JP2006337103A - 光学測定装置 - Google Patents

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貞雄 野田
Naoaki Noda
直昭 野田
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Abstract


【課題】 光の利用効率を高め、測定時間の短縮が可能な光学測定装置を提供する。
【解決手段】 マイクロレンズアレイ23と、ビームスプリッタ21と、ピンホールアレイ22と、を備えて構成される光走査部20を備え、マイクロレンズアレイ23に照射される平行光を、各マイクロレンズにて収束してピンホールアレイ22の対応するピンホールPを通過させた後に、対物レンズ13にて集光させて測定対象物Wに照射し、測定対象物Wからの正反射光が対物レンズ13を介してピンホールPを通過し、ビームスプリッタ21を透過した後に、マイクロレンズアレイ23を通さずに、結像レンズ16を介して撮像手段17の撮像面17Aに結像する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学測定装置に関する。
従来より測定対象物の表面形状を測定可能な形状測定装置が知られている。
この種のものには、特許文献1に示すように、平行光を投光する照明光学系1と、規則的に配列された多数のピンホールを有し、照明光学系1からの平行光が表面に照射される共焦点開口アレイ3と、前記平行光の進行方向と直交する方向に共焦点開口アレイ3を移動可能なリニアアクチュエータ9とを備えたものがある。
そして、照明光学系1から出射された平行光が共焦点開口アレイ3に照射されると、一部の光が共焦点開口アレイ3のピンホールを通過し、対物レンズ4により収束されて測定対象物に照射される。また、測定対象物で反射した光は、対物レンズ4を介してピンホールを通過し、ビームスプリッタに照射される。ビームスプリッタに照射された光は一部が反射して2次元CCD等からなる検出器7に照射されるようになっており、これにより測定対象物表面の照射位置における表面高さを測定できるようになっている。ここからリニアアクチュエータ9を駆動させると、共焦点開口アレイ3が側方に移動し、測定対象物表面に照射される光の位置が変わるから、検出器7の受光位置(具体的には、受光位置及び受光信号強度)に基づき測定対象物の2次元的な形状を測定できるようになっている。
特開2003−247817公報
しかしながら、上記構成では、照明光学系1から出射された平行光のうち、一部の光のみがピンホールを通過し、他の大半の光はピンホールアレイの表面にて反射するため、光の利用効率が悪くなっていた。また、2次元CCDのような撮像手段を用いて反射光を撮像する場合には、検出が可能となるだけの光量が必要になるが、ピンホールを通過する光のみでは撮像手段に到達する光の光量が弱くなる。したがって、共焦点開口アレイ3の移動速度が速い場合には、撮像手段に短時間のみしか照射されず測定可能な光量を得られないため、共焦点開口アレイ3の移動速度を遅くする必要があり、測定の高速化が困難となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、光の利用効率を高め、測定時間の短縮が可能な光学測定装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る光学測定装置は、平行光を投光する投光手段と、
前記投光手段からの平行光の照射領域に配され、前記平行光を収束する投光収束レンズ群と、
前記投光収束レンズ群の各投光収束レンズの略焦点位置に前記各投光収束レンズと対応するピンホールが配されるピンホールアレイと、
前記ピンホールを通過した光を測定対象物に集光させるとともに、前記測定対象物からの反射光を前記ピンホールに集光させる集光手段と、
前記投光収束レンズ群と前記ピンホールアレイとの間の光路に配され、前記ピンホールアレイを通過した前記反射光を前記投光収束レンズ群とは異なる方向に分岐させる光分岐手段と、
前記光分岐手段により前記投光収束レンズ群とは異なる方向に分岐された光を結像させる結像レンズと、
前記結像レンズからの光を撮像面上にて撮像する撮像手段と、
前記測定対象物と、前記集光手段にて前記測定対象物側に集光される光の焦点位置と、の前記ピンホールの軸方向における相対的な位置を変更可能な焦点位置変更手段と、
前記投光収束レンズ群と、前記光分岐手段と、前記ピンホールアレイと、を備えて構成される光走査部を、前記ピンホールの軸方向と直交する方向に移動可能な走査用移動手段と、
