JP2000013642A - ビデオ信号処理装置 - Google Patents

ビデオ信号処理装置

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JP2000013642A
JP2000013642A JP10171571A JP17157198A JP2000013642A JP 2000013642 A JP2000013642 A JP 2000013642A JP 10171571 A JP10171571 A JP 10171571A JP 17157198 A JP17157198 A JP 17157198A JP 2000013642 A JP2000013642 A JP 2000013642A
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signal
luminance signal
image
correction
circuit
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JP10171571A
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Hidehiko Teshirogi
英彦 手代木
Hiromasa Kinoshita
弘征 木下
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪郭補正信号を作成するための帯域フィルタ
の半値幅や中心周波数を自動可変設定できるようにする
と共に、より一層高精度に画像の輪郭を強調できるよう
にする。 【解決手段】 画像のビデオ信号から得られた輝度信号
Yinを補正してその画像の輪郭を強調するビデオ信号処
理装置100において、画像の輝度信号Yinの信号レベ
ルを検出するレベル検出回路12と、このレベル検出回
路12による輝度信号Yinの信号レベルに応じた補正係
数K1,K2・・Knを演算する係数演算ブロック13
と、この係数演算ブロック13による補正係数K1,K
2・・Knに基づいて輝度信号Yinを補正する補正手段
14とを備え、画像の隣接画素間の輝度信号Yinの信号
レベルの差に応じた補正係数を補正手段14に自動可変
設定するようになされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビデオカメラなど
の画質向上のために必要な輪郭強調用の補正システムに
適用して好適なビデオ信号処理装置に関する。詳しく
は、画像のビデオ信号から得られた輝度信号を補正して
その画像の輪郭を強調する際に、隣接画素間の輝度信号
の信号レベルの差が大きい高周波帯域では、その補正手
段を狭帯域に自動設定して輝度信号を補正できるように
すると共に、その輝度信号の信号レベルの差が小さい低
周波帯域では補正手段を広帯域に自動設定して輝度信号
を補正できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオカメラや複写機などに
おいて、被写体の背景画像と本体画像との輪郭を強調す
るために、輪郭強調補正システムを使用する場合が多
い。その輪郭強調手法としては、画像のビデオ信号から
得られた輝度信号(原信号)がフィルタリング処理さ
れ、その後、その原信号によりゲインコントロールされ
た輪郭補正信号と原信号とが重ね合わされる。これによ
り、画像の輪郭を強調した輝度信号が得られるので、こ
の輝度信号に基づいてカラー画像を再生することができ
る。
【0003】図7は、カラー方式のビデオカメラなどに
搭載された輪郭強調用の補正システム10の構成例を示
すブロック図である。図8A〜Cは入力輝度信号Yin、
輪郭補正信号AP及び補正後の輝度信号Youtの波形例
を示す図である。図7に示す補正システム10は入力端
子1を有している。この入力端子1には原信号である
R、G、B色のカラービデオ信号から分離した輝度信号
Yinが入力される。
【0004】また、入力端子1には遅延回路2が接続さ
れ、輝度信号Yinが所定のタイミングだけ遅延される。
この遅延処理は補正後の輝度信号Youtの出力タイミン
グを揃えるためである。入力端子1には、更にフィルタ
係数K1、K2、K3を固定して設定された帯域フィル
タ3が接続される。帯域フィルタ3は3つの乗算回路3
A〜3Cを有している。この乗算回路3A〜3Cに図8
Aに示す輝度信号Yinが入力されると、その輝度信号Y
inをフィルタリング処理することにより、図8Bに示す
輪郭補正信号(アパコン信号)APが生成される。
【0005】また、入力端子1にはレベル検出回路4が
接続され、輝度信号Yinの信号レベルが検出され、その
