JP2006345907A - 捻りブラシ製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 線材固定装置への金属線材の取付けが容易で、しかも金属線材の張力を微妙に調整することができる構成の捻りブラシ製造装置を提供する。
【解決手段】 金属線材の一方の端部を挟着する第1挟持機構10を設けた第1線材支持機構5と、金属線材の他方の端部を挟着する第2挟持機構20を設けた第2線材支持機構4とを並設するとともに前記第1挟持機構5を回転可能に設定し、複数本の金属線材50を第1線材支持機構5及び第2線材支持機構4の間に配置して各端部を第1挟持機構10及び第2挟持機構20に挟着させ、金属線材50間に短尺な複数本のブラシ毛51を直交状に装着して前記第1挟持機構10を回転させ、前記回転により複数本の金属線材50を捻らせることによってブラシ毛51を金属線材50に固着するとともに螺旋状に配設してなるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、捻りブラシ製造装置に関するものである。
複数本の芯線の間に毛材を井桁状に配列して設け、芯線にねじりを加えて形成される捻りブラシが知られている(特許文献1参照)。
このような捻りブラシは、複数本の金属線材の両端をそれぞれ挟持機構に取り付け、複数本の金属線材間にブラシ毛を配置して、一方の挟持機構を回転駆動して金属線材を捻ることによりブラシ毛を金属線材に挟着固定して製造されている。
特開平7−246114号
捻りブラシは、研磨、研削、バリ取りをするワークの材質や寸法に応じて金属線材の材質、太さ、密度等を変えたり、金属線材間におけるブラシ毛の配置を変えたりして、さまざまな種類の捻りブラシが製造されているが、金属線材の材質、太さ、密度等を変えたり、金属線材間におけるブラシ毛の配置を変えたりしたときに、各挟持機構への金属線材の固定に時間がかかる。
また、挟持機構を回転駆動して捻りブラシを製造するときに、金属線材の張力を微妙に調整して、金属線材間に捻りむらが出ないようにしなければならない。しかし従来の捻りブラシ製造装置では金属線材の張力を微妙に調整することは難しく、捻りブラシを製造するためには熟練が必要で、しかも、手間がかかるため捻りブラシ製造装置の改善が望まれていた。
本発明は、前記課題を解決するもので、金属線材の材質、太さ、密度等を変えたり、金属線材間におけるブラシ毛の配置を変えたりしたときに、各挟持機構への金属線材の取付けが容易で、しかも金属線材の張力を微妙に調整することができる構成の捻りブラシ製造装置を提供するものである。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、金属線材の一端部を挟着する第1挟持機構を設けた第1線材支持機構と、金属線材の他端部を挟着する第2挟持機構を設けた第2線材支持機構とを並設するとともに前記第1挟持機構を回転可能に設定し、複数本の金属線材を第1線材支持機構及び第2線材支持機構の間に配置して各端部を第1挟持機構及び第2挟持機構に挟着させ、金属線材間に短尺な複数本のブラシ毛を直交状に装着して前記第1挟持機構を回転させ、前記回転により複数本の金属線材を捻らせることによってブラシ毛を金属線材に固着するとともに螺旋状に配設してなることを特徴とする捻りブラシ製造装置である。
また、請求項2記載の発明は、第1線材支持機構は第1挟持機構と、該第1挟持機構を回転させる駆動装置とを有することを特徴とする請求項1に記載の捻りブラシ製造装置である。
また、請求項3記載の発明は、第2線材支持機構は第2挟持機構と、第1挟持機構及び第2挟持機構に挟着させる金属線材の張力を調整する張力調整機構とを有することを特徴とする請求項1に記載の捻りブラシ製造装置である。
また、請求項4記載の発明は、各挟持機構は相互に対向して近接離反する第1、第2挟持部材を有し、前記第1、第2挟持部材は各一端側を開閉する方向に他端側で回動可能に軸支され、各挟持部材間にコイルバネを掛け渡して互いの一端側が離反する方向の弾性力を付与し、該コイルバネを挿通して両挟持部材を連結する結合部材を有し、互いの一端側を近接して金属線材を挟着することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の捻りブラシ製造装置である。
