JP2006345457A - 画像処理装置および二値化処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力すべき原稿に関して最適なコントラストで二値化された画像情報を得るためのしきい値を設定するようにした画像処理装置と、その二値化処理プログラムを提供する。
【解決手段】 画像読取部300により生成された画像情報310を、しきい値設定部700により設定された所定のしきい値710により二値化して出力する画像処理装置10において、原稿の少なくとも一部領域の多階調画像情報を調整用画像情報810として表示する表示部220を設けて、上記表示部の表示を参照して上記しきい値設定部により再設定されたしきい値により、上記調整用画像情報の階調濃度を徐々に薄くなるように変化させて、上記表示部に表示させると共に、上記しきい値設定部によりしきい値が決定されたとき、そのしきい値に基づいて、上記画像情報を二値化して出力させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば原稿の画像を二値化処理して、モノクロ画像の送信,印刷等の処理を行なうファクシミリ装置,スキャナ装置,複合機等の画像処理装置と、その二値化処理プログラムに関する。
従来、例えばファクシミリ装置においては、原稿の画像を取得する際、または取得後に、この原稿の画像を二値化して、コントラストを強調することにより、モノクロ画像として、送信を行なうようにしている。
これは、原稿の画像をハーフトーン処理すると、画像データが増大してしまうことから、二値化することにより、通信データを削減するようにしているためである。
そして、上述した二値化のためのしきい値は、そのレベル設定が重要である。しいき値の設定が適正に行なわれていない場合には、地色と文字を区別できずに、二値化した画像が全面真っ黒になってしまう可能性もある。
このような二値化のしきい値は、一般的には自動補正されるようになっており、ユーザはしきい値のレベル設定の操作を行なう必要なく、またこのようなしきい値を意識することなく、最適なコントラストで画像の二値化が行なわれ得るようになっている。
しかしながら、しきい値の補正のために利用される地色等によっては、その検出がうまくできず、ユーザが意図した二値化処理が行なわれ得ない場合もある。例えば、あらかじめ記入ガイドが薄く印刷されているような背景を備えた原稿の場合、その薄い記入ガイドを白として処理するか、黒として処理するかを、自動的に判定することは困難であり、上述した二値化のしきい値の自動補正には限界がある。
これに対して、特許文献1には、解像度による送信イメージをプレビューにより確認するようにしたファクシミリ機能を有する画像形成装置による情報処理システムが開示されている。
また、特許文献2には、原稿の画面から送信すべき領域をプレビューにより指定するようにしたファクシミリ装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、原稿の画面上の指定領域の二値化イメージをプレビューし、ユーザ入力によりしきい値を調整するようにした、文書スキャナ用のユーザインタフェース方法が開示されている。
また、特許文献4には、原稿の多階調画面を二値化した画像をプレビューにより確認し、ユーザからの入力操作に基づいて、しきい値を変更した二値化画像を再びプレビューするようにした、ファクシミリ装置が開示されている。
特開2004−056658号 特開2000−101757号 特開2000−113181号 特開平06−253152号
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2においては、いずれもファクシミリ送信画面をプレビューするようにしているが、プレビューは、選択した解像度による送信イメージの確認、または選択した送信すべき領域による送信イメージの確認のためであり、二値化データの送信イメージの確認のためのものではない。
また、上述した特許文献3によるユーザインタフェース方法においては、ファクシミリ送信画面をプレビューするようにしているが、プレビューは、二値化した送信イメージの確認のためであり、具体的な二値化におけるしきい値の調整内容は開示されていない。
さらに、上述した特許文献4によるファクシミリ装置においては、64階調で取り込んだファクシミリ送信画面を二値化してプレビューすると共に、しきい値を変更したとき、上述した64階調のファクシミリ送信画面を再び二値化処理して、再プレビューするようになっており、二値化処理のための画像データ量が比較的多いことから、二値化処理のために要する時間が長くなるので、例えばしきい値を何回も微調整するような場合には、調整時間が長くなってしまう。
