JP2006325840A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 役物内遊技球排除完了フラグがONの場合には(S202:YES)、各始動口14A、14B、14Cに設けられた中始動口スイッチ57、左始動口スイッチ58、右始動口スイッチ59からの入賞球の検出情報に基づいて各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態から入賞球を貯留する閉状態になるように駆動制御される(S201〜S203)。その後、各開閉扉16A、16Bが1回開閉終了後、該各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態になるように駆動制御される(S205〜S206)。
【選択図】 図22
Description
例えば、所定の条件を満たすと特定遊技状態が発生し遊技球入賞口が開放され、該遊技球入賞口内の継続入賞口に遊技球が入賞することによって継続的に遊技球入賞口を開放させる遊技機において、遊技球入賞口内に遊技球を一時貯留できる停留装置を複数設け、各停留装置の停留解除条件を異ならせるように構成された遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述の遊技機の構成では、遊技球入賞口に入賞させて配布した場合には、この入賞した遊技球は、停留装置によって一時貯留されるため、継続入賞口に遊技球が入賞する場合が発生して、継続的に遊技球入賞口が開放される等の想定外の遊技(いわゆる大当たり遊技である。)が行われる可能性があるという問題がある。また、先の遊技球入賞口の開放で入賞した遊技球が次の遊技の一時貯留によって貯留されることによって、継続入賞口に遊技球が入賞する確率が予定確率よりも高くなり、継続的に遊技球入賞口が開放される等の想定外の遊技が行われる可能性があるという問題がある。
また、変動入賞装置には、遊技球入賞口に入賞した遊技球を検出する第1検出手段が設けられている。また、この第1検出手段の下流側に配置されて遊技球を貯留する貯留可能状態と遊技球が通過する貯留不可状態とに変更可能な貯留用可動部材が配置されている。また、遊技球入賞口に入賞した遊技球が第1検出手段の下流側から一般入賞口及び特別入賞口まで転動落下する遊技室が設けられている。更に、この一般入賞口と特別入賞口から排出される遊技球を検出する第2検出手段が設けられている。
そして、第1検出手段を介して遊技球入賞口への遊技球の入賞が検出された場合には、第2検出手段を介して該遊技球入賞口に入賞した遊技球が遊技室から全て排出されたか否かが判定され、この遊技球入賞口に入賞した遊技球が遊技室から全て排出されたと判定された場合には、始動口への入賞情報に基づいて貯留用可動部材が遊技球が通過する貯留不可状態から遊技球を貯留する貯留可能状態になるように駆動制御される。その後、可動部材の所定回数の開閉終了後、該貯留用可動部材が遊技球が通過する貯留不可状態になるように駆動制御される。一方、第2検出手段を介して該遊技球入賞口に入賞した遊技球が遊技室から全て排出されていないと判定された場合には、始動口に遊技球が入賞しても貯留用可動部材が貯留不可状態で維持されるように駆動制御される。
また、可動部材の所定回数の開閉終了後、該貯留用可動部材が遊技球が通過する貯留不可状態になるように駆動制御されると共に、第2検出手段を介して該遊技球入賞口に入賞した遊技球が遊技室から全て排出されていないと判定された場合には、始動口に遊技球が入賞しても貯留用可動部材が貯留不可状態で維持されるため、変動入賞装置内にサービスで配布された遊技球や先の遊技球入賞口の開放で入賞した遊技球が、次の遊技まで一時的に貯留されることを確実に防止できる。このため、大当たり遊技状態を付与する特別入賞口への入賞球の入る確率を適切な確率にすることができ、遊技が適切に行われるように確実に駆動制御できる。
図1に示すパチンコ遊技機1は、パチンコ遊技機1の遊技盤2上に、後述する始動口、変動入賞装置等を配設しているが、図1では省略している。
その遊技盤2の下方には、賞球払出装置(図示せず)を介して、払い出される賞球を受ける上皿P3がプレートP4に配設され、このプレートP4は、音出力手段として機能するスピーカ3aを内蔵している。その上皿P3の下方には、上皿P3から溢れたパチンコ球を受ける下皿P5が配設されている。また、プレートP4の下方には、発射装置(図示せず)用の操作ハンドルP6が設けられており、上皿P3上のパチンコ球が、上皿P3に連通する球送り機構(図示せず)を介して、発射装置へ送られるように構成されている。
表示ランプP7や、「当たり」を表示する当たり表示ランプP8が取り付けられている。
遊技領域6のほぼ中央には、役物としての変動入賞装置7が配置されている。この場合、遊技盤2の中央には、変動入賞装置7用の開口(図示せず)が設けられており、この変動入賞装置7用の開口に対して、変動入賞装置7は、遊技盤2に取り付けられるようになっている。
また、変動入賞装置7の左右には、電飾ランプ8、9が設けられている。その変動入賞装置7と電飾ランプ8、9との間の上方には、入賞口10、11が設けられており、更に、入賞口10、11の下方であって、電飾ランプ8、9の左右側方には、入賞口12、13が設けられている。
