JP2006346825A - 倍力レンチ - Google Patents

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Tsugio Shibata
次雄 柴田
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Abstract

【課題】締め付け対象であるねじ部材をねじ切ったり、変形させたりするおそれのない倍力レンチを提供する。
【解決手段】倍力レンチ1は、締め付け対象であるナットなどにソケットレンチ用のソケットを介して着脱可能に係合する係合部材2と、係合部材2の周りに回動可能に軸支された反力部材3と、係合部材2にラチェット機構4を介して回動可能に軸支された駆動レバー5と、反力部材3に支軸6を介して回動可能に軸支された操作レバー7と、操作レバー7の回動を駆動レバー5に伝達するために操作レバー7と駆動レバー5とを連接する作動レバー8とを備えている。そして、ナットの締め付け作業時に、操作レバー7に設定値以上の力が加わると折れ曲がる折曲部11を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明はボルトやナットを締め付けたり、緩めたりする際に使用される倍力機構を有する倍力レンチに関する。
従来の倍力レンチは、機構が複雑で、重量が重く、片手で安定して操作することができないものであったため、本出願人は、このような従来の倍力レンチに改良を加え、新たに開発した倍力レンチについて特許出願を行っている(特許文献1参照)。
一方、スパナなどに利用可能な従来のラチェット機構として、スパナ回転軸の止動一体連動構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−311634号公報 特開2002−239935号公報
特許文献1に記載の倍力レンチは、片手で安定して操作することができ、機構が簡単で軽量化を図ることができるなどの多くの長所を有しているが、比較的小さな力を加えても大きな締め付け力を発揮するため、締め付け対象であるねじ部材を誤ってねじ切ったり、変形させたりする可能性がある。
一方、特許文献2に記載された止動一体連動構造は、構成部材が多く、構造も複雑であるため、軽量化を図ることが困難である。また、スパナ本体と駆動体との間に配置された係止体が逆止め溝中で確実に機能せず、充分な係止力が発揮されない可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、締め付け対象であるねじ部材をねじ切ったり、変形させたりするおそれのない倍力レンチを提供することにある。
本発明の倍力レンチは、ねじ部材に着脱可能に係合する係合部材と、前記係合部材の周りに前記係合部材を中心に回動可能に軸支された反力部材と、前記係合部材の周りにラチェット機構を介して前記係合部材を中心に回動可能に軸支された駆動レバーと、前記反力部材に回動可能に軸支された操作レバーと、前記操作レバーの回動を前記駆動レバーに伝達するために前記操作レバーと前記駆動レバーとを連接する作動レバーとを備え、前記操作レバーに設定値以上の力が加わると折れ曲がる折曲部を設けたことを特徴とする。
このような構成とすれば、ねじ部材の締め付け作業の際などに、前記操作レバーに設定値以上の力が加わると折曲部が折れ曲がるので、その時点で作業者が操作レバーに加えている力を解除することが可能となり、締め付け対象であるねじ部材をねじ切ったり、変形させたりするおそれがなくなる。
ここで、前記ラチェット機構として、前記係合部材の外周面に回動可能に取り付けられた前記駆動レバーと、前記係合部材の外周面に形成され前記駆動レバーの回動方向に沿って深さが変化する段差部と、前記段差部内に当該段差部の深さが変化する方向に移動可能に配置されたストッパ材と、前記段差部と対向する前記駆動レバーの内周面に前記ストッパ材の一部が嵌入可能に形成された凹部と、前記ストッパ材を前記段差部が浅くなる方向に付勢するばね材とを設けることができる。
このような構成において、段差部が浅くなる方向へ駆動レバーを回動させれば係合部材の段差部内にあるストッパ材が当該段差部が浅くなる方向へ移動するとともにその一部が駆動レバーの内周面にある凹部に嵌入することにより、係合部材に対して駆動レバーが係合されるため、駆動レバーに加わる力を確実に係合部材に伝達することができる。このときストッパ材はばね材によって段差部が浅くなる方向へ付勢されているため、段差部と凹部との間に安定的に保持され、確実かつ強力な係止力を得ることができる。
この後、駆動レバーを逆方向(段差部が深くなる方向)へ回動させれば、ストッパ材は段差部が深くなる方向へ移動するとともにその一部が駆動レバーの内周面にある凹部から離脱することにより、係合部材に対する駆動レバーの係合が解除されるため、駆動レバーは係合部材の周りで空転可能となる。
即ち、前述した構成とすることにより、確実に作動し、充分な係止力を発揮するラチェット機構を得ることができるため、倍力レンチの操作性が大幅に向上する。
