JP2006330490A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶パネルに応力が加えられてもTFT基板と対向基板とのずれを防止できて、常に良好な表示品質を維持することができる液晶表示装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】TFT基板110には、ゲートバスライン、データバスライン及び画素電極等を形成し、更にポリイミド等により配向膜118を形成する。また、対向基板120には、ブラックマトリクス及びコモン電極123等を形成し、更にゲートバスライン及びデータバスラインが交差する領域に対向する位置に柱状のスペーサ125を形成する。そして、コモン電極123及びスペーサ125の表面を覆う配向膜126を形成する。但し、配向膜118,126は半硬化の状態としておく。その後、TFT基板110と対向基板120とを重ね合わせ、加圧しながら高温で熱処理して、スペーサ125の頂部の配向膜126とTFT基板110側の配向膜118とを接合する。
【選択図】図6

Description

本発明は、2枚の基板間に液晶を封入して構成された液晶表示装置及びその製造方法に関する。
液晶表示装置は、薄くて軽量であるとともに消費電力が小さいという特徴があり、近年種々の電子機器の表示部に使用されるようになった。一般的な液晶表示装置は、相互に対向して配置された2枚の基板の間に液晶を封入した構造を有している。一方の基板にはTFT(Thin Film Transistor :薄膜トランジスタ)及び画素電極等が形成され、他方の基板にはカラーフィルタ及びコモン(共通)電極等が形成されている。以下、TFT及び画素電極等が形成された基板をTFT基板と呼び、TFT基板に対向して配置される基板を対向基板と呼ぶ。また、TFT基板と対向基板との間に液晶を封入してなる構造物を液晶パネルと呼ぶ。
図1は液晶表示装置の一例を示す平面図、図2は図1のI−I線における模式的断面図である。なお、図1では1画素分の領域を示しているが、実際には多数の画素が水平方向(X軸方向)及び垂直方向(Y軸方向)にマトリクス状に配列されている。
図2に示すように、液晶パネル1は、TFT基板10と、対向基板20と、それらの間に封入された液晶からなる液晶層30とにより構成されている。ここでは、液晶層30は誘電率異方性が負の液晶により構成され、電圧を印加していないときに液晶分子が基板面に垂直に配向するものとする。
液晶パネル1の裏面側(図2では下側)には第1の偏光板31aが配置され、前面側(観察者側:図2では上側)には第2の偏光板31bが配置されている。また、液晶パネル1の裏面側には、バックライト(図示せず)が配置されている。ここでは、第1の偏光板31aと第2の偏光板31bとが、吸収軸を相互に直交させて配置されているものとする。この場合、電圧を印加していないときには黒表示となる。
TFT基板10のベースとなるガラス基板10aの上には、図1に示すように、水平方向に伸びる複数のゲートバスライン11と、垂直方向に伸びる複数のデータバスライン15とが形成されている。これらのゲートバスライン11及びデータバスライン15により区画される矩形の領域がそれぞれ画素領域である。ゲートバスライン11は第1の絶縁膜12に覆われており、データバスライン15は第1の絶縁膜12の上に形成されている。
また、TFT基板10には、各画素領域毎に、TFT16と、画素電極18とが形成されている。この例ではTFT16はゲートバスライン11の一部をゲート電極としており、ドレイン電極16aはデータバスライン15に接続されている。データバスライン15及びTFT16の上には第2の絶縁膜17が形成されており、画素電極18は第2の絶縁膜17の上に形成されている。
画素電極18はITO(Indium-Tin Oxide)等の透明導電体からなり、第2の絶縁膜17に形成されたコンタクトホール17aを介してTFT16のソース電極16bに電気的に接続されている。また、画素電極18の上には、ポリイミド等からなる垂直配向膜19が形成されている。
一方、対向基板20のベースとなるガラス基板20aの上(図2では下側)には、ブラックマトリクス(遮光膜)21と、カラーフィルタ22と、コモン電極23とが形成されている。ブラックマトリクス21はCr(クロム)等の金属又は黒色樹脂により形成されており、TFT基板10側のゲートバスライン11、データバスライン15及びTFT16に対向する位置に配置されている。カラーフィルタ22には赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の3種類があり、画素毎にいずれか1色のカラーフィルタが配置されている。コモン電極23はITO等の透明導電体からなり、カラーフィルタ22の上(図2では下側)に形成されている。このコモン電極23の表面は、ポリイミド等からなる垂直配向膜24に覆われている。
TFT基板10と対向基板20との間にはセルギャップ(TFT基板10と対向基板20との間隔)を一定に維持するために例えば直径が均一のビーズ状のスペーサ(図示せず)が散布され、表示領域(画素がマトリクス状に配列した領域)の外側に塗布されたシール材(図示せず)によりTFT基板10と対向基板20とが接合されている。
