JP2006327561A - 車輌の姿勢変化を減少させる方法 - Google Patents

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隆一 石川
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Abstract

【目的】 車輌の姿勢変化のうち対策があまり取られていないピッチングについて減少させるとともに、全方位への車輌の姿勢変化を減少させて、しかも出来るだけ安価にて提供する。
【構成】 従来から車輌に装備されているアンチロールバー(5)と同様な構造で前輪側サスペンションアーム(1)と後輪側サスペンションアーム(2)にアンチピッチバー(3)というトーションバーを支持ブラケット(4)を介して、左右それぞれに取り付けた構造とする。これによりピッチングの際に生じる前後サスペンションの変位差を減少させることができる。
また、4輪すべてのサスペンションがトーションバーで接続されているためどの方向への傾きが生じてもかならずトーションバーが作用するため全方位の姿勢変化に対応できることとなる。
しかも、部品点数も少なく安価にて装備可能である。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は、車輌の走行中における姿勢変化を減少させる手段に関するものである。
車輌は走行中の加速、減速、旋回などの操作や道路状況などによりピッチングやローリング、ヨーイングなど、さらにはこれらが複合したさまざまな姿勢変化を余儀なくされる。
そして、走行中の大きな姿勢変化は操縦安定性を欠いてしまうと共に操作者へも多大な不安感を与えてしまう。特に急制動時における大きなノーズダイブ、テールリフトとなるようなピッチングは、前輪側ブレーキ負荷の増大、後輪側の接地圧減によるブレーキロックの心配があるとともに非常に不安定な状態となる。
このような姿勢変化がおきた場合には、車輌の傾いた側のサスペンションアームが結果として大きく変位することとなっている。
よって、サスペンションアームの前後左右での変位差が少ないほど車輌は路面と平行を保てるため安定した状態といえる。この変位差を減少させるためにローリングに対しては、アンチロールバー(5)というトーションバーを設置することにより改善がなされている。
しかし、ピッチングに対しては前後の車輪の軸間距離を大きくして抑制するなどの方法はあるものの実際には、デザインや旋回性能、車輌寸法などの制約により限られた範囲内で最善にすることとなっているのが現状である。
また、ローリングやピッチングだけでなく多様の変化に追従することのできるアクティブサスペンションという各種センサーと制御系、作動系により構成されるシステムがあるが、構造上どうしてもコスト高となってしまうため高級車輌やレーシングカーといった特殊車輌に装備されているだけである。
発明が解決しようとする課題
本発明は、対策があまり取られていないピッチングについて減少させるとともに、全方位への車輌の姿勢変化を減少させて、しかも出来るだけ安価にて提供するものである。
課題を解決するための手段
このような課題を解決するために本発明では前輪側サスペンションアーム(1)と後輪側サスペンションアーム(2)に十分な強度を有する丸鋼や鋼管パイプなどで製作されたアンチピッチバー(3)(従来からあるアンチロールバー(5)との混同を避けるための便宜上の名称で、以下もこれを使用する。)というトーションバーを支持ブラケット(4)を介して車輌本体(6)の左右に追加する構造とする。
このときアンチロールバー(5)の取り付けと同様にアンチピッチバー(3)の軸部と支持ブラケット(4)による支持部は回転できる構造とすることと、前輪側サスペンションアーム(1)と後輪側サスペンションアーム(2)への接続は端部にピロボールや硬質ラバーブッシュなどを用いたリンクなどを介して、スムーズに可動できるようにする。
そうすることにより、アンチロールバー(5)とアンチピッチバー(3)により、4輪すべてのサスペンションがトーションバーで接続されることとなる。
作用
本発明の作用を前述した急制動時におけるピッチングを例に説明すると、大きなノーズダイブ、テールリフトの状態になろうとすると前輪側サスペンションンアーム(1)と後輪側サスペンションアーム(2)に変位差が発生する。
しかし、その変位差によってアンチピッチバー(3)がねじられると同時にその弾性により変位差をなくそうと作用することとなる。
発明の効果
そのため必然的にアンチピッチバー(3)はピッチングを減少させようと働くことになり車輌の姿勢を路面と平行に保とうとすることになる。
また、4輪すべてのサスペンションがアンチピッチバー(3)およびアンチロールバー(5)というトーションバーにて接続された構造であるから、どの方向へ姿勢変化したとしても、かならずトーションバーの作用を受けるため全方位の姿勢変化に対応が可能である。しかも、構成部品の数量は少なく、価格的にも安価にて装備することが可能である。
よって、本発明により走行中の車輌の姿勢変化を減少させることで、より安全に操作することができると考える。
本発明の実施例と構造の説明図である。
符号の説明
1 前輪側サスペンションアーム
2 後輪側サスペンションアーム
3 アンチピッチバー
4 支持ブラケット
5 アンチロールバー
6 車輌本体

Claims (1)

  1. 車輌の前輪側の左右のサスペンションアーム、左側の前後のサスペンションアーム、右側の前後のサスペンションアーム、後輪側の左右のサスペンションアームにそれぞれトーションバーを配設した構造による車輌の姿勢変化を減少させる方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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