JP2006325738A - 流体用ディスペンサー - Google Patents

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Abstract

【課題】 開弁動作をスムーズに行う。
【解決手段】 レバー1のピストン側に、該ピストン2の係合部2fと軸方向へ対向する押圧部5aを有する弁受け5を、支点5bを中心として回動自在に設け、上記レバー1をピストン2の開弁方向へ揺動させることにより、その姿勢と関係なく押圧部5aが支点5bを中心として回動し、ピストン2の係合部2fと軸方向へ面接触したまま該ピストン2が傾動せずに軸方向へ均一に押されて開弁する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば手洗い洗剤(ハンドソープ)や粘度が高い液体などからなる流体を適量取り出すための流体用ディスペンサー(ポンプ・アセンブリー)に関する。
詳しくは、レバーをピストンの軸方向へ揺動して、それと係合するピストンを開弁方向へ移動させることにより、容器内の流体を出口から適量吐出する流体用ディスペンサーに関する。
従来、この種の流体用ディスペンサーとして、容器の下端部に形成した円筒チャンバ内にピストンが軸方向へ摺動可能に嵌め込まれ、このピストンには、該円筒チャンバと当接する弾性的に変形可能なたわみディスク及びシーリングディスクが突設されると共に、円筒チャンバから突出する部分には、嵌合フランジが突設され、この嵌合フランジの近くにレバー(作動レバー)が水平軸を中心として上下方向へ揺動(旋回)自在に配設され、該レバーの上端に連設されたフックを、上記ピストンの嵌合フランジと係合させ、レバーの下端に連設された操作部(ハンドル部)を略水平方向へ押動すると、水平軸を中心としてフックが上方へ揺動してピストンの嵌合フランジを押し上げ、それによりたわみディスクが弾性変形して円筒チャンバの内壁面との間に隙間ができて、そこから液体が流れ出て入口孔(入り口)及び内部流路(流路、中央通路)を経て出口より吐出し、また操作部を放すと、スプリングがレバーの上部及びフックを下方へ斜めに動かして、ピストンを下限位置まで引き出すポンプ・アセンブリーがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、容器内の液体が空になった時には、この容器とそれに付属するポンプ・アセンブリーが、底部支持プレートの円形開口部から取り外され、これに代えて新しい詰め替え容器(リザーバ)と付属ポンプを、底部支持プレートの円形開口部に挿入すると共にクランプなどで支持した後、このピストンの嵌合フランジにレバーのフックを係合することでセットされる。
特許3408537号公報(第4−8頁、図1−図6)
しかし乍ら、このような従来の流体用ディスペンサーでは、レバーのフックをピストンの嵌合フランジ沿いに摺動してレバーの揺動をピストンの上下動に変換させるため、特に強い力でレバーを素早く揺動させると、フックの摺動が間に合わず、ピストンをこじって斜めに押し上げてしまい、それにより開弁動作をスムーズに行えなくなり、その結果、レバーの押動も重くなって操作性に劣るという問題があった。
更に、フックの揺動によってピストンには、その軸方向に対して斜め方向の押圧力が作用するため、ピストンが傾動して嵌合フランジが変形し易く、それによりピストンが折れて破損する恐れがあるという問題があった。
また、容器の交換時には、ピストンの嵌合フランジからレバーのフックを外してから底部支持プレートの円形開口部から取り出すと共に、これに代えて詰め替え容器と付属ポンプを底部支持プレートの円形開口部に挿入して、そのピストンの嵌合フランジにレバーのフックを係合し直す必要があるため、容器交換の作業性が悪く、この交換したピストンの嵌合フランジとレバーのフックを係合し忘れると、レバーを揺動させてもピストンが移動しないために液体が吐出されないという問題もあった。
