JP2006330676A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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昌一 坂田
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隆久 中植
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Abstract

【課題】 この発明は、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを高精度で一定に保つことができる現像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 現像ローラと同軸に設けられかつ感光体ドラム表面に当接するギャップ規制用コロによって、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが規制されており、かつ感光体ドラムの両端部内面の少なくともフランジ部材が圧入される部分にインロー加工が施されている現像装置において、ギャップ規制用コロが、感光体ドラム表面のうち、内面にインロー加工がされている部分以外の部分に当接されるように設けられている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、画像形成装置の現像装置に関し、特に、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを規制するために現像ローラと同軸に設けられたコロ(DSコロ)を有する現像装置に関する。
通常のジャンピング現像方式では、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを規制するために、感光体ドラムと現像ローラとの間にDSコロと呼ばれるギャップ規制部材が設けられている。これは、ジャンピング現像方式が、感光体ドラムの電位と現像ローラの電位とで形成される現像電界によって、トナーを感光体ドラム側に現像させる方式であるため、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが重要な因子となっているからである。つまり、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが変動すると、現像トナー量が変化し、画像ムラが生じることになる。
しかしながら、感光体ドラムと現像ローラとの間に単にDSコロを設けても、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを一定に保つことができない。この理由について説明する。
感光体ドラムの両端部には、感光体ドラムを回転軸に取り付けるための左右一対のフランジ部材が圧入されている。しかしながら、通常、感光体ドラムの素管の内面は何ら加工が施されてないため、滑らかではなく、凹凸面となっている。このため、感光体ドラムの素管の両端部にフランジ部材を挿入した場合、素管の内面の凹凸により、感光体ドラムのフレ精度が悪くなる。
そこで、従来においては、感光体ドラムの素管両端部のフランジ部材が圧入される部分またはそれより広い範囲に相当する内面を、切削研磨加工(インロー加工)し、感光体ドラムのフレ精度を高めるようにしている。
このような手法により、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップをほぼ一定に保つことができるが、その精度は非常に高いものではなかった。特に、タッチダウン現像方式という新たな現像方式を採用した場合には、従来手法では画像ムラを防止することができない。
これは、タッチダウン現像方式は、従来のジャンピング現像方式と比較すると、現像性が低いため、少しのギャップ変動によって現像量が変動し、画像ムラが発生してしまうためである。
なお、タッチダウン現像方式は、キャリアとトナーとからなる二成分現像剤を磁気保持する二成分現像剤搬送体と、二成分現像剤搬送体からトナーを移送して表面にトナーのみの薄層が形成される現像ローラと、現像ローラ上のトナー薄膜を感光体ドラムに現像することによって画像形成を行なう現像方式である。
特開平11−161015号公報
この発明は、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを高精度で一定に保つことができる現像装置を提供することを目的とする。