前記焦点位置変更手段及び前記走査用移動手段の駆動により変化する前記撮像手段に照射される光の焦点位置(具体的には、照射される光の受光位置及びその光強度)に基づいて前記測定対象物の形状を測定する測定手段と、を備える構成としたところに特徴を有する。
なお、「光分岐手段」には、光の照射時に実際に光を分割(分岐)するものに限らず、光を分割(分岐)せずに、ピンホールアレイを通過した反射光を投光収束レンズ群とは異なる方向に導く「導光手段」のように、光の経路を変えるものも含まれる。例えば、偏光光分岐手段(偏光ビームスプリッタ等)を用いて、特定の偏光(例えば、P偏光)を反射して光の経路を変え、他の偏光(例えば、S偏光)を透過するものであってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記投光手段及び前記投光収束レンズ群は、前記投光手段からの投光され前記投光収束レンズ群を透過した光が、前記光分岐手段にて略直交方向に光路が変更されるように配されているところに特徴を有する。つまり、投光光軸と平行な方向に光走査部が走査される。
具体的には、請求項1に記載のものにおいて、前記投光手段及び前記投光収束レンズ群は、前記投光手段からの投光され前記投光収束レンズ群を透過した光が、前記走査用移動手段による前記光走査部の移動方向に沿う方向から前記光分岐手段に照射され、前記光分岐手段にて略直交方向に光路が変更されて測定対象物Wに向かうとともに、前記測定対象物Wからの反射光は、前記光分岐手段を透過して撮像手段に照射されるように配されているところに特徴を有する構成としてもよい。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記投光手段は、
光を出射する光源と、
前記光源からの光のうちの光束中心部の光を発散させ、前記光束中心部以外の光を遮断するビーム成形手段と、
前記ビーム成形手段からの発散光を平行光にする光源側コリメータレンズと、を備えて構成されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記投光手段は、光を出射する光源と、前記光源からの光を、前記光源の光軸方向と直交する面において略長円形となるように前記光源からの発散された光を平行光にするビーム成形手段と、を備えて構成されるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記測定手段は、前記光走査部の移動開始から所定時間以上経過後に前記撮像手段に照射される光の焦点位置に基づいて前記測定対象物の形状を測定するところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記集光手段は、前記ピンホールを通過し前記測定対象物に向かう拡散光を平行光にする対物側コリメータレンズと、
前記ピンホールの軸方向に移動可能に構成され前記対物側コリメータレンズからの平行光を前記測定対象物上に集束させる対物レンズと、を備え、
前記焦点位置変更手段は、前記対物レンズを前記ピンホールの軸方向に移動にさせることにより、前記対物レンズにて集束される光の焦点位置を変更するところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
例えば、投光手段から平行光のままピンホールアレイに照射する構成とした場合には、投光手段から投光された平行光のうち、一部の光のみがピンホールを通過し、他の大部分の光はピンホールアレイの表面にて反射するため、光の利用効率が悪くなる。特に、2次元CCDのような撮像手段を用いて撮像する際には、撮像手段に照射される光量が少なくなると、測定に必要な電荷を蓄積するために要する時間が長くなるため、高速に測定することができない。しかしながら、本構成によれば、投光収束レンズ群にて収束された光がピンホールを通過するから光の利用効率を向上させることができるとともに、撮像手段に照射される光の光量の増加により、測定対象物の形状測定に必要な時間を短縮させることができる。
また、本構成によれば、ピンホールアレイを通過した反射光は、投光収束レンズ群とは異なる方向に導かれる(分岐される)から、反射光が投光収束レンズ群を通ることにより生じうる測定の誤りを防止できる。
<請求項2の発明>
投光手段及び投光収束レンズ群を、走査用移動手段の移動方向と直交する方向から光を投光するように配する場合には、光走査部の移動範囲(投光収束レンズ群の移動範囲)の全てが含まれるように、より広い範囲に投光手段から平行光を投光する必要がある。しかしながら、本構成によれば、投光手段及び投光収束レンズ群は、投光手段から投光され投光収束レンズ群を透過した光が、光分岐手段にて略直交方向に光路が変更されるように配される。即ち、走査用移動手段の移動方向に沿う方向から平行光が投光される(光走査部の移動方向は投光光軸と平行になる)ことにより、投光される平行光のうち、測定に利用されない無駄な部分に照射する光をなくすことが可能になるから、光の利用効率を向上させることができる。