信号レベルに応じたゲイン制御信号Gcを発生するよう
になされている。帯域フィルタ3の出力段にはアンプ5
が接続され、レベル検出回路4からのゲイン制御信号G
cに基づいてアンプ5の増幅度を制御することにより、
輪郭補正信号APが増幅される。アンプ5の出力段には
加算回路6が接続され、遅延回路2の出力Yin’と増幅
後の輪郭補正信号AP’とが加算される。加算回路6の
出力段には出力端子7が接続され、図8Cに示す補正後
の輝度信号Youtが次段の図示しない電子ビューファイ
ンダ(ELV)回路などに出力される。これにより、画
像の輪郭を強調した補正後の輝度信号Youtと図示しな
いカラー信号などに基づいて被写体のカラー画像を再生
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式の輪郭強調用の補正システム10によれば、帯域フィ
ルタ3のフィルタ係数K1、K2、K3などが3つの乗
算回路3A〜3Cに固定して設定されている。従って、
帯域フィルタ3の半値幅や中心周波数が固定されること
から、その帯域幅が固定されてしまい、画像の輪郭を強
調する周波数帯域が常に一定値となってしまう。これに
より、原信号に応じた真に最適な輪郭補正信号APを作
成することができないという問題がある。
【0007】例えば、画像のビデオ信号から得られた輝
度信号Yinの信号レベルが大きい高周波帯域で輪郭強調
補正を行なう場合であっても、高周波帯域に対して半値
幅の広い帯域フィルタ3でその輝度信号Yinを輪郭補正
することになる。これにより、被写体の背景画像と本体
画像との輪郭に自然さが無くなって見にくい画像が再生
されてしまう。
【0008】そこで、本発明は上記の課題に鑑み創作さ
れたものであり、輪郭補正信号を作成するための帯域フ
ィルタの半値幅や中心周波数を自動可変設定できるよう
にすると共に、より一層高精度に画像の輪郭を強調でき
るようにしたビデオ信号処理装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、画像の
ビデオ信号から得られた輝度信号を補正してその画像の
輪郭を強調するビデオ信号処理装置において、画像の輝
度信号の信号レベルを検出する検出手段と、この検出手
段による輝度信号の信号レベルに応じた補正係数を演算
する演算手段と、この演算手段による補正係数に基づい
て輝度信号を補正する補正手段とを備え、画像の隣接画
素間の輝度信号の信号レベルの差に応じた補正係数を補
正手段に自動可変設定するようになされたことを特徴と
するビデオ信号処理装置によって解決される。
【0010】本発明によれば、画像のビデオ信号から得
られた輝度信号の信号レベルが検出されると、演算手段
では、その隣接画素間の輝度信号の信号レベルの差に応
じた補正係数が演算されるので、補正手段では、演算手
段によって自動可変設定された画像の輝度信号の信号レ
ベルの差に応じた補正係数に基づいて輝度信号を補正す
ることができる。
【0011】従って、隣接画素間の輝度信号の信号レベ
ルの差が大きい高周波帯域では、補正手段を狭帯域に自
動設定して輝度信号を補正できる。反対に、隣接画素間
の輝度信号の信号レベルの差が小さい低周波帯域では補
正手段を広帯域に自動設定して輝度信号を補正できる。
これにより、従来方式に比べて、より一層高精度に画像
輪強調補正を行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明をする。
【0013】(1)実施の形態図1は本発明の実施形態
としてのビデオ信号処理装置100の構成例を示すブロ
ック図である。この実施形態では、画像のビデオ信号か
ら得られた輝度信号を補正してその画像の輪郭を強調す
る際に、隣接画素間の輝度信号の信号レベルの差が大き
い高周波帯域では、その補正手段を狭帯域に自動設定し
て輝度信号を補正できるようにすると共に、その輝度信
号の信号レベルの差が小さい低周波帯域では補正手段を
広帯域に自動設定して輝度信号を補正できるようにした
ものである。
【0014】このビデオ信号処理装置100は画像のビ
デオ信号から得られた輝度信号Yinを補正してその画像
の輪郭を強調するものである。ビデオ信号処理装置10
0には図1に示す入力端子11が設けられる。入力端子
11には検出手段としてのレベル検出回路12が接続さ
れ、画像の輝度信号Yinの信号レベルが検出される。こ
のレベル検出回路12には演算手段として係数演算ブロ
ック13が接続され、このレベル検出回路12による輝
度信号Yinの信号レベルに応じた補正係数として、例え
ば、n個のフィルタ係数K1,K2・・・Knが演算さ
れる。この係数演算ブロック13には補正手段14が接
続され、この係数演算ブロック13によるフィルタ係数
