JP2006335733A - 皮膚バリアー機能回復促進剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 皮膚バリアー機能の回復を促進させるための新規手段の提供。
【解決手段】 本発明は、金を有効成分として含む、皮膚バリアー機能回復促進剤を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、金を有効成分として含む、皮膚バリアー機能回復促進剤を提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、金を有効成分として含む、皮膚バリアー機能回復促進剤に関する。
種々の皮膚疾患、例えば、アトピー性皮膚炎、乾癬、接触性皮膚炎等に見られる肌荒れ症状においては、皮膚からの水分の消失が、健常な皮膚に比べて盛んであることが知られている。このいわゆる経皮水分蒸散量(TEWL)の増加には、皮膚内において水分の保持やバリアーとしての機能を担っていると考えられる成分の減少が関与しているものと考えられてきた。
これまでに、皮膚バリアー機能の低下に伴い皮膚の皮膚機能が低下し、その結果皮膚増殖性異常等が起こることが報告されている。特に高齢者の場合、低下した皮膚バリアー機能の回復には長い時間がかかるため、加齢に伴う皮膚の皮膚機能の低下による皮膚増殖性異常等を防止するのに有効な、皮膚バリアー機能の回復を促進させる方法が要望されている。
表皮におけるカルシウムやマグネシウムイオン等の陽イオン勾配は皮膚バリアーの恒常性維持に関与することで知られる(Lee S.H. et al. J. Clin. Invest (1992) 89:530−538)。また、本発明者は以前、皮膚バリアー機能が低い特異的皮膚に負電位を負荷することでその皮膚バリアー機能の向上を促進できることを見出した(特開2002−291909)。このように、皮膚バリアーの機能維持、向上等において、電荷等が大きな役割を果たしていることがわかっている。
このような知見に基づき、本発明者等は、硫酸バリウム、アニオン性高分子塩、イオン交換樹脂等の皮膚への適用が皮膚バリアー機能の回復を促進させることを見出している(特開2002−265218、特開2003−286510、特開2004−231578)。
本発明は、皮膚バリアー機能の回復を促進させるための新規手段の提供に関する。
本発明者が皮膚バリアー機能の回復を促進させる新たな材料について種々のものを検討した結果、皮膚バリアーが破壊された角質層上に純金板を貼り付けることで皮膚バリアー機能の回復速度が向上することが明らかとなった。
従って、本発明は、金を有効成分として含む、皮膚バリアー機能回復促進剤、を提供する。
本発明はまた、金を皮膚上に適用することにより皮膚バリアー機能の回復を促進させることを特徴とする美容方法、を提供する。
金が皮膚に適用されると、皮膚機能の低下による障害、例えば皮膚増殖性異常等が防止される。このような皮膚バリアー機能の回復に関する皮膚機能の低下防止効果は、使用する金をアースと接続した場合、あるいは金と皮膚との間にサランラップを挟み込んだ場合には得られない。従って、理論に拘束されることを意図するものではないが、金はイオン化傾向が低いため、皮膚と接触した場合にその接触界面において電気二重層が形成され、表皮中の脂質を含む粒子の細胞外への放出が促進されることにより上述の効果が得られると考えられる。従って、本発明の効果は、金と同様に、白金、銀、水銀、銅などのイオン化傾向が低いものとして知られている種々の金属を用いても同様に達成することができると考えられる。
皮膚バリアー機能回復促進剤
本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤は、有効成分として金を含むものである。本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤に含まれる金は、皮膚に適用した場合にその表面を覆うことができる形態、例えば板、箔、粉末の形態で存在する。これらの中でも、皮膚バリアー機能の回復促進が必要とされる箇所を全体的に覆うために、金板、金箔のようなシート状のものが好ましく、更に費用の観点からは金箔のような薄いものが好ましい。しかしながら、本発明で使用する金はこれらの形態に限定されず、皮膚バリアー機能の回復を促進させるものであればどのようなものであってもよい。従って、本明細書で使用する場合、金を「含む」とは、金板、金箔、金粉に限定されず、あらゆる形態で金が本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤の構成材料として使用されていることを意味する。例えば、樹脂等の基材中に金粉を分散させ、あるいは当該基材の皮膚と接触する部分に金を皮膜生成させたものであってもよい。
