JP2006501733A - 多重レベルのコーディング技術により変調された信号の受信 - Google Patents

多重レベルのコーディング技術により変調された信号の受信 Download PDF

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Abstract

本発明は、それぞれが異なるノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベルを含む多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号を受信する方法に関する。前記信号は、それぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた少なくとも1つのビットを有する複数の記号を含み、前記方法は、前記受信されたビットのそれぞれをデコーディングする連続したステップを含む少なくとも1回のデコーディングの反復を含み、前記デコーディングステップの少なくとも1つが、少なくとも1つのあり得る以前のデコーディングステップの結果を統合する。本発明は、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序に基づいて前記ビットをデコーディングし、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対してより高いローバスト性を有するデコーディングレベルに割り当てられたビットが最初にデコードされることを特徴とする。

Description

本発明の分野は、信号処理及びディジタル通信の分野である。
より具体的には、本発明は、多重レベルのコーディング(multi-level coding)すなわちMLC技術により変調された信号のデコーディングを最適にする技術に関する。
今までのところ、周知のコード化変調によるチャネルコーディング技術が幾つかある。実際に、MCT(IEEE Trans. IT, 1982年1月28日、 No. 1, ページ 55-67、の中で記載されている「Channel Coding with Multilevel/Phase Signals」)としても周知の格子コード化変調のUngerboeckの開示に続いて、ブロックコード化変調すなわちBCM及びトレリスコード化多次元変調(trellis-coded multidimensional modulation)が提案されている。
BCM形の変調は、特に、Cusackによる「Error control codes for QAM signaling」、Electronics Letter、 1984年1月、20、ページ 62〜63、及びSayeghによる「A class of optimum block codes in signal space」、IEEE Trans. COM、1986年10月、34、No. 10、ページ1043〜1045、の中に記載されている。
トレリスコード化多次元変調は、特に、Weiによる「Trellis-coded Modulation with Multidimensional Constellations」、IEEE Trans. IT、1987年7月、33、No. 4ページ 483〜501、並びにCalderbank及びSloaneによる「New trellis codes based on lattices and cosets」、IEEE Trans. IT、1987年3月、33、No. 2、ページ177〜195、の中に記載されている。
適度に複雑なトレリスコード化変調(一般に、4又は8の状態)は、3から4dBのコーディング利得を与えることができる。しかしながら、大容量のRFビームの用途では、変調をデコードするために必要なViterbiデコーダを実現するには、依然として極めて高価である。
このため、BCMコードの新しい系列が、これらの特定の用途に対して提案されている。そのようなコードを実行するのは簡単であるが、それらの符号化利得は一般に2dBに制限される。
大容量のRFビームの用途に対する魅力的なコーディング技術は、Imai及びHirakawaによる「A new multilevel coding method using error-correction codes」、IEEE Trans. IT、1977年5月、23、No. 3、ページ371〜377、の中で提案されている。これは、値が現存の単純でステップバイステップ形のコーディング方法の中にある多重レベルのコーディング技術であり、性能と実現する場合の複雑性との間の効率的な妥協を必要とする。
ここで下記のように、多重レベルのコーディング及び関連するステップバイステップ形のデコーディング方法の原理に関する簡単な説明が与えられる。
これにより、発明者らは記号当たりmビットを転送できる2m点の配列(constellation)A0を検討する。
mがコード化されるビット数を指定する場合、配列A0はmレベルに分割され、これにより、2mのサブセットを与える。この分割の原理は、Ungerboeckが定義したものと同一であり、分割されたサブセット内の最小のユークリッド距離(Euclidean distance)を最大化する。diがi番目の分割レベルで得られたサブセット内の最小のユークリッド距離を指定する場合、下記の不等式を検証する必要がある。
(1) d0<d1<d2<...<dm
ここで、d0は配列A0内の最小距離である。
このため、biが分割のi番目のレベルに割り当てられたビットであるmビットb1,b2,...,bmは、2mサブセットの中の1つのサブセットを選択する。図1は、この分割のm=2の場合の図を示す。A0は最初にi=b1で最小距離がd1の2つのサブセットBi,i ({0,1}に分割され、次に、i=b1+2b2で最小距離がd2の4つのサブセットCi,i({0,1,2,3}に分割される。A0がユークリッド距離d0の正方形(square)の配列である場合、d1=√2d0及びd2=√2d1=2d0である。
配列A0の点を割り当てるこの処理の目的は、ノイズに対する脆弱性の関数として送られた記号を示すmビットを分類することである。実際に、ビットb2は、それに対応するd2>d1の最小のユークリッド距離があるため、ビットb1よりも脆弱ではないことが分かる。関係式(1)によれば、ビットbk,k=i−1が正確に受信されるように十分に保護されている場合、ビットbi,i=mは他のビットbj,j<iよりもノイズから一層良く保護されていることが示されている。
これは多重レベルのコーディングの原理であり、そのコーディングは、配列A0をm個のレベルに分割した後、これらのmビットを幾つかの保護レベルで保護するために、m個のコーダEi,i=1,...,mを用いることにある。
