JP2006350746A - 情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報配信者が登録ユーザに対して情報配信を継続的に行えるようにする。
【解決手段】情報配信システムは、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を発信する発信サイト30と、各発信サイト30から配信情報を取得可能な情報配信サーバ20と、情報配信サーバ20から配信情報を取得する情報端末10とを備える。情報端末10は、配信情報をカレンダー状に表示したカレンダーブラウザ40を表示可能な表示手段14と、情報配信サーバ20から取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当するカレンダーブラウザ40の該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マーク47を表示するマーク生成手段16と、情報マーク47が表示された日欄を選択すると、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える表示切替手段17とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】情報配信システムは、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を発信する発信サイト30と、各発信サイト30から配信情報を取得可能な情報配信サーバ20と、情報配信サーバ20から配信情報を取得する情報端末10とを備える。情報端末10は、配信情報をカレンダー状に表示したカレンダーブラウザ40を表示可能な表示手段14と、情報配信サーバ20から取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当するカレンダーブラウザ40の該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マーク47を表示するマーク生成手段16と、情報マーク47が表示された日欄を選択すると、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える表示切替手段17とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介して情報配信サーバから情報端末に情報を配信する情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器に関する。
近年、インターネット接続可能な携帯電話やPDAなどの情報端末が普及し、電子メールやホームページを利用した情報配信が一般的に行われている。例えばイベント情報や店舗の特売情報、新製品の発売や割引クーポンの発行など、その情報の内容や種類は多岐にわたる。
特開2002−207747号公報
特開平10−290478号公報
しかしながら、インターネット上の情報は氾濫しており、ユーザが真に必要な情報を入手することは容易ではない。例えば、ユーザは所望の情報を得るためにいわゆるサーチエンジンを利用して、キーワード検索を行い、必要に応じて絞り込みを行い、情報の選別を行う。しかしながら、情報があまりに過多である上、適切なキーワードの選択や検索条件の設定が必要となり、ある程度の熟練を要する。このため、一般のユーザは必要な情報に辿り着くのは極めて困難な状況にある。
一方、顧客であるユーザに対して、サービス提供者である店舗やイベント運営者、マスメディア等の情報配信者側が情報を発信したい場合は、新聞広告や折り込みチラシ、ダイレクトメール、ファクシミリや電話、電子メール等が利用される。中でも、電子メールは低コストで同報送信が可能なこともあり、普及している。このような情報配信手段を得るために、情報配信者は会員登録などと称して、電子メールアドレスの記入を求めている。しかしながら、近年いわゆる迷惑メールが氾濫し、一方で個人情報保護の意識の高まりもあって、電子メールアドレスの開示に抵抗を覚えるユーザが増えつつあり、また定期的に電子メールアドレスを変更することも広く行われるようになっている。また一方、会員登録フォームに氏名や住所、電子メールアドレスなどを記入する作業に手間がかかるため、敬遠される傾向にあるという問題もある。このような状況で、情報配信者は電子メールを利用して継続的に情報を配信し続けることが困難となっている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、情報配信者が登録ユーザに対して情報配信を継続的に確実に行うことができ、一方登録ユーザは必要な情報に容易にアクセスすることが可能な情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面に係る情報配信システムは、サーバとネットワークで接続された端末に対してサーバから所定の情報を配信する情報配信システムであって、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報をネットワークを介して発信する発信サイトと、発信サイトとネットワークで接続され、各発信サイトから配信情報を取得可能な情報配信サーバと、情報配信サーバとネットワークで接続され、情報配信サーバから配信情報を取得する情報端末とを備え、情報端末は、配信情報をカレンダー状に表示したカレンダーブラウザを表示可能な表示手段と、表示手段で表示された内容を選択、操作するための操作手段と、情報端末固有の識別情報を保持する識別情報保持手段と、情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当するカレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示するマーク生成手段と、操作手段でカレンダーブラウザ中から情報マークが表示された日欄を選択すると、表示手段に表されているカレンダーブラウザの表示から、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える表示切替手段とを備える。
この構成によって、情報端末で配信情報を取得すると共に、取得した情報をカレンダー状に表示できるので、ユーザは限られたサイズの情報端末の表示欄からでも親しみ易い一覧表示にて判り易く確認できる。さらに所望の日欄を選択することで、情報の具体的な内容の表示に切り替えることができ、閲覧及び選択の容易な情報配信システムを提供できる。
また、本発明の第2の側面に係る情報配信システムは、マーク生成手段は、現在の日付を基準とし、過去の情報についてはカレンダーブラウザ上に表示される情報マークを作成しない。これによって、情報を現在若しくは未来の情報のみに限定し、古い情報を排除することで表示される情報量を制限し、必要な情報のみに絞って見易くカレンダーに表示することが可能となる。
さらに、本発明の第3の側面に係る情報配信システムは、情報端末がさらに、カレンダーブラウザに表示される情報マークを、配信情報の内容に応じてカテゴリー毎に区分すると共に、特定のカテゴリーに関する情報マークのみを表示させるように、表示したいカテゴリーを選択するためのカテゴリー選択メニューを生成するメニュー生成手段を備える。これによって、カレンダーブラウザ上に必要な情報のみに限定して表示させることができ、目的の情報を探しやすくした使い勝手の良い環境が実現できる。
さらにまた、本発明の第4の側面に係る情報配信システムは、発信サイトで配信情報を記載する所定の書式がRSSに準拠している。これにより、発信サイト側で配信情報を新たなフォームなどに登録し直すこと無く、既存のホームページ用等に作成したRSS情報を利用してユーザへの情報配信を行うことができるので、統一したフォーマットで自身の発信サイトの運営と、情報配信システムを利用した情報配信とを行うことができ、手間やコストを削減した効率のよい運営が可能となる。
さらにまた、本発明の第5の側面に係る情報配信システムは、情報端末がさらに、情報配信サーバから取得する配信情報がアップロードされた発信サイトに関する登録情報を記録するための発信サイト登録手段を備える。
さらにまた、本発明の第6の側面に係る情報配信システムは、発信サイト登録手段に対する登録情報の記録が、非接触式又は接触式の登録情報書込装置を情報端末に接近させて、登録情報書込装置から発信サイト登録手段への書き込みを行うよう構成されている。
これによって、例えば発信サイトを運営する店舗等に登録情報書込装置を配置しておくことにより、顧客であるユーザの情報端末をこの登録情報書込装置にセットして、容易に登録情報の書き込み作業を行うことができ、従来のように手書きの申込用紙に氏名やメールアドレスなどの個人情報を記載してもらう必要が無く、極めて簡単かつ短時間で登録作業を行うことが可能となる。また一旦発信サイト登録手段に登録情報が記録されると、後は情報端末側から配信情報の収集が行われるため、情報の配信元である発信サイト側から各ユーザの情報端末に情報を送信する必要がない。このことは、従来の電子メール配信のような作業を不要にでき、さらに電子メールアドレスの変更によって情報配信が不能となる事態も回避でき、極めて確実性の高い情報配信が構築され、いわゆる顧客の囲い込みが実現できる。
さらにまた、本発明の第7の側面に係る情報配信システムは、登録情報書込装置で発信サイト登録手段に登録情報の書き込みが行われると、メニュー生成手段が、該登録情報に関する発信サイトの指定した項目名をカテゴリーとしてカテゴリー選択メニューに追加させるよう構成している。これにより、カテゴリー選択メニューを表示させる度に、発信サイトが指定した項目名がカテゴリーの一として表示されるので、項目名を店舗名など所望の情報とすることで、ユーザの情報端末に表示される広告として機能させることができる。
さらにまた、本発明の第8の側面に係る情報配信システムは、情報端末が、カレンダーブラウザに表示される配信情報の地域情報を選択可能に構成してなると共に、登録情報書込装置を介して登録情報の書き込みを行う際、情報登録ライターを設置した地域の情報を、地域情報のデフォルト情報として設定するよう構成されている。これによって、ユーザが活動する地域を中心とする情報に特化した情報配信が図られ、地域密着型の情報配信が実現できる。
