JP2006340006A - 撮像装置と映像信号処理装置と映像信号処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】折り返し歪みによる影響を抑圧しつつ、エッジ部分やインパルス部分については非線形処理を行う。
【解決手段】エッジ強度係数生成部21は、映像信号DVcを用いてエッジ強度を示すエッジ強度係数Kedを生成する。フィルタ処理部31は、エッジ強度係数Kedに基づき、エッジ強度が大きいときには映像信号DVcにおける高域成分の減衰量を大きく、エッジ強度が小さいときには減衰量を少なくして低域通過フィルタ処理を行い、フィルタ処理後の映像信号DVdを用いて非線形処理を行う。折り返し歪みの影響が小さいエッジ部分やインパルス部分では、輪郭強調信号や高域補正信号等の減衰が少なくガンマ補正を行える。折り返し歪みの影響が大きい連続高周波信号等では、高域成分の減衰量が大きいので折り返し成分のレベルが小さくなり、画質の劣化を防止できる。
【選択図】 図4
【解決手段】エッジ強度係数生成部21は、映像信号DVcを用いてエッジ強度を示すエッジ強度係数Kedを生成する。フィルタ処理部31は、エッジ強度係数Kedに基づき、エッジ強度が大きいときには映像信号DVcにおける高域成分の減衰量を大きく、エッジ強度が小さいときには減衰量を少なくして低域通過フィルタ処理を行い、フィルタ処理後の映像信号DVdを用いて非線形処理を行う。折り返し歪みの影響が小さいエッジ部分やインパルス部分では、輪郭強調信号や高域補正信号等の減衰が少なくガンマ補正を行える。折り返し歪みの影響が大きい連続高周波信号等では、高域成分の減衰量が大きいので折り返し成分のレベルが小さくなり、画質の劣化を防止できる。
【選択図】 図4
Description
この発明は、撮像装置と映像信号処理装置と映像信号処理方法およびプログラムに関する。詳しくは、撮像素子で得られた撮像信号を、ディジタルの映像信号に変換して、この映像信号に基づきエッジ強度を示すエッジ強度係数を生成して、このエッジ強度係数に応じて映像信号における高域成分の減衰量を調整して低域通過フィルタ処理を行い、低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理を行うものである。
従来の撮像装置、例えばビデオカメラやディジタルスチルカメラなどでは、撮像素子で得られた撮像信号に対して、ガンマ補正、ニー補正、ホワイトブラッククリップ、輪郭強調、ホワイトバランス調整、色相調整などの各種信号処理が施される。
図19は、従来の撮像装置(例えばビデオカメラ)70の概略構成を示している。撮像素子71で得られた撮像信号Sa、例えば3原色のR(赤),G(緑),B(青)の3つの撮像信号は、増幅処理部72で増幅されたのち、黒/白バランス調整、黒/白シェーディング補正、フレア補正等の処理が行われて、A/D変換部73に供給される。A/D変換部73は、増幅処理部72から供給されたアナログの撮像信号Sbをディジタルの映像信号DUaに変換して、ニー補正部74と高域補正部75および輪郭強調信号生成部76に供給する。
ニー補正部74は、映像信号DUaが所定のニー特性となるように補正を行い、補正後の映像信号である映像信号DUbを加算器77に供給する。高域補正部75は、映像信号DUaから高域成分を抽出して高域補正信号Dhcとして加算器77に供給する。輪郭強調信号生成部76は、映像信号から水平および垂直方向の輪郭強調処理を行うための輪郭強調信号Dedを生成して加算器77,80に供給する。
加算器77は、ニー補正後の映像信号DUbに高域補正信号Dhcと輪郭強調信号Dedを加算して映像信号DUcを生成する。ここで、映像信号DUcについてガンマ補正を行ったとき、高域信号に対して非線形処理がなされると高域信号の高調波成分が発生し、標本化周波数fsの1/2のナイキスト周波数(fs/2)を越える高調波成分が全て0〜fs/2の帯域内に偽信号(エリアシング)として折り返ってしまう。図20は、高調波成分と折り返し成分を示している。周波数fの信号について、例えば非線形処理により2次高調波2fや3次高調波3fが発生すると、0〜fs/2の帯域内に2次高調波の折り返し成分2f'と3次高調波の折り返し成分3f'が生じる。これにより本来の信号にはなかった低周波のビートが発生するなど画質を著しく損なってしまう。
このため、加算器77で生成した映像信号DUcを低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)78に供給して、折り返し歪みの発生し難い低域成分のみを通過させてガンマ補正部79に供給することで、画質の劣化を防止する。