一方、前記操作レバーの操作時に前記作動レバーに作用する力を圧力として検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が検出した圧力を前記係合部材に作用するトルクに換算して表示するトルク表示手段とを備え、前記圧力検出手段から前記トルク表示手段に圧力を伝達する圧力伝達経路を前記作動レバーおよび前記操作レバーに内蔵させた構造とすることができる。
このような構成とすれば、操作レバーの操作時に作動レバーに作用する力は、圧力検出手段により圧力として検出され、トルク表示手段により、係合部材に作用するトルクに換算して表示されるため、締め付け対象であるねじ部材を所定のトルクで締め付けることが可能となり、当該倍力レンチをトルクレンチとして使用することできる。また、圧力検出手段からトルク表示手段に圧力を伝達する圧力伝達経路を作動レバーおよび操作レバーに内蔵させたことにより、圧力伝達経路に他の物品が接触したり、衝突したりすることがなくなるため、接触・衝突に起因する圧力伝達経路の損傷、破損を防止することができる。また、圧力伝達経路が外部に露出しなくなるため、取り扱い性、操作性も向上する。
本発明により、以下に示す効果を奏する。
(1)ねじ部材に着脱可能に係合する係合部材と、前記係合部材の周りに前記係合部材を中心に回動可能に軸支された反力部材と、前記係合部材の周りにラチェット機構を介して前記係合部材を中心に回動可能に軸支された駆動レバーと、前記反力部材に回動可能に軸支された操作レバーと、前記操作レバーの回動を前記駆動レバーに伝達するために前記操作レバーと前記駆動レバーとを連接する作動レバーとを備え、前記操作レバーに設定値以上の力が加わると折れ曲がる折曲部を設けたことにより、締め付け対象であるねじ部材をねじ切ったり、変形させたりするおそれがなくなる。
(2)前記ラチェット機構として、前記係合部材の外周面に回動可能に取り付けられた前記駆動レバーと、前記係合部材の外周面に形成され前記駆動レバーの回動方向に沿って深さが変化する段差部と、前記段差部内に当該段差部の深さが変化する方向に移動可能に配置されたストッパ材と、前記段差部と対向する前記駆動レバーの内周面に前記ストッパ材の一部が嵌入可能に形成された凹部と、前記ストッパ材を前記段差部が浅くなる方向に付勢するばね材とを設ければ、確実に作動し、充分な係止力を発揮するラチェット機構を得ることができるため、倍力レンチの操作性が大幅に向上する。
(3)前記操作レバーの操作時に前記作動レバーに作用する力を圧力として検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が検出した圧力を前記係合部材に作用するトルクに換算して表示するトルク表示手段とを備え、前記圧力検出手段から前記トルク表示手段に圧力を伝達する圧力伝達経路を前記作動レバーおよび前記操作レバーに内蔵させることにより、当該倍力レンチをトルクレンチとして使用することできるほか、接触・衝突に起因する圧力伝達経路の損傷、破損を防止することができ、取り扱い性、操作性も向上する。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態である倍力レンチについて説明する。図1は本発明の第1実施形態である倍力レンチを示す一部省略平面図、図2は図1に示す倍力レンチの一部省略正面図、図3は図1に示す倍力レンチの一部切欠平面図、図4は図1に示す倍力レンチの部分断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態の倍力レンチ1は、締め付け対象であるボルトの頭部やナットNなどのねじ部材にソケットレンチ用のソケットSを介して着脱可能に係合する係合部材2と、係合部材2の周りに係合部材2を中心に回動可能に軸支された反力部材3と、係合部材2にラチェット機構4を介して係合部材2を中心に回動可能に軸支された駆動レバー5と、反力部材3に支軸6を介して回動可能に軸支された操作レバー7と、操作レバー7の回動を駆動レバー5に伝達するために操作レバー7と駆動レバー5とを連接する作動レバー8とを備えている。作動レバー8の一方の端部は支軸9を介して操作レバー7に軸支され、他方の端部は支軸10を介して駆動レバー5に軸支されている。
また、後述するナットNの締め付け作業時に、操作レバー7に設定値以上の力が加わると折れ曲がる折曲部11を設けている。折曲部11は、図4に示すように、操作レバー7の基端部7aと先端部7bとを互いに回動可能に連結する支軸12と、先端部7bの後端に設けられた凹部13と、凹部13に対向する位置に基端部7aの軸心方向に移動可能に配置された球状ストッパ材14と、この球状ストッパ材14を凹部13に向かって付勢した状態で保持するために基端部7aに内蔵された保持部材15およびばね材16とで構成されている。また、球状ストッパ材14に対するばね材16の付勢力を増減するための調整部材17が、保持部材15およびばね材と同軸上に配置されている。