このように構成された液晶表示装置において、画素電極18とコモン電極23との間に電圧を印加していないときには、液晶分子は基板面に垂直な方向に配向する。この場合、バックライトから出射された光は第1の偏光板31aを通って液晶層30に進入し、第2の偏光板31bで遮断される。すなわち、この場合は黒表示(暗表示)となる。
一方、画素電極18とコモン電極23との間に所定の電圧を印加すると、液晶分子は基板面に平行に配向し、バックライトから出射された光が第1の偏光板31a及び第2の偏光板31bを透過するようになる。すなわち、この場合は白表示(明表示)となる。各画素毎に印加電圧を制御することにより、所望の画像を表示することができる。
特開2003−317934号公報
本願発明者等は、上述した従来の表示装置には、以下に示す問題点があると考える。
画素領域内の液晶分子は、画素電極に印加される電圧のみにより駆動されることが好ましい。しかし、実際にはゲートバスライン11及びデータバスライン15に流れる信号により電界が発生し、この電界によりゲートバスライン11及びデータバスライン15の近傍の液晶分子が駆動される。以下、ゲートバスライン11及びデータバスライン15に流れる信号により液晶分子が駆動される領域を異常駆動領域と呼ぶ。
仮にブラックマトリクス21の幅がゲートバスライン11及びデータバスライン15の幅と同じであるとすると、黒表示であるにもかかわらず異常駆動領域を光が透過したり、ホールド残像が発生する等の現象により画質が著しく劣化する。このため、通常、ブラックマトリクス21の幅は、ゲートバスライン11及びデータバスライン15の幅よりも異常駆動領域の幅とプロセスマージンとを合わせた分だけ広く設定されている。しかしながら、図3に示すように、指で押すなどして液晶パネル1に強い応力が加わると、TFT基板10と対向基板20とがずれて異常駆動領域Aがブラックマトリクス21からはみ出し、表示品質の劣化を招く。
このような不具合を防止するために、例えばTFT基板と対向基板とを表示領域内に点在させた熱硬化性樹脂により接合することが考えられる。例えば、予めビーズ状スペーサに熱硬化性樹脂をコーティングしておくと、シール材を熱で硬化させるときにスペーサにコーティングした樹脂でTFT基板と対向基板とを接合することができる。この場合、熱硬化性樹脂をTFT基板又は対向基板に塗布する工程が不要になり、工程数の増加が回避される。しかし、TFT基板と対向基板とを十分な強度で接合するためには多量の熱硬化性樹脂が必要であり、熱硬化性樹脂が付着した部分は光を通さなくなるので、開口率が低下して画面が暗くなるという問題が発生する。
以上から、本発明の目的は、液晶パネルに応力が加えられてもTFT基板と対向基板とのずれを防止できて、常に良好な表示品質を維持することができる液晶表示装置及びその製造方法を提供することである。
上記した課題は、相互に対向して配置された第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に封入された液晶とにより構成される液晶表示装置において、前記第1の基板の前記液晶側の面上を覆う第1の配向膜と、前記第2の基板の前記液晶側の面上に形成され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔を一定に維持する柱状のスペーサと、前記スペーサの表面を覆うとともに前記第2の基板の前記液晶側の面上を覆う第2の配向膜とを有し、前記第1の配向膜と前記スペーサの頂部の前記第2の配向膜とが分子間力結合又は化学結合して接合されていることを特徴とする液晶表示装置により解決する。
本発明においては、第2の基板に設けられた柱状のスペーサの頂部を覆う配向膜(第2の配向膜)と、第1の基板側の配向膜(第1の配向膜)とを分子間力結合又は化学結合させて接合する。例えば、第1の基板及び第2の基板にそれぞれ配向膜となる樹脂を塗布した後、低温でプリベークして半硬化の状態にしておく。そして、スペーサの頂部を第1の基板に当接させて第1の基板と第2の基板とを重ね合わせ、加圧しながら高温で熱処理して第1の配向膜と第2の配向膜とを接合する。これにより、液晶パネルに応力が加えられてもTFT基板と対向基板とのずれを防止できて、常に良好な表示品質を維持することができる。
配向膜同士を接合する替わりに、スペーサの頂部に接着剤を塗布して接着剤により第1の基板と第2の基板とを接合してもよい。この場合、スペーサを、ゲートバスラインとデータバスラインとが交差する領域に配置することが好ましい。また、配向制御用突起を有する液晶表示装置の場合は、スペーサの頂部に接着剤を塗布する替わりに、配向制御用突起の一部に接着剤を塗布してもよい。
また、スペーサを構成する樹脂と配向膜とを分子間力結合又は化学結合させて第1の基板と第2の基板とを接合してもよい。例えば、第2の基板上に配向膜(第2の配向膜)を形成し、その上に樹脂により柱状のスペーサを形成し、半硬化の状態にしておく。一方、第1の基板上に配向膜(第1の配向膜)を形成し、プリベークして半硬化の状態にしておく。そして、スペーサの頂部を第1の基板に当接させて第1の基板と第2の基板とを重ね合わせ、加圧しながら高温で熱処理してスペーサと第1の配向膜とを接合する。これにより、液晶パネルに応力が加えられてもTFT基板と対向基板とのずれを防止できて、常に良好な表示品質を維持することができる。
