JP2006508603A - 無線ｌａｎアクセスポイント探索機能を有する通信装置及びその方法 - Google Patents

Abstract

本発明は無線ＬＡＮアクセスポイントを自動探索する通信装置と、その方法に関する。この通信装置が備えるものには、接続装置の位置情報をＧＰＳ衛星から受信するＧＰＳ受信モジュール（１２）； 無線ＬＡＮアクセスポイントと接続する無線ＬＡＮモジュール（１１）； 無線ＬＡＮアクセスポイントの位置情報を記憶する記憶装置（１３）； ＧＰＳ受信モジュール(１２)から出力される通信装置の位置情報と、記憶装置（１３）に記憶されている無線ＬＡＮアクセスポイントの位置情報とに基づいて、無線ＬＡＮモジュールを選択的に操作する制御部（１４）を含む。本発明によれば、無線ＬＡＮを介してデータサービスを受ける使用者端末機は、電力を有効利用する。また、無線ＬＡＮアクセスポイントの探索が、使用者の手動操作を要することなく、自動的に行われる。

Description

本発明は、無線近距離通信網（“無線ＬＡＮ（ローカルエリアネットサーク）”と称する）に係り、特に、無線ＬＡＮのアクセスポイントの探索機能を有する通信装置及びその方法に関する。

現在、移動通信サービスを通じて提供されるデータサービスは、非常に高価でありながら遅く、そのため、この種のサービスの普及を妨げている。この問題を改善する取り組みの一つとして、無線ＬＡＮモジュール（ＩＥＥＥ ８０２.１１シリーズ）をラップトップコンピュータやＰＤＡ（携帯情報端末）に搭載し、無線ＬＡＮアクセスポイントのある場所で、無線ＬＡＮモジュールを通じて、安くて高速（最大１１Ｍｂｐｓ以上）なデータサービスが提供されている。

無線ＬＡＮとは、コンピュータ相互間、又はコンピュータとその他の通信装置との間で、 無線周波数（ＲＦ）や光を用いてデータ送受信を遂行するＬＡＮを意味している。無線ＬＡＮは、インターネットサービスや無線通信技術の急激な発展に伴って開発され、ビル相互間や大規模事務室、有線網構築が容易でない場所で広く使われ、維持補修の簡便さによって、その利用が急増している。

無線ＬＡＮをインターネット接続に利用する場合、使用者端末機（ユーザ端末）が、無線ＬＡＮのアクセスポイント（“ＡＰ”と記す）を経て有線網（例えば、ハブ、ルータなど）に接続され、その接続後、インターネットを介してインターネット事業者のサーバーに接続される。その後、使用者端末機はＩＳＰ（インターネットサービス事業者）のサーバーを介して多様なインターネットサービスを受ける。

このような無線ＬＡＮに接続するための無線ＬＡＮモジュールを搭載した端末機が、ＡＰを経由してデータサービスを受けようとするならば、動作中の無線ＬＡＮ−ＡＰが送出するビーコン信号を検出しなければならない。しかし、特別の場所、つまり、データサービスを受けたいユーザー達が居そうな所だけを除いて、無線ＬＡＮ−ＡＰが提供されないから、無線ＬＡＮ−ＡＰから出るビーコン信号を端末機が継続的に探すことが必須こととなる。

この場合には、無線ＬＡＮ−ＡＰ（アクセスポイント）が存在しない場所であるのに、無線ＬＡＮモジュールが無線ＬＡＮ−ＡＰを探し求めるばかりで、電力が不必要に使われる。この問題を防止するための一案があり、それは、無線ＬＡＮ−ＡＰのありそうな所で使用者が無線ＬＡＮを動作させることである。しかし、この方法は使用者には不便である。

本発明の第１目的は、無線ＬＡＮ−ＡＰ探索機能を有する通信装置を提供し、この通信装置が現在いるところで、動作中の無線ＬＡＮ−ＡＰが無く、無線ＬＡＮ−ＡＰを検出できない所では、電力消費を防ぐことにある。

