JP2006501702A - タイムクリティカル通信のための2つのip接続間のハンドオフを達成する方法および装置 - Google Patents

タイムクリティカル通信のための2つのip接続間のハンドオフを達成する方法および装置 Download PDF

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Abstract

タイムクリティカル通信のための、第1のインターネットプロトコル(IP)接続(221)から第2のIP接続(331)までのハンドオフを達成するための方法(900)および無線通信ユニット(800)が開示される。方法は、第1のIP接続と第1の無線局用の第1のIPアドレス(223)とを使用して、第1の無線局(219)と第2の局(331)との間の通信を行うこと(905);第1の無線局用の第2のIPアドレスを用いて第2のIP接続をセットアップすること(907)であって、第1のIP接続が主要な接続であり、第2のIP接続が副次的な接続であることと;第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定すること(915);およびストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)メッセージを用いて第2のIPアドレスが主要なアドレスであることを第2の局に通知することにより、第2のIP接続を主要な接続に変更すること(917);から成る。

Description

本発明は、総括的には通信方式に関し、より詳細には、あるIP接続から別のIP接続までのタイムクリティカル通信のハンドオフを達成する方法および装置に関する。
無線通信方式において全く明らかなように、通信方式が知られ、急速に発展し続けている。パケットデータ対応の移動局による、パケットデータネットワークへのアクセスを可能にする通信方式がこれまでに展開され、今も展開されている。そのようなネットワークには、インターネットや、IPアドレスと、インターネット・プロトコル(IP)、トランスポート制御プロトコル(TCP)、ユニバーサル・データグラム・プロトコル(UDP)、ならびにより最近のストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)を初めとする様々なパケットデータ伝送プロトコルとを利用する、インターネットと同様のネットワークが含まれる。GPRS(汎用パケット無線サービス)、CDMA(符号分割多元接続)2000、広帯域CDMA、UMTS(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・サービス)を初めとする、多くの第2+世代および第3世代のセルラ方式またはセルラ同様の方式は、そのようなパケットデータ・プロトコルに依存していると同時に、そのようなプロトコルをサポートしている。そのようなセルラ方式は、一般には、あるセルラ固定点から、通信方式のユーザにとって多かれ少なかれトランスペアレントであるか、ほとんどあるいは全く表示がない別の固定点までの通信のためのハンドオフを提供するように配列および構成されている。
他の通信方式も人気を獲得しており、そのような通信方式は、通常は適切な認可(authorization )および認証(authentication)の手順が成功した後にユーザにサービスを提供する、無線の小さな領域またはローカル領域方式として特徴付けられ得る。そのような無線方式はIEEE 802.11に基づくかIEEE 802.11前後で設計された無線方式を含む。そのような方式の大半は低価格であるように設計されており、ワイヤおよびケーブルの配線をなくすことを主たる目的としている。したがって、これらの方式の大部分は、セルラ方式またはセルラ同様の方式から/へのハンドオフをより受け入れないか開始しない通信の最中の、ある固定またはアクセス・ポイントから別の固定またはアクセス・ポイントへの通信のハンドオフなどの、可動性の問題に対処していない。802.11方式の中には、1つの固定点と別の固定点が802.11方式の基本サービスセット(basic service set )すなわちBSSと呼ばれる同じサブネットの一部であると仮定した場合に、実際に、1つの固定点によって中止された通信を別の固定点で拾い上げる能力を有するものもある。しかしながら、これには数秒かかる場合があり、リアルタイム要求またはタイムクリティカル要求を有するモバイル・ユーザが取り扱うのには適していない。
あるIP接続から別のIP接続までのタイムクリティカル通信のハンドオフを達成する方法および装置を求める要求が、明らかに存在する。好ましくは、そのような方法および装置は、システム、ネットワーク・オペレータおよびユーザにトランスペアレントであり、SCTP技術を使用するだろう。
添付図面では、同様な参照数字はいくつかの図面を通じて同一または機能的に同様な要素のことを指す。添付図面は、以下の詳細な説明と共に、明細書に組み込まれて明細書の
一部を形成し、様々な実施形態を図で例証し、かつ本発明にすべて従う様々な原則および効果を説明する役目を果たす。
総括的な形で言うと、本開示は、無線通信ユニットにサービスを提供する通信方式に関し、より詳細には、通信方式内で動作する通信方式のユーザに関する。より詳細には、SCTPメッセージを使用してあるIP接続から別のIP接続へのタイムクリティカル通信のハンドオフを達成する方法および装置に具現される様々な発明概念および原理が開示および議論される。特に重要な通信方式は、少なくとも部分的に無線であり、802.11ローカルエリア方式のように開発および展開されたものや、そのようなローカルエリア方式と、ローカルエリア方式内の、およびローカルエリアとセルラ方式等の他の方式との間の可動性の問題に取り組む必要のあるGPRS(汎用パケット無線サービス)、CDMA(符号分割多元接続)2000、広帯域CDMA、UMTS(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・サービス)を初めとする、第2+世代および第3世代のセルラ方式またはセルラ同様の方式方式と共に開発および展開されたローカルエリア方式がある。
以下により詳しく論じるように、種々の発明原理とその組み合わせを有利に使用して、必要に応じて使用可能な代替IP接続をセットアップするために通信しているエンド・ポイントまたはステーションに、ユーザやユーザのやりとりにトランスペアレントな様式でいかなるシステム・コンポーネントも装置も更に介在させずに、必要または所望時にハンドオフを達成させることができ、そのような原理やその均等物が利用可能であると仮定して、公知のシステムに関連する様々な問題を緩和する。
本開示は、さらに本発明に従う様々な実施形態を製造し使用する最良の態様を実施可能な様式で説明するために提供するものである。本開示はさらに、発明をいかなる様式にも限定するものではなく、発明原理や発明の利点の理解を深めるために提供するものである。本発明は、本願係属中に成された補正や特許発行時の請求項に対するすべての均等物を含めて、添付の請求項によってのみ定義される。
第1および第2、上部および底部等のような、関係を表す用語は、それがある場合には、ある存在または行為を、別の存在または行為から、必ずしもそれらの存在または行為間の何らかの実際の関係や順序を必要としたり暗示したりすることなく、ただ区別するためだけに使用されるものとする。発明の機能の多くや、発明原理の多くは、ソフトウェアプログラムまたは命令で、および、特定用途ICを初めとする集積回路(IC)で、最良に実現される。当業者には、恐らく多大な努力と、それにより動機付けられる多くの設計上の選択(例えば使用可能時間、現在の技術および経済上考慮すべき点)があっても、本明細書に開示した概念と原理に導かれれば、最小の実験でそのようなソフトウェア命令およびプログラムや、ICを容易に生成することができるものと期待される。したがって、簡潔さと、本発明の原理および概念を不明瞭にする危険を最小にすることを重視するために、そのようなソフトウェアやICについての更に詳しい議論は、あるとしても、好ましい実施形態の範囲内の原理および概念に関する必須の点に限るものとする。
