JP2006350839A - 分散検索システムおよび分散検索方法 - Google Patents

分散検索システムおよび分散検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 データ検索実行エレメント間に生じる処理負荷の偏りを低減し、検索処理時間を短縮するのに好適な分散検索システムを提供する。
【解決手段】 データ検索制御エレメント100は、検索条件を受信したときは、稼働データ検索実行エレメント120の数を算出し、算出したエレメント数および受信した検索条件に基づいて、各稼働データ検索実行エレメント120の処理負荷が均等となるように分散検索条件を生成し、生成した分散検索条件を対応の稼働データ検索実行エレメント120に送信する。データ検索実行エレメント120は、分散検索条件を受信したときは、データ検索に必要なトラフィックデータファイルをデータ蓄積エレメント110から取得し、受信した分散検索条件に基づいてトラフィックデータファイルのなかから該当のトラフィックデータを検索し、データ検索制御エレメント100にその検索結果を送信する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、データ検索を分散して行うシステムおよび方法に係り、特に、通信ネットワークを構成するネットワークエレメント(以下、NEと略記する。)のオペレーションサポートシステムにおいてトラフィックデータを検索する分散検索システムおよび分散検索方法に関する。
通信網におけるオペレーションシステムでは、オペレーション対象となるNEからトラフィックデータを収集し、保存用データの作成・集約といった加工を自動的に実施、蓄積することにより、短時間でこれらのデータ分析作業を可能とし、この分析作業に費やす稼動削減を目的とするトラフィック管理システムが開発されてきた。
従来のトラフィック管理システムでは、トラフィック管理に必要となる機能の分離が不十分なため、新規トラフィック項目の追加等に対してシステム本体の開発が必要であるという問題があった。また、大量のトラフィックデータを一元管理するためおよび高速な検索を実現するため、大規模なデータベースを用いることから、多大な構築、維持管理、開発コストを要するという問題があった。
この問題に対して、分散データ駆動型アーキテクチャ(Distributed Data Driven Architecture(D3A))を適用することにより構築、維持管理、開発コストの削減が可能なトラフィック管理システムが提案されている。
図8は、D3Aを適用した従来のトラフィック管理システムの構成を示すブロック図である。
このトラフィック管理システムは、図8に示すように、トラフィックデータ収集エレメント10、トラフィック補助データ収集エレメント11、データ蓄積エレメント12、データ管理エレメント13、データ検索制御エレメント14、複数のデータ検索実行エレメント15およびWeb画面生成エレメント16で構成され、各エレメント間でD3Aシナリオを流通しそれらの機能を組み合わせることで、システム全体としてトラフィック管理を行っている。
これらエレメント10〜16は、個々の例えば小型のサーバマシンに配置され、ネットワークを介して接続される。また、1台のサーバマシンに複数のエレメントを配置することも可能である。
このトラフィック管理システムが行う検索処理を説明する。
図9は、D3Aを適用した従来のトラフィック管理システムの動作シーケンスを示す図である。
オペレータは、トラフィックデータの分析作業を行うため、例えば、以下の検索条件を設定して検索を実行する。なお、以下の検索条件において「*」は、ワイルドカードであり、NE#1またはNE#2のすべての回線を意味する。
(1)検索対象期間:2005/1/26 17:00〜18:00
(2)検索対象トラフィックデータ:NE#1回線*
(3)検索対象トラフィックデータ:NE#2回線*
オペレータにより検索が実行されると、データ検索制御エレメント14では、図9に示すように、検索条件が分析され、NE#1に関する分散検索条件1((1)+(2))、およびNE#2に関する分散検索条件2((1)+(3))が生成される。そして、分散検索条件1は、データ検索実行エレメント#1に、分散検索条件2は、データ検索実行エレメント#2にそれぞれ送信される。
データ検索実行エレメント15では、分散検索条件を受信すると、検索対象のトラフィックデータファイルがデータ蓄積エレメント12から取得され、受信した分散検索条件に該当するトラフィックデータがトラフィックデータファイルのなかから検索される。このとき、トラフィックデータファイルは、データ検索実行エレメント15と1対1の対応関係でデータ蓄積エレメント12から取得される。
また、他の分散検索システムとしては、特許文献1記載の検索装置および特許文献2記載の分散型検索装置が知られている。
特許文献1記載の発明は、検索条件を含む検索要求を取得する通信部と、監視データを入力した入力部と検索装置との対応関係を示す分散構成情報を参照して、検索条件で指定された入力部に対応した検索装置を判別し、検索要求を分配する検索要求分配部と、分配された検索要求が含む検索条件に合致した監視データを検索する検索分担部とを有して構成されている。
特許文献2記載の発明では、利用者の目的情報が存在しそうな情報源を保有する検索実行装置を検索起点とし、検索要求を入力する。検索実行装置は、自身が保有する情報源を検索して検索結果を取得するとともに、リンク付けらた他の検索実行装置にも検索要求を送信し、その検索結果を取得するというように、次々にリンクを辿って他の検索実行装置の検索結果を取得する。検索実行装置は、自身の検索結果には優先度を付与し、他の検索実行装置からの検索結果には、接続先の検索実行装置の情報の質の高さを反映させたリンクの重みとしてあらかじめ設定された計数を掛けて優先度を再計算する。これら付与された優先度と再計算された優先度を用いて、取得した検索結果を並べ替えて出力する。