K1,K2・・・Knに基づいて輝度信号Yinが補正さ
れる。この例では、画像の隣接画素間の輝度信号Yinの
信号レベルの差に応じたフィルタ係数K1,K2・・・
Knが補正手段14に自動可変設定される。更にこの例
では、レベル検出回路12内に利得決定手段15が設け
られ、そのレベル検出回路12によって検出された画像
の輝度信号Yinの信号レベルに基づいて補正手段14の
ゲイン(利得)が決定される。例えば、補正手段14内
に増幅回路が設けられ、この利得決定手段15によるゲ
インに基づいてその増幅回路の増幅度がゲインコントロ
ール(制御)される。補正手段14には出力端子16が
接続され、補正後の輝度信号Youtが次段の信号処理回
路に出力される。
【0015】次に、ビデオ信号処理装置100の動作を
説明する。この例では、画像のビデオ信号から得られた
輝度信号Yinを補正してその画像の輪郭を強調すること
を前提とする。例えば、カラー画像のビデオ信号から分
離された輝度信号Yinが図1に示すレベル検出回路12
及び補正手段14に入力される。
【0016】このレベル検出回路12では画像の隣接画
素間の輝度信号Yinの信号レベルの差を検出することに
よって、例えば、輝度信号Yinの信号レベルが高周波帯
域であるか、又は、その輝度信号Yinの信号レベルが低
周波帯域であるかが検出される。この際の輝度信号Yin
が高周波帯域であるか、又は、それが低周波帯域である
かの情報はレベル検出情報DEPとなる。
【0017】一方で、その輝度信号Yinのレベル検出情
報DEPが係数演算ブロック13に出力される。他方で、
レベル検出回路12内の利得決定手段15によってその
輝度信号Yinの信号レベルに基づいて補正手段14のゲ
イン(利得)が決定される。例えば、隣接画素間の輝度
信号Yinの信号レベルの差が大きい高周波帯域である場
合、又は、その輝度信号Yinの信号レベルの差が小さい
低周波帯域である場合に応じてゲインを決定する。利得
決定手段15によって決定されたゲインはゲイン制御信
号Gcとなって補正手段14に出力される。
【0018】また、レベル検出回路12からレベル検出
情報DEPを入力した係数演算ブロック13では、その輝
度信号Yinの信号レベルに応じたn個のフィルタ係数K
1,K2・・・Knが演算される。このとき、画像の隣
接画素間の輝度信号Yinの信号レベルの差が大きい高周
波帯域及びその輝度信号Yinの信号レベルの差が小さい
低周波帯域に応じたフィルタ係数K1,K2・・・Kn
が演算される。演算後のフィルタ係数K1,K2・・・
Knは補正手段14に出力される。これにより、画像の
隣接画素間の輝度信号Yinの信号レベルの差が大きい高
周波帯域及びその輝度信号Yinの信号レベルの差が小さ
い低周波帯域に応じたフィルタ係数K1,K2・・・K
nを補正手段14に自動可変設定することができる。
【0019】従って、補正手段14ではn個のフィルタ
係数K1,K2・・・Knに基づいて輝度信号Yinを補
正するための輪郭補正信号が作成される。この例では補
正手段14内に設けられた、輪郭補正信号を増幅するた
めの増幅回路の増幅度が、利得決定手段15によるゲイ
ン制御信号Gcに基づいてゲインコントロールされる。
ゲインコントロール後の輪郭補正信号AP’は元の輝度
信号Yin’に加算される。補正後の輝度信号Youtが次
段の信号処理回路に出力される。
【0020】このように本実施の形態によれば、画像の
ビデオ信号から得られた輝度信号Yinの信号レベルが検
出されると、係数演算ブロック13では、その輝度信号
Yinの信号レベルに応じたフィルタ係数K1,K2・・
・Knが演算されるので、補正手段14では、係数演算
ブロック13によって自動可変設定された画像の隣接画
素間の輝度信号Yinの信号レベルの差に応じたフィルタ
係数K1,K2・・・Knに基づいて輝度信号Yinを補
正することができる。
【0021】従って、隣接画素間の輝度信号Yinの信号
レベルの差が大きい高周波帯域では、補正手段14を狭
帯域に自動設定して輝度信号Yinを補正できる。反対
に、その輝度信号Yinの信号レベルの差が小さい低周波
帯域では補正手段14を広帯域に自動設定して輝度信号
Yinを補正できる。これにより、従来方式に比べて、よ
り一層高精度に画像輪強調補正を行なうことができる。
【0022】(2)応用例 続いて、図2〜図6を参照しながら、ビデオ信号処理装
置100を応用したビデオカメラについて説明する。図
2はビデオカメラ200のカラー信号処理系の構成例を
示すブロック図である。この例ではビデオカメラ200
に輪郭強調用の補正システム20が設けられ、この補正
システム20にビデオ信号処理装置100が応用される
ものである。
