体発射要素の間に2倍のピッチ2Pの垂直方向間隔が存在する。
図6に示されるような更なる別の実施例においてヒータ・チップ625は、長い端部641-R等のチップの単一端部により接近して非対称的に配置された複数のインク・バイア632を有し得る。先に述べたように、非対称は重心に関して記載され得て、インク・バイア重心(・)の何れもチップ重心(+)と一致しない。一実施例において、チップ重心は流体発射要素634から成るコラム(直線状に示されている)と中心インク・バイアの周辺637との間の位置Aにある。別の実施例において、流体発射要素から成るコラムは往復運動方向の中心であり、チップ重心(+)は位置Bにある。
代表的な目的のみのため、コラム状に配置された入力端子、即ちボンド・パッド628は流体発射要素から成るコラムと略平行し、そこから約880ミクロン(dl)にある。
先行する図面で示されたチップ重心は任意のインク・バイアの境界の外側にあったが、本発明はチップ重心がインク・バイアの境界内に存在することを除外すべく限定されない。
更には、当業者には理解して頂けるように、図示されたヒータ・チップは、成長、堆積、マスキング、フォトリソグラフィ、並びに/或は、エッチング若しくは他の加工ステップ等の一連を通じて加工された基板の結果である。そうした中で、好適な堆積技術は、限定されるわけではないが、様々な化学気相成長(CVD)、物理気相成長(PVD)、エピキタシー、蒸着、スパッタリング、或は、他の公知の同様技術を含む。好適なCVD技術は低圧(LP)のものを含むが、大気圧(AP)、プラズマ・エンハンスド(PE)、高密度プラズマ(HDP)、或は、その他等をも含み得る。好適なエッチング技術は、限定されるわけではないが、様々な湿式或は乾式のエッチング、反応性イオン・エッチング、ディープ反応性イオン・エッチング等々を含む。好適なフォトリソグラフィ・ステップは、限定されるわけではないが、紫外線露出或はx線光源露出、その他等々を含み、フォトマスキングは、フォトマスキング・アイランド及び/或はフォトマスキング・ホールを含む。特定の実施例、例えばアイランド或はホールは、マスクの構成が明フィールド(clear-field)或は暗フィールド(dark-field)のマスクであるのかに依存し、これら用語は当業界では公知である。
好適実施例において、ヒータ・チップの基板は、p型、100配向(100 orientation)で5乃至20オーム/cmの抵抗を有するシリコン・ウェハーを含む。その初期の厚みは、好ましくは、100+/−0.50mm、125+/−0.50mm、並びに、150+/−0.50mmの各ウェハー径に対して、525+/−20ミクロンM1.5−89、625+/−20ミクロンM1.7−89、或は、625+/−15ミクロンM1.13−90の内の任意の1つである。
最後に、先の記載は本発明の様々な局面の例示及び説明の目的で提示されている。しかしながらこれらの記載は、排他的な意図、或は、この発明を開示された精密な形態に限定するとの意図はない。従って先に記載された実施例は発明及びその実務的な適用例の原理の最良の例示を提供すべく選択されたものであり、当業者が様々な実施例の形で且つその意図された特定の用途に適合するように様々な変更を伴って発明を利用することができるように為している。そうした変更及び変形の全ては、それらが公平、合法的、並びに、公正に授与された幅に従って解釈された場合、特許請求の範囲によって決定される本発明の範囲内である。
図1は、非対称的なインク・バイアを伴うヒータ・チップを有するサーマル・インクジェット印刷ヘッドの本発明の教示に従った斜視図である。 図2は、インクジェット・プリンタの本発明の教示に従った斜視図である。 図3は、幅方向に非対称的に配置されたインク・バイアを伴うヒータ・チップの本発明の教示に従った概略図である。 図4は、長手方向に非対称的に配置された複数のインク・バイアを伴うヒータ・チップの本発明の教示に従った概略図である。 図5Aは、非対称的インク・バイア周りに位置決めされた複数の流体発射要素の第1実施例の本発明の教示に従った概略図であり、図5Bは、非対称的インク・バイア周りに位置決めされた複数の流体発射要素の第2実施例の本発明の教示に従った概略図であり、図5Cは、非対称的インク・バイア周りに位置決めされた複数の流体発射要素の第3実施例の本発明の教示に従った概略図である。 図6は、幅方向に非対称的に配列された複数のインク・バイアを伴うヒータ・チップの本発明の教示に従った概略図である。 図7Aは、非対称的に配置されたインク・バイアと複数のヒータから成る2つの対応するコラムとを伴うインクジェット・ヒータ・チップの従来技術に従った概略図であり、図7Bは、非対称的に配置されたインク・バイアと複数のヒータから成る1つの対応するコラムとを伴うインクジェット・ヒータ・チップの従来技術に従った概略図である。