この発明は、タッチダウン現像方式を採用した画像形成装置において、端部の濃度ムラや色相ムラが発生しなくなる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、現像ローラと同軸に設けられかつ感光体ドラム表面に当接するギャップ規制用コロによって、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが規制されており、かつ感光体ドラムの両端部内面の少なくともフランジ部材が圧入される部分にインロー加工が施されている現像装置において、ギャップ規制用コロが、感光体ドラム表面のうち、内面にインロー加工がされている部分以外の部分に当接されるように設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、現像装置の現像方式がタッチダウン現像方式であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2に記載の発明において、感光体ドラムがa−Si感光体であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、キャリアとトナーとを含む現像剤を磁気保持する現像剤搬送体と、現像剤搬送体からトナーが移送されかつ表面にトナーのみの薄層が形成される現像ローラと、現像ローラ上のトナー薄層を感光体ドラムに現像することによって画像形成を行なうタッチダウン現像方式を採用した画像形成装置であって、現像ローラと同軸に設けられかつ感光体ドラムに当接するギャップ規制用コロによって、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが規制されており、かつ感光体ドラムの両端部内面の少なくともフランジ部材が圧入される部分にインロー加工が施されている現像装置において、ギャップ規制用コロが、感光体ドラム表面のうち、内面にインロー加工がされている部分以外の部分に当接されるように設けられており、トナー粒子のFPIAによる円形度が0.900〜0.960であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、トナー粒子に樹脂微粒子が外添されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4乃至5に記載の画像形成装置において、トナー粒子に脂肪酸金属塩が外添されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、感光体ドラムに当接するギャップ規制用コロが感光体ドラムの長さ方向に間隔をおいて一対設けられており、感光体ドラムを均一に帯電させる接触型帯電手段が感光体ドラムに接触した状態で配されており、接触型帯電手段は、両ギャップ規制用コロの間隔より短く、かつ両ギャップ規制用コロが感光体ドラムに接触する位置の内側において感光体ドラムに接触するように配置されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、感光体ドラムが現像ローラの上側に配置されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項4乃至8に記載の画像形成装置において、感光体ドラムがa−Si感光体であることを特徴とする。
この発明によれば、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを高精度で一定に保つことができるようになる。
この発明によれば、タッチダウン現像方式を採用した画像形成装置において、端部の濃度ムラや色相ムラが発生しなくなる画像形成装置を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して、この発明を、タッチダウン現像方式を採用したタンデム構成のフルカラー複写機に適用した場合の実施例について説明する。
〔1〕本発明の考え方についての説明
従来手法において感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップを高精度で一定に保つことができない原因は、感光体ドラムのフレの影響を充分に抑制することができないことにある。
この理由を調査した結果、感光体ドラムの素管の両端部における、内面が切削研磨加工(インロー加工)されている部分の熱変形が原因であることが判明した。
素管の両端部内面に切削研磨加工を施した後に、素管の表面に感光層を形成するが、感光層を形成する過程で熱処理を行なう。この際に、素管は熱膨張し、その後の自然冷却によって収縮するが、その膨張および収縮による変形の度合いが、切削研磨加工が施されている部分と、切削研磨加工が施されてない部分との間で異なる。切削研磨加工されている部分の肉厚は他の部分より薄いため変形が大きくなる。
従来においては、内面に切削研磨加工が施されておりかつ感光層形成過程で変形の大きい感光体ドラムの両端部に、DSコロを圧接させていたため、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが変動していた。
そこで、本願発明では、感光体ドラムのうち、内面に切削研磨加工が施されていない部分に、DSコロを圧接させることにより、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップの変動を抑えるようにした。
〔2〕実施例の説明
図1は、タッチダウン現像方式を採用したタンデム構成のフルカラー複写機の概略構成を示している。
