JP2006335386A - 浮屋根式タンクのルーフ解体方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1にタンク内面のコーティングの損傷を防止し、第2に特別な安全対策を不要とし、第3に作業効率を向上させることが可能な手段を提供する。
【解決手段】ルーフ2全体を水Wで浮かせたままで、ルーフサポート5をルーフ2から引き抜き、該ルーフサポート5を、ルーフ底面側からの突出長さが50cm程度となるように切断した後に、再びルーフ2に設置する。そして、タンク1から水Wを抜き出す。ここで、切断したルーフサポート5がタンク1の底面板12に着床し、更に、ルーフ2と液面との間に6cm程度の空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が約11cm程度の液体が残るように、タンク1から水Wを抜き出す。その後に、ルーフ2を切断し、撤去する。
【選択図】図1
【解決手段】ルーフ2全体を水Wで浮かせたままで、ルーフサポート5をルーフ2から引き抜き、該ルーフサポート5を、ルーフ底面側からの突出長さが50cm程度となるように切断した後に、再びルーフ2に設置する。そして、タンク1から水Wを抜き出す。ここで、切断したルーフサポート5がタンク1の底面板12に着床し、更に、ルーフ2と液面との間に6cm程度の空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が約11cm程度の液体が残るように、タンク1から水Wを抜き出す。その後に、ルーフ2を切断し、撤去する。
【選択図】図1
Description
本発明は浮屋根式タンクのルーフ解体方法に関し、詳細には、シングルデッキの浮屋根式タンクのルーフ解体方法に関する。
近年、地震対策として、シングルデッキの浮屋根式タンクを、ダブルデッキに改造する必要に迫られている。
そのため、浮屋根式タンクのルーフを解体する必要が生じてきた。
従来、浮屋根式タンクの全体を解体する技術としては、種々の技術が知られているが、特に、ルーフだけを解体する技術は知られていない。
そのため、浮屋根式タンクのルーフを解体する必要が生じてきた。
従来、浮屋根式タンクの全体を解体する技術としては、種々の技術が知られているが、特に、ルーフだけを解体する技術は知られていない。
一般に、浮屋根式タンクのルーフを解体するには、タンクから貯蔵物を抜いて、タンクを空にし、作業を行うものと考えられる。
ここで、タンク内側の側面及び底面は、防食塗装膜等の処理にかなりのコストを要しているので、作業中にタンク内面のコーティングが損傷しないように注意する必要がある。
例えば、ルーフをガスバーナーで切断処理する際には、切断箇所のタンク底面にシートを敷設し、火花や切断片でタンク底面を傷つけないように注意する必要がある。
また、タンクのルーフには、貯蔵物を抜いてタンクを空にして、メンテナンスを行う際に、ルーフとタンク底面との間に、作業員が入り込む空間を確保するために、2m弱の長さの棒状のルーフサポートが取り付けられている。
そのため、タンクを空にした場合のルーフの位置は、タンク底面から2m程度の高所となる。
このような高所で解体作業を行う場合には、作業員の転落防止などの特別な安全対策をとる必要が生じる。
さらに、作業中に工具等をタンク底面上に落下させると、高さ2mの高所から重量物を落下させることになり、かなりのダメージをタンク内面のコーティングに与えることになるので、慎重に作業を行う必要が生じ、作業効率低下の一因になると考えられる。
ここで、タンク内側の側面及び底面は、防食塗装膜等の処理にかなりのコストを要しているので、作業中にタンク内面のコーティングが損傷しないように注意する必要がある。
例えば、ルーフをガスバーナーで切断処理する際には、切断箇所のタンク底面にシートを敷設し、火花や切断片でタンク底面を傷つけないように注意する必要がある。
また、タンクのルーフには、貯蔵物を抜いてタンクを空にして、メンテナンスを行う際に、ルーフとタンク底面との間に、作業員が入り込む空間を確保するために、2m弱の長さの棒状のルーフサポートが取り付けられている。
そのため、タンクを空にした場合のルーフの位置は、タンク底面から2m程度の高所となる。
このような高所で解体作業を行う場合には、作業員の転落防止などの特別な安全対策をとる必要が生じる。