ガンマ補正部79は、低域通過フィルタ78から供給された映像信号DUdに対して非線形処理を行い、ガンマ補正がなされた映像信号DUeを生成して加算器80に供給する。加算器80は、映像信号DUeが低域通過フィルタ処理された信号であることから、輪郭強調を行うために、映像信号DUeに輪郭強調信号Dedを加算して映像信号DUfを生成する。このように処理することで、ガンマ処理を行っても高調波成分の折り返しによる画質の劣化を防止でき、輪郭の強調も行うことができる。
また、ガンマ補正では、特許文献1に示されているように、ガンマカーブのポイント上の微分値(係数データ)を生成して、この係数データと輪郭強調信号との乗算結果をガンマ補正後の映像信号に加算することも行われている。
ところで、ガンマ補正後の映像信号DUeに輪郭強調信号Dedを加算する場合、加算される輪郭強調信号Dedにはガンマ補正が行われていない。このため、非線形処理後の映像信号DUfを用いて画像表示装置に撮像画像を表示すると、画像表示装置は逆ガンマ特性を有していることから、黒色側では輪郭不足、白色側では輪郭過多となってしまう。
また、ガンマカーブのポイント上の微分値を生成して、この微分値と輪郭強調信号との乗算結果を加算する場合、映像信号のレベルに応じてレベルが調整された輪郭強調信号が加算されることになる。
本来、ガンマ補正後の輪郭強調信号は、信号レベルの高い部分は圧縮され、信号レベルの低い部分は伸長された信号となる。例えば、輪郭強調信号をサイン波とした場合、ガンマ補正後の輪郭強調信号は、上側の波形のピーク値が下側の波形のピーク値よりも小さくなる。しかし、上記ガンマカーブのポイント上の微分値(係数データ)を生成して、この係数データと輪郭強調信号との乗算結果をガンマ補正後の映像信号に加算する方法では、サイン波の上下に同じゲインが掛かる為、上側と下側のピーク値が同じになる。つまり、この方法では、正しくガンマ補正した輪郭強調信号を加算したことにはならない。
さらに、入力信号に対して水平方向や垂直方向に高域通過フィルタ処理を行って輪郭強調信号を生成するとき、入力信号が連続高周波成分を有していると、この連続高周波成分の部分でも輪郭強調信号が生成されることとなる。このため、画像のエッジ部分やインパルス部分についてのみに輪郭強調を行うことはできない。
そこで、この発明では、折り返し歪みによる影響を抑圧しつつ、エッジ部分やインパルス部分に対して所望の非線形処理を行うことができる撮像装置と映像信号処理装置と映像信号処理方法およびプログラムを提供するものである。
この発明においては、映像信号例えば撮像部で生成された撮像信号をディジタル信号に変換して得られた映像信号に基づき、エッジ強度を示すエッジ強度係数が生成される。エッジ強度計数は、映像信号をアップサンプリングした信号における高域成分のピーク値と、該ピーク値となったタイミングにおける低域成分の変動とを用いた演算によって生成される。このエッジ強度係数が大きいときには映像信号における高域成分の減衰量を大きくし、エッジ強度が小さいときには減衰量を少なくするようにフィルタ特性を調整して低域通過フィルタ処理が行われる。さらに、低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理例えばガンマ補正処理が行われる。
この発明によれば、映像信号に基づきエッジ強度を示すエッジ強度係数が生成されて、エッジ強度係数に応じて映像信号における高域成分の減衰量を調整して低域通過フィルタ処理が行われて、低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理が行われる。
このため、映像信号に例えば輪郭強調信号や高域補正信号を加えたとき、エッジ部分やインパルス部分では、輪郭強調信号や高域補正信号に対して非線形処理を行うことができる。また、エッジ部分やインパルス部分でない部分では、高域成分が減衰されるので、非線形処理を行っても偽信号の発生を抑えることができる。その結果、例えば非線形処理としてガンマ補正を行ったとき、輪郭強調信号や高域補正信号と低域信号の振幅特性がバランスされて、ガンマ補正後の映像信号に基づいてモニタで画像表示を行った場合に、折り返しを抑圧しつつ撮像から表示までリニアに輪郭を再現できる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、撮像装置例えばビデオカメラの概略構成を示している。撮像装置10の撮像素子11で得られた撮像信号Sa、例えば3原色のR(赤),G(緑),B(青)の3つの撮像信号は、増幅処理部12で増幅されたのち、黒/白バランス調整、黒/白シェーディング補正、フレア補正等の処理が行われて、A/D変換部13に供給される。A/D変換部13は、増幅処理部12から供給されたアナログの撮像信号Sbをディジタルの映像信号DVaに変換して、1H遅延部14と輪郭強調信号生成部18に供給する。
