JP2006326830A - ロータリーインパクトツール - Google Patents

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Abstract

【課題】構成要素の磨耗が少なく、効率高く駆動され、長寿命のクラッチ機構を持つロータリーインパクトツールを提供すること。
【解決手段】出力軸に打撃を加えるためにアンビルを打つようにハンマーを駆動するためのクラッチ機構を有し、出力軸が無負荷でありハンマーがアンビルを打つように配置されていないとき、及び出力軸に負荷がかけられておりハンマーがアンビルを間欠的に打つように移動しているとき、クラッチ機構は出力軸に接続され、クラッチ機構がカムボールとカムフォロアとを有し、カムフォロアがその表面に沿って移動するカムボールための軌道を持ち、軌道が頂上に延びるランプを含んでいる。
【選択図】図7

Description

本発明は、一般的な動力駆動手持ツールにおけるロータリーインパクトツールに関し、特に間欠駆動のクラッチ機構を有するロータリーインパクトツールに関する。
本発明に関連する形式のロータリーインパクトレンチは、固定要素(締め具)、例えばナットを回転するための出力軸に打撃力を加えるために各種異なった機構を用いている。打撃は、固定要素を締め付ける(又は緩める)ために出力軸において比較的瞬時に高いトルク力を生じさせる。ロータリーインパクト機構の多くは、ハンマーにより周期的に打撃されるアンビルを有する出力軸を具備している。典型的には、ハンマーがアンビルに対して動くよう実装されている。クラッチ機構は、ハンマーがアンビルを打つ位置と、アンビルから離れている位置との間をハンマーが周期的に移動するよう設けられている。アンビルから離れているとき、ハンマーは、アンビルに対する次の打撃のために、速度を得て、はずみが付けられる。
現在、インパクト機構の各種形式が存在している。インパクトレンチの一つの例としては、例えば米国特許第3,661,217号明細書に示されたものがある。これは、ハンマードッグが出力軸に平行な軸により軸止されており、出力軸の中心軸から離間して設けられている「スイングウエイト(揺動錘)」を用いている。出力軸上の突起は、ハンマードッグにより打たれるよう、アンビルが形成されている。また、出力軸の周りで回転するハンマードッグは、出力軸に打撃を加えるようにアンビルを周期的に打っていている。打撃機構の他の形式において、スプリングは、各ハンマーがアンビルに係合する位置の方向に各ハンマーをバイアスしている。しかし、モータ駆動軸の軌道上のカムボールは、ハンマーがアンビルに係合しないように周期的に強要している。
ロータリーインパクトレンチの3つ目の形式としては、米国特許第2,881,884号明細書に示されたものがある。これは、本発明に関連する「スキージャンプ」機構を用いている。「スキージャンプ」機構は、出力軸が管状のケージの中で長手方向の軸の周りを自由に回動し、管状のケージが長手方向の軸の周りをモータにより回転するよう設けられている。出力軸は、反対方向で軸方向外側に突出したアンビルを有している。ケージと共に回転するよう設けられたハンマーは、アンビルから軸方向に離れる方向にスプリングによりバイアスされているが、軸方向に動くようカムフォロアに接続されている。比較的瞬時に高いトルクで出力軸を回転させるための打撃力を伝えるようハンマーがアンビルを叩くために、ハンマーがアンビルと当接する方向に投げ出されて、ケージと共に回転するカムボールはカムフォロアに周期的に係合している。
従来の「スキージャンプ」クラッチ機構のいくつか、例えば米国特許第5,199,505号明細書に開示されたものは、カムボールが表面に沿って移動するカムフォロアを有している。カムフォロアは径方向外側に突出している一般的な三角形のフィンガーを有している。カムボールがフィンガーを超えて移動することができるように、フィンガーの側面がランプとして機能する。
固定要素を締め付けるために用いられるとき、例えば、回転された固定要素の慣性力と、回転部分と固定部分の固定要素相互間の摩擦力とにより生じている、小さなトルクだけで出力軸は最初に負荷が加えられる。その最初の負荷はハンマーピンとカムフォロアを後ろ側に押圧しているスプリングの力に打ち勝つには不十分である。このため、カムボールはフィンガーの一方の側面に係合して止まっており、カムフォロアと出力軸が回転するように、カムボールが長手方向の中心軸の周りを押している。