なお、特開2003−317934号公報には、有機EL(Electro Luminescent )素子が形成された基板と、吸湿剤が設けられた基板とをスペーサの先端に塗布した接着剤で接合した有機EL表示装置が記載されている。しかし、この有機EL表示装置ではスペーサが低融点ガラスからなり、しかも湿度による有機EL素子の劣化を防止するために有機EL素子を囲むようにスペーサを形成する必要があり、この構造を液晶表示装置に適用することはできない。
以下、本発明について、添付の図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図4は本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置を示す平面図、図5は同じくその液晶表示装置の模式的断面図である。なお、本実施形態は、本発明をMVA(Multi-domain Vertical Alignment )型液晶表示装置に適用した例を示している。また、図4では3画素分の領域を示しているが、実際には多数の画素が水平方向(X軸方向)及び垂直方向(Y軸方向)にマトリクス状に配列している。
図5に示すように、液晶パネル100は、TFT基板110と、対向基板120と、それらの間に封入された誘電率異方性が負の液晶からなる液晶層130とにより構成されている。液晶パネル100の裏面側(図5では下側)には第1の偏光板131aが配置され、前面側(図5では上側)には第2の偏光板131bが配置されている。これらの偏光板131a,131bは、偏光軸が相互に直交するように配置されている。また、液晶パネル100の裏面側には、バックライト(図示せず)が配置されている。
TFT基板110には、図4に示すように、水平方向に伸びる複数のゲートバスライン111aと、垂直方向に伸びる複数のデータバスライン113とが形成されている。これらのゲートバスライン111a及びデータバスライン113により区画される矩形の領域がそれぞれ画素領域である。また、TFT基板110には、ゲートバスライン111aに平行に配置されて画素領域の中央を横断する補助容量バスライン111bが形成されている。
ゲートバスライン111a及び補助容量バスライン111bはTFT基板110のベースとなるガラス基板110aの上に形成されている。これらのゲートバスライン111a及び補助容量バスライン111bの上には第1の絶縁膜112が形成されており、データバスライン113は第1の絶縁膜112の上に形成されている。
更に、TFT基板110には、各画素領域毎に、TFT114と、補助容量電極115と、画素電極117とが形成されている。本実施形態では、TFT114はゲートバスライン111aの一部をゲート電極としており、ドレイン電極114aはデータバスライン113に接続されている。
補助容量電極115は第1の絶縁膜112を挟んで補助容量バスライン111bに対向する位置に配置されている。補助容量電極115と、補助容量バスライン111bと、それらの間の第1の絶縁膜112とにより、補助容量を構成している。この補助容量を画素電極117と並列に接続することにより、TFT114がオフの間に画素電極117の電圧が降下することを抑制している。
データバスライン113、TFT114及び補助容量電極115の上には第2の絶縁膜116が形成されており、この第2の絶縁膜116の上に画素電極117が形成されている。この画素電極117はITO等の透明導電体により形成されており、第2の絶縁膜116に形成されたコンタクトホール116a,116bを介してTFT114のソース電極114b及び補助容量電極115に電気的に接続されている。
また、本実施形態においては、画素電極117に、配向制御用構造物として複数のスリット117aが設けられている。これらのスリット117aは、図4に示すように、ゲートバスライン111a及び補助容量バスライン111bの上で屈曲するジグザグ状の線に沿って設けられている。この画素電極117の上には、ポリイミド等からなる垂直配向膜118が形成されている。
一方、対向基板120は、ベースとなるガラス基板120aと、ブラックマトリクス(遮光膜)121と、カラーフィルタ122と、コモン電極123とにより構成されている。ブラックマトリクス121は、TFT基板120側のゲートバスライン111a、データバスライン113及びTFT114に対向する位置に配置されている。ブラックマトリクス121の幅は、ゲートバスライン111a及びデータバスライン113の幅よりも異常駆動領域の幅とプロセスマージンとを合わせた分だけ広く設定されている。
カラーフィルタ122には赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の3種類があり、各画素の画素電極117と対向する位置に赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)のいずれか一色のカラーフィルタ122が配置されている。本実施形態では、水平方向に隣接する赤色画素、緑色画素及び青色画素の3つにより1つのピクセルを構成し、種々の色の表示を可能としている。
カラーフィルタ122の表面は、ITO等の透明導電体からなるコモン電極123により覆われている。そして、図5に示すように、コモン電極123上(図5では下側)には配向制御用構造物として土手状の突起124が形成されている。この突起124は例えばフォトレジスト等の誘電体材料により形成され、図4に示すように、画素電極117のスリット117aの列の間に配置されている。