符号の説明
10 インクジェット印刷ヘッド
12 ハウジング
20 TAB回路
24 I/Oコネクタ
28 入力端子
26 電気的導体
25 ヒータ・チップ
34 複数の流体発射要素から成るコラム

Claims (29)

  1. インクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであって、
    チップ重心と、
    複数の流体発射要素から成るコラムと、
    長手方向長を有して2つの側部を伴う1つのみのインク・バイアであり、前記複数流体発射要素から成る前記コラムが前記2つの側部の内の一方に沿って排他的に存在し、前記1つのみのインク・バイアのバイア重心が前記チップ重心から略オフセットされていることから成る1つのみのインク・バイアと、
    を含むヒータ・チップ。
  2. 前記チップ重心が前記1つのみのインク・バイアの前記2つの側部の内の一方と前記複数流体発射要素から成る前記コラムとの間にある、請求項1に記載のヒータ・チップ。
  3. 前記チップ重心が実質的に前記複数流体発射要素から成る前記コラム内にある、請求項1に記載のヒータ・チップ。
  4. 複数の入力端子から成るコラムを更に含み、それら複数入力端子から成るコラムと前記複数流体発射要素から成る前記コラムとの間の距離が約880ミクロンである、請求項1に記載のヒータ・チップ。
  5. 前記1つのみのインク・バイアの前記2つの側部の内の他方側と前記ヒータ・チップの周辺との間の距離が約600ミクロンである、請求項1に記載のヒータ・チップ。
  6. インクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであって、
    チップ重心と、
    複数の流体発射要素からそれぞれが成る複数のコラムと、
    複数のインク・バイアであり、各インク・バイアがバイア重心を有し、それらバイア重心が前記チップ重心と共存せず、前記コラムの内の少なくとも1つが前記複数のインク・バイアの内の1つのバイアでの単一の側部に沿って排他的に存在し、前記複数流体発射要素から成る前記コラムの各々が前記複数のインク・バイアの内の任意の1つの上方に存在しないことから成る複数のインク・バイアと、
    を含むヒータ・チップ。
  7. 前記コラムの内の他のものが前記複数のインク・バイアの別のバイアの少なくとも2つの側部に沿って存在する、請求項6に記載のヒータ・チップ。
  8. 印刷媒体に対して往復運動方向に使用中に移動するインクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであって、
    複数の流体発射要素から成るコラムと、
    前記往復運動方向に非対称的に配列された2つ以上のインク・バイアであり、前記複数流体発射要素から成る前記コラムが当該2つ以上のインク・バイアの単一の側部に沿って排他的に存在することから成る2つ以上のインク・バイアと、
    を含むヒータ・チップ。
  9. 複数の入力端子から成るコラムを更に含み、前記複数流体発射要素から成る前記コラムがその複数入力端子から成る前記コラムから約880ミクロンのところにある、請求項8に記載のヒータ・チップ。
  10. 前記複数流体発射要素から成る前記コラムが当該複数流体発射要素の垂直方向に隣接するものの間に間隔ギャップを有する、請求項8に記載のヒータ・チップ。
  11. 往復運動方向に使用中に移動するインクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであって、
    前記往復運動方向において略中心にある、複数の流体発射要素からそれぞれが成る2つ以上のコラムと、
    インク・バイアであり、前記複数流体発射要素からそれぞれが成る2つ以上のコラムが当該インク・バイアの単一の側部に沿って排他的に存在することから成る2つ以上のインク・バイアと、
