JP2006326228A - 取っ手付板材 - Google Patents

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Abstract

【課題】家具等の扉に用いる板材であって見栄えがよく機能的にも優れたものを、複数の板材を接合して得ることを課題とする。
【解決手段】接合部材1の基板2,脚4および化粧板5が形成する矩形の空間に、上部板材10がはめ込まれ、上部板材10は、ネジ穴3を介して基板2にネジ留めされる。下部板材20も同様に、その基板2’、脚4’および化粧板5’が形成する矩形の空間にはめ込まれ、ネジ穴3を介して、基板2’にネジ留めされる。このとき、上部板材10と接合部材1の接合面は化粧板5によって隠され、下部板材20と接合部材1の接合面は化粧板5’によって隠される。
【選択図】図1

Description

この発明は、取っ手付板材に関する。当該板材は、収納家具等の扉、システムキッチンの扉、玄関等の入口の扉、パーティクルボード等の仕切りに用いる板材に用いられる。より詳細には、複数の板材を連結して構成される板材であって、連結部分が取っ手として機能することを特徴とするものに関する。
一般的に、家具等の扉やパーティクルボード等の仕切りに用いられる木材として、ランバーコア、パーティクルボード、ムク板、SPF材等が用いられるが、いずれの場合にも、製造工程や保管の観点から、通常用いられるものの大きさには制限がある。そして、そのような制限を超えた大きな木材を得る場合には、複数の板材の接合面に、切り欠いた仕口を設けて互いをはめ込んだり、接着剤を用いたり、補助の木材や薄い鋼板を裏打ちして釘打ちで留めたりしていた。そして、接合面の見栄えをよくするために化粧を施したり、完成品の、隠れる位置に接合面が来るようにして、これを用いていた。
一方、扉に取り付けられる取っ手は、扉とは独立した部材として構成されており、用途に適した位置に、用途に適した取っ手を、扉等の板材に、別途取り付けていた。
大きな板材を用いる要請のある分野として、家具等の扉に加えて、もっと大きな建築物の壁材や間仕切りに用いるパネルがあるが、これらの分野においても、板材の接合方法は、上記と同様であった。
特開平11−22330 特開2003−289969 特開2004−346543 実開昭63−78602
この発明は、家具等の扉に用いる板材であって見栄えがよく機能的にも優れたものを、複数の板材を接合して得ることを課題とする。また、梱包を小さくでき、輸送が容易な板材を得ることを課題とする。
請求項1では、上下方向に延びる基板と、基板から前方に突出する上下一対の脚と、前記脚から延びる把手とを有し、上下一対の前記脚のうち上方の脚の上方の基板に一の板材を取り付け、上下一対の前記脚のうち下方の脚の下方の基板に他の板材を取り付けて一枚の接合板材を形成するのに用いる接合具によって、課題を解決する。
接合部材は、アルミ製、樹脂製、等、堅固で丈夫な素材であって、かつ取っ手に用いるのに適した素材で構成される。
また、当該接合具によって接合する板材の素材は、木製、アルミ製、樹脂製等、扉や壁材に用いられ得るあらゆるものが対象である。
脚が上下方向に一対、存する理由は、上方の脚が上方の板材の下端と接し、下方の脚が下方の板材の上端と接するからである。これらの板材の端部を覆い隠して化粧を施す必要がある場合には、脚に、後述の化粧板が備わる。
脚は、必ず前方に突出するが、突出の方向は、垂直なものに限らない。板材の端部の形状如何により、これに対応する方向に突出する。
基板の前方に突出する、上下一対の脚のうち、上方の脚あるいは下方の脚のいずれかに備えてある把手が、この接合具を用いて構成された一枚の板材の把手、すなわち取っ手として機能する。把手は、脚の、左右方向全体に延びていてもよいし、一部分に存してもよい。また、把手は、基板と平行な方向に延びていてもよいし、基板からさらに前方に突出して延びていてもよい。
当該接合具は、必ず把手として機能する部材を備えるので、二枚の板材を接合する機能に加えて、把手として機能する。通常、二枚の板材を接合するためにこのような接合具を用いることは、外観上好ましくないために、避けるのが常識であったが、把手として機能するようにすることによって、避ける必要がなくなるのである。
請求項2では、上下一対の前記脚が、前記基板から前方に、前記基板と垂直の方向に突出しており、一対の前記脚が水平面と平行に延びていることを特徴とする請求項1に記載の接合具によって、課題を解決する。
一般的な板材では、板材の厚みを一辺とする直方体で構成される。請求項2は、上下の板材としてこのような直方体の板材を取り付ける場合を想定している。脚を、基板から前方に基板と垂直の方向に突出し、かつ、水平面と平行に延びるように設けることによって、脚は、板材の厚みを一辺とする直方体の板材の、端部と接する位置に存することになる。
なお、一対の前記脚は、いずれも水平面と平行に延びているので、一対の脚も、互いに平行となる。
請求項3では、一対の前記脚の双方が把手を有することを特徴とする請求項1に記載の接合具によって、課題を解決する。
当該接合具を用いて得る一枚の板材を、例えば扉に用いる場合、把手の上下方向の位置によっては、脚の双方に把手が備わるのが、好ましい場合がある。請求項3は、このような場合に適している。
請求項4では、一対の前記脚が化粧板を有することを特徴とする請求項1に記載の接合具によって、課題を解決する。
当該接合具に取り付ける板材の端部に、化粧を施す必要がある場合、このような化粧板によって、板材の端部を覆い隠すことができる。これにより、接合具は、二枚の板材を接合する機能、取っ手としての機能、に加えて、化粧板としての機能を備えることになる。
請求項5では、前記接合具の前記上方の基板に一の板材を取り付け、前記接合具の前記下方の基板に他の板材を取り付けた接合板材によって、課題を解決する。