また、対向基板120には、ゲートバスライン111aとデータバスライン113とが交差する部分に対応する位置に柱状のスペーサ125が配置されており、この柱状のスペーサ125によりセルギャップ(液晶層130の厚さ)を一定に維持するようになっている。これらのスペーサ125は例えばフォトレジストにより形成されている。これらのコモン電極123、突起124及びスペーサ125の表面は、ポリイミドからなる垂直配向膜126に覆われている。
本実施形態においては、図6の模式図に示すように、スペーサ125の頂部の配向膜126を構成する分子とTFT基板110側の配向膜118を構成する分子とが架橋して接合され、指等により応力が加えられてもTFT基板110と対向基板120とがずれないようにしている。
このように構成された本実施形態の液晶表示装置において、画素電極117とコモン電極123との間に電圧が印加されていないときには、液晶分子は基板面に垂直な方向に配向する。但し、突起124の近傍の液晶分子は、突起124の面に垂直な方向に配向する。この場合、バックライトから出射された光は第1の偏光板131aを通って液晶層130に進入し、第2の偏光板131bで遮断される。すなわち、この場合は黒表示(暗表示)となる。
ゲートバスライン111aに供給される走査信号がアクティブになると、TFT114がオンになってデータバスライン113に供給される表示信号が画素電極117に伝達される。これにより、図7に示すように、液晶分子130aは表示信号の電圧に応じた角度で傾斜し、バックライトから出射された光が第1の偏光板131a及び第2の偏光板131bを透過するようになる。このとき、スリット117a及び突起124の両側では液晶分子130aが反対方向に傾斜し、いわゆる配向分割(マルチドメイン)が達成されて、良好な視野角特性が得られる。
以下、本実施形態の液晶表示装置の製造方法について、図4,図5を参照して説明する。
まず、TFT基板110の製造方法について説明する。TFT基板110のベースとなるガラス基板110aの一方の面(図4では上側の面)上に、スパッタ法により、例えばAl(アルミニウム)−Ti(チタン)の積層構造を有する第1の金属膜を形成する。そして、この第1の金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングして、ゲートバスライン111a及び補助容量バスライン111bを形成する。
次に、CVD(Chemical Vapor Deposition )法により、ガラス基板110aの上側全面に例えばSiO2 からなる第1の絶縁膜(ゲート絶縁膜)112を形成する。そして、この第1の絶縁膜112の所定の領域上に、TFT114の活性層となる半導体膜(アモルファスシリコン又はポリシリコン膜:図示せず)を形成する。その後、ガラス基板110aの上側全面に例えばSiN膜を形成し、このSiN膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングして、半導体膜のチャネルとなる領域の上にチャネル保護膜(図示せず)を形成する。
次に、ガラス基板110aの上側全面に不純物が高濃度に導入された半導体からなるオーミックコンタクト層を形成し、その上に例えばTi−Al−Tiの積層構造を有する第2の金属膜を形成する。そして、これらのオーミックコンタクト層と第2の金属膜とをフォトリソグラフィ法によりパターニングして、データバスライン113と、ドレイン電極114aと、ソース電極114bと、補助容量電極115とを形成する。
次に、ガラス基板110aの上側全面に例えばSiO2 、SiN又は樹脂等からなる第2の絶縁膜116を形成する。そして、フォトリソグラフィ法により第2の絶縁膜116に、ソース電極114bに通じるコンタクトホール116aと、補助容量電極115に通じるコンタクトホール116bとを形成する。
次に、スパッタ法により、ガラス基板110aの上側全面にITO膜を形成する。その後、このITO膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングして、スリット117aを有する画素電極117を形成する。この画素電極117は、コンタクトホール116aを介してソース電極114bに電気的に接続されるとともに、コンタクトホール116bを介して補助容量電極115に電気的に接続される。
次いで、ガラス基板110aの上側全面に例えばポリイミドを例えば0.1μmの厚さに塗布した後、約60℃の温度でプリベークする。これにより、TFT基板110が完成する。
次に、対向基板120の製造方法について説明する。まず、対向基板120のベースとなるガラス基板120aの上(図4では下側)に、Cr等の金属又は黒色樹脂によりブラックマトリクス121を形成する。
次に、赤色感光性樹脂、緑色感光性樹脂及び青色感光性樹脂を使用して、ガラス基板120aの上にカラーフィルタ122を形成する。各画素領域には、赤色、緑色及び青色のいずれか1色のカラーフィルタ122を配置する。
