JP2006323448A - データ共有システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の機器間でデータファイルを共有する際の操作性を向上させたデータ共有システムを提供する。
【解決手段】 携帯端末60aから拡張ボックス40への要求により、PC30内の所定のデータファイルがファイルサーバ50に送信され、このデータファイルが他の機器での利用対象として登録される。ファイルサーバ50は、登録した1つ以上のデータファイルのそれぞれの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を、拡張ボックス40を介して携帯端末60aに送信する。携帯端末60aは、ファイル共有情報内の属性情報に基づいて最適なデータファイルを選択し、そのデータファイルに対応する位置情報を基にファイルサーバ50にアクセスして、そのデータファイルを受信し、共有可能とされたデータファイルの内容の確認などに利用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の機器の間でデータファイルを共有するためのデータ共有システムおよびデータ共有方法に関する。
近年、通信技術の発達はめざましく、例えばIP(Internet Protocol)ネットワークを基盤とした電子メールなどの通信サービスや、無線通信による携帯電話機などは、一般のユーザの生活や仕事にとって欠かせないものとなっている。また最近では、IPネットワークを通話のための回線として用いたいわゆるIP電話やIP携帯電話といったサービスも登場しており、さらに、IPネットワークを通じてテレビ電話やテレビ会議を行う技術も実用化されている。
また、このようにネットワークを通じて接続された機器間でデータファイルを共有する仕組みも考えられている。例えば、ファイルサーバに蓄積されたファイルを複数の機器で共有するシステムが代表的である。このようなデータファイル送受信システムの例として、Webサーバ上で稼動するHTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルに係るプログラムによってクライアント端末とFTP(File Transfer Protocol)サーバとの間のデータ転送を行わせることで、FTPクライアントソフトウェアを備えていないクライアント端末においてドラッグアンドドロップ操作でFTPサーバとのファイルの送受信をできるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−351731号公報(段落番号〔0023〕〜〔0036〕、図5)
ところで、機器間でネットワークを通じてデータファイルを共有する場合には、受信する機器側においてネットワークやファイルサーバにおけるデータファイルのパス情報などを入力するといった面倒な操作が必要であった。特に、テレビ会議のような遠隔地同士でファイルを共有する場合に、パス情報を相手側に通知することは面倒であり、データファイルの所在を意識することなく送受信できる操作性の高いシステムが要望されていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数の機器間でデータファイルを共有する際の操作性を向上させたデータ共有システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、複数の機器間でデータファイルを共有する際の操作性を向上させたデータ共有方法を提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、複数の機器の間でデータファイルを共有するためのデータ共有システムにおいて、データファイルを記憶可能な複数の情報処理機器と、共有されるデータファイルを管理するファイルサーバと、前記各情報処理機器に記憶されたデータファイルの共有動作を制御する携帯端末とを含み、前記ファイルサーバは、いずれかの前記情報処理機器に記憶されたデータファイルのうち、その他の機器での利用対象として登録するように要求されたものを受信して記憶するファイル管理手段と、前記ファイル管理手段に記憶された1つ以上のデータファイルのそれぞれの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を送信する共有情報送信手段と、前記ファイル管理手段に記憶されたデータファイルの選択指示を受けて、対応するデータファイルを返送する第1のファイル送信手段とを有し、前記各情報処理機器は、当該情報処理機器が記憶するデータファイルを前記利用対象として登録するための要求を前記携帯端末から受けると、当該データファイルを前記ファイルサーバに送信する第2のファイル送信手段と、前記ファイルサーバへのデータファイルの送信後に、前記ファイルサーバから送信された前記ファイル共有情報を前記携帯端末に転送する共有情報転送手段とを有し、前記携帯端末は、いずれかの前記情報処理機器に対して、当該情報処理機器が記憶する所定のデータファイルを前記利用対象として登録するように要求する登録要求手段と、前記情報処理機器から受信した前記ファイル共有情報内の前記属性情報に基づいて受信するデータファイルを選択し、当該データファイルに対応する前記位置情報を基に前記ファイルサーバにアクセスして、当該データファイルの送信を要求する送信要求手段とを有することを特徴とするデータ共有システムが提供される。
