JP2006502877A - 工具ヘッド、調整リングおよび切削機械、特にスカルパー - Google Patents

工具ヘッド、調整リングおよび切削機械、特にスカルパー Download PDF

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Abstract

円形断面を有する長手方向に延長する工作物を加工するための工作機械、特にスカルパーの工具ヘッドの領域で摩耗を低減するため、本発明は回転軸に対して本質的に半径方向に調整可能の工具ホルダーと、回転軸に対して本質的に軸線方向に調整可能の調整装置とを備える工具ヘッドを提案し、この工具ヘッドにおいて工具ホルダーと調節装置とがそれぞれ平らな滑り面を介して互いに連通する。

Description

本発明は、回転軸に対して本質的に半径方向に調整可能の工具ホルダーと、回転軸に対して本質的に軸線方向に調整可能の調節方向とを有する工具ヘッドにおいて、工具ホルダーおよび調節装置がそれぞれ滑り面を介して互いに連通する工具ヘッドに関する。さらに本発明は、回転軸に対して工具ホルダーを調節するための調整リングにおいて、調整リングが滑り軸受け胴の形成のために円錐形に形成された内面を有する調整リングに関する。さらに本発明は、長手方向に延長する、特に円筒形および円錐形の、円形断面を有する工作物を加工するための切削機械、特にスカルパー(表皮切除装置)に関する。
周知のスカルパーは、回転軸周りもしくは加工軸周りに回転する、スカルピングヘッドと共に回転する工具ホルダー用の調節装置を有するスカルピングヘッドを有する。この調節装置を用いて前記工具ホルダーは、工具がたとえばスケール(垢)層を熱間圧延加工された材料から除去し、それによって円形材料の加工後に、結果として金属の光沢のある円形材料が生じるように、工作物に対して前記工具ホルダーに配置された工具を備える工具ホルダーが調整される。
この種のスカルパーは、たとえばドイツ国特許DE101 29 207 A1に記載されており、その中で中空軸に移動可能の調節装置がスカルピングヘッドの領域に配置されている。それぞれ調節装置の移動に応じて、工具ホルダーもしくは該工具ホルダーに配置された工具が加工軸に対して半径方向に移動される。それによって工具が個別的に被加工基材の直径に調節できる。特に工具ホルダーと調節装置との間の接触面に非常に大きい力と、それによって非常に高い面圧が生じ、これらがたとえば調節装置でも工具ホルダーでも強い摩耗を生ぜしめる。
しかしながらこの種の調節装置の交換は多大な組立費用と、多大なコストでのみ達成されるので、ここに従来のスカルピングヘッドの重大な欠点がある。同様のことは、この種の工具ホルダーの交換のために比較的費用のかかる組立を行う必要があるので、もちろん工具ホルダーの摩耗に対しても当てはまる。しばしばこの関連性において、摩耗した部材を交換するために、スカルピングヘッドの領域で回転工具調整体一式の分解を行わなければならないことがある。この明白な欠点にもかかわらず今日まで、この欠点を除去するための解決策が見出されていなかった。
さらにドイツ国特許DE195 03 772A1から管類および棒状体のスカルピング用の機械が知られている。この場合のスカルピングは、それぞれ棒状の工具支持台に配置される、複数の被表皮切除物周りに回転するスカルピング工具によって行われる。工具支持台は被表皮切除物の縦軸に対して半径方向に移動可能に支承されており、特にテーパアダプタの内面に対して支持される。それによってスカルピング工具に作用する力、特に被表皮切除物の縦軸に対して本質的に半径方向にスカルピング工具に作用する力は、工具支持台を介してテーパアダプタと、そこからさらに機械台に導かれる。しかしまたこの場合も、たとえば工具支持台およびテーパアダプタのような、高く負荷される部材の交換は多大な組立費用によってのみ達成される。
従って、本発明の課題は、費用のかかる組立作業を可能な限り長く回避するために、スカルピングヘッドの領域で摩耗する危険性を低減することである。
本発明の課題は、工具ホルダーと調節装置とがそれぞれ滑り面を介して相互に連通し、滑り面が本質的に平らである回転軸に対して本質的に半径方向に調整可能の工具ホルダーと、回転軸に対して本質的に軸線方向に調整可能の調節装置とを備える工具ヘッドによって解決される。従来の円錐形に構成される公知の調節装置の滑り面と、それに連通する工具ホルダーと異なり、本発明に係る調節装置および本発明に係る工具ホルダーは、本質的に平らな滑り面を有し、この滑り面を介してそれらが相互に連通し、特に回転軸に対して半径方向に作用する加工力が工具ホルダーから調節装置へ導かれる。
従って、先行技術と完全に異なり、本発明は、本質的に調節力が発生する領域内に調節装置用の円錐体を省いている。それに代わりこの領域に平面が用いられ、それによって接触面が本質的に調節から独立している。
従って本発明により、滑り面の間に単に線状の接触が生じ、そのため連通する滑り面の僅かな領域のみが力を吸収かつ伝達し、それによってこの僅かな領域が当然非常に大きい負荷にさらされる危険性が低減される。本質的に平らな滑り面によって特に良好な力分布が達成され、そのため平らな滑り面の領域に発生する面圧が通常は完全に全滑り面によって吸収することができる。
これは、従来の工具ヘッドに比べ本質的に高められた、本発明に係る工具ヘッドの寿命をもたらす。
本発明の意味において、用語「平らな」または「平らな滑り面」とは、本質的に滑り面を表すことに適し、それによって2つの互いに連通する平らな滑り面が互いに線状にのみ接触する危険性が低減している本質的に湾曲していない平面である。この平らな滑り面により、特に通常の測定精度の枠内で可能な限り大面積で相互に接触できる平らな滑り面が意味されている。
平らな滑り面によって摩耗を特にコスト的に有利に回避することができる。他方、回転軸と平行に一定の曲率半径を有する湾曲した平面も、この種の配列でも滑り面の曲率半径が円錐形の平面に該当するように、調整路全体にわたって変化しないので、前記の長所を提供することができる。従って、根本となる発明思想は、滑り面の曲率半径が調節装置を基準として工具ホルダーの移動路に沿って変化しない滑り面を設けることであり、平らな滑り面は無限の曲率半径を有する滑り面とみなすこともできる。
特に高い寿命の期待は、滑り面が付加的にさらに硬化される場合に、本発明に係る工具ヘッドの調節装置と工具ホルダーとが提供する。
特にこの関連性において、少なくとも1つの滑り面が、好ましくは耐摩耗性材料から製造されるインレーを有することを企図する。必要に応じて、この種のインレーは迅速かつコスト的に有利に交換することができる。しかもさらに、主として円錐形に形成される調節装置の個々の平らな領域を上述のように硬化することができる。しかしながら、これは、このインレーによって本質的にコスト的に有利に、かつそれによって経済的に有意義に耐摩耗性の平らな滑り面を提供するにしては非常に高価である。
さらに、インレーが硬質金属板である場合に有利である。それによって通常の部材を付加的にもう1つの表面硬化処理にかける必要がないので、工具ホルダーの調節装置の製造コストをさらに低減できる。これが同様に製造コストをさらに低減する。平らな滑り面を実現するために硬質金属板の使用によって、好ましい方法で大量生産として特にコスト的に有利に製造可能である平らな滑り面を形成する標準部材を使用することが可能である。
耐摩耗性材料からなるインレーの使用によって、一方でより軟らかい部材 − 調節装置および工具ホルダー − の良好な緩衝性質が維持され、他方で耐摩耗性の部材表面 − インレー − が作られる。従って、調節装置ならびに工具ホルダーは特に良好に早期の摩耗に対して保護されており、さらに調節装置および工具ホルダーを依然として機械的衝突に対して良好に緩和させることができ、該調節装置および工具ホルダーはそれによって早期に損傷を受ける危険性なしに作動される。
特に好ましいのは、インレーが交換可能に調節装置および/または工具ホルダーに固定されている場合である。この種のインレーは多様な方法によって調節装置もしくは工具ホルダーに配置できることは自明である。たとえばインレーは接着してもよい。インレーはねじ連結によって、たとえば4個のシリンダヘッドねじを用いて着脱可能かつ交換可能に調節装置および/または工具ホルダーに固定される場合も有利である。
特にねじ止めされたインレーに関しては、密閉されたインレーを新規のインレーに置き換え、その際に調節装置もしくは工具ホルダーを一式交換する必要のない可能性が生じる。それによって工具ヘッドの分解が広範囲に回避される。
特別の実施変形態様は、調節装置が通常テーパアダプタを有することを企図する。テーパアダプタはシャフトに沿って軸線方向に移動され、さらにその円錐形構造群によって別の部材をシャフトに対して半径方向に移動することに良好に適している。その限りで別の部材に対してテーパアダプタの長所を利用することができ、他方、それ以外は本発明に係る滑り面によって高く負荷された平面の摩耗が低減される。
