JP2006353012A - 螺旋状ケーブルハンガーの自己支持型ケーブル用固定金具 - Google Patents

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Hirokichi Matsuo
松尾紘吉
Masatoshi Sasahara
笹原正寿
Hitoshi Kubota
仁 久保田
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Abstract

【課題】自己支持型ケーブルに損傷を与えずに、該ケーブルに螺旋状ケーブルハンガーを確実に固定できる固定金具を提供する。
【解決手段】一対の挟持片2,2´と、相対する該挟持片2,2´を互いに締め付けるねじ杆3とを具備する。挟持片は2,2´、自己支持型ケーブル1に掛止した、螺旋状ケーブルハンガーaの掛止部分を奥端5´aに接触させるようにして係合する切欠5,5´と、該切欠5,5´の両側に前記自己支持型ケーブル1の支持線部1aとケーブル部1b間に先端6a,6´aを係合して前記支持線部1aを挟持する挟持爪6,6´を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブルを支持するために支持線代りの自己支持型ケーブルに巻き付けて用いる螺旋状ケーブルハンガーを、前記自己支持型ケーブルに締付けるために用いる、螺旋状ケーブルハンガーの自己支持型ケーブル用固定金具に関するものである。
支持線に螺旋状ハンガーを固定する構造のものとしてはボルトとナットによって互いに締付けた一対の挟持片間に螺旋状ハンガーと支持線を介在させ、ハンガー側を一方の挟持片に設けた係合溝に、支持線側を他の一方の挟持片に設けた係合溝に係合させて構成したものがある(例えば、特許文献1)。
そして、前記の支持線に代えて自己支持型ケーブルに螺旋状ハンガーを巻き付けて使用する場合は、例えば、前記構造のもの(固定具)を用いる等しており、そのためには自己支持型ケーブルの構造上、該ケーブルと螺旋状ハンガーを一対の挟持片で締付けることができないので、自己支持型ケーブルの支持線部とケーブル部との間に存する接続部(頸部)に二次加工を施して窓孔を設け、該窓孔を通じて一方の前記挟持片を自己支持型ケーブルに組合わせ、該挟持片に相対する他の一方の前記挟持片とで螺旋状ハンガーと自己支持型ケーブルの支持線とを締付け、挟持する構造を採用している。
特開2000−188817号公報
前記従来例は、自己支持型ケーブルに二次加工して窓孔を作るものであるから、その作業が煩雑であるばかりでなく、作業精度によってケーブル部に損傷を与えることも考えられ、必ずしも実用的とはいえない。
本発明は、従来例の斯様な欠点に着目し、自己支持型ケーブルが備えている形態をそのまま利用して作業性も不都合のなく、螺旋状ケーブルハンガーの自己支持型ケーブルに固定できる固定金具を提供すべく創案したものである。
一対の挟持片と、相対して配した該挟持片を互いに締付けるねじ杆とを備え、挟持片は、自己支持型ケーブルに掛止した、螺旋状ケーブルハンガーの掛止部分を奥端に接触させるようにして係合する切欠と、該切欠の両側に前記自己支持型ケーブルの支持線部とケーブル部間に先端を係合して前記支持線部を挟持する挟持爪とを備えた構造のものとしたのである。
本発明によれば、自己支持型ケーブルに螺旋状ケーブルハンガーを確実に固定できることは勿論、自己支持型ケーブルに損傷を与えることなく、該ケーブルにハンガーを固定することができ、しかも、ねじ杆の締付け操作だけで足りるから作業性の有る固定金具を提供できる。
図面は本発明に係る螺旋状ケーブルハンガーの自己支持型ケーブル用固定金具の一実施例を示し、図1は使用状態の正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の側面図、図4は第二実施例の正面図、図5は第三実施例の正面図、図6は第四実施例の分解斜視図である。
本発明に係る固定金具Aは、支持線部1aとケーブル部1bを接続部(頸部)1cを介して接続し、前記支持線部1aとケーブル部1bとの間に凹入部1dが形成された自己支持型ケーブル1に巻き付けて、該自己支持型ケーブル1の直下においてケーブル吊下するために用いる螺旋状ケーブルハンガーaを該自己支持型ケーブル1に固定するために適用するもので、一対の挟持片2,2´と、相対する挟持片2,2´を互いに締め付けるねじ杆3とを備えたものである。