さらに、作業中に工具等をタンク底面上に落下させると、高さ2mの高所から重量物を落下させることになり、かなりのダメージをタンク内面のコーティングに与えることになるので、慎重に作業を行う必要が生じ、作業効率低下の一因になると考えられる。
なお、浮屋根式タンクの屋根板の補修や大幅な改造工事を実施に際し、ポンツーンの嵩上げに伴う既設設備の取外し、復旧作業を最小限の施工範囲とし、作業効率の向上と作業時間の短縮およびコストの削減を可能とする浮屋根式貯蔵タンクとして、特許文献1に記載の浮屋根式貯蔵タンクが知られている。
該特許文献1に記載の浮屋根式貯蔵タンクは、上面開放のタンク本体と、このタンク本体内に収納され、そのタンク本体内に貯蔵された液体上に浮上するポンツーンを外周部に有する浮屋根とを備えた浮屋根式貯蔵タンクにおいて、前記ポンツーンの上蓋の一部に、そのポンツーン内と連通し、浮屋根の浮力を増大させる浮力調整部を設けたものである。
特開平11−124193号公報
該特許文献1に記載の浮屋根式貯蔵タンクは、上面開放のタンク本体と、このタンク本体内に収納され、そのタンク本体内に貯蔵された液体上に浮上するポンツーンを外周部に有する浮屋根とを備えた浮屋根式貯蔵タンクにおいて、前記ポンツーンの上蓋の一部に、そのポンツーン内と連通し、浮屋根の浮力を増大させる浮力調整部を設けたものである。
本発明の解決しようとする課題は、第1にタンク内面のコーティングの損傷を防止し、第2に特別な安全対策を不要とし、第3に作業効率を向上させることが可能な手段を提供することにある。
本発明の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
第1に、
次の工程を行うことを特徴とする、浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
第1工程:タンクに液体を注入し、ルーフ全体を浮かせる。
第2工程:ルーフ全体を浮かせたままで、ルーフサポートを順次ルーフから引き抜き、該ルーフサポートを、ルーフ底面側からの突出長さが15cm〜110cmとなるように切断した後に、再びルーフに設置する。
第3工程:切断したルーフサポートがタンク底面に着床し、更に、ルーフと液面との間に5cm以上空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が10cm以上の液体が残るように、タンクから液体を抜き出す。
第4工程:ルーフを切断し、撤去する。
第2に、
第4工程におけるルーフの切断と撤去が、シングルデッキを切断し、撤去した後に、ポンツーンのルーフサポートがタンク底面に着床し、更に、ポンツーンと液面との間に5cm以上の空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が10cm以上の液体が残るように、タンクから液体を再び抜き出し、その後、ポンツーンを切断し、撤去するものである、上記第1に記載の浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
第3に、
第1工程より前の準備工程で、ポンツーンの底面の内縁及び外縁に、ポンツーンの転倒防止用に、ポンツーン転倒防止架台を取り付けることを特徴とする、上記第1または第2に記載の浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
次の工程を行うことを特徴とする、浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
第1工程:タンクに液体を注入し、ルーフ全体を浮かせる。
第2工程:ルーフ全体を浮かせたままで、ルーフサポートを順次ルーフから引き抜き、該ルーフサポートを、ルーフ底面側からの突出長さが15cm〜110cmとなるように切断した後に、再びルーフに設置する。
第3工程:切断したルーフサポートがタンク底面に着床し、更に、ルーフと液面との間に5cm以上空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が10cm以上の液体が残るように、タンクから液体を抜き出す。
第4工程:ルーフを切断し、撤去する。
第2に、
第4工程におけるルーフの切断と撤去が、シングルデッキを切断し、撤去した後に、ポンツーンのルーフサポートがタンク底面に着床し、更に、ポンツーンと液面との間に5cm以上の空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が10cm以上の液体が残るように、タンクから液体を再び抜き出し、その後、ポンツーンを切断し、撤去するものである、上記第1に記載の浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