その入賞口12、13及び変動入賞装置7の下方には、始動口部材14が設置されており、この始動口部材14に中始動口14A、左始動口14B及び右始動口14Cが設けられている。
また、表示用LED14D及び表示用LED14Eは、中始動口14Aに、パチンコ球が入賞した場合、一定時間のインターバル(例えば1秒間)を置いた後に、開閉扉16A、16Bが所定時間(例えば1回0.4秒間の2回連続で0.8秒間)だけ開放するに際し、パチンコ球の入賞直後から、所定時間(1.8秒間、すなわち、1秒間と0.8秒間との合計時間分)、点灯するように構成されている。
このように表示用LED14D及び表示用LED14Eを、中始動口14A、左始動口14B及び右始動口14Cの近傍の見やすい位置に配置したことにより、始動口の機能と不作動時間との関係が、視覚的に分かりやすい。尚、表示用LED14D、14E以外に、遊技盤2の周囲に設けられた表示ランプP8等の表示手段でもって、不作動時間に該当する旨を報知しても良い。
変動入賞装置7の上方構造物7Aの下方の左右側には、横幅が広くなる左右の大入賞口15A、15Bが設けられており、これら左右の大入賞口15A、15Bは、ほぼ長四角形状にそれぞれ形成されている。各大入賞口15A、15Bの前方には、可動部材としての開閉扉16A、16Bが開閉可能に覆われている。この開閉扉16A、16Bは、変動入賞装置7の裏面側に配設される開閉用ソレノイドS1の作動に基づいて、後述の態様で開閉される。そのため、可動部材として機能する開閉扉16A、16Bは、変動入賞装置7の上方左右側にそれぞれ配置されることになる。
この場合、変動入賞装置7内部において、壁部B1は、閉じられた開閉扉16A、16Bの位置から、パチンコ球2個分程度の長さ(図6に示す長さL1)分だけ、変動入賞装置7内部の遊技者側から離れる位置(すなわち、遊技盤2の奥部の位置)に配置されている。そのため、壁部B1と、閉じた状態での開閉扉16A、16Bとの間の底面部B2は、パチンコ球2個分程度の長さ(奥行き)であって、開閉扉16A、16B及び入賞球用
出口16Cの左右方向の長さを有する空間部が形成されるので、この空間部は、開いた開閉扉16A、16Bの内側に当たったパチンコ球を貯留させる遊技球貯留部として機能する。
そして、閉じられた開閉扉16A、16Bの位置から、パチンコ球2個分程度の長さ分、遊技者側から離れる位置に壁部B1を設ける場合、開閉扉16A、16Bにパチンコ球が当たった際に、壁部B1でもって遮られてその奥部に行くことがなく、壁部B1によって遊技者側に跳ね返されるため、遊技を行っている遊技者は、壁部B1の手前側に位置するパチンコ球が見やすくなる。
尚、壁部B1の内部には、図6、図7及び図10に示すように、発光手段としての複数の装飾用の発光ダイオードLLが内設されており、この発光ダイオードLLから発せられた光が、遊技者に向かって発光することになる。この場合、装飾用の発光ダイオードLLの替わりに、例えば文字、数字等を表す表示装置(図示せず)を壁部B1の遊技者側に設置しても良い。
このように2個の入賞口スイッチ18A、18Bが、変動入賞装置7内の前面側パチンコ球通路18上に、同じ高さの位置となるように並んで設けられた場合、複数の入賞口スイッチ18A、18Bのいずれかに入るので、例えば、1個の入賞口スイッチ18Aにパチンコ球が詰まる事態が生じたとしても、残りの入賞口スイッチ18Bにパチンコ球が入力した際に、入賞口スイッチ18Bが入賞検出信号を出力して、後述するCPU50A、賞球払出回路61及び賞球払出装置66の動作の下に、賞球の払い出しを行うことができ、故障に強い変動入賞装置7となる。また、開閉扉16A、16Bに当たったパチンコ球が、前面側パチンコ球通路18に導かれ、入賞口スイッチ18A、18Bの位置に至る際に、2個の入賞口スイッチ18A、18Bのそれぞれの位置が、左右の開閉扉16A、16Bからほぼ同じ距離となるように設計されているので、左側の開閉扉16Aに当たったパチンコ球は、左側の入賞口スイッチ18Aで検出されやすいのに対し、右側の開閉扉16Bに当たったパチンコ球は、右側の入賞口スイッチ18Bで検出されやすくなるため、一つの入賞口スイッチ18A、18Bにパチンコ球が大量に集まって、その入賞口スイッチ18A、18Bの位置で詰まるという事態が生じにくい。
また、左右の開閉扉16A、16Bの前面側パチンコ球通路18の両側には、遊技者側に突き出る左右の突部T0が設けられており、上下方向に延設された左右の突部T0は、
遊技盤2の変動入賞装置7の外側から転動したパチンコ球が、前面側パチンコ球通路18の内側に侵入するのを防止する。
そして、左右の貯留用可動部材19A、19Bが、図7及び図8に示すように、相互に閉じた状態では、貯留用可動部材19A、19Bに当たって止まったパチンコ球は、各貯留用可動部材19A、19B及び奥側の壁部B3とによって貯留されることになる。また、左右の貯留用可動部材19A、19Bが、図3に示すように、相互に開いた状態では、左右の貯留用可動部材19A、19Bを、通過したパチンコ球は、変動入賞装置7の下方部に設けられた遊技室内下方パチンコ球通路21に導かれることになる(図7参照)。