さらにまた、本発明の第9の側面に係る情報配信システムは、情報配信サーバが、収集した配信情報について、不要な情報を削除し必要な情報のみに加工して情報端末に配信する。これによって、発信サーバが発信している情報すべてを情報端末に配信するのでなく、必要な情報に限ることで簡素化してデータ転送量を減らし、かつ情報端末の表示手段での表示を簡素化して処理を高速化できる。
さらにまた、本発明の第10の側面に係る情報配信システムは、情報端末が、所定の間隔で自動的に情報配信サーバにアクセスして配信情報を取得する。これにより、ユーザは手間をかけることなく常に最新情報の配信を得ることができると共に、情報配信者も確実に情報をユーザの元に配信してビジネスチャンスを逸することもない。
さらにまた、本発明の第11の側面に係る情報配信システムは、情報端末が、指定された任意のタイミングで情報配信サーバにアクセスして配信情報を取得する。これにより、ユーザは自身の所望のタイミングで、すなわち必要なときに必要な最新の情報を入手することができる。
さらにまた、本発明の第12の側面に係る情報配信システムは、情報配信サーバは、配信情報を取得するためにアクセスしてきた情報端末の識別情報を識別情報保持手段から取得すると共に、取得した配信情報の種別、日時の少なくともいずれかを記録するアクセスログ記録手段を備える。これによって情報配信サーバ側は各情報端末のアクセス状況を把握でき、顧客情報管理を適切に行うことができる。
さらにまた、本発明の第13の側面に係る情報配信システムは、内容表示画面がさらに、配信情報の要約を表示する要約表示画面と、配信情報の詳細を表示する詳細表示画面とに表示切替手段で切替可能としており、要約表示画面は、配信情報の要約を表示するための要約表示欄と、選択された日欄を含む一週間をカレンダブラウザから抽出して情報マークを表示した状態を維持しつつ表示するための一週間表示欄とを備える。これにより、選択した日に複数の配信情報が含まれていても要約で内容を把握できると共に、選択した日を含む一週間の情報の有無も情報マークから確認でき、隣接する日の情報を続けて確認することが容易に行える。
さらにまた、本発明の第14の側面に係る情報配信システムは、情報端末がさらに、情報配信サーバから取得した配信情報を蓄積する情報蓄積手段を備える。これにより、一旦取得した配信情報を情報端末側に保持しておくことができ、再表示の際は情報配信サーバから取得するのでなくローカルの情報蓄積手段から読み出すことで高速な表示が可能となる。また、ネットワーク接続が確立されていない状態でも、情報蓄積手段に蓄積された配信情報を閲覧可能ないわゆるオフライン表示が可能となる。
さらにまた、本発明の第15の側面に係る情報配信システムは、情報端末が、配信情報を所定の手順で予め取得して情報蓄積手段に保持しておく。これにより、ユーザが表示させたい配信情報を選択するのを待たずに、情報端末は情報配信サーバにアクセスして各配信情報の内容情報を順次取得し、情報蓄積手段に蓄積していくことで、ユーザが望む配信情報が情報蓄積手段に既に保持されている場合は、この情報を利用して表示手段に表示させることができ、表示の高速化を図ることができる。
さらにまた、本発明の第16の側面に係る情報端末は、ネットワークで接続された情報配信サーバから所定の情報を収集する情報端末であって、発信サイトがネットワークを介して配信した、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を情報配信サーバで収集し、情報配信サーバから配信情報を取得するとと共に、取得した配信情報をカレンダー状に表示するカレンダーブラウザを表示可能な表示手段と、表示手段で表示された内容を選択、操作するための操作手段と、情報端末固有の識別情報を保持する識別情報保持手段と、情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当するカレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示するマーク生成手段と、操作手段でカレンダーブラウザ中から情報マークが表示された日欄を選択すると、表示手段に表されているカレンダーブラウザの表示から、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える表示切替手段とを備える。これによって、情報端末で配信情報を取得すると共に、取得した情報をカレンダー状に表示できるので、ユーザは限られたサイズの情報端末の表示欄からでも親しみ易い一覧表示にて判り易く確認できる。さらに所望の日欄を選択することで、情報の具体的な内容の表示に切り替えることができ、閲覧及び選択の容易な情報配信システムを提供できる。
さらにまた、本発明の第17の側面に係る情報端末はさらに、情報配信サーバから取得する配信情報がアップロードされた発信サイトに関する登録情報を記録するための発信サイト登録手段を備える。
さらにまた、本発明の第18の側面に係る情報端末は、発信サイト登録手段に対する登録情報の記録が、非接触式又は接触式の登録情報書込装置を情報端末に接近させて、登録情報書込装置から発信サイト登録手段への書き込みを行うよう構成されている。これによって、例えば発信サイトを運営する店舗等に登録情報書込装置を配置しておくことにより、顧客であるユーザの情報端末をこの登録情報書込装置にセットして、容易に登録情報の書き込み作業を行うことができ、従来のように手書きの申込用紙に氏名やメールアドレスなどの個人情報を記載してもらう必要が無く、極めて簡単かつ短時間で登録作業を行うことが可能となる。また一旦発信サイト登録手段に登録情報が記録されると、後は情報端末側から配信情報の収集が行われるため、情報の配信元である発信サイト側から各ユーザの情報端末に情報を送信する必要がない。このことは、従来の電子メール配信のような作業を不要にでき、さらに電子メールアドレスの変更によって情報配信が不能となる事態も回避でき、極めて確実性の高い情報配信が構築され、いわゆる顧客の囲い込みが実現できる。
さらにまた、本発明の第19の側面に係る情報端末はさらに、登録情報書込装置で発信サイト登録手段に登録情報の書き込みが行われると、メニュー生成手段が、該登録情報に関する発信サイトの指定した項目名をカテゴリーとしてカテゴリー選択メニューに追加させるよう構成している。これにより、カテゴリー選択メニューを表示させる度に、発信サイトが指定した項目名がカテゴリーの一として表示されるので、項目名を店舗名など所望の情報とすることで、ユーザの情報端末に表示される広告として機能させることができる。
さらにまた、本発明の第20の側面に係る情報端末はさらに、カレンダーブラウザに表示される配信情報の地域情報を選択可能に構成してなると共に、登録情報書込装置を介して登録情報の書き込みを行う際、情報登録ライターを設置した地域の情報を、地域情報のデフォルト情報として設定するよう構成されている。これによって、ユーザが活動する地域を中心とする情報に特化した情報配信が図られ、地域密着型の情報配信が実現できる。
さらにまた、本発明の第21の側面に係る情報端末はさらに、内容表示画面がさらに、配信情報の要約を表示する要約表示画面と、配信情報の詳細を表示する詳細表示画面とに表示切替手段で切替可能としており、要約表示画面は、配信情報の要約を表示するための要約表示欄と、選択された日欄を含む一週間をカレンダブラウザから抽出して情報マークを表示した状態を維持しつつ表示するための一週間表示欄とを備える。これにより、選択した日に複数の配信情報が含まれていても要約で内容を把握できると共に、選択した日を含む一週間の情報の有無も情報マークから確認でき、隣接する日の情報を続けて確認することが容易に行える。
さらにまた、本発明の第22の側面に係る情報端末はさらに、情報配信サーバから取得した配信情報を蓄積する情報蓄積手段を備える。これにより、一旦取得した配信情報を情報端末側に保持しておくことができ、再表示の際は情報配信サーバから取得するのでなくローカルの情報蓄積手段から読み出すことで高速な表示が可能となる。また、ネットワーク接続が確立されていない状態でも、情報蓄積手段に蓄積された配信情報を閲覧可能ないわゆるオフライン表示が可能となる。
さらにまた、本発明の第23の側面に係る情報端末は、配信情報を所定の手順で予め取得して情報蓄積手段に保持するよう構成される。これにより、ユーザが表示させたい配信情報を選択するのを待たずに、情報端末は情報配信サーバにアクセスして各配信情報の内容情報を順次取得し、情報蓄積手段に蓄積していくことで、ユーザが望む配信情報が情報蓄積手段に既に保持されている場合は、この情報を利用して表示手段に表示させることができ、表示の高速化を図ることができる。
さらにまた、本発明の第24の側面に係る情報配信方法は、情報配信サーバとネットワークで接続された情報端末に対して情報配信サーバから所定の情報を配信する情報配信方法であって、情報を配信している発信サイトに登録された、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を、発信サイトとネットワークを介して接続された情報配信サーバが予め収集しており、情報配信サーバから取得する配信情報がアップロードされた発信サイトに関する登録情報を、情報端末に記録する工程と、情報端末の表示手段に、カレンダー状の一覧表示を構成するカレンダーブラウザを表示させ、情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当するカレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示する工程と、情報端末の表示手段に表示された内容を選択、操作するための操作手段によって、カレンダーブラウザ中から情報マークが表示された日欄を選択することにより、表示手段の表示をカレンダーブラウザから、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える工程とを有する。これによって、情報端末で配信情報を取得すると共に、取得した情報をカレンダー状に表示できるので、ユーザは限られたサイズの情報端末の表示欄からでも親しみ易い一覧表示にて判り易く確認できる。さらに所望の日欄を選択することで、情報の具体的な内容の表示に切り替えることができ、閲覧及び選択の容易な情報配信システムを提供できる。
さらにまた、本発明の第25の側面に係る情報配信方法は、情報端末が、配信情報の日付情報のみを情報配信サーバから取得し、操作手段でカレンダーブラウザ中から情報マークが表示された日欄を選択すると、その日に該当する配信情報の内容に関する内容情報を情報配信サーバに請求し、取得した内容情報を内容表示画面に表示するよう構成している。これによって、情報量の少ない日付情報のみを最初にデータ転送し、内容情報は必要になるまで請求しないことにより、通信する情報量を少なくして高速なレスポンスを図れる。
