JP2006340230A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 入力画像データが網点文字を含むか否かを精度良く検出することができる画像処理装置を実現する。
【解決手段】 画像処理装置は、入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出する網点文字エッジ領域検出部21と、前記網点文字エッジ領域検出部21による網点文字エッジ検出結果に基づいて原稿の種別を判定する原稿種別判定部25とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力画像データの種別を識別する画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
従来から、カラー複写機などの画像形成装置において、文字原稿、文字と印刷写真が混在した文字印刷写真原稿など様々な種類の原稿が用いられている。この様々な原稿に対して最適な処理を施せるようにするため、文字印刷写真モード、文字モード、印刷写真モードなどと呼ばれる原稿種別選択モードが備えられている。また、原稿のプレスキャンなどを行うことにより原稿種別選択モードを自動的に選択させるカラー複写機が知られている。
自動で原稿種別を選択する方法としては、従来より、入力原稿から網点、文字エッジ、それ以外の領域を認識し、それぞれの領域の大きさや比率により入力原稿がどのような領域で構成されているかを認識し、それに合わせた原稿種別のモードを選択する方法が知られている。
例えば、特許文献1には、入力原稿中から網点上文字を検出し、網点上文字を多く含んだ原稿であると認識した場合には解像度優先の画像処理を施し出力する技術が開示されている。
また、特許文献2には、原稿が有彩か否かを判定するとともに、網点画素の数が所定数か否かを判定し、原稿が有彩であり、かつ、網点画素数が所定数以上である場合に網点絵柄であると判断し、カラー再生を行う技術が開示されている。
特開平10−285394号(1998年10月23日公開) 特開2002−247390号(2002年8月30日公開)
上記特許文献1では網点上文字を検出することができるが、網点上文字は網点領域上にある文字のことであり、地図、パンフレット、カタログなどで多用されている網点で構成された文字(以後、これを網点文字という)ではない。そのため、特許文献1の技術では、網点文字を精度良く認識することが難しい。また、仮に認識できた場合でも、解像度優先の処理が行われることから網点文字の色味が変わったり、原稿中に網点領域が含まれたりしている場合にはモアレが発生する可能性がある。
また、網点文字領域は、網点で構成されていることから、網点領域と似通っている。そのため、上記特許文献2に記載の技術では、網点文字領域が網点絵柄であると誤検出される可能性が高い。仮に網点文字が網点絵柄ではないと判断されると、特許文献2の技術では、モノクロコピーされるため、カラーの網点文字がモノクロの網点文字として再現されることとなり、網点文字の再現性が大きく損なわれる。
本発明は、上記の問題点に鑑みて、入力画像データが網点文字を含むか否かを精度良く検出することができる画像処理装置を実現することにある。さらに、網点文字の再現性を向上させることができる画像処理装置を実現することにある。
本発明に係る画像処理装置は、上記の課題を解決するために、入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出する網点文字エッジ領域検出部と、前記網点文字エッジ領域検出部による検出結果に基づいて、入力画像データが網点文字を含むか否かを判定する判定部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出する網点文字エッジ領域検出ステップと、前記網点文字エッジ領域検出ステップにおける検出結果に基づいて、入力画像データが網点文字を含むか否かを判定する判定ステップとを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出し、この検出結果に基づいて入力画像データが網点文字を含むか否かを判定する。これにより、網点文字以外の網点領域にはエッジが存在しないため、単なる網点領域を網点文字エッジ領域として検出することがない。また、網点で構成されていない文字のエッジを網点文字のエッジとして誤検出することもない。その結果、入力画像データが網点文字を含むか否かを精度良く識別することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、入力画像データから網点領域を検出する網点領域検出部を備え、前記網点文字エッジ領域検出部は、平滑化処理を行った入力画像データから文字エッジ領域を抽出し、抽出した文字エッジ領域であり、かつ、前記網点領域検出部が検出した網点領域を前記網点文字エッジ領域として検出することが好ましい。
上記の構成によれば、平滑化処理を行った入力画像データから文字エッジ領域を抽出する。平滑化処理を行うことで、入力画像データから網点領域の特徴が除去されることとなる。よって、平滑化処理を行った入力画像データから抽出された文字エッジ領域には、通常の文字のエッジ領域と、網点文字のエッジ領域とが含まれることとなる。そのため、平滑化処理を行った入力画像データから抽出された文字エッジ領域であり、かつ、平滑化処理を行っていない入力画像データから検出された網点領域である領域は、網点で構成された文字、つまり、網点文字のエッジ領域となる。よって、上記の構成によれば、網点文字エッジを精度良く検出することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、前記判定部の判定結果に基づいて、入力画像データを少なくとも前記網点文字エッジ領域、文字エッジ領域および網点領域の3つの領域に分離する領域分離部を備えることが好ましい。
上記の構成によれば、例えば、判定部の判定結果が網点文字を含む入力画像データであることを示す場合、入力画像データから優先的に網点文字エッジ領域を分離する。これにより、網点文字エッジ領域を誤って網点領域として分離してしまうことがなくなる。つまり、精度良く網点文字エッジ領域を分離することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、前記領域分離部によって分離された文字エッジ領域に対して強調フィルタ処理を行い、前記領域分離部によって分離された網点領域に対して平滑フィルタ処理を行い、前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して前記文字エッジ領域よりも弱い強調フィルタ処理を行う空間フィルタ部を備えることが好ましい。