第3に、
第1工程より前の準備工程で、ポンツーンの底面の内縁及び外縁に、ポンツーンの転倒防止用に、ポンツーン転倒防止架台を取り付けることを特徴とする、上記第1または第2に記載の浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
本発明において、ルーフとは、浮屋根式タンクの浮屋根一式のことをいい、主にシングルデッキとポンツーンとから構成されるものであるが、ダブルデッキとポンツーンとから構成されるものを対象とすることもできる。
本発明によると、第1にタンク内面のコーティングの損傷を防止し、第2に特別な安全対策を不要とし、第3に作業効率を向上させることが可能な手段を提供することができる。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の浮屋根式タンクのルーフ解体方法の実施の概略図である。
図中、(a)は、タンク内に貯蔵液が満たされた使用状態を表している。
また、(b)は、貯蔵液を抜いた後に、付属物を撤去し、火気使用に耐えうる処理を施すことで、準備段階が終了した状態を表している。
そして、(c)は水を注入してルーフを浮かした状態を表し、(d)はルーフサポートを切断して再び設置した後の状態を表し、(e)は水をタンク底面から10cm程度残しつつルーフを着床した状態を表している。
図中、(a)は、タンク内に貯蔵液が満たされた使用状態を表している。
また、(b)は、貯蔵液を抜いた後に、付属物を撤去し、火気使用に耐えうる処理を施すことで、準備段階が終了した状態を表している。
そして、(c)は水を注入してルーフを浮かした状態を表し、(d)はルーフサポートを切断して再び設置した後の状態を表し、(e)は水をタンク底面から10cm程度残しつつルーフを着床した状態を表している。
なお、図面において、各部は説明のために模式的に表現してあり、また、各部の寸法や比も、説明を考慮して表したものである。
特に、タンクの底面は、周縁部から中央部に向けて僅かに高くなるような勾配を設けて表示しておらず、平面として表示したものであり、ルーフも平面として表示したものである。
特に、タンクの底面は、周縁部から中央部に向けて僅かに高くなるような勾配を設けて表示しておらず、平面として表示したものであり、ルーフも平面として表示したものである。
図において、1は浮屋根式タンク全体、11はタンクの側壁、12はタンクの底面板を表している。
2は浮屋根式タンクのルーフを示し、21はルーフのシングルデッキ、22はポンツーン、23はウエザーフードを表している。
3はローリングラダー、4はルーフドレンパイプ、5は棒状のルーフサポートを表している。
また、Wは水を表している。
2は浮屋根式タンクのルーフを示し、21はルーフのシングルデッキ、22はポンツーン、23はウエザーフードを表している。
3はローリングラダー、4はルーフドレンパイプ、5は棒状のルーフサポートを表している。
また、Wは水を表している。
図1の(a)に示すように、使用状態の浮屋根式タンク1は、シングルデッキ21とポンツーン22とによるルーフ2を有し、内部に貯蔵液を溜めたものである。
シングルデッキ21には、タンクの側壁11の上端部に取り付けられたローリングラダー3の先端部が接触している。
この浮屋根式タンク1のルーフ2の底面板12側には、フレキシブルジョイントで複数本のパイプを接続したルーフドレンパイプ4が取り付けられている。
シングルデッキ21には、タンクの側壁11の上端部に取り付けられたローリングラダー3の先端部が接触している。
この浮屋根式タンク1のルーフ2の底面板12側には、フレキシブルジョイントで複数本のパイプを接続したルーフドレンパイプ4が取り付けられている。
まず、(b)に示すように、準備段階として、浮屋根式タンク1から貯蔵液を抜き出して、主にシングルデッキ21に取り付けられたルーフサポート5でルーフ2を支える。
そして、ルーフ2を浮屋根式タンク1の底面板12に着床するのに障害となる付属物を除去する。
すなわち、ルーフ2と浮屋根式タンク2の底面板12との間に存在し、障害となる付属物を除去する。
具体的には、ルーフドレンパイプ4や浮屋根式タンク2の側壁11の下部に取り付けられたノズルやミキサー(図示は省略)を取り外す。