さらにまた、本発明の第26の側面に係る情報取得プログラムは、ネットワークで接続された情報配信サーバから所定の情報を収集する情報取得プログラムであって、コンピュータに、発信サイトがネットワークを介して配信した、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を情報配信サーバで収集し、情報配信サーバから配信情報を取得するとと共に、取得した配信情報をカレンダー状に表示したカレンダーブラウザを表示する機能と、情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当するカレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示する機能と、カレンダーブラウザ中から情報マークが表示された日欄を選択すると、表示手段に表されているカレンダーブラウザの表示から、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える機能とを実現させる。この構成によって、情報端末で配信情報を取得すると共に、取得した情報をカレンダー状に表示できるので、ユーザは限られたサイズの情報端末の表示欄からでも親しみ易い一覧表示にて判り易く確認できる。さらに所望の日欄を選択することで、情報の具体的な内容の表示に切り替えることができ、閲覧及び選択の容易な情報配信システムを提供できる。
さらにまた、本発明の第27の側面に係るコンピュータで読み取り可能な記録媒体または記憶した機器は、上記情報取得プログラムを記録している。記録媒体には、CD−ROM、CD−R、CD−RWやフレキシブルディスク、磁気テープ、MO、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、Blu−ray、HD DVD(AOD)等の磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリその他のプログラムを格納可能な媒体が含まれる。またプログラムには、上記記録媒体に格納されて配布されるものの他、インターネット等のネットワーク回線を通じてダウンロードによって配布される形態のものも含まれる。さらに記憶した機器には、上記プログラムがソフトウェアやファームウェア等の形態で実行可能な状態に実装された汎用もしくは専用機器を含む。さらにまたプログラムに含まれる各処理や機能は、コンピュータで実行可能なプログラムソフトウエアにより実行してもよいし、各部の処理を所定のゲートアレイ(FPGA、ASIC)等のハードウエア、又はプログラムソフトウエアとハードウェアの一部の要素を実現する部分的ハードウエアモジュールとが混在する形式で実現してもよい。
以上のように本発明の情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器によれば、情報端末で配信情報を取得すると共に、取得した情報をカレンダー状に表示できるので、ユーザは限られたサイズの情報端末の表示欄からでも親しみ易い一覧表示にて判り易く確認できる。さらに所望の日欄を選択することで、情報の具体的な内容の表示に切り替えることができ、閲覧及び選択の容易な使い勝手のよい情報配信が実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器を例示するものであって、本発明は情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器を以下のものに特定しない。また、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
本明細書において情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器は、情報配信や取得に関する操作や表示、設定を行うシステムそのもの、ならびに情報配信や取得の操作、表示、設定等に関連する入出力、表示、演算、通信その他の処理をハードウェア的に行う装置や方法に限定するものではない。ソフトウェア的に処理を実現する装置や方法も本発明の範囲内に包含する。例えば汎用の回路やコンピュータにソフトウェアやプログラム、プラグイン、オブジェクト、ライブラリ、アプレット、スクリプレット、コンパイラ、モジュール、特定のプログラム上で動作するマクロ等を組み込んで情報配信や取得そのものあるいはこれに関連する処理を可能とした汎用あるいは専用のコンピュータ、ワークステーション、情報端末、携帯型電子機器その他の電子デバイスも、本発明の情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器の少なくともいずれかに含まれる。また本プログラムは単体で使用するものに限られず、特定のコンピュータプログラムやソフトウェア、サービス等の一部として機能する態様や、必要時に呼び出されて機能する態様、OS等の環境においてサービスとして提供される態様、環境に常駐して動作する態様、バックグラウンドで動作する態様やその他の支援プログラムという位置付けで使用することもできる。
また本発明の実施の形態において使用されるコンピュータ等の情報端末同士、およびサーバやこれらに接続される操作、制御、入出力、表示、各種処理その他のためのコンピュータ、あるいはプリンタ等その他の周辺機器との接続は、例えばIEEE1394、RS−232xやRS−422、USB等のシリアル接続、パラレル接続、あるいは10BASE−T、100BASE−TX、1000BASE−T等のネットワークを介して電気的に接続して通信を行うことができる。接続は有線を使った物理的な接続に限られず、IEEE802.1x、OFDM方式等の無線LANやBluetooth等の電波、赤外線、光通信等を利用した無線接続等でもよい。さらにデータの交換や設定の保存等を行うための記録媒体には、メモリカードや磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等が利用できる。
図1に、本発明の一実施の形態に係る情報配信システムを示す。この図に示す情報配信システム100では、情報端末10と情報配信サーバ20とがネットワーク接続されている。情報配信サーバ20はさらに複数の発信サイト30から、ネットワーク接続を介して配信情報を収集する。そして情報端末10からの求めに応じて、収集した配信情報の内必要な配信情報を情報端末10に送信する。ネットワークとしては電話回線を利用したダイヤルアップ接続、無線LANなどを介したインターネットが利用できる。また情報端末自体が直接情報配信サーバと通信を行うことなく、情報端末は基地局とbluetoothなどでデータ通信を行い、基地局がインターネット接続により情報配信サーバとアクセスする構成としても良い。
(情報端末10)
(情報端末10)
情報端末10のブロック図を図2に示す。この図に示す情報端末10は、演算部11と、メモリ手段12と、表示手段14と、操作手段15とを備えている。演算部11は、表示手段14で表示されるカレンダーブラウザの生成や各種演算等を行う部材であり、情報マークをカレンダーブラウザに表示するマーク生成手段16や、表示手段14の表示内容を切り替える表示切替手段17、カレンダーブラウザに表示する情報マークの表示カテゴリーを選択するカテゴリー選択メニューを生成するメニュー生成手段18等を実現している。
またメモリ手段12は、メモリなどの記憶素子やハードディスクなどの記録媒体で構成され、識別情報保持手段19と、発信サイト登録手段13と、情報蓄積手段19Aとを含む。識別情報保持手段19は、情報端末固有の識別情報を保持する部材であり、E2PROM等が相当する。識別情報は、情報端末10を区別、認識するための情報であって、例えばIC付携帯電話の場合はID番号等である。
発信サイト登録手段13は、取得したい配信情報に関する登録情報を記録するメモリであり、RAMやフラッシュメモリ、SDカードなどの半導体メモリや書き込み可能なICカードなどが利用できる。予め、登録情報を記録しておくことで、情報端末10は情報配信サーバ20にアクセスして該当する登録情報を取得する。
情報蓄積手段19Aは、情報配信サーバから取得した配信情報の日付情報や内容情報を一時的に保持するメモリであり、RAMやフラッシュメモリ等で構成される。このように、メモリ手段12は、複数のメモリ素子などで個別に構成したり、あるいは一のメモリ空間をアドレス指定などにより共有することもできる。
発信サイト登録手段13に対する登録情報の記録は、ユーザが操作手段15を操作して手動で行う他、外部機器である登録情報書込装置32などを利用した書き込みでも行える。例えば、FeliCa(フェリカ)などの書き込み可能なIC機能を内蔵する携帯電話を情報端末10として利用する場合、登録情報書込装置32として業務用の登録情報ライターであるICリーダ/ライタや個人向けのPaSoRi(パソリ)等を利用して非接触式で瞬時に登録情報をフェリカに書き込みできる。登録情報書込装置32を発信サイトが用意し、例えば店舗先に設置することで、来店したユーザが登録情報の記録を希望すれば、情報端末10を登録情報書込装置32に載置して簡単に記録することができる。なお登録情報書込装置は、非接触式に限られず、磁気テープなどを利用した接触式の書き込み方式も利用できることは言うまでもない。
表示手段14はカレンダーブラウザ等を表示するディスプレイであり、典型的には液晶画面、有機EL画面などが利用できる。
また操作手段15は、入力や設定、選択、実行などの指示を行う入力デバイスであり、キーパッドやテンキー、十字キー、上下左右ボタン、ジョグダイヤル等が利用できる。情報端末10の操作は、物理的なボタンやキーなどの操作手段15を直接操作して行う他、画面上に仮想的に表示される操作ボタンやアイコンを操作することでも行える。例えば表示手段14の画面表示を切り替える表示切替手段17は、物理的なボタンやキー等の操作手段15と共通としたり、仮想ボタンで構成することもできる。
情報端末10は、インターネット接続機能など、データ通信可能な通信機能を備えた機器である。情報端末10には、携帯電話やPHS、PDA、カーナビゲーションシステムなどの移動式のものや、パーソナルコンピュータ等の固定式のものが利用できる。特にユーザが外出先、出張先など移動中でも利用可能な携帯型が好ましく、典型的には携行可能な携帯電話である。またフェリカなど、ICを内蔵したタイプの携帯電話とすることが好ましい。これによって電子マネー機能やポイント機能といった機能を付加し、これらの機能と配信情報、発信サイト30等と連携させることもできる。