上記の構成によれば、前記領域分離部によって分離された文字エッジ領域に対して強調フィルタ処理を行うため、文字再現性が向上する。また、前記領域分離部によって分離された網点領域に対して平滑フィルタ処理を行うため、モアレ発生を抑制することができる。さらに、前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して前記文字エッジ領域よりも弱い強調フィルタ処理を行うため、網点文字の色合いの変化を抑制することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して、前記領域分離部によって分離された網点領域と同一の黒生成率で黒生成を行う黒生成部を備えることが好ましい。
上記の構成によれば、網点領域と網点文字エッジ領域とが同一の黒生成率で黒生成がされることから、網点文字エッジ領域と隣り合う網点領域との黒生成率のギャップが少なくなる。
さらに、本発明の画像処理装置は、上記の構成に加えて、前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して、前記領域分離部によって分離された網点領域と同一の下色除去率で下色除去処理を行う下色除去部を備えることが好ましい。
上記の構成によれば、網点領域と網点文字エッジ領域とが同一の下色除去率で下色除去処理がされることから、網点文字エッジ領域と隣り合う網点領域との下色除去率のギャップが少なくなる。
また、本発明の画像形成装置は、以上のように、上述の画像処理装置と、該画像処理装置で処理された画像データに基づいて画像を形成する画像出力部とを備えているので、入力画像データが網点文字を含むか否かを精度良く検出することができ、さらに、網点文字の再現性を向上させることができる。
なお、上記画像処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各部として動作させることにより上記画像処理装置をコンピュータにて実現させる画像処理プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る画像処理装置は、入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出する網点文字エッジ領域検出部と、前記網点文字エッジ領域検出部による検出結果に基づいて、入力画像データが網点文字を含むか否かを判定する判定部とを備える。それゆえ、入力画像データが網点文字を含むか否かを精度良く検出することができる。
本発明の一実施形態について図1ないし図21に基づいて説明すると以下の通りである。
<画像形成装置の全体構成について>
図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置は、画像処理装置2と、画像処理装置2に接続されたカラー画像入力装置1およびカラー画像出力装置3とから構成されている。なお、本実施形態においては、画像形成装置として、デジタルカラー複写機を例に挙げて説明する。
カラー画像入力装置(読取装置)1は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を備えたスキャナ部より構成されており、原稿画像からの反射光像をRGB(R:赤・G:緑・B:青)アナログ信号としてCCDにて読み取り、画像処理装置2に出力するものである。
カラー画像出力装置3は、画像処理装置2にて行われた所定の画像処理結果を出力する装置である。カラー画像出力装置3は、電子写真方式やインクジェット方式のプリンタ等である。
画像処理装置2は、A/D(アナログ/デジタル)変換部11、入力補正部12、原稿種別識別部14、領域分離部15、色補正部13、黒生成/下色除去部(黒生成部、下色除去部)16、空間フィルタ処理部17および中間調生成部18を備えている。
カラー画像入力装置1のCCDラインセンサにより入力されたカラー画像信号(RGBアナログ信号)は、A/D変換部11にてRGBデジタル信号に変換される。このRGBデジタル信号は、入力補正部12において、カラー画像入力装置1の照明系・結像系・撮像系で生じる各種の歪みが取り除かれ、反射率信号が画像処理に適した濃度信号に変換されるとともにRGB信号の補色であるCMY(C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエロー)信号に変換される。
原稿種別識別部14は、原稿上にどのような領域が存在しているかを検出し、その検出結果を基に、原稿種別の判定処理、例えば、入力された原稿が文字原稿、文字・印刷写真原稿、文字・印画紙写真原稿、印刷写真原稿、印画紙写真原稿の何れであるのかを判定するものである。原稿種別識別部14は、判定結果を示す原稿種別信号を領域分離部15に出力する。なお、原稿種別識別部14の詳細は後に詳述する。
領域分離部15は、上記原稿種別識別部14における判定結果を示す原稿種別信号を利用し、各画素が、例えば、網点領域、文字エッジ領域、網点文字エッジ領域のいずれの領域に属するのかを判定し、その判定結果を示す領域識別信号を黒生成/下色除去部16、空間フィルタ部17、中間調生成部18に出力するものである。
色補正部13は、色再現の忠実化実現のために、不要吸収成分を含むCMY(C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエロー)色材の分光特性に基づいた色濁りを取り除く色補正処理を行うものである。
黒生成/下色除去部16は、色補正後のCMYの3色信号から黒(K)信号を生成する黒生成処理を行う一方、元のCMY信号から黒生成で得たK信号に対応するUCR信号を差し引いて新たなCMY信号を生成する下色除去処理を行なうものである。そして、これらの処理(黒生成処理・下色除去処理)の結果、CMYの3色信号はCMYKの4色信号に変換される。
空間フィルタ処理部17は、CMYK信号に対してエッジ強調処理や平滑化処理を行うものである。
中間調生成部18は最終的に画像を画素に分割してそれぞれの階調を再現するための階調再現処理を行うものである。
そして、中間調生成部18から出力された画像データに基づいて、カラー画像出力部3にて出力画像が形成される。なお、以上の処理は図示しないCPU(Central Processing Unit)により行われる。
<原稿種別識別部について>