好ましくは、テーパアダプタは調整リングである。それによって構造上特に簡単に、とりわけ中空軸に対して相対的に移動可能である調節装置が構成される。
調節装置の滑り面と、連通する工具ホルダーの滑り面とが可能な限り大面積に相互に作用接触することによって、調節装置の平らな滑り面が本質的に連通する工具ホルダーの滑り面、好ましくは工具ホルダーの平らな滑り面に対して平行に配置されている場合に好適である。両方の滑り面の間の良好な平行性によって、特に滑り面の可能な限り大きい領域にわたって良好な作用接触と、良好な力分布もしくは対応する低い面圧とがある。
本発明の課題は、回転軸に対して工具ホルダーを調節するための調整リングによっても解決され、調整リングが滑り軸受け胴面を形成するために円錐形に形成される内面を有し、円錐形の滑り軸受け胴面が少なくとも1つの本質的に平らな滑り軸受領域を有する。
それに応じて、調整リングの内面が少なくとも部分領域、特に滑り面の領域で平らに形成される場合、特に有利である。それによって調整リングと工具ホルダーとの間の力伝達を大面積で行うことができ、それによって部材の負荷が前記領域内で著しく低減される。
調整リングによって、一方でこの調整リングを引き続き中空軸に対して相対的に構造上特に簡単に移動することを可能にする回転対称の滑り面を利用できる。他方、本発明に係る調整リングは、調整リングがその本発明に係る滑り面に工具ホルダーと作用接触する、特に高く負荷された領域で本質的に摩耗に対してより耐性がある。それによって調整リングの寿命が著しく高くなる。
平らな滑り軸受領域が着脱可能かつ交換可能に調整リングに固定可能である場合、特に有利である。これは、それにもかかわらず密閉された滑り軸受領域で直ちに調整リング一式を交換する必要がなく、単に部分的に滑り面の領域で交換を行う必要があることを可能にする。これは特に調整リング自体を著しく長く使用できるので、保守費用を低減する。
滑り軸受領域が調整リングよりも硬い材質を有するインレーを有する場合、構造上特に簡単に耐摩耗性滑り軸受け胴面が実現されている。好ましくはこのインレーは、大量生産で製造される標準部品である。インレーが調整リングの滑り軸受け胴面の内面で可能であるよりも本質的に簡単に硬化されることは自明である。
さらに本発明の課題は、前記特徴の少なくとも1つを有する工具ホルダーの調整用の工具ヘッドおよび/または調整リングを有する切削工作機械、特に線状の工作物を加工するためのスカルパーによって解決される。
重畳的もしくは択一的に、特にスカルパー用に、工作物、特に棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物を加速させるための送入ロールを備える送り器用として提案されており、送入ロールはそれぞれ送入ロールシャフトによって駆動されており、少なくとも1つの送入ロールシャフトが偏心的にシャフト収容部に支承されている。この場合、送入ロールシャフトつまり各送入ロールの駆動軸は、好ましい方法で、シャフト収容部がその縦軸周りに回転するとき、送入ロールシャフトが移動されるようにシャフト収容部に支承されている。それによって構造上特に簡単な方法で、簡単な手段を用いて送入ロールシャフトを第1位置から別の位置へ移動することを可能にする送入ロールシャフトの調整機構が構成されている。さらに送入ロールシャフトはこの種のシャフト収容部の中で特に堅牢であり、そのため非常に故障が発生し難く支承されている。そのため達成される特に被表皮切除工作物の改善されたガイドによってスカルピングヘッドの領域に本質的に低い加工力が発生し、それによって付加的にスカルピングヘッドの領域で摩耗が低減される。
従って、送入ロールがそれぞれ送入ロールシャフトによって駆動される搬送区間の加工軸に沿って、特に工作物、たとえば棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物を加速させるための、この種の送り器もしくはこのように形成された送入ロールは、本発明のその他の特徴に係わりなく有利である。
送り器自体は、すでに先行技術から知られており、好ましくは工作物の加速および搬送のために、たとえば棒材のような工作物をそれに続き連続的に加工する工作物加工装置の搬送との関係で使用される。このような送り器は、特にスカルパーの周辺に導入され、送入ロールは工作物の加速と、スカルパーへのもしくはその中への工作物の前進搬送に利用される。この場合、送入ロールは、特に工作物の直径が小さいとき、しばしば工作物の加工軸に対する角度だけシフトされる。その際に達成される送入ロールの傾斜位置によって工作物が回転させられ、それによって通常は工作物のスカルピング結果が改善される。さらに工作物はスカルピング工程後でもその回転軸周りに転動し、これが個別的事例でその他の加工プロセスに有利である。それに対し大きい直径を有する工作物のスカルピング時のロールの直線箇所は、すでに先行技術から知られているように、とりわけ送入ロールの摩耗を最小限に抑える。スカルパーは同じ直径を有する工作物だけでなく、さらに異なる直径を有する種々の工作物も加工することは、同様に先行技術から知られている。従ってスカルパーもしくは送り器の送入ロールは、しばしば調整機構によって被加工工作物の各直径に個別的に調整される。しかしながら、この周知の調整機構は、該調整機構が汚れに対して非常に発生し易いという欠点を有し、そのためしばしば送入ロールの調整時に、汚れ度に基づいてもはや支持できない生産結果が得られる危険性が高まる不正確さが生じる。さらに、この周知の調整機構が焼け付き、精密に調整できず、あるいは費用をかけてのみ精密に調整できる危険性がある。従って、この周知の調整機構の場合は再三問題になる製造パラメータが生じ、さらに周知の調整機構の清掃もしくは運転再開がたいてい非常に費用がかかる。この欠点は、偏心的な送入ロールシャフトによって取り除くことができる。
送入ロールシャフトを簡単な方法でシャフト収容部を通して移動できるようにするため、シャフト収容部がシャフト収容部軸周りに回動可能に支承され、好ましくは本質的に回転対称である場合に有利である。この種の支承は特に汚れに対して発生し難く、そのためこの種の調整機構は非常に保守が容易である。さらにこの調整方法は特に安価に製造される。この種のシャフト収容部によって特に有利な送入ロールシャフト支承が実現される。
好ましい一実施変形態様は、シャフト収容部が軸受ブシュであり、この軸受ブシュは回動可能にその縦軸周りに、好ましくはその中心縦軸周りにホルダーの中に配置されることを企図する。それによって一方で構造上特に堅牢であり、他方では送入ロールを個別的にそれぞれ被加工工作物に調整するために、構造上特にコンパクトな調整機構が得られる。
重畳的もしくは択一的に、送入ロールシャフトの支承が、工作物と平行に配置され、かつ各送入ロールが工作物に作用する主押圧方向から突き抜けられる平面内にある構成要素軸周りに回転成分を有する運動を実行するように、支承部を有する移動した軸受体がたとえば前記シャフト収容部のような送入ロールシャフト用に、送入ロールシャフトの移動のために好ましくはホルダーで案内されることが有利であることが判明している。その限りにおいて送入ロールシャフトの支承が少なくとも主押圧方向を基準に下方に配置されており、あるいは主押圧方向と平行の軸に交差する軸周りに回転する。
この主押圧方向からの偏差によって一方で工作物のための押圧力と、支承のための保持力とが互いに別々に向けられており、これが特に本質的に少ない焼付けを生じ得る。
好ましくはシャフト収容部の回転時に送入ロールシャフトの回転軸が空間内で円錐体を描くように、送入ロールシャフトの回転軸がシャフト収容部の回転軸に対して配置されている。
この場合、円錐体が本質的に送入ロールシャフトの回転軸と加工面の垂線との交点、好ましくは本質的に送入ロールシャフトの回転軸と加工面との交点にある頂部を有する場合に有利である。この場合、加工面は加工軸と主押圧方向とによって緊定される。特に円錐体の頂部が送入ロールシャフトの回転軸と加工面の交点にある場合、調整機構に、特にシャフト収容部にも作用する特に小さな軸受力が発生される。
送入ロールシャフトを工作物に対して様々な角度で調整できるようにするため、送入ロールシャフトの回転軸と、シャフト収容部の回転軸とが相互に1つの角度を取り囲む場合に有利である。それによって送入ロールシャフトの回転軸がその回転軸周りにシャフト収容部が回転する際にまさに前記円錐体を描き、送入ロールを工作物もしくは搬送区間の加工軸に対して種々の位置で調整できることが達成される。この関連性において、シャフト収容部の回転軸が搬送区間の加工軸の垂線に対して斜めに配置される場合に有利であることが立証された。