他にも、図示は省略するが、バキュームベント、エマーゼンシードレン、液面計のケージ等を切断除去する。
この作業は、ルーフサポート5によって保持されているルーフ2と底面板12との間の空間に、作業員が入り込み、内部でガス切断などにより、付属物でもある障害物を取り除くことで行う。
この際、底面板12の表面に傷がつかないようにするために、シートを敷設してから作業を行うが、部分的であり、障害物の数はそれほど多くないので、手間にならない。
そして、ルーフ2を浮屋根式タンク1の底面板12に着床するのに障害となる付属物を除去する。
すなわち、ルーフ2と浮屋根式タンク2の底面板12との間に存在し、障害となる付属物を除去する。
具体的には、ルーフドレンパイプ4や浮屋根式タンク2の側壁11の下部に取り付けられたノズルやミキサー(図示は省略)を取り外す。
他にも、図示は省略するが、バキュームベント、エマーゼンシードレン、液面計のケージ等を切断除去する。
この作業は、ルーフサポート5によって保持されているルーフ2と底面板12との間の空間に、作業員が入り込み、内部でガス切断などにより、付属物でもある障害物を取り除くことで行う。
この際、底面板12の表面に傷がつかないようにするために、シートを敷設してから作業を行うが、部分的であり、障害物の数はそれほど多くないので、手間にならない。
準備段階が終了後、(c)に示すように、第1工程として、浮屋根式タンク1に水Wを注入し、ルーフ2全体を浮かせる。
浮上後、(d)に示すように、第2工程として、ルーフ2全体を浮かせたままで、棒状のルーフサポート5をルーフ2から引き抜き(図示は省略)、該ルーフサポート5を、ルーフ2の底面板12側からの突出長さが50cm程度となるように切断した後に、再び切断したループサポート5をルーフ2に設置する。
最後に、(e)に示すように、第3工程として、切断したルーフサポート5が底面板12に着床し、更に、ルーフ2と液面との間に6cm程度の空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が11cm程度の液体が残るように、浮屋根式タンク1から水Wを抜き出す。
続いて、第4工程として、ルーフ2の切断と撤去を行う。
ルーフ2の切断と撤去は、ウエザーフード23やフォームダム(図示は省略)を取り外した後に、先にシングルデッキ21をガスにより切断し、反対側に運び、搬出用のレッカーを用いて撤去した後に、ポンツーン22をガスにより切断し、同様に撤去することで行う。
なお、図示は省略するが、ポンツーン22と側壁11との間の空間に、仮設のルーフストッパーを設けることで、ルーフ2を安定させることもできる。
ルーフ2の切断と撤去は、ウエザーフード23やフォームダム(図示は省略)を取り外した後に、先にシングルデッキ21をガスにより切断し、反対側に運び、搬出用のレッカーを用いて撤去した後に、ポンツーン22をガスにより切断し、同様に撤去することで行う。
なお、図示は省略するが、ポンツーン22と側壁11との間の空間に、仮設のルーフストッパーを設けることで、ルーフ2を安定させることもできる。
ここで、ルーフ2の切断と撤去の作業は、底面板12からの高さが50cm程度の高さで行うことができるので、高所用の安全対策は不要であり、安心して効率的に作業を行うことができる。
また、ガス切断の際も、底面板12の上には水の層が存在するので、火花や切断片により底面板12が傷付く恐れが非常に少なくなる。
更に、図示は省略するが、ガイドポールも切断し除去する。
また、ガス切断の際も、底面板12の上には水の層が存在するので、火花や切断片により底面板12が傷付く恐れが非常に少なくなる。
更に、図示は省略するが、ガイドポールも切断し除去する。
このように、ルーフ2の切断と撤去が完了すれば、浮屋根式タンクのルーフ解体が終了となる。
なお、詳細な図示は省略するが、第4工程におけるルーフ2の切断と撤去を、シングルデッキ21を切断し、撤去した後に、ポンツーン22のルーフサポート5がタンクの底面板12に着床し、更に、ポンツーン22と液面との間に6cm程度の空間が生じ、かつ、タンク底面から液面までの距離が11cm程度の液体が残るように、浮屋根式タンク1から水を再び抜き出し、その後、ポンツーン22を切断し、撤去することもできる。
また、詳細な図示は省略するが、第1工程より前の準備工程で、ポンツーン22の底面の内縁及び外縁に、ポンツーン22の転倒防止用に、ポンツーン転倒防止架台を取り付けることもできる。