出力軸によるトルクが増大していくにつれ、出力軸とカムフォロアの回転に対する抵抗が大きくなり、フィンガー上のカムボールによる力の軸方向成分は、カムボールがフィンガーを十分通り過ぎ、反対側の下向きへカムフォロアを駆動できるまで、増大する。それ以後、ケージとカムボールは、それらがフィンガーに追いつくまで高速度で回転する。カムボールはすみやかにフィンガーを通り過ぎ、それによりハンマーピンが出力軸のアンビルに合うようにハンマーピンが前方に投げ出される。カムボールは直ぐにフィンガーを通り過ぎるので、ハンマーピンがアンビルに合わないよう直ぐに移動する。そのため、ハンマーピンは、固定要素を徐々に締め付けるように、素早く鋭い打撃をアンビルに伝え、そして、次の打撃のためのはずみを得るために解放される。
米国特許第3,661,217号明細書 米国特許第2,881,884号明細書 米国特許第5,199,505号明細書
しかしながら、従来の設計において、フィンガーのランプ(傾斜路)は、カムボールがフィンガーを越えて押されないように十分な形状を有しおらず、それにより、出力軸が最小負荷若しくは無負荷のときにおいても、ハンマーピンがアンビルに当接するよう力づけられる。その結果、ハンマー、アンビル、およびこのツールにおけるその他の構成要素においては、ツール要素の摩擦(疲労)というストレスを不必要に受けやすい。さらに、出力軸の回転速度を減じて、ハンマーをアンビルに早く叩くと、ツールの効率が悪くなる。
第1の観点において、本発明は、ハウジングと、固定要素の締め付けと緩めるための出力軸と、を具備するロータリーインパクトツールを示している。出力軸は、出力軸から径方向外側に突出しているアンビルを含んでいる。モータは、出力軸を駆動するためにハウジングの中に実装されている。少なくとも1つのハンマーは、モータにより駆動されるよう構成されている。クラッチ機構は、出力軸に打撃を伝えるためにアンビルを打つようにハンマーを移動することができる。出力軸が無負荷のときハンマーがアンビルを打つように配置されておらず、そして出力軸に負荷が加わっているときハンマーがアンビルを間欠的に打つために移動するように、クラッチ機構は出力軸に接続されている。クラッチ機構はカムボールとカムフォロアを含んでいる。カムフォロアは、カムボールがカムフォロアの表面に沿って移動する軌道を有している。軌道は頂上に延びるランプ(傾斜面)を含み、そのランプは、出力軸が無負荷のとき、カムボールが頂上を通り過ぎることを阻止するために、カムボールが頂上に近づくにつれて、ランプはカムボールの動きに対する抵抗を増大するよう形成されており、出力軸に負荷が加わっているとき、カムボールが頂上を越えて移動し、それによりカムフォロアとハンマーを軸方向で前側に押圧し、ハンマーがアンビルを打つ。
他の観点において、カムボールとカムフォロアを具備するロータリーインパクトツールのためのクラッチ機構を示している。カムフォロアは、カムボールがカムフォロアの表面に沿って移動する軌道を含んでいる。軌道は頂上に延びるランプ(傾斜面)を含み、そのランプは、ロータリーインパクトツールが無負荷のとき、カムボールが頂上を通り過ぎることを阻止するために、カムボールが頂上に近づくにつれ、ランプはカムボールの動きに対する抵抗を増大するよう形成されており、ロータリーインパクトツールに負荷が加わっているとき、カムボールが頂上を越えて移動し、それによりカムフォロアを軸方向で前側に押圧し、ハンマーが出力軸を打つ。
本発明の他の目的および特徴は後述する実施の形態における説明において明らかにし、指摘する。
本発明によれば、構成要素の磨耗が少なく、効率高く駆動され、長寿命のクラッチ機構を持つロータリーインパクトツールを提供することが可能となる。
まず、図面について言及する。なお、図面の各図を通して、対応する参照符号は対応する部品を示す。