<請求項3の発明>
本構成によれば、光束中心部の発散光が光源側コリメータレンズに入射されることにより、光源側コリメータレンズから出射される平行光の光強度分布の偏りを防止できる。
<請求項4の発明>
本構成によれば、例えば、光走査部における光の入射面が略長円形である場合に、光源からの光を効率よく光走査部(具体的には、投光収束レンズ群)に導くことができるから、測定に利用する光の利用効率を向上させることができる。
<請求項5の発明>
光走査部の移動開始直後は、移動速度が一定しないことが多いため、正確な形状の測定が行われないおそれがある。しかし、本構成によれば、光走査部の移動開始から所定時間以上経過後に撮像手段に照射される光の焦点位置に基づいて測定対象物の形状を測定するから、測定精度を向上させることができる。
<請求項6の発明>
本構成によれば、簡易な構成で、集光手段にて集光される光の焦点位置を変更することができる。また、ピンホールを通過し測定対象物に向かう拡散光が直接対物レンズに入射される構成とすると、対物レンズに至るまでに生じる拡散光の広がりに合わせた大きさの対物レンズを用いる必要があるが、本構成によれば、拡散光が対物レンズに至る前に対物側コリメータレンズで平行光とされるから、対物レンズに直接拡散光が入射される構成と比較して、小さい径の対物レンズを用いることが可能になる。
<実施形態1>
以下、本発明の光学測定装置の実施形態1について図面を参照しつつ説明する。
1.光学測定装置の構成
光学測定装置は、図1に示すように、レーザ光源11と、レーザ光源11から出射された光を平行光にするコリメータレンズ12と、コリメータレンズ12からの平行光の光軸に沿う方向(図1のX軸の正負の方向)に移動可能であって当該平行光を直交する方向に反射する光走査部20と、対物レンズ13からなり光走査部20からの光を測定対象物Wの表面に集光する集光手段と、を備えて構成されている。
そして、測定対象物Wの表面からの反射光は、対物レンズ13を介して光走査部20に入射するとともに、光走査部20を透過し、この透過した光が結像レンズ16により2次元CCDからなる撮像手段17の撮像面17Aに結像されるようになっている。これにより、測定対象物Wに照射される光の光軸中心と測定対象物Wからの反射光の光軸中心とが同軸になるとともに、コリメータレンズ12からの平行光の光軸中心と、光走査部20と測定対象物Wとの間の光軸中心とが直交する関係となる。また、光走査部20と測定対象物Wとの間の光軸中心がステージ15の面に対して垂直になっている。
そして、撮像手段17から出力される撮像面17Aの位置に応じた撮像信号は、制御部30に出力され、制御部30にて撮像信号に基づき測定対象物Wの表面形状を測定することができるようになっている。したがって、制御部30が本発明の「測定手段」に相当する。
光走査部20は、略直方体状をなし、一面から入射した光を透過光と反射光とに分岐するビームスプリッタ21(本発明の「光分岐手段」に相当)と、ビームスプリッタ21の対物レンズ13側の面に配され、複数のピンホールPが規則的に並んで形成されてなるピンホールアレイ22と、ビームスプリッタ21のコリメータレンズ12側の面に配(固定)され、複数のレンズが規則的並んでに配列されるマイクロレンズアレイ23(本発明の「収束レンズ群」に相当)と、から構成(一体的に構成)されている。
ピンホールアレイ22は、図2(A)に示すように、ビームスプリッタ21の下面にピンホールPの部分を残して蒸着が施されており、ビームスプリッタ21で反射してピンホールアレイ22に照射された平行光のうち、ピンホールPを通った光のみが対物レンズ13に照射されるようになっている。このピンホールPの配列は、同図のY軸方向のピンホールPの位置が重複しないように、所定数(同図では4個)だけX軸方向の位置を順次ずらして(P1〜P5)形成されており、所定数ずらした後に最初のX軸方向の位置に戻り(P1’)、再び所定数(同図では4個)だけX軸方向の位置を順次ずらすことにより所定数ごとに繰り返して形成されている。なお、隣接するピンホールP同士の間隔(同図x1,y1)は、隣接するピンホールPを通過した光同士が干渉しない間隔になっている。
マイクロレンズアレイ23は、各ピンホールPと対応する数のマイクロレンズ(収束レンズ)を有し、各マイクロレンズの焦点位置(ビームスプリッタ21での反射後の焦点位置)が対応するピンホールPの中心に位置するように、ビームスプリッタ21の側面(コリメータレンズ12側の側面)に固定されている。