本発明のうち請求項1記載の発明は、開弁動作をスムーズに行うことを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、詰め替え容器を簡単な作業で正確にセットすることを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明の目的に加えて、ピストンを簡単な構造で確実に往復動させることを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、レバーのピストン側に、該ピストンの係合部と軸方向へ対向する押圧部を有する弁受けを、支点を中心として回動自在に設け、上記レバーをピストンの軸方向へ揺動させることで、押圧部がピストンの係合部と面接触するように回動させるような配置としたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記弁受けに、ピストンの係合部と軸方向へ対向する誘導路を、該弁受けの開放端からピストンのセット位置に配置される押圧部に亘って設けた構成を加えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に、前記弁受けの押圧部を、ピストンの係合部と軸方向へ嵌り合う構造にした構成を加えたことを特徴とする。
本発明のうち請求項1記載の発明は、レバーのピストン側に、該ピストンの係合部と軸方向へ対向する押圧部を有する弁受けを、支点を中心として回動自在に設け、上記レバーをピストンの開弁方向へ揺動させることにより、その姿勢と関係なく押圧部が支点を中心として回動し、ピストンの係合部と軸方向へ面接触したまま該ピストンが傾動せずに軸方向へ均一に押されて開弁する。
従って、開弁動作をスムーズに行うことができる。
その結果、レバーのフックをピストンの嵌合フランジ沿いに摺動してレバーの揺動をピストンの上下動に変換させる従来のものに比べ、レバーを軽く押動するだけで必要量の流体を取り出せて操作性に優れる。
更に、レバーの揺動と関係なくピストンを軸方向へ押動するため、ピストンが傾動せず、それによる変形や破損を防止できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、弁受けにピストンの係合部と軸方向へ対向する誘導路を、該弁受けの開放端からピストンのセット位置に配置される押圧部に亘って設けることにより、ピストンの係合部を誘導路の開放端からそれに沿って押圧部まで移動させるだけで、ピストンがそのセット位置に位置決めされる。
従って、詰め替え容器を簡単な作業で正確にセットすることができる。
その結果、容器の交換時には、ピストンの嵌合フランジからレバーのフックを外してから底部支持プレートの円形開口部から取り出すと共に、詰め替え容器と付属ポンプを底部支持プレートの円形開口部に挿入して、そのピストンの嵌合フランジにレバーのフックを係合し直す必要がある従来のものに比べ、容器交換の作業性に優れ、しかも交換したピストンの嵌合フランジとレバーのフックを係合し忘れによるピストンの不作動も防止できて確実に流体を吐出できる。
請求項3の発明は、請求項2の発明の効果に加えて、弁受けの押圧部を、ピストンの係合部と軸方向へ嵌り合う構造にすることにより、レバーがピストンの閉弁方向へ揺動した時に、ピストンの係合部も閉弁方向へ連動して初期状態へ戻す。
従って、ピストンを簡単な構造で確実に往復動させることができる。
本発明の流体用ディスペンサーAは、図1〜図8に示す如く、レバー1の操作部1aを押動してピストン2の軸方向へ揺動させることにより、このピストン2が容器3に向け軸方向へ移動して開弁し、この開弁に伴って、上記容器3内の流体が出口2aから適量だけ吐出し、また上記操作部1aを放すと、例えばスプリングなどの弾性体4がレバー1を逆の閉弁方向へ押動して、ピストン2を閉弁された初期状態まで戻すものである。
このような弁構造の代表例としては、例えば特許3408537号公報に記載される如く、容器3の開口部3aに円筒チャンバ3bを取り付けるか又は一体的に連接し、この円筒チャンバ3bに対してピストン2の軸方向へ往復動自在に挿入すると共に、このピストン2の外周には弾性的に変形可能なたわみディスク2bとシーリングディスク2cが突設され、該ピストン2を容器3側へ押し込んで流体の内圧を高めることにより、たわみディスク2bが弾性変形して円筒チャンバ3bの内壁面との間に隙間ができて開弁し、この隙間から容器3内の流体が流れ出て入口孔2d及び内部流路2eを経て出口2aより吐出されるようにするか、或いはそれに類似した構造に構成される。