図1において、5は、中間転写ベルトである。中間転写ベルト5の上側には、第1〜第4の画像形成手段1〜4が配されている。第1〜第4の画像形成手段1〜4は、図中右側からブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)用のものである。各画像形成手段1〜4の構成はほぼ同じであるため、第1の画像形成手段1の構成についてのみ説明する。
第1の画像形成手段1は、図1および図2に示すように、現像器100と感光体ドラム10とからなる。感光体ドラム10の周囲には、感光体ドラム10の表面を均一に帯電させるための帯電ローラ40が感光体ドラム10に接触した状態で配されている。現像器100は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤が収容されたハウジング101と、ハウジング101内に設けられた2つ攪拌スパイラル102、103と、現像剤搬送体104と、現像ローラ20とからなる。現像剤搬送体104は、非磁性スリーブとその内側に設けられたマグネットとからなる。
攪拌スパイラル102、103によって二成分現像剤が攪拌される。現像剤搬送体104は、二成分現像剤を磁気保持する。現像ローラ20には、二成分現像剤搬送体104からトナーが移送されて、表面にトナーのみの薄層が形成される。現像ローラ20上のトナー薄膜が感光体ドラム10に現像される。
第1〜第4の画像形成手段1〜4によって、ブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)に対応する画像が感光体ドラム10上に形成され、中間転写ベルト5上に順次転写されることで、中間転写ベルト5上にフルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト5上に形成されたフルカラーのトナー像は、給紙カセット6から二次転写ローラ7に供給された記録紙に転写される。トナー像が転写された記録紙は、定着ローラ8に送られ、定着処理が行なわれた後、排出される。
図3は、感光体ドラム10、現像ローラ20および帯電ローラ40を示している。
図3において、30は現像ローラの回転軸に回転自在に取り付けられた左右一対のDSコロ(ギャップ規制用コロ)である。現像ローラ20は、図示しない現像ハウジングに支持されている。
感光体ドラム10としては、この例では、アモルファスシリコン感光体(a−Si感光体)が用いられている。感光体ドラム10は、素管の両端部内面に切削研磨加工を施した後に、素管の表面に感光層を形成することにより、製造されている。感光体ドラム10における内面が切削研磨加工されている部分11をインロー部分ということにする。感光体ドラム10の両端部のインロー部分11には、感光体ドラム10を図示しない回転軸に取り付けるための左右一対のフランジ部材12が圧入されている。
この実施例では、左右一対のDSコロ30は、感光体ドラム10におけるインロー部分11より内側部分に当接するように、現像ローラ20の回転軸に取り付けられている。より具体的には、左側のDSコロ30は感光体ドラム10における左側のインロー部分11の若干右側の部分に当接するように、右側のDSコロ30は感光体ドラム10における右側のインロー部分11の若干左側の部分に当接するように、現像ローラ20の回転軸に取り付けられている。
DSコロ30が感光体ドラム10に圧接するように、現像ハウジングを感光体ドラム10側に付勢する付勢手段(図示略)が設けられている。
図1のフルカラー複写機では、感光体ドラム10に接触する帯電ローラ40の幅は左右一対のDSコロ30の間隔より長く、帯電ローラ40が感光体ドラム10に接触する部分内において、左右一対のDSコロ30が感光体ドラム10に当接するように、帯電ローラ40が配されている。
この実施例では、左右一対のDSコロ30は、感光体ドラム10における感光層形成時に変形の小さな部分(インロー部分11以外の部分)に当接するように、現像ローラ20の回転軸に取り付けられているので、感光体ドラム10と現像ローラ20との間のギャップが高精度で一定に保たれるようになる。
現像ローラ20上のトナー薄層から感光体ドラム10に現像されるトナーの帯電量は12〜20μC/g程度あり、現像剤搬送体104から現像ローラ20に移動するトナーの帯電量は15〜25μC/g程度あり、消費されるトナーの帯電量が異なっている。したがって、現像ローラ20上に形成されたトナー薄層のうちの一部が感光体ドラム10上に現像されることになる。
通常の一成分現像の場合も現像ローラ上の一部のトナーが感光体ドラム上に現像されるが、現像ローラ上のトナーの帯電量は現像ローラ上から感光体ドラム上にトナーが現像されやすい帯電量に元から調整することが可能なため、タッチダウン現像における現像ローラ上のトナーより多くのトナーが現像に関与している。言い換えれば、タッチダウン現像は通常の一成分現像より現像ローラ上のトナーの現像に寄与する割合が低い。
従って、タッチダウン現像では、感光体ドラム10と現像ローラ20との間のギャップの影響をより受けやすい。また、現像ローラ上の現像に寄与しなかったトナーを現像剤搬送体104に引き戻す必要があるが、感光体ドラム10と現像ローラ20との間のギャップの影響により、現像ローラ20と現像剤搬送体104とのギャップも影響を受けるため、引き戻しにも影響を受けるし、トナー薄膜形成にも影響を及ぼす。
