JP2006329990A - 消費器の動的流体消費を連続的に測定する方法と装置 - Google Patents

消費器の動的流体消費を連続的に測定する方法と装置 Download PDF

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Abstract

【課題】連続的に作動して両方向に貫流可能な流量センサーと、場合によっては流量センサーの後の圧力が一定出力圧力に減少される状態調整装置とによって消費器の動的流体消費、特に気体状と液体状燃料を連続的に測定する。
【解決手段】高い動的消費変更の際にも全導管システムに圧力を維持でき、多相流量の形成を許容しない開放システムによって流体の制御された出口圧力により連続的に、正確に且つ時間的に高く定義された消費測定を可能とするために、各時点で最小量の流体が圧力調整器8によって供給され、この際に連続的流体が場合によっては可変量で一定出力圧力の領域から流量センサー6と圧力調整器8の間の領域まで戻される。圧力調整装置8が流量センサー6の下流に設けられ、ポンプ装置12との接続導管は圧力調整装置8の後の領域から流量センサー6と圧力調整装置8の間の領域まで設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、連続的に作動して両方向に貫流可能な流量センサーと、場合によっては流量センサーの後の圧力が一定出力圧力に減少される状態調整装置とによって消費器の動的流体消費、特に気体状と液体状燃料の連続的測定方法に関し並びに連続的作動流量センサー、圧力調整器及びポンプ、場合によっては出力側の状態調整装置を包含する消費器の動的流体消費を連続的に測定する装置に関する。
特に検査台上のエンジンの燃料消費用の使用における流体の消費を測定するために、測定装置と状態調整装置の組合せが使用される、或いはこの両課題が一体化システムによって満たされる。この装置の課題は燃料消費の極めて正確な測定の際に同時に検査部材との接触面において物理的流体特性の定義され且つ再生可能な状態調整を形成することである。これは、圧力と温度が少なくとも調整可能な一定値に制御されることを意味する。
測定の課題のために、非連続的作動システムが計量器に基づいて知られている。それらシステムは開放システムの利点を有し、即ち燃料が測定システムから与えられ、一時的且つ供給容量に制限されてシステムに戻され得る。この際に、排出された及び戻された燃料量は測定されて、消費データが考慮される。開放システムは特に最近の噴射システムでは好ましくものとして証明され、これはエンジンの始動の際に噴射システムの圧力上昇中に限定されて燃料を燃料供給システムに−車両には結局タンクに押し戻すからである。欠点としてこの種の計量器は、それらがいつもさらに後に満たされなければならないことによって証明され、それによって連続的測定作動を可能としない。
流体消費を連続的に測定するために、容量的測定或いは流量の測定を実施する測定装置がしばしば使用される。追加密度測定によって現実に必要な測定量を意味する消費された燃料質量が確認される。質量消費の直接測定は今日の取り扱い易いコリオリセンサーによって可能である。
このセンサーの使用では、正確な測定のために、作動状態でないときに、即ち消費の動的変更でも、多相流量が調整することを考慮されるべきである。これは特にオットー燃料による作動中に最小圧の局部的下回りに行われ得る。それ故に、少なくともセンサーの前に検査部材との交点において直接に必要とされるよりかなり高い圧力が発生される。
圧力を状態調整するために、異なる方法と装置が知られている。例えば、オーストリア実用新案第3350号明細書(特許文献1)によると、質量流量の入口圧力を安定化する圧力安定化装置が設けられ、消費器の接続部に必要とされた僅かで一定な圧力(一般に数ミリバールの)を発生できる。従って、コリオリセンサーの使用の際にも、流量依存圧力降下は質量流量センサー(例えば2バールまでの)にて可変に補償されなければならない。特に高周波数で突然の或いはパルス状の取出しが迅速に考慮されなければならない。
それ故に、圧力を安定化するために燃料測定の前記連続的方法では本来の流量センサーの下流に圧力制御装置(圧力調整器)が取付けられ、この圧力制御装置は測定システムの出口における流量依存圧力を一定出口圧力に調整する。この種の構成における欠点は、従来の機械的圧力調整器が液圧ダイオードのように行動することであり、それにより流れる媒体が調整器を一方向のみに、つまり下流に貫流できることが考えられる。そのような圧力調整器により発生された測定装置は開放システムを意味しない。即ち燃料が噴射装置から測定システムへ戻されなければならなかった場合に、或いは停止された消費器における燃料回路内の温度上昇によって燃料の熱膨張を生じる場合に、パイプシステムの弾性に応じて燃料システムの大抵は許し難い高い温度上昇が生じて、導管と取付け構成に負担を課し、場合によっては高価な圧力補償装置によって確認されなければならない。
