JP2006324833A - 冗長構成システム、通信処理装置及びそれらに用いる送達非確認コネクション切替方法 - Google Patents

冗長構成システム、通信処理装置及びそれらに用いる送達非確認コネクション切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 通常運用時に切替元装置へかかる負荷及びネットワークにかかる負荷を少なくすることが可能な冗長構成システムを提供する。
【解決手段】 SN管理部13,23は対向装置3とのSNの同期をとるための機能を具備している。切替元装置1の冗長管理部15は通常運用時にSNがある値になった場合に切替先装置2に通知する機能と、秘匿部14から通知を受けた場合にSNを切替先装置2に通知する機能とを具備している。切替先装置2の冗長管理部25は通常運用時に切替元装置1の冗長管理部15からSNの通知を受けた場合にSNを記憶する機能と、上位装置4から切替えが指示された際に、記憶しているSNにn/2を加算した値をSN管理部23に通知する機能と、SN値を加算することによる状態の変化を秘匿部24へ通知する機能とを具備している。
【選択図】 図1

Description

本発明は冗長構成システム、通信処理装置及びそれらに用いる送達非確認コネクション切替方法に関し、特に携帯電話システムの冗長構成時における送達非確認コネクションの切替方法に関する。
携帯電話システムにおいては、RNC(Radio Network Control equipment:無線基地局制御装置)とUE(User Equipment:携帯電話端末)とが互いに終端しているRLC(Radio link Control)コネクションに関して、RNCに障害が起きた場合に、RLCコネクションを維持したまま装置の切替えを行う必要がある(例えば、特許文献1参照)。
その際、RLC−AM(RLC−Acknowledge Mode)エンティティにはリセット機能があるため、切替元装置と切替先装置とでRLC−AMエンティティ内のSN(Sequence Number:シーケンス番号)情報を引き継がなくともコネクションを維持することができる。しかしながら、RLC−UM(RLC−Unacknowledge Mode)エンティティではリセット機能がないため、切替元装置と切替先装置とでRLC−UMエンティティのSN情報をRLCデータのバッファとともに引き継ぐ必要がある。
特開2003−339075号公報
上述した従来の携帯電話システムでは、装置の切替え時に全情報を引き継ぐのにバッファの容量が多い場合、切替えに時間がかかり、上位プロトコルにてタイムアウトが発生し、コネクションが切断される恐れがある。また、従来の携帯電話システムでは、通常運用時に情報の引継ぎを常に行う場合、切替元装置への負荷が大きくなり、本来の処理が遅くなるという問題がある。
つまり、従来の携帯電話システムでは、送達非確認(UM)なSNを運用装置と対向装置とで互いに管理している運用中の装置が、冗長装置へ切替えを行う場合、通常運用時に必要な情報を切替元装置と切替先装置とで同期させるか、切替え時に必要な情報を同期させるか、切替え時にシーケンス番号をリセットする方法が用いられている。
しかしながら、通常運用時に必要な情報を切替元装置と切替先装置とで同期させる場合、切替元装置と切替先装置とで頻繁に情報通知が行われるため、運用中の装置へ過大な負荷がかかるという問題と、通信を行うネットワークに過大な負荷がかかるという問題とがある。
また、切替え時に必要な情報を同期する場合には、切替え時に必要なデータ全ての引継ぎを行うため、切替えに時間がかかり、コネクション自体がタイムアウトして切断されてしまうという問題があり、かつ切替え時に切替元装置が正常に動作している必要があり、障害による切替えの際にデータの引き継ぎを行うことができず、コネクションが切断されてしまうという問題がある。
さらに、切替え時にシーケンス番号をリセットする方法では、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で定義されるRLCのUMのように、SNをリセットする手段を具備していないコネクションの場合に対応することができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、通常運用時に切替元装置へかかる負荷及びネットワークにかかる負荷を少なくすることができる冗長構成システム、通信処理装置及びそれらに用いる送達非確認コネクション切替方法を提供することにある。
本発明による冗長構成システムは、冗長構成の切替え元装置及び切替え先装置と対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルなシーケンスス番号管理を必要とし、管理するシーケンス番号が送達非確認である冗長構成システムであって、
前記切替え元装置は、予め設定された一定間隔で前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段を有し、
