JP2006500158A - フェース・マスクを収納する装置及び該装置から該フェース・マスクを小出しする方法 - Google Patents
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Abstract
フェース・マスクのスタックが開示される。スタックは、内面と外面とを有する複数の成形フェース・マスクから形成される。内面は、接着材料が少なくとも一部分に配置された周縁部を含む。マスクは、該マスクの内面が隣接するマスクの外面に並置され、別のマスクに対して抱え込み状態で位置決めされて、スタックを形成する。マスクは、該マスクの周縁部が並置されたマスクの外面と接触しないように、並置されたマスク間に一定の間隔を維持するようになっている。
Description
本発明は、マスクを小出しする方法及びマスクを小出しするための小出し装置に向けられる。本発明はさらに、本発明の方法及び/又は小出し装置に用いることができるフェース・マスクのスタックに向けられる。
使い捨てフェース・マスクが、長年にわたって製造されてきた。医療分野では、初期のマスクは、医療従事者の呼気に含まれる病原体から患者を保護するように設計された。近年は、患者が放出する浮遊病原体から医療従事者を保護することも同様に重要になってきた。
外科処置の際には、医療従事者は、器具、用具などを取るために、無菌環境に出入りする必要があることが多い。検査区域又は手術区域に入るときに、医療従事者は、自分自身及び患者を保護するために、フェース・マスクを着用する。しかしながら、現在入手可能なフェース・マスクは、適切に着用するためには両手を用いる必要がある。結果として、従事者は、マスクを適切に着用するために用具又は器具をどこかの表面に置くか、又は該用具を運んでいる間は、単に該マスクを所定の位置に保持することが必要になる。
現時点で、マスクが適切に使用されるようにするために、着用しやすいフェース・マスクに対する必要性が存在する。より具体的には、検査環境又は手術環境の無菌状態が損なわれないように片手で着用できるフェース・マスクに対する必要性が存在する。
外科処置の際には、医療従事者は、器具、用具などを取るために、無菌環境に出入りする必要があることが多い。検査区域又は手術区域に入るときに、医療従事者は、自分自身及び患者を保護するために、フェース・マスクを着用する。しかしながら、現在入手可能なフェース・マスクは、適切に着用するためには両手を用いる必要がある。結果として、従事者は、マスクを適切に着用するために用具又は器具をどこかの表面に置くか、又は該用具を運んでいる間は、単に該マスクを所定の位置に保持することが必要になる。
現時点で、マスクが適切に使用されるようにするために、着用しやすいフェース・マスクに対する必要性が存在する。より具体的には、検査環境又は手術環境の無菌状態が損なわれないように片手で着用できるフェース・マスクに対する必要性が存在する。
本発明は、内面と片手で掴めるようになった外面とを有する成形フェース・マスクを提供することを含む、フェース・マスクを小出しする方法に関する。マスクは、該マスクの内面が他のマスクの外面に並置され、別のマスクに対して抱え込み状態で位置決めされて、最も外側のマスクを有するスタックを形成するようにする。小出し装置は、スタックを保管し、最も外側のマスクを小出しするために提供される。小出し装置は、複数の壁と小出し端とを含み、該小出し端は、開口部を有する弾性ダイアフラムを含む。スタックは、開口部を通して最も外側のマスクの少なくとも一部分を掴むことができるように、小出し装置内に配置される。次に、弾性ダイアフラムが残りのスタックをハウジング内に保持しながら、開口部を通して最も外側のマスクを抜き出すことができ、その結果、取り出し済みマスクに並置されたマスクが、最も外側のマスクになる。
本発明はさらに、マスクを複数の成形マスクのスタックから小出しするための装置に関する。取り出しシステムは、内部に収納される複数の成形マスクのスタックと、該スタックが付勢される方向にある開口部とを有する小出し装置を含む。小出し装置は可撓性支持要素をさらに含み、該可撓性支持要素は、開口部を取り囲むように配置され、マスクを該可撓性支持要素に打ち勝って該小出し装置から抜き出せるように十分に変形可能であると同時に、スタックが外れないように保護するようになっている。幾つかの実施形態においては、マスクは、開口部を通して掴めるようになった外面を含むことができる。
本発明はさらに、接着材料が少なくとも一部分に配置された周縁部を有する内面と、外面と、を有する複数の成形フェース・マスクを含むフェース・マスクのスタックに関する。マスクは、該マスクの内面が隣接するマスクの外面に並置され、別のマスクに対して抱え込み状態で位置決めされて、スタックを形成するようにする。マスクは、マスクの周縁部が並置されたマスクの外面に接触しないように、並置されたマスク間に一定の間隔を維持するようになっている。幾つかの実施形態においては、マスクの形状は、並置されたマスク間に間隔を維持するようになっている。他の実施形態においては、外面は、並置されたマスク間に間隔を維持するようになっている。一般に、少なくとも3ミリメートルの間隔が維持される。
本発明は、片手で掴めるように設計されたフェース・マスクと、このようなフェース・マスクのスタックとに関する。本発明はさらに、このようなマスクのための小出し装置に関する。
フェース・マスク20の一実施形態が、図1に示される。しかしながら、他の実施形態が本発明に含まれることを理解すべきである。フェース・マスク20は、一般に、着用者の鼻及び口を覆うのに適した大きさにされ、内面22、すなわち着用者の顔に近い面と、外面24、すなわち着用者の顔から遠い面とを含む。内面22は、マスクを着用したときに、着用者の顔に当たるようになった周縁部26を含む。周縁部26は、一般にフランジであり、着用者の顔との接触面積が十分であれば、図3及び図4のように折り曲げるか、図5から図8のように広げるか、又は他のいかなる構成(図示せず)とすることもできる。
フェース・マスク20の一実施形態が、図1に示される。しかしながら、他の実施形態が本発明に含まれることを理解すべきである。フェース・マスク20は、一般に、着用者の鼻及び口を覆うのに適した大きさにされ、内面22、すなわち着用者の顔に近い面と、外面24、すなわち着用者の顔から遠い面とを含む。内面22は、マスクを着用したときに、着用者の顔に当たるようになった周縁部26を含む。周縁部26は、一般にフランジであり、着用者の顔との接触面積が十分であれば、図3及び図4のように折り曲げるか、図5から図8のように広げるか、又は他のいかなる構成(図示せず)とすることもできる。