また、このような二値化処理におけるしきい値設定は、上述したファクシミリ装置だけでなく、スキャナ装置,プリンタや複合機においても生ずる。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、出力すべき原稿に関して最適なコントラストで二値化された画像情報を得るためのしきい値を設定するようにした、画像処理装置と、その二値化処理プログラムの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の画像処理装置は、原稿の画像情報を生成する画像読取部と、この画像読取部により生成された上記画像情報を所定のしきい値により二値化する画像処理部と、この画像処理部により二値化された出力用画像情報の出力を行なう画像出力部と、二値化の際のしきい値が設定されるしきい値設定部と、これら画像読取部,画像処理部,画像出力部およびしきい値設定部を制御する制御部と、を備えている画像処理装置において、上記原稿の少なくとも一部領域の多階調画像情報を調整用画像情報として表示する表示部を備え、上記制御部が、上記表示部の表示を参照して上記しきい値設定部により再設定されたしきい値に基づいて、上記調整用画像情報の階調濃度を徐々に薄くなるように変化させて、上記表示部に表示させると共に、上記しきい値設定部によりしきい値が決定されたとき、そのしきい値に基づいて、上記画像情報を、上記画像処理部により二値化して、上記画像出力部により出力させる構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、画像出力部により画像情報の出力を行なう前に、しきい値設定部により設定したしきい値に基づいて、表示部に表示される調整用画像情報の階調濃度を徐々に薄くなるように変化させることにより、使用者は、しきい値設定部によりしきい値を変化させながら、表示部に表示される調整用画像情報を確認して、最適なコントラストを与えるしきい値を決定することができる。
そして、このように決定されたしきい値に基づいて、画像読取部により生成された画像情報が、画像処理部により二値化され、画像出力部により出力されることになる。
したがって、使用者が上記表示部に表示される設定されたしきい値に対応する階調濃度の画像情報を確認しながら、しきい値を微調整することができるので、従来の原稿の自動判定によるしきい値決定の場合と比較して、原稿に対するより最適なしきい値を決定することができる。また、最適なしきい値を決定するまでの間に、画像出力部により画像情報の出力を行なわないので、例えば出力のための用紙等が無駄に消費されてしまうようなことがなく、これにより例えばファクシミリ装置によって相手先のファクシミリ装置に対して真っ黒な画像を送信してしまうようなことがない。
また、請求項2記載の画像処理装置は、上記調整用画像情報が、上記画像読取部により生成された画像情報である構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、上記画像読取部により生成された画像情報を、調整用画像情報として利用することにより、原稿の画像情報読取が一回で済むことになる。
また、請求項3記載の画像処理装置は、さらに、上記原稿の少なくとも一部領域に関する多階調画像情報を生成する第二の画像読取部を備えており、上記調整用画像情報が、上記第二の画像読取部により生成された多階調画像情報である構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、別途設けられた第二の画像読取部により調整用の多階調画像情報を生成することによって、しきい値調整のために最適な画像情報を得ることができる。この場合、原稿の少なくとも一部領域の画像情報を得ることによって、しきい値設定のための調整用画像情報の容量を小さくすることができるので、この調整用画像情報の階調濃度の調整や表示部への表示における処理速度が向上することになる。
また、請求項4記載の画像処理装置は、上記第二の画像読取部が、CCDカメラである構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、調整用の多階調画像情報をCCDカメラにより生成することにより、簡単な構成により、比較的低コストで調整用の多階調画像情報を生成することができる。
また、請求項5記載の画像処理装置は、上記第二の画像読取部により生成された多階調画像情報が、上記画像読取部により生成された画像情報より解像度が低い構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、第二の画像読取部により生成された多階調画像情報のしきい値に基づく階調濃度の調整や表示部への表示の処理速度が向上することになる。
また、請求項6記載の画像処理装置は、上記表示部が、画像処理装置の操作パネルに備えられていると共に、この操作パネルの操作部からの入力操作により上記しきい値設定部でのしきい値の設定が行なわれる構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、画像処理装置が、表示部および操作部を有する操作パネルを備えたファクシミリ装置,プリンタやスキャナ装置である場合に、その操作パネルを利用することにより、特に画像処理装置の構造を変更することなく、しきい値を最適に決定することができる。