オーストリア実用新案第6303号明細書(特許文献2)には、確かに限定された燃料が戻され得る−即ち温度上昇の欠点が十分に解決される−欠点を有する解決策が提供されたけれども、提供された解決策によって、流量センサーを介して戻し流を可能とする開放システムが創作されていない。
オーストリア実用新案第6117号明細書(特許文献3)には、最初に、消費の連続的作動では開放システムを実現する解決策が提供される。問題は、センサーの後に所望の出口圧力が存在するように、センサーの前の圧力の制御によって解決される。無論、この種の解決策ではシステムの出口圧力により流量センサーの前の最小入口圧力に限定させる。これより低い圧力は調整され得ない。米国特許第5284120号明細書(特許文献4)にも、流量センサーの後に圧力センサーが配置され、その圧力センサーが更に流量センサーの前に配置されている装置において制御作用するシステムが記載されている。しかしながら、流量センサーと圧力センサーの間に圧力減少弁が設けられ、消費器用の出口圧力を一定に周辺圧力に降下させる。再び流れる媒体が調整器を一方向のみに、つまり下流に貫流できるシステムが存在する、即ち特許文献4も開放システムを示していない。僅かな量の流体は確かに減衰装置によって受けられ得るが、しかしそれにより流量センサーに測定された消費と現実の消費との間の時間的相互関係は不明瞭とされる。それ故に、公知の配列は流体消費の時間的に厳密に定義された正確な測定のために適していない。
検査部材の圧力の定数のほかに、検査部材に供給された燃料温度が大きな意義をもつ。タイプ検査のために法律により、検査部材との接触面における流体の温度が一定に定義された温度間隔の内部に横たわれなければならないことが規定されている。そのために温度状態調整装置が使用される。温度状態調整装置は流体回路の少なくとも流量センサーの下流に構成されている。温度状態調整装置は検査部材の傍の所謂迂回路によって閉鎖されている固有状態調整回路を形成するか、或いは温度状態調整装置はエンジン回路に直接に配置されている。第一の場合に状態調整回路における燃料の循環量がポンプによって維持されされなければならなく、第二の場合に状態調整回路はエンジン回路と等しく、少なくとも検査部材側のポンプによって戻される。固有状態調整回路の形成は好ましい、というのは、この場合には検査部材の作動なしに既に安定な圧力と温度関係が検査部材との接触面(この場合にこれは迂回路である)に創作され得るからである。
それ故に、現在市場で得られる燃料測定状態調整装置は施設固有の燃料導管の換気と離脱するためにほとんど使用されるセンサーの前の入口回路と測定回路とを有する。これら回路の間には流量センサーの現実の測定要素が配置されている。この測定回路は迂回路によって閉鎖された個別の状態調整回路とエンジン回路から成るか、或いは専らエンジン回路から成る。
平均温度の安定性或いは流体の測定回路に貯蔵されたエネルギーは測定の精度において極めて重要である、というのは、センサーの下流の容積における各温度変更は一定の幾何学的関係(ほとんどの頑丈な導管によって定義される)の下で流体の熱膨張に基づいて全システムの誤り測定の形態で現れる所謂見せかけ流量をもたらすからである。
オーストリア実用新案第3350号明細書 オーストリア実用新案第6303号明細書 オーストリア実用新案第6117号明細書 米国特許第5284120号明細書
この発明は、開放システムによって流体の制御された出口圧力により連続的に、正確に且つ時間的に高く定義された消費測定を可能とする方法と装置を提供し、その開放システムはつまり同時流量測定における少なくとも一時的戻し流を許容し、高い動的消費変更の際にも全導管システムに圧力を維持でき、多相流量の形成を許容しない。
この課題を解決するために、この発明による方法は、各時点で最小量の流体が圧力調整器によって供給され、この際に連続的流体が場合によっては可変量で一定出力圧力の領域から流量センサーと圧力調整器の間の領域まで戻されることを特徴とする。それにより、圧力制御装置についての所謂循環回路が導入されて、その循環回路は、流体が低い出口圧力の領域から流量センサー後の大抵は高い圧力領域へ、次にこの流量センサーを通してシステムに戻され得ることを可能とする。それで、この方法により、循環回路において設定された流量より少ない、或いはその設定流量と同じ流量のために、開放システムが実現される。