次に、原稿種別識別部14における原稿種別識別処理の詳細について説明する。図1は、原稿種別識別部14の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、原稿種別識別部14は、文字エッジ領域検出部21、網点領域検出部22、網点文字エッジ領域検出部23、画素数カウント部24および原稿種別判定部(判定部)25を備えている。本実施形態の原稿種別識別部14は、入力された原稿が、文字原稿、文字・印刷写真原稿、印刷写真原稿、その他(印画紙写真原稿)のいずれに属するのかを識別する。
文字エッジ領域検出部21は、注目画素が文字のエッジ領域であるのか否かを判定し、その判定結果を示す文字エッジ画素信号を画素数カウント部24に出力するものである。
網点領域検出部22は、注目画素が網点領域であるのか否かを判定し、その判定結果を示す網点画素信号を画素数カウント部24および網点文字エッジ領域検出部23に出力するものである。
網点文字エッジ領域検出部23は、網点領域検出部22からの網点画素信号を参照して、注目画素が網点文字のエッジ領域であるか否かを判定し、その判定結果を示す網点文字エッジ画素信号を画素数カウント部24に出力するものである。
画素数カウント部24は、文字エッジ領域、網点領域、網点文字エッジ領域の画素数をカウントし、各カウント値を原稿種別判定部25に出力する。原稿種別判定部25は、各カウント値を基に原稿種別を判定し、その判定結果を示す原稿種別信号を出力するものである。
(原稿種別識別部における処理全体の流れ)
図3は、原稿種別識別部14における処理の流れの概要を示すフローチャートである。まず、入力補正部12からのCMY画像データから、網点領域検出部22における注目画素が網点領域であるか否かを判定する網点領域検出処理(S1)、文字エッジ領域検出部21における注目画素が文字エッジ領域であるか否かを判定する文字エッジ領域検出処理(S2)、網点文字エッジ領域検出部23における注目画素が網点文字エッジ領域であるか否かを判定する網点文字エッジ領域検出処理(S3)が行われる。
その後、画素カウント部24において各領域に属する画素数をカウントし(S4)、原稿種別判定部25において、画素数カウント部24がカウントしたカウント値を基に原稿種別が判定される(S5)。
<<網点領域検出処理の流れ>>
次に、各処理について詳細に説明する。図4は、網点領域検出部22における網点領域の検出処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明では、C,M,Yいずれかのプレーンについて網点領域検出処理を行うときについて説明する。
網点領域検出部22は、網点領域が
特徴a:小領域内での濃度変動が大きいこと、
特徴b:背景に比べて網点の濃度が高いこと、
という特徴を有することを利用して、各画素が網点領域であるか否かを判定する。
まず、S11において、網点領域検出部22は、図5に示されるような予め設定されているM×N画素マスク(例えば、7×7画素マスク)内の画素値V(M,N)の最大値VMax、最小値VMin、平均濃度値VAveを算出する。
次に、画素マスク内の各画素について、画素値が平均濃度値VAveよりも大きいか否かが判断される(S12)。画素値が平均濃度値VAveよりも大きい場合、網点領域検出部22は、該画素値を255に設定する(S13)。一方、画素値が平均濃度値VAveよりも小さい場合、網点領域検出部22は、該画素値を0に設定する(S14)。
すなわち、網点領域検出部22は、S12〜S14にて、網点の特徴である濃度変動を検出しやすいようにVAveをもとに2値化を行う。
次に、S15において、網点領域検出部22は、図5に示されるような画素マスク内の画素の主走査方向の反転回数RMain、副走査方向の反転回数RSubを算出する。
例えば、主走査方向の場合、
|V(m,n)−V(m,n−1)|>0
を満たすときに画素の反転があったと判定してRMainを1加算し、これを画素マスク内のすべての主走査方向について行う。
一方、副走査方向の場合、
|V(m,n)−V(m−1,n)|>0
を満たすときに画素の反転があったと判定してRSubを1加算し、これを画素マスク内のすべての副走査方向について行う。
なお、図5に示す矢印は、画素マスク内で上記演算が行われる全ての組み合わせを表すものである。図5の左グラフの矢印は主走査方向を、図5の右グラフの矢印は副走査方向を示すものである。
次に、網点領域検出部22は、最大濃度値VMaxおよび最小濃度値VMinと、平均濃度値VAveとの濃度差が、各々予め設定された閾値ThMax、ThMinよりも大きいか否か、すなわち、以下の条件式
VMax−VAve>ThMax、かつ、VAve−VMin>ThMin …(1)
を満たすか否かを判定する(S16)。これにより、注目画素が上記網点領域の特徴a(小領域内での濃度変動が大きいこと)を有するか否かを判定できる。
上記条件式(1)を満たす場合にはS17に移行し、満たさない場合にはS19に移行する。
S17において、網点領域検出部22は、S15で算出した主走査方向の反転回数RMainおよび副走査方向の反転回数RSubが、各々予め設定された閾値ThMainおよびThSubよりも大きいか否か、すなわち、以下の条件式
RMain>ThMain、かつ、RSub>ThSub …(2)
を満たすか否かを判定する。これにより、注目画素が上記網点領域の特徴b(背景に比べて網点の濃度が大きいこと)を有するか否かを判定できる。
上記条件式(2)を満たす場合にはS18に移行し、満たさない場合にはS19に移行する。
上記条件式(1)および(2)の両方を満たす場合、S18において、網点領域検出部22は、画素マスクの中央の画素である注目画素を網点領域と判定する。つまり、上記網点領域の特徴aおよび特徴bの両方を有するものとして、注目画素を網点領域と判定する。一方、上記条件式(1)および(2)の少なくとも一方を満たさない場合、S19において、網点領域検出部22は、注目画素を非網点領域と判定する。その後、網点領域検出部22は、注目画素が網点領域か非網点領域のいずれに属するかを示す網点画素信号を出力する。
次に、網点領域検出部22は、全ての画素について網点領域か否かの判定が終了したか否かを判断する(S20)。全ての画素についての判定が終了していない場合、判定を行っていない画素について、上記S11〜S19の処理が繰り返される。このようにして、網点領域検出部22は、全ての画素について網点領域か否かを判定する。
<<文字エッジ検出処理の流れ>>
次に、文字エッジ領域検出部21における文字エッジ検出処理の流れについて図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、あるC,M,Yのいずれかのプレーンについて文字エッジ検出処理を行う場合について説明する。