図1は、本発明に係るロータリーインパクトツールの一例であるロータリーインパクトレンチを示しており、ロータリーインパクトレンチにおけるケージと出力軸を示すために一部を破断して示したロータリーインパクトレンチの側面図である。図1において、全体として符号10で示した、本発明の原理により構成された空気動ロータリーインパクトレンチは、ハウジング12と、このハウジング12に対して相対的に回転するようにハウジング12の中に保持された概ね管状のケージ14と、固定要素(図示なし)、例えばナット又はボルトを締め付け又は緩めるために固定要素を回転する出力軸16と、を具備することが示されている。ハウジング12の中のモータ19は、軸受け22により支持された入力軸を回転する空気圧ツールにおいて通常使用されている形式の標準空気動モータである。本発明には他の形式の各種モータが使用され得るものであり、本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。モータ19はケージ14をその長手方向の中心軸の周りに回転するように、入力軸18は、ケージ14の後方端の開口26内のスプライン24(図2)に接続するために、入力軸18の前方端に対応するスプライン(図示なし)を有している。
出力軸16は、ケージ14の後方端で環状部材30と、ケージ14の前方端に固定されたブッシング32により、ケージ14と相対的に回転するように、ケージ14に対して実質的に同軸上に支持されている。出力軸16と一体的に形成された2つのくさび形のアンビル34は、出力軸16から径方向反対外側に突出している。各アンビル34は、2つの実質的な平坦な打撃面34Aを有している。打撃面34Aは、ケージ14の長手方向の中心軸を含む実質的な放射状の面内に存在している。冷間圧造鋼鈑で形成された1組のハンマーピン36は、ケージ14の内壁面に形成された2つの軸方向に延設されたガイド溝40内に収まっている。図4−6に示されている他の2つの溝42は、機械加工が容易となるために単に形成されたものであり、ハンマーピン36を収納するような寸法には形成されていない。ハンマーピン36のそれぞれは、アンビル34の打撃面34Aに当接するための、2つの実質的な平坦な打面36Aと、半径方向の内側と外側に僅かに弓形の面とを持っている。ガイド溝40の中に配置されているので、ハンマーピン36の打面36Aは、ケージ14の長手方向の中心軸を含む放射状の面内に実質的な存在している。打撃面34Aと打面36Aと当接面の特定は、ケージ14の回転方向、(すなわち、固定要素を締め付け又は緩めるための動作)により異なる。
符号46により示したクラッチ機構は、収縮位置(図2)と伸張位置との間のガイド溝40の中においてハンマーピン36を軸方向に間欠的に移動する。収縮位置において、ハンマーピン36の打面36Aは後方に配置されており、それにより、出力軸16とアンビル34に対してケージ14とハンマーピン36が回転できるようアンビル34の打撃面34Aから離れている。伸張位置において、各ハンマーピン36の打面の1つが、当該打面を打撃できるようアンビル34の打撃面34Aの1つに当接できるよう配置されている。ハンマーピン36が伸張しているとき、ケージ14のさらなる回転が、打撃力を出力軸16に伝えるために、アンビル34のそれぞれの打撃面34Aに対するハンマーピン36の打面36Aによる打撃力を発生させている。アンビル34に対する打撃力が瞬時に加えられることにより、固定要素の締め付け又は緩めるために出力軸16により大きなトルクを生じさせている。
ガイド溝40は、溝の径方向外側、又は溝内の側面方向のハンマーピン36の移動を禁止するように、ハンマーピン36と密接して摺動するために形成されている。それにより、ガイド溝40がハンマーピン36をケージ14の実質的に長手方向への動きに規制している。図5および図6に示すように、ガイド溝40およびハンマーピン36の両方が実質的に台形の横断面を有しており、各ガイド溝40の中にある各ハンマーピン36の部分38は、ガイド溝40の先細り断面に密接に対応して軸方向内側に向かって先細り断面を有している。各ガイド溝40は、ガイド溝40の底で僅かに弓形のトランスバース壁(横断壁)50により接続されている実質的に対向している両側面48を有する。両側面48は、横断壁50との交差位置から互いに内側に傾斜しており、それによりガイド溝40の中にある先細りの各ハンマーピン36の幅広部分38を確実に保持する。したがって、ハンマーピン36がガイド溝40から外れるような、軸方向内側の動きを防止している。