情報端末10には情報取得プログラムがインストールされている。情報取得プログラムをインストールした情報端末10は、情報配信サーバ20と協働して配信情報を取得し、表示手段14に表示する。なお、情報取得プログラムはソフトウェアとしてインストールする他、情報端末自体にファームウェア、ハードウェア等として実装することも可能であることは言うまでもない。
(情報配信サーバ20)
(情報配信サーバ20)
情報配信サーバ20は、さらに発信サイト30とネットワーク接続されている。図3に、情報配信サーバ20が配信情報を発信サイト30から収集し、情報端末10に配信する様子を示す。この図に示すように、情報配信サーバ20は発信サイト30から配信情報を自動的に収集し、情報端末10の情報請求に基づいて収集した情報を配信する。すなわち情報配信サーバ20は、各発信サイト30の情報を一括して収集、管理し、各情報端末10に対して情報を提供する窓口となる。
また情報配信サーバ20が、所定のタイミングで各発信サイト30を巡回して配信情報を更新する他、発信サイト30側が配信情報を情報配信サーバ20にアップロードすることもできる。これによって、緊急性を有する情報など、直ちに配信を行いたい情報を速やかに情報配信サーバ20に登録して、ユーザの手元に早く情報を届けることができる。
また情報配信サーバ20自体が、収集した配信情報をポータルサイトとしてホームページ上から提供することも可能である。
(発信サイト30)
(発信サイト30)
発信サイト30は、典型的には情報配信者が運営するホームページあるいはウェブサーバである。情報配信者は、ホームページ上で情報を公開して発信する一方で、この情報を配信情報としても情報配信サーバ20に提供する。これによって、発信した情報をユーザが自律的にホームページにアクセスして収集することに加えて、このような自発的なアクセスをしないユーザに対しても、情報配信サーバ20を介して配信情報を提供することができるという、いわゆるプッシュ型の情報配信が実現でき、情報の配布に関してより効率的、効果的な運用が可能となる。
情報配信者は、たとえば店舗や広告、雑誌などのメディア、ニュース媒体、イベント企画者等である。これらの情報配信者は日付を含む情報をユーザ側に提供したいことが多々ある。例えば店舗の特売情報、サービスデー、一掃セール、新装オープン、イベントの日程、雑誌の発売日、新製品の発売日、といった情報は、その期日までにできるだけ多くの潜在ユーザに対して、情報の告知を行いたい。そこで、自社のホームページによる宣伝や雑誌広告、TVCMといった既存の、ユーザが目に触れやすい場所に宣伝広告を行うことに加えて、ユーザの持つ携帯電話などの情報端末に対して、積極的に情報を配信してやることによって、効果的なマーケティングを展開することができる。いわば、情報の発信のみならず、発信した情報をユーザに積極的に配信するという情報の二次利用によって、更なる情報の告知を図ることができ、登録ユーザに対して確実に情報を提供できる。
(情報の配信)
(情報の配信)
各発信サイト30が発信する情報は、所定のフォーマットで記述することにより、情報配信サーバ20側で配信情報の収集を容易とする。配信情報の記述は、好ましくはRSS仕様で行う。RSSは、ホームページの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXMLベースの書式であり、主にホームページの更新情報を公開するのに使用されている。RSSで記述された文書には、ホームページの各ページのタイトル、アドレス、見出し、要約、更新時刻などを記述することができる。このようなRSS文書を用いることで、多数のホームページの更新情報を統一的な方法で効率的に把握することが可能とされている。RSSの仕様には「0.9−2.0系列」(Really Simple Syndication)と「1.0系列」(Rich Site Summary)の2系統のバージョンがある。本実施の形態は、既存のホームページに付加されており、また容易に付加できるRSSを利用して情報の配信を行う。発信サイト30がRSSで記入した配信情報は、情報配信サーバ20側で解析され、配信情報として各情報端末10側の要求に応じて配信される。
この方法によれば、自身のホームページの更新と共にRSS情報を更新することができ、自らのホームページで発信する情報と、情報配信サーバ20を介した情報端末10への情報配信を同時に行うことができる。特に、従来のようにユーザの携帯電話などに直接電子メールを配信して情報提供を行う方式では、電子メールアドレスをユーザから収集、管理する必要がある。特に電子メールアドレスをユーザに記入させるのは、ユーザに負担を強いる上、個人情報開示という心理的な抵抗もある。また電子メールアドレスを変更されると、以降は情報発信の手だてを失う。また一方、自身のホームページでの情報更新を行うことと別に電子メールでの情報配信を行う必要があり、手間がかかる上、両者の内容が一致しているかどうかのチェック等も必要となり、冗長な作業の繰り返しとなる。
これに対して、本実施の形態に係る情報配信方法では、情報端末10側が情報取得プログラムから情報配信サーバ20側に対して、配信情報の請求を行い、これに応じて情報配信サーバ20から必要な配信情報が情報端末10側に送信され、情報端末10の表示画面に表示される。つまり、発信サイト30あるいは情報発信者側から一方的にユーザの情報端末10側に情報を送信する方式でなく、情報端末10側から情報配信サーバ20を介して発信サイト30側に情報を請求する構成を採用している。したがって、電子メールアドレスの開示や記入は不要であり、情報発信者側は電子メールアドレスの変更如何に関わらず、継続的に情報を配信することができる。一方、情報端末10の識別情報を識別情報保持手段19から検出することで、情報配信サーバ20はどの情報端末10からアクセスがあったかを記録できるので、このアクセスログ情報を利用して顧客管理を行うこともできる。情報配信サーバ20は、アクセスしてきた情報端末10の識別情報、取得した配信情報の種別、日時を記録するアクセスログ記録手段を備える。この情報は、必要に応じて発信サイト30側で利用するようにしてもよく、顧客毎のマーケティング用の情報として利用できる。
このように、RSSを利用することで、RSS自体には情報を配信するいわゆるプッシュ機能はないものの、RSSで記述された情報は収集や取り扱いが容易であるため、本来のホームページ更新情報の公開すなわち情報発信という目的に加えて、この情報を積極的にユーザ側、すなわち情報端末に配信することで、ユーザがホームページなどにアクセスして情報をチェックしなくとも、確実に情報を伝えることができるというプッシュ型のサービスが実現できる。
またRSS仕様を独自のタグで拡張したり、RSS仕様に限られずRDFやその他XMLによるフォーマット等、あるいは専用の書式で配信情報を記載して情報配信サーバに送出あるいはアップロードすることも可能であることは言うまでもない。
(情報取得プログラム)
(情報取得プログラム)
次に図4〜図6に、情報取得プログラムのユーザインターフェース画面の一例を示す。図4はカレンダーブラウザ40の表示例、図5は要約表示画面50、図6は詳細表示画面60を、それぞれ示す。これらの図に示す情報取得プログラムのユーザインターフェース画面は、情報端末10の表示画面に表示され、表示切替手段17によって表示を切り替える。表示切替手段17は、画面上に表示される操作ボタンやアイコン等であり、操作手段15である十字キー等で操作できる。
(カレンダーブラウザ40)
(カレンダーブラウザ40)
従来より、携帯電話にカレンダーを表示したものはあったが、単なるカレンダーの表示に止まり、スケジュール等の情報を書き込んだものはなかった。携帯電話では、コンピュータなどに比べて液晶表示画面のサイズが限られ、多くの情報を一度に表示できない上、情報を入力するのも面倒であること等が理由であった。
一方、日付のみを表示し、さらにイベントなどを併記して表示可能な携帯電話も開発されている(例えば特許文献2)。しかしながら、その日の情報を表示するに止まり、カレンダーとして一覧表示することはできなかった。
ユーザにとっては、スケジュール管理やイベント情報、特売情報といった日及び/又は時間を含む情報の閲覧は、カレンダー状の配置が最も視覚的に理解し易いところである。一方で携帯電話など、表示画面の面積が限られた情報端末では、一画面で表示できる情報が限られてしまう。無理に多くの情報を表示しようとすれば、いきおい文字サイズが小さくなったり、フォントが潰れて読み難くなると言う問題があった。
このような問題点に鑑みて、本実施の形態では、カレンダー状の表示が可能なカレンダーブラウザ40を情報端末10のインターフェース画面として採用し、情報がある日の欄にはマークでその旨を表示し、ユーザが特定の日を選択した時点で、その日に登録されている情報を表示させるような構成を採用した。これによって、限られた表示画面内で見易さを犠牲にすることなくカレンダー表示を実現しつつ、情報の内容確認も可能としている。
(カレンダーブラウザ40の構成)
(カレンダーブラウザ40の構成)
図4に示すカレンダーブラウザ40は、カレンダー状の表示を行うカレンダー欄41と、カレンダー欄41の上方右側に設けられた選択カテゴリー表示欄42と、上方左側で本日の日付を表示する日付表示欄43と、カレンダー欄41の下部に設けたステータス表示欄44とを有している。さらに左下には、カレンダーブラウザ40のメニュー画面を表示させるための「メニュー」ボタン45、右下にはカレンダーブラウザ40に表示されるカテゴリーを選択するカテゴリー選択メニューを表示させるための「選択」ボタン46が配置される。
(カレンダー欄41)
(カレンダー欄41)
カレンダー欄41は、情報取得プログラムを起動した月の一ヶ月分のカレンダーを表示する。情報取得プログラムを起動すると、その月が自動的に選択されるが、翌月、翌々月など、月や年を切り替えることもできる。また必要に応じて、さらに表示手段14の表示面積や解像度などに応じて、2ヶ月分など、複数月の情報を一画面で表示させたり、あるいは半月などに限定してより大きく表示させても良い。この場合は画面スクロールや表示週の切替等が可能となる。
