JP2006503726A - 印刷フォーム用支持体におけるインクジェット用インク組成物、その製造方法及びリソグラフ印刷フォームの製造方法 - Google Patents

印刷フォーム用支持体におけるインクジェット用インク組成物、その製造方法及びリソグラフ印刷フォームの製造方法 Download PDF

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Abstract

酸性基を有するポリマー又はコポリマーを含むインクを含有するリソグラフ印刷フォームであって、上記基の少なくとも一つがアミドに転化されている上記印刷フォーム。支持体に、上記ポリマーを含むインクで印刷し、支持体を乾燥する工程を含むリソグラフ印刷フォームの製造方法。酸性基を有するポリマー又はコポリマーを含むインク及びインクの製造方法であって、上記基の少なくとも一つが対応するアミドに転化されており;所望により、そのインクが、脂肪酸、金属、金属錯体及び/又は染料をさらに含むもの。

Description

本発明は、印刷プレートの製造用インク及び得られるリソグラフ印刷フォームに関する。より具体的には、本発明は、支持体へのインクジェットに適したポリマー化合物を含む組成物であって、その支持体が、限定されるものではないが通常は金属プレートであり、処理後にリソグラフ印刷における印刷フォームとして使用可能なものに関する。
数タイプのインク、例えば印刷インク及び印刷プレート製造用インクがある。一般的に、印刷インクは、最終製品を作成する最終支持体での印刷に使用される。印刷プレート製造用インクは、印刷工程の異なる段階において使用され、異なる要求を有する。印刷プレート製造用インクは、イメージ領域及び非イメージ領域を作る支持体において使用される。これらの領域は、印刷インクを最終支持体に移すために印刷インクと後に接触される。本発明は、印刷プレート製造用インクに関する。
オフセットリソグラフ印刷方法において、親油性イメージ領域及び親水性非イメージ領域を有する開発された平プレートリソグラフ印刷プレートは、長期間使用されてきた。水がそのようなプレートに適用される場合、プレートの非イメージ領域である親水性領域上にフィルムが形成されると考えられ、水は、小さな液滴において親油性プレートと接触すると考えられる。油ベースのインク組成物がプレートに適用される場合、非イメージの水フィルムにインクを付着しないが、撥水イメージ領域上の水滴を乳化し、その後インクが付き始める。得られるイメージは、ゴム・ブランケット上に移されるか、又は「オフセット」され、それは、その後使用され、媒体、例えば紙に印刷される。
印刷プレートの製造に使用されるプレートは、異なる表面処理を有するアルミニウムプレートであってもよいが、それらに限定されない。これらの表面は、例えば、酸性、両性又はアルカリ性の特性を有する表面を得るために、陽極処理、粒状化(grained)又はシリカ処理され得る。有用なプレートは、その後親油性領域を作るために使用される方法及び/又は組成物に依存する。
親油性領域は、インク、樹脂、ワックス等での表面処理により作ることができる。その後、印刷プレートを乾燥、硬化、加熱、洗浄するか、又は他の処理が施され、最終プレートが製造される。
これらのプレートに、異なる種類のインクで、インクジェット技術、例えば圧電、サーマル、バブルジェット(登録商標)、ドロップオンデマンド又はコンティニュアスインクジェットを使用して印刷することは公知である。この目的のために、そのインクは一定の特性を持たなければならない。それは、一定の範囲内に表面張力を有さなければならない。インクに対するプレートの境界面における表面張力コンポーザント(composant)が、プレートと空気の間の境界面の平面における表面張力コンポーザント未満である限り、インクは広がると考えられる。表面エネルギーが非常に高いならば、ヤングの式により示される接触角は、90°よりも大きいと考えられ、それは液滴の跳ね返りを生じると考えられる。さらに、プレートは、親油性領域を作るための必須の部分を有さなければならない。
US 2002/0109763 A1は、プレートの表面に結合するインクの成分として、ホウ酸(boron acid)及びホウ酸エステル(boron ester)の使用を開示している。これらのインクは、酸化された金属表面、特に陽極処理されたアルミニウム表面に適している。
EP 1 157 825 A1は、印刷プレートを親油性にする成分としてのリン酸エステル(phosporester)の使用を開示している。また、これらのインクは、好ましく陽極処理された酸化金属表面の使用に限定されている。
EP 1 157 827 A1は、インク中の親油剤としての、複素環化合物の使用を開示している。また、これらのインクは、好ましく陽極処理された酸化金属表面における使用に主に限定されている。
WO0046038は、インク組成物中の親油性成分としての、一定のポリマー及びコポリマーの使用を開示している。それは、アルカリプレートにおける使用のための、部分的又は完全に中和された酸性ポリマーの使用を開示している。さらに、それは、酸性プレート上の使用のためのポリマー主鎖の部分として、複数の三級アミン基を含む、部分的又は完全に中和されたアルカリポリマーの使用を開示している。