特開2003−157258号公報 特開2003−248691号公報
D3Aを適用した従来のトラフィック管理システムでは、NEが収容する回線数の違い等により、一定の期間において蓄積されるトラフィックデータは、NEによってデータ量が異なる。そのため、複数のデータ検索実行エレメント15間において検索処理に必要な計算量の偏りが生じる。図9の例では、処理負荷の小さいデータ検索実行エレメント#2が先に検索処理を完了するが、データ検索制御エレメント14では、検索条件を満たす結果を返すためには、データ検索実行エレメント#1の検索処理が終了するまで待ち合わせなければならない。つまり、データ検索実行エレメント15の処理負荷に偏りが生じた場合、検索処理時間は、処理負荷の大きいデータ検索実行エレメント15の処理時間に依存することとなる。
また、特許文献1記載の発明にあっては、分散構成情報を参照して、検索条件で指定された入力部に対応した検索装置を判別し、検索要求を分配する構成となっているだけであり、これをトラフィック管理システムに適用しても、データ検索実行エレメント15間に生じる処理負荷の偏りを低減することはできない。
また、特許文献2記載の発明にあっては、リンク付けられた複数の検索実行装置を辿って検索を行い、それらの検索結果に優先度を付与する構成となっているだけであり、これをトラフィック管理システムに適用しても、データ検索実行エレメント15間に生じる処理負荷の偏りを低減することはできない。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、データ検索実行エレメント間に生じる処理負荷の偏りを低減し、検索処理時間を短縮するのに好適な分散検索システムおよび分散検索方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の分散検索システムは、データ検索制御エレメントと、少なくとも2つの処理装置により構成される複数のデータ検索実行エレメントとを備え、データ検索を分散して行う分散検索システムであって、前記データ検索制御エレメントは、検索条件を入力する検索条件入力手段と、前記複数のデータ検索実行エレメントのうち現在検索が実行可能な稼働データ検索実行エレメントの数を算出する稼働数算出手段と、前記稼働数算出手段で算出したエレメント数および前記検索条件入力手段で入力した検索条件に基づいて、前記各処理装置の処理負荷が均等となるように、前記各稼働データ検索実行エレメントに与える分散検索条件を生成する分散検索条件生成手段と、前記分散検索条件生成手段で生成した分散検索条件を前記稼働データ検索実行エレメントに出力する分散検索条件出力手段と、前記分散検索条件に対応する検索結果を入力する検索結果入力手段とを有し、前記データ検索実行エレメントは、前記分散検索条件を入力する分散検索条件入力手段と、前記分散検索条件入力手段で入力した分散検索条件に基づいて該当の検索対象データを検索するデータ検索手段と、前記データ検索手段の検索結果を前記データ検索制御エレメントに出力する検索結果出力手段とを有する。
このような構成であれば、データ検索制御エレメントでは、検索条件入力手段により検索条件が入力されると、稼働数算出手段により、稼働データ検索実行エレメントの数が算出され、分散検索条件生成手段により、算出されたエレメント数および入力された検索条件に基づいて、各処理装置の処理負荷が均等となるように、各稼働データ検索実行エレメントに与える分散検索条件が生成される。そして、分散検索条件出力手段により、生成された分散検索条件が稼働データ検索実行エレメントに出力される。
データ検索実行エレメントでは、分散検索条件入力手段により分散検索条件が入力されると、データ検索手段により、入力された分散検索条件に基づいて該当の検索対象データが検索され、検索結果出力手段により、データ検索制御エレメントにその検索結果が出力される。
データ検索制御エレメントでは、検索結果入力手段により、分散検索条件に対応する検索結果が入力される。
ここで、データ検索制御エレメントおよびデータ検索実行エレメントは、複数のデータ検索実行エレメントが少なくとも2つの処理装置により構成されていればどのような構成であってもよく、データ検索制御エレメントおよびデータ検索実行エレメントを1つの処理装置により構成してもよいし、別々の処理装置により構成してもよい。さらに、データ検索実行エレメントが3つ以上の場合は、複数のデータ検索実行エレメントを1つの処理装置により構成してもよい。以下、請求項4記載の分散検索方法において同じである。
また、入力および出力としては、例えば、データ検索制御エレメントおよびデータ検索実行エレメントが別々の処理装置により構成される場合は、それら処理装置間の入力(受信)および出力(送信)を行うこと、データ検索制御エレメントおよびデータ検索実行エレメントが同一の処理装置により構成される場合は、その処理装置内の入力および出力を行うことが含まれる。以下、請求項4記載の分散検索方法において同じである。
さらに、本発明に係る請求項2記載の分散検索システムは、請求項1記載の分散検索システムにおいて、さらに、データ蓄積エレメントを備え、前記データ蓄積エレメントは、前記検索対象データを記憶するデータ記憶手段と、前記検索対象データの取得要求に応じて前記データ記憶手段の検索対象データを提供する検索対象データ提供手段とを有し、前記データ検索実行エレメントは、さらに、前記分散検索条件入力手段で入力した分散検索条件に基づいてデータ検索に必要な前記検索対象データを前記データ蓄積エレメントから取得する検索対象データ取得手段を有し、前記データ検索手段は、前記検索対象データ取得手段で取得した検索対象データのなかから該当の前記検索対象データを検索する。