文字エッジ領域検出部21は、文字エッジ領域が
特徴c:ある一定方向の濃度差(エッジ)が存在すること、
という特徴を有することを利用して、各画素が文字エッジ領域であるか否かを判定する。
まず、文字エッジ領域検出部21は、図7に示されるような予め設定されたM×N画素マスク(例えば3×3画素マスク)内の中央の画素である注目画素f(x、y)に対して、初期変数としてi=−1,j=−1を設定する(S21)。
続いて、文字エッジ領域検出部21では、予め設定された閾値ThEdgeを基に、以下の条件式、
|f(x,y)−f(x+i,y+j)|>ThEdge …(3)
を満足するか否かを判定する(S22)。
上記条件式(3)を満足する場合、S27に移行する。一方、上記条件式(3)を満足しない場合、S23〜S26の処理によって、i,jを順次1だけ加算し、上記S22の判定を行う。すなわち、(i,j)を(0,−1)、(1,−1)、(−1,0)、(0,0)、(1,0)、(−1,1)、(0,1)、(1,1)に順に設定する。ただし、いずれかの設定で上記条件式(3)を満足する場合、残りの設定に変更することなく、そのままS27を処理に移行する。
文字エッジ領域は、上述した特徴c(ある一定方向の濃度差(エッジ)が存在する)を有する。そのため、画素マスク内の画素のいずれか一つでも上記条件式(3)が満たされる場合、S27において、文字エッジ領域検出部21は、注目画素が特徴cを有するとして、注目画素が文字エッジ領域であると判定する。一方、画素マスク内の全ての画素について上記条件式(3)が満たされない場合、S28において、文字エッジ領域検出部21は、注目画素が非文字エッジ領域であると判定する。そして、文字エッジ領域検出部22は、注目画素が文字エッジ領域か非文字エッジ領域のいずれに属するかを示す文字エッジ画素信号を出力する。
その後、文字エッジ領域検出部21は、全ての画素について文字エッジ領域か否かの判定が終了したか否かを判断する(S29)。全ての画素についての判定が終了していない場合、判定を行っていない画素について、上記S21〜S28の処理が繰り返される。このようにして、文字エッジ領域検出部21は、全ての画素について文字エッジ領域か否かを判定する。
<<網点文字エッジ検出処理>>
次に、網点文字エッジ領域検出部23における網点文字エッジ検出処理の流れについて図8のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、あるC,M,Yのいずれかのプレーンについて網点文字エッジ検出処理を行う場合について説明する。
網点文字エッジの領域は、
特徴a:小領域内での濃度変動が大きいこと、
特徴b:背景に比べて網点の濃度が高いこと、
特徴c:ある一定方向の濃度差(エッジ)が存在すること、
という文字エッジ領域の特徴と網点領域の特徴を併せて持っている。このため、入力画像データに対して図6で示した文字エッジ検出処理を行っても、精度良く網点文字エッジを検出することができない。
そこで、本実施形態の網点文字エッジ領域検出部23は、まず入力画像データに対して網点領域の特徴を除去するために平滑化処理を行う(S31)。
平滑化処理は、例えば、図9(a)に示されるような全周波数帯域でMTF(Modulation Transfer Function)を減少させるような特性を有する5×5サイズのメディアンフィルタを用いるか、あるいは、図9(b)に示されるような網点文字領域が属する低周波帯域でMTFを増幅させつつ、網点領域が属する高周波帯域でMTFを減少させるような特性を有するような平滑と強調の特性を併せ持つ混合フィルタを用いればよい。
その後、図6に示した文字エッジ検出処理を行う(S32)。ここで、検出される文字エッジは、網点文字エッジのほかに通常の文字エッジも含まれている。そこで、網点文字エッジ領域検出部23は、図4で示した網点領域の検出処理の結果を利用し、注目画素が網点領域であり、かつ、S82で文字エッジ領域であるか否かを判断する(S33)。
注目画素が網点領域であるとともに、文字エッジ領域である場合、網点文字エッジ領域検出部23は、注目画素が網点文字エッジ領域であると判定する(S34)。そして、網点文字エッジ領域検出部23は、注目画素が網点文字エッジ領域か非網点文字エッジ領域のいずれに属するかを示す網点文字エッジ画素信号を出力する。
その後、網点文字エッジ領域検出部23は、全ての画素について網点文字エッジ領域か否かの判定が終了したか否かを判断する(S35)。全ての画素についての判定が終了していない場合、判定を行っていない画素について、上記S31〜S34の処理が繰り返される。このようにして、網点文字エッジ領域検出部23は、全ての画素について網点文字エッジ領域か否かを判定する。
<<画素数カウント処理>>
次に、画素数カウント部24における画素数カウント処理について図10のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、S41において、文字エッジ領域の画素数のカウント値EdgeCount、網点領域の画素数のカウント値ScreenCount、網点文字エッジ領域の画素数のカウント値ScreenEdgeCountを初期値0に設定する。
その後、注目画素において、C,M,Yのいずれかのプレーンで文字エッジ画素信号が文字エッジ領域であることを示すか否かを判定する(S42)。文字エッジ画素信号が文字エッジ領域を示す場合、画素数カウント部24は、文字エッジ領域のカウント値EdgeCountを1だけ加算する(S43)。
同様にして、画素数カウント部24は、注目画素において、C,M,Yのいずれかのプレーンで網点画素信号が網点領域であることを示すか否かを判定し(S44)、網点画素信号が網点領域を示す場合、網点領域のカウント値ScreenCountを1だけ加算する(S45)。また、画素数カウント部24は、注目画素において、C,M,Yのいずれかのプレーンで網点文字エッジ画素信号が網点文字エッジ領域であることを示すか否かを判定し(S46)、網点文字エッジ画素信号が網点文字エッジ領域を示す場合、網点文字エッジ領域のカウント値ScreenEdgeCountを1だけ加算する(S47)。
S42〜S47の処理を画像全体の画素に対して行う(S48)。そして、画素数カウント部24は、画像全体の画素に対してカウントされた各カウント値EdgeCount,ScreenCount,ScreenEdgeCountを原稿種別判定部25に出力する。
<<原稿種別判定処理>>
