JP2006327029A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長尺インクジェット記録ヘッドを用いた画像形成装置において、記録ヘッドのノズル面のクリーニングを効果的に行うことで画像の安定化を図る。
【解決手段】 記録ヘッドのノズル面のクリーニングを行うためのブレードのノズル面への当接量を規定する部材を設けることで当接量を略一定に保ち、ノズル面のクリーニングを安定的に行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関するものであり、詳細には記録ヘッドのインク吐出のためのノズル周辺をクリーニングするための機構に関する。
従来のインクジェット方式による画像形成装置においては、給紙部から給紙した被記録媒体であるシート材に対し、画像形成部においてシート材の搬送方向と交叉する方向にインクを吐出する記録ヘッドを移動走査させてシート材上にインクを吐出させることで画像を形成し、排出部へ画像形成されたシート材を排出していた。この種の画像形成装置においては、たとえばA4サイズ一枚のシート材に画像を形成するにあたり記録ヘッドを数回往復させて画像形成を完成するので、フルカラー画像を印字させようとした場合、その印字速度は毎分2〜数枚程度であった。しかしながら、近年、画像形成速度更なる高速化が求められており、その要求を満たすために、シート材の搬送方向に交差する方向の記録媒体の全幅にわたってインクを吐出するためのノズルを配列することで記録速度を毎分数十枚程度まで向上させた、いわゆるフルマルチタイプのインクジェット記録ヘッドを備えた画像形成装置が発明されている。
ところで、インクジェット方式の記録ヘッドにおいては、インクを吐出するためのノズル面に吐出時に発生したインク滴等が付着していた場合、それらがインクの吐出を阻害したり、吐出方向を偏向させたりして画像に悪影響を及ぼすため、ノズル面をゴム等の可撓性部材で出来たブレードをノズル面に当接させて付着したインク滴等を除去するいわゆるワイプ動作を行う必要がある。さらに待機中の乾燥によるノズルでのインク凝固や、ゴミやホコリの侵入によるノズルの目詰まりが起こると、目詰まりしたノズルにおいてはインクの不吐出が起こり、これにより画像の乱れが発生してしまうので、強制的に記録ヘッドのインク液室内にあるインクを排出してノズルの目詰まりを解消させるためのいわゆる回復動作を行うことも不可欠である。この場合においても強制的に排出されたインクがノズル面に残ってしまい画像形成時に悪影響を及ぼすのでこの場合においてもノズル面のワイプ動作が必要となる。
しかしながら上記構成のフルマルチタイプの記録ヘッドにおいては、被記録媒体の全幅にわたってノズルを配置するため、ノズルの数が多くなり記録ヘッドの長さが従来の記録ヘッドに比べ長大となるためにノズル面のクリーニングが非常に困難であった。とくに記録ヘッドの長手方向の“反り”により記録ヘッド端部と中央部におけるブレードの当接量の変化が発生したり、部分的な凹凸によっても当接量の変化が生じてしまい、記録ヘッド全体にわたって適切な当接量を保つことが難しく、結果としてノズル面のインク滴等を拭き残し、画像に悪影響を及ぼすという問題が発生していた。
又、別の従来例としては、特許文献1及び特許文献2をあげることが出来る。
特開平07−096604号公報 特開2003−175617号公報
本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、上記構成のフルマルチタイプのインクジェット記録ヘッドを備えた画像形成装置において、記録ヘッドのノズル面をクリーニングする場合に、ノズル面上に付着しているインク滴等を効果的に除去できるようにする装置構成を提供することを目的とする。
上記目的を満足するため、本発明に係わるインクジェット記録装置は、複数のノズルからインクを吐出して被記録媒体の幅方向の画像形成を略同時に行うことのできる記録ヘッドを1個ないし複数個配列したフルマルチタイプのインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドを上下させる記録ヘッド上下機構と、前記記録ヘッドの前記ノズルが配列されたノズル面に付着したインクを掃拭するための少なくとも一つの掃拭部材と、前記記録ヘッドの前記ノズル面に当接し、前記掃拭部材が前記ノズル面に付着したインクを掃拭する場合の当接量を規定する少なくとも一つの規制部材と、前記記録ヘッドに対応して前記掃拭部材と前記規制部材とを保持する少なくとも一つの保持部材と、前記保持部材を介して前記掃拭部材と前記規制部材をノズル面に対して付勢する少なくとも一つの付勢部材と、前記保持部材を保持し前記ノズル配列方向に移動させるための保持部材移動手段と、を有することを特徴とする。さらに前記掃拭手段は、ブレード形状の弾性材料からなることを特徴とする。さらに前記規制部材は、コロ形状の弾性材料からなること特徴とする。