このようなデータ共有システムでは、携帯端末の利用要求手段が、いずれかの情報処理機器に対して、その情報処理機器が記憶する特定のデータファイルを利用対象として登録するための要求を行うと、要求を受けた情報処理機器では、第2のファイル送信手段が、対応するデータファイルをファイルサーバに送信する。ファイルサーバでは、受信したデータファイルをファイル管理手段が記憶するとともに、共有情報送信手段が、ファイル管理手段に記憶された1つ以上のデータファイルのそれぞれの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を、データファイルの送信元の情報処理機器に送信する。情報処理機器では、共有情報転送手段が、ファイルサーバからのファイル共有情報を携帯端末に転送する。
携帯端末では、送信要求手段が、転送されたファイル共有情報内の属性情報に基づいて受信するデータファイルを選択し、そのデータファイルに対応する位置情報を基にファイルサーバにアクセスし、そのデータファイルの送信を要求する。ファイルサーバでは、第1のファイル送信手段が、携帯端末で選択されて送信を要求されたデータファイルを、携帯端末に対して返送する。これにより、選択したデータファイルが携帯端末に受信され、例えばその内容の確認などに利用できるようになる。
本発明のデータ共有システムによれば、携帯端末からの要求に応じて、いずれかの情報処理機器に記憶されたデータファイルがファイルサーバのファイル管理手段に記憶されて、他の機器での利用対象として登録され、そのデータファイルに対応するファイル共有情報が携帯端末に返信される。ファイル共有情報には、利用対象とされたデータファイルの位置情報が格納されており、その位置情報に基づいて、この携帯端末あるいは他の機器がデータファイルにアクセスできるようになる。従って、携帯端末を用いた簡単な操作により、情報処理機器内のデータファイルを共有できるようになる。これに加えて、ファイル共有情報には、ファイルサーバのファイル管理手段に記憶された1つ以上のデータファイルのそれぞれの属性情報が格納され、携帯端末は、属性情報に応じた最適なデータファイルを選択して受信でき、携帯端末に適するデータファイルを受信して、その内容の確認などに利用できるようになる。従って、データファイルを共有する際の操作性が一層向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図1に示す通信システムは、電子会議端末10aおよび10bと、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント(AP)20aおよび20bと、PC(パーソナルコンピュータ)30およびその拡張ボックス40と、ファイルサーバ50とが、LAN(または、LANを接続したWANも含む。WAN:Wide Area Network)100を通じて相互に接続された構成を有している。また、携帯端末60aおよび60bは、無線LANアクセスポイント20aを通じてLAN100に無線接続できるようになっている。
電子会議端末10aおよび10bは、それぞれ例えば遠隔地の会議室に設置されて電子会議を行うための端末であり、LAN100を通じてビデオ信号およびオーディオ信号を相互に送受信できるようになっている。また、電子会議端末10aおよび10bは、近距離無線方式で通信するための無線通信インタフェースを備えており、この通信方式により携帯端末60aおよび60bと非接触で通信できるようになっている。
無線LANアクセスポイント20aおよび20bは、LAN100に対して有線ケーブルにより接続されており、この回線に対して無線LAN機器(ここでは携帯端末60aおよび60b)が無線接続するための親機として機能する。また、無線による送受信時に必要な各種セキュリティ機能などを具備していてもよい。
PC30は、この実施の形態では静止画像データや文書データ、図面データなどの各種データファイルを保持している。拡張ボックス40は、LAN100に対して有線ケーブルにより接続されるとともに、近距離無線方式により携帯端末60aおよび60bと通信できるようになっている。この拡張ボックス40は、後述するように、PC30に対して所定の通信方式で接続し、携帯端末60aおよび60bからの制御コマンドに応じてPC30内のデータファイルを他の機器で利用できる、すなわち共有できるようにする機能を有する。
ファイルサーバ50は、LAN100に接続された機器において共有されるデータファイルを管理するサーバであり、後述するように、共有可能な状態にあるデータファイルの実体が蓄積される。
携帯端末60aおよび60bは、無線LANアクセスポイント20aおよび20bを通じてLAN100と接続するための子機であり、この接続によりVoIP(Voice over Internet Protocol)に基づくIP電話サービスの通話端末として機能する。また、近距離無線方式で通信する通信インタフェースも備え、この通信方式により電子会議端末10aおよび10bや拡張ボックス40と非接触で通信できるようになっている。
この通信システムでは、電子会議端末10aおよび10bのユーザがそれぞれ携帯端末60aおよび60bを保持し、これらの携帯端末60aおよび60bを通じてIP電話により通話できるようになっている。また、携帯端末60aおよび60bは、電子会議端末10aおよび10bとそれぞれ近距離通信方式により通信できるようになっており、電子会議端末10aおよび10bは、電子会議を行うアプリケーションの実行時に、近距離無線通信により携帯端末60aおよび60bを検知し、認証すると、これらの携帯端末60aおよび60bと近距離無線通信により情報を送受信することや、その後に携帯端末60aおよび60bとLAN100を通じて接続し、これらからの制御コマンドを受け付けて動作することなどが可能となる。