次に、原稿種別判定部25における原稿種別判定処理の流れについて図11のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、S51において、原稿種別の判定の指標となる文字エッジ領域判定フラグEdgeFlag、網点領域判定フラグScreenFlag、網点文字エッジ領域判定フラグScreenEdgeFlagを初期値0に設定する。次に、画素数カウント部24で算出された文字エッジ領域に属する画素のカウント値EdgeCountが予め設定された閾値ThEdgeCount以上であるか否かを判定し(S52)、カウント値EdgeCountが閾値ThEdgeCount以上である場合には、文字エッジ領域判定フラグEdgeFlagを1とする(S53)。
同様にして、原稿種別判定部25は、網点領域に属する画素のカウント値ScreenCountが予め設定された閾値ThScreenCount以上であると判定された場合(S54)、網点領域判定フラグScreenFlagを1とする(S55)。また、網点文字エッジ領域に属する画素のカウント値ScreenEdgeCountが予め設定された閾値ThScreenEdgeCount以上であると判定された場合(S56)、網点領域判定フラグScreenEdgeFlagを1とする(S57)。
以上で求められたフラグと、予め記憶していた判定基準を示す図12のようなテーブルとを基に、原稿種別判定部25は、原稿が「文字印刷写真」「文字」「印刷写真」「その他(印画紙写真)」のいずれであるかを判定する(S58)。そして、原稿種別判定部25は、判定した結果を示す原稿種別信号を領域分離部15に出力する。
例えば、図12のテーブルに示されるように、文字エッジ領域判定フラグEdgeFlag、網点領域判定フラグScreenFlag、網点文字エッジ領域判定フラグScreenEdgeFlagが全て1である場合、原稿中に文字領域、網点領域、網点文字領域が混在していることから、原稿種別判定部25は、原稿が「文字印刷写真(A)」であると判定する。文字エッジ領域判定フラグEdgeFlagと網点領域判定フラグScreenFlagとが1であり、網点文字エッジ領域判定フラグScreenEdgeFlagが0である場合、原稿中に文字領域および網点領域が混在していることから、原稿種別判定部25は、原稿が「文字印刷写真(B)」であると判定する。また、文字エッジ領域判定フラグEdgeFlagのみが1の場合、原稿中には通常の文字しか存在しないことから、原稿種別判定部25は、原稿が「文字」原稿であると判定する。また、すべてのフラグが0である場合、原稿が銀塩写真に代表される連続調の階調で構成されていると考えられ、「その他」の原稿(例えば、印画紙写真原稿)であると判断される。なお、文字印刷写真原稿に関しては、(A)から(E)に分けられるが、これについては後述する。
上記の原稿種別識別部25の処理によって、入力画像がどのような原稿であるかが識別される。これにより、原稿種別信号に基づいて、領域分離部15では、各画素がどの領域に属するのかを精度良く検出することができる。
<領域分離部について>
次に、領域分離部15の詳細について説明する。図13は領域分離部15の構成を示すブロック図である。図示されるように、領域分離部15は、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33、領域判定部34、有彩・無彩判定部35を備えている。
文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33における処理は、各々原稿種別識別部14の文字エッジ領域検出部21、網点領域検出部22、網点文字エッジ領域検出部23と同様の処理を行うものである。ただし、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33は、原稿種別識別部14からの原稿種別信号に応じて、検出処理の際に用いる閾値を変更するものとする。これにより、注目画素がどの領域に属するかを精度良く検出することができる。
なお、文字エッジ領域検出部31は、注目画素が文字エッジ領域であることを示す文字エッジ信号、または、注目画素が非文字エッジ領域であることを示す非文字エッジ信号を領域判定部34に出力する。また、網点領域検出部32は、注目画素が網点領域であることを示す網点領域信号を領域判定部34および網点文字エッジ領域検出部33に、注目画素が非網点領域であることを示す非網点信号を領域判定部34に出力する。さらに、網点文字エッジ領域検出部33は、注目画素が網点文字エッジ領域であることを示す網点文字エッジ信号、または、注目画素が非網点文字エッジ領域であることを示す非網点文字エッジ信号を領域判定部34に出力する。
領域判定部34は、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33からの信号に基づいて、注目画素が網点領域、文字エッジ領域、網点文字エッジ領域のいずれに属するかを判定するものである。なお、領域判定部34は、領域判定の際、原稿種別識別部14からの原稿種別信号に基づき、図12のテーブルの左列に示す判定優先順位に従って、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33からの信号の優先度を変更するものとする。
領域判定部34は、注目画素が網点領域に属する場合にはその旨を示す網点領域信号を、注目画素が網点文字領域に属する場合にはその旨を示す網点文字エッジ領域信号を、注目画素がその他の領域に属する場合にはその旨を示す他領域信号を後段のブロックに出力する。また、領域判定部34は、注目画素が文字エッジ領域に属する場合、文字エッジ領域信号を有彩・無彩判定部35に出力する。
有彩・無彩判定部35は、文字エッジ領域であると判定された画素に対して、その領域が色文字であるのか、黒文字であるのかを判定するものである。有彩・無彩判定部35における処理の詳細については後述する。
(領域分離部における処理全体の流れ)
図14は、領域分離部15における処理の流れを示すフローチャートである。図14に示されるように、まず、網点領域検出部32による網点領域検出処理(S61)、文字エッジ領域検出部31による文字エッジ領域検出処理(S62)、網点文字エッジ領域検出部33により網点文字エッジ領域検出処理(S63)が並行して行われる。これらのS61・S62・S63は、上記S1・S2・S3の処理と同様である。
