JP2006330622A - 露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被露光体に形成された基準パターンに対する露光パターンの重ね合わせ精度を向上する。
【解決手段】 搬送手段5でカラーフィルタ基板8を所定の速度で搬送し、カラーフィルタ基板8の搬送方向Aと直交する方向に並べて配置されたマイクロミラーデバイス2の複数のミラー要素にそれぞれ対応させて搬送方向Aに先後して並べて配置した撮像手段3の複数の受光要素で投影レンズ4を介してカラーフィルタ基板8からの光を受光して、カラーフィルタ基板8上の露光位置P1の搬送方向手前側を撮像し、その画像の画像データに基づいて制御手段7でマイクロミラーデバイス2の複数のミラー要素を駆動制御し、該ミラー要素で光源1から入射する露光光に強度変調を与えて射出し、投影レンズ4で該強度変調された露光光をカラーフィルタ基板8上に投影し、カラーフィルタ基板8上に形成されたブラックマトリクスのピクセル上に露光パターンを露光する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マスクを使用せず被露光体上に露光パターンを直接露光する露光装置に関し、詳しくは、上記被露光体に形成された基準パターンに対する露光パターンの重ね合わせ精度を向上しようとする露光装置に係るものである。
従来の露光装置は、ガラス基板に露光パターンに相当するマスクパターンを予め形成したマスクを使用し、被露光体上に上記マスクパターンを転写露光する、例えばステッパー(Stepper)やマイクロミラー・プロジェクション(Micromirror Projection)やプロキシミティ(Proximity)の各装置がある。しかし、これら従来の露光装置において、複数層のパターンをそれぞれ積層形成する場合には、各層間の露光パターンの重ね合わせ精度が問題となる。特に、大型液晶ディスプレイ用のTFTやカラーフィルタの形成に使用する大型マスクの場合には、マスクパターンの配列に高い絶対寸法精度が要求され、マスクのコストが上昇していた。また、上記の重ね合わせ精度を得るためには下地層の基準パターンとマスクパターンとのアライメントが必要であり、特に大型マスクにおいては、このアライメントが困難であった。
一方、マスクを使用せず、電子ビームやレーザビームを使用して予め記憶手段に記憶されたCADデータのパターンを被露光体上に直接露光する露光装置がある。この種の露光装置は、レーザ光源と、該レーザ光源から発射されるレーザビームを往復走査する露光光学系と、被露光体を載置した状態で搬送する搬送手段とを備え、CADデータに基づいてレーザ光源の発射状態を制御しながらレーザビームを往復走査すると共に被露光体をレーザビームの走査方向と直交する方向に搬送して、被露光体上に露光パターンに相当するCADデータのパターンを二次元的に形成するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−144415号公報
しかし、このような直接露光型の従来の露光装置において、CADデータのパターン配列に高い絶対寸法精度が要求される点は、マスクを使用する露光装置と同様であった。また、複数の露光装置を用いてパターンを形成するような製造工程においては、露光装置間に精度のばらつきがあると、露光パターンの重ね合わせ精度が悪くなる問題があった。そして、このような問題に対処するためには高精度な露光装置が必要となり、露光装置のコストが上昇していた。
さらに、下地層の露光パターンとCADデータのパターンとのアライメントを事前に取らなければならない点は、マスクを使用する他の露光装置と同様であり、前述と同様にアライメント精度を向上することができない問題があった。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、被露光体に形成された基準パターンに対する露光パターンの重ね合わせ精度を向上しようとする露光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明による露光装置は、搬送手段により所定の速度で搬送される被露光体に対して光源から発射される露光光を照射して、前記被露光体上に露光パターンの像を露光する露光装置であって、前記光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出する複数の変調要素を前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置した光変調手段と、前記被露光体からの光を受光する複数の受光要素を前記光変調手段の複数の変調要素にそれぞれ対応させて前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べ、且つ搬送方向に先後して並べて配置し、前記被露光体上の露光位置の搬送方向手前側を撮像する撮像手段と、前記光変調手段及び撮像手段と前記搬送手段との間に配設され、前記光変調手段の各変調要素の像を前記被露光体上に投影すると共に、該被露光体上に形成された基準パターンの像を前記撮像手段の受光要素の面に投影する投影レンズと、前記撮像手段により撮像された画像の画像データに基づいて前記光変調手段を駆動して前記基準パターン上に露光パターンを露光制御する制御手段と、を備えたものである。