これら構成部品のうち少なくともレバー1は、上記流体用ディスペンサーAのハウジングA1に配設され、ピストン2及び容器3を夫々のセット位置に対して交換可能に収納配備している。
このピストン2及び容器3の配備例としては、容器3の開口部3aに、円筒チャンバ3bが一体形成されるか又は一体的に取り付けられたキャップ3cを螺着又は固着すると共に、この円筒チャンバ3b内にピストン2を挿入した状態で、これら開口部3aとキャップ3cの間に形成される小径部3dを、上記ハウジングA1の内部に横設された支持プレートA2のU字形凹部A3に、ハウジングA1の正面側から嵌め込むことで、開口部3aが下向きとなるようにセットするか、或いはそれに類似した構造でセットすることが好ましい。
そして、前記レバー1とピストン2との間には弁受け5を設け、この弁受け5にはピストン2の係合部2fと軸方向へ対向する押圧部5aと、レバー1に対してピストン2の軸方向と交差する方向へ回動させるための支点5bが連設され、レバー1をピストン2の軸方向へ揺動することにより、該押圧部5aが支点5bを中心としてピストン2の係合部2fと面接触するように回動させるような配置構造にしている。
この押圧部5aは、上述したようなハウジングA1のU字形凹部A3に対して正確にセットしたピストン2の係合部2fと軸方向へ対向して配置される。
更に、上記弁受け5には、ピストン2の係合部2fと軸方向へ対向する誘導路5cが、該弁受け5の開放端から上記セット位置に配置した押圧部5aへ向けて設けられ、ピストン2の係合部2fを、この誘導路5aの開放端5dからそれに沿って押圧部5aまで移動させるだけで、ピストン2及び容器3が夫々のセット位置に位置決めされるようにしている。
また、前記ハウジングA1には、建物の壁面Wに取り付けるためのバックプレートA4を形成したり、必要に応じて図1及び図5に示す如く、上述した弁構造を覆うためのカバー6を取り付けることも可能である。
以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1〜図4に示す如く、前記ピストン2の係合部2fとして環状フランジが一体成形され、この環状フランジ2fの下面のみと軸方向へ対向する押圧部5aを有する弁受け5が設けられると共に、前記レバー1及びピストン2を初期状態に戻す弾性体4が、容器3側に取り付けられた場合を示すものである。
この弁受け5の支点5bは、図2(a)(b)に示す如く、ピストン2の軸方向と交差する左右方向に配置された互いに嵌め合う形状の回転軸と軸孔か又は凸部と凹部からなり、そのどちらか一方を該弁受け5に一体形成するか或いは一体的に設けると共に、他方をレバー1に一体形成するか或いは一体的に設け、これら両者を嵌め合わせることで回転自在に連結している。
図示例では、弁受け5の左右両端に回転軸を突設すると共に、これと対向するレバー1のピストン側端部1cに軸孔を貫通開穿している。
更に、上記弁受け5の誘導路5cは、前記ハウジングA1の正面側から背面側へ向けて左右一対夫々形成され、これらの間にピストン2の環状フランジ2fより下方に突出する下端部2gが挿通可能な挿通路5eを区画形成すると共に、その背面側先端に押圧部5aを略U字形に一体形成している。
また、前記レバー1は、図1(a)(b)に示す如く、その左右端部に夫々突設した回転軸1bを、前記ハウジングA1の側壁A5に形成された貫通状又は凹状の軸孔A6に対して回転自在に嵌合させ、その下端に形成した操作部1aを水平方向へ押動してそのピストン側端部1cを上向きに揺動させることにより、ピストン2が上方へ移動して開弁させると共に、流体の吐出後は操作部1aから手を離すことで、レバー1を後述する弾性体4により下方へ押動して、ピストン2が下限位置まで戻るようにしている。
この実施例の弾性体4としては、容器3の円筒チャンバ3bに沿ってその内底面3eからピストン2の環状フランジ2fに亘ってスプリングを介装することにより、このスプリング4が容器3に対して一体的に組み込まれている。