1H遅延部14は、供給された映像信号DVaを1水平周期分遅延させて、ニー補正部15と高域補正部16、遅延部17および輪郭強調信号生成部18に供給する。なお、1水平周期分遅延された映像信号DVaを、映像信号DVa'と示す。
ニー補正部15は、映像信号DVa'が所定のニー特性となるように補正を行い、補正後の映像信号である映像信号DVbを加算器19に供給する。高域補正部16は、高域通過フィルタを用いて構成されており、映像信号DVa'から高域成分を抽出して高域補正信号Dhcとして加算器19に供給する。
1H遅延部17は、供給された映像信号DVa'を1水平周期分遅延させて、輪郭強調信号生成部18に供給する。なお、1水平周期分遅延された映像信号DVa'を、映像信号DVa''と示す。
輪郭強調信号生成部18は、供給された3ライン分の映像信号DVa,DVa',DVa''を用いて輪郭強調信号Dedを生成する。図2は輪郭強調信号生成部18の構成を示している。
垂直方向高域通過フィルタ(垂直方向HPF(High Pass Filter))181は、3ライン分の映像信号DVa,DVa',DVa''を用いて、垂直方向に高域通過フィルタ処理を行い、フィルタ処理後の信号を水平方向低域通過フィルタ(水平方向LPF)182に供給する。水平方向低域通過フィルタ182は、各ラインの映像信号を用いて、水平方向に低域通過フィルタ処理を行う。これにより、水平方向低域通過フィルタ182からは、垂直方向の輪郭成分を示す輪郭信号Evが取り出されることになる。この輪郭信号Evは、乗算器183に供給される。乗算器183には、垂直方向の輪郭強調の度合いを調整するための垂直方向輪郭ゲインGvが供給されており、この垂直方向輪郭ゲインGvと輪郭信号Evを乗算することにより、垂直方向の輪郭強調処理を行うための輪郭強調信号Devを生成して加算器187に供給する。
垂直方向低域通過フィルタ(垂直方向LPF)184は、3ライン分の映像信号DVa,DVa',DVa''を用いて、垂直方向に低域通過フィルタ処理を行い、フィルタ処理後の信号を水平方向高域通過フィルタ(水平方向HPF)185に供給する。水平方向高域通過フィルタ185は、各ラインの映像信号を用いて、水平方向に高域通過フィルタ処理を行う。これにより、水平方向高域通過フィルタ185からは、水平方向の輪郭成分を示す輪郭信号Ehが取り出されることになる。この輪郭信号Ehは、乗算器186に供給される。乗算器186には、水平方向の輪郭強調の度合いを調整するための水平方向輪郭ゲインGhが供給されており、この水平方向輪郭ゲインGhと輪郭信号Ehを乗算することにより、水平方向の輪郭強調処理を行うための輪郭強調信号Dehを生成して加算器187に供給する。
加算器187は、乗算器183と乗算器186から供給された輪郭強調信号Dev,Dehを加算してリミッタ188に供給して、信号レベルを加算器19の入力レベルに応じて制限して、輪郭強調信号Dedとして加算器19に供給する。
図1の加算器19は、ニー補正部15から供給された映像信号DVbに高域補正信号Dhcと輪郭強調信号Dedを加算して、可変低域通過フィルタ(可変LPF)20に供給する。可変低域通過フィルタ20は、加算器19から供給された映像信号DVcに対して、エッジ強度に応じたフィルタ特性で低域通過フィルタ処理を行ってガンマ補正部40に供給する。ガンマ補正部40は、可変低域通過フィルタ20から供給された映像信号DVdに対して、図3に示すガンマカーブとなるようにガンマ補正を行う。
図4は、可変低域通過フィルタの構成を示している。可変低域通過フィルタ20は、エッジ強度係数生成部21とフィルタ処理部31を有している。エッジ強度係数生成部21は、映像信号に基づきエッジ強度に応じた係数(以下「エッジ強度係数」という)を生成する。フィルタ処理部31は、エッジ強度係数生成部21で生成されたエッジ強度係数Kedに応じてフィルタ特性を可変して低域通過フィルタ処理を行う。すなわち、周波数が高く且つレベルが大きくてエッジ強度が小さい連続高周波信号のような信号成分は、折り返し歪みの影響が大きい。このため、連続高周波信号のような信号成分は減衰させるようにフィルタ処理を行う。また、周波数が高く且つレベルが大きくてもエッジ強度が大きいエッジ部分やインパルス部分のような信号成分は、連続していないため折り返し歪みの影響が小さい。このため、エッジ部分やインパルス部分のような信号成分は、減衰させることなく、あるいは減衰量が少なくなるようにフィルタ処理を行う。