さらに、ガイド溝40とこのガイド溝40に収まっているハンマーピン36の部分38は、密接に対応する寸法と形状を有しているので、ハンマーピン36はガイド溝40に対して横方向に動くことができない。ハンマーピン36の径方向及び横方向の動きを規制する有用性は、ロータリーインパクトレンチ10の動作に関して以下に詳細に説明する。しかし、円筒状を含む他の形状(図示なし)のハンマーピンも本発明の範囲から逸脱することなく用いられことは理解されるであろう。さらに、ハンマーピンの径方向および横方向の動きを規制せずにハンマーピンがガイド溝の中に効果的に保持されるよう構成してもよい。
ケージ14の後側には凹み54を有しており、この凹み54が実質的に円形であり、ケージ14内の開口26と連通している。凹み54は軸方向外側に広げられた伸張した部分を有し、その部分はポケット56の弓型外側壁を規定する。ポケット56の内側壁は、ケージ14の長手方向の中心軸と同軸に配置されている環状部材30により規定されている。図6に最善な状態が示されているように、クラッチ機構46はポケット56の一つの中に収納されているカムボール58を有している。図2に示されているように、環状部材30の径方向の外側表面は、凹みを有し、軌道62を規定している。この軌道62の中に、カムボール58がケージ14の長手方向の中心軸の周りを動くよう構成されている。環状部材30の前側端部にあるリップ64は、ケージ14の相対的な軸方向の移動に対してカムボール58を保持するよう構成されている。ポケット56は、ケージ14に対して軌道62内のカムボール58の規制された動きを可能にするのに十分な大きさである。しかしながら、ケージ14が回転している時、図6に示すように、ポケット56の外壁とカムボール58との係合状態は、ケージ14との合同動作においてカムボール58を軌道62を回るよう駆動するものである。
環状部材30の前方に配置された管状のカムフォロア68は、出力軸16の周りに取り付けられ、出力軸16と合同して回転するように、出力軸16上のスプライン72に対して内側スプラインにより接続されている。しかしながら、スプライン結合は、カムフォロア68を出力軸16に対して軸方向に自由に動く状態とする。カムフォロア68は、径方向外側に突出したフランジ74を含んでおり、このフランジ74はケージ14内の凹み54の中に向かって後方に突出するフィンガー76とともに形成されている。カムボール58が存在しなかったら、カムフォロア68はケージ14の長手方向の中心軸の周りの凹み54内を自由に回転する。
図7から図11に示すように、フィンガー76は略三角形の形状を有し、フランジ74の外周をなぞるように平面でなく曲がって形成されている。カムフォロア68は、そのカムフォロア68の表面に沿ってカムボール58を移動させる軌道92(図2に示す軌道62に対応する)を有している。軌道92は、カムボール58がフィンガー76を越えて通ることができるランプ(傾斜面)94を有している。フィンガー76のランプ94は、カムボール58がフィンガー76を上昇して移動できるよう構成されており、フィンガー76の下り坂部分98は、カムボール58がフィンガー76を下降して移動できるよう構成されている。ランプ94の傾斜が頂上90に向かって軌道92の平坦部分の近くのランプの端から大きくなるように、ランプ94は凹み形状を有している。ランプ94の凹み傾斜は、フィンガー76を越えて移動するカムボール58に対して抵抗を増大させている。図に示すように、ランプ94の凹み傾斜は一定の曲率半径を有する円弧である。図に示す構成において、円弧は約8mmの半径を有する。なお、この円弧は、本発明の範囲を逸脱することなく、他の半径に変更できることは理解されるであろう。例えば、円弧の半径は、インパクトレンチの各種サイズや、カムボール58に対する望ましい抵抗値に応じて変更されるであろう。また、他の各種形状(例えば、曲率半径が一定でない形状)が本発明において使用され得るであろう。
