JP2006335149A - 操舵支援装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 目標横加速度Gが増加傾向である場合(区間A,C)の操舵トルクTの値が、目標横加速度Gが減少傾向である場合(区間B,D)の操舵トルクの値より大きくなるよう設定する。これで、操舵摩擦による操舵トルクの損失分又は剰余分を補償でき、目標横加速度Gに合致した操舵トルクTを操舵機構に付与することができる。また、目標横加速度Gが増加傾向から減少傾向へと変わる場合(時刻T1,T4)の操舵トルクは、中間段階を表す線図Zを経て変化する。これにより、操舵機構に付与する操舵トルクが一気に大幅変動することが防止できる。したがって、操舵トルクの変動がハンドルに伝わることにより、ドライバのハンドルフィーリングが悪化することが防止できる。
【選択図】 図9
Description
また本発明に係る操舵支援装置において、前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値との間の操舵トルク値は、前記増加傾向時の値に比べて小さく、かつ、前記減少傾向時の値に比べて大きく設定されることが好ましい。
また本発明に係る操舵支援装置において、前記操舵トルク値が前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値との間の値に設定された場合に、前記操舵トルク値を前記増加傾向時の値に設定すべきか前記減少傾向時の値に設定すべきかを判断する手段を備え、その判断に基づいて前記操舵トルク値を前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値のいずれかに選択することが好ましい。
図4は、本実施形態に係る操舵支援装置における操舵支援制御を示すブロック図である。図4に示すように、画像部2及びセンサ部3からECU4に道路パラメータ及び走行パラメータが入力され、ECU4により操舵制御信号が算出され、操舵機構5により操舵トルクTが車輪FL,FRに付与される。ここで、車両1が走行車線10を適切に維持しながら走行するための目標となるオフセットやヨー角は、例えば、目標オフセットD0及び目標ヨー角θ0として予め設定されたものが用いられる。
ω=ωx+ωd+ωθ…(1)
また、時刻T1〜T2において、右折を終えて直線に進入するためステアリングホイール51を中立点に切り戻すための操舵トルクが与えられる。このときの目標G及び操舵トルクTは正の値を有し、それらの絶対値が減少する。この時刻T1〜T2における区間Bは、右操舵の切り戻し区間である。
また、時刻T4〜T5において、左折を終えて直線に進入するためステアリングホイール51を中立点に切り戻すための操舵トルクが与えられる。このときの目標G及び操舵トルクTは負の値を有し、それらの絶対値が増加する。この時刻T4〜T5における区間Dは、左操舵の切り戻し区間である。
なお、以下の説明において、操舵トルクの量の変化、例えば操舵トルク値の増加、操舵トルク値の減少などは、操舵トルクの絶対値で考えることとする。すなわち、右操舵の切り増し区間A及び左操舵の切り増し区間Cにおいて操舵トルク値は増加し、右操舵の切り戻し区間B及び左操舵の切り戻し区間Dにおいて操舵トルク値は減少する。
この図6のグラフにおける区間A〜Dは、図5の区間A〜Dに対応するものである。すなわち、区間Aは、車両1が図5の右操舵の切り増し区間Aを走行している時(T0〜T1:目標Gが正の値を有しその絶対値が増加している時)に対応する。同様に、区間Bは図5の右操舵の切り戻し区間B(T1〜T2:目標Gが正の値を有しその絶対値が減少している時)に対応する。区間Cは、図5の左操舵の切り増し区間C(T3〜T4:目標Gが負の値を有しその絶対値が増加している時)に対応する。また、区間Dは図5の左操舵の切り戻し区間D(T4〜T5:目標Gが負の値を有しその絶対値が減少している時)に対応する。
区間A、Cのように目標Gの絶対値が増加傾向である場合には実線で表示し、区間B、Dのように目標Gの絶対値が減少傾向である場合には点線で表示している。区間Aと区間Bの間、及び、区間Cと区間Dの間には、ヒステリシス幅wが設けられている。
この図8に示す操舵支援制御は、例えばECU4及び操舵機構5により繰り返し行われる。図9及び図10は、図8に示す操舵支援制御が行われる際に、目標Gに応じて演算された操舵トルクTを表すグラフである。図9及び図10には、区間Aと区間Bとの間、及び、区間Cと区間Dとの間に、中間段階を表す線図Z(一点鎖線で表示)が設けられている。
また、フラグF2にMidが格納されている場合には、図9,10に示す中間段階の線図Zが参照されていることを表す。すなわち、ステップS107の動作は、前回の制御ルーチンで中間段階の線図Zが参照されていたか否かを判断することと等価である。
より具体的には、動作Z1にて区間Aから中間段階の線図Zへと参照するグラフ領域を変更する。これは図8のステップS114に相当する。その後、動作Z2にて、目標Gまたは操舵トルクTの変化に基づいて、中間段階の線図Zから区間Bへと参照するグラフ領域を変更する必要があるか否かをタイマしきい値ΔT以内で判断する。これはタイマしきい値ΔT以内でどれだけ目標Gまたは操舵トルクTの変化が現れたのかを検出することで判断でき、切り戻し方向に十分大きい変化が現れたときに、参照するグラフ領域を変更する必要があると判断される。この動作は図8のステップS117に相当する。
