JP2006339052A - コネクタ挿入検査方法並びに制御基板及びこれを備える電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コネクタの挿入の信頼性を向上させることができるコネクタ挿入検査方法を提供する。
【解決手段】 冷蔵庫の製品組立時において、まず始めに作業者がコネクタC9及びC10のコネクタ挿入とコネクタC5及びC6のコネクタ挿入とを行い、電源プラグP1を電源コンセント(不図示)に挿入することで、マイコンMP1に電力が供給される。マイコンMP1が動作を開始した後、作業者は、コネクタC11及びC12のコネクタ挿入、コネクタC1及びC2のコネクタ挿入、コネクタC7及びC8のコネクタ挿入、コネクタC3及びC4のコネクタ挿入を順次行う。このとき、マイコンMP1がコネクタを介して接続される電装部品からの入力信号を検知し、前記検知があればマイコンMP1の制御によりブザーB1が前記コネクタの挿入が良好である旨の報知を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、挿入側コネクタの受け側コネクタへの挿入(以下、「コネクタの挿入」ともいう)の良否を検査するコネクタ挿入検査方法並びにコネクタを介して電装部品と配線接続される制御基板及びこれを備える電気機器に関する。
挿入側コネクタと受け側コネクタの導電端子同士の接触不良を防止する技術が従来から開発されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1で提案されている挿入側コネクタ及び受け側コネクタは、挿入側コネクタと受け側コネクタの嵌合前の突き当て状態では導電端子同士が離間して電気的に導通せず、挿入側コネクタと受け側コネクタの嵌合により導電端子間の接続がおこなわれる構造である。かかる構造により、挿入側コネクタと受け側コネクタの導電端子同士の接触不良を防止することができる。
また、両端にコネクタが装着されたワイヤーハーネスの接続仕様を検査するワイヤーハーネス検査装置が開発されている(例えば、特許文献2を参照)。かかるワイヤーハーネス検査装置を用いた検査を行うことにより、両端にコネクタが装着されたワイヤーハーネスの信頼性が向上する。
特開2004−69241号公報 特開平8−146070号公報
しかしながら、特許文献1で提案されている挿入側コネクタ及び受け側コネクタを用いた場合、作業者がコネクタの挿入を行うときに、挿入側コネクタと受け側コネクタが嵌合前の突き当て状態であるのか嵌合状態であるのかを作業者が確認することが困難であった。このため、コネクタの挿入不良が発生する可能性があった。かかるコネクタの挿入不良は、挿入側コネクタと受け側コネクタの導電端子同士の接触不良を引き起こすおそれはないものの、挿入側コネクタと受け側コネクタを具備する電気機器自体としての不良(動作不良)を引き起こすという問題があった。例えば、挿入側コネクタと受け側コネクタを具備する電気機器が冷蔵庫である場合、挿入側コネクタ及び受け側コネクタが冷蔵庫の庫内奥部における冷却器部や本体底部の機械室内などの狭くて作業がしにくい場所に設置されていることから、上記問題が発生しやすかった。
また、特許文献1で提案されている挿入側コネクタ及び受け側コネクタを用いた場合、作業者がコネクタの挿入を忘れるおそれがあった。かかるコネクタの挿入忘れは、挿入側コネクタと受け側コネクタを具備する電気機器自体としての不良(動作不良)を引き起こすという問題があった。
また、特許文献2で提案されているワイヤーハーネス検査装置を用いた検査によると、両端にコネクタが装着されたワイヤーハーネスの信頼性の向上を図ることはできるが、コネクタの挿入不良やコネクタの挿入忘れの低減を図ることはできなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、コネクタの挿入の信頼性を向上させることができるコネクタ挿入検査方法並びに制御基板及びこれを備える電気機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係るコネクタ挿入検査方法は、制御回路に電力を供給し、前記制御回路がコネクタを介して接続される電装部品からの入力信号を検知し、前記検知があれば報知手段が前記コネクタの挿入が良好である旨の報知を行うようにしている。
このような検査方法によると、電気機器の製品組立時にコネクタの挿入が正常になされたことが作業者に報知されるので、作業者の注意を喚起する事ができ、コネクタの挿入不良を低減するができる。また、作業者が報知回数(例えばブザーが鳴った回数)を確認することで、コネクタの挿入忘れを低減することができる。また、コネクタの挿入忘れをより確実に低減する観点から、前記制御回路が、製品組立におけるコネクタの挿入回数を予め記憶しておき、報知回数が予め記憶しているコネクタの挿入回数に達するとその旨を報知するようにしてもよい。上記のようにコネクタの挿入不良やコネクタの挿入忘れを低減することができるので、本発明に係るコネクタ挿入検査方法によると、コネクタの挿入の信頼性を向上させることができる。
