JP2006341234A - 液体噴射装置とそのための搬送量検出ユニット - Google Patents

液体噴射装置とそのための搬送量検出ユニット Download PDF

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聡 中田
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Abstract

【課題】液体噴射装置または記録装置において、記録用紙120の搬送量検出が、インクミストによる汚染で劣化することを防止する。
【解決手段】ガイド軸140と、ガイド軸140に案内されて往復移動するキャリッジ150と、キャリッジ150に搬送されつつインクを吐出する記録ヘッド156と、回転駆動される搬送駆動ローラ170を含み、搬送駆動ローラ170の回転で記録用紙120を搬送することにより記録ヘッド156に対向する位置に記録用紙120を送り込む搬送部と、記録ヘッド156に対面しない側に形成された目盛り173を有し、キャリッジ150の往復移動の範囲の外側で搬送駆動ローラ170に同軸に装着されて搬送駆動ローラ170と共に回転する円板状のロータリスケール172と、目盛り173の通過を反射光量の変化により検出する回転量センサ174とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体噴射装置とそのための搬送量検出ユニットに関する。より詳細には、記録装置を含む体噴射装置において被記録物の搬送量を検出する回転量検出ユニットと、それを備えた液体噴射装置または記録装置に関する。
液体噴射装置において、液体を噴射する液体噴射ヘッドが被記録物に対して一時に液体を付着させ得る範囲は限られている。そこで、多くの液体噴射装置では、被記録物を特定の搬送方向に移動させる動作と、液体を噴射する液体噴射ヘッドを搬送方向と交差する主走査方向に往復移動させつつ液体を噴射させる動作とを組み合わせて、2次元的な拡がりを有する被記録物に対して液体を付着させている。
被記録物の搬送方向への移動と液体噴射ヘッドの主走査方向への往復移動を組み合わせた記録動作において、被記録物の搬送方向の記録精度は、搬送駆動ローラの回転量制御の正確さに強く依存する。そこで、搬送駆動ローラによる被記録物の搬送量に対応した搬送駆動ローラの回転量を計測する回転量検出ユニットを設け、搬送駆動ローラの回転量を精密に計測することにより搬送量を検出して駆動量を制御している。
なお、回転量検出ユニットは、例えば、搬送駆動ローラに同軸且つ一体に装着されたロータリスケールと、液体噴射装置内に固定された光学センサとを組み合わせて形成できる。即ち、ロータリスケールに形成された目盛りの通過を光学センサで計測することにより搬送駆動ローラの回転量が検出され、更に、その検出結果に基づいて被記録物の搬送量が算出される。
また、光学センサとしては、リニアスケールを挟んで配置された光源および受光素子を備えた透過型光学センサが選ばれている。更に、透過型光学センサに対応して、ロータリスケールも、透明な円板に不透明な目盛りを形成したものが用いられる。これは、透過型センサの方が高い解像度を得易いからである。
一方、記録解像度向上への要求により、昨今の液体噴射装置では、液体噴射ヘッドから被記録物に対して噴射される液滴が非常に微細化されている。このような微細な液滴は、自身の質量が非常に小さいので、液体噴射ヘッドからいったん吐出されると雰囲気の粘性抵抗等により運動エネルギーを急速に失ってしまう。運動エネルギーを失った微細な液滴は、重力加速度による落下運動と雰囲気の粘性抵抗力とが殆どつり合い、落下し切るまでに長い時間を要する。
このように被記録物に付着することなく浮遊する液滴はインクミストと呼ばれ、記録動作のために噴射された後に相当の時間が経過してから何らかの対象に付着する。このインクミストの付着対象がロータリスケールであった場合、光学センサによる目盛りの検出に誤りが生じて、最終的に正確な搬送量を知ることができなくなる場合がある。
下記特許文献1および2には、上記のようなインクミストによる汚染を低減するための技術が開示されている。即ち、特許文献1には、被記録物と液体噴射ノズルとの間隔を計測して最適な記録動作モードを選択して実行することによりインクのミスト化を低減できると記載されている。また、特許文献2には、インクジェットプリンタのリニアエンコーダスケール、リニアエンコーダセンサ、ガイドレールをインクミストと同電位に保ち、電気的な反発力でインクミストの付着を防止する技術が開示されている。
特開2002−192714号公報 特開2004−174749号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、インクジェット式記録装置に、被記録物と液体噴射ノズルとの間隔であるプラテンギャップを変化させ得る機能が備わっていることが要件となる。また、プラテンギャップを計測する手段、プラテンギャップの計測結果を記録動作モードに反映させる手段等を新たに設けなければならない。従って、このインクジェット式記録装置を実現するには多大なコストがかかる。
また、特許文献2に記載されたインクジェットプリンタも、その実現に、高価な高電圧発生装置の実装が必須である。従って、インクジェットプリンタの価格を上昇させてしまうという問題がある。
そこで、上記課題を解決するために、本発明の第1の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して液体噴射ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の反射率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、反射光量の変化に基づいて目盛りの通過を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部とを備える液体噴射装置が提供される。これにより、インクミストによる汚染の影響を受けるロータリスケールがインクミストを発生する液体噴射ヘッドに対面しなくなるので、インクミストが付着し難くなる。従って、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度の劣化が防止される。
また、本発明の第2の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して液体噴射ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の磁束分布または透磁率分布として形成された目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、磁束密度または透磁率の変化に基づいて目盛りの通過を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部とを備える液体噴射装置が提供される。これにより、回転量センサとして磁気センサを用いた液体噴射装置においても、インクミストによる汚染の影響を受けるロータリスケールがインクミストを発生する液体噴射ヘッドに対面しなくなるので、インクミストが付着し難くなる。従って、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度の劣化が防止される。