前記可能性を達成できるシャフト収容部での送入ロールシャフトの支承は、シャフト収容部が送入ロールシャフトの収容のための穴を有し、この穴がシャフト収容部の回転軸に対して斜めに配置されている場合、構造上特に簡単に形成される。
送入ロールシャフトの回転軸がシャフト収容部の回転時に、上記のように円錐体を描くことによって、シャフト収容部は、好ましくは穴の入側および出側開口部がシャフト収容部の回転軸に対して異なる距離を有する穴を有する。
円錐体頂部を可能な限り加工軸の領域に近く配置できるようにするため、シャフト収容部の穴の開口部は送入ロールに対向するシャフト収容部の前面で送入ロールに離間するシャフト収容部の前面での穴の開口部より近くにシャフト収容部の回転軸に配置されている場合に有利である。
調整機構の部材量を可能な限り少なくするために、シャフト収容部が自己閉塞型駆動装置を有する場合に有利である。自己閉塞型駆動装置によってシャフト収容部を非常に正確に駆動することができ、さらにシャフト収容部の固定のために、この自己閉塞型駆動装置がシャフト収容部を構造上特に簡単にその所望の操作位置に固定するので、たとえばブレーキ−または停止装置のような付加的手段が不要になる。
この種の自己閉塞型駆動装置を構造上さらに簡素化するために、自己閉塞型駆動装置が自己閉塞型ヘリカルギヤもしくはウォームギヤおよび/または油圧式制御モータを有する場合に有利である。
前記切削機械、特に前記送り器の長所を有利に実地に移すことができるようにするため、それに対応する搬送区間の加工軸に対して送り器の送入ロールの調整方法が提案されており、この方法により送入ロールシャフトが支承されている軸受ブシュがこの軸受ブシュの回転軸周りに回転され、かつ軸受ブシュの回転軸が送入ロールシャフトの回転軸に対して平行の少なくとも1つの成分を有することによって、送入ロールシャフトの回転軸が移動される。それによって線状に移動する工作物に対して送入ロールを調節するための、特に確実かつ特に保守の少ない方法が実現される。特に平行の成分に関しては、必要な調節力を本質的に簡単かつ良好に制御することができる。
軸受ブシュの回転時に送入ロールシャフトの回転軸と、軸受ブシュの回転軸とが揺動する場合、特に有利である。この種の運動によって、送入ロールを個別的にそれぞれの必要性に応じて特に簡単に調整することができる。
好ましい方法変形は、軸受ブシュの回転時に送入ロールシャフトの回転軸と搬送区間の加工軸との間で角度0゜および10゜の間、好ましくは角度0゜および5゜の間で調節されることを企図する。比較的小さい直径を有する工作物と、それに対して比較的大きい直径を有する工作物との間で送入ロールを充分良好に調節できるようにするため、実際上角度0゜および1.25゜の間の調節可能性が好ましく適用される。
上記特徴と重畳的または択一的に、線状の工作物、特に棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物を加工するための切削機械が送り装置と共に提案されており、この送り装置は分離可能に進入ガイドに連結される送り器を有し、この送り器と進入ガイドとが少なくとも1つの速動緊定装置によって相互に分離可能に連結されている。
進入ガイドと送り器とを有するこの種の送り装置は、好ましくは設備、たとえばスカルパーに線状の工作物を搬送するために使用される。その際に送り装置は、該送り装置が工作物を加速し、連続的に搬送することによって、設備のために工作物の連続供給を保証する。通常はこの種の送り装置の場合は、まず送り器と、次に送り方向に、それに続き工作物が対応する装置の中に案内される前に進入ガイドを設けている。進入ガイドの本質的な機能は、送り器によって加速され、連続的に搬送される工作物が目的に応じて設備に案内されることにある。送り器および進入ガイドは、先行技術に従ってしばしば固定されており、すなわち標準の運転条件下で着脱できず、1つのユニットに結合されており、一緒にたとえば工具交換のために対応する設備に移動させることができる。運転中に工作物の正確な案内を保証するために、送り装置は運転中に固定して設備に連結されている。しかしながら公知の送り装置の欠点は、送り器と進入ガイドとが着脱不能のユニットを形成し、少なくとも組立状態で互いに分離できないことである。送り器と進入ガイドでの作業を処理するために、送り装置をそれぞれ実施する作業範囲に応じて包括的にしかし少なくとも部分的に取り外す必要がある。これは、特に保守−もしくは整備作業が送り器または進入ガイドの部材に必要になる場合、該作業を困難にする。
たとえばドイツ国特許DE40 19 286A1からスカルパーが知られており、このスカルパーの場合は送入ユニットおよび案内システムのような個々の構造群がスカルパーハウジングに対して移動可能に配置されている。この場合、送入ユニットは多数のねじを介して案内システムに固定されている。さらに送入ユニットと案内システムは同時に付加的な案内レールによってスカルパーハウジングに固定可能に支承されている。この案内レールは、この場合、スカルパーハウジングから送入ユニットにまで達し、該案内レールが構造群を送入ユニットの搬送方向と平行に貫通するように、前記構造群に対して配置されている。該構造群の両端に、案内レールはそれぞれカウンタナットまたは固定くさびを有し、それによって案内レールを「固定」する際に送入ユニット、案内システムも、スカルパーハウジングも相互に緊定され、それによって互いに連結される。この場合の欠点は、一方で送入ユニットが非常に費用がかかり、案内システムからの分離が困難なことである。これは保守−および修理作業を著しく困難にする。他方、全ての構造群を通して延長する案内レールは、構造群に比較的高い内部歪が内在するので欠点がある。これは案内レールが高価値の材料から製造されている場合にも当てはまる。これは結果的に、構造群の締付けのために制限された緊定力しか取り込めないことになる。それによってこのように緊定された構造群は限定された剛性のみを有する。これは、工作物のスカルピング時に必要な精度を達成するために、対応して剛性の架台に導入する必要のあるスカルピング時に相対的に高い加工力がスカルピングヘッドの領域に生じるので、さらに加工−もしくはスカルピング結果にマイナスの影響を及ぼす。前記の欠点は、前記の機械、特にスカルパーと、その送り装置とによって除去される。
速動緊定装置は、上述のように、簡単な方法で構成することができる。呼称「速動緊定装置」とは、通常それを用いて簡単かつ高速に2つの要素間の連結を構築または解除できる装置である。好ましくは速動緊定装置が自動化されており、それによって付加的な工具による手作業が余分になる。これは、全く完全に2つの要素を連結する簡単なねじ連結からこの種の連結を区別する。
好ましい実施変形態様は、速動緊定装置が少なくとも1つのくさび緊定部材を有することを企図する。くさび緊定部材は、有利な方法で標準製品としてあり、それによって本速動緊定装置はコスト的に有利に実現できる。さらに特別のくさび緊定部材は、くさび緊定部材の開錠状態で事前に緊定された部材を任意の距離に互いに離間させることができ、場合により前記部材の間にその他の障害となる緊定装置の連結部が残らない長所を有する。好ましくは、それによって送り器と進入ガイドとの間の連結を迅速かつ構造的に特に簡単に構築または解除する可能性も生じる。
この方法により、一方で進入ガイドの両側で難なくかつ特に迅速に保守−もしくは整備作業を実行することができ、そのためこの種の作業の実施が著しく容易になり、特に鋭敏なまたは細線加工の進入ガイドで特に有利である。他方、送り器、特に送り器の進入ガイド側部分でこれに関連する作業についても、送り装置が好ましくは装置から迅速に分離し、さらに進入ガイドを単に送り器から分離し、たとえば送り器の進入側部分に問題なく達するために装置へ戻す必要があるので、付加的な組付空間を設ける必要がない。これは速動緊定装置を用いて特に簡単に達成される。
他方、そのために重畳的または択一的に送り装置、進入ガイドおよびスカルパーギヤを有する切削機械が提案されており、送り器もスカルパーギヤも互いに独立して進入ガイドと分離可能に連結できる。
呼称「スカルパーギヤ」とは、この意味で通常は切削機械、特にスカルパーの固定される基体である。この基体は、たとえば本質的にスカルピングヘッド周りの領域まで達する架台、枠体またはその他の形成された構成体である。
両方の構造群が送り器およびスカルパーギヤを個別的かつ特に互いに独立して進入ガイドと操作確実に連結できることによって、スカルパーの個々のセクションでの作業が本質的に容易にかつ少ない費用で実施可能である。たとえば、進入ガイドとスカルパーギヤとの間の領域内で作業を実施することを可能にし、そのために送り器を進入ガイドから分離する必要がない。むしろ進入ガイドが送り器と共に連結された構造群としてスカルパーハウジングから解除し、かつ移動することができる。それによって同様にこの種の作業で本質的にあまり弛まない移動可能の構造群を取扱う必要があるので、事故保護の点でも長所が生じる。これは事故の危険性の低減を助長する。