この場合、遊技室内下方パチンコ球通路21は、図7及び図10に示すように、変動入賞装置7内部に設けられた遊技室22と連通している。また、この遊技室22の前端部中央位置には、特別入賞口23が設けられ、Vゾーン用スイッチ23Aによってパチンコ球の入ったことが検出される。また、この特別入賞口23の左右には一般入賞口24が設けられ、該一般入賞口24に入った入賞球は、排出口スイッチ102を通過後、パチンコ球排出口25から排出されるように構成されている。
変動入賞装置7の裏面側には、図4乃至図7、図9及び図10に示すように、開閉機構SMが設けられており、開閉機構SMは、開閉用ソレノイドSS1、取り付け部材SS3、軸部材SS4、連結部材SS5、軸部材SS6、扇形の歯車SS7及び扇形の歯車SS8等を備えている。
変動入賞装置7の裏面側には、図6及び図9に示すように、左右に並ぶ開閉用ソレノイドSS1が配設されている。それぞれの開閉用ソレノイドSS1は、開閉機構SMを作動させるため、プランジャSS2をそれぞれ伸縮させる。各プランジャSS2の先端には、軸部材SS4を移動させるための、取り付け部材SS3がそれぞれ取り付けられている。その取り付け部材SS3は、図7及び図10に示すように、プランジャSS2の伸縮に基づき、左右方向(図6及び図9)に延設された軸部材SS4を前後に移動できる。
扇形の歯車SS7は、図4、図6及び図9に示すように、開閉扉16A、16B側の扇形の歯車SS8と相互に歯合しており、扇形の歯車SS8が、開閉扉16A、16Bの下方基部と連結しているので、扇形の歯車SS8は、扇形の歯車SS7の回動に基づき、反時計回りまたは時計回り方向に回動させられ、開閉扉16A、16Bは、扇形の歯車SS8の回動に基づき、開閉するように回動させられることになる。
それにより、大入賞口15A、15Bの前方を開閉可能に覆う開閉扉16A、16Bは、変動入賞装置7の裏面側に配設される開閉用ソレノイドSS1の作動に基づいて、開閉扉16A、16Bの下方基部を回転中心として開閉されるので、開閉機構SMは、所定のタイミングで開閉用ソレノイドSS1を作動させることにより、開閉扉16A、16Bは、所定のタイミングで開閉することになる。
図11は、本実施例に係る変動入賞装置7の左右の貯留用可動部材19A、19Bを開閉する開閉機構MMを拡大して示す正面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に閉じた状態を示す。図12は、同開閉機構MMを拡大して示す平面図であり、
左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に閉じた状態を示す。図13は、同同開閉機構MMを拡大して示す側面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に閉じた状態を示す。図14は、同開閉機構MMを拡大して示す裏面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に閉じた状態を示す。図15は、同開閉機構MMを拡大して示す正面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に開いた状態を示す。図16は、同開閉機構MMを拡大して示す平面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に開いた状態を示す。図17は、同開閉機構MMを拡大して示す側面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に開いた状態を示す。図18は、同開閉機構MMを拡大して示す裏面図であり、左右の貯留用可動部材19A、19Bが相互に開いた状態を示す。
開閉機構MMは、モータ軸M1を有する駆動モータM0を備えており、このモータ軸M1の前方側には、エンコーダ用鍔部M2が、取り付け部材M3を介して取り付けられている。このエンコーダ用鍔部M2は、半月板の形状をなしており、モータ軸M1の回転に伴って、モータ軸M1と一体的に回転する。
エンコーダ用鍔部M2の上方には、エンコーダ用検出部M2aが配置されており、このエンコーダ用検出部M2aは、エンコーダ用鍔部M2の存在及び不存在を検出することにより、エンコーダ用信号をCPU50A(図19参照)に出力でき、このエンコーダ用信号は、回転動作用の駆動モータM0の制御のために使用されることになる。
そして、左右の貯留用可動部材19A、19Bの先端が相互に近接する場合、左右の貯留用可動部材19A、19Bはパチンコ球を保持して貯留する。それに対して、左右の開閉用可動手段19A、19Bの先端が相互に離間する場合、左右の貯留用可動部材19A、19Bの先端の間から、パチンコ球は下方に落下することになる。それにより、開閉機構MMは、エンコーダ用検出部M2aのエンコーダ用信号に基づいて、所定のタイミングで駆動モータM0を作動させることにより、左右の貯留用可動部材19A、19Bは、所定のタイミングで開閉することになる。