そこで、上記実施例のように、感光体ドラムの素管の両端部内面に切削研磨加工(インロー加工)を施すことにより、感光体ドラムの盛り上がりを抑制することができ、さらにインロー加工部分より内側に左右一対のDSコロ30を当接させることにより、素管の真円度のズレを抑制することができる。
なお、帯電ローラ40の長さおよび配置位置を図4に示すような長さおよび配置とすることが好ましい。つまり、感光体ドラム10に接触する帯電ローラ40の幅を左右一対のDSコロ30の間隔より短く形成し、帯電ローラ40が感光体ドラム10に接触する部分よりも、外側において左右一対のDSコロ30が感光体ドラム10に当接するように、帯電ローラ40を配置することが好ましい。
帯電ローラ40が感光体ドラム10に接触する部分には、感光体ドラム10に酸化生成物が付着したり、感光体ドラム10の表面が荒れやすいが、図4に示す帯電ローラ40を用いた場合には、左右一対のDSコロ30は、帯電ローラ40が感光体ドラム10に接触する部分より外側において、感光体ドラム10に当接しているので、感光体ドラム10と現像ローラ20との間のギャップがより高精度で一定に保たれるようになる。
ところで、二成分現像でトナー帯電量を高めるためには、FPIAによるトナー円形度が0.900以上0.960以下であることが好ましい。トナー円形度が0.960以上でも攪拌時間を十分にかけることができれば十分な帯電量を得ることができるが、感光体ドラムの周速が100mm/sec以上の場合は好ましくない。トナー円形度が0.900以上0.960以下の範囲であれば、15〜25μC/gの帯電量を得ることができる。
一方、トナー円形度が0.900以上0.960以下の範囲とすると、トナーの比表面積が高くなり、キャリアや現像ローラ表面との接触面積が大きくなり、キャリアや現像ローラに対するトナーの付着性が高くなる。
そこで、現像剤に樹脂微粒子を外添しておくことが好ましい。樹脂微粒子のスペーサー効果により、キャリアや現像ローラに対するトナーの付着性を低減させることができ、現像性を向上させることができる。また、現像剤に脂肪酸金属塩を外添しておくことにより、現像ローラ上のトナーの付着力を低減させることができ、現像性を向上させることができる。
なお、図5に示すように、感光体ドラム10の下方に現像ローラ20が配置された画像形成装置においては、現像ローラ20上のトナーを感光体ドラム10上に現像する際に、反対方向の重力を影響を受けるため、感光体ドラム10と現像ローラ20との間のギャップの影響をより受けやすいので、本発明を適用することにより、好適な効果が得られる。
図5において、5は中間転写ベルト、10は感光体ドラム、100は現像器、101はハウジング、102、103は攪拌スパイラル、104は現像剤搬送体、20は現像ローラである。
〔3〕実験例の説明
<実施例1>
図1の構成の画像形成装置において、次のような条件で実験を行なった。
感光体ドラム径:30mm、現像ローラ径:16mm、現像剤搬送体104のスリーブ径:20mm、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップ:0.25mm、現像ローラと現像剤搬送体104との間のギャップ:0.35mm、感光体暗電位:300V、感光体明電位:20V、現像ローラへの印加電圧:DC=100V、現像剤搬送体104のスリーブへの印加電圧:Vpp=300V(f=2.7kHz,duty=25%)、感光体ドラムの周速:100mm/sec。
トナーのFPIAによる円形度:0.920、トナーの体積平均粒径:7.5μm。外添剤として疎水性シリカ0.8wt%をトナーに添加した。キャリア粒子として、Mn−Mgフェライトコアにフッ素シリコーンで被服した重量平均粒径45μmのものを用いた。
印字率5%の出力原稿を500枚連続出力して端部の画像濃度IDと画像のカブリ濃度FDの評価を行なった。なお、画像のカブリ濃度FDは、本来トナーが載ることのない画像の白紙部にトナーが載ることによって白紙部が汚れた状態を、画像濃度IDと同じくトナーによる反射濃度計で測定することにより得られる濃度である。初期の画像濃度IDは1.452で、500枚時の画像濃度IDは1.431であった。初期のカブリ濃度FD0.002で、500枚時のカブリ濃度FDは0.003であった。
<比較例1>
感光体ドラムにおけるインロー加工部分にDSコロを当接させた。それ以外の条件は<実施例1>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.448で、500枚時の画像濃度IDは1.388であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<比較例2>