このような板材は、取っ手尾を備える必要のある、全ての板材、例えば、家具等の扉、パーティクルボード、壁材等に用いられる。
請求項6では、前記接合板材によって構成される扉によって、課題を解決する。
このような扉の、開閉方向は、上下、左右のいずれも想定している。
請求項7では、左右に一対の前記接合板材によって構成される一対の扉によって、課題を解決する。
請求項8では、左右に一対の前記接合板材によって構成される一対の扉であって、一対の前記脚が水平面と平行に延びておりかつ互いに平行であり、前記脚をレールとして用いてはめ込まれたかんぬきを備える請求項7に記載の扉によって、課題を解決する。請求項8では、いわゆる観音開きの一対の扉を想定している。一対の脚が、水平面と平行に延びるようにし、その結果互いに平行になるようにすることにより、脚と把手によってレールが形成されるので、ここに簡易なかんぬきを取り付けることができる。かんぬきで、簡易に扉の自由な開閉を止めることにより、地震の際に、扉が開いて内容物が落下するのを防ぐことができる。
二枚の板材を接合する機能に加えて、把手として機能する接合具を得ることができる。通常、二枚の板材を接合するためにこのような接合具を用いることは、外観上好ましくないために、避けるのが常識であったが、把手として機能するようにすることによって、避ける必要がなくなり、外観上も優れた一枚の接合板材を単純な構成により得ることができる。輸送の際には、接合をはずして小さくすることができるので、小さな梱包ですむ。
さらに、接合具が、接合具に取り付ける板材の端部の化粧板として機能する部材を備えるようにすることにより、優れた接合板材を得ることができる。
一対の脚が、水平面と平行に延びるようにし、その結果互いに平行になるようになった接合具を用い、この接合具によって二枚の板を接合して得た扉を二枚、いわゆる観音開きになるように取り付けた場合、脚と把手によって一本のレールが形成される。このようなレールには、簡易なかんぬきを取り付けることができる。かんぬきで、簡易に扉の自由な開閉を止めることにより、地震の際に、扉が開いて内容物が落下するのを防ぐことができる。
図1から図6に、実施例1を示す。実施例1は、本願に係る接合板材を扉材30に用いている。図1〜図3に示すとおり、扉材30は、上部板材10、接合部材1、下部板材20により構成される。接合部材1は、上方と下方に一対の基板2を有し、また、前方に突出する上下一対の脚4を有する。上の脚4の先端には化粧板5が上方に、取っ手板6が下方に延びており、下の脚4’の先端には化粧板5’が下方に、取っ手板7が上方に延びている。
基板2及び基板2’には、ネジ穴3が設けてある(図3)。上部板材10には切り欠き11が設けてあり、下部板材20には切り欠き21が設けてある。切り欠きは、接合部材1の、基板2の厚みに対応する。
接合部材1の基板2、脚4および化粧板5が形成する矩形の空間に、上部板材10がはめ込まれ、上部板材10は、ネジ穴3を介して基板2にネジ留めされる。下部板材20も同様に、その基板2’、脚4’および化粧板5’が形成する矩形の空間にはめ込まれ、ネジ穴3を介して、基板2’にネジ留めされる。このとき、上部板材10と接合部材1の接合面は化粧板5によって隠され、下部板材20と接合部材1の接合面は化粧板5’によって隠される。
接合部材1と、上部板材10と、下部板材20とが接合して完成した接合板材は、扉材30となる。扉材30において、接合部材1の、取っ手板6及び取っ手板7は、それぞれに取っ手として機能する。すなわち、上部空所8又は下部空所9に手指を挿入し、扉の開閉時に取っ手となる。
扉材30は、図6に示すように用いられる。すなわち、一対の扉材30及び35を左右に並べ、二枚の扉として用いる。空所8及び空所9を上下方向に同じ高さに揃えることによって、左右の扉は、空所8及び空所9が形成する、一本のレールを得る。このようなレールには、かんぬき40を挿入することができる。かんぬきの形状を、40(図5)に示すとおりにすれば、かんぬき40の両端(41,42)や切り欠き43に指を差し入れることによって、扉のかんぬき40はかかるレール上を容易に移動できる。
図示しないが、実施例1に示す上部板材10、下部板材20の、上下方向の長さを様々なものにすることで、完成した一枚の板材における、取っ手の位置が自在に得られる。
図示しないが、取っ手板6又は7は、いずれか片方のみでも良い。接合によって完成した一枚の板材における、取っ手の位置の如何によって、最も適した機能が得られるよう、取っ手は、自由に構成される。
図示しないが、上部板材10と下部板材20に、素材が異なるものを使用することによって、デザイン性、機能性に優れた一枚の板材を得ることができる。例えば、下部板材のみに耐水性に優れたものを用いることにより、機能的に優れた扉材を得ることができる。また、使用場所の要求に応じた耐久性を備えたパネル材を得ることができる。
そのような場合には、接合部材の基板と接合部材との取付方法は、それらの板材に対応したものとなる。
本願に係る取っ手付板材は、タンス、下駄箱、キッチン収納庫等の、収納庫の扉に用いられる。さらに、玄関等の入口の扉に用いられる。さらに、パーティクルボード等の仕切りに用いる板材に用いられる。
本願に係る接合部材と上下の板材の関係を示す図である。 本願に係る接合部材と上下の板材の関係を示す図である。 本願に係る接合部材を示す図である。 本願に係る取っ手とかんぬきの関係を示す図である。 本願に係るかんぬきを示す図である。 本願に係る扉を示す図である。
符号の説明
1 接合部材
2 基板
3 ネジ穴
4 脚
5 化粧板
6 取っ手板
7 取っ手板
8 上部空所
9 下部空所
10 上部板材
11 切り欠き
20 下部板材
21 切り欠き
30 扉材
35 扉材
40 かんぬき
41 端部
42 端部
43 切り欠き