そして、動作Z2にて目標Gまたは操舵トルクTの変化に基づき参照するグラフを変更する必要があると判断されたため、動作Z3にて中間段階の線図Zから区間Bと参照するグラフ領域を最終的に変更する。これは図8のステップS116に相当する。なお、時刻T4に、参照するグラフ領域を区間Cから区間Dに変更する場合も同様である。
より具体的には、動作Z1にて区間Aから中間段階の線図Zへと参照するグラフ領域を変更する。これは図8のステップS114に相当する。その後、動作Z2’にて、目標Gまたは操舵トルクTの変化に基づいて、中間段階の線図Zから区間Bへと参照するグラフ領域を変更する必要があるか否かをタイマしきい値ΔT以内で判断する。これはタイマしきい値ΔT以内でどれだけ目標Gまたは操舵トルクTの変化が現れたのかを検出することで判断でき、切り増し方向に十分大きい変化が現れたときに、参照するグラフ領域を変更する必要がないと判断される。この動作は図8のステップS117に相当する。
そして、動作Z2’にて目標Gまたは操舵トルクTの変化に基づき参照するグラフ領域を変更する必要がないと判断されたため、動作Z3’にて中間段階の線図Zから区間Aへと参照するグラフ領域を切り替え本来参照していた区間Aを維持する。これは図8のステップS116に相当する。なお、時刻T4においても同様である。
また、参照するグラフを一旦中間段階の線図Zに設定した後に、更に、切り増しの操舵に相当するグラフに変更すべきか切り戻しの操舵に相当するグラフに変更すべきかを目標横加速度Gまたは操舵トルクTの変化量に基づき判断することで、走行状況に応じて操舵トルクTの変更可否に対する適切な判断を行うことができる。これにより、例えば走行車線10の白線10R,Lを認識する際に発生するノイズなどによる不要反転などを防止することができる。
Claims (3)
- 走行路の所定の位置を走行するように操舵機構に操舵トルクを付与する操舵支援装置において、
前記走行路の所定の位置を走行する為の操舵トルク値が増加傾向である場合に、減少傾向である場合と比べて大きい値に設定されるとともに、
前記操舵トルク値が増加傾向から減少傾向に変わる際には、前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値との間の値に前記操舵トルク値が設定されること、
を特徴とする操舵支援装置。 - 前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値との間の操舵トルク値は、前記増加傾向時の値に比べて小さく、かつ、前記減少傾向時の値に比べて大きく設定されることを特徴とする請求項1に記載の操舵支援装置。
- 前記操舵トルク値が前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値との間の値に設定された場合に、前記操舵トルク値を前記増加傾向時の値に設定すべきか前記減少傾向時の値に設定すべきかを判断する手段を備え、
その判断に基づいて前記操舵トルク値を前記増加傾向時の値と前記減少傾向時の値のいずれかに選択すること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の操舵支援装置。
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JP2005160224A JP4240006B2 (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 操舵支援装置 |
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JP4240006B2 JP4240006B2 (ja) | 2009-03-18 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009274528A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Toyota Motor Corp | 車両の制駆動力制御装置 |
JP2010513123A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 車両内のステアリングシステムを調整設定する方法 |
JP2014118024A (ja) * | 2012-12-15 | 2014-06-30 | Mazda Motor Corp | 車線維持支援装置 |
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2005
- 2005-05-31 JP JP2005160224A patent/JP4240006B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4240006B2 (ja) | 2009-03-18 |
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