感光体ドラムの素管にインロー加工を施さずに、感光体ドラムにおけるフランジ圧入部分にDSコロを当接させた。それ以外の条件は<実施例1>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.448で、500枚時の画像濃度IDは1.325であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<実施例2>
トナーのFPIAによる円形度を0.900にした。それ以外の条件は<実施例1>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.422で、500枚時の画像濃度IDは1.401であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<実施例3>
トナーのFPIAによる円形度を0.960にした。それ以外の条件は<実施例1>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.458で、500枚時の画像濃度IDは1.454であった。初期のカブリ濃度FD0.003で、500枚時のカブリ濃度FDは0.005であった。
<比較例3>
トナーのFPIAによる円形度を0.890にした。それ以外の条件は<実施例1>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.402で、500枚時の画像濃度IDは1.354であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<比較例4>
トナーのFPIAによる円形度を0.970にした。それ以外の条件は<実施例1>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.465で、500枚時の画像濃度IDは1.458であったが、トナー飛散が発生し、機内汚れが発生した。初期のカブリ濃度FD0.004で、500枚時のカブリ濃度FDは0.008であった。
<実施例4>
<実施例1>のトナーに更に体積平均粒径0.2μmの樹脂微粒子(アクリル微粒子)を0.2wt%を添加した。初期の画像濃度IDは1.485で、500枚時の画像濃度IDは1.447であった。初期のカブリ濃度FD0.002で、500枚時のカブリ濃度FDは0.003であった。
<実施例5>
<実施例1>のトナーに更にステアリン酸亜鉛を0.2wt%を添加した。初期の画像濃度IDは1.472で、500枚時の画像濃度IDは1.455であった。初期のカブリ濃度FD0.002で、500枚時のカブリ濃度FDは0.005であった。
<実施例6>
図5の示すように、感光体ドラム10の下方に現像ローラ20が配置された画像形成装置において、図3と同様に、左右一対のDSコロを、感光体ドラム10におけるインロー部分より内側部分に当接するように、現像ローラ20の回転軸に取り付けた場合において、次のような条件で実験を行なった。
感光体ドラム径:30mm、現像ローラ径:16mm、現像剤搬送体104のスリーブ径:20mm、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップ:0.22mm、現像ローラと現像剤搬送体104との間のギャップ:0.32mm、感光体暗電位:300V、感光体明電位:20V、現像ローラへの印加電圧:DC=100V、現像剤搬送体104のスリーブへの印加電圧:Vpp=300V(f=2.7kHz,duty=28%)、感光体ドラムの周速:100mm/sec。
トナーのFPIAによる円形度:0.920、トナーの体積平均粒径:7.5μm。外添剤として疎水性シリカ0.8wt%をトナーに添加した。キャリア粒子として、Mn−Mgフェライトコアにフッ素シリコーンで被服した重量平均粒径45μmのものを用いた。
印字率5%の出力原稿を500枚連続出力して端部の画像濃度の評価を行なった。初期の画像濃度IDは1.433で、500枚時の画像濃度IDは1.405であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<比較例5>
感光体ドラムにおけるインロー加工部分にDSコロを当接させた。それ以外の条件は<実施例6>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.425で、500枚時の画像濃度IDは1.325であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<比較例6>
感光体ドラムの素管にインロー加工を施さずに、感光体ドラムにおけるフランジ圧入部分にDSコロを当接させた。それ以外の条件は<実施例6>と同じとした。初期の画像濃度IDは1.423で、500枚時の画像濃度IDは1.290であった。初期のカブリ濃度FD0.001で、500枚時のカブリ濃度FDは0.002であった。
<実施例7>
図1の構成の画像形成装置において、次のような条件で実験を行なった。
感光体ドラム径:30mm、現像ローラ径:16mm、現像剤搬送体104のスリーブ径:20mm、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップ:0.25mm、現像ローラと現像剤搬送体104との間のギャップ:0.35mm、感光体暗電位:300V、感光体明電位:20V、現像ローラへの印加電圧:DC=100V、現像剤搬送体104のスリーブへの印加電圧:Vpp=300V(f=2.7kHz,duty=25%)、感光体ドラムの周速:100mm/sec。