図5は、エッジ強度係数生成部21の構成を示している。ここで、エッジ強度が大きいエッジ部分やインパルス部分の信号では、高域に大きなエネルギーを持つと同時に低域にレベル変動がある。また、エッジ強度が小さい連続高周波信号では、高域に大きなエネルギーを持っていても低域には大きなレベル変動を生じない。したがって、エッジ強度係数生成部21は、映像信号DVcの高域エネルギー検出と低域の変動検出(微分検出)を同時に行い、2つの検出結果を用いて演算を行いエッジ強度係数Kedを生成する。
加算器19から供給された映像信号DVcは、補間フィルタ22に供給される。補間フィルタ22は、映像信号DVcの1クロック以下の演算によって、エッジ部分やインパルス部分の位相を1クロック以下の精度で検出できるようにアップサンプリングを行い、得られた映像信号DVcuを低域通過フィルタ(LPF)23と高域通過フィルタ(HPF)25に供給する。
低域通過フィルタ23は、映像信号DVcuから低域成分を抽出して低域信号Dclとして微分処理部24に供給する。微分処理部24は、低域通過フィルタ23から供給された低域信号Dclを微分して、低域の変動を示す低域変動信号Dcldを生成してサンプリング部27に供給する。
高域通過フィルタ25では、映像信号DVcuから高域成分を抽出して高域信号Dchとしてピーク検出部26に供給する。ピーク検出部26は、高域信号Dchのピーク位置を検出してこのときの信号レベルPhを乗算処理部28に供給する。また、高域信号Dchがピーク位置となったときの位相を示すタイミング信号TMpを生成してサンプリング部27に供給する。
図6は、ピーク検出部26の構成の一部を示しており、タイミング信号TMpを生成する部分である。高域通過フィルタ25から供給された高域信号Dchは、微分処理部261に供給される。微分処理部261は、高域信号Dchの微分信号Dchdを生成してゼロクロス検出部262に供給する。ゼロクロス検出部262は、微分処理部261から供給された微分信号Dchdのゼロクロス位置を検出して、このゼロクロス位置を示す信号を、ピーク位置の位相を示すタイミング信号TMpとして生成する。ここで、高域信号Dchを微分すると、高域信号Dchのピーク位置で微分信号Dchdがゼロとなる。このため、ゼロクロス検出部262で微分信号Dchdのゼロクロス位置を検出することで、高域信号Dchがピーク位置となったときの位相を検出できる。
サンプリング部27は、ピーク検出部26から供給されたタイミング信号TMpに基づき、高域信号Dchがピーク位置となったときに低域変動信号Dcldのサンプリングを行い、サンプリングされた低域変動信号Dcld-sを乗算処理部28に供給する。
乗算処理部28は、高域信号Dchがピーク位置となったときの信号レベルPhとサンプリングされた低域変動信号Dcld-sを乗算する。さらに、乗算結果の絶対値を正規化してエッジ強度係数Kedを生成する。このエッジ強度係数Kedは、例えば乗算結果の絶対値が最大値となるとき「1」となるように正規化する。
図7は、フィルタ処理部31の構成を示している。映像信号DVcは、高域通過フィルタ(HPF)32と減算器36に供給される。高域通過フィルタ32は、映像信号DVcから高域成分を抽出して高域信号Dfhを生成して乗算器35に供給する。
スロープ波形生成部33は、エッジ強度係数生成部21で生成されたエッジ強度係数Kedに基づいて、高域成分の減衰量を設定するためのスロープ波形Qを生成する。このスロープ波形Qを用いて後述するように減衰量設定信号を生成することで、フィルタ処理部31のフィルタ特性を図8に示すように可変させる。すなわち、エッジ強度が大きいときには高域成分の減衰量が小さく、エッジ強度が小さいときには高域成分の減衰量が大きくなるようにスロープ波形Qを生成する。
ここで、エッジ強度係数が大きいときに値が大きくなるようにスロープ波形Qをスロープ波形生成部33で生成すると、スロープ波形と減衰量の関係が一致しない。すなわち、スロープ波形Qの値が大きいときに減衰量を少なくし、スロープ波形Qの値が小さいときに減衰量を大きくしなければならない。このため、インバータ34を設けてスロープ波形Qを反転することにより、反転後のスロープ波形QIと減衰量の関係を一致させることができる。このスロープ波形QIは、乗算器35に供給される。なお、スロープ波形生成部33では、スロープ波形QIを生成して乗算器35に供給するものとしても良い。