また、請求項7記載の画像処理装置は、上記表示部が、画像処理装置と接続されたホストPCの表示部であって、このホストPCにおける入力操作により、上記しきい値設定部でのしきい値の設定が行なわれる構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、画像処理装置が、ホストPCと直接にあるいはネットワークを介して接続されている場合に、使用者は、画像処理装置の設置場所まで出向くことなく、自分のホストPCから最適なしきい値の決定を行なうことができる。
また、請求項8記載の画像処理装置は、上記しきい値設定部が、上記ホストPC上で動作する画像処理装置用ドライバに組み込まれている構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、使用者は、自分の使用するホストPCに、特にしきい値調整用のソフトをインストールする必要なく、当該画像処理装置を使用するためのドライバをインストールするだけで、自分のホストPCから最適なしきい値の決定を行なうことができる。
また、請求項9記載の画像処理装置は、上記しきい値設定部にて、上記調整用画像情報におけるしきい値の基準となる位置が表示部の画面上で視認され得なくなったとき、しきい値が決定される構成としてある。
また、請求項10記載の画像処理装置は、上記しきい値の基準となる位置が、原稿として使用される未記入用紙の地色部分である構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、上記しきい値の基準となる位置を、原稿の地色部分として、地色が視認され得なくなったときに、しきい値を決定することによって、このしきい値に基づいて二値化したとき、出力用の画像情報における地色部分に記載されまたは印字された文字,線画等を地色と明白に分けることができる。
また、請求項11記載の画像処理装置は、上記しきい値の基準となる位置が、しきい値調整のための基準原稿の指定部分である構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、基準原稿を使用することにより、基準原稿の指定部分が表示部上に表示される画像情報にて視認され得なくなったときに、しきい値を決定することによって、最適なコントラストを与えるようなしきい値を決定することができる。
また、請求項12記載の画像処理装置の二値化処理プログラムは、原稿の画像情報を生成する画像読取部と、この画像読取部により生成された上記画像情報を所定のしきい値により二値化する画像処理部と、この画像処理部により二値化された出力用画像情報の出力を行なう画像出力部と、二値化の際のしきい値が設定されるしきい値設定部と、これら画像読取部,画像処理部,画像出力部およびしきい値設定部を制御する制御部と、を備えている画像形成装置における二値化処理をコンピュータに実行させるための二値化処理プログラムであって、上記原稿の少なくとも一部領域の多階調画像情報を調整用画像情報として表示部に表示する第一の手順と、上記表示部の表示を参照して上記しきい値設定部により再設定されたしきい値に基づいて、上記調整用画像情報の階調濃度を徐々に薄くなるように変化させて、上記表示部に表示させる第二の手順と、上記第二の手順を繰り返して、上記調整用画像情報におけるしきい値の基準となる位置が表示部の画面上で視認され得なくなったとき、上記しきい値設定部にてしきい値を決定する手順と、その後、決定されたしきい値に基づいて、上記画像読取部からの画像情報を上記画像処理部にて二値化する手順と、続いて、二値化された画像情報を上記画像出力部により出力する手順と、をコンピュータに実行させる構成としてある。
このように、本発明は、プログラムとしても実現化することができる。
このようにして、本発明によれば、出力すべき原稿に関して最適なコントラストで二値化された画像情報を得るためのしきい値を設定することが可能になる。
[第一実施形態]
以下、本発明を適用した画像処理装置としてのファクシミリ装置の第一の実施形態について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明によるファクシミリ装置の第一の実施形態の構成を示している。
図1に示すように、ファクシミリ装置10は、制御部100,操作パネル200,画像読取部300,画像保持部400,画像処理部500,画像出力部600,しきい値設定部700および撮像手段800から構成されている。
ここで、上記制御部100,操作パネル200,画像処理部500,しきい値設定部700は、それぞれコンピュータ上で動作するプログラムにより動作が制御されるようになっている。
上記制御部100は、後述するように、操作パネル200,画像読取部300,画像保持部400,画像処理部500,画像出力部600,しきい値設定部700および撮像手段800をそれぞれ制御するようになっている。
上記操作パネル200は、例えば上記ファクシミリ装置10の筐体上面に設けられており、入力部210と、表示部220と、を備えている。