【0023】このビデオカメラ200には従来方式と同
様に図2に示す結像レンズ21が設けられ、被写体から
の入射光が結像される。結像レンズ21の後段には3つ
のプリズム22A〜22Cが設けられ、プリズム22A
によって赤色光が分光され、プリズム22Bによって緑
色光が分光され、プリズム22Cによって青色光がそれ
ぞれ分光される。
【0024】また、プリズム22Aの後段には赤色用の
撮像素子(Rch−CCD)23Aが設けられ、赤色光を
受光して光電変換した赤色取得信号(以下単にR信号と
いう)が出力される。同様にして、プリズム22Bの後
段には緑色用の撮像素子(Gch−CCD)23Bが設け
られ、緑色光を受光して光電変換した緑色取得信号(以
下単にG信号という)が出力される。プリズム22Cの
後段には青色用の撮像素子(Bch−CCD)23Cが設
けられ、青色光を受光して光電変換した青色取得信号
(以下単にB信号という)が出力される。
【0025】各々の撮像素子23A〜23Cの出力段に
はR,G,B信号処理回路24が接続され、R,G,B
信号がコンポジット化して読み出すような処理がなされ
る。R,G,B信号処理回路24の出力段には、色信号
処理回路25及び輝度信号処理回路26が接続される。
色信号処理回路25ではコンポジット化されたR,G,
B信号が信号処理される。この色信号処理回路24は、
黒部分のシェーディング補正回路、低光量時撮影用の+
3dB、+6dB、・・・のゲインアップ回路、ホワイ
トバランス回路、ホワイトシェーディング補正用のゲイ
ンコントロール回路、フレア補正回路などから構成され
る。
【0026】また、輝度信号処理回路26ではコンポジ
ット化されたR,G,B信号から輝度信号Yinを分離す
る、いわゆる、Y/C分離処理が行われる。輝度信号処
理回路26の出力段には、輪郭強調用の補正システム2
0が接続され、R,G,B信号の輝度信号Yinに対応し
た最適な帯域フィルタで輪郭補正信号が生成され、この
輪郭補正信号に基づいてその輝度信号Yinが補正され
る。補正後の輝度信号Youtは電子ビューファインダ回
路などに出力される。この補正システム20に本発明の
ビデオ信号処理装置100が応用される。
【0027】図3は輪郭強調用の補正システム20の構
成例を示すブロック図である。図3に示す補正システム
20の入力端子11は輝度信号処理回路26の出力に接
続され、その出力端子16は電子ビューファインダ回路
などに接続される。入力端子11にはレベル検出回路1
2が接続され、画像の隣接画素間の輝度信号Yinの信号
レベルの差が検出される。このレベル検出回路12には
係数演算ブロック13が接続され、このレベル検出回路
12による輝度信号Yinの信号レベルの差に応じた補正
係数、例えば、5個のフィルタ係数K1,K2・・・K
5が演算される。この係数演算ブロック13には補正手
段14が接続され、この係数演算ブロック13によるフ
ィルタ係数K1,K2・・・K5に基づいて輝度信号Y
inが補正される。
【0028】この補正手段14は遅延回路41、帯域フ
ィルタ42、アンプ43及び加算回路44を有する。入
力端子11には遅延回路41が接続され、原信号である
画像の輝度信号Yinを遅延して出力タイミングが揃えら
れる。この遅延回路41の出力段には、出力端子16を
有した加算回路44が接続される。一方、入力端子11
には帯域フィルタ42が接続され、係数演算ブロック1
3から出力された5つのフィルタ係数K1〜K5に応じ
て特定の周波数帯域の輝度信号Yinを通過させるように
なされている。
【0029】この例で帯域フィルタ42はトランスバー
サルフィルタ(有限長インパルス応答回路)を構成し、
4つの遅延素子52、54、56、58と、5つの乗算
回路51、53、55、57、59と、1つのフィルタ
用の加算回路60とを有している。この例では、画像の
隣接画素間の輝度信号Yinの信号レベルの差に応じたフ
ィルタ係数K1が乗算回路51に自動可変設定され、同
様にして、フィルタ係数K2が乗算回路53に自動可変
設定され、フィルタ係数K3が乗算回路55に自動可変
設定され、フィルタ係数K4が乗算回路57に自動可変
設定され、フィルタ係数K5が乗算回路59に自動可変
設定される。
【0030】つまり、入力端子11には係数演算ブロッ
ク13からフィルタ係数K1が供給される乗算回路51
が接続され、そのフィルタ係数K1と輝度信号Yinとが
乗算される。乗算回路51の乗算結果は加算回路60に
出力される。その入力端子11には遅延素子52が接続
され、輝度信号Yinが所定のタイミング、例えば、垂直
方向に対するアパーチャコントロールの場合には1水平
期間(H)だけ遅延される。水平方向に対するアパーチ
