JP2006504645A5

JP2006504645A5 -

Info

Publication number: JP2006504645A5
Application number: JP2004519701A
Authority: JP
Filing date: 2003-06-27
Publication date: 2006-08-17

Claims

Ｃ型肝炎ウイルス１ｂのＥ１タンパク質のアミノ酸２０６〜３１３内の立体構造エピトープに対する抗体。
多重ＨＣＶ遺伝子型に由来するＨＣＶＥ１タンパク質のアミノ酸１９４〜２０４内の直鎖状エピトープに対する抗体。
Ｈ−１１４により認識されるエピトープに対する抗体。
Ｈ−１１１により認識されるエピトープに対する抗体。
請求項１又は２に記載の抗体を発現する細胞系。
Ｂ細胞系である、請求項５に記載の細胞系。
ヒト細胞系である、請求項５に記載の細胞系。
哺乳類細胞系である、請求項５に記載の細胞系。
真核細胞系である、請求項６に記載の細胞系。
ハイブリドーマである、請求項５に記載の細胞系。
エプスタイン−バーウイルス（ＥＢＶ）で形質転換されている、請求項５に記載の細胞系。
ウイルスで感染されている、請求項５に記載の細胞系。
ファージで感染されている、請求項５に記載の細胞系。
請求項１又は２に記載の抗体を提示するウイルス。
モノクローナル抗体である、請求項１、２、３又は４のいずれかに記載の抗体。
人体に適応させた抗体である、請求項１、２、３又は４のいずれかに記載の抗体。
哺乳類の抗体である、請求項１、２、３又は４のいずれかに記載の抗体。
ＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドを請求項１、２、３又は４のいずれかに記載の抗体に、抗体がＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドに結合するのに十分な時間、接触させ；
Ｅ１の推定受容体を発現する細胞とＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドと抗体とを、タンパク質又はペプチドによる推定受容体への結合を可能にするのに充分な時間、接触させ；
タンパク質又はペプチドによる細胞への結合を検出する（抗体の非存在下における結合と比較して細胞表面への結合が低下していた場合、受容体をＨＣＶＥ１受容体と同定する）
段階を包含する、ＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドに対する受容体を同定する方法。
請求項１、２、３又は４のいずれかに記載の抗体を固体支持体に付着し；抗体をＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドに、ＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドが抗体に結合してタンパク質又はペプチド−抗体複合体を形成するのに十分な時間、接触させ；
ライブラリータンパク質又はペプチドが複合体に結合するのに十分な時間、複合体をライブラリータンパク質又はペプチドと接触させ；
未結合のライブラリータンパク質又はペプチドを複合体から除去し；
複合体に結合するライブラリータンパク質又はペプチドを同定する（ここで結合したライブラリータンパク質又はペプチドは推定ＨＣＶＥ１受容体である）
段階を包含する、ＨＣＶＥ１タンパク質又はペプチドに対する受容体を同定する方法。
請求項１、２、３又は４のいずれかに記載の抗体と、薬剤として許容される賦形剤とを含む薬剤組成物。
抗体が、ＨＣＶのＥ１及びＥ２タンパク質に対するものであることを特徴とする、２種以上のモノクローナル抗体の組み合わせを含む薬剤組成物。
抗体が、単一ＨＣＶ遺伝子型のＥ１及びＥ２タンパク質に対するものであることを特徴とする、請求項２１に記載の薬剤組成物。
抗体が、多重ＨＣＶ遺伝子型のＥ１及びＥ２タンパク質に対するものであることを特徴とする、請求項２１に記載の薬剤組成物。
抗体が直鎖状エピトープに対するものである、請求項２１に記載の薬剤組成物。
抗体が立体構造エピトープに対するものである、請求項２１に記載の薬剤組成物。
抗体が直鎖状及び立体構造エピトープに対するものである、請求項２１に記載の薬剤組成物。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−５を含む、請求項２１に記載の薬剤組成物。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−７を含む、請求項２１に記載の薬剤組成物。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−４Ｇを含む、請求項２１に記載の薬剤組成物。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−８Ｃを含む、請求項２１に記載の薬剤組成物。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−１７を含む、請求項２１に記載の薬剤組成物。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−２を含む、請求項２１に記載の薬剤組成物。