ただし、上述したように、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33は、原稿種別識別部14からの原稿種別信号に応じて、閾値を変更するものとする。なお、網点領域検出部32は、閾値ThMax、ThMin、ThMain、ThSubとして、デフォルトの設定値を予め記憶している。また、文字エッジ領域検出部31および網点文字エッジ領域検出部33は、閾値ThEdgeとして、デフォルトの設定値を予め記憶している。
例えば、原稿種別信号が「文字印刷写真(A)」原稿または「文字印刷写真(B)」原稿を示す場合、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33は、デフォルトの設定値を用いて検出処理を行う。これに対し、原稿種別信号が「文字印刷写真(D)」原稿を示す場合、原稿上には文字のみ、あるいは文字が多く存在していると考えられる。そこで、文字エッジや網点文字エッジを検出しやすくするため、文字エッジ領域検出部31および網点文字エッジ領域検出部33は、閾値ThEdgeをデフォルトの設定値より小さい値(例えば、デフォルトの設定値の0.7倍)に変更する。
また、原稿種別信号が「文字印刷写真(C)」原稿あるいは「文字印刷写真(E)」原稿である場合、原稿上には網点領域と網点文字のみ、あるいは網点領域と網点文字が多く存在していると考えられる。そこで、網点領域を検出しやすくするため、網点領域検出部32は、閾値ThMax、ThMin、ThMain、ThSubをデフォルトの設定値より小さい値(例えば、デフォルトの設定値の0.7倍)に変更する。
このように、文字エッジ領域検出部31、網点領域検出部32、網点文字エッジ領域検出部33は、原稿種別識別部14からの原稿種別信号に応じて閾値を調整する。
そして、文字エッジ領域検出部31は、注目画素が文字エッジ領域であることを示す文字エッジ信号、または、注目画素が非文字エッジ領域であることを示す非文字エッジ信号を領域判定部34に出力する。また、網点領域検出部32は、注目画素が網点領域であることを示す網点信号、または、注目画素が非網点領域であることを示す非網点信号を領域判定部34に出力する。さらに、網点文字エッジ領域検出部33は、注目画素が網点文字エッジ領域であることを示す網点文字エッジ信号、または、注目画素が非網点文字エッジ領域であることを示す非網点文字エッジ信号を領域判定部34に出力する。
次に、S64では、領域判定部34は、文字エッジ信号、網点信号および網点文字エッジ信号に基づいて、注目画素が属する領域を、文字エッジ領域、網点領域、網点文字エッジ領域のいずれであるかを判定する(領域判定処理)。この際、領域判定部34は、文字エッジ信号、網点信号および網点文字エッジ信号の優先度を原稿種別信号に基づいて決定し、該優先度に応じて注目画素の領域を判定する。なお、領域判定部34における領域判定処理の詳細な処理の流れについては後述する。
次に、注目画素が文字エッジ領域であると判定した場合(S65でYes)、領域判定部は、注目画素が文字エッジ領域であることを示す文字エッジ信号を有彩・無彩判定部35に出力する。
その後、有彩・無彩判定部35は、注目画素が有彩色であるか、無彩色であるかの有彩無彩判定処理を行う(S66)。そして、処理を終了する。なお、有彩・無彩判定部35における有彩無彩判定処理の詳細については後述する。
一方、注目画素が文字エッジ領域以外(つまり、網点領域、網点文字エッジ領域またはその他の領域)である場合(S65でNo)、領域判定部34は、注目画素が網点領域であることを示す網点領域信号、注目画素が網点文字エッジ領域であることを示す網点文字エッジ領域信号、または、注目画素がその他の領域であることを示す他領域信号を後段に出力する。そして、処理を終了する。
<<領域判定処理>>
次に、上記S64の領域判定部34における領域判定処理の詳細について説明する。図15は、原稿種別信号が「文字印刷写真(A)」原稿を示している場合における領域判定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、領域判定部34は、予め記憶している図12のテーブルに基づいて、原稿種別信号「文字印刷写真(A)」に対応する網点信号・網点文字エッジ信号・文字エッジ信号の優先度を決定する。ここでは、網点文字エッジ信号を最優先とし、続いて網点信号、文字エッジ信号の順とする。
そして、領域判定部34は、S71において、網点文字エッジ領域検出部33から得られた信号が、C,M,Yのいずれかのプレーンで網点文字エッジ領域であることを示す網点文字エッジ信号であるか否かを判断する。C,M,Yのいずれか一つでも網点信号を受けた場合、領域判定部34は、注目画素が網点文字エッジ領域であると判定する(S72)。
一方、C,M,Yのいずれのプレーンについても非網点文字エッジ信号である場合、領域判定部34は、S73において、網点領域検出部32から得られた信号が、C,M,Yのいずれかのプレーンで網点領域であることを示す網点信号か否かを判断する。C,M,Yのいずれか一つでも網点信号を受けた場合、領域判定部34は、注目画素が網点領域であると判定する(S74)。
一方、C,M,Yのいずれのプレーンについても非網点信号である場合、領域判定部34は、S75において、文字エッジ領域検出部31から得られた信号が、C,M,Yのいずれかのプレーンで文字エッジ領域であることを示す文字エッジ信号か否かを判断する。C,M,Yのいずれか一つでも文字エッジ信号を受けた場合、領域判定部34は、注目画素が文字エッジ領域であると判定する(S76)。
一方、C,M,Yのいずれのプレーンについても非文字エッジ信号である場合、領域判定部34は、S77において、注目画素がその他の領域であると決定する(S77)。
以上の説明では、原稿種別信号が「文字印刷写真(A)」である場合を例に挙げて説明したが、原稿種別信号が他の原稿(「文字印刷写真(B)〜(E)」「文字」)を示す場合であっても、図12に示されるように各信号の優先順位を決定し、決定した優先順位に基づいて、注目画素の領域を決定する。なお、原稿種別信号が「印刷写真」を示している場合、領域判定部34は、全ての画素について網点領域信号を出力する。また、原稿種別信号が「その他」を示している場合、領域判定部34は、全ての画素について他領域信号を出力するものとする。
<<有彩無彩判定処理>>
次に、有彩・無彩判定部35における有彩無彩判定処理について説明する。図16は、有彩無彩判定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、文字エッジ信号を受けた有彩・無彩判定部35は、注目画素のC,M,Yの3値の中で最大(MaxColor)、最小(MinColor)を求める(S81)。次に、求めた最大(MaxColor)と最小(MinColor)と予め定められた閾値ThColorとが以下の条件式