次に、スパッタ法により、カラーフィルタ122の上にITOからなるコモン電極123を形成する。その後、コモン電極123の上にフォトレジストを塗布してフォトレジスト膜を形成する。そして、このフォトレジスト膜を所定の露光マスクを介して露光し、その後現像処理を施して、高さが約2μmの土手状の突起124と、高さが約3.5μmのスペーサ125とを形成する。この場合に、スペーサ125のサイズを突起124の幅よりも大きくすることにより、スペーサ125の高さを突起124の高さよりも高くすることができる。また、突起124とスペーサ125とを個別に形成してもよい。更に、スペーサ125の下方に予め樹脂膜等を形成することにより、スペーサ125と突起124の高さを異なるものとしてもよい。
次いで、ガラス基板120aの上側全面に例えばポリイミドを0.1μmの厚さ塗布した後、約60℃の温度でプリベークする。これにより、対向基板120が完成する。
次に、図8に示すように、TFT基板110及び対向基板120のうちのいずれか一方の基板(図8では、対向基板120)の表示領域の周囲にシール材150を塗布する。このとき、後工程で液晶を液晶を注入するための液晶注入口となる部分にはシール材150を塗布しないようにする。
次に、TFT基板110と対向基板120とを配向膜118,126が形成された面を内側にして重ね合わせて空パネルとする。そして、この空パネルを真空チャンバ内に入れ、加圧しながら220℃の温度で加熱する。これにより、シール材150が硬化するとともに、スペーサ125の先端部では配向膜118,126を構成する分子が熱で架橋し、化学結合及び分子間力による物理結合で配向膜同士が強く接合される。
次に、図9に示すように、液晶130を入れた容器151を用意する。そして、真空チャンバ内で空パネル100aの液晶注入口150aを液晶130中に入れ、チャンバ内の圧力を大気圧に戻す。そうすると、パネル100aの内側と外側との圧力差により液晶がパネル100a内に進入する。パネル100a内に液晶が十分に充填された後、2枚の平板によりパネル100aを挟んで余分な液晶を排出し、液晶注入口150aを樹脂で封止する。このようにして液晶パネル100が完成する。
次いで、液晶パネル100の裏面側及び前面側に偏光板131a,131bを接合し、駆動回路を接続した後、裏面側にバックライトを取り付ける。このようにして、本実施形態に係る液晶表示装置が完成する。
従来は、TFT基板又は対向基板の表面に配向膜となるポリイミドを塗布した後に高温で熱処理して配向膜を十分に硬化させていた。これに対し、本実施形態では上述の如く、TFT基板110及び対向基板120の表面に配向膜となるポリイミドを塗布した後、低温(60℃)でプリベークしておく。そして、シール材150でTFT基板110と対向基板120とを貼合わせるときに、高温(220℃)で熱処理してTFT基板110側のポリイミド(配向膜)と対向基板120側のポリイミド(配向膜)とを架橋させて接合する。従って、液晶パネル100に指等により応力が加えられても、TFT基板110と対向基板120とがずれることはなく、常に良好な表示品質を維持することができる。
また、本実施形態においては、フォトレジストを使用して形成した柱状のスペーサ125がゲートバスライン111aとデータバスライン113とが交差する部分に配置されている。この柱状のスペーサ125が配置された領域は元々ブラックマトリクス121により遮光されているので、柱状スペーサ125による開口率の低下が回避される。
更に、本実施形態の方法によれば、接着剤を塗布する工程や接着剤を硬化させる工程を新たに設ける必要がなく、製造工程数の増加が回避される。
なお、上述した実施形態ではシール材として熱硬化性樹脂を使用する場合について説明したが、シール材として紫外線硬化型樹脂を使用してもよいことは勿論である。但し、その場合はシール材を硬化させる工程と配向膜同士を接合する工程とを個別に行うことが必要になる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、配向膜同士の接合方法が異なることにあり、その他の構成は基本的に第1の実施形態と同様であるので、ここでは重複する部分の説明を省略する。
前述の第1の実施形態では、TFT基板110及び対向基板120に配向膜118,126となるポリイミドを塗布した後、低温(60℃)でプリベークしている。そして、シール材150を塗布してTFT基板110と対向基板120とを重ね合わせた後、加圧しながら高温(220℃)で熱処理して配向膜同士を接合している。
これに対し、第2の実施形態では、対向基板に配向膜となるポリイミドを塗布した後に低温(60℃)でプリベークし、更に高温(220℃)で熱処理して、TFT基板と接合する前に配向膜を十分に硬化させておく。但し、TFT基板側は、第1の実施形態と同様に、配向膜となるポリイミドを塗布した後に低温(60℃)でプリベークしておくだけで、対向基板と接合する前に高温での熱処理は行わない。
そして、シール材を塗布してTFT基板と対向基板とを重ね合わせ、真空中で加圧しながら高温(220℃)で熱処理する。これにより、図10の模式図に示すように、スペーサ125の先端がTFT基板110側の配向膜118に押し込まれ、配向膜同士が分子間力により接合される。なお、図10ではゲートバスライン、データバスライン、絶縁膜、ブラックマトリクス及びカラーフィルタ等の図示を省略している。
以下、第1の実施形態と同様にしてTFT基板110と対向基板120との間に液晶を封入し、偏光板及びバックライト等を取り付けると、本実施形態の液晶表示装置が完成する。