それにより、左右の貯留用可動部材19A、19Bの先端が、相互に離間する状態から近接する場合において、貯留用可動部材19A、19Bの先端の間で、パチンコ球が完全に詰まらなければ、入賞口スイッチ18A、18Bの検出でもって、賞球の払い出しが少なくとも確保されることになる。そのため、遊技者は、例えば遊技店管理人を呼んで、管理人が詰まったパチンコ球を取り出すために、遊技を中断させる必要性が少なくなる。
可動部材開閉制御手段、判定手段、貯留用可動部材駆動制御手段及び特別遊技制御手段として機能する制御回路部50には、図19に示すように、制御回路部50の全体を制御するCPU50Aと、種々のプログラム等を記憶するメモリとしてのROM51と、制御プログラムや制御処理に必要なデータ等を記憶するメモリとしてのRAM52と、入力ポート53及び出力ポート54とが設けられている。これらCPU50A、ROM51、RAM52、入力ポート53及び出力ポート54は、バス線55で相互に接続されている。また、CPU50Aには、所定のクロック信号を出力するクロック回路56が接続されている。また、RAM52は、一定時間の計測用のタイマ52Aの機能を果たす。
3A、17Aは、検出信号を入力するための、入力ポート53に接続されている。また、入賞口スイッチ18A、18Bは、CPU50Aに入賞検出信号を入力するため、入力ポート53に接続されている。
また、駆動モータM0のエンコーダ検出部M2aが、入力ポート53に接続されており、入力ポート53を介して、CPU50Aは、エンコーダ検出部M2aからの検出信号が入力される。また、特別入賞口23に入るパチンコ球を検出するVゾーン用スイッチ23Aが、入力ポート53に接続されており、入力ポート53を介して、CPU50Aは、特別入賞口23にパチンコ球が入ったことを検出する検出信号が入力される。
また、出力ポート54は、賞球払出回路61を介して賞球払出装置66に接続されている。そして、ROM51には、賞球払出回路61を介して賞球払出装置66を駆動させる際の動作プログラムが記憶されているので、動作プログラムに従って動作するCPU50Aの制御の下、CPU50Aが賞球払出回路61に対して賞球払出信号を出力し、その賞球払出回路61は、賞球払出装置66を作動させて所定の個数のパチンコ球を払い出させることができる。このようにCPU50Aが賞球の払い出し動作のための機能を果たす場合、賞球払い出し用メイン制御手段として機能するのに対して、賞球払出回路61及び賞球払出装置66が、CPU50Aからの指令に基づき、賞球の払い出し動作を行う際、賞球払い出し用サブ制御手段61Aとして機能する。
そして、入力ポート53を介して、入賞口スイッチ18A、18Bから入賞検出信号を入力したCPU50Aは、入賞検出信号に基づいて、入賞球の個数データを合計して、その個数データをRAM52に記憶させる他に、賞球払出装置66から払い出すべき入賞球の個数データを合計して、合計した個数データをRAM52に記憶させることができる。そして、CPU50Aは、賞球の払い出し指令を賞球払出回路61に対して行うので、賞球払出回路61の制御の下に、賞球払出装置66が制御される。
また、発光ダイオードLL、及び表示用LED14D、14E等を駆動するLED駆動回路63が、出力ポート54に接続されている。更に、各電飾ランプ8、電飾ランプ9、エラー表示ランプP7、表示ランプP8、表示用ランプ10等を点灯駆動するランプ駆動回路64が、出力ポート54に接続されている。
図21に示すように、先ず、S101において、CPU50Aは、左始動口14B、中始動口14A、又は右始動口14Cのうちのいずれかにパチンコ球の入賞、即ち左始動口スイッチ58、中始動口スイッチ57、又は右始動口スイッチ59のうちのいずれかからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート53を介して入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、左始動口スイッチ58、中始動口スイッチ57、又は右始動口スイッチ59のうちのいずれからもパチンコ球の検出信号が、入力ポート53を介して入力されていないい場合には(S101:NO)、CPU50Aは、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
S102において、CPU50Aは、RAM52から始動口入賞フラグを読み出し、この始動口入賞フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、この始動口入賞フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S102:YES)、CPU50Aは、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
尚、パチンコ遊技機1の起動時には、始動口入賞フラグには「0」が代入されてRAM52に記憶されている。
図22に示すように、先ず、S201において、CPU50Aは、RAM52から始動口入賞フラグを読み出し、該始動口入賞フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、この始動口入賞フラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S201:NO)、CPU50Aは、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、この始動口入賞フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S201:YES)、CPU50Aは、S202の処理に移行する。