この最大の長所の一つは、前記の独立の連結によって、従来よりも本質的により剛性の送り装置が提供されることにある。このより剛性の送り装置は、一方で送り器が直接進入ガイドに配置されることによって実現されている。それによって緊定力が非常に短い力流路にわたり被固定構造群の中に導かれ、そのため従来通常用いられるよりはるかに剛性の連結が実現されている。
他方、有利な方法で進入ガイドが直接スカルパーギヤと分離可能に連結されている。またそれによって、緊定力が本質的に剛性の連結によって一時的に被連結構造群に導かれる。
そのため、それぞれの適用事例に応じて送り装置一式を装置から分離する必要がなく、すでに単に送り器を進入ガイドから分離し、このように進入ガイドをそれと関係なく装置に配置されたまま移動するだけで充分である。この理由からだけで、送り器および進入ガイドが特に組込み状態でも互いに相対的に移動可能である場合に有利である。
さらに送り装置の個々の部材または構造群での作業を実施する際に送り器と進入ガイドとの間に充分大きい組立空間を提供できるようにするため、有利な方法で送り器と進入ガイドとの間に200mm以上、好ましくは500mm以上、もしくは600mm以上の距離を設定することができる。
送り器と進入ガイド相互の着脱を構造上特に簡単に形成するために、送り器と進入ガイドが緊定装置によって互いに着脱可能に固定される場合に有利である。それによって固定もしくは解除に必要な作業ステップがその工数と、その時間コストとに関して可能な限り少なく維持することができる。
一実施変形態様は、緊定装置が少なくとも1つの固定手段、緊定部材、締付ボルトおよび/またはインデックスボルトを有することを企図する。
用語「固定手段」とは、この関連性において、送り器が進入ガイドでまたはその逆に少なくとも前固定できるあらゆる装置類であり、この場合は送り器と進入ガイドとが送り装置に互いに連結されている。前固定は、被固定部材がすでに1度確実に互いに固定 − かつ必要な場合はすでに充分に整列されて位置決め − されているので、さらなる緊定作業を容易にする。
用語「緊定部材」は、これが特に運転中に固定されているが、互いに分離可能に連結されるように、送り器と進入ガイドとを相互に連結することに適している全ての部材を含む。
この種の緊定部材は、特に締付ボルトも含むことができ、締付ボルトは、好ましくは送り器の架台および/または進入ガイドの架台を通して連続案内され、締付ボルトは通常はその両端でそれぞれ、送り器と進入ガイドが操作確実な送り装置に互いに連結されるように、ナットで固定されている。
インデックスボルトは、さらに重畳的もしくは択一的に芯合せ補助手段として利用することができ、それによって送り器と進入ガイドとが、特に一緒に案内する際に、通常は複数の位置で案内される。付加的に送り器および進入ガイドがこのようなインデックスボルトを多数の領域に設けることによって互いに捩り剛性に連結されている。それに対応して用語「インデックスボルト」は、本発明の意味において、送り器と進入ガイドを複数の箇所にまとめる際に指定して、特に案内路と垂直に案内し、さらに分割型の送り装置を2個またはそれ以上のインデックスボルトによって特に捩り剛性に、もしくは分割型にもかかわらず充分に自体安定して形成することに適しているあらゆる部材を含む。
互いに解除された送り器と進入ガイドを問題なくかつ指定してそれ自体に対しても、さらにまた工作物加工装置に対しても移動するために、好ましい実施変形態様は、送り器も進入ガイドもリニアガイドに沿って移動可能に支承されていることを企図する。この種のリニアガイドでは、送り器と進入ガイドが特に確実に支承されており、非常に正確かつ迅速に互いに移動させることができる。この種のリニアガイドはその他の特徴に関係なく考慮される発明も有利であることは自明である。
具体的な転換において、進入ガイドが好ましくはランニングシューを介してリニアガイドと連通する捩り剛性の箱体を有することも可能である。この種の箱体は、該箱体が密閉されている場合、特に捩り剛性であることは自明である。この種の箱体によって、さらに特に良好に送り器と、しかしまた工作物加工装置にも連結できる特にコンパクトなユニットが構成されている。捩り剛性の箱体のランニングシューはリニアガイドでの正確な案内を可能にする。さらに捩り剛性の箱体は、ランニングシューと底部に固定されたリニアガイドとによって好ましくは非常に安定して底部に連結されている。
それに応じて、送り器が好ましくはランニングシューを介してリニアガイドと連通する捩り剛性の枠体を有する場合も同様に有利である。この場合、同様にすでにリニアガイドの捩り剛性の箱体に関して説明した長所が生じる。送り器もしくは進入ガイド用のこの種の捩り剛性の枠体はその他の特徴に関係なく考慮される発明も有利である。
送り器および/または進入ガイドを多大な手動の労力なしに移動できるために、送り器および/または進入ガイドが移動用の手段を有する場合に有利である。この種の移動用手段は、たとえば送り器をリニアガイドに沿って移動する油圧シリンダである。同様に進入ガイドはこのような油圧シリンダを用いて移動させることができる。しかしまた手動操作のクランクおよび対応する好適な変速比によって、送り器および/または進入ガイドを容易に互いにまたはスカルパーへ移動させることができる。
さらに、たとえばスカルパーのような設備は、線状の工作物、特に棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物の加工のために提案されており、この設備は前記送り装置を有する。特に本送り装置の特長は、スカルパーとの関係で特に有利に適用される。ここで遺漏の無いようにするために指摘するが、この種の送り装置を備える対応する工作物の加工用の装置に関する特徴は、本発明のその他の特徴なしでも有利である。
機械に本送り装置を導入することによって、たとえばスカルパーのような周知の工作物加工装置は、たとえば保守−または整備作業を実施する際に、自体工作物加工装置の停止期間を本質的に短縮できるので、本質的に改善される。
全送り装置またはその部分がその他の工作物加工装置と分離可能に連結されている場合、特に有利である。それによって送り装置が組込み状態で、上述のように、「第1部分」で送り器から、かつ「もう1つの部分」で進入ガイドから分離し、かつ両方の「部分」を個別的または一緒に移動させることができるので、保守−または整備作業を本質的により簡単かつそれによってより速く実行することができる。
さらに、送り器および/または進入ガイドが互いに独立して移動可能に配置されているリニアガイドを工作物加工装置が有する場合、有利であることが判明している。それによって、送り器および進入ガイドが互いに個別的に、ならびにその他の工作物加工装置に対して個別的に相対的に速くかつ操作確実に移動することができる。
特に好ましい実施変形態様は、送り器または進入ガイドとその他の工作物加工装置との間にそれぞれ200mm以上、好ましくは500mm以上の距離が設定可能であるように、リニアガイドが形成されることを企図する。この種の相互の距離によって、充分大きい組立空間が保証されており、そのため問題なく送り器または進入ガイドならびにその他の工作物加工装置の調整案内側の部分でも作業することができ、全配列が多すぎる組立空間を必要としない。これは特に、リニアガイドを底部に組み込んで形成されている場合、特に保証することができる。
さらに、送り装置またはその部分が緊定装置によってその他の工作物加工装置に着脱可能に固定されている場合に有利である。それによって全送り装置をその他の工作物加工装置に有利に着脱可能に固定することができる。この配列は、送り器と進入ガイドとの間の緊定装置および送り装置とその他の工作物加工装置との間の緊定装置が同一である場合、特に簡単かつコスト的に有利に構成される。
この関連性において、同様に、緊定装置が少なくとも1つの固定手段、緊定部材、締付ボルトおよび/またはインデックスボルトを有する場合に有利である。
ここで、送り装置に関する特徴が本発明のその他の特徴なしでも有利であることを注記しておく。
さらに重畳的もしくは択一的に、送り器および進入ガイドが互いに分離され、一方で進入ガイドと送り器との間および必要な場合は他方で前記装置とその他の装置との間に組立空間が発生するように互いに相対的に移動される装置の送り装置での作業の実施方法が提案されている。
設備の送り装置でのこの種の作業実施方法の特徴は、本発明のその他の前記特徴から独立しても有利であることが判明している。
この種の方法は、特に送り装置の保守−かつ整備作業を容易にする影響を及ぼし、そのためこの種の作業の場合に、たとえばスカルパーのような設備は本質的に速く再び使用可能である。従来は送り装置の部分を高速に互いに相対的に移動できず、従来の送り装置は費用をかけて分解せざるを得なかった。