スラストリング80はカムフォロア68と共に軸方向に動くように構成されている。図2に示すように、スラストリング80はその外周にリム81を有しており、リム81はハンマーピン36の径方向内側の対向面に形成された弓形のノッチ82の中に収まるよう形成されている。したがって、それぞれのガイド溝40内をハンマーピン36が摺動するために、スラストリング80はカムフォロア68とハンマーピン36の軸方向の動きと連動している。圧縮スプリング86は出力軸16の周りにコイル状に形成されており、アンビル34の後側の対向する面とスラストリング80との間を圧縮している。圧縮スプリング86は、出力軸16のアンビル34から遠ざかるように、スラストリング80、カムフォロア68およびハンマーピン36を後方に押圧(バイアス)している。
図5に示すように、カムフォロア68と出力軸16とのスプライン接続70,72は、それぞれが予め決めた回転方向を向くようにキーにより規定されている。図12に示すように、キーの嵌合により、出力軸16の1つのアンビル34の実質的に下側にフィンガー76が配置される。カムボール58を保持するためのポケット56は、ガイド溝40から約90度離れた位置に配置されている。したがって、アンビル34の打撃面34Aに当接するハンマーピン36の打面36Aを導き、ハンマーピン36が軸方向に移動する空間を与えるように、アンビル34がガイド溝40の位置から離れて配置されたときに、カムボール58のフィンガー76との係合が生じる。
上記のように構成されたロータリーインパクトレンチの動作において、モータ19の入力シャフト18はケージ14を回転する。図6に示すように、カムボール58は、カムボール58を保持するポケット56の外側壁により軌道62の中に係合している。そして、カムボール58は、ケージ14の長手方向の中心軸の周りの軌道62の中でケージ14に沿って運ばれる。出力軸16、スラストリング80、及びカムフォロア68は、回転するモータ19に直接接続されていない。しかしながら、カムボール58は軌道62において筒状部材30の周りを移動するので、カムボール58は、フィンガー76のランプ94と係合し、ランプ94の凹み斜面により捕捉されている。これにより、フィンガー76が長手方向の中心軸の周りでカムボール58により押圧され、ケージ14と一緒にカムフォロア68を回転させる。カムフォロア68と出力軸16の間のスプライン接続70,72のため、出力軸16は回転する。
ロータリーインパクトレンチ10が2つの固定要素(図示なし)を締め付けるために使用されるとき、例えば、回転される固定要素の慣性力、及び固定要素の回転部と固定部との間における内部係合の摩擦力等が生じる回転に逆らう小さなトルクだけが出力軸16に最初に加えられる。カムボール58は、カムフォロア68、スラストリング80、およびハンマーピン36を動かすけれど、フィンガー76上のカムボール58により作用する力の軸方向の成分は、アンビル34を打つようにハンマーピン36を駆動するには不十分である。カムボール58がランプ94を上昇するにつれて、ランプ94の斜面は急になる(回転軸と直交する面に対する傾斜角度が大きい)。カムフォロア68上のカムボール58により作用する力の軸方向の成分は、ランプ94の急になっていく斜面に従い減少していく。このため、カムボール58が頂上90を越える前に、出力軸16は大きく抵抗されるトルクを受け、それによりアンビル34を打つようにハンマーピン36が移動するように、カムフォロア68を作動する。言い換えれば、カムボール58が頂上90に近づくにつれ、カムボール58は移動に対する徐々に増大する抵抗を受ける。カムボール58はランプ94により捕捉状態に維持されており、長手方向の中心軸の周りでフィンガー76を押圧しており、抵抗しているトルクにおける増加が少ないために、カムフォロア68と出力軸16がモータ19の入力軸18とともに回転する。
出力軸16により回転された固定要素は、締め付けられるものの表面(図示なし)に係合しているので、出力軸16により加えられるトルクは際だって大きなものである。出力軸16とカムフォロア68の回転に対する抵抗は増大していくにつれ、フィンガー76上のカムボール58により作用される力の軸方向の成分は、カムボール58がランプ94を上昇して移動し、そしてカムボール58がフィンガー76の頂上90を越えるのに十分遠くカムフォロア68を前方に駆動し、そして下り坂部分98を下降するまで、増大する。カムボール58がランプ94と係合している状態は図7に示す。図12は、カムボール58がランプ94の頂上90に到達したときのカムボール58、フィンガー76、アンビル34、及びハンマーピン36の位置を概略的に示す。カムボール58がランプ94の下り坂部分98を下降していくにつて、スプリング86は、スラストリング80、ハンマーピン36及びカムフォロア68を、図2に示した実質的な位置に向かって後側へ移動させる。
