JP2006327617A - ワインオープナー及びその付属具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラックピニオン機構を備えたワインオープナーにおいて、耐久性のあるワインオープナーを提供すること。
【解決手段】 本発明のワインオープナー1は、本体2にガイドされながら本体2に設けた操作レバ4ーの回動により上下動する移動部材5と、握持固定レバー3の相向かい合う基部3aの間の上方に位置する移動部材5の支持部6で上端を回転自在に支持され、先端が下向きのスクリュー7と、スクリュー7の内部通過に伴いスクリュー7に回転を付与し自らも本体2に対して上下動可能な回転誘導部材8と、回転誘導部材8の上方向への移動を所定位置で規制するストッパー15と、ストッパー15による回転誘導部材8の移動規制を解除する解除部材16と、を具備したワインオープナーにおいて、ストッパー15が回転誘導部材8を両側から水平移動して挟むようにして係止するロック部材であるものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ワインやシャンパン等の瓶の口を塞いでいるコルク栓を抜き取るワインオープナー及びその付属具に関する。
一般にワインやシャンパン等の瓶上方の細く形成された瓶頭部にある瓶口はコルク栓によって密封されており、これによって内容物のワイン等の酸化の防止等が図られている。このようなワインオープナーとして、従来より様々なものがある(例えば、特許文献1参照)。又、近年においては、小さい力でコルク栓を抜き取ることができるラックピニオン機構付きのワインオープナーが考案されワイン愛好者に好適に使用されている。
この従来のラックピニオン機構を備えたワインオープナー100を図15乃至図23に基づいて説明する。図示するように、ワインオープナー100は、本体2の正面両側で開閉自在となるように且つハの字型に開くように付勢して取付けられた握持固定レバー3と、前記本体2にガイドされながら本体2に設けた操作レバー4の回動により上下動する移動部材5と、前記握持固定レバー3と相向い合う基部3aの間の上方に位置する前記移動部材5の支持部6で上端を回転自在に支持され、先端が下向きなスクリュー7と、該スクリュー7の内部通過に伴い該スクリュー7に回転を付与し自らも本体2に対して上下動可能な回転誘導部材8と、下端に遊びを持って本体2に固定され且つ上端が下端を支点にして円弧移動自在で且つストッパー爪101を有する前記握持固定レバー3の回転軸102と、を具備している。
前記握持固定レバー3は、その本体2側の基部3aの内側面で瓶頭部Hを挟持するためのものであって、2つの握持固定レバー3を片手で握って操作できるようになっている。そして、図15に良く現れているように、常時は、瓶頭部Hを挿入できるようにハの字型に開くようにばね3bで緩く付勢されており、又、基部3aの内側面にはゴムなどの滑り防止材3cが設けられている。
前記移動部材5は、図16、図17に良く現れているように、本体2内の縦方向に形成したガイド穴9に挿入されて上下動するガイド棒10と、該ガイド棒10の先端に固定されている前記支持部6と、該支持部6に取付けられて該支持部6と共に本体2に両側をガイドされながら上下動可能なラックギア11と、該ラックギア11との噛み合い且つ操作レバー4の回動により回転する本体2に取付けられたピニオンギア12を有している。
従って、図16のラックギア11が下降してガイド棒10がガイド穴9に全て収納されている状態から、図17のラックギア11が上昇してガイド棒10がガイド穴9から上方へ突出している状態とするには、操作レバー4を矢符ロのように時計回りに回動させる。逆方向に移動させる場合には矢符イのように反時計回りに回動させる。