上記説明した如く、本発明に係わるインクジェット記録装置においては、記録ヘッドのノズル面上のインク滴等をワイプ動作により除去してクリーニングを行う際に、記録ヘッドのノズル面へのブレードの当接量を略一定に保つための部材を設けたので、記録ヘッドのノズル面上のインク滴等を効果的に除去することが出来、常に良好な画像を形成可能なインクジェット装置を提供することが出来る。
以下、本発明に係わる画像形成装置の実施形態の構成および動作を、図面にもとづいて説明する。図1、および図2は、本発明の実施形態であるフルマルチ型プリンタの正面から見た全体概略構成図である。図3は記録ヘッドのノズル面のクリーニング機構部を斜めから見た概略構成図である。図4、図5、および図6は記録ヘッドのノズル面のクリーニングのための構成および動作を示すための側面から見た概略構成図である。図7は従来のフルマルチ型プリンタの記録ヘッドのノズル面のクリーニングのための構成および動作を示すための側面から見た拡大説明図である。図8は本発明の実施形態であるフルマルチ型プリンタの記録ヘッドのノズル面のクリーニングのための構成および動作を示すための側面から見た拡大説明図である。
図1において、プリンタS内にある給紙カセット1に収容された被記録媒体のシート材である記録紙Pは、最上紙からピックアップローラ2Aにより繰り出され分離ローラ対(給紙ローラ3A、およびリタードローラ4A)によって1枚ずつ分離給送される。給紙カセット1から給紙された記録紙Pは搬送ローラ対5によって回転停止しているレジストローラ対7へ搬送される。また、プリンタSの側方には手差しトレイ6が備えられており、ピックアップローラ2Bにより繰り出され分離ローラ対(給紙ローラ3B、およびリタードローラ4B)によって1枚ずつ分離給送され、レジストローラ対7へ搬送される。
レジストローラ対7へ搬送された記録紙Pは、ベルト搬送部8へ向かって所定のタイミングで送り出され、搬送ベルト9に吸着ローラ13の直前で静電吸着される。搬送ベルト9は下流側搬送ローラである駆動ローラ10、上流側搬送ローラである搬送ローラ11、及び圧力ローラ12によって巻架されている。駆動ローラ10には図示しない駆動源より駆動力が伝達され、これにより搬送ベルト9が回転される。このとき、搬送ベルト9の表面は帯電器14によって電位を与えられている。搬送ベルト9に載置された記録紙Pが、接地された吸着ローラ13に達すると、記録紙Pと搬送ベルト9とがより密着した状態に静電吸着力によって維持されるため、記録紙Pは搬送ベルト9に密着して搬送ベルト9とともに移動する。またベルト搬送部8は図示しないシート端センサを有している。
駆動ローラ10、搬送ローラ11はプラテン15に回転可能に取り付けられ、圧力ローラ12は一端がプラテン15に揺動可能に取り付けられたアーム16の他端に回動可能に取り付けられており、アーム16がバネ17によって押圧されることで搬送ベルト9に張力を架している。また、プラテン15は搬送ベルト9の下方に位置し、搬送ベルト9を支持する役目を有している。
またレジストローラ対7から送られてくる記録紙Pが案内される上ガイド18には、記録シートPの先端、後端を検出してシート端センサに伝えるセンサーレバー19が設けられている。レジストローラ対7から上ガイド18および下ガイド20に案内されてベルト搬送部8に給送された記録紙Pは、搬送ローラ11と吸着ローラ13とのニップに送られる。このとき、搬送されてきた記録紙Pの先端をセンサーレバー19によって検知することにより記録紙Pの記録位置を求めている。
搬送ローラ11の記録紙搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成するための記録ヘッドユニット21が設けられている。記録ヘッドユニット21内にはインクの吐出により画像形成を行う記録ヘッド22が、記録紙Pの搬送方向上流側から22K(黒),22C(シアン),22M(マゼンタ),22Y(イエロー)の順に所定の間隔で配置され、ヘッドホルダ23に取り付けられている。この記録ヘッド22はヒータ等の電気熱エネルギー変換体を有してインクに熱を与えることが可能となっており、この熱によってインクを膜沸騰させ、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって記録ヘッド22のノズル面46上に配列されたノズルからインクを吐出し、記録紙P上に画像を形成する。記録紙Pは、ベルト搬送部8を通過する際、記録ヘッドユニット21内に配置された各色の記録ヘッド22K(黒),22C(シアン),22M(マゼンタ),22Y(イエロー)により画像が記録される。なお、各記録ヘッド22は記録紙Pの搬送方向と直交する方向の全幅に複数のノズルが配列されたフルマルチタイプのインクジェット記録ヘッド22が用いられている。また、インクの吐出の方式としては、ピエゾ素子を用いてインク液室の容積変化によりインクの吐出を行う方式、等もあり、それら他の方式の記録ヘッドを用いても良い。