    を含むヒータ・チップ。
  12. 往復運動方向に使用中に移動するインクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであって、前記往復運動方向において略中心にある、複数の流体発射要素からそれぞれが成る2つ以上のコラムを含むヒータ・チップ。
  13. インクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであって、
    厚みと、
    チップ重心と、
    複数の流体発射要素からそれぞれが成る複数のコラムであり、それらコラムが相互に平行していることから成る複数のコラムと、
    2つの側部及び長手方向長を有して、前記厚みを通じて配置された複数のインク・バイアであり、それら複数のインク・バイアがそれぞれバイア重心を有し、それらバイア重心が前記チップ重心と共存せず、前記複数のコラムの内の少なくとも1つのコラムが前記2つの側部の一方に沿って排他的に存在することから成る複数のインク・バイアと、
    前記複数流体発射要素からそれぞれが成る前記複数のコラムと略平行している複数の入力端子から成るコラムと、
    を含むヒータ・チップ。
  14. インクジェット印刷ヘッドであって、
    長短のそれぞれ2つの端部と、少なくとも3つの略平行するインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップであり、それら少なくとも3つの略平行するインク・バイアの内の2つが前記の2つの短い端部の内の一方により接近して配置され、前記少なくとも3つの略平行するインク・バイアの内の他方が前記2つの短い端部の内の他方により接近して配置され、前記少なくとも3つの略平行するインク・バイアの全てが前記の2つの長い端部に対して略等距離であることから成る略矩形のヒータ・チップを含むインクジェット印刷ヘッド。
  15. インクジェット印刷ヘッドであって、
    長短のそれぞれ2つの端部と、少なくとも3つの略平行するインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップであり、それら少なくとも3つの略平行するインク・バイアが前記の2つの長い端部の内の一方により接近して配置されていることから成る略矩形のヒータ・チップを含むインクジェット印刷ヘッド。
  16. 複数の流体発射要素からそれぞれが成る複数のコラムを更に含み、それら複数のコラムの内の1つが前記少なくとも3つの略平行するインク・バイアの内の1つの一方側部に沿って排他的に存在する、請求項15に記載のインクジェット印刷ヘッド。
  17. 前記略矩形のヒータ・チップが前記少なくとも3つの略平行するインク・バイアの内の任意のものの境界を越えて存在しているチップ重心を有する、請求項15に記載のインクジェット印刷ヘッド。
  18. インクジェット印刷ヘッドであって、
    長短のそれぞれ2つの端部と、少なくとも3つの略平行するインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップであり、それら少なくとも3つの略平行するインク・バイアが前記の2つの短い端部の内の1つにより接近して配置されていることから成る略矩形のヒータ・チップを含むインクジェット印刷ヘッド。
  19. インクジェット印刷ヘッドであって、
    長短のそれぞれ2つの端部と2つ以上のインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップであり、その2つ以上のインク・バイアが前記長い端部の内の一方により接近して配置された2つ以上のインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップを含むインクジェット印刷ヘッド。
  20. インクジェット印刷ヘッドであって、
    長短のそれぞれ2つの端部と2つ以上のインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップであり、前記2つの短い端部の内の一方により接近して配置された前記2つ以上のインク・バイアとを有する略矩形のヒータ・チップを含むインクジェット印刷ヘッド。