更に、ひとつの実施形態として、キャリッジの往復移動の範囲とロータリスケールとの間に配置され、液体噴射ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールに飛来することを阻止するロータリスケールカバーを備える。これにより、ロータリスケールに飛来するインクミストを一層確実に阻止でき、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度劣化を防止できる。
更に、他の実施形態として、上記液体噴射装置において、キャリッジの往復移動の範囲と回転量センサとの間に配置され、液体噴射ヘッドから発生したインクミストが回転量センサに付着することを防止するセンサカバーを備える。これにより、回転量センサに飛来するインクミストを一層確実に阻止でき、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度劣化を防止できる。
また、本発明の第3の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して液体噴射ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケール円板状のロータリスケールと、目盛りの通過に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部と、キャリッジの往復移動の範囲とロータリスケールとの間に延在して液体噴射ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールに付着することを阻止しつつ、ガイド手段および搬送駆動ローラの少なくとも一方を往復移動の範囲の外側で支持する支持部材とを備える液体噴射装置が提供される。これにより、部品点数を増加させることなく、インクミストによるロータリスケールの汚染を防止できる。
更に、本発明の第4の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して液体噴射ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りの通過に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部と、キャリッジの往復移動の範囲と回転量センサとの間に配置され、液体噴射ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールに飛来することを阻止するロータリスケールカバーとを備える液体噴射装置が提供される。これにより、浮遊するインクミストがロータリスケールに飛来することを阻止できるので、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度劣化を防止できる。
更に、本発明の第5の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して液体噴射ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、前記液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛り、および、前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストの飛来を阻止するロータリスケールカバーを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りの通過に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部とを備える液体噴射装置が提供される。これにより、ロータリスケール自体がカバーを備えているのでインクミストが付着しなくなる。従って、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度劣化が防止される。
更に、本発明の第6の形態として、記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して被記録物に記録を行う液体噴射装置において被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、回転駆動されることにより被記録物を記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、記録領域と反対側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の反射率分布として形成された目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材に記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りが通過したことによる反射光量の変化に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサとを備える搬送量検出ユニットが提供される。これにより、インクミストにより汚染され難い回転量検出ユニットが供給されるので、インクミストの汚染による搬送量検出精度の劣化が少ない液体噴射装置を容易に実現できる。
更に、本発明の第7の形態として、記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して被記録物に記録を行う液体噴射装置において被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、回転駆動されることにより被記録物を記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、記録領域と反対側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の磁束分布または透磁率分布として形成された目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材に記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りが通過したことによる磁束密度または透磁率の変化に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサとを備える搬送量検出ユニットが提供される。これにより、回転量センサとして磁気センサを使用した場合でも、インクミストにより汚染され難い回転量検出ユニットが供給されるので、インクミストの汚染による搬送量検出精度の劣化が少ない液体噴射装置を容易に実現できる。
