JP2006501413A - 押圧部材を備えたディスクブレーキ - Google Patents
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Abstract
ブレーキキャリパ(1)と、締付け装置と、少なくとも1つの、ブレーキキャリパ(1)と共に配置された後調節装置とを備えた、商用車両のための、ニューマチック式および/または電動モータ式に操作可能なディスクブレーキにおいて、少なくとも1つの後調節装置(7,8)の両後調節エレメント(9,10)が、回動しないように、その都度のブレーキライニングに面した領域で、1つの共通の結合プレート(15,16)に固定されており、かつ/または結合プレート(15,16)またはこれに接続された部分に、対応配置されたブレーキライニング(3,4)に面した側で、少なくとも部分的に、押圧部材状の領域の形成のために、単数部分または複数部分から成る熱絶縁性の層(13,14)が被着されているようにした。
Description
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の、ニューマチック式および/または電動モータ式に操作可能なディスクブレーキに関する。
ディスクブレーキは例えば摺動キャリパ式ディスクブレーキ、旋回キャリパ式ディスクブレーキまたは固定キャリパ式ディスクブレーキとして公知である。
摺動キャリパ式ディスクブレーキは軸定置の構成部分を有している。軸定置の構成部分は、ブレーキディスクの片面に作用するブレーキライニングを支持しており、ブレーキ操作時にその周方向力を受容し、かつ車軸に対して平行に摺動可能に支承されたブレーキキャリパを保持する。ブレーキキャリパが、軸定置の構成部分に対して実施する相対運動は作業ストロークと摩耗ストロークとに分けられる。
ブレーキライニング摩耗および/またはブレーキディスク摩耗を補償するために、ブレーキキャリパには、少なくとも1つの後調節装置(アジャスタ)が配置されている。後調節装置は、ブレーキライニングとブレーキディスクとの間の間隔を調節するために、実質的に軸方向でブレーキディスクに対して摺動可能な単数または複数の押圧部材を介してブレーキライニングに作用する。
ブレーキライニングの両側に、別個の後調節装置が配置される場合、エアギャップが克服され、かつブレーキライニングおよびブレーキキャリパの弾性変形、つまり「作業ストローク」が補償され得るように、ブレーキディスクの摺動経路を設計することだけが必要である(例えばPCT/EP01/09366号明細書参照)。
ブレーキディスクの両側に設けられた後調節装置は例えば後調節エレメントとして、電動モータまたはその他の機構により伝動装置を介して回動可能な後調節スリーブを有している。後調節スリーブは雌ねじ山を有しており、この雌ねじ山に、その都度対応配置された押圧部材の、ピン状の付設部が螺入されている。その結果、相応の回動により、後調節スリーブと押圧部材との間の、相対的な軸方向運動が提供されている。逆の配置、つまり、押圧部材がスリーブ状の付設部を有しており、この付設部が、後調節エレメントを形成するピン上で回動可能である配置も公知である。
ブレーキライニング材料は直接ライニング担体に結合されており、ライニング担体はやはり押圧部材に結合されているか、または結合されずにライニング担体に対して「ルーズ」にライニング担体に当て付けられている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4230005号明細書から公知の、摺動キャリパを備えたディスクブレーキの場合、ブレーキディスクの両側で、その都度2つの、相並んで配置された押圧部材が、ブレーキライニングの、ライニング担体材料から成るライニング担体に作用する。
公知の構造の欠点は、制動プロセス時に発生する摩擦熱が、妨げられることなく、後調節装置の全構成部分を通して伝導され、これにより、下位に配置された機能部分が、運転期間、つまり寿命を減じる特別な負荷に曝されてしまう点にある。このことは、後調節装置の駆動部として電動モータが使用される場合に、特に問題となる。
商用車両で使用されるディスクブレーキは特に大きな負荷に曝されているので、この問題は、特に経済的な観点で、特別な意味を有している。それというのも、短縮された運転期間およびこれにより惹起される相応の機能部分の代替は、修理コストのみならず、商用車両の必要な停止期間により発生するコストも引き起こすことになるからである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3919179号明細書から公知のディスクブレーキの場合、ブレーキライニングの、押圧部材に面した側に、ライニング担体に、熱遮断プレートが被着されている。熱遮断プレートはブレーキライニングと押圧部材との間の熱流を減じる。制動時に、高い発熱がブレーキディスクおよびブレーキライニングで起こるので、熱遮断プレートはブレーキキャリパの内部、つまり締付けユニットおよび後調節装置を過熱から保護する。この解決策により、問題は軽減される。