上記インクは、すべて、一定のプレートに単に適し、例えば、アルカリプレート用に酸性ポリマー及び酸性プレート用にアルカリポリマーというセットバック(setback)を有している。もし、一つのインクが任意の種類の印刷プレートに使用され得るならば、非常に好都合であると考えられる。
さらに、上記インクは、比較的長い乾燥時間を有する。速く乾き、硬化するインクは、それらが衝撃に対する感受性が低いので、印刷プレートの取扱いを容易にすると考えられる。
US 6 183 923 B1は、金属支持体上に使用される油ベースのインクを開示している。さらに、油溶性染料が開示されている。
US 5 973 025は、アミド官能性及び、塩として存在する中和された酸官能性(acid functionality)を有するポリマーを含むインクを開示している。スチレンモノマーは、この特許に述べられておらず、さらに、リソグラフ印刷プレートの製造におけるそのようなインクを使用することの示唆もされていない。
EP 1 088 866 A1は、アミド官能性及び中和された酸官能性を有するポリマーを含むインクを開示している。脂肪酸及び金属錯体の使用は、この出願に開示されていない。
最後の三つの書面は、印刷プレートの製造に関連し得ない印刷インクを開示している。
本発明の目的は、印刷可能な媒体を製造するために、全てのタイプのプレートにインクジェット用インクとして使用してもよい液体組成物を提供することである。さらに、本発明の目的は、印刷プレートに適用された後に速く乾燥し、硬化するインクを提供することである。
本発明は、アミド化酸性ポリマー及びコポリマーが全てのタイプのプレートに結合することが可能であり、それらが、プレート上にスプレーされ、加熱された後に、非常に速く乾燥し、統合された(integrated)構造をより速く形成するという発見に基づいている。もし、アミド化酸性ポリマーを、脂肪酸及び所望により、好ましくは錯体の形態において一つ以上の遷移金属と混合するならば、さらに良好なインクが得られる。アミド化酸性ポリマーを含有するインク組成物に、脂肪酸及び金属イオンの両方を添加することにより、特に好適なインクが得られる。
本発明により、以下のもの:
−支持体、好ましくは金属プレート、及び
−酸基を有するポリマー又はコポリマーを含むインク、
を含むリソグラフ印刷フォームであって、上記基の少なくとも一つが、対応するアミドに転化されている、上記印刷フォームを提供する。
さらに、以下の工程を含むリソグラフ印刷フォームの製造方法を提供する:
−支持体、好ましくは金属プレートを、酸基を有するポリマー又はコポリマーを含むインクで処理する工程(上記基の少なくとも一つは対応するアミドに転化されている);
−支持体を乾燥する工程;
−所望により、支持体を加熱する工程。
さらに、以下の工程を含む方法において使用するための、インクの製造方法を提供する:
a) 酸基を有するポリマー又はコポリマーをアミンで処理する工程、
b) pHを7より高く調整する工程、
c) 所望により、脂肪酸、油又はワックスを添加する工程、
d) 所望により、一つ以上の遷移金属又は金属錯体を添加する工程、
e) 所望により、着色剤を添加する工程、
f) 所望によりインクを加熱する工程。
最後に、酸基を有するポリマー又はコポリマーを含有する水性インクであって、上記基の少なくとも一つが対応するアミドに転化されているものであって、そのインクが、0.001質量%〜飽和量までの一つ以上の脂肪酸及び所望により一つ以上の以下の成分をさらに含有することを特徴とする、上記水性インクを提供する:
−界面活性剤0.1〜20質量%、
−着色剤0.1〜20質量%、
−遷移金属群の少なくとも一つの金属又は金属錯体0.001〜10質量%、
−表面張力/粘度調整剤0.1〜80質量%
−親水性添加剤0.01〜20質量%。
このインクはインクジェットに適している。
さらに、本発明は、本発明によるインクの、印刷プレートの製造のための使用を含む。
本発明のインクは、全てのそのフォームにおけるインクジェット、例えばバブルジェット(登録商標)、圧電性、サーマル、ドロップオンデマンド又はコンティニュアスインクジェットに適している。
本発明の利点は、本発明のインクが殆どいかなる金属プレート及び少なくともいかなるアルミニウム表面にも使用可能なことである。そのインクは速く乾き、インク中に泡を発生する傾向が低く、それ故に印刷産業に特に適している。
一つの態様において、そのインクは、得られるクリーナー印刷方式のために望ましい水溶性である。
発明の詳細な説明
本出願人は、酸基を有するポリマーを含むインク組成物であって、上記基の少なくとも一つが対応するアミドに転化されているものが、リソグラフ印刷フォームの製造に有用であるように酸性及びアルカリ性金属表面の両方に十分しっかりと結合可能であることを見い出した。アミドに使用されるアミンは、アンモニア、アルキルアミン(alkylamin)、ジアルキルアミン(dialkylamin)及び芳香族アミンであり得るが、それらに限定されない。
インクを酸性及びアルカリ性の金属表面の両方に結合することができるのは、非アミド化酸基の酸塩基平衡及びアミド基の酸塩基平衡である。置換基の以下の形態の少なくとも三つは、7より高いpHで同時に存在する:
COO-、COOH、CONR2、CONR2H+
(式中、Rは、独立して水素、アルキル(分岐又は非分岐)、シクロアルキル又は芳香族基であり;それぞれの基は、所望によりさらに置換基を有することが可能である)。
インクは、インクジェット、例えば、バブルジェット(登録商標)、圧電、サーマル、ドロップオンデマンド又はコンティニュアスインクジェットに適している。インクは、それを脂肪酸、染料、及び/又は、所望により、好ましくは錯体の形態における遷移金属群の一つ以上の金属と処理することにより、さらに向上されてもよい。
染料は、印刷フォームにイメージ領域を示すために本質的に使用される。しかし、一定の染料、例えば、ローダミンは、イメージ領域の特性をさらに向上させる。
金属又は金属錯体は、水中の染料の溶解性を向上させ、また、それらは、印刷フォームの表面への染料の結合を安定化させる。印刷フォームの表面に許容可能に結合するために、金属又は金属錯体を必要とするのは全ての染料ではないが、金属又は金属錯体の補助なしにフォームに十分強く結合しない染料の例がある。
脂肪酸は、イメージ領域の親油性を向上させ、それにより印刷インクの最終支持体への移行能力を向上させ、印刷フォームの連続運転(run length)を増強する。
好ましくは、ポリマー又はコポリマーは、好ましくは一つ以上の二重結合を有する炭化水素成分をさらに含み、例えばスチレン及びメタクリレート(methacrylat)から製造されるコポリマーである。
インク
本発明によるインクは、酸基を有するポリマー又はコポリマーを含む。酸基を有するモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸から選ばれてもよいが、それらに限定されない。さらに、コポリマーに使用されるモノマーとしては、スチレン、スルホン化スチレン、ビニル等が挙げられるが、それらに限定されない。ポリマーは、ブロック、グラフト、ランダム-ブロック又はランダム-グラフトポリマーであってもよいが、それらに限定されない。
アミドを作るために酸基との反応に好適な塩基は、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン等である。しかし、また、炭素数20までのアルキル鎖を有するアミンは、有用である。
特に適したポリマーは、スチレン-アクリレートポリマーであるジョンクリルポリマーである。モル質量が250g/モルを超えるポリマー又はコポリマーが好適である。本発明の一つの態様において、ポリマーの平均モル質量が、10 000g/モルを超え、至適には14 000g/モルを超えることが好ましく、一つのそのようなポリマーはジョンクリル690である。
上記のように、インクは、脂肪酸、ワックス又はアミドに結合する任意の種類の類似材料を、所望により含んでいてもよい。使用する場合、脂肪酸又は脂肪酸アルコールは、0.001質量%〜飽和量で存在する。所望により、脂肪酸は、部分的又は100%鹸化されたポリマーをベースとしていてもよい。脂肪酸は、炭素数4〜26の任意の脂肪酸であってもよい。脂肪酸は、飽和又は不飽和であってもよい。それは、酸基の他に一つ以上の追加の官能基を含んでいてもよい。これらの官能基は、以下のリストから選ばれてもよいが、それらに限定されない:アミン、イミン、エステル、エーテル、ケトン、アルデヒド、スルフェート、スルフィド、スルホン、ホスフェート及びリン酸エステル。脂肪酸は、以下のものであってもよいがそれらに限定されない:ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキドン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸。特に適した脂肪酸は、ラノリンから抽出されるか、又はラノリン油、ラノリン酸(lanoline acid)又はラノリネートアルコール(lanolinate alcohol)の形態における好ましいヒドロキシル化ラノリンから誘導される脂肪酸である。
他の態様において、ワックスは、補足又は脂肪酸の代替として使用される。そのような好適なワックスの例は、ラノリンを含むRitaalfaTM及びRitawaxTMである。
また、インクは、ポリマーのアミド結合又は他の部位のいずれかで、アミド化ポリマーに結合する有機又は非有機油の任意の形態を含んでいてもよい。上記油は、シリコン油又はエーテル油から選ばれてもよいが、それらに限定されない。
好ましい態様において、また、インクは、一つ以上の遷移金属を含む。使用される場合、遷移金属(類)は、0.001〜10質量%の濃度において存在する。
インクは、水5〜90%をさらに含んでいてもよい。
他の態様において、出発材料、即ちポリマー又はコポリマーは、アミドとして購入されてもよい。その後、ポリマー又はコポリマーを塩基で処理し、溶液をアルカリ性に保つ。その後、一つ以上の前記添加剤を、酸性ポリマー又はコポリマーに関して記載したように混合物に適用する。
インクは、一つ以上の液体を含むエマルジョン又は溶液であってもよい。好ましい態様において、液体の一つは水である。