乗算器35は、高域通過フィルタ32から供給された高域信号Dfhとスロープ波形QIを乗算して減衰量設定信号Dhdを生成して減算器36に供給する。減算器36は映像信号DVcから減衰量設定信号Dhdを減算することにより、エッジ強度の大きさに応じて高域成分の減衰量が調整された映像信号DVdを生成してガンマ補正部40に供給する。
図9のガンマ補正部40では、フィルタ処理部31から供給された映像信号DVdに対してガンマ補正を行う。ここで、図3に示すガンマカーブでは、入力をx軸、出力をy軸としたとき、狭い区間で見るとy=ax+bの一次式で近似できる。この式における「a」はガンマカーブ上の接線の傾きを、「b」はy軸切片を示すものである。このため、傾き「a」や切片「b」の値を予めメモリに格納しておき、供給された映像信号DVdに応じてメモリから傾き「a」や切片「b」を読み出して、この読み出した傾き「a」や切片「b」を用いて映像信号DVdのガンマ補正を行う。
フィルタ処理部31から供給された映像信号DVdは、低域通過フィルタ(LPF)41と乗算器43に供給される。低域通過フィルタ41は、映像信号DVdから低域成分を抽出して低域信号Ddlを生成し、メモリテーブル42に供給する。メモリテーブル42は、傾き「a」や切片「b」の値を記憶しており、低域通過フィルタ41から供給された低域信号Ddlの信号レベルに応じて傾き「a」を読み出して乗算器43に供給する。また、切片「b」を読み出して加算器44に供給する。乗算器43は、映像信号DVdに傾き「a」を乗算して、乗算結果を加算器44に供給する。加算器44は供給された乗算結果に切片「b」を加算して、ガンマ補正後の信号である映像信号DVeを生成する。
その後、図示せずも、映像信号DVeに対して黒/白のクリップ処理や3原色信号を輝度信号や色差信号に変換するマトリックス処理等が必要に応じて行われて、所望のフォーマットの映像信号DVoutとして出力される。
次に、高域補正信号Dhcと輪郭強調信号Dedが加算されている映像信号DVcについての低域通過フィルタ処理について説明する。図10は、映像信号DVcがエッジ部分の信号である場合のエッジ強度係数生成動作を示している。図10Aに示すようにエッジ部分の信号が入力された場合、低域通過フィルタ23からは、図10Bに示すようにフィルタ処理後の信号である低域信号Dclが出力されて微分処理部24に供給される。微分処理部24は、低域信号Dclを微分して図10Cに示すように低域変動信号Dcldを生成して、サンプリング部27に供給する。
高域通過フィルタ25からは、図10Dに示すようにフィルタ処理後の信号である高域信号Dchが出力されてピーク検出部26に供給される。ピーク検出部26は、高域信号Dchのピーク位置を検出して図10Eに示すタイミング信号TMpを生成してサンプリング部27に供給する。
サンプリング部27は、タイミング信号TMpに基づいて低域変動信号Dcldのサンプリングを行い、乗算処理部28に供給する。乗算処理部28は、サンプリング部27でサンプリングされた低域変動信号Dcld-sと、高域信号Dchにおけるピーク位置の信号レベルPhを掛け合わせたのち、乗算結果の絶対値を求めて正規化して図10Fに示すエッジ強度係数Kedを生成する。ここで、エッジ部分の信号が供給されたときのエッジ強度係数Kedは、遷移域の中心を基準として略対象となる。
図11は、映像信号DVcがインパルス部分の信号である場合のエッジ強度係数生成動作を示している。なお、図11において、図11Aは映像信号DVc、図11Bは低域信号Dcl、図11Cは低域変動信号Dcld、図11Dは高域信号Dch、図11Eはタイミング信号TMp、図11Fはエッジ強度係数Kedを示している。ここで、インパルス部分の信号が供給されたときのエッジ強度係数Kedは、インパルス信号の中心を基準として略対象となる。
図12は、連続高周波信号である場合のエッジ強度係数生成動作を示している。なお、図12において、図12Aは映像信号DVc、図12Bは低域信号Dcl、図12Cは低域変動信号Dcld、図12Dは高域信号Dch、図12Eはタイミング信号TMp、図12Fはエッジ強度係数Kedを示している。ここで、高域通過フィルタ25の通過域と同じ帯域の連続高周波信号が入力された場合は、低域にエネルギーを持たないため、低域通過フィルタ23の出力がゼロになる。なお、実際には低域通過フィルタ23と高域通過フィルタ25の帯域が全く交差しない様にフィルタを構成するのは困難である上に、単一周波数の信号が入ることはないので、図12Bに示す様に低域通過フィルタ23の出力にも信号が漏れこんできてしまう。しかし、低域通過フィルタ23から出力される低域信号Dclを微分して得られる低域変動信号Dcldは低域信号(映像信号)に比べ位相が90度ずれるため、高域信号Dchのピーク位置では、低域変動信号Dcldの信号レベルが理想的にはゼロになる。このため、連続高周波信号が供給されたときのエッジ強度係数Kedは、略ゼロとなる。