押圧部材および後調節エレメントを回動しないように保持することも必要である。それにより、定置の、ただし回動可能な対応エレメント、例えば内部に後調節エレメントがねじ山付スピンドルとして案内されている、雌ねじ山を備えた後調節スリーブと協働して、押圧部材の軸方向運動が達成される。
それゆえ、本発明の課題は、冒頭で述べた形式のディスクブレーキを改良して、構造的に僅かな手間でもって、制動時に発生するブレーキキャリパの内部への熱伝達を減じ、かつ/または構造的に簡単に後調節エレメントおよびその対応エレメントを回動防止することである。
上記課題は、請求項1の特徴部に記載された特徴を備えたディスクブレーキにより解決される。
本発明によれば、少なくとも1つの後調節装置の両後調節エレメントが、回動しないように、その都度のブレーキライニングに面した領域で、1つの共通の結合プレートに固定されており、かつ/または結合プレートおよび/または押圧部材に、その都度のブレーキライニングに面した側で、少なくとも部分的に、単数部分または複数部分から成る熱絶縁性の層が被着されているようにした。
背景技術に対して、回動防止としての結合プレートは、その簡単な構造に基づくかなりの製作および組立上の利点だけではなく、機能上の利点をも提供する。それというのも、結合プレートは常に押圧部材上の同じ位置にとどまる、すなわち、結合プレートが押圧部材の軸方向調節に応じて押圧部材と連動するからである。
その際、簡単な手段により、押圧部材の、構造的に簡単な回動防止の他に、オプショナルにまた効果的に、下位に配置された機能部分を熱の影響から保護すること、つまり、一方では結合プレート自体により、他方ではこのプレートまたは押圧部材に設けられた被覆により保護することが達成される。
それにより、背景技術で述べた問題を引き起こす持続的または頻繁な加熱時に、ブレーキキャリパの内部に配置された部分の、過剰な熱に起因する負荷もしくはその機能性に対する悪影響は回避される。
有利には、結合プレートが熱保護金属薄板として形成されており、該熱保護金属薄板が、ブレーキキャリパの、後調節装置が据え付けられている組付け室の開口を広範に被覆するように寸法設定されている。付加的に、開口は別のカバープレートで閉鎖されることができ、このカバープレートはブレーキキャリパの開口に螺設され、それにより、軸方向で動かないようになっており、かつ押圧エレメントのための貫通部を有している。
特に有利には、熱絶縁性の層が単数部分または複数部分から形成されており、直接的にプレートとして結合プレートに被着されている。層として、単数または複数のセラミックスプレートが設けられていることができる。このセラミックスプレートは押圧部材の最大の横断面寸法を超えて張り出している。その際、このセラミックスプレートは、後調節装置の両押圧部材のための熱保護および回動防止として機能する結合プレートに固定されている。結合プレートは形状結合式(formschluessig:形状による束縛)および/または摩擦力結合式(kraftschluessig:摩擦力による束縛)に押圧部材に結合されている。
別の有利な構成では、結合プレートに、押圧部材を形成する押圧部材プレートが載着されており、該押圧部材プレートが、熱絶縁性の層を支持している。ただし、押圧部材プレートにセラミックスの被覆を被着することも考えられる。この場合、結合プレートは押圧部材プレートによりクランプされる。
有利には、押圧部材プレートが形状結合式に軸方向でかつ回動しないように結合プレートに保持されている。
有利には、押圧部材プレートが、結合プレートに対して材料接触のない切欠きを有している。
別の有利な構成では、やはり結合プレートが、後調節エレメントとの結合領域に、ブレーキライニングに向かって方向付けられたプロチュバランスを有しており、該プロチュバランス内で、後調節エレメントが簡単に、軸方向でかつ回動しないように固定されている。
その際、さらに有利には、円筒状のプロチュバランスが、その周面領域に突出成形された係止突起を有しており、該係止突起が、プロチュバランスの内側で、係止溝として形成されており、かつ外側で押圧部材プレートの係止溝に対応し、内側で後調節エレメントの突起に対応するようになっており、そのようにして特にこれらの構成エレメントの簡単な組立を可能にする。
別の構成では、後調節エレメントの、プロチュバランス内に位置する領域が周面に、材料を貫通したスリットを有している。最適化された熱絶縁を得るために、押圧部材プレートに、貫通部が設けられていてもよい。貫通部は例えば半径方向で延在し、相並んで配置されており、熱絶縁をこの領域に生ぜしめる。その際、これらのいずれの場合も、押圧部材プレートおよび押圧部材は結合プレートに、回動しないように結合されている。
付加的に、結合プレートにベローズが接続されることができる。ベローズはその都度の後調節エレメントを保護するように覆い被さる。
本発明の別の、それ自体独立的にも観察し得る構成では、押圧部材およびライニング担体がその都度互いに結合されており、それにより、常にかつ簡単に、ブレーキライニングの引き戻しが、後調節エレメントの逆回転時およびブレーキの緩解時に保証されているようになっている。