また、請求項5記載の発明は、請求項3の張力調整機構は、第2挟持機構を一端に固定して軸方向に移動可能なシリンダ軸を前記第2挟持機構が第1挟持機構に対して離反する方向に付勢するように構成するとともに、前記シリンダ軸にはレバーを可動的に連結して前記レバーの操作により前記シリンダ軸を軸方向に移動させるようにして、前記第2挟持機構が第1挟持機構に対して近接離反するように構成したことを特徴とする捻りブラシ製造装置である。
本発明では、金属線材の材質、太さ、密度等を変えたり、金属線材間におけるブラシ毛の配置を変えたりしても、金属線材の端部を挟着する第1、第2挟持機構への金属線材の取付けが容易で、しかも第1、第2挟持機構間に挟着される金属線材の張力を微妙に調整して、金属線材間に捻りむらが出ないようにすることができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る捻りブラシ製造装置の平面図、図2は図1の正面図、図3(a)は図1の右側面図、図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。なお、図に示す同符号は同じものを示している。
図1〜図3において、捻りブラシ製造装置1の作業テーブル2上の一端側には、捻りブラシ53の芯線としての金属線材50の一端部を挟着する第2挟持機構20を設けた第2線材支持機構4の基台4aがレバー3の回動操作により取り付け位置を調整可能に固定されている。また、作業テーブル2上の他端側には、金属線材50の他端部を挟着する第1挟持機構10を設けた第1線材支持機構5の減速機5aが固定されており、作業テーブル2上には線材支持機構4と線材支持機構5が並設されている。
線材支持機構4は、四角筒状のケース部4bを上部に設けた基台4aと、基台4aの上部のケース部4bの左右に貫通して軸方向に移動可能に設けられたシリンダ軸6およびガイド軸7と、シリンダ軸6の減速機5a側の一端に設けられ、相互に対向して近接離反する一対の挟持部材23,24からなる挟持機構祖面挟持部21aとで構成されている。
また、線材支持機構5は、駆動装置としての減速機5aと、減速機5aの出力軸5bに取り付けられ、相互に対向して近接離反する一対の挟持部材13,14からなる挟持機構10とで構成されている。挟持機構10の回転軸10aは挟持部材13の後端側に延設されており、減速機5aの出力軸5bに直結されて同軸に取り付けられている。減速機5aは後述するが、減速機5aに回転動力を与えて減速機5aを駆動装置として機能させるクラッチモータ60、クラッチモータ60の動力伝達機構40、クラッチモータ60の動力伝達状態を調整するリンク機構65、リンク機構65の操作用のペダル67等を付属しており、減速機5aは回転可能かつ減速可能に構成されている。なお、実施例では回転装置としてクラッチモータ60、減速機5aを使用したが、電動モータを速度制御するようにして使用してもよい。
また、挟持機構10と挟持機構20は、金属線材50の各端部を挟着する挟持部11,21を前面12,22に有しており、両挟持機構10,20により挟持される金属線材50の両端部となる位置に、各前面12,22を向い合わせにした状態で離間して設置されている。
したがって、複数本の金属線材50を線材支持機構4及び線材支持機構5の間に配置して、金属線材50の一端部を挟持機構10が挟着し、他端部を挟持機構20に挟着させて、金属線材50,50間に短尺な複数本のブラシ毛51を直交状に装着して挟持機構10を回転させ、その回転により複数本の金属線材50を捻ることによりブラシ毛51を金属線材50に固着するとともに螺旋状に配設して捻りブラシ53を製造することができる。
ガイド軸7は基台4aから突出している減速機5a側の一端で、シリンダ軸6と連結されている。基台4aの上部に設けられた四角筒状のケース部4b内においては、ケース部4bの左右に貫通しているシリンダ軸6の途中には、フランジ部材6bが取り付けられている。フランジ部材6bにはシリンダ軸6に直交して交差軸6cが突出して設けられ、この交差軸6cに廻り止め用のローラ6dが軸支されている。また、ケース部4bの内側の側壁には、ローラ6dの上側面が当接して案内されるガイドレール4cがシリンダ軸6に平行に設けられており、ローラ6dがガイドレール4cの下面に案内されて移動するように構成されている。したがって、フランジ部材6b、ローラ6d、ガイドレール4cは、シリンダ軸6が移動する際の廻り止めとして機能する。
また、ガイド軸7は基台4aから突出している他端側にコイルバネ8が嵌合して取り付けられている。ガイド軸7の一端は、シリンダ軸6に連結されているので、シリンダ軸6に連動して平行に移動する。また、ガイド軸7は、通常、コイルバネ8により、シリンダ軸6の一端に取り付けられた挟持機構20を挟持機構10に対して離反する方向に付勢しており、図1に示す初期位置に設定するとともに、この初期位置に復帰可能な状態を維持して挟持機構20の挟持機構10方向への移動を規制する。