このような構成により、搬送手段で被露光体を所定の速度で搬送し、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置された光変調手段の複数の変調要素にそれぞれ対応させて、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べ、且つ搬送方向に先後して並べて配置した撮像手段の複数の受光要素で投影レンズを介して被露光体からの光を受光して、被露光体上の露光位置の搬送方向手前側を撮像し、その画像の画像データに基づいて制御手段で光変調手段の複数の変調要素を駆動制御し、該変調要素で光源からの露光光を反射して該露光光に強度変調を与えて射出し、投影レンズで該強度変調された露光光を被露光体上に投影し、被露光体上に形成された基準パターン上に露光パターンを露光する。
また、前記撮像手段は、前記被露光体の搬送方向にて、前記投影レンズの光軸を挟んで前記光変調手段の後ろ側に配置されたものである。これにより、投影レンズの光軸を挟んで被露光体の搬送方向にて光変調手段の後ろ側に配置された撮像手段で、被露光体の露光位置の搬送方向手前側を撮像する。
また、第2の発明による露光装置は、搬送手段により所定の速度で搬送される被露光体に対して光源から発射される露光光を照射して、前記被露光体上に露光パターンの像を露光する露光装置であって、前記光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出する複数の変調要素を前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置した光変調手段と、前記被露光体からの光を受光する複数の受光要素を前記光変調手段の複数の変調要素にそれぞれ対応させて前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置し、前記被露光体上の露光位置と同位置を撮像する撮像手段と、前記光変調手段及び撮像手段と前記搬送手段との間に配設され、前記光変調手段の各変調要素の像を前記被露光体上に投影すると共に、該被露光体上に形成された基準パターンの像を前記撮像手段の受光要素の面に投影する投影レンズと、前記撮像手段により撮像された画像の画像データに基づいて前記光変調手段を駆動して前記基準パターン上に露光パターンを露光制御する制御手段と、を備えたものである。
このような構成により、搬送手段で被露光体を所定の速度で搬送し、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置された光変調手段の複数の変調要素とそれぞれ対応させて、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置した撮像手段の複数の撮像要素で投影レンズを介して被露光体からの光を受光して、被露光体上の露光位置と同位置を撮像し、その画像の画像データに基づいて制御手段で光変調手段の複数の変調要素を駆動制御し、該変調要素で光源からの露光光を反射して該露光光に強度変調を与えて射出し、投影レンズで該強度変調された露光光を被露光体上に投影し、被露光体上に形成された基準パターン上に露光パターンを露光する。
また、前記光変調手段は、前記投影レンズを通って上方に延びる前記撮像手段の光路の途中で、該撮像手段の光路から分岐された光路上に配設されたものである。光投影レンズを通って上方に延びる撮像手段の光路の途中で、該撮像手段の光路から分岐された光路上に配設された光変調手段で撮像位置と同位置に露光する。
さらに、前記光変調手段の変調要素は、前記制御手段によって制御されて傾動するミラー要素である。これにより、制御手段によって制御されて傾動するミラー要素からなる光変調手段の変調要素で光源から入射する露光光に強度変調を与える。
そして、前記光変調手段の変調要素は、リボン状の複数の反射ミラーがその反射面を同一平面に並べて配置され、前記制御手段によって制御されて前記複数の反射ミラーが一本おきに後退して表面に段差を付け、回折格子を形成するミラー要素である。これにより、リボン状の複数の反射ミラーがその反射面を同一平面に並べて配置され、制御手段によって制御されて上記複数の反射ミラーが一本おきに後退して表面に段差を付け、回折格子を形成するミラー要素からなる光変調手段の変調要素で光源から入射する露光光に強度変調を与える。