図1を参照すると、ステーション間、特にステーションA 103とステーションB 105の間のマルチプルIP接続をサポートするストリーム制御伝送プロトコルを使用した通信方式の簡略および典型的なシステム・レベル図について論じ、説明する。図1で、ステーションA 103は、セルラ・ハンドセットまたは加入者ハンドセットもしくはメッセージングユニットのような移動無線通信ユニットとして描かれており、第1のネットワーク107および第1のIP接続109を介して、ポータブル・ラップトップコンピュータとして示されているステーションB 105と通信する。ステーションAは第1のI
PアドレスであるIP A1 111を有し、ステーションBは第1のIPアドレスであるIP B1 113を有する。ステーションAとステーションBは、第2のネットワーク116を介して第2のIP接続115も共有しており、ステーションは第2のIPアドレスであるIP A 117を有し、ステーションBは第2のIPアドレスであるIP B2 119を有する。第3のIP接続121も示されており、ステーションAは第2のIPアドレスであるIP A2 117を使用し、ステーションBは第3のIPアドレスであるIP B3 123を使用する。
上記のマルチプル接続の配置は、インターネット技術特別調査委員会(IETF)によって最近規格化された、ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)として知られる比較的新しい伝送プロトコルを使用して、可能になる。該プロトコルはTCPやUDPと同じ層で作動し、TCPのより性能の高いバージョンとして見ることができる。SCTPは、あるエンド・ポイントまたはステーション上のアプリケーションが、ストリーム同士が互いに妨害し合わないように別のエンド・ポイントを用いて同時リライアブル・ストリームを管理する方法を提供するために設計された。
SCTPは、リライアブル・ストリームをベストエフォート・ストリームと混合することができる。また、SCTPは、ステーションに、別のエンド・ポイントまたはステーションが1つのIP宛先アドレスを有していることを指定させることにより、利用可能性を増大させるものと期待される。該別のエンド・ポイントは、アドレスの1つを主要な宛先アドレスとして拾い上げるだろう。
そのアドレスが故障である場合、SCTP層は自動的に代替の宛先アドレスに切り替えるだろう。このスイッチングは、SCTP層を使用するアプリケーションからの援助を必要としない。特に代替アドレスが異なるネットワークを使用する場合、システムの信頼性は大いに高まる。しかしながら、SCTPフェイルオーバー(障害迂回)スイッチングには数秒を要することがあり、これは音声や映像のようなタイムクリティカル通信には遅すぎる。本開示は、この問題について対処する種々の概念および原理ついて議論し、開示する。
SCTPは、ステーションAまたはBのようなエンド・ポイントが、最初にIP接続をサスペンドおよび再初期化せずに別のエンド・ポイントに与えたアドレスを変更することを許容しない。また、SCTPは、どのアドレスが主要な宛先アドレスとして別のエンド・ポイントにより使用されるべきかを特定することもできない。SCTPは、オペレータが、SCTPトランスポート(draft−ietf−tsvwg−addip−sctp−03.txtを参照のこと)を再初期化する必要なく、ステーションまたはエンド・ポイント内のIP設備を変更することを可能にするよう拡張されている。IETF草案は、宛先アドレスが削除されるべきものであること、宛先アドレスは追加されるべきものであること、あるいは特定のアドレスが主要な宛先アドレスとして使用されるべきものであること、を別のエンド・ポイントに通知するためにあるエンド・ポイントが使用することができるSCTP拡張メッセージを定義する。このSCTP拡張メッセージを新規かつ有利な様式で使用して、IP接続間の適時のハンドオフをサポートおよび達成することができる。本願と同じ出願日を有し、同一の出願人に譲渡された、Dorenboschらによる同時係属特許出願、発明の名称「IP接続間のシームレスなハンドオフを達成する方法および装置(METHOD AND APPARATUS FOR EFFECTING A SEAMLESS HANDOFF BETWEEN IP CONNECTIONS)」は、ゲートウエイを使用するTCP/UDPを使用したステーションによりハンドオフを達成する新規で創作的な技術について論じている。本明細書で、我々は、SCTPスキームを使用して、ステーション間のハンドオフを達成するための、新規で創作的な技術の様々な態様について論じ、説明する。
図2〜図4を参照しながら、2つの無線IPアクセス・ポイントを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフを描いたシステム・レベル図について、説明および議論する。HiperLAN、Bluetooth、他のローカルエリアネットワーク技術のような、様々な規格と技術に従った様々なアクセス・ポイントを、それぞれのシステムまたはネットワーク内または該システムまたはネットワーク間のハンドオフを達成するのに使用することができるものと予想されるが、本開示は、それを行うために必要な事項と、IEEE 802.11ネットワークを使用する好ましい実施形態に焦点を当てている。まず図2を参照して、802.11ネットワークに一般に当てはまるいくつかの定義および用語を紹介する。
802.11を使用する無線IPは、ますます普及している。例えば、人気のあるコーヒーショップの多くは、現在802.11b接続をその顧客に提供している。顧客はラテを楽しみつつ、インターネットや自身の会社のイントラネットをブラウズし、emailを読んでそれに返答することができる。無線IPは、ボイス・オーバー(Voice over)IPやビデオ会議のようなリアルタイム・サービスも提供することができる。802.11のカバレージ・エリアは、基本サービスセット(BSS)と称され、これは例えばBSS
A 203およびBSS B 205である。802.11規格は、移動局の特別な(ad-hoc)ネットワークを有する複数の分離したBSSをサポートしている。しかしながら、通常のBSSは、配信システム213のような他の無線および有線LANに、また例えば配信システム213からポータル215を介してインターネット217に、ブリッジまたはアクセスを提供する、アクセス・ポイントA 209やアクセス・ポイントB 211を初めとするアクセス・ポイント(AP)を含んでいる。
各BSSは1つのAPと、ステーションA 219のようないくつかの数のステーションとを含んでいる。BSSの中では、無線IP接続221のような関連付けは、1つのAPとのみ、いつでも形成することができる。どのAPがステーションと関連付けられるかが分かっているため、この関連付け規則により、定義された様式でIPデータをステーションへ送信または配布することが可能となる。ステーションAは、第1のIP接続のための宛先アドレス、すなわちIP A1 223というIPアドレスを有するため、そのようなアドレスを有するメッセージはAP 209を介してステーションに送信される。ステーションAが、トランスポート層としてのSCTP上でアプリケーションを実行しており、第2のIPアドレスであるIP An 225を用いて更なるIP接続または関連付けをセットアップしている場合、ステーションはAP A209には別のステーションとして見える可能性があることに留意する。ステーションA 219とステーションB 227が情報をやりとりまたは交換したい場合には、ステーションB 227向けの宛先アドレスとしてIPアドレス IP B1を使用すると共に、ステーションB 227により裁量で決定されるかSCTPメッセージを用いてステーションAにより指示されるものとして、ステーションA向けの主要宛先アドレスとしてIP A1 223またはIP An 225のいずれかを使用することにより、ステーションA 219とステーションB 227との間にIP接続が確立される。第2のIPアドレスであるIP Anは何らかの学術的興味を有するか生じさせるものであってもよいが、ステーションAの利用可能性を増すよりも多くの有用性は有しないだろう。
ステーションA 219を初めとする移動局は、あるBSSから次のBSSへとローミングして、別のAPに接続することができる。802.11規格は、ローミングを簡単にするための、調整される複数のBSSの拡張サービスセット(ESS)をも定義している。これは、例えば、顧客がコーヒーショップから近くの書店へと移動したときに、いずれの施設も同じESSの一部であると仮定すると、インターネットをブラウズし続けることを可能にし得る。顧客のステーションは、まず、コーヒーショップ内のAPとの接続を断つか関連付けを絶ち、次に、書店内のAPと関連付ける。これはすべて、数秒の中断でブ