ャコントロールの場合には1サンプル期間(D)だけ遅
延される。遅延素子52の出力段には、同様にして、フ
ィルタ係数K2が供給される乗算回路53が接続され、
そのフィルタ係数K2と遅延素子52の出力である輝度
信号Yinとが乗算される。乗算回路53の乗算結果は加
算回路60に出力される。
【0031】同様にして、その遅延素子52の出力段に
は遅延素子54が接続され、輝度信号Yinが所定のタイ
ミング、例えば、更に1水平期間(H)だけ遅延され
る。遅延素子54の出力段には、フィルタ係数K3が供
給される乗算回路55が接続され、そのフィルタ係数K
3と遅延素子54の出力である輝度信号Yinとが乗算さ
れる。乗算回路55の乗算結果は加算回路60に出力さ
れる。
【0032】また、遅延素子54の出力段には遅延素子
56が接続され、輝度信号Yinが所定のタイミング、例
えば、更に1水平期間(H)だけ遅延される。遅延素子
56の出力段には、フィルタ係数K4が供給される乗算
回路57が接続され、そのフィルタ係数K4と遅延素子
56の出力である輝度信号Yinとが乗算される。乗算回
路57の乗算結果は加算回路60に出力される。
【0033】更に、遅延素子56の出力段には遅延素子
58が接続され、輝度信号Yinが所定のタイミング、例
えば、更に1水平期間(H)だけ遅延される。遅延素子
58の出力段には、フィルタ係数K5が供給される乗算
回路59が接続され、そのフィルタ係数K5と遅延素子
58の出力である輝度信号Yinとが乗算される。乗算回
路59の乗算結果は加算回路60に出力される。各々の
遅延素子52、54、56、58にはタップ付きの遅延
線などを使用する。
【0034】従って、加算回路60では5つの乗算回路
51、53、55、57、59の出力が加算され、その
加算結果がその帯域フィルタ42の出力、すなわち、輪
郭補正信号APとしてアンプ43に出力される。その輪
郭補正信号APはゲイン制御信号Gcに基づいてアンプ
43によって増幅される。アンプ43の出力段には加算
回路44が接続され、アンプ43の出力(輪郭補正信号
AP’)と遅延回路41の出力(輝度信号Yin’)とが
加算される。この加算後の輝度信号Youtが、補正後の
画像の輪郭を強調した輝度信号となる。
【0035】次に、ビデオ信号処理装置100を応用し
たビデオカメラ200の動作を説明する。図4は輪郭強
調用の補正システム20の動作例を示すフローチャート
である。この例では、輝度信号処理回路26でカラー画
像のR,G,B信号から分離された輝度信号Yinに関し
て、その画像の輪郭を強調するために、4個のH遅延素
子52、54、56、58を用いた帯域フィルタ42を
使用することを前提とする。
【0036】例えば、カラー画像のR,G,B信号から
分離した輝度信号Yinが輝度信号処理回路26からレベ
ル検出回路12及び補正手段14に入力されると、ま
ず、ステップP1で帯域フィルタ42で使用するフィル
タ係数K1〜K5が決定される。このフィルタ係数の決
定は画像の輪郭を強調する箇所の周波数帯域を得るため
である。これと共に、最適な輪郭補正信号APを得るた
めに、アンプ43のゲインが決定される。具体的には、
レベル検出回路12で画像の隣接画素間の輝度信号Yin
の信号レベルの差を検出することによって、例えば、輝
度信号Yinの信号レベルが高周波帯域であるか、又は、
その輝度信号Yinの信号レベルが低周波帯域であるかが
検出される。
【0037】この際の輝度信号Yinの信号レベルが低周
波帯域であるか、高周波帯域であるかの検出に関して
は、ユーザの任意の設定による。例えば、隣合った画素
の輝度信号Yinの信号レベルの差分を演算し、その絶対
値が一定値以上となる場合には、高周波帯域であると判
別し、それがある一定値以下ならば、低周波帯域という
ように判別するものである。この例の判別結果として
は、高周波帯域の場合が「1」であり、低周波帯域の場
合が「0」である。この判別結果「1」又は「0」がレ
ベル検出情報DEPである。
【0038】従って、一方で、輝度信号Yinのレベル検
出情報DEPが係数演算ブロック13に出力され、他方
で、レベル検出回路12内の利得決定手段15によって
その輝度信号Yinの信号レベルに基づいてアンプ43の
ゲイン(利得)が決定される。
【0039】この利得決定手段15では隣接画素間の輝
度信号Yinの信号レベルの差が大きい高周波帯域である
場合、又は、その輝度信号Yinの信号レベルの差が小さ
い低周波帯域である場合に応じてゲインを決定する。利
得決定手段15によって決定されたゲインはゲイン制御
信号Gcとなってアンプ43に出力される。
【0040】また、レベル検出回路12からレベル検出
情報DEPを入力した係数演算ブロック13では、その輝