この入力部210は、いわゆるテンキーを含む複数個の操作キー等の入力手段を備えており、画像出力(送信)に関する各種設定や、後述する二値化のしきい値の設定を行なうことができるようになっている。
また、表示部220は、入力部210による入力結果を表示したり、ファクシミリ装置10の各種動作状態等の必要な項目を表示し、さらにしきい値設定の際に調整用画像情報を表示するようになっている。
上記画像読取部300は、所謂スキャナであって、原稿を読み取って、画像情報110を生成し、画像保持部400に送出して、保存するようになっている。
上記画像保持部400は、例えばメモリや磁気記録装置等の補助記憶装置から構成されており、上記画像読取部300で生成された画像情報110を読み書き可能に保存するようになっている。
上記画像処理部500は、上記画像保持部400に保存された画像情報110を読み出して、後述するようにしきい値設定部700で設定された所定のしきい値710に基づいて、画像情報110を二値化して、出力用画像情報510として上記画像出力部600に送出するようになっている。
上記画像出力部600は、上記画像処理部500で二値化された出力用画像情報510を出力、すなわち通信インタフェース(図示せず)を介して所定の送信先に送信するようになっている。
上記しきい値設定部700は、上記画像処理部500における画像情報110の二値化の際のしきい値710を設定して、上記画像処理部500に出力するようになっている。
ここで、上記しきい値設定部700は、上記操作パネル200の入力部210でのユーザによる操作にしたがって、そのしきい値710を変更して、新たなしきい値710を設定するようになっている。
詳細には、上記しきい値設定部700は、好ましくは原稿の画像情報110の送信の際に、最初は前もって決められた初期値であるしきい値710に設定されていると共に、上記操作パネル200の入力部210からの操作信号に基づいて、徐々にしきい値710を高くするようになっている。
なお、上記初期値は、例えば未記入の原稿を上記画像読取部300により読み取って、その画像情報110における濃度値(グレースケール値)の最大値として設定される。
そして、上記しきい値設定部700は、操作パネル200の入力部から「しきい値決定」の操作が行なわれたとき、決定されたしきい値を上記画像処理部500に送出するようになっている。
また、上記しきい値設定部700は、上述したしきい値710の初期値あるいは操作パネル200の入力部210からの操作により変更された新たなしきい値710をその都度上記制御部100に送出するようになっている。
上記撮像手段800は、第二の画像読取部として、例えばCCDカメラから構成されており、原稿の多階調画像情報810を生成して、上記制御部100に送出するようになっている。
ここで、上記撮像手段800により生成される調整用画像情報810は、しきい値710の設定のための調整用画像情報であるので、しきい値710の設定が可能である限り、原稿の全体画像である必要はなく、当該原稿の少なくとも一部分の画像情報であってもよい。
また、この調整用画像情報810は、しきい値710の設定のために、原稿の階調による濃度分布を判別することができればよいので、上記画像読取部300と同じ解像度である必要はなく、より低い解像度であってもよい。
このため、上記撮像手段800は、上記画像読取部300と比較して、小型で低解像度のCCDカメラで十分であり、低コストで済むことになる。
そして、上記撮像手段800で形成された調整用の多階調画像情報810は、上記制御部100に送出され、上記制御部100によりしきい値に基づいて濃度調整された後、操作パネル200に送出され、その表示部220の画面上に表示される。
このようにして、原稿の画像情報の送信の際には、上記制御部100は、画像読取部300で生成された原稿の画像情報110を送信する前に、上記撮像手段800から送られてきた調整用多階調画像情報810を、しきい値設定部700からのしきい値に基づいて階調濃度を調整し、操作パネル200の表示部220に表示させる。この階調濃度の調整は、上記画像処理部500における当該しきい値に基づいて二値化された出力用画像情報510に対応するように行なわれ、使用者が操作パネル200の表示部220の画面上に表示される調整用多階調画像情報810を視認することによって、しきい値による階調部分の出力結果が確認され得るようになっている。
これにより、使用者は、操作パネル200の表示部220に表示された調整用多階調画像情報810を見ながら、操作パネル200の入力部210を操作して、しきい値を徐々に高くなるように変更する。これにより、上記しきい値設定部700におけるしきい値が変更されて上記制御部100に送出されるので、上記制御部100は、この変更されたしきい値に基づいて、同様にして再び調整用多階調画像情報810の階調濃度を調整し、操作パネル200の表示部220に表示させる。