このように、高域信号Dchのピーク位相で低域変動信号Dcldをサンプリングしたときの信号レベルがゼロ以外ならば、映像信号DVcは、エッジ部分またはインパルス部分の信号と判別できる。
ここで、高域通過フィルタ25からの高域信号Dchに対して閾値を設定して、高域信号Dchの信号レベルが閾値以上のときにピーク位相の検出を行う。また、低域変動信号Dcldに対して閾値を設定して、低域変動信号Dcldの信号レベルが閾値以上のときに、ピーク位相でサンプリングを行うものとすれば、エッジ部分やインパルス部分の信号に対してのみエッジ強度係数Kedを生成することもできる。
さらに、隣接するピーク位相に対して低域変動信号Dcldの信号レベルの履歴をとり、信号レベルの変化から映像信号DVcがエッジ部分の信号であるかインパルス部分の信号であるかを区別することもできる。例えば、低域変動信号Dcldの信号レベルが増加したのち0レベルとなり、その後信号レベルが0レベルとなる前の値に戻ってから減少するときにはインパルス部分の信号と判別できる。
スロープ波形生成部33は、エッジ強度係数Kedに基づいてスロープ波形Qを生成する。ここで、スロープ波形Qは、高域通過フィルタ32のタップ数分の期間を平坦とする。例えばフィルタ処理部31の特性が、1,2,1型の低域通過フィルタ(高域通過フィルタ32は逆特性の−1,2,−1型)である場合、スロープ波形は図13に示すように、エッジ強度係数Kedを算出したときのピーク位相を中心として3タップ分を平坦として、この平坦部の両サイドをスロープさせる。
このように、高域通過フィルタ32のタップ数分の期間を平坦とすると、高域通過フィルタ32のタップ数分の影響を除くことができる。また、平坦部の両サイドがスロープとされているので、フィルタの特性変化が急に起こらない。
また、図10〜図12に示すように、ピーク位相が連続して検出されると、エッジ強度係数Kedも連続して生成される。このため、スロープ波形生成部33は、エッジ強度係数Ked毎に生成されるスロープ波形を、位相を合わせて重ね合わせて出力する。
図14は、ピーク位相の検出とスロープ波形の関係を示している。ここで、高域信号Dchのピーク位相が1クロック離れて検出されるときは、1クロック離れた2つのスロープ波形が重ね合わされて図14Aに示すようなスロープ波形が出力されることとなる。また、図14Bは2クロック離れて検出されたときのスロープ波形、図14Cは3クロック離れて検出されたときのスロープ波形、図14Dは4クロック離れて検出されたときのスロープ波形をそれぞれ示している。
ここで、スロープ波形生成部33は、図15Aに示すように、エッジ強度が大きいときにはスロープ波形の最大値が大きく、エッジ強度が小さいときにはスロープ波形の最大値が小さくなるように、スロープ波形Qを生成するとき、乗算器35には、インバータ34で反転された図15Bに示すスロープ波形QIを供給する。例えば、エッジ強度係数Kedが「1」であるとき(エッジ強度大)、平坦部分が「0」となるスロープ波形QIを乗算器35に供給する。また、エッジ強度係数Kedが「1」よりも小さいとき(エッジ強度小)、平坦部分が「0」よりも大きい値であるスロープ波形QIを乗算器35に供給する。
乗算器35は、高域通過フィルタ32からの高域信号Dfhとスロープ波形QIを乗算して減衰量設定信号Dhdを生成して減算器36に供給する。この減衰量設定信号Dhdは、エッジ強度係数Kedが大きいときスロープ波形QIの値が小さいことから、減衰量設定信号Dhdの信号レベルは小さくなる。エッジ強度係数Kedが小さいときスロープ波形QIの値が大きいことから、減衰量設定信号Dhdの信号レベルは大きくなる。
したがって、折り返し歪みの影響が小さいエッジ部分やインパルス部分では、輪郭強調信号Dedや高域補正信号Dhc等の高域成分の減衰量が小さいものとなり、高域成分の減衰量が小さいものとされている図16Aに示すような映像信号DVdがガンマ補正部40に供給される。この信号に対してガンマ補正が行われると、図16Bに示すように、輪郭強調信号Dedや高域補正信号Dhcに対してもガンマ補正がなされる。したがって、ガンマ補正後の映像信号DVeは、黒色側で輪郭不足、白色側で輪郭過多となってしまうことがない。なお、図16Cは、ガンマ補正後の映像信号に輪郭強調信号を加算する従来の映像信号DUfを示している。