この方法の第一実施態様によると、圧力調整器を介して戻され且つ一定出力圧力の領域から流量センサーと圧力調整器の間の領域まで戻される、又はそのいずれか一方で戻される流体の温度はほぼ一定値に調整されることが企図されている。それにより、循環回路の内部でエネルギーの供給或いは排出によってほぼ一定熱条件を形成することが達成され、それにより動的作動において測定誤差は流体の熱膨張に基づいて減少されるか、或いは回避される。
好ましい態様では、圧力調整器を介して戻され且つ一定出力圧力の領域から流量センサーと圧力調整器の間の領域まで戻される、又はそのいずれか一方で戻される流体は少なくとも一つの熱交換器或いは状態調整装置を介して供給される。この実施態様では、循環回路は従来の状態調整回路と交換できる。この場合に耐久力のあって場合によっては可変な流れによってもたされた循環回路内部の出力が排出されるばかりでなく、循環回路内部への全体的或いは少なくとも部分的なそのような出力投入が取り除かれる。
好ましい態様では、循環回路は迂回路によって消費器に対する例えば数メーターの直接付近で閉鎖されて、それにより循環回路は同時に装置の状態調整回路を形成する。
この方法の別の実施態様では、追加ポンプ装置によって流体が循環回路から圧力調整装置の後の一定出口圧力の領域から連続的に所謂迂回路を介して検査部材に付近に供給され、場合によっては可変な流れで循環回路に戻される。この場合に、場合によっては循環回路に設けられた熱交換器或いは状態調整装置は好ましい態様ではこの流体量により貫流される。
この実施態様では、この発明の別の特徴によると、迂回路から消費器に供給される流体の圧力が流量センサーの後の一定出口圧力と無関係に迂回路において制御されることが企図されている。それにより入口圧力は戻し路圧力と無関係に調整され得る。
好ましい実施態様は、熱交換器或いは状態調整装置を貫流する流体量は消費器に供給された量を超過することを企図している。それにより、検査部材にいつも一定温度の流体が供給されることが保証され得る。
この発明によると、さらに、特に例えば500l/h以上のかなりの戻り量をもつ検査部材のためには、状態調整回路とエンジン回路に共通の部分部材、迂回路における温度を追加状態調整装置により調整することが企図されている。
この場合に、二つの温度調整器或いは状態調整装置を互いに無関係に調整することが企図されている。
特にこの場合に、消費器を通して戻される流体は追加熱交換器或いは場合によっては追加状態調整装置によりほぼ一定値に調整される。これは特に例えば500l/h以上のかなりの戻り量をもつ消費器には、好ましい、それで追加状態調整回路が形成されている。
この方法の好ましい実施態様によると、消費器を通して戻される流体が存在する気泡が分離装置によって循環回路に戻される。
場合によって生じる気泡は流量センサーの後の流体回路において分離装置によって分離されて、収集され且つ必要に応じて流体回路から排出される。
この発明の別の好ましい実施態様によると、ほぼ消費器から引き出された出力は流体を消費器から離れて、特に流量センサーの後に再び供給される。この特徴事項は特に一個の制御回路のみとこの発明による方法の特に経済的変換を可能とする。この方法の実現の費用並びに運転作動の費用は両回路の独立した制御方法より少ない。
好ましくは、内部エネルギーは流量センサーの少なくとも下流の領域において実質的に一定値に調整されることが企図されている。
測定の品質を特徴とするために、この発明の別の特徴事項によると、供給排出された出力に基づいて安定性の命題関数が発生され得る。
前記装置は、与えられた課題を解決するために、圧力調整装置が流量センサーの下流に設けられ、ポンプ装置との接続導管は圧力調整装置の後の領域から流量センサーと圧力調整装置の間の領域まで設けられていることを特徴とする。それにより流量センサーの下流に所謂循環回路が生じ、回路内では流体が低い出口圧力の領域から流量センサーの後の大抵はより高い圧力領域へ、次に下流に配置されたシステムへ戻され得る。それにより循環回路において設定された流れ量より少ない或いはその設定流れ量と同じ流量のために、開放システムが実現される。
この発明の第一の好ましい構成は、供給路から消費器まで迂回導管が分岐し、消費器の後で戻り路に連通し、それにより循環回路では、状態調整回路の役割も満たされる。
この発明による装置の別の好ましい実施態様によると、圧力調整装置とポンプ装置との間には少なくとも一つの熱交換器、特に状態調整装置が挿入されている。
この場合に、好ましい態様では、圧力調整装置とポンプ装置との間に、特に熱交換器或いは状態調整装置の後に、一つ或いは複数の温度センサーが挿入されて、その温度センサーは少なくとも一つ熱交換器或いは状態調整装置用の制御装置と接続していることが企図されている。