前記スクリュー7は、瓶頭部Hの瓶口Mに嵌合されているコルク栓Kに上方から回転しながらねじ込まれてから上昇することによってコルク栓Kを瓶口Mから引き抜くものであって、その上端は前記移動部材5の支持部6に回転自在に支持され、先細の先端は下向きとなっている。このスクリュー7は、前記2つの握持固定レバー3の基部3a間の上方に位置している。
前記回転誘導部材8は、前記スクリュー7が上下方向に通過可能な位置で且つ通過時に該スクリュー7を回転させるピン(図示せず)が設けられている回転誘導穴13と、前記ガイド棒10に沿って上下動可能なようにガイド棒10を嵌入できる挿通孔14を有している。移動の下限は2つの握持固定レバー3によって挟まれた瓶頭部Hの瓶口Mの上方位置で止まるように図外の係止部が設けられており、移動の上限は移動部材5の支持部6の下端、すなわち、スクリュー7の先細の先端が2つの握持固定レバー3で挟持されている瓶頭部Hの瓶口Mの真上に位置する図21の状態までである。
前記2つの握持固定レバー3を本体2に回転自在に固定している回転軸102は、図19に示すように、その下端が本体2に少しの遊びをもって固定され、上端が矢印ハに示すように回転軸102の下端を支点とする円弧方向にその弾力性によって復元可能に移動自在で且つ前記回転誘導部材8の上方を押える突出したストッパー爪101を有している。このストッパー爪101の先端上方には上方から下降してくる回転誘導部材8を通過し易くするためにテーパー面が形成されている。
以上のような構成からなる従来のワインオープナー100を使用して瓶口Mのコルク栓Kを引き抜く手順について説明する。
まず、図15、図16に示すように、操作レバー4を握持固定レバー3側へ倒してある状態で保管されているワインオープナー100の当該操作レバー4を、矢符ロ方向すなわち時計方向へ回転させて、図17、図18に示すような状態にする。すなわち、この操作レバー4の回動によってピニオンギア12が回転するのでこれと噛み合うラックギア11が上方へ移動し、移動部材5、支持部6及びスクリュー7も上方移動するが、回転誘導部材8はストッパー爪101によって上方向への移動を規制されているので移動しない。そして、ワインボトル等の瓶頭部Hを2つの握持固定レバー3の基部3a間で本体2の正面に位置させて、スクリュー7の下端が瓶口Mのコルク栓Kの上方に位置するようにしてから、片方の手で2つの握持固定レバー3を強く握って瓶頭部Hを挟持する。この動作によって、握持固定レバー3は瓶頭部Hを支点とするテコの原理が作用して回転軸102の上方が図19の矢符ハ方向へ緩やかな円弧を描いて移動する。回転軸102の上方には回転誘導部材8を係止しているストッパー爪101があるが、このストッパー爪101も同時に矢符ハ方向へ移動するために回転誘導部材8の係止を解除し、回転誘導部材8は上方向移動がフリーとなる。
このようにして片方の手で2つの握持固定レバー3を握って瓶頭部Hにワインオープナー100を固定している状態で、もう片方の手で操作レバー4を、図20に示すように矢印イ方向の反時計方向へ回転させてピニオンギア12とラックギア11の噛み合せ作用によって移動部材5を下降させスクリュー7をコルク栓Kの上方から押し入れる。このとき、スクリュー7は回転誘導部材8の回転誘導穴13内を下方向へ通過するために、内部に設けられるピン(図示せず)に当接しながら下降することによって例えば右回転しつつコルク栓Kの内部へ進入してゆく。そして、移動部材5の支持部6が回転誘導部材8と密着する状態まで下降して、スクリュー7の上端までコルク栓Kの内部へほぼ進入し終えると、次に、操作レバー4を矢符ロ方向へ回動させて移動部材5を上昇させる。このとき、回転誘導部材8は支持部6とコルク栓Kで上下を挟まれており、且つ、ストッパー爪101から外れてフリーな状態となっているので、支持部6、スクリュー7、コルク栓Kと共にガイド棒10にガイドされながら上昇する。これにより、図21に示すように、瓶口Mは開栓される。