請求項1に係る発明によれば、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置された光変調手段の複数の変調要素にそれぞれ対応させて、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べ、且つ搬送方向に先後して並べて配置された撮像手段の複数の受光要素で被露光体上の露光位置の搬送方向手前側を撮像し、その画像データに基づいて光変調手段の複数の変調要素を駆動制御して光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出して被露光体上に形成された基準パターン上に露光パターンを露光するものとしたことにより、上記基準パターンに対する露光パターンの重ね合わせ精度を向上することができる。したがって、複数層のパターンを積層して形成する場合にも、各層のパターンの重ね合せ精度が高くなる。これにより、複数の露光装置を使用して積層パターンを形成する場合にも、露光装置間の精度差に起因する各層のパターンの重ね合せ精度の劣化の問題を排除することができ、露光装置のコストアップを抑制することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、撮像手段を被露光体の搬送方向にて、投影レンズの光軸を挟んで光変調手段の後ろ側に配置したものとしたことにより、光変調手段と撮像手段との投影レンズを共通とした場合であっても、光変調手段による被露光体上の露光位置の搬送方向手前側を撮像手段で撮像することができる。したがって、上記撮像手段により撮像された画像の画像データに基づいて光変調手段で被露光体に形成された基準パター上に露光パターンを露光することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置された光変調手段の複数の変調要素とそれぞれ対応させて、被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置した撮像手段の複数の撮像要素で光変調手段による露光位置と同位置を撮像し、その撮像データに基づいて光変調手段の複数の変調要素を駆動制御して光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出して被露光体上に形成された基準パターン上に露光パターンを露光するものとしたことにより、上記基準パターンに対する露光パターンの重ね合わせ精度を向上することができる。したがって、複数層のパターンを積層して形成する場合にも、各層のパターンの重ね合せ精度が高くなる。これにより、複数の露光装置を使用して積層パターンを形成する場合にも、露光装置間の精度差に起因する各層のパターンの重ね合せ精度の劣化の問題を排除することができ、露光装置のコストアップを抑制することができる。また、露光位置と同位置を撮像するようにしたことにより、撮像と露光をリアルタイムで実行することができ、露光スピードを向上することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、光変調手段を、投影レンズを通って上方に延びる撮像手段の光路の途中で、該撮像手段の光路から分岐された光路上に配設したことにより、撮像位置と同位置に露光することができる。したがって、露光パターンの重ね合せ精度をより向上することができる。
さらに、請求項5に係る発明によれば、光変調手段の変調要素を制御手段によって制御されて傾動するミラー要素としたことにより、ミラー要素を傾動させて光源から入力する露光光に強度変調を与えることができる。
そして、請求項6に係る発明によれば、光変調手段の変調要素をリボン状の複数の反射ミラーがその反射面を同一平面に並べて配置され、制御手段によって制御されて上記複数の反射ミラーが一本おきに後退するミラー要素としたことにより、上記複数のリボン状反射ミラーを一本おきに後退するよう制御して表面に段差を付け、回折格子を形成することができる。したがって、上記回折格子で反射光を分散させ、光源から入力する露光光に強度変調を与えることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による露光装置の第1の実施形態を示す概念図である。この露光装置は、露光光を被露光体に対して照射して、該被露光体上に露光パターンの像を直接露光するものであり、光源1と、マイクロミラーデバイス2と、撮像手段3と、投影レンズ4と、搬送手段5と、照明用光源6と、制御手段7とを備えている。なお、以下の説明においては、被露光体として透明なガラス基板からなるカラーフルター基板8を用いた場合について述べる。
上記光源1は、露光光としての紫外線(UV)を発光するものであり、例えばキセノンランプや紫外線レーザ光源等である。そして、後述のマイクロミラーデバイス2を斜め方向から照射するようになっている。