特に構造的な観点からは、押圧部材、または後調節エレメントの、押圧部材に結合された構成部分に、単数または複数の板ばねが配置されており、該板ばねが、ライニング担体の切欠き内に設けられたウェブに背面で係合することが考えられる。択一的に、ライニング担体に、単数または複数の板ばねが配置されており、該板ばねが押圧部材、または後調節エレメントの、押圧部材に結合された構成部分に背面で係合するようになっていることができる。
本発明の別の有利な構成は従属請求項に記載されている。
以下に図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1:概略的に示したディスクブレーキの断面図である。
図2:ディスクブレーキの、部分的に断面した平面図である。
図3:ディスクブレーキの部品の正面図である。
図4:図3に示した部品の平面図である。
図5:図3の線V−Vに沿った、図3に示した部品の断面図である。
図6:本発明によるディスクブレーキの部品の、別の実施例の分解立体図である。
図7:図6の線VII−VIIに沿った、図6に示した部品の断面図である。
図8:別のディスクブレーキのキャリパ区分の断面図である。
図1:概略的に示したディスクブレーキの断面図である。
図2:ディスクブレーキの、部分的に断面した平面図である。
図3:ディスクブレーキの部品の正面図である。
図4:図3に示した部品の平面図である。
図5:図3の線V−Vに沿った、図3に示した部品の断面図である。
図6:本発明によるディスクブレーキの部品の、別の実施例の分解立体図である。
図7:図6の線VII−VIIに沿った、図6に示した部品の断面図である。
図8:別のディスクブレーキのキャリパ区分の断面図である。
図1および図2には、ニューマチック式に操作可能なディスクブレーキが示されている。このディスクブレーキは、固定キャリパとして形成されたブレーキキャリパ1を有している。ブレーキキャリパ1はブレーキディスク2を、その上側の周方向領域で包囲する。ただし、説明はされないものの、ディスクブレーキの、電動モータ式の操作も可能である。
ブレーキディスク2の両側には、ブレーキディスク2に向かってかつブレーキディスク2から離れるように、すなわちブレーキディスク2の平面に対して垂直に摺動するブレーキライニング3,4が配置されている。ブレーキライニング3,4は一般にライニング担体3a,4aと、該ライニング担体に被着されたライニング材料3b,4bとから成る。
ブレーキキャリパ1は、図1で見て右下の、図示されていない車軸の方向で延びる区分21において、ディスクブレーキの軸フランジ22に固定されている。
ブレーキディスク2はここでは例示的に摺動ディスクとして形成されており、制動時に克服しなければならない作業ストローク量の分だけブレーキキャリパ1に対して相対的に車軸上を摺動可能である。択一的にまたは補足的に、ブレーキキャリパ1が摺動可能または旋回可能に形成されていてもよい。さらに、ブレーキキャリパ1および/またはブレーキディスク2がその都度作業ストロークの経路の一部分だけ弾性変形可能に形成されていることも可能である。
実質的に作業ストロークの量に相当する、ブレーキキャリパ1とブレーキディスク2との間の相対運動可能性が提供されているので、後調節システム5,6が設けられている。後調節システム5,6はブレーキディスク2の両側に、エアギャップもしくは制動時に発生するブレーキライニング摩耗を補償するための後調節装置7,8を有している。
後調節装置7,8はここではブレーキディスク2の両側で例えば、少なくとも単数または複数の、有利には2つの後調節スリーブ19,20から成る。後調節スリーブ19,20内には、押圧部材11,12の、後調節エレメント9,10として機能するピン状の付設部38,39が回動可能に支承されており、それにより、後調節スリーブ19,20ならびに押圧部材11,12間の、相対的な軸方向運動可能性が提供されているようになっている。
もちろん、逆の配置も可能である。すなわち、単数部分または複数部分から成る押圧部材11,12が、スリーブ状の付設部40,41を有しており、該付設部40,41内で、伝動装置を介して電動モータMのような後調節駆動部が作用するピンが回動可能に支承されている。後調節エレメント9,10をそのようにスリーブ状に形成した例は図5および図7に見て取れる。
図1で見て右側に示された後調節装置7は、その横に配置された、締付け装置に属する旋回レバー23に支持されている。旋回レバー23はその上側の領域でブレーキシリンダ25のピストンロッド24により操作可能であり、その下側の部分で例えば図示されていないボールエレメントまたはその他の支承部を介してブレーキキャリパに支承されており、かつブレーキキャリパとは反対の側で後調節スリーブ19に直接的にまたは中間エレメント、例えばボールおよび/または別の中間部材を介して支承されている。
これに対して、ブレーキディスク2の、旋回レバー23に対向して位置する側に配置された後調節スリーブ20は直接的にブレーキキャリパ内面に支持されている。