そして、RAM52から読み出した役物内遊技球排除完了フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S202:YES)、S203において、CPU50Aは、モータ駆動回路65を介して駆動モータMOを駆動して各貯留用可動部材19A、19Bを閉じた状態(図8参照)にした後、S205の処理に移行する。これにより、各大入賞口15A、15Bに入賞したパチンコ球が保留されることとなる。
一方、RAM52から読み出した役物内遊技球排除完了フラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S202:NO)、S204において、CPU50Aは、駆動モータMOを駆動しないで、各貯留用可動部材19A、19Bが開いた状態(図3参照)を維持した後、S205の処理に移行する。
そして、S206において、CPU50Aは、各貯留用可動部材19A、19Bが閉じている場合には、モータ駆動回路65を介して駆動モータMOを駆動して各貯留用可動部材19A、19Bを開いた状態(図3参照)にする。また、各貯留用可動部材19A、19Bが開いた状態(図3参照)の場合には、この開いた状態(図3参照)を維持する。
更に、S207において、CPU50Aは、RAM52から始動口入賞フラグを読み出し、該始動口入賞フラグをOFFにする、即ち、始動口入賞フラグに「0」を代入して再度RAM52に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図23に示すように、先ず、S301において、CPU50Aは、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球を検出したか否か、即ち、各入賞口スイッチ18A、18Bのうちのいずれかからパチンコ球の検出信号が入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各入賞口スイッチ18A、18Bのうちのいずれかからパチンコ球の検出信号が入力された場合には(S301:YES)、S302において、CPU50Aは、変動入賞装置7内に残留する入賞球の個数を表す代数「役物内入賞球残」をRAM52から読み出し、該代数「役物内入賞球残」に「1」加算後、再度RAM52に記憶後、S303の処理に移行する。これにより、各大入賞口15A、15Bに入賞した各入賞球がカウントされることとなる。
尚、パチンコ遊技機1の起動時には、この代数「役物内入賞球残」には「0」が代入されてRAM52に記憶されている。
S303において、CPU50Aは、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が特別入賞口23に入ったか否か、即ちVゾーン用スイッチ23Aからパチンコ球の検出信号が入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が特別入賞口23に入った場合、即ちVゾーン用スイッチ23Aからパチンコ球の検出信号が入力された場合には(S303:YES)、S304において、CPU50Aは、RAM52からVフラグを読み出し、該VフラグをONにする、即ち「1」を代入して再度RAM52に記憶後、S305の処理に移行する。
尚、パチンコ遊技機1の起動時には、Vフラグには「0」が代入されてRAM52に記憶されている。
S305において、CPU50Aは、パチンコ球排出口25からパチンコ球が排出されたか否か、即ち排出口スイッチ102からパチンコ球の検出信号が入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、排出口スイッチ102からパチンコ球の検出信号が入力されていない場合には(S305:NO)、CPU50Aは、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
S306において、CPU50Aは、RAM52から代数「役物内入賞球残」を読み出し、該代数「役物内入賞球残」から「1」減算後、再度RAM52に記憶した後、S307の処理に移行する。これにより、変動入賞装置7から排出された各入賞球がカウントされることとなる。
S307において、CPU50Aは、代数「役物内入賞球残」をRAM52から再度読み出し、該代数「役物内入賞球残」が0以下か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、RAM52から読み出した代数「役物内入賞球残」が0以下の場合には(S307:YES)、S308において、CPU50Aは、該代数「役物内入賞球残」に「0」を代入して再度RAM52に記憶する。