ラウザ操作を融通するほどには十分迅速に起こるが、音声IPやボイス・オーバーIPのようなリアルタイムまたはタイムクリティカルなアプリケーションに適するほどには十分迅速でない。
図2は、802.11ネットワークがどのように作動するかを説明する背景として役立つことに加えて、タイムクリティカル通信のための第1のIP接続から第2のIP接続までのハンドオフを達成するための第1の段階でもある。BSS A 203内で動作するステーションA 219は、まず、IPアドレス IP A1 223を用いて、AP A 209をIP接続221と関連付ける。ステーションB上のアプリケーションと通信する必要のあるステーションA上のアプリケーションは、SCTPトランスポート層を介して通信し、SCTPメッセージを使用して、IP A1 223が通信の開始に先立つ主要な宛先アドレスであるとステーションBに通知する。第1のIP接続および無線局用のIPアドレスIP A1と、第2のステーションのためのIP B1とを使用して、無線局であるステーションAと、第2のステーションであるステーションBとの間の通信が行われる。
図3を参照しながら、ハンドオフ達成の次のステップについて議論および説明する。図3は、同様な参照数字を有する図2からの関連する存在を示し、移動すなわち無線局であるステーションA219に対する第2のIPアドレス333を用いて第2のIP接続331をセットアップすることを示している。ここで、元のすなわち第1のIP接続221は主要な接続であり、「覚醒(awake )」しており、現在の通信をサポートまたは提供する準備があるか、または現在の通信を実際に提供し続けているが、第2のIP接続331は副次的な接続であり、「仮眠(doze)」(低電力消費)状態である。従って、いずれのIP接続も、同時に存在する。第2のIP接続のセットアップは、適切な無線IP接続を検索し、AP B 211を初めとする第2の無線IPアクセス・ポイントと関連付け、かつ、SCTPを使用して第2の局に第2のIPアドレス333を通知することにより、第2の局Bとの接続を確立することをさらに含む。検索し、関連付け、および確立することは、アプリケーションによる通信のサポートとは無関係に行われることに留意する。適切な無線IP接続の検索は、利用可能な無線IP接続が無線IPアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、無線局Aがアクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、および、第2の局への接続が利用可能であることの決定、のうちの1または複数を含み得る。第2の無線IPアクセス・ポイントとの関連付けは、本明細書では802.11アクセス・ポイントとの関連付けとして詳述するが、Bluetoothアクセス・ポイント、HiperLANアクセス・ポイントまたは現在既知のまたは今後定義される他のローカルエリアネットワーク(LAN)アクセス・ポイントとの関連付けであってもよい。
いくぶんより詳細に説明すると、無線局AがBSS B 205のような別のBSSのカバレージ範囲内にいることを(公知の802.11の特定の方法で)知り、自身が切り替わらなければならないだろうと予想した場合、無線局Aはその別のBBSのAP B 211との関連付けのために、少なくとも第2のIP接続331を使用する。ステーションAは、元のBSS A203のAP A209と通信するために第1のIP接続221を使用し続ける。第1のIPアドレスIP A1 223も、SCTPのための主要アドレスのままである。しかしながら、ステーションAは、SCTPメッセージを使用して、SCTP能力を備えた別のステーションに、代替宛先アドレスとして第2のIPアドレスIP A2 333を追加するよう命令する。
これには、無線/可動性ソフトウェアがSCTP層とインタラクトすることが必要となるだろう。第2のIPアドレスIP A2が別のSCTPエンド・ポイントであるステーションBに予め知られていた場合、ステーションAはまず、ステーションBに、宛先アド
レスとしてのその第2のIPアドレスを削除するように命令しなければならない。第2のIP接続が開始APであるAP A209と予め関連付けられていた場合、ステーションAは、まず、第2の接続を開始APから絶たなければならない。例えば、IP A2が図2のIP Anであった場合にそのような問題が生じる。より複雑で、より性能が高く、従って、より高価になりがちなステーションが、それぞれがAPを有する、2つの独立した無線IP接続を維持し得る。しかしながら、ステーションAは、開始BSSと目標BSSのAPの間で無線IP資源を共有することも可能である。目標APであるAP B 211との第2のIP接続である802.11接続は「電力節約(power save)」モードであり、また、開始APとの第1の接続は、アプリケーションに応じて、「アクティブ(active)」または「電力節約(power save)」モードのいずれかであろう。第1の接続が「アクティブ」である場合、第2の接続は、目標BSSの802.11ビーコンを聞いてAP B 211と通信すべく時々目を覚ますために、第1の接続から時間を奪うことができる。これは、ボコーダにより除去可能な小さなRF欠陥として、アプリケーションに現れるだろう。
何らかの理由で開始APとの第1の接続に故障した場合、ステーションAはできるだけ速く第2のIP接続を「アクティブ」モードにするべきである。移動局からの催促なく、別のステーションBは、独立して自動的に第2のIPアドレスに切り替わるだろう。このエラー・ケースは、リアルタイムで対処されなくても、規格802.11より信頼性の高い接続を提供する。性能を改善するために、ステーションAのエンド・ポイントは、第1または第2のIPアドレスを使用して、別のSCTPエンド・ポイントであるステーションBに、第2のIPアドレスを追加するよう命令するだろう。好ましくは、第2のIPアドレスは、アクセスポイントAP、配信システムおよびステーション間の経路中の任意の新たなルータにおける適切なセッティングを確立するため、ステーションAのエンド・ポイントは第2のIPアドレスを使用する。
第1および第2のIP接続が確立されたとすれば、無線局であるステーションAは、第2のIP接続331が主要な接続であるべきことを何らかの時点で決定するだろう。この第2のIP接続が主要な接続たるべきことの決定は、第1の無線IPアクセスポイントであるAP A209からの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のためのローディングレベルがAP Aのローディングレベルに対して有利であることの決定、第2のIP接続を介して利用可能なサービスが望まれていることの決定、あるいは、第2のIP接続が使用された場合に有利な料金が利用可能であることの決定、のうちの1または複数を含むか、それによって動機付けられ得る。ステーションAが、BSS BまたはAP B 211に切り替えるべき時間であることを決定した場合、ステーションAはSCTPメッセージを使用して、第2のIPアドレスであるIP A2が主要なSCTP宛先アドレスになったことをステーションBに通知し、AP B 211との第2の接続を「アクティブ」モードにするだろう。任意選択で、あるいは、要求に応じて、ステーションAは、第1のIPアドレスを削除し、第1のIP接続221をAP A 209から絶たなければならないことをステーションBに通知する
ハンドオフ達成後の結果は、図4に実証されている。ステーションAはステーションBに、第1の接続を介して新しい主要アドレスであるIP A2を通知し、次に、その接続の確認を待ってもよい。好ましくは、ステーションAは、第2の接続を「アクティブ」モードにした後、第2の接続を介して新たな主要アドレスを別のエンド・ポイントを通知する。好ましくは、ステーションAは、タイムクリティカル通信またはリアルタイム音声通信の休止期間中に切り替えが開始するように、切り替えの時刻を決定する。ステーションAは、2つ以上の接続を有すると信頼性が高まるため、AP Aのカバレージ範囲外に来るまで、AP Aとの切断を待っても良い。ステーションAは、AP Aと切断した後で、第1のIP接続をAP Bと関連づけ、他のエンド・ポイントにAP Bが現時点で代替のSCTP宛先アドレスになったことを通知し得る。ステーションAが同じESSのB