特に図1〜図3からも見て取れるように、その都度の後調節システム5もしくは6に属していて、平行にかつ間隔を置いて延びていて、かつブレーキディスク2に向かって軸方向で往復運動可能な両後調節エレメント9,10はブレーキディスクの両側でその都度、金属薄板として形成されていることもできるヨーク状の結合プレート15もしくは16により互いに結合されている。それにより、後調節エレメント9,10は互いに相対的に回動しないように保持されている。
結合プレート15,16はブレーキディスクに面した側でその都度、直接的にまたは間接的に、一貫したまたは局所的にのみ取り付けられた、例えば円環形に形成された、熱絶縁性の層13,14により覆われている。熱絶縁性の層13,14により、制動時に発生する摩擦熱が、下位に配置された別の機能部分に伝導されないようになっている。押圧部材11,12として、ここではその都度結合プレート15,16が、例えばセラミックスから成る熱絶縁性の層13,14と協働して機能する。
結合プレート15,16は、後調節装置7,8の支持および回動防止の他に、その背後に位置する機能部分(例えば電動モータM)の、熱放射に対する遮蔽としても役立つ。それというのも、結合プレート15,16は、ブレーキディスクに向かってブレーキキャリパに形成された開口を完全にまたは広範に閉鎖するからである。このことは概略的に図1に暗示されている。
押圧部材11,12、ひいては後調節エレメント9,10の、回動防止された固定により、それらの共通の軸方向摺動、ひいてはブレーキライニング3,4の前送りが可能である。その際、後調節エレメント9,10をねじ山付ピンとして形成した場合には、後調節スリーブ19,20が回動する一方、後調節エレメント9,10をねじ山付スリーブとして形成した場合には、相応に形成されたピンが後調節エレメント9,10内で回動することができる。
図3〜図5には、結合プレート15の一実施例が示されており、本実施例の結合プレート15は、結合プレートに接続されたまたは被着された、その都度二部分から成る熱絶縁性の層13を有している。層13はブレーキライニングに対する本来の押当て面を形成する。
特に図3から判るように、結合プレート15は、ブレーキキャリパ1の、その都度の後調節システム5もしくは6が据え付けられている収容部の前面を広範に覆う(図1)ように成形および寸法設定されている。
熱絶縁性の層13は図3〜図5に示した実施例では、例えばセラミックスから成る2つのプレートまたはディスクから成っている。プレートまたはディスクは結合プレート15,16に嵌め込まれて、そこに固定されている。
汚れから保護するために、押圧部材11は、後調節エレメント9を部分的に覆う領域にまでベローズ17によりカバーされており、ベローズ17は、結合プレート15の、熱絶縁性の層13とは反対の面で、結合プレート15に固定されている。
その際、ベローズ17は結合プレート15に面した側で、内側のカラー45でもって押圧エレメント9に固定されており、外側のカラー46でもって結合プレート15に固定されている。このことは組立を可能にすると共に、これらの構成部分間の半径方向運動の補償を可能にする。
本発明の別の実施例が図6および図7に示されている。
この場合、ここではむしろ金属薄板状に形成された結合プレート15がほぼ中央領域に波形部34を有している。波形部34により、熱に起因する長さ変化が補償される。
さらに、押圧部材プレート38を収容するための結合プレート15がその都度1つのプロチュバランス(Ausstuelpung)28を有していることが見て取れる。こぶ状のプロチュバランス28には、閉じた底が設けられており、この底の中に、押圧部材プレート38の、これに面した端部側の端面領域が位置する。
このプロチュバランス28には、半径方向外側に向かってプロチュバランス28の周面に配置された係止突起29を成す形状領域が設けられている。係止突起29は内方に向かってその形状付与に基づいて係止溝を形成する。この係止溝内に、後調節エレメント9の突起31が係入し、これにより、いわゆる回動防止が形成される。
後調節エレメント9,10の、プロチュバランス28側の端部領域には、周面に、半径方向で延びるスリット32が設けられている。スリット32は、押圧部材11の、一体成形されたカラー35に設けられていて、半径方向で延びる貫通部33と同様に、熱絶縁部を形成する。
図7には、押圧部材11の、プロチュバランス内に位置する端部領域が周面にアンダカット36を有しているのが見て取れる。押圧部材11を軸方向で固定するために、プロチュバランス28に対して、押圧部材プレート26が押し当てられる。押圧部材プレート26により、プロチュバランス28の周面領域は後調節エレメント9のアンダカット36内に押し込まれ、その際、押圧部材プレート26の、相応の突出成形部はこの領域でプロチュバランス28の周面に当て付けられている。
押圧部材プレート26には、半径方向で延びる切欠き27が設けられている。切欠き27はやはり熱絶縁もしくは熱伝達の遮断のために役立つ。