また、本発明の第２目的は、使用者の操作を要せずに、無線ＬＡＮ−ＡＰを自動的に探索する通信装置を提供することにある。

本発明は、更に、前記通信装置の機能遂行の方法にも関係する。

一態様に拠れば、本発明は、無線ＬＡＮ−ＡＰを介してインターネットに接続してデータを受信する通信装置を提供する。この通信装置が備えるものには、ＧＰＳ（全地球測位システム）衛星から接続装置の位置情報を受信するＧＰＳ受信モジュール；前記無線ＬＡＮ−ＡＰに接続するための無線ＬＡＮモジュール；前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を記憶する記憶装置；前記ＧＰＳ受信モジュールから出力される通信装置の位置情報と、前記記憶された無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報とに基づいて、前記無線ＬＡＮモジュールを選択的に動作させる制御部；を含む。

前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報が含むものには、無線ＬＡＮ−ＡＰの位置と無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径情報とを含む。

前記制御部は、前記通信装置が前記無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径内にあれば前記無線ＬＡＮモジュールを動作させ、前記無線ＬＡＮモジュールは前記制御部の制御によって動作して、無線ＬＡＮ−ＡＰから出力されるビーコン信号を検出する。

前記通信装置は、無線ＬＡＮ−ＡＰを介してインターネットに接続された位置情報サーバーと接続され、前記接続装置は、位置情報サーバーから無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を受信して、前記記憶装置に記憶された位置情報を更新する。

インターネットに接続されている無線ＬＡＮ−ＡＰに接続する方法は、無線ＬＡＮモジュールとＧＰＳ受信モジュールを備えた通信装置のためのもので、この方法には、ａ） ＧＰＳ受信モジュールを介して前記通信装置の現位置を継続して調査する段階；ｂ）記憶されている前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報と前記通信装置の位置情報とに基づいて、前記無線ＬＡＮモジュールの動作位置を検出する段階；及びｃ）前記無線ＬＡＮモジュールを駆動して前記無線ＬＡＮ−ＡＰから周期的に送出されるビーコン信号を検出する段階、更に検出されたビーコン信号に係る前記無線ＬＡＮ−ＡＰに接続する段階；を含む。

前記方法には、ｄ）前記無線ＬＡＮ−ＡＰへの接続後に、前記インターネットに接続されている位置情報サーバーから前記無線ＬＡＮ−ＡＰの最新位置情報を受信する段階、及び、記憶された位置情報を更新する段階をさらに含むことができる。

また、ｄ）段階は、無線ＬＡＮモジュールを介して“最新位置情報確認”メッセージを前記位置情報サーバーに伝送する段階；前記接続装置が、前記位置情報サーバーから前記メッセージに対する応答として、“位置情報更新”メッセージ又は“最新情報無し”メッセージを受信する段階；及び前記通信装置が前記“位置情報更新”メッセージを受信した場合、前記位置情報サーバーから前記無線ＬＡＮ−ＡＰの最新位置情報を受信する段階、前記位置情報を更新処理する段階；を含むことができる。

この方法は、前記位置情報サーバーから“最新位置情報確認”メッセージを受信する段階；“最新位置情報確認”メッセージから、前記通信装置が有している無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報のバージョン情報を確認する段階；前記通信装置が有している無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報の第１バージョンが、現在の無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報の第２バージョンより古い場合、“位置情報更新”メッセージを送出する段階；前記第１バージョンが前記第２バージョンと同一である場合、“最新情報無し”メッセージを送出する段階；及び前記“位置情報更新”メッセージが送られた後、第２バージョンに相当する無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を送出する段階；をさらに含むことができる。

このような本発明の好ましい実施形態によれば、無線ＬＡＮを介してデータサービスを受ける使用者端末機は電力を効率的に使用する。

具体的に見ると、無線ＬＡＮモジュールとＧＰＳ受信モジュールとを 共に搭載した端末機が動作して、現在サービス中である無線ＬＡＮ−ＡＰを介してサービスを受ける場合、前記ＧＰＳ受信モジュールを介して受信した端末機自身の位置情報と、端末機内に記憶された無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報とを比較する。前記端末機が前記無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス領域に存在する場合にのみデータサービスを受ける処理過程が実行される。端末機が無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス領域に居ない場合には、動作中の無線ＬＡＮ−ＡＰを継続的に探索する。無線ＬＡＮモジュールは必要なときだけ動作するので、電源消費を最少にする。