続いて、S309において、CPU50Aは、RAM52から役物内遊技球排除完了フラグを読み出し、該役物内遊技球排除完了フラグをONにする、即ち、該役物内遊技球排除完了フラグに「1」を代入して、再度RAM52に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図24に示すように、先ず、S401において、CPU50Aは、RAM52からVフラグを読み出し、このVフラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、RAM52から読み出したVフラグがOFF、即ち「0」の場合には(S401:NO)、CPU50Aは、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、RAM52から読み出したVフラグがON、即ち「1」の場合には(S401:YES)、CPU50Aは、S402の処理に移行する。
S402において、CPU50Aは、RAM52からラウンド数を表す代数Rを読み出し、該代数Rに「1」を代入して、再度RAM52に記憶する。これにより、大当たり遊技の1ラウンド目であることが記憶される。
ここで、大当たり遊技状態になった時に、所定条件が成立するまで(例えば、各開閉扉16A、16Bの作動した回数が16回になるか、或いは、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球の個数が10個になるまで)を1ラウンドという。
尚、パチンコ機1の起動時には、大入賞口開閉フラグには「0」が代入されてRAM52に記憶されている。
この最終ラウンドか否かの判定は、RAM52からラウンド数を表す代数RをRAM52から読み出し、該代数Rが「15」の場合には、最終ラウンドであると判定し、該代数Rが「15」未満の場合は、最終ラウンドでないと判定する。
そして、最終ラウンドでないと判定した場合には(S404:NO)、CPU50Aは、S405の処理に移行して、後述の通常ラウンド処理のサブ処理(図25参照)を実行する。
その後、S406において、CPU50Aは、RAM52からVフラグを読み出し、このVフラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、RAM52から読み出したVフラグがOFF、即ち「0」の場合には(S406:NO)、CPU50Aは、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
S407において、CPU50Aは、RAM52からラウンド数を表す代数Rを読み出し、該代数Rに「1」加算して、再度RAM52に記憶後、再度S403以降の処理を実行する。これにより、大当たり遊技の次のラウンドになったことが記憶される。
他方、S404で、最終ラウンドであると判定した場合には(S404:YES)、CPU50Aは、S408の処理に移行して、後述の最終ラウンド処理のサブ処理(図26参照)を実行後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図26に示すように、先ず、S411において、CPU50Aは、モータ駆動回路65を介して駆動モータMOを駆動して各貯留用可動部材19A、19Bを閉じた状態(図8参照)する。これにより、各大入賞口15A、15Bに入賞したパチンコ球が保留されることとなる。
そして、S412において、CPU50Aは、ソレノイド駆動回路62を介して各開閉用ソレノイドSS1、SS1の連続間欠駆動(例えば、0.6秒駆動、0.6秒停止を繰り返す。)を開始する。即ち、CPU50Aは、各開閉扉16A、16Bの連続開閉を開始する。
また、S413において、CPU50Aは、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球の個数が上限の個数(例えば、10個である。)に達したか否かを判定する判定処理を実行する。この判定は、各入賞口スイッチ18A、18Bから入力ポート53を介して入力される検出信号をカウントすることによって、このカウント値が上限値(例えば、「10」である。)に達したか否かによって判定する。
S414において、CPU50Aは、各開閉扉16A、16Bの連続開閉回数、即ち各開閉用ソレノイドSS1、SS1の連続間欠駆動回数が上限回数(例えば、「16回」である。)に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そしてまた、各開閉扉16A、16Bの連続開閉回数が上限回数(例えば、「16回」である。)に達していない場合には(S414:NO)、CPU50Aは、再度S413以降の処理を実行する。
そして、S415において、CPU50Aは、駆動モータMOを逆回転方向に駆動して、各貯留用可動部材19A、19Bを開いた状態(図3参照)にした後、S416の処理に移行する。これにより、各貯留用可動部材19A、19Bに貯留されていた複数個(例えば、10個である。)の入賞球が遊技室22内に転動落下するため、特別入賞口23に入賞球の入る確率が高くなる。
S416において、CPU50Aは、各開閉用ソレノイドSS1、SS1を停止して、各大入賞口15A、15Bを各開閉扉16A、16Bによって閉塞する。
また、S417において、CPU50Aは、RAM52から大入賞口開閉フラグを読み出し、この大入賞口開閉フラグをOFFにする、即ち、「0」を代入して再度RAM52に記憶する。