このような構成であれば、データ検索実行エレメントでは、検索対象データ取得手段により、入力された分散検索条件に基づいてデータ検索に必要な検索対象データがデータ蓄積エレメントから取得される。
データ蓄積エレメントでは、検索対象データ提供手段により、検索対象データの取得要求に応じてデータ記憶手段の検索対象データが提供される。
データ検索実行エレメントでは、検索対象データが取得されると、データ検索手段により、取得された検索対象データのなかから該当の検索対象データが検索される。
ここで、データ記憶手段は、検索対象データをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、検索対象データをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、検索対象データをあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって検索対象データを記憶するようになっていてもよい。
さらに、本発明に係る請求項3記載の分散検索システムは、請求項2記載の分散検索システムにおいて、前記データ検索制御エレメントは、さらに、データ検索に必要な前記検索対象データの量または範囲を示す蓄積データ情報を前記データ蓄積エレメントから取得する蓄積データ情報取得手段を有し、前記データ蓄積エレメントは、前記蓄積データ情報の取得要求に応じて前記蓄積データ情報を提供する蓄積データ情報提供手段を有し、前記分散検索条件生成手段は、前記エレメント数、前記検索条件および前記蓄積データ情報取得手段で取得した蓄積データ情報に基づいて前記分散検索条件を生成する。
このような構成であれば、データ検索制御エレメントでは、蓄積データ情報取得手段により、データ蓄積エレメントから蓄積データ情報が取得される。
データ蓄積エレメントでは、蓄積データ情報提供手段により、蓄積データ情報の取得要求に応じて蓄積データ情報が提供される。
データ検索制御エレメントでは、蓄積データ情報が取得されると、分散検索条件生成手段により、エレメント数、検索条件および取得された蓄積データ情報に基づいて分散検索条件が生成される。
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る請求項4記載の分散検索方法は、データ検索制御エレメントと、少なくとも2つの処理装置により構成される複数のデータ検索実行エレメントとを備える分散検索システムを利用してデータ検索を分散して行う分散検索方法であって、前記データ検索制御エレメントに対しては、検索条件を入力する検索条件入力ステップと、前記複数のデータ検索実行エレメントのうち現在検索が実行可能な稼働データ検索実行エレメントの数を算出する稼働数算出ステップと、前記稼働数算出ステップで算出したエレメント数および前記検索条件入力ステップで入力した検索条件に基づいて、前記各処理装置の処理負荷が均等となるように、前記各稼働データ検索実行エレメントに与える分散検索条件を生成する分散検索条件生成ステップと、前記分散検索条件生成ステップで生成した分散検索条件を前記稼働データ検索実行エレメントに出力する分散検索条件出力ステップとを含み、前記データ検索実行エレメントに対しては、前記分散検索条件を入力する分散検索条件入力ステップと、前記分散検索条件入力ステップで入力した分散検索条件に基づいて該当の検索対象データを検索するデータ検索ステップと、前記データ検索ステップの検索結果を前記データ検索制御エレメントに出力する検索結果出力ステップとを含み、前記データ検索制御エレメントに対しては、さらに、前記検索結果を入力する検索結果入力ステップを含む。
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の分散検索システム、または請求項4記載の分散検索方法によれば、各処理装置の処理負荷が均等となるように、各データ検索実行エレメントに与える分散検索条件が生成されるので、データ検索実行エレメント間で生じる処理負荷の偏りを低減することができる。さらに、現在検索が実行可能なデータ検索実行エレメントの数が動的に算出されるので、データ検索実行エレメント間で生じる処理負荷の偏りをさらに低減することができる。したがって、従来に比して、検索処理時間を短縮することができるという効果が得られる。
さらに、本発明に係る請求項3記載の分散検索システムによれば、蓄積データ情報により各データ検索実行エレメントが実行する検索処理の規模を把握することができるので、各処理装置の処理負荷がさらに均等となるように分散検索条件を生成することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図7は、本発明に係る分散検索システムおよび分散検索方法の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る分散検索システムおよび分散検索方法を、NEのトラフィックデータを検索する場合について適用したものである。
まず、本発明を適用するトラフィック管理システムの機能概要を図1を参照しながら説明する。
図1は、トラフィック管理システムの機能概要を示す機能ブロック図である。