また、このような使用者端末機と無線ＬＡＮ−ＡＰの位置比較、及び無線ＬＡＮ−ＡＰの探索過程を使用者端末機が自動的に処理する。結局、使用者は探索機能を人為的に働かせねばならない不便さを排除できる。

以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。

図１は、本発明の好ましい実施形態による無線インターネット接続のための通信網構造を描いたものである。

同図に示すように、複数の通信装置、（つまり、使用者端末機１０）が無線ＬＡＮ−ＡＰ２０に接続されている。無線ＬＡＮ−ＡＰ２０は接続装置（connecting assembly）５０を介してインターネット３０に接続され、インターネット３０を介して多様なサービスを提供する複数のサーバーと接続される。本発明の好ましい実施形態では、無線ＬＡＮ−ＡＰ(アクセスポイント)の位置情報を提供する位置情報サーバー４０と接続される。

使用者端末機１０は、インターネット３０に連結されている無線ＬＡＮ−ＡＰ２０を介して各種インターネットサービスを受ける。また、使用者端末機１０は、無線ＬＡＮ−ＡＰの位置更新プログラムを自動的に遂行して、インターネット３０に繋がった位置情報サーバー２４を介して最新の無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を獲得する。また、複数のＧＰＳ衛星６０から端末機の位置情報を受信し、この端末機の位置情報と位置情報サーバー４０から提供された無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報とを比較して、端末機が無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス領域内に位置しているか否かを判断する。

図２は、本発明の好ましい実施形態による使用者端末機１０の１つを示す概略図である。

同図に示すように、使用者端末機１０は、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０に接続してインターネット３０から多様な情報を受信するための無線ＬＡＮモジュール１１、ＧＰＳ衛星６０から端末機位置情報を受信するＧＰＳ受信モジュール１２、記憶装置１３、及び制御部１４を含む。

記憶装置１３は、インターネット３０を介して獲得した最新の無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を記憶する外部記憶装置及び／又は内部記憶装置である。

ＧＰＳ受信モジュール１２は、地表の移動体の位置を距離及び速度計算によって割り出す、ＧＰＳ衛星６０から送信される信号を受信し、端末機の位置情報を算出する。ＧＰＳ受信モジュール１２は、少なくとも３個以上のＧＰＳ衛星６０からＧＰＳデータを受信するＧＰＳアンテナ１２１、ＧＰＳアンテナ１２１を介して受信した高周波信号を低周波信号に変換する高周波処理部１２２、スペクトル拡散を逆拡散してＧＰＳ衛星６０から送られるメッセージと擬似距離を得る信号処理部１２３、及びメッセージと擬似距離に基づいて使用者端末機１０の現在位置を求める位置算出部１２４を含む。このようにして求められた使用者端末機１０の位置情報は、緯度と経度を含む一定の書式で与えられる。

無線ＬＡＮモジュール１１は、各種無線ＬＡＮ（ＩＥＥＥ ８０２.１１ｂ/ａ）の接続機能を行う。図２に示すように、無線ＬＡＮモジュール１１が含むものには、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０との間で無線データを送受信するアンテナ１１１、アンテナ１１１を介して無線ＬＡＮ−ＡＰ２０から受信されるＲＦ信号を受信処理すると共に、使用者端末機１０から無線ＬＡＮ−ＡＰ２０へ伝送されるデータを高周波信号であるＲＦ信号に送信処理するＲＦ部１１２、ＲＦ部１１２で受信処理された信号を復調すると共に、送信しようとするデータを変調するベースバンド処理部１１３、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０と使用者端末機１０の制御部１４との間で標準プロトコル（無線ＬＡＮの場合ＩＥＥＥ ８０２.１１ｂ）を介したデータリンク処理を遂行するリンク処理部１１４を含む。無線ＬＡＮモジュール１１のＲＦ部１１２は、受信された信号及び送信しようとする信号を増幅する増幅部１１２１、発振器（ＶＣＯ）と接続されて、ＲＦ信号と中間周波数（ＩＦ）信号との間の信号変換を遂行するＲＦ/ＩＦ変換部１１２２、およびベースバンドＲＦ/ＩＦ変換部１１２２から受け取るＩＦ信号とベースバンド信号との間の信号変換を遂行するＩＦ/ＢＢ変換部１１２３を備える。