スクリュー7にねじ込まれているコルク栓Kを取り外すには、図22に示すように、2つの握持固定レバー3の基部3a間から瓶頭部Hを除去してから、操作レバー4を矢符イ方向へ回動させて、移動部材5を下降させてコルク栓Kを2つの握持固定レバー3の間に位置させる。このとき、回転誘導部材8はストッパー爪101の先端のテーパー面を滑りながら矢符ハ方向へ押してストッパー爪101の下に入って直ぐにストッパー爪101の復元力によってその上方が係止される。2つの握持固定レバー3を手で握っても瓶頭部Hが存在していないので、テコの原理が働かないために回転軸102は移動せず、そのためストッパー爪101は回転誘導部材8の上方に係止したままである。この状態から操作レバー4を矢符ロ方向へ回転させると、図23に示すように、移動部材5と共にスクリュー7も上昇するが、回転誘導部材8はストッパー爪101によって上昇を規制されているので、回転誘導穴13を上方へ通過する際には進入するときとは逆回転、例えば左回転しながら上昇する。又、コルク栓Kは回転誘導部材8によって上昇を規制されているので、結局、スクリュー7は逆回転しつつコルク栓Kから抜け出ることとなる。
特開2000−327087号公報
上記した従来技術によると、回転誘導部材8の上方への移動の規制及び解除を握持固定レバー3の回転軸102の先端に設られて円弧運動するストッパー爪101の係止によって行っている。このため、回転軸102に横方向の力の作用がたえず発生して本体2との固定部分が壊れ易く、又、ストッパー爪101には回転誘導部材8による上方向への力が強く発生するが、これを阻止するストッパー爪101にもこの力が作用するので壊れ易く、その結果、ワインオープナー100自体の耐久性に欠けるという問題点がある。
この発明は上記事情を鑑みてなされたものであって、ラックピニオン機構を備えたワインオープナーにおいて、耐久性のあるワインオープナーを提供することを目的とするものである。
この発明の手段とするところは、本体の正面両側で開閉自在となるようにハの字型に取り付けられた握持固定レバーと、前記本体にガイドされながら本体に設けた操作レバーの回動により上下動する移動部材と、前記握持固定レバーの相向かい合う基部の間の上方に位置する前記移動部材の支持部で上端を回転自在に支持され、先端が下向きのスクリューと、該スクリューの内部通過に伴い該スクリューに回転を付与し自らも本体に対して上下動可能な回転誘導部材と、該回転誘導部材の上方向への移動を所定位置で規制するストッパーと、該ストッパーによる回転誘導部材の移動規制を解除する解除部材と、を具備したワインオープナーにおいて、前記ストッパーが前記回転誘導部材を両側から水平移動して挟むようにして係止するロック部材であることにある。
また、前記解除部材が前記移動部材の上昇により前記回転誘導部材から前記ストッパーを解除することにある。
更にまた、土台上にワインオープナー立設用の立設円筒部と、コルク栓の立設用のコルク円筒部とを所定間隔を空けて設けたワインオープナー付属具であることにある。
第1の発明によると、スクリューからコルク栓を引き抜く際に回転誘導部材の上昇を規制するストッパーを握持固定レバーの回転軸とは連動しない水平移動するロック部材で両側から挟むように係止するようにしたので、回転軸には握持固定レバーの回転に伴う力のみしか作用しないために、当該回転軸の本体への取付け部分及び回転軸の耐久性が向上する。又、回転誘導部材の上方移動を回転軸とは連動しないロック部材で係止したことにより、大きな力が作用しても十分に耐え得ることができる。
更に、第2の発明によると、ストッパーによる回転誘導部材の上方移動規制の解除を、移動部材の上昇により行う構成としたので、使用直前には必ず移動部材を一旦上昇させることから、必要な時の解除が確実に行なわれる利点がある。
又、第3の発明のワインオープナー付属具を使用することによって、ワインオープナーを瓶頭部の瓶口をコルク栓で密封する際にも有効に活用できる。