各記録ヘッド22はヘッドホルダ23に固定されており、ヘッドホルダ23はモータ24とヘッド上下ガイド25により上下に移動される。また、記録ヘッドユニット21内のヘッド上下ガイド25近傍に設けられたセンサ26によりヘッドホルダ23の上下動の移動距離が規定される。
また、各記録ヘッド22は画像形成のためのインクの吐出を行っていないときは、インクの乾燥によるノズルでのインクの凝固やノズル面46へのゴミやホコリ等の付着を防止するためにキャップ27により保護されている。すなわち、画像形成を行っていないときは、キャップ27K(黒),27C(シアン),27M(マゼンタ),27Y(イエロー)は図1の状態のように各色の記録ヘッド22K(黒),22C(シアン),22M(マゼンタ),22Y(イエロー)のノズル面46K(黒),46C(シアン),46M(マゼンタ),46Y(イエロー)をそれぞれ保護している。画像形成を行う場合にはヘッドホルダ23をモータ24、ヘッド上下ガイド25、センサ26により所定量移動させるとともに、図示しない駆動源によりキャップ27K(黒),27C(シアン),27M(マゼンタ),27Y(イエロー)を図2の状態のように各記録ヘッド22から記録紙Pへのインクの吐出を妨げない位置に退避させ、再びヘッドホルダ23をモータ24、ヘッド上下ガイド25、センサ26により各記録ヘッド22のノズル面46と搬送ベルト9上の記録紙Pとの距離(紙間)が規定の値になるまで移動させてから各色のインクを吐出させて記録紙Pに画像形成を行う。
搬送ベルト9に密着して搬送ベルト9とともに記録紙Pが記録ヘッドユニット21の下を移動するのと同期して記録ヘッド22によるインクの吐出が記録ヘッド22に設けられたノズルから行われ、記録紙P上に画像が形成される。
記録ヘッドユニット21において画像が形成された後の記録紙Pは、分離ガイド28により搬送ベルトから分離され、排出ローラ29と拍車30のニップ部に導かれる。一方、インクの吐出が終わった記録ヘッド22およびヘッドホルダ23、キャップ27は記録ヘッド22のノズル面46をキャップ27により保護する初期の位置へと戻される。
ここで、画像形成後の記録紙Pは、排出ローラ29と拍車30に挟持搬送されるが、記録紙の片面にのみ画像を形成する片面印字モードか、記録紙の表裏両面に画像を形成する両面印字モードかにより、前者の場合はそのまま排紙部31に排出され、後者の場合は再給紙部35に送られて再び機内に戻されて裏面に画像が形成された後、排紙部31に送られ機外に排出される。
片面印字モードの場合、画像形成後の記録紙Pは、排出ローラ29と拍車30から排紙パス32を通り、排紙ローラ33とそれと対向した拍車34により挟持搬送され、排紙トレイ45に排出される。
一方、両面印字モードの場合、排紙パス上に設けられたフラッパ36が図示しない駆動源により軸37を中心に破線で示す位置に回動する。これにより排紙パス32を通過しようとする記録紙Pはスイッチバックパス38に導かれる。スイッチバックパス38上を進んだ記録紙Pは反転ローラ39a,39bのニップ部に突入する。この時反転ローラ対39a,39bは図示しない正逆回転可能な駆動源により搬送方向に正回転している。センサ42により記録紙Pの紙後端が検知されると反転ローラ39a,39bは搬送方向と逆方向に逆転を始めると同時に、フラッパ40が図示しない駆動源により実践で示す位置から破線で示す位置に軸41を中心に回動する。これにより記録紙Pは反転ローラ対39a,39Cのニップ部に導かれ再給紙パス43へと送られる。記録紙Pは再給紙ローラ対44a、44bにより再びレジストローラ対7に送られ、表面と同様にして裏面に画像形成を行う。
裏面の画像形成がなされた記録紙Pは片面印字モード時と同様に排紙パス32に導かれ、排紙ローラ33とそれと対向した拍車34により挟持搬送され、排紙トレイ45に排出される。
次に図3、図4、図5、図6、図7および図8を用いて記録ヘッド22のノズル面46のクリーニングのためのワイプ動作について説明する。