度信号Yinの信号レベルに応じた5個のフィルタ係数K
1,K2・・・K5が演算される。このとき、画像の隣
接画素間の輝度信号Yinの信号レベルの差が大きい高周
波帯域及びその輝度信号Yinの信号レベルの差が小さい
低周波帯域に応じたフィルタ係数K1,K2・・・K5
が演算される。演算後のフィルタ係数K1〜K5は5つ
の乗算回路51、53、55、57、59に出力され
る。これにより、画像の隣接画素間の輝度信号Yinの信
号レベルの差が大きい高周波帯域及びその輝度信号Yin
の信号レベルの差が小さい低周波帯域に応じたフィルタ
係数K1,K2・・・K5を乗算回路51、53、5
5、57、59に自動可変設定することができる。
【0041】この例の補正システム20では、Xの値が
「0」の場合が低周波帯域であり、「1」の場合が高周
波帯域である。そして、乗算回路51のフィルタ係数K
1を−Xとし、乗算回路53のフィルタ係数K2を−
(1−X)とし、乗算回路55のフィルタ係数K3を2
とし、乗算回路57のフィルタ係数K4を−(1−X)
とし、乗算回路59のフィルタ係数K5を−Xとする。
【0042】従って、この補正システム20に、隣接画
素間の輝度信号Yinの信号レベルの差が大きい高周波帯
域の輝度信号Yinが入力されると、係数演算ブロック1
3から各々の乗算回路51、53、55、57、59に
X=1が出力される。これにより、乗算回路51のフィ
ルタ係数K1は−1となり、乗算回路53のフィルタ係
数K2は0となり、乗算回路57のフィルタ係数K4は
0となり、乗算回路59のフィルタ係数K5は−1とな
る。乗算回路55のフィルタ係数K3は2である。
【0043】このフィルタ係数K1〜K5が決定される
と、帯域フィルタ42の中心周波数f0、半値幅W1が
決まる。例えば、帯域フィルタ42の伝達関数をH
(Z)とすると、式(1)、すなわち、 H(Z)=K1+K2Z-1+K3Z-2 +K4Z-3 +K5Z-4・・・(1) となる。
【0044】ここで、隣接する画素のデータ間隔(サン
プリング周期)をTとし、輝度信号Yinの角周波数をω
としたときの、帯域フィルタ42の周波数応答H(j
ω)は、次式(2)となる。
【0045】
【数1】
【0046】従って、帯域フィルタ42の周波数応答H
(jω)は振幅と位相で表現でき、中心周波数f0、半
値幅W1が決定できる。
【0047】この帯域フィルタ42の中心周波数f0、
半値幅W1が決まると、ステップP2で中心周波数f
0、半値幅W1でフィルタリング処理を実行する。具体
的には、各々の乗算回路51、53、55、57、59
において、所定タイミングを遅延した輝度信号Yinにそ
れぞれのフィルタ係数K1=−1、K2=0、K3=
2、K4=0、K5=−1が乗算される。その後、加算
回路60で乗算回路51、53、55、57、59の出
力が全て加算される。その加算後には、ステップP3で
輪郭補正信号APを最適なゲインで増幅するために、加
算結果である輪郭補正信号APがアンプ43で増幅され
る。このアンプ43の増幅度は利得決定手段15からの
ゲイン制御信号Gcによって制御される。
【0048】その後、ステップP4で輝度信号Yinと増
幅後の輪郭補正信号AP’とを加算し、補正後の輝度信
号Yout’とする。この際に、アンプ43の出力(輪郭
補正信号AP’)と遅延回路41の出力(輝度信号You
t’)とが加算回路44によって加算される。この例で
は、帯域フィルタ42の遅延時間と揃えるために、増幅
後の輪郭補正信号AP’が4水平周期(4H)だけ遅延
された輝度信号Yin’に加算される。その後、ステップ
P5で加算後の画像の輪郭を強調した輝度信号Youtが
加算回路44から電子ビューファインダ回路などに出力
される。
【0049】なお、図5は輝度信号の高周波帯域に対す
る帯域フィルタ42のゲイン−周波数特性例を示す図で
ある。図5において、横軸は帯域フィルタ42が取り扱
う周波数であり、最大周波数で正規化したものである。
縦軸は輪郭補正信号APを増幅するアンプ43のゲイン
である。f0は帯域フィルタ42が扱う周波数の中心周
波数である。この際の帯域フィルタ42の半値幅W1は
ゲインが1/2になる部分を結んだ帯域幅である。
【0050】また、図4に戻って補正システム20に隣
接画素間の輝度信号Yinの信号レベルの差が小さい低周
波帯域の輝度信号Yinが入力されると、ステップP1で
係数演算ブロック13から各々の乗算回路51、53、
55、57、59にX=0が出力される。従って、乗算
回路51のフィルタ係数K1は0となり、乗算回路53
のフィルタ係数K2は−1となり、乗算回路57のフィ
ルタ係数K4は−1となり、乗算回路59のフィルタ係
数K5は0となる。乗算回路55のフィルタ係数K3は