前記切替先装置は、前記切替え元装置から前記一定間隔で送信されてくるシーケンス番号を記憶する手段と、前記切替え元装置との切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段とを備えている。
本発明による通信処理装置は、冗長構成の切替え元装置及び切替え先装置と対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルなシーケンスス番号管理を必要とし、管理するシーケンス番号が送達非確認である冗長構成システムにおいて前記切替え元装置及び前記切替え先装置のいずれかとして用いられる通信処理装置であって、
前記切替え元装置として用いられる時に予め設定された一定間隔で前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段と、前記切替先装置として用いられる時に前記切替え元装置から前記一定間隔で送信されてくるシーケンス番号を記憶する手段と、前記切替先装置として用いられる時に前記切替え元装置との切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段とを備えている。
本発明による送達非確認コネクション切替方法は、冗長構成の切替え元装置及び切替え先装置と対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルなシーケンスス番号管理を必要とし、管理するシーケンス番号が送達非確認である冗長構成システムに用いられる送達非確認コネクション切替方法であって、
前記切替え元装置が、予め設定された一定間隔で前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信し、
前記切替先装置が、前記切替え元装置から前記一定間隔で送信されてくるシーケンス番号を記憶し、前記切替え元装置との切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進めている。
すなわち、本発明の冗長構成システムは、1:1またはN:M(N,Mは自然数)構成の冗長機能を持ち、対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルな番号管理を必要とし、管理するシーケンシャル番号が送達非確認である通信装置を含むシステムにおいて、通常運用時の切替元装置への負荷を少なくし、コネクション切断をすることなく、装置の切替えを行うことを特徴としている。
より具体的に説明すると、本発明の冗長構成システムでは、通常運用時、切替元装置はSN(Sequence Number:シーケンス番号、SNは自然数)が0及びn/2の時に、SNを切替先装置に通知し、切替先装置は通知を受けたSNを記憶する。切替え発生時、切替元装置から切替先装置へはSNの通知を行わず、切替先装置にて記憶している最新のSNにn/2(nは自然数で、2の倍数)を加算し、それを使用する。
上記のように、本発明の冗長構成システムでは、通常運用時に切替元装置から切替先装置へ通知するSNを0及びn/2のみにすることで、切替元装置から切替先装置への通知を少なくすることが可能となり、通常運用時の装置への負荷を低減することが可能となる。また、本発明の冗長構成システムでは、切替え時にSNを切替元装置から切替先装置へ通知する必要がないので、切替えを瞬時に行うことが可能となる。
つまり、本発明の冗長構成システムでは、通常運用時に切替元装置から切替先装置へ、一定の間隔でSNを通知する。SNを通知する間隔は、SNの最大値がn−1(nは2の倍数)の場合、SN=0及びSN=n/2である。SNの通知を受けた切替先装置はSNを内部に記憶する。これによって、本発明の冗長構成システムでは、通常運用時に切替元装置から切替先装置へ通知する情報量を2/nにすることが可能となる。
切替え時、切替先装置では切替元装置から通知を受けている最新のSNを読出し、その値にn/2を加算した値を記憶し、切替え後、SNを使用する際に、切替え時に記憶した値を使用する。これによって、本発明の冗長構成システムでは、切替え時に切替元装置から切替先装置へSNを引き継ぐ必要がなくなるため、切替え時間を短縮することが可能となり、コネクションのタイムアウトによる切断を防ぐことが可能となる。
また、切替元装置に障害が起き運用が不可になった場合でも、切替え時にSNを引き継ぐ必要がないため、対向装置とのSNの非同期によるコネクション切断を防ぐことが可能となる。
さらに、本発明の冗長構成システムでは、切替え後に対向装置と同期を取るために、SNのリセットする手段を具備していない場合でも、切替先装置から送信するデータのSNを切替え後に一律n/2進めることによって、対向装置とSNの同期を取ることが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、通常運用時に切替元装置へかかる負荷及びネットワークにかかる負荷を少なくすることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による冗長構成システムの構成を示すブロック図であり、図2はSN(Sequence Number:シーケンス番号、SNは自然数)とHFN(Hyper Frame Number)との関係を示す図である。図1においては、1:1冗長構成のシステムを図示している。