SS間を移動する場合、ステーションAは、第1のIP接続の切断と関連付けのステップを、1つの再関連付けへと組み合わせてもよい。ハンドオフが複数のESSにまたがる場合であっても、上記の技術はうまく機能することに留意する。対照的に、802.11規格が明確にしているように、本明細書で説明した原理や概念を使用しなければ、ESS移動により、サービスは途絶えるであろう。
図5〜図7を参照しながら、1つはセルラ方式を使用し、他方は無線IPアクセス・ポイントを使用する、2つのIP接続間の通信のハンドオフを描いたシステム・レベル図について、議論および説明する。図5は、IPアドレス IP A1 504を有するセルラ・ハンドセット等のステーションA 503が、無線として描いているIP接続507を介して、IPアドレス IP B1 506を有するステーションB 505と通信しているところを示す。このIP接続507は、無線アクセスネットワーク509の一部であるセルラ基地局を含むセルラ方式を介するものであり、無線アクセスネットワーク509は、インターネット511を初めとする有線ネットワークにセルラ・コア510を介してつながれている。さらには、配信システム519およびポータル521を介してインターネット511につながれた、カバレージ・エリアをまたは基本サービスセット(BSS)515を有するアクセス・ポイント(AP)517を含む802.11ネットワークも描かれている。
概観として、セルラ方式および無線IPネットワークからの、あるいはそれらへのハンドオフは、SCTPを使用してステーションBに第1のIPアドレスであるIP A1を通知することから成る、第1のIP接続をセットアップすること;次に第1のIP接続507と、ステーションA用の第1のIPアドレスを使用して、無線局であるステーションAと、ステーションBとの間でSCTP上で動くアプリケーションを使用した通信を行うこと;ステーションA用の第2のIPアドレスを用いて第2のIP接続をセットアップすることであって、第1のIP接続が主要な接続であり、第2のIP接続が副次的な接続であり、いずれの接続も同時に存在すること;第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定すること;およびSCTPメッセージを用いて第2のIPアドレスが主要なアドレスであることを第2の局に通知することにより、第2のIP接続を主要な接続に変更すること;から成り、タイムクリティカル通信は第2のIP接続へと即時に切り替えられる。
図5を参照すると、無線局であるステーションAは、802.11カバレージ・エリア内に移動する前の様子で描かれている。モバイルは、セルラ接続にIPを使用する。モバイルは、少なくとも1つのIPアドレス(IP A1)を有している。セルラIPと無線IPをいずれもサポートするステーションA上のアプリケーションは、SCTP上で動作し、ステーションが両方のIPをサポートするとき、あるいはサポートすることをステーションAが決定したときに、SCTP上で動作するように調整され得る。ステーションAは、別のエンド・ポイントであるステーションBにIPアドレスIP A1 504を通知する。このIP A1 504は、IP接続507またはセルラ接続と関連付けられている。ステーションBは、指定されたセルラIPアドレス(A1)を、主要な宛先アドレスとして使用するだろう。ステーションBはインターネットを介して接続されているように示されているが、セルラ・コアまたはセルラ無線アクセスネットワーク(RAN)に接続されていてもよい。リアルタイム・アプリケーションは、SCTPを介したリアルタイムのまたはタイムクリティカルなセッションのセットアップに、好ましくはセッション開始プロトコル(SIP)を使用するだろう。SCTPでのSIPの使用は十分ではない。このハンドオフプロセスをうまく機能させるために、ベアラもSCTP上で同様に動作させなければならない。リアルタイムのデータがエンド・ポイント間でいかにして送信されるかを指定するために、SIPはセッション記述言語(SDL)を使用する。SIPはセッション記述プロトコル(SDP)に基づいて、メディア交渉機能を提供する。SDPに対して新規な拡張を要求することができる。現在、SDPは、音声または映像データがU
DP上でRTPを使用することを明示することができるが、ベストエフォートストリームで、音声またはビデオが代わりにSCTP上で動作するという仕様が、改良により可能になる。モバイルのエンド・ポイントであるステーションAは、セルラ接続上の追加のIPアドレスを使用してもよいし、使用しなくてもよく、それらの追加のIPアドレスを代替のSCTP宛先アドレスとしてステーションBに提供してもよい。しかしながら、同じセルラ接続を介したマルチプル接続の使用は、それほど利用可能性を高めるわけではない。
図6を参照すると、無線局A用の第2のIPアドレスであるIP A2 623を用いた第2のIP接続625のセットアップの結果、第1のIP接続が主要な接続のままであり、第2のIP接続は副次的な接続であり、いずれの接続も同時に存在することが描かれている。第2のIP接続のセットアップは、適切な接続を検索し、無線IPアクセス・ポイントと関連付け、およびSCTPを使用して第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより第2の局との接続を確立することをさらに含む。検索し、関連付け、および確立することは、アプリケーションによる通信のサポートとは無関係にトランスペアレントに行われる。適切な無線IP接続の検索は、利用可能な接続がアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、無線局Aがアクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、またはステーションBへの接続が利用可能であることの決定、のうちの1または複数をさらに含む。我々のここでの議論は802.11のアクセス・ポイントである無線IPアクセス・ポイントとの関連付けについて説明するが、ここで論ずる概念と原則から、他のローカルエリアアクセス技術も有益であることが期待される。SCTPを使用してステーションBに第2のIPアドレスを通知することは、好ましくは、第2のIP接続を使用して、第2の接続を初期化することから成る。
より詳細には、ステーションA 503を初めとする802.11対応のモバイルは、適切な無線IP接続のために定期的にスキャンを行うだろう。モバイルは、適切な無線IP接続を見つけると、アクセス・ポイントと関連付け、認証し、有線ネットワークとの接続を確立する。BSS 515がセルラサービス・プロバイダ(SP)と関連付けられ、無線局Aは認証のためにSIMカードを使用し得ることに留意されたい。代わりに、BSSはSPと関連付けられなくてもよい。セルラSPとBSSオペレータとの間にはローミングの同意(roaming agreement )があってもよいし、なくてもよい。興味深いことに、本発明はローミングの同意がなくても機能する。モバイルはBSSとは無関係に認証を行い、有線ネットワークへのアクセスを取得することが可能である。これはセルラSPに関する知識なしで行われ得る。いかなる場合でも、プロセス中に、無線局は新しいIPアドレス(例えばDHCPを介して)を取得し得る。モバイルは、既存のIPアドレスも使用することが可能である。いかなる場合でも、モバイルは802.11 IP接続625上で使用される少なくとも1つの第2のIPアドレスであるIP A2 623を有している。次に、モバイルすなわちステーションAは、SCTP拡張メッセージを使用して、別のSCTPエンド・ポイントであるステーションB 505に、ステーションA用の代替宛先アドレスとしてその第2のIPアドレスを追加するように命令する。このプロセスの間、モバイル上のアプリケーションは、ステーションBと通信するために、セルラベースのIP接続上で第1のIPアドレスを使用し続ける。上記のすべてが成される間、ステーションB上のアプリケーションはSCTP用の主要アドレスとして第1のIPアドレスを使用し続け、アプリケーションデータはセルラ・システムの中を流れ続ける。