続いて、S418において、CPU50Aは、入賞球が特別入賞口23に入ったか否か、即ちVゾーン用スイッチ23Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート53を介して入力されたか否かを判定する。
S419において、CPU50Aは、排出口スイッチ102からのパチンコ球の検出信号をカウントし、このカウント値が上記S413においてカウントした入賞球の個数と同一カウント値になるのを待つ、即ち、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が排出されるのを待つ(S419:NO)。
そしてまた、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が全部排出された場合には(S419:YES)、S420において、CPU50Aは、RAM52からVフラグを読み出し、このVフラグをONにする、即ち「1」を代入して再度RAM52に記憶後、当該サブ処理を終了して、「大当たり処理」のサブ処理に戻り、S406の処理に移行する。
S421において、CPU50Aは、RAM52からVフラグを読み出し、このVフラグをOFFにする、即ち「0」を代入して再度RAM52に記憶後、当該サブ処理を終了して、「大当たり処理」のサブ処理に戻り、S406の処理に移行する。
図26に示すように、先ず、S431において、CPU50Aは、駆動モータMOを駆動しないで、各貯留用可動部材19A、19Bを開いた状態(図3参照)にした後、S432の処理に移行する。
S432において、CPU50Aは、ソレノイド駆動回路62を介して各開閉用ソレノイドSS1、SS1の連続間欠駆動(例えば、0.6秒駆動、0.6秒停止を繰り返す。)を開始する。即ち、CPU50Aは、各開閉扉16A、16Bの連続開閉を開始する。
また、S433において、CPU50Aは、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球の個数が上限の個数(例えば、10個である。)に達したか否かを判定する判定処理を実行する。この判定は、各入賞口スイッチ18A、18Bから入力ポート53を介して入力される検出信号をカウントすることによって、このカウント値が上限値(例えば、「10」である。)に達したか否かによって判定する。
S434において、CPU50Aは、各開閉扉16A、16Bの連続開閉回数、即ち各開閉用ソレノイドSS1、SS1の連続間欠駆動回数が上限回数(例えば、「16回」である。)に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そしてまた、各開閉扉16A、16Bの連続開閉回数が上限回数(例えば、「16回」である。)に達していない場合には(S434:NO)、CPU50Aは、再度S433以降の処理を実行する。
そして、S435において、CPU50Aは、各開閉用ソレノイドSS1、SS1を停止して、各大入賞口15A、15Bを各開閉扉16A、16Bによって閉塞する。
続いて、S437において、CPU50Aは、排出口スイッチ102からのパチンコ球の検出信号をカウントし、このカウント値が上記S433においてカウントした入賞球の個数と同一カウント値になるのを待つ、即ち、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が排出されるのを待つ(S437:NO)。
そしてまた、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が全部排出された場合には(S437:YES)、S438において、CPU50Aは、RAM52からVフラグを読み出し、このVフラグをOFFにする、即ち「0」を代入して再度RAM52に記憶後、当該サブ処理を終了して、「大当たり処理」のサブ処理に戻る。
また、変動入賞装置7には、各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球を検出する各入賞口スイッチ18A、18Bが設けられている。また、この各入賞口スイッチ18A、18Bの下流側には、各入賞口スイッチ18A、18Bを通過した入賞球を貯留する閉状態と入賞球を貯留しない開状態とに開閉可能な各貯留用可動部材19A、19Bが配置されている。更に、この各貯留用可動部材19A、19Bの下流側に設けられた遊技室22の前端部から落下してパチンコ球排出口25から排出される入賞球を検出する排出口スイッチ102が設けられている。
