JP2006328939A - テント用伸縮フレーム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 中央上部にロープ通しリング2aを突設した頂部金具2の下部中央と周縁に複数のリング2bを設け、同リング2bに長さ調整できる複数の脚杆3の頭部を放射状に且つ遊動自在に連結し、脚杆の所定位置に脱着自在な取付金具4を脱着自在に又は摺動して取付位置が変更可能に取付け、所要の取付金具間に長さ調整可能な連接杆5を配置するとともに、連接杆5と取付金具4とを遊動自在に連結し、複数の長さ調整自在な脚杆3と連接杆5及び遊動自在なリング2a,2b,4g,4hと当金付フックのかぎ棒3c,5d,5e連結によってテントフレームを様々な形状・寸法に形成できるようにした。
【選択図】図1
Description
しかしながら、この従来のテント用フレームは脚の取付方向、脚の長さは一定の為に、同じ形状寸法のフレームしか作れずに、一種の形状・寸法のテントしか作れなかった。その為、違った寸法のテントには別の寸法・形状が違うテント用フレームを用意せねばならなかった。又、脚の長さが違う変形したテント形状とすることもできなかった。更に、地面の凹凸、岩場等の如く、平坦でない地面・足場では、テント用フレームを安定して設置できなかった。
1) 頂部金具の下部又は周縁に長さ調整できる複数の脚杆の頭部を放射状に且つ遊動自在に連結し、脚杆の所定位置に脱着自在な取付金具を脱着自在に又は摺動して取付位置が変更可能に取付け、所要の取付金具間に長さ調整可能な連接杆を配置するとともに、連接杆と取付金具とを遊動自在に連結し、複数の長さ調整自在な脚杆と連接杆及び遊動自在な連結によってテントフレームを様々な形状・寸法に形成できるようにした、テント用伸縮フレーム
2) 頂部金具の中央上部にロープ通しリングを突設した、前記1)記載のテント用伸縮フレーム
3) 頂部金具の下面中央に長さ調整できる支柱杆を脱着自在に取付けた、前記1)又は2)記載のテント用伸縮フレーム
4) 頂部金具と脚杆頭部の連結が、頂部金具にリングを取付け、脚杆頭部に当金付フックを固着し、リングと当金付フックとを連係させることで遊動自在に連結する構造である、前記1)〜3)いずれか記載のテント用伸縮フレーム
5) 取付金具と連接杆の連結が、取付金具にリングを取付け、連接杆の杆端に当金付フックを固設し、同リングと当金付フックとを連係して遊動自在に連結する構造である、前記1)〜4)いずれか記載のテント用伸縮フレーム
6) 取付金具が、脚杆の外径より僅か小さい内径の縦半割円筒体を互いに蝶番で開閉自在に連結し、縦半割円筒体のそれぞれの自由端にフランジ部を設け、同フランジを連結する連結具を備え、脚杆の外周に縦半割円筒体を被せて縦半割円筒体を連結具で連結することで脚杆を縦半割円筒体で緊締することで固着する、前記1)〜5)いずれか記載のテント用伸縮フレーム
7) 頂部金具と脚杆頭部の連結が、脚杆の頭部にボルトを突設し、頂部金具にボルトの外径より拡径した通し孔を形成し、脚杆のボルトを頂部金具の通し孔に通して頂部金具の上方でボルトとナットを螺合し、各脚杆の頂部を一方向に螺旋状に傾斜させて互いを当接させて頂部を固定し、脚杆の当接を解いて縮退させて脚杆を折り畳みできるようにした構造である、前記1)〜3)いずれか記載のテント用伸縮フレーム
8) 頂部金具が円板状で、各通し孔間に凹所が形成されるように断面波状に成型した、前記7)記載のテント用伸縮フレーム
9) 連接杆が、その端部に突起を形成したもので、取付金具が、ワイヤーを巻回して脚杆を上下方向に通す通し環を形成し、その両端部を折曲して連接杆の突起を上方から脱着自在に掛止するフックを形成したものである、前記1)〜4),7),8)いずれか記載のテント用伸縮フレーム
10) 前記1)〜9)いずれか記載のテント用伸縮フレームの外側にテントシートカバーを覆い、テント内部に簡易トイレ設備を配置することで構成される屋外仮設トイレ場
にある。
このように、本発明では、テントのフレームの形状・寸法を自在に調整でき、一つのテント用フレームでテントの大きさの変更、形状の変更ができ、又脚の方向・長さが自在にできるので凹凸のある地面・岩場、足場の悪い所でもテントを容易に設営できる。
本発明は頂部金具と脚杆との遊動自在な連結方法及び取付金具と連接杆との遊動自在な連結方法としては、互いにリングを固着し、そのリングを互いに連係する方法が最も簡単で且つ強度的に強いので好ましい。又は茄子環(セルフロッキングフック),かぎ棒(バーフック),安全リンク等脱着自在に係止することが更によい。これに代わる方法として、ボール自在継手・クランク継手でも可能である。特に脚杆の取付方向(傾き)がかなり自在に変更できることが好ましい。又、本発明のテント用フレームに被せるテントシートは、寸法が変更されても使用できるように、折り込みで寸法に対応できるようにするか、又は別シートを連結して大きくする等の手法を採るか、複数種の形状寸法のテント用シートを用意するかである。
本発明のテント用伸縮フレームの形状の高さが低く敷地面積が大きいときは、中央に主柱杆を立てるようにすることが、強度上好ましい。