アミド化の後、混合物をアルカリ性に、即ちpHを7より高く維持するために、また、酸性化合物を混合物に加える場合において、塩基を混合物に加える。好ましくは、pHを7.5〜8.5に維持する。加える塩基は、いかなる種類の塩基であってもよいが、アンモニアが好ましく、例えば30%アンモニア水溶液が好ましい。
得られるインクの動粘度は、1.0〜15mPa.s、好ましくは1.5〜4.5mPa.s、至適には2.5〜4.5mPa.sと考えられる。好ましくは、インクの表面張力は、0.01〜0.10N/m、より好ましくは0.02〜0.06N/mであり、最も好ましくは0.03〜0.05N/mと考えられる。異なる表面張力の液体を加えるか、又は界面活性剤を添加することにより、表面張力及び動粘度を上記範囲内の正確な値に調整する。上記液体は、以下のリストの一つ以上の液体であってもよいが、それらに限定されない:
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、エチレングリコールモノ-sec-ブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールモノ-tert-ブチルエーテル、エチレングリコールモノ-n-アミルエーテル、エチレングリコールモノ-n-ヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、プロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ-sec-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノイソブチルエーテル、プロピレングリコールモノ-tert-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ-イソ-プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-sec-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-tert-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、ポリエチレングリコールモノプロピルエーテル、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール、プロピレングリコール、炭素数1〜6の任意のアルコール、例えばメタノール、エタノール、n-プロパノール、2-プロパノール等。これらの化合物が水溶液の表面張力及び粘度を変化させるであろうことは文献から公知である。液体は、0.1〜80質量%の量において存在してもよい。
界面活性剤は、四級アンモニウム塩、アンモニウム塩、スルホネート及びスルホン酸であってもよいが、それらに限定されない。それらは、0.1〜20質量%の量で存在してもよい。
その態様の全てにおいてインクは、乾燥及び120℃より高い温度への加熱、好ましくは170℃〜220℃への加熱、至適には190℃〜210℃への加熱の後、スポットを形成する。これらのスポットは、印刷フォームの支持体に付着する親油性、及び好ましくは疎水性の構造を形成する。乾燥及び硬化されたインクは、得られる印刷フォームの印刷インク受容層になる。そのインクは親油性であり、従って、インクが金属表面上に付着する領域(イメージ領域)に、その印刷インクは付着する。非イメージ領域において、その表面は、親水性のままであり、水のみがそれらの領域に付着すると考えられる。本出願において、「イメージ」は、リソグラフ印刷フォームの文字及び絵の両方に使用される用語である。それは印刷インクが吸着されるイメージにおけるものである。
好ましくは、インクの濡れ角度(wetting angle)は15°〜80°、より好ましくは15°〜65°である。
好ましい態様において、インクは、また、着色剤0.1〜20質量%を含み、至適には、着色剤は、混合物に可溶性の染料である。他の好適な着色剤は、金属錯体染料、最も好ましくは遷移金属錯体である。
陰イオン性の染料は、水溶性であるか又は水溶性となることが可能であり、従って本発明に適している。さらに、陽イオン性染料は、所望により少量の非極性液体により水溶性とされ得る場合、使用可能である。より好ましいものは、ポリマー及び/又は支持体との結合を形成する、及び/又は強力な疎水性部分を保有する染料である。特に好ましい染料は、ローダミンB、ガロシアニン、メチルグリーン、スダンIV、エリトロシンB、クリスタルバイオレットである。
染料、脂肪酸、金属錯体及びワックスの使用量又はタイプは、アミド基に転化される酸基の量に依存する。従って、アミド化の程度を変えることにより、他に使用してもよい特に望ましい染料又は脂肪酸を使用することが可能である。
得られる印刷フォームは、多くの運転を行うことが可能と考えられ、好ましくは、50 000コピーより多く、至適には100 000コピーより多くの連続運転を達成することが可能と考えられる。
インクの製造方法
前記モノマー、好ましくはN-p-スチレン-N-p-アクリルタイプ及び最も好ましくはジョンクリル690から製造したポリマー又はコポリマーを取り、それをNH3水溶液と混合することにより、インクを製造する。混合物を、65℃〜180℃、好ましくは70℃〜150℃、至適には約80℃に加熱する。所望により、脂肪酸、ワックス及び/又は前記の種類の油を、強塩基と共に加える。混合物を加熱し続け、その方法を0.1〜150atmの圧力下で行ってもよい。遷移金属群の一つ以上の金属を、混合物にさらに加えてもよい。