使用者端末機１０の制御部１４は、記憶装置１３に記憶されている無線ＬＡＮ−ＡＰの位置と、ＧＰＳ受信モジュール１２から提供される端末機の位置情報とに基づいて、使用者端末機１０が無線ＬＡＮ−ＡＰ２０のサービス領域内に在るか否かを判定する。その判定結果に従って無線ＬＡＮモジュール１１を選択的に作動させて、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０から伝送される信号を受信する。制御部１４は、無線ＬＡＮモジュール１１の一部として含まれ、又は無線ＬＡＮモジュール１１から分離された部分として備えられる。

図３に、このような構造からなる、本発明の実施形態による、無線ＬＡＮモジュールが搭載された使用者端末機１０が移動している時に、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０のビーコン信号を検出する工程を示す。

同図に示すように、端末機１０は、不規則な経路（Ｌ）を経て無線ＬＡＮ−ＡＰ２０のサービス領域Ａ、つまり、ビーコン信号が届く領域に到達して、動作中の無線ＬＡＮ−ＡＰを検出し、無線ＬＡＮを介したデータサービスを受ける。

次には、本発明の好ましい実施形態による端末機の無線ＬＡＮ−ＡＰへの接続を詳細に説明する。

図４は、使用者端末機１０と無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報サーバー４０の間での信号メッセージ交換を示す流れ図である。

図４によれば、使用者端末機１０が、何処かの無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス領域に進入すれば、“最新位置情報確認”メッセージが、使用者端末機１０の現有する無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報のバージョン情報（以下、第１バージョン情報と称する）を含んで位置情報サーバー４０に伝送されるが、このサーバーは無線ＬＡＮモジュール１１を介してインターネット３０に接続されている（Ｓ１００）。

インターネット３０を介して“最新位置情報確認”メッセージを受信した位置情報サーバー４０は、そのメッセージから第１バージョン情報を抽出し、この第１バージョン情報と、サーバー４０が有している無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報のバージョン情報（以下、第２バージョン情報と称する）とを比較する（Ｓ１１０）。

使用者端末機１０が有している第１バージョン情報が第２バージョン情報よりも古い場合、位置情報サーバー４０は“位置情報更新”メッセージを使用者端末機１０に伝送した（Ｓ１２０）後、最新の無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を使用者端末機１０に伝送する処理を行う（Ｓ１３０）。

仮に、使用者端末機１０が最新の無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を有している場合（つまり、第１バージョン情報が第２バージョン情報と同一である場合）には、位置情報サーバー４０は“最新情報無し”メッセージを使用者端末機１０に伝送して、使用者端末機１０の位置情報が最新情報であることを知らせる（Ｓ１４０）。

これらの全工程は、使用者の介入なしで自動的に行われる。

図５は、位置情報サーバー４０が使用者端末機１０へ伝送する無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報の構造を示す。

無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報は、無線ＬＡＮ−ＡＰの地理学的位置（Ｉ１）と無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径（Ｉ２）とを含む。無線ＬＡＮ−ＡＰの地理学的位置（Ｉ１）は、ＧＰＳにより正確に測定できる緯度と経度情報を含む。無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径（Ｉ２）は、無線ＬＡＮ−ＡＰの地理学的位置Ｉ１からの、無線ＬＡＮ−ＡＰのサービスが可能な距離（例えば１０ｍ）である。更に正確なサービス半径情報を獲得するために、実際の無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径を測定して使用することもできる。

前述の位置情報サーバー４０を介して無線ＬＡＮ−ＡＰ２０の位置情報受信と更新処理とが成されれば、使用者端末機１０の制御部１４は、無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を記憶装置１３に記憶することもあり、記憶されている位置情報を更新することもある。記憶装置１３には、一つ以上の無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を記憶できる。

無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報受信及び更新と共に、使用者端末機１０は、無線ＬＡＮ−ＡＰへの接続を位置情報に基づいて選択的に行う。

図６は、使用者端末機１０の順次処理を示す流れ図である。

無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を位置情報サーバー４０から受信して記憶した後、使用者端末機１０は、ＧＰＳ衛星６０を通じて自己の位置を継続して確認し、その自己の位置と記憶されている無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報とを比較する。