記録ヘッド22のノズル面46のクリーニングするためのクリーニング機構47は、図3で示すようにノズル面46に当接し、ノズル面46表面に残るインク滴等を掃拭することにより除去するためのブレード48と、ノズル面46へのブレード48の当接量を規定するためのコロ49と、ブレード48とコロ49とを一体的に支持する保持部材50と、各色に対応したブレード48K(黒),48C(シアン),48M(マゼンタ),48Y(イエロー)とコロ49K(黒),49C(シアン),49M(マゼンタ),49Y(イエロー)の各保持部材50K(黒),50C(シアン),50M(マゼンタ),50Y(イエロー)を載せるためのホルダー51とから構成される。さらにホルダー51には各保持部材50K(黒),50C(シアン),50M(マゼンタ),50Y(イエロー)を各色のノズル面46K(黒),46C(シアン),46M(マゼンタ),46Y(イエロー)方向に付勢するための板バネ52K(黒),52C(シアン),52M(マゼンタ),52Y(イエロー)が設けられている。さらにホルダー51は、モータ53からの駆動をギヤ54、ギヤ55を介して受けてリードスクリュー56とレール57により記録ヘッド22下部を往復移動できるようになっている。
インクの吐出による記録紙Pへの画像形成後や、ノズルの目詰まり解消のためのインクの強制吐出による回復動作後、等にプリンタS内にある不図示のコントローラから記録ヘッド22のノズル面46のクリーニングのためのワイプ動作実行の司令が送られると、図4で示すようなキャップ27により記録ヘッド22のノズル面46が保護された状態にある位置からヘッドホルダ23がモータ24とヘッド上下ガイド25により上昇し、図5で示すような記録ヘッド22がキャップ27から離れた状態になる。このときノズル面46の高さ位置はブレード48の先端位置よりも高い位置に保たれている。
次に、ブレード48が取り付けられているホルダー51がモータ53からの駆動をギヤ54とギヤ55を介して受け、リードスクリュー56とレール57により記録ヘッド22下部を初期位置である記録ヘッド22の一端側のA端からワイプ開始位置である他端側のB端に移動する(図5の点線で示す位置)。
さらにヘッドホルダ23がモータ24とヘッド上下ガイド25により図6で示すようなブレード48がノズル面46に当接するような位置まで下降し、モータ53が逆回転してホルダー51をワイプ開始位置であるB端から初期位置であるA端に移動させる。このときブレード48はノズル面46と当接して撓むことによって、ノズル面46に付着しているインク滴等を掻きとって除去することで記録ヘッド22のノズル面46のクリーニングが行われる。
ところでノズル面46のクリーニングにあたっては、ノズル面46に対するブレード48の当接量がある規定値の範囲内にない場合、クリーニングが不完全となり画像の乱れ等の悪影響が生じてしまうため、この当接量が重要でありある規定値の範囲内に保つことが課題となる。とくにフルマルチタイプの記録ヘッド22の場合、従来の記録ヘッドに比べて長さが長いので、図7で示すように記録ヘッド22自体に反りを生じたり、ノズル面46に凹凸が発生してしまったりするために、ノズル配列方向に沿ってブレード48によりワイプするときに、図7に示すように反った記録ヘッド22の中央部と端部というように、ブレード48のノズル面46への当接量が場所により変わってしまい、場合によっては規定値の範囲外になる恐れがある。そこで図8に示すように、ブレード48のクリーニング時の進行方向(B端→A端方向)前側にコロ49を配置し、ブレード48とコロ49を保持する保持部材50を下から板バネ51によりノズル面46に付勢することでブレード48とコロ49をノズル面46に当接させる。コロ49によりノズル面と保持部材50との距離が常に略一定に保たれるので、結果としてブレード48のノズル面46への当接量が規定され、良好なクリーニング性能が得られることになる。コロ49はブレード48のクリーニング時の進行方向(記録ヘッド22のB端側→A端側方向)前方側に配置してあるので、ノズル面46にコロ49が触れた後にブレード48がワイプすることになるので、ブレード48によるノズル面46のクリーニング効果は保たれる。なおコロ49は、保持部材50に板バネ51によるノズル面46への付勢力がかかる方向の重心位置に配置するのが最も効果的である。またコロ49はノズル面46を傷つけたり破損したりしない程度の硬度のゴムで形成される。なお、コロ49はノズル面46を傷つけたり破損したりしない程度の硬度のものであればゴム以外の材料でも良い。板バネ51に関しても、コイルバネ等、ブレード48とコロ49を保持する保持部材50をノズル面46に付勢するための付勢力を発生するものであっても良い。
ホルダー51が初期位置であるA端まで進んで記録ヘッド22のノズル面46のワイプが終わると、ヘッドホルダ23をモータ24とヘッド上下ガイド25により降下させて再び図3で示すようなキャップ27により記録ヘッド22を保護した状態へと戻し、一連のワイプ動作を完了する。