また、上記目的を達成するために本発明に係る制御基板は、コネクタと、前記コネクタを介して接続される電装部品に対して入出力を行う制御回路と、前記制御回路によって制御される報知手段とを備える制御基板であって、前記制御回路は、前記電装部品から供給される入力信号を検知すると、前記報知手段に報知を行わせるようにしている。
このような構成によると、電気機器の製品組立時にコネクタの挿入が正常になされたことが作業者に報知されるので、作業者の注意を喚起する事ができ、コネクタの挿入不良を低減するができる。また、作業者が報知回数(例えばブザーが鳴った回数)を確認することで、コネクタの挿入忘れを低減することができる。また、コネクタの挿入忘れをより確実に低減する観点から、前記制御回路が、製品組立におけるコネクタの挿入回数を予め記憶しておき、報知回数が予め記憶しているコネクタの挿入回数に達するとその旨を報知するようにしてもよい。上記のようにコネクタの挿入不良やコネクタの挿入忘れを低減することができるので、本発明に係る制御基板によると、コネクタの挿入の信頼性を向上させることができる。
また、上記構成の制御基板において、前記制御回路が、動作開始時に、前記制御回路にとっての入力信号が供給されているか否かを判定し、前記制御回路にとっての入力信号が全く供給されていなければ製品の組立時であると判断し、製品の組立時であると判断した場合、前記コネクタに対してAC100Vの出力を行わないにしてもよい。例えば、前記制御回路が、製品の組立時でないと判断した場合、前記コネクタの所定の導電端子間にAC100Vの出力を行い、製品の組立時であると判断した場合、前記コネクタの所定の導電端子間に出力する電圧をAC30V以下にするとよい。
このような構成によると、製品の組立時である場合は前記コネクタからAC100Vが出力されないので、製品の組立時における作業者の安全を確保することができる。
また、上記目的を達成するために本発明に係る電気機器は、上記いずれかの構成の制御基板と、前記制御基板にコネクタ接続される電装部品とを備える構成とする。
このような構成によると、電気機器内の配線接続に用いられるコネクタの挿入の信頼性を向上させることができる。
また、上記構成の電気機器において、前記制御基板が具備する制御回路にとっての入力信号を前記制御回路に対して供給しない電装部品のみが製品組立時の所定のコネクタ接続によって前記制御回路に接続される場合、所定のコネクタ接続に伴って疑似入力信号を前記制御回路に供給する疑似入力信号供給手段を備えるようにしてもよい。
このような構成によると、前記制御基板が具備する制御回路にとっての入力信号を前記制御回路に対して供給しない電装部品のみが製品組立時の所定のコネクタ接続によって前記制御回路に接続された場合でも、前記制御回路がコネクタの挿入を検知することができる。
本発明によると、コネクタの挿入の信頼性を向上させることができるコネクタ挿入検査方法並びに制御基板及びこれを備える電気機器を実現することができる。
本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。ここでは、冷蔵庫を例に挙げて説明する。本発明に係る冷蔵庫の配線仕様の一例を図1に示す。本発明に係る冷蔵庫は、制御基板CS1と、複数の電装部品(ファンモータM1、温度フューズF1、サーミスタT1及びT2、ヒータH1及びH2、庫内灯L1、ドアスイッチSW1、並びに圧縮器CP1)と、電源プラグP1と、コネクタC1〜C8、C10、及びC12とを備えている。そして、制御基板CS1は、コネクタC9及びC11と、コネクタC9及びC11の各導電端子が電気的に接続されているマイクロコンピュータMP1と、マイクロコンピュータMP1によって制御されるブザーB1と、ドアスイッチ入力回路(図1において不図示)とを備えている。なお、ドアスイッチSW1は、ドアの開閉によって状態が切り替わるスイッチであって、ドアの開成状態である場合は接点aと接点cが接続され、ドアの閉成状態である場合は接点aと接点bが接続される。
本発明に係る冷蔵庫においては、制御基板CS1と複数の電装部品とをワイヤーハーネスで結線するためにコネクタC1〜C12が用いられている。なお、冷蔵庫等の電気機器においては、低コスト化を図るために、一般に電装部品は取り付け場所毎に可能な限り1つのコネクタに集約して接続される。