具体的には、図６に示されているように、ＧＰＳ受信モジュール１２は、ＧＰＳ衛星６０から送信されるＧＰＳデータを受信して使用者端末機１０の位置を算出し、制御部１４は、ＧＰＳ受信モジュール１２から提供される端末機位置情報と、記憶装置１３に記憶されている無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報とを比較する（Ｓ２００〜Ｓ２２０）。

例えば、制御部１４は、無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報に含まれている地理学的位置と使用者端末機の位置とを比較する。もし、無線ＬＡＮ−ＡＰの位置と使用者端末機の位置とが一致しない場合には、制御部１４は、使用者端末機の位置が無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径内にあるか否かを判定する（Ｓ２３０〜Ｓ２４０）。

使用者端末機の位置が無線ＬＡＮ−ＡＰの位置と一致し、あるいは使用者端末機が無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径内に在れば、制御部１４は、使用者端末機１０が無線ＬＡＮ−ＡＰ２０のサービス領域内に進入したと判断して、無線ＬＡＮモジュール１１を作動して、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０が送出するビーコン信号を検出させる（Ｓ２５０）。その後、無線ＬＡＮ−ＡＰ２０を介してデータサービスを受ける。

図７は、使用者端末機１０が移動した時の、無線ＬＡＮ−ＡＰと使用者端末機１０との位置関係を例示している。

もし、使用者端末機１０が無線ＬＡＮ−ＡＰ２１のサービス領域（Ａ１）に進入すれば、使用者端末機１０は、無線ＬＡＮ−ＡＰ２１が送出するビーコン信号を検出し、その後に無線ＬＡＮ−ＡＰ２１を介してデータサービスを受ける。もし、使用者端末機１０が無線ＬＡＮ−ＡＰ２１のサービス領域（Ａ１）から離脱すれば、無線ＬＡＮ−ＡＰ２１を介しては、データサービスをそれ以上受けられないため、使用者端末機１０の制御部１４は無線ＬＡＮモジュール１１の動作を停止させて、電力消費を防ぐ。

使用者端末機１０が無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス領域内に在るか否かの判断は、前述のように、ＧＰＳ衛星６０から受信した使用者端末機１０の位置情報と、記憶されている無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報とを比較して行われる。

使用者端末機１０が、別の無線ＬＡＮ−ＡＰ２２のサービス領域（Ａ２）に進入したと判断されれば、制御部１４が無線ＬＡＮモジュール１１を作動させて、無線ＬＡＮ−ＡＰ２２が出すビーコン信号を検出する。その後、無線ＬＡＮ−ＡＰ２２を介してデータサービスを受ける。

以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者のいろいろな変形及び改良形態もまた本発明の権利範囲に属する、と明らかに理解されるべきである。

本発明の好ましい実施形態による無線インターネット接続のためのネットワーク構造を示す図である。 本発明の好ましい実施形態による通信装置を示す概略図である。 本発明の好ましい実施形態による通信装置移動中の無線ＬＡＮ−ＡＰのビーコン信号検出工程を示す図である。 本発明の好ましい実施形態による通信装置と無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報サーバーの間での信号メッセージ交換の流れ図である。 本発明の好ましい実施形態による無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報の構造を示す図である。 本発明の好ましい実施形態による通信装置の処理動作の流れ図である。 本発明の好ましい実施形態による通信装置の位置移動時の無線ＬＡＮ−ＡＰと通信装置との間の位置関係を例示する図である。

符号の説明

１０ 使用者端末機
１１ 無線ＬＡＮモジュール
１１１ 無線データ送受信アンテナ
１１２ ＲＦ部
１１２１ 増幅部
１１２２ ベースバンドＲＦ/ＩＦ変換部
１１２３ ＩＦ/ＢＢ変換部
１１３ ベースバンド処理部
１１４ リンク処理部
１２ ＰＳ受信モジュール
１２１ ＧＰＳアンテナ
１２２ 高周波処理部
１２３ 信号処理部
１２４ 位置算出部
１３ 記憶装置
１４ 制御部
２０ 無線ＬＡＮ−ＡＰ
３０ インターネット
４０ 無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報サーバー
５０ 接続装置
６０ ＧＰＳ衛星