その後、ケージ14とカムボール58は、それらがフィンガー76に追いつくまで、長手方向の中心軸の周りを高速度で回転する。カムボール58が大きな力(大きな運動量)でランプ94を叩き、それにより、ハンマーピン36の打面36Aが出力軸16のアンビル34の打撃面34Aに当接するように、ハンマーピン36がスプリング86の抵抗力に対する大きな力で前方に投げ出される。さらなる回転は、ハンマーピン36の平坦な打面36Aがアンビル34の平坦な打撃面34Aに対する打撃をもたらす。打撃領域が、比較的大きな領域を越える対向する他の一つと係合するので、ハンマーピン36とケージ14からの力がアンビル34と出力軸16に効率的に伝えられる。また、カムボール58はランプ94の頂上90を素早く通り過ぎて移動するので、ハンマーピン36はアンビル34と当接しないように素早く後方に押圧される。したがって、固定要素を増大していく大きな力で締め付けるように、ハンマーピン36は、素早く、鋭い打撃をアンビル34に対して伝え、そして次の打撃のための力を回復するようにリリース(解放)される。
著しく大きな重量を有し、それによりハンマーピン36より大きな運動量を持つケージ14の運動量は、またアンビル34に効果的に伝えられる。なぜなら、ハンマーピン36は、ガイド溝40の側面壁48にぴったり合った関係を有しているためである。このため、アンビル34を打撃した結果として横方向や軸方向の動きがもたらされるのではなく、ハンマーピン36がガイド溝40の側面壁48とぴったり合ってしっかりと保持され、ハンマーピン36がアンビル34と出力軸16に対してケージ14の実質的に全ての運動量を伝えている。ハンマーピン36のアンビル34との係合状態は、短時間であり、そして比較的に大きなトルク量は出力軸16に伝える。
実施例に示されたロータリーインパクトレンチ10は、比較的高い空気圧(例えば、約90psi以上約140まで)において好ましく作動する。高圧において、ケージ14が早く回転するので、ハンマーピン36の打面36Aの実質的な位置がアンビル34の打撃面34Aに合うよう移動する前に、ハンマーピン36がアンビル34を打撃する。打撃力がハンマーピン36に加えられる領域は、最適な領域から減少されているけれども、その打撃力は以前としてハンマーピン36の平坦な領域の全体に加えられる。さらに、ハンマーピン36がガイド溝40の中にぴったり保持されているので、ハンマーピン36の打撃時の負荷のほとんどが、ケージ14により支持されている。ガイド溝40は、スラストリング80のリム81に係合するノッチ82で生じるストレスが減少するように、ガイド溝40に対するハンマーピン36の横方向又は軸方向の動きが防止されている。ハンマーピン36の一方の側にだけに1つのノッチを設けることは、そのノッチに集中するストレスを減少させる。このため、ハンマーピン36は、運動量の非効率な伝送をもたらし、そしてハンマーピン36を砕く傾向のあるアンビル34の下を単にスキップしないであろう。したがって、ハンマーピン36は高圧を使用したとしても長寿命を有するものとなる。
本発明のロータリーインパクトレンチ10は、従来のものより、さらに信頼性が高く、そして調和のとれた出力を提供する。ロータリーインパクトレンチ10がその回転に抵抗する小さなトルクだけ負荷がかけられたとき、頂上90近くのランプ94の急な斜面のため、カムボール58はカムフォロア68のランプ94により捕捉された状態のままとなる。結果として、カムボール58は、長手方向の中心の周りでカムフォロア67を常に押圧し、それにより出力軸16を回転させる。この第1の動作モード(即ち、無負荷状態、若しくは小さなトルクが加えられた状態)において、出力軸16は出力なしの状態で、速度が速くならない状態で駆動される。出力軸16は、ケージ14の回転速度とほとんど同じ速度である一定の回転速度を維持している。出力軸16が受けたトルクがスレッショルドトルクを越えると、カムボール58は、フィンガー76の頂上90を越えて通り過ぎて十分離れた前方にカムフォロア68を駆動する、そして下り坂部分98を下降する。このことは、ハンマーピン36が出力軸16のアンビル34に当接するようにもたらすものである。カムボール58がさらに回転することにより、ハンマーピン36によるアンビル34に対するさらなる打撃を生む。この第2の動作モード(即ち、高トルク)において、出力軸16はより大きなパワーをより低速度で伝えている。この動作モードにおける出力軸16の回転速度は、可変であり、ケージ14の回転速度より遅い速度である。したがって、本発明のロータリーインパクトレンチ10は固定要素を効率的に締め付け、緩めることができる。