トナーのFPIAによる円形度:0.920、トナーの体積平均粒径:7.5μm。外添剤として疎水性シリカ0.8wt%をトナーに添加した。キャリア粒子として、Mn−Mgフェライトコアにフッ素シリコーンで被服した重量平均粒径45μmのものを用いた。
印字率5%の出力原稿を10000枚連続出力して端部の画像濃度の評価を行なった。初期の画像濃度IDは1.452で、10000枚時の画像濃度IDは1.421であった。初期のカブリ濃度FD0.002で、10000枚時のカブリ濃度FDは0.004であった。
<実施例8>
図4に示す画像形成装置、つまり、帯電ローラの位置を一対のDSコロの位置より内側に配置した画像形成装置において、<実施例7>と同じ条件で実験を行なった。初期の画像濃度IDは1.450で、10000枚時の画像濃度IDは1.430であった。初期のカブリ濃度FD0.002で、10000枚時のカブリ濃度FDは0.003であった。
上記実施例1〜6および上記比較例1〜6の実験結果を表1に示す。
Figure 2006330676
上記実施例7、8の実験結果を表2に示す。
Figure 2006330676
フルカラー複写機の概略構成を示す概略構成図である。 第1の画像形成手段1の構成を示す概略構成図である。 感光体ドラム10、現像ローラ20および帯電ローラ40を示す概略構成図である。 感光体ドラム10、現像ローラ20および帯電ローラ40を示す概略構成図である。 感光体ドラム10の下方に現像ローラ20が配置された画像形成装置を示す概略構成図である。
符号の説明
10 感光体ドラム
11 インロー部分
12 フランジ部材
20 現像ローラ
30 DSコロ
40 帯電ローラ
100 現像器
102、103 攪拌スパイラル
104 現像剤搬送体

Claims (9)

  1. 現像ローラと同軸に設けられかつ感光体ドラム表面に当接するギャップ規制用コロによって、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが規制されており、かつ感光体ドラムの両端部内面の少なくともフランジ部材が圧入される部分にインロー加工が施されている現像装置において、ギャップ規制用コロが、感光体ドラム表面のうち、内面にインロー加工がされている部分以外の部分に当接されるように設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 現像装置の現像方式がタッチダウン現像方式であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 感光体ドラムがa−Si感光体であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の現像装置。
  4. キャリアとトナーとを含む現像剤を磁気保持する現像剤搬送体と、現像剤搬送体からトナーが移送されかつ表面にトナーのみの薄層が形成される現像ローラと、現像ローラ上のトナー薄層を感光体ドラムに現像することによって画像形成を行なうタッチダウン現像方式を採用した画像形成装置であって、
    現像ローラと同軸に設けられかつ感光体ドラムに当接するギャップ規制用コロによって、感光体ドラムと現像ローラとの間のギャップが規制されており、かつ感光体ドラムの両端部内面の少なくともフランジ部材が圧入される部分にインロー加工が施されている現像装置において、
    ギャップ規制用コロが、感光体ドラム表面のうち、内面にインロー加工がされている部分以外の部分に当接されるように設けられており、トナー粒子のFPIAによる円形度が0.900〜0.960であることを特徴とする。
  5. トナー粒子に樹脂微粒子が外添されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. トナー粒子に脂肪酸金属塩が外添されていることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 感光体ドラムに当接するギャップ規制用コロが感光体ドラムの長さ方向に間隔をおいて一対設けられており、感光体ドラムを均一に帯電させる接触型帯電手段が感光体ドラムに接触した状態で配されており、接触型帯電手段は、両ギャップ規制用コロの間隔より短く、かつ両ギャップ規制用コロが感光体ドラムに接触する位置の内側において感光体ドラムに接触するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 感光体ドラムが現像ローラの上側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  9. 感光体ドラムがa−Si感光体であることを特徴とする請求項4乃至8に記載の画像形成装置。
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