第2のIPアドレスの取得がアプリケーションによって行われないことに留意されたい。これは、ステーションAの内の無線/可動性ソフトウェアによって行われる。この無線/可動性ソフトウェアはステーションBに第2のIPアドレスであるIP A2 623を通知するために、SCTP層ともインタラクトする。第2のIPアドレスが予めセルラ接続と関連づけられていた場合、モバイルはまず、この第2のIPアドレスをセルラ接続から切断しなければならない。この場合、モバイルはまずステーションBに第2のアドレ
スを削除するよう通知しなければならない。セルラ接続がここで何らかの理由により故障した場合、別のエンド・ポイントが自動的に802.11接続に切り替わるだろう。モバイルは、その802.11接続を「アクティブ」モードに維持することが好ましい。たとえこのエラー・ケースが、リアルタイムで対処されなくても、既に先行技術の方法より信頼性の高い接続を提供する。ステーションAは第1または第2のIPアドレスを使用して、ステーションBに、第2のIPアドレスを追加するように命令することができる。好ましくは、第2のIPアドレスはAP 517、配信システム519およびステーション間の経路中の任意の新たなルータにおける適切なセッティングを確立するため、ステーションAは、第2のIPアドレスを使用する。
図7は、セルラ方式から無線IP方式へのハンドオフにおける次のプロセスの結果を示す。一旦ある時点で第2のIP接続がセットアップされれば、無線局Aは第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定する。第2のIP接続が主要な接続たるべきことの決定は、セルラ基地局からの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のための料金が有利であることの決定、またはより高い帯域幅のような、第2のIP接続を介して利用可能なサービスが要求されているか望まれていることの決定、のうちの1または複数を含み得る。いずれの場合も、ステーションAは、無線IPアクセス・ポイント511に切り替え、802.11を使用する準備ができている。ステーションAは、802.11 AP
517との第2の接続がまだ「アクティブ」でない場合にはそれを「アクティブ」モードにし、SCTP拡張メッセージの使用をして、第2のIPアドレスが現時点で主要なSCTP宛先アドレスであることをステーションBに通知する。ステーションB上のアプリケーションは、ここで、ステーションA用の宛先アドレスとして第2のIPアドレス623を使用して、開始する。この場合、本発明の原理および概念を考えると、切り替えはアプリケーションに対して多かれ少なかれ即時であり、かつ完全にトランスペアレントである。
802.11APは屋内にあり、セルラ・カバレージは境界にあるとする。セルラ接続の質が低下していることをステーションAが観察した場合、ステーションAは、第1のIPアドレスを削除してセルラIP接続を中止しなければならないことをステーションBに通知し得る。アプリケーションは通常通りに作動し続けるだろうことに留意する。ステーションAは、第1の接続を介して新しい主要アドレスをステーションBに通知し、次に、その接続についての確認を待ち得る。好ましくは、ステーションAは、新しい第2のIP接続を「アクティブ」モードにした後、その新しい主要アドレスを第2のIP接続を介してステーションBに通知する。好ましくは、ステーションAは、リアルタイム音声通信の休止期間中に切り替えが開始するように、切り替えの時刻を決定する。ステーションAは、2つ以上の接続を有すると信頼性が高まるため、セルラ方式のカバレージ範囲外に来るまで、第1のIP接続504を中止するのを待つことを選択してもよい。ステーションAは、セルラ方式と切断した後で、第1のIP接続を802.11 AP 517と関連付け、AP517が現時点で代替SCTP宛先アドレスになったことをステーションBに通知してもよい。
セルラに戻るローミングは、先に論じたプロセスの本質的に逆である。アプリケーションは、第1のIPアドレスで802.11接続を使用して、SCTPの上で動作する。ステーションBは主要な宛先アドレスとして第1のIPアドレスを使用している。必要ならば、ステーションAは、第2のIPアドレス上のデータ転送をサポートするセルラ方式との接続を確立する。第2のIPアドレスは静的なものでもよいし、動的に取得されてもよい。適切なサービス品質(QOS)を得るためには、UMTS方式での第2のPDPコンテクストの設立のような、特殊な設備が必要となり得る。その後、モバイル内のソフトウェアは、SCTP拡張メッセージを使用して、ステーションB内のSCTP層に第2のIPアドレスの利用可能性について通知する。その後、ステーションA内のソフトウェアは
、SCTPメッセージを使用して、他方のエンド・ポイント内のSCTP層に、第2のIPアドレスを主要な宛先アドレスとして使用するように命令する。モバイルはここで802.11 IP接続を絶ち得る。その前に、モバイルはSCTPメッセージを使用して、ステーションB内のSCTP層に、第1のIPアドレスを削除するように命令すべきである。
図8を参照しながら、無線局すなわちステーションAとして図2〜図7のシステムでの使用に適した無線通信ユニット800の好ましい実施形態の機能ブロック図を論じ、説明する。無線通信ユニット800は、タイムクリティカル通信のための、第1のインターネットプロトコル(IP)接続から第2のIP接続までのハンドオフを達成するように配置および構成されている。無線通信ユニットは、公知アンテナ801に接続された従来の無線送受信機803と、第1のIP接続と無線通信ユニット用の第1のアドレスを使用して第2のステーションと通信するように協働的に配置されたIPコントローラ805とを有している。コントローラは、例えばディスプレイ、キーボードまたはオーディオ変換器を含めた従来のユーザー入出力807にさらにつながれており、以下のように動作する:第1の無線通信ユニット用の第2のIPアドレスを用いて第2のIP接続をセットアップすることであって、第1のIP接続が主要な接続であり、第2のIP接続が副次的な接続であり、いずれの接続も同時に存在すること;第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定すること;およびストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)メッセージを用いて第2のIPアドレスが主要なアドレスであることを第2のステーションに通知することにより、第2のIP接続を主要な接続に変更すること。タイムクリティカル通信は第2のIP接続へと即時に切り替えられる。
これを行うために、無線送受信機803は、無線IP送受信機808を必要とすると共に、追加的なセルラ送受信機またはローカル・エリア・ネットワーク送受信機809を必要とし得る。コントローラ805はプロセッサ811を有する。プロセッサ811は、好ましくはいずれも公知で広く利用されているマイクロ・プロセッサまたはデジタル信号プロセッサであり、任意選択のポート813につながれている。ポート813は、ポータブル・コンピュータ、PDA、ネットワーク・インタフェース・カード、モデム、あるいはそれらと同種のもののうちの1または複数の装置に対するインタフェースを提供する。それらの装置のうちの1または複数は、無線通信ユニットに完全に統合され得る。プロセッサはメモリ815とユニットとに相互に接続されている。メモリ815は、特定のユニットに適するように、ソフトウェアルーチンまたは命令や、そのようなルーチンまたは命令のためのデータおよびパラメータを記憶するために使用される、RAM、ROM、PROM、EEPROMまたは他の電子もしくは磁気記憶媒体のうちの何らかの組み合わせを有する。ユニットは、プロセッサによって実行された時に、無線通信ユニットが様々な公知機能や本明細書に開示するハンドオフプロセスをサポートするのに必要なように動作する。上記のソフトウェア命令またはルーチンは、他のステーションまたはホストとの通信をサポートし、SCTPトランスポート層の上で動作する、例えばボイス・オーバーIP電話、emailクライアント、またはブラウザなどなどの、1または複数のアプリケーション817と、ハンドオフ手順を含めたあるアクセス・ポイントから別のアクセス・ポイントまでのローミングまたは移動に関する種々の任務を扱う可動性管理ルーチン819とを含んでいる。さらには、基本の公知のオペレーティング・システム、データおよびパラメータ情報823、および当業者に理解されておりよく知られている他の多くのルーチン825も含まれる。