この発明によるシステムの別の構成は、接続導管の分岐後に且つ特に消費器の供給導管と戻り導管の連通前に追加ポンプ装置が挿入されることを特徴とする。この構成によってエンジン回路へのかなりの戻し量でも検査部材に供給された流体の温度の循環量と無関係に一定に保持され得る。
別の構成では、供給路と戻し路の間の迂回導管には別の圧力調整器を挿入することが企図されている。この構成によって消費器用の供給路圧力と戻し路圧力が互いに無関係に調整され得る。
この発明の別の特徴によると、供給路と戻し路の間の迂回導管に一つ熱交換器特に状態調整装置が挿入されている。それにより各場合には、状態調整回路の戻り量が消費器の戻り量より少ないならば、熱特性がエンジン回路に維持される。
好ましい態様では、一つ或いは複数の温度測定要素が迂回導管に挿入されて、少なくとも一つの熱交換器或いは状態調整装置用の制御装置と接続されていて、循環回路或いは状態調整回路における流体の温度を測定し且つ流体の熱状態がほぼ一定であるように制御装置により熱供給排出を制御する。
装置の経済的設計と経済的作動を達成させるために、すべての熱交換器は、特に迂回路に挿入された温度検出器と接続されている共通制御装置により制御され得る。
この場合に、熱交換器が特に冷却剤回路を介して直列に接続されている実施態様は特に好ましく、特に接続導管の分岐の後に設けられたすべての熱交換器は接続導管の分岐の前に設けられたすべての熱交換器の前に接続されている。この場合に、検査部材との直接付近で迂回路に存在する熱交換器はそこで調整する温度に依存して調整される。循環回路内の熱交換器はこの熱交換器から来る冷却剤を作用される。それにより特に回転作動中に大抵には検査部材によってもたされた出力は循環回路に接続する大抵に冷たい燃料を加熱するように使用される。
別の好ましい実施態様によると、消費器の供給導管の前に気泡分離設置が設けられている。
流体或いは冷却剤の一つ或いは複数の特徴的温度、例えば熱交換器入口温度を監視する装置が設けられるならば、その装置では安定性基準を確認するプログラムが監視された値に基づいて読み取られるので、それから測定の品質が評価され得る。この発明の特殊な実施態様では、流体の熱状態が制御によって制御される限り、流体或いは冷却剤の一つ或いは複数の特徴的温度、例えば熱交換器入口温度の変更に基づいて、安定性基準を導き出し且つ上位システムに伝達させることを企図している。この基準から、燃料消費測定値の品質に関する納得のいく供述も好ましい態様で導き出され得る。
好ましい態様では、追加流量センサーと温度センサーが消費器の戻し路に挿入されて熱交換器或いは状態調整装置用の制御装置と接続されている。
この発明による装置の別の好ましい実施態様は、圧力調整装置と接続導管の分岐との間に気泡分離設置が設けられていることを特徴とする。
好ましくは、気泡分離設置が気泡を収集する装置と接続している。
この場合に、気泡を収集する装置に収集された気泡の流出を可能とする弁が設けられるならば、特に好ましい。
次の詳細の説明において、この発明は実施例に基づいて添付図面を参照して説明される。図面はこの発明による装置の流れ線図を示す。
供給弁1を介して充填状態(燃料レベル)に依存して周期的に排気タンク2は燃料を供給される。燃料ポンプ3、燃料−冷却剤熱交換器4と圧力調整器5から成る供給回路Aでは燃料が一定供給圧にされる。排気タンク2は一方では排気作動で気泡を燃料から逃がし、特に戻り流の場合に下流に配置された燃料回路B、C或いはDから戻す燃料を再び受け得る機能を有する。熱交換器4はほんの僅かな消費或いは消費のない場合にポンプ3によってもたされた出力を燃料から引き出すのに用いられる。流量センサー6によって燃料消費の本来の測定量が連続的に検出される。遮断弁7は流量センサーの零点を調整するように用いられる。
この発明により企図された循環回路Bは圧力調整装置8、燃料−冷却剤−熱交換器9、任意の一つの温度センサー10、この場合に同時にフィルタとして用いられる気泡分離器11、燃料ポンプ12と二つの排気弁13aと13bから成る。この燃料ポンプ12によって装置の作動中に最小流が圧力調整器8を介して循環回路Bに形成される。下流に配置された回路C、Dから燃料が戻される限り、この燃料は排気弁13bと13aを介して流量センサー6と圧力調整装置8の間の導管に戻され且つ流量センサー6を介して供給回路Aへ戻され得る。
循環回路Bの熱交換器9は図示された実施例によると、温度センサー10にて検出され得る所望燃料供給路温度に燃料を状態調整するよう利用される。気泡−分離装置11には、場合によっては回路に存在する気泡が収集される。これは両排気弁13bと13aの切り換えによって流量センサー6と平行な導管を介して換気タンク2に供給され得る。