ＨＣＶ１ｂＥ１タンパク質のアミノ酸２０６〜３１３を含む、ＨＣＶのＥ１タンパク質の立体構造エピトープを含むペプチド。
アミノ酸が、ＨＣＶ１ｂのＥ１タンパク質のアミノ酸２０６〜３１３に類似していることを特徴とする、ＨＣＶＥ１のアミノ酸配列を含むペプチド。
ＨＣＶ１ｂＥ１タンパク質のアミノ酸２０６〜３１３に類似したアミノ酸を含む非ＨＣＶタンパク質又はペプチド。
ＨＣＶ１ｂＥ１タンパク質のアミノ酸２０６〜３１３が天然の立体構造である、請求項３５に記載の非ＨＣＶタンパク質又はペプチド。
請求項３４に記載のペプチドに少なくとも６０％の同一性を有するペプチド。
請求項３４に記載のペプチドに少なくとも７０％の同一性を有するペプチド。
請求項３４に記載のペプチドに少なくとも８０％の同一性を有するペプチド。
請求項３４に記載のペプチドに少なくとも９０％の同一性を有するペプチド。
アミノ酸２０６〜３１３を含むＨＣＶＥ１の１ｂ遺伝子型の立体構造エピトープに対して十分な三次元構造的類似性を有する作用物にして、該作用物の存在下で抗体へのエピトープの結合と競合させ、該作用物の非存在下での結合と比較するための作用物。
ペプチドである、請求項４１に記載の作用物。
小分子である、請求項４１に記載の作用物。
化合物である、請求項４１に記載の作用物。
有機分子である、請求項４１に記載の作用物。
無機分子である、請求項４１に記載の作用物。
ミモトープである、請求項４１に記載の作用物。
ＨＣＶ１ｂのＥ１タンパク質のアミノ酸２０６〜３１３内の立体構造エピトープを含む、ＨＣＶＥ１のペプチド断片を含むワクチン。
請求項１又は３に記載の抗体によって認識されるエピトープを含むＨＣＶＥ１ペプチド断片を含むワクチン。
Ｈ−１１４及びＨ−１１１からなる群より選ばれてなるヒトモノクローナル抗体により認識されるエピトープを含むＨＣＶＥ１のペプチド断片を含むワクチン。
請求項３３に記載のペプチドを含むワクチン。
請求項４１に記載の作用物を含むワクチン。
ヒトモノクローナル抗体により認識されるエピトープを含むＨＣＶＥ１のペプチド断片少なくとも１個とヒトモノクローナル抗体により認識されるエピトープを含むＨＣＶＥ２のペプチド断片少なくとも１個との組み合わせを含むワクチン。
ペプチド断片が単一ＨＣＶ遺伝子型のものである、請求項５３に記載のワクチン。
ＨＣＶＥ１及びＥ２のペプチド断片が多重ＨＣＶ遺伝子型のものである、請求項５３に記載のワクチン。
エピトープが、ＨＣＶＥ１及びＥ２のペプチド断片上の直鎖状エピトープである、請求項５３に記載のワクチン。
エピトープが、ＨＣＶＥ１及びＥ２のペプチド断片上の立体構造エピトープである、請求項５３に記載のワクチン。
エピトープが、ＨＣＶＥ１及びＥ２のペプチド断片上の直鎖状エピトープと立体構造エピトープとの組み合わせである、請求項５３に記載のワクチン。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−５を含む、請求項５３に記載のワクチン。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−７を含む、請求項５３に記載のワクチン。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−４Ｇを含む、請求項５３に記載のワクチン。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−８Ｃを含む、請求項５３に記載のワクチン。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−１７を含む、請求項５３に記載のワクチン。
Ｈ−１１１及びＣＢＨ−２を含む、請求項５３に記載のワクチン。
ＨＣＶ感染患者から得た血清を；
請求項１又は２に記載の抗ＨＣＶモノクローナル抗体によるそのエピトープへの結合について、患者血清による阻害を測定し；そして
治療投与の候補者として患者を同定する
段階を含む、ＨＣＶ感染患者を分類する方法。
請求項１又は２に記載の抗体を、抗体がその抗原に結合するのに好適な条件下で、個人から得た体液に接触させ；そして
抗体によるペプチドへの結合を検出する
段階を含む、ＨＣＶ感染を検出する方法。
請求項１に記載の抗体少なくとも２種を、抗体／抗原結合するのに好適な条件下で、個人から得た体液に接触させ；
抗体によるペプチドへの結合を検出し；そして
抗体結合の特性を分析してＨＣＶの遺伝子型を決定する
段階を含む、ＨＣＶの遺伝子型を同定する方法。
体液が血液である、請求項６６又は６７に記載の方法。