通信網199には、図1に示すように、データの検索を制御するデータ検索制御エレメント100と、トラフィックデータを蓄積する複数のデータ蓄積エレメント110と、データの検索を実行する複数のデータ検索実行エレメント120と、DNS(Domain Name System)サーバ200とが接続されている。また、図示しないが、複数のNEが接続されている。これらエレメント100〜120は、それぞれ個別のサーバマシンとして構成され、各エレメント100〜120間でD3Aシナリオを流通しこれらの機能の組み合わせによりトラヒック管理システムにおけるデータ検索処理を行っている。
データ蓄積エレメント110は、オペレーション対象となるNEからトラフィックデータを収集し、収集したトラフィックデータを一定期間ごとに1つのファイルにまとめ、トラフィックデータファイルとして蓄積する。
データ検索制御エレメント100は、検索条件を受信したときは、受信した検索条件に基づいて、各データ検索実行エレメント120の処理負荷が均等となるように、各データ検索実行エレメント120に与える分散検索条件を生成し、生成した分散検索条件をデータ検索実行エレメント120に送信する。そして、各データ検索実行エレメント120から検索結果を受信し、受信した検索結果を集計して要求元に返却する。
データ検索実行エレメント120は、分散検索条件を受信したときは、受信した分散検索条件に基づいて、データ検索に必要なトラフィックデータファイルをデータ蓄積エレメント110から取得し、受信した分散検索条件に基づいて、トラフィックデータファイルのなかから該当のトラフィックデータを検索し、データ検索制御エレメント100にその検索結果を送信する。
次に、データ検索制御エレメント100の構成を詳細に説明する。
データ検索制御エレメント100は、一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されている。
データ検索制御エレメント100の記憶装置には、オペレーション対象となるNEのトラフィックデータファイルを蓄積したデータ蓄積エレメント110を登録した取得先テーブル400が格納されている。
図2は、取得先テーブル400のデータ構造を示す図である。
取得先テーブル400には、図2に示すように、オペレーション対象となる各NEごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、NEを一意に特定するフィールド402と、データ蓄積エレメント110のDNS名を登録するフィールド404とを含んで構成されている。
図2の例では、第1段目のレコードには、NE名として「NE001」が、データ蓄積エレメント110のDNS名として「DSEL001」がそれぞれ登録されている。これは、NEのトラフィックデータファイルの取得先となるデータ蓄積エレメント110をDNS解決することを示している。
データ検索制御エレメント100の記憶装置には、さらに、データ検索実行エレメント120DNS名が登録されている。
データ検索制御エレメント100のCPUは、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図3のフローチャートに示すデータ検索制御処理を実行する。
図3は、データ検索制御処理を示すフローチャートである。
データ検索制御処理は、データ検索制御エレメント100のCPUにおいて実行されると、図3に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、検索要求を受信したか否かを判定し、検索要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、検索要求を受信するまでステップS100で待機する。
ステップS102では、検索条件を受信し、ステップS104に移行して、検索条件を分析してオペレーション対象となるNEを判定し、ステップS106に移行する。
ステップS106では、判定したオペレーション対象NEに対応するデータ蓄積エレメント110のDNS名を取得先テーブル400から読み出し、ステップS108に移行して、読み出したDNS名をもとにDNSサーバ200に対して問い合わせを行い、データ蓄積エレメント110のIPアドレスをDNSサーバ200から取得し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、取得したIPアドレスに基づいて、蓄積データ情報の取得要求をデータ蓄積エレメント110に送信し、ステップS112に移行して、トラフィックデータファイルのファイル名、レコード数および最終更新日時等を含む蓄積データ情報を受信し、ステップS114に移行する。
ステップS114では、データ検索実行エレメント120のDNS名をもとに稼動中のデータ検索実行エレメント120のIPアドレスをDNSサーバ200から取得し、ステップS118に移行する。
ステップS118では、取得したデータ検索実行エレメント120の情報に基づいて、複数のデータ検索実行エレメント120のうち現在検索が実行可能なもの(以下、稼働データ検索実行エレメント120という。)の数を算出し、ステップS120に移行する。
ステップS120では、各稼働データ検索実行エレメント120に与える分散検索条件を生成する分散検索条件生成処理を実行する。分散検索条件生成処理では、蓄積データ情報に含まれるレコード数の合計である総レコード数をs、ステップS118で算出したエレメント数をnとし、稼働データ検索実行エレメント#i(i=1〜n)には、((i−1)×m+1)〜i×m番目のレコードに対する検索処理を割り当てる。ただし、m=s/nとする。
このとき、総レコード数sが少ない場合に多くの稼働データ検索実行エレメント120で検索処理を実行すると、並行処理によるオーバーヘッドの影響やデータ転送量の肥大化が考えられ非効率的である。そのため、1台の稼働データ検索実行エレメント120に割り当てるレコード数の下限を規定する閾値Lを導入し、データ検索に利用する稼働データ検索実行エレメント120の数f(s)を下式(1)により算出する。そして、m=s/f(s)として、稼働データ検索実行エレメント120に検索処理を割り当てる。