状態調整回路Cは、別の燃料ポンプ14、別の燃料−冷却剤−熱交換器15、温度センサー16と気泡分離装置17から形成されて、エンジン回路Dから生じた気泡が状態調整回路Cへ戻されることが保証される。消費器への迂回路を形成する成分15、16と17はエンジン付近にもたされる。状態調整回路Cは両回路BとC、即ち循環回路と圧力調整回路に用いられる熱交換器9と気泡分離装置11によって閉鎖されている。
このエンジン回路Dはエンジン供給導管18、エンジンとエンジン戻し導管19並びに迂回路から形成されている。
水回路は二つの部材;比例弁20により調整される熱交換器4に供給する部材と熱交換器15と9に供給する部材とから成る。この第二部材は水戻しポンプ21により加熱器22、両熱交換器15と9と弁23を介して戻される。水温度の温度制御はセンサー24の示された温度に依存して加熱装置22と出口弁25によって調整される。
制御と調整機能並びに測定値の準備と評価は、図に示されていない中央ユニットで行われる。
この発明による装置の流れ線図を示す。
符号の説明
1....供給弁
2....排気タンク
3....燃料ポンプ
4....熱交換器
5....圧力調整器
6....流量センサー
7....遮断弁
8....圧力調整器
9....熱交換器
10....温度センサー
11....気泡分離器
12....燃料ポンプ
13....排気弁
14....追加燃料ポンプ
15....熱交換器
16....温度センサー
17....気泡分離装置
18....供給導管
19....戻し導管
20....比例弁
21....水循環ポンプ
22....加熱器
23....弁
24....温度センサー
25....弁

Claims (28)

  1. 連続的に作動して両方向に貫流可能な流量センサーと、場合によっては流量センサーの後の圧力が一定出力圧力に減少される状態調整装置とによって消費器の動的流体消費、特に気体状と液体状燃料を連続的に測定する方法において、各時点で最小量の流体が圧力調整器(8)によって供給され、この際に連続的流体が場合によっては可変量で一定出力圧力の領域から流量センサー(6)と圧力調整器(8)の間の領域まで戻されることを特徴とする方法。
  2. 圧力調整器(8)を介して戻され且つ一定出力圧力の領域から流量センサー(6)と圧力調整器(8)の間の領域まで戻される、又はそのいずれか一方で戻される流体の温度はほぼ一定値に調整されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 圧力調整器(8)を介して戻され且つ一定出力圧力の領域から流量センサー(6)と圧力調整器(8)の間の領域まで戻される、又はそのいずれか一方で戻される流体は、少なくとも一つの熱交換器(9)或いは状態調整装置を介して供給されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 追加ポンプ装置(14)によって流体が消費器の直接付近に供給され、迂回路を介して場合によっては可変な流れで圧力調整器後の一定出口圧力領域に戻されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 消費器に供給された流体の圧力は流量センサー(6)の後の一定出力圧力と無関係に制御されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 熱交換器(9)或いは状態調整装置を貫流する流体量は消費器に供給される流体量を超過することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 消費器を介して戻される流体の温度は追加熱交換器(15)或いは場合によっては追加状態調整装置を介してほぼ一定値に調整されることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 消費器を介して戻される流体に存在する気泡は分離設置(17)によって循環回路に戻されることを特徴とすることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 場合によって発生する空気気泡は流量センサー(6)の後の流体回路において分離装置(11)によって分離されて、収集され、必要に応じて流体回路から流出されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. ほぼ消費器から引き出された出力は流体を消費器から離れて、特に流量センサー(6)の後に再び供給されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 内部エネルギーは流量センサー(6)の少なくとも下流の領域において実質的に一定値に調整されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 供給排出された出力に基づいて安定性の命題関数は流量測定の品質によって発生され得ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 連続的作動流量センサー、圧力調整器並びにポンプ、場合によっては出力側の状態調整装置を包含する消費器の動的流体消費を連続的に測定する装置において、圧力調整装置(8)が流量センサー(6)の下流に設けられ、ポンプ装置(12)との接続導管は圧力調整装置(8)の後の領域から流量センサー(6)と圧力調整装置(8)の間の領域まで設けられていることを特徴とする装置。