押圧部材プレート26の中央開口37の側壁に、係止溝30が設けられている。係止溝30はプロチュバランス28の係止突起29に対応し、それにより、押圧部材プレート26の回動防止を形成する。
図7には、熱絶縁性の層13が押圧部材プレート26のリング領域、つまりブレーキライニング3,4に面した側に被着されていることが見て取れる。
図8から、押圧部材11,12、または後調節エレメント9,10に設けられた別の構成部分に、ブレーキディスク2の両側で、その都度単数または複数の板ばね42が取り付けられているのが判る。板ばね42は、ライニング担体の切欠き44内に設けられたその都度1つのウェブ43に背面で係合する。これにより、その都度押圧部材11,12とライニング担体3b,4bとは、後調節エレメント9,10の逆回転時およびブレーキの緩解時に、ブレーキライニング3,4の引き戻しが保証されているように、互いに結合されている。この配置は違うものであってもよい。すなわち、ばねがライニング担体に一体成形されており、後調節エレメント9,10または押圧部材11,12に設けられた切欠き内に係入するようになっていてもよい。図8の原理は図1〜図7に示した構成でも適用され得る。
1 ブレーキキャリパ、 2 ブレーキディスク、 3 ブレーキライニング、 3a ライニング担体、 3b ライニング材料、 4 ブレーキライニング、 4a ライニング担体、 4b ライニング材料、 5 後調節システム、 6 後調節システム、 7 後調節装置、 8 後調節装置、 9 後調節エレメント、 10 後調節エレメント、 11 押圧部材、 12 押圧部材、 13 熱絶縁性の層、 14 熱絶縁性の層、 15 プレート、 16 プレート、 17 ベローズ、 18 ベローズ、 19 後調節スリーブ、 20 後調節スリーブ、 21 区分、 22 軸フランジ、 23 旋回レバー、 24 ピストンロッド、 25 ブレーキシリンダ、 26 押圧部材プレート、 27 切欠き、 28 プロチュバランス、 29 係止突起、 30 係止溝、 31 突起、 32 スリット、 33 貫通部、 34 波形部、 35 カラー、 36 アンダカット、 37 中央開口、 38 ピン状の付設部、 39 ピン状の付設部、 40 スリーブ状の付設部、 41 スリーブ状の付設部、 42 板ばね、 43 ウェブ、 44 切欠き、 45 カラー、 46 カラー、 M 電動モータ
Claims (22)
- 商用車両のための、ニューマチック式および/または電動モータ式に操作可能なディスクブレーキであって、
a)ブレーキディスク(2)に係合するブレーキキャリパ(1)と、
b)ディスクブレーキを締め付けるための、ブレーキキャリパ(1)に配置された少なくとも1つの締付け装置と、
c)少なくとも1つのブレーキライニング(3,4)とブレーキディスク(2)との間の間隔を調節することによりブレーキライニング摩耗および/またはブレーキディスク摩耗を補償するための、ブレーキキャリパ(1)に配置された少なくとも1つの後調節装置とが設けられており、該後調節装置が、その都度1つの押圧部材(11,12)を備えた、軸方向で可動な2つの後調節エレメント(9,10)を有する
形式のものにおいて、
d)少なくとも1つの後調節装置(7,8)の両後調節エレメント(9,10)が、回動しないように、その都度のブレーキライニングに面した領域で、1つの共通の結合プレート(15,16)に固定されており、かつ/または
e)結合プレート(15,16)および/または押圧部材(11)に、その都度のブレーキライニング(3,4)に面した側で、少なくとも部分的に、単数部分または複数部分から成る熱絶縁性の層(13,14)が被着されている
ことを特徴とする、押圧部材を備えたディスクブレーキ。 - 結合プレート(15,16)が熱保護金属薄板として形成されており、該熱保護金属薄板が、ブレーキキャリパ(1)の、後調節装置(7,8)が据え付けられている組付け室の開口を広範に被覆するように寸法設定されている、請求項1記載のディスクブレーキ。
- 熱絶縁性の層(13)が単数部分または複数部分から形成されており、直接的にプレートとして結合プレート(15,16)に被着されている、請求項1または2記載のディスクブレーキ。
- ブレーキディスク(3)の両側に、その都度1つの後調節装置(7,8)が配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 少なくとも1つの後調節装置(7,8)が、少なくとも1つの電動モータ式の駆動部を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 結合プレート(15,16)に、押圧部材(11)を形成する押圧部材プレート(26)が載着されており、該押圧部材プレート(26)が、熱絶縁性の層(13)を支持している、請求項1から5までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 熱絶縁性の層(13)がセラミックスから成る、請求項1から6までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 