JP2006326281A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 分離可能な複数のケース体と、これら複数のケース体により形成される内部空間内に収容される制御基板とを有する制御基板装置を備え、前記ケース体間の境界を跨ぐようにしてシールを貼り付けた遊技機において、
   前記シールが貼り付けられるケース体を相互に締結する締結具を設けるとともに、当該締結具の少なくとも一部を覆うようにして前記シールを貼り付け、
   前記シールは、
   背面側に粘着剤層が設けられ、シールを剥がす力に伴う応力によって一部が破壊される程度の脆性を有する略四角形状のベース部材と、
   ベース部材の背面側に設けられ、識別情報が格納されたＩＣチップと、
   同じくベース部材の背面側に設けられ、前記シールを剥がす力に伴う応力によって一部が破壊される程度の脆性を有し、前記ＩＣチップに格納された識別情報を読取体に対して送信可能とするアンテナと
   を備え、
   前記アンテナを、その長手方向が前記ベース部材のすべての辺方向と交差し、且つ前記ベース部材とともに前記ケース体間の境界を跨ぐように前記ベース部材の一辺側から他の一辺側に亘って延び、さらに前記締結具における前記シールに覆われる部分と対峙するようにして配置したことを特徴とする遊技機。
2. 前記締結具を着脱自在とし、
   前記シールを前記締結具の取り外し方向側の端部を覆うようにして貼り付けるとともに、前記アンテナを当該端部と対峙するようにして配置したことを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
3. 前記アンテナを、前記締結具の前記端部を跨ぐようにして配置したことを特徴とする請求項２に記載の遊技機。
4. 前記シールが貼り付けられる各ケース体には相互に連通する連通孔を設けるとともに、前記締結具は前記連通孔に挿通された状態で締結を行い、
   前記アンテナを、前記連通孔における前記締結具の取り外し方向の開口を跨ぐようにして配置したことを特徴とする請求項２に記載の遊技機。
5. 前記アンテナの短手方向の寸法を、前記開口の開口幅よりも小さくするとともに、
   前記アンテナを、前記開口を挟んで当該開口の周縁部を架渡すようにして配置したことを特徴とする請求項４に記載の遊技機。
6. 前記ケース体の前記シールが貼り付けられる貼付面に対応させて、前記アンテナが前記締結具と対峙する位置となるように前記シールの貼付位置をガイドするガイド手段を設けたことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１に記載の遊技機。
7. 前記締結具を複数設け、
   さらに前記シールを前記複数の締結具に対してそれぞれの少なくとも一部を覆うようにして貼り付けるとともに、前記アンテナを前記複数の締結具における前記シールに覆われる部分と対峙するようにして配置したことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１に記載の遊技機。
8. 基板ボックス内に制御基板を収容してなる制御基板装置と、制御基板装置を搭載する搭載部とを備え、前記基板ボックスと前記搭載部とを跨ぐようにしてシールを貼り付けた遊技機において、
   前記搭載部に対して前記基板ボックスを締結する締結具を設けるとともに、当該締結具の少なくとも一部を覆うようにして前記シールを貼り付け、
   前記シールは、
   背面側に粘着剤層が設けられ、シールを剥がす力に伴う応力によって一部が破壊される程度の脆性を有する略四角形状のベース部材と、
   ベース部材の背面側に設けられ、識別情報が格納されたＩＣチップと、
   同じくベース部材の背面側に設けられ、前記シールを剥がす力に伴う応力によって一部が破壊される程度の脆性を有し、前記ＩＣチップに格納された識別情報を読取体に対して送信可能とするアンテナと
   を備え、
   前記アンテナを、その長手方向が前記ベース部材のすべての辺方向と交差し、且つ前記ベース部材とともに前記基板ボックスと前記搭載部とを跨ぐように前記ベース部材の一辺側から他の一辺側に亘って延び、さらに前記締結具における前記シールに覆われる部分と対峙するようにして配置したことを特徴とする遊技機。