本発明は、つぶれたりすることなくマスクを片手で掴めるように、十分な剛性のある何らかの形式又は構成の成形フェース・マスクに関する。本明細書で用いられるとき、「成形」という用語は、その形状及び寸法を保持できる弾性構造を有することを意味する。このように、成形フェース・マスクは、つぶれたりすることなく取り出して、着用することができる。取り扱いのために十分な剛性が必要とされると同時に、マスクはまた、該マスクの周縁部が実質的に着用者の顔の輪郭になじむことができるように、ある程度柔軟でなければならない。幾つかの実施形態においては、マスクは、図1、図3及び図5から図14のように、カップ形状とすることができる。他の実施形態においては、マスクは、円錐形(図示せず)とすることができる。代替的に、マスク20は、着用者が該マスク20を手でつかみ、手でプリーツ28を広げる必要なく該マスクを顔に直接当てることができるように、少なくとも部分的に開いた形態又は広げられた形態(図2)で包装される(図示せず)のであれば、プリーツ28を備える四角形(図2)であってもよい。種々の技術を用いて、マスクの剛性を高めることができる。幾つかの実施形態においては、マスクを熱成形するか又はヒートセットして、剛性を高めることができる。他の実施形態においては、マスクを形成する前に、バインダ化学物質を材料に添加することができる。
本発明のマスクは、掴み易くする種々の特徴を含むことができる。一実施形態においては、マスク20は、図3及び図5に示されるように、外面24に配置された少なくとも1つのタブ40を含む。タブ40は、外面24から外向きに延び、取り出し及び着用のために着用者が掴めるようになっている。タブ40を外面24と一体にして(図3)、すなわちマスク20と同時に形成して、該タブ40が、製造の際又はその他の際に該マスク20に固定される別個の構成要素ではなく、該外面24の単なる延長部分であるようにすることができる。図5に示されるように、タブ40は、代替的に、マスク20の外面24に固定される別個の構成要素とすることができる。このような実施形態においては、タブ40は、縫合、熱接合、接着接合、又は他の何らかの適切な手段によって、外面24に固定することができる。本明細書で用いられるときは、「接着」という用語は、材料を表面取付けによって基材に接合させることができる何らかの材料の性質を指す。
タブ40は、マスク20の外面24上のいかなる箇所に配置することもできる。幾つかの実施形態においては、タブ40は、外面24の実質的に中央の領域42に位置決めすることができる。このような箇所は、一般に、周縁部26に沿った各々の箇所から遠位に位置する。この構成では、タブ40は、該タブ40をつかんだときにマスク20の質量が着用者の手で実質的に釣合い、それにより着用する該マスク20を安定させるように、位置決めされる。
タブは、例えば、弾性材料(例えばポリマー)、非弾性材料、不織布、編物、リボン、布、線材などといった何らかの適切な材料から形成することができる。本明細書で用いられるとき、「弾性」という用語は、材料が、変形後に大きさ及び形状を回復できることを指す。本明細書で用いられるとき、「非弾性」という用語は、材料が、変形後に大きさ及び形状を回復できないことを指す。幾つかの実施形態においては、タブは、マスクの外面を形成するために選択されたものと同じ材料から形成される。タブは、所望であれば、実質的に流体を通さないものとすることができる。あるいは、タブは、液体を通さないものとすることができる。幾つかの実施形態においては、タブは、後述されるような濾過材料から形成される。
タブは、一般に、片手の2本又はそれ以上の指で掴むことができる大きさである。タブは、四角形、円形、楕円形、台形、星形、フレア状、テーパ状、又はその他の形状を含むいかなる形状を持つこともできる。幾つかの実施形態においては、タブ40は、少なくとも約10mm2(0.00001m2)の投影面積を有する。本明細書で用いられるとき、「投影面積」という用語は、マスクの外面上に突出するタブの面積を指す。他の実施形態においては、タブ40の投影面積は、少なくとも約20mm2(0.00002m2)とすることができる。
タブ40は、一般に、マスク20の着用者が片手の2本又はそれ以上の指の間で該タブ40を掴むことができるように、十分な距離Z1が外面24から外向きに延びる。幾つかの実施形態においては、タブ40は、外面24から外向きに少なくとも5mm(0.005m)延ばすことができる。他の実施形態においては、タブ40は、外面24から外向きに少なくとも約8mm(0.008m)延ばすことができる。さらに他の実施形態においては、タブ40は、外面24から外向きに少なくとも約10mm(0.01m)延ばすことができる。幾つかの実施形態においては、タブ40は、外面から外向きに最大距離約25mm(0.025m)延ばすことができる。
タブは、特定のタイプの着用者の把持特性に合わせて作ることができる。幾つかの実施形態においては、タブは実質的に固いため、着用者は、該タブをつぶさずに掴むことができる。他の実施形態においては、タブは、着用者が該タブを掴むときに、2本又はそれ以上の指の間で該タブを圧縮することができるように、実質的に変形可能とすることができる。
図6に示される別の実施形態においては、本発明のマスク20は、外面24に取り付けられた第1の端部32と第2の端部34とを有する少なくとも1つのループ30を含むことができる。ループ30は、マスク20の外面24上のいかなる箇所に設置することもできる。幾つかの実施形態においては、ループ30は、外面24上の実質的に中央の領域42内に位置決めすることができる。このような箇所は、一般に、周縁部26に沿った各々の箇所から遠位に位置する。この構成では、ループ30は、該ループ30をつかんだときにマスク20の質量が着用者の手で実質的に釣合い、それにより着用する該マスク20を安定させるように、位置決めされる。
ループは、例えば、弾性材料(例えばポリマー)、非弾性材料、不織布、編物、リボン、布、線材などといった何らかの適切な材料から形成することができる。本明細書で用いられるとき、「弾性」という用語は、材料が、変形後に大きさ及び形状を回復できることを指す。本明細書で用いられるとき、「非弾性」という用語は、材料が、変形後に大きさ及び形状を回復できないことを指す。幾つかの実施形態においては、ループは、マスクの外面を形成するために選択されたものと同じ材料から形成される。ループは、外面に接着させるか、又は他の方法で外面に固定させることができる。適切な技術の例として、接着接合、熱接合、縫合などが挙げられる。本明細書で用いられるときは、「接着」という用語は、材料を表面取付けによって基材に接合させることができる何らかの材料の性質を指す。
ループ30は、一般に、着用前、着用中、及び着用後のいずれにおいても着用者が掴み易い大きさにされ、掴み易いように位置決めされる。ループ30は、該ループ30の長さに沿って第1の端部32から第2の端部34まで測定した長さが約80mm(0.08m)より短いものとすることができる。他の実施形態においては、ループ30の長さは、約60mm(0.06m)より短くすることができる。さらに別の実施形態においては、ループ30の長さは、約40mm(0.04m)より短くすることができる。幾つかの実施形態において、ループが弾性材料から形成される場合には、該ループは、完全に伸び切った長さが200mm(0.200m)になるようにすることができる。