この塩基-混合物を、等量の水で希釈する。さらに、0.1〜5%のNH3水溶液、好ましくは30%溶液、及び所望により着色剤(colour)を加える。たとえ着色剤が酸性であっても、十分なアンモニアを加えてアルカリ溶液を維持し、即ち溶液をpH>7、好ましくはpH7.5〜8.5に維持する。
代替方法において、脂肪酸の石鹸又はポリソープ(polysoaps)及び/又は油及び/又は石鹸類似体を、ポリマーとアンモニアとの方法に直接加える。これらの石鹸をアミドのアシル部又はポリマーの他の官能基と結合させる。これにより、水に部分的に可溶性のミセル様ポリマー-アミド-石鹸-複合体を形成する。支持体、例えば金属プレート、好ましくはアルミニウム製のものに置かれ、乾燥及び120℃より高い温度、好ましくは170℃〜220℃、至適には190℃〜210℃で焼き付けた後、得られる混合物は、連結するクロスバインド・ネットワーク(cross-binded network)を作成する。このネットワークは、支持体の表面に強く結合し、得られる生成物はリソグラフ印刷フォームである。加熱の間、インクは支持体の表面に焼き付けられる。
好適なインク組成物を以下の表に示す:
Figure 2006503726
量は、質量%である。使用する塩基は、いかなる塩基により置き換えられてもよく、石鹸は、いかなる石鹸により置き換えられてもよい。中性石鹸が好ましい。
印刷フォームの製造方法
本発明のインクを、任意の種類のインクジェットにより、支持体に適用する。その後、支持体を乾燥し、120℃より高い温度、好ましくは170℃〜220℃、至適には190℃〜210℃で焼き付ける。乾燥されたインクは、印刷フォームの印刷イメージである。
Johnson Polymers Inc.の無水結晶性ランダムポリ-スチレン-アクリル25gを、H2O 50g中、30%アンモニア 9gと、80℃で、約30分間攪拌しながら混合することにより、アミド化ジョンクリル690を製造した。次に、混合物を同量の水、及び、酸性成分を添加しても混合物をアルカリ性(pH>7)に維持するのに少なくとも十分なアンモニアで、希釈した。
ドワノール(dowanol)14gを、攪拌前に、ポリマー及びアンモニアと混合すること以外は実施例1に記載するようなインクであった。
実施例1のアミド化ジョンクリルに、ヒドロキシル化ラノリン、ラノリン油、ラノリン酸又はラノリネートアルコールを、飽和状態まで加えた。これにより、スチレン-アクリル-アミド-脂肪酸の複合体を作った。これら複合体において、ラノリン油は、アルカリ水溶液に単に部分的に可溶性であり、それ故に小さなミセルを形成した。その後、この混合物を、プレートにスプレーし、その後、プレートを乾燥し、150℃よりも高い温度で焼き付けた。加熱の間、混合物は、アルミニウムプレートに結合する架橋ネットワーク(cross-linking network)を形成した。結合は、リソグラフ印刷用印刷フォームとしてアルミニウムプレートを使用するのに十分に強力であった。
実施例2の混合物に、クロム(III)錯体を、クロム5質量%以下の量において加えた。この混合物をアルミニウムプレートにスプレーし、前記のように乾燥し、焼き付けた。ここで、金属-スチレン-アクリル-アミド-脂肪酸のネットワークは、アルミニウムプレートにさらに強力に結合した。
従って、得られる印刷フォームは、連続運転を100 000コピーより多くに延長するために使用可能である。
好ましいインク組成物は、EtOH 20g及びスダンIV 2gと混合した、アミド化ジョンクリル690 100gであった。
パーマネント・ペノール・マーカー(permanent penol markers)777及び750のインクをアルミニウム表面に描いた。上記インクは、アクリレート、Fe-、Zi-、Va-、Mn-、Mb-、Co-、Cr-及びTi-錯体を含んでいた。アクリレート及び金属の錯体は、アルミニウム表面に特に強力に結合し、その後、アクリレートのアルキル部分は、印刷フォームの製造に使用するために必要な親油性及び疎水性領域を提供した。

Claims (32)

  1. ・支持体、好ましくは金属プレート、及び
    ・酸基を有するポリマー又はコポリマーを含むインク、
    を含み、前記基の少なくとも一つは、対応するアミドに転化されていることを特徴とする、リソグラフ印刷フォーム。
  2. アミドが、アンモニア、アルキルアミン又はジアルキルアミンから製造される、請求項1に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  3. インクを乾燥又は焼き付ける、請求項1又は2に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  4. ポリマー又はコポリマーが、少なくとも一つのモノマー:アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸、スチレン、スルホン化スチレン又はビニルから構成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  5. ポリマーの平均モル質量が250g/モルを超え、好ましくは10000g/モルを超え、最も好ましくは14000g/モルを超える、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  6. インクが、以下の成分:
    a) 界面活性剤0.1〜20質量%、
    b) 着色剤0.1〜20質量%、
    c) 一つ以上の脂肪酸、油又はアルコール0.001質量%〜飽和量
    d) 遷移金属群の少なくとも一つの金属又は金属錯体0.001〜10質量%、
    e) 表面張力/粘度調整剤0.1〜80質量%
    f) 親水性添加剤0.01〜20質量%
    g) 水5〜90質量%
    の少なくとも一つをさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  7. 前記金属又は金属錯体が、クロム、チタン、鉄、モリブデン、マンガン、コバルト、ジルコニウム、バナジウム及びそれらの錯体からなる群より選ばれる、請求項6に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  8. 支持体がアルミニウムプレートである、請求項1〜7のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォーム。
  9. 以下の工程:
    ・支持体、好ましくは金属プレートを、酸基を有するポリマー又はコポリマーを含むインクで処理する工程(前記基の少なくとも一つは対応するアミドに転化されている);
    ・支持体を乾燥する工程;及び
    ・所望により、支持体を加熱する工程
    を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  10. アミドが、アンモニア、アルキルアミン又はジアルキルアミンから製造される、請求項9に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  11. ポリマー又はコポリマーが、少なくとも一つのモノマー:アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸、スチレン、スルホン化スチレン又はビニルから構成される、請求項9又は10に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  12. ポリマーの平均モル質量が250g/モルを超え、好ましくは10000g/モルを超え、最も好ましくは14000g/モルを超える、請求項9〜11のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  13. インクが、以下の成分:
    a) 界面活性剤0.1〜20質量%、
    b) 着色剤0.1〜20質量%、
    c) 一つ以上の脂肪酸、油又はアルコール0.001質量%〜飽和量
    d) 遷移金属群の少なくとも一つの金属又は金属錯体0.001〜10質量%、
    e) 表面張力/粘度調整剤0.1〜80質量%
    f) 親水性添加剤0.01〜20質量%
    g) 水5〜90質量%。
    の少なくとも一つをさらに含む、請求項9〜13のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  14. 金属又は金属錯体が、クロム、チタン、鉄、モリブデン、マンガン、コバルト、ジルコニウム、バナジウム及びそれらの錯体からなる群より選ばれる、請求項13に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  15. 支持体を150℃より高い温度、好ましくは170℃〜220℃、最も好ましくは190℃〜210℃に加熱する、請求項9〜14のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  16. 支持体がアルミニウムプレートである、請求項9〜15のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  17. インクを支持体上で乾燥させるかそこに焼き付ける、請求項9〜16のいずれか1項に記載のリソグラフ印刷フォームの製造方法。
  18. 以下の工程:
    g) 酸基を有するポリマー又はコポリマーをアミンで処理する工程、
    h) pHを7より高く調整する工程、
    i) 所望により、脂肪酸、油又はワックスを添加する工程、
    j) 所望により、一つ以上の遷移金属又は金属錯体を添加する工程、
    k) 所望により、着色剤を添加する工程、
    l) 所望によりインクを加熱する工程
    を含む、請求項9〜17のいずれか1項に記載の方法において使用するためのインクの製造方法。
  19. アミンがアンモニア、アルキルアミン又はジアルキルアミンである、請求項18に記載の方法。
  20. pH7.5〜8.5に維持するためにさらなる塩基を加える、請求項18又は19に記載の方法。