そして、使用者は、操作パネル200の表示部220に表示された調整用多階調画像情報810を見ながら、徐々にしきい値を高くしていき、原稿のしきい値として指定したい位置の表示を視認することができなくなったとき、所望のしきい値であるとして、操作パネル200の入力部210から「しきい値決定」の操作を行なう。これは、原稿の画像情報において、しきい値がある値により高く設定されたとき、上記位置が二値化の際に白に分類され、視認され得なくなることによるものである。
具体的には、例えば図2(A)に示すように、原稿の一部である入力ガイドとしての数字記入欄を含む調整用多階調画像情報810が、操作パネル200の表示部220に拡大表示される。
この場合、上記数字記入欄を示す枠線が薄く印刷されており、好ましくは表示部220の画面上にて、例えばタッチペン230により上記枠線に触れることにより、タッチペン230で触れた位置における濃度(あるいはタッチペン230で指定した領域における最大濃度)が、グレースケール値221として画面右下に表示されるようになっている。
そして、このグレースケール値に基づいて、階調濃度が調整された調整用多階調画像情報810が、図2(B)に示すように、再び操作パネル200の表示部220に表示される。
ここで、画像読取時の誤差等によって上記枠線部分の読取濃度にムラがあると、図2(B)に示すように、上記枠線の一部がゴミ222として残ることになる。この場合、操作パネル200の入力部210により、あるいは表示部220の右下に表示される調整部223をタッチペンで触れることにより、前述したグレースケール値によるしきい値を微調整することができる。これにより、上記ゴミ222が消去され、所望の階調濃度に調整されることになる。
なお、しきい値の初期値が低すぎると、図2(C)に示すように、二値化の際に上記枠線が黒と判定されることになってしまう。
次に、本実施形態のファクシミリ装置10の処理動作について、図3〜5を参照して説明する。
図3は、二値化処理および送信処理の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップA1にて、使用者が、画像処理装置10の原稿台(図示せず)に原稿をセットして、操作パネル200の入力部210にて送信指令を行なうと、ステップA2にて、上記画像読取部300が原稿の画像情報310を生成して、ステップA3にて、上記画像保持部400に保存すると共に、ステップA4にて、上記制御部100が撮像手段800を制御することにより、ステップA5にて、撮像手段800が、原稿の調整用多階調画像情報810を生成して、ステップA6にて、上記制御部100に送出する。
これにより、上記制御部100は、ステップA7にて、しきい値設定部700からしきい値710の初期値を取得して、ステップA8にて、このしきい値(初期値)に基づいて上記多階調画像情報810の階調濃度を調整する。
続いて、上記制御部100は、ステップA9にて、階調濃度を調整した多階調画像情報を操作パネル200の表示部220に送出する。これにより、ステップA10にて、この表示部220に、調整用の多階調画像情報が表示される。
そして、上記制御部100は、ステップA11にて、操作パネル200からの入力操作を待つことになる。
ここで、使用者により、ステップA12にて、上記操作パネル200の入力部210にてしきい値変更の操作が行なわれると、上記しきい値設定部700は、ステップA13にて、この操作に基づいて、そのしきい値710を変更して、変更された新たなしきい値710を上記制御部100に送出する。
これを受けて、上記制御部100は、ステップA8に戻り、再びこの新たなしきい値710に基づいて、上記多階調画像情報810の階調濃度を調整し、ステップA9〜A11の動作を繰り返す。
そして、ステップA11の状態から、上記操作パネル200の表示部220の画面に表示される調整用の多階調画像情報810にて、しきい値として指定したい位置が視認され得なくなったときに、使用者により、ステップA14にて、上記操作パネル200の入力部210にて、しきい値決定の操作が行なわれると、上記しきい値設定部700は、ステップA15にて、そのときのしきい値710を上記画像処理部500に出力する。
これにより、上記画像処理部500は、ステップA16にて、上記画像保持部400から保存されている画像情報310を読み出して、ステップA17にて、上記しきい値710に基づいて、この画像情報310を二値化し、出力用画像情報510を生成し、ステップA18にて、この出力用画像情報510を上記画像出力部600に送出する。
次に、ステップA19にて、上記画像出力部600が、この出力用画像情報510を通信インタフェースを介して外部に送信する。
以上で、二値化処理および送信処理が終了する。
図4は、しきい値設定処理の動作を示すフローチャートである。
図4にて、まずステップB1にて、プレビューのための画像読取として、一ページ分のスキャンか、原稿の一部のスキャンかが選択される。
ここで、ステップB1にて、一ページ分のスキャンが選択されると、ステップB2にて、撮像手段800が原稿のうち選択された一ページ分を読み取って、調整用多階調画像情報810が生成される。
一方、ステップB1にて、原稿の一部のスキャンが選択されると、ステップB3にて、撮像手段800が原稿の一部を撮像して、調整用多階調画像情報810が生成される。