また更に、前記カバー6の取り付け例としては、その左右内面に突設した回転軸6aを、前記ハウジングA1の側壁A5に形成された凹状又は貫通状の長孔A7に対して回転自在に嵌合させ、この回転軸6aを中心として上下方向へ揺動させることにより、容器3の交換時にその作業の邪魔にならないようにしている。
次に、斯かる流体用ディスペンサーAの作動について説明する。
図1(a)及び図2(a)に示す閉弁状態から、図1(b)及び図2(b)に示す如く、レバー1の操作部1aを水平方向へ押動すると、そのピストン側端部1cが上向きに揺動し、その姿勢と関係なくこれに連動して弁受け5が支点5bを中心として回動し、その押圧部5aとピストン2の環状フランジ2fとが上下方向へ面接触したまま、ピストン2を水平状態を維持しながら、その軸方向である上方向へ均一に押されて、該ピストン2が傾動することなく容器3側へ押し込まれる。
それにより、円筒チャンバ3b内に配置されたフロート弁体3fが容器3との通路3gを閉弁するなどして、流体の内圧が高められ、これに伴いピストン2のたわみディスク2bが弾性変形して円筒チャンバ3bの内壁面との間に隙間ができて開弁し、この隙間から容器3内の流体が流れ出て、ピストン2の入口孔2d及び内部流路2eを経て出口2aより吐出される。
その結果、ピストン2の開弁動作をスムーズに行えて、レバー1の操作部1aを軽く押動するだけで必要量の流体が取り出せる。
また、容器3内の流体が空になった時には、図3(a)に示す如く、カバー6を下方へ揺動して弁構造の手前側を開放した後に、弁受け5の押圧部5aから誘導路5cに沿ってピストン2の環状フランジ2fを開放端5dへ向け移動させるだけて、該ピストン2と容器3が取り出すことができる。
その後、図3(a)(b)及び図4(a)(b)に示す如く、新しい詰め替え容器3に組み込まれたピストン2の環状フランジ2fを、弁受け5の開放端5dから誘導路5cに沿って押圧部5aへ向け移動させると同時に、該ピストン2の環状フランジ2fより下方に突出する下端部2gを挿通路5eに沿って移動させるだけで、この詰め替え容器3の小径部3dが、前記ハウジングA1のU字形凹部A3に嵌め込まれて、予め設定されたセット位置にセットされると共に、それに組み込まれたピストン2もセット位置に位置決めされる。
その結果、詰め替え容器3を簡単な作業で正確にセットできる。
更に、図1〜図4に示す実施例1は、ピストン2を初期状態に戻すスプリングなどの弾性体4が容器3側に取り付けられるため、特許3408537号公報に記載されるものや後述する図5〜図8に示す実施例2のようなスプリングなどの弾性体4をハウジングA1側に取り付けるものに比べて、ハウジングA1側の構造を簡素化して、その製造コストの低減化が図れるという利点がある。
この実施例2は、図5〜図8に示す如く、前記弁受け5の少なくとも押圧部5aを、前記ピストン2の係合部2fとして一体成形された環状フランジの上下面と軸方向へ対向して嵌り合う構造に変更すると共に、前記弾性体4を容器3側に取り付けるのではなくハウジングA1側に取り付けた構成が、前記図1〜図4に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1〜図4に示した実施例1と同じものである。
図示例の場合には、弁受け5の押圧部5aだけでなく誘導路5cも含めて、ピストン2の環状フランジ2fの上面と対向して当接する嵌合片5fを連設して、これら押圧部5a及び誘導路5cの側面形状を夫々断面コの字形にすると共に、該誘導路5cの嵌合片5fを開放端5dから押圧部5aに向けて下り傾斜させている。
この実施例の弾性体4としては、レバー1のピストン側先端部1dからハウジングA1の支持プレートA2に亘ってスプリングを介装することにより、このスプリング4がハウジングA1に対して一体的に組み込まれている。
従って、図5〜図8に示す実施例2は、上述した実施例1と同様な作用効果が得られ、更に加えて、弁受け5の少なくとも押圧部5aを、ピストン2の環状フランジ2fの上下面と軸方向へ対向して嵌り合う構造にしたため、弾性体4でレバー1が逆の閉弁方向へ押動されると、これに連動して図5(a)(b)及び図6(a)(b)に示す如く、上記嵌合片5fにより環状フランジ2fが引き下げられてピストン2を初期状態へ戻す。