  21. ポリマー又はコポリマーが、少なくとも一つのモノマー:アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸、スチレン、スルホン化スチレン又はビニルから構成される、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 混合物を65℃〜180℃、好ましくは70℃〜150℃、至適には約80℃に加熱する、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 脂肪酸が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキドン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン及びラノリネート-アルコールからなる群より選ばれる、請求項18〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 脂肪酸が、ラノリン又はラノリンアルコールから抽出される、請求項18〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 金属又は金属錯体が、クロム、チタン、鉄、モリブデン、マンガン、コバルト、ジルコニウム又はバナジウムである、請求項18〜24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 着色剤が、ローダミンB、ガロシアニン、メチルグリーン、スダンIV、エリトロシンB及びクリスタルバイオレットからなる群より好ましく選ばれる染料である、請求項18〜24のいずれか1項に記載の方法。
  27. 酸基を有するポリマー又はコポリマーを含む水性インクであって、前記基の少なくとも一つが対応するアミドに転化されており、インクが、一つ以上の脂肪酸0.001質量%〜飽和量及び所望により一つ以上の以下の成分:
    - 界面活性剤0.1〜20質量%、
    - 着色剤0.1〜20質量%、
    - 遷移金属群の少なくとも一つの金属又は金属錯体0.001〜10質量%、
    - 表面張力/粘度調整剤0.1〜80質量%
    - 親水性添加剤0.01〜20質量%
    をさらに含む、インク。
  28. 前記脂肪酸が、ラノリンから抽出されるか、又はラノリン油、ラノリン酸又はラノリネートアルコールの形態における好ましいヒドロキシル化ラノリンから誘導される、請求項27に記載のインク。
  29. 金属又は金属錯体が、クロム、チタン、鉄、モリブデン、マンガン、コバルト、ジルコニウム又はバナジウムからなる群より選ばれる、請求項27又は28に記載のインク。
  30. 着色剤が、ローダミンB、ガロシアニン、メチルグリーン、スダンIV、エリトロシンB及びクリスタルバイオレットからなる群より好ましく選ばれる染料である、請求項27〜29のいずれか1項に記載のインク。
  31. 添加剤が、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、エチレングリコールモノ-sec-ブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールモノ-tert-ブチルエーテル、エチレングリコールモノ-n-アミルエーテル、エチレングリコールモノ-n-ヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、プロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ-sec-ブチルエーテル、プロピレングリコールモノイソブチルエーテル、プロピレングリコールモノ-tert-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ-イソ-プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-sec-ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ-tert-ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-エチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-n-プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、ポリエチレングリコールモノプロピルエーテル、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール、プロピレングリコール、炭素数1〜6のいずれかのアルコール、例えばメタノール、エタノール、n-プロパノール、2-プロパノール等からなる群より選ばれる、請求項27〜30のいずれか1項に記載のインク。
  32. 表面張力が0.01〜0.10N/m、より好ましくは0.02〜0.06N/mであり、最も好ましくは0.03〜0.05N/mである、請求項27〜31のいずれか1項に記載のインク。
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