さらに、携帯端末60aおよび60bが拡張ボックス40に近距離通信方式により検知され、認証されると、携帯端末60aおよび60bの操作によりPC30内のデータファイルをLAN100上の機器で共有できるようになる。例えば、電子会議の実行中にPC30内の画像データを利用する必要が生じた場合に、携帯端末60aの操作によりPC30内の対応するデータファイルを電子会議端末10aや電子会議端末10bに転送させることなどが可能となる。このとき、共有可能な状態とされたデータファイルはファイルサーバ50において管理され、このファイルサーバ50から他の機器に転送される。
図2は、電子会議端末の内部構成を示すブロック図である。
電子会議端末10aおよび10bはそれぞれ同じ構成を有し、図2に示すように、電子会議処理部11、映像処理部12、音声処理部13、接続制御部14、LANインタフェース15、近距離無線インタフェース(I/F)16、入力部17を具備する。
電子会議処理部11は、電子会議を実現するための処理を実行する。具体的には、電子会議の相手先端末との接続設定、撮像・録音機能の設定、映像・音声の信号出力設定など、電子会議サービスを受けるための基本的な処理や、画像信号・音声信号の入出力処理、すなわち、映像処理部12からの映像信号と音声処理部13からの音声信号とを接続制御部14またはLANインタフェース15に出力するとともに、LANインタフェース15または接続制御部14を通じて入力された映像信号および音声信号を、それぞれ映像処理部12および音声処理部13に出力する処理などを実行する。また、画像データなどの共有されたデータファイルを再生し、再生画像をモニタ122に表示させることも可能となっている。
映像処理部12は、外部に接続されたカメラ121からの映像信号をデジタル信号に変換し、所定のフォーマットにエンコードして、電子会議処理部11に出力する。また、電子会議処理部11からの映像信号をデコードしてアナログ信号に変換し、外部に接続されたモニタ122に出力して表示させる。音声処理部13は、外部に接続されたマイクロフォン131からの音声信号をデジタル信号に変換し、所定のフォーマットにエンコードして、電子会議処理部11に出力する。また、電子会議処理部11からの音声信号をデコードしてアナログ信号に変換し、外部に接続されたスピーカ132に出力して再生させる。
接続制御部14は、近距離無線インタフェース16によって検知された携帯端末60aおよび60bによって、電子会議処理部11の動作を制御可能にするための処理を実行する。例えば、入力部17からの信号、あるいは携帯端末60aおよび60bなどから近距離無線インタフェース16やLANインタフェース15を通じて受信した制御コマンドに応じて、会議の相手側との接続制御や、電子会議処理部11とLANインタフェース15との間での映像信号および音声信号の転送制御、共有されたデータファイルをLANインタフェース15を通じて受信し、電子会議処理部11に再生出力させるための制御などを実行する。また、近距離無線インタフェース16によって検知された携帯端末60aおよび60bの認証処理や機器管理処理なども実行する。
LANインタフェース15は、LAN100と接続して、この回線と接続制御部14との間の信号の送受信を制御する。近距離無線インタフェース16は、携帯端末60aおよび60bと近距離無線方式により通信するためのインタフェースである。本実施の形態では、近距離無線方式として、無線ICチップを用いた電磁誘導通信方式を用いるものとし、近距離無線インタフェース16には、携帯端末60aおよび60bに設けられた無線ICチップへの電力供給と信号の送受信とを行うリーダ/ライタを具備する。入力部17は、入力キーなどを具備して、ユーザの操作入力に応じた制御信号を接続制御部14に出力する。
なお、携帯端末60aおよび60bによって電子会議処理を制御するための機能は、後述する拡張ボックス40と同様、電子会議端末とは別体の装置として用意されてもよい。この場合例えば、電子会議端末はLAN100へのインタフェースを備え、自分の制御により相手側端末と通信して画像や音声の送受信を行う。また、図2の接続制御部14や近距離無線インタフェース16などの機能は、外付けの拡張装置などとして用意される。そしてこの拡張装置を所定のシリアル通信などの通信手段により電子会議端末と接続することで、以後電子会議端末のLAN100を通じた通信は拡張装置を通じて行われるようになるとともに、電子会議端末と携帯端末60aおよび60bを電子会議の制御端末として使用できるようになる。
図3は、PCおよび拡張ボックスの内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、PC30は、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、HDD(Hard Disk Drive)33、グラフィック処理部34、入力インタフェース35、LANインタフェース36、通信インタフェース37を具備し、これらはバス38を介して相互に接続されている。
CPU31は、このPC30全体に対する制御をつかさどる。RAM32は、CPU31に実行させるプログラムの少なくとも一部や、このプログラムによる処理に必要な各種データを一時的に記憶する。HDD33には、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム、各種データが格納される。