上記光源1の露光光の照射方向前方には、マイクロミラーデバイス2が設けられている。このマイクロミラーデバイス2は、感光性着色材が塗布されたカラーフィルタ基板8に露光光を照射して所定色のカラーフィルタのパターンを露光するものであり、光源1からの露光光を反射し、該露光光にオン・オフの強度変調を与えて射出する複数の変調要素としてのミラー要素9(図2参照)をカラーフィルタ基板8の搬送方向(図1に示す矢印A方向)と直交する方向に並べて配置して、光変調手段となるものである。また、このマイクロミラーデバイス2の前面には、可視光をカットするフィルタ10が配設され、光源1の露光光に含まれる可視光成分をカットして可視光がマイクロミラーデバイス2のミラー要素9に入射するのを防止している。
具体的には、上記マイクロミラーデバイス2は、図2(a)に示すように傾動可能に軸支された複数のミラー要素9を一列に並べて配置している。このミラー要素9は、図3(a)に示すように、半導体基板11上に一対のヒンジ12によって傾動可能に軸支されたヨーク13を形成し、該ヨーク13の上面に露光光を反射する反射板14を形成している。そして、同図(b)に示すように、ヨーク13の下面と半導体基板11の上面に対向して一対の電極15を設け、該一対の電極15に電圧を付与することによって両電極15間に静電吸引力又は反発力を発生して、上記ヒンジ12を中心にヨーク13が矢印方向に傾動し、反射板14が傾くようになっている。この場合、露光オン状態では、図4(a)に示すようにミラー要素9の反射板14は、その反射光が投影レンズ4を通過するように傾き、露光オフ状態では、図4(b)に示すように反射光が投影レンズ4を通らないように傾く。以下の説明では、図4(a)に示すようなミラー要素9の駆動状態をオン駆動と、同図(b)に示すようなミラー要素9の駆動状態をオフ駆動とする。なお、上記複数のミラー要素9は、後述の制御手段7によって制御されてそれぞれ個別に傾動するものである。
図1に示すように、上記カラーフィルタ基板8の搬送方向(矢印A方向)にて、後述の投影レンズ4の光軸を挟んでマイクロミラーデバイス2の後ろ側には、撮像手段3が設けられている。この撮像手段3は、カラーフィルタ基板8上の露光位置P1の搬送方向手前側の位置(撮像位置)P2を撮像するものであり、図2に示すようにカラーフィルタ基板8からの光を受光する複数の受光要素16をマイクロミラーデバイス2の複数のミラー要素9に一対一に対応させて搬送方向(矢印A方向)に直交する方向に並べ、且つ搬送方向に先後して並べて配置した例えばラインCCDである。また、図1に示すように、撮像手段3の前面には、紫外線をカットするフィルタ17が配設されており、光源1の露光光に含まれる紫外線の漏れ光が撮像手段3の受光要素16に入射するのを防止している。
また、図2(a)に示すように、上記撮像手段3の撮像位置P2と上記マイクロミラーデバイス2による露光位置P1とは、所定の距離Dだけ離されている。したがって、同図に示すように、撮像手段3で撮像位置P2におけるブラックマトリクス18のピクセル19(基準パターン)を撮像してから所定時間経過後に上記マイクロミラーデバイス2を駆動すれば、上記ピクセル19上に正確に露光パターンを形成することができる。なお、同図において、撮像手段3の受光要素16中に記した数字は、撮像手段3により撮像されたピクセル画像の画像データを例示したものであり、これに基づいてマイクロミラーデバイス2が駆動される。例えば、この第1の実施形態の場合には、撮像手段3の“1”を示す受光要素16に対応するマイクロミラーデバイス2のミラー要素9がオン駆動(同図において白表示)され、“0”を示す受光要素16に対応するミラー要素9がオフ駆動(同図において斜線を付して示す)される。
上記マイクロミラーデバイス2及び撮像手段3の下方には、図1に示すように、一個の投影レンズ4が配設されている。この投影レンズ4は、上記マイクロミラーデバイス2の各ミラー要素9の像をカラーフィルタ基板8上に投影すると共に、該カラーフィルタ基板8上に形成されたブラックマトリクス18のピクセル19の像を上記撮像手段3の受光要素16の面に投影するものであり、複数のレンズを組み合わせてテレセントリック光学系を構成している。このように、投影レンズ4をマイクロミラーデバイス2及び撮像手段3に対して共通としたことにより、光学構成が簡単となる。また、マイクロミラーデバイス2と撮像手段3とが近接位置に配置されるため、マイクロミラーデバイス2の各ミラー要素9と撮像手段3の各受光要素16の位置あわせ精度を向上することができる。
上記投影レンズ4の下方には、搬送手段5が設けられている。この搬送手段5は、ステージ5a上にカラーフィルタ基板8を載置して矢印A方向に搬送するものであり、図示省略の搬送用モータが制御手段7により制御されてステージ5aを移動するようになっている。また、上記搬送手段5には、図示省略の例えばエンコーダやリニアセンサー等の位置検出センサーや速度センサーが設けられており、その出力を制御手段7にフィードバックして位置制御及び速度制御を可能にしている。