折り返し歪みの影響が大きい連続高周波信号部分等では、図示せずも、輪郭強調信号Dedや高域補正信号Dhc等の高域成分の減衰量が大きいものとされている映像信号DVdがガンマ補正部40に供給される。このため、ガンマ補正を行ったことにより発生する高調波成分の折り返しは、レベルが小さいものとなるため画質の劣化を防止できる。
また、スロープ波形生成部33で生成するスロープ波形の幅を切り換え可能とすれば、フィルタ処理部31のフィルタ特性を調整することが可能となる。したがって、例えば図17に示した幅の広いスロープ波形Q-wを用いれば、エッジ部分やインパルス部分のフィルタ特性と、エッジ部分やインパルス部分でない部分でのフィルタ特性との切り換えを滑らかに行うことができる。また、エッジ部分と連続高周波信号部分が近接している場合、スロープ波形の幅が広いと、連続高周波信号部分で高域成分の減衰量が小さくなって偽信号が生じてしまうおそれがある。このような場合、幅の狭いスロープ波形Q-nを用いれば、偽信号の発生を防止できる。
なお、ガンマ補正部40のメモリテーブル42には、低域通過フィルタ41を介して映像信号が供給されるため、高域ほど映像信号のレベル変化が小さくなる。したがって、高域ほど傾きaと切片bの変動幅も小さくなることから、線形(リニア)な処理に近づくこととなり、結果として折り返し歪みが小さくなる。このため、ガンマ補正部40でもエリアシングを抑圧できる。
ところで、折り返し歪みによる影響を抑圧しつつ、エッジ部分やインパルス部分に対して所望の非線形処理を行う映像信号処理は、ソフトウェアで行うこともできる。この場合、ソフトウェアは、メモリに予め記憶しておくものとしたり、記録媒体に記録しておく、あるいは通信回線を介したソフトウェアの供給を行い、メモリや記録媒体から読み出したあるいは通信回線を介して供給されたプログラムを実行して図18に示す映像信号処理を行う。なお、プログラムはコンピュータやディジタル信号処理装置等において、マイクロプロセッサを用いて構成された制御部で実行する。
ステップST1で制御部は、エッジ強度係数Kedの生成を行う。エッジ強度係数Kedの生成では、映像信号DVcのアップサンプリングを行ったのち低域通過フィルタ処理を行い、得られた信号を微分して低域変動信号Dcldを生成する。また、映像信号DVcのアップサンプリングを行って得られた信号の高域通フィルタ処理を行い。フィルタ処理後の信号のピーク位置を示すタイミング信号TMpを生成する。このタイミング信号TMpに基づき、ピーク位置での低域変動信号Dcldの信号レベルと、このタイミングでの高域信号Dchの信号レベルとを乗算して、乗算結果の絶対値を正規化してエッジ強度係数Kedを生成する。
ステップST2で制御部は、可変低域通過フィルタ処理を行う。この可変低域通過フィルタ処理では、ステップST1で求めたエッジ強度係数Kedに基づいて、減衰量を設定するスロープ波形QIを生成する。このスロープ波形QIと、高域通過フィルタで映像信号DVcから抽出した高域成分を示す高域信号Dfhとの演算を行い、減衰量設定信号Dhdを生成する。さらに、映像信号DVcから減衰量設定信号Dhdを減算することで、フィルタ処理後の映像信号DVdを生成する。
ステップST3で制御部は、非線形処理を行う。この非線形処理では、ステップST2において、エッジ強度係数に応じて減衰量が調整された低域通過フィルタ処理後の映像信号DVdを用いて、例えばガンマ補正処理を行う。
このように、ソフトウェアによっても、折り返し歪みによる影響を抑圧しつつ、エッジ部分やインパルス部分に対して所望の非線形処理を行うことができる。
また、上述の形態では、非線形処理としてガンマ補正を行う場合の動作について説明したが、他の非線形処理を行う場合にも、エッジ強度に応じてフィルタ特性を可変して、このフィルタ処理後の映像信号を用いるものとすれば、非線形処理に伴う折り返し歪みの悪影響を軽減できる。
