JP2006346927A - 印刷装置、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

印刷装置、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 出力特性のばらつきを低減させることができ、色ずれの発生を防止することが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】 プリンタ31は、一定電圧(VH)を駆動電圧として供給したときの印字ヘッドユニット31a1の設定値からの偏差に関する吐出量関連情報(NL_ID)を、4種類の色インクに対応する4つの印字ヘッドユニット31a1のそれぞれについて記憶するとともに、ヘッド駆動回路31b1に一定の駆動電圧を生成するように制御したときの駆動電圧の測定値と、生成すべき駆動電圧の設定値との偏差に関する駆動電圧関連情報(VH_ID)とを記憶しているため、これら2つの情報に基づいて、偏差を打ち消すような画像の補正処理を行うことにより、出力特性のばらつきを低減させ、色ずれの発生を低減させることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録材を発色させて媒体上に所定の画像を出力する印刷装置、入力された画像デ−タに各種の画像処理を施し、印刷デ−タとして印刷装置に出力するための画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関するものである。
従来、インクジェットプリンタのようなカラ−印刷装置では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ−(Y)の3色のインク、または、これにブラック(K)を加えた4色のインクでカラ−画像を印刷する。これらのインクを吐出する印字ヘッドは、全ての色のインクを吐出する一体型のものとすることも可能であるが、歩留まりが悪くなるため、各色のインクを吐出するノズル列がそれぞれ形成された複数の印字ヘッドユニットからなる印字ヘッドを使用することが多い。しかし、複数の印字ヘッドを使用する場合には、印字ヘッド毎の性能のばらつきによって、各色のインク間でバランスが崩れてしまう。
このような問題点を解消するために、従来、各印字ヘッドユニットについて、1ショットで使用されるインクの重量の基準値に対する偏差をIDとして記憶しておき、各色について、このIDに対応する色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行うことにより、インクの吐出重量のばらつきに起因する出力特性のばらつきを低減させ、色ずれの発生を低減させるようにした印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−278360号公報
上述した特許文献に記載の印刷装置では、工場設定において、印字ヘッド単体に対して検査装置から一定の駆動電力を供給するとともにインクの吐出量を計測し、基準となる吐出量からの偏差をIDとしてPROMに書き込み、このIDに対応した色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行うように構成されている。
しかし、印刷装置の構成部品であり、上記印字ヘッドに対して駆動電力を供給するヘッド駆動回路についても、その駆動電圧にばらつきがあるため、上記印字ヘッドとヘッド駆動回路とを組み込んで印刷装置を製造した場合に、その出力特性にばらつきが生じてしまう。すなわち、上記特許文献に記載の印刷装置では、印字ヘッドのみの性能のばらつきを考慮して色変換を行うようにしているが、駆動電圧のばらつきについては考慮していないため、結局、出力特性にばらつきが生じてしまうのである。
本発明は、かかる実情に鑑み、出力特性のばらつきを低減させることができ、色ずれの発生を防止することが可能な印刷装置、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するため、本発明は、印刷デ−タに基づいてドットマトリクス状に記録材を発色させる印字ヘッドと、同印字ヘッドに駆動電圧を与えるヘッド駆動回路とを具備し、上記印字ヘッドにて媒体上に所定の画像を出力する印刷装置であって、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を記憶する吐出量関連情報記憶手段と、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を記憶する駆動電圧関連情報記憶手段とを具備することを要旨とする。
かかる構成において、印刷装置は、印刷デ−タに基づいてドットマトリクス状にインク等の記録材を発色させる印字ヘッドと、この印字ヘッドに駆動電圧を与えるヘッド駆動回路とを具備しており、上記印字デ−タに基づく画像を紙等の媒体上に出力する。上記印刷デ−タは、所定の画像入力装置(例えば、デジタルカメラやスキャナ等)に入力されたカラ−画像デ−タに各種の画像処理を施し、印刷装置にて印刷処理を行うことが可能なデ−タに変換したものである。
そして、上記印刷装置は、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における記録材の吐出量の偏差に関する情報を記憶する吐出量関連情報記憶手段を具備している。工場での検査工程で、所定の検査装置にて一定の駆動電圧を印字ヘッドに与えたときに、各ノズル列について、実際の吐出された記録材の量を測定するとともに、基準の吐出量からの偏差を測定し、この偏差に関する情報を吐出量関連情報記憶手段に記憶させるのである。これにより、完成品としての上記印刷装置には、印字ヘッドにおける各ノズル列の吐出量の偏差に関する情報が予め記憶された状態となるのである。
また、上記印刷装置は、ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を記憶する駆動電圧関連情報記憶手段を具備している。この駆動電圧の偏差に関する情報の記憶作業は、上述した印字ヘッドの吐出量の偏差に関する情報の場合と同様に、工場での検査工程で行われる。具体的には、例えば、ヘッド駆動回路の生成電圧を測定し、この測定結果と、同ヘッド駆動回路が生成すべき駆動電圧の設定値との偏差を取得し、この偏差に関する情報を駆動電圧関連情報記憶手段に記憶させるのである。これにより、完成品としての印刷装置には、ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の設定値に対する偏差に関する情報が予め記憶された状態となっている。
このように、本発明では、記録材の吐出量に影響を与える印字ヘッドの個体差、および、印字ヘッドに接続されるヘッド駆動回路の個体差を印刷装置に記憶させておくことにより、例えば、画像処理装置側で、これらの情報を読み取るとともに、同情報に基づいて偏差を打ち消すような補正処理を行うことが可能であり、出力特性のばらつきを低減させることが可能となる。