換言すると、多重レベルのコーディングの原理は、改良された伝送性能を実現することができるコーディング及び変調の同時最適化に依存する。このため、QAM(「直交振幅変調」)との関連において、より大きな保護が、QAMのマッピング内の位置によるが、エラーに影響される可能性が一層高いビットに与えられる。様々なビットに与えられる保護は、使用するコーディングに依存する。
このコーディングの考え方に関するパターンは、図2に示されている。ビットレートDで転送されるデータストリームは、直並列変換ブロック21によってビットレートDi,i=1,...,mのm個のストリームに分割される。m個の第1のストリングは、コーディングレートRi=ki/ni及び最小のハミング距離(Hamming distance)diで、m個の2進コードEi(ni,ki,di),i=1,...,mによってコード化され参照される22。モジュレータ23への入力時には、m個の2進ストリングは、ビットレートD’/mで同期している必要がある。これにより、下記の式によって与えられる等価なコーディングレートRを定義することができる。
(2) R=D/D’
全てのni値がni=n,i=1,...,mのように等しく、m個のコードEiがブロックコードであると仮定すると、このコーディングは、特に、Sayeghが本願で前述した論文の中で説明したようなBMCに対して使用されたものと同じマトリックス構造によって説明することができる。コードワードはn個の記号を含み、m行及びn列のマトリックスによって表示することができる。このマトリックスでは、j番目の列はブロックのj番目の記号の2進割当て(binary assignment)を示し、i番目の行はi番目の分割レベルを示す。行i,i=1,...,mはコードワードEi(ni,ki,di)である。このコーディングによって得られた最小のユークリッド距離dは、下記によって与えられる。
(3) d2 = mini=1,..., m+1 (didi-1 2), ここで dm+1 = 1
i値が前記の関係式(1)を検証することを知ることにより、多重レベルのコーディングは、下記が成立する場合に最適化される。
(4) d1 > d2 > ... > dm
これにより、ビットb1が最も保護されたビットであり、次にビットb2がそうである等々が判断される。このマトリックスの記述は、コードが全くどのようなコードでも良いという場合に対して一般化することができる。ni値が等しくない場合は、lがni値、i=l,...,m、の最小公倍数であるm行及びl列のマトリックスを検討すれば十分である。コードの1つが畳込みコード(convolutive code)であるような特別な場合では、検討すべきマトリックスは半無限である。
この種の多重レベルのコーディングに関連して従来から使用されるデコーディング方法は、極めて簡単に実行できるという利点があるが、最適とは言えない(sub-optimal)ステップバイステップ形のデコーディング方法である。
この技術によれば、デコーディング方法は段階的に行われ、各ビットは硬判定(hard decision)で動作する単純なデコーダによって別々にデコードされるが、デコーダ(i)の出力はデコーダ(i+1)の入力部におけるビットを補正することができる。図2は、この種のデコーダのm=2の場合のブロック図を示す。デコーダの入力部でn個の記号の(r1,r2,...,rn)ブロック31が受信されたと仮定すると、デコーディング動作は下記の連続したステップで実行される。
−最初に、第1の分割レベル(A0)に割り当てられたn個のビットbi 1,i=1,...,nがデコードされる。A0内の硬判定32は、ri,i=1,...,nごとに実行される。このため、
Figure 2006501733
と表示されたbi 1,i=1,...,nの第1の予測が得られる。
Figure 2006501733
上で動作する硬判定デコーディング33は、
Figure 2006501733
と表示された最終的な予測を与える。
次に、第2の分割レベル(B0又はB1)に割り当てられたn個のビットbi 2,i=1,...,nがデコードされる。送信時に使用される同じエンコーダによってコード化されるビット
Figure 2006501733
の関数として、第2の判定動作34が、i=1,...,nに対して
Figure 2006501733
を有するサブセットBpiの中で記号ri,i=1,...,nに対して実行される。得られたビット
Figure 2006501733
は、参照されたデコーダ「2」35によってデコードされて、最終的な決定値
Figure 2006501733
を与える。
最後に、残りのコード化されないビットがデコードされる。関連するコーダによって記録されたビット
Figure 2006501733
から、第2の分割レベルCi,i=1,...,nのサブセットの中のri,i=1,...,nの第3の検出部36が作られる。これにより、m−2の残りのコード化されないビットの予測が、各々の記号ri,i=1,...,nに対して得られる。
多重レベルのコーディングすなわちMLCに関連したデコーディング技術によれば、第1のデコーディングはそれ故に配列のサブセットA0の中で系統的に行われる。次に、このデコーディングの結果は、次のサブセットB0のデコーディングに対して利用される。この種のデコーディング技術は、特に、多重レベルのコーディング技術に基づいてコード化されたテレビ信号の地上放送波に対するL. Papke及びK. Fazelによる論文「Different Iterative Decoding Algorithms for Combined Concatenated Coding and Multiresolution Modulation」の中で説明されている。より具体的に言うと、Papkeによるこの文献は、SDTVストリームはEDTVストリームよりもローバスト(robust)でありまたEDTVストリーム自身はHDTVストリームよりもローバストであるといった3つの異なるサービスに関連した3つのストリームを得るために、多重レベルのコーディング及びデコーディングに基づいた解決策を説明している。このPapkeの技術は、ストリームに関連付けられるローバスト性のレベルを強調する中で、最も重要なストリームを保護することを目的とする。実際に、Papkeのデコーディング技術によれば、始めに2m点の配列に対して割り当てられたui 1ビットに対する予測が行われ、次にui 1に対応する配列のサブセットに割り当てられたui 2ビットに対する予測がされる等々である。