この発明の実施形態に係るワインオープナーを図1乃至図14に基づいて説明する。前記従来のワインオープナーと同一構成部材については同符号を付して説明を省略する。
この発明の実施形態に係るワインオープナー1は、本体2の正面両側で開閉自在となるようにハの字型に取付けられた2つの握持固定レバー3と、前記本体2にガイドされながら本体2に設けた操作レバー4の回動により上下動する移動部材5と、前記握持固定レバー3の相向かい合う基部3aの間の上方に位置する前記移動部材5の支持部6で上端を回転自在に支持され、先端かつ下向きなスクリュー7と該スクリュー7の内部通過に伴いスクリュー7に回転を付与し自らも本体2に対して上下動可能な回転誘導部材8と、該回転誘導部材8を所定位置で上方向への移動を規制するストッパーであるロック部材15と該ロック部材15による回転誘導部材8の移動規制を解除する解除部材16を備えたものである。
これらの構成のうち、握持固定レバー3、操作レバー4、移動部材5、スクリュー7、回転誘導部材8については、従来のワインオープナー100と同一であるが、ロック部材15と解除部材16が異なるので、この点について以下説明する。
前記ロック部材15は、図4、図5、図6によく表われているように、本体2に形成してある空隙17によって横方向に移動自在ではあるが縦方向への移動を規制されているものであって、前記回転誘導部材8の上下を挟持する部材である。この部材は断面が略コの字形をなし、上方の上突出片18は下方の下突出片19よりも短く形成されると共に下方の突出片19は先端下面にテーパー面を形成している。これによって、移動部材5の上昇に伴いガイド棒10も上昇することで、ガイド棒10の下方近くの側方に突出している解除部材16が下突出片19に当接してロック部材15を解除方向に押しやって上突出片18の規制を解除し回転誘導部材8の上方向への移動が可能となっている。なお、回転誘導部材8の挿通孔14には前記解除部材16が通過可能なように挿通孔14の相対する対面にスリット(図外)が形成されている。図5、図8、図9においては、このスリットの中心を通って断面が切られているので、幅広な挿通孔14として表われている。
前記ロック部材15は、背面側から押棒20が突出して固定されており、この押棒20の先端はロック解除時には本体2から突出するようになっている。すなわち、図6の(a)の左半分が本体2から押棒20が突出してロック部材15が回転誘導部材8を開放した状態で、右半分が本体2に収納して回転誘導部材8の上下を上、下突出片18、19で挟持固定しロックしている状態を示している。このような構成であるので、ロック部材15による回転誘導部材8の解除は前述のように移動部材5の上昇によって行なわれ、ロック部材15による回転誘導部材8の規制は所定位置で押棒20を手等で押すことによってなされる。なお、押棒20を手等で押してロック部材15が回転誘導部材8を挟持固定した際に、クリック音を発生させる機構や、操作者にクリック感を与える機構を設けてロックが確実になされたことの確認をするようにすればなお好ましい。。
図6において、空隙17の下方にはキー溝21が形成されており、該キー溝21にはロック部材15の下底に形成されているキー22が摺動することで、ロック部材15の水平方向の直進移動を容易ならしめている。又、23は空隙17の蓋であり、中心に前記ロック部材15の押棒20の先端が出入できるようになっている。さらに又、ガイド穴9にはガイド棒10の側面から突出している薄板状の解除部材16の通過用に2つのスリット穴24が対向するように形成されている。図5、図8、図9においてガイド穴9が大きく表われているのはこのスリット穴24の中心で断面を切っているからである。なお、本実施形態においては、空隙17の形状を円形としているが、これに限らず、例えば、矩形であってよい。また、空隙17を矩形とした場合は、キー溝21やキー22は不要である。