グラフィック処理部34には、モニタ34aが接続されており、このグラフィック処理部34は、CPU31からの命令に従ってモニタ34aの画面上に画像を表示させる。入力インタフェース35には図示しないキーボードやマウスが接続されており、この入力インタフェース35は、キーボードやマウスからの信号をバス38を介してCPU31に送信する。LANインタフェース36は、LAN100を通じて他の機器との間でデータの送受信を行う。通信インタフェース37は、例えばシリアル通信インタフェースであり、拡張ボックス40との間でデータの送受信を行う。
なお、ファイルサーバ50も、上記のPC30と同様の構成(ただし、通信インタフェース37を除く)により実現することができる。
また、拡張ボックス40は、PC30内のデータファイルを他の機器で共有できるようにするための処理を行う拡張機器であり、図3に示すように、接続制御部41、近距離無線インタフェース42、通信インタフェース43、LANインタフェース44を具備する。
接続制御部41は、近距離無線インタフェース42によって検知された携帯端末60aおよび60bからの制御コマンドをLANインタフェース44または近距離無線インタフェース42を通じて受信し、これに応じて通信インタフェース43を通じてPC30を制御して、PC30内のデータファイルを共有可能な状態にする。また、接続制御部41は、近距離無線インタフェース42によって検知された携帯端末60aおよび60bの認証処理や機器管理処理なども実行する。
近距離無線インタフェース42は、携帯端末60aおよび60bと近距離無線方式により通信するためのインタフェースであり、ここでは、携帯端末60aおよび60bに設けられた無線ICチップへの電力供給と信号の送受信とを行うリーダ/ライタを具備する。通信インタフェース43は、PC30と通信するための例えばシリアル通信インタフェースである。LANインタフェース44は、LAN100を通じて他の機器との間でデータの送受信を行う。
なお、このような拡張ボックス40の機能は、PC30内に搭載されてもよく、例えば近距離無線インタフェース42のみ外付けの機器として用意し、シリアル通信インタフェースを通じてPC30と接続されるような構成としてもよい。
図4は、携帯端末の内部構成を示すブロック図である。
携帯端末60aおよび60bはそれぞれ同じ構成を有し、図4に示すように、制御部61、無線LANインタフェース62、近距離無線インタフェース63、音声処理部64、表示処理部65、入力部66、マイクロフォン641、スピーカ642、モニタ651を具備する。
制御部61は、CPUや、このCPUによって実行されるプログラム、各種データなどが格納されるメモリなどからなり、携帯端末60aおよび60b内の各ブロックを統括的に制御する。具体的には、無線LANインタフェース62を通じたIP電話の通話処理、すなわち、音声処理部64からの音声信号を無線LANインタフェース62に出力するとともに、無線LANインタフェース62を通じて受信された音声信号を音声処理部64に出力する処理を実行する。また、アドレス情報、制御コマンドなどの各種データを無線LANインタフェース62や近距離無線インタフェース63を通じて送受信させる処理や、モニタ651に対する表示情報を生成して表示処理部65に出力する処理などを実行する。
無線LANインタフェース62は、無線LANアクセスポイント20aおよび20bを通じてLAN100に接続するためのインタフェース回路であり、無線LANアクセスポイント20aおよび20bからの受信信号を復調して制御部61に供給し、また制御部61からの出力信号を変調して、無線LANアクセスポイント20aおよび20bに対して無線送信する。
近距離無線インタフェース63は、電磁誘導通信方式を用いて通信する無線ICチップや、信号送受信のためのアンテナなどを具備する。この近距離無線インタフェース63は、電子会議端末10aおよび10bや拡張ボックス40の具備するリーダ/ライタ(近距離無線インタフェース16および42)からの受信電波を基に電力を発生して動作し、電子会議端末10aおよび10bや拡張ボックス40との間で信号を送受信する。
音声処理部64は、マイクロフォン641からの音声信号をデジタル信号に変換し、所定のフォーマットにエンコードして制御部61に出力する。また、制御部61からの音声信号をデコードしてアナログ信号に変換し、スピーカ642に出力して再生させる。表示処理部65は、制御部61の生成した表示情報を基に映像信号を生成し、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなるモニタ651に出力して表示させる。入力部66は、入力キーなどを具備して、ユーザの操作入力に応じた制御信号を制御部61に出力する。
なお、本実施の形態では、電子会議端末10aおよび10bや拡張ボックス40と携帯端末60aおよび60bとの間で直接的に通信するための近距離無線通信方式として、電磁誘導通信方式を用いているが、その他に例えばBluetoothや赤外線通信方式などを用いてもよい。また、無線通信の代わりに、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394といった、比較的短い有線ケーブルを用いて通信する方式を用いてもよい。
次に、このような通信システムにおいて、PC30内のデータファイルを共有するための動作について説明する。
図5は、データファイルを共有する際の動作全体の概要を示す図である。
この図5では例として、電子会議端末10aおよび10bの間で電子会議の実行中に、PC30内の画像や文書、図面などのデータファイルを電子会議端末10bに送信して再生表示させる場合の動作の概要を示している。なお、この図5では、説明をわかりやすくするために、電子会議端末10a、無線LANアクセスポイント20aおよび20bを省略している。