ループ30は、一般に、マスク20の着用者が片手の2本又はそれ以上の指の間で該ループ30を掴むことができるように、十分な距離Z2(図6)が外面24から外向きに延びる。幾つかの実施形態においては、ループ30は、外面24から外向きに少なくとも5mm(0.005m)延ばすことができる。他の実施形態においては、ループ30は、外面24から外向きに少なくとも約8mm(0.008m)延ばすことができる。さらに他の実施形態においては、ループ30は、外面24から外向きに少なくとも約10mm(0.01m)延ばすことができる。
図7及び図8に示される他の実施形態においては、本発明のフェース・マスクは、上縁部54と、下縁部56と、第1の側縁部58と、第2の側縁部60とを有する外面24を含む。上縁部54は、一般に、着用されたときに鼻を覆い、頬の上部に沿って両側に至るまで、人間の顔の輪郭をなぞるマスク20の領域を定める。下縁部56は、一般に、着用されたときに、顎及び頬の下部に沿って両側に至るまで、人間の顔の輪郭をなぞるマスク20の領域を定める。第1の側縁部58及び第2の側縁部60は、一般に、着用されたときに、両側の頬の部分に沿って鼻の部分から顎の部分まで延びるマスク20の領域を定める。しかしながら、定められた各々の縁部は、組み合わされた縁部のすべてがマスクの周囲すなわち外周に沿って単一の縁を形成するように、それぞれの隣接する縁部と連続することが理解されなければならない。
マスク20はさらに、第1の端部32と第2の端部34とを有するループ38を含む。第1の端部32及び第2の端部34は、ループ38が第1の側縁部58から第2の側縁部60まで延びるように、外面24に取り付けられる。幾つかの実施形態においては、ループ38は、第1の側縁部58から第2の側縁部60まで、外面24の幅全体に渡すことができ、着用されたときに実質的に水平になるようにすることができる。幾つかの実施形態においては、ループ38は、上縁部54及び下縁部56から実質的に等間隔に配置することができる。
ループは、例えば、弾性材料(例えばポリマー)、非弾性材料、不織布、編物、リボン、布、線材などといった何らかの適切な材料から形成することができる。幾つかの実施形態においては、ループは、マスクの外面を形成するために選択されたものと同じ材料から形成される。ループは、外面に接着させるか、又は他の手法で外面に固定させることができる。適切な技術の例として、接着接合、熱接合、縫合などが挙げられる。
ループは、例えば、弾性材料(例えばポリマー)、非弾性材料、不織布、編物、リボン、布、線材などといった何らかの適切な材料から形成することができる。幾つかの実施形態においては、ループは、マスクの外面を形成するために選択されたものと同じ材料から形成される。ループは、外面に接着させるか、又は他の手法で外面に固定させることができる。適切な技術の例として、接着接合、熱接合、縫合などが挙げられる。
幾つかの実施形態においては、ループは、固定手段として用いることもできる。このような実施形態においては、ループは、着用者の後頭部を取り巻いて延び、マスクを着用者の顔に固定するようにする。
図7に示される一実施形態においては、ループ38は、掴み易いように第1の端部32と第2の端部34との間に配置された折り曲げ部62を含むことができる。ループ38の折り曲げ部62により、着用者がマスクをより容易に掴むことが可能になり、該マスク20の着脱が容易になる。折り曲げ部62は、ループ38の長さに沿ったいかなる箇所にも設置することができる。幾つかの実施形態においては、折り曲げ部62は、第1の端部32及び第2の端部34から実質的に等間隔に配置される。このような実施形態においては、マスクの質量は実質的に釣り合い、着用の際に着用者が手に持つ該マスクを安定させる。
図7に示される一実施形態においては、ループ38は、掴み易いように第1の端部32と第2の端部34との間に配置された折り曲げ部62を含むことができる。ループ38の折り曲げ部62により、着用者がマスクをより容易に掴むことが可能になり、該マスク20の着脱が容易になる。折り曲げ部62は、ループ38の長さに沿ったいかなる箇所にも設置することができる。幾つかの実施形態においては、折り曲げ部62は、第1の端部32及び第2の端部34から実質的に等間隔に配置される。このような実施形態においては、マスクの質量は実質的に釣り合い、着用の際に着用者が手に持つ該マスクを安定させる。
ループ38の折り曲げ部62は、一般に、着用前後のいずれにおいても着用者が掴み易い大きさにされ、掴み易いように位置決めされる。折り曲げ部62は、一般に、該折り曲げ部62が外面24から外向きにZ3方向に延びるように、ループ内に少なくとも2つの屈曲部64及び64´を含む。折り曲げ部62は、ループ内の最も遠位にある2つの屈曲部間で測定した長さが約30mm(0.03m)より短いものにすることができる。他の実施形態においては、折り曲げ部62の長さは、約20mm(0.02m)より短くすることができる。さらに別の実施形態においては、折り曲げ部62の長さは、約15mm(0.015m)より短くすることができる。
折り曲げ部62は、一般に、マスク20の着用者が片手の2本又はそれ以上の指の間で該折り曲げ部を掴むことができるように、十分な距離Z3が外面24から外向きに延びる。幾つかの実施形態においては、折り曲げ部62は、外面24から外向きに少なくとも約10mm(0.01m)延ばすことができる。他の実施形態においては、折り曲げ部62は、外面24から外向きに少なくとも約8mm(0.008m)延ばすことができる。さらに他の実施形態においては、折り曲げ部62は、外面24から外向きに少なくとも約5mm(0.005m)延ばすことができる。
屈曲部64及び64´は、熱接着、熱接合、接着接合又は熱硬化、線材、化学添加物などを含む何らかの適切な技術によって形成することができる。ループは、屈曲部の形成と掴み易さとを高める材料から形成することができ、幾つかの実施形態においては、平らで幅広くするか又はリボン状にすることができる。
図8に示される別の実施形態においては、掴み易くするために、ループ38は、第1の端部32と第2の端部34との間に配置される中間点66を含むことができる。中間点66は、第1の側縁部58と第2の側縁部60との間の外面24に固定することができる。中間点66は、ループ38を、マスク20の着用を容易にするように着用者が個々に又は同時に掴むことができる2つのセグメント68及び68´に分割する。幾つかの実施形態においては、中間点66を第1の端部32及び第2の端部34から実質的に等間隔にして、マスク20の質量が着用者の手で実質的に釣り合うようにすることができる。中間点66は、外面24に取り外し可能に固定することができる。幾つかの実施形態においては、中間点66は、接着材料のビード36によって外面24に取り外し可能に固定することができる。この目的で用いられるこうした接着材料は、ループを接着材料から取り外すときにマスクが破損せず、該マスクの効果が保持されるのに十分なだけの低接着強度を有するものである。