無線通信ユニットが、セルラ基地局を介したIP接続から/へ、802.11ネットワークを初めとするローカル・エリア無線IPネットワークを介したIP接続へ/からのハンドオフを達成するためには、無線送受信機803がセルラ送受信機と、セルラ方式上で動作する能力とを有することが必要であることに留意する。ハンドオフが、ある無線IP
ネットワークから別のそのようなネットワークまでである場合、無線送受信機は多くの例で無線IP送受信機808のみが要求とされ得る。というのは、Bluetoothのような特定のネットワークは、1つの送受信機が多数のIP接続を管理できるようにセットアップおよび構成されているからである。別の例では、例えば、802.11無線IPネットワークとBluetoothベースのネットワークとの間で動作している時には、第2の技術に依存する送受信機が必要とされ得る。上述したように、無線通信ユニットは、SCTP協定に従って、アプリケーションとは無関係に、自身の宛先IPアドレスを通信すると共に、そのようなIPアドレスすなわち他のエンド・ポイントまたはステーションとのIP接続の適切な優先順位を確立し、それにより、先に論じたのと同様な動機および状況に基づいて、適切であると判断される場合に、IP接続間の実質的にリアルタイムの様式で通信のハンドオフを達成する。
結論として、図9を参照しながら、2つのIP接続の間のタイムクリティカル通信のハンドオフを達成する好ましい方法のフローチャートを議論し、説明する。この議論は、要約の性質を有し、従って、概観レベルのものである。この方法は、例えば、図2〜図7に示されるような適切なシステムで動作する図8の無線通信ユニットによって、有利に実行され得る。図9は、タイムクリティカル通信のための、第1のインターネットプロトコル(IP)接続から第2のIP接続までのハンドオフを達成する方法を描いており、903で、SCTPメッセージを使用して、無線局用の第1の宛先IPアドレスを、第2の局に通知することにより第1のIP接続をセットアップすることから始まる。SCTP協定によって、第1の宛先IPアドレスは主要なIPアドレスとなり、従って2つのステーション間のIP接続になる。その後、905で、方法は、SCTPトランスポート層上で動作するアプリケーションによりサポートされた、第1のIP接続および無線局用の第1のIPアドレスを使用した、セルラ基地局または802.11アクセス・ポイントを初めとする無線IPアクセス・ポイントを介する、無線局と第2の局との間の通信を描いている。
907で、方法は、第1の無線局用の第2のIPアドレスを用いて第2のIP接続をセットアップすることであって、第1のIP接続が主要な接続であり、第2のIP接続が副次的な接続であり、両方の接続が同時に存在すること、を示している。より詳細には、第2の接続のセットアップは、適切な接続を検索し909、無線IPアクセス・ポイントを初めとする第2のアクセス・ポイントと関連付け911、および、SCTPメッセージを使用して、好ましくは第2のIP接続を使用して、第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより、第2の局との接続を確立する913ことを含んでいる。909,911,913は、アプリケーションによる通信のサポートとは無関係に、トランスペアレントに行われることが好ましい。
適切な無線IP接続の検索909は、利用可能な接続がアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、第1の無線局がアクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、および、第2の局への接続が利用可能であることの決定、のうちの1または複数を含んでよい。無線IPアクセス・ポイントと関連付けることは、802.11アクセス・ポイント、Bluetoothアクセス・ポイント、HiperLANアクセス・ポイント、およびローカルエリアネットワーク(LAN)アクセス・ポイントのうちの1つと、各そのようなアクセス・ポイントに対する規定に従って、関連付けることを含んでよい。
その後、915は、例えばセルラ基地局または無線IPアクセス・ポイントからの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のための料金が有利であることの決定、または帯域幅やセキュリティのような、第2のIP接続を介して利用可能なサービスが所望されており利用可能であることの決定、のうちの1または複数に基づく、第2のIP接続が主要な接続たるべきことの決定を示している。
次に、917は、SCTPメッセージを用いて第2のIPアドレスが主要なアドレスであることを第2の局に通知することにより、第2のIP接続を主要な接続に変更することを示している。これを行うことにより、タイムクリティカル通信が即時に第2のIP接続に切り替えられる。
次に、919は、例えばSCTPメッセージを使用して第1のIPアドレスを削除するように第2の局に命令し、前記セルラ基地局を介するあらゆるセッションを終了することにより、第2のIP接続が主要な接続になったときに、第1のIP接続を中止することを示している。
上に議論し説明した装置および方法、ならびにその発明原理および概念は、先行技術の無線IP方式に関する可動性の考慮の欠如によって生じる問題点を緩和することを目的とし、実際に緩和するだろう。SCTPトランスポート層を用いて、ステーション間で、第1のIP接続と同時に存在する第2のIP接続をSCTPコマンドおよびメッセージを用いて確立するという上記の原理を用いれば、通信装置のタイムクリティカル通信のハンドオフを思いのままに達成でき、モバイル個人の接続が促進されるだろう。本明細書の教示を与えられた当業者には十分に明らかなように、例えば、上記の原理および概念は、UMTSとCDMAの方式のような迅速なハンドオフをサポートしていない異種のセルラ・パケット・データ・システム間のハンドオフを達成するために使用することができる。
本開示は、本発明の真の、意図する、公正な範囲および精神を制限するのではなく、本発明に従っていかに種々の実施形態を製造し使用するかについて説明することを目的としている。上記の説明は、網羅的なものではなく、また、発明を開示した厳密な形式に限定するものでもない。上記の教示に照らせば改変または変形が可能である。実施形態を選択し説明したのは、本発明の原理に関する最良の説明とその実際の応用を提供し、また、当業者が想定される特定用途に適するように本発明を種々の実施形態でまたは種々の改変を加えて利用できるようにするためである。そのような改変および変形はすべて、公正に、適法に、かつ、公平に権利を与えられている広さに従って解釈される場合、本特許出願の係属中に補正される可能性のある特許請求の範囲とそのすべての均等物によって定義される本発明の範囲内に包含される。
ステーション間のマルチプル接続をサポートするストリーム制御伝送プロトコルを使用した通信方式の簡略および典型的に例示された形式のシステム・レベル図。 本発明による2つの無線IPアクセス・ポイントを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフの好ましい実施形態を描くシステム・レベル図。 本発明による2つの無線IPアクセス・ポイントを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフの好ましい実施形態を描くシステム・レベル図。 本発明による2つの無線IPアクセス・ポイントを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフの好ましい実施形態を描くシステム・レベル図。 本発明によるセルラ方式と無線IPアクセス・ポイントとを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフの別の実施形態を描くシステム・レベル図。 本発明によるセルラ方式と無線IPアクセス・ポイントとを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフの別の実施形態を描くシステム・レベル図。 本発明によるセルラ方式と無線IPアクセス・ポイントとを使用する、2つの無線IP接続間の通信のハンドオフの別の実施形態を描くシステム・レベル図。 本発明による図2〜図7のシステムで使用するのに適した無線通信ユニットの好ましい実施形態の機能ブロック図。 本発明による2つのIP接続間のタイムクリティカル通信のハンドオフを達成する好ましい方法のフローチャート。