以上の構成からなるこの発明の使用について説明する。まず、図1、図2に示すような状態で保管されているワインオープナー1の操作レバー4を図7に示す状態にまで矢符ロ方向の時計回りに回動させる。この操作レバー4の回動によって移動部材5も上昇するので、これに伴ってスクリュー7も上昇する。このときガイド棒10も同時に上昇するので、ガイド棒10の下方近くの側方に突出している解除部材16が図5の状態から上昇し始めて、図8、図9に至る。すると、解除部材16がロック部材15の下突出片19を回転誘導部材8から離反する方向へ押しやるので回転誘導部材8の上方は上突出片18の規制から解除されて上方へ移動自在な状態となる。このとき、本体2から押棒20の先端が横方向へ突出した状態となっている。
この状態で、ワインボトル等の瓶頭部Hを従来と同じやり方で2つの握持固定レバー3の間に挟んでから片手で2つの握持固定レバー3を握りしめる。そして、もう一方の手で操作レバー4を図10に示すように矢符イ方向に回動させる。これによって、スクリュー7は回転誘導部材8の回転誘導穴13内を下方向へ通過するために、回転しつつコルク栓Kの上方から内部へ進入してゆく。進入し終えると、次に操作レバー4を矢符ロ方向へ回動させて移動部材5を上昇させる。このとき回転誘導部材8はロック部材15の規制から解放された状態にあるので、支持部6、スクリュー7、コルク栓Kと共にガイド棒10に案内されながら上昇する。これにより、図11に示すように、瓶口Mが開栓される。
スクリュー7にねじ込まれているコルク栓Kを取り外すには、瓶を取り除いてから、図12に示すように操作レバー4を矢符イ方向へ回動させて移動部材5を下降させてコルク栓Kを2つの握持固定レバー3の間に位置させる。そして、片方の手で2つの握持固定レバー3を握った状態で、もう一方の手で本体2より突出しているロック部材15の押棒20を指先で押し込んで、回転誘導部材8の上方向への移動を規制する。この状態にしてから、操作レバー4を矢符ロ方向へ回動させると、図13に示すように、移動部材5と共にスクリュー7も上昇するが、回転誘導部材8はロック部材15によって上昇を規制されているので、回転誘導穴13を上方へ通過する際には進入するときとは逆回転しながら上昇するので、回転誘導部材8によって上昇を規制されているコルク栓Kの内部で空回りしながらスクリュー7はコルク栓Kから抜け出て、コルク栓Kが外れることになる。
次に、図14に示す実施例は、開栓された瓶口Mを再びコルク栓Kで塞ぐ場合に有用な活用例である。この実施例のワインオープナーの付属品は、土台30にワインオープナー1用の立設円筒部31とコルク栓Kを浮かして立設するコルク栓用のコルク円筒部32の2つを所定間隔を開けて設けたものである。コルク円筒部32の底部には、図示しないが、バネで保持された底板が設置されている。これにより、長さの異なるコルク栓Kであってもコルク栓Kの先端を所定位置に位置させることができる。また、コルク円筒部32にテーパーを形成して異なる直径のコルク栓Kを保持できるようにしてもよい。
使用するには、まず、立設円筒部31にそのガイド棒10の下端を差し込んで立設しているワインオープナー1の操作レバー4を回動させてもう一方のコルク円筒部32に立設しているコルク栓Kの中にスクリュー7をねじ込んでゆく。このようにしてスクリュー7にコルク栓Kが固定されている状態で、且つ、ロック部材15の押棒20の先端が本体2より突出している状態で、土台30からワインオープナー1を取り外して操作レバー4を矢符ロ方向すなわち時計方向に回転させてコルク栓Kの付いた状態のままで移動部材5と共にスクリュー7とコルク栓Kを持ち上げる。そして、栓をすべき瓶の瓶頭部Hを2つの握持固定レバー3の基部3aの間に入れてから、操作レバー4を矢符イ方向に回転させると、コルク栓Kが瓶口Mに押し込まれて栓がされることになる。