10,70・・・撮像装置、11,71・・・撮像素子、12,72・・・増幅処理部、13,73・・・A/D変換部、14,17・・・1H遅延部、15,74・・・ニー補正部、16,75・・・高域補正部、18,76・・・輪郭強調信号生成部、19,44,77,80,187・・・加算器、20・・・可変低域通過フィルタ、21・・・エッジ強度係数生成部、22・・・補間フィルタ、23,41,78・・・低域通過フィルタ、24,261・・・微分処理部、25,32・・・高域通過フィルタ、26・・・ピーク検出部、27・・・サンプリング部、28・・・乗算処理部、31・・・フィルタ処理部、33・・・スロープ波形生成部、34・・・インバータ、35,43,183、186・・・乗算器、36・・・減算器、40,79・・・ガンマ補正部、42・・・メモリテーブル、181・・・垂直方向高域通過フィルタ、182・・・水平方向低域通過フィルタ、184・・・垂直方向低域通過フィルタ、185・・・水平方向高域通過フィルタ、188・・・リミッタ、262・・・ゼロクロス検出部
Claims (10)
- 撮像信号を生成する撮像部と、
前記撮像信号をディジタルの映像信号に変換する変換部と、
前記映像信号からエッジ強度を示すエッジ強度係数を生成するエッジ強度係数生成部と、
前記エッジ強度係数に応じて前記映像信号における高域成分の減衰量を調整して低域通過フィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
前記低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理を行う非線形処理部とを有する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記エッジ強度係数生成部は、前記映像信号における高域成分のピーク値と、該ピーク値となったタイミングにおける前記映像信号の低域成分の変動とを用いた演算によって、前記エッジ強度係数を生成する
ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記エッジ強度係数生成部では、前記映像信号のアップサンプリング後の信号における高域成分と低域成分を用いる
ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 前記フィルタ処理部は、
前記映像信号から高域成分を抽出する高域通過フィルタと、
前記エッジ強度係数に基づいて、前記減衰量を設定するスロープ波形を生成する波形生成部と、
前記高域通過フィルタで抽出した高域成分と前記スロープ波形の演算を行い減衰量設定信号を生成する演算部と、
前記映像信号から前記減衰量設定信号を減算することで、前記映像信号における高域成分を減衰させる減算部とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記波形生成部は、前記エッジ強度係数に基づき、エッジ強度が大きいときには前記減衰量が大きく、エッジ強度が小さいときには前記減衰量が小さくなるように前記スロープ波形を生成する
ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 - 前記波形生成部は、前記高域通過フィルタのタップ数分の期間の前記スロープ波形を平坦とする
ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 - 前記非線形処理部では、前記映像信号に対してガンマ補正処理を行う
ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 映像信号からエッジ強度を示すエッジ強度係数を生成するエッジ強度係数生成部と、
前記エッジ強度係数に応じて前記映像信号における高域成分の減衰量を調整して低域通過フィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
前記低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理を行う非線形処理部とを有する
ことを特徴とする映像信号処理装置。 - 映像信号を用いてエッジ強度を示すエッジ強度係数を生成するエッジ強度係数生成工程と、
前記エッジ強度係数に応じて前記映像信号における高域成分の減衰量を調整して低域通過フィルタ処理を行うフィルタ処理工程と、
前記低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理を行う非線形処理工程とを有する
ことを特徴とする映像信号処理方法。 - コンピュータに、
映像信号を用いてエッジ強度を示すエッジ強度係数を生成するエッジ強度係数生成手順と、
前記エッジ強度係数に応じて前記映像信号における高域成分の減衰量を調整して低域通過フィルタ処理を行うフィルタ処理手順と、
前記低域通過フィルタ処理された映像信号を用いて非線形処理を行う非線形処理手順とを実行させるプログラム。
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