そして、各入賞口スイッチ18A、18Bを介して各大入賞口15A、15Bへのパチンコ球の入賞が検出された場合には(S301:YES)、排出口スイッチ102を介して該各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が全て排出されたか否かが判定され(S307)、この各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が全て排出されたと判定された場合には(S307:YES)、役物内遊技球排除完了フラグがONにセットされる(S309)。そして、この役物内遊技球排除完了フラグがONの場合には(S202:YES)、各始動口14A、14B、14Cに設けられた中始動口スイッチ57、左始動口スイッチ58、右始動口スイッチ59からの入賞球の検出情報に基づいて各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態から入賞球を貯留する閉状態になるように駆動制御される(S201〜S203)。その後、各開閉扉16A、16Bが1回開閉終了後、該各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態になるように駆動制御される(S205〜S206)。
また、各開閉扉16A、16Bの1回開閉後、各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態になるように駆動制御される。また、排出口スイッチ102を介して該各大入賞口15A、15Bに入賞した入賞球が遊技室22から全て排出されていないと判定された場合には、各始動口14A、14B、14Cに入賞しても、各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態を維持するように駆動制御される。このため、変動入賞装置7内にサービスで配布されたパチンコ球や先の各大入賞口15A、15Bの開放で入賞した入賞球が、次の各開閉扉16A、16Bの開閉まで一時的に貯留されることを確実に防止できる。このため、大当たり遊技状態を付与する特別入賞口23への入賞球の入る確率を適切な確率にすることができ、遊技が適切に行われるように確実に駆動制御できる。
例えば、上記実施例では中始動口14Aに入賞した場合には、各開閉扉16A、16Bが1回開閉したが、2回以上開閉するようにしてもよい。また、この場合には、各開閉扉16A、16Bの最終回の開閉後、各貯留用可動部材19A、19Bが入賞球を貯留しない開状態になるように駆動制御するように構成してもよい。
また、上記実施例では、各始動口14A、14B、14Cは、遊技領域6に1箇所ずつ設けられているが、2箇所以上に配設してもよい。
2 遊技盤
6 遊技領域
7 変動入賞装置
8、9 電飾ランプ
10、11、12、13 入賞口
14 始動口部材
14A 中始動口
14B 左始動口
14C 右始動口
15A、15B 大入賞口
16A、16B 開閉扉
18A、18B 入賞口スイッチ
19A、19B 貯留用可動部材
22 遊技室
23 特別入賞口
24 一般入賞口
25 パチンコ球排出口
50 制御回路部
50A CPU
51 ROM
52 RAM
57 中始動口スイッチ
58 左始動口スイッチ
59 右始動口スイッチ
102 排出口スイッチ
M0 駆動モータ
SS1 開閉用ソレノイド
MM 開閉機構
SM 開閉機構
Claims (1)
- 遊技領域に設けられて、遊技球が入賞しやすい開状態と入賞しにくい閉状態とに開閉可能な可動部材によって閉塞される遊技球入賞口と、
前記遊技球入賞口に入賞した遊技球を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段の下流側に配置されて遊技球を貯留する貯留可能状態と遊技球が通過する貯留不可状態とに変更可能な貯留用可動部材と、
前記貯留用可動部材の下流側に設けられて前記遊技球入賞口に入賞した遊技球が入賞可能な一般入賞口及び特別入賞口と、
前記遊技球入賞口に入賞した遊技球が前記第1検出手段の下流側から前記一般入賞口及び特別入賞口まで転動落下する遊技室と、
前記一般入賞口及び特別入賞口から排出される遊技球を検出する第2検出手段と、
を有する変動入賞装置と、
遊技領域に設けられて遊技球が入賞可能な始動口と、
前記始動口への入賞情報に基づいて前記可動部材を所定回数開閉するように駆動制御する可動部材開閉制御手段と、
前記第1検出手段を介して前記遊技球入賞口への遊技球の入賞が検出された場合には、前記第2検出手段を介して該遊技球入賞口に入賞した遊技球が前記遊技室から全て排出されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記遊技球入賞口に入賞した遊技球が前記遊技室から全て排出されたと判定された場合には、前記始動口への入賞情報に基づいて前記貯留用可動部材が貯留不可状態から貯留可能状態になるように駆動制御し、前記可動部材の所定回数の開閉終了後、該貯留用可動部材が貯留不可状態になるように駆動制御する第1貯留用可動部材駆動制御手段と、
前記判定手段によって前記遊技球入賞口に入賞した遊技球が前記遊技室から全て排出されていないと判定された場合には、前記始動口に遊技球が入賞しても前記貯留用可動部材を貯留不可状態で維持するように駆動制御する第2貯留用可動部材駆動制御手段と、
前記変動入賞装置内に入賞した入賞球が前記特別入賞口に入賞した場合には、前記可動部材が前記始動口に入賞した場合よりも多くの回数連続開閉可能となり、前記遊技球入賞口から容易に遊技球が入賞可能となるように制御する特別遊技制御手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。
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