ここで、MLCを最適にするために、異なったコーディングのレベル間で得る必要がある復号化の利得は、得ることが極めて難しい6dBとなる。
このため、この従来技術の1つの欠点は、MLCのコーディングとの関連で従来実行されたデコーディング方法は、月並みな性能しか示さないことである。
特に、そのような最適とは言えないステップバイステップ形のデコーディング技術は、付加的なガウスノイズ及びドップラに影響された複数経路のチャネルへの適合性は低い。
本発明の目的は、特に従来技術のこれらの欠点を克服することである。
より具体的に言うと、本発明の目的は、MLCのコーディング技術に基づいて変調された信号をデコーディングする、従来技術に比べて性能が向上した技術を提供することである。
本発明の別の目的は、従来の最適とは言えないデコーディング技術と比べた場合、2進法のエラー率(すなわち、BER)を低減できるような技術を実現することである。
さらに、本発明の目的は、単純で実現するのに費用がかからず、障害が発生しやすいチャネルに、特に付加的なガウスノイズ及びドップラに影響された複数経路のチャネルに好適なこの種の技術を提供することである。
これらの目的及び後で本願に記載される他の目的は、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号を受信するための方法の手段によって実現される。この多重レベルのコーディング技術には、それぞれが明白なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベルが含まれる。そのような信号は、それぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた少なくとも1つのビットから成る複数の記号を有し、またそのような受信方法は、受信された各ビットをデコーディングするために連続したステップを有するデコーディングの少なくとも1回の反復を含み、前記デコーディングステップの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの可能な先行するデコーディングステップの結果を考慮に入れる。
本発明によれば、前記ビットは、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序でデコードされ、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対する最も大きなローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされる。
このように、本発明は、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号をデコーディングするという、全体的に新規で創意に富む方法に基づいている。実際に、従来の技術で使用された最適とは言えないデコーディング方法とは異なり、本発明はノイズに対するこれらのレベルの脆弱性を考慮に入れた異なる分割レベルのデコーディングを実行することを提案している。このため、デコーディングの結果をこのレベルからよりローバスト性の少ないレベルに次に伝えることができるように、最大のローバストレベルが最初にデコードされる。このように、従来技術の最適とは言えないデコーディング技術と比べた場合、得られたデコーディングの性能は大いに向上される。
都合がよいことに、前記所定の順序は、前記受信されたビットが割り当てられたコーディングレベルのローバスト性が減少する順序に対応する。
ローバスト性が少ないレベルに割り当てられた前記ビットをデコーディングする前記ステップの結果を向上させるために、前記連続したデコーディングステップのそれぞれが前記先行する1つ又は複数のデコーディングステップの結果を考慮することが好ましい。
このように、所定のレベルのローバスト性のビットをデコーディングした結果は、ローバストレベルが直ぐ次に低いビットをデコーディングする間に系統的に利用されるため、この第2のデコーディングに与えられる信頼度を大いに向上させることになる。
本発明の1つの好適な実施形態によれば、前記最大のローバストレベルに割り当てられたビットは、前記対応する記号の最上位のビットである。
この別の実施形態は、DRM(文献ETSI ES 201 980 V1.2.1 (2002-07)の中で示されたDigital Radio Mondiale)標準化協会によって選択された特定の実行モードに特に対応する。
前記デコーディングの反復の1つの中で、前記受信されたビットをデコーディングする前記連続したステップのそれぞれが、対応する復調ステップの後で行われることが好ましい。
これにより、受信されたビットは、最初に復調され、次にデコードされる。
都合がよいことに、この種の受信方法は、少なくとも2つの連続したデコーディングの反復を含む。所定のレベルのビットをデコーディングする1つのステップは、n≧2の場合はn番目の反復の間に、前記所定のレベルよりもローバスト性が少ないコーディングレベルに割り当てられ前記先行する反復の少なくとも1つの間に実行される前記受信されたビットをデコーディングする、少なくとも幾つかの前記ステップの結果を考慮に入れる。
このため、3つのコーディングレベルを含む特定の場合では、最大のローバストレベルのビットのデコーディングは、第2の反復の間に、第1の反復の間に得られた2つの最小のローバストレベルのビットをデコーディングした結果を特に考慮する。
この種の受信方法は、2つの連続したデコーディングの反復を有することが好ましい。
実際に、発明者らは、第3の反復の実行から結果として生じた性能の向上は、複雑性における対応する増加に対して低い又は最低でも無視できるものであったことに注目してきた。
都合がよいことに、少なくとも幾つかの前記反復の終了時には、この種の受信方法は、送られた記号を評価するステップ、及び前記評価され送られた記号を考慮する外来情報を計算するステップを実行し、前記外来情報は前記次の1回又は複数の反復をデコーディングするための前記ステップの結果の中で改良を行うことができる。
このように、第1のデコーディングの反復の後で、1つの外来情報はその性能を高めるために計算され、第2のデコーディングの反復の間に使用される。
都合がよいことに、前記外来情報は形式α(Sr−Se)を有する。ここで、α∈[0,1]であり、Srは前記受信された記号、またSeは前記評価され送られた記号である。
従って、2つの連続した反復が実行される特定の事例では、外来情報は受信された記号と最初の反復の間に異なるレベルのデコードされたビットから評価された記号との間の差分に比例する。この差分は、デコーディングに対して与えられた信頼度の特性係数によって重み付けされる。
本発明の第1の好適な実施形態では、αはほぼ0.25に等しい。