本実施例では、遊動自在な連結方法として、リングとかぎ棒(バーフック)を使用した。このかぎ棒は止金付フックでリングの出入れと入れた状態をロックできる構造である。又脚杆及び連接杆の長さ調整の構造として、大小のパイプを挿入し小パイプの先端に小パイプを一方の方向に回転させることで拡径できる公知の拡径連結具を設け、大パイプの任意の位置で小パイプを大パイプに固着できるようにしている。又取付金具として縦半割筒体を蝶番で開閉自在にしてフランジの蝶ねじの連結具で脚杆に取付けられる構造のものを採用した。
図2は、実施例を示す平面図である。
図3は、頂部金具を示す正面図である。
図4は、頂部金具の平面図である。
図5は、頂部金具を示す底面図である。
図6は、脚杆を示す説明図である。
図7は、連接杆を示す正面図である。
図8は、リングとかぎ棒の連係状態を示す説明図である。
図9は、実施例の取付金具を示す斜視図である。
図10は、取付金具の取付状態を示す説明図である。
図11は、実施例のフレームの形状と設置状態を示す説明図である。
図12は、拡径連結具を示す説明図である。
図13は、野外仮設トイレとしての使用状態を示す説明図である。
この後に、このテント用フレーム1にこれにあったテントシート9が被せられ、それと付属した紐等でテント用フレームに固着されてテントができる。
テント内の地面にはグランドシートが敷設され、その上にトイレ用便器10,水タンク,小型便槽が配置され、屋外仮設トイレ場としてテントが使用できるようになっている(図13参照)。
2 頂部金具
2a,2b リング
2c 通し孔
2d 吊り具
3 脚杆
3a,3b パイプ
3c かぎ棒(バーフック)
3d 拡径連結具
3e ボルト
3f ナット
4 取付金具
4a,4b 縦半割筒体
4c 蝶番
4d,4e フランジ
4f 連結具
4g,4h リング
4i 通し環
4j フック
5 連接杆
5a,5b パイプ
5c 拡径連結具
5d,5e かぎ棒(バーフック)
5f 突起
6 ロープ
7 ロープ固定アンカー釘
8 主柱杆
9 テントシート
10 アンカー釘
Claims (10)
- 頂部金具の下部又は周縁に長さ調整できる複数の脚杆の頭部を放射状に且つ遊動自在に連結し、脚杆の所定位置に脱着自在な取付金具を脱着自在に又は摺動して取付位置が変更可能に取付け、所要の取付金具間に長さ調整可能な連接杆を配置するとともに、連接杆と取付金具とを遊動自在に連結し、複数の長さ調整自在な脚杆と連接杆及び遊動自在な連結によってテントフレームを様々な形状・寸法に形成できるようにした、テント用伸縮フレーム。
- 頂部金具の中央上部にロープ通しリングを突設した、請求項1記載のテント用伸縮フレーム。
- 頂部金具の下面中央に長さ調整できる支柱杆を脱着自在に取付けた、請求項1又は2記載のテント用伸縮フレーム。
- 頂部金具と脚杆頭部の連結が、頂部金具にリングを取付け、脚杆頭部に当金付フックを固着し、リングと当金付フックとを連係させることで遊動自在に連結する構造である、請求項1〜3いずれか記載のテント用伸縮フレーム。
- 取付金具と連接杆の連結が、取付金具にリングを取付け、連接杆の杆端に当金付フックを固設し、同リングと当金付フックとを連係して遊動自在に連結する構造である、請求項1〜4いずれか記載のテント用伸縮フレーム。
- 取付金具が、脚杆の外径より僅か小さい内径の縦半割円筒体を互いに蝶番で開閉自在に連結し、縦半割円筒体のそれぞれの自由端にフランジ部を設け、同フランジを連結する連結具を備え、脚杆の外周に縦半割円筒体を被せて縦半割円筒体を連結具で連結することで脚杆を縦半割円筒体で緊締することで固着する、請求項1〜5いずれか記載のテント用伸縮フレーム。
- 頂部金具と脚杆頭部の連結が、脚杆の頭部にボルトを突設し、頂部金具にボルトの外径より拡径した通し孔を形成し、脚杆のボルトを頂部金具の通し孔に通して頂部金具の上方でボルトとナットを螺合し、各脚杆の頂部を一方向に螺旋状に傾斜させて互いを当接させて頂部を固定し、脚杆の当接を解いて縮退させて脚杆を折り畳みできるようにした構造である、請求項1〜3いずれか記載のテント用伸縮フレーム。
- 頂部金具が円板状で、各通し孔間に凹所が形成されるように断面波状に成型した、請求項7記載のテント用伸縮フレーム。
- 連接杆が、その端部に突起を形成したもので、取付金具が、ワイヤーを巻回して脚杆を上下方向に通す通し環を形成し、その両端部を折曲して連接杆の突起を上方から脱着自在に掛止するフックを形成したものである、請求項1〜4,7,8いずれか記載のテント用伸縮フレーム。
- 請求項1〜9いずれか記載のテント用伸縮フレームの外側にテントシートカバーを覆い、テント内部に簡易トイレ設備を配置することで構成される屋外仮設トイレ場。
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2006
- 2006-04-19 JP JP2006115879A patent/JP4038559B2/ja not_active Expired - Fee Related
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