本発明においては、上記に説明した好ましい実施例で示した各物品や各構成要素の数は、限定されるものではなく、その仕様に応じて適宜設定される。また、好ましい実施例において説明した物品や構成要素は、含むものを示したものであり、これにさらに付加されることを妨げるものではない。さらに、実施例の説明において、上昇と下降およびそれらの変形例を示したが、これらは説明の都合上のものであり、本発明の構成要素の特別な向きを限定するものではなく、適宜変更される得るものである。
各種変形は本発明の範囲を超えることなく上記の構成においてなされているので、上記の説明に含まれ、添付の図面に示された全ての事項は、実例として、そして制限するものではないとして解釈されるべきである。
発明をある程度の詳細さをもって好適な実施の形態について説明したが、この好適な実施の形態の現開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものであり、各要素の組合せや順序の変化は請求された発明の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、間欠駆動を行うインパクトツールにおいて有用である。
本発明に係るロータリーインパクトツールにおけるケージと出力軸を示すために一部を破断して示した側面図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおける収縮したクラッチ機構とハンマーピンを示すケージの長手方向に平行な断面図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおける伸張したクラッチ機構とハンマーピンを示すケージの長手方向に平行な断面図である。 図2の4−4線に含まれる面による断面図である。 図3の5−5線に含まれる面による断面図である。 図3の6−6線に含まれる面による断面図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおけるクラッチ機構のカムボールとカムフォロアを示す斜視図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおけるフィンガーを示すカムフォロアの端面図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおけるフィンガーの内側を示すカムフォロアの側面図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおけるフィンガーの傾斜した面を示すカムフォロアの側面図である。 図10と同様のカムフォロアであり、フィンガーが前側に移動して回転した状態のカムフォロアの側面図である。 本発明に係るロータリーインパクトツールにおけるカムボールとカムフォロアの位置を描画したケージの概略図である。
符号の説明
10 ロータリーインパクトレンチ
12 ハウジング
14 ケージ
16 出力軸
18 入力軸
19 モータ
22 軸受け
24 スプライン
26 開口
30 環状部材
32 ブッシング
34 アンビル
34A 打撃面
36 ハンマーピン
36 打面
40 ガイド溝
46 クラッチ機構
54 凹み
56 ポケット
58 カムボール
62 軌道
64 リップ
68 カムフォロア
72 スプライン
74 フランジ
76 フィンガー
80 スラストリング
86 スプリング
90 頂上
92 軌道
94 ランプ
98 下り坂部分

Claims (16)

  1. ハウジング、
    固定要素の締め付けと緩めるために取り付けられ、軸方向外側に突出するアンビルを含む出力軸、