図9、図10及び図11は、本発明に従って作られる他のマスクを示す。このようなマスクは、外面24に配置される、少なくとも第1のループ70と第2のループ72とを含む。第1のループ70及び第2のループ72は、着用者が該第1のループ70及び該第2のループ72を片手で掴むことができるような間隔で配置される。ループ70及び72の各々は、第1の端部74及び74´と、第2の端部76及び76´と、該第1の端部74及び74´と該第2の端部76及び76´との間で測定した長さL及びL´と、を含む。
第1のループ及び第2のループは、例えば、弾性材料(例えばポリマー)、非弾性材料、不織布、編物、リボン、布、線材などといった何らかの適切な材料から形成することができる。幾つかの実施形態においては、ループは、マスクの外面を形成するために選択されたものと同じ材料から形成される。ループは、外面に接着させるか、又は他の方法で外面に固定させることができる。適切な技術の例として、接着接合、熱接合、縫合などが挙げられる。さらに、第1のループ及び第2のループは、後述されるものを含む種々の方法で構成することができる。
第1のループ及び第2のループは、例えば、弾性材料(例えばポリマー)、非弾性材料、不織布、編物、リボン、布、線材などといった何らかの適切な材料から形成することができる。幾つかの実施形態においては、ループは、マスクの外面を形成するために選択されたものと同じ材料から形成される。ループは、外面に接着させるか、又は他の方法で外面に固定させることができる。適切な技術の例として、接着接合、熱接合、縫合などが挙げられる。さらに、第1のループ及び第2のループは、後述されるものを含む種々の方法で構成することができる。
図9に示される一実施形態においては、第1のループ70の第1の端部74及び第2の端部76は、第1の側縁部58の近くに取り付けられる。第1のループ70の長さLを十分な長さにして、外面24に取り付けられたときに、該長さLが取り付け間隔Dより大きくなるようにすることができる。本明細書で用いられるとき、「取り付け間隔」とは、マスクの外面上で直接測定したときの、ループの第1の端部と第2の端部との間の間隔を意味する。長さLが取付け間隔Dより大きいときは、ループ70の非取付け部分は、マスク20の外面24上に平らに横たわり、容易に曲線形状を形成する。このような形状はいわば放物線であり、放物線の頂点82が、外面24の中央領域42の近くに位置する場合がある。第2のループ72の長さL´が同様に取り付け間隔D´より大きい場合には、第1のループ70は、該外面24上において対称曲線状態で該第2のループ72と対向することができる。
幾つかの実施形態においては、第1のループ70は、第1の端部74と第2の端部76との間に第1の中間点84を含むことができる。第1の中間点84は、外面24に固定することができる。幾つかの実施形態においては、第2のループ72は、第1の端部74´と第2の端部76´との間に第2の中間点84´を含むことができる。第2の中間点84´は、外面24に固定することができる。第1の中間点84は、第1のループ70の第1の端部74及び第2の端部76から実質的に等間隔にすることができ、上記の放物線形状の頂点82を形成することができる。同様に、第2の中間点84´は、第2のループ72の第1の端部74´及び第2の端部76´から実質的に等間隔にすることができる。幾つかの実施形態においては、第1の中間点84及び/又は第2の中間点84´は、外面24に取り外し可能に固定される。
例えば、接着材料のビード36、接着テープ(図示せず)などを含めて、第1の中間点84及び第2の中間点84´を取り外し可能に固定する種々の手段を用いることができる。幾つかの実施形態においては、第1のループ及び第2のループは、マスクを着用者の顔に固定する耳ループとして用いることができる(図示せず)。このような実施形態においては、着用者は、マスクを掴んで顔に接触させた後で、外面から中間点を取り外し、耳ループを着用することができる。
図10に示される別の実施形態においては、第1のループ70の第1の端部74及び第2の端部76は、上縁部54の近くに取り付けられ、第2のループ72の第1の端部74´及び第2の端部76´は、下縁部56の近くに取り付けられ、それによって、該第1のループ70及び該第2のループ72は、第1の側縁部58から第2の側縁部60に至るX及びX´方向に延びる。代替的に、図11に示される別の実施形態においては、第1のループ70の第1の端部74及び第2の端部76は、第1の側縁部58の近くに取り付けられ、第2のループ72の第1の端部74´及び第2の端部76´は、第2の側縁部60の近くに取り付けられ、それによって、該第1のループ70及び該第2のループ72は、上縁部54から下縁部56に至るY及びY´方向に延びる。第1のループ及び第2のループは、着用者が該第1のループ及び該第2のループを掴んで、容易に着用することができるような間隔で配置される。第1のループは、外面上で第2のループと平行にすることができる。付加的なループ、重なりループなどを含む他のループ構成が、本発明によって考慮される。
上述の形態は、着用者が、通常は親指と1本又はそれ以上の指との間で片手でマスクを掴むことができるように設計される。次に、着用者は、周縁部が快適な場所に位置決めされるように、マスクを自分の顔に接触させることができる。幾つかの実施形態においては、接着材料44を周縁部26(図3、図5から図8)に塗布して、快適さ、フィット感、効果などを高めることができる。このような実施形態においては、マスクを片手で着用することができ、それにより、マスクを着用者の顔に適切に位置決めして固定するのに両手を用いる必要がある市販の多くのマスクに優る顕著な利点がもたらされる。用いられるあらゆる接着材料は、皮膚への塗布に適したものでなければならない。
一部のポリシロキサン系接着剤が、本発明での使用に適すると考えられる。このような接着材料の1つが、全体が引用により本明細書に組み入れられるBetrabetらの米国特許第5,618,281号に記載される。他の適切な接着材料として、全体が引用により本明細書に組み入れられるLichsteinの米国特許第5,658,270号に記載されるものが挙げられる。しかしながら、当該技術分野において知られている他の適切な感圧性接着材料を本発明に用いることができると考えられる。
一部のポリシロキサン系接着剤が、本発明での使用に適すると考えられる。このような接着材料の1つが、全体が引用により本明細書に組み入れられるBetrabetらの米国特許第5,618,281号に記載される。他の適切な接着材料として、全体が引用により本明細書に組み入れられるLichsteinの米国特許第5,658,270号に記載されるものが挙げられる。しかしながら、当該技術分野において知られている他の適切な感圧性接着材料を本発明に用いることができると考えられる。