MaxColor−MinColor>ThColor
を満たすか否かを判定する(S82)。
上記条件式を満たす場合、有彩・無彩判定部35は、注目画素を色文字エッジ領域であると判定する(S83)。一方、上記条件式を満たさない場合、有彩・無彩判定部35は、注目画素を黒文字エッジ領域であると判定する(S84)。
これにより、文字エッジ領域が色文字エッジ領域、黒文字エッジ領域に分類されることとなる。
<領域分離信号に応じた処理>
以上のようにして、領域判定部34および有彩・無彩判定部35により各画素がどの領域に属するかが判定され、その判定結果を示す領域分離信号(色文字エッジ領域、黒文字エッジ領域、網点領域、網点文字エッジ領域、その他の領域のいずれかを示す信号)が黒生成/下色除去部16、空間フィルタ部17、中間調生成部18に出力される。そして、各ブロックでは、図16に示されるような領域分離信号に応じた適切な処理が行われる。以下に黒生成/下色除去部16、空間フィルタ部17、中間調生成部18における処理の具体例について順に説明する。
(黒生成/下色除去処理)
黒生成/下色除去部16では、色補正部から出力された各画素のCMY値の平均、最小値、最大値のいずれかの値を基に予め記憶されている黒生成曲線を用いてK(ブラック)値を生成し、該K値と予め記憶されているUCR曲線とを用いてUCR値を求め、CMY値から求めたUCR値を減算する処理が行われる。この際、黒生成/下色除去部16では、領域分離信号に応じて、黒生成曲線およびUCR曲線を以下のように切り替える。
・黒文字エッジ領域では、文字再現性向上のため黒生成率、UCR率を高くする。
・色文字エッジ領域、網点領域、その他領域においては、彩度低下を防止するために黒生成率、UCR率を低くする。
・網点文字エッジ領域では、網点領域と隣り合うため、黒生成率、UCR率のギャップを少なくするために、網点領域と同一の黒生成率、UCR率とする。
上記の観点から、黒生成/下色除去部16は、黒文字エッジ領域において例えば図18の実線で示されるような上に凸の黒生成曲線を用い、色文字エッジ領域、網点文字エッジ領域、網点領域、その他領域において例えば図18の破線で示されるような下に凸の黒生成曲線を用いて黒生成を行う。
また、黒生成/下色除去部16は、黒文字エッジ領域において例えば図19の実線で示されるようなほぼ線形のUCR曲線を用い、色文字エッジ領域、網点文字エッジ領域、網点領域、その他領域において例えば図19の破線で示されるような下に凸のUCR曲線を用いてUCR処理を行う。
(空間フィルタ処理)
空間フィルタ部17では、強調あるいは平滑化処理が行われる。この際、空間フィルタ部17では、以下のように領域分離信号に基づいて空間フィルタ係数を切り替える。
・黒文字エッジ領域、色文字エッジ領域では文字再現性向上のため強調フィルタ処理を行う。
・網点領域においては、モアレ抑制のため平滑フィルタ処理を行う。
・網点文字エッジ領域ではフィルタ処理による網点文字の色合いの変化を抑えるために、黒文字エッジ領域、色文字エッジ領域で用いられるような強調フィルタよりも弱い強調フィルタ処理を行う。
・その他領域において網点領域と同様の平滑フィルタ処理、あるいは銀塩写真などに代表される連続階調部のボヤケを抑えるため、網点文字領域と同様の弱い強調フィルタ処理を行う。
上記の観点から黒文字エッジ領域、色文字エッジ領域では例えば図20(a)の破線に示されるような全周波数帯域でMTFを増幅させるような特性を有する強調フィルタを用いる。網点文字エッジ領域では、例えば図20(a)の実線に示されるような全周波数帯域で黒文字エッジ領域、色文字エッジ領域用の強調フィルタよりも弱くMTFを増幅させるような特性を有する弱い強調フィルタを用いる。網点領域では、例えば図20(b)の実線に示されるような全周波数帯域でMTFを減少させるような特性を有する平滑フィルタを用いる。その他領域では、図20(a)の実線に示されるような空間周波数特性を示す弱い強調フィルタ、あるいは、図20(b)の実線に示されるような空間周波数特性を示す平滑フィルタを用いる。
(中間調生成処理)
中間調生成部18では、文字エッジ領域の解像度、網点領域などでの階調性を再現させる処理が行われる。例えば中間調生成処理として実施される処理の1つであるディザ処理の場合、黒文字エッジ領域では解像度重視の観点からディザマトリクスサイズが小さいものとし(例えば、1×1画素)、色文字エッジ領域、網点文字エッジ領域、網点領域、その他領域においては階調性重視の観点からディザマトリクスサイズが大きいもの(5×5画素)を用いる。
<変形例>
上記説明では、原稿種別信号に基づいて領域分離処理を行う際の閾値を変更して領域分離精度を上げ、画素毎に黒生成/下色除去処理、空間フィルタ処理、中間調生成処理の内容を切り替えるものとした。
ただし、原稿種別信号が「印刷写真」および「その他」の場合には、領域分離部15は全ての画素に対して同一の信号を出力する。すなわち、領域分離部15は、原稿種別信号が「印刷写真」の場合に全画素について網点領域信号を出力し、原稿種別信号が「その他」の場合に全画素について他領域信号を出力する。したがって、原稿種別信号が「印刷写真」あるいは「その他」の場合、原稿種別識別部14が原稿種別信号を黒生成/下色除去部16、空間フィルタ部17、中間調生成部18に出力し、各ブロックが図21に示されるように原稿種別信号に応じた処理を行っても良い。
すなわち、原稿種別信号が「印刷写真」である場合、原稿中に網点領域が多く存在していることから、黒生成/下色処理部16では、彩度低下などを防ぐため黒生成率、UCR率を低くする。また、空間フィルタ部17はモアレ抑制のため平滑フィルタ処理を行い、中間調生成部18は階調性重視によりディザマトリクスサイズの大きいものを用いるようにする。
また、原稿種別信号が「その他」を示す場合、原稿中に印画紙領域が多く存在していることから、黒生成/下色処理部16では、彩度低下などを防ぐため黒生成率、UCR率を低くする。また、空間フィルタ部17は平滑フィルタ処理、あるいは印画紙領域のボヤケを抑えるため、弱い強調フィルタ処理を施す。中間調生成部18は階調性重視によりディザマトリクスサイズの大きいものを用いるようにする。
なお、原稿種別信号が「文字印刷写真」「文字」を示す場合には、前述した領域分離処理の後、各領域に対して図21に示されるような処理を施せばよい。
本発明はコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録させることにより、処理を行うプログラムを記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