コネクタC1の1番導電端子とファンモータM1の一端が電気的に接続されており、コネクタC1の2番導電端子とファンモータM1の他端が電気的に接続されており、コネクタC1の3番導電端子と温度フューズの一端が電気的に接続されており、コネクタC1の4番導電端子と温度フューズの他端が電気的に接続されており、コネクタC1の5番導電端子とサーミスタT1の一端が電気的に接続されており、コネクタC1の6番導電端子とサーミスタT1の他端が電気的に接続されている。
コネクタC2の1番導電端子とコネクタC6の6番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC2の2番導電端子とコネクタC8の1番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC2の3番導電端子とコネクタC6の1番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC2の4番導電端子とコネクタC4の1番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC2の5番導電端子とコネクタC6の8番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC2の6番導電端子とコネクタC6の9番導電端子が電気的に接続されている。
コネクタC3の1番導電端子とヒータH1の一端が電気的に接続されており、コネクタC3の2番導電端子とヒータH1の他端が電気的に接続されている。また、コネクタC3の12番導電端子とコネクタC3の13番導電端子が電気的に接続されている。
コネクタC4の2番導電端子とコネクタC6の7番導電端子が電気的に接続されている。また、コネクタC4の12番導電端子とコネクタC6の12番導電端子が電気的に接続されている。
コネクタC5の5番導電端子とコネクタC10の4番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC5の6番及び10番導電端子とコネクタC10の1番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC5の1番〜4番導電端子とコネクタC10の11番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC5の7番導電端子とコネクタC10の7番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC5の8番導電端子とコネクタC12の3番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC5の9番導電端子とコネクタC12の4番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC5の11番導電端子とコネクタC10の5番導電端子が庫内灯L1を介して電気的に接続され、コネクタC5の11番導電端子とコネクタC10の14番導電端子が電気的に接続されている。また、コネクタC5の12番導電端子とコネクタC10の12番導電端子が電気的に接続されている。
コネクタC6の5番導電端子と電源プラグP1の一端が電気的に接続されており、コネクタC6の4番導電端子と電源プラグP1の他端が電気的に接続されており、コネクタC6の10番導電端子と圧縮器CP1の一端が電気的に接続されており、コネクタC6の2番導電端子と圧縮器CP1の他端が電気的に接続されており、コネクタC6の3番導電端子とコネクタC8の3番導電端子が電気的に接続されており、コネクタC6の11番導電端子とコネクタC8の2番導電端子が電気的に接続されている。
コネクタC7の3番導電端子とドアスイッチSW1のa端子が電気的に接続されており、コネクタC7の1番導電端子とドアスイッチSW1のb端子が電気的に接続されており、コネクタC7の2番導電端子とドアスイッチSW1のc端子が電気的に接続されている。
コネクタC10の9番導電端子とヒータH2の一端が電気的に接続されており、コネクタC10の2番導電端子とヒータH2の他端が電気的に接続されている。
コネクタC12の1番導電端子とサーミスタT2の一端が電気的に接続されており、コネクタC12の2番導電端子とサーミスタT2の他端が電気的に接続されている。
コネクタC1とコネクタC2は、一対であって一方が受け側コネクタであり他方が挿入側コネクタでありコネクタの挿入が成されると同一番号の導電端子同士が電気的に接続される。コネクタC3とコネクタC4、コネクタC5とコネクタC6、コネクタC7とコネクタC8、コネクタC9とコネクタC10、コネクタC11とコネクタC12もそれぞれ同様に、一対であって一方が受け側コネクタであり他方が挿入側コネクタでありコネクタの挿入が成されると同一番号の導電端子同士が電気的に接続される。
上記構成の本発明に係る冷蔵庫の組立手順とその組立の際に実施されるコネクタ挿入検査方法について以下に説明する。