  21. インクジェット印刷ヘッドであって、
    長短のそれぞれ2つの端部と、それら2つの長い端部と略平行している長手方向長を有する2つ以上のインク・バイアとを含み、その2つ以上のインク・バイアが前記の2つの長い端部の内の一方により接近して配置されていることから成る略矩形のヒータ・チップであり、前記略矩形のヒータ・チップがチップ重心を有し、前記2つ以上のインク・バイアがバイア受信を有し、前記チップ重心及び前記バイア重心が同じ広がりに共存しない琴から成る略矩形ヒータ・チップを含むインクジェット印刷ヘッド。
  22. 前記2つ以上のインク・バイアの単一の側部に沿って排他的に存在している複数の流体発射要素からそれぞれが成る2つ以上のコラムを更に含む、請求項21に記載のインクジェット印刷ヘッド。
  23. 前記複数流体発射要素からそれぞれが成る前記2つ以上のコラムが前記チップ重心を通過している、請求項22に記載のインクジェット印刷ヘッド。
  24. 前記複数流体発射要素からそれぞれが成る前記2つ以上のコラムが複数の熱的抵抗ヒータ要素を含む、請求項22に記載のインクジェット印刷ヘッド。
  25. 前進方向に前進する印刷媒体に対して往復運動方向に使用中に移動するインクジェット・プリンタ用のインクジェット印刷ヘッドであって、
    I/Oコネクタ及び電気的導体を支持しているフレキシブル回路と、
    前記電気的導体及び前記I/Oコネクタと電気的に接続された入力端子を有するヒータ・チップと、を含み、該ヒータ・チップが、
    前記入力端子と電気的に接続した複数流体発射要素から成るコラムと、
    バイア重心を各々が有する複数のインク・バイアであり、それらバイア重心が前記チップ重心と共存せず、前記複数流体発射要素からそれぞれが成る複数のコラムの内の少なくとも1つが前記複数のインク・バイアの内の1つの単一の側部に沿って排他的に存在し、前記複数流体発射要素からそれぞれが成る複数のコラム各々が前記複数のインク・バイアの任意のバイアの上方に存在しないことから成る複数のインク・バイアと、を含むことから成るインクジェット印刷ヘッド。
  26. 請求項25に記載のインクジェット印刷ヘッドを含むインクジェット・プリンタ。
  27. 前記インク・バイアの各々が前記前進方向と略平行する長手方向長を有する、請求項25に記載のインクジェット印刷ヘッド。
  28. 前進方向に前進する印刷媒体に対して往復運動方向に使用中に移動するインクジェット・プリンタ用のインクジェット印刷ヘッドであって、
    インクの供給源と、
    複数のI/Oコネクタ及び複数の電気的導体を支持しているフレキシブル回路と、
    チップ重心を有するヒータ・チップとを含み、該ヒータ・チップが、
    前記複数の電気的導体及びI/Oコネクタと電気的に接続された複数の入力端子から成るコラムと、
    前記複数の電気的導体及びI/Oコネクタと電気的に接続された複数の入力端子から成るコラムと、
    前記複数入力端子から成る前記コラムの内の1つの入力端子からの発射信号の受信に及んで前記インク供給源からインク滴を放出すべく動作できる、前記複数入力端子から成る前記コラムから約880ミクロンのところの複数流体発射要素から成るコラムと、
    前記チップ重心と同じ広がりに配列されていないバイア重心を有する2つ以上のインク・バイアであり、2つの側部と、前記前進方向と略平行すると共に前記往復運動方向に非対称的に配列された長手方向長とを有する2つ以上のインク・バイアであり、前記複数流体発射要素から成る前記コラムが前記2つの側部の内の一方に沿って排他的に存在していることから成る2つ以上のインク・バイアとを含むインクジェット印刷ヘッド。
  29. インクジェット印刷ヘッド用のヒータ・チップであり、
    チップ重心と、
    複数の流体発射要素から成るコラムと、
    長手方向長を有する2つの側部を伴う2つ以上のインク・バイアであり、前記複数流体発射要素から成る前記コラムが前記2つの側部の内の一方に沿って排他的に存在し、前記2つ以上のインク・バイアのバイア重心が前記チップ重心と共存しないことから成る2つ以上のインク・バイアと、
    を含むヒータ・チップ。
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