代替的に、皮膚と接触したときに粘着性となる、約25℃か又はそれ以下では実質的に非粘着性の感温性接着材料を用いることができる。本明細書で用いられるとき、「実質的に非粘着性の」という用語は、ASTM D2979で測定して約5g/cm2より小さい粘着力を示す物質を指す。本明細書で用いられるとき、「粘着性の」という用語は、ASTM D2979で測定して少なくとも約10g/cm2の粘着力を示す物質を指す。この試験では、タック値は、直径5.0mmのステンレス鋼ロッドの端部を、接着材料のコーティング面に1.0秒間付着させた後、該コーティング面から1秒当たり10mmの速度で剥離するのに必要な力のグラム数として表される。適切な接着材料は、実質的に非粘着状態から粘着状態への急速な変化を確実にするように、狭い溶融転移範囲を有するものである。単なる一例として、適切な感温性接着材料は、全体が引用により本明細書に組み入れられるStewartの米国特許第5,156,911号によって提供される。しかしながら、当業者に知られている他の適切な感温性接着材料を本発明に用いることができると考えられる。
フェース・マスクには、バイザ又はシールド、ビードカバーなどといった公知の形態の何らかの組合せを組み込むこともできる(図示せず)。医療従事者が長時間無菌環境に留まる必要がある場合には、耳ループを着用してマスクを顔にさらに固定できるように、該耳ループをマスクの周縁部近くに取り付けることもできる(図示せず)。マスク20はまた、着用者の鼻及び頬の輪郭に密着するように構成するために、周縁部26の少なくとも一部の近くに配置される細長い可鍛性部材46(図1、図3、図5から図14)を含むことができる。可鍛性部材46は、限定されるものではないが、金属線材又はアルミニウムバンドを含む何らかの可鍛性材料から作ることができる。
本発明のフェース・マスクは、再利用可能な織布及び使い捨て不織布又はウェブなどの様々な材料及び織物から形成することができる。本明細書で用いられるとき、「不織布」、「不織ウェブ」、又は「不織材料」という用語は、編成布のような識別可能な方法又はパターンではなく、不規則に織り込まれた個々の繊維又は糸の構造を有するウェブを意味する。不織布又はウェブは、例えば、メルトブロー工程、スパンボンド工程、及びボンデッドカーデッドウェブ工程といった多くの工程から形成されたものである。
本明細書で用いられるとき、「スパンボンド」、「スパンボンド繊維」、又は「スパンボンデッド繊維」という用語は、溶融した熱可塑性材料を、通常は円形を有する紡糸口金の複数の微細な毛細管からフィラメントとして押し出し、次いで、押し出されたフィラメントの直径を、例えば、Appelらの米国特許第4,340,563号、Dorschnerらの米国特許第3,692,618号、Matsukiらの米国特許第3,802,817号、Kinneyの米国特許第3,338,992号及び第3,341,394号、Hartmanの米国特許第3,502,763号、及びDoboらの米国特許第3,542,615号におけるように、急速に縮小することにより形成される小直径の繊維を指す。
本明細書で用いられるとき、「メルトブローン」又は「メルトブローン繊維」という用語は、溶融した熱可塑性材料を、複数の微細な、通常は円形のダイ毛細管を通じて、高速で、通常は高温の収束ガス(例えば空気)流の中に溶融糸又はフィラメントとして押し出し、溶融した熱可塑性材料のフィラメントがガス流によって細められ、直径が、マイクロファイバの直径にまで縮小されることにより形成される繊維を意味する。その後、メルトブローン繊維は、高速ガス流により運ばれ、集積面に堆積されて、不規則に分散されたメルトブローン繊維のウェブを形成する。このような工程は、例えば、Butinらの米国特許第3,849,241号に開示される。
本明細書で用いられるとき、「メルトブローン」又は「メルトブローン繊維」という用語は、溶融した熱可塑性材料を、複数の微細な、通常は円形のダイ毛細管を通じて、高速で、通常は高温の収束ガス(例えば空気)流の中に溶融糸又はフィラメントとして押し出し、溶融した熱可塑性材料のフィラメントがガス流によって細められ、直径が、マイクロファイバの直径にまで縮小されることにより形成される繊維を意味する。その後、メルトブローン繊維は、高速ガス流により運ばれ、集積面に堆積されて、不規則に分散されたメルトブローン繊維のウェブを形成する。このような工程は、例えば、Butinらの米国特許第3,849,241号に開示される。
フェース・マスクは、単一の材料層、又は多層の複合材から形成することができる。多層の場合には、層同士は、一般に、並置状態すなわち面と面を合わせた状態で位置決めされ、該層のすべて又は一部は、隣接する層に結合されることになる。複合材の多数の層は、限定するものではないが、接着接合、熱接合、又は超音波接合を含む種々の方法によって多層ラミネートを形成するように接合させることができる。本発明に用いるのに適した1つの複合材料は、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド(SMS)ラミネートである。SMSラミネートは、最初にスパンボンド繊維層を、次いでメルトブローン繊維層を、最後に別のスパンボンド層を、移動する成形ベルト上に順次堆積させ、次いで後述の方法でラミネートを接合することによって作成することができる。代替的に、繊維層は、個々に作成してロール状に収集し、別個の接合ステップで結合することができる。多層ラミネートは、多くの異なる構成の多数のメルトブローン層又は多数のスパンボンド層を有し、不織布以外の材料を含むことができる。このような他の材料の例として、例えばスパンボンド/フィルム/スパンボンド(SFS)ラミネートといった、織布、フィルム、発泡体/フィルムラミネート、及びそれらの組合せが挙げられる。本発明に用いるのに適した他の複合材料の例として、すべてが引用により本明細書に組み入れられる、Brockらの米国特許第4,041,203号、Collierらの米国特許第5,169,706号、Pottsらの米国特許第5,145,727号、Perkinsらの米国特許第5,178,931号、Bornslaeqerの米国特許第4,374,888号、及びTimmonsらの米国特許第5,188,885号に記載されるものが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明のフェース・マスクは、例えば不織材料といった、濾過に適した材料層を含むことができる。濾過材料は、メルトブローン不織ウェブから作ることができ、幾つかの実施形態においては、エレクトレット処理を施すことができる。本明細書で用いられるとき、「エレクトレット」又は「エレクトレット処理」という用語は、ポリオレフィンなどの誘電材料に電荷を与える処理を指す。電荷には、ポリマーの表面又は表面近くに閉じ込められた正電荷若しくは負電荷の層、又はポリマーの内部に蓄積された電荷雲が含まれる。電荷には、分子の双極子の配向に固定された分極電荷も含まれる。材料にエレクトレット処理を施す方法は、当業者にはよく知られている。これらの方法として、例えば、熱的方法、液体接触法、電子ビーム法、及びコロナ放電法が挙げられる。