Figure 2006350839
稼働データ検索実行エレメント#iに与える分散検索条件は、このような割当に基づいて生成することができる。分散検索条件には、検索対象となるトラフィックデータファイルのファイル名、レコード区間および最終更新日時等を含める。
次いで、ステップS122に移行して、ステップS116で取得したIPアドレスに基づいて検索実行要求を送信し、生成した各分散検索条件を対応の稼働データ検索実行エレメント120に送信し、ステップS126に移行する。なお、送信先の稼働データ検索実行エレメント120が複数の場合は、検索実行要求および分散検索条件をパラレルに送信する。
ステップS126では、稼働データ検索実行エレメント120から検索結果を受信したか否かを判定し、検索結果を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS128に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、検索結果を受信するまでステップS126で待機する。
ステップS128では、受信した検索結果を記憶装置に保存し、ステップS130に移行して、すべての稼働データ検索実行エレメント120から検索結果を受信したか否かを判定し、すべての稼働データ検索実行エレメント120から検索結果を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS132に移行する。
ステップS132では、すべての検索結果を記憶装置から読み出し、読み出した検索結果をオペレータが認識しやすいよう年月日時分によるソートや検索情報の番号から日本語への変換等を行う検索結果集計処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS130で、いずれかの稼働データ検索実行エレメント120から検索結果を受信していないと判定したとき(No)は、ステップS126に移行する。
次に、データ蓄積エレメント110の構成を詳細に説明する。
データ蓄積エレメント110は、一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されている。
データ蓄積エレメント110のCPUは、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4および図5のフローチャートに示す蓄積データ情報提供処理およびトラフィックデータファイル提供処理をそれぞれ時分割で実行する。
初めに、蓄積データ情報提供処理を説明する。
図4は、蓄積データ情報提供処理を示すフローチャートである。
蓄積データ情報提供処理は、データ蓄積エレメント110のCPUにおいて実行されると、図4に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、蓄積データ情報の取得要求を受信したか否かを判定し、取得要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取得要求を受信するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、自己が蓄積するトラフィックデータファイルのファイル名、レコード数および最終更新日時等を含む蓄積データ情報を記憶装置から読み出し、ステップS204に移行して、読み出した蓄積データ情報を要求元に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、トラフィックデータファイル提供処理を説明する。
図5は、トラフィックデータファイル提供処理を示すフローチャートである。
トラフィックデータファイル提供処理は、データ蓄積エレメント110のCPUにおいて実行されると、図5に示すように、まず、ステップS300に移行する。
ステップS300では、トラフィックデータファイルの取得要求を受信したか否かを判定し、取得要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取得要求を受信するまでステップS300で待機する。
ステップS302では、受信した取得要求に係るトラフィックデータファイルを記憶装置から読み出し、ステップS304に移行して、読み出したトラフィックデータファイルを要求元に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、データ検索実行エレメント120の構成を詳細に説明する。
データ検索実行エレメント120は、一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されている。
データ検索実行エレメント120のCPUは、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図6のフローチャートに示すデータ検索実行処理を実行する。
図6は、データ検索実行処理を示すフローチャートである。
データ検索実行処理は、データ検索実行エレメント120のCPUにおいて実行されると、図6に示すように、まず、ステップS400に移行する。
ステップS400では、検索実行要求を受信したか否かを判定し、検索実行要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS402に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、検索実行要求を受信するまでステップS400で待機する。