ここで、マイクロレンズアレイ23の製造方法は、多数のレンズ成形用のくぼみが内部に形成された矩形の型に透明なレンズ材料を流し込むことにより矩形の板状のマイクロレンズアレイ23が形成されるようになっている。そして、マイクロレンズアレイ23の一面(図1の右面側)は、多数のマイクロレンズによる凹凸が形成されるとともに、他面(図1の左面側)は、水平な平滑面に加工されており、この平滑面をエポキシ樹脂等の接着剤によりビームスプリッタ21の右面(コリメータレンズ12側の面)に接着するようになっている。なお、マイクロレンズ表面には減反射コーティングがなされている。
これにより、コリメータレンズ12からの平行光は、マイクロレンズアレイ23に入射し、各マイクロレンズにて集光されつつビームスプリッタ21で反射し、各マイクロレンズと対応するピンホールPに集光される。
したがって、ピンホールアレイ22に直接平行光を入射させる場合よりもピンホールアレイ22の表面で反射する光(ピンホールPを通過しない光)を大幅に軽減することができ、投光された光の利用効率を高めることができるだけでなく、ピンホールアレイ22の表面で反射した光が撮像手段17にノイズ光として集光されることを低減させることができる。
また、光走査部20は、走査用移動手段26に接続されている。
走査用移動手段26は、制御部30からの信号に基づき、光走査部20にリニアな往復運動(X軸方向。コリメータレンズ12からの平行光に沿う方向の運動)を行わせることができるように構成されている。
そして、走査用移動手段26により光走査部20をコリメータレンズ12からの平行光の進行方向に沿う方向(ピンホールPの軸方向と直交する方向)に移動させることにより、図2(B)に示すように、撮像手段17の撮像面17Aと同一平面上には、結像レンズ16を透過した反射光の焦点が形成されるようになっている。このうち隙間なく焦点が形成される位置に撮像面17Aが配されることにより(同図2点鎖線内部)、往復運動の片道分(以下「1スキャン動作」という)でXY軸方向の2次元的な表面形状の測定ができるようになっている。
ステージ15には、ステージ15を上下方向(ピンホールPの軸方向)に移動可能なステージ駆動手段27(本発明の「焦点位置変更手段」に相当)が設けられている。
ステージ駆動手段27は、走査用移動手段26による1スキャン動作が終了するごとに制御部30から駆動信号を受けるようになっており、駆動信号を受ける度にステージ駆動手段27が駆動し、ステージ15の高さが一段ずつ変更される。これにより、異なるZ軸高さにおけるXY軸方向の2次元的な表面形状を測定されるから、かかる測定結果に基づき測定対象物Wの3次元的な表面形状の測定ができるようになっている。
制御部30は、レーザ光源11に投光信号を送信してレーザ光源11を投光させるとともに、撮像手段17から測定対象物Wの表面形状に応じた撮像信号を受信すると、順次記憶部(図示しない)に記憶する。また、投光信号に同期させて、走査用移動手段26を駆動させることにより、光走査部20による走査を開始させる。走査用移動手段26からの信号により1スキャン動作が終了したことを検出すると一旦走査を停止させる。
ここで、走査用移動手段26を駆動させた際の光走査部20の移動速度vは、図3に示すように、初期速度0から加速するため、走査の開始(1スキャン動作ごとの開始)から所定時間t1(速度が一定となるまでの時間)の間は移動速度vが一定しない。そこで、本実施形態では、予め移動速度vが一定(v1)になるまでの所定時間t1が記憶部に記憶されており、走査用移動手段26の駆動開始から、所定時間t1までの間に撮像信号を受けても、かかる撮像信号については測定対象物Wの形状測定には用いない(無効化する)ようになっている。なお、制御部30は、走査用移動手段26の駆動開始から、所定時間t1が経過してからレーザ光源11を投光させるようにしてもよい。
制御部30は、走査用移動手段26からの信号により1スキャン動作が終了したことを検出すると、走査用移動手段26の駆動及びレーザ光源11の発光動作を停止させ、ステージ駆動手段27を駆動させてZ軸方向におけるステージ15位置を1段だけ変更するようになっている。
次に、ステージ15の位置が1段変更されると、制御部30は、レーザ光源11を投光させるとともに、投光信号に同期させて走査用移動手段26を駆動させて光走査部20のスキャン動作を開始させる。
以下、測定したいZ軸方向の全ての位置におけるXY軸方向の走査が終了するまで、上記動作を繰り返し、制御部30は、異なるZ軸方向の全ての高さについて記憶部に記憶された測定対象物Wの表面形状の情報を組み合わせて測定対象物Wの3次元的な形状を測定する。
2.本実施形態の効果