本発明において、上記吐出量関連情報手段に記憶されている情報を読み出す手段、および、上記駆動電圧関連情報記憶手段に記憶されている情報を読み出す手段を具備し、さらに、読み出された2つの情報に基づいて、当該情報にかかる印字ヘッドとヘッド駆動回路とを組み込んで印刷装置の完成品としたときの印字ヘッドの吐出量の偏差を取得する手段を具備していることが望ましい。印字ヘッドの個体差、および、ヘッド駆動回路の個体差に起因する出力特性のばらつきを低減させる画像処理を行うためには、印字ヘッドとヘッド駆動回路とを組み込んで完成品としたときの吐出量のばらつきに関する情報を得る必要があるからである。
また、本発明において、印字ヘッドおよびヘッド駆動回路の個体差に起因する吐出量のばらつきを低減させる画像処理を行う印刷装置の一例として、上述した完成品の吐出量のばらつきに関する情報(完成品吐出量関連情報)に対応した複数の色変換ルックアップテ−ブルを印刷装置に記憶させておき、算出された上記完成品吐出量関連情報に基づいて、これらのルックアップテ−ブルのなかから一の色変換ルックアップテ−ブルを選択し、同選択された色変換ルックアップテ−ブルに基づく色変化処理を行うように構成された印刷装置を挙げることができる。
また、印刷装置に記憶される複数の色変換ルックアップテ−ブルは、算出された完成品吐出量関連情報が示す完成品の記録材の吐出量が多くなる程、入力に対する出力が弱くなるような色変換ルックアップテ−ブルとして上記完成品吐出量関連情報に対応付けられることが望ましい。完成品としてのノズル列の吐出量が多くなるほど、出力を弱めることにより、全体としての出力特性のばらつきを補正することができるからである。
また、本発明において、一定の駆動電圧を印字ヘッドに与えて同印字ヘッドの吐出量の偏差に関する情報を取得するにあたり、各ノズル列の吐出量の偏差の和が所定値以下となるように駆動電圧を設定し、更に、ヘッド駆動回路の駆動電圧の偏差に関する情報を取得するにあたり、上記設定された駆動電圧をヘッド駆動回路の設定値とすることが望ましい。複数のノズル列からなる印字ヘッド全体としての出力特性のばらつきを低減させることができるからである。
また、本発明においては、吐出量関連情報記憶手段が、印字ヘッドに設けられている構成とすることが望ましい。上記吐出量関連情報記憶手段が、印字ヘッドと別個に設けられるものであれば、最終的に両者を組み込んで完成品の印刷装置とする場合に、両者の取り違えが発生する虞がある。一方、吐出量関連情報記憶手段が印字ヘッドに設けられている、すなわち、吐出量関連情報記憶手段と印字ヘッドとが一体的に設けられている場合には、完成品の組立工程において、上記記憶手段と印字ヘッドとの取り違えが発生することはなく、また、工場の検査工程で印字ヘッドの吐出量の検査を行いつつ、同検査結果から得られると吐出量の偏差に関する情報の記憶させる作業を同時に行うことが可能となる。
また、本発明においては、駆動電圧関連情報記憶手段が、ヘッド駆動回路に設けられていることが望ましい。駆動電圧関連情報がヘッド駆動回路と別個に設けられるものであれば、最終的に両者を組み込んで完成品の印刷装置とする場合に、両者の取り違えが発生する虞がある。一方、駆動電圧関連情報記憶手段がヘッド駆動回路に設けられている、すなわち、駆動電圧関連情報記憶手段とヘッド駆動回路とが一体的に設けられている場合には、完成品の組立工程において、両者の取り違えが発生することはない。
上述した印刷装置は、工場設定時等に、ヘッド駆動回路単体に対して駆動電圧の測定を行ってこれに基づいて駆動電圧関連情報を取得するようにしているが、完成品の起動中に種々の条件でヘッド駆動回路の駆動電圧が変化してしまうことがある。このような場合には、工場設定時に取得した駆動電圧関連情報に基づく色変換処理を行った場合でも、出力特性が変化してしまう。そのため、ヘッド駆動回路の駆動電圧を任意のタイミングで測定可能な電圧測定手段を設け、ヘッド駆動回路の駆動電圧の変動に応じて、都度、駆動電圧関連情報を演算により求め、出力特性のばらつきを動的に補償するようにすることも望ましい。
本発明の印刷装置は、少なくとも、各ノズル列における記録材の吐出量の偏差に関する情報を記憶する吐出量関連情報記憶手段と、ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と設定値との偏差に関する情報を記憶する駆動電圧関連情報記憶手段とを具備するものである。
近時、色変換処理や、その後のハ−フト−ン処理等の各種の演算処理を行うことが可能な制御回路を具備する印刷装置が登場してきており、スキャナ等により取り込んだ画像デ−タに対して、印刷装置側で印刷デ−タに変換する処理を行い、そのまま印刷することが可能なようになってきている。そのため、本発明の印刷装置は、上述した吐出量関連情報記憶手段および駆動電圧関連情報記憶手段の他に、これら2つの手段にそれぞれ記憶されている情報に基づいて印字ヘッドにヘッド駆動回路を組み込んだときの最終的な吐出量の偏差に関する情報を演算により算出する完成品吐出量関連情報取得手段や、同算出された情報に基づいて、記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択手段や、同選択される色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換処理を行う色変換手段を具備していてもよい。
しかし、製造コストを低減させる目的で、上述した制御回路を印刷装置側に具備させる構成とせず、PC等の画像処理装置を用い、本発明の印刷装置と双方向通信を行いつつ、同印刷装置からの情報の読み出し、読み出された情報に基づく完成品の吐出量の偏差に関する情報の演算取得、ルックアップテ−ブルの選択処理および色変換処理を行うようにしてもよい。
すなわち、入力される画像デ−タに対して各種の画像処理を行い、印刷装置が媒体上に画像を出力するための印刷デ−タとして同印刷装置に出力する画像処理装置であって、上記印刷装置から、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を読み出す吐出量関連情報読出手段と、上記印刷装置から、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を読み出す駆動電圧関連情報読出手段と、上記吐出量関連情報読出手段および上記駆動電圧関連情報読出手段によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得手段とを具備する画像処理装置も本発明に含まれるものである。