従来の冷蔵庫の製品組立は、通常、電源を切った状態で行われる。一方、本発明に係る冷蔵庫の製品組立は、製品に電源を一部供給し、マイクロコンピュータMP1が動作している状態で行われる。したがって、本発明に係る冷蔵庫の製品組立においては、まず始めに作業者がコネクタC9及びC10のコネクタ挿入とコネクタC5及びC6のコネクタ挿入とを行い、電源プラグP1を電源コンセント(不図示)に挿入する。これにより、コネクタC5及びC6の5番導電端子及び4番導電端子並びにコネクタC9及びC10の4番導電端子及び11番導電端子を介して電源プラグP1からマイクロコンピュータMP1に電力が供給され、マイクロコンピュータMP1が動作を開始する。
通常、製品状態ではマイクロコンピュータMP1は、動作を開始すると、コネクタC9の11番導電端子(グランド端子)−1番導電端子間からのAC100V出力をコネクタC9及びC11に入力されるマイクロコンピュータMP1にとっての入力信号の状態に応じてON/OFFする。しかしながら、製品組立時においても製品状態の場合と同様にコネクタC9の11番導電端子(グランド端子)−1番導電端子間からAC100Vを出力することは、作業者にとって危険でもあり、好ましくない。そこで、本実施形態においては、マイクロコンピュータMP1が、電力供給されてプログラムがスタート(リセットスタート)する毎に、コネクタC9及びC11に入力されるマイクロコンピュータMP1にとっての入力信号が有るか否かを判定し、マイクロコンピュータMP1にとっての入力信号が全くなければ製品の組立時であると判断する。そして、マイクロコンピュータMP1は、製品の組立時であると判断した場合、マイクロコンピュータMP1にとっての入力信号の状態にかかわらずコネクタC9の11番導電端子(グランド端子)−1番導電端子間からのAC100V出力を行わない。例えば、マイクロコンピュータMP1は、製品の組立時であると判断した場合、マイクロコンピュータMP1にとっての入力信号の状態にかかわらずコネクタC9の11番導電端子(グランド端子)−1番導電端子間からAC30V(安全定電圧)以下の電圧を出力するようにすればよい。
また、マイクロコンピュータMP1は、動作を開始すると、コネクタC11の1番導電端子−2番導電端子間、コネクタC11の3番導電端子−4番導電端子間、コネクタC9の2番導電端子−9番導電端子間、コネクタC9の7番導電端子−11番導電端子(グランド端子)間、コネクタC9の5番導電端子−11番導電端子(グランド端子)間、コネクタC9の12番導電端子−13番導電端子間にそれぞれ所定の電圧を印加する。
マイクロコンピュータMP1が動作を開始した後、作業者は、コネクタC11及びC12のコネクタ挿入、コネクタC1及びC2のコネクタ挿入、コネクタC7及びC8のコネクタ挿入、コネクタC3及びC4のコネクタ挿入を順次行う。このとき、マイクロコンピュータMP1は、コネクタの挿入を検知すると、ブザーB1を鳴らす。これにより、作業者に対してコネクタの挿入が正常になされたことを音によって報知することができる。作業者がコネクタの挿入を行ったつもりでも、コネクタの挿入が正常になされていなければブザーB1が鳴らないので、作業者はコネクタの挿入が失敗していることを認識することができる。
作業者によってコネクタC11及びC12のコネクタ挿入が正常に行われると、マイクロコンピュータMP1は、コネクタC11の1番導電端子−2番導電端子間に温度検出信号が入力されていることを検知し、この温度検出信号の入力検知によりコネクタC11及びC12のコネクタの挿入を検知して、ブザーB1を鳴らす。
その後、作業者によってコネクタC1及びC2のコネクタ挿入が正常に行われると、マイクロコンピュータMP1は、コネクタC11の3番導電端子−4番導電端子間に温度検出信号が入力されていることを検知し、この温度検出信号の入力検知によりコネクタC1及びC2のコネクタの挿入を検知して、ブザーB1を鳴らす。
更に、作業者によってコネクタC7及びC8のコネクタ挿入が正常に行われると、マイクロコンピュータMP1は、コネクタC9の14番導電端子にドア開信号が入力されていることをドアスイッチ入力回路(図1において不図示)から出力される信号により検知し、このドア開信号の入力検知によりコネクタC7及びC8のコネクタの挿入を検知して、ブザーB1を鳴らす。ここで、ドアスイッチ入力回路の構成例を図2に示す。図2に示すドアスイッチ入力回路1は、コネクタC9の4番導電端子C9−4、コネクタC9の14番導電端子C9−14、及びマイクロコンピュータMP1に接続されている。図2に示すドアスイッチ入力回路1は、ドア開時すなわちスイッチSW1が接点cを選択しているときに、AC100V電源2から電流が流れてマイクロコンピュータMP1にパルス信号を供給する回路となっているが、回路構成を変更することによりドア開時にマイクロコンピュータMP1にパルス信号を供給することも可能である。