この通信システムでは、各会議室の出席者が持つ携帯端末60aおよび60bを利用して、システム内の機器に記憶されたデータファイルを簡単な操作で共有できるようにしている。まず、PC30内のデータファイルを共有可能な状態にするために、電子会議端末10a側のユーザは、PC30に接続された拡張ボックス40に対して携帯端末60aを近づけ、拡張ボックス40にこの携帯端末60aを検知させる(ステップS11)。拡張ボックス40の接続制御部41は、近距離無線インタフェース42を通じて携帯端末60aを検知すると、この携帯端末60aとの認証処理を実行する。認証に成功すると、拡張ボックス40と携帯端末60aとの間はLAN100経由で通信できる状態となる。
ここで、携帯端末60aは、無線LANアクセスポイント20aを通じてLAN100経由で拡張ボックス40にアクセスし、PC30内の所定のデータファイルを共有可能にするための制御コマンドを送信する。この制御コマンドに応じて、拡張ボックス40は、PC30を制御して対応するデータファイルをファイルサーバ50にアップロードさせ、共有対象として登録させた後(ステップS12)、このデータファイルが共有可能となったことを示すファイル共有情報を、LAN100経由で携帯端末60aに送信する(ステップS13)。このファイル共有情報には、ファイルサーバ50に記憶された対応するデータファイルのURL(Uniform Resource Locator)などの位置情報や、データファイルの属性情報などが格納され、携帯端末60aはファイル共有情報を取得することで、対応するデータファイルを他の機器に利用させる、あるいは自分自身で利用することが可能となる。
なお、携帯端末60aを拡張ボックス40に検知させた後、PC30内のデータファイルをファイルサーバ50にアップロードさせる際には、例えば、携帯端末60aにおいてユーザの操作入力に応じて制御コマンドが送信され、この制御コマンドに応じて拡張ボックス40がPC30にアップロードを実行させる。例えば、PC30に接続されたモニタ34aにおいて、該当データファイルのアイコンを選択した状態としておき、携帯端末60aから制御コマンドが送信されると、そのデータファイルを共有可能にするための動作(ステップS12およびS13)が実行される。あるいは、同様に該当データファイルを選択した状態から、携帯端末60aを拡張ボックス40に検知させると(ステップS11)、上記動作(ステップS12およびS13)が自動的に開始されるようにしてもよい。この場合には、制御コマンドやファイル共有情報が各機器の近距離無線インタフェース42および63を通じて伝送されてもよい。
次に、ファイルサーバ50にアップロードしたデータファイルを電子会議端末10bに利用させるために、携帯端末60aおよび60bの間でIP電話の通話を開始し、VoIPにおけるメッセージ送信の手順により、ファイル共有情報を携帯端末60aから携帯端末60bに送信する(ステップS14)。電子会議端末10b側のユーザは、携帯端末60bを電子会議端末10bに近づけて検知させる(ステップS15)。電子会議端末10bの接続制御部14は、近距離無線インタフェース16を介して携帯端末60bを検知すると、この携帯端末60bの認証処理を実行する。認証に成功すると、電子会議端末10bと携帯端末60bとがLAN100経由で通信できる状態となる。
次に、携帯端末60bは、例えばユーザの操作入力に応じて、ファイル共有情報を制御コマンドとともに電子会議端末10bに対してLAN100経由で送信し、対応するデータファイルをファイルサーバ50からダウンロードするように要求する(ステップS16)。電子会議端末10bは、この要求を受けると、ファイル共有情報に基づいてファイルサーバ50から対応するデータファイルをダウンロードする(ステップS17)。これにより、電子会議端末10bにおいてデータファイルを利用することが可能となる。
なお、このようなデータファイルのダウンロード動作においても、ステップS15〜S16では、携帯端末60aを電子会議端末10bに検知させると、携帯端末60bが自動的にファイル共有情報を電子会議端末10bに送信してダウンロードを要求するようにしてもよい。この場合、制御コマンドやファイル共有情報は各機器の近距離無線インタフェース16および63を通じて伝送されてもよい。
以上のステップS11〜S17が、ファイル共有のための基本的な動作手順である。この動作では、共有可能な状態とされたデータファイルがファイルサーバ50に格納されて登録され、このデータファイルの位置情報を含むファイル共有情報が携帯端末60aおよび60bを通じて、データファイルを利用する機器に引き渡される。すなわち、ファイル共有情報が、ファイルサーバ50に登録されたデータファイルを利用するためのチケットのように機能して、この情報がネットワークを通じて伝送されることで、各機器がデータファイルの格納位置を知り、そのデータファイルにアクセスして利用することが可能となる。
従って、データファイルを利用する機器では、そのデータファイルの元の格納位置などの情報をユーザ操作により設定することなく、そのデータファイルを取得できる。また、ファイル共有情報は対応するデータファイルの実体を含まず、比較的低容量のデータであるので、IP電話のメッセージ送信サービスなど、伝送帯域の小さい通信サービスでも伝送できる。さらに、データファイルを共有可能にする動作や、利用させる機器にデータファイルをダウンロードさせる際に、携帯端末60aおよび60bを接近させて検知させる動作を導入したことで、直感的な操作で上記動作を実行させることができる。