2である。
【0051】このフィルタ係数K1〜K5が決定される
と、帯域フィルタ42の中心周波数f0、半値幅W2が
決まるので、ステップP2で中心周波数f0、半値幅W
2でフィルタリング処理を実行する。具体的には、各々
の乗算回路51、53、55、57、59で所定タイミ
ングを遅延した輝度信号Yinにそれぞれのフィルタ係数
K1=0、K2=−1、K3=2、K4=−1、K5=
0が乗算される。
【0052】その後、加算回路60で乗算回路51、5
3、55、57、59の出力が全て加算される。その加
算後には、ステップP3で輪郭補正信号APを最適なゲ
インで増幅するために、ゲイン制御信号Gcによってア
ンプ43がゲインコントロールされる。
【0053】その後、ステップP4で輝度信号Yinと増
幅後の輪郭補正信号APとを加算し、補正後の輝度信号
Youtとする。この際に、アンプ43の出力と遅延回路
41の出力とが加算回路44によって加算される。その
後、ステップP5で加算後の画像の輪郭を強調した輝度
信号Youtが加算回路44から出力される。
【0054】なお、図6は輝度信号の低周波帯域に対す
る帯域フィルタ42のゲイン−周波数特性例を示す図で
ある。図6において、横軸は帯域フィルタ42が取り扱
う周波数であり、最大周波数で正規化したものである。
縦軸は輪郭補正信号APを増幅するアンプ43のゲイン
である。f0は中心周波数である。この際の帯域フィル
タ42の半値幅W2はゲインが1/2になる部分を結ん
だ帯域幅である。図6に示す半値幅W2は図5に示す帯
域幅W1比べて広くなっている。
【0055】従って、輝度信号Yinが高周波帯域の場合
には、図6に示す半値幅W2に比べて図5に示す半値幅
W1のように狭くした帯域フィルタ42に輝度信号Yin
を通す。これにより、輝度信号Yinに最適な輪郭補正信
号APを作成することができ、この輪郭補正信号APに
基づいて画像の輪郭強調補正を行なうことができる。
【0056】このように本実施形態としてのビデオ信号
処理装置100を応用したビデオカメラ200によれ
ば、カラー画像のR,G,B信号から得られた輝度信号
Yinの隣接画素間の信号レベルの差が検出されると、係
数演算ブロック13では、その輝度信号Yinの信号レベ
ルの差に応じたフィルタ係数K1,K2・・・K5が演
算されるので、輝度信号Yinの信号レベルの差に応じた
帯域フィルタ42の中心周波数f0及び半値幅W1、W
2を最適に設定することができる。
【0057】従って、帯域フィルタ42では、係数演算
ブロック13によって自動可変設定された画像の隣接画
素間の輝度信号Yinの信号レベルの差に応じたフィルタ
係数K1,K2・・・K5に基づいて輝度信号Yinを補
正することができる。この例では、隣接画素間の輝度信
号Yinの信号レベルの差が大きい高周波帯域では、帯域
フィルタ42を狭帯域に自動設定して輝度信号Yinを補
正できる。反対に、その輝度信号Yinの信号レベルの差
が小さい低周波帯域では帯域フィルタ42を広帯域に自
動設定して輝度信号Yinを補正できる。
【0058】これにより、隣接画素間の輝度信号Yinの
信号レベルの差が大きい高周波帯域において、被写体の
背景画像と本体画像との輪郭を自然に表現することがで
き、非常に見やすい高画質な画像を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像のビデオ信号から得られた輝度信号を補正してその
画像の輪郭を強調する際に、その隣接画素間の輝度信号
の信号レベルの差に応じて演算された補正係数を補正手
段に自動可変設定するようになされたものである。
【0060】この構成によって、隣接画素間の輝度信号
の信号レベルの差が大きい高周波帯域では、補正手段を
狭帯域に設定して輝度信号を補正できる。反対に、その
輝度信号の信号レベルの差が小さい低周波帯域では補正
手段を広帯域に設定して輝度信号を補正できる。これに
より、従来方式に比べて帯域フィルタの半値幅や中心周
波数を自動可変設定できるので、より一層高精度に画像
輪郭強調補正を行なうことができる。
【0061】この発明は、ビデオカメラなどの画質向上
のために必要な輪郭強調用の補正システムに適用して極
めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としてのビデオ信号処理装置
100の構成例を示すブロック図である。
【図2】ビデオ信号処理装置100を応用したビデオカ
メラ200のカラー信号処理系の構成例を示すブロック
図である。
【図3】ビデオカメラ200の輪郭強調用の補正システ
ム20の構成例を示すブロック図である。