上記搬送手段5のステージ5aの下側には、照明用光源6が設けられている。この照明用光源6は、撮像手段3による露光位置を照明して透明なガラス基板からなるカラーフィルタ基板8上に形成されたブラックマトリクス18のピクセル19を透過光により撮像可能とするものであり、背面照明となっている。これにより、ピクセル19の像のコントラストが明瞭となり、撮像精度が向上する。この場合、上記カラーフィルタ基板8の露光領域に対応するステージ5aには、照明光をカラーフィルタ基板8の裏面に照射することができるように貫通する開口部(図示省略)が設けられている。なお、照明用光源6は、ステージ5aの下方に配置して背面照明としたものに限られず、ステージ5aの上方に配置して落射照明としてもよい。また、照明光に紫外線成分が含まれる場合には、照明用光源6の前面に図示省略の紫外線カットフィルタを配置し、カラーフィルタ基板8上に塗布された感光性着色材が露光されるのを防止してもよい。
上記光源1、マイクロミラーデバイス2、撮像手段3及びに搬送手段5に接続して制御手段7が設けられている。この制御手段7は、装置全体が適切に駆動するように制御するものであり、撮像手段3で撮像された上記ブラックマトリクス18のピクセル19の画像の画像データを出力すると共に、上記ピクセル19に予め設定された基準位置を検出する画像検出回路20と、光源1をオン・オフする露光光源制御部21と、上記画像データや上記基準位置に相当するルックアップテーブル等のデータを記憶するメモリ22と、上記撮像位置P2と露光位置P1との間の距離Dとカラーフィルタ基板8の搬送速度Vとを用いて、撮像手段3で撮像してからマイクロミラーデバイス2を駆動して露光するまでの露光タイミング時間t等を演算する演算部23と、上記画像データに基づいて上記マイクロミラーデバイス2のミラー要素9を傾動するマイクロミラー制御回路24と、搬送手段5のステージ5aを矢印A方向に所定速度で移動するステージ制御部25と、装置全体を統合して制御する制御部26とを備えている。
図5は、画像検出回路20の一構成例を示すブロック図である。同図に示すように、画像検出回路20は、例えば三つ並列に接続したリングバッファーメモリ27A,27B,27Cと、該リングバッファーメモリ27A,27B,27C毎にそれぞれ並列に接続した例えば三つのラインバッファーメモリ28A,28B,28Cと、該ラインバッファーメモリ28A,28B,28Cに接続され決まった閾値と比較してグレーレベルのデータを2値化して出力する比較回路29と、上記九つのラインバッファーメモリ28A,28B,28Cの出力データと図1に示すメモリ22から得たブラックマトリクス18の左端ピクセル19の左上端隅部を定める基準位置に相当する画像データのルックアップテーブル(以下、「LUT」と記載する)とを比較して、両データが一致したときに基準位置判定結果を出力する判定回路30とを備えている。
また、画像検出回路20は、上記基準位置判定結果を入力して基準位置の検出回数をカウントすることによりピクセル列カウント数nを計数するピクセル列計数回路31と、該ピクセル列計数回路31の出力と図1に示すメモリ22に予め指定して記憶されている露光しようとするピクセル列番号kとを比較して両数値が一致したときに露光許可信号を制御部26に出力する比較回路32とを備えている。なお、上記ピクセル列計数回路31は、指定された番号の最終のピクセル列に対する露光が終了すると露光終了信号によりリセットされる。
次に、このように構成された第1の実施形態の露光装置の動作を、図6のフローチャートを参照して説明する。
先ず、露光装置に電源が投入されると、図1に示す制御手段7が起動して露光光源制御部21により光源1を点灯させる。同時に、撮像手段3が起動して撮像可能状態となる。次に、搬送手段5のステージ5a上に感光性着色材を塗布したカラーフィルタ基板8が載置されて、図示省略のスイッチが操作されると、搬送手段5は、制御手段7のステージ制御部25により制御されてカラーフィルタ基板8を矢印A方向に一定速度で搬送する。そして、上記カラーフィルタ基板8が撮像手段3の撮像位置P2に達すると、以下の手順に従って露光動作が実行される。