送り装置の送り器および/またはリニアガイドに沿って、好ましくはリニアガイドに沿って移動される場合に、個々の部材のこの種の方法を実行することができる。
本発明のその他の長所、目的および性質は、2つの工具ヘッドと別の構造群を備えるスカルパーとを例示する以下の添付図面の説明を利用して記載する。
図1および2に示したスカルパー1も、図6および7に示したスカルパー101も、それぞれそのスカルピングヘッド2もしくは102の領域に1つの送り装置3もしくは103を有する。
図1および2に示した送り装置3は、送り器4と、進入ガイド5とを有する。送り器4および進入ガイド5は、スカルパー1のクロスアーム6に移動可能に配置されており、クロスアーム6は送り器4と進入ガイド5用のリニアガイド7を形成する。送り器4も供給ガイド5もランニングシュー108、109および110(これについては図6および7参照)または類似の配列によってリニアガイド7に沿って矢印11および12の両方向に移動させることができる。それによって、一方で送り器4および進入ガイド5は個別的にスカルパー1のスカルパーギヤ13から離間して移動させ、あるいはスカルパー1のスカルパーギヤ13に向かって移動させることができる。他方、送り器4および進入ガイド5は互いに相対的に移動させることができる。これは送り器4が進入ガイド5から独立しておよびその逆にクロスアーム6上で移動できることを意味する。図1に描いたスカルパー1の動作状態で、送り器4と進入ガイド5が一式の送り装置3に互いに連結されており、送り装置3がさらにスカルパー1のスカルパーギヤ13へ進入ガイド5と連結されている。送り器4も進入ガイド5も、特にここに図示した動作状態で、確実にスカルパーギヤ13と連結されているために、一方で送り器4および進入ガイド5が第1の上部のくさび緊定部材14および15(図3も参照)によってならびに第1の下部のくさび緊定部材16および17(図3も参照)によって固定式あるいは着脱可能に互いに緊定されている。他方、進入ガイド5およびスカルパーギヤ13は第2の上部のくさび緊定部材18および19(図4も参照)によってならびに第2の下部のくさび緊定部材20および21(図4も参照)によって固定式あるいは着脱可能に互いに緊定されている。この緊定状態で工作物が送り器4によって進入ガイド5を介して正確にスカルパー1のスカルピングヘッド2に案内することができる。工作物22は、そのために送り装置3によって矢印24の方向へ入側領域23からスカルパー1を通して連続的に出側領域25へ案内される。送り器4は図2記載の図示に従って、送り器4と進入ガイド5との間に、送り器4の進入ガイド側の端部27ならびに進入ガイド5の送り器側の端部28への良好な近接性が可能になる組立空間26が生じるように、進入ガイド5から離して移動されている。組立空間26を実現するために、送り器4が距離29で進入ガイド5から離間されている。
さらに、図2記載の配列において送り器4および進入ガイド5は、進入ガイド5とスカルパーギヤ13との間に別の組立空間30が提供されるように、スカルパー1のスカルパーギヤ13から離して移動されている。進入ガイド5は、それに応じて距離31だけスカルパーギヤ13から離間される。送り器4は、進入ロール33(ここでは例としてのみ付番する)のほかに同様に進入ロール33の駆動−および調整機構機構34が配置されている捩り剛性の枠体32を有する。さらに供給ガイド5はこの実施例において第1固定ボルト35と、第2固定ボルト36(これについては図3参照)を有する。スカルパーギヤ13は同様に第1固定ボルト37と、第2固定ボルト38(図4参照)とを有する。供給ガイド5の第1固定ボルト35はスカルパー1の動作状態(図1参照)で相補的な固定スリーブ39と共働し、第2固定ボルト36は、動作状態で対応して相補的な固定スリーブ40と共働する。固定ボルト35および36は、送り器4の枠体32と、進入ガイド5の捩り剛性の箱体41(図3参照)とが互いに案内されて移動されるようにする。さらに捩り剛性の枠体32と、捩り剛性の箱体41は固定ボルト35および36によってリニアガイド6に付加的に耐捩り性に互いに支承されている。固定ボルト35および36によって全送り装置3は本質的に堅牢および捩り剛性に結合する。同様のことはスカルパーギヤ13の固定ボルト37および38についても当てはまる。該固定ボルトは進入ガイド5に設けた対応する固定スリーブ(ここに明示的に図示しない)と共働する。作用結合は、ここで例としてだけ送り器4と進入ガイド5との間で詳しく説明する。それぞれの具体的な実施態様に応じて、前記構造群相互の充分な案内および固定は、すでに単に2本の固定ボルトと対応する相補的な固定スリーブとによって達成することができる。しかしながら別の実施例において2本以上の固定ボルトおよび固定スリーブも使用できることは自明である。この実施例において供給ガイド5は付加的にさらに、送り器2と進入ガイド3を緊定装置13から独立して相互に前固定する固定ボルト14および15を有する。進入ガイド5の捩り剛性の箱体41の中に、この実施例において3つのスター状に互いに配置された案内ロール42(ここでは例としてのみ付番する)を設けている。各案内ロールは、好ましい方法で個別的に制御モータ43(ここでは例としてのみ付番する)によって対応する制御モータギヤ44を介して駆動可能であり、それによって被表皮切除工作物22はスカルピングヘッド2(図3参照)に非常に高い精度で供給される。進入ガイド5の捩り剛性の箱体41の下部領域45に、第1ランニングシュー10と第2ランニングシュー46とが配置されている。この両方のランニングシュー10および46を介して進入ガイド5がスカルパー1のリニアガイド7と並進運動で移動可能に連結されている。
スカルパーギヤ13(図4参照)は、第2の上部のくさび緊定部材18および19と、第2の下部のくさび緊定部材20および21が配置されている剛性のハウジング47を提供する。くさび緊定部材18、19、20および21は駆動モータ48によって油圧装置49(ここではくさび緊定部材18および19の間にのみ記載)を介して駆動可能である。剛性のハウジング47には、さらにスカルパーギヤ13の両方の固定ボルト37および38が配置されている。スカルパー1に設けている全てのくさび緊定部材14ないし21の構造および作用方式は、第1の上部のくさび緊定部材14および15(図5参照)によって示している。第1の上部のくさび緊定部材14、15は、第1の下部のくさび緊定部材16および17(図3参照)と共に進入ガイド5で送り器4を緊定する。送り器4は、図5記載の図示において、その2つの上部の進入ロール33(例としてのみ付番、図2参照)および部分50で駆動−および調整機構機構34(図2も参照)が示されている。送り器4の進入ロール33によって被表皮切除工作物22(図1参照)がスカルピングヘッド2(図1参照)に搬送方向24へ供給される。
図5に示しているように、送り器4を操作確実に進入ガイド5と連結するために、第1緊定部材52の並進運動で可動式の固定くさび51が第2緊定部材54の剛性に固定された係止くさび53の背後に係合する。第1緊定部材52も第2緊定部材54もくさび緊定要素15の構成要素であり、第1緊定部材52はくさび緊定要素15であり、第2緊定部材54は重厚係止体である。第1緊定部材52は、この実施例で進入ガイド5に、かつ第2緊定部材54はそれに応じて送り器4に配置されている。送り器4および進入ガイド5は、図5に示しているように、両方が互いに境接するように互いに移動しているとき、固定くさび51は好適な油圧装置49(図4参照)によって矢印方向55へ第1緊定部材52のブロックシリンダから繰り出される。この場合、固定くさび51は、最終的に送り器4が進入ガイド5に固定かつ操作確実に連結されるまで、さらに緊密に第2緊定部材54の係止くさび53と共働する。送り器4と進入ガイド5との間の連結を再び解除するために、固定くさび51は、矢印方向55と逆に移動され、それによって固定くさび51と係止くさび53との間の作用結合が徐々にゆるめられ、両方の緊定部材52および54は最終的に完全に互いに分離されている。スカルパー1のその他のくさび緊定要素14、16ないし21は、たとえばくさび緊定要素15で説明したように、同一の構造を使用することは自明である。それに応じてその作用方式も前記くさび緊定要素15のそれに相当する。進入ガイド5は同じ方法でスカルパーギヤ13と連結できるようにするため、進入ガイド5はくさび緊定要素の第1緊定部材52を使用するだけでなく、さらにくさび緊定要素19の第2緊定部材56を使用する。くさび緊定要素19は、ここで全ての4つのくさび緊定要素18、19、20および21を代表して示しており、これらは進入ガイド5とスカルパーギヤ13との間の操作確実な連結のために設けられている。進入ガイド5とスカルパーギヤ13との間の付加的な安定性を保証するために、進入ガイド5およびスカルパーハウジング13が互いに連結されている場合、進入ガイド5がスカルパーハウジング13の剛性のハウジング47の中に到達する付加的な固定ボルト57を有する。