また、基台4aの上部には、ブラケット9が固定されている。ブラケット9には、固定軸9aが突出して設けられ、また、基台4aから減速機5a側に突出しているシリンダ軸6の一端には、操作軸6aが突設されている。そして、固定軸9aには、この固定軸9aを支点として回転可能にレバー30が取り付けられている。レバー30は中央部に長孔31が設けられており、シリンダ軸6の上部に突設されている操作軸6aが遊嵌されて、支点である固定軸9aと反対側に設けられた操作部32を手動操作してシリンダ軸6を移動操作したり、シリンダ軸6の移動を規制して、挟持機構20の挟持機構10に対する近接離反状態を調整することができる。
動力伝達機構40は入力軸41に同軸に固定されたプーリ42と出力軸43に同軸に固定されたプーリ44とがベルト45で連結されたもので、動力伝達機構40の入力軸41はクラッチモータ60の出力軸61に同軸に固定されている。また、動力伝達機構40の出力軸43は減速機5aの入力軸5cに同軸に固定されている。
クラッチモータ60の操作アーム62、長短のシャフト63,64は、リンク機構65を構成していて、シャフト64の駆動軸66にはペダル67が軸支されている。ペダル67を操作して駆動軸66の回転角度を設定することで、リンク機構65を制御して、図示しないクラッチ機構により動力伝達機構40の入力軸41とクラッチモータ60の図示しない出力軸61とを連結し、または遮断するように設定することができる。このようにペダル67の操作によりクラッチ機構を制御して、クラッチモータ60の動力伝達状態を調整できるので、動力伝達機構40の入力軸41とクラッチモータ60の出力軸が連結されたときには、動力伝達機構40の出力軸43の回転状態を調整して、減速機5aの回転状態を調整することができる。したがって、ペダル67の操作により減速機5aの出力軸5bに取り付けられた挟持機構10の回転を停止したり、回転速度を調整することができる。
次に、図4(a),(b)、および、図5(a),(b)を参照して、挟持機構10と挟持機構20の構造について説明する。図4(a)は挟持機構の断面図、図4(b)は挟持機構の分解斜視図、図5(a)は挟持機構の前面図、図5(b)は挟持機構の前面図である。
挟持機構10は、相互に対向して近接離反する第1、第2挟持部材13,14を有している。第1挟持部材13は長手方向の後部に回転軸10aを延設して外形L字形状であり、第2挟持部材14は直方体形状である。
挟持部材13の上部の前側には、係合凹部11bを有する溝部材15aが設けられている。また、挟持部材13の底部の奥側には、3辺の側壁がコ字状に連続するコ字状壁部13aが設けられている。コ字状壁部13aにおいて、対向する壁面13b,13bには孔13c,13cが設けられている。
また、挟持部材14の前部には、前記係合凹部11bと嵌合する係合凸部11aを有する凸部材15bが設けられている。挟持部材14の奥側には、挟持部材13のコ字状壁部13aによる溝部13dに嵌合する突出片14aが延設され、この突出片14aには、突出方向に交差して水平に孔14bが設けられている。
そして、挟持部材13の溝部13dに挟持部材14の突出片14aを嵌合して、孔13b,14b,13bの順に軸部材16を嵌合して、挟持部材13と挟持部材14を後端で回動可能に軸支して係合凸部11aと係合凹部11bを開閉可能に組み立てる。
また、挟持部材13と挟持部材14には上下に貫通して孔13e,14eが設けられており、孔13eの下からボルト17を挿入して孔13eの上から突出したボルト17のシャフト17aにコイルバネ17bを遊嵌し、この状態で孔14e内に挿入して孔14eの上から突出したシャフト17aの先端にナット17cを取り付けて挟持機構10の組み立てが完了する。
こうして、挟持機構10は、挟持部材13の孔13eと挟持部材14の孔14eとの間にコイルバネ17bを掛け渡して互いの一端側が離反する方向の弾性力を付与し、ボルト17が孔13e,コイルバネ17b,孔14eを挿通してナット17cを取り付けることにより、挟持部材13と挟持部材14は、ボルト17とナット17cよりなる結合部材により連結されるとともに、各一端側を開閉する方向に他端側で軸部材16を中心に回動可能に軸支される。そして、挟持機構10は、ナット17cを締め付けることで、挟持部材13と挟持部材14が軸部材16を中心に回動して、係合凹部11bと係合凸部11aの開閉により挟持部11の締め付け状態が調整される。