本発明の一実施例による冗長構成システムは切替元装置1と、切替先装置2と、対向装置3と、上位装置4とから構成されている。切替元装置1は運用中の装置を示し、対向装置3とデータ通信を行っている。切替先装置2は運用中の切替元装置1の予備として待機している。
上位装置4は切替元装置1と切替先装置2とを制御しており、切替元装置1で障害が発生した場合、または上位装置4の都合によって切替元装置1から切替先装置2へ切替えを行う際に、トリガを与える機能を具備している。
切替元装置1及び切替先装置2はそれぞれ上位レイヤ部11,21と、送受信処理部12,22と、SN管理部13,23と、秘匿部14,24と、冗長管理部15,25とから構成されている。
上位レイヤ部11,21は切替元装置1及び切替先装置2内の各機能の制御を行う機能を具備している。送受信処理部12,22は対向装置3及び上位装置4とのデータ送受信機能を具備している。SN管理部13,23は対向装置3とのSNの同期をとるための機能を具備している。
秘匿部14,24は、図2に示すように、SNが一巡すると値を1加算するパラメータであるHFNを管理する機能と、HFNを使用して対向装置3との送受信データを秘匿及び秘匿解除する機能と、秘匿部14,24内の状態が変化した場合に冗長管理部15,25に通知する機能とを具備している。
切替元装置1の冗長管理部15は通常運用時にSNがある値になった場合に切替先装置2に通知する機能と、秘匿部14から通知を受けた場合にSNを切替先装置2に通知する機能とを具備している。切替先装置2の冗長管理部25は通常運用時に切替元装置1の冗長管理部15からSNの通知を受けた場合にSNを記憶する機能と、上位装置4から切替えが指示された際に、記憶しているSNにn/2を加算した値をSN管理部23に通知する機能と、SN値を加算することによる状態の変化を秘匿部24へ通知する機能とを具備している。
SN管理部13,23は対向装置3と送達非確認(UM:Unacknowledge Mode)なSNを同期する機能を具備しており、対向装置3から受信したデータのSNが飛んでいる場合にそれを検出し、データの破棄を行う機能とを具備している。
図3は本発明の一実施例による冗長構成システムによる切替え動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による冗長構成システムによる切替え動作について説明する。以下、切替元装置1と切替先装置2とで切替えが行われ、管理しているSNの最大値がn−1の場合の動作について説明する。
対向装置3との間でSNを使ってデータ通信を行っている切替元装置1は、SN=0のデータを対向装置3へ送信した場合、切替先装置2にSN=0を通知する。SN=0の通知を受けた切替先装置2では、冗長管理部25にてSN=0を記憶する。SN=0の送信が通知されることによって、秘匿部24の情報を更新する必要がある場合にはその情報を更新する。切替元装置1はSN=1〜SN=n/2−1のデータを送信した場合、それらSN=1〜SN=n/2−1を切替先装置2に通知する必要はない。
切替元装置1はSN=n/2を対向装置3に送信した場合、切替先装置2にSN=n/2を通知する。SN=n/2の通知を受けた切替先装置1では、冗長管理部25にてSN=n/2を記憶する。SN=n/2の送信が通知されることによって、秘匿部24の情報を更新する必要がある場合にはその情報を更新する。切替元装置1はSN=n/2+1〜SN=n−1のデータを送信した場合、SN=n/2+1〜SN=n−1を切替先装置1に通知する必要はない。
切替元装置1はSN=x(n/2<x≦n−1)のデータを送信した後に切替えが起きた場合、対向装置3ではSN=xを記憶しており(図3のa1参照)、切替先装置2ではSN=n/2を記憶している状態である。切替先装置2では上位装置4から切替えが指示されると、冗長管理部25にて記憶しているSN=n/2にn/2を加算してからSN管理部23へ通知し、SN管理部23はそれを記憶する。冗長管理部25はSNを更新することによって秘匿部24の状態を遷移する必要がある場合にそれを判断し、秘匿部24の状態を更新する(図3のa2参照)。
切替先装置2で切替え後の初回送信の場合、SN=n/2+n/2=0のデータを対向装置3へ送信する(図3のa3参照)。その際、HFNはSNが一巡したことで1加算され、加算されたHFNを使用して切替先装置2の秘匿部24は秘匿をかける。
対向装置3では、SN=0のデータを受信した際、装置内のSNがxとなっており、xがn−1の場合にはデータの抜けがなく連続的に受信したと判断し、xがn−1以外の場合にSN=x+1〜SN=n−1のデータが抜けていると判断する。また、対向装置3では、SN=0を受信すると、SNが一巡して0をまたぐので、HFNが1加算され、加算されたHFNを使用して受信したデータの秘匿解除を行う。