材料にエレクトレット処理を施す1つの特定の技術が、米国特許第5,401,466号に開示されており、その内容の全体が引用により本明細書に組み入れられる。この技術は、反対の極性を有する一対の電界に材料をさらすことを含む。エレクトレット処理は、濾過媒体に電荷を与えて、フィルタ処理される粒子を電荷によってフィルタ方向に引き寄せることにより濾過効率をさらに高めるようにするものである。エレクトレット処理は、多数の異なる技術によって行うことができる。1つの技術が、University of Tennessee Research Corporationに譲渡され、全体が引用により本明細書に組み入れられるTsaiらの米国特許第5,401,446号に記載される。全体が引用により本明細書に組み入れられる、Kubikらの米国特許第4,215,682号、Wadsworthの米国特許第4,375,718号、Nakaoの米国特許第4,592,815号、及びAndoの米国特許第4,874,659号に記載された方法などの、他のエレクトレット処理方法が当該技術分野において知られている。
代替的に、マスクは、濾過のために、W.L.Gore&Associatesが製造するような発泡ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)膜の層を含むことができる。このような物質の構造及び働きのより完全な説明は、全体が引用により本明細書に組み入れられるGoreの米国特許第3,953,566号及び米国特許第4,187,390号で知ることができる。
濾過効率の最低必要条件は、種々の用途により異なる。フェース・マスクの濾過効率は、塩化ナトリウム(NaCl)効率で表すことができる。NaCl効率は、布又はウェブが微小粒子(約0.1ミクロン)の通過を防げる能力を評価するものである。効率が高いほど、一般にはより望ましく、より高い粒子除去能を示す。NaCl効率は、自動濾過試験機によって測定することができる。このような1つの装置が、55164ミネソタ州セント・ポール、カーディガン・ロード500、私書箱64394のTSI社から、モデル8110自動濾過試験機(AFT)と指定して入手可能である。モデル8110AFTは、空気濾過媒体についての圧力差特性及び粒子濾過特性を測定する。AFTは、圧縮空気噴霧器を利用して、フィルタ性能を測定するためのチャレンジエアロゾルとして機能する塩化ナトリウム粒子のサブミクロンのエアロゾルを発生させる。こうした測定に用いられる粒子の特性寸法は、0.1ミクロンである。典型的な空気流量は、1分当たり31リットルから1分当たり33リットルまでの間である。AFT試験は、約140cm2のサンプル面積で行われる。粒子が濾過媒体を透過することを貫通と定義すると、濾過媒体の性能又は効率は、フィルタを貫通する塩化ナトリウム粒子の割合として表される。透過粒子は、フィルタの下流で光散乱技術を用いて検出される。貫通割合(%P)は、上流側粒子数に対する下流側粒子数の比を示す。幾つかの実施形態においては、マスクは、80パーセントを上回るNaCl効率を有することがある。他の幾つかの実施形態においては、マスクは、例えば、約95パーセントから約99.997パーセントの、より高い濾過効率を有することがある。幾つかの実施形態においては、マスクを通す最大圧力差は、5ミリメートル水柱(mmH2O)より小さくすることができる。
濾過層が存在する場合には、該濾過層はまた、所望の細菌濾過効率(BFE)を実現することが必要な場合がある。BFEは、細菌の通過を妨げる材料の能力の尺度である。医療用途のフェース・マスクは、約96%より大きいか又はそれと等しいBFEを必要とすることがある。BFEは、軍用規格MIL−M−36954C、4.4.1.1.1及び4.4.1.2に従って測定することができる。BFEは、最大効率を100%とする百分率として表される。例えばユタ州ソルトレークシティのNelson Laboratoriesが、材料のBFEを測定することができる。
本発明はまた、図12に示されるように、上述の複数のマスクをスタック構成で位置決めすることを考慮する。マスク20及び50は、例えば、1つのマスク20の内面22が別のマスク50の外面24に並置され、互いに抱え込み状態で位置決めされる。本明細書で用いられるとき、「並置される」という用語は、隣り合って並べられた関係又は近接した関係を指す。マスクは、スタック構成で配置されたときに、該マスク間に一定の間隔が維持されるようになっている。
幾つかの実施形態においては、マスクの形状は、並置されたマスク間に一定の間隔を維持するようになっている。単なる一例として、外面は、(図12に示すように)該外面と一体の、該外面から外向きに延びるタブを含み、該タブは、掴めるようになっている。このようなタブは、外面から外向きに少なくとも5ミリメートル延び、それにより、1つのマスク20の周縁部26が隣接マスク50の外面24´と接触しないように、並置されたマスク20と50との間に間隔D3を与えることができる。
他の実施形態においては、マスクの外面は、並置されたマスク間で間隔を維持するようになっている。単なる一例として、一実施形態においては、外面は、各々が該外面に取り付けられた第1の端部及び第2の端部を有し、長さが約80ミリメートルより短いループを含む。別の実施形態においては、外面は、上縁部と、下縁部と、第1の側縁部と、第2の側縁部とを含み、ループは、該第1の側縁部近くに取り付けられた第1の端部と、該第2の側縁部近くに取り付けられた第2の端部と、該第1の端部及び該第2の端部の間に配置された折り曲げ部とを有する。このような形態により、1つのマスクの周縁部が隣接するマスクの外面と接触しないように、並置されたマスク間に一定の間隔が生じて維持される。幾つかの実施形態においては、少なくとも3mm(0.003m)の間隔を維持することができる。他の実施形態においては、少なくとも約5mm(0.005m)の間隔を維持することができる。さらに他の実施形態においては、少なくとも約8mm(0.008m)の間隔を維持することができる。さらに他の実施形態においては、少なくとも約10mm(0.01m)の間隔を維持することができる。
上述のように、幾つかのマスクの実施形態は、周縁部の少なくとも一部に接着材料を含むことができる。外面上のタブ、ループ、又は本明細書で説明された他の何らかの把持形態の存在と、それによって維持される間隔のために、このようなマスクは、接着材料を並置されたマスクの外面に接触させることなく、スタック構成で配置することができる。このように、幾つかの実施形態においては、接着材料と併せて用いられる剥離紙を不要とすることができる。したがって、着用者は、マスクをスタックから容易に抜き出し、片手で着用することができる。
本発明は、上述のマスクなどのマスクを小出しするための装置も含む。しかしながら、本発明の小出し装置は、本明細書に記載されない他のマスク構成に用いることができると考えられる。小出し装置86(図13及び図14)は、一般に、複数の壁88と、(図13で最もよく分かる)開口部90とを含む。小出し装置86は、該小出し装置を不動面(図示せず)に固定するための取り付けねじ又は他の締結手段(図示せず)を含むことができる。例えば、締結手段を用いて、小出し装置を壁、テーブルなど(図示せず)に固定することができる。