図6に示したスカルパー101は、送り器104を備える送り装置103と、進入ガイド105とを有する。送り器103および進入ガイド105は、スカルパー101のクロスアーム106上で移動可能に配置されており、クロスアーム106は送り器104および進入ガイド105のリニアガイド107を形成する。送り器104も供給ガイド105もランニングシュー108、109および110によって矢印方向111および112にリニアガイド107に沿って移動することができる。それによって一方で送り器104および進入ガイド105は個別的にスカルパーハウジング113から離動して、あるいはスカルパーハウジング113へ向かって移動させることができる。他方、送り器104および進入ガイド105は互いに相対的に移動することができる。これは、送り器104が進入ガイド105から独立しておよびその逆にクロスアーム106上で移動できることを意味する。送り器104は、図6記載の配列において、送り器104と供給ガイド105との間に送り器104の進入ガイド側の端部127ならびに進入ガイド105の送り器側の端部128で良好な近接性を可能にする組立空間126が生じるように、進入ガイド105から離間して移動されている。組立空間126を実現するために、送り器104は距離129で進入ガイド105から離間している。
さらに、図6記載の配列において、送り器104および進入ガイド105は、進入ガイド105とスカルパーギヤ113との間に別の組立空間130が提供されるように、スカルパーギヤ113から離して移動されている。進入ガイド105は、それに応じて距離131だけスカルパーギヤ113から離間している。送り器104は、進入ロール133(ここでは例としてのみ付番する)のほかに同様に進入ロール133の駆動−および調整機構134が配置されている捩り剛性の枠体132を有する。さらに、送り器104も供給ガイド105も、詳しく図示かつ付番していない、相補的なスリーブと送り器104もしくはスカルパーギヤ113の中で共働するインデックスボルト160、161および162を有する。インデックスボルト160および161は、送り器104の枠体132および進入ガイド105の捩り剛性の箱体141が少なくとも最後の近接区間に案内されて互いに移動されるようにする。さらに、捩り剛性の枠体132および捩り剛性の箱体141は、インデックスボルト160および161によってリニアガイド107に付加的に互いに耐捩り性に支承されている。付加的なインデックスボルト160および161によって全ての送り装置103がさらに堅牢に構成される。付加的なインデックスボルト162は、進入ガイド104とスカルパーギヤ113との間に同様のことを生ぜしめる。それぞれの具体的な実施態様に応じて、構造群相互の充分な案内および固定はすでに単に1個または2個のインデックスボルト160、161または162と、対応する相補的なスリーブによって達成することができる。しかしまた必要に応じて任意に多くのインデックスボルト160、161および162を設けることができることは自明である。
動作状態(図7参照)で、送り器104および進入ガイド105は、1つの送り装置103に連結されており、送り装置103は、さらにスカルパーギヤ113に配置されている。送り器104および進入ガイド105は、特に動作状態で、確実にスカルパーギヤ113と連結されるようにするため、送り器104、進入ガイド105およびスカルパーギヤ113は付加的な緊定装置163によって1つのコンパクトな運転準備完了したユニットに緊定されている。この実施例において、送り器104および供給ガイド105は付加的にさらに固定手段164および165を有し、これらの固定手段は送り器104および進入ガイド105を緊定装置163から独立して相互に前固定する。緊定状態で、工作物22は送り器104によって進入ガイド105を介して正確にスカルパー101のスカルピングヘッド102に案内することができる。工作物122は、そのために入側領域123から矢印方向124へ送り装置103によって、およびスカルパー101によって連続的に出側領域125へ案内される。送り器104および進入ガイド105を一方で双方に、他方でそれぞれスカルパーギヤ113に対して移動するために、送り器104および進入ガイド105はそれぞれ1つの油圧式調整機構166(ここでは例としてのみ付番する)を有する。
図8に示した工具ヘッド201は、本質的に調整リング202と、工具ホルダー収容部203と、工具ホルダー収容部203に配置された4つの工具ホルダー204(ここでは例としてのみ付番する)とから構成されている。工具ホルダー204は、それぞれ1つの工具205(ここでは例としてのみ付番する)を有し、この工具を用いて工作物217(図9参照)はスケール層218(同様に図9参照)から解放され、あるいはそれ以外通常のように加工することができる。工具ヘッド201は、工作物217の加工時に加工軸206周りに回転する。工具ホルダー204は調整リング202によって加工軸206に対して半径方向に提供され、それによって工具205は工作物217に対して対応して提供できる。工具ホルダー204はそれぞれ、該工具ホルダーが工具205を工作物217もしくは加工軸206に対して半径方向に移動可能に保持かつ案内するように、工具ホルダー収容部203の中で案内されている。工具ホルダー204の個別的な調整は、その際に軸線方向207への調整リング202の移動によって行われ、調整リング202の移動はそれに応じて加工軸206に対して軸線方向に延びる。調整リング202の内側219は自体円錐形に形成されている。工具ホルダー204は滑り面220を介して、円錐形の領域の中に設けられている調整リング202の平らな滑り面208と連通する。工具収容部203は中空軸213(図9参照)に対する調整リング202の軸線方向の移動時に通常は中空軸213上に固定された状態にとどまり、それによって調整リング202が工具収容部203と相対的に移動される。工具ホルダー204の滑り面220も、調整リング202の前記滑り面と連通する滑り面208も平らに形成されており、それによって互いに連通する滑り面220および208が可能な限り大面積に互いに相互作用に入る。平らな滑り面208を調整リング202の内側219で構造的に特に簡単に実現するために、滑り面208は本実施例においてインレー209によって実現されている。インレー209は、その際に4個のレンチ用ねじ210(ここでは例としてのみ付番する)によってそのために設けた溝211で調整リング202の内側219に配置されている硬質金属板である。インレー209によって2種類が実施される。第一にインレー209は、本質的に加工軸206に対して、通常円錐形の内側219と同様に延びるように調整リング202の内側219に配置されている。第二にインレー209は、内側219の残部領域のように、その滑り面208に湾曲した表面をもたず、それに対して平らに、すなわち湾曲なしに構成されている。従って工具ホルダー204は調整リング202の軸線方向の移動時に加工軸206に沿って難なく加工軸206に対して半径方向に移動することができ、さらに平らな滑り面220および208にわたって調整リング202もしくは調整リング202の内側219と相互作用があり、それによってこの平らな滑り面220および208の領域で、特に半径方向に作用する力で良好に工具ホルダー204から調整リング202へ伝達される。従ってこの領域は滑り面220および208周りにもしくはその横に従来の工具ヘッド201よりも本質的に少ない摩耗にさらされる。ここで、この種の平らな滑り面208が本実施例に示しているように、インレー209によって実現できるだけではないことを指摘しておく。この種の平らな滑り面208は直接調整リング202の内側219に装着できることは自明である。しかしながら提案したインレー209の使用は、このインレー209が問題になる摩耗に達した時レンチ用ねじ210を弛めることによって問題なく交換され、新規のインレー209に置換できるので、特に経済的である。工具ホルダー204での滑り面220は、これが円錐形の形状を有する周知の滑り面220よりも本質的に簡単に工具ホルダー204で装着できるので、いずれにせよ有利である。しかしまたこの場合にもインレー209を有利に使用することができ、それによってたとえば調整リング202に配置されたインレー209は工具ホルダー204に配置されたインレー209と連通する。