なお、上記の動作例では、PC30内のデータファイルを電子会議端末10bで利用する場合について示したが、このデータファイルを電子会議端末10aで利用することも可能である。この場合、ファイル共有情報を取得した携帯端末60aを電子会議端末10aに近づけ、近距離通信方式により検知させる。電子会議端末10aにより正しく認証された後、上記のステップS16と同様にファイル共有情報を携帯端末60aから電子会議端末10aに送信して、データファイルのダウンロードを要求する。これにより、電子会議端末10aは、ファイル共有情報に基づいてファイルサーバ50内のデータファイルにアクセスし、ダウンロードして利用できるようになる。また、携帯端末60aおよび60bが、ファイル共有情報を用いて対応するデータファイルをダウンロードし、利用してもよい。
ところで、ファイル共有情報には、共有可能となったデータファイルの位置情報の他、そのデータファイルに関する種々の属性情報を格納しておき、携帯端末60aおよび60bなどでその属性情報に応じた処理を行うようにすることができる。以下の処理例では、共有するデータファイルが画像データである場合に、その画像データのサムネイル画像のデータを用意しておき、サムネイル画像の属性情報および位置情報もファイル共有情報に格納しておく。これにより、携帯端末60aにおいてこの端末に最適なサムネイル画像のデータを受信し、表示できるようにする。
図6は、データファイルを共有可能にする際の処理シーケンスを示す図である。
図6の初期状態では、携帯端末60aが拡張ボックス40に近づけられて近距離通信方式により検知されると、携帯端末60aと拡張ボックス40との間で認証処理が行われる。この認証処理では、互いの識別IDやIPアドレスなどが交換され、認証に成功すると、それらの情報を用いてLAN100を通じた通信ができるようになる。
この状態で、携帯端末60aは、PC30内の所望のデータファイルを共有可能な状態にするための制御コマンドを、LAN100経由で拡張ボックス40に送信する(ステップS21)。ここでは例えば、PC30において拡張ボックス40と連携するためのアプリケーションプログラムを実行しておき、そのプログラムの処理によりPC30内の所望のデータファイルのアイコンを表示しておく。この状態で、携帯端末60aの操作により制御コマンドを送信させることで、表示されたデータファイルを共有可能にするための要求を実行できる。
要求を受けた拡張ボックス40は、通信インタフェース43を通じてPC30を制御し、対応するデータファイルをファイルサーバ50にアップロードさせる(ステップS22)。データファイルを受信したファイルサーバ50は、その要求に対応する共有管理領域を記録媒体内に生成し、その領域にデータファイルを格納して登録する(ステップS23)。次に、登録したデータファイルの属性を識別し、それが画像データである場合には、解像度の異なる複数のサムネイル画像のデータファイルを作成する(ステップS24)。そして、元のデータファイルの位置情報(URL)、各サムネイル画像の位置情報(URL)、各サムネイル画像の属性情報(例えば解像度、データサイズなど)を含むファイル共有情報を作成し、拡張ボックス40に送信する(ステップS25)。なお、動画像データが登録された場合には、例えばその先頭画面など、所定位置のサムネイル画像のデータを作成するようにしてもよい。
拡張ボックス40は、ファイル共有情報を受信すると、携帯端末60aに対してLAN100経由でコマンド応答を返し、ファイル共有情報を転送する(ステップS26)。携帯端末60aは、受信したファイル共有情報に格納されていたサムネイル画像の属性情報を参照し、自機の能力に合致したサムネイル画像を選択して、その位置情報を基にファイルサーバ50にアクセスし、対応するサムネイルの送信を要求する(ステップS27)。このステップでは、例えば、携帯端末60aのモニタ651の表示能力、表示のための処理能力、内部のメモリ容量などを基準として、最適なサムネイル画像を選択する。
ファイルサーバ50は、携帯端末60aからの要求に応じたサムネイル画像のデータファイルを共有管理領域から抽出し、携帯端末60aに返信する(ステップS28)。携帯端末60aは、サムネイル画像のデータファイルを受信すると、そのサムネイル画像をモニタ651に表示する(ステップS29)。
このような処理により、携帯端末60aのユーザは、共有可能となったデータファイルの内容を、その端末のモニタ651を通じて確認することができる。このときユーザは、あたかも元のデータファイル自体が携帯端末60aに記憶されているような感覚でその内容を確認できる。そして、その後に他の機器に対してデータファイルのダウンロードを要求する操作においても、あたかもその携帯端末60aから他の機器へ元のデータファイル自体を転送するような感覚で操作できる。
また、ファイル共有情報に格納されたサムネイル画像の属性情報を基に、携帯端末60aの表示能力やメモリ容量など、この端末に適したサムネイル画像を選択して受信できる。従って、携帯性を失わないようにモニタ651の画面が小さくされていたり、製造コストの抑制のために内部の処理能力やメモリ容量が小さくされている携帯端末60aであっても、装置の大型化やコスト増を招くことなく、ユーザの操作感覚を一層向上させることができる。