情報取得プログラムが起動されると、自動的にインターネット接続を行って情報配信サーバ20にアクセスし、予め登録された配信サーバ等の登録情報に基づいて、該当する配信情報を取得する。この際、情報取得プログラムの起動日を基準として、本日の情報を含む将来の日に関する情報のみが情報端末10にダウンロードされる。言い換えると、過去の情報については取得しない。これによって情報量を制限して、表示を見易くできると共に、不要な情報を排除して通信量を抑制し、効率よくアクセスが行える。
また起動時の日を基準として、当日の情報を含めて取得する他、時間をも考慮した選別を行うこともできる。例えば、配信情報の日付情報に日のみならず時間の情報も含まれている場合は、情報取得プログラムの起動時を基準とし、当日の情報であっても既に経過した情報については排除させ、有効な情報のみに絞って情報を取得できる。一方で、当日の情報自体を排除して、翌日以降の情報のみを表示させても良く、または1週間後の情報、あるいは一週間以内の情報など、ユーザが所定の期間を指定して、この期間に合致する情報のみを抽出させることもできる。
情報配信サーバ20に登録された配信情報の内、情報端末10は日時に関する日付情報のみを先に取得し、その日に対応するカレンダーブラウザ40上の日欄に、情報があることを示す情報マーク47を表示させる。
(情報マーク47)
(情報マーク47)
情報マーク47は、カレンダーブラウザ40の日欄に、何らかの情報がこの日に登録されていることを示す印であり、フラグやアイコン、文字や記号、数字などのテキスト、太字や斜字体等の文字装飾、あるいは日欄の着色や点滅、強調、ハイライト表示等、あるいはこれらの組み合わせなど、情報のない日欄との差別化が視覚的に行える手段が適宜利用できる。また複数の情報マーク47を組み合わせて利用することもできる。例えば、既に取得されている情報には「E」マークを表示し、この内登録情報書込装置32で登録された情報については「P」マークを表示する。その他、新たに更新、登録された情報については「New!」の文字を付加すること等により、新着情報を区別できる。あるいは、情報の種類によって表示を変更することもでき、例えばグルメ情報は料理のアイコン、子供向け情報は子供のアイコン、女性向け情報は女性のアイコンといったように、情報の内容と情報マーク47とを対応させることで、情報マーク47のみで内容を把握できるような方法も利用できる。情報マーク47のデザインや様式、意味付けについては、発信サイト側で決定したり、スキンによって変更することもできる。
日付情報の取得は、情報取得プログラムを起動する度毎に毎回行うこともできるが、好ましくは、一旦ダウンロードされた日付情報を、情報端末10内部のメモリ手段12に保存する。次回起動時は、保持された日付情報を利用して情報マーク47を表示すると共に、情報配信サーバ20にアクセスして更新された日付情報のみを取得する。これによって、通信量を減らして効率よく動作できる。
(カテゴリーの選択)
(カテゴリーの選択)
また、取得された配信情報のすべてについて、情報マーク47を表示させる他、特定の情報に限って情報マーク47を表示させることもできる。例えば、登録情報のカテゴリーに応じて、グルメ情報のみ、旅行情報のみ、IT関連情報のみ、といった表示させたいジャンルを指定し、該当するジャンルに関する情報のみを選択的に表示させても良い。表示されるカテゴリーを選択するには、図4の画面右下に設けられた「選択」ボタン46を押下して、演算部11のメニュー生成手段18により、図7に示すようなカレンダー欄41に表示する情報マーク47のカテゴリーを選択できるカテゴリー選択メニュー画面71が表示される。ユーザは、この一覧から表示マークを表示させたいカテゴリーを選択する。選択されたカテゴリーは、カレンダー欄41の右上方に設けられた選択カテゴリー表示欄42に表示される。図4の例では、「全て表示」を選択した状態を示している。
(カテゴリー選択メニュー)
(カテゴリー選択メニュー)
カテゴリー選択メニュー画面71は、プルダウンメニュー状に表示される。カテゴリー選択メニューで表示されるカテゴリーは、予め設定された項目の他、追加することもできる。この例では、登録情報書込装置32で発信サイト登録手段に登録情報の書き込みが行われると、発信サイトが指定した項目名がカテゴリーとしてカテゴリー選択メニューに追加される。項目名には、例えば店舗名、商品名、イベント名など、所望の名称が指定できる。また、テキスト情報に限られずロゴなどのイメージや文字とイメージの組み合わせとしても良い。これによって、ユーザの情報端末に、店舗名など所望の名称を表示させることで広告宣伝効果を得ることができる。例えば来店したユーザに対してICリーダ/ライタ等の登録情報書込装置32で登録情報を書き込むと、演算部11のメニュー生成手段18は発信サイト登録手段に記録された情報から、所定の名称をカテゴリー選択メニューに追加する。その結果、ユーザが情報端末上でカテゴリー選択メニューを表示させる度に、所定の名称がカテゴリー名の一つとして常に表示される。これによって、ホームページに表示されるバナー広告などと同様の宣伝効果を得ることができるので、発信サイトに対して情報配信サーバが広告料を徴収することもできる。また、カテゴリー選択メニューに所定の項目名が表示がされているユーザ数を情報配信サーバ側で把握し、アクセスログ記録手段に記録して、発信サーバに対しユーザ数に応じた課金を行うこともできる。
さらに、新たに登録情報が登録されると、その項目名がカテゴリー選択メニューのトップや2番目、あるいは一番下に追加するなど、注目を引きやすい位置に配置することで更に広告宣伝効果を高めることができる。この例では、カテゴリー選択メニューのトップを「全て表示」とし、その下に新たに追加された項目名が順次表示される。また、カテゴリー選択メニュー画面71に表示される項目名は、ユーザが削除したり、配置順を変更することもできる。これによってユーザは必要な項目のみをカテゴリー選択メニュー画面71に表示させて見易く必要な情報に容易にアクセスできるようにカスタマイズできる。あるいは、ユーザが独自の項目をカテゴリーに追加してもよい。
(メニュー画面)
(メニュー画面)
一方、カレンダー欄41の左下に設けられた「メニュー」ボタン45を押下すると、図8に示すような各種設定を行うためのメニュー画面72が表示される。メニュー画面72は、図8の例では「データ更新」、「情報検索」、「カテゴリー設定」、「テーマ選択」、「文字サイズ切替」、「バージョンアップ」等の設定項目が用意されている。また画面をスクロールさせてその他の設定項目を表示させることもできる。
「データ更新」は配信情報の更新を行うものであり、ユーザが所望のタイミングで配信情報を更新したい場合に選択する。「情報検索」は、図9に示すような検索画面を表示する(詳細は後述)。
「カテゴリー設定」を選択すると、図10に示すようにカレンダー欄41に表示する表示マークのデフォルトのカテゴリーを設定する。例えば、情報取得プログラムを起動したときにカレンダーブラウザ40に表示される情報マーク47は、全ての情報とするのか、「グルメ情報」、「お買い物情報」など特定の情報に限定するのかを設定できる。
また「テーマ選択」は、プログラムのユーザインターフェース画面のデザインを変更するための機能である(詳細は後述)。さらに「文字サイズ切替」は、表示手段14の文字サイズを変更する。さらにまた「バージョンアップ」は、情報取得プログラムを最新版にアップデートする機能であり、プログラムのダウンロードサイトに移行する。
(情報検索)
(情報検索)
図8の画面から「情報検索」を選択すると、図9に示すように配信情報のキーワード検索が行える。またキーワード検索の他、カテゴリー検索や都道府県検索などの手段でも情報検索を行うことができる。例えば図11にカテゴリー検索画面の一例を示す。
(絵文字による検索)
(絵文字による検索)
さらに、検索キーワードとして絵文字を指定することも可能である。特に携帯電話には絵文字の入力、表示機能を備えるものが多く、携帯メールなどでは絵文字での表現も普及しているため、このような絵文字を検索キーワードとして指定可能とすることで、イメージ的な検索を行える。例えば、「飛行機」の絵文字を検索キーワード欄に入力すると、航空会社の配信情報を取得して表示させる。また「鉄道」の絵文字を指定することで、登録された地域の鉄道情報(例えば東京都内であれば山手線や東京メトロの配信情報)を表示させ、あるいは「パン」の絵文字を指定することで登録された地域エリア内のパン屋の配信情報を表示させる。このように、絵文字毎に予め表示すべき対象を直接割り当てたり、あるいは絵文字と検索キーワードとを割り当てて、絵文字を文字検索のキーワード入力の代替とすることで、絵文字による検索を実現できる。なお絵文字は、携帯電話の機種やキャリアによって文字コードの割り当て等が異なる場合があるため、各社、各機種の仕様に対応した絵文字と検索対象や検索キーワードとの関連付けを行うことで、機種やキャリアの違いによらず一定の検索を実現できる。
さらにこのような検索は、通常の文字入力による検索画面と共通としてもよく、あるいは絵文字専用の検索画面を別途用意しても良い。また絵文字の選択を容易にするために、表示画面上に絵文字の選択画面を設けておき、この画面上から選択させる構成とすることもできる。この方法では、携帯電話など携帯端末が持っている絵文字を利用せず、情報取得プログラムが提供する絵文字を利用できるので、機種やキャリアの違いを意識することなく同一の検索結果を容易に得ることができる。
(地域情報)
(地域情報)
また、図9の検索画面から「地域設定」を選択すると、カレンダーブラウザ40に表示される配信情報の地域情報を設定することもできる。特に店舗など、地域に根差した営業展開を図る発信サイト30の場合は、店舗周辺のユーザに対する情報発信が重要となり、またユーザにおいても、自分の活動範囲内での情報を知りたいと考える。このため、地域情報を特定のエリアに限定することで、遠隔地など無関係な地域に関する情報を排除して、必要な情報のみを取得、表示させることが可能となり、情報量を制限して見易く、レスポンスの良い情報取得が実現される。
また、登録情報書込装置32を介して登録情報の書き込みを行う際、情報登録ライターを設置した地域の情報を、地域情報のデフォルト情報として設定するようこともできる。例えば、店舗に設置した登録情報書込装置32を使って登録情報を書き込むことで、その店舗の位置する地域の地域情報に設定される。これによって、ユーザが活動する地域での情報に特化した情報配信が図られ、地域密着型の情報配信が実現できる。