そのようなαの値により、大抵の考えられる伝送チャネルに対して、第2のデコーディングの反復の間に十分な性能を得ることができる。
第2の好適な実施形態では、この種の受信方法は、信号対ノイズ比の関数としてαの値を最適にするステップを含む。
次のコーディングの反復の間にαをより大きな又はより小さい値にするように考慮するために、係数αによって、評価され送られた記号の中の外来情報の中で信頼度の大きさをより大きく又はより小さくするように実際に選択することができる。信号対ノイズ比の関数としてα値を最適にすることにより、信号対ノイズ比が極めて高い場合はα値は1に近い値となり、逆の場合は0に近くになる。
本発明の好適な特性によれば、前述の受信方法は、パイロット情報と呼ばれ、その値が受信におけるアプリオリとして周知の、送られた少なくとも1つの基準情報から信号対ノイズ比を決定するステップをさらに含む。
実際に、OFDM内の伝送チャネルを評価するための伝統的な技術には、例えば、レシーバに対して知られている位置においてペイロードキャリア(payload carrier)のストリームの中への基準キャリアを挿入することが含まれることを想起することができる。受信時に、パイロットキャリアと呼ばれるこれらの基準キャリアによって搬送された値は読み取られ、これらの基準位置におけるチャネルの複雑性利得(complex gain)はそこから容易に推定される。次に、チャネルの複雑性利得は、送信された時間−周波数のネットワークの全ての点に対して、基準位置における複雑性利得の計算値から導き出される。
このように、この種のパイロットベースの機構を本発明の枠組みの中で使用して信号対ノイズ比を決定し、これによりαを最適にすることができる。それは特にDVB−T規格(Digital Video Broadcasting (DVB); Framing Structure, Channel Coding and Modulation for Terrestrial Television (DVB-T) 規格, ETS 300 744, 1997年3月)の中で使用される。
本発明の好適な実施形態によれば、前述の受信方法は、少なくとも幾つかの前記コーディングレベルに対して、前記変調するためのステップと前記受信されたビットをデコーディングするステップとの間で実行される付加的なデインターリービングステップ(de-interleaving step)をさらに含む。
この種の実施形態を使用して、ドップラに影響された伝送チャネルに関連した受信方法の性能を特に向上させることができる。
本発明は、それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベルを含む多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号をデコーディングする方法にも関係する。前記信号は、前記コーディングレベルの1つに割り当てられた、それぞれが少なくとも1ビットから成る複数の記号を含み、前記方法は、受信された前記ビットのそれぞれをデコーディングする連続したステップを含むデコーディングの少なくとも1つの反復を含み、少なくとも1つの前記デコーディングステップは、前記少なくとも1つの先行するデコーディングステップの結果を、もしあれば、考慮に入れる。
本発明によれば、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序でデコードされ、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされる。
本発明は、それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベルを含む多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号を受信する装置にも関係する。前記信号は、前記コーディングレベルの1つに割り当てられた、それぞれが少なくとも1ビットから成る複数の記号を含み、前記装置は、受信された前記ビットのそれぞれに対して連続的なデコーディングを実行するデコーディング手段を含み、受信された前記ビットの少なくとも1つのデコーディングは、前記少なくとも1つの先行するデコーディング動作の結果を、もしあれば、考慮に入れる。
本発明によれば、前記デコーディング手段は前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序で前記ビットをデコードし、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされる。
本発明は、前記コーディングレベルの1つに割り当てられた、それぞれが少なくとも1ビットから成る複数の記号を含む信号をコーディングおよび/またはデコーディングするシステムにも関係する。
そのようなシステムは、それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベルを含む多重レベルのコーディング技術に基づいて前記信号の変調を可能にする少なくとも1つのコーディング装置を備え、また少なくとも1つのデコーディング装置は、前記受信されたビットのそれぞれに対して連続的なデコーディングを実行するデコーディング手段を含み、前記受信されたビットの少なくとも1つのデコーディングは、少なくとも1つの以前のデコーディングの結果を、もしあれば、考慮に入れ、前記デコーディング手段は前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序で前記ビットをデコードし、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を示すコーディングレベルに割り当てられたビットが最初にデコードされる。
最後に、本発明は、下記の分野、すなわち、特にDRM(「Digital Radio Mondiale」)形のディジタル無線伝送と、エラー修正コードと、ディジタル信号処理と、ディジタル通信と、ディジタル信号の記録および/または再生との少なくとも1つに対して、本願で前に説明された受信方法のアプリケーションに関係する。
本発明の他の特徴及び利点は、単純で精緻ではない例示によって与えられた好ましい実施形態の下記の説明及び添付した図面からより明瞭に見えてくるであろう。
本発明の一般原則は、受信されたビットのデコーディングの順序を決定するために、多重レベルのコーディングのMLC技術に基づいて変調された信号の異なるコーディングレベルのノイズに対するローバスト性を考慮することに基づく。
図4を参照すると、多重レベルのコーディングすなわちMLC技術に照らして、コード化レベルのローバスト性の概念が示されている。