図9に記載した工具ヘッド212は、本質的にすでに図8から知られている工具ヘッド201と類似の構造を有し、そのため両方の実施例で同じ作用をもつ部材は本質的に同じ符号を付けている。工具ヘッド212は、中空軸213上に軸線方向207に加工軸206に沿って摺動できる調整リング202を有する。さらに中空軸213はその調整リング202に対向する端部216に、個々の工具ホルダー204を案内する工具ホルダー収容部203を有する。工具ホルダー204はその加工軸206に対向する側に、工作物217がそのスケール層218から切削除去もしくはそれ以外通常のように加工できる工具205を有する。そのために工作物217は送り方向219に加工軸206に沿って移動される。工具ホルダー204と調整リング202との間に、インレー209が配置され、インレー209は平らな滑り面208を有し、そのため工具ホルダー204と、同様に平らな滑り面208の領域でインレー209は、平らな滑り面220を有する。従って工具ホルダー204は、調整リング202の内側219が通常円錐形に形成されているにもかかわらず、平らな滑り面220を介して調整リング202の平らな滑り面208と連通することができる。
図10は、軸受ブシュ302の中に回動可能に支承されている送入ロールシャフト301である。軸受ブシュ302が再び回転軸313(図11参照)周りに回動可能にホルダー303の中に支承されている。従って送入ロールシャフト301だけでなく、軸受ブシュ302もホルダー303に対して回転させることができる。さらに、軸受ブシュ302をホルダー303に対しても送入ロールシャフト301に対しても回転させることができる。送入ロールシャフト301の回転は、軸受ブシュ302がホルダー303に対して回転しない場合でも可能である。送入ロールシャフト301は第1の配列で回転軸330周りに回転する。送入ロールシャフト301の第1端部に時計回り325に回転時に工作物305を加工軸306に沿って矢印方向307へ搬送する送入ロール304が配置されている。
送入ロール304に対向する送入ロールシャフト301の端部に、送入ロールシャフト301を駆動する駆動モータ308が配置されている。軸受ブシュ302は、はすば歯車310を設けている回転するリング309を有する。その際にはすば歯車310の傾き角度は、軸受ブシュ302が一度設定された位置で、この位置が能動的に変化するまで維持する自己閉塞型ギヤかみ合いをはすば歯車310がもつようになる大きさで選ばれている。送入ロールシャフト301は軸受ブシュ302の中に斜めに配置されており、それによって送入ロールシャフト301の第1回転軸330が軸受ブシュ302の回転時に別の位置に移動され、送入ロールシャフト301は、送入ロールシャフト301の第1回転軸330から外れる別の回転軸331を有する。従って送入ロール304は工作物305もしくは加工軸306に対して別の角度で調整される。ここに例示した2つの異なる位置、回転軸330および331の位置は、回転軸313周りに軸受ブシュ302の回転による送入ロールシャフト301を占めることができる多数のそれを越える位置の1つの選択のみを表している。送入ロールシャフト301の移動の可能性を模式的に良好に示すために、送入ロールシャフト301がその送入ロール304の領域で離間する側311に移動した位置332に点線で暗示されており、それによって図10から、送入ロールシャフト301が第1の位置に対してどのように移動できるかが容易に分かる。さらに駆動モータ308は同様に点線で移動した位置333に表している。
図11に模式的に示した図312は、送入ロールシャフト301が斜めに支承されている軸受ブシュ302を示す。軸受ブシュ302は、その際に回転軸313周りに回転し、それに対して送入ロールシャフト301は自体回転軸330周りに回転する。軸受ブシュ302の回転軸313は、送入ロールシャフト301の回転軸330に対して角度314で調整される。ここで軸受ブシュ302がその回転軸313周りに回転するとき、回転軸330が仮想的に円錐体315を空間316の中に描き、円錐体315が頂部317を有し、この頂部は送りロールシャフト330があり、かつ像面に対して垂直に、およびそれによって送入ロール304の主押圧方向と平行に工作物305へ向けられた送入ロールシャフト面と、加工軸306との交点318にその起点を有するように、軸受ブシュ302の中に斜めに配置された送入ロールシャフト301の回転軸330が移動される。送入シャフト面は、加工軸306に配置された垂線334に対して斜めに延びる。それによって送入ロール304は、構造的に簡単な方法で加工軸306と、それに応じて工作物305に対しても異なる角度で調節できる。この配列によって、送入ロールシャフト301の回転軸330を0゜および1.25゜の間で移動し、それによって送入ロール304の充分な調整を工作物305に対して達成することができる。従って送入ロール304は工作物305の様々な直径に交換する必要性に合わせることができる。この配列はとりわけ対応する角度を非常に微細かつ精密に調整することも可能にする。
図12に示した送り器320は、スカルパー321(ここでは背景でのみ暗示する)の部分であり、調整機構322(ここでは例としてのみ付番する)を有し、調整機構322はその中に斜めに配置された送入ロールシャフト301(図10および11参照)を備えるそれぞれ1つの軸受ブシュ302(図10および11参照)を有する。調整機構322のほかに、さらに緊定装置を設けることができ、それを利用して送入ロールを主押圧方向と平行に工作物に移動し、もしくはその距離をそれぞれの工作物の直径に好適に適合できるように調節できる。送り器320に配置された4つの送入ロール304(図10および11参照)は、工作物305を搬送方向307でスカルパー321へ搬送し、それによって本実施例においてたとえばスケール層(ここに図示せず)が工作物305から除去され、工作物306がスカルピング工程につづき金属の光沢表面(ここに図示せず)を有する。送り器320の上部領域に駆動−および調整ユニット323があり、このユニットは調整機構324によってそれぞれ回転するリング309(図10参照)のはすば歯車310に作用し、それによって軸受ブシュ302をその際に所望の位置に調節できる。
工具ヘッド、特にスカルピングヘッドおよび送り器と進入ガイドとを備える送り装置の領域のスカルパーである。 送り器が進入ガイドから、さらに進入ガイドがスカルパーギヤから分離されている前記図1からのスカルパーである。 スカルピング工作物の搬送方向にくさび緊定部材を備える進入ガイドの模式図である。 スカルピング工作物の搬送方向にくさび緊定部材を備えるスカルパーギヤの模式図である。 送り器と共に固定した進入ガイドの模式平面図である。 進入ガイドも送り器も1つのリニアガイドに支承された、スカルパーギヤから分離された進入ガイドと、進入ガイドから分離された送り器とを備えるもう1つの模式的なスカルパーである。 図6のスカルパーの進入ガイドから事前に分離された送り器を備える模式的な送り装置である。 前記スカルパーの第1工具ヘッドの透視図である。 被表皮切除工作物周りを回転する別の工作物ヘッドの部分断面図である。 軸受ブシュと、その中に配置された送入ロールシャフトモータを含む送入ロールシャフトの本発明に係る配列である。 搬送区間の加工軸に対して対応する軸受ブシュを備える送入ロールシャフトの角度調整の模式図である。 4つの送入ロールシャフトを備える送り器の模式的透視図である。

Claims (42)

  1. 回転軸に対して本質的に半径方向に調整可能の工具ホルダーと、回転軸に対して本質的に軸線方向に調整可能の調節装置とを備える工具ヘッドにおいて、工具ホルダーと、調節装置とがそれぞれ滑り面を介して互いに連通する工具ヘッドであって、
    滑り面が本質的に平らであり、または回転軸と平行に一定の曲率半径を有することを特徴とする工具ヘッド。
  2. 少なくとも1つの滑り面(220、208)が、好ましくは耐摩耗性材料から製造されるインレー(209)を有することを特徴とする、請求項1記載の工具ヘッド。
  3. インレー(209)が硬質金属板であることを特徴とする、請求項2記載の工具ヘッド。
  4. インレー(209)が交換可能に調節装置および/または工具ホルダー(204)に固定されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項記載の工具ヘッド。
  5. 調節装置がテーパアダプタを有することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項記載の工具ヘッド。
  6. テーパアダプタが調整リング(202)であることを特徴とする、請求項5記載の工具ヘッド。
  7. 調節装置の平らな滑り面(208)が連通する工具ホルダー(204)の滑り面(220)、好ましくは工具ホルダー(204)の平らな滑り面(220)と本質的に平行に配置されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項記載の工具ヘッド。
  8. 回転軸に対して工具ホルダーを調節するための調整リングにおいて、調整リングが滑り軸受け胴面を形成するために円錐形に形成される内面を有する調整リングであって、