また、地域情報で限定するためには配信情報に日付情報のみならず地域情報を含めておくことが望ましい。ただ、個別の配信情報に地域情報を含めることなく、発信サイト30の基本情報として情報配信サーバ20に地域を登録しておくことで、発信サイト30自体の地域でもって地域情報の設定された場合に選択/非選択を判定することもできる。
(ユーザインターフェース画面のデザイン変更)
(ユーザインターフェース画面のデザイン変更)
さらにまた、図8の画面から「テーマ選択」を選択すると、スキンの選択画面となる。情報取得プログラムのユーザインターフェース画面は、スキンを変更することによってデザインを変更できる。デザインは、テーマ毎に統一して作成されており、一例として、カレンダーブラウザ40に図4と異なるスキンを適用した例を図12、図13に示す。図12の例は女性向けテーマ、図13の例はビジネス向けテーマである。図12の例では、選択カテゴリー表示欄42をカレンダー欄41の左上方、日付表示欄43を右上方として、図4の配置と逆にしている。このように、項目の配置やデザインは適宜変更できる。またスキンの変更に伴い、カレンダー欄41の表示の他、アイコンや情報マーク47なども併せてデザインを変更できる。さらに要約表示画面50も同様に変更でき、例えば図14の要約表示画面50は、図13のスキンに対応する例である。各種スキンは、情報取得プログラムのダウンロードサイトから入手でき、またユーザが独自に作成したり、他のユーザが作成し公開したものを利用することもできる。
カレンダー欄41上でカーソルを十字キーなどの操作手段15で移動させると、選択する日欄を変更できる。選択中の日欄は、枠や点線で囲まれて選択中であることを判別できる。また現在選択中の日欄に含まれる情報の要約が、カレンダー欄41の下部に設けたステータス表示欄44に、文字が一方向に流れるように表示されるマーキー表示させている。選択中の日欄に複数の情報が含まれている場合は、順次切り替えて表示される。
(内容表示画面)
(内容表示画面)
カレンダー欄41から特定の日欄を選択し、表示切替手段17を操作すると、配信情報の具体的な内容を表示する内容表示画面に切り替えられる。この例では、内容表示画面として図5の要約表示画面50と、図6の詳細表示画面60の二画面を用意している。なお表示切替手段17は、実行ボタンに相当し、図4の例では十字ボタンの中央を押下あるいはクリックすることで表示切替が実行され、カレンダーブラウザ40、要約表示画面50、詳細表示画面60の順に切り替えられる。
(要約表示画面50)
(要約表示画面50)
まず要約表示画面50は、図5に示すように、配信情報の要約を表示するための要約表示欄51と、選択された日欄を含む一週間をカレンダブラウザから抽出して情報マーク47を表示した状態を維持しつつ表示するための一週間表示欄52とを備える。カレンダーブラウザ40のカレンダー欄41から特定の日欄を選択すると、選択した日に記録されている配信情報の一覧が要約表示欄51に表示される。各配信情報の要約が、一行ずつ一覧で表示されるので、ユーザは、要約を参考にしながら、所望の配信情報を表示切替手段17で選択する。すると図6に示す詳細表示画面60に切り替えられて、配信情報の詳細が表示される。
なお、カレンダーブラウザ40の日欄を操作手段15で選択した際に、該当する日に関して登録された配信情報が多数ある場合にこれをグループ化して階層型メニューで表示させ、所望のグループを選択させるように構成しても良い。これによって、一日に複数の情報が登録されている場合でもカテゴリー毎に項目分けすることで表示が煩雑になることを防ぎ、さらにグループ化して階層状に選択可能とすることで必要な情報に容易に辿り着くことができ、極めて操作性に優れた環境が実現される。
(詳細表示画面60)
(詳細表示画面60)
図6の詳細表示画面60は、配信情報の内容を表示する内容表示欄61、下部に全文を閲覧するための「詳細を見る」ボタン62、配信情報に記された電話番号に携帯電話で直接電話をかけるための「電話をかける」ボタン63、発信サイト30のホームページにジャンプするための「情報元サイトへ」ボタン64が配置されている。
(配信情報の加工)
(配信情報の加工)
配信情報は、日付を含む日付情報と、情報の実体である内容情報とを含んでおり、必要に応じて情報の適用範囲を示す地域情報等を含めることができる。配信情報は、情報配信サーバがRSS等に基づいて収集した情報を加工して生成される。すなわち、詳細表示画面60に表示される内容や要約表示画面50に表示される内容は、情報配信サーバが取得したRSS情報そのものでなく、必要な情報のみに加工された情報である。情報配信サーバが収集した情報をすべて情報端末側に転送するのでなく、必要な情報を選別し、これのみに加工して簡素化した情報を配信することで、転送すべきデータ量や情報端末側でのタグ解釈や閲覧のための処理の負荷を軽くすることができる。
RSS等のhtml、xmlでサポートされるタグには種々のものがあり、例えば文字飾りやサイズなど表示に関するタグ等、配信したい情報の内容自体とは直接関係のない情報も多く含まれている。このような不要な情報が多く含まれたままでhtml、xmlファイルを情報端末に配信し、情報端末側でタグを解釈して表示させると、内容によっては処理が重くなり表示が遅くなることがある。
このような問題を解決するため、情報配信サーバは収集したRSS情報から必要な情報のみを抽出する。具体的には、不要なタグを削除し、必要な情報のみに限定する。ここでは日付や時間に関する情報(例えば<dc:date>タグで囲まれた情報)を抽出して日付情報とし、要約等内容に関する情報(例えばitem要素の<description>で囲まれた情報)を抽出して内容情報とし、それ以外のタグやその内容については削除する。これによって配信される情報が簡素化され、データ量も少なく高速に転送できる上、情報端末側での表示処理も軽く、高速に表示でき、全体としてのレスポンス、パフォーマンスの向上が図られる。
ただ、RSSのタグから取得した情報そのものを特に加工せず配信することも可能である。この場合は、情報配信サーバ側の負担は軽くなり、さらに情報端末の表示手段では、ブラウザが対応していれば各種タグを利用した文字装飾や、CSSやXSL等のスタイルシート機能を利用して多彩な表示が可能となる。一方で使用されるタグによっては情報端末側の処理能力が必要となる。
なお、この例では、各画面で表示される内容情報は表示スペースに依存する。例えば要約表示画面50では、表示手段に一行で表示可能な情報のみが内容情報から抽出されて表示される。また詳細表示画面60では、内容表示欄61に表示可能な情報が内容情報から抽出されて表示される。抽出は、例えば内容情報の先頭から、表示可能な文字数が抽出される。これによって最も簡単に表示すべき内容を画面に応じて変更でき、また情報配信サーバから配信されるされる配信情報を各画面で共通に利用でき、効率の良い情報配信が実現される。一方で、より高度な情報配信方法として、例えば情報配信サーバ側で、予め要約表示画面50、詳細表示画面60で各々表示すべき内容を個別に作成して送出したり、情報端末側で内容情報から自動的に要約を生成し、各画面で表示可能な文字数に応じて要約を生成して表示する構成も採用できる。このような高度な処理には、相応の処理能力や処理速度が情報配信サーバ側、情報端末側に要求されるため、ハードウェアやソフトウェアの性能や求められる情報量などに応じて、妥当な選択を適宜行う。
また図5に戻って要約表示画面50の一週間表示欄52には、選択した日を含む一週間分の日欄がカレンダー欄41から抽出されて情報マーク47付きで表示される。ユーザは、カレンダーブラウザ40の表示に戻ることなく、この画面から所望の日欄を選択することもできる。特定の日欄を選択すると、この日に対応する要約の一覧が要約表示欄51に切り替えて表示される。これによって、表示の切り替えを少なくして効率よく所望の情報を選択することができる。
(情報取得プログラムの実行手順)
(情報取得プログラムの実行手順)
次に、情報取得プログラムの実行手順を、図15のフローチャートに基づいて説明する。まず、ステップS1で情報取得プログラムを情報端末10にインストールする。例えば、図1に示すように携帯電話から情報取得プログラムのダウンロードサイトに移行して、iアプリ等で構成された情報取得プログラムをダウンロードする。ダウンロードサイトへの移行は、発信サイト30にダウンロードサイトへのリンクを張ったり、i−mode(登録商標)などインターネットサイトのトップページからメニューを辿って移行したり、アドレスを手動で入力して直接ジャンプするほか、QRコードなど二次元コードやバーコード等でアドレス情報を入力させて移行する方法も利用できる。
次にステップS2で登録情報を携帯端末の発信サイト登録手段13に記録する。登録情報は、ユーザの携帯端末に配信情報の配信を希望する情報の種別であり、例えば発信サイト30を登録する。例えば、発信サイト30が店舗である場合は、店舗に設置された登録情報書込装置32を使って登録情報を情報端末10に書き込みできる。一例として、業務用のICリーダ/ライタやPaSoRi(パソリ)等、情報端末10に内蔵されたICの書き込みが可能な非接触式又は接触式の登録情報書込装置32を店舗に設置しておく。そして登録を希望するユーザは自身の携帯電話を登録情報書込装置32にセットし、登録情報を書き込む。現在ICカードとして普及しているフェリカであれば、数秒で登録は完了する。また非接触式でライター上に置くだけでよく、対応携帯電話であれば電源がOFFであっても登録情報の書き込みは可能である。このように、登録情報は極めて簡単に情報端末10に書き込み、登録可能である。もちろん、ユーザが携帯端末を操作して手動で登録情報を入力、登録したり、該当するホームページにジャンプして、入力フォーム上から登録情報を入力するなど、手動による登録も可能であることは言うまでもない。
このようにして登録情報が記録された状態で、ステップS3で情報取得プログラムを起動すると、情報取得プログラムは自動的に情報配信サーバ20にアクセスを開始し、登録情報に関する更新された配信情報を要求する。情報配信サーバ20は要求に従い、登録情報に該当する配信情報を情報取得プログラムに対して送信する。登録情報が複数ある場合は、複数の配信情報が送信される。ここで配信情報は、最低限日付の情報を含んでいる。日付毎の情報の実体である内容情報や地域情報も含めたすべての情報を送信することもできるが、送信すべき情報量が多くなるため、日付を記録した日付情報のみを送信することが望ましい。