Claims (8)

  1. 上下方向に延びる基板と、基板から前方に突出する上下一対の脚と、前記脚から延びる把手とを有し、上下一対の前記脚のうち上方の脚の上方の基板に一の板材を取り付け、上下一対の前記脚のうち下方の脚の下方の基板に他の板材を取り付けて一枚の接合板材を形成するのに用いる接合具。
  2. 上下一対の前記脚が、前記基板から前方に、前記基板と垂直の方向に突出しており、一対の前記脚が水平面と平行に延びていることを特徴とする請求項1に記載の接合具。
  3. 一対の前記脚の双方が把手を有することを特徴とする請求項1に記載の接合具。
  4. 一対の前記脚が化粧板を有することを特徴とする請求項1に記載の接合具。
  5. 前記接合具の前記上方の基板に一の板材を取り付け、
    前記接合具の前記下方の基板に他の板材を取り付けた接合板材。
  6. 前記接合板材によって構成される扉。
  7. 左右に一対の前記接合板材によって構成される一対の扉。
  8. 左右に一対の前記接合板材によって構成される一対の扉であって、一対の前記脚が水平面と平行に延びておりかつ互いに平行であり、前記脚をレールとして用いてはめ込まれたかんぬきを備える請求項7に記載の扉。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS502116A (ja) * 1973-05-14 1975-01-10
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