本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤は、有効成分として金を含むものである。本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤に含まれる金は、皮膚に適用した場合にその表面を覆うことができる形態、例えば板、箔、粉末の形態で存在する。これらの中でも、皮膚バリアー機能の回復促進が必要とされる箇所を全体的に覆うために、金板、金箔のようなシート状のものが好ましく、更に費用の観点からは金箔のような薄いものが好ましい。しかしながら、本発明で使用する金はこれらの形態に限定されず、皮膚バリアー機能の回復を促進させるものであればどのようなものであってもよい。従って、本明細書で使用する場合、金を「含む」とは、金板、金箔、金粉に限定されず、あらゆる形態で金が本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤の構成材料として使用されていることを意味する。例えば、樹脂等の基材中に金粉を分散させ、あるいは当該基材の皮膚と接触する部分に金を皮膜生成させたものであってもよい。
本明細書で使用する「皮膚バリアー機能」とは、皮膚のなかでも表皮による体内の水分保持及びウイルス、細菌等の進入阻止、などを意味する。ここで、当該機能は、発汗しない条件下で経皮水分蒸散量(TEWL)(単位:g/m2・h)を測定することにより評価することができる。また、本発明において、「皮膚バリアー機能の回復を促進する」とは、皮膚のテープストリッピング直後のTEWLの値を0%、テープストリッピング前の値を100%として、各測定時間におけるTEWLの値が、コントロールと比較した場合に明らかに有意差が認められ、TEWL回復率を促進させる効果を有することを意味し、Andrewらの方法(J Invest Dermatol,86;598,1986)に従って、4%のドデシル硫酸ナトリウム(SDS)水溶液をしみ込ませたCotton ballにより皮膚を処理して判定を行ういわゆる肌荒れ改善防止効果とは異なる。また、後述のように、皮膚バリアー機能が低下すると皮膚の厚みが増大するため、このような相互関係を利用することによっても皮膚バリアー機能を評価することができる。
皮膚バリアー機能の回復が必要な皮膚としては、皮膚疾患、種々のストレス、そして肌荒れ等により皮膚バリアー機能が低下した肌、移植皮膚で皮膚バリアー層の形成が充分でないため皮膚バリアー機能が低い肌、あるいは移植によって皮膚バリアー機能が低下した肌等が挙げられる。従って、本発明は、低下した皮膚バリアー機能の回復だけでなく、皮膚バリアー機能が低い肌に対してその機能を向上させることも意図する。このように、本発明を適用する対象者としては、哺乳類が考えられ、特にヒトの皮膚に対して適用される。更に、上述の加齢に伴う皮膚機能の低下による皮膚増殖性異常等を防止する観点から、本発明は高齢者の皮膚に適用されることが考えられる。本発明はまた、人工皮膚にも適用することができる。これは、生体より単離された皮膚細胞等を培養することによって得られる人工皮膚は、皮膚バリアー層の形成が不完全なことがあり、その皮膚バリアー機能は概して低いためである。
本発明の皮膚バリアー機能回復促進剤において、金は適用する皮膚の形状、症状等に応じて適宜加工して使用されうる。その加工方法は、当業界で一般的に採用されているものが使用されうる。金を板、箔のようなシート状の形態で使用する場合、限定しないが、皮膚バリアー機能の回復を促進するのに必要な厚さは0.1〜1.0mm、好ましくは0.5〜1.0mmである。費用等の観点からは、金は薄いほど好ましい。従って、本発明で使用する金は、箔のように引延ばした状態で使用されることが意図される。また、上記板等の大きさは、適用される皮膚に合わせて適宜変更される。更に、その中に含まれる金の純度は高いほど好ましいと考えられる。