押圧部材プレート(26)が形状結合式に軸方向でかつ回動しないように結合プレート(15,16)に保持されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 押圧部材プレート(26)が、結合プレート(15,26)に対して材料接触のない切欠き(27)を有している、請求項1から8までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 結合プレート(15)が、後調節エレメント(9,10)との結合領域に、ブレーキライニング(3,4)に向かって方向付けられたプロチュバランス(28)を有しており、該プロチュバランス(28)内で、後調節エレメント(9,10)が軸方向でかつ回動しないように固定されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 円筒状のプロチュバランス(28)が、その周面領域に突出成形された係止突起(19)を有しており、該係止突起(19)が、プロチュバランス(28)の内側で、係止溝として形成されており、かつ外側で押圧部材プレート(26)の係止溝(30)に対応し、内側で後調節エレメント(9,10)の突起(31)に対応するようになっている、請求項1から10までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 後調節エレメント(9,10)の、プロチュバランス(28)内に位置する領域が周面に、材料を貫通したスリット(32)を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 後調節エレメント(9,10)が、環状に延在するカラー(35)を有しており、該カラー(35)が結合プレート(15)に当て付けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- カラー(35)に、貫通部(33)が設けられている、請求項1から13までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 後調節エレメント(9,10)の、プロチュバランス(28)内に位置する部分の、カラー(35)に隣接した領域に、アンダカット(36)が形成されており、該アンダカット(36)内に、押圧部材プレート(26)の、相応に形成された突出部が、プロチュバランス(28)の周面を押し込みつつ係入する、請求項1から14までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 押圧部材プレート(26)がリング状に形成されており、後調節エレメント(9,10)のアンダカット(36)内に係入する突出部が、押圧部材プレート(26)の中央開口の内壁に設けられている、請求項1から15までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 結合プレート(15,16)に、ベローズ(17,18)が結合されており、該ベローズ(17,18)が後調節エレメント(9,10)を少なくとも部分的にカバーする、請求項1から16までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- ベローズ(17)が、結合プレート(15)に面した端部で、内側のカラー(45)でもって押圧エレメント(9)に固定されており、外側のカラー(46)でもって結合プレート(15)に固定されている、請求項1から17までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 結合プレート(15)がほぼ中央領域で、結合プレート(15)の長手方向に対して横断して延びる波形部(34)を有している、請求項1から18までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 押圧部材(11,12)およびライニング担体(3b、4b)がその都度互いに結合されており、それにより、ブレーキライニング(3,4)の引き戻しが、後調節エレメント(9,10)の逆回転時およびブレーキの緩解時に保証されているようになっている、請求項1から19までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
- 押圧部材(11,12)、または後調節エレメント(9,10)の、押圧部材(11,12)に結合された構成部分に、単数または複数の板ばね(42)が配置されており、該板ばね(42)が、ライニング担体(3b,4b)の切欠き(44)内に設けられたウェブ(43)に背面で係合する、請求項20記載のディスクブレーキ。
- ライニング担体(3b,4b)に、単数または複数の板ばねが配置されており、該板ばねが押圧部材(11,12)、または後調節エレメント(9,10)の、押圧部材に結合された構成部分に背面で係合する、請求項20記載のディスクブレーキ。
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