開口部90は、取り付け面に対していかなる位置関係とすることもでき、幾つかの実施形態においては、該開口部90は、小出し装置86を不動面に固定することができるように該小出し装置86に設けられる。マスク20及び50は、重力又は別の方法を用いて、開口部90に向かってY方向に進ませるか、又は、該マスク20を該開口部90に向けて付勢するための何らかの手段が設けられるのであれば、代替的に、他のいかなる方向(図示せず)にも小出しすることができる。このような手段として、全体が引用により本明細書に組み入れられるFranzの米国特許第5,012,952号に記載されるようなばね装置を挙げることができる。
本発明の小出し装置86は、入れ子になった実質的に同一のカップ状マスク20のスタック48からマスク20を小出しするように構成することができる。マスク20は、フランジ状周縁部26を含み、小出し装置86内に配置される。マスク20は、重力、ばね機構などを含む何らかの適切な手段によって、小出し装置86の小出し端92に向かって付勢され、マスクを小出しすることにより、スタックが開口部に向かって前進するようになる。小出し装置86は、小出し端92上に配置され、マスク20のフランジ状周縁部26と係合する可撓性支持要素、すなわちダイアフラム94を含む。ダイアフラム94は、マスク20が取り出し過程にないときには、該マスク20がハウジングから外れないように保護するが、取り出し時には、該ダイアフラム94をずらして該マスク20を抜き出すことができるように変形可能である。ダイアフラム94は、可塑性ポリマー材料などを含む何らかの適切な材料から形成することができる。
本発明は、上述のマスクなどのフェース・マスクを片手で掴んで着用し易いように小出しする方法も含む。本発明の方法は、いかなるマスク構成にも用いることができる。しかしながら、後述のように、本発明の方法及びマスクと併せて本発明の小出し装置を用いることによって、取り出し及び着用がさらに容易になる。
本発明の取り出し方法は、内面と、片手で掴めるようになった外面とを備える成形フェース・マスクを提供することを含む。マスクは、該マスクの内面が隣接するマスクの外面に並置され、別のマスクに対して抱え込み状態で位置決めされて、最も外側のマスクを有するスタックを形成する。
本発明の取り出し方法は、内面と、片手で掴めるようになった外面とを備える成形フェース・マスクを提供することを含む。マスクは、該マスクの内面が隣接するマスクの外面に並置され、別のマスクに対して抱え込み状態で位置決めされて、最も外側のマスクを有するスタックを形成する。
小出し装置は、スタックを保管し、最も外側のマスクを小出しするために提供される。一般に、いかなる形状又は大きさの小出し装置も本発明に用いることができる。小出し装置は、複数の壁と小出し端とを含み、該小出し端は、開口部を有する弾性ダイアフラムを含む。弾性ダイアフラムは、例えば小出し装置が補充されたばかりのときには、マスクの全スタックの少なくとも一部の重量を支持するだけの十分な強度があり、該マスクが該小出し装置から抜き出されているときには、該ダイアフラムに打ち勝って該マスクを抜き出すことができるのに十分な可撓性があるのであれば、いかなる材料から形成することもできる。例えばポリプロピレン、ポリエチレン、天然ゴムなどを含む種々のポリマーが、本発明に用いるのに適する場合がある。
スタックは、開口部を通して最も外側のマスクの少なくとも一部分を掴むことができるように、小出し装置内に配置される。そのために、マスクの外面の少なくとも一部分は、開口部を通って延びる。他の実施形態においては、マスクの外面が開口部を通って延びるのではなく、該開口部は、着用者が該開口部を通して手を入れて該マスクを掴むことができるように、十分な大きさになっている。いずれの構成においても、弾性ダイアフラムが残りのスタックをハウジング内に保持した状態で、開口部を通して最も外側のマスクを抜き出すことができる。最も外側のマスクを抜き出すと、取り出し済みマスクに並置されたマスクが、開口部に向かって前進し、最も外側のマスクになる。
マスクの外面が片手で掴めるようになっているのであれば、種々のマスクを本発明の方法に用いて、該マスクの取り出し及び着用を容易にすることができる。一実施形態においては、外面は、該外面に配置され、該外面から外向きに延びるタブを含み、該タブは、掴めるようになっている。別の実施形態においては、外面は、各々が該外面に取り付けられた第1の端部と第2の端部とを有する約80ミリメートルより短い長さのループを有する。さらに別の実施形態においては、外面は、上縁部と、下縁部と、第1の側縁部と、第2の側縁部とを含み、該外面は、該第1の側縁部近くの該外面に取り付けられた第1の端部と、該第2の側縁部近くの該外面に取り付けられた第2の端部と、該第1の端部及び該第2の端部の間に配置された折り曲げ部とを有するループを含む。
要約すれば、上述のマスクと取り出し形態との組み合わせにより、着用者は、該マスクを片手で小出し装置から掴み取り、該マスクを自分の顔と接触させることが可能になり、それによって、着用に両手を必要とする典型的なマスクに優る大きな利点がもたらされる。このシステムは、着用者が自分の空いた手を使って装置、用具などを運ぶことができるようにすることによって、より大きな融通性及び効率をもたらすものである。
本発明は、発明の特徴の範囲及び精神から逸脱することなく他の特定の形式で実現することができる。したがって、本実施形態は、あらゆる点で例示であって制限的なものではないとみなされるべきであり、本発明の範囲は、上述の説明ではなく添付の特許請求の範囲によって示され、したがって、特許請求の範囲の均等物の意義及び範囲内に入るすべての変更は、ここに包含されることが意図される。
本発明は、発明の特徴の範囲及び精神から逸脱することなく他の特定の形式で実現することができる。したがって、本実施形態は、あらゆる点で例示であって制限的なものではないとみなされるべきであり、本発明の範囲は、上述の説明ではなく添付の特許請求の範囲によって示され、したがって、特許請求の範囲の均等物の意義及び範囲内に入るすべての変更は、ここに包含されることが意図される。
Claims (27)
- フェース・マスクを小出しする方法であって、
内面と、片手で掴めるようになった外面とを備える成形フェース・マスクを形成し、
前記マスクの前記内面を隣接するマスクの前記外面に並置し、該マスクを別のマスクに対して抱え込み状態で位置決めして、最も外側のマスクを有するスタックを形成するようにし、
前記スタックを保管し、前記最も外側のマスクを小出しするために、複数の壁と、開口部を有する弾性ダイアフラムを含む小出し端とをハウジングが有する小出し装置を準備し、
前記開口部を通して前記最も外側のマスクの少なくとも一部を掴むことができるように、前記スタックを前記小出し装置内に配置し、