本発明は更に、金に加え、皮膚バリアー機能の回復促進を達成するために種々の成分を含むことができる。このような成分としては化粧品又は医薬として一般的に使用されるものが意図される。当該成分は1又は複数の天然性繊維又は合成繊維の不織布、織布又は樹脂などの基材に含めることができる。この基材において、金は、1又は複数のシートとして存在してもよく、あるいは、上述のように金粉として分散されて存在してもよい。
本発明において金が粉末で含まれる場合、当該皮膚バリアー機能回復促進剤の重量当たりの金の含有率(重量%)が高いほど皮膚バリアー機能の回復を達成することができる。また、効率が良い皮膚バリアー機能の回復を達成するためには、当該促進剤の中でも、特に皮膚との接触面上に金が担持されるように金を含ませることが望ましい。
美容方法
本発明の美容方法は、皮膚バリアー機能の回復を促進させるために皮膚に金を適用するものである。金は、皮膚上に載せ、あるいは貼り付けることで皮膚に適用される。あるいは、粉末状の金を皮膚に塗布してもよい。しかしながら、本発明はこれらの方法に限定されない。また、金を皮膚に適用する時間は、その皮膚の状態によって変化するが、セロテープ(登録商標)によるストリッピングで破壊された皮膚の場合、1時間あれば皮膚バリアー機能の回復を達成することができる。
本発明の美容方法は、皮膚バリアー機能の回復を促進させるために皮膚に金を適用するものである。金は、皮膚上に載せ、あるいは貼り付けることで皮膚に適用される。あるいは、粉末状の金を皮膚に塗布してもよい。しかしながら、本発明はこれらの方法に限定されない。また、金を皮膚に適用する時間は、その皮膚の状態によって変化するが、セロテープ(登録商標)によるストリッピングで破壊された皮膚の場合、1時間あれば皮膚バリアー機能の回復を達成することができる。
皮膚バリアー機能回復促進効果試験
本発明において、皮膚バリアー機能回復促進効果は、哺乳動物(例えばヒト、マウス、ラット、ウサギ等)の皮膚にテープストリッピングを施すことによって破壊された皮膚バリアー機能がもとの状態へ回復していく過程を経皮水分蒸散量(TEWL)を指標として評価することにより、定量的又は定性的に測定する。かかる測定は、例えば下記の通りにして実施することができる。
本発明において、皮膚バリアー機能回復促進効果は、哺乳動物(例えばヒト、マウス、ラット、ウサギ等)の皮膚にテープストリッピングを施すことによって破壊された皮膚バリアー機能がもとの状態へ回復していく過程を経皮水分蒸散量(TEWL)を指標として評価することにより、定量的又は定性的に測定する。かかる測定は、例えば下記の通りにして実施することができる。
1.水分蒸散量測定装置によりヘアレスマウス背部付近の経皮水分蒸散量(TEWL)を測定する。この際の値をTEWLの回復率100%とする。
2.皮膚のバリアーを、セロファンテープ等を使用し、ヘアレスマウスの表皮角層を剥がすことにより破壊する。このときTEWLの値が約800〜900となるまでこの作業を繰り返すのが好ましい。角層を剥がした後の測定値から角層を剥がす前の測定値を差し引いた値を、最もダメージの深い状態、即ち回復率0%とする。
3.角層を剥がしてから所定の時間経過後、純金板を上記角層の上に貼り付ける。
4.所定の時間が経過した後、純金板を剥がし、水分蒸散量測定装置によりTEWLを測定する。角層除去時と同様、各時間の測定値から角層除去前のTEWL値を差し引き、回復率を算出する。
即ち、回復率(%)は下記の式に従いもとめることができる:
2.皮膚のバリアーを、セロファンテープ等を使用し、ヘアレスマウスの表皮角層を剥がすことにより破壊する。このときTEWLの値が約800〜900となるまでこの作業を繰り返すのが好ましい。角層を剥がした後の測定値から角層を剥がす前の測定値を差し引いた値を、最もダメージの深い状態、即ち回復率0%とする。
3.角層を剥がしてから所定の時間経過後、純金板を上記角層の上に貼り付ける。
4.所定の時間が経過した後、純金板を剥がし、水分蒸散量測定装置によりTEWLを測定する。角層除去時と同様、各時間の測定値から角層除去前のTEWL値を差し引き、回復率を算出する。
即ち、回復率(%)は下記の式に従いもとめることができる:
皮膚厚み測定試験