先ず、ステップS1においては、撮像手段3によってカラーフィルタ基板8に予め形成されたブラックマトリクス18のピクセル19の画像が取得される。撮像手段3で取得された画像は、画像検出回路20において画像処理され、2値化されて画像データが得られる。そして、この画像データは、制御部26を介してメモリ22に記憶される。同時に、上記画像データは、図5に示す画像検出回路20の三つのリングバッファーメモリ27A,27B,27Cに取り込まれて処理される。そして、最新の三つのデータが各リングバッファーメモリ27A,27B,27Cから出力される。この場合、例えばリングバッファーメモリ27Aから二つ前のデータが出力され、リングバッファーメモリ27Bから一つ前のデータが出力され、リングバッファーメモリ27Cから最新のデータが出力される。さらに、これらの各データはそれぞれ三つのラインバッファーメモリ28A,28B,28Cにより、例えば3×3のCCD画素の画像を同一のクロック(時間軸)に配置する。その結果は、例えば図7(a)に示すような画像として得られる。この画像を数値化すると、例えば同図(b)のように3×3の数値に対応することになる。これらの数値化された画像は、同一クロック上に並んでいるので、比較回路29で閾値と比較されて2値化される。例えば、閾値を“45”とすれば、同図(a)の画像は、同図(c)のように2値化されることになる。
ステップS2においては、ブラックマトリクス18の左端ピクセル19の左隅部を示す基準位置が検出される。具体的には、基準位置の検出は、判定回路30において、上記2値化データを図1に示すメモリ22から得たLUTのデータと比較して行う。
例えば、基準位置が、図8(a)に示すようにブラックマトリクス18の左端ピクセル19の左上端隅部に設定されている場合には、LUTは、同図(b)に示すものになり、このときのLUTのデータは、“000011011”となる。従って、上記2値化データは、上記LUTのデータ“000011011”と比較され、両データが一致したときに、撮像手段3で取得された画像データが基準位置であると判定され、判定回路30から基準位置判定結果が出力される。そして、基準位置の検出時刻t1がメモリ22に記憶される。
ステップS3においては、上記判定回路30による基準位置判定結果に基づいて、図5に示すピクセル列計数回路31で上記基準位置の検出回数をカウントしてピクセル列カウント数nが計数される。そして、計数されたピクセル列カウント数nが、図1に示すメモリ22に予め指定して記憶されている露光しようとするピクセル列番号kと比較回路32において比較され、両数値が一致したか否かが判定される。ここで、“NO”判定のときは、ステップS1に戻ってステップS1〜S3が繰り返される。一方、両数値が一致して“YES”判定となるとステップS4に進む。
ステップS4においては、上記比較回路32から露光許可信号が制御部26に出力される。この場合、例えば、ピクセル列番号kが “1”,“4”,“7”…のように三つおきに指定されているときは、ピクセル列計数回路31で計数されたピクセル列カウント数nが“1”,“4”,“7” …となったときに露光許可信号が出力され(図9に示す露光許可期間I参照)、T時間だけ露光が可能となる。ここで、この時間Tは、カラーフィルタ基板8の搬送速度Vと予めメモリ22に記憶されたピクセル19の搬送方向の幅dとを用いて演算部23で演算して設定される。なお、ピクセル列カウント数nが“2”,“3”,“5”,…であり、指定されたピクセル列番号kと一致しないとき(ステップS3で“NO”判定のとき)は、露光が停止される(図9に示す露光停止期間II参照)。
ステップS5においては、カラーフィルタ基板8が所定速度で搬送されて、例えば指定された1番目のピクセル列L1の基準位置が露光位置P1に設定されたか否かが判定される。この判定は、搬送速度V及び撮像位置P2と露光位置P1との距離Dの各データに基づいて、カラーフィルタ基板8が距離Dだけ搬送される時間tを演算部23で演算し、上記1番目のピクセル列L1の基準位置を検出(検出時刻t1)してから時間tが経過したか否かを判定することによって行なわれる。ここで、基準位置の検出時刻t1から時間tが経過した、即ち1番目のピクセル列L1の基準位置が露光位置P1に設定されたと判定(“YES判定”)となると、ステップS6に進む。
ステップS6においては、画像検出回路20の比較回路32から制御部26を介して入力する露光許可信号に基づいてマイクロミラー制御回路24が制御されて露光が実行される。具体的には、図9に示す露光許可期間I中マイクロミラー制御回路24がオン動作し、メモリ22から読み出した画像データ、例えば図2(a)に示す“001111111111001111111111001111…”に基づいて、同図に示すマイクロミラーデバイス2のミラー要素9-3〜9-12,9-15〜9-24及び9-27…を傾動してオン駆動させる。これにより、光源1から入射した露光光が上記ミラー要素9-3〜9-12,9-15〜9-24及び9-27…によって投影レンズ4側に反射され、該投影レンズ4を通ってカラーフィルタ基板8に達し、露光位置P1に対応するピクセル19上の感光性着色材を露光する(同図(b)に露光領域Q1で示す)。