コーディングレベルのローバスト性が、このレベルの2進法のエラー率及び信号対ノイズ(S/N)比の関数の曲線によって図示される。この資料全体を通して、コーディングレベルはそれに関連した2進法のエラー率が低いため、一層ローバストであると考えられる。
各コーディングレベルを独立に、すなわち、1つのレベルから別のレベルへの何らかの帰還ループを作らずに、デコードすることによって(換言すると、1つのレベルのデコーディングの結果は次のレベルのデコーディングには使用されない)、各レベルのノイズに対するローバスト性のレベルを決定できる。より具体的には、図4は、ガウスの付加的ホワイトノイズに対する各MLCコーディングレベルのローバスト性を示している。
このため、文献ETSI ES 201 980 V1.2.1 (2002-07)の中で提示されたDRM(Digital Radio Mondiale)規格は、周波数が30MHz以下のAM(振幅変調)帯域の中でディジタル信号を放送するために、多重レベルのコーディングMLCを選択している。DRMによって選択されたモードの1つは、RMSB=0.8 RISB=0.67 及び RLSB=0.33で全体的なコーディングの効率がR=0.6の64QAM(直交振幅変調)を含む。ここで、MSBは最上位ビットの組を示し、LSBは最下位ビットの組を示し、またISBは中間位ビットの組を示す。
このように、64QAMの点はビットの組すなわちMSBレベルに割り当てられた1つのビット、ISBレベルに割り当てられた1つのビット、及びLSBレベルに割り当てられた1つのビットの組に対応する。
3つのQAM変調レベルすなわちMSB,ISB及びLSBをデコードする場合、図4に示すように、最大のローバストレベルはMSBに対応するレベル(参照番号41の曲線)、次はLSB(参照番号42の曲線)、及び最後は中間レベルのビットすなわちISB(参照番号43の曲線)に対応するレベルであることが分かる。実際に、MSBレベルに関連したBER曲線41は、信号対ノイズ(S/N)比の関数として最も急速に立ち下がる曲線であり、ISBレベルに関連したBER曲線43は、信号対ノイズ(S/N)比の関数として最も緩やかに低下する曲線である。
しかしながら、最大のローバストレベル(MSB)からループバックすることによって、すなわちMSBレベルのデコーディングの結果をISB及びLSBレベルのデコーディングの中で考慮することによって、ISB及びLSBレベルの性能を再度分析することができる。
次に、ISBレベルがLSBレベルの前に第2の最もローバストなレベルになることが分かる。これにより、コーディングレベルのローバスト性が低下する順序は、MSB−ISB−LSBとなる。
本発明によって提案された技術によれば、MLCのデコーディングの最適な順序は、それ故に、低下する順序MSB−ISB−LSBである。
ここで図5を参照すると、本発明によるレシーバの具体例としての実施形態が示されている。
上記レシーバの動作は、下記の4つの主要な原理に基づいている。
−第1の原理は、変調し次に最初に最もローバストなレベルをデコーディングすることに基づく。そのようなデコーディングの結果は、復調及びそれ故にローバスト性の少ないレベルのデコーディングを改善できる。この動作は、ローバスト性が最も小さいコード化レベルまで繰り返される。
本発明によるレシーバによって実行される第2の原理は、反復工程である。実際に、全てのレベルの復調及びデコーディングの後で、より低いレベルのデコーディングの結果によって最もローバストなレベルの復調を改善するように、動作が繰り返される。
動作の第3の原理は、復調される信号に関連した補正信号の振幅の関数として、変調された信号の補正の関連性に関する試験の実行に依存する。
最後に、上記レシーバは、変調及びそれ故に受信された信号のデコーディングを改善するために、各反復間の外因的情報を使用する。
これら4つの原理は、図5を参照してより詳細に示される。この図5は、QAM64(直交振幅変調)との関連で特定の実施形態を示す。どのような種類の多重レベルの変調に対してであっても、当業者がこの説明を拡張することは、無論容易であろう。
図5の特定の実施形態では、最大のローバストレベルは最上位ビット(MSB)のコーディングレベルに対応し、最小のローバストレベルは最下位ビット(LSB)のコーディングレベルに一致する。本願で図4に関連して前に説明したように、コーディングレベルのノイズに対するローバスト性は、このレベルのエラー率に反比例する。さらに、エラー率は、コーディングの効率、各ビットに関連したパワー(ビットレベルとも呼ばれる)及び信号対ノイズ比の関数である(実際に、信号の中に認められるエラーは、無論、それに影響するノイズに依存する)。
このため、最大のローバストレベルが必ずしも最上位ビットのレベルでないことは、容易に理解されよう。しかしながら、説明のために、以下の記載は、この特定の事例の中で、本発明の実施形態を提示することに特に注力する。
図5のレシーバは、2つの連続したデコーディングの反復に対応する参照番号51及び52の2段を有する。実際に、発明者らは、第3のデコーディングの反復を実行することから得られるデコーディング性能の向上は小さいことに気付いているため、本発明の好ましい実施形態では、デコーディング工程には2つの反復しか採用していない。これにより、性能と複雑性との間の効率的な妥協が得られた。
最初に、参照番号51の第1のデコーディング段階を説明する。この段階には、Srとも呼ばれる受信されたQAM64記号が送られる。この記号は、それぞれMSB,ISB及びLSBの復調を行う参照番号511〜513の3つの復調器に分配される。この受信された記号Srは、それぞれMSB,ISB及びLSBレベルに割り当てられた3つのビット
Figure 2006501733
によって形成され、
Figure 2006501733
の形式で表される。
記号Srの受信時に実行される最初のステップには、最大のノイズローバスト性のレベル、すなわち、この事例では最上位ビット(MSB)に割り当てられたビットを復調する動作が含まれる。これにより、復調器511の出力部では、参照番号514のデコーダに送られる復調されたビット
Figure 2006501733
が得られる。デコーダ514によるデコーディングの後で、デコードされたビット
Figure 2006501733
が得られる。
第2のステップには、送信時に使用される「コーダ3」と呼ばれる参照番号517のコーダを使用して、デコードされたビット
Figure 2006501733
をコーディングすることが含まれる。このようにコード化されたビットは参照番号512のISB復調器に送られる。この復調器は、それらを考慮して中間位ビット(ISB)