更に、本発明の第8の形態として、回転駆動されることにより被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送駆動ローラと、搬送駆動ローラと同軸の環状に配された目盛りを有し搬送駆動ローラと一体に回転するロータリスケールと、目盛りの通過を検出することにより搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、搬送駆動ローラにより記録領域に搬送された被記録物に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置において、搬送駆動ローラを支持し、且つ、記録領域およびロータリスケールの間に延在して液体噴射ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールおよび回転量センサに飛来することを阻止する障壁部を有する支持部材が提供される。これにより、フレームが回転量検出ユニットをインクミストから保護するので、部品点数を増加させることなく、インクミストの汚染に起因する搬送量検出精度の劣化が少ない液体噴射装置を実現できる。
更に、本発明の第9の形態として、回転駆動されることにより被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送駆動ローラと、搬送駆動ローラと同軸の環状に配された目盛りを有し搬送駆動ローラと一体に回転するロータリスケールと、目盛りの通過を検出することにより搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、搬送駆動ローラにより記録領域に搬送された被記録物の表面に液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置において、記録領域とロータリスケールおよび回転量センサとの間に延在して、液体噴射ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールに飛来することを阻止する遮蔽部材が提供される。これにより、ロータリスケールへのインクミストの付着を阻止できるので、汚染による検出精度の劣化を防止できる。また、既存の液体噴射装置にこの遮蔽部材を付加することにより、回転量検出の精度劣化を低減させることができる。
更に、本発明の第10の形態として、記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して被記録物に記録を行う液体噴射装置において被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、回転駆動されることにより被記録物を記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、記録領域と反対側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛り、および、記録領域から飛来したインクミストを阻止するロータリスケールカバーを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材に記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りの通過を検出することにより搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサとを備える搬送量検出ユニットが提供される。これにより、ロータリスケールに対するインクミストの付着が防止され、回転量検出の精度劣化が低減される。
更に、本発明の第11の形態として、記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して被記録物に記録を行う液体噴射装置において被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、回転駆動されることにより被記録物を記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、記録領域の反対側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材に記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、記録領域から飛来したインクミストの付着を阻止するセンサカバーを有し、目盛りが通過したことに基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサとを備える搬送量検出ユニットが提供される。これにより、回転量センサに対するインクミストの付着が防止され、回転量検出の精度劣化が低減される。
更に、本発明の第12の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して記録ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、記録ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の反射率分布として形成された目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、反射光量の変化に基づいて目盛りの通過を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部とを備える記録装置が提供される。これにより、記録装置においても、インクミストによる汚染の影響を受けるロータリスケールおよび回転量センサを含む回転量検出ユニットがインクミストを発生する液体噴射ヘッドに対面しなくなるので、インクミストの汚染が生じ難くなる。
更に、本発明の第13の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して記録ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、記録ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の磁束分布または透磁率分布として形成された目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、磁束密度または透磁率の変化に基づいて目盛りの通過を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部とを備える記録装置が提供される。これにより、記録装置において回転量センサとして磁気センサを使用した場合でも、インクミストによる汚染の影響を受けるロータリスケールおよび回転量センサを含む回転量検出ユニットがインクミストを発生する液体噴射ヘッドに対面しなくなるので、インクミストの汚染が生じ難くなる。