例えば、投光手段(レーザ光源11及びコリメータレンズ12)から平行光のままピンホールアレイ22に照射する構成とした場合には、投光手段から投光された平行光のうち、一部の光のみがピンホールPを通過し、他の大部分の光はピンホールアレイ22の表面にて反射するため、光の利用効率が悪くなる。特に、2次元CCDのような撮像手段17を用いて撮像する際には、撮像手段17に照射される光量が少なくなると、測定に必要な電荷を蓄積するために要する時間が長くなるため、高速に測定することができない。しかしながら、本実施形態によれば、マイクロレンズアレイ23(投光収束レンズ群)にて収束された光がピンホールPを通過するから光の利用効率を向上させることができるとともに、撮像手段17に照射される光の光量の増加により、測定対象物Wの形状測定に必要な時間を短縮させることができる。
また、本実施形態によれば、ピンホールアレイ22を通過した反射光は、ビームスプリッタ21(光分岐手段)によりマイクロレンズアレイ23(投光収束レンズ群)とは異なる方向に導かれて(分岐されて)撮像手段17に撮像されるから、反射光がマイクロレンズアレイ23(投光収束レンズ群)を通ることにより生じうる測定の誤りを防止できる。
さらに、例えば、投光手段(レーザ光源11及びコリメータレンズ12)及びマイクロレンズアレイ23(投光収束レンズ群)を、走査用移動手段26の移動方向と直交する方向から光が投光されるように配する場合には、光走査部20の移動範囲(図1のX軸方向の移動範囲)の全てが含まれるように、投光手段から平行光を広い範囲(X軸方向の幅)に投光する必要がある(図9参照)。しかしながら、本実施形態によれば、投光手段(レーザ光源11及びコリメータレンズ12)及びマイクロレンズアレイ23は、投光手段から投光されマイクロレンズアレイ23を透過した光が、ビームスプリッタ21(光分岐手段)にて略直交方向に光路が変更されるように配される。即ち、走査用移動手段26の移動方向に沿う方向から平行光が投光されることにより、投光される平行光のうち、測定に利用されない無駄な部分に照射する光をなくすことが可能になるから、光の利用効率を向上させることができる。また、走査用移動手段26の移動方向に沿う方向から平行光を投光させることにより、当該平行光の範囲を少なくすることができるから、走査用移動手段26の移動方向と直交する方向から平行光を投光する構成と比較して、より小さな径のコリメータレンズ12を用いることができる。
また、光走査部20の移動開始直後は、移動速度が一定しないことが多いため、正確な形状の測定が行われないおそれがある。しかし、本実施形態によれば、光走査部20の移動開始から、移動速度が一定になる所定時間t1以上経過後に撮像手段17に照射される光の焦点位置に基づいて測定対象物Wの形状が測定されるから、測定精度を向上させることができる。
さらに、例えば、マイクロレンズアレイ23、ビームスプリッタ21、ピンホールアレイ22との間に隙間のある構成とした場合には、マイクロレンズアレイ23からピンホールアレイ22に至る光路が長くなるが、この場合には、ピンホールPを通過する光の開口数(NA)が小さくなる。この開口数(NA)が小さくなると、測定対象物Wに照射される光の焦点位置が変化したときの光量変化が少なくなり、精度の高い測定ができない。一方、本実施形態によれば、マイクロレンズアレイ23、ビームスプリッタ21、ピンホールアレイ22が隙間なく一体に構成されているから、マイクロレンズアレイ23からピンホールアレイ22に至る光路が短くなり、開口数(NA)が大きくなる。したがって、測定対象物Wに照射される光の焦点位置が変化したときの光量変化が大きくなるから、形状測定の精度を向上させることができる。
特に、開口数(NA)を大きくすることで、測定対象物Wがミラー等の正反射体である場合に、焦点位置で反射する光がピンホールPを通過しやすい(焦点位置以外で反射する光がピンホールPを通過しにくい)から、光量変化がとらえやすく、測定対象物Wの形状を正確に測定することができる。
<実施形態2>
実施形態2について図4を参照しつつ説明する。なお、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2は、図4に示すように、実施形態1の光学測定装置におけるレーザ光源11とコリメータレンズ12(請求項3の「光源側コリメータレンズ」に相当)との間に中心軸を等しくする発散レンズ51とスリット板52を設けたものである。そして、レーザ光源11から出射された光は発散レンズ51により発散光とされ、この発散光の一部がスリット板52の光通過孔52Aを通過してコリメータレンズ12により平行光とされるようになっている。したがって、発散レンズ51及びスリット板52が請求項3の「ビーム成形手段」に相当する。