Figure 2006501733
を復調する。復調された中間位ビットは、参照番号515の入力部に与えられる。これらのビットは、デコーディングの後で、デコードされた中間位ビット
Figure 2006501733
を生成する。本願のISBコーディングレベルは中間のノイズローバスト性のレベルであり、このため、MSBレベルの直後に復調及びデコードされることに注意されたい。
デコードされた中間位ビット
Figure 2006501733
は、さらに参照番号518のコーダの入力部に与えられる。このコーダは、ISBレベルに対する送信に用いられたコーダと同じものである。
ローバスト性の上位のレベル(MSB及びISB)の記録されたビットを使用して、ローバストレベルが低いビットを復調することができる。このローバストレベルが低いビットは、図5を参照して説明される好ましい実施形態では、最下位ビット(LSB)のレベルに相当する。
これを実行するために、参照番号513のLSB復調装置には、ローバスト性がより高いMSB及びISBレベルの参照番号517及び518のコーダから到来する再コード化ビットが送られ、復調された最下位ビット
Figure 2006501733
を生成する。参照番号516のデコーダ516によるデコーディングの後で、デコードされた最下位ビット
Figure 2006501733
が得られる。
このデコードされた最下位ビット
Figure 2006501733
は、LSBレベルへの送信に使用されるコーダと同一の参照番号519のコーダにさらに送られる。
QAMレベルの3つのレベルをデコードした後で、参照番号517〜519の3つのコーダが生成した再コード化ビットから、送られた記号の評価を行うことができる(520)。
このように、図5に関連して説明された特定の実施形態では、送られた記号Seの形式はSe=4bMSB+2bISB+bLSBとなる。ここで、bMSB,bISB及びbLSBは、それぞれ、MSB,ISB及びLSBレベルのビットに対応する。
送られ評価された記号から、送られた記号Seと受信された記号Srとの間のユークリッド距離が、係数α(0<α<1)によってこの距離を重み付けして計算される。これにより、外来情報α(Sr−Se)521が決定される。この外来情報をレシーバの第2段階52で使用して、次の反復のデコーディングを向上させることができる。
第2のデコーディング段階52は、参照番号51の第1の段階と同様の動作を行う。この段階52は、特に参照番号521〜523の3つの復調装置、及びそれぞれ3つのコーディングレベルMSBと、ISBと、LSBとに関連した参照番号524〜526の3つのデコーダを有す。
この段階52の中で実行される最初のステップは、参照番号521のブロックによる最もローバストなMSBレベルの復調である。そのブロック521には、まず第1に、第1のデコーディング段階51の参照番号518及び519のコーダから到来するローバストレベルが低い記録されたビットISB及びLSBが、また次に、外来情報α(Sr−Se)すなわちSr(1−α)+αSeが抽出された受信された信号Srが供給される。
係数αは、0.25に近い値に選択することが好ましい。別の実施形態では、係数αの値は、信号対ノイズ比の関数として最適化される。この方法では、信号対ノイズ比に応じて、係数αは、送られた記号の評価520の中で係数をより大きく又は小さくして、第2のデコーディングの反復の間に、また特に最もローバストなMSBレベルのデコーディングの間に様々な度合いでそれを考慮するように選択される。
このため、信号対ノイズ比が極めて良好な場合は、αは1に近くなるように選択される。そうでない場合は、αは0に近くなるように選択される。
そのようなαの最適化は、特に、送られた信号の中に挿入されたパイロット値により信号対ノイズ比を決定するステップの後で行うことができる。従来技術によれば、このパイロット値は、その値がレシーバに対するアプリオリとして知られる基準情報を構成する。この予め決められたパイロット値を受信したパイロット値と比較することによって、レシーバは伝送チャネルの伝達関数を評価することができ、これにより、分割によって送られた信号に影響する信号対ノイズ比を評価できる。さらに、この技術により、異なるコーディングレベルのローバスト性を評価することが可能になる。
参照番号521のブロックによる復調の後で、新たに復調されたビット
Figure 2006501733
が得られる。これらの新たに復調されたビットは、参照番号511の復調ブロックから到来する対応するビットに対して改善されている。その理由は、第1のデコーディング段階51の外来情報及びローバスト性が小さいLSB及びISBレベルのデコーディングの結果を一緒に考慮に入れているという事実によるからである。
これらの復調されたビット
Figure 2006501733
は参照番号524のデコーダに送られ、このデコーダ524は改善されデコードされたビット
Figure 2006501733
を生成する。上述したように、これらのビットは、送信に用いられたものと同様の、参照番号527のコーダによって再コード化され、次に参照番号522のISBレベルの復調装置に送られる。この復調装置522の入力部には、Sr(1−α)+αSeという形式の受信された記号と外来情報との差分、及び参照番号519のコーダから到来するローバスト性がより低いLSBレベルの再コード化されたビットが送られる。
ISB復調器522は復調された中間位ビット
Figure 2006501733
を生成し、これらのビットは参照番号525のデコーダに送られて、改善されデコードされたビット
Figure 2006501733
が生成される。
これらのビット
Figure 2006501733
は、送信時に使用されるものと同一の参照番号528のコーダによって再コード化され、次に参照番号523のローバスト性が最小のLSBレベルの入力部に送られる。この参照番号523の復調ブロックには、形式Sr(1−α)+αSeの受信された記号と外来情報との間の差分もさらに送られる。これにより、復調ブロック523は、参照番号513の第1のデコーディング段階から到来する対応するビットに対して改善された、復調されたビット
Figure 2006501733
を生成する。これらの復調されたビットは参照番号526のデコーダに送られ、このデコーダは改善されデコードされたビット
Figure 2006501733
を生成する。
外来情報を使用することと併せて、これら2回の連続するデコーディングの反復を行うことにより、従来技術と比較すると、また特に、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号をデコーディングするために条件付きで実行される最適とは言えないステップバイステップ形のデコーディング方法と比較すると、性能が向上される。