栓をした状態からスクリュー7を抜き取るには、ロック部材15の押棒20を押して回転誘導部材8をロック部材15を介して本体2に固定してから、再び操作レバー4を矢符ロ方向に回動させると上方移動を回転誘導部材8によって規制されているコルク栓Kの内部をスクリュー7が逆回転しつつ上方へ抜け出て瓶口Mをコルク栓Kで密封することができる。従って、途中までしか飲んでいない瓶にたやすく蓋をすることができる利点がある。
本発明の実施形態に係るワインオープナーを示す概略正面図。 ワインオープナーを示す概略右側面図。 図1における本体の右方側の一部及び握持固定レバーを取り外したワインオープナーを示す概略右側面図。 移動部材と回転誘導部材の関わりを示す斜視図。 図2におけるA−A断面拡大図。 (a)は、ロック部材周辺の拡大図、(b)は、図6(a)において、ロック部材を取り外した図、(c)は、空隙の形状を示した図。 支持部が上方位置にある状態でのワインオープナーを示す図。 支持部が下方位置から上方に移動する際のガイド棒及び解除部材等を示す断面図。 支持部が更に上方へ移動した位置でのガイド棒及び解除部材等を示す断面図。 瓶頭部の瓶口にあるコルク栓にスクリューが嵌入した状態でのワインオープナーを示す図。 瓶頭部の瓶口からコルク栓を抜き取った状態でのワインオープナーを示す図。 スクリューにコルク栓が嵌入した状態でのワインオープナーを示す図。 スクリューからコルク栓が抜け出た状態でのワインオープナーを示す図。 (a)は、付属具を示す概略平面図であり、(b)は、付属具の使用状態を示す概略右側面図。 従来のワインオープナーを示す概略正面図。 図15における本体の右方側の一部及び握持固定レバーを取り外したワインオープナーを示す概略右側面図。 支持部が上方向に移動した状態でのワインオープナーを示す図。 支持部が上方向に移動した状態でのワインオープナーを示す概略正面図。 握持固定レバーの回転軸とストッパー爪が回転誘導部材に係わる状態を示す説明図。 瓶口のコルク栓にスクリューが嵌入した状態でのワインオープナーを示す図。 瓶口からコルク栓を抜き取った状態でのワインオープナーを示す図。 スクリューにコルク栓が嵌入した状態でのワインオープナーを示す図。 スクリューからコルク栓が抜け出た状態でのワインオープナーを示す図。
符号の説明
1 本発明のワインオープナー
2 本体
3 把持固定レバー
4 操作レバー
5 移動部材
6 支持部
7 スクリュー
8 回転誘導部材
15 ロック部材(ストッパー)
16 解除部材
30 土台
31 立設円筒部
32 コルク円筒部

Claims (3)

  1. 本体の正面両側で開閉自在となるようにハの字型に取り付けられた握持固定レバーと、前記本体にガイドされながら本体に設けた操作レバーの回動により上下動する移動部材と、前記握持固定レバーの相向かい合う基部の間の上方に位置する前記移動部材の支持部で上端を回転自在に支持され、先端が下向きのスクリューと、該スクリューの内部通過に伴い該スクリューに回転を付与し自らも本体に対して上下動可能な回転誘導部材と、該回転誘導部材の上方向への移動を所定位置で規制するストッパーと、該ストッパーによる回転誘導部材の移動規制を解除する解除部材と、を具備したワインオープナーにおいて、
    前記ストッパーが前記回転誘導部材を両側から水平移動して挟むようにして係止するロック部材であることを特徴とするワインオープナー。
  2. 前記解除部材が前記移動部材の上昇により前記回転誘導部材から前記ストッパーを解除することを特徴とする請求項1に記載のワインオープナー。
  3. 土台上にワインオープナー立設用の立設円筒部と、コルク栓の立設用のコルク円筒部とを所定間隔を空けて設けたことを特徴とするワインオープナー付属具。
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