前記開口部を通して前記最も外側のマスクを抜き出し、前記弾性ダイアフラムが前記スタックの残りを前記ハウジング内に保持して、取り出し済みマスクに並置されたマスクが最も外側のマスクになるようにする、
ステップを含むことを特徴とする方法。 - 前記外面が、該外面に配置され、該外面から外向きに延びるタブを備え、前記タブが掴めるようになったことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記外面は、各々が該外面に取り付けられた第1及び第2の端部を有する約80ミリメートルより短い長さのループを備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記外面が、上縁部と、下縁部と、第1の側縁部と、第2の側縁部とを有し、前記第1の側縁部近くの該外面に取り付けられた第1の端部と、前記第2の側縁部近くの該外面に取り付けられた第2の端部と、前記第1の端部及び前記第2の端部の間に配置された折り曲げ部とを有するループを備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記マスクがカップ形状であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- マスクを小出しするためのシステムであって、複数の成形マスクのスタックが内部に収容され、前記スタックが付勢される方向にある開口部と、前記開口部を取り囲むように配置された可撓性支持要素とを有し、前記可撓性支持要素が、マスクを前記可撓性支持要素に打ち勝って抜き出すことを可能にするのに十分な程度に変形可能であると同時に、スタックが外れないように保護するようになった小出し装置を備えることを特徴とするシステム。
- 前記マスクが、前記開口部を通して掴めるようになった外面を備えることを特徴とする、請求項6に記載の小出し装置。
- 前記外面が、該外面に配置され、該外面から外向きに延びるタブを備え、前記タブが掴めるようになったことを特徴とする、請求項7に記載の小出し装置。
- 前記マスクを小出しすることによって前記スタックが前記開口部に向かって進むことを特徴とする、請求項6に記載の小出し装置。
- フェース・マスクのスタックであって、少なくとも一部に接着材料が配置された周縁部を持つ内面と外面とを有する複数の成形フェース・マスクを含み、前記マスクの前記内面が隣接するマスクの前記外面に並置され、該マスクが互いに抱え込み状態で位置決めされることによって形成され、該マスクは、マスクの前記周縁部が並置されたマスクの該外面と接触しないように、並置されたマスク間で一定の間隔を維持するようになったことを特徴とするスタック。
- 前記マスクの形状が、並置されたマスク間で前記間隔を維持するようになったことを特徴とする、請求項10に記載のスタック。
- 前記外面が、該外面と一体の、該外面から外向きに延びるタブを備え、前記タブが掴めるようになったことを特徴とする、請求項11に記載のスタック。
- 前記タブが、前記外面から外向きに少なくとも5ミリメートル延びることを特徴とする、請求項12に記載のスタック。
- 前記マスクの前記外面の形状が、並置されたマスクとの間で前記間隔を維持するようになったことを特徴とする、請求項10に記載のスタック。
- 前記外面は、各々が該外面に取り付けられた第1及び第2の端部を有する約80ミリメートルより短い長さのループを備えることを特徴とする、請求項14に記載のスタック。
- 前記外面が、上縁部と、下縁部と、第1の側縁部と、第2の側縁部とを有し、前記第1の側縁部近くに取り付けられた第1の端部と、前記第2の側縁部近くに取り付けられた第2の端部と、前記第1の端部及び前記第2の端部の間に配置された折り曲げ部とを有するループを備えることを特徴とする、請求項14に記載のスタック。
- 前記折り曲げ部が、前記外面から外向きに少なくとも5ミリメートル延びることを特徴とする、請求項16に記載のスタック。
- 前記外面が、上縁部と、下縁部と、第1の側縁部と、第2の側縁部とを有し、前記第1の側縁部近くに取り付けられた第1の端部と、前記第2の側縁部近くに取り付けられた第2の端部と、前記第1の端部及び前記第2の端部の間にあり、該第1の側縁部及び該第2の側縁部の間の該外面に固定された中間点とを有するループを備えることを特徴とする、請求項14に記載のスタック。
- 前記外面が、上縁部と、下縁部と、第1の側縁部と、第2の側縁部とを有し、各々が第1の端部と第2の端部と前記第1の端部及び前記第2の端部の間で測定される長さとを有し、装着者が片手で掴むことができるように該外面に取り付けられた第1のループ及び第2のループを備えることを特徴とする、請求項14に記載のスタック。
- 前記第1の側縁部近くに取り付けられた前記第1のループの前記第1の端部と前記第2の端部とが、第1のループ取り付け間隔を有し、前記第2の側縁部近くに取り付けられた前記第2のループの前記第1の端部と前記第2の端部とが、第2のループ取り付け間隔を有し、該第1のループの長さが前記第1のループ取り付け間隔より長く、該第2のループの長さが前記第2のループ取り付け間隔より長いことにより、前記マスクが着用されないときには、前記外面上において、該第1のループが曲線状態で該第2のループと対向することを特徴とする、請求項19に記載のスタック。
- 前記第1のループが、前記第1の端部と前記第2の端部との間に第1の中間点を有し、前記第2のループが、前記第1の端部と前記第2の端部との間に第2の中間点を有し、前記第1の中間点及び前記第2の中間点が、前記外面に取り外し可能に固定されることを特徴とする、請求項20に記載のスタック。
- 前記第1のループの前記第1の端部及び前記第2の端部が、前記上縁部近くに取り付けられ、前記第2のループの前記第1の端部及び前記第2の端部が、前記下縁部近くに取り付けられることにより、該第1のループ及び該第2のループが、前記第1の側縁部から前記第2の側縁部の方向に延びることを特徴とする、請求項19に記載のスタック。
- 前記第1のループの前記第1の端部及び前記第2の端部が、前記第1の側縁部近くに取り付けられ、前記第2のループの前記第1の端部及び前記第2の端部が、前記第2の側縁部近くに取り付けられることにより、該第1のループ及び該第2のループが、前記上縁部から前記下縁部の方向に延びることを特徴とする、請求項19に記載のスタック。
- 並置されたマスク間の前記間隔が少なくとも3ミリメートルであることを特徴とする、請求項10に記載のスタック。
- 並置されたマスク間の前記間隔が少なくとも約5ミリメートルであることを特徴とする、請求項10に記載のスタック。
- 並置されたマスク間の前記間隔が約8ミリメートルであることを特徴とする、請求項10に記載のスタック。
- 並置されたマスク間の前記間隔が少なくとも約10ミリメートルであることを特徴とする、請求項10に記載のスタック。
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