そして、ステップB2またはステップB3で生成された調整用多階調画像情報810が、ステップB4にて、上記画像保持部400に保存される。
続いて、ステップB5にて、この保存された画像情報810が操作パネル200の表示部220に表示される。
ここで、ステップB6にて、使用者が操作パネル200の表示部220に表示された画像に関して、例えば前述したタッチペンを利用して、しきい値としたい部分の点または領域を指定すると、指定部分が点の場合には、ステップB7にて指定された点の濃度すなわちグレースケール値がしきい値として設定される。
一方、指定部分が領域の場合には、ステップB8にて、指定された領域の最高濃度すなわち最大グレースケール値がしきい値として設定される。
これにより、ステップB9にて、設定されたしきい値により、上述した画像情報810が階調濃度調整され、ステップB10にて、階調濃度調整された画像情報810が操作パネル200の表示部220に表示される。
ここで、上記画像情報810が所望の階調濃度で表示されている場合には、ステップB11にて、しきい値調整が完了する。
一方、ステップB10にて、上記画像情報810が所望の階調濃度で表示されていない場合には、使用者の選択により、再びステップB5に戻って、図2(A)に示すように、指定点または指定領域の設定が行なわれ、あるいはステップB12にて、図2(B)に示すように、しきい値の微調整が行なわれ、微調整されたしきい値に基づいて、再び上記画像情報810の階調濃度調整が行なわれる。そして、ステップB13にて、階調濃度調整された画像情報810が操作パネル200の表示部220に表示される。
ここで、階調濃度調整された画像情報810が所望の階調濃度で表示されている場合には、同様に、ステップB11にて、しきい値調整が完了する。
一方、ステップB13にて、階調濃度調整された画像情報810が所望の階調濃度で表示されていない場合には、再びステップB12に戻って、しきい値の微調整が行なわれ、微調整されたしきい値に基づいて、再び上記画像情報810の階調濃度調整が行なわれる。
なお、ステップB11にて、しきい値調整が終了した後、ステップB14にて、画像読取部300が原稿の画像情報310を生成して、微調整されたしきい値に基づいて、二値化を行なって、出力用画像情報510を生成する。
以上で、しきい値調整処理が完了する。
図5は、しきい値の初期値設定処理の動作を示すフローチャートである。
図5において、まずステップC1にて、撮像手段800が原稿を一ページ分読み取って、調整用多階調画像情報810を生成し、続いてステップC2にて、画像保持部400に保存する。
次に、ステップC3にて、この画像情報810全体から濃度すなわちグレースケール値の最大値を検索して、このグレースケール値をしきい値の初期値として設定する。
そして、ステップC4にて、プレビューを行なうか行なわないかの選択が行なわれる。
上記ステップC4にて、プレビューを行なわないと選択された場合には、ステップC5にて、上記画像情報810が破棄されて、しきい値の初期値設定処理が終了される。
これに対して、プレビューを行なうと選択された場合には、ステップC6にて、設定されたしきい値の初期値に基づいて、上記画像情報810が階調濃度調整され、ステップC7にて、操作パネル200の表示部220に表示される。
そして、階調濃度調整された画像情報310が所望の階調濃度で表示されている場合には、同様にステップC5に進み、上記画像情報810が破棄されて、しきい値の初期値設定処理が終了する。
一方、ステップC7にて、階調濃度調整された画像情報810が所望の階調濃度で表示されていない場合には、ステップC8にて、しきい値の微調整が行なわれ、微調整されたしきい値に基づいて、再び上記画像情報810の階調濃度調整が行なわれた後、再びステップC7に戻る。そして、階調濃度調整された画像情報310が所望の階調濃度で表示されるようになるまで、ステップC7及びステップC8が繰り返して行われる。
以上で、しきい値の初期値設定処理が完了する。
[第二実施形態]
図6は、本発明によるファクシミリ装置の第二の実施形態の構成を示している。
図6において、ファクシミリ装置20は、図1に示したファクシミリ装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。
図6に示すように、ファクシミリ装置20は、制御部100,操作パネル200,画像読取部300,画像保持部400,画像処理部500,画像出力部600,撮像手段800およびホストPC900から構成されている。
上記ホストPC900は、ファクシミリ装置20の制御部100と、直接に、あるいは例えば構内LAN等のネットワークを介して接続されており、そのキーボードおよびマウス(図示せず)が、操作パネル200の入力部210と同様に利用可能であると共に、そのディスプレイ910が、操作パネル200の表示部220と同様に利用可能である。