    前記出力軸を駆動するため前記ハウジングの中に設けられたモータ、
    前記モータにより駆動されるよう構成された少なくとも一つのハンマー、および
    前記出力軸に打撃を伝えるために前記アンビルを打つように前記ハンマーを駆動するためのクラッチ機構を具備するロータリーインパクトツールであって、
    前記クラッチ機構は、出力軸が無負荷のとき前記ハンマーが前記アンビルを打つように配置されておらず、そして出力軸に負荷が加わっているとき、前記ハンマーが前記アンビルを間欠的に打つように移動するように、前記出力軸に接続されており、前記クラッチ機構がカムボールとカムフォロアとを含み、前記カムフォロアが前記カムフォロアの表面に沿って移動する前記カムボールための軌道を有し、前記軌道が頂上に延びるランプを有しており、前記出力軸が無負荷のとき、前記カムボールの頂上を越える移動を阻止するために、前記カムボールが頂上に近づくにつれて、前記カムボールの移動に対する抵抗を増大させるよう、前記ランプが形成されており、前記出力軸に負荷が加わっているとき、前記カムボールが頂上を越えて移動し、前記カムフォロアと前記ハンマーを軸方向前側に押圧して、前記ハンマーがアンビルを打つよう構成されているロータリーインパクトツール。
  2. 前記ランプが、頂上に向かって角度が増大する傾斜面を有する請求項1に記載のロータリーインパクトツール。
  3. 前記ランプが、一定の曲率半径を有する円弧に沿って延びるよう形成された請求項2に記載のロータリーインパクトツール。
  4. 前記ランプの曲率半径が、約8mmである請求項3に記載のロータリーインパクトツール。
  5. 前記軌道が、前記ランプから前記頂上の反対側に前記頂上から延びる下り坂部分をさらに具備する請求項1に記載のロータリーインパクトツール。
  6. 前記軌道の前記下り坂部分が前記軌道の前記ランプと異なる形状を有している請求項5に記載のロータリーインパクトツール。
  7. 前記下り坂部分が実質的に一定の傾斜の面を有している請求項6に記載のロータリーインパクトツール。
  8. 前記ハンマーに接続されたスラストリングをさらに具備し、前記スラストリングは前記ハンマーを軸方向に移動し、そして前記アンビルと接触しないように前記カムフォロアと共に軸方向に移動するよう構成された請求項1に記載のロータリーインパクトツール。
  9. ロータリーインパクトツールのためのクラッチ機構であって、
    カムボールとカムフォロアとを具備し、前記カムフォロアが前記カムフォロアの表面に沿って移動する前記カムボールための軌道を有し、前記軌道が頂上に延びるランプを有しており、前記ロータリーインパクトツールが無負荷のとき、前記カムボールの頂上を越える移動を阻止するために、前記カムボールが頂上に近づくにつれて、前記カムボールの移動に対する抵抗を増大させるよう、前記ランプが形成されており、前記ロータリーインパクトツールに負荷が加わっているとき、前記カムボールが頂上を越えて移動して、前記カムフォロアを軸方向前側に押圧し、前記ハンマーが出力軸を打つよう構成されているクラッチ機構。
  10. 前記ランプが、頂上に向かって角度が増大する傾斜面を有する請求項9に記載のクラッチ機構。
  11. 前記ランプが、一定の曲率半径を有する円弧に沿って延びるよう形成された請求項10に記載のクラッチ機構。
  12. 前記ランプの曲率半径が、約8mmである請求項11に記載のクラッチ機構。
  13. 前記軌道が、前記ランプから前記頂上の反対側に前記頂上から延びる下り坂部分をさらに具備する請求項9に記載のクラッチ機構。
  14. 前記軌道の前記下り坂部分が前記軌道の前記凹み斜面と異なる斜面を有している請求項13に記載のクラッチ機構。
  15. 前記下り坂部分が実質的に一定の傾斜の面を有している請求項14に記載のクラッチ機構。
  16. 前記ハンマーに接続されたスラストリングをさらに具備し、前記スラストリングは前記ハンマーを軸方向に移動し、そして前記アンビルと接触しないように前記カムフォロアと共に軸方向に移動するよう構成された請求項9に記載のクラッチ機構。
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