また、上記画像処理装置であって、更に、入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを、上記完成品吐出量関連情報取得手段にて取得された情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段と、上記完成品吐出量関連情報取得手段により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、上記テ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択手段と、上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換手段とを具備するものも本発明に含まれる。
ところで、本発明は、上述した本発明の画像処理装置が具備する各種の手段の実行手順を示した画像処理方法としても成立することはいうまでもない。
そこで、入力される画像デ−タに対して各種の画像処理を行い、印刷装置が媒体上に画像を出力するための印刷デ−タとして同印刷装置に出力する画像処理方法であって、上記印刷装置から、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を読み出す吐出量関連情報読出工程と、上記印刷装置から、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を読み出す駆動電圧関連情報読出工程と、上記吐出量関連情報読出工程および上記駆動電圧関連情報読出工程によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得工程とを具備する構成としても本発明が成立する。
また、上記画像処理方法であって、更に、上記完成品吐出量関連情報取得工程により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを上記吐出量取得工程にて取得された情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから、一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択工程と、上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換工程とを具備する画像処理方法も本発明に含まれる。
必ずしも実態のある画像処理装置に限らず、画像処理方法としても有効であることに相違はない。
また、本発明の画像処理方法は、画像処理装置単独で実現される場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としては各種の態様を含むものであり、ソフトウェアであったりハ−ドウェアであったりするなど、適宜変更可能である。発明の思想の具現化例として画像処理装置を制御するソフトウェアとなる場合には、当該ハ−ドウェアの動作を制御する画像処理プログラムとしても発明は成立する。
その一例として、入力される画像デ−タに対して各種の画像処理を行い、印刷装置が媒体上に画像を出力するための印刷デ−タとして同印刷装置に出力する画像処理装置を、上記印刷装置から、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を読み出す吐出量関連情報読出手段、上記印刷装置から、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を読み出す駆動電圧関連情報読出手段、および、上記吐出量関連情報読出手段および上記駆動電圧関連情報読出手段によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得手段として機能させる画像処理プログラムも本発明に含まれる。
さらに、上記画像処理プログラムであって、更に、画像処理装置を、上記完成品吐出量関連情報取得手段により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを上記完成品吐出量関連情報取得工程にて取得された情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから、一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択手段、および、上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換手段として機能させる画像処理プログラムも本発明に含まれるものである。
すなわち、画像処理装置が具備する各手段を実現可能にするプログラムによって形成してもよい。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし、光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
また、一次複製品、二次複製品等の複製段階については全く問う余地も無く同様である。その他、供給方法として通信回線を利用して行う場合でも本発明が利用されていることには変わりはないし、半導体チップに書き込まれたようなものであっても同様である。さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハ−ドウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込まれているような形態のものとしてあってもよい。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)カラ−画像処理システムの構成:
(2)吐出量関連情報の書き込み:
(3)駆動電圧関連情報の書き込み:
(4)完成品吐出量関連情報の取得:
(5)画像処理装置の処理内容:
(6)各種変形例:
(7)まとめ:
(1)カラ−画像処理システムの構成:
図1は、実施形態にかかる印刷装置、画像処理装置を含むカラ−画像処理システムの概略構成を示すブロック図であり、図2は、図1における具体的ハ−ドウェア構成例を示すブロック図である。図1において、画像入力装置10は、カラ−画像の画像デ−タを画像処理装置20へ入力し、画像処理装置20は、入力された画像デ−タに基づいて各種の画像処理を行う。また、画像処理装置20は、印刷装置30から、印字ヘッドに一定の駆動電圧を与えたときの記録材の吐出量の偏差に関する情報(以下、吐出量関連情報という)、および、ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報(以下、駆動電圧関連情報という)を読み出し、これら2つの情報に基づいて、完成品吐出量関連情報を、演算処理を行うことにより取得するとともに、この完成品吐出量関連情報に基づいて画像処理を行い印刷デ−タを生成する。そして、印刷装置30は、画像処理装置20から供給された上記印刷デ−タに基づいてドットマトリクス状に記録材を発色させて媒体上に所定の画像を出力する。