このように、本実施例では、切替元装置1と切替先装置2との間で通知するSNとして0とn/2とを送信すれば、装置の切替えのための必要条件を満たすので、全てのSNを通知する必要がない。これによって、本実施例では、通常運用時に切替元装置1へかかる負荷及び図示せぬネットワークにかかる負荷を少なくすることができる。
また、本実施例では、通常運用時に切替元装置1から切替先装置2にSNの通知を行っているので、切替え時にSN情報の通知を行う必要がないため、障害切替え等の切替え時に切替元装置1から切替先装置2へSN情報の通知ができない場合でも、コネクションを切断することなく、装置の切替えを行うことができる。
さらに、本実施例では、HFNの更新タイミングがSNが一巡して0をまたいだ時であるが、SN=0とSN=n/2との通知を行っているため、切替え時に対向装置3にてSN=0のデータを受信できない場合でも、次に受信したデータのSNがn/2Sよりも小さければ、0をまたいだと判断することができ、HFNの更新を行うことができる。
さらにまた、本実施例では、切替え前後で、「ターゲット装置(切替元装置1と切替先装置2との総称)のSN>対向装置3のSN」の関係を崩すと、HFN更新のタイミングがターゲット装置と対向装置3とで同期がとれない。しかしながら、本実施例では、切替元装置1から切替先装置2へSN=0、n/2の通知を行うので、対向装置3へ未到達となるデータの個数がn/2個までは、「ターゲット装置SN>対向装置3のSN」を崩すことはない。このn/2はSNの中間値であり、切替え前に連続未到達となる最大許容数と、切替え後に連続未到達となる最大許容数とが同値で、かつ最大となる値である。
図4は本発明の他の実施例による冗長構成システムの構成を示すブロック図である。本発明の他の実施例では、その基本構成が上記の本発明の一実施例と同様であるが、切替元装置と切替先装置との割合についてさらに工夫している。つまり、本実施例では、図4に示すように、切替元装置A5と切替元装置B6との2台の切替元装置としている。
本発明の他の実施例による冗長構成システムは切替元装置A5と、切替元装置B6と、切替先装置7と、対向装置A8と、対向装置B9と、上位装置4とから構成されている。
切替元装置A5及び切替元装置B6と切替先装置7とはそれぞれ上位レイヤ部51,61,71と、送受信処理部52,62,72と、SN管理部53,63,73と、秘匿部54,64,74と、冗長管理部55,65,75とから構成されている。
切替元装置A5及び切替元装置B6の基本動作は、上述した本発明の一実施例と同様であるが、切替先装置7には切替元装置A5と切替元装置B6との両方からSN情報が通知される。
切替先装置7は切替元装置A5及び切替元装置B6から通知されるSN情報を切替元装置A5と切替元装置B6との2つに分けて記憶する。そのため、図1に示す1:1冗長構成の冗長にくらべ、図4に示す2:1冗長構成の冗長は記憶部の容量が大きい。
このように、本実施例では切替先装置7の冗長が切替元装置A5と切替元装置B6との両方のSN情報を記憶しているため、切替元装置A5または切替元装置B6の両方と切替えを行うことができるという効果が得られる。
本発明の別の実施例は、その基本構成が上記の本発明の一実施例と同様であるが、切替元装置から切替先装置へのSNの通知をさらに工夫して、秘匿状態更新時に行うこともできる。
その場合には、切替元装置でのデータの送信によって秘匿状態が更新された時、そのデータで使用したSNを切替先装置へ通知する。その後、切替えが起きた場合、切替先装置では秘匿状態更新時のSNを記憶しているので、その記憶した値にn/2を加算した値から切替え後のデータ送信を開始する。
これによって、本実施例では、全データの送信情報を切替先装置へ通知することなく、切替元装置と切替先装置とで秘匿状態の同期を行うことができるという効果が得られる。
尚、本発明の各実施例では、SNの同期の間隔を2回としているが、SNの最大値を4分割し、SNの同期の間隔を4回としてもよい。その場合、切替え時に進めるSNは最大値/4となる。つまり、本発明では、SNの最大値をm(mは3以上の正の整数)の分割し、SNの同期の間隔をm回としてもよい。その場合、切替え時に進めるSNは最大値/mとなり、各回に通知するSNは最大値/mの倍数となる。
本発明は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)携帯電話システムにおいて、RNC(Radio Network Control equipment:無線基地局制御装置)の一部機能であるRLC(Radio link Control)終端部の冗長構成を実現する場合に利用することができる。
本発明の一実施例による冗長構成システムの構成を示すブロック図である。 SNとHFNとの関係を示す図である。 本発明の一実施例による冗長構成システムによる切替え動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施例による冗長構成システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 切替元装置
