JP2006349090A - 転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】
低コストであり、且つ十分な耐熱性・耐久性を確保できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】
比較的高価なM50を、第2の内輪12B(或いはそれに加えて外輪11)のみに限定して用いることで、耐久性等を犠牲にすることなくコストを抑えることができる。
【選択図】 図1
低コストであり、且つ十分な耐熱性・耐久性を確保できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】
比較的高価なM50を、第2の内輪12B(或いはそれに加えて外輪11)のみに限定して用いることで、耐久性等を犠牲にすることなくコストを抑えることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばターボチャージャなどの高温環境下で用いられると好適な転がり軸受に関する。
排気ガスのエネルギを用いてタービンを回転させ、同軸上のコンプレッサを回転駆動させることで吸気を圧縮し、エンジンに大気圧以上の高密度の空気を供給するターボチャージャが知られている。ターボチャージャのシャフトは、エンジンの運転に伴って、数万乃至十数万min-1の高速で回転すると共に、高温の排気ガスに触れるタービンからの伝わる熱で加熱されるので、これを支持するための軸受には、高速耐久性に加えて耐熱性が要求される。特許文献1には、ターボチャージャのシャフトを支持できる転がり軸受が開示されている。
特開平2−70923号公報
ところで、転動体が転動する硬度を有しながら耐熱性を有する素材は高価である。そこで、特許文献1に開示された転がり軸受においては、一対の内輪部分において、高い温度にさらされる方の内輪部分のみを、耐熱性を持つ素材から形成することによって低コスト化を図っている。しかしながら、更なるコスト化の要求がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、低コストであり、且つ十分な耐熱性・耐久性を確保できる転がり軸受を提供することを目的とする。
本発明の転がり軸受は、単一の外輪と、第1の内輪及び第2の内輪と、前記外輪と前記第1の内輪及び前記第2の内輪との間をそれぞれ転動可能な複数の転動体と、前記第1の内輪及び前記第2の内輪間に配置された間座とからなり、前記第1の内輪と前記第2の内輪は、異なる素材を用いて形成されていることを特徴とする。
本発明の転がり軸受によれば、前記第1の内輪と前記第2の内輪が、異なる素材を用いて形成されているので、例えばターボチャージャのシャフトを支持するような場合において、高温となるタービン側の内輪には耐熱性の高い素材(M50,SHX等)を用いることで耐久性を向上させ、比較的温度上昇の少ないコンプレッサ側の内輪には安価で入手しやすい素材(SUJ等)を用いることで、低コストなものとすることができる。更に、前記第1の内輪及び前記第2の内輪間に間座を配置しているので、その分だけ耐熱性の高い素材を用いた内輪の寸法を小さくすることができ、より一層のコスト低減を図れる。又、前記間座上を前記転動体が転動することがないため、例えタービンに近くても間座には耐熱性や硬度は不要であり、よって安価で入手しやすい素材(SS材等)を用いることで、低コストなものとすることができる。
前記転がり軸受は、ターボチャージャのシャフトを回転自在に支持するために用いられ、前記第1の内輪と前記第2の内輪のうちタービンに近い方に耐熱素材を用いていると好ましい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる転がり軸受を含むターボチャージャの一部断面図である。ハウジング1内に、シャフト2が挿通されている。シャフト2の左端には、コンプレッサのインペラ3が固定されている。一方、シャフト2の右端には、タービンのブレード4が固定されている。シャフト2は、ハウジング1に対して、転がり軸受10により回転自在に支持されている。
図1のターボチャージャを不図示の内燃機関に取り付けたとき、その排気マニホールドを介して排出される排気ガスを受けたタービンのブレード4が回転し、シャフト2を介してコンプレッサのインペラ3を回転させることで、圧縮された空気が給気マニホールド内へ圧送されるようになる。
ハウジング1の内周には、単一円筒からなり両端近傍に軌道面11aを有する外輪11が固定されている。一方、シャフト2の外周には、軌道面12aをそれぞれ有する第1の内輪12A及び第2の内輪12Bが取り付けられている。軌道面11aと軌道面12aとの間を転動可能なように、保持器14によって周方向に等間隔に支持された複数の玉(転動体)13が配置されている。更に、第1の内輪12A及び第2の内輪12B間には、間座15が配置されている。外輪11,内輪12A,12B,玉13、保持器14,間座15により転がり軸受10を構成する。
外輪11には、貫通孔11bが設けられており、ハウジング1の潤滑油供給孔1aを介して供給される潤滑油を、貫通孔11bを介して転がり軸受10内へと供給できるようになっている。
ここで、外輪11は、タービンのブレード4の近くまで延在するので、耐熱性に優れたM50を用いるか,あまり仕様温度が高くならない場合にはSUJを用いることができる。一方、タービンのブレード4に近い第2の内輪12Bは、シャフト2を介して熱が伝導されやすいので、耐熱性の高いM50を用いている。ただし、コンプレッサのインペラ3に近い第1の内輪12Aは、加熱されにくいので、SUJ等を用いることができる。更に、第1の内輪12A及び第2の内輪12Bの間に配置された間座15は、第1の内輪12A及び第2の内輪12Bに予圧のための軸線方向力を伝達するのみで足りることから、耐熱性も硬度も不要であり、よってSTKM材、SS材、S25C〜S35Cなど比較的入手しやすい一般構造材を用いることができる。
本実施の形態によれば、比較的高価なM50を、第2の内輪12B(或いはそれに加えて外輪11)のみに限定して用いることで、耐久性等を犠牲にすることなくコストを抑えることができる。
以上、本発明を実施例を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。本発明は、ターボチャージャに限らず、耐熱性が要求される用途に用いることができる。
1 ハウジング
2 シャフト
3 コンプレッサのインペラ
4 タービンのブレード
10 転がり軸受
11 外輪
12A 第1の内輪
12B 第2の内輪
13 玉
14 保持器
15 間座
2 シャフト
3 コンプレッサのインペラ
4 タービンのブレード
10 転がり軸受
11 外輪
12A 第1の内輪
12B 第2の内輪
13 玉
14 保持器
15 間座
Claims (2)
- 単一の外輪と、第1の内輪及び第2の内輪と、前記外輪と前記第1の内輪及び前記第2の内輪との間をそれぞれ転動可能な複数の転動体と、前記第1の内輪及び前記第2の内輪間に配置された間座とからなり、前記第1の内輪と前記第2の内輪は、異なる素材を用いて形成されていることを特徴とする転がり軸受。
- 前記転がり軸受は、ターボチャージャのシャフトを回転自在に支持するために用いられ、前記第1の内輪と前記第2の内輪のうちタービンに近い方に耐熱素材を用いていることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005177642A JP2006349090A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005177642A JP2006349090A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006349090A true JP2006349090A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37645159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005177642A Pending JP2006349090A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006349090A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012092934A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Nsk Ltd | ターボチャージャ用玉軸受ユニット |
-
2005
- 2005-06-17 JP JP2005177642A patent/JP2006349090A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012092934A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Nsk Ltd | ターボチャージャ用玉軸受ユニット |
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