本発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの全体概略構成を示す正面図である。 本発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの全体概略構成を示す正面図である。 本発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの記録ヘッドのノズル面のクリーニング機構部を斜めから見た概略構成図である。 本発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの記録ヘッドクリーニング部の構成および動作の説明のための側面から見た概略構成図である。 本発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの記録ヘッドクリーニング部の構成および動作の説明のための側面から見た概略構成図である。 本 発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの記録ヘッドクリーニング部の構成および動作の説明のための側面から見た概略構成図である。 従来のフルマルチ型インクジェットプリンタの記録ヘッドのクリーニング時のブレードの状態を示すための拡大説明図である。 本発明の実施形態であるフルマルチ型インクジェットプリンタの記録ヘッドのクリーニング時のブレードの状態を示すための拡大説明図である。
符号の説明
S プリンタ
P 記録紙
1 給紙カセット
2A,2B ピックアップローラ
3A,3B 給紙ローラ
4A,4B リタードローラ
5 搬送ローラ対
6 手差しトレイ
7 レジストローラ対
8 ベルト搬送部
9 搬送ベルト
10 駆動ローラ
11 搬送ローラ
12 圧力ローラ
13 吸着ローラ
14 帯電器
15 プラテン
16 アーム
17 バネ
18 上ガイド
19 センサーレバー
20 下ガイド
21 記録ヘッドユニット
22 記録ヘッド
23 ヘッドホルダ
24 モータ
25 ヘッド上下ガイド
26 センサ
27 キャップ
28 分離ガイド
29 排出ローラ
30 拍車
31 排出部
32 排紙パス
33 排紙ローラ
34 拍車
35 再給紙部
36 フラッパ
37 軸
38 スイッチバックパス
39a,39b,39c 反転ローラ
40 フラッパ
41 軸
42 センサ
43 再給紙パス
44a,44b 再給紙ローラ対
45 排紙トレイ
46 ノズル面
47 クリーニング機構
48 ブレード
49 コロ
50 保持部材
51 ホルダー
52 板バネ
53 モータ
54 ギヤ
55 ギヤ
56 リードスクリュー
57 レール

Claims (4)

  1. 複数のノズルからインクを吐出して被記録媒体の幅方向の画像形成を略同時に行うことのできる記録ヘッドを1個ないし複数個配列したフルマルチタイプのインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドを上下させる記録ヘッド上下機構と、
    前記記録ヘッドの前記ノズルが配列されたノズル面に付着したインクを掃拭するための少なくとも一つの掃拭部材と、
    前記記録ヘッドの前記ノズル面に当接し、前記掃拭部材が前記ノズル面に付着したインクを掃拭する場合の当接量を規定する少なくとも一つの規制部材と、
    前記記録ヘッドに対応して前記掃拭部材と前記規制部材とを保持する少なくとも一つの保持部材と、
    前記保持部材を介して前記掃拭部材と前記規制部材をノズル面に対して付勢する少なくとも一つの付勢部材と、
    前記保持部材を保持し前記ノズル配列方向に移動させるための保持部材移動手段と、
    を有することを特徴としたインクジェット記録装置。
  2. 前記規制部材は、前記掃拭部材が前記ノズル面に付着したインクを掃拭する場合に移動する方向であって前記掃拭部材よりも進行方向前側において前期ノズル面に当接することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記掃拭手段は、ブレード形状の弾性材料からなることを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記規制部材は、コロ形状の弾性材料からなること特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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