図2に示すように、画像入力装置10の具体例としては、スキャナ11やデジタルスチルカメラ12や、ビデオカメラ14等が該当し、画像処理装置20の具体例としては、コンピュ−タ21とハ−ドディスク22とキ−ボ−ド23とCD−ROMドライブ24とフロッピ−ディスクドライブ25とモデム26とディスプレイ27等からなるコンピュ−タシステムが該当する。
図3は、図1に示した印刷装置30の一例としてのカラ−インクジェット方式のプリンタ31の概略構成を示している。同図において、プリンタ31は、印字インクとしてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ−(Y)およびブラック(K)の4色のインクを使用するものであり、各色毎にノズル列が形成された印字ヘッドユニット31a1を備えている。このようにして各色毎に印字ヘッドユニット31a1が独立しているため、各印字ヘッドユニット31a1毎の固体差によって出力特性にばらつきが生じ、色ずれの要因ともなっている。なお、本発明は、上述した4色のインクを用いる場合に限定されず、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ−(Y)の3色であってもよいし、シアン(C)とマゼンタ(M)にそれぞれ濃淡の異なる2色のインクを用いて、合計で6色のインクを用いるものであってもよい。
また、インクジェット方式のカラープリンタ31について説明したが、色インクを吐出させるためにはピエゾ素子によるマイクロポンプ機構を採用しても良いし、インク吐出孔の内側壁面に備えられたヒータによって気泡を発生させ、その膨張圧力でインクを吐出させるようなものであっても構わない。むろん、これら以外の方法で色インクを吐出させるものであっても良いし、あるいは、色インクを吐出させるのではなく、ヒータによってインクリボンに付着した色インクを溶融させて転写する熱転写タイプの印字ヘッドなどについても適用可能である。ただし、この場合はインクリボンごとに印字ヘッドが異なっており、各印字ヘッドごとに機体差が生じているようなものに適用すると好適である。
プリンタ31には、上記4色の各色にそれぞれ対応した4つの印字ヘッドユニット31a1からなる印字ヘッド31aと、印字ヘッドコントロ−ラ31bの他、印字ヘッド31aを桁方向に移動させる印字ヘッド桁移動モ−タ31cと、印字用紙を行方向に送る紙送りモ−タ31dと、これらの印字ヘッドコントロ−ラ31b、印字ヘッド桁移動モ−タ31cおよび紙送りモ−タ31dにおける外部機器とのインタ−フェイスにあたるプリンタコントロ−ラ31eとから構成されている。
本実施形態においては、4つの印字ヘッドユニット31a1にそれぞれPROM31a3を備えている。これらPROM31a3には、各印字ヘッドユニット31a1に対して所定の検査装置を用いて一定の駆動電圧を供給したときの、インク吐出量の偏差に関する情報が記憶される。また、4つの印字ヘッドユニット31a1にそれぞれ駆動電力を供給するヘッド駆動回路31b1にも、PROM31b3が設けられている。このPROM31b3には、上記一定の駆動電圧を生成するように設定値としてヘッド駆動回路31b1に命令を供給したときに、実際にヘッド駆動回路31b1にて生成される駆動電圧の測定値と、上記設定値との偏差に関する情報が記憶される。なお、PROM31a3、PROM31b3にそれぞれ記憶される情報については、後に図面を用いて詳述する。
(2)吐出量関連情報の書き込み:
図4は、各印字ヘッドの吐出量の測定に用いられる検査装置を示す図である。また、図5は、工場設定におけるPROMへの吐出量関連情報の書き込み手順を示す図である。
図4に示すように、工場での印字ヘッドの設定工程においては、検査装置Aは、印字ヘッドユニット31a1に接続され、一定の駆動電圧を印字ヘッドユニット31a1に供給することができる。この検査装置Aは、設定された電圧を正確に生成することが可能であり、印字ヘッドユニット31a1には、検査装置Aにおける設定値と同一の駆動電圧が供給されることとなる。
上述したような一定の駆動電圧を検査装置Aから供給することにより、印字ヘッドユニット31a1の各ノズルから色インクが吐出されるのであるが、図5に示した最初の手順ステップS11では、この色インクの吐出量を計測し、続くステップS12において計測したインク重量の設定値からのばらつきを示すID(以下、NL_ID)を、PROM31a3に記憶させる。そして、印字ヘッド31aを構成する4つの印字ヘッドユニット31a1全てについて、検査装置Aによる駆動電圧の供給、吐出量の計測、NL_IDの書き込みを行う。また、インク吐出量を計測したときの検査装置からの駆動電圧(VH)についても書き込みを行う。
図6は、計測された印字ヘッドユニットのインク吐出量と、NL_IDとの関係を示す図である。まず、印字ヘッドユニット31a1に形成されているノズルは、25Vの駆動電圧を供給したときに10ngのインクを吐出するように設計されており、このインク吐出量が設定値である。しかし、一定の駆動電圧を供給したときでも、印字ヘッドユニット31aの設計誤差等により、各ノズルのインク吐出量には多少のばらつきが生じる。図6の右端には、図4に示した検査装置Aから供給される駆動電圧(VH)が25Vであることが示されている。また、図6の上段には、各色インクにかかる4つの印字ヘッドユニット31a1のインク吐出量(Iw)の値が示されている。このIwは、印字ヘッドユニット31a1の形成されている複数のノズルからのインク吐出量の平均を算出したものである。すなわち、印字ヘッド31aを構成する4つの印字ヘッドユニット31a1について、シアン(C)にかかる印字ヘッドユニット31aのノズルからのインク吐出量は、平均で10ngであり、マゼンタ(M)にかかる印字ヘッドユニット31a1のノズルからのインク吐出量は、平均で10.1ngである。
また、図6において、インク吐出量(Iw)の下段には、インク吐出量(Iw)の設定値(10ng)からの偏差が示されている。この偏差は、インク吐出量(Iw)、設定値(10ng)を用いて、下記(1)式を用いて算出することが可能である。
(Iw/10)×100(%)…(1)
同図に示すように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ−(Y)、ブラック(K)にかかる印字ヘッドユニット31a1の偏差は、それぞれ、100、101、97、102となっている。
さらに、図6において、偏差を示す段の下段には、NL_IDが示されている。印字ヘッドユニット31a1に備えられたPROM31a3には、このNL_IDが記憶されるのである。すなわち、シアン(C)にかかる印字ヘッドユニット31a1のPROM31a3には、NL_ID=100が記憶され、マゼンタ(M)にかかる印字ヘッドユニット31a1のPROM31a3には、NL_ID=101が記憶されるのである。本実施形態では、NL_IDとして、偏差と同一の数値が記憶されることとなるが、PROMに記憶される上記吐出量関連情報としては、インク吐出量の偏差に関する情報であればよく、必ずしも、偏差そのものを記憶させる必要はない。例えば、上記偏差を、所定の変換式を用いて変換した数値を吐出量関連情報として記憶させてもよい。