最後に、作業者によってコネクタC3及びC4のコネクタ挿入が正常に行われると、マイクロコンピュータMP1は、コネクタC9の12番導電端子に疑似入力信号が入力されていることを検知し、この疑似入力信号の入力検知によりコネクタC3及びC4のコネクタの挿入を検知して、ブザーB1を鳴らす。ヒータH1のようにマイクロコンピュータMP1にとっての入力信号を出力しない電装部品にのみ接続されるコネクタに関しては、対となるコネクタに接続するハーネスを1組追加することで、マイクロコンピュータMP1がコネクタの挿入を検知することが可能となる。図1に示すように、ヒータH1にのみ接続されるコネクタC3と一対をなすコネクタC4に接続するハーネスを2本(コネクタC4の12番導電端子とコネクタC6の12番導電端子を接続するハーネス、コネクタC4の13番導電端子とコネクタC6の13番導電端子を接続するハーネス)追加し、コネクタC3の12番及び13番導電端子を短絡し、コネクタC3の12番導電端子から出力される信号がヒータH1から制御基板CS1に供給される疑似入力信号となるように配線する。
このように、本発明によると、電気機器の製品組立時にコネクタの挿入が正常になされたことが作業者に報知されるので、作業者の注意を喚起する事ができ、コネクタの挿入不良を低減するができる。また、作業者が報知回数(例えばブザーが鳴った回数)を確認することで、コネクタの挿入忘れを低減することができる。また、コネクタの挿入忘れをより確実に低減する観点から、マイクロコンピュータMP1が、製品組立におけるコネクタの挿入回数を予め記憶しておき、報知回数が予め記憶しているコネクタの挿入回数に達するとその旨を報知するようにしてもよい。本発明によると、上記のようにコネクタの挿入不良やコネクタの挿入忘れを低減することができるので、コネクタの挿入の信頼性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、コネクタの挿入が正常になされたことを制御基板CS1上のブザーB1で報知したが、ブザーの代りに制御基板上にLED等の発光手段を設けて光によって視覚的に報知することも可能である。もちろん、ブザー及び発光手段を同時に使用することも可能である。
は、本発明に係る冷蔵庫の配線仕様の一例を示す図である。 は、ドアスイッチ入力回路の構成例を示す図である。
符号の説明
1 ドアスイッチ入力回路
2 AC100V電源
B1 ブザー
C1〜C12 コネクタ
CP1 圧縮器
CS1 制御基板
F1 温度フューズ
H1、H2 ヒータ
L1 庫内灯
M1 ファンモータ
MP1 マイクロコンピュータ
P1 電源プラグ
SW1 ドアスイッチ
T1、T2 サーミスタ

Claims (6)

  1. 制御回路に電力を供給し、前記制御回路がコネクタを介して接続される電装部品からの入力信号を検知し、前記検知があれば報知手段が前記コネクタの挿入が良好である旨の報知を行うことを特徴とするコネクタ挿入検査方法。
  2. コネクタと、前記コネクタを介して接続される電装部品に対して入出力を行う制御回路と、前記制御回路によって制御される報知手段とを備える制御基板であって、
    前記制御回路は、前記電装部品から供給される入力信号を検知すると、前記報知手段に報知を行わせることを特徴とする制御基板。
  3. 前記制御回路が、動作開始時に、前記制御回路にとっての入力信号が供給されているか否かを判定し、前記制御回路にとっての入力信号が全く供給されていなければ製品の組立時であると判断し、製品の組立時であると判断した場合、前記コネクタに対してAC100Vの出力を行わない請求項2に記載の制御基板。
  4. 前記制御回路が、製品の組立時でないと判断した場合、前記コネクタの所定の導電端子間にAC100Vの出力を行い、製品の組立時であると判断した場合、前記コネクタの所定の導電端子間に出力する電圧をAC30V以下にする請求項3に記載の制御基板。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の制御基板と、前記制御基板にコネクタ接続される電装部品とを備えることを特徴とする電気機器。
  6. 前記制御基板が具備する制御回路にとっての入力信号を前記制御回路に対して供給しない電装部品のみが製品組立時の所定のコネクタ接続によって前記制御回路に接続される場合、所定のコネクタ接続に伴って疑似入力信号を前記制御回路に供給する疑似入力信号供給手段を備える請求項5に記載の電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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