本実施形態においては、第1の実施形態と同様の効果を得ることができるのに加えて、スペーサ125の先端がTFT基板110側の配向膜118に押し込まれているので、外部から強い応力が加えられても、TFT基板110と対向基板120とのずれをより確実に防止できるという効果を奏する。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、スペーサ設置部におけるTFT基板と対向基板との接合方法が異なることにあり、その他の構成は基本的に第1の実施形態と同様であるので、ここでは重複する部分の説明を省略する。
本実施形態においては、TFT基板及び対向基板にそれぞれ配向膜となるポリイミドを塗布した後、低温(60℃)における熱処理(プルベーク)と高温(220℃)における熱処理とを実施して、配向膜を十分に硬化させておく。そして、対向基板のスペーサの先端部に、インクジェット方式のプリンタにより接着剤(熱硬化性樹脂)を塗布する。TFT基板側のスペーサとの接触位置(ゲートバスラインとデータバスラインとが交差する部分)に、インクジェット方式のプリンタにより接着剤を塗布してもよい。
次に、TFT基板及び対向基板のいずれか一方にシール材を塗布した後、TFT基板と対向基板とを重ね合わせ、真空中で加圧しながら高温(100〜220℃)で熱処理して接着剤を硬化する。これにより、図11の模式図に示すように、スペーサ125の先端及びその近傍の接着剤161でTFT基板110と対向基板120とが接合される。なお、図11ではゲートバスライン、データバスライン、絶縁膜、ブラックマトリクス及びカラーフィルタ等の図示を省略している。
以下、第1の実施形態と同様にしてTFT基板110と対向基板120との間に液晶を封入し、偏光板及びバックライト等を取り付けると、本実施形態の液晶表示装置が完成する。
本実施形態においては、第1の実施形態と同様の効果を得ることができるのに加えて、スペーサ125の先端部及びその近傍の接着剤161によりTFT基板110と対向基板120とを接合するので、TFT基板110と対向基板120との接合面積が大きく、TFT基板110と対向基板120とをより強固に接合できるという効果を奏する。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。
第3の実施形態ではスペーサの先端部に接着剤と塗布する場合について説明したが、本実施形態では図12の模式図に示すように、配向制御用突起124の一部にインクジェット方式のプリンタにより接着剤(熱硬化性樹脂)を塗布する。
第3の実施形態のようにスペーサ125の先端に接着剤を塗布した場合は、スペーサ125とTFT基板110との間に介在する接着剤によりセルギャップが所定の値からずれてしまうことが考えられる。しかし、本実施形態においては、スペーサ125とTFT基板110との間に接着剤が介在しないので、セルギャップを所望の値とすることができる。また、本実施形態では、ブラックマトリクスで覆われない部分に接着剤を塗布しているが、配向制御用突起124の部分はドメインの境界となり、光が殆ど透過しないので、接着剤を使用することによる開口率の低下が極めて小さい。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、液晶パネルに指等により応力が加えられてもTFT基板110と対向基板120とがずれることがなく、常に良好な表示品質を維持できるという効果を奏する。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態について説明する。
図13は本発明の第5の実施形態の液晶表示装置の製造方法を示す模式的断面図である。なお、図13においては、ゲートバスライン、データバスライン、絶縁膜、ブラックマトリクス及びカラーフィルタ等の図示を省略している。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、スペーサ設置部におけるTFT基板と対向基板との接合方法が異なることにあり、その他の構成は基本的に第1の実施形態と同様であるので、ここでは重複する部分の説明を省略する。
本実施形態では、対向基板120のベースとなるガラス基板120aの上(図13では下側)に、第1の実施形態と同様にしてブラックマトリクス、カラーフィルタ及びコモン電極123を形成する。その後、コモン電極123の上にフォトレジストを塗布し、露光及び現像工程を経て、配向制御用突起を形成する。第1の実施形態では、配向制御用突起と同時にスペーサを形成したが、本実施形態ではスペーサは後述する工程で形成する。
次に、ガラス基板120aの上側全面にポリイミドを塗布し、220℃の温度で焼成して垂直配向膜126を形成する。
次に、配向膜126の上にレジストを塗布し、露光及び現像工程を経て、柱状のスペーサ125を形成する。但し、ここではポストベークを行わないで半硬化の状態にしておく。また、スペーサ125は、第1の実施形態と同様に、ゲートバスラインとデータバスラインとが交差する領域に対向する位置に形成する。このようにして、対向基板120が形成される。
一方、第1の実施形態と同様にして、プリベーク処理のみ施された垂直配向膜118を有するTFT基板110を作成する。そして、TFT基板110及び対向基板120のいずれか一方にシール材を塗布した後、TFT基板110と対向基板120とを重ね合わせ、真空中で加圧しながらレジストのガラス転移温度(通常、130〜180℃程度)よりも高い温度(例えば、220℃)で熱処理する。これにより、図13に示すように、スペーサ125の先端部とTFT基板110側の配向膜118とが接合される。