更に、本発明の第14の形態として、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して記録ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、記録ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りの通過に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部と、キャリッジの往復移動の範囲とロータリスケールとの間に延在して記録ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールに付着することを阻止しつつ、ガイド手段および搬送駆動ローラの少なくとも一方を往復移動の範囲の外側で支持する支持部材とを備える記録装置が提供される。これにより、記録装置においても、部品点数を増加させることなく、インクミストによる汚染から回転量検出ユニットを保護することができる。
更に、本発明の第15の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して記録ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、記録ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りの通過に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部と、キャリッジの往復移動の範囲と回転量センサとの間に配置され、記録ヘッドから発生したインクミストがロータリスケールに飛来することを阻止するロータリスケールカバーとを備える記録装置が提供される。これにより、記録装置においても、インクミストによる汚染の影響を受けるロータリスケールがインクミストを発生する液体噴射ヘッドに対面しなくなるので、インクミストが付着し難くなる。従って、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度の劣化が防止される。
更に、本発明の第16の形態として、ガイド手段と、ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、回転駆動されて主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して記録ヘッドに対向する位置に被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、記録ヘッドに対面しない側の円形の面に搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛り、および、記録ヘッドから発生したインクミストの飛来を阻止するロータリスケールカバーを有し、搬送駆動ローラと同期して回転する部材にキャリッジの往復移動範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、目盛りの通過に基づいて搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、回転量センサの出力に基づいて被記録物の搬送量を検出する制御部とを備える記録装置が提供される。これにより、記録装置において回転量センサとして磁気センサを使用した場合でも、インクミストによる汚染の影響を受けるロータリスケールがインクミストを発生する液体噴射ヘッドに対面しなくなるので、インクミストが付着し難くなる。従って、インクミストによる汚染に起因する搬送量の検出精度の劣化が防止される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、液体噴射装置のひとつの実施形態であるインクジェット式記録装置の主要な内部機構10を抜き出して示す分解斜視図である。同図に示すように、この内部機構10は、両側部において前方に向かって延在する側壁部112(右側の側壁部はこの図では見えない)を備えて起立するフレーム110の前後に、記録用紙120の搬送経路に沿って形成されている。
フレーム110の後方にはペーパサポート130が設けられ、被記録物である記録用紙120はペーパサポート130に装入される。ペーパサポート130の下端近傍にはフレーム110に隠れた給送部が設けられており、この給送部により記録用紙120が1枚ずつインクジェット式記録装置に取り込まれる。
フレーム110の直下付近には回転駆動される搬送駆動ローラ170が配置され、これにより、取り込まれた記録用紙120は、図中に矢印Fによって示す搬送方向に搬送される。搬送経路となる搬送駆動ローラ170の前方には、プラテン160および排出トレー180が順次配置されている。また、プラテン160の右側方には、ワイピング部材199、キャッピング部材190が順次配置されている。
プラテン160は、記録用紙120を下方から支持することにより、記録用紙120を高さ方向について位置決めする。記録用紙120に対するインクの吐出は、プラテン160の上に記録用紙120が位置するときに行われる。記録用紙120に対してインクを吐出する記録ヘッド156は、プラテン160の高さに対して上方に配置され、後述するキャリッジ150に搬送されつつ記録用紙120の全幅にわたって往復移動する。
記録ヘッド156は、キャリッジ150の下面に装着されている。キャリッジ150は、その後方に形成された軸受け部152に挿通されたガイド手段としてのガイド軸140に支持されている。また、ガイド軸140は、側壁部112と他方の側壁部において両端を支持され、フレーム110と平行に、且つ、水平に配置されている。
なお、ガイド軸140は、その両端部は側壁部112に結合するための加工がされているが、一対の側壁部112の間の領域では一定の断面形状を有しており、キャリッジ150の移動を案内する案内部142を形成している。従って、ガイド軸140に案内されたキャリッジ150は、搬送方向と直交し且つ水平である主走査方向に往復移動できる。
また、キャリッジ150は、その上部に開閉できるカバー158を備え、自身の内部に収容されるインクカートリッジを装着あるいは交換できる。このインクカートリッジから供給されるインクが、記録ヘッド156を介して下方に向かって吐出される。
更に、フレーム110の前面には、1対のプーリに掛けわたされたタイミングベルト151が配置されている。タイミングベルト151は、少なくとも一方が回転駆動されるプーリの回転に従って循環し、プーリどうしの間では水平に変位する。従って、水平移動する部分をキャリッジ150に結合することにより、キャリッジ150を往復移動させられる。
また、フレーム110の後方には、制御部200の基板が実装されている。制御部200は、外部から転送された記録すべき画像データを保持して、それに応じた記録用紙120の搬送制御、キャリッジ150の移動制御、記録ヘッド156の動作制御等を行う。更に、後述する各種検出手段からの信号を得、それらに基づいてこのインクジェット式記録装置の各部の動作を監視して制御に反映させる。