挟持片2,2´は、該挟持片2,2´同士を上端の接続部片4を介して互いに接続した断面U字形の挟持枠2Aの部片で構成したもの(第一乃至第三の各実施例)や、挟持片2,2´同士が互いに別体にして構成したもの(第四実施例)があるが、挟持片2,2´を挟持枠2Aに備えた相対する部片で構成するものは、該挟持片2,2´同士を前記ねじ杆3で締付けるに際し、弾性変形することが望ましい。
挟持片2,2´は、前記自己支持型ケーブル1(の支持線部1a)に掛止した螺旋状ケーブルハンガーaの掛止部分を奥端5a,5´aに接触させるようにして係合する切欠5,5´と、該切欠5,5´の両側に自己支持型ケーブル1の前記支持線部1aとケーブル部1b間、すなわち、凹入部1dに先端6a,6´aを係合して前記支持線部1aを挟持する(前記ねじ杆3で締め付けることにより)挟持爪6,6´を備えたもので、挟持爪6,6´の内縁は断面ほぼ円形の前記螺旋状ケーブルハンガーaの形態に合わせて半円状を成してこれにハンガーaが係合するようにしてある。
そして、一方の挟持片2の上部側には前記ねじ杆3を貫通する透孔7を設け、他の一方の挟持片2´には該透孔7と一致する位置にしてねじ孔8を設け、前記透孔7を設けた一方の挟持片2側の前記切欠5の奥端5aは凹凸状と成し、この凹凸状形態を、第一実施例のものは単一の方形突片10を、第二実施例は波状と成して一対の半円状突片10aを、また、第三実施例は一対の方形突片10,10をそれぞれ設けることによって構成し、これら方形突片10と半径状突片10aに切欠5を係合貫通させた前記ケーブルハンガーaが係止するようにして、切欠5内における、自己支持型ケーブルに沿う該ハンガーaの移動を防ぎ、ハンガーaの自己支持型ケーブル1に対する安定した固定状態を得るようにしたものである。
しかして、自己支持型ケーブル1の支持線部1a上に掛止した(載せた)螺旋状ケーブルハンガーaの部分を挟持枠2Aの部片を構成する挟持片2,2´に相対して設けた切欠5,5´に係合させる一方、挟持枠2Aを弾性変形させて挟持片2,2´の挟持爪6,6´を、自己支持型ケーブル1の支持線部1aとケーブル部1bとの間に係合し、ねじ杆3を透孔7を通じてねじ孔8に螺合、締付けることにより自己支持型ケーブル1に対する螺旋状ケーブルハンガーaの固定状態を得ることができる。
図6で示す第四実施例のものは、前記の通り、挟持片2,2´を互いに別体にし、その別体を利用して支持線部1aとケーブル部1bとの間の凹入部1dに挟持爪6,6´を係合し、挟持片2,2´の挟持爪6,6´側の一端(下端)に対応する他の一端(上端)に屈曲して設けた屈曲部片9,9´を互いに一致させるようにして、前記各実施例と同様、透孔7を通じてねじ孔8にねじ杆3を螺合、締付けることによって螺旋状ケーブルハンガーaの固定状態を得るものである。
この実施例は、挟持爪6,6´の、支持線部1aとケーブル1b間の係合(密嵌状態が望ましいが)と屈曲部片9,9´同士の圧接(ねじ杆3の締付けによる)並びにねじ杆3の外径と透孔7の内径がほぼ等径にあることにより、当該固定状態は尚一層確実に維持することができる。
なお、挟持片2´側のねじ孔8を省略して単なるねじ杆3の貫通孔と成し、該貫通孔より突出するねじ杆3にナットを螺合するようにしても不都合はない。要するに、請求項でいうねじ杆はナットと螺合する、所謂ボルトと称するものも含む。
使用状態の正面図。 図1の平面図。 図1の側面図。 第二実施例の正面図。 第三実施例の正面図。 第四実施例の分解斜視図。
符号の説明
1 自己支持型ケーブル
1a 支持線部
1b ケーブル部
2,2´ 挟持片
3 ねじ杆
5,5´ 切欠
5a,5´a 奥端
6,6´ 挟持爪
6a,6´a 先端
a 螺旋状ケーブルハンガー

Claims (1)

  1. 一対の挟持片と、相対して配した該挟持片を互いに締付けるねじ杆とを備え、挟持片は、自己支持型ケーブルに掛止した、螺旋状ケーブルハンガーの掛止部分を奥端に接触させるようにして係合する切欠と、該切欠の両側に前記自己支持型ケーブルの支持線部とケーブル部間に先端を係合して前記支持線部を挟持する挟持爪とを備えた、螺旋状ケーブルハンガーの自己支持型ケーブル用固定金具。
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