2,7 切替先装置
3 対向装置
4 上位装置
5 切替元装置A
6 切替元装置B
8 対向装置A
9 対向装置B
11,21,51,
61,71 上位レイヤ部
12,22,52,
62,72 送受信処理部
13,23,53,
63,73 SN管理部
14,24,54,
64,74 秘匿部
15,25,55,
65,75 冗長管理部

Claims (18)

  1. 冗長構成の切替え元装置及び切替え先装置と対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルなシーケンスス番号管理を必要とし、管理するシーケンス番号が送達非確認である冗長構成システムであって、
    前記切替え元装置は、予め設定された一定間隔で前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段を有し、
    前記切替先装置は、前記切替え元装置から前記一定間隔で送信されてくるシーケンス番号を記憶する手段と、前記切替え元装置との切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段とを有することを特徴とする冗長構成システム。
  2. 前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段は、0と前記シーケンス番号の最大値の半分の値とを前記切替え先装置に送信し、
    前記切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段は、前記シーケンス番号の最大値の半分の値だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする請求項1記載の冗長構成システム。
  3. 前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段は、0と前記シーケンス番号の最大値の1/m(mは3以上の正の整数)の倍数の値とを前記切替え先装置に送信し、
    前記切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段は、前記シーケンス番号の最大値の1/mの値だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする請求項1記載の冗長構成システム。
  4. 1:1及びN:M(N,Mは自然数)のいずれかの冗長構成としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の冗長構成システム。
  5. 前記シーケンス番号が一巡すると値を1加算するパラメータを管理し、そのパラメータを使用して前記対向装置との送受信データを秘匿及び秘匿解除する秘匿状態更新のタイミングで前記シーケンス番号を通知することで前記秘匿状態の同期を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の冗長構成システム。
  6. 無線基地局制御装置と携帯電話端末とが互いに終端しているRLC(Radio link Control)コネクションにおいて、前記無線基地局制御装置に障害が起きた場合に前記RLCコネクションを維持したまま装置の切替えを行う携帯電話システムであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の冗長構成システム。
  7. 冗長構成の切替え元装置及び切替え先装置と対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルなシーケンスス番号管理を必要とし、管理するシーケンス番号が送達非確認である冗長構成システムにおいて前記切替え元装置及び前記切替え先装置のいずれかとして用いられる通信処理装置であって、
    前記切替え元装置として用いられる時に予め設定された一定間隔で前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段と、前記切替先装置として用いられる時に前記切替え元装置から前記一定間隔で送信されてくるシーケンス番号を記憶する手段と、前記切替先装置として用いられる時に前記切替え元装置との切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段とを有することを特徴とする通信処理装置。
  8. 前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段は、0と前記シーケンス番号の最大値の半分の値とを前記切替え先装置に送信し、