検出手段のひとつは、側壁部112の外側で、搬送駆動ローラ170の端部に装着され、搬送駆動ローラ170と一体に回転するロータリスケール172である。ロータリスケール172は円板状で、その側面に形成された搬送駆動ローラ170の回転軸に同軸な環状の目盛りとを有する。この目盛りの通過を側壁部112側に固定されたセンサ(不図示)で計測することにより、搬送駆動ローラ170の正確な回転量が検出できる。搬送駆動ローラ170の回転量はそれに搬送される記録用紙120の搬送量に対応しているので、回転量をデータとして受けた制御部200は、それに基づいて記録用紙120の搬送量を算出できる。なお、この実施形態では、ロータリスケール172を搬送駆動ローラ170に装着して搬送量の検出に用いた。しかしながら、搬送駆動ローラ170の回転に同期して回転する他の部材、即ち、搬送従動ローラ、搬送駆動ローラ170の駆動ギア等にロータリスケール172を装着した場合でも、その回転量を計測することにより、記録用紙120の搬送量を算出できる。
また、図示はされていないが、搬送される記録用紙120の先端が通過したことを検出するセンサが搬送駆動ローラ170の近傍に設けられている。このセンサは、記録用紙120の先端が通過したことを検出したときに、制御部200にそれを通知する。
更に、フレーム110の前面とキャリッジ150との間には、キャリッジ150の移動範囲の全幅にわたって張りわたされたリニアスケール153が、ガイド軸140と平行に配置されている。リニアスケール153は、その長手方向に形成された目盛りを有する。この目盛りの通過を、キャリッジ150の背面に装着されたセンサにより計測することにより、記録用紙120の幅方向についてのキャリッジ150の移動量に対応したデータが得られ、制御部200に提供される。
制御部200は、上記のような種々の検出結果を制御データとして獲得し、例えば、記録用紙120先端の通過を検出したときから搬送駆動ローラ170の回転量を蓄積して、搬送中の記録用紙120の搬送方向の正確な位置を算出できる。また、リニアスケール153により、主走査方向について、キャリッジ150および記録ヘッド156の正確な位置を算出できる。これらの算出データを参照しつつ記録ヘッド156の動作または非動作を制御することにより、記録用紙120上の所望の領域に向かって、正確にインクを吐出させることができる。
図2は、図1に示した内部機構10から、搬送駆動ローラ170の回転量を検出する回転量検出ユニット20を抜き出して示す斜視図である。同図に示すように、この回転量検出ユニット20において、搬送駆動ローラ170の端部に装着された円板状のロータリスケール172は、搬送駆動ローラ170が延在する側とは反対に当たる円形の側面に目盛り173を備えている。この目盛り173は、反射率の分布として形成されており、例えば、目盛り173の存在する領域に限り反射率が高くなっている。
このようなロータリスケール172を図1に示した内部機構10に当てはめると、搬送駆動ローラ170の回転量検出に使用される目盛り173が、側壁部112の内側に形成される記録領域に対面しないことを意味する。インクミストは記録ヘッド156が記録領域にあるときに多量に発生するので、記録領域に対面しない目盛り173にはインクミストが付着し難くなる。
なお、透過型の回転量センサおよびロータリスケールを備えた既存のインクジェット式記録装置に対して、上記のような反射率分布による目盛り173を備えたロータリスケール172と反射型の回転量センサ174を含む回転量検出ユニットを単独で供給して交換することもできる。これにより、既存のインクジェット式記録装置におけるインクミストによる汚染を低減させることができる。
また、図2に示すように、搬送駆動ローラ170の回転による目盛り173の通過を検出する回転量センサ174は、ロータリスケール172に対して、目盛り173が形成された面にだけ対面している。即ち、この回転量センサ174は、単一の基板に光源と受光素子とを備えた反射型センサである。従って、回転量センサ174の発光部および受光部とインクミストが発生する記録領域との間ではロータリスケール172自体が障壁となり、回転量センサ174にインクミストが付着し難い。
なお、目盛り173としては、具体的には、表面の平滑なフィルムを担体とするリニアスケール153に断続的なパターンで金属膜を蒸着して目盛り173とする形態、金属箔を担体とするリニアスケール153にエンボス、プレスあるいはエッチング等の加工方法で形成した断続的な模様あるいは穴を目盛り173とする形態を例示できる。なお、リニアスケール153の担体が透明であっても、担体よりも高い反射率を有する目盛り173を形成すれば、担体の裏面がインクに汚染されても、反射光による目盛り173の検出には差し支えない。
また、上記の実施形態では光学的な反射率分布として目盛り173を形成したが、他の手段により形成することもできる。例えば、磁化率または透磁率が異なる材料を用いて目盛り173を形成することもできる。この場合、回転量センサ174としては、磁束密度の変化を検出できる磁気センサまたは自身が磁界発生手段を有する透磁率計を使用する。
インクジェット式チェックライタ等のように記録物の改竄に対する高いセキュリティが要求される用途では、磁性体を含むいわゆる磁気インクが用いられる場合がある。このような用途では、磁気センサを使用した回転検出ユニットを実装した場合でも、インクミストによる汚染の影響を受けて検出精度が劣化する。従って、磁気センサを用いた場合も、回転量センサ174およびロータリスケール172に対するインクミストの付着を防止することは有益である。
図3は、回転量検出ユニット30の他の実施形態を示す斜視図であり、図2とは反対に、搬送駆動ローラ170が延在する側からロータリスケール172を見た様子を示す。同図に示すように、この実施形態においては、ロータリスケール172に対して記録領域に近い側に、ロータリスケール172よりも大きな寸法を有する円板状のロータリスケールカバー176が装着されている。従って、記録領域からロータリスケール172および回転量センサ174に向かうインクミストは、ロータリスケールカバー176に付着して、ロータリスケール172には到達しない。
このように、ロータリスケール172にロータリスケールカバー176を設けることにより、インクミストによる汚染がより一層低減される。また、図3に示すロータリスケールカバー176を単独で供給して既存のインクジェット式記録装置に装着することにより、同様の機能を実現することもできる。
図4は、回転量検出ユニット40の他の実施形態を、図2と同じ視点から示す斜視図である。この実施形態では、回転量センサ174に、その周囲を包囲するセンサカバー175が装着されている。これにより、記録領域と回転量センサ174との間が遮断され、回転量センサ174に対するインクミストの付着が確実に防止される。
なお、図4に示すセンサカバー175を単独で供給し、既存のインクジェット式記録装置の回転量センサ174に装着することもできる。これにより、既存のインクジェット式記録装置においても、回転量センサ174のインクミストによる汚染を低減させることができる。また、図3に示したロータリスケールカバー176とこの回転量センサ174を同時に実装することにより、より一層効果を高めることもできる。