Claims (10)

1. 無線ＬＡＮ−ＡＰ(アクセスポイント)を介して通信網に接続しデータ を受信する通信装置であって、
   ＧＰＳ衛星から前記接続する装置の位置情報を受信するＧＰＳ受信モジュール；
   前記無線ＬＡＮ−ＡＰに接続するための無線ＬＡＮモジュール；
   前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を記憶するための記憶装置；及び
   前記ＧＰＳ受信モジュールから出力される前記通信装置の前記位置情報と、前記記憶装置に記憶されている前記無線ＬＡＮ−ＡＰの前記位置情報とに基づいて、前記無線ＬＡＮモジュールを選択的に稼動させる制御部
   を備えることを特徴とする通信装置。
2. 前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報は、前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置と、前記無線ＬＡＮ−ＡＰのサービス半径とを含むことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
3. 前記制御部は、前記通信装置が前記無線ＬＡＮ−ＡＰの前記サービス半径内に在れば、前記無線ＬＡＮモジュールを稼動させることを特徴とする請求項２に記載の通信装置。
4. 前記無線ＬＡＮモジュールは、前記制御部の制御によって操作されて、前記無線ＬＡＮ−ＡＰから出るビーコン信号を検出することを特徴とする請求項２に記載の通信装置。
5. 前記通信装置は、前記通信網に接続されている位置情報サーバーと前記無線ＬＡＮ−ＡＰを介して接続され、
   更に、前記位置情報サーバーから無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を受信して、前記記憶装置に記憶されている前記位置情報を更新することを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
6. 無線ＬＡＮモジュールとＧＰＳ受信モジュールとを備えた通信装置を、通信網に接続されている無線ＬＡＮ−ＡＰ（アクセスポイント）に接続する方法であって、
   ａ）前記ＧＰＳ受信モジュールを介して前記通信装置の現在の位置を継続して追跡し；
   ｂ）記憶されている前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報と前記通信装置の位置情報とに基づいて、前記無線ＬＡＮモジュールの稼動位置を割り出し；及び
   ｃ）前記無線ＬＡＮモジュールを稼動して無線ＬＡＮ−ＡＰから周期的に送出されるビーコン信号を検出し、該検出したビーコン信号を送出した無線ＬＡＮ−ＡＰに接続する
   ことを含むことを特徴とする接続方法。
7. ｄ）前記無線ＬＡＮ−ＡＰに接続した後、前記通信網に連結されている位置情報サーバーから前記無線ＬＡＮ−ＡＰの最新位置情報の受信し、前記記憶されている位置情報を更新処理する
   ことをさらに含むことを特徴とする請求項６に記載の接続方法。
8. 前記ｄ）のステップは、
   “最新位置情報確認”メッセージを前記位置情報サーバーに前記無線ＬＡＮモジュールを介して伝送し；
   前記位置情報サーバーから前記メッセージに対する応答として、“位置情報更新”メッセージ又は“最新情報無し”メッセージを受信し；及び
   前記通信装置が、“位置情報更新”メッセージを受信した場合に、前記位置情報サーバーから前記無線ＬＡＮ−ＡＰの最新位置情報を受信して、前記位置情報を更新処理する
   ことを含むことを特徴とする請求項７に記載の接続方法。
9. 前記位置情報サーバーが、“最新位置情報確認”メッセージを受信し；
   “最新位置情報確認”メッセージから、前記通信装置が有している無線ＬＡＮ−ＡＰ位置のバージョン情報を確認し；
   前記通信装置が有している無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報の第１バージョンが、現在無線ＬＡＮ−ＡＰ位置情報の第２バージョンよりも古い場合には、前記通信装置に“位置情報更新”メッセージを送出し；
   前記第１バージョンが前記第２バージョンと同一である場合には、前記通信装置に“最新情報無し”メッセージを送出し；及び
   前記“位置情報更新”メッセージを送出した後、前記第２バージョンに相当する無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報を前記通信装置に伝送する
   ことをさらに含むことを特徴とする請求項８に記載の接続方法。
10. 前記無線ＬＡＮ−ＡＰの位置情報が、ＡＰ位置情報とＡＰのサービス半径情報とを含むことを特徴とする請求項７に記載の接続方法。
    

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