    前記切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段は、前記シーケンス番号の最大値の半分の値だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする請求項7記載の通信処理装置。
  9. 前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する手段は、0と前記シーケンス番号の最大値の1/m(mは3以上の正の整数)の倍数の値とを前記切替え先装置に送信し、
    前記切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める手段は、前記シーケンス番号の最大値の1/mの値だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする請求項7記載の通信処理装置。
  10. 前記冗長構成システムを1:1及びN:M(N,Mは自然数)のいずれかの冗長構成としたことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載の通信処理装置。
  11. 前記シーケンス番号が一巡すると値を1加算するパラメータを管理し、そのパラメータを使用して前記対向装置との送受信データを秘匿及び秘匿解除する秘匿状態更新のタイミングで前記シーケンス番号を通知することで前記秘匿状態の同期を行うことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載の通信処理装置。
  12. 前記冗長構成システムが無線基地局制御装置と携帯電話端末とが互いに終端しているRLC(Radio link Control)コネクションにおいて、前記無線基地局制御装置に障害が起きた場合に前記RLCコネクションを維持したまま装置の切替えを行う携帯電話システムであることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか記載の通信処理装置。
  13. 冗長構成の切替え元装置及び切替え先装置と対向装置とのコネクション維持のためにシーケンシャルなシーケンスス番号管理を必要とし、管理するシーケンス番号が送達非確認である冗長構成システムに用いられる送達非確認コネクション切替方法であって、
    前記切替え元装置が、予め設定された一定間隔で前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信し、
    前記切替先装置が、前記切替え元装置から前記一定間隔で送信されてくるシーケンス番号を記憶し、前記切替え元装置との切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする送達非確認コネクション切替方法。
  14. 前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する際に、0と前記シーケンス番号の最大値の半分の値とを前記切替え先装置に送信し、
    前記切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める際に、前記シーケンス番号の最大値の半分の値だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする請求項13記載の送達非確認コネクション切替方法。
  15. 前記シーケンス番号を前記切替え先装置に送信する際に、0と前記シーケンス番号の最大値の1/m(mは3以上の正の整数)の倍数の値とを前記切替え先装置に送信し、
    前記切替え時にその間隔分だけ記憶しているシーケンス番号を進める際に、前記シーケンス番号の最大値の1/mの値だけ記憶しているシーケンス番号を進めることを特徴とする請求項13記載の送達非確認コネクション切替方法。
  16. 前記冗長構成システムを1:1及びN:M(N,Mは自然数)のいずれかの冗長構成としたことを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか記載の送達非確認コネクション切替方法。
  17. 前記シーケンス番号が一巡すると値を1加算するパラメータを管理し、そのパラメータを使用して前記対向装置との送受信データを秘匿及び秘匿解除する秘匿状態更新のタイミングで前記シーケンス番号を通知することで前記秘匿状態の同期を行うことを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか記載の送達非確認コネクション切替方法。
  18. 前記冗長構成システムが無線基地局制御装置と携帯電話端末とが互いに終端しているRLC(Radio link Control)コネクションにおいて、前記無線基地局制御装置に障害が起きた場合に前記RLCコネクションを維持したまま装置の切替えを行う携帯電話システムであることを特徴とする請求項13から請求項17のいずれか記載の送達非確認コネクション切替方法。
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