図5は、回転量検出ユニット50の他の実施形態を、図3と同じ視点から示す斜視図である。同図に示すように、この実施形態では、搬送駆動ローラ170、ガイド軸140等の内部要素を支持しているフレーム110の側壁部113が前方に向かって延長されている。また、ロータリスケール172および回転量センサ174を含む回転量検出ユニット50は、この延長された側壁部113の外側に形成されており、記録領域との連通は側壁部113により遮断されている。これにより、記録領域で発生したインクミストの回転量検出ユニット50への飛来は、側壁部113により阻止される。
このような構造により、インクジェット式記録装置の部品点数を増加させることなく、インクミストによる回転量検出ユニットの汚染を防止できる。また、このような形状の側壁部113を備えたフレーム110を単独で供給して交換することにより、既存のインクジェット式記録装置に、この実施形態と同じ機能を実現させることもできる。
なお、インクミストに対して障壁となるという機能に鑑みて、側壁部113には開口部が少ないことが望ましい。このため、例えば、搬送駆動ローラ170の組み付け方法を変更することが好ましい場合がある。即ち、例えば図1に示した内部機構10では、搬送駆動ローラ170が側壁部112を貫通するときに挿通される穴は側壁部112の前縁まで連続して開口している。従って、ロータリスケール172、ギア310等を既に装着した搬送駆動ローラ170を、フレーム110および側壁部112の前方から組み付けることができた。しかしながら、このような開口はインクミストを通過させてしまうので望ましくない。そこで、図5に示した実施形態では、搬送駆動ローラ170を挿通するために側壁部113に形成された穴は搬送駆動ローラ170と実質的に同径であり、搬送駆動ローラ170を装着したときには略塞がれている。このような側壁部113に搬送駆動ローラ170を組み付ける場合は、まず、搬送駆動ローラ170を単独で側壁部113の穴に挿通した後に、ロータリスケール172、ギア310等を搬送駆動ローラ170に取り付ける手順を選択すべきである。
図6は、回転量検出ユニット60の更に他の実施形態を、インクジェット式記録装置全体の水平断面により模式的に示す図である。同図に示すように、図1に示した内部機構10は、製品では筐体600に収容されている。ここでは、フレーム110および側壁部112により内部機構10を代表して示している。筐体600は、内部機構10よりも幅が大きく、フレーム110の側壁部112と筐体600との間のスペースに、ロータリスケール172および回転量センサ174を含む回転量検出ユニットが配置されている。
更に、このインクジェット式記録装置は、側壁部112の外面に固定された回転量検出ユニットカバー610を備えている。この回転量検出ユニットカバー610は、一端が側壁部112に密着しており、他端は回転量検出ユニットの側方を通って筐体600の内壁近くまで延在している。このように、回転量検出ユニットカバー610は、フレーム110の側壁部112の間に形成される記録領域と、ロータリスケール172および回転量センサ174により形成された回転量検出ユニットとの間の連通を遮断している。従って、記録領域において発生したインクミストは、回転量検出ユニットカバー610に妨げられて、ロータリスケール172および回転量センサ174に到達できない。こうして、インクミストによる汚染に起因する搬送量検出の劣化が防止される。
図7は、回転量検出ユニット70の他の実施形態を、図6と同じ視点で模式的に示す図である。同図に示すように、この実施形態では、回転量検出ユニットの側方を通って筐体700の内壁近くまで延在している回転量検出ユニットカバー710が、搬送駆動ローラ170を共用することによりロータリスケール172に装着されている。これにより、記録領域において発生したインクミストは、回転量検出ユニットカバー710に妨げられてロータリスケール172および回転量センサ174に到達できない。こうして、インクミストによる汚染に起因する搬送量検出の劣化が防止される。
なお、図6および図7に示した回転量検出ユニットカバー710、610を単独で供給して既存のインクジェット式記録装置に装着し、これらの実施形態と同じ機能を実現させることもできる。
以上、詳細に説明したように、このインクジェット式液体噴射装置では、ロータリスケール172および回転量センサ174を含む回転量検出ユニットがインクミストに汚染され難い構造を有するので、記録ヘッド156の動作に伴ってインクミストが発生したとしても、被記録物の搬送量検出機能が劣化せず、品質の高い記録動作を維持できる。また、ロータリスケール172、回転量センサ174およびそれらに対するロータリスケールカバー176あるいは回転量検出ユニットカバー610、710等を組み合わせて回転検出ユニットとして供給し、既存の部品に付加し、あるいは既存の部品に付加して使用することもできる。
なお、インクジェット式記録装置を例に挙げて説明したが、液体噴射装置としては、液体噴射ヘッドとして材噴射ヘッドを備えた液晶ディスプレイのカラーフィルタ製造装置、液体噴射ヘッドとして電極材(電導ペースト)噴射ヘッドを備えた有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成装置、液体噴射ヘッドとして生体有機物噴射ヘッドおよび精密ピペットを備えたバイオチップ製造装置等を例示できる。また、被記録物とは、液体噴射ヘッドから噴射された液体を付着され得るものを一般に指し、記録用紙の他に、回路基板、円板形光記録媒体、プレパラート等も含まれる。
更に、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクジェット式記録装置の内部機構10を示す斜視図。 内部機構10で使用されているロータリスケール172を示す斜視図。 ロータリスケール172にカバーを装着した様子を示す斜視図。 センサ146にカバーを装着した様子を示す斜視図。 側壁部113をカバーとした実施形態を示す斜視図。 側壁部112に装着された回転量検出ユニットカバー610を模式的に示す図。 搬送駆動ローラ170を介してロータリスケール172に装着された回転量検出ユニットカバー710を模式的に示す図。
符号の説明
10 内部機構、20、30、40、50、60、70 回転量検出ユニット、110 フレーム、112、113、114 側壁部、120 記録用紙、130 ペーパサポート、140 ガイド軸、142 案内部、150 キャリッジ、151 タイミングベルト、152 軸受け部、153 リニアスケール、156 記録ヘッド、160 プラテン、170 搬送駆動ローラ、172 ロータリスケール、173 目盛り、174 回転量センサ、175 センサカバー、176 ロータリスケールカバー、200 制御部、600、700 筐体、610、710 回転量検出ユニットカバー

Claims (18)