本実施形態においては、各印字ヘッドユニット31a1にPROM31a3を備えているため、印字ヘッドユニット31a1単体で検査装置Aに組み付けて計測した後、同計測結果をそのままPROM31a3に記憶させることができる。従って、その後でプリンタ31として組み付けるにあたって、検査装置Aから取り外したとしても印字ヘッドユニット31a1とPROM31aとが分離しないので管理が容易となる。特に、印字ヘッドと色インクタンクとが一体的に形成されるようなものにおいては、かかるカ−トリッジごとにデ−タを記録するようにしてもよい。
なお、工場設定において吐出量の偏差を計測するにあたって、上述したように、インク重量を直に計測するものであっても良いが、所定数のショットで印字したパッチの濃度を計測し、同濃度からインク重量を換算することも可能である。この場合、印字ヘッド31aを組み付けた状態で全ての印字ヘッドユニット31a1にシアン色インクを供給し、所定の用紙に25%といった適当な密度で図7に示すようにベタのパッチを印刷させ、その濃度を濃度計で測定する。むろん、図に示す四つのパッチは四つの印字ヘッドユニット31a1のそれぞれだけで印字する。全ての印字ノズルが同じシアン色インクを吐出するようにしているため、測定される濃度は印字ノズルごとの吐出量に概ね比例する。この結果、図8に示すように各ノズルが25%の基準で印字するようにしているにもかかわらず、計測された濃度にはバラツキが生じる。この例で言えば、マゼンタとイエローに使用することになる印字ヘッドユニット31a1の吐出量がやや少なく(23%)、シアンに使用することになる印字ヘッドユニット31a1の吐出量がやや多く(27%)なっており、ブラックに使用することになる印字ヘッドユニット31a1の吐出量が基準値と一致している(25%)。
一方、予めインク重量を精密計測しておいた印字ヘッドユニット31a1を使用して同様のパッチを印字させ、その場合の濃度も計測しておく。そして、これらの濃度が一致するインク重量をもって被計測対象の印字ヘッドユニット31a1のIDとし、印字ヘッドユニット31a1のPROMに記録する。
(3)駆動電圧関連情報の書き込み:
上述したように、印字ヘッドユニット31a1の個体差により、同一の駆動電圧を供給した場合でも、インクの吐出量にばらつきが生じてしまう。本実施形態では、このインク吐出量のばらつきをデ−タとしてPROMに記憶させておき、後述する色変換処理でそのばらつきに起因する出力特性のばらつきを低減させるのである。しかし、実際は、各印字ヘッド31a1に電圧を供給するヘッド駆動回路についても固体差があり、同じ設定値の駆動電圧を生成するように制御しても、実際に生成された電圧を測定すると、設定値からのばらつきが生じることとなる。本実施形態では、このヘッド駆動回路31b1が生成する駆動電圧のばらつきもデ−タとしてPROMに記憶させるのである。
図9は、ヘッド駆動回路31b1により生成される駆動波形の一例を示す図である。ヘッド駆動回路31b1は、同図に示すような台形波としての駆動波形を生成する。そして、この駆動波形により、印字ヘッドユニット31a1の各ノズルに対応して設けられたピエゾ素子等の圧電素子を選択的に駆動することにより、色インクを吐出するようにしている。同図に示すこの台形波の高さΔVが、ヘッド駆動回路31b1の駆動電圧であるが、この駆動電圧に、ヘッド駆動回路31b1毎にばらつきが生じる。
工場設定においては、各ヘッド駆動回路31b1に対して、設定値にかかる一定の駆動電圧(VH)を生成するような制御信号を供給し、実際に生成された駆動電圧を測定するとともに、設定値(VH)に対する測定値の偏差に関する情報(駆動電圧関連情報)をPROM31b3に記憶させるのである。また、上記駆動電圧の設定値(VH)も、PROM31b3に記憶させる。
以下の説明においては、駆動電圧の設定値VHが25Vであるとし、この設定値でのヘッド駆動回路31b1の駆動電圧の測定値VSが26Vであるとして説明する。すなわち、ヘッド駆動回路31b1に対して25Vの駆動電圧を生成するように制御を行っても、実際に生成される駆動電圧は26Vとなる場合を考えるのである。このとき、測定値と設定値との差を、上記駆動電圧関連情報としてのID(以下、VH_ID)として、PROM31b3に記憶される。この場合、PROM31b3には、VH_ID=+1として記憶される。なお、駆動電圧の設定値が25Vで、測定値が24Vであるときには、VH_ID=−1となる。
(4)完成品吐出量関連情報の取得:
4つの印字ヘッドユニット31a1にそれぞれ設けられたPROM31a3に記憶されているNL_ID、ヘッド駆動回路31b1に設けられたPROM31b3に記憶されているVH_ID、および、ヘッド駆動回路31b1の設定値VHは、コンピュ−タ21により読み込まれるが、かかる読み込みは、オペレ−ティングシステム(OS)を介して双方向通信によって読み込まれる。すなわち、同オペレ−ティングシステムは、プリンタ31と通信可能となっており、印刷デ−タの出力のみならず、オペレ−ティングシステムを介してこれらのIDを読み出し可能となっている。むろん、このオペレ−ティングシステムを介してIDの読み出しを要求するのはプリンタドライバ(PRTDRV)であり、このプリンタドライバは、アプリケ−ションから出力される印刷用色画像デ−タを入力し、プリンタ31が入力可能な印刷デ−タとして出力する。
コンピュ−タ21は、上述したNL_ID、VH_IDおよびVHを読み込むと、これらのデ−タに基づいて、以下の式(2)に示す演算を行い、上記NL_IDにかかる印字ヘッド31aと、VH_IDにかかるヘッド駆動回路31b1とを組み込んで完成品としたときの各印字ヘッドユニット31a1についてのインク吐出量(Iw)を算出するとともに、インク吐出量の設定値からのばらつきを示す上記完成品吐出量関連情報としてのID(以下、FL_IDという)を取得する。
Iw=(0.5×(VH+VH_ID)−2.5)×NL_ID/100…(2)
なお、上記(2)式は、駆動電圧に比例してインク吐出量が増加することを示しており、予めプリンタドライバに記憶されている式である。
図10は、上記式(2)を用いて得られるインク吐出量Iwと、FL_IDとの関係を示す図である。同図において、上記(2)式を用いて得られたIwは、上述したNL_IDにかかる印字ヘッド31aと、VH_IDにかかるヘッド駆動回路31b1とを組み込んだ完成品として、VH=25Vの駆動電圧を生成するように制御を行ったときのインク吐出量である。すなわち、4つの印字ヘッドユニット31a1それぞれのインク吐出量のばらつきと、ヘッド駆動回路31b1の駆動電圧のばらつきとの両方が影響したときのインク吐出量を示したものとなっている。