    円錐形の滑り軸受け胴面が少なくとも1つの本質的に平らな滑り軸受領域を有することを特徴とする調整リング。
  9. 平らな滑り軸受領域が着脱可能かつ交換可能に調整リング(202)に固定可能であることを特徴とする、請求項8記載の調整リング。
  10. 平らな滑り軸受領域が調整リング(202)よりも硬い材質をもつインレー(209)を有することを特徴とする、請求項8または9のいずれか一項記載の調整リング。
  11. 切削機械、特に長手方向に延長する工作物(217)を加工するためのスカルパーであって、
    上記請求項のいずれか一項記載の工具ヘッド(201;212)および/または調整リング(202)を特徴とする切削機械。
  12. 送入ロール(304)がそれぞれ送入ロールシャフト(301)によって駆動される搬送区間の加工軸(306)に沿って、線状の工作物(306)、特に棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物を加速させるための送入ロール(304)を備える送り装置(320)を備える請求項11記載の機械であって、
    少なくとも1つの送入ロールシャフト(301)が偏心的にシャフト収容部(302)に支承されることを特徴とする、機械。
  13. シャフト収容部(302)がシャフト収容部軸(313)周りに回動可能に支承されることを特徴とする、請求項12記載の機械。
  14. シャフト収容部(302)が軸受ブシュであり、この軸受ブシュが回動可能にその縦軸周りに、好ましくはその中心縦軸周りにホルダー(303)の中に配置されることを特徴とする、請求項12または13のいずれか一項記載の機械。
  15. 送入ロールシャフトの支承が、工作物(306)と平行に配置され、かつ各送入ロールが工作物に作用する主押圧方向から突き抜けられる平面内にある構成要素軸周りに回転成分を有する運動を実行するように、送入ロールシャフト(301)用の支承部を有する軸受体がホルダーに案内されていることを特徴とする、請求項12ないし14のいずれか一項記載の機械。
  16. シャフト収容部(302)の回転時に送入ロールシャフト(301)の回転軸(330)が空間(316)内で円錐体(315)を描くように、送入ロールシャフト(301)の回転軸(330)がシャフト収容部(302)の回転軸(313)に対して配置されていることを特徴とする、請求項12ないし15のいずれか一項記載の機械。
  17. 円錐体(315)が、本質的に送入ロールシャフト(301)の回転軸(330)と加工面の垂線(334)との交点(318)に、好ましくは本質的に送入ロールシャフト(301)の回転軸(330)と加工面との交点(318)にある頂部(317)を有することを特徴とする、請求項16記載の機械。
  18. 送入ロールシャフト(301)の回転軸(330)と、シャフト収容部(302)の回転軸(313)とが相互に1つの角度(314)を取り囲むことを特徴とする、請求項12ないし17のいずれか一項記載の機械。
  19. シャフト収容部(302)の回転軸(313)が搬送区間の加工軸(306)の垂線(334)に対して斜めに配置されることを特徴とする、請求項12ないし18のいずれか一項記載の機械。
  20. シャフト収容部(302)が送入ロールシャフト(301)の収容のための穴を有し、この穴がシャフト収容部(302)の回転軸(313)に対して斜めに配置されていることを特徴とする、請求項12ないし19のいずれか一項記載の機械。
  21. シャフト収容部(302)が、シャフト収容部(302)の回転軸(313)に対して穴の入側および出側開口部が異なる距離を有する穴を有することを特徴とする、請求項12ないし20のいずれか一項記載の機械。
  22. シャフト収容部(302)の穴の開口部が送入ロール(304)に対向するシャフト収容部(302)の前面で、送入ロール(304)に離間するシャフト収容部(302)の前面での穴の開口部より近くシャフト収容部(302)の回転軸(313)に配置されることを特徴とする、請求項20または21のいずれか一項記載の機械。
  23. シャフト収容部(302)が自己閉塞型駆動装置を有することを特徴とする、請求項12ないし22のいずれか一項記載の機械。
  24. 自己閉塞型駆動装置が自己閉塞型ヘリカルギヤもしくはウォームギヤおよび/または油圧式制御モータを有することを特徴とする、請求項23記載の機械。
  25. 分離可能に進入ガイド(5;105)に連結された送り器(4;104)を有する送り装置(3;103)による、線状の工作物(22)、特に棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物を加工するための請求項12ないし24のいずれか一項記載の機械であって、送り器(4;104)と進入ガイド(5;105)とが少なくとも1つの速動緊定装置によって相互に分離可能に連結されることを特徴とする、機械。
  26. 速動緊定装置が少なくとも1つのくさび緊定部材(14)を有することを特徴とする、請求項25記載の機械。
  27. 機械が送り装置(4;104)、進入ガイド(5;105)およびスカルパーギヤ(13;113)を有するものにおいて、
    送り器(4;104)もスカルパーギヤ(13;113)も互いに独立して進入ガイド(5;105)と分離可能に連結できることを特徴とする、請求項12ないし26のいずれか一項記載の機械。
  28. 進入ガイド(5;105)が直接スカルパーギヤ(13;113)と分離可能に連結されることを特徴とする、請求項12ないし27のいずれか一項記載の機械。
  29. 送り器(4;104)と進入ガイド(5;105)とが、特に組込み状態でも、互いに相対的に移動可能であることを特徴とする、請求項12ないし28のいずれか一項記載の機械。
  30. 送り器(4;104)と進入ガイド(5;105)との間に200mm以上、好ましくは500mm以上の距離(29;129)を設定できることを特徴とする、請求項12ないし29のいずれか一項記載の機械。
  31. 送り器(4;104)と進入ガイド(5;105)とが緊定装置(163)によって互いに着脱可能に固定されることを特徴とする、請求項12ないし30のいずれか一項記載の機械。
  32. 緊定装置(163)が少なくとも1つの固定手段(164、165)、緊定部材、締付ボルトおよび/またはインデックスボルト(160、161、162)を有することを特徴とする、請求項31記載の機械。
  33. 送り器(4;104)も進入ガイド(5;105)もリニアガイド(7;107)に沿って移動可能に支承されることを特徴とする、請求項25ないし32のいずれか一項記載の機械。
  34. 進入ガイド(5;105)が、好ましくはランニングシュー(10、46;108、109、110)を介してリニアガイド(7;107)と連通する捩り剛性の箱体(41;141)を有することを特徴とする、請求項25ないし33のいずれか一項記載の機械。
  35. 送り器(4;104)が、好ましくはランニングシュー(10、46;108、109、110)を介してリニアガイド(7;107)と連通する捩り剛性の枠体(32;132)を有することを特徴とする、請求項25ないし34のいずれか一項記載の機械。
  36. 送り器(4;104)および/または進入ガイド(5;105)が移動用の手段を有することを特徴とする、請求項25ないし35のいずれか一項記載の機械。
  37. 線状の工作物、特に棒類、管類、棒状体、ワイヤ類、ケーブル類または類似物を加工するための機械であって、請求項25ないし36のいずれか一項記載の送り装置を特徴とする機械。
  38. 全送り装置(3;103)またはその部分(4、5;104、105)がその他の機械と分離可能に連結されることを特徴とする、請求項37記載の機械。
  39. 送り器(4;104)と進入ガイド(5;105)とが互いに独立して移動可能に配置されているリニアガイド(7;107)を特徴とする、請求項37または38のいずれか一項記載の機械。
  40. 送り器(4;104)または進入ガイド(5;105)と工作物加工装置との間にそれぞれ200mm以上、好ましくは500mm以上の距離(30;130)が設定可能であるように、リニアガイド(7;107)が形成されることを特徴とする、請求項39記載の機械。
  41. 送り装置(3;103)またはその部分(4、5;104、105)が緊定装置(163)によって工作物加工装置に着脱可能に固定されることを特徴とする、請求項37ないし40のいずれか一項記載の機械。
  42. 緊定装置(163)が少なくとも1つの固定手段(164、165)、緊定部材、締付ボルトおよび/またはインデックスボルト(160、161、162)を有することを特徴とする、請求項41記載の機械。

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