  14. 供給路(18)から消費器まで迂回導管が分岐し、消費器の後に戻り路(19)に連通することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 圧力調整装置(8)とポンプ装置(12)との間には少なくとも一つの熱交換器(9)、特に状態調整装置が挿入されていることを特徴とする請求項13或いは14に記載の装置。
  16. 圧力調整装置(8)とポンプ装置(12)との間に、特に熱交換器(9)或いは状態調整装置の後に、一つ或いは複数の温度センサー(10)が挿入されて、その温度センサーは少なくとも一つ熱交換器(9)或いは状態調整装置用の制御装置を備えていることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 接続導管の分岐後に且つ特に消費器の供給導管(18)と戻り導管(19)の連通前に追加ポンプ装置(14)が挿入されることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 迂回導管において供給導管(18)と戻り導管(19)の間に別の圧力調整器が挿入されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 迂回導管において供給導管(18)と戻り導管(19)の間に熱交換器(15)、特に状態調整装置が設けられていることを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一項に記載の装置。
  20. 一つ或いは複数の温度測定要素(16)が迂回導管に挿入されて、少なくとも一つの熱交換器(15)或いは状態調整装置用の制御装置と接続されていることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. すべての熱交換器(9,15)は、特に迂回導管に挿入された温度検知器(16)と接続されている共通の制御装置によって制御されることを特徴とする請求項13乃至20のいずれか一項に記載の装置。
  22. すべての熱交換器(9,15)は、特に冷却剤回路を介して直列に接続されていて、特に接続導管の分岐後に設けられたすべての熱交換器(15)は接続導管の分岐後に設けられたすべての熱交換器(9)に接続されていることを特徴とする請求項13乃至21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 消費器の供給導管(18)前に気泡分離設置(17)が設けられていることを特徴とする請求項13乃至22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 流体或いは冷却剤の一つ或いは複数の特徴的温度、例えば熱交換器流入温度を監視する装置が設けられ、その装置には安定性基準を確認するプログラムが監視された値の基づいて実施されることを特徴とする請求項13乃至23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 追加流量と温度センサーは消費器の戻し路(19)に挿入されて、熱交換器(9,15)或いは状態調整装置用の制御装置と接続されていることを特徴とする請求項13乃至24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 圧力調整装置(8)と接続導管の分岐との間に気泡分離設置(11)が設けられていることを特徴とする請求項13乃至25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 気泡分離設置(11)は気泡を収集する装置と接続されていることを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 弁(13b)が設けられ、気泡を収集する装置に収集された気泡の流出を可能とすることを特徴とする請求項27に記載の装置。
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