  1. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記液体噴射ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の反射率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    反射光量の変化に基づいて前記目盛りの通過を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と
    を備える液体噴射装置。
  2. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記液体噴射ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の磁束分布または透磁率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    磁束密度または透磁率の変化に基づいて前記目盛りの通過を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と
    を備える液体噴射装置。
  3. 前記キャリッジの前記往復移動の範囲と前記ロータリスケールとの間に配置され、前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールに飛来することを阻止するロータリスケールカバーを備える請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記キャリッジの前記往復移動の範囲と前記回転量センサとの間に配置され、前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストが前記回転量センサに付着することを防止するセンサカバーを備える請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  5. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記液体噴射ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と、
    前記キャリッジの前記往復移動の範囲と前記ロータリスケールとの間に延在して前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールに付着することを阻止しつつ、前記ガイド手段および前記搬送駆動ローラの少なくとも一方を前記往復移動の範囲の外側で支持する支持部材と
    を備える液体噴射装置。
  6. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記液体噴射ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と、
    前記キャリッジの前記往復移動の範囲と前記回転量センサとの間に配置され、前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールに飛来することを阻止するロータリスケールカバーと
    を備える液体噴射装置。
  7. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつ液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記液体噴射ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記液体噴射ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛り、および、前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストの飛来を阻止するロータリスケールカバーを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と
    を備える液体噴射装置。
  8. 記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して前記被記録物に記録を行う液体噴射装置において前記被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、
    回転駆動されることにより前記被記録物を前記記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、
    前記記録領域と反対側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の反射率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りが通過したことによる反射光量の変化に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと
    を備える搬送量検出ユニット。
  9. 記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して前記被記録物に記録を行う液体噴射装置において前記被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、
    回転駆動されることにより前記被記録物を前記記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、
    前記記録領域と反対側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の磁束分布または透磁率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りが通過したことによる磁束密度または透磁率の変化に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと
    を備える搬送量検出ユニット。
  10. 回転駆動されることにより被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラと同軸の環状に配された目盛りを有し前記搬送駆動ローラと一体に回転するロータリスケールと、前記目盛りの通過を検出することにより前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、前記搬送駆動ローラにより記録領域に搬送された前記被記録物に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置において、
    前記搬送駆動ローラを支持し、且つ、前記記録領域および前記ロータリスケールの間に延在して前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールおよび前記回転量センサに飛来することを阻止する障壁部を有する支持部材。