この性能は図6の曲線によって示されている。この図6は、それぞれ、先ず第1は本発明のデコーディング方法に対する、また次は従来技術の最適とは言えないデコーディング方法に対する信号対ノイズS/N比の関数として得られた2進法のエラー率を示している。
これにより、S/N比の関数として、本発明によって得られた2進法のエラー率に対する参照番号61の曲線は、従来技術のステップバイステップ形のデコーディング方法によって得られた参照番号62の2進法のエラー率(BER)よりもはるかに急速に低下していることが分かる。
本願で前に示されたDRM共同体(consortium)との関連で、システムの動作しきい値が10-4の2進法のエラー率BERに設定されたことが確立された。図6を参照すると、従来技術のデコーディング技術と本発明によるデコーディング技術との間に、この10-4のしきい値に対して約2dBの利得が得られたことが注目されるであろう。
本発明によるシステムの性能は、ドップラに影響された伝送チャネルに対して、特に送信時に各コード化レベルにインターリーバ(interleaver)を加えることによってさらに向上させることができる。図5のレシーバは、そのときデインターリーブ手段(de-interleaving means)を含む。この手段は、復調の後かつデコーディングの前に各レベルに対して実行される。
特にターボコード(turbo-code)を含むどのような種類のコードも本発明の中で使用できることは、注目されるであろう。特に、各コーディングレベルに対してターボコードを実行することを考えることができる。
配列A0を、m=2の場合2mのサブセットを与えるm個のレベルに分割した実施例を示す図であり、従来技術に関連して既に説明されている。 従来技術に関連して既に説明された多重レベルのコーダのブロック図である。 3レベルのコーディングの場合の、図2の多重レベルのコーダに関連した従来技術で実現されたステップバイステップ形のデコーダのブロック図であり、従来技術に関連して既に説明されている。 ガウスの付加的ホワイトノイズの関数として、MLCコーディングの異なるレベルのローバスト性の比較を示す図である。 本発明によるレシーバの実施例であり、2回の反復を行い外来情報を使用して、QAM64の記号の最適化されたデコーディングを実行する。 従来技術の最適とは言えないデコーディング方法及び本発明のデコーディング方法によるMLC技術のデコーディング性能を比較する図である。

Claims (17)

  1. それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベル(MSB,ISB,LSB)を含む、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号を受信する方法であって、
    前記信号は、それぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた少なくとも1つのビットを有する複数の記号(Sr)を含み、
    前記方法は、受信された前記ビットのそれぞれをデコーディングする連続したステップ(514,515,516,524,525,526)を含む少なくとも1回のデコーディングの反復を含み、前記デコーディングステップの少なくとも1つが、前記少なくとも1つの先行するデコーディングステップの結果を、もしあれば、考慮に入れる受信方法において、
    前記ビット
    Figure 2006501733
    が、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされるように、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序でデコードされ、
    該受信方法が、少なくとも2回の連続したデコーディングの反復(51,52)を含む、
    ことを特徴とする受信方法。
  2. 前記所定の順序が、前記受信されたビットが割り当てられたコーディングレベル(MSB,ISB,LSB)のローバスト性が低下する順序に対応することを特徴とする、請求項1に記載の受信方法。
  3. 前記連続したデコーディングステップのそれぞれが前記先行する1つ又は複数のデコーディングステップの結果を考慮に入れて、ローバスト性が低いレベルに割り当てられた前記ビットをデコーディングする前記ステップの結果を、改善することを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の受信方法。
  4. 前記最大のローバストレベルに割り当てられた前記ビットが前記対応する記号の最上位ビットであることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の受信方法。
  5. 前記デコーディングの反復(51,52)の1つの中で、前記受信したビットをデコーディングする前記連続したステップのそれぞれが、対応する復調ステップ(511,512,513,521,522,523)の後で行われることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の受信方法。
  6. 所定のレベルよりもローバスト性が低いコーディングレベルに割り当てられ前記先行する反復の少なくとも1つの間に実行される前記受信されたビットをデコーディングする前記ステップの少なくとも幾つかの結果を、前記所定のレベルのビットをデコーディングするステップが、nが2以上のn番目のデコーディングの反復の間に、考慮に入れることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の受信方法。
  7. 2回の連続したデコーディングの反復(51,52)を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の受信方法。
  8. 少なくとも幾つかの前記反復の終了時に、送られた記号Seを評価するステップ(520)及び前記評価され送られた記号を考慮する外来情報(α(Sr−Se))を計算するステップを実行して、前記外来情報が前記次の1回又は複数の反復をデコーディングする前記ステップの結果を改善することを可能にすることを特徴とする、請求項6又は7のいずれかに記載の受信方法。
  9. 前記外来情報は形式α(Sr−Se)を有し、ここで、α∈[0,1]であり、Srは前記受信された記号であり、またSeは前記評価され送られた記号であることを特徴とする、請求項8に記載の受信方法。
  10. αがほぼ0.25に等しいことを特徴とする、請求項9に記載の受信方法。