さらに、上記ホストPC900は、ファクシミリ装置20の制御を行なうためのドライバ(例えばPCFAXドライバ)920がインストールされており、このドライバ920が、図1に示したファクシミリ装置10におけるしきい値設定部700としても機能するように構成されている。
このような構成のファクシミリ装置20によれば、使用者がホストPC900のキーボードまたはマウスから送信指令をファクシミリ装置10に送出すると、図1に示したファクシミリ装置10と同様に作用すると共に、しきい値の設定の際に、撮像手段800で作成された調整用多階調画像情報810が、ホストPC900のディスプレイ910の画面上に表示され、使用者は、この画面を見ながら、キーボードまたはマウスを操作することにより、しきい値の変更またはしきい値の決定を入力する。
そして、ホストPC900のドライバ920は、変更されまたは決定されたしきい値をファクシミリ装置20の制御部100に送出する。
これにより、上記制御部100は、操作パネル200の入力部210からの操作入力の代わりに、ホストPC900からの操作入力により、初期値または変更後のしきい値710を取得すると共に、決定されたしきい値を画像処理部500に送出し、このしきい値710に基づいて画像情報310を二値化させ、出力用画像情報510を生成させることができる。
この場合、使用者は、画像情報510の二値化のためのしきい値の調整の際に、ファクシミリ装置20の設置場所まで出向かなくても、自分のホストPC900のディスプレイに表示される調整用多階調画像情報810を視認し、キーボードまたはマウスを操作することにより、しきい値の変更または決定を行なうことができる。
以上、本発明の画像処理装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明にかかる画像処理装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、原稿として、送信すべき原稿を使用しているが、これに限らず、原稿に使用される未記入の用紙を原稿として使用するようにしてもよい。
この場合、未記入の用紙が地色を有している場合に、この地色を記入された文字,線画等と区別するように、地色を白と判別するようなしきい値が容易に設定され得ることになる。
同様に、当該ファクシミリ装置10のための基準原稿がある場合には、この基準原稿をしきい値を設定するための原稿として使用してもよい。
また、ファクシミリ装置20の場合には、送信すべき画像情報に関して、画像読取部300により生成した画像情報310だけでなく、ホストPC900で作成した画像情報を制御部100を介して送信するような場合も、同様にしきい値の設定を行なうことが可能である。
さらに、画像処理装置がファクシミリ装置の場合について説明したが、これに限らず、画像情報を二値化して印刷,表示,送信等の出力を行なうような、例えばOCR処理のためのスキャナ装置や、デジタルコピー装置や複合機等の他の種類の画像処理装置についても本発明を適用し得ることは明らかである。
本発明は、画像処理装置、例えばプリンタ,ファクシミリ装置,コピー機,スキャナ装置,複合装置等に利用可能である。
本発明を適用したファクシミリ装置の第一の実施形態の構成を示すブロック図である。 図1のファクシミリ装置におけるしきい値設定時の表示部の(A)最初の多階調画像,(B)階調濃度調整後および(C)階調濃度調整が正しくない場合の二値化画像の例を示す図である。 図1のファクシミリ装置における二値化処理および送信処理の動作を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置におけるしきい値設定処理の動作を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置におけるしきい値の初期値設定処理の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用したファクシミリ装置の第二の実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,20 ファクシミリ装置(画像処理装置)
100 制御部
200 操作パネル
210 入力部
220 表示部
300 画像読取部
310 画像情報
400 画像保持部
500 画像処理部
510 出力用画像情報(二値化)
600 画像出力部
700 しきい値設定部
710 しきい値
800 撮像手段
810 多階調画像情報
900 ホストPC
910 ディスプレイ(表示部)
920 ドライバ(しきい値設定部)

Claims (12)

  1. 原稿の画像情報を生成する画像読取部と、この画像読取部により生成された上記画像情報を所定のしきい値により二値化する画像処理部と、この画像処理部により二値化された出力用画像情報の出力を行なう画像出力部と、二値化の際のしきい値が設定されるしきい値設定部と、これら画像読取部,画像処理部,画像出力部およびしきい値設定部を制御する制御部と、を備えている画像処理装置において、
    上記原稿の少なくとも一部領域の多階調画像情報を調整用画像情報として表示する表示部を備え、