以下、第1の実施形態と同様にしてTFT基板110と対向基板120との間に液晶を封入し、偏光板及びバックライト等を取り付けると、本実施形態の液晶表示装置が完成する。本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の第1〜第5の実施形態ではいずれも本発明をMVA型液晶表示装置に適用した場合について説明したが、本発明をMVA型以外の液晶表示装置に適用してもよいことは勿論である。
図1は液晶表示装置の一例を示す平面図である。 図2は図1のI−I線における模式的断面図である。 図3は応力を加えることによりTFT基板と対向基板とがずれた状態を示す模式図である。 図4は本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置を示す平面図である。 図5は同じくその液晶表示装置の模式的断面図である。 図6は第1の実施形態の液晶表示装置において、スペーサの頂部の配向膜を構成する分子とTFT基板側の配向膜を構成する分子とが架橋して接合された状態を示す模式図である。 図7は液晶分子が表示信号の電圧に応じた角度で傾斜した状態を示す模式図である。 図8は対向基板にシール材を塗布した状態を示す模式図である。 図9は空パネルへの液晶注入方法を示す模式図である。 図10は本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置を示す図であり、スペーサ頂部の配向膜とTFT基板側の配向膜との接合状態を示す図である。 図11は本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置を示す図であり、スペーサ頂部に塗布された接着剤による接合状態を示す図である。 図12は本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置を示す図であり、配向制御用突起の一部に塗布された接着剤による接合状態を示す図である。 図13は本発明の第5の実施形態の液晶表示装置の製造方法を示す模式的断面図である。
符号の説明
1,100…液晶パネル、
10,110…TFT基板、
10a,20a,110a,120a…ガラス基板、
11,111a…ゲートバスライン、
12,17,112,116…絶縁膜、
15,113…データバスライン、
16,114…TFT、
18,117…画素電極、
19,24,118,126…配向膜、
20,120…対向基板、
21,121…ブラックマトリクス、
22,122…カラーフィルタ、
23,123…コモン電極、
30,130…液晶層、
31a,31b,131a,131b…偏光板、
111b…補助容量バスライン、
115…補助容量電極、
117a…画素電極のスリット、
124…配向制御用突起、
125…スペーサ。

Claims (12)

  1. 相互に対向して配置された第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に封入された液晶とにより構成される液晶表示装置において、
    前記第1の基板の前記液晶側の面上を覆う第1の配向膜と、
    前記第2の基板の前記液晶側の面上に形成され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔を一定に維持する柱状のスペーサと、
    前記スペーサの表面を覆うとともに前記第2の基板の前記液晶側の面上を覆う第2の配向膜とを有し、
    前記第1の配向膜と前記スペーサの頂部の前記第2の配向膜とが分子間力結合又は化学結合して接合されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1の基板には、走査信号が供給されるゲートバスラインと、表示信号が供給されるデータバスラインと、前記ゲートバスライン及び前記データバスラインにより区画される画素領域毎に設けられた画素電極と、前記画素領域毎に設けられて前記ゲートバスライン、前記データバスライン及び前記画素電極に接続された薄膜トランジスタとが形成され、
    前記第2の基板には、前記スペーサとともに、前記画素電極に対向するコモン電極が形成され、
    前記第1の配向膜は前記画素電極の表面を覆い、前記第2の配向膜は前記スペーサの表面と覆うとともに、前記コモン電極の表面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記スペーサが、前記ゲートバスラインと前記データバスラインとが交差する領域に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記スペーサの頂部における第1の配向膜の厚さが、他の領域における第1の配向膜の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記液晶の誘電率異方性が負であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 更に、前記第1の基板及び前記第2の基板のうちの少なくとも一方には、マルチドメインを達成するための配向制御用構造物が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 第1の基板上に第1の電極を形成する工程と、