【図4】その補正システム20の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図5】その帯域フィルタ42のゲイン対周波数の関係
例(高周波帯域)を示す周波数特性図である。
【図6】その帯域フィルタ42のゲイン対周波数の関係
例(低周波帯域)を示す周波数特性図である。
【図7】従来方式の輪郭強調用の補正システム10の構
成例を示すブロック図である。
【図8】Aは輝度信号Yin、Bは輪郭補正信号AP、C
は補正後の輝度信号Youtの波形例を示す図である。
【符号の説明】
12・・・レベル検出回路(検出手段)、13・・・係
数演算ブロック(演算手段)、14・・・補正手段、1
5・・・利得決定手段、20・・・輪郭強調用の補正シ
ステム、21・・・結像レンズ、22A〜22C・・・
プリズム、23A〜23C・・・CCD、24・・・
R,G,B信号処理回路、25・・・色信号処理回路、
26・・・輝度信号処理回路、41・・・遅延回路、4
2・・・帯域フィルタ、43・・・アンプ、44,60
・・・加算回路、51,53,55,57,59・・・
乗算回路、52,54,56,58・・・遅延素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA17 PA35 PA36 PA42 PA66 PA67 RB03 RB08 XB03 5C066 AA01 BA20 CA06 EC02 GA05 KA12 KC05 KC11 KD02 KD06 KE02 KE03 KP02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像のビデオ信号から得られた輝度信号
    を補正して該画像の輪郭を強調するビデオ信号処理装置
    において、 前記画像の輝度信号の信号レベルを検出する検出手段
    と、 前記検出手段による前記輝度信号の信号レベルに応じた
    補正係数を演算する演算手段と、 前記演算手段による補正係数に基づいて前記輝度信号を
    補正する補正手段とを備え、 前記画像の隣接画素間の輝度信号の信号レベルの差に応
    じた補正係数を前記補正手段に自動可変設定するように
    なされたことを特徴とするビデオ信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段によって検出された前記画
    像の輝度信号の信号レベルに基づいて前記補正手段の利
    得を決定する利得決定手段が設けられることを特徴とす
    る請求項1記載のビデオ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記利得決定手段及び前記補正手段が設
    けられる場合であって、 前記補正手段に増幅回路が設けられ、 前記利得決定手段による利得値に基づいて前記増幅回路
    の増幅度を制御することを特徴とする請求項2記載のビ
    デオ信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像の輝度信号の信号レベルに応じ
    た複数のフィルタ係数を演算する演算手段が設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のビデオ信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のフィルタ係数を演算する演算
    手段が設けられる場合であって、 前記補正手段は、 画像の輝度信号を遅延して出力タイミングを揃える遅延
    回路と、 前記演算手段から出力されるフィルタ係数に応じて特定
    の周波数帯域の輝度信号を通過させる帯域フィルタと、 前記帯域フィルタの出力を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路の出力と前記遅延回路の出力とを加算する
    加算回路とを有し、 前記加算回路は、 補正後の画像の輪郭を強調した輝度信号を出力すること
    を特徴とする請求項4記載のビデオ信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記演算手段及び帯域フィルタが設けら
    れる場合であって、 前記帯域フィルタは、 輝度信号を所定のタイミングだけ遅延する遅延素子と、 前記演算手段から出力されるフィルタ係数と前記遅延素
    子によって遅延された所定のタイミングの輝度信号とを
    乗算する乗算回路が複数と、 前記乗算回路の全ての出力を加算するフィルタ用の加算
    回路とを有することを特徴とする請求項5記載のビデオ
    信号処理装置。
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