挟持機構20の構造は、図5(a),(b)に示すように、挟持部21の挟持構造が挟持機構10と異なるが、その他の構造は、挟持機構10と略同様であるのでここでは簡略に説明する。
挟持機構20は、挟持部材23の孔23eと挟持部材24の孔24eとの間にコイルバネ17bを掛け渡して互いの一端側が離反する方向の弾性力を付与し、ボルト17が孔23e,コイルバネ17b,孔24eを挿通してナット17cを取り付けることにより、挟持部材23と挟持部材24は各一端側を開閉する方向に他端側で軸部材16を中心に回動可能に軸支される。そして、挟持機構20は、ナット17cを締め付けることで、挟持部材23と挟持部材24が軸部材16を中心に回動して、綾目模様や網目模様等の滑り留め加工がなされた祖面挟持部21a,21bの開閉による挟持部21の締め付け状態が調整される。
また、図1,図2に示すように、ナット17cには、操作ハンドル29aを有する筒型スパナ29が装着されていて、操作ハンドル29aの回動操作によりナット17cを操作することができる。挟持機構20は、筒型スパナ29の操作ハンドル29aの回動操作によりナット17cを締め付けることで、挟持部材23と挟持部材24が軸部材16を中心に回動して、挟持部21の締め付け状態を調整できる。
前記した挟持機構10、挟持機構20の構造が異なっているのは、挟持機構10の挟持部11は、複数本の金属線材を環状に束ねて挟着されるので、その係合凸部11aと係合凹部11bとの係合状態は上下に深く係合するように形成してある。また、挟持機構の20の挟持部21は、捻りブラシの製造時に、複数本の金属線材を横に並べて金属線材が横並びに挟着された状態で捻られるようにするもので、金属線材の装着時には、挟持部21の上下の高さは金属線材1本分であるから、祖面挟持部21a,21bの圧接により多数の金属線材を横に並べて保持されるものである。なお、前記した挟持機構10の係合凸部11bの当接面には、綾目模様や網目模様等の滑り留め加工をしておくとよい。
次に、図6(a)〜(d)を参照して、捻りブラシ製造装置1の動作について説明する。図6(a)に示すように2本の金属線材50を束ねて挟持機構10の挟持部11へ前面12から挿し込み、挟持機構10のナット17cを締め付けることで、挟持部11の締め付け状態を調整して挟持部11へ2本の金属線材50の一端を係止する。
その後、レバー30の操作部32を操作して、挟持機構20を挟持機構10へ近づけるようにシリンダ軸6を移動させる。そして、2本の金属線材50の他端を挟持機構20の挟持部21へ前面22から挿し込み、筒型スパナ29の操作ハンドル29aの回動操作によりナット17cを締め付けることで、挟持部21の締め付け状態を調整して挟持部21へ2本の金属線材50の他端を係止する。
こうして2本の金属線材50を線材支持機構4及び線材支持機構5の間に配置して各端部を挟持機構10及び挟持機構20に挟着させる。そして、2本の金属線材50の間に短尺な多数のブラシ毛51を挿し込んで、2本の金属線材50間に短尺な複数本のブラシ毛51を直交状に装着して、ペダル67の操作により減速機5aの出力軸5bに取り付けられた挟持機構10を回転させる。
挟持機構10が挟持部11を中心に回転して2本の金属線材50を捻ることによりブラシ毛51を2本の金属線材50間に固着するとともに螺旋状に配設していくが、金属線材50が捻れにより短尺になって挟持機構20が挟持機構10に向って移動しようとする際に、捻られる2本の金属線材50間に捻りむらができないようにレバー30の操作部32を操作して、挟持機構20の挟持機構10に対する近接離反状態を調整して、金属線材50の張力を微妙に調整することで、2本の金属線材50間の捻れ状態を調整する。こうして挟持機構10を回転させて金属線材50の張力を微妙に調整しながら、金属線材50を捻ることによりブラシ毛51を金属線材50に挟着固定して図6(d)に示すような捻りブラシ53を形成する。
前述したように捻りブラシ製造装置1により、束ねた金属線材50の一端を挟持機構10の挟持部11へ保持し、また、金属線材50の他端を挟持機構20の挟持部21へ保持してペダル67の操作により減速機5aを駆動することで、前記捻りブラシ53の他にも、金属線材の太さを変えたり、金属線材間におけるブラシ毛の配置を変えたりして、さまざまな種類の捻りブラシを製造することができる。