    前記第1の基板の上側全面に第1の配向膜を形成する工程と、
    第2の基板上に第2の電極を形成する工程と、
    前記第2の基板上に柱状のスペーサを形成する工程と、
    前記第2の基板の上側全面に第2の配向膜を形成する工程と、
    前記スペーサの頂部を前記第1の基板に当接させて前記第1の基板と前記第2の基板とを重ね合わせ、熱処理を施して前記スペーサの頂部の前記第2の配向膜と前記第1の配向膜とを分子間力結合又は化学結合させて接合する工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に液晶を封入する工程と
    を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  8. 第1の基板上に第1の電極を形成する工程と、
    前記第1の基板の上側全面に第1の配向膜を形成する工程と、
    第2の基板上に第2の電極を形成する工程と、
    前記第2の基板上に柱状のスペーサを形成する工程と、
    前記第2の基板の上側全面に第2の配向膜を形成する工程と、
    前記スペーサの頂部、又は前記第1の基板上の前記スペーサの頂部に接触する部分に接着剤を塗布する工程と、
    前記スペーサの頂部を前記第1の基板に当接させて前記第1の基板と前記第2の基板とを重ね合わせ、前記接着剤により前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に液晶を封入する工程と
    を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  9. 相互に対向して配置された第1基板及び第2の基板と、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に封入された液晶とにより構成される液晶表示装置において、
    前記第1の基板の前記液晶側の面上を覆う第1の配向膜と、
    前記第2の基板の前記液晶側の面上に形成され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔を一定に維持する柱状のスペーサと、
    前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方に形成され、前記スペーサよりも高さが低い配向制御用突起と、
    前記配向制御用突起の一部に塗布されて前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する接着剤と
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
  10. 第1の基板上に第1の電極を形成する工程と、
    前記第1の基板の上側全面に第1の配向膜を形成する工程と、
    第2の基板上に第2の電極を形成する工程と、
    前記第2の電極の上に、セルギャップを規定するスペーサよりも高さが低い配向制御用突起を形成する工程と、
    前記第2の電極及び前記配向制御用突起の表面を覆う第2の配向膜を形成する工程と、
    前記配向制御用突起の一部に接着剤を塗布する工程と、
    前記スペーサを間に挟んで前記第1の基板と前記第2の基板とを重ね合わせ、前記接着剤により前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程と
    を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  11. 相互に対向して配置された第1基板及び第2の基板と、前記第1の基板及び前記第2の基板の間に封入された液晶とにより構成される液晶表示装置において、
    前記第1の基板の前記液晶側の面上を覆う第1の配向膜と、
    前記第2の基板の前記液晶側の面上を覆う第2の配向膜と、
    前記第2の配向膜の上に形成され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隔を一定に維持する柱状のスペーサとを有し、
    前記スペーサの頂部と前記第1の配向膜とが分子間力結合又は化学結合して接合されていることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 第1の基板上に第1の電極を形成する工程と、
    前記第1の基板の上側全面に第1の配向膜を形成する工程と、
    第2の基板上に第2の電極を形成する工程と、
    前記第2の基板の上側全面に第2の配向膜を形成する工程と、
    前記第2の配向膜の上に樹脂により柱状のスペーサを形成する工程と、
    前記スペーサを間に挟んで前記第1の基板と前記第2の基板とを重ね合わせ、前記樹脂のガラス転移温度よりも高い温度で熱処理して前記スペーサの頂部と前記第1の配向膜とを分子間力結合又は化学結合して接合することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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