Claims (41)

  1. タイムクリティカル通信のための、第1のインターネットプロトコル(IP)接続から第2のIP接続までのハンドオフを達成する方法であって、
    第1のIP接続と、第1の無線局用の第1のIPアドレスとを使用して、第1の無線局と、第2の局との間の通信を行うこと;
    第1の無線局用の第2のIPアドレスを用いて第2のIP接続をセットアップすることであって、第1のIP接続が主要な接続であり、第2のIP接続が副次的な接続であり、いずれの接続も同時に存在すること;
    第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定すること;および
    ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)メッセージを用いて第2のIPアドレスが主要なアドレスであることを第2の局に通知することにより、第2のIP接続を主要な接続に変更すること;から成り、
    タイムクリティカル通信は第2のIP接続へと即時に切り替えられる、方法。
  2. 前記第1のIP接続を使用した前記第1の無線局と前記第2の局との間の通信は、セルラ基地局をさらに使用し、前記通信は、SCTP上で動く第1の無線局上のアプリケーションによりサポートされている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記通信の開始前に、SCTPを使用して、前記第2の局に第1のIPアドレスを通知することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2のIP接続のセットアップが、適切な接続を検索し、無線IPアクセス・ポイントと関連付け、およびSCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより第2の局との接続を確立することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記検索し、前記関連付け、および、前記確立することが、前記アプリケーションによる前記通信のサポートとは無関係に行われる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記適切な無線IP接続の検索が、利用可能な接続がアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、前記第1の無線局が前記アクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、および、前記第2の局への接続が利用可能であることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記無線IPアクセス・ポイントとの関連付けは、802.11アクセス・ポイント、Bluetoothアクセス・ポイント、HiperLANアクセス・ポイントおよびローカルエリアネットワーク(LAN)アクセス・ポイントのうちの1つと関連付けることをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記SCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することは、前記第2の接続を使用して、前記第2の接続を初期化することから成る、請求項4に記載の方法。
  9. 前記第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定することが、前記セルラ基地局からの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のための料金が有利であることの決定、および第2のIP接続を介して利用可能なサービスが望まれていることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  10. 第2のIP接続が主要な接続になったときに、第1のIP接続を中止することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  11. 前記第1のIP接続の中止は、SCTPメッセージを使用して第1のIPアドレスを削除するように第2の局に命令し、前記セルラ基地局を介するあらゆるセッションを終了することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のIP接続を使用した前記第1の無線局と前記第2の局との間の通信は、第1の無線IPアクセス・ポイントをさらに使用し、前記通信は、SCTP上で動く第1の無線局上のアプリケーションによりサポートされている、請求項1に記載の方法。
  13. 前記通信の開始前に、SCTPを使用して、前記第2の局に第1のIPアドレスを通知することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2のIP接続のセットアップが、適切な無線IP接続を検索し、第2の無線IPアクセス・ポイントと関連付け、および、SCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより第2の局との接続を確立することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記検索し、前記関連付け、および、前記確立することが、前記アプリケーションによる通信のサポートとは無関係に行われる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記適切な無線IP接続の検索が、利用可能な無線IP接続が無線IPアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、前記第1の無線局が前記アクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、および、前記第2の局への接続が利用可能であることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記第2の無線IPアクセス・ポイントと関連付けることは、802.11アクセス・ポイント、Bluetoothアクセス・ポイント、HiperLANアクセス・ポイントおよびローカルエリアネットワーク(LAN)アクセス・ポイントのうちの1つと関連付けることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記SCTPを使用して前記前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することは、前記第2の接続を使用して、前記第2の接続を初期化することから成る、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定することが、前記第1の無線IPアクセス・ポイントからの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のための料金が有利であることの決定、および第2のIP接続を介して利用可能なサービスが望まれていることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  20. 第2のIP接続が主要な接続になったときに、SCTPメッセージを使用して第1のIPアドレスを削除するように第2の局に命令し、前記第1の無線アクセス・ポイントとの接続を解除することにより、第1のIP接続を中止することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  21. 前記第2のIP接続のセットアップが、適切なセルラ接続を検索し、第2のセルラ基地局との接続を確立し、SCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより第2の局との接続を確立することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  22. 前記第2のIP接続のセットアップが、適切なセルラ接続を検索し、第2のセルラ基地局との接続を確立し、SCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知する