一方、情報端末10は表示手段14にカレンダーブラウザ40を表示し、配信情報の日付とカレンダーブラウザ40の日欄とを対応させ、配信情報がある日欄については情報マーク47を表示させる(ステップS4)。情報マーク47は演算部11のマーク生成手段16が生成する。これによって、ユーザはカレンダブラウザ上から、何らかのイベント、特売などの情報のある日を確認することができ、所望の日を選択することで、情報の具体的な内容を確認できる。ユーザが操作手段15を操作してカレンダブラウザの日欄を選択すると、配信情報の内容情報を表示する内容表示画面に切り替えられると共に、その日における配信情報の内容が確認できる。この際、情報取得プログラムは改めて情報配信サーバ20に配信情報の内容を請求して、受信した内容を表示する。これによって、すべての情報を一括して要求するのでなく、必要な情報のみを請求することで通信量、情報量を減らして負荷を低減し、高速かつ快適なレスポンスを実現できる。また、先に日付情報のみを取得した後、バックグラウンドで内容情報を順次取得することもできる。
(先読みによる高速化及びオフライン閲覧)
(先読みによる高速化及びオフライン閲覧)
加えて、閲覧中に配信情報の先読みを行い、情報端末の情報蓄積手段19A内に蓄積しておくことで、高速な表示を実現すると共に、オフライン閲覧を可能とできる。例えば、情報取得プログラムの起動時に日付情報のみを先ず取得してカレンダーブラウザで情報マークを表示した後、ユーザが日欄を選択するまで待つのでなく、所定の日欄の内容情報の取得を開始し、取得した情報を順次情報蓄積手段19Aに蓄積しておく。これによって、ユーザが日欄を選択して内容情報の取得が命令されたとき、既に情報蓄積手段19A内に蓄積された情報であれば速やかに内容表示を実行でき、結果的に高速化が実現される。このような内容情報の先読みを行う順序は、例えば日付順に順次取得する他、ユーザが過去に閲覧した情報の履歴等から傾向や嗜好を学習して、先読み情報の優先順位を決定するアルゴリズム等が適宜利用できる。また取得して保持する情報は内容情報に限られず、日付情報も保持できる。
このように情報を情報端末側で保持することにより、オフライン閲覧が可能となる。つまり、携帯電話が通信可能エリアを外れたり電波状態の変化などによって通信不能となっても、情報蓄積手段19A内に保持された情報については閲覧可能にできる。同様に、一旦閲覧した情報をキャッシュとして保持することにより、再表示する際の表示速度を高速化する効果も得られる。またプログラムの起動や情報取得のタイミング毎に、情報蓄積手段19A内の情報と情報配信サーバに登録された情報とを比較して、更新情報のみを情報蓄積手段19Aに上書きすることで常に最新情報を取得でき、効率の良いデータアクセスが実現される。
なお情報端末側で保持可能な情報量は、情報端末が有する情報蓄積手段19Aのメモリサイズに依拠する。情報蓄積手段19Aは一般にはRAMやフラッシュメモリなどの高速アクセスが可能な半導体メモリが利用できるが、ハードディスクなどの記録媒体を利用することもできる。また一定以上経過した古い情報やユーザが一定期間以上アクセスしなかった情報を上書きするように設定することで、効率良くメモリを利用できる。一方、カレンダブラウザに表示される情報マークの表示には日付情報が必要であることから、配信情報の内、内容情報等よりも日付情報の方が使用頻度が高いといえる。このため、情報蓄積手段19Aに保持される情報の優先順位は、日付情報を他の情報よりも高く設定することが好ましい。
さらに、配信情報に動画コンテンツのリンクを設定することで、MPEGなどの動画配信をストリーミングやダウンロードなどにより行うこともできる。また情報端末10のIC機能を利用して電子マネーや会員ポイントの登録等も可能であり、配信情報との連携も可能となる。例えば店舗に設置されたICライタで、情報端末10に登録情報を記録すると同時に、店舗の会員として会員情報も記録し、以降の買い物のポイントなどを情報端末10に記録することもできる。また情報端末10のIC機能を利用した電子マネーで買い物した場合に、その利用金額に応じたポイントを情報端末10に記録すると共に、次回の購入時にポイント充当を行うこともできる。さらに配信情報自体に、ポイント加算権や商品クーポンを加え、次回来店時に情報端末10を携行することでこれらを使用可能としたり、ポイントを自動加算する、ポイントを倍にする等のサービスを付加することもできる。このように、電子マネーや会員情報などを記録可能な多機能携帯電話などの情報端末10に、情報を配信することで、これらと連携させたサービスを提供でき、情報の配信と実際の購入との相乗効果を高め、ユーザの利便性向上と売り上げ増とのシナジー効果を期待できる。
ポイント情報を記録するには、例えば情報端末のメモリ手段12に、識別情報保持手段と関連付けたポイント情報を記録するポイント記録手段を備える。これによって、情報端末にポイントカード機能やクーポン機能を付加することもでき、発信サイトからの配信情報と関連付けて各店舗毎の会員カードやポイントカードのように利用できる。またポイント記録手段は、情報端末側でなく情報配信サーバ側に設けることもできる。情報配信サーバは、情報端末の識別情報保持手段から識別情報を読み取り情報端末を識別すると共に、各情報端末の識別情報とポイント情報とを関連付けてポイント記録手段に記録する。
本発明の情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器は、携帯端末に情報配信を行う新製品の告知やプロモーション、マーケティングといった広告宣伝や、コンサート情報の提供等に好適に利用できる。
100…情報配信システム
10…情報端末
11…演算部
12…メモリ手段
13…発信サイト登録手段
14…表示手段
15…操作手段
16…マーク生成手段
17…表示切替手段
18…メニュー生成手段
19…識別情報保持手段
19A…情報蓄積手段
20…情報配信サーバ
30…発信サイト
32…登録情報書込装置
40…カレンダーブラウザ
41…カレンダー欄
42…選択カテゴリー表示欄
43…日付表示欄
44…ステータス表示欄
45…「メニュー」ボタン
46…「選択」ボタン
47…情報マーク
50…要約表示画面
51…要約表示欄
52…一週間表示欄
60…詳細表示画面
61…内容表示欄
62…「詳細を見る」ボタン
63…「電話をかける」ボタン
64…「情報元サイトへ」ボタン
71…カテゴリー選択メニュー画面
72…メニュー画面
10…情報端末
11…演算部
12…メモリ手段
13…発信サイト登録手段
14…表示手段
15…操作手段
16…マーク生成手段
17…表示切替手段
18…メニュー生成手段
19…識別情報保持手段
19A…情報蓄積手段
20…情報配信サーバ
30…発信サイト
32…登録情報書込装置
40…カレンダーブラウザ
41…カレンダー欄
42…選択カテゴリー表示欄
43…日付表示欄
44…ステータス表示欄
45…「メニュー」ボタン
46…「選択」ボタン
47…情報マーク
50…要約表示画面
51…要約表示欄
52…一週間表示欄
60…詳細表示画面
61…内容表示欄
62…「詳細を見る」ボタン
63…「電話をかける」ボタン
64…「情報元サイトへ」ボタン
71…カテゴリー選択メニュー画面
72…メニュー画面
Claims (27)
- サーバとネットワークで接続された端末に対してサーバから所定の情報を配信する情報配信システムであって、
所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報をネットワークを介して発信する発信サイトと、
前記発信サイトとネットワークで接続され、各発信サイトから配信情報を取得可能な情報配信サーバと、
前記情報配信サーバとネットワークで接続され、前記情報配信サーバから配信情報を取得する情報端末と、
を備え、
前記情報端末は、
配信情報をカレンダー状に表示したカレンダーブラウザを表示可能な表示手段と、
前記表示手段で表示された内容を選択、操作するための操作手段と、
情報端末固有の識別情報を保持する識別情報保持手段と、
前記情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当する前記カレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示するマーク生成手段と、
前記操作手段で前記カレンダーブラウザ中から前記情報マークが表示された日欄を選択すると、前記表示手段に表されているカレンダーブラウザの表示から、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える表示切替手段と、
を備えることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1記載の情報配信システムであって、
前記マーク生成手段は、現在の日付を基準とし、過去の情報についてはカレンダーブラウザ上に表示される情報マークを作成しないことを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1又は2に記載の情報配信システムであって、前記情報端末がさらに、
前記カレンダーブラウザに表示される情報マークを、配信情報の内容に応じてカテゴリー毎に区分すると共に、特定のカテゴリーに関する情報マークのみを表示させるように、表示したいカテゴリーを選択するためのカテゴリー選択メニューを生成するメニュー生成手段を備えることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から3のいずれか記載の情報配信システムであって、
前記発信サイトで配信情報を記載する所定の書式がRSSに準拠していることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から4のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報端末がさらに、前記情報配信サーバから取得する配信情報がアップロードされた発信サイトに関する登録情報を記録するための発信サイト登録手段を備えることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項5記載の情報配信システムであって、
前記発信サイト登録手段に対する登録情報の記録が、非接触式又は接触式の登録情報書込装置を前記情報端末に接近させて、前記登録情報書込装置から前記発信サイト登録手段への書き込みを行うよう構成されてなることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項6記載の情報配信システムであって、