なお、以上の実施の形態では、PC30に接続された拡張ボックス40にLANインタフェース44が設けられ、このLANインタフェース44を通じて携帯端末60aと通信し、PC30内のファイルを共有するようにした。この他に例えば、拡張ボックス40と携帯端末60aとは近距離通信方式で直接通信し、LAN100を通じた通信の場合にはPC30のLANインタフェース36を通じて行うようにしてもよい。この場合、例えば図5のステップS11で拡張ボックス40が近距離通信方式により携帯端末60aを検知すると、拡張ボックス40はPC30のIPアドレスを携帯端末60aに通知し、以後、このIPアドレスを用いて携帯端末60aはPC30および拡張ボックス40とのLAN100経由の通信を行うことができるようになる。また、ファイルサーバ50とPC30との間のファイルアップロードやコマンド応答などの通信も、PC30のLANインタフェース36を通じて行うようにする。
また、以上の説明では、携帯端末60aが受信したファイル共有情報を電子会議端末10bなどの他の機器に転送して、ファイルサーバ50上のデータファイルの利用許可を与える場合について説明したが、例えば、携帯端末60a自身が共有されたデータファイルを利用する場合にも、ファイル共有情報内に位置情報だけでなく属性情報を格納させ、その属性情報に応じた処理を行うことも可能である。
例えば、PC30に記憶されたファームウェアプログラムを用いて、携帯端末60aで実行するプログラムを更新する場合に、携帯端末60aからの制御コマンドを受けたPC30が、対象のファームウェアプログラムについて、OSやソフトウェアバージョンの異なる複数のファームウェアプログラムをファイルサーバ50に登録する。そして、各ファームウェアプログラムの位置情報および属性情報(例えばOSやバージョンの識別情報)をファイル共有情報内に格納して、PC30を介して携帯端末60aに送信する。これにより携帯端末60aは、属性情報に基づいて自機に適したファームウェアプログラムをファイルサーバ50からダウンロードできる。この場合にも、必要なファームウェアプログラムの格納場所を携帯端末60aのユーザが指定することなく、自動的にプログラムを正しく更新できる。
さらに、携帯端末60aから、属性情報が格納されたファイル共有情報を他の機器(電子会議端末10aおよび10bなど)に送信することで、送信先の機器がその属性情報を基に最適なファームウェアプログラムをファイルサーバ50から受信できるようにしてもよい。
実施の形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 電子会議端末の内部構成を示すブロック図である。 PCおよび拡張ボックスの内部構成を示すブロック図である。 携帯端末の内部構成を示すブロック図である。 データファイルを共有する際の動作全体の概要を示す図である。 データファイルを共有可能にする際の処理シーケンスを示す図である。
符号の説明
10a,10b……電子会議端末、20a,20b……無線LANアクセスポイント、30……PC、40……拡張ボックス、50……ファイルサーバ、60a,60b……携帯端末、100……LAN

Claims (10)

  1. 複数の機器の間でデータファイルを共有するためのデータ共有システムにおいて、
    データファイルを記憶可能な複数の情報処理機器と、
    共有されるデータファイルを管理するファイルサーバと、
    前記各情報処理機器に記憶されたデータファイルの共有動作を制御する携帯端末とを含み、
    前記ファイルサーバは、
    いずれかの前記情報処理機器に記憶されたデータファイルのうち、その他の機器での利用対象として登録するように要求されたものを受信して記憶するファイル管理手段と、
    前記ファイル管理手段に記憶された1つ以上のデータファイルのそれぞれの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を送信する共有情報送信手段と、
    前記ファイル管理手段に記憶されたデータファイルの選択指示を受けて、対応するデータファイルを返送する第1のファイル送信手段と、
    を有し、
    前記各情報処理機器は、
    当該情報処理機器が記憶するデータファイルを前記利用対象として登録するための要求を前記携帯端末から受けると、当該データファイルを前記ファイルサーバに送信する第2のファイル送信手段と、
    前記ファイルサーバへのデータファイルの送信後に、前記ファイルサーバから送信された前記ファイル共有情報を前記携帯端末に転送する共有情報転送手段と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    いずれかの前記情報処理機器に対して、当該情報処理機器が記憶する所定のデータファイルを前記利用対象として登録するように要求する登録要求手段と、
    前記情報処理機器から受信した前記ファイル共有情報内の前記属性情報に基づいて受信するデータファイルを選択し、当該データファイルに対応する前記位置情報を基に前記ファイルサーバにアクセスして、当該データファイルの送信を要求する送信要求手段と、
    を有することを特徴とするデータ共有システム。
  2. 前記ファイルサーバは、
    前記利用対象とされたデータファイルが画像データである場合に、前記情報処理機器から受信して前記ファイル管理手段に記憶された当該画像データを基に、異なる解像度を持つ複数の縮小画像データを作成して、前記ファイル管理手段に記憶させる縮小画像データ作成手段をさらに有し、
    前記携帯端末は、
    前記縮小画像データを再生表示する画像再生手段をさらに有し、
    前記共有情報送信手段は、前記利用対象として登録されたデータファイルの前記位置情報とともに、対応する前記縮小画像データのそれぞれの前記位置情報および前記属性情報を前記ファイル共有情報に含めて送信し、