    ことにより第2の局との接続を確立することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  23. タイムクリティカル通信のための、第1のインターネットプロトコル(IP)接続から第2のIP接続までのハンドオフを達成するために配列および構成された無線通信ユニットであって、
    前記無線通信ユニットは、第1のIP接続と、無線通信ユニット用の第1のIPアドレスとを使用して、第2の局と通信するように協働的に配列された無線送受信機およびコントローラを備え、
    前記コントローラは、
    無線通信ユニット用の第2のIPアドレスを用いて第2のIP接続をセットアップすることであって、第1のIP接続が主要な接続であり、第2のIP接続が副次的な接続であり、いずれの接続も同時に存在すること;
    第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定すること;および
    ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)メッセージを用いて第2のIPアドレスが主要なアドレスであることを第2の局に通知することにより、第2のIP接続を主要な接続に変更すること;を行うためのものであり、
    タイムクリティカルの通信は第2のIP接続へと即時に切り替えられる、無線通信ユニット。
  24. 前記無線送受信機が、セルラ基地局を介して第1のIP接続を使用して前記第2の局に通信するためのセルラ送受信機を含み、前記通信は、前記コントローラによって実行される、SCTPの上で動くアプリケーションによりサポートされている、請求項23に記載の無線通信ユニット。
  25. 前記通信の開始前に、SCTPを使用して、前記第2の局に第1のIPアドレスを通知することをさらに含む、請求項24に記載の無線通信ユニット。
  26. 前記送受信機は、第2のIP接続をセットアップし、さらには、適切な無線IP接続を検索し、無線IPアクセス・ポイントと関連付け、およびSCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより、第2の局との接続を確立するために、前記コントローラと協働的に作動する、無線IP送受信機をさらに含む、請求項24に記載の無線通信ユニット。
  27. 前記検索し、前記関連付け、および、前記確立することが、前記アプリケーションによる前記通信のサポートとは無関係に行われる、請求項26に記載の無線通信ユニット。
  28. 前記適切な無線IP接続の検索が、利用可能な接続がアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、前記第1の無線局が前記アクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、および、前記第2の局への接続が利用可能であることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項26に記載の無線通信ユニット。
  29. 前記無線IPアクセス・ポイントとの関連付けは、802.11のアクセス・ポイント、Bluetoothアクセス・ポイント、HiperLANアクセス・ポイント、およびローカルエリアネットワーク(LAN)アクセス・ポイントのうちの1つと関連付けることをさらに含み、前記送受信機はさらに、802.11、Bluetooth、HiperLAN、およびローカルエリアネットワーク方式のうちの1つと互換性のある第2の送受信機をさらに有する、請求項26に記載の無線通信ユニット。
  30. SCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することが、前記第2の送受信機および前記第2の接続を使用して、前記第2の接続を初期化することから成る、
    請求項26に記載の無線通信ユニット。
  31. 前記第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定することが、前記セルラ基地局からの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のための料金が有利であることの決定、および第2のIP接続を介して利用可能なサービスが望まれていることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項24に記載の無線通信ユニット。
  32. 第2のIP接続が主要な接続になったときに、SCTPメッセージを使用して第1のIPアドレスを削除するように第2の局に命令し、前記セルラ基地局を介するあらゆるセッションを終了することにより、第1のIP接続を中止することをさらに含む、請求項24に記載の無線通信ユニット。
  33. 前記無線送受信機が、無線IPアクセス・ポイントを介して第1のIP接続を使用して前記第2の局と通信するための無線IP送受信機を含み、前記通信は、前記コントローラによって実行される、SCTPの上で動くアプリケーションによりサポートされている、請求項23に記載の無線通信ユニット。
  34. 前記通信の開始前に、SCTPを使用して、前記第2の局に第1のIPアドレスを通知することをさらに含む、請求項33に記載の無線通信ユニット。
  35. 前記無線IP送受信機は、第2のIP接続をセットアップし、さらには、適切な無線IP接続を検索し、無線IPアクセス・ポイントと関連付け、およびSCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することにより、第2の局との接続を確立するために、前記コントローラと協働的に作動する、請求項33に記載の無線通信ユニット。
  36. 前記検索し、前記関連付け、および、前記確立することが、前記アプリケーションによる前記通信のサポートとは無関係に行われる、請求項35の無線通信ユニット。
  37. 前記適切な無線IP接続の検索が、利用可能な接続がアクセス・ポイントおよび適切なサービスを含むことの決定、前記第1の無線局が前記アクセス・ポイントによる認証に成功できることの決定、および、前記第2の局への接続が利用可能であることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項35に記載の無線通信ユニット。
  38. 前記第2の無線IPアクセス・ポイントと関連付けることは、802.11のアクセス・ポイント、Bluetoothアクセス・ポイント、HiperLANアクセス・ポイント、およびローカルエリアネットワーク(LAN)アクセス・ポイントのうちの1つと関連付けることを含み、前記送受信機はさらに、802.11、Bluetooth、HiperLAN、およびローカルエリアネットワーク方式のうちの1つと互換性のある第2の送受信機をさらに有する、請求項35に記載の無線通信ユニット。
  39. SCTPを使用して前記第2の局に第2のIPアドレスを通知することが、前記第2の送受信機および前記第2の接続を使用して、前記第2の接続を初期化することから成る、請求項35に記載の無線通信ユニット。
  40. 前記第2のIP接続が主要な接続たるべきことを決定することが、前記無線IPアクセス・ポイントからの信号が弱まっていることの決定、第2のIP接続のためのローディングレベルが有利であることの決定、および第2のIP接続を介して利用可能なサービスが望まれていることの決定、のうちの1つをさらに含む、請求項33に記載の無線通信ユニット。
  41. 第2のIP接続が主要な接続になったときに、SCTPメッセージを使用して第1のIPアドレスを削除するように第2の局に命令し、前記第1の無線アクセス・ポイントとの接続を解除することにより、第1のIP接続を中止することをさらに含む、請求項33に記載の無線通信ユニット。
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