例えば、前述したように捻りブラシ製造装置1を使用して図6(b)に示すように4本の金属線材50の上2本と下2本の間に短尺な複数本のブラシ毛51を金属線材50と直交して配列して、金属線材50を捻ることによりブラシ毛51を金属線材50に固着するとともに螺旋状に配設して捻りブラシ53を形成したり、また、図6(c)に示すように4本の金属線材50の上1本と中2本の間および金属線材50の中2本と下1本の間にそれぞれブラシ毛51を同一方向に金属線材50と直交して配列して、金属線材50を捻ることによりブラシ毛51を金属線材50に固着するとともに螺旋状に配設して捻りブラシ53を形成することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、クレームに記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
本発明に係る捻りブラシ製造装置の平面図である。 図1の正面図である。 (a)は図1の右側面図である。 (b)は図3(a)のA−A断面図である。 (a)は挟持機構の断面図である。 (b)は挟持機構の分解斜視図である。 (a)は第1線材支持機構の前面図である。 (b)は第2挟持機構の前面図である。 (a)〜(d)は捻りブラシの製造過程の説明図である。
符号の説明
1 捻りブラシ製造装置
2 作業テーブル
3,30 レバー
4 第2線材支持機構
4a 基台
4b 四角筒状のケース部
4c ガイドレール
5 第1線材支持機構
5a 減速機
5b 減速機5aの出力軸
5c 減速機5aの入力軸
6 シリンダ軸
6a 操作軸
9a 固定軸
6b フランジ部材
6c 交差軸
6d ローラ
7 ガイド軸
8 コイルバネ
9 ブラケット
10 第1挟持機構
10a 回転軸
11,21 挟持部
11a,21a 係合凸部
11b,21b 係合凹部
12,22 前面
13,23 第1挟持部材
13a コ字状壁部
13b 壁面
13c,13e,14b,14e,23e,24e 孔
13d 溝部
14,24 第2挟持部材
14a 突出片
15a 溝部材
16 軸部材
17 ボルト
17a シャフト
17b コイルバネ
17c ナット
20 第2挟持機構
29 筒型スパナ
29a 操作ハンドル
31 長孔
32 操作部
40 動力伝達機構
41 入力軸
42,44 プーリ
43,61 出力軸
45 ベルト
50 金属線材
51 ブラシ毛
53 捻りブラシ
60 クラッチモータ
62 操作アーム
63,64 シャフト
65 リンク機構
66 駆動軸
67 ペダル

Claims (5)

  1. 金属線材の一端部を挟着する第1挟持機構を設けた第1線材支持機構と、金属線材の他端部を挟着する第2挟持機構を設けた第2線材支持機構とを並設するとともに前記第1挟持機構を回転可能に設定し、複数本の金属線材を第1線材支持機構及び第2線材支持機構の間に配置して各端部を第1挟持機構及び第2挟持機構に挟着させ、金属線材間に短尺な複数本のブラシ毛を直交状に装着して前記第1挟持機構を回転させ、前記回転により複数本の金属線材を捻らせることによってブラシ毛を金属線材に固着するとともに螺旋状に配設してなることを特徴とする捻りブラシ製造装置。
  2. 第1線材支持機構は第1挟持機構と、該第1挟持機構を回転させる駆動装置とを有することを特徴とする請求項1に記載の捻りブラシ製造装置。
  3. 第2線材支持機構は第2挟持機構と、第1挟持機構及び第2挟持機構に挟着させる金属線材の張力を調整する張力調整機構とを有することを特徴とする請求項1に記載の捻りブラシ製造装置。
  4. 各挟持機構は相互に対向して近接離反する第1、第2挟持部材を有し、前記第1、第2挟持部材は各一端側を開閉する方向に他端側で回動可能に軸支され、各挟持部材間にコイルバネを掛け渡して互いの一端側が離反する方向の弾性力を付与し、該コイルバネを挿通して両挟持部材を連結する結合部材を有し、互いの一端側を近接して金属線材を挟着することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の捻りブラシ製造装置。
  5. 請求項3の張力調整機構は、第2挟持機構を一端に固定して軸方向に移動可能なシリンダ軸を前記第2挟持機構が第1挟持機構に対して離反する方向に付勢するように構成するとともに、前記シリンダ軸にはレバーを可動的に連結して前記レバーの操作により前記シリンダ軸を軸方向に移動させるようにして、前記第2挟持機構が第1挟持機構に対して近接離反するように構成したことを特徴とする捻りブラシ製造装置。
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