このようにすれば、レーザ光源11からの光は、光軸付近の光(光束中心部分の光)がスリット板52の光通過孔52Aを通過してコリメータレンズ12へ入射され、それ以外の光はスリット板52で遮断されてコリメータレンズ12へ入射しない。これにより、光軸部分の光(光束中心部分に光)以外の光がコリメータレンズ12に入射されることにより生じる平行光の光強度分布の偏りをできる。
<実施形態3>
実施形態3は、図5,図6に示すように、実施形態1の光学測定装置におけるレーザ光源11とコリメータレンズ12との間にシリンドリカルレンズ56,57が光路の前後に並んで配されている。
シリンドリカルレンズ56,57は、共に、断面蒲鉾状をなし凸状に湾曲した面がレーザ光源11側に向けられて配されており、レーザ光源11からコリメータレンズ12に向かう光の光軸の中心に、シリンドリカルレンズ56,57の中心軸が位置するようになっている。
ここで、シリンドリカルレンズ56は、Z軸(上下)方向の拡散光を平行光に変えるのに対して、シリンドリカルレンズ57は、Y軸方向の拡散光を平行光に変えるように、互いに直交する回転角度で配されている。
したがって、レーザ光源11から拡散(発散)光が出射されると、シリンドリカルレンズ56により、Z軸方向については略平行光になり(図5)、Y軸方向についてはそのまま拡散する(図6)。次に、シリンドリカルレンズ57により、Z軸方向については、略平行光のまま透過し(図5)、Y軸方向については拡散光が略平行光になる(図6)。したがって、シリンドリカルレンズ56及びシリンドリカルレンズ57が請求項4の「ビーム成形手段」に相当する。なお、シリンドリカルレンズとしては、一面が凸状に湾曲したレンズを用いたが、一面が凹状に湾曲したレンズ(トーリック)を用いてもよい。
これにより、シリンドリカルレンズ57を透過する光の断面形状は、略長円形(楕円形。理想的には長方形。請求項4の「光源の光軸方向と直交する面において略長円形」に相当)になり、略長方形状をなすビームスプリッタ21(光分岐手段)の側面の全体に漏れなく光を照射することができる。即ち、レーザ光源11からの光を効率よくマイクロレンズアレイ23(投光収束レンズ群)に導くことができるから、測定に利用する光の利用効率を向上させることができる。
<実施形態4>
上記実施形態では、測定対象物Wに光を集光させるための集光手段は対物レンズ13のみから構成されたが、実施形態4では、図7に示すように、対物レンズ13に加えて対物側コリメータレンズ61が光走査部20と対物レンズ13との間に設けられており、ピンホールPを通過した拡散光(発散光)が対物側コリメータレンズ61により略平行光(若干の収束光若しくは発散光を含む)となった後、対物レンズ13により集光されて測定対象物Wに照射されるようになっている。
また、上記実施形態におけるステージ15を移動するためのステージ駆動手段27は設けられておらず、ステージ15は所定位置に固定されている一方、レンズ位置移動部62(請求項6の「焦点位置変更手段」に相当)が対物レンズ13に取り付けられており、対物レンズ13が上下方向(ピンホールPの軸方向)に移動できるようになっている。
そして、レンズ位置移動部62は、制御部30からの信号を受けると、その都度、対物レンズ13の高さを一段ずつ変更していき、測定対象物W上に照射される光の焦点位置を変更するようになっている。
このようにすれば、対物レンズ13の高さを変更するという簡易な構成(制御)で、集光手段にて集光される光の焦点位置を変更することができる。
また、対物側コリメータレンズ61と対物レンズ13との相対的な距離を変更しても対物側コリメータレンズ61から対物レンズ13に入射される光は略平行光であるから、対物レンズ13から集光される光の焦点位置精度が高くなる。
さらに、ピンホールPを通過し測定対象物Wに向かう拡散光が直接対物レンズ13に入射される構成とすると、対物レンズ13に至るまでに生じる拡散光の広がりに合わせた大きさの対物レンズ13を用いる必要があるが、本実施形態によれば、拡散光が対物レンズ13に至る前に対物側コリメータレンズ61で平行光とされるから、対物レンズに直接拡散光が入射される構成と比較して、小さい径の対物レンズ13を用いることが可能になる。
<実施形態5>
本発明の実施形態5を図8を参照して説明する。実施形態4との相違点は、ビームスプリッタ21に代わってS偏光を反射し、P偏光を透過する偏光ビームスプリッタ71を用いるとともに、偏光ビームスプリッタ71とコリメータレンズ12との間(コリメータレンズ12の光路の後方)にS偏光のみを透過させる第1偏光フィルタ72を設け、さらに、対物側コリメータレンズ61と対物レンズ13との間(ピンホールアレイ22と測定対象物Wとの間)に1/4波長板73を設けたところにある。