その結果、弾性体4をハウジングA1側に取り付けた場合でもピストン2を簡単な構造で確実に往復動できるという利点がある。
また、誘導路5cの嵌合片5fを開放端5dから押圧部5aに向けて下り傾斜させたため、容器3の交換時には、図7(a)(b)及び図8(a)(b)に示す如く、新しい詰め替え容器3を押圧部5aへ容易に挿着できるという利点もある。
尚、前示実施例では、前記ピストン2の係合部2fとして一体成形した環状フランジが、弁受け5の押圧部5a及び誘導路5cに軸方向へ当接される場合を示したが、これに限定されず、ピストン2の係合部2fとして外周面に環状凹部(図示せず)を一体成形して、この環状凹部に弁受け5の押圧部5a及び誘導路5cに軸方向へ当接係合させるようにしても良い。
更に、前記ハウジングA1の内部に横設された支持プレートA2のU字形凹部A3に対して、縦長の箱形形状に形成された容器3をその開口部3aが下向きとなるよう略垂直にセットしているが、これに限定されず、図示例以外の支持手段で容器3をセットしたり、容器3の形状に合わせて斜め下向きなど、他の向きにセットすることも可能である。
本発明の流体用ディスペンサーの実施例1を示す縦断側面図であり、(a)が初期状態を示し、(b)が吐出状態を示している。 要部を拡大して示した部分的な斜視図であり、(a)が初期状態を示し、(b)が吐出状態を示している。 容器をセットする状態を示す斜視図であり、(a)がセット開始時を示し、(b)がセット終了時を示している。 要部を拡大して示した部分的な斜視図であり、(a)がセット開始時を示し、(b)がセット終了時を示している。 本発明の流体用ディスペンサーの実施例2を示す縦断側面図であり、(a)が初期状態を示し、(b)が吐出状態を示している。 要部を拡大して示した部分的な斜視図であり、(a)が初期状態を示し、(b)が吐出状態を示している。 容器をセットする状態を示す斜視図であり、(a)がセット開始時を示し、(b)がセット途中時を示している。 要部を拡大して示した部分的な斜視図であり、(a)がセット開始時を示し、(b)がセット終了時を示している。
符号の説明
A 流体用ディスペンサー A1 ハウジング
A2 支持プレート A3 U字形凹部
A4 バックプレート A5 側壁
A6 軸孔 A7 長孔
W 壁面 1 レバー
1a 操作部 1b 回転軸
1c ピストン側端部 1d ピストン側先端部
2 ピストン 2a 出口
2b たわみディスク 2c シーリングディスク
2d 入口孔 2e 内部流路
2f 係合部(環状フランジ) 2g 下端部
3 容器 3a 開口部
3b 円筒チャンバ 3c キャップ
3d 小径部 3e 内底面
3f フロート弁体 3g 通路
4 弾性体(スプリング) 5 弁受け
5a 押圧部 5b 支点(回転軸と軸孔)
5c 誘導路 5d 開放端
5e 挿通路 5f 嵌合片
6 カバー 6a 回転軸

Claims (3)

  1. レバー(1)を揺動して、それと係合するピストン(2)を開弁方向へ移動させることにより、容器(3)内の流体を出口(2a)から適量吐出する流体用ディスペンサーにおいて、
    前記レバー(1)のピストン側に、該ピストン(2)の係合部(2f)と軸方向へ対向する押圧部(5a)を有する弁受け(5)を、支点(5b)を中心として回動自在に設け、上記レバー(1)をピストン(2)の軸方向へ揺動させることで、押圧部(5a)がピストン(2)の係合部(2f)と面接触するように回動させるような配置としたことを特徴とする流体用ディスペンサー。
  2. 前記弁受け(5)に、ピストン(2)の係合部(2f)と軸方向へ対向する誘導路(5c)を、該弁受け(5)の開放端(5d)からピストン(2)のセット位置に配置される押圧部(5a)に亘って設けた請求項1記載の流体用ディスペンサー。
  3. 前記弁受け(5)の押圧部(5a)を、ピストン(2)の係合部(2f)と軸方向へ嵌り合う構造にした請求項2記載の流体用ディスペンサー。
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