ステップS402では、分散検索条件を受信し、ステップS404に移行して、受信した分散検索条件に基づいて、検索対象となるトラフィックデータファイルが記憶装置のキャッシュに存在するか否かを判定し、検索対象となるトラフィックデータファイルがキャッシュに存在しないと判定したとき(No)は、ステップS406に移行する。
ステップS406では、受信した分散検索条件に基づいて、データ検索に必要なトラフィックデータファイルの取得要求を対応のデータ蓄積エレメント110に送信し、ステップS408に移行して、トラフィックデータファイルを受信し、ステップS410に移行して、受信したトラフィックデータファイルを記憶装置のキャッシュに保存し、ステップS412に移行する。
ステップS412では、受信した分散検索条件に該当するトラフィックデータをトラフィックデータファイルのなかから検索する検索処理を実行し、ステップS414に移行して、検索処理の検索結果をデータ検索制御エレメント100に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS404で、検索対象となるトラフィックデータファイルが記憶装置のキャッシュに存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS416に移行して、受信した分散検索条件に基づいて、キャッシュに存在するトラフィックデータファイルが最新であるか否かを判定し、トラフィックデータファイルが最新であると判定したとき(Yes)は、ステップS418に移行する。
ステップS418では、検索対象となるトラフィックデータファイルを記憶装置のキャッシュから読み出し、ステップS412に移行する。
一方、ステップS416で、キャッシュに存在するトラフィックデータファイルが最新でないと判定したとき(No)は、ステップS406に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図7は、本発明に係るトラフィック管理システムの動作シーケンスを示す図である。
オペレータは、トラフィックデータの分析作業を行うため、例えば、以下の検索条件を設定して検索を実行する。
(1)検索対象期間:2005/1/26 17:00〜18:00
(2)検索対象トラフィックデータ:NE#1回線*
(3)検索対象トラフィックデータ:NE#2回線*
データ検索制御エレメント100では、オペレータにより設定された検索条件を受信すると、図7に示すように、ステップS104を経て、検索条件が分析されてオペレーション対象となるNEが判定される。検索条件には、NE#1、NE#2がオペレーション対象として設定されているので、NE#1、#2が判定される。次いで、ステップS106、S108を経て、オペレーション対象NE#1、#2のそれぞれに対応するデータ蓄積エレメント110のDNS名が読み出され、読み出されたDNS名をもとに、データ蓄積エレメント110のIPアドレスがDNSサーバ200から取得される。そして、ステップS110を経て、取得されたIPアドレスに基づいて、蓄積データ情報の取得要求がデータ蓄積エレメント110に送信される。
データ蓄積エレメント110では、蓄積データ情報の取得要求を受信すると、ステップS202、S204を経て、トラフィックデータファイルのファイル名、レコード数および最終更新日時等を含む蓄積データ情報が読み出され、読み出された蓄積データ情報がデータ検索制御エレメント100に送信される。
データ検索制御エレメント100では、蓄積データ情報を受信すると、ステップS114、S116を経て、データ検索実行エレメント120のDNS名が読み出され、読み出されたDNS名をもとに、データ検索実行エレメント120のIPアドレスがDNSサーバ200から取得される。また、ステップS118を経て、稼働データ検索実行エレメント120の数が算出される。そして、ステップS120を経て、算出されたエレメント数および受信した検索条件に基づいて、各稼働データ検索実行エレメント120の処理負荷が均等となるように分散検索条件が生成される。例えば、NE#1の対象レコード数が1000件、NE#2の対象レコード数が500件であり、データ検索に利用する稼働データ検索実行エレメント120が3台である場合は、データ検索実行エレメント#1〜#3にはそれぞれ500件の検索処理が割り当てられる。その内訳は、データ検索実行エレメント#1にはNE#1のレコード1〜500番の検索処理、データ検索実行エレメント#2にはNE#1のレコード501〜1000番の検索処理、データ検索実行エレメント#3にはNE#2のレコード1〜500番の検索処理となる。分散検索条件が生成されると、ステップS122、S124を経て、取得されたIPアドレスに基づいて、生成した各分散検索条件が検索実行要求とともに対応の稼働データ検索実行エレメント120に送信される。
データ検索実行エレメント120では、検索実行要求とともに分散検索条件を受信すると、検索対象となるトラフィックデータファイルがキャッシュに存在しない場合は、ステップS406を経て、データ検索に必要なトラフィックデータファイルの取得要求が対応のデータ蓄積エレメント110に送信される。
データ蓄積エレメント110では、トラフィックデータファイルの取得要求を受信すると、ステップS302、S304を経て、受信した取得要求に係るトラフィックデータファイルが読み出され、読み出されたトラフィックデータファイルがデータ検索実行エレメント120に送信される。NE#1に対応するデータ検索実行エレメント#1、#2に対しては、1000件のレコードを登録したトラフィックデータファイルが、NE#2に対応するデータ検索実行エレメント#3に対しては、500件のレコードを登録したトラフィックデータファイルが送信される。