  11. αの値を信号対ノイズ比の関数として最適化するステップを含むことを特徴とする、請求項9に記載の受信方法。
  12. パイロット情報と呼ばれ、受信におけるアプリオリとして周知の、送られた少なくとも1つの基準情報から、信号対ノイズ比を決定するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載の受信方法。
  13. 少なくとも幾つかの前記コーディングレベルに対して、前記復調ステップと前記受信されたビットをデコーディングするステップとの間で実行される付加的なデインターリービングステップをさらに含むことを特徴とする、請求項5から12のいずれかに記載の受信方法。
  14. それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベル(MSB,ISB,LSB)を含む、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号をデコーディングする方法であって、
    前記信号は、それぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた少なくとも1つのビットを有する複数の記号を含み、
    前記方法は、受信された前記ビットのそれぞれをデコーディングする連続したステップ(514,515,516,524,525,526)を含む少なくとも1回のデコーディングの反復(51,52)を含み、前記デコーディングステップの少なくとも1つが、前記少なくとも1つの先行するデコーディングステップの結果を、もしあれば、考慮に入れる、デコーディング方法において、
    前記ビット
    Figure 2006501733
    が、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされるように、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序でデコードされ、
    該デコーディング方法が、少なくとも2回の連続したデコーディングの反復(51,52)を含む、
    ことを特徴とするデコーディング方法。
  15. それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベル(MSB,ISB,LSB)を含む、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号を受信する装置であって、
    前記信号は、それぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた少なくとも1つのビットを有する複数の記号を含み、
    前記装置は、受信された前記ビット
    Figure 2006501733
    のそれぞれを連続的にデコーディングするデコーディング手段(514,515,516,524,525,526)を含み、前記受信されたビット少なくとも1つのデコーディングが、前記少なくとも1つの先行するデコーディング動作の結果を、もしあれば、考慮に入れる装置において、
    前記デコーディング手段が、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされるように、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序で前記ビットをデコードし、少なくとも2回の連続したデコーディングの反復(51,52)を達成する、
    ことを特徴とする受信装置。
  16. それぞれが少なくとも1ビットから成る複数の記号を含む信号をコーディングおよび/またはデコーディングするシステムにおいて、
    前記システムが、それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベル(MSB,ISB,LSB)を含む、多重レベルのコーディング技術に基づいて、前記ビットのそれぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた前記信号の変調を可能にする少なくとも1つのコーディング装置を含み、
    前記少なくとも1つのデコーディング装置が、前記受信されたビットのそれぞれを連続的にデコーディングするデコーディング手段(514,515,516,524,525,526)を含み、前記受信されたビットの少なくとも1つのデコーディングは少なくとも1つの以前のデコーディングの結果を、もしあれば、考慮に入れ、
    前記デコーディング手段は、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を示すコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされるように、前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序で前記ビットをデコーディングし、
    前記デコーディング手段は少なくとも2回の連続したデコーディングの反復(51,52)を実行する、
    ことを特徴とするシステム。
  17. それぞれが明確なノイズに対するローバスト性を有する少なくとも2つのコーディングレベル(MSB,ISB,LSB)を含む、多重レベルのコーディング技術に基づいて変調された信号を受信する方法であって、前記信号は、それぞれが前記コーディングレベルの1つに割り当てられた少なくとも1つのビットを有する複数の記号(Sr)を含み、前記方法は、受信された前記ビットのそれぞれをデコーディングする連続したステップを含む少なくとも1回のデコーディングの反復を含み、前記デコーディングステップの少なくとも1つが、前記少なくとも1つのあり得る先行するデコーディングステップの結果を考慮に入れ、前記受信方法は、最大のローバストレベルと呼ばれるノイズに対して最大のローバスト性を有するコーディングレベルに割り当てられた1つ又は複数のビットが最初にデコードされるように、前記ビットが前記レベルのローバスト性を考慮した所定の順序でデコードされ、前記受信方法は少なくとも2回の連続したデコーディングの反復(51,52)を含む、受信方法の、下記の分野、すなわち、
    特にDRM形のディジタル無線伝送と、
    エラー修正コードと、
    ディジタル信号処理と、
    ディジタル通信と、
    ディジタル信号の記録および/または再生と
    の分野の少なくとも1つに対するアプリケーション。
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