なお、本実施例では、この記録媒体としては、メモリ、例えばROMのようなものそのものがプログラムメディアであっても良いし、また、外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロプロセッサがアクセスして実行させる構成であっても良いし、あるいは、いずれの場合もプログラムを読出し、読出されたプログラムは、マイクロコンピュータの図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であっても良い。
上記記録媒体は、デジタルカラー画像形成装置やコンピュータシステムに備えられるプログラム読取り装置により読取られることで実行される。
コンピュータシステムは、フラットベッドスキャナ・フィルムスキャナ・デジタルカメラなどの画像入力装置、所定のプログラムがロードされることにより上記画像処理方法など様々な処理が行われるコンピュータ、コンピュータの処理結果を表示するCRTディスプレイ・液晶ディスプレイなどの画像表示装置およびコンピュータの処理結果を紙などに出力するプリンタより構成される。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明によれば、網点文字を含む原稿を識別することができ、網点文字を含む原稿に適した画像処理を施すことができる。これにより、原稿から画像を取り込み、取り込んだ画像を紙等に出力する画像形成装置(プリンタなど)に適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置が備える原稿種別識別部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 原稿種別識別部における原稿種別識別処理全体の流れを示すフローチャートである。 網点領域検出処理の流れを示すフローチャートである。 網点領域の検出処理に用いる画素マスクの一例を示す図である。 文字エッジ領域検出処理の流れを示すフローチャートである。 文字エッジ領域の検出処理に用いる画素マスクの一例を示す図である。 網点文字エッジ領域検出処理の流れを示すフローチャートである。 (a)(b)は、平滑化フィルタの例を示す図である。 画素数カウント処理の流れを示すフローチャートである。 原稿種別判定処理の流れを示すフローチャートである。 原稿種別判定処理に用いる判定基準のテーブルの一例を示す図である。 本実施形態の画像処理装置が備える領域分離部の構成を示すブロック図である。 領域分離部における領域分離処理全体の流れを示すフローチャートである。 領域判定処理の流れを示すフローチャートである。 領域分離信号に応じた処理の一例を示す図である。 有彩・無彩判定処理の流れを示すフローチャートである。 黒生成処理に用いる黒生成曲線の一例を示す図である。 下色除去処理に用いるUCR曲線の一例を示す図である。 空間フィルタ部で用いられるフィルタを示すものであり、(a)は強調フィルタの一例を、(b)は平滑フィルタの一例を示す図である。 原稿種別信号に応じた処理の一例を示す図である。
符号の説明
1 カラー画像入力装置
2 画像処理装置
3 カラー画像出力装置(画像出力部)
15 領域分離部
16 黒生成/下色除去部(黒生成部、下色除去部)
17 空間フィルタ部
22 網点領域検出部
23 網点文字エッジ領域検出部
25 原稿種別判定部(判定部)

Claims (10)

  1. 入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出する網点文字エッジ領域検出部と、
    前記網点文字エッジ領域検出部による検出結果に基づいて、入力画像データが網点文字を含むか否かを判定する判定部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力画像データから網点領域を検出する網点領域検出部を備え、
    前記網点文字エッジ領域検出部は、平滑化処理を行った入力画像データから文字エッジ領域を抽出し、抽出した文字エッジ領域であり、かつ、前記網点領域検出部が検出した網点領域である領域を前記網点文字エッジ領域として検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定部の判定結果に基づいて、入力画像データを少なくとも前記網点文字エッジ領域、文字エッジ領域および網点領域の3つの領域に分離する領域分離部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記領域分離部によって分離された文字エッジ領域に対して強調フィルタ処理を行い、前記領域分離部によって分離された網点領域に対して平滑フィルタ処理を行い、前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して前記文字エッジ領域よりも弱い強調フィルタ処理を行う空間フィルタ部を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して、前記領域分離部によって分離された網点領域と同一の黒生成率で黒生成を行う黒生成部を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記領域分離部によって分離された網点文字エッジ領域に対して、前記領域分離部によって分離された網点領域と同一の下色除去率で下色除去処理を行う下色除去部を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    該画像処理装置で処理された画像データに基づいて画像を形成する画像出力部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 入力画像データから網点で構成された文字のエッジである網点文字エッジ領域を検出する網点文字エッジ領域検出ステップと、
    前記網点文字エッジ領域検出ステップにおける検出結果に基づいて、入力画像データが網点文字を含むか否かを判定する判定ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置を動作させる画像処理プログラムであって、コンピュータを上記の各部として機能させるための画像処理プログラム。
  10. 請求項9に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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