    前記携帯端末の前記送信要求手段は、受信した前記ファイル共有情報内の前記縮小画像データの前記属性情報に基づいて、受信する前記縮小画像データを選択し、当該縮小画像データに対応する前記位置情報を基に前記ファイルサーバにアクセスし、当該縮小画像データの送信を要求する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ共有システム。
  3. 前記ファイルサーバの前記共有情報送信手段は、前記各縮小画像データの解像度またはデータサイズの少なくとも一方を、前記各縮小画像データの前記属性情報として前記ファイル共有情報に格納することを特徴とする請求項2記載のデータ共有システム。
  4. 前記携帯端末の前記送信要求手段は、受信した前記ファイル共有情報内の前記縮小画像データの前記属性情報に基づいて、前記画像再生手段の表示能力または当該携帯端末のデータ記憶容量の少なくとも一方に応じた前記縮小画像データを選択することを特徴とする請求項2記載のデータ共有システム。
  5. 前記携帯端末は、
    前記ファイル共有情報をいずれかの前記情報処理機器に送信して、対応するデータファイルを前記ファイルサーバから受信するように要求する手段をさらに有し、
    前記情報処理機器は、
    前記携帯端末から受信した前記ファイル共有情報内の前記位置情報を基に前記ファイルサーバにアクセスして、対応するデータファイルの送信を要求する手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ共有システム。
  6. 前記ファイルサーバの前記ファイル管理手段は、対応するオペレーティングシステムまたはバージョンの異なる複数のデータファイルを記憶し、
    前記共有情報送信手段は、前記ファイル管理手段に記憶された各データファイルの対応するオペレーティングシステムまたはバーションの少なくとも一方を識別する識別情報を、各データファイルの前記属性情報として前記ファイル共有情報に格納することを特徴とする請求項5記載のデータ共有システム。
  7. 前記各情報処理機器は、
    前記携帯端末を近距離通信方式により検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した前記携帯端末に対する認証処理を行い、正しく認証された場合に前記携帯端末との通信を可能にする認証手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載のデータ共有システム。
  8. 複数の機器で共有されるデータファイルを管理するファイルサーバにおいて、
    いずれかの機器に記憶されたデータファイルのうち、その他の機器での利用対象として登録するように要求されたものを受信して、管理領域に記憶するファイル管理手段と、
    前記ファイル管理手段に記憶された1つ以上のデータファイルのそれぞれの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を送信する共有情報送信手段と、
    前記ファイル管理手段に記憶されたデータファイルの選択指示を受けて、対応するデータファイルを返送するファイル送信手段と、
    を有することを特徴とするファイルサーバ。
  9. 複数の機器の間でデータファイルを共有する際の動作を制御する携帯端末において、
    複数のうちのいずれかの情報処理機器に対して、当該情報処理機器が記憶する所定のデータファイルをファイルサーバに送信するように要求して、当該ファイルサーバを他の機器での利用対象として登録させる登録要求手段と、
    前記利用対象として登録された1つ以上のデータファイルの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を、前記ファイルサーバから前記情報処理機器を通じて受信し、受信した前記ファイル共有情報内の前記属性情報に基づいて受信するデータファイルを選択し、当該データファイルに対応する前記位置情報を基に前記ファイルサーバにアクセスして、当該データファイルの送信を要求する送信要求手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  10. 複数の機器の間でデータファイルを共有するためのデータ共有方法において、
    複数のうちのいずれかの情報処理機器が、データファイルの共有動作を制御する携帯端末から、当該情報処理機器に記憶されたデータファイルを他の機器での利用対象として登録するための要求を受けて、対応するデータファイルをファイルサーバに送信するステップと、
    前記ファイルサーバが、受信したデータファイルを管理領域に記憶するステップと、
    前記ファイルサーバが、前記管理領域内の1つ以上のデータファイルのそれぞれの位置情報および属性情報を含むファイル共有情報を送信するステップと、
    前記管理領域内のデータファイルの送信元の前記情報処理機器が、前記ファイル共有情報を受信して前記携帯端末に転送するステップと、
    前記携帯端末が、前記ファイル共有情報を受信して、当該ファイル共有情報内の前記属性情報に基づいて受信するデータファイルを選択し、当該データファイルに対応する前記位置情報を基に前記ファイルサーバにアクセスして、当該データファイルの送信を要求するステップと、
    前記ファイルサーバが、前記携帯端末から要求されたデータファイルを前記管理領域から読み出して、前記携帯端末に送信するステップと、
    を含むことを特徴とするデータ共有方法。
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