皮膚バリアー機能回復促進効果は皮膚の厚みの測定に基づき行なうこともできる。皮膚に乾燥刺激を与えると皮膚組織が損傷して皮膚バリアー機能が低下し、その結果表皮細胞の増殖異常により皮膚の厚みが増大する。従って、皮膚のバリアー機能の低下は皮膚の厚みの組織学的観察により測定することができる。かかる組織学的観察は、例えば次のようにして実施してよい。哺乳動物、好ましくはヘアレスマウスを乾燥条件、例えば室温、湿度10%以下の環境にて前もって飼育し、TEWLが所望の程度、例えば2.5〜3.5mg/cm2/h程度になるまでアセトンを用いて皮膚のバリアーを破壊する。次に、被験物質をその処置皮膚に滴下し、しかる後に上記環境下にて適当な時間飼育して乾燥刺激を与えた後、処置した部分の皮膚を採取し、そしてその皮膚試料を染色等して顕微鏡観察により表皮の厚みを計測する。
皮膚バリアー機能回復促進効果は皮膚の厚みの測定に基づき行なうこともできる。皮膚に乾燥刺激を与えると皮膚組織が損傷して皮膚バリアー機能が低下し、その結果表皮細胞の増殖異常により皮膚の厚みが増大する。従って、皮膚のバリアー機能の低下は皮膚の厚みの組織学的観察により測定することができる。かかる組織学的観察は、例えば次のようにして実施してよい。哺乳動物、好ましくはヘアレスマウスを乾燥条件、例えば室温、湿度10%以下の環境にて前もって飼育し、TEWLが所望の程度、例えば2.5〜3.5mg/cm2/h程度になるまでアセトンを用いて皮膚のバリアーを破壊する。次に、被験物質をその処置皮膚に滴下し、しかる後に上記環境下にて適当な時間飼育して乾燥刺激を与えた後、処置した部分の皮膚を採取し、そしてその皮膚試料を染色等して顕微鏡観察により表皮の厚みを計測する。
次に、本願発明を以下の実施例により更に具体的に説明する。
皮膚バリアー機能回復促進効果試験方法
以降の各実験において、皮膚バリアー機能回復促進効果は、ヘアレスマウス(Type HR−1, HOSHINO, Japan)の皮膚にテープストリッピングを施すことによって破壊された皮膚バリアー機能がもとの状態へ回復していく過程を経皮水分蒸散量(TEWL)を指標とし、以下の通り評価した。
以降の各実験において、皮膚バリアー機能回復促進効果は、ヘアレスマウス(Type HR−1, HOSHINO, Japan)の皮膚にテープストリッピングを施すことによって破壊された皮膚バリアー機能がもとの状態へ回復していく過程を経皮水分蒸散量(TEWL)を指標とし、以下の通り評価した。
1.水分蒸散量測定装置MEECO(Meeco社製, Warrington, PA, USA)によりヘアレスマウス背部付近の経皮水分蒸散量(TEWL)を測定する。この際の値をTEWLの回復率100%とする。
2.皮膚のバリアーを、セロファンテープを使用し、ヘアレスマウスの表皮角層を剥がすことにより破壊する。このときTEWLの値が約800〜900となるまでこの作業を繰り返す。角層を剥がした後の測定値から角層を剥がす前の測定値を差し引いた値を、最もダメージの深い状態、即ち回復率0%とする。
3.角層を剥がしてから所定の時間(1,3又は6時間)経過後、純金板(面積2x2cm2、厚さ0.5mm)を上記角層の上に貼り付ける。ここで、コントロールとして、1)純金板をアースに接続したもの、及び2)純金板と皮膚との間にサランラップを挟み込んだもの、を使用した。
4.1時間経過後、純金板を剥がし、MEECOによりTEWLを測定する。角層除去時と同様、各時間の測定値から角層除去前のTEWL値を差し引き、回復率をもとめる。
即ち、回復率は上述の式に従い算出する。
2.皮膚のバリアーを、セロファンテープを使用し、ヘアレスマウスの表皮角層を剥がすことにより破壊する。このときTEWLの値が約800〜900となるまでこの作業を繰り返す。角層を剥がした後の測定値から角層を剥がす前の測定値を差し引いた値を、最もダメージの深い状態、即ち回復率0%とする。
3.角層を剥がしてから所定の時間(1,3又は6時間)経過後、純金板(面積2x2cm2、厚さ0.5mm)を上記角層の上に貼り付ける。ここで、コントロールとして、1)純金板をアースに接続したもの、及び2)純金板と皮膚との間にサランラップを挟み込んだもの、を使用した。
4.1時間経過後、純金板を剥がし、MEECOによりTEWLを測定する。角層除去時と同様、各時間の測定値から角層除去前のTEWL値を差し引き、回復率をもとめる。
即ち、回復率は上述の式に従い算出する。