1 浮屋根式タンク全体
11 タンクの側壁
12 タンクの底面板
2 浮屋根式タンクのルーフ
21 ルーフのシングルデッキ
22 ポンツーン
23 ウエザーフード
3 ローリングラダー
4 ルーフドレンパイプ
5 棒状のルーフサポート
W 水
11 タンクの側壁
12 タンクの底面板
2 浮屋根式タンクのルーフ
21 ルーフのシングルデッキ
22 ポンツーン
23 ウエザーフード
3 ローリングラダー
4 ルーフドレンパイプ
5 棒状のルーフサポート
W 水
Claims (3)
- 次の工程を行うことを特徴とする、浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
第1工程:タンクに液体を注入し、ルーフ全体を浮かせる。
第2工程:ルーフ全体を浮かせたままで、ルーフサポートを順次ルーフから引き抜き、該ルーフサポートを、ルーフ底面側からの突出長さが15cm〜110cmとなるように切断した後に、再びルーフに設置する。
第3工程:切断したルーフサポートがタンク底面に着床し、更に、ルーフと液面との間に空間が生じ、かつ、液体が残るように、タンクから液体を抜き出す。
第4工程:ルーフを切断し、撤去する。 - 第4工程におけるルーフの切断と撤去が、シングルデッキを切断し、撤去した後に、ポンツーンのルーフサポートがタンク底面に着床し、更に、ポンツーンと液面との間に空間が生じ、かつ、液体が残るように、タンクから液体を再び抜き出し、その後、ポンツーンを切断し、撤去するものである、請求項1に記載の浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
- 第1工程より前の準備工程で、ポンツーンの底面の内縁及び外縁に、ポンツーンの転倒防止用に、ポンツーン転倒防止架台を取り付けることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の浮屋根式タンクのルーフ解体方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005159809A JP2006335386A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 浮屋根式タンクのルーフ解体方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127084A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Ishii Iron Works Co Ltd | 浮屋根改造方法 |
JP2010260582A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Ishii Iron Works Co Ltd | 浮屋根式貯槽の浮屋根解体工事施工法 |
Citations (3)
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JPS57142879A (en) * | 1981-02-16 | 1982-09-03 | Ishii Tekkosho Kk | Method of remodelling floating roof of floating roof type tank |
JPS61155571A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | 石川島播磨重工業株式会社 | フロ−テイングル−フタンクにおける浮屋根本体組立工法 |
JPH02219781A (ja) * | 1989-02-08 | 1990-09-03 | Tokyo Gas Co Ltd | 浮屋根式タンクの浮屋根解体方法 |
-
2005
- 2005-05-31 JP JP2005159809A patent/JP2006335386A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2010260582A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Ishii Iron Works Co Ltd | 浮屋根式貯槽の浮屋根解体工事施工法 |
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