データ検索実行エレメント120では、トラフィックデータファイルを受信すると、ステップS412、S414を経て、受信したトラフィックデータファイルのなかから分散検索条件に該当するトラフィックデータが検索され、データ検索制御エレメント100にその検索結果が送信される。
データ検索制御エレメント100では、分散検索条件を送信したすべての稼働データ検索実行エレメント120から検索結果を受信すると、ステップS132を経て、すべての検索結果に基づいて検索結果集計処理が行われ、その集計結果がオペレータに返却される。
図7の例では、データ検索実行エレメント#1〜#3がそれぞれ500件の検索処理を担当しているため、検索処理時間は、500レコード分に相当する時間となる。これに対し、D3Aを適用した従来のトラフィック管理システムでは、データ検索実行エレメント#1がNE#1に対応する1000件の検索処理を、データ検索実行エレメント#2がNE#2に対応する500件の検索処理を担当することになるので、検索処理時間は、データ検索実行エレメント#1の処理時間に依存し、1000レコード分に相当する時間となる。
一方、データ検索実行エレメント120では、検索対象となるトラフィックデータファイルが存在し、かつ、それが最新のものである場合は、ステップS418、S412を経て、検索対象となるトラフィックデータファイルが読み出され、読み出された受信したトラフィックデータファイルのなかから分散検索条件に該当するトラフィックデータが検索される。これに対し、トラフィックデータファイルが最新でない場合は、上記同様に、データ蓄積エレメント110から最新のトラフィックデータファイルが取得される。
このようにして、本実施の形態では、データ検索制御エレメント100は、検索条件を受信したときは、稼働データ検索実行エレメント120の数を算出し、算出したエレメント数および受信した検索条件に基づいて、各稼働データ検索実行エレメント120の処理負荷が均等となるように分散検索条件を生成し、生成した分散検索条件を対応の稼働データ検索実行エレメント120に送信し、データ検索実行エレメント120は、分散検索条件を受信したときは、データ検索に必要なトラフィックデータファイルをデータ蓄積エレメント110から取得し、受信した分散検索条件に基づいてトラフィックデータファイルのなかから該当のトラフィックデータを検索し、データ検索制御エレメント100にその検索結果を送信する。
これにより、各データ検索実行エレメント120の処理負荷が均等となるように分散検索条件が生成されるので、データ検索実行エレメント120間で生じる処理負荷の偏りを低減することができる。さらに、稼働データ検索実行エレメント120の数が動的に算出されるので、データ検索実行エレメント120間で生じる処理負荷の偏りをさらに低減することができる。したがって、従来に比して、検索処理時間を短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、データ検索制御エレメント100は、トラフィックデータファイルのファイル名、レコード数および最終更新日時等を含む蓄積データ情報をデータ蓄積エレメント110から取得し、エレメント数、検索条件および取得した蓄積データ情報に基づいて分散検索条件を生成する。
これにより、蓄積データ情報により各データ検索実行エレメント120が実行する検索処理の規模を把握することができるので、各データ検索実行エレメント120の処理負荷がさらに均等となるように分散検索条件を生成することができる。
さらに、本実施の形態では、データ検索制御エレメント100は、1台の稼働データ検索実行エレメント120に割り当てるレコード数の下限を規定する閾値L、エレメント数および検索対象となる総レコード数に基づいて、データ検索に利用する稼働データ検索実行エレメント120の数を算出する。
これにより、総レコード数が少ない場合に、並行処理によるオーバーヘッドやデータ転送量の肥大化を抑制することができる。
上記実施の形態において、ステップS102は、請求項1記載の検索条件入力手段、または請求項4記載の検索条件入力ステップに対応し、ステップS110、S112は、請求項3記載の蓄積データ情報取得手段に対応し、ステップS118は、請求項1記載の稼働数算出手段、または請求項4記載の稼働数算出ステップに対応している。また、ステップS120は、請求項1若しくは3記載の分散検索条件生成手段、または請求項4記載の分散検索条件生成ステップに対応し、ステップS124は、請求項1記載の分散検索条件出力手段、または請求項4記載の分散検索条件出力ステップに対応している。
また、上記実施の形態において、ステップS126は、請求項1記載の検索結果入力手段、または請求項4記載の検索結果入力ステップに対応し、ステップS200〜S204は、請求項3記載の蓄積データ情報提供手段に対応し、ステップS300〜S304は、請求項2記載の検索対象データ提供手段に対応している。また、ステップS402は、請求項1若しくは2記載の分散検索条件入力手段、または請求項4記載の分散検索条件入力ステップに対応し、ステップS406、S408は、請求項2記載の検索対象データ取得手段に対応し、ステップS412は、請求項1若しくは2記載のデータ検索手段、または請求項4記載のデータ検索ステップに対応している。
また、上記実施の形態において、ステップS414は、請求項1記載の検索結果出力手段、または請求項4記載の検索結果出力ステップに対応し、トラフィックデータは、請求項1ないし4記載の検索対象データに対応している。