図3に示すように、調整部材17はねじ機構18により基端部7a内に配置されているため、基端部7aの後端から露出する調整部材17の操作部17aを軸心周りに正転、逆転させれば調整部材17が保持部材15に向かって接近、離隔し、これによって球状ストッパ材14に対するばね材16の付勢力を増加、減少させることができる。球状ストッパ材14に対するばね材16の付勢力を増加させれば折曲部11の折れ曲がりに要する力は増大し、前記付勢力を減少させれば折曲部11の折れ曲がりに要する力は減少する。従って、調整部材17の操作部17aを回動させることにより、折曲部11の折れ曲がりに要する力を予め設定することができる。
次に、図5,図6を参照して、ラチェット機構4について説明する。図5は図3におけるA−A線断面図、図6は図5におけるB−B線断面図である。図に示すように、ラチェット機構4は、係合部材2の軸心方向の中央部分に突出する鍔状部2aの外周面に回動可能に取り付けられた駆動レバー5と、係合部材2の鍔状部2aの外周面に形成され駆動レバー5の回動方向Rに沿って深さが変化する複数の段差部2bと、これらの段差部2b内に当該段差部2bの深さが変化する方向に移動可能に配置された円柱状ストッパ材19と、段差部2bと対向する駆動レバー5の内周面5aに円柱状ストッパ材19の一部が嵌入可能な形状に形成された複数の凹部5bと、それぞれの円柱状ストッパ材19を段差部2bが浅くなる方向に付勢するばね材21とで構成されている。
このような構成において、段差部2bが浅くなる方向R1へ駆動レバー5を回動させれば係合部材2の段差部2b内にある円柱状ストッパ材19が段差部2bの浅くなる方向へ移動するとともにその一部が駆動レバー5の内周面5aにある凹部5bに嵌入することにより、係合部材2に対して駆動レバー5が係合されるため、駆動レバー5に加わる力を確実に係合部材2に伝達することができる。このとき円柱状ストッパ材19はばね材21によって段差部2bが浅くなる方向へ付勢されているため、円柱状ストッパ材19は段差部2bと凹部5bとの間に安定的に保持され、確実かつ強力な係止力を得ることができる。
この後、駆動レバー5を逆方向R2(段差部2bが深くなる方向)へ回動させれば、円柱状ストッパ材19は段差部2bが深くなる方向へ移動するとともにその一部が駆動レバー5の内周面5aにある凹部5bから離脱して、係合部材2に対する駆動レバー5の係合が解除されるため、駆動レバー5は係合部材2の周りで逆方向R2に空転可能となる。
なお、ばね材21は円柱状ストッパ材19の軸方向に沿って複数配置されているため、ばね材21の付勢力によって円柱状ストッパ材19が傾くことがなく、円柱状ストッパ材19は係合部材2の軸心と常に平行を保ちながら、段差部2b内を移動したり、凹部5bに嵌入・離脱したりする。
次に、倍力レンチ1の使い方について説明する。倍力レンチ1を図2で示したようにナットNにセットし、図1に示すように、反力部材3を反力受けR(例えば、ナットN付近にある植込みボルトなど)に押し当てて固定する。この後、操作レバー7の基端部7aの把持部7cを手で掴んで、支軸6を中心に所定角度の範囲内で往復回動させる。このとき、操作レバー7は、反力部材3から反力を与えられるため、支軸6を中心に安定して往復回動させることができる。
操作レバー7の把持部7cを締め付け方向Tに回転させた場合、先端部7bが反力部材3で支えられた操作レバー7の回転力が作動レバー8を介して駆動レバー5に倍加された状態で伝達され、この駆動レバー5の回転力でナットNが締め付けられる。このため、操作レバー7に加えた回転力よりも大きな力でナットNを締め付けることができる。
一方、ナットNにセットした状態で、操作レバー7の把持部7cを緩める方向Uに回転させた場合、図5,図6で示したラチェット機構4が機能して、係合部材2の周りで駆動レバー5が空転するので、操作レバー7を元の位置まで戻すことができる。
以下、操作レバー7を所定の角度内で往復回動させると、ラチェット機構4の作用により、ナットNを徐々に締め付けていくことができる。ナットNが所定状態まで締め付けられた後、さらに操作レバー7を締め付け方向Tに回転させ、折曲部11に加わる力が設定値を超えると折曲部11が支軸12を中心に折れ曲がるので、ナットNの締め付けが完了したことを確認することができる。
このように、ナットNの締め付け作業の際に、操作レバー7に設定値以上の力が加わると折曲部11が折れ曲がるので、その時点で作業者が操作レバー7に加えている力を解除することが可能である。このため、締め付け対象であるナットNなどのねじ部材をねじ切ったり、変形させたりするおそれがない。
また、倍力レンチ1においては、図5,図6で示したようなラチェット機構4が用いられているため、締め付け作業および緩め作業のいずれの作業においても確実に作動し、充分な係止力を発揮する。このため、倍力レンチ1の操作性は極めて良好であり、作業効率が大幅に向上する。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第2実施形態である倍力レンチについて説明する。図7は本発明の第2実施形態である倍力レンチを示す一部省略平面図、図8は図7に示す倍力レンチを構成する油圧シリンダを示す断面図、図9(a)は図7におけるC−C線断面図であり、(b)は図7におけるD−D線断面図である。なお、図7〜図9に示す倍力レンチ30の構成部材において、図1〜図6で示した倍力レンチ1の構成部材と同じ機能、効果を発揮する部分は図1〜図6に示す符号と同符号を付して説明を省略する。