これに対して、FL_IDは、同図に示したIwを、上記(1)式に代入して得られる数値である。本実施形態にかかるコンピュ−タ21は、このFL_IDに基づいて、インク吐出量のばらつきに起因する出力特性のばらつきを低減させるような色変換ルックアップテ−ブル(LUT)を選択して色変換を行うのである。
プリンタ31の場合には、コンピュ−タ21内部で利用されるRGBデ−タに対して、上述したCMYKの4色の色インクを利用して印字をすることになるが、その際に表色空間が異なるために色変換処理を行う。従って、同じ色を保持しつつ変換するためには、CMYKの各色のインクが一定量だけ利用されることが前提となり、この使用量のずれが出力特性のずれ、色ずれの原因となってくる。
上述したインクの使用量のずれを小さくするために、印字ヘッド31aや、ヘッド駆動回路31b1の製造精度を上げることも可能であるが、製造歩留まりを悪化させてしまう。従って、上述したFL_IDの基準値(100)と、実際のFL_IDとのずれを画像処理装置としてのコンピュ−タ21におけるプリンタドライバで修正することによりずれを解消させる。FL_IDが大きいほどインク吐出量が多く、逆に、FL_IDが小さいほどインク吐出量が少ないこととなるので、FL_IDが大きい場合にはデ−タが表す濃度を濃くすれば、ずれを打ち消すこととなり、逆に、FL_IDが小さい場合には、デ−タが表すの濃度を薄くすれば、ずれを打ち消すことができる。
図11は、FL_IDと、色変換処理にて用いられる色変換ルックアップテ−ブルとの関係を示す図である。同図に示すように、コンピュ−タ21には、LUT1〜LUT11の11種類の色変換ルックアップテ−ブルが記憶されており、それぞれがFL_IDの値に対応したものとなっている。例えば、シアン(C)のFL_IDは、「105」(図10参照)であるので、色変換ルックアップテ−ブルとしてLUT8が用いられ、また、マゼンタ(M)のFL_IDは、「106」であるので、色変換ルックアップテ−ブルとしてLUT9が用いられる。なお、インクの色毎に、異なる色変換ルックアップテ−ブルを用いるようにしてもよい。
図12は、図11に示した色変換ルックアップテ−ブル(LUT)の特性を示す図である。上述したように、コンピュ−タ21に記憶されている11種類の色変換ルックアップテ−ブルは、FL_IDに基づいて選択され、使用されるようになっている。図12に示す曲線は、よく知られているγ補正のト−ンカ−ブであり、256階調のRGBデ−タを前提とすれば、γ曲線は、Y=255×(X/255)**γとなる入出力関係を意味しており、γ=1において入出力間で強調を行わず、γ>1において入力に対して出力が弱くなり、γ<1において入力に対して出力が強くなる。本実施形態においては、予め、FL_IDに対応して印刷結果が最もリニアになるト−ンカ−ブのγ値を実験により求めており、各FL_IDに対応した色変換ルックアップテ−ブルLUT1〜LUT11を作成して記憶させてある。むろん、強調程度を変えつつ所定の傾向に従って強調するト−ンカ−ブとしては、γ補正に限定される必要はなく、例えば、スプライン曲線等の他の手法であってもよい。
(5)画像処理装置の処理内容:
図13は、画像処理装置としてのコンピュ−タ21において、印刷を行う旨の指示があったときにプリンタドライバが実行する処理内容を示すフロ−チャ−トである。まず、ステップS120において、プリンタ31からNL_IDとVH_IDとを読み込む。これらIDの読み込みは、オペレ−ティングシステムとプリンタコントロ−ラ31eと印字ヘッドコントロ−ラ31bのPROMインタ−フェイス31b2とを介して行われる。ステップS120の処理を実行すると、次に、ステップS130において、FL_IDを算出する処理を行う。FL_IDは、上述したように、上記式(2)を用いて、ステップS120の処理で読み込んだNL_ID、VH_IDおよび駆動電圧の設定値VHを代入して算出する。
次に、ステップS140において、対応する色変換ルックアップテ−ブルを読み込む処理を行う。すなわち、上述した11種類の色変換ルックアップテ−ブルLUT1〜LUT11のうち、FL_IDに対応するものを読み込む。そして、つづくステップS150において、ステップS140で選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換処理を行う。このステップS150の処理により、コンピュ−タ21に入力されたRGBの画像デ−タが、CMYKのデ−タへと変換される。
ステップS150の処理を実行すると、次に、ステップS160において、256階調から2階調へと階調変換を行う2値化処理を行い、続くステップS170において、生成された印刷デ−タをプリンタ31に出力する。プリンタ31では、印字ヘッドユニット31a1の固体差、この印字ヘッドユニット31a1に駆動電力を供給するヘッド駆動回路31b1の個体差に起因して、印刷デ−タが示すとおりの色再現ができないものの、この印刷デ−タは、上述した個体差を打ち消すように予め色変換されているものであるから、出力後の印刷物は、色再現性が良好となっている。
(6)各種変形例:
上述した実施形態においては、画像処理装置としてのコンピュ−タ21が、吐出量関連情報(NL_ID)と、駆動電圧関連情報(VH_ID)とを、印刷装置から読み出し、これらのIDに基づいて完成品吐出量関連情報(FL_ID)を算出する処理、算出された完成品吐出量関連情報に基づいて色変換ルックアップテ−ブルを選択する処理、および、選択された色変換ルックアップテ−ブルに基づいて色変換を行う処理を行う場合について説明したが、近時、色変換処理や、その後の2値化処理等の画像処理を行うことが可能な制御回路を具備するプリンタが登場してきており、スキャナ等の画像入力装置により生成されたカラ−画像デ−タを、PC等を用いず、印刷装置側で各種の画像処理を実行した後、そのまま印刷することができるようになってきている。
このため、上述した各種の画像処理を行うことが可能な印刷装置も本発明に含まれるものとする。
図14は、変形例にかかるカラ−画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。同図において、画像入力装置110は、カラ−画像の画像デ−タ生成するのであるが、図1とは異なり、画像デ−タを、直接、印刷装置130に出力する。この画像デ−タを入力した印刷装置130は、吐出量関連情報記憶手段に記憶されている情報、および、駆動電圧関連情報記憶手段に記憶されている情報を、吐出量関連情報読出手段、および、駆動電圧関連情報読出手段によりそれぞれ読み出し、これらの情報に基づいて、完成品吐出量関連情報取得手段により、完成品吐出量関連情報を算出する。そして、画像処理手段により、算出された完成品吐出量関連情報に基づいて色変換ルックアップテ−ブルの選択、選択された色変換ルックアップテ−ブルでの色変換処理、および、2値化処理等を行うことにより印刷デ−タを生成し、この印刷デ−タに基づいて印刷を行う。