なお、上記実施の形態においては、データ検索制御エレメント100、データ蓄積エレメント110およびデータ検索実行エレメント120をそれぞれ個別のサーバマシンとして構成したが、これに限らず、複数のデータ検索実行エレメント120が少なくとも2つのサーバマシンにより構成されていれば、1台のサーバマシンに複数のエレメント100〜120を配置することも可能である。
また、上記実施の形態において、図3〜図6のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記実施の形態において、本発明に係る分散検索システムおよび分散検索方法を、NEのトラフィックデータを検索する場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
トラフィック管理システムの機能概要を示す機能ブロック図である。 取得先テーブル400のデータ構造を示す図である。 データ検索制御処理を示すフローチャートである。 蓄積データ情報提供処理を示すフローチャートである。 トラフィックデータファイル提供処理を示すフローチャートである。 データ検索実行処理を示すフローチャートである。 本発明に係るトラフィック管理システムの動作シーケンスを示す図である。 D3Aを適用した従来のトラフィック管理システムの構成を示すブロック図である。 D3Aを適用した従来のトラフィック管理システムの動作シーケンスを示す図である。
符号の説明
100 データ検索制御エレメント
110 データ蓄積エレメント
120 データ検索実行エレメント
200 DNSサーバ
199 通信網
400 取得先テーブル
420 稼働状態テーブル

Claims (4)

  1. データ検索制御エレメントと、少なくとも2つの処理装置により構成される複数のデータ検索実行エレメントとを備え、データ検索を分散して行う分散検索システムであって、
    前記データ検索制御エレメントは、検索条件を入力する検索条件入力手段と、前記複数のデータ検索実行エレメントのうち現在検索が実行可能な稼働データ検索実行エレメントの数を算出する稼働数算出手段と、前記稼働数算出手段で算出したエレメント数および前記検索条件入力手段で入力した検索条件に基づいて、前記各処理装置の処理負荷が均等となるように、前記各稼働データ検索実行エレメントに与える分散検索条件を生成する分散検索条件生成手段と、前記分散検索条件生成手段で生成した分散検索条件を前記稼働データ検索実行エレメントに出力する分散検索条件出力手段と、前記分散検索条件に対応する検索結果を入力する検索結果入力手段とを有し、
    前記データ検索実行エレメントは、前記分散検索条件を入力する分散検索条件入力手段と、前記分散検索条件入力手段で入力した分散検索条件に基づいて該当の検索対象データを検索するデータ検索手段と、前記データ検索手段の検索結果を前記データ検索制御エレメントに出力する検索結果出力手段とを有することを特徴とする分散検索システム。
  2. 請求項1において、
    さらに、データ蓄積エレメントを備え、
    前記データ蓄積エレメントは、前記検索対象データを記憶するデータ記憶手段と、前記検索対象データの取得要求に応じて前記データ記憶手段の検索対象データを提供する検索対象データ提供手段とを有し、
    前記データ検索実行エレメントは、さらに、前記分散検索条件入力手段で入力した分散検索条件に基づいてデータ検索に必要な前記検索対象データを前記データ蓄積エレメントから取得する検索対象データ取得手段を有し、
    前記データ検索手段は、前記検索対象データ取得手段で取得した検索対象データのなかから該当の前記検索対象データを検索することを特徴とする分散検索システム。
  3. 請求項2において、
    前記データ検索制御エレメントは、さらに、データ検索に必要な前記検索対象データの量または範囲を示す蓄積データ情報を前記データ蓄積エレメントから取得する蓄積データ情報取得手段を有し、
    前記データ蓄積エレメントは、前記蓄積データ情報の取得要求に応じて前記蓄積データ情報を提供する蓄積データ情報提供手段を有し、
    前記分散検索条件生成手段は、前記エレメント数、前記検索条件および前記蓄積データ情報取得手段で取得した蓄積データ情報に基づいて前記分散検索条件を生成することを特徴とする分散検索システム。
  4. データ検索制御エレメントと、少なくとも2つの処理装置により構成される複数のデータ検索実行エレメントとを備える分散検索システムを利用してデータ検索を分散して行う分散検索方法であって、
    前記データ検索制御エレメントに対しては、検索条件を入力する検索条件入力ステップと、前記複数のデータ検索実行エレメントのうち現在検索が実行可能な稼働データ検索実行エレメントの数を算出する稼働数算出ステップと、前記稼働数算出ステップで算出したエレメント数および前記検索条件入力ステップで入力した検索条件に基づいて、前記各処理装置の処理負荷が均等となるように、前記各稼働データ検索実行エレメントに与える分散検索条件を生成する分散検索条件生成ステップと、前記分散検索条件生成ステップで生成した分散検索条件を前記稼働データ検索実行エレメントに出力する分散検索条件出力ステップとを含み、
    前記データ検索実行エレメントに対しては、前記分散検索条件を入力する分散検索条件入力ステップと、前記分散検索条件入力ステップで入力した分散検索条件に基づいて該当の検索対象データを検索するデータ検索ステップと、前記データ検索ステップの検索結果を前記データ検索制御エレメントに出力する検索結果出力ステップとを含み、
    前記データ検索制御エレメントに対しては、さらに、前記検索結果を入力する検索結果入力ステップを含むことを特徴とする分散検索方法。
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