  11. 回転駆動されることにより被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラと同軸の環状に配された目盛りを有し前記搬送駆動ローラと一体に回転するロータリスケールと、前記目盛りの通過を検出することにより前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、前記搬送駆動ローラにより記録領域に搬送された前記被記録物の表面に液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置において、
    前記記録領域と前記ロータリスケールおよび前記回転量センサとの間に延在して、前記液体噴射ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールに飛来することを阻止する遮蔽部材。
  12. 記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して前記被記録物に記録を行う液体噴射装置において前記被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、
    回転駆動されることにより前記被記録物を前記記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、
    前記記録領域と反対側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛り、および、前記記録領域から飛来したインクミストを阻止するロータリスケールカバーを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過を検出することにより前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと
    を備える搬送量検出ユニット。
  13. 記録領域へと搬送された被記録物上に液体を噴射して前記被記録物に記録を行う液体噴射装置において前記被記録物の搬送量を検出する搬送量検出ユニットであって、
    回転駆動されることにより前記被記録物を前記記録領域に搬送する搬送駆動ローラと、
    前記記録領域の反対側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記記録領域の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記記録領域から飛来したインクミストの付着を阻止するセンサカバーを有し、前記目盛りが通過したことに基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと
    を備える搬送量検出ユニット。
  14. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記記録ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記記録ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の反射率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    反射光量の変化に基づいて前記目盛りの通過を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と
    を備える記録装置。
  15. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記記録ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記記録ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の磁束分布または透磁率分布として形成された目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    磁束密度または透磁率の変化に基づいて前記目盛りの通過を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と
    を備える記録装置。
  16. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記記録ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記記録ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と、
    前記キャリッジの前記往復移動の範囲と前記ロータリスケールとの間に延在して前記記録ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールに付着することを阻止しつつ、前記ガイド手段および前記搬送駆動ローラの少なくとも一方を前記往復移動の範囲の外側で支持する支持部材と
    を備える記録装置。
  17. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記記録ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記記録ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛りを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と、
    前記キャリッジの前記往復移動の範囲と前記回転量センサとの間に配置され、前記記録ヘッドから発生したインクミストが前記ロータリスケールに飛来することを阻止するロータリスケールカバーと
    を備える記録装置。
  18. ガイド手段と、
    前記ガイド手段に案内されて所定の主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搬送されつつインクを吐出する記録ヘッドと、
    回転駆動されて前記主走査方向と交差する搬送方向に被記録物を搬送して前記記録ヘッドに対向する位置に前記被記録物を送り込む搬送駆動ローラと、
    前記記録ヘッドに対面しない側の円形の面に前記搬送駆動ローラの回転軸を中心とする環状の目盛り、および、前記記録ヘッドから発生したインクミストの飛来を阻止するロータリスケールカバーを有し、前記搬送駆動ローラと同期して回転する部材に前記往復移動の範囲の外側で装着されて一体に回転する円板状のロータリスケールと、
    前記目盛りの通過に基づいて前記搬送駆動ローラの回転量を検出する回転量センサと、
    前記回転量センサの出力に基づいて前記被記録物の搬送量を検出する制御部と
    を備える記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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