レーザ光源11からのレーザ光は、第1偏光フィルタ72によりS偏光のみが透過され(P偏光が遮光)、偏光ビームスプリッタ71に照射される。偏光ビームスプリッタ71に照射された光はS偏光であるため全てが反射してピンホールアレイ22及び対物側コリメータレンズ61を介して1/4波長板73に向かう。S偏光は1/4波長板73を透過することで円偏光に変えられて対物レンズ13を介して測定対象物Wに照射される。
ここで、測定対象物Wに照射された光の正反射光はある程度偏光が崩れるものの、一般的に偏光保存されて反射される光の割合が大きいとされている。したがって、この偏光保存された反射光が1/4波長板73を透過すると、円偏光からP偏光(投光時の偏光方向と直交する方向の偏光)に変えられ、これによって偏光ビームスプリッタ71を透過し、撮像手段17に照射される。
ところで、レーザ光源11からの光がピンホールアレイ22に照射された際に、ピンホールアレイ22の表面で反射した光が撮像手段17に導かれるとノイズ光となり測定誤差の原因となりうるが、実施形態5の構成によれば、第1偏光フィルタ72を透過したS偏光がピンホールアレイ22に照射された際に、ピンホールアレイ22の表面で反射したとしても、偏光ビームスプリッタ71の偏光面で反射されて撮像手段17側には導かれない。したがって、測定におけるS/N比を向上させることができる。
なお、1/4波長板73は、対物側コリメータレンズ61と対物レンズ13との間でなくても、ピンホールアレイ22を通って測定対象物Wに向かう光が、測定対象物Wにて反射してピンホールアレイ22に戻ってくるまでの光路上に配されるようにすればよい。また、偏光ビームスプリッタ71と結像レンズ16との間にP偏光のみを透過する第2偏光フィルタ74(図7の2点鎖線)を設け、ピンホールアレイ22に光が照射された際に、ピンホールアレイ22の表面で反射したS偏光を第2偏光フィルタ74で遮断するようにしてもよい。
<実施形態6>
上記実施形態では、光走査部20の移動方向に沿う方向(光走査部20の側方)から光を投光し、光走査部20にて移動方向と直交する方向(光走査部20の上方)に反射(光路が変更)した光を測定対象物Wに照射する構成としたが、実施形態6では、これとは反対に、光走査部20の移動方向と直交する方向(光走査部20の上方)から光を投光し、光走査部20を透過した光を測定対象物Wに照射する構成とし、測定対象物Wからの反射光を光走査部20にて反射させ、結像レンズ86を介して撮像手段17にて撮像する構成としたものである。
具体的には、図9に示すように、レーザ光源81及びコリメータレンズ82は、光走査部20の上方に配されており、マイクロレンズアレイ83は、ビームスプリッタ21の面のうち、コリメータレンズ82側の面(ビームスプリッタ21の上面)に取付られている。また、コリメータレンズ82の大きさは、実施形態1のコリメータレンズ82よりも径の大きいものが用いられており、光走査部20の移動範囲の全体について上方から光を照射できるようになっている。
また、光走査部20と結像レンズ86との間の光路上には、反射ミラー84,85が配されており、このうち、ビームスプリッタ21側の反射ミラー84は、光走査部20の移動(走査)の際には、光走査部20と一体的に移動(X軸方向に移動)するように構成されている。
レーザ光源81から出射されコリメータレンズ82を透過した平行光は、マイクロレンズアレイ83を通過することで収束されつつ、ビームスプリッタ21を透過してピンホールアレイ22に照射される。ピンホールアレイ22に照射されてピンホールPを通過した光は、対物レンズ13で収束されて測定対象物Wに向かう。測定対象物Wからの反射光は、対物レンズ13で収束されてピンホールアレイ22のピンホールPを通過し、ビームスプリッタ21を反射した光が、反射ミラー84,85で反射した後、結像レンズ86を介して撮像手段87に照射される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ピンホールアレイ22は、ビームスプリッタ21の面にピンホールPのパターンを残して蒸着する構成としたが、例えば、ビームスプリッタ21の面の全体に蒸着を施した後に、ピンホールPの部分をレーザ等で取り除くようにしてもよい。また、蒸着によりピンホールアレイ22を形成する構成に限らず、スクリーン印刷等によりピンホールアレイ22を形成してもよい。さらに、板状の部材にピンホールPが貫通形成されたものをピンホールアレイ22として用いて、ビームスプリッタ21の下面に接着等により取り付けるようにしてもよい。