上述した実施形態においては、工場設定時に、ヘッド駆動回路に対して駆動電圧の測定を行って駆動電圧関連情報を取得し、完成品の組立て前に、同情報をPROMに記憶させておくようにしてあるが、完成品の起動中に種々の条件でヘッド駆動回路の駆動電圧が変化してしまうことがある。このような場合には、工場設定時に取得した駆動電圧関連情報に基づく色変換処理を行った場合でも、出力特性が変化してしまう。
そこで、印刷装置内部に、ヘッド駆動回路の駆動電圧を測定可能な電圧測定装置を設け、ヘッド駆動回路の駆動電圧の変動に応じて、都度、駆動電圧関連情報を演算により求め、出力特性のばらつきを動的に補償するようにしてもよい。
図15は、他の変形例にかかる印刷装置としてのプリンタ31の概略構成を示している。なお、図3に示した構成部品と同様のものについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。図15において、ヘッド駆動回路31b1には、電圧測定装置140が接続されている。電圧測定装置140は、ヘッド駆動回路31b1が生成する駆動電圧を測定することが可能である。電圧測定装置140は、演算機能を有しており、駆動電圧の測定結果と駆動電圧の設定値とからVH_IDを算出することが可能となっており、算出されたVH_IDは、PROM31b3に記憶される。
上述したように、任意のタイミングでヘッド駆動回路31b1の駆動電圧を測定することができるようにしておけば、例えば、印刷の開始指示があったときや、印刷が開始されてから所定時間が経過したとき等に、駆動電圧を測定しつつ、駆動電圧関連情報を取得し、吐出量関連情報と、この駆動電圧関連情報に基づいて色変換ルックアップテ−ブルの選択を行うことができる。また、所定時間が経過する毎に駆動電圧を測定することにより、駆動電圧関連情報を都度更新していくことが可能となるため、ヘッド駆動回路31b1の駆動電圧が経時的に変動していても、その変化を駆動電圧関連情報に反映させることができる。その結果、駆動電圧が経時的に変動するような場合であっても、出力特性にばらつきが生じることを防止することが可能となる。
(7)まとめ:
以上説明したように、実施形態にかかるプリンタ31は、一定電圧(VH)を駆動電圧として供給したときの印字ヘッドユニット31a1の設定値からの偏差に関する吐出量関連情報(NL_ID)を、4種類の色インクに対応する4つの印字ヘッドユニット31a1のそれぞれについて記憶するとともに、ヘッド駆動回路31b1に一定の駆動電圧を生成するように制御したときの駆動電圧の測定値と、生成すべき駆動電圧の設定値との偏差に関する駆動電圧関連情報(VH_ID)とを記憶しているため、これら2つの情報に基づいて、偏差を打ち消すような画像の補正処理を行うことにより、出力特性のばらつきを低減させ、色ずれの発生を低減させることが可能となる。
実施形態にかかる画像処理システムの概略を示すブロック図である。 図1における具体的なハ−ドウェア構成例を示すブロック図である。 図1に示した印刷装置の一例としてのカラ−インクジェットプリンタの概略構成を示す図である。 印字ヘッドのインク吐出量の測定に用いられる検査装置を示す図である。 工場設定におけるPROMへの吐出量関連情報の書き込み手順を示す図である。 印字ヘッドユニットのインク吐出量の計測値とNL_IDとの関係を示す図である。 濃度計にて計測するパッチを示す図である。 濃度計にて計測した結果を示す図である。 ヘッド駆動回路により生成される駆動波形の一例を示す図である。 インク吐出量とFL_IDとの関係を示す図である。 FL_IDと色変換処理にて用いられる色変換ルックアップテ−ブルとの関係を示す図である。 図11に示した色変換ルックアップテ−ブルの特性を示す図である。 プリンタドライバが実行する処理内容を示すフロ−チャ−トである。 変形例にかかるカラ−画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。 他の変形例にかかる印刷装置としてのプリンタの概略構成を示す図である。
符号の説明
10…画像入力装置
20…画像処理装置
30…印刷装置
31…プリンタ
31a…印字ヘッド
31a1…印字ヘッドユニット
31a3…PROM
31b…印字ヘッドコントロ−ラ
31b1…ヘッド駆動回路
31b2…PROMインタ−フェイス
31b3…PROM
31c…印字ヘッド桁移動モ−タ
31d…紙送りモ−タ
31e…プリンタコントロ−ラ
140…電圧測定装置

Claims (14)

  1. 印刷デ−タに基づいてドットマトリクス状に記録材を発色させる印字ヘッドと、上記印字ヘッドに駆動電圧を与えるヘッド駆動回路とを具備し、上記印字ヘッドにて媒体上に所定の画像を出力する印刷装置であって、
    一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を記憶する吐出量関連情報記憶手段と、
    上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を記憶する駆動電圧関連情報記憶手段とを具備することを特徴とする印刷装置。
  2. 上記吐出量関連情報記憶手段に記憶されている情報を読み出す吐出量関連情報読出手段と、
    上記駆動電圧関連情報記憶手段に記憶されている情報を読み出す駆動電圧関連情報読出手段と、
    上記吐出量関連情報読出手段および上記駆動電圧関連情報読出手段によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを、上記完成品吐出量関連情報取得手段にて取得される情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段と、
    上記完成品吐出量関連情報取得手段により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、上記テ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択手段と、
    上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換手段とを具備することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 上記テ−ブル記憶手段は、上記完成品吐出量関連情報取得手段にて取得される情報が示す記録材の吐出量が多くなる程、入力に対する出力が弱くなるような色変換ルックアップテ−ブルを対応させて記憶することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 上記吐出量関連情報記憶手段に記憶する情報を取得する際、各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差の和が所定値以下となる駆動電圧に設定し、