当該試験によって測定された皮膚バリアー機能の回復率(%)を図1に示す。図1から明らかなように、バリアー破壊後のいずれの時間においても、純金板を貼り付けたものはコントロールと比較して有意なバリアー機能回復率の向上を示した。
Claims (3)
- 金を有効成分として含む、皮膚バリアー機能回復促進剤。
- シート状の形状における、請求項1に記載の皮膚バリアー機能回復促進剤。
- 金を皮膚上に適用することにより皮膚バリアー機能の回復を促進させることを特徴とする美容方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005164780A JP2006335733A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | 皮膚バリアー機能回復促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005164780A JP2006335733A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | 皮膚バリアー機能回復促進剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006335733A true JP2006335733A (ja) | 2006-12-14 |
Family
ID=37556588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005164780A Withdrawn JP2006335733A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | 皮膚バリアー機能回復促進剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006335733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010123008A1 (ja) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | 株式会社資生堂 | 仕事関数を指標とする皮膚バリアー機能回復促進物質の評価方法 |
WO2011062443A2 (ko) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | 주식회사 엑츠생명기술 | 아토피성 피부염 치료용 젖산균을 포함하는 약학적 조성물 및 상기 균과 함께 배양된 금을 포함한 약학적 조성물 |
-
2005
- 2005-06-03 JP JP2005164780A patent/JP2006335733A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010123008A1 (ja) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | 株式会社資生堂 | 仕事関数を指標とする皮膚バリアー機能回復促進物質の評価方法 |
WO2011062443A2 (ko) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | 주식회사 엑츠생명기술 | 아토피성 피부염 치료용 젖산균을 포함하는 약학적 조성물 및 상기 균과 함께 배양된 금을 포함한 약학적 조성물 |
WO2011062443A3 (ko) * | 2009-11-20 | 2011-11-10 | 주식회사 엑츠생명기술 | 아토피성 피부염 치료용 젖산균을 포함하는 약학적 조성물 및 상기 균과 함께 배양된 금을 포함한 약학적 조성물 |
KR101086503B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2011-11-25 | 주식회사 엑츠생명기술 | 아토피성 피부염 치료용 젖산균을 포함하는 약학적 조성물 및 상기 균과 함께 배양된 금을 포함한 약학적 조성물 |
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Legal Events
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