前記登録情報書込装置で前記発信サイト登録手段に登録情報の書き込みが行われると、前記メニュー生成手段が、該登録情報に関する発信サイトの指定した項目名をカテゴリーとしてカテゴリー選択メニューに追加させるよう構成してなることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項5から7のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報端末が、カレンダーブラウザに表示される配信情報の地域情報を選択可能に構成してなると共に、
前記登録情報書込装置を介して登録情報の書き込みを行う際、前記情報登録ライターを設置した地域の情報を、地域情報のデフォルト情報として設定するよう構成されてなることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項5から7のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報配信サーバが、収集した配信情報について、不要な情報を削除し必要な情報のみに加工して前記情報端末に配信することを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から9のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報端末が、所定の間隔で自動的に情報配信サーバにアクセスして配信情報を取得することを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から10のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報端末が、指定された任意のタイミングで情報配信サーバにアクセスして配信情報を取得することを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から11のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報配信サーバは、配信情報を取得するためにアクセスしてきた前記情報端末の識別情報を前記識別情報保持手段から取得すると共に、取得した配信情報の種別、日時の少なくともいずれかを記録するアクセスログ記録手段を備えることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から12のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記内容表示画面はさらに、
配信情報の要約を表示する要約表示画面と、
配信情報の詳細を表示する詳細表示画面と、
に前記表示切替手段で切替可能としており、
前記要約表示画面は、
配信情報の要約を表示するための要約表示欄と、
選択された日欄を含む一週間をカレンダブラウザから抽出して情報マークを表示した状態を維持しつつ表示するための一週間表示欄と、
を備えることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1から13のいずれかに記載の情報配信システムであって、
前記情報端末がさらに、
前記情報配信サーバから取得した配信情報を蓄積する情報蓄積手段を備えることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項14に記載の情報配信システムであって、
前記情報端末が、配信情報を所定の手順で予め取得して前記情報蓄積手段に保持しておくことを特徴とする情報配信システム。 - ネットワークで接続された情報配信サーバから所定の情報を収集する情報端末であって、
発信サイトがネットワークを介して配信した、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を情報配信サーバで収集し、情報配信サーバから配信情報を取得するとと共に、取得した配信情報をカレンダー状に表示するカレンダーブラウザを表示可能な表示手段と、
前記表示手段で表示された内容を選択、操作するための操作手段と、
情報端末固有の識別情報を保持する識別情報保持手段と、
前記情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当する前記カレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示するマーク生成手段と、
前記操作手段で前記カレンダーブラウザ中から前記情報マークが表示された日欄を選択すると、前記表示手段に表されているカレンダーブラウザの表示から、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える表示切替手段と、
を備えることを特徴とする情報端末。 - 請求項16に記載の情報端末であって、さらに、
前記情報配信サーバから取得する配信情報がアップロードされた発信サイトに関する登録情報を記録するための発信サイト登録手段を備えることを特徴とする情報端末。 - 請求項17記載の情報端末であって、
前記発信サイト登録手段に対する登録情報の記録が、非接触式又は接触式の登録情報書込装置を前記情報端末に接近させて、前記登録情報書込装置から前記発信サイト登録手段への書き込みを行うよう構成されてなることを特徴とする情報端末。 - 請求項18記載の情報端末であって、
前記登録情報書込装置で前記発信サイト登録手段に登録情報の書き込みが行われると、前記メニュー生成手段が、該登録情報に関する発信サイトの指定した項目名をカテゴリーとしてカテゴリー選択メニューに追加させるよう構成してなることを特徴とする情報端末。 - 請求項17から19のいずれかに記載の情報端末であって、
カレンダーブラウザに表示される配信情報の地域情報を選択可能に構成してなると共に、
前記登録情報書込装置を介して登録情報の書き込みを行う際、前記情報登録ライターを設置した地域の情報を、地域情報のデフォルト情報として設定するよう構成されてなることを特徴とする情報端末。 - 請求項16から20のいずれかに記載の情報端末であって、
前記内容表示画面はさらに、
配信情報の要約を表示する要約表示画面と、
配信情報の詳細を表示する詳細表示画面と、
に前記表示切替手段で切替可能としており、
前記要約表示画面は、
配信情報の要約を表示するための要約表示欄と、
選択された日欄を含む一週間をカレンダブラウザから抽出して情報マークを表示した状態を維持しつつ表示するための一週間表示欄と、
を備えることを特徴とする情報端末。 - 請求項16から21のいずれかに記載の情報端末であって、さらに、
前記情報配信サーバから取得した配信情報を蓄積する情報蓄積手段を備えることを特徴とする情報端末。 - 請求項22に記載の情報端末であって、
前記情報端末が、配信情報を所定の手順で予め取得して前記情報蓄積手段に保持しておくことを特徴とする情報端末。 - 情報配信サーバとネットワークで接続された情報端末に対して情報配信サーバから所定の情報を配信する情報配信方法であって、
情報を配信している発信サイトに登録された、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を、前記発信サイトとネットワークを介して接続された情報配信サーバが予め収集しており、前記情報配信サーバから取得する配信情報がアップロードされた発信サイトに関する登録情報を、情報端末に記録する工程と、
前記情報端末の表示手段に、カレンダー状の一覧表示を構成するカレンダーブラウザを表示させ、前記情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当する前記カレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示する工程と、
前記情報端末の前記表示手段に表示された内容を選択、操作するための操作手段によって、前記カレンダーブラウザ中から前記情報マークが表示された日欄を選択することにより、前記表示手段の表示をカレンダーブラウザから、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える工程と、
を有することを特徴とする情報配信方法。 - 請求項24に記載の情報配信方法であって、
前記情報端末が、配信情報の日付情報のみを前記情報配信サーバから取得し、
前記操作手段で前記カレンダーブラウザ中から前記情報マークが表示された日欄を選択すると、その日に該当する配信情報の内容に関する内容情報を情報配信サーバに請求し、取得した内容情報を内容表示画面に表示するよう構成してなることを特徴とする情報配信方法。 - ネットワークで接続された情報配信サーバから所定の情報を収集する情報取得プログラムであって、コンピュータに、
発信サイトがネットワークを介して配信した、所定の書式で記載された日付情報を含む配信情報を情報配信サーバで収集し、情報配信サーバから配信情報を取得するとと共に、取得した配信情報をカレンダー状に表示したカレンダーブラウザを表示する機能と、
前記情報配信サーバから取得した配信情報から日付情報を抽出し、日付情報に該当する前記カレンダーブラウザの該当日欄に、配信情報が届いたことを示す情報マークを表示する機能と、
前記カレンダーブラウザ中から前記情報マークが表示された日欄を選択すると、前記表示手段に表されているカレンダーブラウザの表示から、選択された日欄に含まれる配信情報の内容を表示する内容表示画面に切り替える機能と、
を実現させることを特徴とする情報取得プログラム。 - 請求項26に記載の情報取得プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体または記憶した機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005177053A JP2006350746A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005177053A JP2006350746A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 情報配信システム、情報端末、情報配信方法、情報取得プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091208 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100406 |