    上記設定された駆動電圧を、上記駆動電圧関連情報記憶手段に記憶する情報を取得する際の上記駆動電圧の設定値とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 上記吐出量関連情報記憶手段は、上記印字ヘッドに設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 上記駆動電圧関連情報記憶手段は、上記ヘッド駆動回路に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 印刷デ−タに基づいてドットマトリクス状に記録材を発色させる印字ヘッドと、上記印字ヘッドに駆動電圧を与えるヘッド駆動回路とを具備し、上記印字ヘッドにて媒体上に所定の画像を出力する印刷装置であって、
    一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を記憶する吐出量関連情報記憶手段と、
    上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧を測定する電圧測定手段と、
    所定のタイミングで上記電圧測定手段に駆動電圧の測定を行わせる測定制御手段と、
    上記電圧測定手段にて計測された駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を記憶する駆動電圧関連情報記憶手段とを具備することを特徴とする印刷装置。
  9. 入力される画像デ−タに対して各種の画像処理を行い、印刷装置が媒体上に画像を出力するための印刷デ−タとして同印刷装置に出力する画像処理装置であって、
    上記印刷装置から、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を読み出す吐出量関連情報読出手段と、
    上記印刷装置から、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を読み出す駆動電圧関連情報読出手段と、
    上記吐出量関連情報読出手段および上記駆動電圧関連情報読出手段によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
  10. 入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを、上記完成品吐出量関連情報取得手段にて取得された情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段と、
    上記完成品吐出量関連情報取得手段により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、上記テ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択手段と、
    上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換手段とを具備することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 入力される画像デ−タに対して各種の画像処理を行い、印刷装置が媒体上に画像を出力するための印刷デ−タとして同印刷装置に出力する画像処理方法であって、
    上記印刷装置から、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を読み出す吐出量関連情報読出工程と、
    上記印刷装置から、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を読み出す駆動電圧関連情報読出工程と、
    上記吐出量関連情報読出工程および上記駆動電圧関連情報読出工程によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得工程とを具備することを特徴とする画像処理方法。
  12. 上記完成品吐出量関連情報取得工程により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを上記吐出量取得工程にて取得された情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから、一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択工程と、
    上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換工程とを具備することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 入力される画像デ−タに対して各種の画像処理を行い、印刷装置が媒体上に画像を出力するための印刷デ−タとして同印刷装置に出力する画像処理装置を、
    上記印刷装置から、一定の駆動電圧を上記印字ヘッドに与えたときの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を読み出す吐出量関連情報読出手段、
    上記印刷装置から、上記ヘッド駆動回路が生成する駆動電圧の測定値と、同駆動電圧の設定値との偏差に関する情報を読み出す駆動電圧関連情報読出手段、および、
    上記吐出量関連情報読出手段および上記駆動電圧関連情報読出手段によりそれぞれ読み出された情報に基づいて、上記ヘッド駆動回路から上記印字ヘッドに駆動電圧を供給したときの同印字ヘッドの各ノズル列における上記記録材の吐出量の偏差に関する情報を取得する完成品吐出量関連情報取得手段として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  14. 上記完成品吐出量関連情報取得手段により取得された情報を読み出し、読み出された情報に基づいて、入力された画像デ−タに対して色変換処理を行う色変換ルックアップテ−ブルを上記完成品吐出量関連情報取得工程にて取得された情報に対応させて複数記憶するテ−ブル記憶手段に記憶されている複数の色変換ルックアップテ−ブルのなかから、一の色変換ルックアップテ−ブルを選択する選択手段、および、
    上記選択手段にて選択された色変換ルックアップテ−ブルを用いて色変換を行う色変換手段として機能させることを特徴とする請求項13に記載の画像処理プログラム。
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JP2017064937A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社Screenホールディングス 光沢判定装置、光沢判定プログラム、および、光沢判定方法

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