ステップS7においては、上記露光許可期間Iが終了したか否かが判定される。この判定は、上記時間Tを制御部26で計時して行なわれる。ここで、露光許可期間Iがまだ終了していない場合には、“NO”判定となってステップS8に進む。ステップS8においては、撮像手段3で上記露光領域Q1に続くピクセル19の部分が撮像される。そして、ステップS6に戻って、撮像時刻からt時間後に撮像手段3で取得された画像データ、例えば図2に示す“001111111111001111111111001111…”に基づいて、同図(a)に示すマイクロミラーデバイス2のミラー要素9-3〜9-12,9-15〜9-24及び9-27…が傾動されてオン駆動され、ピクセル19上の上記露光領域Q1に続く領域に露光が実行される。ステップS6〜ステップS8の動作は、時間Tが経過するまで連続して実行される。その結果、ピクセル19上の上記露光領域Q1に続く領域Q2の感光性着色材が露光されることになる。
ステップS7において、時間Tが経過して露光許可期間Iが終了した場合には、“YES”判定となってステップS9に進む。
ステップS9においては、比較回路32の露光許可信号がオフして、マイクロミラー制御回路24がオフ動作する。これにより、マイクロミラーデバイス2のミラー要素9はオフ駆動され、光源から入射した露光光は投影レンズ4側と異なる方向に反射されて露光が停止される。
ステップS10においては、ステップS3において計数したピクセル列カウント数nが指定された最後のピクセル列番号kであったか否かが判定される。ここで、“YES”判定となった場合には、指定された全てのピクセル列に対する露光が終了する。一方、“NO”判定となった場合には、ステップS1に戻ってステップS1〜S10が繰り返される。
なお、上記マイクロミラーデバイス2による露光領域の幅がカラーフィルタ基板8の幅よりも狭いときには、上記ステップS10が終了するとステージ5aを搬送方向と直交する方向に所定距離だけステップ移動して、上記ステップS1〜S10を再度実行し、既露光領域に隣接する領域に露光を行ってもよい。また、上記マイクロミラーデバイス2及び撮像手段3を搬送方向と直交する方向に複数並べて配設してカラーフィルタ基板8の全幅に対して1回で露光できるようにしてもよい。
図10は、本発明による露光装置の第2の実施形態を示す概略側面図である。この露光装置は、光源1から入射する露光光に強度変調を与えて射出する複数のミラー要素9をカラーフィルタ基板8の搬送方向(同図に示す矢印A方向)と直交する方向に並べて配置したマイクロミラーデバイス2と、上記カラーフィルタ基板8からの光を受光する複数の受光要素16を上記マイクロミラーデバイス2の複数のミラー要素9にそれぞれ対応させて上記カラーフィルタ基板8の搬送方向と直交する方向に並べて配置し、カラーフィルタ基板8上の露光位置P1と同位置を撮像する撮像手段3と、上記マイクロミラーデバイス2及び撮像手段3と上記搬送手段5との間に配設され、マイクロミラーデバイス2からの露光光を上記カラーフィルタ基板8上に投影すると共に、カラーフィルタ基板8上に形成されたブラックマトリクス18のピクセル19の像を上記撮像手段3の受光要素16の面に投影する投影レンズ4と、上記撮像手段3により撮像された画像の画像データに基づいて上記マイクロミラーデバイス2を駆動して上記ピクセル19上に露光パターンを露光制御する制御手段7と、を備えてなる。
この場合、マイクロミラーデバイス2は、上記投影レンズ4を通って上方に延びる撮像手段3の光路R1の途中で、紫外線を反射し可視光を透過するUV用コールドミラー33によって上記光路R1から分岐された光路R2上に配設されており、撮像と露光がリアルタイムで実行できるようになっている。また、照明用光源6は、上記投影レンズ4の下側で、ハーフミラー34により撮像手段3の光路R1から分岐された光路R3上に配設されている。ここで、図10において、符号35はミラーを示す。なお、図10では、説明の便宜から、投影レンズ4の部分において撮像手段3の光路R1とマイクロミラーデバイス2の光路R2とを分離して示しているが、同部分において両光路は合致している。
以上の説明においては、光変調手段の変調要素が制御手段7によって制御されて傾動するマイクロミラーデバイス2のミラー要素9の場合について述べたが、これに限られず、リボン状の複数の反射ミラーがその反射面を同一平面に並べて配置され、制御手段7によって制御されて上記複数の反射ミラーが一本おきに後退して表面に段差を付け、回折格子を形成するミラー要素であってもよい。これにより、上記回折格子で反射光を分散して、光源1から入力する露光光に強度変調を与えることができる。
また、本発明の露光装置は、液晶ディスプレイのカラーフィルタ等の大型基板に対する露光に適用するものに限られず、半導体等の露光にも適用することができる。