倍力レンチ30においては、操作レバー37の操作時に作動レバー38に作用する力を圧力として検出する圧力検出手段として油圧シリンダ31を設け、油圧シリンダ31が検出した圧力を係合部材2に作用するトルクに換算して表示するトルク表示手段32を設け、油圧シリンダ31からトルク表示手段32に圧力を伝達する圧力伝達経路33を作動レバー38、支軸39および操作レバー37に内蔵させている。
従って、操作レバー37の操作時に作動レバー38に作用する力は、油圧シリンダ31により圧力(油圧)として検出され、トルク表示手段32により、係合部材2に作用するトルクに換算して表示されるため、締め付け対象であるねじ部材を所定のトルクで締め付けることが可能となり、倍力レンチ30をトルクレンチとして使用することできる。また、油圧シリンダ31からトルク表示手段32に圧力を伝達する圧力伝達経路33を作動レバー38、支軸39および操作レバー37に内蔵させているため、圧力伝達経路33に他の物品が接触したり、衝突したりすることがない。このため、作業中あるいは搬送中などにおける接触・衝突に起因する圧力伝達経路33の損傷、破損を防止することができる。また、圧力伝達経路33が外部に露出していないため、取り扱い性、操作性も極めて良好である。
本発明の倍力レンチは、各種機械装置や構築物などに使用されるボルトやナットを締め付けたり、緩めたりする際に広く利用することができる。
本発明の第1実施形態である倍力レンチを示す一部省略平面図である。 図1に示す倍力レンチの一部省略正面図である。 図1に示す倍力レンチの一部切欠平面図である。 図1に示す倍力レンチの部分断面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 図5におけるB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態である倍力レンチを示す一部省略平面図である。 図7に示す倍力レンチを構成する油圧シリンダを示す断面図である。 (a)は図7におけるC−C線断面図であり、(b)は図7におけるD−D線断面図である。
符号の説明
1,30 倍力レンチ
2 係合部材
2a 鍔状部
2b 段差部
3 反力部材
4 ラチェット機構
5 駆動レバー
5a 内周面
5b,13 凹部
6,9,10,12,39 支軸
7,37 操作レバー
7a 基端部
7b 先端部
7c 把持部
8,38 作動レバー
11 折曲部
14 球状ストッパ材
15 保持部材
16,21 ばね材
17 調整部材
17a 操作部
18 ねじ機構
19 円柱状ストッパ材
31 油圧シリンダ
32 トルク表示手段
33 圧力伝達経路
N ナット
R1 段差部が浅くなる方向
R2 段差部が深くなる方向
S ソケット
T 締め付け方向
U 緩め方向
R 回動方向

Claims (3)

  1. ねじ部材に着脱可能に係合する係合部材と、前記係合部材の周りに前記係合部材を中心に回動可能に軸支された反力部材と、前記係合部材の周りにラチェット機構を介して前記係合部材を中心に回動可能に軸支された駆動レバーと、前記反力部材に回動可能に軸支された操作レバーと、前記操作レバーの回動を前記駆動レバーに伝達するために前記操作レバーと前記駆動レバーとを連接する作動レバーとを備え、前記操作レバーに設定値以上の力が加わると折れ曲がる折曲部を設けたことを特徴とする倍力レンチ。
  2. 前記ラチェット機構として、前記係合部材の外周面に回動可能に取り付けられた前記駆動レバーと、前記係合部材の外周面に形成され前記駆動レバーの回動方向に沿って深さが変化する段差部と、前記段差部内に当該段差部の深さが変化する方向に移動可能に配置されたストッパ材と、前記段差部と対向する前記駆動レバーの内周面に前記ストッパ材の一部が嵌入可能に形成された凹部と、前記ストッパ材を前記段差部が浅くなる方向に付勢するばね材とを設けた請求項1記載の倍力レンチ。
  3. 前記操作レバーの操作時に前記作動レバーに作用する力を圧力として検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が検出した圧力を前記係合部材に作用するトルクに換算して表示するトルク表示手段とを備え、前記圧力検出手段から前記トルク表示手段に圧力を伝達する圧力伝達経路を前記作動レバーおよび前記操作レバーに内蔵させた請求項1または2記載の倍力レンチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103358257A (zh) * 2012-03-27 2013-10-23 王燕辉 套筒扳手省力结构
CN104999397A (zh) * 2015-07-14 2015-10-28 肖汉经 一种多功能半自动增力圆口板手

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