    上記制御部が、上記表示部の表示を参照して上記しきい値設定部により再設定されたしきい値に基づいて、上記調整用画像情報の階調濃度を徐々に薄くなるように変化させて、上記表示部に表示させると共に、上記しきい値設定部によりしきい値が決定されたとき、そのしきい値に基づいて、上記画像情報を、上記画像処理部により二値化して、上記画像出力部により出力させる
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記調整用画像情報が、上記画像読取部により生成された画像情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記原稿の少なくとも一部領域に関する多階調画像情報を生成する第二の画像読取部を備えており、
    上記調整用画像情報が、上記第二の画像読取部により生成された多階調画像情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 上記第二の画像読取部が、CCDカメラであることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 上記第二の画像読取部により生成された多階調画像情報が、上記画像読取部により生成された画像情報より解像度が低い
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 上記表示部が、画像処理装置の操作パネルに備えられていると共に、この操作パネルの操作部からの入力操作により上記しきい値設定部でのしきい値の設定が行なわれる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 上記表示部が、画像処理装置と接続されたホストPCの表示部であって、このホストPCにおける入力操作により、上記しきい値設定部でのしきい値の設定が行なわれる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 上記しきい値設定部が、上記ホストPC上で動作する画像処理装置用ドライバに組み込まれている
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 上記しきい値設定部にて、上記調整用画像情報におけるしきい値の基準となる位置が表示部の画面上で視認され得なくなったとき、しきい値が決定される
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 上記しきい値の基準となる位置が、原稿として使用される未記入用紙の地色部分である
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 上記しきい値の基準となる位置が、しきい値調整のための基準原稿の指定部分である
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 原稿の画像情報を生成する画像読取部と、この画像読取部により生成された上記画像情報を所定のしきい値により二値化する画像処理部と、この画像処理部により二値化された出力用画像情報の出力を行なう画像出力部と、二値化の際のしきい値が設定されるしきい値設定部と、これら画像読取部,画像処理部,画像出力部およびしきい値設定部を制御する制御部と、を備えている画像形成装置における二値化処理をコンピュータに実行させるための二値化処理プログラムであって、
    上記原稿の少なくとも一部領域の多階調画像情報を調整用画像情報として表示部に表示する第一の手順と、
    上記表示部の表示を参照して上記しきい値設定部により再設定されたしきい値に基づいて、上記調整用画像情報の階調濃度を徐々に薄くなるように変化させて、上記表示部に表示させる第二の手順と、
    上記第二の手順を繰り返して、上記調整用画像情報におけるしきい値の基準となる位置が表示部の画面上で視認され得なくなったとき、上記しきい値設定部にてしきい値を決定する手順と、
    その後、決定されたしきい値に基づいて、上記画像読取部からの画像情報を上記画像処理部にて二値化する手順と、
    続いて、二値化された画像情報を上記画像出力部により出力する手順と、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする画像処理装置における二値化処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009159388A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 文書画像処理プログラム、文書画像処理装置、および文書画像処理方法
US8237965B2 (en) 2008-03-11 2012-08-07 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of communication

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