本発明による露光装置の第1の実施形態を示す概念図である。 上記第1の実施形態において、マイクロミラーデバイスと撮像手段との配置を示す平面説明図である。 上記マイクロミラーデバイスを構成するミラー要素の構成を示す説明図であり、(a)は中央縦断面図、(b)は中央横断面図である。 上記マイクロミラーデバイスのミラー要素の傾動を説明する側面図であり、(a)はオン駆動状態を示し、(b)はオフ駆動状態をしている。 画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。 リングバッファーメモリの出力を2値化する方法を示す説明図である。 カラーフィルタ基板上のブラックマトリクスのピクセルに予め設定された基準位置の画像とそのルックアップテーブルを示す説明図である。 カラーフィルタ基板上のブラックマトリクスのピクセルに対するカラーフィルタパターンの露光を示す説明図である。 本発明による露光装置の第2の実施形態の概略構成を示す側面図である。
符号の説明
1…光源
2…マイクロミラーデバイス(光変調手段)
3…撮像手段
4…投影レンズ
5…搬送手段
7…制御手段
8…カラーフィルタ基板(被露光体)
9…ミラー要素(変調要素)
16…受光要素
18…ブラックマトリクス
19…ピクセル(基準パターン)
P1…露光位置
P2…撮像位置

Claims (6)

  1. 搬送手段により所定の速度で搬送される被露光体に対して光源から発射される露光光を照射して、前記被露光体上に露光パターンの像を露光する露光装置であって、
    前記光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出する複数の変調要素を前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置した光変調手段と、
    前記被露光体からの光を受光する複数の受光要素を前記光変調手段の複数の変調要素にそれぞれ対応させて前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べ、且つ搬送方向に先後して並べて配置し、前記被露光体上の露光位置の搬送方向手前側を撮像する撮像手段と、
    前記光変調手段及び撮像手段と前記搬送手段との間に配設され、前記光変調手段の各変調要素の像を前記被露光体上に投影すると共に、該被露光体上に形成された基準パターンの像を前記撮像手段の受光要素の面に投影する投影レンズと、
    前記撮像手段により撮像された画像の画像データに基づいて前記光変調手段を駆動して前記基準パターン上に露光パターンを露光制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記撮像手段は、前記被露光体の搬送方向にて、前記投影レンズの光軸を挟んで前記光変調手段の後ろ側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 搬送手段により所定の速度で搬送される被露光体に対して光源から発射される露光光を照射して、前記被露光体上に露光パターンの像を露光する露光装置であって、
    前記光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出する複数の変調要素を前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置した光変調手段と、
    前記被露光体からの光を受光する複数の受光要素を前記光変調手段の複数の変調要素にそれぞれ対応させて前記被露光体の搬送方向と直交する方向に並べて配置し、前記被露光体上の露光位置と同位置を撮像する撮像手段と、
    前記光変調手段及び撮像手段と前記搬送手段との間に配設され、光変調手段からの露光光を前記被露光体上に投影すると共に、該被露光体上に形成された基準パターンの像を前記撮像手段の受光要素の面に投影する投影レンズと、
    前記撮像手段により撮像された画像の画像データに基づいて前記光変調手段を駆動して前記基準パターン上に露光パターンを露光制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  4. 前記光変調手段は、前記投影レンズを通って上方に延びる前記撮像手段の光路の途中で、該撮像手段の光路から分岐された光路上に配設されたことを特徴とする請求項3記載の露光装置。
  5. 前記光変調手段の変調要素は、前記制御手段によって制御されて傾動するミラー要素であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 前記光変調手段の変調要素は、リボン状の複数の反射ミラーがその反射面を同一平面に並べて配置され、前記制御手段によって制御されて前記複数の反射ミラーが一本おきに後退して表面に段差を付け、回折格子を形成するミラー要素であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の露光装置。
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