実施形態1の光学測定装置の概略的な構成を示す図 (A)ピンホールアレイを下面から見た図 (B)撮像手段の撮像面と同一平面上に焦点が形成される様子を示す図 光走査部の移動開始からの移動速度と時間との関係を示す図 実施形態2の光学測定装置の概略的な構成を示す図 実施形態3の光学測定装置の概略的な構成を示す図 レーザ光源から出射されピンホールアレイに向かう光を下方から見た図 実施形態4の光学測定装置の概略的な構成を示す図 実施形態5の光学測定装置の概略的な構成を示す図 実施形態6の光学測定装置の概略的な構成を示す図
符号の説明
11,81…レーザ光源
12,82…コリメータレンズ
13,82…対物レンズ
15…ステージ
16,86…結像レンズ
17,87…撮像手段
20…光走査部
21…ビームスプリッタ(光分岐手段)
22…ピンホールアレイ
23,83…マイクロレンズアレイ(投光収束レンズ群)
26…走査用移動手段
27…ステージ駆動手段(焦点位置変更手段)
30…制御部(測定手段)
51…発散レンズ
52…スリット板
61…対物側コリメータレンズ
62…レンズ位置移動部(焦点位置変更手段)
71…偏光ビームスプリッタ(光分岐手段)
72…第1偏光フィルタ
73…1/4波長板
74…第2偏光フィルタ
P…ピンホール

Claims (6)

  1. 平行光を投光する投光手段と、
    前記投光手段からの平行光の照射領域に配され、前記平行光を収束する投光収束レンズ群と、
    前記投光収束レンズ群の各投光収束レンズの略焦点位置に前記各投光収束レンズと対応するピンホールが配されるピンホールアレイと、
    前記ピンホールを通過した光を測定対象物に集光させるとともに、前記測定対象物からの反射光を前記ピンホールに集光させる集光手段と、
    前記投光収束レンズ群と前記ピンホールアレイとの間の光路に配され、前記ピンホールアレイを通過した前記反射光を前記投光収束レンズ群とは異なる方向に分岐させる光分岐手段と、
    前記光分岐手段により前記投光収束レンズ群とは異なる方向に分岐された光を結像させる結像レンズと、
    前記結像レンズからの光を撮像面上にて撮像する撮像手段と、
    前記測定対象物と、前記集光手段にて前記測定対象物側に集光される光の焦点位置と、の前記ピンホールの軸方向における相対的な位置を変更可能な焦点位置変更手段と、
    前記投光収束レンズ群と、前記光分岐手段と、前記ピンホールアレイと、を備えて構成される光走査部を、前記ピンホールの軸方向と直交する方向に移動可能な走査用移動手段と、
    前記焦点位置変更手段及び前記走査用移動手段の駆動により変化する前記撮像手段に照射される光の焦点位置に基づいて前記測定対象物の形状を測定する測定手段と、を備えることを特徴とする光学測定装置。
  2. 前記投光手段及び前記投光収束レンズ群は、前記投光手段からの投光され前記投光収束レンズ群を透過した光が、前記光分岐手段にて略直交方向に光路が変更されるように配されていることを特徴とする請求項1記載の光学測定装置。
  3. 前記投光手段は、
    光を出射する光源と、
    前記光源からの光のうちの光束中心部の光を発散させ、前記光束中心部以外の光を遮断するビーム成形手段と、
    前記ビーム成形手段からの発散光を平行光にする光源側コリメータレンズと、を備えて構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学測定装置。
  4. 前記投光手段は、
    光を出射する光源と、
    前記光源からの光を、前記光源の光軸方向と直交する面において略長円形となるように前記光源からの発散された光を平行光にするビーム成形手段と、を備えて構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学測定装置。
  5. 前記測定手段は、前記光走査部の移動開始から所定時間以上経過後に前記撮像手段に照射される光の焦点位置に基づいて前記測定対象物の形状を測定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の光学測定装置。
  6. 前記集光手段は、前記ピンホールを通過し前記測定対象物に向かう拡散光を平行光にする対物側コリメータレンズと、
    前記ピンホールの軸方向に移動可能に構成され前記対物側コリメータレンズからの平行光を前記測定対象物上に集束させる対物レンズと、を備え、
    前記焦点位置変更手段は、前記対物レンズを前記ピンホールの軸方向に移動にさせることにより、前記対物レンズにて集束される光の焦点位置を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光学測定装置。
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